JP4391913B2 - コンセントの配線状態検査具 - Google Patents

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本発明は、コンセントの配線状態検査具に関する。
近年、住宅の屋内又は屋外に設置されているコンセントにおいても、アースを簡単にできる接地極付きコンセントあるいはアース端子付きコンセントが使用される場合が多くなっている。接地極付きコンセントは、電源電圧極の差込口と、電源接地極の差込口と、接地極の差込口とを備えており、アース端子付きコンセントは、電源電圧極の差込口と、電源接地極の差込口と、アース端子(接地端子)とを備えている。
一般に、建物の電気工事が終了した後には、コンセントの極性の検査、即ち接地式配電線路での極性配線が正しく行われているか否かの検査や漏電遮断器の動作テストを行う必要がある。コンセントの極性の検査は、コンセントの差込口に検電用のプローブを差し込み、極性の判断をするのが一般的である。また、一般に、漏電遮断器の動作テストは、漏電遮断器に設けられたテスト釦を押す操作によって行われる。従って、漏電遮断器の動作テストは漏電遮断器が配置されている場所で行う必要があり、コンセントの極性の検査と同じ場所で行うことができない。そのため、作業場所を移動しなければならず、検査作業が煩わしいという問題がある。
この問題を解消するため、コンセントの極性の検査と、漏電遮断器の動作テストとを同じ場所で行うことが可能なコンセントチェッカが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このコンセントチェッカは、接地極付きコンセントとアース端子付きコンセントの両方に対応可能に構成されている。図3に示すように、コンセントチェッカは、ボディ50の前側にコンセント60の電源電圧極の差込口61への差込刃51と、電源接地極の差込口62への差込刃52と、接地極の差込口を備えたコンセントの場合に使用される接地用プラグ(図示せず)が設けられている。ボディ50の後側には、一端部にプローブ53を備えた接地線54の他端部に接続された端子ピン55が接続されるジャック56が設けられている。ジャック56は、ボディ50の内部で接地用プラグに電気的に接続され、接地線54を介してコンセント60の接地端子(アース端子)63に接続されるようになっている。
コンセントチェッカは、ボディ50に設けられたスイッチを押すことにより、コンセント60の電源電圧極と接地端子63あるいは接地極(アース)との間に電流を流して疑似的に漏電を発生させる疑似漏電回路を備えている。このコンセントチェッカは、スイッチを押すとアース接続部に電流が流れる構成であり、アース接続部に指先が触れている状態で誤ってスイッチを押すと感電する。しかし、前記接地用プラグはボディ50から突出する位置と突出しない後退位置とに移動可能に構成され、後退位置に配置されたでは状態では、アース接続部に指先が触れている状態で誤ってスイッチを押しても感電しないようになっている。
特開2000−180496号公報(明細書の段落[0012],[0021],[0033]、図1,7)
ところが、前記特許文献1のコンセントチェッカは、図3に示すようなアース端子付きコンセントに対して使用する場合、即ちプローブ53を備えた接地線54を使用して漏電遮断器の動作テストを行う場合については、前記感電に対する対策がとられていない。従って、差込刃51,52が差込口61,62に差し込まれた状態で、かつプローブ53に指先が触れている状態で誤ってスイッチを押すと、感電するという問題がある。
本発明は、以上のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであって、その目的は、コンセントのアースにアース接続部が接続されていない状態で、該アース接続部に指先が触れた状態で、誤ってスイッチ操作をしても感電する虞のないコンセントの配線状態検査具を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、コンセントの電源電圧極に接続される電源電圧接続部と、電源接地極に接続される電源接地接続部と、アース端子に接続可能なアース接続部とを備えたコンセントの配線状態検査具であって、漏電遮断器の動作を確認するため前記電源電圧接続部と前記アース接続部間を導通する疑似漏電回路と、前記電源電圧接続部と前記アース接続部間の電圧を判定する電圧判定手段とを備え、前記疑似漏電回路は、前記電源電圧接続部と前記アース接続部との間に接続され、前記電圧判定手段により前記電圧が規定電圧でないと判定された場合は非導通状態を保持し、前記電圧が規定電圧と判定された際に導通状態となるスイッチ手段と、手動スイッチとが直列に接続された直列回路を備えていることを特徴とする。
この発明では、漏電遮断器の動作を確認するための疑似漏電回路には、スイッチ手段と手動スイッチとが共に導通状態となったときに電流が流れる。即ち、電源電圧接続部と前記アース接続部間の電圧が規定電圧となった状態で手動スイッチがオンに操作されたときに電流が流れる。従って、アース接続部がアース端子に接続されていない状態で、使用者が誤って手動スイッチをオン操作しても疑似漏電回路には、電流が流れず、感電を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記電源電圧接続部と前記アース接続部との間には、前記アース接続部に人が接触した状態で感電しない抵抗値であって、かつ漏電遮断器が作動しない抵抗値を有するインピーダンス回路が前記直列回路と並列に接続されている。従って、この発明のコンセントの配線状態検査具では、配線状態検査具の電源電圧接続部が電源電圧極に、電源接地接続部が電源接地極にそれぞれ接続され、アース接続部がアース端子に接続されていない状態で使用者が誤ってアース接続部に触れた場合でも、感電を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記規定電圧は100Vである。従って、この発明のコンセントの配線状態検査具では、一般家庭で使用されているコンセントの配線状態の検査に好適に使用できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記電源電圧極及び前記電源接地極の極性を判定する極性判定回路を備えている。この発明のコンセントの配線状態検査具では、コンセントの極性の検査と、漏電遮断器の動作テストとを一つの配線状態検査具で行うことができる。
本発明によれば、コンセントのアースにアース接続部が接続されていない状態で、該アース接続部に指先が触れていて、誤ってスイッチ操作をしても感電する虞のないコンセントの配線状態検査具を提供することができる。
以下、本発明をコンセントの極性の検査と、漏電遮断器の動作テストとを実施することができるように具体化したコンセントの配線状態検査具の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
コンセントの配線状態検査具としてのチェッカ10は、図2(a)に示すように、チェッカ本体11と、テスターピン12とで構成されている。チェッカ本体11は、ほぼ棒状をなし、その先端部にプラグ部13を備えている。プラグ部13は、コンセントの電源電圧極に接続される電源電圧接続部としての電圧側差込刃14と、電源接地極に接続される電源接地接続部としての接地側差込刃15とを備えている。
チェッカ本体11の基端側には、検電表示用LED16、極性表示用LED17及び接地表示用LED18が順に配設され、各LED16〜18の発光状態を視認できるようになっている。これらのLED16〜18より基端側には、漏電遮断器の動作テスト用の手動スイッチ19と、人体の一部である指を接触して極性を判別するためのタッチ端子20とが設けられている。タッチ端子20より基端側には検電したときに鳴るブザーの音量を調節する調節つまみ21が取付けられている。調節つまみ21より基端側には200Vを検知したときに点灯する200V表示用LED22が配設されている。
テスターピン12は、リード線23の一端にプローブ24が設けられ、他端に端子ピン25が設けられて構成されている。プローブ24はコンセントのアース端子に接続するためのものであり、端子ピン25はチェッカ本体11の基端側の側面に設けられたジャック26(図2(b)に図示)に挿入するためのものである。テスターピン12は、コンセントのアース端子に接続可能なアース接続部を構成する。
次に、チェッカ10の電気的構成について説明する。
図1に示すように、チェッカ10は、第1の電源回路30、検電表示用LED点灯及びブザー発音回路31、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32、第2の電源回路33、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35を備えている。
第1の電源回路30は、ダイオードD1を介して端子Wに接続され、ヒューズFを介して端子Vに接続されている。ダイオードD1は、アノード側が端子Wに接続され、カソード側が抵抗、ツェナーダイオード等を介して端子Vに接続されている。ダイオードD1は、半波整流用のダイオードであり、第1の電源回路30、検電表示用LED点灯及びブザー発音回路31、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32に半端整流された電流を流す働きをする。ヒューズFは回路に過電流が印加された時に溶断され、回路を保護するものである。端子Vは電圧側差込刃14に電気的に接続され、端子Wは接地側差込刃15に電気的に接続されている。
ダイオードD2は、アノード側が端子Eに接続され、カソード側が抵抗、ツェナーダイオード等を介して端子Vに接続されている。端子Eはジャック26に電気的に接続されている。ダイオードD2は、半波整流用のダイオードであり、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35に半波整流された電流を流す働きをする。
回路は、端子V側(電源電圧側)を回路上のグランドラインとしている。端子Vと端子Wのみに接続する回路ならば、通常、端子W側をグランドラインにするか、又は全波整流するのが一般的である。しかし、本回路では、端子Vと端子Wの極性判定が必要であることから、全波整流してしまうと、極性が分からなくなる。また、端子W側をグランドとした場合、端子Vと端子Eとによる接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35では端子W側をグランドラインにすることができない。そのため、端子W及び端子Eと共通に接続される端子V側をグランドラインとした。
第1の電源回路30は、トランジスタを用いた定電圧回路であり、ツェナーダイオードZD1、抵抗R2、ツェナーダイオードZD2の直列回路がダイオードD1とヒューズFとの間に接続されている。NPN形のトランジスタTr1のベースに抵抗R2とツェナーダイオードZD2との中点が接続され、トランジスタTr1のコレクタに抵抗R1を介してダイオードD1のカソードが接続されている。トランジスタTr1のエミッタは平滑コンデンサC1を介して端子Vに接続されている。ツェナーダイオードZD1は、ツェナ電圧Vz1が約40Vに設定されている。エミッタの出力であるa点の電圧は、平滑コンデンサC1により平滑化され、検電表示用LED16及び後述するブザーBZの電源となる。
平滑コンデンサC1に対して抵抗R3とツェナーダイオードZD3の直列回路が並列に接続され、ツェナーダイオードZD3に並列にコンデンサC2が接続されている。抵抗R3、ツェナーダイオードZD3及びコンデンサC2はa点の電圧からツェナーダイオードZD3のツェナ電圧をa’点(端子)に取り出す回路を構成し、ツェナーダイオードZD3のツェナ電圧Vz3は、例えば、3.6Vに設定されており、a’点に取り出された3,6Vの電圧は、後述するICの動作電源用端子に供給される。
検電表示用LED点灯及びブザー発音回路31は、抵抗R4、抵抗R5、コンデンサC3、ダイオードD4、抵抗R6、抵抗R7、コンデンサC4及び複数のインバータ素子(NOT回路)を備えたIC内の4個のインバータ素子からなる発振回路36を備えている。発振回路36は、入力側がダイオードD3を介して第1の電源回路30に接続され、出力側が抵抗R8を介してNPN形のトランジスタTr2のベースに接続されている。トランジスタTr2はエミッタが端子V側に接続され、第1の電源回路30のa点と、トランジスタTr2のコレクタとの間に、抵抗R9と検電表示用LED16との直列回路が接続されている。また、第1の電源回路30のa点と、トランジスタTr2のコレクタとの間に、可変抵抗VRとブザーBZとの直列回路が接続されている。従って、トランジスタTr2がオンになると、a点より抵抗R9を介して検電表示用LED16に電流が流れて検電表示用LED16が点滅し、可変抵抗VRを介してブザーBZに電流が流れてブザーBZが発音する。可変抵抗VRはブザーBZの音量を調整するためのものであり、調節つまみ21を操作する(回す)ことにより抵抗値を変更でき、抵抗値の変更に伴ってブザーBZに流れる電流が変化してブザーBZの音量が調整される。
極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32は、ダイオードD1のカソード側とヒューズFとの間に、ツェナーダイオードZD4、ツェナーダイオードZD5及び抵抗R10の直列回路が接続されている。ツェナーダイオードZD4のツェナ電圧Vz4は約40V、ツェナーダイオードZD5のツェナ電圧Vz5は100Vにそれぞれ設定されている。
ツェナーダイオードZD4及びツェナーダイオードZD5の中点とヒューズFとの間に、抵抗R11及びツェナーダイオードZD6の直列回路が接続されている。抵抗R11及びツェナーダイオードZD6の中点とヒューズFとの間に、NPN形のトランジスタTr5、抵抗R17及びツェナーダイオードZD8の直列回路が接続され、ツェナーダイオードZD8に対して抵抗R20及びコンデンサC6がそれぞれ並列に接続されている。ツェナーダイオードZD8のツェナ電圧Vz8は3.6Vに設定されている。コンデンサC6は平滑用、抵抗R20はノイズ除去用である。ツェナーダイオードZD4,ZD5,ZD6,ZD8は、コンセントの電源電圧極及び電源接地極の極性を判定する極性判定回路を構成する。
トランジスタTr5のベースには抵抗R18及び抵抗R19の直列回路を介してタッチ端子20が接続されている。抵抗R18及び抵抗R19の合計抵抗は、感電等の危険のない十分に高い抵抗(1.2MΩ+1.2MΩ=2.4MΩ)であり、抵抗を2個に分けているのは万が一、片方の抵抗が短絡しても、もう一方の抵抗により感電を防ぐことができるためである。
また、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32は、第1の電源回路30のa点と、ヒューズFとの間に抵抗R15、極性表示用LED17、NPN形のトランジスタTr4の直列回路が接続されている。抵抗R17及びツェナーダイオードZD8の中点は2個のインバータ(NOT回路)を直列に接続して構成されたバッファ回路に接続され、バッファ回路は抵抗R16を介してトランジスタTr4のベースに接続されている。バッファ回路に接続するのは、トランジスタTr5から供給される微弱な電流から、取り出せる電流を増やすことができるためである。
ツェナーダイオードZD5及び抵抗R10の中点とヒューズFとの間に、抵抗R14及びツェナーダイオードZD7の直列回路が接続され、ツェナーダイオードZD7と並列にコンデンサC5が接続されている。ツェナーダイオードZD7のツェナ電圧Vz7は3.6Vに設定されている。コンデンサC5はツェナーダイオードZD7の両端に発生するツェナ電圧Vz7を平滑化するためのものである。
また、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32は、第2の電源回路33の後記する出力側のb点(端子)と、ヒューズFとの間にPNP形のトランジスタTr3、抵抗R12、200V表示用LED22の直列回路が接続されている。抵抗R14及びツェナーダイオードZD7の中点と、トランジスタTr3のベースとはインバータ(NOT回路)及び抵抗R13の直列回路が接続されている。
第2の電源回路33は、第1の電源回路30と同様にトランジスタを用いた定電圧回路である。第2の電源回路33を構成する抵抗R21、抵抗R22、抵抗R23、ツェナーダイオードZD9、ツェナーダイオードZD10、ツェナーダイオードZD11、コンデンサC7、コンデンサC8及びトランジスタTr6の接続関係は第1の電源回路30と同じである。そして、抵抗R21,R22,R23の抵抗値やツェナーダイオードZD9,ZD10,ZD11のツェナ電圧が第1の電源回路30と変更されており、端子Vと端子Wとの間に100V又は200Vが印加されると、b点(端子)に15Vが発生するようになっている。そして、b点は、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35に使用されている後記する論理回路用のICの動作電源用端子に接続されている。
接地表示用LED点灯回路34は、端子V(ヒューズF)と端子Eとの間に、ツェナーダイオードZD12、ツェナーダイオードZD13及び抵抗R24、抵抗R25の直列回路が接続されている。抵抗R24、抵抗R25の直列回路に対して並列に、抵抗R26、抵抗R27及びツェナーダイオードZD15の直列回路が接続され、ツェナーダイオードZD15と並列にコンデンサC10が接続されている。ツェナーダイオードZD12のツェナ電圧Vz12は約40V、ツェナーダイオードZD13のツェナ電圧Vz13は100Vに設定されている。ツェナーダイオードZD15のツェナ電圧Vz15は15Vに設定されている。抵抗R24,R25、R26,R27、R28,R29、R30,R31は、アース接続部に人が接触した状態で感電しない抵抗値であって、かつ漏電遮断器が作動しない抵抗値(例えば、各々500kΩ)を有するインピーダンス回路を構成する。
ツェナーダイオードZD12及びツェナーダイオードZD13の中点とヒューズFとの間に、抵抗R30、抵抗R31及びツェナーダイオードZD14の直列回路が接続されている。ツェナーダイオードZD14に対して並列に、抵抗R28及び抵抗R29の直列回路と、コンデンサC9とがそれぞれ接続されている。ツェナーダイオードZD14のツェナ電圧Vz14は15Vに設定されている。コンデンサC9、抵抗R28及び抵抗R29はツェナ電圧Vz14を平滑化し、ノイズを除去するためのものである。
また、接地表示用LED点灯回路34は、第2の電源回路33のb点と、ヒューズFとの間にPNP形のトランジスタTr7、抵抗R33、接地表示用LED18の直列回路が接続されている。トランジスタTr7のベースは、抵抗R32を介してNAND回路37の出力端子に接続されている。NAND回路37は、一方の入力端子が抵抗R31とツェナーダイオードZD14との中点に接続され、他方の入力端子がNOT回路38を介して抵抗R27とツェナーダイオードZD15との中点に接続されている。NAND回路37及びNOT回路38は電圧判定手段を構成する。
また、疑似漏電回路としての漏電テスト回路35は、ヒューズFと端子Eとの間に、手動スイッチ19、抵抗R37、抵抗R36及びサイリスタ39の直列回路が接続されている。サイリスタ39は、アノードが抵抗R36に、カソードがヒューズFにそれぞれ接続されている。サイリスタ39のゲートは抵抗R34及びNOT回路40の直列回路を介してNAND回路37の出力端子に接続され、抵抗R35を介してヒューズFに接続されている。漏電遮断器は漏電の感度電流が30mAのものが一般的であるため、この実施形態では、漏電テスト回路35に流れる電流の大きさは30mAに設定されている。
次に、前記のように構成されたチェッカ10の作用を説明する。
チェッカ10をコンセントの極性の検査に使用する場合は、プラグ部13の電圧側差込刃14及び接地側差込刃15がコンセントの孔に差し込まれる。コンセントの電源電圧極側及び電源接地極側の各配線接続状態が正常であれば、第1の電源回路30において、40V以上が端子Vと端子Wとの間に印加されたとき、抵抗R2とツェナーダイオードZD2との直列回路の両端に端子Vと端子Wとの間の電圧より40Vを引いた電圧が発生する。すると、抵抗R2を介してトランジスタTr1のベースに電流が供給され、抵抗R1を介してコレクタ、エミッタ間に電流が流れ、a点(端子)に電圧が出力される。この電圧が検電表示用LED16及びブザーBZへの供給電圧となる。
また、ツェナーダイオードZD3のツェナ電圧である3.6Vがa’点に取り出され、その電圧が発振回路36を構成するICの動作電源用端子に供給される。そして、発振回路36の出力によりトランジスタTr2が所定周期でオンになると、a点より抵抗R9を介して検電表示用LED16に電流が流れて検電表示用LED16が点滅し、可変抵抗VRを介してブザーBZに電流が流れてブザーBZが発音する。
また、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32においては、端子Vと端子Wとの間に40V以上の電圧が印加されると、ツェナーダイオードZD5及び抵抗R10が直列に接続された直列回路の両端に、端子Vと端子Wとの間の電圧から40Vを引いた電圧が発生する。この電圧が、抵抗R11と直列に接続されたツェナーダイオードZD6のツェナ電圧Vz6を超えた場合、ツェナーダイオードZD6の両端に、ツェナ電圧Vz6が発生する。この電圧がトランジスタTr5に供給された状態となる。
この状態でタッチ端子20を手で触れると、人体、抵抗R17及びツェナーダイオードZD8、抵抗R20、コンデンサC6の並列回路を介して微弱電流が流れ、トランジスタTr5がオン状態になる。そして、ツェナーダイオードZD8のツェナ電圧Vz8がバッファ回路及び抵抗R16を介してトランジスタTr4に供給されてトランジスタTr4がオンになり、a点から極性表示用LED17及びトランジスタTr4に電流が流れて極性表示用LED17が点灯する。
端子V及び端子W間の電圧が140Vを超えた場合、極性ランプ表示回路が動作するとともに、抵抗R10の両端に端子V及び端子W間の電圧から140Vを差し引いた電圧が発生する。この電圧がツェナーダイオードZD7のツェナ電圧Vz7を超えると、ツェナーダイオードZD7の両端にツェナ電圧Vz7が発生する。そして、インバータの出力が0V(Low)になり、PNP型のトランジスタTr3がオンとなり、b点から電流がトランジスタTr3、抵抗R12、200V表示用LED22と流れ、200V表示用LED22が点灯する。
第2の電源回路33は、端子V及び端子W間に100V又は200Vの電圧が印可されると、b点に15Vが発生する。そして、b点の電圧がトランジスタTr7、抵抗R33及び接地表示用LED18の直列回路と、NAND回路37やNOT回路38,40等の論理回路用ICの動作電源端子とに供給される。
接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35においては、端子V及び端子W間に40V以上の電圧が印加されると、ツェナーダイオードZD13、抵抗R24、抵抗R25の直列回路の両端に、端子V及び端子W間電圧から40Vを差し引いた電圧が発生する。この電圧はNAND回路37の入力端子に供給される。
また、端子V及び端子E(アース)間に140V以上の電圧が印加されると、抵抗R24及び抵抗R25の直列回路の両端に、端子V及び端子E間電圧から40Vを差し引いた電圧が発生する。この電圧がツェナーダイオードZD15のツェナ電圧Vz15を超えると、ツェナーダイオードZD15の両端にツェナ電圧Vz15が立ち上がる。
ここで、端子V及び端子E間が100Vの場合は、ツェナーダイオードZD14の両端の電圧は15Vで、ツェナーダイオードZD15の両端の電圧は0Vである。ツェナーダイオードZD15の電圧はNOT回路38により反転されて15Vになるため、NAND回路37の入力は1:1となり、その出力は0V(Lowレベル)となる。その結果、トランジスタTr7がオン状態となり、b点の電流がトランジスタTr7、抵抗R33及び接地表示用LED18を流れて接地表示用LED18が点灯する。
一方、端子V及び端子E間が200Vの場合は、ツェナーダイオードZD14及びツェナーダイオードZD15の両端の電圧は15Vであり、ツェナーダイオードZD15の電圧はNOT回路38により反転されて0Vになるため、NAND回路37の入力は1:0となり、その出力は15V(Highレベル)となる。その結果、トランジスタTr7はオン状態とならない。
つまり、端子V及び端子E間が100Vのときは接地表示用LED18が点灯し、端子V及び端子E間が200Vのときは接地表示用LED18が消灯したままとなる。従って、単相3線式回路(配線)において、コンセントへの配線が正しいか、アース端子と、電源接地極とが間違って接続されたかを判別できる。
また、検電中において、チェッカ本体11に接続したままのテスターピン12のプローブ24を誤って触ってしまっても、感電しない十分な抵抗値を有する抵抗R24,R25、抵抗R26,R27、抵抗R28,R29、抵抗R30,R31が漏電テスト回路35と並列に接続されているため、感電が防止される。また、抵抗が2個ずつ直列にして使用されているため、どちらか一方が短絡しても、もう一方の抵抗により感電を防ぐことができる。また、接地表示用LED点灯回路34は、人体が触れた状態、即ち人体アースのような高インピーダンスで接地されたときはオンされず、十分に低い接地抵抗のときに接地表示用LED18が点灯する。
次に漏電遮断器の動作テストを行う場合の作用を説明する。漏電遮断器の動作テストを行う場合は、テスターピン12の端子ピン25をチェッカ本体11のジャック26に挿入してチェッカ10を使用する。そして、プラグ部13をコンセントに接続し、プローブ24をコンセントのアース端子に挿入する。
接地表示用LED18が点灯した状態、即ちNAND回路37の出力が論理レベル0(0V)の場合、NAND回路37の出力は、NOT回路40で反転されて15Vとなってサイリスタ39のゲートに入力され、サイリスタ39がオンになる。サイリスタ39がオンになっても、サイリスタ39のアノード−カソード間には手動スイッチ19、抵抗R37及び抵抗R36の直列回路が接続されているため、手動スイッチ19がオフの状態ではサイリスタ39のアノード−カソード間には電流が流れない。サイリスタ39がオンの状態で手動スイッチ19をオン操作すると、端子V及び端子E(アース)間が手動スイッチ19、抵抗R37、抵抗R36、サイリスタ39のアノード及びカソードを介して導通状態となり、漏電テスト回路35に電流が流れて疑似漏電状態となる。そして、漏電遮断器が正常であれば、漏電テスト回路35に電流が流れた状態で漏電遮断器が動作する。
つまり、この漏電テスト回路35は接地表示用LED点灯回路34とリンクしており、手動スイッチ19をオン操作しただけではオン状態とならず、接地表示用LED18が点灯した状態で手動スイッチ19をオン操作しなければオン状態にならない。従って、接地検査以外のときに、チェッカ本体11に接続したままのテスターピン12のプローブ24に指先等が触れた状態で手動スイッチ19を誤って操作しても、感電を防ぐことができる。
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1)チェッカ10は、漏電遮断器の動作を確認するため、電源電圧接続部(端子V)とアース接続部(端子E)との間に接続された疑似漏電回路(漏電テスト回路35)が設けられている。漏電テスト回路35は、端子Vと端子Eとの間の電圧が規定電圧と判定された際に導通状態となるスイッチ手段(サイリスタ39)と、手動スイッチ19とが直列に接続された直列回路を備えている。そして、端子Vと端子Eとの間の電圧が規定電圧でない場合は、スイッチ手段が非導通状態に保持される。従って、漏電テスト回路35には、端子Eがアース端子に接続されていない状態で、使用者が誤って手動スイッチ19をオン操作しても漏電テスト回路35には電流が流れず、使用者がプローブ24に触れても感電を防止することができる。
(2)端子Vと端子Eとの間には、端子Eに人が接触した状態で感電しない抵抗値であって、かつ漏電遮断器が作動しない抵抗値を有するインピーダンス回路が漏電テスト回路35と並列に接続されている。従って、チェッカ10の端子Vが電源電圧極に、端子Wが電源接地極にそれぞれ接続され、端子Eがアース端子に接続されていない状態で使用者が誤ってプローブ24に触れた場合でも、感電を防止することができる。
(3)前記規定電圧は100Vである。従って、このコンセントの配線状態検査具(チェッカ10)では、一般家庭で使用されている100V用のコンセントの配線状態の検査に好適に使用できる。
(4)接地表示用LED18が点灯した状態でスイッチ手段(サイリスタ39)がオン状態となる。従って、漏電遮断器の動作テストが可能な状態か否かを接地表示用LED18が点灯されているか否かで簡単に判断できる。また、接地表示用LED18が点灯されているか否かで、コンセントのアース端子が接地されているか否かを判別することができる。
(5)チェッカ10は、コンセントの電源電圧極及び電源接地極の極性を判定する極性判定回路を備えている。従って、コンセントの極性の検査と、漏電遮断器の動作テストとを一つの配線状態検査具で行うことができる。
(6)チェッカ10を構成する回路のグランドラインを電源電圧側にしている。従って、コンセントの極性の検査を行う極性判定回路と、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35を共通のグランドラインで構成でき、回路全体の構成が簡単になる。
(7)検電表示用LED16、極性表示用LED17、接地表示用LED18、200V表示用LED22及びブザーBZ駆動用の電源が、コンセントから電力が供給される定電圧回路(第1の電源回路30及び第2の電源回路33)により構成されている。従って、電池等の直流電源を別に設ける必要がない。
なお、実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
・ AND回路、NAND回路、NOT回路のICは同じ回路を複数個(例えば、4個)含むパッケージとして作られているものが一般的であるため、NAND回路とNOT回路を使用する回路では、NAND回路のICパッケージを使用して一部のNAND回路をNOT回路の機能を果たすように使用してもよい。例えば、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35において、NOT回路38及びNOT回路40に代えてNAND回路の入力を共通にした構成を採用してもよい。
・ アース端子付きコンセントにおける配線状態の検査に限らず、接地極付きコンセントにおける配線状態の検査に使用してもよい。その場合、極性の検査はプラグ部13をコンセントに接続することで前記と同様に行われ、漏電遮断器の動作テストは、テスターピン12を使用し、プローブ24を接地極に挿入する。
・ コンセントの配線状態検査具として、第2の電源回路33、接地表示用LED点灯回路34及び漏電テスト回路35を備え、第1の電源回路30、検電表示用LED点灯及びブザー発音回路31、極性表示用LED及び200V表示用LED点灯回路32は備えない構成としてもよい。この場合、コンセントの極性の検査は通常の極性検査のみを行うチェッカで行い、配線状態検査具は漏電遮断器の動作テストに使用する。しかし、コンセントの設置箇所で極性の検査と漏電遮断器の動作テストを行うことができる。
・ 電源電圧接続部(端子V)とアース接続部(端子E)間の電圧を判定する電圧判定手段が規定電圧と判定した際に点灯する接地表示用LED18をなくしてもよい。即ち、トランジスタTr7、抵抗R33、接地表示用LED18の直列回路を備えていなくてもよい。この場合もコンセントのアース端子あるいは接地極が正しく接地されている状態でサイリスタ39がオン状態となり、その状態で手動スイッチ19がオン操作されると、漏電テスト回路35に電流が流れて疑似漏電状態となり、漏電遮断器が動作する。しかし、接地表示用LED18があった方が規定電圧か否かの確認が容易である。また、接地表示用LED18以外の報知手段(例えば、ブザー)を設けてもよい。
・ 検電表示用LED16、極性表示用LED17、接地表示用LED18、200V表示用LED22及びブザーBZ駆動用の電源を第1の電源回路30や第2の電源回路33とする構成に代えて、電池等の別の直流電源を使用する構成としてもよい。
・ 漏電テスト回路35に使用するスイッチング手段はサイリスタ39に限らず、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ)やパワーMOSFETを使用してもよい。
・ 漏電テスト回路35と並列に接続されたそれぞれ2個の抵抗R24,R25、抵抗R26,R27、抵抗R28,R29、抵抗R30,R31は、直列に接続する代わりに、並列に接続してもよい。但し、並列に接続する場合は、各抵抗の抵抗値は直列の場合より大きな値(例えば、2倍の大きさ)にする。
・ 電圧判定手段は、ツェナーダイオード、抵抗、コンデンサ及び論理回路の組合せで構成される物に限らず、端子V及び端子E間の電圧を直接又は分圧したものと、基準電圧とを比較する比較器を使用した構成としてもよい。
・ 漏電テスト回路35のスイッチ手段がオン状態になる規定電圧は100Vに限らず、例えば、住宅用のコンセントで200V専用のコンセントの検査に使用できる。但し、200V専用のコンセントの場合は、プラグ部13に設けられる電圧側差込刃14及び接地側差込刃15が100V用のコンセントとの場合と異なる形状や配置になる。
次に前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記電圧判定手段により前記電圧が規定電圧と判定された際に作動される報知手段を備えている。この場合、配線状態検査具の使用者は、スイッチ手段が導通状態にあることを確認して、手動スイッチをオン操作することができる。従って、スイッチ手段が導通状態にあることを確認して手動スイッチをオン操作した場合に漏電遮断器が動作しなければ、漏電遮断器の故障と判断できる。
(2)前記技術的思想(1)に記載の報知手段はLEDである。この場合、簡単な構成でスイッチ手段が導通状態にあることを使用者に報知することができる。
一実施形態におけるコンセントの配線状態検査具の電気回路図。 (a)はコンセントの配線状態検査具の概略平面図、(b)はチェッカ本体の部分概略側面図。 従来技術のコンセントチェッカの模式斜視図。
符号の説明
10…コンセントの配線状態検査具としてのチェッカ、12…アース接続部を構成するテスターピン、14…電源電圧接続部としての電圧側差込刃、15…電源接地接続部としての接地側差込刃、19…手動スイッチ、26…アース接続部を構成するジャック、37…電圧判定手段を構成するNAND回路、38…同じくNOT回路、39…スイッチ手段としてのサイリスタ、R24,R25、R26,R27、R28,R29、R30,R31…インピーダンス回路を構成する抵抗、ZD4,ZD5,ZD6,ZD8…極性判定回路を構成するツェナーダイオード、ZD12,ZD13,ZD14,ZD15…電圧判定手段を構成するツェナーダイオード。

Claims (4)

  1. コンセントの電源電圧極に接続される電源電圧接続部と、電源接地極に接続される電源接地接続部と、アース端子に接続可能なアース接続部とを備えたコンセントの配線状態検査具であって、
    漏電遮断器の動作を確認するため前記電源電圧接続部と前記アース接続部間を導通する疑似漏電回路と、
    前記電源電圧接続部と前記アース接続部間の電圧を判定する電圧判定手段と
    を備え、
    前記疑似漏電回路は、前記電源電圧接続部と前記アース接続部との間に接続され、前記電圧判定手段により前記電圧が規定電圧でないと判定された場合は非導通状態を保持し、前記電圧が規定電圧と判定された際に導通状態となるスイッチ手段と、手動スイッチとが直列に接続された直列回路を備えていることを特徴とするコンセントの配線状態検査具。
  2. 前記電源電圧接続部と前記アース接続部との間には、前記アース接続部に人が接触した状態で感電しない抵抗値であって、かつ漏電遮断器が作動しない抵抗値を有するインピーダンス回路が前記直列回路と並列に接続されている請求項1に記載のコンセントの配線状態検査具。
  3. 前記規定電圧は100Vである請求項1又は請求項2に記載のコンセントの配線状態検査具。
  4. 前記電源電圧極及び前記電源接地極の極性を判定する極性判定回路を備えている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のコンセントの配線状態検査具。
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