JP4387474B2 - Liquid pumping device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水や燃料等の液体を圧送する液体圧送装置に関するものである。本発明の液体圧送装置は、蒸気配管系で発生した復水を一旦集め、この復水をボイラ―や廃熱利用装置に送る装置として特に適するものである。
【0002】
【従来の技術】
蒸気配管系で凝縮して発生した復水は、まだ相当の熱量を有していることが多く、そのためエネルギ―の有効活用のため、液体圧送装置を用いて復水を回収し、この復水をボイラ―や廃熱利用装置に送って廃熱を有効利用する復水回収システムが広く普及している。
【0003】
復水回収システムに利用される液体圧送装置は、復水を一旦密閉容器内に回収し、更に切替え弁を切り換えて密閉容器内に蒸気等の高圧の作動流体を導入し、この作動流体の圧力によって密閉容器内の復水を強制的に排出するものである。そのため液体圧送装置を高効率で稼働させるためには、密閉容器内にできるだけ多量の復水を溜め、切替え弁を確実に切り換える必要がある。
【0004】
そこで液体圧送装置では、一般にコイルバネを利用したスナップ機構が採用され、切替え弁の切り換えを確実にすることが行なわれてきた。コイルバネを利用したスナップ機構を内蔵する液体圧送装置には、例えば特開平8−145290号公報に開示された構成がある。
【0005】
図3は従来技術の液体圧送装置のスナップ機構の正面図である。前記した特開平8−145290号公報に開示された液体圧送装置では、スナップ機構100は、フロ―トア―ム101、主ア―ム102、副ア―ム103及び圧縮状態のコイルバネ104によって構成される。
【0006】
フロ―トア―ム101は支持部材105に対して軸106によって揺動可能に固定されている。フロ―トア―ム101の左端にはフロ―ト107が取り付けられ、右端には軸108が取り付けられている。
【0007】
主ア―ム102は右端が支持部材105に対して軸109によって揺動可能に固定されている。主ア―ム102の右端部から下方に延びた部分にはばね受け部材110を介して軸111によってコイルバネ104の一端が結合され、左端には長孔112が形成されてフロ―トア―ム101の軸108が嵌合されている。長孔112は軸108と軸109を結ぶ線に平行に形成されている。
【0008】
副ア―ム103は主ア―ム102と同一の軸109で上端が支持部材105と結合されている。副ア―ム103の下端にはばね受け部材113を介して軸114によってコイルバネ104の他端が結合され、上端から左方に延びた部分には軸115によって弁軸操作棒116が連結されている。この弁軸操作棒116は図示しない切替え弁に連結されており、スナップ機構100は弁軸操作棒116を介して切替え弁とリンクされている。
【0009】
従来技術の液体圧送装置では、図示しない密閉容器内に復水が溜まるとフロ―ト107が浮上し、このフロ―ト107の浮上に連動してフロ―トア―ム101が軸106を中心に時計回り方向に回転する。このフロ―トア―ム101の回転に連動して、軸108が軸106を中心に下方に移動しながら主ア―ム102の長孔112を摺接し、主ア―ム102が軸109を中心に反時計回り方向に回転する。この主ア―ム102の回転によってコイルバネ104との連結部である軸111が右方向に移動して軸109と軸114を結ぶ線に近付き、コイルバネ104は圧縮変形する。そして、軸111が軸109と軸114を結ぶ線上に並び、更に軸111が軸109と軸114を結ぶ線よりも右方に移動すると、コイルバネ104は急激に変形を回復し、副ア―ム103が軸109を中心に時計回り方向に回転してコイルバネ104と副ア―ム103間の連結部(軸114)が左側にスナップ移動する。その結果、副ア―ム103に連結された弁軸操作棒116が上側に移動し、図示しない切替え弁が急激に切り換えられる。
【0010】
従来技術によると、フロ―ト107が底部にある状態から一定高さずつ浮上すると、フロ―トア―ム101は、フロ―ト107の単位辺りの上昇高さに対する回転角度の増加率が次第に小さくなり、水平位置を越えてから次第に大きくなる。一方、長孔112がフロ―トア―ム101の軸108に連結された主ア―ム102の回転角度の増加率は、フロ―トア―ム101とは逆に、次第に大きくなった後に次第に小さくなる。そして、主ア―ム102の回転角度の増加率が次第に小さくなってからスナップ移動が起こる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の液体圧送装置は、主ア―ム102の回転角度の増加率が次第に小さくなってからスナップ移動が起こるものであるので、スナップ移動を起こすときの主ア―ム102の回転速度が比較的遅かった。そのため、動作の円滑性という観点から改良の余地を残すものであった。
【0012】
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、スナップ移動を起こすときの主ア―ムの回転速度を速くして動作が円滑な液体圧送装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴は、作動流体導入口と作動流体排出口と圧送液体流入口及び圧送液体排出口を有する密閉容器内にフロ―トが内蔵され、フロ―トの昇降により回転されるフロ―トア―ムを介して主ア―ムを回転させることによりコイルバネを変形させて副ア―ムをスナップ移動させ、作動流体導入口と作動流体排出口の切替え弁の開閉を切り換えて密閉容器内に溜まった液体を圧送液体排出口から圧送する液体圧送装置であって、フロ―トア―ムと主ア―ムが長孔に嵌合された軸で連結されたものにおいて、フロ―トア―ムの回転によって軸が摺接する長孔に後端側に向かって拡がった傾斜面を形成し、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動した後、長孔の傾斜面を先端側に向かって移動し、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動するときは主ア―ムの回転角度がスナップ移動動作角度に達せず、軸が長孔の傾斜面を先端側に向かって移動するときにフロ―トの単位辺りの上昇高さに対する主ア―ムの回転角度の増加率が、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動するときよりも大きくなると共に主ア―ムの回転角度がスナップ移動動作角度に達してスナップ移動が起こるようにした液体圧送装置にある。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の液体圧送装置は、フロ―トの昇降に連動してフロ―トア―ムが回転し、軸が長孔を摺接して主ア―ムが回転する。この主ア―ムの回転によってコイルバネが変形され、所定の位置を境に副ア―ムのスナップ移動が起こる。その結果、作動流体導入口と作動流体排出口の切替え弁の開閉が急激にを切り換えられ、密閉容器内に溜まった液体が圧送液体排出口から圧送される。
【0015】
本発明によると、フロ―トが底部にあるフロ―トの不作動時の状態から一定高さずつ浮上すると、フロ―トア―ムは、フロ―トの単位辺りの上昇高さに対する回転角度の増加率が次第に小さくなり、水平位置を越えてから次第に大きくなる。一方、長孔がフロ―トア―ムの軸に連結された主ア―ムの回転角度の増加率は、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動するときは小さくなり、軸が長孔の傾斜面を先端側に向かって移動するときは大きくなる。主ア―ムの回転角度をフロ―トの不作動時の位置をゼロとし、その反時計方向を正とした場合、フロ―トの上昇過程において、主ア―ムの回転角度が所定の正の角度であるスナップ移動動作角度に達したときにスナップ移動が起こる。そして、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動した後、長孔の傾斜面を先端側に向かって移動し、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動するときは主ア―ムの回転角度がスナップ移動動作角度に達せず、軸が長孔の傾斜面を先端側に向かって移動するときにフロ―トの単位辺りの上昇高さに対する主ア―ムの回転角度の増加率が、軸が長孔の傾斜面を後端側に向かって移動するときよりも大きくなると共に主ア―ムの回転角度がスナップ移動動作角度に達してスナップ移動が起こる。そのため、スナップ移動を起こすときの主ア―ムの回転速度が速くなり、動作が円滑になる。
【0016】
【実施例】
以下に本発明の具体的実施例について説明する。図1は本発明の具体的実施例の液体圧送装置の断面図である。図2は、図1のスナップ機構の拡大断面図である。図1において、本実施例の液体圧送装置1は、密閉容器2内にフロ―ト3、切替え弁4及びスナップ機構5が配置されたものである。
【0017】
順次説明すると、密閉容器2は、本体部7と蓋部8が図示しないネジによって結合され、内部に液体溜空間10が形成されたものである。蓋部8には、4つの開口、具体的には作動流体導入口11,作動流体排出口13,圧送液体流入口16,圧送液体排出口17が設けられている。
【0018】
作動流体導入口11の内側に給気弁20が取り付けられ、作動流体排出口13の内側に排気弁21が取り付けられている。給気弁20は、弁ケ―ス22と弁体23及び昇降棒24によって構成される。弁ケ―ス22は、軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の上端面は弁座25として機能する。弁ケ―ス22の中間部には、前記した貫通孔と外部とを連通する4つの開口26が設けられている。
【0019】
給気弁20の弁ケ―ス22の先端は、作動流体導入口11の中にねじ込まれている。弁体23は、半球状で作動流体導入口11側にあり、昇降棒24の先端に一体的に取り付けられている。昇降棒24は、弁ケ―ス22の貫通孔を通って密閉容器2側に抜け、連設板27に当接するようになっている。連設板27は、弁軸操作棒28に連結されている。さらに弁軸操作棒28はスナップ機構5と連結されている。
【0020】
排気弁21は、弁ケ―ス29と弁体30と昇降棒31によって構成される。弁ケ―ス29は、軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の内部に弁座32があり、弁座32の下から昇降棒31の先端に保持固定された弁体30が当接して開閉を行うものである。弁軸操作棒28と昇降棒31とは軸33で連結されている。給気弁20と排気弁21とで切替え弁4が構成され、給気弁20が開くと排気弁21は閉じ、給気弁20が閉じると排気弁21は開く。
【0021】
圧送液体流入口16は蓋部8のほぼ中央にあり、圧送液体排出口17は密閉容器2の下部に相当する位置に設けられている。
【0022】
フロ―ト3は、フロ―トア―ム34及び軸35を介してブラケット36によって支持されており、スナップ機構5は、軸37を介してブラケット38によって支持されている。ブラケット36とブラケット38は図示しないネジによって結合され密閉容器2の蓋部8に一体的に取り付けられている。フロ―トア―ム34は、板を「U」字状に曲げ加工して作られたものであり、2枚の板が平行に対向している。フロ―トア―ム34の曲げ加工された部分にフロ―ト3が結合されている。フロ―トア―ム34の他端部には軸40が取り付けられている。
【0023】
ブラケット36は上から見ると、「L」字状をした2枚の板よりなり、軸35,41,42が掛け渡されて連結されたものである。軸35はフロ―ト3の揺動軸を兼ねている。フロ―ト3は軸35を中心として上下に回転する。軸41,42はそれぞれフロ―ト3の上下限のストッパを兼ねている。ブラケット38も同様に、「L」字状をした2枚の板よりなり、軸37,43が掛け渡されて連結されたものである。軸43は下記の副ア―ム52のストッパ―を兼ねている。
【0024】
スナップ機構5は、主ア―ム51、副ア―ム52、圧縮状態のコイルバネ54、バネ受け部材55及びバネ受け部材56からなるものである。主ア―ム51は、平行に対向した2枚の板よりなり、2枚の板の左端部には、長孔57が設けられている。長い孔57には、後端側に向かって拡がった傾斜面61を形成する。主ア―ム51は、軸37によって右端部が回転可能に支持されている。主ア―ム51の長孔57にはフロ―トア―ム34の軸40が嵌合している。そのため主ア―ム51は、フロ―ト3の昇降に追従し、軸37を中心として上下に回転する。
【0025】
主ア―ム51の右端部は、下方に脹れ、その下端部には、軸37と平行な軸58が掛け渡され、バネ受け部材55が軸58によって回転可能に支持されている。軸37に副ア―ム52の上端部が回転可能に支持されている。副ア―ム52は、平行に対向した2枚の板よりなり、夫々の板は逆「L」字状をしている。副ア―ム52の下端部には、軸37,58と平行な軸59が掛け渡され、バネ受け部材56が軸59によって回転可能に支持されている。両バネ受け部材55,56の間に圧縮状態のコイルバネ54が取り付けられている。副ア―ム52の上左端部に軸60が掛け渡され、弁軸操作棒28の下端が連結されている。フロ―トア―ム51には、軸60の動きを妨げないように、窓62が開けられている。
【0026】
次に本実施例の液体圧送装置1の作用について、作動流体として蒸気を用いた場合の一連の動作手順を追うことによって説明する。まず液体圧送装置1の外部配管は、作動流体導入口11が高圧の蒸気源に接続され、作動流体排出口13は、蒸気循環配管に接続される。また圧送液体流入口16は、外部から液体溜空間10に向かって開く逆止弁(図示せず)を介して蒸気使用装置等の負荷に接続される。一方圧送液体排出口17は、液体溜空間10から外部に向かって開く逆止弁(図示せず)を介してボイラ―等の液体圧送先へ接続される。
【0027】
本実施例の液体圧送装置1の液体溜空間10内に復水が無い場合は、図1に示す様にフロ―ト3は底部に位置する。このとき、切替え弁4における給気弁20が閉じられ、排気弁21が開かれている。そして蒸気使用装置等の負荷内で復水が発生すると、復水は圧送液体流入口16から液体圧送装置1に流下して、液体溜空間10内に溜まる。
【0028】
液体溜空間10内に溜まった復水によってフロ―ト3が浮上すると、フロ―トア―ム34が軸35を中心に時計回り方向に回転する。このフロ―ア―ム34の回転に連動して、軸40が軸35を中心に下方に移動しながら主ア―ム51の長孔57を摺接し、主ア―ム51が軸37を中心に反時計回り方向に回転する。この主ア―ム51の回転によって、コイルバネ54との連結部である軸58が右方に移動して軸37と59を結ぶ線に近付き、コイルバネ54は圧縮変形する。フロ―ト3の単位辺りの上昇高さに対する主ア―ム51の回転角度の増加率は、軸40が長孔57の傾斜面61を後端側に向かって移動するときは小さくなり、軸40が長孔57の傾斜面61を先端側に向かって移動するときは大きくなる。そして軸40が長孔57の傾斜面61を先端側に向かって移動している過程で、軸58が軸37と軸59を結ぶ線上に並び、更に軸58が軸37と軸59を結ぶ線よりも右方に移動する。すると、コイルバネ54は急激に変形を回復し、副ア―ム52が時計回り方向に回転して軸59が左方にスナップ移動する。その結果、副ア―ム52の軸60に連結された弁軸操作棒28が上側に移動し、給気弁20が開口されると共に排気弁21が閉じられる。
【0029】
作動流体導入口11が開放されると、密閉容器2内に高圧蒸気が導入され、内部の圧力が上昇し、液体溜空間10に溜まった復水は、蒸気圧に押されて圧送液体排出口17から図示しない逆止弁を介して外部のボイラ―や廃熱利用装置へ排出される。
【0030】
復水の排出によってフロ―ト3が降下すると、フロ―トア―ム34が軸35を中心に反時計回り方向に回転する。このフロ―ア―ム34の回転に連動して、軸40が軸37を中心に上方に移動しながら主ア―ム51の長孔57を摺接し、主ア―ム51が軸35を中心に時計回り方向に回転する。この主ア―ム51の回転によって、コイルバネ54との連結部である軸58が左方に移動して軸37と59を結ぶ線に近付き、コイルバネ54は圧縮変形する。フロ―ト3の単位辺りの降下高さに対する主ア―ム51の回転角度の増加率は、軸40が長孔57の傾斜面61を後端側に向かって移動するときは小さくなり、軸40が長孔57の傾斜面61を先端側に向かって移動するときは大きくなる。そして軸40が長孔57の傾斜面61を先端側に向かって移動している過程で、軸58が軸37と軸59を結ぶ線上に並び、更に軸58が軸37と軸59を結ぶ線よりも左方に移動する。すると、コイルバネ54は急激に変形を回復し、副ア―ム52が反時計回り方向に回転して軸59が右方にスナップ移動する。その結果、副ア―ム52の軸60に連結された弁軸操作棒28が下側に移動し、給気弁20が閉じ、排気弁21が開口する。
【0031】
上記の実施例では、フロ―トア―ム34に軸40を取り付け、主ア―ム51に長孔57を設けたが、主ア―ムに軸を取り付け、フロ―トア―ムに長孔を設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明の液体圧送装置では、フロ―トア―ムと主ア―ムを長孔に嵌合された軸で連結し、フロ―トア―ムの回転によって軸が摺接する長孔に後端側に向かって拡がった傾斜面を形成し、軸が長孔の傾斜面を先端側に向かって移動する過程でスナップ移動が起こるようにしている。そのため、スナップ移動を起こすときの主ア―ムの回転速度が速くなり、動作が円滑になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例の液体圧送装置の断面図である。
【図2】図1のスナップ機構の拡大断面図である。
【図3】従来技術の液体圧送装置におけるスナップ機構の断面図である。
【符号の説明】
2 密閉容器
3 フロ―ト
4 切替え弁
5 スナップ機構
11 作動流体導入口
13 作動流体排出口
16 圧送液体流入口
17 圧送液体排出口
20 給気弁
21 排気弁
28 弁軸操作棒
34 フロ―トア―ム
40 軸
51 主ア―ム
52 副ア―ム
54 圧縮状態のコイルバネ
57 長孔
61 傾斜面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid pumping device that pumps liquid such as water or fuel. The liquid pressure feeding device of the present invention is particularly suitable as a device that once collects the condensate generated in the steam piping system and sends this condensate to a boiler or a waste heat utilization device.
[0002]
[Prior art]
Condensate generated by condensing in the steam piping system still often has a considerable amount of heat. Therefore, for effective use of energy, the condensate is recovered using a liquid pumping device. A condensate recovery system that effectively uses waste heat by sending it to boilers and waste heat utilization devices is widely used.
[0003]
The liquid pumping device used in the condensate recovery system once recovers the condensate into the sealed container, and further switches the switching valve to introduce a high-pressure working fluid such as steam into the sealed container. Forcibly discharges the condensate in the sealed container. Therefore, in order to operate the liquid pumping apparatus with high efficiency, it is necessary to store as much condensate as possible in the sealed container and to switch the switching valve reliably.
[0004]
Therefore, in the liquid pressure feeding device, a snap mechanism using a coil spring is generally employed to ensure the switching of the switching valve. An example of a liquid pumping device incorporating a snap mechanism using a coil spring is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-145290.
[0005]
FIG. 3 is a front view of a snap mechanism of a conventional liquid pumping device. In the liquid pumping device disclosed in the above-mentioned Japanese Patent Laid-Open No. 8-145290, the
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
In the prior art liquid pumping device, the
[0010]
According to the prior art, when the
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional liquid pumping apparatus, since the snap movement occurs after the rate of increase of the rotation angle of the
[0012]
The present invention pays attention to the above-mentioned problems of the prior art, and an object of the present invention is to provide a liquid pumping apparatus that can operate smoothly by increasing the rotation speed of the main arm when the snap movement occurs.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
A feature of the present invention is that a float is built in a sealed container having a working fluid introduction port, a working fluid discharge port, a pumping liquid inlet and a pumping liquid discharge port, and is rotated by raising and lowering the float. -By rotating the main arm through the arm, the coil spring is deformed and the sub arm is snapped, and the switching valve of the working fluid introduction port and the working fluid discharge port is switched to be opened and closed, and collected in the sealed container. A liquid pumping device that pumps the liquid from the pumped liquid discharge port, where the float arm and the main arm are connected by a shaft fitted in a long hole. To form a slanted surface extending toward the rear end side in the long hole with which the shaft is in sliding contact, and after the shaft has moved the slanted surface of the long hole toward the rear end side, the slanted surface of the long hole is directed toward the front end side. The shaft moves on the inclined surface of the long hole toward the rear end side. Huang SURE - angle of rotation of the arm does not reach the snap movement angle, axis flow as it moves toward the distal side inclined surface of the elongated hole - main for increasing the height of the unit bets Atari A - arm The rate of increase of the rotation angle of the main arm becomes larger than when the shaft moves on the inclined surface of the long hole toward the rear end side, and the rotation angle of the main arm reaches the snap movement operation angle so that the snap movement occurs. In the liquid pumping device.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the liquid pumping apparatus of the present invention, the float arm rotates in conjunction with the raising and lowering of the float, and the main arm rotates with the shaft slidingly contacting the elongated hole. The coil spring is deformed by the rotation of the main arm, and the snap movement of the sub arm occurs at a predetermined position. As a result, the opening and closing of the switching valve between the working fluid introduction port and the working fluid discharge port is suddenly switched, and the liquid accumulated in the sealed container is pumped from the pumping liquid discharge port.
[0015]
According to the present invention, when the float floats at a certain height from the float inactive state at the bottom, the float arm has a rotation angle with respect to the rising height per unit of the float . The rate of increase gradually decreases and gradually increases after the horizontal position is exceeded . On the other hand, the rate of increase in the rotation angle of the main arm, in which the long hole is connected to the shaft of the float arm, decreases when the shaft moves toward the rear end side of the inclined surface of the long hole. Becomes larger when the inclined surface of the long hole moves toward the tip side. If the rotation angle of the main arm is zero when the float is not in operation and the counterclockwise direction is positive, the rotation angle of the main arm is set to a predetermined positive value during the rise of the float. Snap movement occurs when a snap movement operating angle that is the angle of is reached. Then, after the shaft moves on the inclined surface of the long hole toward the rear end side, the inclined surface of the long hole moves toward the front end side, and the shaft moves on the inclined surface of the long hole toward the rear end side. when the sURE - angle of rotation of the arm does not reach the snap movement angle, axis flow as it moves toward the distal side inclined surface of the elongated hole - main for increasing the height of the unit bets Atari a - arm The increase rate of the rotation angle of the main arm becomes larger than that when the shaft moves on the inclined surface of the long hole toward the rear end side, and the rotation angle of the main arm reaches the snap movement operation angle, and the snap movement occurs. Therefore, the rotation speed of the main arm when the snap movement occurs is increased, and the operation becomes smooth.
[0016]
【Example】
Specific examples of the present invention will be described below. FIG. 1 is a sectional view of a liquid pumping apparatus according to a specific embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the snap mechanism of FIG. In FIG. 1, a liquid pumping apparatus 1 according to this embodiment is configured such that a
[0017]
If it demonstrates sequentially, the airtight container 2 will couple | bond the main-body part 7 and the
[0018]
An
[0019]
The tip of the
[0020]
The exhaust valve 21 includes a
[0021]
The pumping
[0022]
The
[0023]
When viewed from above, the
[0024]
The
[0025]
The right end portion of the
[0026]
Next, the operation of the liquid pumping apparatus 1 of this embodiment will be described by following a series of operation procedures when steam is used as the working fluid. First, in the external piping of the liquid pumping apparatus 1, the working
[0027]
When there is no condensate in the
[0028]
When the
[0029]
When the working
[0030]
When the
[0031]
In the above embodiment, the
[0032]
【The invention's effect】
In the liquid pumping apparatus of the present invention, the float arm and the main arm are connected by the shaft fitted in the long hole, and the shaft is slidably contacted by the rotation of the float arm on the rear end side. An inclined surface that widens toward the tip is formed, and snap movement occurs in a process in which the shaft moves toward the tip side of the inclined surface of the long hole. Therefore, there is an excellent effect that the rotation speed of the main arm at the time of causing the snap movement is increased and the operation becomes smooth.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a liquid pumping apparatus according to a specific embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the snap mechanism of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a snap mechanism in a conventional liquid pumping device.
[Explanation of symbols]
2 Sealed
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08281798A JP4387474B2 (en) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | Liquid pumping device |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP08281798A JP4387474B2 (en) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | Liquid pumping device |
Publications (2)
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---|---|
JPH11257520A JPH11257520A (en) | 1999-09-21 |
JP4387474B2 true JP4387474B2 (en) | 2009-12-16 |
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