JP4382227B2 - Pneumatic tire - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気入りタイヤ、より詳細にはトラックやバスなどの重車両の使途に供する空気入りラジアルタイヤに関し、特に、ベルトの耐久性を向上させた空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
特に、上記の車両に用いる空気入りラジアルタイヤは、長期間にわたり重荷負荷の下で使用されるためベルトに故障が生じ易く、そこでベルトの耐久性向上手段として、複数層、例えば2層の従来タイプのコード交差層の外側に、波形にくせ付けしたコード(ウエイビィコードと呼ばれる)をタイヤ赤道面に沿って配列するか、もしくは赤道面に対し1°以下の極く僅かな傾斜で配列する波形コード巻回層の複数層を配置するベルト構造が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このベルト構造は、それまでのコード交差層のみのベルト構造に比しより優れた耐久性を発揮することが確かめられている。しかし、近年、タイヤの偏平化が一層進み、かつ、タイヤキャビティに対する負荷荷重が大きくなるにつれ、この種のベルト構造を備えるラジアルタイヤでも、ベルト耐久性の不足が目立つようになってきた。
【0004】
従って、この発明の請求項1〜5に記載した発明は、近年のタイヤ偏平化傾向や高負荷荷重条件に十分に対応できるベルト耐久性を有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の請求項1に記載した発明は、トレッド部と、その両側に連なる一対のサイドウォール部及び一対のビード部とを有し、これら各部を補強する1プライ以上のラジアルカーカスと、ラジアルカーカスの外周でトレッド部を強化する4層以上のゴム被覆コード層からなるベルトとを備える空気入りタイヤにおいて、
上記ベルトは、2層以上のコード交差層と、2〜4層の波形コード巻回層とを有し、
波形コード巻回層は、コード交差層のタイヤ半径方向内方に位置して成り、
コード交差層は、その少なくとも1層が、ラジアルカーカスの最大幅の70〜90%の範囲内の最大幅を有し、
コード交差層の最大幅から波形コード巻回層の最大幅を差し引いた値は、20〜50mmの範囲内にあることを特徴とする空気入りタイヤである。
【0006】
ここに、上記ラジアルカーカスの最大幅は、次に述べる定義に従う。すなわち、JATMA YEAR BOOK(1999) など、当該国が定めるタイヤ規格の新品タイヤの測定方法に従い、所定タイヤを適用リムに装着し、最高空気圧(最大負荷能力に対応する空気圧)とし、室温(15〜30℃)で24時間放置した後、再び元の空気圧に調整し測定する。ラジアルカーカスの最大幅測定が困難なときは、タイヤ断面幅からゴム厚さを差し引いた値を用いてもよい。
【0007】
請求項1に記載した発明に関し、請求項2に記載した発明のように、コード交差層及び波形コード巻回層それぞれのコードは、1本以上の素線を有するスチールコードから成る。
【0008】
請求項1、2に記載した発明に関し、請求項3に記載した発明のように、波形コード巻回層の各層は一様な幅を有し、請求項4に記載した発明のように、波形コード巻回層は、1本以上の波形コードの螺旋巻回構成及びタイヤ赤道面に沿う多数本の波形コード配列層のオーバーラップ構成のいずれか一方の構成を有する。
【0009】
また、請求項1〜4に記載した発明に関し、請求項5に記載した発明のように、コード交差層のコードは、タイヤ赤道面に対し30〜60°の範囲内の傾斜角度を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態例を図1に基づき説明する。
図1は、この発明の空気入りタイヤの左半断面図である。
図1において、空気入りタイヤ(以下タイヤという)1は、トレッド部2と、その両側(片側のみ示す)に連なる一対のサイドウォール部3(片側のみ示す)及び一対のビード部4(片側のみ示す)とを有する。符号Eはタイヤ赤道面である。
【0011】
タイヤ1は、各ビード部4内に埋設したビードコア5相互間にわたり上記各部2〜4を補強する1プライ以上、図示例は1プライのラジアルカーカス6と、ラジアルカーカス6の外周でトレッド部2を強化するベルト7とを備える。
【0012】
ベルト7は、2層以上、図示例は2層のコード交差層7c-1 、7c-2 と、2層〜4層、図示例は2層の波形コード巻回層7w-1 、7w-2 とを有する。コード交差層7c-1 、7c-2 は、タイヤ赤道面Eを挟んで直状コードが互いに交差する層である。これに対し、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 は、ベルト7の幅方向に波形にくせ付けしたコード(wavy cord)の巻回しが、タイヤ赤道面Eと平行な平面内に位置する配列に成るか、又は該平面に対し1°以下で極く僅かに傾斜する巻回し配列に成るか、いずれかの層である。
【0013】
ここに、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 は、コード交差層7c-1 、7c-2 のタイヤ1の半径方向(以下半径方向という)内方に位置させるものとする。また、コード交差層7c-1 、7c-2 は、そのうちの少なくとも1層、図示例は1層のコード層7c-1 が、ラジアルカーカス6の最大幅位置Mを通る幅CWmax (先に述べた定義に従う)の70〜90%の範囲内の幅BWc を有し、この幅BWc はコード交差層7c-1 、7c-2 の最大幅を形成する。
【0014】
そして、コード交差層7c-1 、7c-2 の最大幅BWc から波形コード巻回層7w-1 、7w-2 の最大幅BWw を差し引いた値は20〜50mmの範囲内とする。すなわち、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 は、最大幅BWc を有するコード交差層7c-1 、7c-2 のいずれかの層、この例ではコード層7c-1 により完全に覆うものとする。ベルト7の各コード層はタイヤ赤道面Eで幅を二分するのがよいので、この場合は、図1に示すように、コード層7c-1 の端縁と、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 のうち最大幅BWc をもつコード層の端縁との間の距離Dw は10〜25mmとする。
【0015】
以上述べたベルト7の構成を有するタイヤ1は、所定内圧充てん下で、コード交差層7c-1 、7c-2 が波形コード巻回層7w-1 、7w-2 の伸びを抑え、かつ、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 をトレッド部2の中央に配置しているから、ベルト7の半径方向成長量を、ベルト7の全幅、ここでは最大幅BWc にわたり均一にすることができる。このベルト7の全幅にわたる均一成長化によりベルトの耐久性は大幅に向上する。なぜなら、ベルト耐久性は、コード交差層7c-1 、7c-2 端部の成長量に依存し、この端部の成長量が大きい程ベルト耐久性は低下し、端部成長量が小さい程ベルト耐久性が向上し、均一成長化は、端部を除く他の部分の成長量を増加させる一方で端部の成長量を低減させるからである。
【0016】
ここに、コード交差層7c-1 、7c-2 の最大幅BWc は、ラジアルカーカス6の最大幅CWmax の70%未満では、トレッド部2にカット損傷を受けたとき、カット傷がラジアルカーカス6に達し、致命的故障を引き起こすうれいがあり、90%を超えると、ベルト7の全幅にわたる均一成長効果が減殺され、コード交差層7c-1 、7c-2 端部にセパレーション故障が発生し易くなるので、いずれも不可である。
【0017】
また、最大幅BWc から最大幅BWw を差し引いた値を20mm未満とすると、コード交差層7c-1 、7c-2 と波形コード巻回層7w-1 、7w-2 端部との間にセパレーション故障が発生し易くなり、50mmを超えると成長量の均一化が不十分となるので、いずれも不可である。
【0018】
実際上、コード交差層7c-1 、7c-2 及び波形コード巻回層7w-1 、7w-2 それぞれのコードに、1本以上の素線を有するスチールコードを適用したとき、上記効果が顕著となる。
【0019】
また、図1に示すように、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 の各層は一様な幅BWw を有し、その場合、端縁を合わせるのが好適に適合する。波形コード巻回層が3層及び4層の場合も同じである。
【0020】
そして、波形コード巻回層7w-1 、7w-2 は、1本以上の波形コードの螺旋巻回による構成とするか、もしくはタイヤ赤道面Eと平行な平面に沿う多数本の波形コード配列層をトレッド部2の周方向でオーバーラップさせる構成とするか、いずれの構成も可とする。
【0021】
また、コード交差層7c-1 、7c-2 のコードは、タイヤ赤道面Eに対し30〜60°の範囲内の傾斜角度で配列するのが、ベルト耐久性向上に貢献する。
【0022】
【実施例】
トラック及びバス用ラジアルプライタイヤで、サイズが315/60R22.5であり、構成は図1に従う実施例1〜3のタイヤを準備した。ラジアルカーカス6のプライコード、ベルト7の波形コード巻回層7w-1 、7w-2 のコード及びコード交差層7c-1 、7c-2 のコードには、全てスチールコードを適用した。波形コード巻回層7w-1 、7w-2 は同じ幅BWw のコード螺旋巻回層とし、コード交差層7c-1 、7c-2 のコードのタイヤ赤道面Eに対する傾斜角度は38°とした。
【0023】
これに対し、適合数値範囲外の比較例1〜4のタイヤと、波形コード巻回層をコード交差層の外側に配置した従来例タイヤとを併せて準備した。これらタイヤの、コード交差層7c-1 幅(最大幅)BWc のラジアルカーカス6の最大幅CWmax に対する比率(BWc/CWmax )×100(%)と、コード交差層7c-1 幅BWc から波形コード巻回層7w-1 、7w-2 の幅BWw を差し引いた(BWc −BWw )の値(mm)とを表1に示す。
【0024】
【表1】

Figure 0004382227
【0025】
実施例1〜3、比較例1〜4及び従来例の各タイヤを供試タイヤとし、これらタイヤを適用リムのうちの標準リム9.00×22.5に装着し、これに最高空気圧900kPa を充てんし、これらタイヤ及びリム組立体は、最大負荷能力の1.9倍に相当する荷重66.15kNの負荷下で、速度60km/hで回転するドラムに押し当て、ベルトに故障が生じるまでの走行距離を測定した。測定結果は従来例タイヤを100とする指数にてあらわし、表1にこれら指数を記載した。値は大なるほど良い。
【0026】
表1から、実施例1〜3のタイヤは、従来例タイヤ対比、いずれもベルト耐久性が大幅に向上していること、これに対し、適正値範囲外の比較例1〜4のタイヤは、ベルト耐久性向上が小幅に止まっていることが分かる。
【0027】
【発明の効果】
この発明の請求項1〜5に記載した発明によれば、重荷重負荷転動の下でのベルト耐久性が大幅に向上する空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気入りタイヤの左半断面図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 ラジアルカーカス
7 ベルト
7w-1 、7w-2 波形コード巻回層
7c-1 、7c-2 コード交差層
E タイヤ赤道面
M ラジアルカーカス最大幅位置
CWmax ラジアルカーカス最大幅
BWc コード交差層最大幅
BWw 波形コード巻回層最大幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pneumatic tire, and more particularly to a pneumatic radial tire for use in heavy vehicles such as trucks and buses, and particularly to a pneumatic tire with improved belt durability.
[0002]
[Prior art]
In particular, the pneumatic radial tire used in the above-described vehicle is likely to fail in the belt because it is used under a heavy load for a long period of time. Therefore, as a means for improving the durability of the belt, a conventional type of multiple layers, for example, two layers, is used. Corrugated cords (called "Wavy cords") arranged outside the cord crossing layer along the tire equator plane, or with a slight inclination of 1 ° or less with respect to the equator plane A belt structure in which a plurality of cord winding layers are arranged is used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
It has been confirmed that this belt structure exhibits superior durability as compared with the belt structure having only the cord crossing layer. However, in recent years, as the flattening of tires has further progressed and the load applied to the tire cavities has increased, the shortage of belt durability has become conspicuous even in radial tires having this type of belt structure.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention described in the first to fifth aspects of the present invention is to provide a pneumatic tire having a belt durability that can sufficiently cope with recent tire flattening tendency and high load load conditions.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 of the present invention has a tread portion, a pair of sidewall portions and a pair of bead portions connected to both sides thereof, and one ply or more for reinforcing these portions. In a pneumatic tire provided with a radial carcass and a belt composed of four or more rubber-coated cord layers that reinforce the tread portion on the outer periphery of the radial carcass,
The belt has two or more cord crossing layers and 2 to 4 corrugated cord winding layers,
The corrugated cord winding layer is located on the inner side in the tire radial direction of the cord crossing layer,
The cord crossing layer, at least one of which has a maximum width in the range of 70-90% of the maximum width of the radial carcass;
The pneumatic tire is characterized in that a value obtained by subtracting the maximum width of the corrugated cord winding layer from the maximum width of the cord crossing layer is in a range of 20 to 50 mm.
[0006]
Here, the maximum width of the radial carcass follows the definition described below. That is, according to the measurement method of new tires of the tire standards established by the country such as JATMA YEAR BOOK (1999), the prescribed tire is mounted on the applicable rim, and the maximum air pressure (the air pressure corresponding to the maximum load capacity) is set to room temperature (15- (30 ° C) for 24 hours, and then adjust to the original air pressure and measure again. When it is difficult to measure the maximum width of the radial carcass, a value obtained by subtracting the rubber thickness from the tire cross-sectional width may be used.
[0007]
Regarding the invention described in claim 1, as in the invention described in claim 2, each cord of the cord crossing layer and the corrugated cord winding layer is made of a steel cord having one or more strands.
[0008]
As for the invention described in claims 1 and 2, each layer of the corrugated cord winding layer has a uniform width as in the invention described in claim 3, and the corrugated as in the invention described in claim 4. The cord winding layer has one of a spiral winding configuration of one or more corrugated cords and an overlapping configuration of a plurality of corrugated cord arrangement layers along the tire equatorial plane.
[0009]
Moreover, regarding the invention described in claims 1 to 4, as in the invention described in claim 5, the cord of the cord crossing layer has an inclination angle within a range of 30 to 60 ° with respect to the tire equatorial plane.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG.
FIG. 1 is a left half sectional view of a pneumatic tire according to the present invention.
In FIG. 1, a pneumatic tire (hereinafter referred to as a tire) 1 includes a tread portion 2, a pair of sidewall portions 3 (shown only on one side) and a pair of bead portions 4 (shown only on one side). ). Reference numeral E denotes a tire equator plane.
[0011]
The tire 1 has one or more plies that reinforce each of the parts 2 to 4 between the bead cores 5 embedded in the bead parts 4. In the illustrated example, the radial carcass 6 of one ply and the tread part 2 on the outer periphery of the radial carcass 6 are shown. And a belt 7 to be reinforced.
[0012]
The belt 7 has two or more layers, in the illustrated example, two cord crossing layers 7c-1 and 7c-2, and two to four layers, and in the illustrated example, two corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 And have. The cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 are layers in which straight cords cross each other with the tire equatorial plane E in between. On the other hand, the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are arranged in a plane parallel to the tire equator plane E, where the winding of the cord (wavy cord) attached to the corrugation in the width direction of the belt 7 is located. Or a winding arrangement that is tilted slightly less than 1 ° with respect to the plane.
[0013]
Here, the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are positioned inward in the radial direction (hereinafter referred to as the radial direction) of the tire 1 of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2. Further, at least one of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2, and in the illustrated example, one cord layer 7c-1 passes through the maximum width position M of the radial carcass 6 by the width CWmax (described above). (According to the definition) having a width BWc in the range of 70 to 90%, this width BWc forms the maximum width of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2.
[0014]
The value obtained by subtracting the maximum width BWw of the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 from the maximum width BWc of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 is set in the range of 20 to 50 mm. That is, the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are completely covered by one of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 having the maximum width BWc, in this example, the cord layer 7c-1. And Each cord layer of the belt 7 is preferably divided into two halves by the tire equatorial plane E. In this case, as shown in FIG. 1, the edge of the cord layer 7c-1 and the corrugated cord winding layer 7w-1 , 7w-2, the distance Dw between the end of the cord layer having the maximum width BWc is 10 to 25 mm.
[0015]
In the tire 1 having the configuration of the belt 7 described above, the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 suppress the elongation of the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 and are corrugated under a predetermined internal pressure. Since the cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are arranged at the center of the tread portion 2, the amount of radial growth of the belt 7 can be made uniform over the entire width of the belt 7, here the maximum width BWc. . Due to uniform growth over the entire width of the belt 7, the durability of the belt is greatly improved. This is because the belt durability depends on the growth amount at the ends of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2, and the larger the growth amount at the ends, the lower the belt durability. This is because durability is improved and uniform growth reduces the growth amount of the end portion while increasing the growth amount of other portions except the end portion.
[0016]
Here, if the maximum width BWc of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 is less than 70% of the maximum width CWmax of the radial carcass 6, when the tread portion 2 is cut and damaged, the cut scratches are formed on the radial carcass 6. If it exceeds 90%, the effect of uniform growth over the entire width of the belt 7 is diminished, and a separation failure is likely to occur at the ends of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2. So neither is possible.
[0017]
If the value obtained by subtracting the maximum width BWw from the maximum width BWc is less than 20 mm, a separation failure occurs between the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 and the end portions of the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2. Since it becomes easy to generate | occur | produce and the uniformity of a growth amount will become inadequate if it exceeds 50 mm, neither is impossible.
[0018]
In practice, the above effect is remarkable when steel cords having one or more strands are applied to the cord intersection layers 7c-1 and 7c-2 and the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2. It becomes.
[0019]
Further, as shown in FIG. 1, each of the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 has a uniform width BWw. In this case, it is preferable to match the edges. The same applies when the corrugated cord winding layers are three layers and four layers.
[0020]
The corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are configured by spiral winding of one or more corrugated cords, or a large number of corrugated cord array layers along a plane parallel to the tire equatorial plane E. Are configured to overlap in the circumferential direction of the tread portion 2, or any configuration is acceptable.
[0021]
Further, arranging the cords of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 at an inclination angle within a range of 30 to 60 ° with respect to the tire equator plane E contributes to improvement in belt durability.
[0022]
【Example】
Radial ply tires for trucks and buses having a size of 315 / 60R22.5, and tires of Examples 1 to 3 according to FIG. 1 were prepared. Steel cords were all applied to the ply cord of the radial carcass 6, the corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 of the belt 7, and the cords of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2. The corrugated cord winding layers 7w-1 and 7w-2 are cord spiral winding layers having the same width BWw, and the inclination angle of the cord crossing layers 7c-1 and 7c-2 with respect to the tire equatorial plane E is 38 °.
[0023]
On the other hand, the tires of Comparative Examples 1 to 4 outside the compatible numerical value range and the conventional tire in which the corrugated cord winding layer is arranged outside the cord crossing layer were prepared. The ratio of the cord crossing layer 7c-1 width (maximum width) BWc to the maximum width CWmax of the radial carcass 6 (BWc / CWmax) × 100 (%) of these tires and the cord cord winding from the cord crossing layer 7c-1 width BWc Table 1 shows the value (mm) of (BWc−BWw) obtained by subtracting the width BWw of the layers 7w-1 and 7w-2.
[0024]
[Table 1]
Figure 0004382227
[0025]
The tires of Examples 1 to 3, Comparative Examples 1 to 4 and the conventional example are used as test tires, and these tires are mounted on a standard rim 9.00 × 22.5 of the applicable rims, and the maximum air pressure is 900 kPa. These tires and rim assemblies are pressed against a drum rotating at a speed of 60 km / h under a load of 66.15 kN corresponding to 1.9 times the maximum load capacity until the belt fails. The mileage was measured. The measurement results are expressed as indices with the conventional tire as 100, and these indices are shown in Table 1. The higher the value, the better.
[0026]
From Table 1, the tires of Examples 1 to 3 are significantly improved in belt durability compared to the conventional tires, whereas the tires of Comparative Examples 1 to 4 outside the appropriate range are It can be seen that the improvement in belt durability is limited.
[0027]
【The invention's effect】
According to the first to fifth aspects of the present invention, it is possible to provide a pneumatic tire in which belt durability under heavy load rolling is greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left half sectional view of a pneumatic tire according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pneumatic tire 2 Tread part 3 Side wall part 4 Bead part 5 Bead core 6 Radial carcass 7 Belt 7w-1, 7w-2 Corrugated cord winding layer 7c-1, 7c-2 Cord crossing layer E Tire equatorial plane M Radial carcass Maximum width position CWmax Maximum radial carcass width BWc Maximum width of cord crossing layer BWw Maximum width of corrugated cord winding layer

Claims (5)

トレッド部と、その両側に連なる一対のサイドウォール部及び一対のビード部とを有し、これら各部を補強する1プライ以上のラジアルカーカスと、ラジアルカーカスの外周でトレッド部を強化する4層以上のゴム被覆コード層からなるベルトとを備える空気入りタイヤにおいて、
上記ベルトは、2層以上のコード交差層と、2〜4層の波形コード巻回層とを有し、
波形コード巻回層は、コード交差層のタイヤ半径方向内方に位置して成り、
コード交差層は、その少なくとも1層が、ラジアルカーカスの最大幅の70〜90%の範囲内の最大幅を有し、
コード交差層の最大幅から波形コード巻回層の最大幅を差し引いた値は、20〜50mmの範囲内にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
It has a tread part, a pair of sidewall parts and a pair of bead parts connected to both sides thereof, a radial carcass of one ply or more that reinforces each part, and four or more layers that reinforce the tread part on the outer periphery of the radial carcass In a pneumatic tire provided with a belt made of a rubber-coated cord layer,
The belt has two or more cord crossing layers and 2 to 4 corrugated cord winding layers,
The corrugated cord winding layer is located on the inner side in the tire radial direction of the cord crossing layer,
The cord crossing layer, at least one of which has a maximum width in the range of 70-90% of the maximum width of the radial carcass;
A pneumatic tire characterized in that a value obtained by subtracting the maximum width of the corrugated cord winding layer from the maximum width of the cord crossing layer is in a range of 20 to 50 mm.
コード交差層及び波形コード巻回層それぞれのコードは、1本以上の素線を有するスチールコードから成る請求項1に記載したタイヤ。The tire according to claim 1, wherein each cord of the cord crossing layer and the corrugated cord winding layer is made of a steel cord having one or more strands. 波形コード巻回層の各層は一様な幅を有する請求項1又は2に記載したタイヤ。The tire according to claim 1 or 2, wherein each layer of the corrugated cord winding layer has a uniform width. 波形コード巻回層は、1本以上の波形コードの螺旋巻回構成及びタイヤ赤道面に沿う多数本の波形コード配列層のオーバーラップ構成のいずれか一方の構成を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載したタイヤ。The corrugated cord winding layer has any one of a spiral winding configuration of one or more corrugated cords and an overlapping configuration of a plurality of corrugated code array layers along the tire equatorial plane. The tire described in item 1. コード交差層のコードは、タイヤ赤道面に対し30〜60°の範囲内の傾斜角度を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載したタイヤ。The tire according to any one of claims 1 to 4, wherein the cord of the cord crossing layer has an inclination angle within a range of 30 to 60 ° with respect to the tire equatorial plane.
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