JP4375714B2 - Non-contact automatic ticket gate - Google Patents

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JP4375714B2
JP4375714B2 JP2003187819A JP2003187819A JP4375714B2 JP 4375714 B2 JP4375714 B2 JP 4375714B2 JP 2003187819 A JP2003187819 A JP 2003187819A JP 2003187819 A JP2003187819 A JP 2003187819A JP 4375714 B2 JP4375714 B2 JP 4375714B2
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ticket
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ticket gate
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は非接触式自動改札機に係り、特に、入出場が拒否された際、利用者が非接触券をアンテナに再びタッチ又はかざした際の、いわゆる振返処理時の不都合を防止できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗車券又はSFカード(ストアードフェアカード)を無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券とするとともに、自動改札機を、その自動改札機の本体に非接触券を処理するためのアンテナを備えたリーダライタを組込んだ非接触式自動改札機とすることが行われている(特許文献1参照。)。
【0003】
この非接触式自動改札機における入出場(入場又は出場を意味している。)の制御動作を図5(a)のシーケンス(伝送制御手順)を用いて説明すると、非接触式自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)のアンテナからは、そのアンテナから所定範囲を通信範囲(この範囲は、通常、他の電子機器等に影響を及ぼさないように数cm〜数十cmである。)とするポーリング信号が送信されている。したがって、このアンテナの通信範囲内に非接触券が入ると、すなわち、利用者(旅客)が所持する非接触券をアンテナに軽くタッチ又はそのアンテナにかざすと(以下、タッチで説明する。)、非接触券は、改札機本体からのポーリング信号に対して所定の応答信号を改札機本体に向けて送信することができる。
【0004】
改札機本体は、非接触券から所定の応答信号を受信すると、その非接触券に対してその非接触券に記憶されている定期券データやSFデータ等の所定のカードデータの読取り要求を行い、非接触券は、その読取り要求に応じて所定のカードデータを改札機本体に送信することとなる。改札機本体では、非接触券からの読取りを完了すると、すなわち、非接触券からカードデータの送信を終了した旨の所定のデータを受信すると、受信したカードデータに基づいて入出場のための所定の演算処理を行い、入出場の判定を行う。この判定において入出場が許可されたときは、新たな入出場データ(入出場駅データ、入出場時刻データ、新たな残額データ…)を非接触券に書込む(記憶される)必要があるので、その新たな入出場データからなる書込みデータが非接触券側に向けて送信される。
【0005】
ところで、上述の非接触券に対する書込みが完了する前に非接触券がアンテナの通信範囲外に出てしまうと、当然にその書込みが完全に行われず、つまり書込み未了となり、したがって、一連の入出場処理が中断された状態となる。この場合は、改札機本体のドアが閉じられて利用者の改札通路の通過が阻止される。もちろん、上述の入出場の演算処理の結果、入出場を許可できないときも、ドアが閉じられて入出場が拒否される。この場合は、表示画面又はスピーカを介して精算処理等の案内が行われる。この演算処理の結果、入出場が拒否されたときは、非接触券に対する新たなデータの書込みは行われない。
【0006】
入出場が許可されて非接触券がアンテナの通信範囲外となってドアが閉じられると、利用者は、改札通路内において振返りの状態で非接触券をアンテナに再びタッチする行動をとるので、非接触券は、再度、アンテナの通信範囲となり、改札機本体からのポーリングに対して非接触券から所定の応答が改札機本体に対して行われる。改札機本体では、非接触券からの応答信号中に含まれる非接触券を特定する所定のデータ、例えばカードIDが書込み処理が中断した非接触券から読取られていた非接触券を特定する所定のデータ(カードID)が一致するとき、非接触券に向けて所定の書込みデータ(新たな入出場データ)が送信される。その送信された書込みデータが非接触券のメモリに書込まれ、その書込み完了を示す所定のデータが改札機本体に受信されると、その非接触券に対する一連の入出場処理が終了となる。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−6684号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の非接触式自動改札機において、非接触券に対する新たな入出場のデータの書込みが完了する前にその非接触券がアンテナの通信範囲外となり、その後、改札機本体以外の他の機器、例えば、改札口の係員コーナに設置されている窓口処理機で新たな入出場データが書込まれ、次いで、改札機本体で処理されると、他の機器で書込まれた内容が上書きされるという不都合が発生する。
【0009】
図5(b)のシーケンスを用いてさらに説明すると、そのシーケンスは、同図(a)とは書込み未了までは同じである。この書込み未了時のシーケンスにおける「他の機器で書込み」とは、書込み未了のためドアが閉じられた利用者が非接触券に異常があると思ってその非接触券を係員コーナの係員に渡し、その係員により手元の窓口処理機で非接触券に所定の新たな入出場データが書込まれることを意味している。
【0010】
このように、他の機器で新たな入出場データの書込まれた非接触券が再びアンテナにタッチされると、非接触券は、再度、アンテナの通信範囲となり改札機本体からのポーリングに対して応答が改札機本体に対して行われる。改札機本体では、非接触券からの応答信号中に含まれる非接触券を特定する所定のデータ(カードID)が書込み処理が中断した非接触券から読取られていた非接触券を特定する所定のデータ(カードID)と一致するとき、非接触券に向けて所定の書込みデータ(新たな入出場データ)が送信される。その送信された書込みデータが非接触券のメモリに書込まれ、その書込み完了を示す所定のデータを改札機本体が受信すると、その非接触券に書込まれて一連の入出場処理が終了となるが、この書込みは、窓口処理機で既に書込まれた上に書込まれてしまう。したがって、窓口処理機で書込まれた新たな入出場データが金額の積増しであったり、SFデータの減額処理の場合、その窓口処理機で書込まれたデータが変更されてしまうという不都合が発生する。また、窓口処理機及び改札機本体は、非接触券を統括的に管理するために、鉄道会社の本社等の所定の中央に設置されているホストコンピュータからなる上位装置と接続されているので、一つ入出場処理に対して窓口処理機及び改札機本体の2箇所からデータが上位装置に送られ、その上位装置において管理データの錯綜が生じてしまうという不都合がある。
【0011】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、非接触券に対する書込み未了が発生してもその後の処理が正常に行えるようにした非接触式自動改札機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の非接触式自動改札機は、
非接触式自動改札機の本体と非接触券との間で非接触で、非接触券に記憶されているカードデータに関する、非接触式自動改札機によるカードデータの読取り要求、非接触券によるカードデータの送信、非接触式自動改札機による非接触券への入出場データの送信および書込み、非接触券から非接触式自動改札機への入出場データの書込み完了の送信からなるデータ授受を行って入出場処理する非接触式自動改札機において、
非接触式自動改札機の本体と非接触券との間のデータ授受がその非接触式自動改札機の本体からその非接触券に対して入出場駅データおよび入出場時刻データを含む新たな入出場データの書込みが行われ、かつ、その非接触券からその新たな入出場データの書込みの完了を示すデータがその非接触式自動改札機の本体が受信する前に中断し、その後、そのデータ授受の再開で、その非接触券から再び読取られたカードデータがそのデータ授受の再開前に読取られたカードデータと不一致で、かつ、その非接触券から読取られたカードデータがそのデータ授受の再開前にその非接触式自動改札機の本体からその非接触券に対して行われた入出場データとも不一致のとき、その非接触券に対して他の機器で入出場処理が行われたと判定し、その他の機器で書込まれた入出場データに基づいて入出場処理する処理手段を有することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る改札機本体Gを構成する一対の筐体のうちの一方の筐体G1 の斜視図である。なお、図示しない他方の筐体は、改札通路Pを挾んでこの一方の筐体G1 と向き合う形で設けられている。
【0014】
図1中、1は、筐体G1 の改札通路Pの通過方向の進入(入口)側に設けられた磁気券からなる乗車券の投入口、2は、その筐体G1 の上面で改札通路Pの進出(出口)側に設けられた取出口であり、3は、その取出口2の近傍で改札通路Pの進出側に設けられた利用者に対して文字により所定の内容を案内するための表示画面である。また、図1中、4は、利用者に対して音声により所定の内容の案内を行うスピーカである。さらに、図1中、5は、後述するセンサ取付ボックスBの改札通路Pの出口側上部に設けられた可変色のランプである。
【0015】
上記投入口1及び取出口2間の筐体G1 内には、図示しないカードハンドラが設けられている。このカードハンドラは、投入口1から投入された乗車券を取出口2又は筐体G1 内に設けられた図示しない集札箱まで搬送させることができるように構成されている。そして、その搬送の途中において、投入口1に投入された磁気券からなる乗車券に記録されているデータを読取り、新たなデータを書込み、必要に応じてパンチや印字を行い、利用者へ返却する必要のある乗車券を取出口2に排出し、筐体G1 内に回収する必要のある乗車券を集札箱へ集札できるように構成されている。
【0016】
図1中、aは、後述するリーダライタ15に接続したアンテナであって、筐体G1 の投入口1側の上面に設けられていて、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券Cと交信できるように構成されている。
【0017】
図1中、Bはセンサ取付ボックスであって、筐体G1 の上面で、かつ、改札通路Pと反対側に設けられ、その改札通路Pに沿って設けられている。このセンサ取付ボックスB内には、反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 が改札通路Pの入口側、中央部及び出口側にそれぞれ内蔵されていて、改札通路P内の大人の利用者を検知することができるように構成されている。すなわち、この反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 は、改札通路Pの床面から所定の高さに向けて光線を照射する発光素子と、その照射された光線が物体(利用者)に当たって反射してきた光線(反射光)を受光する受光素子とにより構成されている。
【0018】
図1中、S10〜S15は、光電素子からなる透過型センサからなる人間検知器であって、一対の筐体間の改札通路P側に所定の間隔を保って設けられていて、改札通路P内の利用者位置を検知することができるように構成されている。これら人間検知器S10〜S15のうち、人間検知器S10は改札通路Pの入口側に、人間検知器S15は改札通路Pの出口側に、人間検知器S12及びS13は改札通路Pの中央部に、人間検知器S11は改札通路Pの入口側と中央部との中間に、そして人間検知器S14は改札通路Pの出口側と中央部との中間に設けられている。これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15は、一方の筐体の側面に発光素子を有するとともに、他方の筐体の側面に受光素子を有して構成されている。そして、これら透過型センサからなる人間検知器S10〜S15で検知され、かつ、上述の反射型センサからなる人間検知器S1 〜S3 で検知されないときは、その利用者は子供(小児)の利用者と判定される。また、改札通路Pの中央部に設けられた一対の人間検知器S12,S13は、利用者が改札通路Pの中央部に達したことを検知するとともに、検出順序により改札通路P内の利用者の移動方向を判定するために用いられている。
【0019】
図1中、D1 ,D2 は、改札通路Pを開閉するドアであり、これらドアD1 ,D2 のうち、ドアD1 は改札通路Pの出口側に設けられ、ドアD2 はその入口側に設けられている。そして、これらドアD1 ,D2 は、改札機本体Gを統括的に制御する後述する制御器6により駆動されるように構成されている。なお、図示しない他方の筐体にも、筐体G1 のドアD1 ,D2 に対応した位置にドアが設けられている。また、ドアD2 は、改札機本体Gが稼動を停止したときに閉じられるドアであり、さらに、改札機本体Gがノーマルオープン型のときや双方向型のときは、このドアD2 は、図1の矢印方向と反対方向から進入してくる利用者に対して改札通路Pの出口側のドアとなる。
【0020】
なお、この改札機本体Gは、磁気券からなる乗車券及び非接触券の両方を処理できる兼用型とされているが、非接触券のみを処理する専用型とすることもできる。この場合は、改札機本体Gから磁気券を処理するための磁気ヘッド等を備えたカードハンドラが省略され、投入口1及び取出口2も省略される。
【0021】
制御器6は、図2に示されるように、メモリ10に格納されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて所定の入出場の演算処理を行う中央処理部(CPU)11を有している。制御器CのCPU11は、図示しないI/Oユニットを介して磁気券からなる乗車券を処理するカードハンドラ12と、ドアD1 ,D2 を駆動制御するドアドライバ13と、人間検知装置(S1 〜S3 ,S10〜S15)からの信号を処理する人間検知器ユニット14と、アンテナaを介して非接触券に記録されているデータを読取るととも、新たなデータを書込むためのリーダライタ15と、スピーカ4を駆動制御する音声ユニット16とが接続されている。なお、CPU11には、表示画面3を駆動制御する表示ドライバ等の機器も接続されているが、ここでは省略されている。
【0022】
非接触券Cは、周知の非接触券と同様に無線通信機能を備えたICカードからなり、図示しないが、改札機本体G及び図示しない本発明の他の処理機に相当する窓口処理機等の機器と交信するためのアンテナを備えた通信制御部と、非接触券Cを統括的に制御するCPUと、システムプログラムデータやカードデータ(定期券データ、SFデータ、カードID…)を記憶するメモリと、改札機本体G等の機器から送信されてくる電力波を受信して非接触券Cの駆動電力を生成する電力生成回路とから構成されている。
【0023】
以下、図3(a)のシーケンス(伝送制御手順)を用いて制御動作について説明する。このシーケンスは、上記図5(a),(b)のシーケンスの書込み未了までは同じなので、それ以降の処理について説明する。すなわち、非接触券Cによる入出場が許可され、その非接触券Cに対する新たな入出場データの書込みが非接触券Cがアンテナaの通信範囲外となって書込み未了となったときは、利用者により非接触券Cがアンテナaに、再度、タッチされる。これにより、非接触券Cは、アンテナaの通信範囲内となり、改札機本体Gからのポーリングに対して非接触券Cから改札機本体Gに対して所定の応答信号が送信される。
【0024】
非接触券Cから所定の応答信号を受信した改札機本体Gは、その非接触券Cに対してカードデータの送信要求(読取り要求)を行い、その要求に応じて非接触券Cからカードデータが改札機本体Gに送信される。改札機本体GのCPU11では、非接触券Cから送信されてきたデータと、前回読取ったデータ、つまり、書込み未了前の読取りデータとを比較し、同一のカードIDにおいて両読取りデータが一致していれば、再度、アンテナにタッチされた非接触券Cは、前回の非接触券Cであると判定して、改札機本体Gから非接触券Cに対して新たな入出場データの書込みが行われる。そして、改札機本体Gにおいて非接触券Cからその新たな入出場データの書込み完了を示す所定のデータが受信されれば、一連の入出場処理が正常終了とされ、ドアD1 が開かれて利用者の改札通路Pの通過が許可される。
【0025】
図3(b)は、上述の書込み未了が非接触券C側において既に書込まれ、その書込み完了を示す所定のデータが改札機本体Gに送信される前にその非接触券Cがアンテナaの通信範囲外に出て入出場処理が中断されたシーケンスを示している。
【0026】
この場合、入出場処理が中断されたことによりドアD1 が閉じられるので、利用者によって非接触券Cがアンテナaに、再度、タッチされる。これにより、非接触券Cは、アンテナaの通信範囲内となり、改札機本体Gからのポーリングに対して非接触券Cから改札機本体Gに対して所定の応答信号が送信される。
【0027】
非接触券Cから所定の応答信号を受信した改札機本体Gは、その非接触券Cに対してカードデータの送信要求(読取り要求)を行い、その要求に応じて非接触券Cからカードデータが改札機本体Gに送信される。改札機本体GのCPU11では、非接触券Cから送信されてきたデータと、前回読取ったデータ、つまり、書込み未了前の読取りデータとを比較し、同一のカードIDにおいて両読取りデータが不一致で、かつ、改札機本体Gが書込もうとしているデータが非接触券Cから読取られた中に存在していれば、その非接触券Cは、既に書込みが完了していると判定して一連の入出場処理が終了とされ、ドアD1 が開かれて利用者の改札通路Pの通過が許可される。
【0028】
図4は、上述の書込み未了が上記図3(a)と同様に非接触券C側において書込み完了前にその非接触券Cがアンテナaの通信範囲外に出て入出場処理が中断されたシーケンスを示している。
【0029】
この場合、入出場処理が中断されたことによりドアD1 が閉じられるので、利用者が非接触券Cが異常と思い込み、その非接触券Cを係員に渡した場合を示している。係員は、係員コーナ又は駅事務室等の所定の場所に設置されている図示しない窓口処理機でその非接触券Cのチェックを兼ねた所定の処理が行われる。この処理においては、通常、改札機本体Gで利用者の行おうとしている入出場のためのデータ処理が行われる。すなわち、その窓口処理機において非接触券Cに新たな入出場データが書込まれる。次いで、利用者がその窓口処理機で処理された非接触券Cがアンテナaに、再度、タッチされると、非接触券Cは、アンテナaの通信範囲内となり、改札機本体Gからのポーリングに対して非接触券Cから改札機本体Gに対して所定の応答信号が送信される。
【0030】
非接触券Cから所定の応答信号を受信した改札機本体Gは、その非接触券Cに対してカードデータの送信要求(読取り要求)を行い、その要求に応じて非接触券Cからカードデータが改札機本体Gに送信される。改札機本体GのCPU11では、非接触券Cから送信されてきたデータと、前回読取ったデータ、つまり、書込み未了前の読取りデータとを比較し、同一のカードIDにおいて両読取りデータが不一致で、かつ、改札機本体Gが書込もうとしているデータが非接触券Cから読取られた中に存在していないときは、CPU11において今回読取られたデータを基に、再度、入出場の演算処理が行われて判定処理が行われる。しかし、この判定においては、最初の判定時の入出場と今回の判定の入出場が対とならないので、つまり、入場→出場→入場→…の入出場が交互に表われる正常なサイクルが入場→入場、又は出場→出場となるため判定がNGとなり、ドアD1 が閉じられて改札通路Pの通過が拒否され、表示画面3及びスピーカ4を介して係員処理が案内されるとともに、ランプ5が点灯して係員に報知される。係員は、今回の判定NGは、既に窓口処理機で処理されていることによるものであることが分っているので、この場合は、図示しない監視盤を操作してドアD1 を開いて改札機本体Gによる非接触券の処理を省略して利用者の通過を許可する。これにより、非接触券Cに対する改札機本体Gによる上書きが防止される。
【0031】
上述の例をより具体的に説明すると、最初の非接触券Cから読取られたカードデータ▲1▼を用いて入出場の演算処理を行い、所定の新たな書込みデータ▲2▼を生成し、これを非接触券C側に送信したとする。このとき書込み未了により中断したので、非接触券Cに窓口処理機による所定の演算処理で新たな書込みデータ▲3▼が生成されて非接触券Cに書込まれたとする。
【0032】
この場合、窓口処理機で処理された非接触券Cがアンテナにタッチされて読取られたデータ▲3▼は、最初に読取られたデータ▲1▼と当然一致していない。また、データ▲2▼,▲3▼も一致しない。このときは、最新の読取りデータ▲3▼を用いた入出場の判定処理が行われる。この判定において、窓口処理機で入場データが書込まれているときは、その利用者は、入場しようとしていて窓口処理機で入場データが書込まれているので、改札機本体Gでそのデータ▲3▼を用いて入場処理しようとすると、入場→入場となり入出場の正当性が得られず入出場処理の判定はNGとなる。同様に、利用者が出場しようとするときも、サイクルが異常と判定されてNGとなる。このように判定NGのときは、上述のように係員処理により改札機本体Gによる非接触券Cを無処理で通過が許可される。
【0033】
また、上述の窓口処理機で入出場データを書込まずに金額の積増しや減額処理が行われた場合、入出場の判定はOKとなり、この場合は、図4のシーケンスでは省略されているが、窓口処理機で書込まれたデータ▲3▼を用いた入出場の演算処理による新たなデータが非接触券に書込まれる。
【0034】
なお、上述の例では、他の機器として係員コーナに設置される非接触券対応の窓口処理機としたが、駅事務室等に設置される非接触券対応の処理機であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明の請求項に記載の非接触式自動改札機は、改札機本体と非接触券との間のデータ授受がその改札機本体からその非接触券に対して新たな所定の入出場データの書込みが行われ、かつ、その非接触券からその新たな所定の入出場データの書込みの完了を示す所定のデータがその改札機本体が受信する前に中断し、その後、そのデータ授受の再開で、その非接触券から読取られた所定のカードデータがそのデータ授受の再開前に読取られた所定のカードデータと不一致で、かつ、その非接触券から読取られた所定のカードデータがそのデータ授受の再開前にその改札機本体からその非接触券に対して行われた新たな所定の入出場データとも不一致のとき、その非接触券に対して他の機器で所定の入出場処理が行われたと判定し、その他の機器で書込まれた所定の入出場データに基づいて入出場処理する処理手段を有するので、入出場処理が途中で中断したときでも効率よく正常に処理を再開することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札機本体を構成する一対の筐体のうちの一方の筐体の斜視図である。
【図2】制御器のブロック図である。
【図3】制御動作を示すシーケンスである。
【図4】制御動作を示すシーケンスである。
【図5】従来の非接触式自動改札機の制御動作を示すシーケンスである。
【符号の説明】
G 非接触式自動改札機の本体(改札機本体)
G1 筐体
D1 ,D2 ドア
P 改札通路
B センサ取付ボックス
S1 〜S3 ,S10〜S15 人間検知器
1 投入口
2 取出口
6 制御器
a アンテナ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a non-contact automatic ticket gate, and in particular, when entry / exit is refused, it is possible to prevent inconvenience at the time of so-called turning processing when a user touches or holds a non-contact ticket again on the antenna. It relates to what was made.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a boarding ticket or SF card (stored fair card) is a non-contact ticket made up of an IC card having a wireless communication function, and an automatic ticket gate is used to process a non-contact ticket in the main body of the automatic ticket gate. A non-contact type automatic ticket gate incorporating a reader / writer equipped with an antenna is used (see Patent Document 1).
[0003]
The control operation of entry / exit (meaning entry or exit) in this non-contact type automatic ticket gate will be described using the sequence (transmission control procedure) of FIG. 5 (a). From the antenna of the main body (hereinafter referred to as “ticket gate main body”), a predetermined range from the antenna is a communication range (this range is usually several centimeters to several tens of centimeters so as not to affect other electronic devices etc. A polling signal is transmitted. Therefore, when a non-contact ticket enters within the communication range of this antenna, that is, when a non-contact ticket possessed by a user (passenger) is lightly touched or held over the antenna (hereinafter described as touch). The non-contact ticket can transmit a predetermined response signal to the ticket gate main body in response to the polling signal from the ticket gate main body.
[0004]
When the ticket gate main body receives a predetermined response signal from the contactless ticket, it makes a request to read the predetermined card data such as commuter pass data and SF data stored in the contactless ticket to the contactless ticket. The non-contact ticket transmits predetermined card data to the ticket gate body in response to the read request. Upon completion of the reading from the contactless ticket, that is, when the predetermined data indicating that the transmission of the card data has been completed is received from the contactless ticket, the ticket gate main body receives a predetermined entry and exit based on the received card data. Performing the above calculation process, the entrance / exit determination is performed. If entry / exit is permitted in this determination, new entry / exit data (entrance / exit station data, entry / exit time data, new balance data, etc.) must be written (stored) in the contactless ticket. The writing data composed of the new entry / exit data is transmitted to the contactless ticket side.
[0005]
By the way, if the non-contact ticket goes out of the communication range of the antenna before the writing to the above-mentioned non-contact ticket is completed, naturally the writing is not performed completely, that is, the writing has not been completed. The entry process is interrupted. In this case, the door of the ticket gate body is closed to prevent the user from passing through the ticket gate passage. Of course, even when entry / exit is not permitted as a result of the above-described entry / exit calculation processing, the door is closed and entry / exit is rejected. In this case, guidance such as payment processing is performed via the display screen or the speaker. As a result of this calculation processing, when entry / exit is rejected, new data is not written to the contactless ticket.
[0006]
If entry / exit is permitted and the contactless ticket is outside the antenna communication range and the door is closed, the user will take the action of touching the contactless ticket to the antenna again in a turnaround state in the ticket gate The non-contact ticket becomes the communication range of the antenna again, and a predetermined response is sent from the non-contact ticket to the ticket gate body in response to polling from the ticket gate body. In the ticket gate body, predetermined data for specifying a non-contact ticket included in a response signal from the non-contact ticket, for example, a non-contact ticket that has been read from a non-contact ticket whose card ID is interrupted in the writing process When the data (card ID) match, predetermined write data (new entry / exit data) is transmitted toward the contactless ticket. When the transmitted write data is written in the memory of the contactless ticket and the predetermined data indicating the completion of the writing is received by the ticket checker main body, a series of entrance / exit processing for the contactless ticket is completed.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2003-6684
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional non-contact automatic ticket gate, the non-contact ticket is out of the communication range of the antenna before the writing of new entry / exit data to the non-contact ticket is completed, and then other than the ticket gate main body. New entry / exit data is written at the counter processing machine installed at the ticket gate clerk corner, and then processed at the ticket gate itself. The inconvenience of being overwritten occurs.
[0009]
This will be further described with reference to the sequence of FIG. 5B. The sequence is the same as that of FIG. “Writing with another device” in the sequence when writing is not completed means that the user whose door is closed because writing has not been completed is considered to have an abnormality in the contactless ticket, and that the contactless corner staff This means that a predetermined new entry / exit data is written on the non-contact ticket by the staff at the counter at hand.
[0010]
In this way, when a non-contact ticket in which new entry / exit data is written on another device is touched to the antenna again, the non-contact ticket becomes the communication range of the antenna again and polls from the ticket gate body. The response is made to the ticket gate main body. In the ticket gate main body, the predetermined data (card ID) for specifying the non-contact ticket included in the response signal from the non-contact ticket is the predetermined for identifying the non-contact ticket read from the non-contact ticket for which the writing process is interrupted. When the data (card ID) matches, predetermined write data (new entry / exit data) is transmitted to the contactless ticket. The transmitted write data is written in the memory of the contactless ticket, and when the ticket gate main body receives the predetermined data indicating the completion of the writing, it is written in the contactless ticket and a series of entrance / exit processing ends. However, this writing is already written on the window processor. Therefore, in the case where the new entry / exit data written in the window processing machine is an increase in the amount of money, or in the case of SF data reduction processing, the data written in the window processing machine is changed. appear. In addition, since the window processing machine and the ticket gate main body are connected to a host device consisting of a host computer installed in a predetermined center such as a railway company headquarters in order to manage contactless tickets in an integrated manner, For one entry / exit process, data is sent to the host device from two locations of the window processing machine and the ticket gate main body, and there is a disadvantage that management data is complicated in the host device.
[0011]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described drawbacks, and its purpose is a non-contact type automatic operation that allows normal processing to be performed after the incomplete writing to the non-contact ticket occurs. The purpose is to provide a ticket gate.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a non-contact automatic ticket gate according to claim 1 of the present invention provides:
Between the main body and the non-contact ticket contactless automatic ticket gate, without contact, to a card data stored in the non-contact ticket, read request card data by noncontact automatic ticket gate, a non-contact Offers Data exchange consists of sending card data, sending and writing entry / exit data to / from contactless tickets by contactless automatic ticket gates, and sending completion of entry / exit data from contactless tickets to contactless ticket gates. In a non-contact automatic ticket gate that performs entrance and exit processing,
Data exchange between the body and the non-contact ticket contactless automatic ticket gate machine, a new including entrance and exit station data and entry and exit time data for the non-contact tickets from the body of the non-contact automatic ticket gate entrance and exit data writing is performed, and, interrupted before the the new entry and exit data indicates to data of the completion of the writing from the contactless tickets received by the body of the non-contact automatic ticket gate, Thereafter, when the data exchange is resumed, the card data read again from the contactless ticket does not match the card data read before the data exchange resumes, and the card data read from the contactless ticket is If the entry / exit data for the contactless ticket from the main body of the contactless automatic ticket gate does not match before the data transfer is resumed , entry / exit processing is performed on the contactless ticket by another device. It was determined that It is characterized by having a processing means for entrance and exit processing based on the entrance and exit data written in the device.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of one casing G1 of a pair of casings constituting a ticket gate main body G according to an embodiment. Note that the other casing (not shown) is provided so as to face the one casing G1 with the ticket gate P interposed therebetween.
[0014]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a ticket entry slot made of a magnetic ticket provided on the entrance (entrance) side in the passing direction of the ticket gate passage P of the housing G 1, and 2 denotes a ticket gate passage P on the upper surface of the housing G 1. An exit provided on the advance (exit) side of the door 3 is for guiding predetermined contents by letters to a user provided on the advance side of the ticket gate P in the vicinity of the exit 2 It is a display screen. In FIG. 1, reference numeral 4 denotes a speaker that guides predetermined contents to the user by voice. Further, in FIG. 1, reference numeral 5 denotes a variable color lamp provided at the upper part on the exit side of the ticket gate passage P of the sensor mounting box B described later.
[0015]
A card handler (not shown) is provided in the housing G1 between the inlet 1 and the outlet 2. This card handler is configured so that a boarding ticket inserted from the insertion slot 1 can be transported to an outlet 2 or a collection box (not shown) provided in the housing G1. During the transfer, it reads the data recorded on the ticket consisting of the magnetic ticket inserted in the slot 1, writes new data, punches and prints as necessary, and returns it to the user The ticket that needs to be discharged is discharged to the exit 2 and the ticket that needs to be collected in the housing G1 can be collected in the collection box.
[0016]
In FIG. 1, a is an antenna connected to a reader / writer 15 which will be described later, and is provided on the upper surface of the housing G1 on the side of the slot 1 and is a non-contact ticket C comprising an IC card having a wireless communication function. It is configured to be able to communicate with.
[0017]
In FIG. 1, B is a sensor mounting box, which is provided on the upper surface of the housing G1, opposite to the ticket gate passage P, and along the ticket gate passage P. In this sensor mounting box B, human detectors S1 to S3 made up of reflective sensors are built in the entrance side, the central part and the exit side of the ticket gate passage P, respectively. It is comprised so that it can detect. That is, the human detectors S1 to S3 composed of the reflection type sensors have a light emitting element that emits light from the floor surface of the ticket gate passage P toward a predetermined height, and the irradiated light strikes an object (user). It is comprised by the light receiving element which light-receives the reflected light ray (reflected light).
[0018]
In FIG. 1, S10 to S15 are human detectors composed of transmissive sensors composed of photoelectric elements, which are provided at a predetermined interval on the ticket gate path P side between a pair of housings. It is comprised so that the user position in can be detected. Among these human detectors S10 to S15, the human detector S10 is at the entrance side of the ticket gate passage P, the human detector S15 is at the exit side of the ticket gate passage P, and the human detectors S12 and S13 are at the center of the ticket gate passage P. The human detector S11 is provided in the middle between the entrance side and the central portion of the ticket gate passage P, and the human detector S14 is provided in the middle between the outlet side and the central portion of the ticket gate passage P. The human detectors S10 to S15 composed of these transmissive sensors have a light emitting element on the side surface of one housing and a light receiving element on the side surface of the other housing. And when it detects with human detectors S10-S15 which consist of these transmission type sensors, and is not detected with human detectors S1-S3 which consist of the above-mentioned reflective type sensor, the user is a child (child) user. It is determined. The pair of human detectors S12 and S13 provided in the central part of the ticket gate passage P detects that the user has reached the central part of the ticket gate passage P, and the users in the ticket gate passage P according to the detection order. It is used to determine the direction of movement.
[0019]
In FIG. 1, D1 and D2 are doors for opening and closing the ticket gate passage P. Of these doors D1 and D2, the door D1 is provided on the exit side of the ticket gate passage P, and the door D2 is provided on the entrance side thereof. Yes. The doors D1 and D2 are configured to be driven by a controller 6 (to be described later) that comprehensively controls the ticket gate body G. The other housing (not shown) is also provided with a door at a position corresponding to the doors D1 and D2 of the housing G1. The door D2 is a door that is closed when the ticket gate main body G stops its operation. Further, when the ticket gate main body G is a normally open type or a bidirectional type, the door D2 is shown in FIG. It becomes a door on the exit side of the ticket gate passage P for the user entering from the direction opposite to the arrow direction.
[0020]
The ticket gate body G is a dual-purpose type that can process both a boarding ticket made of a magnetic ticket and a non-contact ticket, but it can also be a dedicated type that processes only a non-contact ticket. In this case, a card handler including a magnetic head for processing a magnetic ticket from the ticket gate body G is omitted, and the insertion slot 1 and the outlet 2 are also omitted.
[0021]
As shown in FIG. 2, the controller 6 has a central processing unit (CPU) 11 that performs a predetermined entrance / exit operation process using the system program and working data stored in the memory 10. The CPU 11 of the controller C includes a card handler 12 that processes a boarding ticket made of a magnetic ticket via an I / O unit (not shown), a door driver 13 that drives and controls the doors D1 and D2, and a human detection device (S1 to S3). , S10 to S15), a human detector unit 14 for processing signals from the reader, a reader / writer 15 for reading data recorded on the non-contact ticket via the antenna a, and writing new data, An audio unit 16 that drives and controls the speaker 4 is connected. Note that a device such as a display driver that drives and controls the display screen 3 is also connected to the CPU 11, but is omitted here.
[0022]
The non-contact ticket C is composed of an IC card having a wireless communication function in the same manner as a known non-contact ticket, and although not shown, a ticket processing machine body G and a window processing machine corresponding to another processing machine of the present invention (not shown), etc. A communication control unit having an antenna for communicating with other devices, a CPU for comprehensively controlling the non-contact ticket C, and system program data and card data (commuter pass data, SF data, card ID,...) Are stored. The memory includes a power generation circuit that receives a power wave transmitted from a device such as the ticket gate body G and generates driving power for the contactless ticket C.
[0023]
The control operation will be described below using the sequence (transmission control procedure) in FIG. Since this sequence is the same until the writing of the sequence of FIGS. 5A and 5B is not completed, the subsequent processing will be described. That is, when entry / exit by the non-contact ticket C is permitted and writing of new entry / exit data for the non-contact ticket C is outside the communication range of the antenna a and writing has not been completed. The user touches the antenna a again with the non-contact ticket C. As a result, the non-contact ticket C is within the communication range of the antenna a, and a predetermined response signal is transmitted from the non-contact ticket C to the ticket gate body G in response to polling from the ticket gate body G.
[0024]
Upon receiving a predetermined response signal from the non-contact ticket C, the ticket gate body G makes a transmission request (reading request) for card data to the non-contact ticket C, and the card data from the non-contact ticket C in response to the request. Is transmitted to the ticket gate body G. The CPU 11 of the ticket gate body G compares the data transmitted from the non-contact ticket C with the data read last time, that is, the read data before the completion of writing, and both read data match in the same card ID. If it is, the contactless ticket C touched by the antenna again is determined to be the previous contactless ticket C, and new ticket entry data is written from the ticket gate body G to the contactless ticket C. Done. When the ticket gate body G receives predetermined data indicating completion of writing of the new entrance / exit data from the non-contact ticket C, the series of entrance / exit processing ends normally, and the door D1 is opened and used. The person is allowed to pass through the ticket gate passage P.
[0025]
FIG. 3B shows that the above-mentioned incomplete writing has already been written on the non-contact ticket C side, and that the non-contact ticket C is connected to the antenna before the predetermined data indicating the completion of the writing is transmitted to the ticket gate body G. A sequence in which the entrance / exit processing is interrupted after going out of the communication range of a is shown.
[0026]
In this case, the door D1 is closed when the entrance / exit process is interrupted, so that the user touches the non-contact ticket C to the antenna a again. As a result, the non-contact ticket C is within the communication range of the antenna a, and a predetermined response signal is transmitted from the non-contact ticket C to the ticket gate body G in response to polling from the ticket gate body G.
[0027]
Upon receiving a predetermined response signal from the non-contact ticket C, the ticket gate body G makes a transmission request (reading request) for card data to the non-contact ticket C, and the card data from the non-contact ticket C in response to the request. Is transmitted to the ticket gate body G. The CPU 11 of the ticket gate body G compares the data transmitted from the non-contact ticket C with the data read last time, that is, the read data before incomplete writing, and the read data does not match in the same card ID. If the data to be written by the ticket gate main body G exists in the read from the non-contact ticket C, it is determined that the non-contact ticket C has already been written and a series of The entrance / exit processing is terminated, the door D1 is opened, and the user is allowed to pass through the ticket gate passage P.
[0028]
FIG. 4 shows that the non-contact ticket C is out of the communication range of the antenna a before the completion of writing on the non-contact ticket C side in the same manner as in FIG. Shows the sequence.
[0029]
In this case, since the door D1 is closed because the entrance / exit process is interrupted, the user assumes that the non-contact ticket C is abnormal and gives the non-contact ticket C to the attendant. The clerk performs a predetermined process that also serves as a check of the non-contact ticket C at a window processing machine (not shown) installed at a predetermined place such as a clerk corner or a station office. In this process, data processing for entry / exit that the user intends to perform is usually performed in the ticket gate body G. That is, new entry / exit data is written in the non-contact ticket C at the window processing machine. Next, when the user touches the antenna a again with the contactless ticket C processed by the window processing machine, the contactless ticket C becomes within the communication range of the antenna a, and polling from the ticket gate body G is performed. In response to this, a predetermined response signal is transmitted from the non-contact ticket C to the ticket gate body G.
[0030]
Upon receiving a predetermined response signal from the non-contact ticket C, the ticket gate body G makes a transmission request (reading request) for card data to the non-contact ticket C, and the card data from the non-contact ticket C in response to the request. Is transmitted to the ticket gate body G. The CPU 11 of the ticket gate body G compares the data transmitted from the non-contact ticket C with the data read last time, that is, the read data before incomplete writing, and the read data does not match in the same card ID. When the data to be written by the ticket gate main body G does not exist in the read from the non-contact ticket C, the CPU 11 again calculates the entry / exit based on the data read this time. Is performed and a determination process is performed. However, in this judgment, the entrance / exit at the time of the first judgment and the entrance / exit of this judgment are not paired. That is, a normal cycle in which entrance / exit → enter / exit alternately appears → Since the entry or entry → exit, the judgment is NG, the door D1 is closed and the passage through the ticket gate passage P is rejected, the staff process is guided through the display screen 3 and the speaker 4, and the lamp 5 is lit. The staff will be informed. The clerk knows that the current judgment NG is due to the fact that it has already been processed by the window processing machine. In this case, the gate D1 is opened by operating a monitoring panel (not shown). The processing of the non-contact ticket by the main body G is omitted and the user is allowed to pass. Thereby, overwriting by the ticket gate body G with respect to the non-contact ticket C is prevented.
[0031]
More specifically, the above example is used to perform entry / exit calculation processing using the card data (1) read from the first contactless ticket C, to generate predetermined new write data (2), It is assumed that this is transmitted to the non-contact ticket C side. At this time, since the writing is interrupted, it is assumed that new write data {circle around (3)} is generated and written to the non-contact ticket C by the predetermined arithmetic processing by the window processing machine.
[0032]
In this case, the data {circle around (3)} read when the contactless ticket C processed by the window processing machine is touched by the antenna does not naturally match the data {circle around (1)} read first. Also, the data (2) and (3) do not match. At this time, entrance / exit determination processing using the latest read data (3) is performed. In this determination, when the entrance data is written in the counter processing machine, the user is trying to enter and the entrance data is written in the counter processing machine. If an entry process is attempted using 3 ▼, the entry is changed from entry to entry, and the validity of entry / exit is not obtained. Similarly, when the user tries to participate, the cycle is determined to be abnormal and becomes NG. As described above, when the determination is NG, passage of the non-contact ticket C by the ticket gate body G is permitted without processing by the clerk process as described above.
[0033]
In addition, if the above-mentioned counter processing machine performs the process of increasing or decreasing the amount without writing the entry / exit data, the entry / exit determination is OK, and in this case, it is omitted in the sequence of FIG. However, new data is written to the contactless ticket by the entrance / exit calculation process using the data (3) written by the window processing machine.
[0034]
In the above-described example, the contact processing machine corresponding to the non-contact ticket installed in the clerk corner as another device is used. However, the processing machine corresponding to the non-contact ticket installed in the station office or the like may be used.
[0035]
【The invention's effect】
Non-contact automatic gate according to claim 1 of the present invention, ticket gate body and the data exchange is new predetermined entrance and exit data for the non-contact tickets from the ticket gate body between the contactless tickets Is interrupted before the ticket checker body receives the new data indicating the completion of the writing of the new predetermined entrance / exit data from the non-contact ticket, and then the data transfer is resumed. Thus, the predetermined card data read from the non-contact ticket is inconsistent with the predetermined card data read before the data exchange is resumed, and the predetermined card data read from the non-contact ticket is the data. If it does not match the new specified entry / exit data for the contactless ticket from the ticket gate before the transfer, the specified entry / exit processing is performed on the contactless ticket on other devices. Other Because it has a processing means for entrance and exit processing based on a predetermined entrance and exit data written in vessel, it is possible to resume efficiently successfully processed even when interrupted entrance and exit processing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of one of a pair of housings constituting a ticket gate main body according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a controller.
FIG. 3 is a sequence showing a control operation.
FIG. 4 is a sequence showing a control operation.
FIG. 5 is a sequence showing a control operation of a conventional non-contact automatic ticket gate.
[Explanation of symbols]
G Main body of non-contact type automatic ticket gate (main gate)
G1 housing D1, D2 door P ticket gate passage B sensor mounting box S1 to S3, S10 to S15 human detector 1 inlet 2 outlet 6 controller a antenna

Claims (1)

非接触式自動改札機の本体と非接触券との間で非接触で、前記非接触券に記憶されているカードデータに関する、前記非接触式自動改札機による前記カードデータの読取り要求、前記非接触券による前記カードデータの送信、前記非接触式自動改札機による前記非接触券への入出場データの送信および書込み、前記非接触券から前記非接触式自動改札機への前記入出場データの書込み完了の送信からなるデータ授受を行って入出場処理する非接触式自動改札機において、
前記非接触式自動改札機の本体と前記非接触券との間の前記データ授受がその非接触式自動改札機の本体からその非接触券に対して入出場駅データおよび入出場時刻データを含む新たな前記入出場データの書込みが行われ、かつ、その非接触券からその新たな入出場データの書込みの完了を示すデータがその非接触式自動改札機の本体が受信する前に中断し、その後、そのデータ授受の再開で、その非接触券から再び読取られた前記カードデータがそのデータ授受の再開前に読取られた前記カードデータと不一致で、かつ、その非接触券から読取られた前記カードデータがそのデータ授受の再開前にその非接触式自動改札機の本体からその非接触券に対して行われた前記入出場データとも不一致のとき、その非接触券に対して他の機器で入出場処理が行われたと判定し、その他の機器で書込まれた前記入出場データに基づいて入出場処理する処理手段を有することを特徴とする非接触式自動改札機。
Between the main body of the non-contact automatic ticket gate and the non-contact ticket , the non-contact card data stored in the non-contact ticket, the card data read request by the non-contact automatic ticket gate, Transmission of the card data by a contactless ticket, transmission and writing of entry / exit data to the contactless ticket by the contactless automatic ticket gate, entry / entry data from the contactless ticket to the contactless automatic ticket gate In a non-contact automatic ticket gate that performs entry and exit processing by exchanging data consisting of sending completion of writing ,
Wherein the data transfer between the body of the non-contact automatic ticket gate said non-contact ticket, the entrance and exit station data and entry and exit time data for the non-contact tickets from the body of the non-contact automatic ticket gate new write of the entering played data is performed including, and, before the new entry indicates the completion of the contestants data writing to data from the contactless tickets received by the body of the non-contact automatic ticket gate interrupted, then at the resumption of the data transfer, the card data is read again from the contactless tickets in the card data and discrepancies read before resuming the data transfer, and, from the contactless tickets when a mismatch with the entrance and exit data made to the contactless tickets the card data read was from its non-contact automatic ticket gate machine body before resumption of the data transfer, for the contactless tickets input on other devices Determining that field processing is performed, a non-contact automatic gate, characterized in that it comprises a processing means for entrance and exit processing based on other of the entrance and exit data written by the device.
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