JP4373106B2

JP4373106B2 - Furnace cleaning device

Info

Publication number: JP4373106B2
Application number: JP2003052085A
Authority: JP
Inventors: 信二古山
Original assignee: Toshiba Plant Systems and Services Corp
Current assignee: Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority date: 2003-02-27
Filing date: 2003-02-27
Publication date: 2009-11-25
Anticipated expiration: 2023-02-27
Also published as: JP2004257997A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉圧力容器内の炉心支持板およびそれに多数取付けられている燃料支持金具を清掃する炉内清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
原子炉圧力容器の中間部には図１０に示す炉心支持板10が固定され、その炉心支持板10に多数形成された円形孔に夫々燃料支持金具５の中間部以下が嵌着される。この燃料支持金具５は図１１および図１２に示す如く、その上端部に膨大部５ａが形成され、その膨大部５ａの上面に四つの受け口６が等間隔に離間して設けられている。膨大部５ａの下方は横断面円形に形成され、その内部と受け口６内とが連通する。受け口６内は、その上部において中間側に向かって案内する湾曲面５ｂを有する。
【０００３】
また、燃料支持金具５の中間部外周には連通孔31が形成され、それが各受け口６に連通する。さらに燃料支持金具５の中央位置には横断面十字状の制御棒挿通孔37が上下方向に貫通している。そしてそこに制御棒32が上下動自在に挿通される。この制御棒32は図１０に示す如く、四本の燃料集合体28の間にできる十字状の隙間に挿脱自在に挿通されるものである。
【０００４】
このような構造を有する燃料支持金具５の内部および炉心支持板10の表面には、放射性物質を含む塵埃が次第に堆積される。そこで、定期的にその堆積物を清掃する必要がある。その際には、圧力容器の上蓋を取り外し、夫々の燃料集合体28を取り除くと共に、制御棒32を引抜く。そして、圧力容器内に炉水を満たした状態で清掃が行われる。
従来の清掃方法は、操作用ポールに吸引ホースを縛り付け、燃料支持金具の受け口からそれを挿入して内部の塵埃を炉水と共に吸引する。また、炉心支持板上も同様の方法により吸引し、清掃していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
このような清掃は、約２０ｍ程上方から操作用のポールで吸引ホースの先端を移動しつつ行っていたため、その吸引ホースの先端を迅速に燃料支持金具の受け口内に挿入することが面倒であり、多大の時間と労力を要していた。
また、その操作中に炉内機器に操作用ポールが接触するおそれもあるため、慎重に行なう必要があり極めて面倒な作業であった。
そこで本発明は、複数の位置決め部材を用いて迅速に燃料支持金具５の内部および炉心支持板10の表面を清掃することができる清掃装置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の本発明は、各部の横断面が、上部格子（１）の各格子開口（２）より小に形成された長尺な装置本体（３）と、
その装置本体（３）の上部に形成され、上端部外周が前記格子開口（２）に略整合する上部位置決め部（４）と、
その装置本体（３）の下部に突設され、外周が燃料支持金具（５）の受け口（６）に略整合する下部位置決め部（７）と、
その下部位置決め部（７）の下端より下方に突設された燃料支持金具用の第一吸引ノズル（８）とを具備し、
前記燃料支持金具（５）は、その下部横断面外周が円形で、上部がそれより大となる膨大部（５ａ）を有し、その膨大部（５ａ）上面に互いに平面方向に等間隔に離間して４つの前記受け口（６）が並列開口し、各受け口（６）の内部はその燃料支持金具（５）の中心側に導かれた形状を有し、
前記上部位置決め部（４）を前記格子開口（２）に嵌着すると共に、前記下部位置決め部（７）を前記受け口（６）に嵌着した状態で、前記第一吸引ノズル（８）の先端開口が前記燃料支持金具（５）の前記中心側に向けられた炉内清掃装置である。
【０００７】
請求項２に記載の本発明は、請求項１において、
前記装置本体(3) の上部に、外周が前記格子開口(2) に略整合する上部位置決め部(4) が設けられ、
前記下部位置決め部(7) および第一吸引ノズル(8) が夫々一対、前記装置本体(3) の下端に並列して突設された炉内清掃装置である。
【０００９】
請求項３に記載の本発明は、請求項１又は請求項２において、
前記装置本体（３）の下端部外周にブラケット（９）が突設され、そのブラケット（９）に炉心支持板（１０）用の第二吸引ノズル（１１）が可動自在に取り付けられると共に、その第二吸引ノズル（１１）を水平方向に往復駆動する駆動手段（１２）が設けられた炉内清掃装置である。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図１は本清掃装置の一部を省略した正面図であり、図２はその側面図、図３はその平面図である。そして図４は同清掃装置下部の要部を示す分解斜視図であり、図５は同要部の正面図、図６は同側面図、図７は図６の VII− VII矢視図である。また、図８は図５，図６の駆動手段12を示す説明図であり、図９はその駆動手段12のピストンロッド27を下降させたときの、第二吸引ノズル11の移動状況を示す説明図である。
【００１１】
この炉内清掃装置35は、装置本体３と、その下端に一対突設された下部位置決め部７と、下部位置決め部７の下面に突設された一対の第一吸引ノズル８と、一対の第一吸引ノズル８の裏面側に配置された第二吸引ノズル11とを有する。
装置本体３は、その横断面の全てが図１０に示す上部格子１の格子開口２よりも小に形成されている。装置本体３の中間部よりも上方は、パイプ材を用いた枠形に形成され、その上端部外周は前記上部格子１の格子開口２の内周に略整合する。即ち、その外周は格子開口２よりも僅かに小に形成されて上部位置決め部４を構成する。そして上部位置決め部４の下端には、テーパー状のガイド部38が形成されている。
【００１２】
さらに中間部には、一対のフランジ39を介して炉内清掃装置35の下部が接続されている。このフランジ39の下面にはヘッダ19が設けられ、そのヘッダ19に水パイプ20が連通する。また、そのフランジ39には３本の吸引管18，41が貫通し、そのうち一対の吸引管18の先端部外周には下部位置決め部７が固定されている。そして吸引管18はその下端部位置決め部７を貫通し、その先端に第一吸引ノズル８が設けられている。一対のこの第一吸引ノズル８は、先端開口が図７の如くハの字状に位置される。そして下部位置決め部７の上面側には図４に示す如くブラケット９が設けられ、このブラケット９に第二吸引ノズル11が矢印方向に移動自在に取付けられ、ブラケット９に対して第２吸引ノズル11を水平方向に往復動させるように駆動手段12が設けられている。
【００１３】
この駆動手段12は、図８，図９に示すカム機構22からなり、ブラケット９に固定された基板９ａに水平ガイドレール40が案内され、そのガイドレール40に第２吸引ノズル11が固定されている。そのガイドレール40にはピン26が突設され、そのピン26が基板９ａおよび垂直ガイド９ｂの図示しない水平なスリットを貫通する。さらにそのピン26がカム板25のカム溝25ａに案内されている。そのカム板25はシリンダ23のピストンロッド27の先端に固定されている。
そしてシリンダ23のピストンロッド27を図８の状態から図９の如く伸張させることにより、カム機構22のカム溝25ａにピン26を案内させ、それに伴って第二吸引ノズル11を基板９ａに対して左方（矢印方向）に移動させるものである。この移動によって第二吸引ノズル11は、後述するように炉心支持板10の表面を広範囲に清掃することができる。
【００１４】
その第二吸引ノズル11の上端には、図１の如く、吸引ホース17の下端が接続され、その吸引ポース17の上端が吸引管41に連結されている。
次に、下部位置決め部７は円板状に形成され、その外周が燃料支持金具５の上端に設けた受け口６に整合する。そして、一対の下部位置決め部７の間隔は燃料支持金具の５の隣接する一対の受け口６のそれに整合する。
また、装置本体３の上端には、上端板13が固定されている。この上端板13にはその中心に操作棒取り付け端16が突設されると共に、その操作棒取り付け端16の近傍にワイヤ係止部15が突設されている。このワイヤ係止部15は、装置全体の重心を通る垂直線上に位置にされている。
図３において、上端板13の右側にはケーブル挿通孔14が開口し、その開口に電気ケーブルや吸引ホース・水ハイプ用の連結ホースが挿通される。
【００１５】
このようにしてなる炉内清掃装置35は、図１６に示すように使用される。即ち、圧力容器33の上方に走行自在に配置された燃料交換機34から吊り下げ装置40を介してワイヤ36により炉内清掃装置35を吊り下げる。そして、その炉内清掃装置35を圧力容器33内に降ろし、上部格子１の格子開口２を通過させ、その先端を炉心支持板10の燃料支持金具５に挿入する。
このとき炉内清掃装置35の上部位置決め部４の外周が上部格子１の格子開口２に整合し、炉内清掃装置35の下端の一対の下部位置決め部７が燃料支持金具５の一対の受け口６に整合する。そして下部位置決め部７から突出された第一吸引ノズル８が受け口６内に進入し、その一対のノズル端が図１３に示す如く、燃料支持金具５のハの字状に中心側に向けられ、特に塵埃が堆積しがちなその部分を集中的に清掃するものである。
【００１６】
なお、この第一吸引ノズル８の下端外周には図４に示す如く、小孔21が背面および両側に配置され、内部に導かれた水パイプ20から噴出する水を小孔21からその背面側および両側側に噴き出させる。そして燃料支持金具５の受け口６内に堆積した塵埃を巻き上げ、その巻き上げた塵埃を炉水と共に第一吸引ノズル８によって吸い上げる。
このとき、第二吸引ノズル11の先端は図１０の炉心支持板10上に僅かな隙間を開けて対向する。そして炉心支持板10上の塵埃を炉水と共に吸い上げる。
【００１７】
次いで図１４の如く、左側のシリンダ23のピストンロッド27を縮小すると共に、右側のシリンダ23のピストンロッド27を伸張させることにより、夫々のカム機構22を介して第二吸引ノズル11を図において右側に移動させ、その位置の炉心支持板10上の塵埃を第二吸引ノズル11の下端から吸い込む。
次いで図１５に示す如く、図１４の場合とは逆に左側のシリンダ23のピストンロッド27を伸張させると共に、右側のシリンダ23のピストンロッド27を縮小させ、第二吸引ノズル11を下部位置決め部７に対して左側に水平移動させる。そしてその位置の炉心支持板10上の塵埃を吸引して清掃するものである。
【００１８】
以上のようにして、図１３における一つの燃料支持金具５の左側における一対の受け口６の内部および炉心支持板10上を清掃する。
次に、一つの燃料支持金具５の右側の受け口６内を清掃するには、図１６において炉内清掃装置35を一旦引き上げ、それを左右逆向きにして再び同一の上部格子１の格子開口２内に挿入する。即ち、図１において一対の第一吸引ノズル８および第二吸引ノズル11は、上部位置決め部４の中心対して左側に寄った位置に配置されているものを、１８０°回転させることによりそれらを右側に寄らせることができる。するとそこで、燃料支持金具５の右側の一対の受け口６内を清掃することができる。それと共に、燃料支持金具５の右側における炉心支持板10部分を清掃できる。
【００１９】
なお、図１３において燃料支持金具５より上側および下側を第二吸引ノズル11で清掃するには、炉内清掃装置35を９０°回転してから格子開口２の上部格子１に挿入し、その下端を炉心支持板10の燃料支持金具５に嵌着させれば良い。
図１６において、ワイヤ36は図１の上端に突設されたワイヤ係止部15に係止される。このワイヤ係止部15は、炉内清掃装置35の重心上の真上に位置するため、装置全体を垂直に保って下降することができる。また、上端板13の操作棒取り付け端16には図示しない操作棒が取付けられる。この操作棒は、炉内清掃装置35の姿勢および位置を圧力容器33の上方から作業員が手動で制御するものである。その操作棒は、定尺のものを順次直列に連結できるような構造となっている。
【００２０】
【発明の作用・効果】
本発明の炉内清掃装置は、長尺な装置本体３の下部に下部位置決め部７が突設され、それが燃料支持金具５の受け口６に整合すると共に、下部位置決め部７の下端より下方に第一吸引ノズル８が突設されているから、下部位置決め部７を燃料支持金具５の受け口６に嵌着状態で、受け口６内を第一吸引ノズル８によって確実に清掃することができる。
さらに、第一吸引ノズル８の先端開口を燃料支持金具５の中心側に向けたので、燃料支持金具５の塵埃の溜まり易い部分を集中的に清掃することができる。
【００２１】
上記構成において、装置本体３の上部に上部格子１の格子開口２に整合する上部位置決め部４を設け、下部位置決め部７および第一吸引ノズル８を夫々一対、装置本体３の下端に並列して突設することができる。それにより、一対の受け口６を同時に効率良く清掃することが可能となる。
また、上部位置決め部４の存在により一対の下部位置決め部７を夫々の受け口６に容易に嵌着することができる。
【００２２】
上記何れかの構成において、装置本体３の下端部外周のブラケット９に第二吸引ノズル１１を可動自在に取り付けることができる。そして駆動手段１２によって、第二吸引ノズル１１を水平方向に往復駆動することにより、炉心支持板１０の表面をより広い範囲で清掃することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の炉内清掃装置の正面図。
【図２】同右側面図。
【図３】同平面図。
【図４】同炉内清掃装置の要部分解斜視略図。
【図５】同要部の正面図。
【図６】同要部右側面図。
【図７】図６の VII− VII矢視図。
【図８】第二吸引ノズル11を往復駆動する駆動手段12の斜視説明図。
【図９】同斜視説明図。
【図１０】炉内の上部格子１と燃料支持金具５と炉心支持板10との位置関係を示す斜視説明図。
【図１１】燃料支持金具５の斜視略図。
【図１２】同平面図およびそのＢ−Ｂ矢視断面図。
【図１３】燃料支持金具５と第二吸引ノズル11および一対の吸引管18との位置関係を示す平面説明図。
【図１４】第二吸引ノズル11の駆動手段12においてそのシリンダ23のピストンロッド27と第二吸引ノズル11との相対関係を示す第１の説明図。
【図１５】同第２の説明図。
【図１６】炉内清掃装置35を圧力容器33内に挿入する説明図。
【符号の説明】
１上部格子
２格子開口
３装置本体
４上部位置決め部
５燃料支持金具
５ａ膨大部
５ｂ湾曲面
６受け口
７下部位置決め部
８第一吸引ノズル
９ブラケット
９ａ基板
９ｂ垂直ガイド
10 炉心支持板
11 第二吸引ノズル
12 駆動手段
13 上端板
14 ケーブル挿通孔
15 ワイヤ係止部
16 操作棒取り付け端
17 吸引ホース
18 吸引管
19 ヘッダ
20 水パイプ
21 小孔
22 カム機構
23 シリンダ
24 取付金具
25 カム板
25ａカム溝
26 ピン
27 ピストンロッド
28 燃料集合体
30 制御棒案内管
31 連通孔
32 制御棒
33 圧力容器
34 燃料交換機
35 炉内清掃装置
36 ワイヤ
37 制御棒挿通孔
38 ガイド部
39 フランジ
40 ガイドレール
41 吸引管
42 吊り下げ装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an in-core cleaning device for cleaning a core support plate in a reactor pressure vessel and a number of fuel support fittings attached thereto.
[0002]
[Prior art]
A core support plate 10 shown in FIG. 10 is fixed to the intermediate portion of the reactor pressure vessel, and the portions below the intermediate portion of the fuel support fitting 5 are fitted into circular holes formed in the core support plate 10. As shown in FIGS. 11 and 12, the fuel support fitting 5 has an enormous portion 5a formed at the upper end portion thereof, and four receiving ports 6 are provided at equal intervals on the upper surface of the enormous portion 5a. The lower portion of the enormous portion 5a is formed in a circular cross section, and the inside communicates with the inside of the receiving port 6. The interior of the receiving port 6 has a curved surface 5b that guides toward the middle side at the top.
[0003]
Further, a communication hole 31 is formed in the outer periphery of the intermediate portion of the fuel support fitting 5 and communicates with each receiving port 6. Further, a control rod insertion hole 37 having a cross-shaped cross section penetrates in the center of the fuel support fitting 5 in the vertical direction. And the control rod 32 is inserted there through so as to be movable up and down. As shown in FIG. 10, the control rod 32 is removably inserted into a cross-shaped gap formed between the four fuel assemblies 28.
[0004]
Dust containing radioactive material is gradually deposited inside the fuel support fitting 5 having such a structure and on the surface of the core support plate 10. Therefore, it is necessary to clean the deposits periodically. At that time, the upper lid of the pressure vessel is removed, the respective fuel assemblies 28 are removed, and the control rod 32 is pulled out. And cleaning is performed in the state which filled the reactor water in the pressure vessel.
In the conventional cleaning method, a suction hose is tied to the operation pole, and the suction dust is inserted together with the reactor water by inserting it from the receiving port of the fuel support fitting. The core support plate was also sucked and cleaned by the same method.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Such cleaning is performed while moving the tip of the suction hose from about 20 m above with an operation pole, so it is troublesome to quickly insert the tip of the suction hose into the receptacle of the fuel support fitting. It took a lot of time and effort.
In addition, there is a possibility that the operation pole may come into contact with the in-furnace device during the operation.
Therefore, an object of the present invention is to provide a cleaning device that can quickly clean the inside of the fuel support fitting 5 and the surface of the core support plate 10 using a plurality of positioning members.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention according to claim 1 is a long apparatus main body (3) in which the cross section of each part is formed smaller than each lattice opening (2) of the upper lattice (1),
An upper positioning portion (4) formed on an upper portion of the apparatus main body (3) and having an outer periphery at an upper end substantially aligned with the lattice opening (2);
A lower positioning portion (7) projecting from the lower portion of the apparatus body (3) and having an outer periphery substantially aligned with the receiving port (6) of the fuel support fitting (5);
A first suction nozzle (8) for a fuel support fitting projecting downward from the lower end of the lower positioning part (7),
The fuel support fitting (5) has an enormous portion (5a) whose outer periphery in the lower part is circular and whose upper part is larger than that, and the upper surface of the enormous portion (5a) is spaced apart at equal intervals in the plane direction. The four receiving ports (6) are opened in parallel, and the inside of each receiving port (6) has a shape led to the center side of the fuel support fitting (5),
The tip of the first suction nozzle (8) with the upper positioning part (4) fitted into the lattice opening (2) and the lower positioning part (7) fitted into the receiving port (6) The in- furnace cleaning device has an opening directed toward the center side of the fuel support fitting (5) .
[0007]
The present invention according to claim 2 is the method according to claim 1,
An upper positioning part (4) whose outer periphery is substantially aligned with the lattice opening (2) is provided on the upper part of the apparatus body (3),
The in-furnace cleaning device has a pair of the lower positioning portion (7) and the first suction nozzle (8) protruding in parallel with the lower end of the device main body (3).
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect ,
A bracket (9) projects from the outer periphery of the lower end of the apparatus body (3), and a second suction nozzle (11) for the core support plate (10) is movably attached to the bracket (9). It is an in-furnace cleaning apparatus provided with drive means (12) for reciprocatingly driving the second suction nozzle (11) in the horizontal direction .
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view in which a part of the cleaning device is omitted, FIG. 2 is a side view thereof, and FIG. 3 is a plan view thereof. 4 is an exploded perspective view showing the main part of the lower part of the cleaning device, FIG. 5 is a front view of the main part, FIG. 6 is a side view of the same, and FIG. 7 is a view taken in the direction of arrows VII-VII in FIG. . 8 is an explanatory view showing the drive means 12 of FIGS. 5 and 6. FIG. 9 is an explanatory view showing the movement state of the second suction nozzle 11 when the piston rod 27 of the drive means 12 is lowered. FIG.
[0011]
This in-furnace cleaning device 35 includes a main body 3, a pair of lower positioning portions 7 projecting from the lower end thereof, a pair of first suction nozzles 8 projecting from the lower surface of the lower positioning portion 7, and a pair of first suction nozzles 8. And a second suction nozzle 11 disposed on the back side of the one suction nozzle 8.
The apparatus main body 3 is formed so that the entire cross section thereof is smaller than the lattice opening 2 of the upper lattice 1 shown in FIG. The upper part of the apparatus main body 3 is formed in a frame shape using a pipe material, and the outer periphery of the upper end thereof is substantially aligned with the inner periphery of the lattice opening 2 of the upper lattice 1. That is, the outer periphery is formed slightly smaller than the lattice opening 2 to constitute the upper positioning portion 4. A tapered guide portion 38 is formed at the lower end of the upper positioning portion 4.
[0012]
Further, the lower part of the in-furnace cleaning device 35 is connected to the intermediate part via a pair of flanges 39. A header 19 is provided on the lower surface of the flange 39, and the water pipe 20 communicates with the header 19. Further, three suction pipes 18 and 41 pass through the flange 39, and the lower positioning part 7 is fixed to the outer periphery of the distal end portion of the pair of suction pipes 18 among them. The suction pipe 18 passes through the lower end positioning portion 7 and is provided with a first suction nozzle 8 at the tip thereof. The pair of first suction nozzles 8 are arranged in a C-shaped opening at the tip as shown in FIG. As shown in FIG. 4, a bracket 9 is provided on the upper surface side of the lower positioning portion 7, and a second suction nozzle 11 is attached to the bracket 9 so as to be movable in the direction of the arrow, and the second suction nozzle 11 is attached to the bracket 9. The driving means 12 is provided so as to reciprocate in the horizontal direction.
[0013]
The driving means 12 includes a cam mechanism 22 shown in FIGS. 8 and 9. A horizontal guide rail 40 is guided to a substrate 9 a fixed to the bracket 9, and the second suction nozzle 11 is fixed to the guide rail 40. Yes. A pin 26 protrudes from the guide rail 40, and the pin 26 passes through a horizontal slit (not shown) of the substrate 9a and the vertical guide 9b. Further, the pin 26 is guided in the cam groove 25 a of the cam plate 25. The cam plate 25 is fixed to the tip of the piston rod 27 of the cylinder 23.
Then, by extending the piston rod 27 of the cylinder 23 from the state of FIG. 8 as shown in FIG. 9, the pin 26 is guided to the cam groove 25a of the cam mechanism 22, and accordingly, the second suction nozzle 11 is moved with respect to the substrate 9a. It is moved to the left (arrow direction). By this movement, the second suction nozzle 11 can clean the surface of the core support plate 10 over a wide range as will be described later.
[0014]
As shown in FIG. 1, the lower end of the suction hose 17 is connected to the upper end of the second suction nozzle 11, and the upper end of the suction port 17 is connected to the suction pipe 41.
Next, the lower positioning portion 7 is formed in a disk shape, and the outer periphery thereof is aligned with the receiving port 6 provided at the upper end of the fuel support fitting 5. The distance between the pair of lower positioning portions 7 is aligned with that of the pair of adjacent receiving ports 6 of the fuel support fitting 5.
An upper end plate 13 is fixed to the upper end of the apparatus body 3. The upper end plate 13 has an operation rod mounting end 16 projecting from the center thereof, and a wire locking portion 15 is projected in the vicinity of the operation bar mounting end 16. The wire locking portion 15 is positioned on a vertical line passing through the center of gravity of the entire apparatus.
In FIG. 3, a cable insertion hole 14 is opened on the right side of the upper end plate 13, and an electric cable, a suction hose and a connection hose for water hype are inserted through the opening.
[0015]
The in-furnace cleaning device 35 thus formed is used as shown in FIG. That is, the in-furnace cleaning device 35 is suspended by the wire 36 through the suspension device 40 from the fuel exchanger 34 that is disposed so as to be able to run above the pressure vessel 33. Then, the in-furnace cleaning device 35 is lowered into the pressure vessel 33, passed through the lattice opening 2 of the upper lattice 1, and the tip thereof is inserted into the fuel support fitting 5 of the core support plate 10.
At this time, the outer periphery of the upper positioning portion 4 of the in-furnace cleaning device 35 is aligned with the lattice opening 2 of the upper lattice 1, and the pair of lower positioning portions 7 at the lower end of the in-furnace cleaning device 35 is a pair of receiving ports 6 of the fuel support fitting 5. To match. And the 1st suction nozzle 8 protruded from the lower positioning part 7 approached in the receiving port 6, and the pair of nozzle end is orient | assigned to the center side in the C shape of the fuel support metal fitting 5, as shown in FIG. In particular, the portion where dust tends to accumulate is intensively cleaned.
[0016]
As shown in FIG. 4, small holes 21 are arranged on the back surface and both sides of the outer periphery of the lower end of the first suction nozzle 8, and water ejected from the water pipe 20 led to the inside is discharged from the small holes 21 to the back surface side. And blow out on both sides. Then, the dust accumulated in the receiving port 6 of the fuel support fitting 5 is rolled up, and the rolled up dust is sucked up together with the reactor water by the first suction nozzle 8.
At this time, the tip of the second suction nozzle 11 is opposed to the core support plate 10 shown in FIG. The dust on the core support plate 10 is sucked up together with the reactor water.
[0017]
Next, as shown in FIG. 14, the piston rod 27 of the left cylinder 23 is contracted and the piston rod 27 of the right cylinder 23 is extended, so that the second suction nozzle 11 is moved to the right side in the drawing via the respective cam mechanisms 22. The dust on the core support plate 10 at that position is sucked from the lower end of the second suction nozzle 11.
Next, as shown in FIG. 15, in contrast to the case of FIG. 14, the piston rod 27 of the left cylinder 23 is extended and the piston rod 27 of the right cylinder 23 is contracted, so that the second suction nozzle 11 is moved to the lower positioning portion 7. Move horizontally to the left. Then, dust on the core support plate 10 at that position is sucked and cleaned.
[0018]
As described above, the inside of the pair of receiving ports 6 and the core support plate 10 on the left side of one fuel support fitting 5 in FIG. 13 are cleaned.
Next, in order to clean the inside of the right receiving port 6 of one fuel support fitting 5, the in-furnace cleaning device 35 is once lifted in FIG. Insert inside. That is, in FIG. 1, the pair of the first suction nozzle 8 and the second suction nozzle 11 are arranged at positions on the left side with respect to the center of the upper positioning portion 4, and are rotated to the right by rotating them 180 °. You can stop by. Then, the inside of the pair of receiving ports 6 on the right side of the fuel support fitting 5 can be cleaned. At the same time, the core support plate 10 on the right side of the fuel support fitting 5 can be cleaned.
[0019]
In order to clean the upper side and the lower side of the fuel support fitting 5 in FIG. 13 with the second suction nozzle 11, the in-furnace cleaning device 35 is rotated by 90 ° and inserted into the upper grid 1 of the grid opening 2. The lower end may be fitted to the fuel support fitting 5 of the core support plate 10.
In FIG. 16, the wire 36 is locked to the wire locking portion 15 protruding from the upper end of FIG. Since the wire locking portion 15 is located directly above the center of gravity of the in-furnace cleaning device 35, the entire device can be lowered while being kept vertical. An operation rod (not shown) is attached to the operation rod attachment end 16 of the upper end plate 13. This operating rod is for the operator to manually control the attitude and position of the in-furnace cleaning device 35 from above the pressure vessel 33. The operation rod has a structure that allows serially connecting fixed rods in series.
[0020]
[Operation and effect of the invention]
In the in-furnace cleaning apparatus according to the present invention, a lower positioning portion 7 projects from the lower portion of the long apparatus body 3, which aligns with the receiving port 6 of the fuel support fitting 5 and is below the lower end of the lower positioning portion 7. Since the first suction nozzle 8 protrudes, the inside of the receiving port 6 can be reliably cleaned by the first suction nozzle 8 while the lower positioning portion 7 is fitted to the receiving port 6 of the fuel support fitting 5.
Furthermore, since the front end opening of the first suction nozzle 8 is directed toward the center of the fuel support fitting 5, the portion of the fuel support fitting 5 where dust tends to accumulate can be intensively cleaned.
[0021]
In the above configuration, an upper positioning portion 4 that aligns with the lattice openings 2 of the upper lattice 1 is provided on the upper portion of the apparatus main body 3, and a pair of the lower positioning portion 7 and the first suction nozzle 8 are arranged in parallel with the lower end of the apparatus main body 3. It can be projected. Thereby, it becomes possible to efficiently clean the pair of receiving ports 6 simultaneously.
Further, due to the presence of the upper positioning portion 4, the pair of lower positioning portions 7 can be easily fitted into the respective receiving ports 6.
[0022]
In any one of the configurations described above, the second suction nozzle 11 can be movably attached to the bracket 9 on the outer periphery of the lower end of the apparatus main body 3. Then, by driving the second suction nozzle 11 back and forth in the horizontal direction by the driving means 12, the surface of the core support plate 10 can be cleaned in a wider range.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an in-furnace cleaning apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a right side view of the same.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is a schematic exploded perspective view of a main part of the furnace cleaning device.
FIG. 5 is a front view of the main part.
FIG. 6 is a right side view of the main part.
7 is a view taken along arrow VII-VII in FIG. 6;
FIG. 8 is a perspective explanatory view of driving means 12 for reciprocatingly driving a second suction nozzle 11;
FIG. 9 is an explanatory perspective view of the same.
FIG. 10 is a perspective explanatory view showing the positional relationship among the upper grid 1, the fuel support fitting 5 and the core support plate 10 in the furnace.
11 is a schematic perspective view of the fuel support fitting 5. FIG.
FIG. 12 is a plan view of the same and a cross-sectional view taken along the line BB.
FIG. 13 is an explanatory plan view showing the positional relationship between the fuel support fitting 5, the second suction nozzle 11 and the pair of suction pipes 18;
14 is a first explanatory view showing a relative relationship between the piston rod 27 of the cylinder 23 and the second suction nozzle 11 in the driving means 12 of the second suction nozzle 11. FIG.
FIG. 15 is a second explanatory view of the same.
FIG. 16 is an explanatory view of inserting the in-furnace cleaning device 35 into the pressure vessel 33;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Upper grating | lattice 2 Grating opening 3 Apparatus main body 4 Upper positioning part 5 Fuel support metal fitting 5a Enlarged part 5b Curved surface 6 Receiving port 7 Lower positioning part 8 First suction nozzle 9 Bracket 9a Substrate 9b Vertical guide
10 Core support plate
11 Second suction nozzle
12 Drive means
13 Top plate
14 Cable insertion hole
15 Wire locking part
16 Operation rod mounting end
17 Suction hose
18 Suction tube
19 Header
20 water pipe
21 small hole
22 Cam mechanism
23 cylinders
24 Mounting bracket
25 Cam plate
25a Cam groove
26 pins
27 Piston rod
28 Fuel assembly
30 Control rod guide tube
31 communication hole
32 Control rod
33 Pressure vessel
34 Refueling machine
35 Furnace cleaning equipment
36 wires
37 Control rod insertion hole
38 Guide section
39 Flange
40 Guide rail
41 Suction tube
42 Suspension device

Claims

An elongated device body (3) in which the cross section of each part is formed smaller than each grid opening (2) of the upper grid (1);
An upper positioning portion (4) formed on an upper portion of the apparatus main body (3) and having an outer periphery at an upper end substantially aligned with the lattice opening (2);
A lower positioning portion (7) projecting from the lower portion of the apparatus body (3) and having an outer periphery substantially aligned with the receiving port (6) of the fuel support fitting (5);
A first suction nozzle (8) for a fuel support fitting projecting downward from the lower end of the lower positioning part (7),
The fuel support fitting (5) has an enormous portion (5a) whose outer periphery in the lower part is circular and whose upper part is larger than that, and the upper surface of the enormous portion (5a) is spaced apart at equal intervals in the plane direction. The four receiving ports (6) are opened in parallel, and the inside of each receiving port (6) has a shape led to the center side of the fuel support fitting (5),
The tip of the first suction nozzle (8) with the upper positioning part (4) fitted into the lattice opening (2) and the lower positioning part (7) fitted into the receiving port (6) An in- furnace cleaning device having an opening directed toward the center side of the fuel support fitting (5) .

In claim 1,
An upper positioning part (4) whose outer periphery is substantially aligned with the lattice opening (2) is provided on the upper part of the apparatus body (3),
An in-furnace cleaning device in which the lower positioning portion (7) and the first suction nozzle (8) are each paired in parallel with the lower end of the device main body (3).

In claim 1 or claim 2 ,
A bracket (9) projects from the outer periphery of the lower end of the apparatus body (3), and a second suction nozzle (11) for the core support plate (10) is movably attached to the bracket (9). In-furnace cleaning apparatus provided with drive means (12) for reciprocatingly driving the second suction nozzle (11) in the horizontal direction .