JP4371508B2 - Drainage pipe device and its rehabilitation method - Google Patents
Drainage pipe device and its rehabilitation method Download PDFInfo
- Publication number
- JP4371508B2 JP4371508B2 JP34068899A JP34068899A JP4371508B2 JP 4371508 B2 JP4371508 B2 JP 4371508B2 JP 34068899 A JP34068899 A JP 34068899A JP 34068899 A JP34068899 A JP 34068899A JP 4371508 B2 JP4371508 B2 JP 4371508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- joint
- existing
- floor slab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住戸屋内または屋外等の建築物に配設される排水管装置及びその更生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の排水管装置としては、図9、図10に示すものがある。
この排水管装置は、中・低層階建築物例えば中・低層階住宅、オフイスビル等において採用されているもので、縦排水主管41が各階床スラブ40を貫いて固着された管継手42を介して接続されている。
中・低層階住宅では、前記管継手42がT型、ト型で、階床スラブ40の貫通部分が直管状であり、その内面には羽根等の旋回流を生起させるものはない。そして、管継手42には流し台等からの排水管43が接続されている。また、この管継手42の上側受口には排水集合管44を介して縦排水主管41が接続されており、該集合管44にサニタリーベント45を介して便器46等が接続されている。なお、集合管44は通常のT型管であり、床47を貫通している。
【0003】
また、前記管継手42は、図10に示しているように、階床スラブ40に設けた貫通孔48に挿通され、この貫通孔48と階床スラブ40との間に埋戻したモルタル49により固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術では、配管した既設の排水管装置が老朽化した場合におけるその更新に際しては、既設排水管装置を全て撤去している。しかし、各階床スラブ40に管継手42を固着したモルタル49を、ハツリ作業により除去しないと管継手42を取り除くことができず、この撤去作業は、振動及び騒音が大きく、かつ熟練を要する上、長期間を要するなどの問題があった。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、更生に際し、既設管継手を固着しているモルタルのハツリ作業をなくすると共に振動及び騒音をなくし、さほどの熟練を要せず、しかも大幅な工期短縮をはかることができコスト低下の可能な排水管装置及びその更生方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
即ち、本発明は、中、低層階住宅、オフィスビル等の建築物の屋内又は屋外に配設される縦排水主管が、階床スラブに貫通装着された管継手を介して接続される排水管装置において、前記管継手が階床スラブに貫通状に固着された外管の内側に貫通装着されており、前記外管が、既設管継手を前記階床スラブの上下面近傍で切断して残された直管部分であることを特徴としている。
【0006】
この構成であれば、既設排水管装置が老朽化により更生の必要が生じた場合、管継手と縦排水主管又は縦排水主管及び集合管等との接続を分離し、外管から古い既設管継手を取り外した後、該外管内に更新の管継手を装着して、更新管継手に更新縦排水主管等を接続すればよい。
従って、前記外管を最初に階床スラブに固着しておけば、更生に際して、階床スラブのハツリ作業による外管除去が不要となり、振動及び騒音を無くし、しかもさほど熟練を要することなく、短期間で更生でき、大幅にコスト低下を図ることが可能である。
【0007】
また、本発明のかかる構成によれば、既設排水管装置において、既設管継手が外管を介して階床スラブに装着されていない場合でも、既設排水管装置の更生に際して、既設管継手を外管として利用でき、階床スラブのハツリ作業を無くすことができる。
前記排水管装置は、前記管継手が、耐蝕性材料例えばステンレス鋼、合成樹脂等からなる。
かかる構成によれば、前記管継手の耐久性の向上を図ることができ、該管継手の少なくとも外管に挿通される部分の肉厚を薄くできると共に、管継手の内径が小さくなるのを減少して、排水流下面積の低減を防止できる。なお、合成樹脂を管継手に採用するときは、これの外周を耐火物で被覆する必要がある。
【0008】
本発明に係る排水管装置の更生方法は、排水管の既設装置の更生方法であって、階床スラブに固着されている既設管継手を、前記階床スラブの上下面近傍で切断してその上部及び下部と既設縦排水主管を撤去し、前記既設管継手の切断して残された直管部分を外管とし、該外管に更新管継手を貫通装着し、更新管継手に更新縦排水主管を接続することを特徴としている。
従って、排水管装置の更生に際して、階床スラブのハツリ作業による既設管継手の除去が不要となり、振動及び騒音を無くし、しかもさほど熟練を要することなく、短期間で更生でき、大幅にコスト低下を図ることが可能である。
【0009】
なお、前記更新管継手は、耐蝕性材料例えばステンレス鋼、合成樹脂等により構成するのが好ましい。これにより、前記管継手の耐久性の向上を図ることができ、該管継手の少なくとも外管に挿通される部分の肉厚を薄くできると共に、管継手の内径が小さくなるのを減少して、排水流下面積の低減を防止できる。なお、合成樹脂を管継手に採用するときは、これの外周を耐火物で被覆する必要がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3は、本発明に係る屋内の排水管装置の第一の実施形態を示している。
図1に示すように、本発明に係る屋内の排水管装置は、屋内に配設される縦排水主管1と、中・低層建築物の階床スラブ2に貫通状に設けた通孔3に挿通されかつモルタル4により埋め戻し固着された外管5と、該外管5の内側に挿通装着された管継手6と、この管継手6の上端受口7に接続された排水集合管8とにより、構成されている。
【0011】
この排水管装置において、前記外管5は直管からなり、その長さが階床スラブ2の厚さよりも若干長くされ、図2に示すように、垂直状にモルタル4により固着される。この外管5は、当然のことながら、配管に先立って固着される。
前記管継手6は、直管状で上端に膨径部からなる前記受口7が形成され、下端が直管の差口9とされ、前記受口7内にはゴム輪10(シール部材)が装着されている。なお、外管5に装着される管継手は、前記直管ワンタッチジョイント型のほか、T型、ト型管継手を採用できる。
【0012】
前記排水集合管8は、下部のみしか図示していないが、図9に示す従来のものを採用することができる。
なお、前記縦排水主管1は、その受口開口端部外周にフランジ1aを備えたフランジ継手構造で、押し輪11、パッキン12等により前記管継手6の差口9に外嵌接続されるようになっている。
上記第一実施形態において、配管に際して、前もって階床スラブ2に固着された外管5に、管継手6を上から挿入し、下階の縦排水主管1を立ち上げる。この時、管継手6を若干引き上げて図3に2点鎖線で示す位置に保持しておく。次いで、縦排水主管1を図3に2点鎖線で示すように、その受口を管継手6の差口9直下に位置させた後、前記管継手6を降ろしてその差口9を縦排水主管1の受口に挿入し、押し輪11を図外のボルト・ナットにより縦排水主管1の受口フランジ1aに締付けることで、縦排水主管1と管継手6の接続ができる。
【0013】
そして、管継手6の受口7に排水集合管8の下端差口8aを挿入することで、管継手6と排水集合管8をワンタッチで接続できる。
第一実施形態によれば、外管5の内径を管継手6の直管部外径よりも若干大きくしておけば、管継手6を簡単に挿入装着でき、作業性がよくなる。そして、排水管装置が老朽化して更生の必要性が生じたとき、初期工事の縦排水主管1、排水集合管8を管継手6から取り外した後、管継手6を外管5から上方へ抜き出すことができ、モルタル4のハツリ作業は全く不要であり、更新の縦排水主管、管継手、排水集合管等を即座に配管することができ、短期間で工事を行うことが可能である。しかも、外管5は、初期工事で心出しされているので、更生に際して心出し作業が不要であり、熟練を要せず、振動や騒音のない安全な更生作業ができ、大幅にコスト低下を図ることができる。
【0014】
なお、上記実施形態において、縦排水主管1、外管5、管継手6、排水集合管8等の配管材料の材質は限定されるものではないが、配管材料としては耐蝕性のあるものが好ましい。
なお、第一実施形態の外管5は、既設排水管装置の老朽化による更生に際して、既設管継手61(図2に2点鎖線で示す)をその階床スラブ2の上下面近傍で切断して残った直管部分を充当することができ、かかる手段を採用したのが、本発明に係る既設排水管装置の更生方法である。
【0015】
即ち、本発明に係る排水管装置の更生方法の実施形態は、排水管の既設装置を更生するに際して、階床スラブ2に固着されている既設管継手61(図2に2点鎖線で示す)を、前記階床スラブ2の上下面近傍(図10に1点鎖線Cで示す部分参照)で切断してその上部及び下部と既設縦排水主管を撤去し、前記既設管継手の切断して残された直管部分を外管5とし、該外管5に更新管継手6を貫通装着し、更新管継手6に更新縦排水主管1を接続するものである。
本発明の上記更生方法の実施形態によれば、モルタル4のハツリ作業は全く不要であり、既に心出しされている既設管継手61の直管部分即ち外管5に更新管継手を挿入し、これに更新の縦排水主管、排水集合管等を即座に配管することができ、短期間で工事を行うことが可能である。しかも、外管5は、前述のように、初期工事で心出しされているので、更生に際して心出し作業が不要であり、熟練を要せず、振動や騒音のない安全な更生作業ができ、大幅にコスト低下を図ることができる。
【0016】
なお、この更生方法の実施形態においては、更新管継手6の外径が既設管継手61の内径よりも若干小さくなるため、排水流下断面積が少し小さくなるが、管継手6にステンレス鋼などの耐蝕性の大なる材料を採用することで、更新管継手6の直管部分の肉厚を薄くし、排水流下断面積の減少割合を小さくすることができる。また、更新管継手6の材料は、ステンレス鋼以外の例えば合成樹脂等の耐蝕性材料を採用することができる。
図4は、前記管継手6の他の受口構造を示し,受口7にはラッパ状に広がるテーパ部7aを設け、シール部材13には前記テーパ部7a内面に当接する膨径部14を設けておき、周方向の1ヵ所に縮径用締付部15を有するリング状の締付バンド16で、前記テーパ部7a外周まわりを締め付けるようになっている。
【0017】
このような受口構造を採用することで,受口7外周まわりの締付状態を均一にしてシール性を高めることができる。
図7は、管継手6と縦排水管1の接続構造の他の例を示し、縦排水管1が上端に受口のないストレート管で、管継手6の差口9と縦排水管1の上端とがシール材17を介して突き合わされ、図5,図6に示すC形リングからなる径方向に拡縮自在なバンド状継手18により締付固定されている。
このバンド状継手18は、ゴム製の円筒状シール材19を、C形とした割りプレート20で囲み、この割りプレート20の両端からほぼ径外方向に突設された締付フランジ21に、ボルト22を挿通して、このボルト22を締付・弛緩することにより、前記割りプレート20を径方向に拡大或いは縮小自在に構成してある。従って、前記継手18を予め縦排水主管1の上端部に図7に2点鎖線で示す位置に外嵌しておき、前記管継手6と縦排水主管1の上端を突き合わせた後、前記バンド状継手18を上方へ押し上げて、図7に実線で示している位置においてボルト22により締付固定することで、容易にかつ確実に接続することができる。 図8は、本発明に係る排水管装置の第二実施形態を示し、第一実施形態と異なる主要点は、管継手6が上下二分割されて上部管継手6aと下部管継手6bとからなり、かつ両管継手6a,6bが外管5内でシール部材23を介して突き合わせ接続されているところである。
【0018】
前記上部管継手6aは、その上端部がメカニカルジョイント形式の受口構造とされ、下半部が直管状で外管5への差口とされている。即ち、上部管継手6aの受口24端外周部は膨径されると共に外向きフランジ24aが形成され、該受口24の開口端にパッキン受部24bが形成されており、排水集合管8の下端差口8aが挿入される。なお、排水集合管8の下部には、予めパッキン25、カラー26、ロックリング27、押し輪28が、順次外嵌されており、前記押し輪28が前記フランジ24aにボルト29・ナット30を用いて締付連結されることで、上部管継手6aと排水集合管8とが連結されるようになっている。
【0019】
また、前記下部管継手6bは、上半部が直管状で外管5への差口とされ、下部に受口31が形成され、該受口31の内部にシール材受部32及びパッキン受部33が設けられており、前記受口31端部外周には、おねじ部34が設けられている。
そして、縦排水主管1の上端は、直管状の差口とされ、袋ナット35が回動可能に外嵌されている。
上記第二実施形態において、縦排水主管1の差口を下部管継手6bに挿入接続する際、まず、下部管継手6bのシール材受部32にシールリング36を挿入し、縦排水主管1の上端に前記袋ナット35の上側に位置させてパッキン37を外嵌しておき、前記縦排水主管1を下部管継手6bの受口31に挿入し、縦排水主管1の上端をシールリング36に押し当てた状態で、前記袋ナット35をおねじ部34に螺合させて締め付けることにより、縦排水主管1と下部管継手6bの接続作業が完了する。
【0020】
なお、第二実施形態において、上部管継手6aの受口構造は、第一実施形態のワンタッチジョイント形式、図4に示すジョイント形式、図7に示すバンド継手形式とすることができ、さらに、上部管継手6aは図10に示したT形或いはト形管継手を採用することができる。また、下部管継手6bは、下端部が直管状の差口となるいわゆるストレート管を使用し、縦排水主管1の上端受口構造として、図1、図4、図7に示すような受口構造のほか、ワンタッチジョイント形式を採用することができる。
【0021】
本発明に係る排水管装置の第二実施形態は、既設排水管装置の更生方法に採用できる。即ち、既設の管継手をその階床スラブ2の上下近傍で切断し、残った直管部分を外管5として再利用することで、排水管装置を更生できる。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、管継手6,6a,6b外の構成材料として耐蝕性材料例えばステンレス鋼、合成樹脂、さらには鋳鉄管等を採用できる。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係る排水管装置は、以上のように、縦排水主管が、階床スラブに貫通装着された管継手を介して接続される排水管装置において、前記管継手が階床スラブに貫通状に固着された外管の内側に貫通装着されている構成であるから、既設排水管装置が老朽化により更生の必要が生じた場合、管継手と縦排水主管又は縦排水主管及び集合管等との接続を分離し、外管から古い既設管継手を取り外した後、該外管内に更新の管継手を装着して、更新管継手に更新縦排水主管等を接続すればよい。
【0023】
従って、前記外管を最初に階床スラブに固着しておけば、更生に際して、階床スラブのハツリ作業による既設管継手の除去が不要となり、振動及び騒音を無くし、しかもさほど熟練を要することなく、短期間で更生でき、大幅にコスト低下を図ることが可能である。
また、本発明に係る排水管装置は、前記外管を、既設管継手の階床スラブの上下面近傍で切断して残された直管部分で構成してもよい。従って、既設管継手が外管を介して階床スラブに装着されていない場合でも、既設排水管装置の更生に際して、既設管継手を外管として利用でき、階床スラブのハツリ作業を無くすことができる。
【0024】
さらに、本発明に係る排水管装置の更生方法は、排水管の既設装置の更生方法であって、残された直管部分を外管とし、該外管に更新管継手を貫通装着し、更新管継手に更新縦排水主管を接続するものであるから、階床スラブのハツリ作業による既設管継手の除去が不要となり、振動及び騒音を無くし、しかもさほど熟練を要することなく、短期間で更生でき、大幅にコスト低下を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排水管装置の第一の実施形態を示す縦断正面図である。
【図2】 同実施形態における外管の階床スラブへの固着状態を示す縦断面図である。
【図3】 同実施形態における管継手の外管への装着状態を示す縦断面図である。
【図4】 同実施形態における管継手の受口構造の他の例を示す縦断面図である。
【図5】 バンド状継手の一部破断正面図である。
【図6】 図5の上面図である。
【図7】 同第一実施形態における縦排水主管と管継手の他の接続構造例を示す縦断面図である。
【図8】 本発明に係る排水管装置の第二実施形態を示す縦断面図である。
【図9】 従来の排水管装置例を示す正面図である。
【図10】 同従来例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 縦排水主管
2 階床スラブ
4 モルタル
5 外管
6 管継手
6a 上部管継手
6b 下部管継手[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a drain pipe device disposed in a building such as indoors or outdoors, and a method for rehabilitation thereof.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this kind of drain pipe device, there are those shown in FIGS.
This drain pipe device is used in middle- and low-rise buildings such as mid- and low-rise houses and office buildings, and a vertical drain
In the middle- and lower-floor houses, the
[0003]
Further, as shown in FIG. 10, the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the said prior art, in the case of the replacement | exchange when the existing drainage pipe apparatus piped becomes obsolete, all the existing drainage pipe apparatuses are removed. However, the mortar 49 with the
The present invention has been made in view of the above circumstances, and the purpose of the present invention is to eliminate the work of mortar fixing the existing pipe joint and to eliminate vibration and noise during rehabilitation. It is an object of the present invention to provide a drainage pipe device and a rehabilitation method thereof that can reduce the cost and can significantly reduce the construction period.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to achieve the above object, the following technical means are taken.
That is, the present invention is a drainage pipe in which a vertical drainage main pipe disposed indoors or outdoors in a building such as a mid-, low-rise house or office building is connected via a pipe joint penetratingly attached to the floor slab. In the apparatus, the pipe joint is penetrated and attached to the inside of the outer pipe fixed in a penetrating manner to the floor slab, and the outer pipe cuts the existing pipe joint near the upper and lower surfaces of the floor slab. It is characterized by being a straight pipe part.
[0006]
With this configuration, when the existing drainage pipe device needs to be rehabilitated due to aging, the connection between the pipe joint and the vertical drainage main pipe or the vertical drainage main pipe and the collecting pipe is separated, and the old existing pipe joint is separated from the outer pipe. Then, an updated pipe joint is mounted in the outer pipe, and an updated vertical drainage main pipe or the like is connected to the updated pipe joint.
Therefore, if the outer pipe is first fixed to the floor slab, it is not necessary to remove the outer pipe by scraping the floor slab at the time of rehabilitation, eliminating vibration and noise, and not requiring much skill. It can be rehabilitated in between, and the cost can be significantly reduced.
[0007]
Further, according to such a configuration of the present invention, in the existing drainage pipe device, even when the existing pipe joint is not attached to the floor slab via the outer pipe, the existing pipe joint is removed when the existing drainage pipe device is rehabilitated. It can be used as a pipe, eliminating the work of tearing floor slabs.
In the drainage pipe device, the pipe joint is made of a corrosion-resistant material such as stainless steel or synthetic resin.
According to such a configuration, it is possible to improve the durability of the pipe joint, reduce the thickness of at least a portion of the pipe joint that is inserted into the outer pipe, and reduce the decrease in the inner diameter of the pipe joint. Thus, it is possible to prevent a reduction in drainage area. In addition, when employ | adopting a synthetic resin for a pipe joint, it is necessary to coat | cover the outer periphery of this with a refractory.
[0008]
A drainage pipe rehabilitation method according to the present invention is a rehabilitation method for a drainage pipe existing apparatus, in which an existing pipe joint fixed to a floor slab is cut near the upper and lower surfaces of the floor slab. Remove the upper and lower parts and the existing vertical drain main pipe, cut the existing pipe joint and leave the straight pipe part as the outer pipe, install the updated pipe joint through the outer pipe, and update the vertical pipe drain into the updated pipe joint It is characterized by connecting main pipes.
Therefore, when rehabilitating the drainage pipe device, it is not necessary to remove the existing pipe joints by scraping the floor slab, eliminating vibrations and noise, and renovating in a short period of time without requiring much skill, greatly reducing costs. It is possible to plan.
[0009]
The renewal pipe joint is preferably made of a corrosion-resistant material such as stainless steel or synthetic resin. Thereby, it is possible to improve the durability of the pipe joint, reduce the thickness of at least the portion of the pipe joint that is inserted into the outer pipe, and reduce the decrease in the inner diameter of the pipe joint, Reduction of drainage area can be prevented. In addition, when employ | adopting a synthetic resin for a pipe joint, it is necessary to coat | cover the outer periphery of this with a refractory .
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 3 show a first embodiment of an indoor drain pipe device according to the present invention.
As shown in FIG. 1, an indoor drainage pipe device according to the present invention includes a vertical drainage
[0011]
In this drain pipe device, the
The
[0012]
Although only the lower part of the
The vertical drainage
In the first embodiment, when piping, the
[0013]
And the
According to the first embodiment, if the inner diameter of the
[0014]
In addition, in the said embodiment, although the material of piping materials, such as the vertical drain
The
[0015]
That is, according to the embodiment of the drainage pipe rehabilitation method according to the present invention, the existing pipe joint 61 (shown by a two-dot chain line in FIG. 2) fixed to the
According to the embodiment of the rehabilitation method of the present invention, the
[0016]
In this embodiment of the rehabilitation method, the outer diameter of the renewed pipe joint 6 is slightly smaller than the inner diameter of the existing pipe joint 61, so that the drainage flow cross-sectional area is slightly smaller, but the
FIG. 4 shows another receiving structure of the
[0017]
By adopting such a receiving structure, the tightening state around the outer periphery of the receiving
FIG. 7 shows another example of the connection structure between the
This band-shaped joint 18 surrounds a rubber
[0018]
The upper pipe joint 6a has a mechanical joint type receiving structure at the upper end, and a lower half of the upper pipe joint 6a having a straight tube shape as an outlet to the
[0019]
The lower pipe joint 6b has an upper half portion that is straight and has an outlet to the
And the upper end of the vertical drainage
In the second embodiment, when inserting and connecting the outlet of the vertical drainage
[0020]
In the second embodiment, the receiving structure of the upper pipe joint 6a can be the one-touch joint type of the first embodiment, the joint type shown in FIG. 4, the band joint type shown in FIG. As the pipe joint 6a, the T-shaped or G-shaped pipe joint shown in FIG. 10 can be adopted. In addition, the lower pipe joint 6b uses a so-called straight pipe having a straight tubular outlet at the lower end, and has a receptacle as shown in FIGS. 1, 4 and 7 as an upper end receptacle structure of the vertical drainage
[0021]
The second embodiment of the drain pipe device according to the present invention can be employed in a method for rehabilitating an existing drain pipe device. In other words, the existing pipe joint is cut in the vicinity of the upper and lower sides of the
The present invention is not limited to the above embodiments, and, for example, a corrosion resistant material such as stainless steel, synthetic resin, cast iron pipe, or the like can be adopted as a constituent material outside the pipe joints 6, 6a, 6b.
[0022]
【The invention's effect】
The drainage pipe device according to the present invention, as described above, is a drainage pipe device in which a vertical drainage main pipe is connected via a pipe joint that is penetrated to the floor slab, and the pipe joint penetrates the floor slab. If the existing drainage pipe device needs to be rehabilitated due to aging, the pipe joint and the vertical drainage main pipe or the vertical drainage main pipe and the collecting pipe, etc. After the old pipe joint is removed from the outer pipe, an updated pipe joint is mounted in the outer pipe, and an updated vertical drain main pipe or the like is connected to the updated pipe joint.
[0023]
Therefore, if the outer pipe is first fixed to the floor slab, it will not be necessary to remove the existing pipe joint by resurfacing the floor slab during rehabilitation, eliminating vibration and noise, and without requiring much skill. It can be rehabilitated in a short period of time, and the cost can be greatly reduced .
Moreover, the drain pipe apparatus which concerns on this invention may comprise the said outer pipe | tube by the straight pipe | tube part left by cut | disconnecting the upper-lower surface vicinity of the floor slab of an existing pipe joint. Therefore, even when the existing pipe joint is not attached to the floor slab via the outer pipe, the existing pipe joint can be used as the outer pipe when rehabilitating the existing drainage pipe device, and the floor slab can be eliminated. it can.
[0024]
Further, the drainage pipe rehabilitation method according to the present invention is a method for rehabilitating the existing drainage pipe apparatus, wherein the remaining straight pipe portion is an outer pipe, and an update pipe joint is installed through the outer pipe to renew Since the renewed vertical drainage main pipe is connected to the pipe joint, it is not necessary to remove the existing pipe joint by scraping work on the floor slab, eliminating vibration and noise, and renewing in a short period without requiring much skill. It is possible to greatly reduce the cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view showing a first embodiment of a drain pipe device according to the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a state in which an outer pipe is fixed to a floor slab in the same embodiment.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state where the pipe joint is attached to the outer pipe in the embodiment.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing another example of the pipe joint receiving structure in the same embodiment;
FIG. 5 is a partially broken front view of a band-shaped joint.
6 is a top view of FIG.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing another connection structure example of the vertical drainage main pipe and the pipe joint in the first embodiment.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing a second embodiment of the drain pipe device according to the present invention.
FIG. 9 is a front view showing an example of a conventional drain pipe device.
FIG. 10 is an enlarged sectional view of a main part of the conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Vertical drainage main pipe
Claims (2)
前記管継手が階床スラブに貫通状に固着された外管の内側に貫通装着されており、
前記外管が、既設管継手を前記階床スラブの上下面近傍で切断して残された直管部分である
ことを特徴とする排水管装置。In a drainage pipe device in which a vertical drainage main pipe arranged in a building is connected via a pipe joint penetratingly attached to a floor slab,
The pipe joint is penetratingly mounted inside the outer pipe fixed to the floor slab in a penetrating manner,
The drain pipe device, wherein the outer pipe is a straight pipe portion left by cutting an existing pipe joint near the upper and lower surfaces of the floor slab.
階床スラブに固着されている既設管継手を、前記階床スラブの上下面近傍で切断してその上部及び下部と既設縦排水主管を撤去し、
前記既設管継手の切断して残された直管部分を外管とし、
該外管に更新管継手を貫通装着し、更新管継手に更新縦排水主管を接続する
ことを特徴とする排水管装置の更生方法。A method for rehabilitating an existing device of a drain pipe,
The existing pipe joint fixed to the floor slab is cut in the vicinity of the upper and lower surfaces of the floor slab to remove the upper and lower parts and the existing vertical drainage main pipe,
A straight pipe portion left after cutting the existing pipe joint is an outer pipe,
A rehabilitation method for a drain pipe device, wherein an update pipe joint is installed through the outer pipe, and an update vertical drain main pipe is connected to the update pipe joint.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34068899A JP4371508B2 (en) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Drainage pipe device and its rehabilitation method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34068899A JP4371508B2 (en) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Drainage pipe device and its rehabilitation method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001152501A JP2001152501A (en) | 2001-06-05 |
JP4371508B2 true JP4371508B2 (en) | 2009-11-25 |
Family
ID=18339370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34068899A Expired - Fee Related JP4371508B2 (en) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Drainage pipe device and its rehabilitation method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4371508B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7076026B1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-05-26 | 祥正 河原田 | How to repair the existing drainage pipe |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4066142B2 (en) * | 2002-01-30 | 2008-03-26 | 株式会社エーアンドエーマテリアル | Fire-proof compartment penetrating structure |
JP3677481B2 (en) * | 2002-03-06 | 2005-08-03 | 三和鋼管株式会社 | House drainage vertical pipe and its construction method |
JP3894929B2 (en) * | 2004-05-21 | 2007-03-22 | 三和鋼管株式会社 | Repair sleeve for existing drainage pipe |
JP4137115B2 (en) * | 2005-11-15 | 2008-08-20 | 株式会社 テクニビルディング | How to update piping |
JP5318897B2 (en) * | 2010-03-03 | 2013-10-16 | 株式会社小島製作所 | Method of renewing drainage equipment for apartment houses, and drainage pipe joint used in the method |
JP5675294B2 (en) * | 2010-05-12 | 2015-02-25 | 株式会社ジャパンリフォーム | How to dismantle existing piping |
JP2011257001A (en) * | 2010-05-13 | 2011-12-22 | Sekisui Chem Co Ltd | Construction structure of replacement pipe and floor slab penetration piping material used for the construction structure |
JP5777943B2 (en) * | 2011-06-13 | 2015-09-09 | フネンアクロス株式会社 | Renewal method of fireproof fittings |
JP6161674B2 (en) * | 2015-10-29 | 2017-07-12 | 株式会社クボタケミックス | Drainage piping structure |
JP6480061B1 (en) * | 2018-04-09 | 2019-03-06 | 有限会社サンライト工業 | Leakage repair method for existing drain pipe |
JP6413043B1 (en) * | 2018-06-20 | 2018-10-24 | 株式会社ベンカン | Drainage joint unit, drainage joint structure equipped with the drainage joint unit, and drainage pipe repair method |
CN108730636A (en) * | 2018-07-27 | 2018-11-02 | 重庆双为科技有限公司 | The encapsulating method and three-stage self-water replenishing water seal sealing casing of Three-section water stop casing |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34068899A patent/JP4371508B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7076026B1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-05-26 | 祥正 河原田 | How to repair the existing drainage pipe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001152501A (en) | 2001-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4371508B2 (en) | Drainage pipe device and its rehabilitation method | |
US5297817A (en) | Street compression closet flange | |
US5695222A (en) | Ratchet type closet flange | |
US6085362A (en) | Water closet fitting installation assembly | |
US5937450A (en) | Method and device for attaching fittings to receptacle | |
US5492372A (en) | Split replacement flange for water closet and method of replacing | |
CA1045650A (en) | Bell fitting and support assembly for pipe | |
JP5702633B2 (en) | Renovation structure of drainage standpipe for multi-layer building and drainage standpipe repair method for multistory building | |
JP6248168B1 (en) | Drainage piping using existing pipes | |
JP2001254414A (en) | Remodeling method for drain pipe penetrating concrete building frame | |
JP3645935B2 (en) | Architectural sleeve and its fixing method to concrete frame wall | |
US6701965B1 (en) | Waste pipe repair insert | |
JP2892257B2 (en) | Drainage piping device | |
JP4454650B2 (en) | Branch pipe renewal method for fluid piping system | |
JP3677481B2 (en) | House drainage vertical pipe and its construction method | |
JP3615741B2 (en) | Repair sleeve for existing drainage pipe | |
JP5608396B2 (en) | Drainage collecting pipe set | |
JP4668219B2 (en) | Drainage facility and renewal method of drainage facility | |
JP2009174306A (en) | Drainage apparatus | |
JP4416158B2 (en) | How to update existing piping | |
JP5606040B2 (en) | Connection structure between slide joint and drainage collecting pipe and vertical pipe | |
JP7412198B2 (en) | Piping structure and piping update method | |
JP5934421B2 (en) | Mounting method to replace the drainage collecting pipe in a replaceable manner | |
JP3894929B2 (en) | Repair sleeve for existing drainage pipe | |
JP5401238B2 (en) | Connection structure of piping members, drainage collecting pipe, and method of connecting drainage collecting pipe and vertical pipe |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080520 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090901 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090901 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4371508 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140911 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |