JP4369730B2 - 共同利用コンピュータの共通初期環境更新方法 - Google Patents
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Description
サーバは、ユーザが複数の共同利用コンピュータのいずれかを利用したときの使用環境が示された使用環境情報をユーザと対応付けて記憶し、複数の共同利用コンピュータそれぞれが共通する共通初期環境を有するように共通初期環境が示された共通初期環境情報を記憶し、
前記共同利用コンピュータは、利用開始時にユーザと対応付けてサーバに記憶された使用環境情報を取得し、取得した使用環境情報に基づいて自身の共同利用コンピュータ上にある共通初期環境上に使用環境を復元し、利用終了時に共通初期環境に戻すよう構成された共同利用コンピュータシステムにおける共通初期環境を更新する共通初期環境更新方法であって、
複数の共同利用コンピュータの内、いずれか1台の共同利用コンピュータにおいて共通初期環境情報のプロテクトが解除されたとき、該1台の共同利用コンピュータは、共通初期環境情報が更新されたのか否かを判定し、更新されたと判定すると、更新される前の共通初期環境情報と更新された後の共通初期環境情報の差分情報を抽出し、抽出された差分情報をサーバに記憶し、
前記1台の共同利用コンピュータから他の共同利用コンピュータに対して共通初期環境をそれぞれ更新するよう要求する共通初期環境更新命令を送信したとき、前記他の共同利用コンピュータは、共通初期環境更新命令に応答して共通初期環境情報のプロテクトを解除し、サーバから差分情報を取得し、該差分情報に基づいて自身の共同利用コンピュータにある共通初期環境情報を更新し、更新を完了した共通初期環境情報にプロテクトをかけて記憶することを特徴としている。
まず、ユーザがレンタルオフィスLO1を初めて利用する場合の動作を説明する。初めて利用する場合には、以下の手順1〜手順5に従うことになる。
次に、レンタルオフィスLO1の利用が2回目以降の場合の利用手順について説明を行う。2回目以降は、ユーザが前回またはそれ以前に共同利用パソコンを利用したときの作業環境を接続可能であり、以下の手順で行う。
手順1は、使用環境を事前に登録する手順である。ユーザは会社Cの自己専用パソコンCCからレンタルオフィスLO1のサーバS1上で起動中の設定登録部21にアクセスし、ユーザの自己専用パソコンCCの使用環境をサーバS1に登録する。具体的には、以下の通りである。
手順2は、共同利用パソコンを初めて利用するユーザが、ユーザの正当性を認証する手続である。なお、このとき、共同利用パソコンの環境は共通初期環境に復元されている。すなわち、共同利用パソコンC1jのハードディスクHDの第1の記憶領域HD1が共通初期環境になっていればよい。共通初期環境復元およびその前提となる共通初期環境作成についての詳細は後述する。
手順4は、共同利用パソコンC1jの利用が終了の際に、使用環境をサーバS1に保存する手順である。なお、終了時に行う必然性はなく、共同利用パソコンC1jを使用中、定期的、あるいは任意に行ってもよい。
A)ファイルリストFL1iに存在せず、ファイルリストFL2iに存在するファイルについては、新規ファイルとして認識する。
B)ファイルリストFL1i、FL2iの両方に存在するファイルについては、プロパティが変更されたもの、例えば、属性情報やタイムスタンプが変更されているもの、あるいはファイルサイズが変更されたものを更新ファイルとして認識する。
C)ファイルリストFL1iに存在し、ファイルリストFL2iに存在しないファイル(すなわち、ファイルサイズにマイナスの属性が付与されたファイル)については、削除ファイルとして認識する。
D)上記(A)〜(C)以外のファイルについては、未変更ファイルとして認識する。
手順6は、2回目以降において同一のユーザが、レンタルオフィスLO1を使用する場合の手順である。まず、ユーザの正当性を認証することが必須となり、手順4に従ってバックアップした暗号化差分ファイル群D12を共同利用パソコンC1j(前回使用した共同利用パソコンである必然性はない)に復元させることになる。
ここで、共通初期環境の作成について説明する。この共通環境作成は、レンタルオフィスをオープンした際に、レンタルオフィスLO1の提供者(オフィスサービス提供者)が1度だけ行う必要がある。
また、共同利用コンピュータシステム100は、共同利用パソコンを構成の一要素とするため、一人のユーザに係る情報の安全性を確保すると共に、不特定多数のユーザの内、いずれのユーザにも対応できるよう共同利用パソコンを使用する際に、同一の環境を整備しておく必要性がある。その作業が共通初期環境の復元である。
なお、例えば、図1の共同利用コンピュータシステム100によって、会社Cの自己専用パソコンCCからの上記手順1を踏まない場合、すなわち、レンタルオフィスLO1を使用したいと俄かに思い立ったとき、また、特に手順1を行うまでの当該ユーザ情報の登録の手間を惜しまない場合では、レンタルオフィスLO1に赴き、共通初期環境下で、以下の手順8を踏むことになる。
次に、本発明の共同利用パソコンの共通初期環境を更新する共通初期環境更新方法に基いて共同利用コンピュータシステムの共同利用パソコンの共通初期環境を更新する流れを図8と、図9を参照して説明する。
C 会社
CC 自己専用パソコン
C11、C1j、CN1、CNj 共同利用パソコン
D11 ユーザ情報データベース
D12 暗号化差分ファイル群
G 画面
GW ゲートウェイ
HD ハードディスク
HD1 第1の記憶領域
HD2 第2の記憶領域
NW 外部通信網
NWC、NW1、NWN 内部通信網
L ライン
LO1、LON レンタルオフィス
3 ICカード
4 ICカードR/W
5 入力手段
6 メイン制御部
7 カード情報読み書き部
10 共通初期環境復元部
11 差分抽出部
12 暗号化/復号サーバ読み書き部
21 設定登録部
22 CGIプログラム
33 WEBブラウザ
Claims (3)
- 少なくとも1つの拠点に配置されたサーバと、複数の拠点にそれぞれ配置されるとともに通信手段を介して前記サーバに接続され、不特定多数のユーザによって利用される複数の共同利用コンピュータとを備え、
前記サーバは、前記ユーザが前記複数の共同利用コンピュータのいずれかを利用したときのユーザ環境が示された使用環境情報を前記ユーザと対応付けて記憶し、前記複数の共同利用コンピュータそれぞれが共通する共通初期環境を有するように前記共通初期環境が示された共通初期環境情報を記憶し、
前記共同利用コンピュータは、利用開始時に前記ユーザと対応付けて前記サーバに記憶された前記使用環境情報を取得し、取得した前記使用環境情報に基づいて自身の共同利用コンピュータ上にある共通初期環境上に前記使用環境を復元し、利用終了時に前記共通初期環境に戻すよう構成された共同利用コンピュータシステムにおける前記共通初期環境を更新する共通初期環境更新方法であって、
前記複数の前記共同利用コンピュータの内、いずれか1台の共同利用コンピュータにおいて前記共通初期環境情報のプロテクトが解除されたとき、前記1台の共同利用コンピュータは、前記共通初期環境情報が更新されたのか否かを判定し、更新されたと判定すると、更新される前の前記共通初期環境情報と更新された後の前記共通初期環境情報の差分情報を抽出し、抽出された前記差分情報を前記サーバに記憶し、
前記1台の共同利用コンピュータから他の共同利用コンピュータに対して前記共通初期環境をそれぞれ更新するよう要求する共通初期環境更新命令を送信したとき、前記他の共同利用コンピュータは、前記共通初期環境更新命令に応答して前記共通初期環境情報のプロテクトを解除し、前記サーバから前記差分情報を取得し、前記差分情報に基づいて自身の共同利用コンピュータにある前記共通初期環境情報を更新し、更新を完了した前記共通初期環境情報にプロテクトをかけて記憶する、共同利用コンピュータの共通初期環境更新方法。 - 前記複数の共同利用コンピュータは、利用開始時に前記ユーザの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて前記ユーザが前記不特定多数のユーザであると認識したとき、前記共通初期環境情報にプロテクトをかけた状態で起動し、特定の運用管理者であると認識したとき、前記共通初期環境情報のプロテクトを解除した状態で起動し、前記特定の運用管理者が利用を終了するとき、前記共通初期環境情報をプロテクトして終了する、請求項1に記載の共同利用コンピュータの共通初期環境更新方法。
- 前記他の共同利用コンピュータは、前記差分情報に基づいて更新が正常に完了したとき、前記1台の共同利用コンピュータに対して前記共通初期環境情報を正常に更新したことを示す更新完了情報をそれぞれ送信し、
前記1台の共同利用コンピュータは、前記更新完了情報に基づいて前記複数の共同利用コンピュータの前記共通初期環境情報がそれぞれ正常に更新されたのか否かを判定する、請求項2に記載の共同利用コンピュータの共通初期環境更新方法。
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