JP4368516B2 - 堆肥散布機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタなどの牽引車に牽引されて圃場に堆肥を散布する堆肥散布機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、堆肥散布機50は、走行する台車51に設けられ堆肥を積載するための荷箱52と、荷箱52内の堆肥を進行方向後方へ移送するための堆肥移送装置53と、堆肥移送装置53によって移送される堆肥を荷箱52の後端で受けて荷箱52の後方へ散布するための散布装置54とを備えており、トラクタなどの牽引車(図示せず)に牽引されながら圃場に堆肥を散布するようになっている。
【0003】
また、堆肥散布機50は、堆肥の散布作業のみならず、牛舎から出した堆肥を堆肥場や圃場に運んで堆積するような運搬作業にも用いられることがある。
【0004】
堆肥散布機50は、荷箱52を十分大容量に形成されており、一度に大量の堆肥を運搬することができる。そして、専ら堆肥を取り扱うものであるため、運搬後の清掃も簡単に済ますことができる。なお、先行技術文献としては、実開平4−43917号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、荷下ろしの際、荷箱52の後端に取り付けられた散布装置54が邪魔であるため、堆肥散布機50を運搬作業に用いる場合には散布装置54を取り外さなければならないという課題があった。
【0006】
散布装置54の取り外し作業は、荷箱52に散布装置54を固定しているボルト55を取り外すと共に、台車51側から散布装置54側へ駆動力を伝達するためのチェーン(図示せず)などを取り外し、散布装置54をフロントローダ(図示せず)などで吊り上げて外すという手間のかかる作業であった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、堆肥の運搬作業を容易に行うことのできる堆肥散布機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、走行する台車に設けられ堆肥を散布可能に積載すべく上面と後面が開放された荷箱と、該荷箱内の堆肥を走行方向後方へ移送する堆肥移送装置と、該堆肥移送装置によって移送される堆肥を受けて荷箱の後方へ散布するための散布装置と、該散布装置に到る荷箱の後部を開閉自在に塞ぐゲートとを備えた堆肥散布機において、上記ゲートの両側にゲートアームを取り付けると共に、その両ゲートアームを荷箱の両側に回動自在に設け、そのゲートアームの回動軸を中心に回動するアームを設けると共にそのアームに散布装置を取り付けて散布装置を上下回動自在とし、上記荷箱に上記ゲートアームを回動させる昇降駆動装置を設け、上記ゲートアームに、散布装置側のアームを着脱自在に連結するアーム連結機構を設けてなり、堆肥散布時に、アーム連結機構を解除させゲートを上方に回動させて堆肥を散布装置で散布し、荷箱の堆肥を散布せずに直接後方に荷下ろしするときアーム連結機構でアーム同士を連結し、昇降駆動装置を駆動して上記ゲートと上記散布装置を上方に回動させたのち、上記堆肥移送装置で堆肥を後方に送り出すようにしたものである。
【0009】
上記散布装置が上記荷箱にピンを介して係脱可能に連結されると共に、上記アーム連結機構が上記ピンで上記アームと上記ゲートアームを連結するように構成され、上記散布装置を上方に回動させるとき、上記散布装置から上記ピンを外すと共にこのピンで上記アームと上記ゲートアームを連結するようにされるとよい。
【0010】
また、上記荷箱の後部に、上記散布装置を受けて荷箱後端の高さに位置決めする受座を設けるとよい
【0011】
上記散布装置が上記荷箱の後端に接近したとき散布装置の車幅方向の移動を規制する移動規制手段を備えるとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好適実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0016】
図1及び図3に示すように、堆肥散布機1は、トラクタなどの牽引車(図示せず)に牽引される台車2と、台車2上に設けられる荷箱3と、荷箱3内の堆肥を進行方向後方へ移送するための堆肥移送装置4と、堆肥移送装置4によって移送される堆肥を荷箱3の後端で受けて荷箱3の後方へ散布するための散布装置5と、荷箱3の後端近傍を開閉自在に塞ぐためのゲート6とからなる。
【0017】
台車2は、前端を牽引車に着脱自在に連結されるようになっており、後部に車輪7を有する。
【0018】
図4に示すように、荷箱3には、後述する散布装置5の第2動力伝達部21に動力を伝えるための第1動力伝達部8が設けられている。
【0019】
第1動力伝達部8は、トラクタのPTO軸(図示せず)にユニバーサル駆動軸(図示せず)などを介して着脱自在に連結される入力軸9と、入力軸9にベベルギヤ10,10を介して連結され車幅方向に延びる出力軸11とからなり、出力軸11の先端に一体に設けられた駆動側歯車12から後述する散布装置5の第2動力伝達部21に動力を伝えるようになっている。
【0020】
駆動側歯車12は、散布装置5に臨む位置に、荷箱3の一側から突出して設けられている。
【0021】
荷箱3は、上端と前後両端を開放された樋状に形成されている。
【0022】
図3に示すように、堆肥移送装置4は、荷箱3の前端近傍に設けられている。堆肥移送装置4は、荷箱3の両側面の間に前後方向スライド可能に設けられた押出板13と、押出板13を前後方向に移動させるための駆動部14とからなる。
【0023】
駆動部14は、複数本の油圧シリンダ15を組み合わせて荷箱3の前端から後端まで伸縮するようにしたものであり、それぞれの油圧シリンダ15を伸張させることで押出板13を後方へ移動させ、荷箱3内の堆肥を後方へ押し込んで移送するようになっている。
【0024】
ゲート6は、俯仰自在な左右一対のゲートアーム16を介して散布装置5の前方に昇降自在に設けられている。
【0025】
ゲートアーム16は、それぞれ一端を荷箱3の左右両側に俯仰自在に枢支されて後方へ延びている。ゲートアーム16の他端にはゲート6が一体に設けられており、ゲート6は、ゲートアーム16を降ろしたときに散布装置5の直前に位置されて荷箱3の後端近傍を遮蔽するようになっている。
【0026】
また、ゲートアーム16には、ゲートアーム16を昇降駆動させるための昇降駆動装置17が設けられている。具体的には、昇降駆動装置17は油圧シリンダからなり、伸縮することでゲートアーム16を俯仰させるようになっている。
【0027】
図1及び図2に示すように、散布装置5は、荷箱3の後端に連続的に接続されるようにほぼ樋状に形成されたフレーム部18と、フレーム部18に両端を枢支されて車幅方向に延びる複数のビータ19,20と、第1動力伝達部8から伝達される駆動力をビータ19,20に伝達するための第2動力伝達部21とからなり、荷箱3の後端に、俯仰可能な左右一対のアーム22を介して昇降可能に支持されている。
【0028】
アーム22は、それぞれゲートアーム16の枢支軸23に同軸上に枢支されており、ゲートアーム16の車幅方向外側に位置されて後方へ延びている。アーム22は、後述するアーム連結機構44を介してゲートアーム16に着脱自在に連結されるようになっており、ゲートアーム16に連結された状態でゲートアーム16と共に俯仰されるようになっている。
【0029】
フレーム部18は、両側に形成される後部側壁24,24をそれぞれアーム22の先端部分に取り付けられており、アーム22の俯仰に伴って昇降されるようになっている。そして、フレーム部18は、アーム22を降下させたとき、荷箱3の後端面25に前端面26を重ね合わせるようになっている。
【0030】
図1及び図5に示すように、フレーム部18には、アーム22を降下させて荷箱3の後端面25に前端面26を重ね合わせたとき、散布装置5の降下を所定の高さで止めて散布装置5を荷箱3側に載置するための係合ピン27が一体に設けられている。係合ピン27は、フレーム部18の前下端部から両側に突起するように設けられており、荷箱3両側の後下端部から後方に延びる受座28の上に載置されるようになっている。
【0031】
図1、図2及び図4に示すように、ビータ19,20は、フレーム部18の下部に枢支される第1ビータ19と、第1ビータ19の上方に近接して枢支される第2ビータ20とからなる。
【0032】
第2動力伝達部21は、フレーム部18の一側から突出するように枢支され、散布装置5が所定の位置に降下されたときに駆動側歯車12に噛合されると共に上昇されたときに離間される受動側歯車29と、受動側歯車29の軸30に受動側歯車29と一体に回転するように設けられた第1スプロケット31と、第1ビータ19のシャフト32に一体に設けられチェーン33を介して第1スプロケット31と連結される第2スプロケット34と、第1ビータ19のシャフト32に一体に設けられた第3スプロケット35と、第2ビータ20のシャフト36に一体に設けられチェーン37を介して第3スプロケット35と連結される第4スプロケット38とからなる。
【0033】
図1及び図2に示すように、荷箱3と散布装置5には、散布装置5の車幅方向の移動を規制するための移動規制手段39が設けられている。
【0034】
移動規制手段39は、荷箱3の後端面25に形成された長穴40と、散布装置5の前端面26に設けられ散布装置5の前端面26を荷箱3の後端面25に重ね合わせたときに長穴40内に突出される規制ピン41とからなる。
【0035】
長穴40は、上下に長く形成されており、散布装置5の前端面26を荷箱3の後端面25に重ね合わせたときに規制ピン41を穴内の下端部分で受けるように形成されている。
【0036】
長穴40の下端部分は、規制ピン41とほぼ同径に形成されており、規制ピン41を車幅方向にほとんど移動させないようになっている。そしてこれにより、散布装置5を車幅方向にがたつかせないようになっている。
【0037】
長穴40は、下端部分から上方へ向けてなだらかに幅を広げるように形成されており、散布装置5が車幅方向にずれて降下されても、規制ピン41の長穴40内への挿入を許容し、散布装置5を所定の位置にガイドしながら降下させるようになっている。
【0038】
また図1に示すように、堆肥散布機1には、堆肥散布作業又は堆肥運搬作業の作業種別に散布装置5を昇降させるか、または荷箱に固定しておくかを切り換えるための作業モード切替手段42が設けられている。
【0039】
図1に示すように、作業モード切替手段42は、連結ピン43と、連結ピン43を介してゲートアーム16にアーム22を着脱自在に連結するためのアーム連結機構44と、連結ピン43を介して散布装置5を荷箱3に着脱自在に連結するための散布装置連結機構45とからなり、いずれかの機構44,45に連結ピン43を択一的に用いることでいずれか一方の連結と他方の連結解除とを同時に行えるようになっている。
【0040】
図1及び図6に示すように、アーム連結機構44は、ゲートアーム16から延びてアーム22に交差される第1延長部材46とアーム22とに連結ピン43を串刺し状に挿通するようになっている。
【0041】
図1及び図2に示すように、散布装置連結機構45は、散布装置5の前下端から前方へ延びる第2延長部材47と荷箱3とに連結ピン43を串刺し状に挿通するようになっている。
【0042】
次に作用を述べる。
【0043】
堆肥散布作業を行う場合、まず図1及び図2に示すように、連結ピン43を用いて散布装置連結機構45の第2延長部材47と、荷箱3とを連結する。このとき、連結ピン43は散布装置連結機構45側で用いているため、アーム連結機構44側にはなく、ゲートアーム16とアーム22は連結を解除された状態になる。
【0044】
また、散布装置5は、係合ピン27を受座28の上に載置されているため、アーム22がゲートアーム16に連結されていなくてもさらに下方へ回動することはない。
【0045】
次に昇降駆動装置17たる油圧シリンダを伸張させる。ゲートアーム16は後側を上方へ回動され、ゲート6が上昇される。
【0046】
そして、図3に示す堆肥移送装置4の駆動部14を駆動させ、牽引車のPTO軸を回転駆動させる。駆動部14が駆動されることで押出板13は後方にスライド移動され、堆肥が後方の散布装置5へ向けて押し込まれ、移送される。また、PTO軸の回転駆動力は、図4に示す第1動力伝達部8に伝達される。第1動力伝達部8の回転駆動力は、駆動側歯車12を介して第2動力伝達部21の受動側歯車29に伝達され、各ビータ19,20を回転駆動させる。
【0047】
荷箱3内の堆肥は連続的に散布装置5に供給され、回転するビータ19,20によって後方へ散布される。
【0048】
また、このとき散布装置5は図2に示すように、規制ピン41を長穴40内に挿入されて車幅方向の移動を規制されているため、車幅方向にがたつくことはなく、安定して堆肥を散布することができる。
【0049】
堆肥運搬作業を行う場合、まず、ゲート6を降下させ、図1及び図6に示すように、連結ピン43を用いてアーム連結機構44の第1延長部材46と、アーム22とを連結する。このとき、連結ピン43はアーム連結機構44側で用いているため、散布装置連結機構45側にはなく、散布装置5と荷箱3は連結を解除された状態になっている。
【0050】
この状態で荷箱3内に堆肥を積み込み、牽引車で堆肥散布機1を牽引走行させる。荷箱3の後端近傍はゲート6によって遮蔽されているため、堆肥が後方へ落ちることはない。
【0051】
そして、荷下ろしをする場合、まず、昇降駆動装置17たる油圧シリンダを伸張させる。ゲートアーム16とアーム22は連結ピン43を介して連結されているため、同軸回りに上方へ回動され、ゲート6と散布装置5が上昇される。これにより、荷箱3の後端は全面的に開放される。
【0052】
次に、堆肥移送装置4の駆動部14を駆動させる。押出板13は後方にスライド移動され、堆肥が後方へ押し込まれる。荷箱3の後端は開放されているため、堆肥は何等遮られることなく荷箱3から連続的に落とされ、荷下ろしは完了する。
【0053】
油圧シリンダを縮退させるとゲート6と散布装置5が再び降下される。散布装置5は、規制ピン41を長穴40に挿入させながら降下される。
【0054】
長穴40は規制ピン41が挿入され始める長穴40上部を幅広に形成されているため、散布装置5の降下位置が若干車幅方向にずれていても規制ピン41の挿入を許容する。そして、長穴40は、散布装置5の降下が進むにつれて下がる規制ピン41を車幅方向にガイドする。このため、散布装置5を常に一定の位置に降下させることができる。
【0055】
また、長穴40は貫通されているため、長穴40内に堆肥等が詰まる虞はなく、安定して規制ピン41をガイドすることができる。
【0056】
このように、荷箱3の後端に散布装置5を昇降自在に設けたため、荷箱3の後端を容易に開放することができ、堆肥の運搬作業を容易に行うことができる。
【0057】
そして、散布装置5は、俯仰自在なアーム22を介して昇降自在に設けられるものとしたため、簡単な構成で散布装置5を昇降させることができる。
【0058】
また、荷箱3の後端にゲートアーム16と同軸上に枢支されたアーム22を介して散布装置5を昇降可能に設け、アーム22をゲートアーム16に連結してゲートアーム16と共に俯仰させるものとしたため、ゲート6の昇降駆動装置17を兼用させて簡易な構成にすることができる。
【0059】
散布装置5と荷箱3は着脱自在な連結ピン43を介して連結されるものとし、アーム22とゲートアーム16は散布装置5と荷箱3から外した連結ピン43を介して連結されるものとしたため、連結ピン43を着脱することで確実に散布装置5をゲートアーム16から切り離して荷箱3にロックしたり、荷箱3から切り離してゲートアーム16に連動させたりすることができる。
【0060】
荷箱3の後端に、散布装置5の荷重を受けるための受座28を設けたため、連結ピン43をアーム22とゲートアーム16から外しても散布装置5を所定の位置に保持しておくことができる。
【0061】
荷箱3と散布装置5に、散布装置5の車幅方向の移動を規制するための移動規制手段39を設けたため、荷箱3が車幅方向にがたつくのを防ぐことができる。
【0062】
荷箱3には散布装置5側に動力を伝えるための駆動側歯車12が散布装置5に臨んで設けられ、散布装置5には、散布装置5が所定の位置に降下されたときに駆動側歯車12に噛合されると共に上昇されたときに離間される受動側歯車29が設けられるものとしたため、散布装置5を上昇させることで台車2側から散布装置5へ駆動力を伝達する動力伝達系を自動的に切断することができ、かつ、散布装置5を所定の位置に降下させることで動力伝達系を自動的に接続することができ、動力伝達系に何等手をかけることなく容易に散布装置5を昇降させることができる。
【0063】
なお、本実施の形態では、散布装置5を俯仰可能なアーム22に取り付け、アーム22を俯仰させることで昇降させるものとしたが、これに限るものではなく、散布装置5に直接油圧シリンダを設けるなどして鉛直に昇降させるものとしてもよい。
【0064】
また、ゲートアーム16にアーム22を連結して俯仰させるものとしたが、アーム22に専用の駆動装置を設けて俯仰させるものとしてもよい。
【0065】
そして、アーム22をゲートアーム16と同軸に枢支するものとしたが、アーム22とゲートアーム16の軸は近接していれば別々の軸であってもよい。この場合、連結ピン43はゲートアーム16にアーム22を長手方向スライド可能に連結するとよい。
【0066】
また、堆肥移送装置4は、荷箱3内の堆肥を油圧シリンダ15等のシリンダを用いて後方へ押し込むものについて述べたが、これに限るものではない。堆肥移送装置4は、荷箱3の底部にチェーンコンベヤ等のコンベヤを設け、荷箱3内の堆肥を後方へ移送するものであってもよく、堆肥を後方へ移送するものであれば他のタイプのものであってもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を奏する。
(1)堆肥散布機を用いて堆肥の運搬作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す堆肥散布機の要部拡大側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】堆肥散布機の側面図である。
【図4】堆肥散布機の平面図である。
【図5】堆肥散布機の動力伝達系の要部拡大斜視図である。
【図6】堆肥散布装置の要部拡大斜視図である。
【図7】従来の堆肥散布装置の側面図である。
【符号の説明】
1 堆肥散布機
2 台車
3 荷箱
4 堆肥移送装置
5 散布装置
6 ゲート
12 駆動側歯車
16 ゲートアーム
22 アーム
28 受座
29 受動側歯車
39 移動規制手段
43 連結ピン(ピン)

Claims (4)

  1. 走行する台車に設けられ堆肥を散布可能に積載すべく上面と後面が開放された荷箱と、該荷箱内の堆肥を走行方向後方へ移送する堆肥移送装置と、該堆肥移送装置によって移送される堆肥を受けて荷箱の後方へ散布するための散布装置と、該散布装置に到る荷箱の後部を開閉自在に塞ぐゲートとを備えた堆肥散布機において、上記ゲートの両側にゲートアームを取り付けると共に、その両ゲートアームを荷箱の両側に回動自在に設け、そのゲートアームの回動軸を中心に回動するアームを設けると共にそのアームに散布装置を取り付けて散布装置を上下回動自在とし、上記荷箱に上記ゲートアームを回動させる昇降駆動装置を設け、上記ゲートアームに、散布装置側のアームを着脱自在に連結するアーム連結機構を設けてなり、堆肥散布時に、アーム連結機構を解除させゲートを上方に回動させて堆肥を散布装置で散布し、荷箱の堆肥を散布せずに直接後方に荷下ろしするときアーム連結機構でアーム同士を連結し、昇降駆動装置を駆動して上記ゲートと上記散布装置を上方に回動させたのち、上記堆肥移送装置で堆肥を後方に送り出すようにしたことを特徴とする堆肥散布機。
  2. 上記散布装置が上記荷箱にピンを介して係脱可能に連結されると共に、上記アーム連結機構が上記ピンで上記アームと上記ゲートアームを連結するように構成され、上記散布装置を上方に回動させるとき、上記散布装置から上記ピンを外すと共にこのピンで上記アームと上記ゲートアームを連結するようにされた請求項1記載の堆肥散布機。
  3. 上記荷箱の後部に、上記散布装置を受けて荷箱後端の高さに位置決めする受座を設けた請求項1又は2記載の堆肥散布機。
  4. 上記散布装置が上記荷箱の後端に接近したとき散布装置の車幅方向の移動を規制する移動規制手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の堆肥散布機。
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