JP4368251B2 - フレーム転送処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム転送処理方法及び装置に関し、特に、VLAN(Virtual Local Area Network)とMAC(Medical Access Control)アドレスを元に転送先のポートを決めるレイヤ2スイッチを介してフラッディングによりフレームを転送処理する方法及び装置に関するものである。
通信のための複数の入出力インターフェイス(以降、物理ポートと呼ぶ。)を有するレイヤ2(以降、L2と称することがある。)スイッチは、MACフレームの転送先を示す経路情報を自ら学習する機能を持っている。すなわち、これは、MACフレームの送信元(Source Address)MACアドレスと受信したポートの位置を学習しておき、その後、他のポートでフレームを受信した時に、そのフレームが、先に学習したのと同じMACアドレスを宛先(Destination Address)MACアドレスとする場合に、既に学習してある情報を利用して、そのMACフレームを送信すべきポートを決める機能である。
また、VLAN機能を持つL2スイッチは、MACアドレスとVLAN識別情報(以降、VLAN-IDと呼ぶことがある。)とを組合せて学習する機能を持つ。このような方式は、IEEE802.1dに、VLANとMACアドレスによる学習とフォワーディング(転送)の方法として仕様が示されている。
レイヤ2スイッチの別の技術として、複数の物理的なリンクを束ねて1つの論理的な伝送路として利用する機能がある。これは、リンク集約(アグリゲーション)機能と呼ばれる。この機能を使うことにより、2つのL2スイッチ間で、1つの物理リンクの帯域を超えるような量のデータ転送が可能となる。また、この束ねられたリンクの集まりの内、いずれかの物理リンクが故障しても、残りの正常な物理リンクを使うように論理リンクの構成を変えることにより運用を続けることができる。このような方式は、IEEE802.3adに仕様が示されている。
このように、L2スイッチでは、或るエンドステーション(端末)同士の間で一度もフレームの転送がされていない場合や、学習後に一定の時間が経過した結果、無効になった場合には、学習されていない状態になる。このようにMACアドレスを学習していない状態では同じVLANに属する全ポートにフレームを転送する必要があり、この機能を「フラッディング」と呼ぶ。このような、「フラッディング」機能がどのように行われるかを、以下に、「学習」及び「学習した情報によるフレームのフォワーディング」の動作において説明する。
ネットワーク構成例(1)
今、例えば、図3に示すようなネットワークが組まれているとする。L2スイッチ100は、#Pnで表現するようなポートを持ち、nはポート番号を表す数字とする。なお、「ポート」なる用語は、以下、「物理的なリンク」と同義語として使用する。この例では、#P1〜#P5で示す5つの物理ポートの内、ポート#P1,#P2,#P4はVLAN-ID=501で示すVLAN501に属し、ポート#P3と#P5は同様にVLAN-ID=601のVLAN601に属するように構成されている。なお、ポート#P1には端末11(MACアドレス=11)が接続され、ポート#P2には端末12(MACアドレス=12)、ポート#P3には端末13(MACアドレス=13)、ポート#P14には端末14(MACアドレス=14)及び端末15(MACアドレス=15)、そしてポート#P6には端末16(MACアドレス=16)がそれぞれ接続されている。
このようなVLANの構成は、下記のテーブルT101と、図4(1)のポートのビットマップ構成例に示すように、VLAN-ID毎に各ポートがそのVLANに属するか否かを1ビットで表現するような形で、L2スイッチ100の内部のメモリ(図示せず)に設定されている。
Figure 0004368251
また、各ポートでフレームを受信した時に、フレームを帰属させるVLANを求めるために下記のテーブルT102のように、ポート毎に受信フレームに割り当てるVLAN-IDが設定されている。
Figure 0004368251
このL2スイッチ100によるフレームの転送処理動作を、図5に示すフローチャートで説明する。なお、このフローチャートは、L2スイッチ100に内蔵される専用論理回路もしくはCPU等(図示せず)で実行され、これは以下同様である。
まず、端末11が、図6(1)に示すようなフォーマットで、宛先アドレスが“14”、送信元アドレスが“11”であるようなフレームを送信する。L2スイッチ100は、ステップS1でフレームの受信を監視しており、ポート#P1でフレームを受信する(ステップS2)。L2スイッチ100には予め、上記に示すようなテーブルT102により、フレームの受信ポートとVLAN-IDとの対応関係が設定されている。
ステップS3では、テーブルT102を使用して、受信ポートを元にフレームが属するVLANを求める。テーブルT102は、ポート#P1で受信したフレームがVLAN-ID=501のVLAN501に属することを示しているので、ステップS3では、VLAN-ID=501が導かれる。
ステップS4では、ステップS3で求めたVLAN-IDとフレームの送信元アドレスをキーにしてフレームを受信したポートの番号である“1”を学習する。学習した結果は下記に示すテーブルT103として作成される。
Figure 0004368251
すなわち、受信フレームのVLAN-ID=501、送信元アドレス=11、受信ポート=1であることから、上記のテーブルT103に示すようにテーブルの1つのエントリが作成される。
ステップS5では、受信フレームのVLAN-ID=501と宛先アドレス=14をキーにしてポート番号が学習されているか否かを検索する。この検索には再び上記のテーブルT103が参照され、検索にヒットしたか否かを判定する(ステップS6)。ここでは、未だ学習されていないので、検索ではヒットせず、ステップS7へ進む。
ステップS7では、VLANを構成するポートを調べるため、上記のテーブルT101を参照して、VLAN-ID=501に対応する全ポートのビットマップを求め、これにより、ポート#P1, #P2, #P4がVLAN501に属することが分かる。
ステップS8では、求めたポートから順にフレームを出力する。ただし、フレームを受信したポートからは出力しないので、フレームはポート#P2と#P4から出力される。このように宛先が学習されていない場合は、受信したポートを除き、同じVLANに属する全てのポートにフレームを転送する(ステップS9)。これが「フラッディング」機能である。結果として、ポート#P4に接続されている宛先端末14は、送信元端末11が送信したフレームを受信することが出来る。その他の端末である、端末12及び15も同じフレームを受信するが、宛先アドレスは自分自身のMACアドレスと一致しないのでフレームを廃棄する。
次に、L2スイッチ100を上記と反対方向(図の右から左への方向)にフレームを転送処理するときの動作を説明する。これは、宛先のアドレスが学習されている場合の動作となる。
まず、端末14が、宛先アドレス=11、送信元アドレス=14であるようなフレームを送信すると、L2スイッチ100は、ステップS1でフレーム受信を監視しており、ポート#P4でフレームを受信する(ステップS2)。L2スイッチ100は、上述したのと同じ方法でポートの番号を学習し(ステップS3, S4)、下記に示すように、テーブルT103において2つ目のエントリが作成されたテ−ブルT103aが得られる。
Figure 0004368251
ステップS5では、受信フレームのVLAN-IDと宛先アドレスをキーにしてポート番号が学習されているかを検索する。この検索には再び上記のテーブルT103aが使用される。ここでは、既に、VLAN-ID=501、MACアドレス=11をキーにしたエントリが学習済みなので、検索でヒットし、ステップS6からステップS10へ進む。
ステップS10では、学習の結果により出力先のポート=#P1であることが分かるので、フレームをポート#P1から出力する。こうしてポート#P1に接続されている端末11は端末14から送信されたフレームを受信する。
一方、L2スイッチ100には、端末13と端末16も接続されており、端末13と端末16との間で転送されるフレームはVLAN601に属する端末にのみ転送され、異なるVLANであるVLAN501には転送されない。これは上記のテーブルT101の設定を元にフラッディング先が限定されることによる。この機能により、異なるVLANへはデータが漏れなくなり、データのセキュリティも確保される。
ネットワーク構成例(2)
次に、図7に示すようにリンク集約機能を使ってネットワークが構成されている場合、フラッディング処理がどのように行われるかを説明する。
まず、図7のネットワーク構成例(2)は、図3のネットワーク構成例(1)におけるL2スイッチ100が、L2スイッチ200及び300で構成されたものと等価であり、従って、端末の構成やそれらが属するVLANは図3と同じものとする。L2スイッチ200とL2スイッチ300との間はリンク集約機能により、L2スイッチ200のポート#P4〜#P6と、L2スイッチ300のポート#P1〜#P3との間の物理的なリンクを束ねた論理的なリンク集約伝送路LAを使いフレームを転送する。このようなポートの位置と数は一例であり、スイッチの構成によって自由にポートを選択してリンクを束ねることが可能である。この論理的なリンク集約伝送路LAはVLAN501と601の両方に属し、VLAN501と601の両方のVLANフレームを転送する。この論理的なリンクに流れるフレームがどのVLANに属するかは、図6(2)に示すようなVLANタグ付きのフレームを使用することにより示される。この論理的なリンクの送信側ではフレームを出力する時にVLANタグを挿入し、受信側ではVLANを識別した後にそのVLANタグを削除する。
L2スイッチ200および300によるフレームの転送処理を、図8のフローチャートに沿って以下に説明する。
今、端末11が、図6(2)に示すようなフォーマットで、宛先アドレス=14、送信元アドレス=11であるようなフレームを送信する。L2スイッチ200は、ステップS1でフレーム受信を監視しており、ポート#P1でフレームを受信する(ステップS2)。L2スイッチ200では予め、下記に示すようなテーブルT104により、受信ポートとVLAN-IDとが対応付けられている。
Figure 0004368251
ただし、このテーブルT104には、ポート#P4〜#P6に対応するVLAN-IDとして無効な値である“0”を設定しておく。この設定値“0”により、L2スイッチ200のポート#P4〜#P6で送受信するフレームは、図6(2)に示すフレームの中のVLANタグを使用することを示すと共に、ポートに対応させては、VLANが特定されていないことを示すものとする。
ステップS3では、上記のテーブルT104を使用してフレームの属するVLANを求める。このテーブルT104では、ポート#P1で受信するフレームがVLAN-ID=501のVLAN501に属していることを示すので、ステップS3ではVLAN-ID=501が導かれる。
ステップS4では、ステップS3で求めたVLAN-IDとフレーム中の送信元アドレスをキーにしてフレームを受信したポートの番号である“1”を学習する。学習した結果は、上記のテーブルT103と同じ構成になるので省略する。
ステップS5では、受信フレームのVLAN-IDと宛先アドレスをキーにしてポート番号が学習されているか否かを検索する。この検索には再びテーブルT103と同様のテーブルが使用される。ここでは、未だ学習されていないので、検索ではヒットせず(ステップS6)、ステップS7へ進む。
ステップS7では、VLANを構成するポートを調べるため、下記のテーブルT105を参照する。
Figure 0004368251
このテーブルT105から、VLAN-ID=501に対応するポートのビットマップを求め、ポート#P1, #P2, #P4がVLAN-ID=501のVLAN501に属することが分かる。
ステップS8では、求めたポートから順にフレームを出力する。ただし、フレームを受信したポートからは出力しない。フレームはポート#P2と#P4から出力される(ステップS9)。ここで、ポート#P4は、フレームにVLANタグを挿入すべきことが上記のテーブルT104から分かる(VLAN=ID=0)ので、出力するフレームにVLANタグを挿入する。結果として、ポート#P4の先に接続されているL2スイッチ300にフレームが転送され、やがて端末14は端末11が送信したフレームを受信することが出来る。
上記のフラッディング処理は、既に述べた図5と同じ処理であり、リンク集約機能を使っていることを意識していない。このように同じフラッディング処理が可能なのは、予め上記のテーブルT105が以下に述べるような方法で構成されているからである。
L2スイッチ200は、下記のテーブルT106のような、リンク集約機能で構成された論理的なリンクの構成を定義するテーブルを持つ。
Figure 0004368251
1つの論理リンクはトランクと呼ばれ、トランクは識別のために番号が割り当てられる。図7のネットワーク構成例(2)では、L2スイッチ200は、トランクの番号が“20”であり、物理ポート#P4, #P5, #P6の3本を束ねたリンク集約伝送路LAを構成した時に、テーブルT106に示すようなエントリが作成される。
次に、上記のテーブルT105を構成する時には、VLAN501には、ポート#P1, #P2, #P4, #P5, #P6が属しているので、そのままポートのビットマップを生成すると、“110111”となる。しかしながら、ポート#P4, #P5, #P6はトランクを構成しているので、ポート#P4, #P5, #P6を全てフラッディング先にしてしまうとフレームが重複する。重複することはリンク集約機能の動作に違反するので避ける仕組みが必要となる。物理ポートがトランクを構成していること、及びそのトランク番号は、上記のテーブルT104におけるポートの種類(ポート/トランクの識別)とトランク番号を参照することにより識別できる。ポート#P4, #P5, #P6でのこのようなフレームの重複を避けるため、トランク番号“20”を元に上記のテーブルT106のエントリを参照し、そのトランクを構成するポートのリストを調べ、リストの一番先頭の物理ポートのみがフラッディング先になるように、テーブルT105でVLAN501に対応するビットマップ“110100”のエントリを作成しておく。
こうしておくことで、フラッディング処理は、例えリンク集約伝送路LAが使用されていても、通常のポートの時のように処理できる。なお、トランク20はVLAN601にも属するので、テーブルT105は、VLAN-ID=601のエントリも同様にトランクの中はポート#P4だけがフラッディング先となるように構成しておく。
引き続き、端末11から送信されたフレームがL2スイッチ200のポート#P4にフラッディングされ、L2スイッチ300のポート#P1で受信されてからの動作を、再び図8のフローチャートにより説明する。
L2スイッチ300は、ステップS1でフレーム受信を監視しており、ポート#P1でフレームを受信する(ステップS2)。L2スイッチ300では予め、下記に示すようなテーブルT107により、受信ポートとVLAN-IDとを対応付けている。
Figure 0004368251
ステップS3では、このテーブルT107を使用してフレームの属するVLANを求める。このテーブルT107では、ポート#P1に対応するVLAN-IDが“0”に設定されており、L2スイッチ200から受信するフレームがフレーム内のVLANタグ(図6(2)参照。)から決まることを示すので、受信フレームのVLANタグを参照し、受信フレームがVLAN-ID=501のVLAN501に属することを認識し、その後、VLANタグを外す。
ステップS4では、ステップS3で求めたVLAN-IDとフレームの送信元アドレスをキーにしてフレームを受信した経路を学習する。この時の学習した結果は、下記のテーブルT103bに示すように、受信したトランクの番号である“30”となる。
Figure 0004368251
また、受信したのがトランクであることを識別するための情報“1”もテーブルT103bに記憶する。
ステップS5では、受信フレームのVLAN-IDと宛先アドレスをキーにしてポート番号が学習されているかを検索する。この検索には再び上記のテーブルT103bが使用される。ここでは、未だ学習されていないので、検索ではヒットせず(ステップS6)、ステップS7へ進む。
ステップS7では、VLANを構成するポートを調べるため、下記のテーブルT108を参照し、VLAN-ID=501に対応するポートのビットマップを求め、ポート#P1, #P4がVLAN501に属することが分かる。
Figure 0004368251
ステップS8では、求めたポートから順にフレームを出力する。ただし、フレームを受信したのがトランクであり、出力先ポートが同じトランクに属する場合は、そのポートからは出力しないので、ポート#P1には出力しない。この判定は、上記のテーブルT107の設定を使用して行われる。すなわち、受信したポートがトランク30であることをフレームの情報として記憶しておく。上述の如く、テーブルT108のビットマップからVLAN-ID=501はポート#P1, #P4が出力先に設定されているので、そのフレームの出力先がポート#P1の時には、テーブルT107を参照し、そのポートがトランク30であることが分かり、同じトランクになるのでフレームは出力しない。こうして、受信フレームはL2スイッチ300のポート#P4から出力される。結果として、端末14は端末11が送信したフレームを受信する。
次に、L2スイッチ200及び300を上記と反対方向(図の右から左への方向)にフレームを転送処理するときの動作を説明する。ここでは宛先のアドレスが学習されている場合の動作となる。
まず、端末14が、宛先アドレス=11、送信元アドレス=14であるようなフレームを送信すると、L2スイッチ300は、ステップS1でフレーム受信を監視しており、ポート#P4でフレームを受信する(ステップS2)。ステップS3では、受信ポート番号を元にフレームのVLANを求める。
ステップS4でL2スイッチ300は、既に説明したのと同じ方法でポートの番号を学習し、上記のテーブルT103bに示すように2つ目のエントリが作成される。
ステップS5では、受信フレームのVLAN-IDと宛先アドレスをキーにして宛先が学習されているか否かを検索する。この検索には再び上記のテーブルT103bが使用される。ここでは、既に、VLAN-ID=501、MACアドレス=11をキーにしたエントリは学習済みなので、検索でヒットし、ステップS6からステップS11へ進み、学習されているポートをテーブルT103bから求める。学習の結果により出力先がトランク(ポート/トランク識別情報=“1”)で、その番号が“30”であることが分かる(ステップS11, S12)。トランクの場合はステップS13に進み、トランクを構成する物理ポートの中から、出力先にする物理ポートを1つ選択するためのハッシング演算を行う。このために、下記のテーブルT109を使用し、トランクのポート数が“3”であることを求める。
Figure 0004368251
ハッシング演算の例としては、フレームの宛先アドレスと送信元アドレスを加算した結果を、ポート数で剰余計算を行い、結果が“0”なら1番目のポートを出力先にし、“1”なら2番目のポートを出力先にするような方法が用いられる。この方法によれば、ある特定のエンドステーション間でやりとりするフレームは常に同じ物理リンクを経由して転送されることになるので、フレームの順序の入れ替わりを防ぐことが出来る。
結果として、L2スイッチ300のポート#P1〜#P3のいずれかのポートからフレームが出力され(ステップS14)、L2スイッチ200に到達する。このとき、ポート番号が“1”〜“3”のいずれかであれば、VLANタグを挿入して送信することが上記のテーブルT107から分かる。その後のL2スイッチ200の動作は既に説明したものと同様なので省略する。ただし、このとき、L2スイッチ200においてステップS11及びS12で用いられるテーブルは下記に示すテーブルT103cである。
Figure 0004368251
結果として、端末11は、端末14が送信したフレームを受信する。
一方、多数のポートを渡ってデータパケットをスイッチングするよう構成されるネットワークスイッチが、アドレステーブルを用いてフレーム転送情報を生成し、意思決定エンジンが、フレーム転送情報を調べてフレームがトランクの一部であるポートに転送されるべきか否かを判断し、フレームがトランクポートに出力されるべきであれば、意思決定エンジンはフレームの伝送先となるべきポートを決定する、多数のポートをネットワークスイッチ内にトランキングするための方法及び装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特表2003-500926号
課題1
上述したように、トランクへフラッディング処理を行う場合は、テーブルT105に示すとおり、トランクを構成するポートの中の1つのポートのみ、ビットを“1”にしておき、このポートに限定してフラッディングを行う。トランクのどのポートをフラッディング用のポートに設定するかは、ポートの番号が昇順に並ぶようなポートのリストを作成し、その中で対向装置との通信が可能な状態(リンクアップ状態)にある一番若いものを使うように設定する。このような設定は複雑な論理であるため、L2スイッチはCPU及びメモリを搭載しファームウェアを動作させて設定させることが一般的である。トランクが、複数のVLANを収容していれば、そのVLAN数分の設定を行う。
ここで、フラッディング用のポートで故障(障害)が起き通信が出来なくなると、そのままではフラッディングするフレームは転送されなくなってしまう。そのためトランクの別のポートからフラッディングするように設定し直すことが必要となる。この設定は、先ずそれまで設定していたポートに対応するビットを“0”にするとともに、新しく代表ポートとして使うポートに対応するビットを“1”にすることにより行う。
このポート故障時の処理を図9に示すフローチャートにより説明する。
まず、L2スイッチ200又は300はステップS21, S22でポートの故障を監視しており、故障が発生するとステップS23でそのポートがトランクに属するか否かを調べる。このために、上記のテーブルT104やテーブルT107のような設定が使用される。
そのポートがトランクに属する場合は、ステップS24で、そのポートがフラッディング用ポートに一致するか否かを調べる。このために、上記のテーブルT106を使用することができる。
そのポートが昇順に並ぶ先頭のポートに一致すればフラッディング用ポートであるので、ステップS25で、テーブルT105から、VLAN毎の対象ポートでのフラッディング用のビットマップ設定を消去する。この処理はトランクが属するすべてのVLANについて繰り返す(ステップS26, S25)。トランクがどのVLANに属しているかは、例えば下記のテーブルT110の設定を参照することにより得られる。
Figure 0004368251
このテーブルT110の例では、トランク20がVLAN501及びVLAN601に属することを示す。なお、L2スイッチ300の場合には、下記のテーブルT110aのようになる。
Figure 0004368251
次に、ステップS27で、故障が発生したポートをトランクから外すために、ポートのリストを更新する。この更新は、上記のテーブルT106を対象に行われる。ステップS28は、更新した後の先頭のポートを求め、ステップS29で、新たなフラッディング用のポートの設定をVLAN毎に行う。この設定は、消去した時と同じようにテーブルT105において行われる。これはトランクに収容される全VLANについて実行される(ステップS30)。
一方、ステップS24で故障したポートがフラッディング用ポートに一致しない場合は、ステップS31で、ステップS27と同じくポートのリストを更新し終了する。
上記のステップS25やS29の設定はVLAN単位にファームウェアから行うため、トランクが多くのVLANに属していると、設定するために時間がかかる。VLANは多い場合は数百から数千の単位で収容されることがあり、このような設定が変更されるまでは、宛先が学習されていないフレームは新しいフラッディング用のポートには転送されず、廃棄される。利用者から見ると、この間は通信が出来なくなるので、できるだけ設定の時間を短くすることが課題であった。
課題2
また、これとは別に、フラッディング用のポートの切替えの課題として以下に述べるようなものがある。
ネットワーク構成例(3)
まず、図7に示したようなL2スイッチが、シャーシに複数のスロットを持つ構成で、スロット単位に1つのラインユニットを挿入して使用できるものとすると、1つのラインユニットは複数の物理ポートを備えており、かつ、複数のラインユニットを使用し、1つのトランクは複数のラインユニットに跨るように構成することが可能となる。
このようなネットワーク構成例(3)を図10に示す。この例では、L2スイッチ400及び500は共に3つのラインユニット#P1〜#P3を備え、L2スイッチ400とL2スイッチ500は、5本の物理リンクで構成されるリンク集約伝送路LAのトランク20と30により接続されており、その内の物理リンクの1番目〜3番目が、L2スイッチ400のラインユニットU2のポート#P1〜#P3とL2スイッチ500のラインユニットU1のポート#P1〜#P3とを接続しており、4番目〜5番目が、L2スイッチ400のラインユニットU3のポート#P1,#P2とL2スイッチ500のラインユニットU2のポート#P1,#P2とを接続している。
この例で、L2スイッチ400のラインユニットU2のポート#P1で故障を検出したとき、新しくフラッディング用に使用するポートは、上位桁をユニット番号、下位桁をユニット内のポート番号として昇順に並べて、次の運用中のポートを選択すると、ラインユニットU2のポート#P2となる。
この時、もし対向するL2スイッチ500で、ラインユニットU1自体に故障が起きているとすると、新しくフラッディング用ポートに選択したL2スイッチ400のラインユニットU2のポート#P2も続いて故障が検出されるので、またフラッディング用ポートの変更が必要になり、やがてL2スイッチ400における別のラインユニットU3のポート#P1がフラッディング用ポートに選択されるまで変更が繰り返される。このため、フラッディングのフレームが再び転送されるまでに時間がかかり、この間は通信が出来なくなるので、このような設定の時間を短くすることが課題であった。
本発明は上記の課題に鑑み、リンク集約伝送路においてポート故障が起きた場合のフラッディング用ポートの切替え時間を短くすることで、通信の中断の時間を最小限にしたフレーム転送処理方法及び装置を提供することを課題とする。
上記の課題1を解決するため、本発明では、スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する方法において、該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1のステップと、そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2のステップと、を備えたことを特徴としている。
ここで、上記の第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、該トランクを構成する別のリンクを該フラッディング先に設定するステップをさらに備えることができる。
また、上記の課題2を解決するため、本発明のフレーム転送処理方法では、各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定するステップをさらに備えることができる。
さらに、上記第2のステップは、該故障リンクを無効に設定するとき、該故障リンクを削除して該トランクを構成するリンク数を減らすステップをさらに備えることができる。
すなわち上記の本発明方法では、トランクのVLAN単位のフラッディング用の設定に加え、物理リンク(ポート)単位にこれらの全VLANのフラッディング用設定の有効・無効を選択できるようにした。言い換えると、トランクを構成するリンクすべてにVLAN単位のフラッディング用設定をしておき、これとは別に、物理リンク毎に、そのフラッディング用設定の有効・無効の選択を行えるようにし、この設定は、フラッディング用のリンクとなるべき物理リンクに対応するもののみを有効とし、トランクの残りの物理リンクに対応するものはすべて無効に設定しておく。
フラッディング用のリンクを変更する時には、その物理リンク毎の有効・無効の選択を変えることで、トランクの中の1つのリンクからフラッディングさせることができる。従って、VLAN単位にフラッディングの設定を変える必要はなく、物理リンク毎の、有効・無効の設定だけで済むので、代表リンクの切替えの時間を最小限にすることが可能となる。
また、本発明方法では、フラッディング用のリンクの切替えを行う時に、次にフラッディング用にするリンクを、ラインユニットを移動するような選択の論理とするものである。すなわち、フラッディング用リンクで故障が発生した時に、ラインユニットとリンクの番号を例えば昇順に並べて次の位置のリンクを次のフラッディング用リンクにするのではなく、異なるラインユニットから選択するようにする。これにより、対向側の装置でラインユニットの故障が発生した時にフラッディング用リンクの変更は1回で済むので、切替えによる通信断の時間を最小限にすることが可能となる。
上記の本発明方法を実現するフレーム転送装置としては、スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する装置において、該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1の手段と、そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2の手段と、を備えたことを特徴としたものである。
ここで、上記の第2の手段は、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、該トランクを構成する別のリンクを該フラッディング先に設定する手段をさらに備えることができる。
また、各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2の手段は、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定する手段をさらに備えることができる。
また、上記の第2の手段は、該故障リンクを無効に設定するとき、該故障リンクを削除して該トランクを構成するリンク数を減らす手段をさらに備えたものとすることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、リンク集約のトランクを使用するネットワークで、トランクに対してフラッディングするとき、フラッディング用のリンク(ポート)で故障が起きた時の新たなリンクへの切替えに要する時間を最小限に抑えることが出来る。
すなわち、トランクに多数のVLANを収容している場合であっても、フラッディング用のリンクの変更は物理ポート毎に持つ有効・無効の設定のみを操作すればよく、VLAN毎のフラッディングのための設定を変更する必要がないので、短時間でフラッディング用のリンクの切替が可能となる。
また、複数のラインユニットのリンクから1つのトランクが構成される時に、対向装置でラインユニット単位の故障が起きても、フラッディング用のリンクの変更を1回で行うことが出来るので、単に昇順にフラッディング用のリンクを移動させるよりも、短い時間でフラッディング用のリンクの切替が可能となる。
ネットワーク構成例(2)における動作実施例(課題1)
本発明を適用するネットワークの構成例としては、既に説明した図7に示すものが挙げられる。端末の構成やそれらが属するVLAN並びにリンク集約の構成については同図で説明したとおり、3つの物理ポートを束ねた論理的なリンク集約伝送路LAが存在している。この論理的なリンク集約伝送路LAはVLAN501とVLAN601の両方に属し、VLAN501とVLAN601の両方のフレームを転送する。この論理的なリンク集約伝送路LAに流れるフレームがどのVLANに属するかは、図6(2)に示したVLANタグ付きのフレームを使用することにより示される。この論理的なリンク集約伝送路LAの送信側ではフレームを出力する時にVLANタグを挿入し、受信側ではVLANを識別した後にVLANタグを削除する。
まず、L2スイッチ200によるフレームの転送処理例を、図1に示すフローチャートで説明する。
端末11が、図6(1)に示すようなフォーマットで、宛先アドレス=が14、送信元アドレス=11であるようなフレームを送信する。L2スイッチ200は、ステップS1でフレーム受信を監視しており、ポート#P1でフレームを受信する(ステップS2)。L2スイッチ200で受信ポートとVLAN-IDを対応付けるための設定は、既に説明した上記のテーブルT104と同じである。
ステップS3では、テーブルT104を使用してフレームの属するVLANを求める。テーブルT104では、ポート#P1で受信するフレームがVLAN-ID=501のVLANに属することを示しているので、ステップS3ではVLAN-ID=501が導かれる。ステップS4では、ステップS3で求めたVLAN-IDとフレームの送信元アドレスをキーにしてフレームを受信したポートの番号である“1”を学習する。学習した結果は上記のテーブルT103に示すように格納される。
ステップS5では、受信フレームのVLAN-IDと宛先アドレスをキーにしてポート番号が学習されているか否かを検索する。この検索には再びテーブルT103が使用される。ここでは、未だ学習されていないので、検索ではヒットせず、ステップS6からS7へ進む。
ステップS7では、VLANを構成するポートを調べるため、下記のテーブルT111を参照する。
Figure 0004368251
このテーブルT111は既に説明したテーブルT101やテーブルT105と同じ構成であり、VLAN毎のフラッディング先を示すために予め設定しておく。ただし、テーブルT105では、リンク集約伝送路LAを構成するポートの内、1つだけをフラッディング先として設定しておいたが、上記のテーブルT111では、当該トランク中の全ポートをフラッディング先として“1”を設定しておく点が上述した従来例とは異なっている。すなわち、このテーブルT111より、VLAN-ID=501に対応するポートのビットマップを求め、ポート#P1, #P2, #P4, #P5, #P6がVLAN501に属することを示している。
ステップS8-1では、求めたポートから順にフレームを出力する。ただし、フレームを受信したポートからは出力しない。従って最初のポート#P1には出力されない。求めたフラッディング先のポートがフレームを受信したポートとは異なるときには、次に、下記のテーブルT112によって、そのポートの“フラッディング有効指定”の設定を調べる。
Figure 0004368251
このテーブルT112は予め次のように設定しておく。物理ポートが通常のポートとして使用される場合は常時“有効”として“1”が設定されており、リンク集約伝送路LAのポートとして使われている場合は、それを構成するポートで故障が起きていないものをポート番号順に昇順に並べ、先頭のポートのみを有効“1”に設定しておく。このようにポートを決定するためには既に説明したテーブルT106のような構成を有するテーブルを使用することが可能である。このテーブルT112の例では、トランク20の内、ポート#P4のみが有効になっている。
このようにして、ステップS8-1〜S8-3及びS9により、ポート#P2と#P4からフレームが出力される。ここで、ポート#P4は、フレームにVLANタグを挿入すべきことがテーブルT104から分かるので、出力するフレームにVLANタグを挿入する。結果として、ポート#P4の先にあるL2スイッチ300にフレームが転送される。
L2スイッチ300から端末14へのフレームの出力は既に説明したのと基本的に同じ動作となるが、L2スイッチ300の動作に関しては、図1について上述したL2スイッチ200の動作の内、ステップS8-2が異なっており、このステップ8-2では下記のテーブルT112aが用いられる。
Figure 0004368251
すなわち、L2スイッチ200のポート#P4から出力されたフレームは、L2スイッチ300のポート#P1で受信され、上記のテーブルT112aに基づき、受信ポートでない“フラッディング有効指定”のポート#P4と#P5にフレームが出力されるので、端末11が送信したフレームを端末14が受信することが出来る。
図1のステップS11〜S14は宛先アドレスが学習済みの場合の処理であるが、図8で説明したものと同じであり省略する。
次に、フラッディング用のポートで故障が起き、通信が出来なくなり別のポートからフラッディングするように設定を変更する処理を、図2のフローチャートにより説明する。
L2スイッチ200はスイッチS21,S22でポートの故障を監視しており、図7に示したL2スイッチ200でポート#P4の故障が発生したと仮定する。ステップS23でそのポートがトランクに属するか否かを調べる。そのために、上記のテーブルT104が参照される。そのポートがトランクに属する場合は、ステップS24で、そのポートがフラッディング用ポートに一致するかを、下記のテーブルT106aの設定により調べる。
Figure 0004368251
ポート#P4が故障した場合は、そのポートが昇順に並ぶ先頭のポートに一致するのでフラッディング用ポートであることが分かり、ステップS41で、テーブルT112のポート#P4に対応する位置を、下記のテーブルT113に示すように“無効”に設定する。
Figure 0004368251
なお、L2スイッチ300の場合は、下記のテーブルT113aのように設定される。
Figure 0004368251
次に、ステップS42では、テーブルT106のトランク20に対応するエントリにおいて、ポート数を“2”に変更し、ポートのリストからポート#P4を削除する。
次に、ステップS43で、更新した後の先頭のポートを求め、ステップS44で、上記のテーブルT113のようにポート#P5をフラッディング“有効”に設定する。
こうして、ポート#P5が新たなフラッディング先として動作する。
ステップS24で故障したポートがフラッディング用ポートに一致しない場合は、そのままフラッディング用のポートは使用できるので、ステップS31へ進みテーブルT106のトランク20に対応するエントリにおいて、ポート数を減らし、故障になったポートをリストから削除する。
このように、フラッディング用のポートの変更は、従来のようにVLAN単位に行う必要はなく、テーブルT112からT113への変更だけでよく、トランクが多くのVLANに属している場合であっても変更の時間は最小限で済み、フラッディング用のポートを変更している間に廃棄されてしまうフレーム数を大幅に削減できる。
ネットワーク構成例(3)についての動作実施例(課題2)
本発明を適用する別のネットワークの構成例としては、既に説明した図10に示したものが挙げられる。端末の構成やそれらが属するVLANは同図と同じものとし、L2スイッチ400及び500もそれぞれ3つのラインユニットU1〜U3から成り、L2スイッチ400のラインユニットU2のポート#P1〜#P3及びラインユニットU3のポート#P1, #P2を使ってトランク20を構成し、L2スイッチ500のラインユニットU1のポート#P1〜#P3及びラインユニットU2のポート#P1, #P2を使ってトランク30を構成し、トランク20と30はリンク集約伝送路LAによって接続されている。
まず、このネットワーク構成例(3)におけるL2スイッチ400及び500によるフレーム転送処理も図1のフローチャートに沿って行われるが、この処理と、上記のネットワーク構成例(2)におけるL2スイッチ200及び300による転送処理との差異は、L2スイッチ400に関し、図1において、ステップS5では下記のテーブルT103dが用いられる点である。
Figure 0004368251
すなわち、このテーブルT103dではテーブルT103におけるポート番号の代わりに、ポート又はラインユニット又はトランクの番号が設定され、さらにポートとトランクの識別符号(“0”/“1”)が設定されて参照されるようになっている。
また、ステップS7では下記のテーブルT105aが用いられる。
Figure 0004368251
すなわち、このテーブルT105aでは、テーブルT111におけるポートのビットマップの代わりに、ラインユニット又はポートのビットマップが設定されて参照されるようになっている。例えば、ラインユニットU2については、ポート#P1〜#P3が皆VLAN501に属していることを示している。
また、L2スイッチ500に関しては、図1において、ステップS3では下記のテーブルT104aが用いられる。
Figure 0004368251
これは、L2スイッチ400に関するテーブルT104に対応したテーブルである。
また、ステップS4, S5では下記のテーブルT103eが用いられる。
Figure 0004368251
これは、上記のテーブルT103dに対応している。
また、ステップS7では下記のテーブルT105bが用いられる。
Figure 0004368251
これは、上記のテーブルT105aに対応している。
また、ステップS8-2では下記のテーブルT113bが用いられる。
Figure 0004368251
そして、ステップS13では、下記のテーブルT106aが用いられる。
Figure 0004368251
なお、上記のテーブルT113b及びT106aに対応するL2スイッチ400におけるテーブルは、上記及び図1には省略されている。
ここで、L2スイッチ500のラインユニットU1で故障が起きた場合の、L2スイッチ400側の動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。また、トランクのポートの構成を管理するテーブルとして、下記のテーブルT114を使用する。
Figure 0004368251
このテーブルT114は上記のテーブルT106と類似したテーブルであるが、トランクを構成するポートのリストにおいて各ポートは上位2桁がユニット番号で下位2桁がポート番号から成る数値で管理され、またトランクのフラッディング先を示すフラッディング用ポートを記憶することができる。この例の場合、L2スイッチ500のラインユニットU1で故障が起きる前には、テーブルT114に示すような状態にある。
L2スイッチ400は、ステップS21でポートの故障を監視しており、L2スイッチ500のラインユニットU1で故障が起きると、L2スイッチ400はリンク単位で故障が検出されるので、ラインユニットU2のポート#P1で故障を検出する(ステップS22)。
ステップS23では、そのポートがトランクに属するか否かを調べる。そのためには、下記のテーブルT115のような設定が使用できる
Figure 0004368251
そのポートがトランクに属する場合は、ステップS24で、そのポートがフラッディング用ポートに一致するか否かを、テーブルT114から調べる。
このテーブルT114に基づき、ラインユニットU2のポート#P1が故障した場合は、フラッディング用ポートに一致しているので、ステップS41で、下記のテーブルT116のラインユニットU2のポート#P1に対応する位置を下記のテーブルT117に示すように“無効”に設定する。
Figure 0004368251
Figure 0004368251
次に、ステップS42では、テーブルT114におけるトランク20に対応したエントリにおいて、ポート数を“4”に変更し、ポートのリストから0201を削除することにより、下記のテーブルT118を作成する。
Figure 0004368251
次に、点線で示すように、ステップS50で、更新した後のリストを元に、現状のフラッディング用ポートのラインユニットと異なるポートを求め、上記のテーブルT118に示すように、ラインユニットU3のポート#P1を新たなフラッディング用ポートとして格納する。
そして、ステップS44で、上記のテーブルT117に示すようにラインユニットU3のポート#P1をフラッディング“有効”に設定する。こうして、新たなフラッディング先からフレームが出力される。
この例では、L2スイッチ500のラインユニットU1で故障が起きているので、L2スイッチ400は、続いて図2のフローチャートのステップS21, S22でラインユニットU2のポート#P2で故障を検出するが、この時は故障したポートがフラッディング用ポートに一致しないので、そのままフラッディング用のポートとして使用できる。この時はステップS24からS31へ進み、テーブルT114のトランク20に対応するエントリにおいて、ポート数を減らし、故障になったポートをリストから削除するだけでよい。同様にステップS21でラインユニットU2のポート#P3で故障を検出してもステップS31へ進めばよく、フラッディング用のポートの変更は必要ない。
このように、フラッディング用ポートの変更を行う時に、次にフラッディング用ポートにするポートを、ラインユニットを移動するような選択の論理とすることにより、ラインユニット単位の故障が発生した時にフラッディング用ポートの変更は1回で済むので、切替時間を最小限にすることが可能となる。
なお、L2スイッチの各テーブルの設定は、通常、監視制御のターミナルからのコマンド、及びスイッチに搭載するCPU上で動作するソフトウェア動作等により与えることができる。

(付記1)
スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する方法において、
該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1のステップと、
そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2のステップと、
を備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
(付記2)付記1において、
該第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、該トランクを構成する別のリンクを該フラッディング先に設定するステップをさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
(付記3)付記1において、
各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定するステップをさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
(付記4)付記2又は3において、
該第2のステップが、該故障リンクを無効に設定するとき、該故障リンクを削除して該トランクを構成するリンク数を減らすステップをさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
(付記5)
スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する装置において、
該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1の手段と、
そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2の手段と、
を備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
(付記6)付記5において、
該第2の手段は、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、該トランクを構成する別のリンクを該フラッディング先に設定する手段をさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
(付記7)付記5において、
各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2の手段は、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定する手段をさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
(付記8)付記6又は7において、
該第2の手段が、該故障リンクを無効に設定するとき、該故障リンクを削除して該トランクを構成するリンク数を減らす手段をさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
本発明において、ネットワーク構成例(2)及び(3)でのフレーム転送処理のフローチャート図である。 本発明において、ネットワーク構成例(2)及び(3)でのトランクのポートで故障が起き、フラッディング用ポートを変更する時の処理のフローチャート図である。 L2スイッチを利用した、従来より知られているネットワーク構成例(1)を示したブロック図である。 本発明で使用するL2スイッチのポートのビットマップの構成例を示した図である。 ネットワーク構成例(1)でのL2スイッチによるフレーム転送処理のフローチャート図である。 従来より知られているMACフレームのフォーマット図である。 従来より知られているネットワーク構成例(2)を示した図である。 ネットワーク構成例(2)での従来のL2スイッチによるフレーム転送処理のフローチャート図である。 ネットワーク構成例(2)でのトランクのポートで故障が起き、フラッディング用ポートを変更する時の従来処理のフローチャート図である。 従来より知られているネットワーク構成例(3)を示したブロック図である。
符号の説明
11〜16 端末
20, 30 トランク
100, 200, 300, 400, 500 L2スイッチ
501, 601 VLAN
#P1〜#P5 ポート
U1〜U3 ラインユニット
LA リンク集約伝送路
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する方法において、
    該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1のステップと、
    そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2のステップと、
    を備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
  2. 請求項1において、
    該第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、該トランクを構成する別のリンクを該フラッディング先に設定するステップをさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
  3. 請求項1において、
    各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2のステップは、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定するステップをさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理方法。
  4. スイッチ間を接続する複数の物理的なリンクを集約し論理的な1つの伝送路として使用するリンク集約伝送路によりフレームを転送処理する装置において、
    該リンク集約伝送路に複数のVLANを収容する場合、該物理的なリンク毎かつVLAN毎に、該リンク集約伝送路中の1つの物理的なリンクだけをフラッディング用に使用するように設定する第1の手段と、
    そのリンクが故障した時はVLAN毎のフラッディング先を変更せずに該リンク単位で該フラッディング先を変更する第2の手段と、
    を備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
  5. 請求項4において、
    各スイッチが複数のラインユニットで構成され、該リンク集約伝送路が複数のラインユニットを跨るように使用されている場合、該第2の手段は、該故障したリンクが該リンク集約伝送路を構成するトランクに属するとともに現在のフラッディング先であるときには、該故障リンクを無効に設定し、新たに該フラッディング先として使用するリンクとして別のラインユニットのリンクを設定する手段をさらに備えたことを特徴とするフレーム転送処理装置。
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