JP4352359B2 - Bulk carrier - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不定固体貨物であるばら物を海上輸送するばら物運搬船、殊に、座礁や衝突によって船体に損傷を受けたしても、浸水が船全体に及ぶことがなく、従って沈没する心配がないばら物運搬船に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6および図7に示すように、船倉1の船体長手方向へ配置された複数の貨物室21,22,23に積載されている石炭,鉄鉱石,ウッドチップ、石灰石、穀物などの不定固体貨物であるばら物3を陸揚げするため、各貨物室21,22,23の底部に形成された空所31,32,33に配備した水平に回転するホィール式の払出機41,42,43を、各貨物室21,22,23の底壁51,52,53に船体長手方向へ形成した払出し溝61,62,63に沿って往復走行させ、貨物室21,22,23に積載されているばら物3を、船倉1を貨物室21,22,23に仕切った隔壁71,72,73を貫通して船底部に設置した払出しコンベヤ8上へ払い出すとともに、これを上甲板の上方へ送り、陸揚げ用コンベヤ9から埠頭の所定箇所に自動的に荷揚げするアンローディングシステムを備えたばら物運搬船が知られている。
【0003】
そして、このようなアンローディングシステムを備えたばら物運搬船において、隔壁71,72,73のコンベヤ貫通箇所75,76,77を防水扉(図示せず)により閉塞することにより、各貨物室21,22,23の水密化を図り、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船体の全体に及んで沈没り、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船体の全体に及んで沈没することを防止するばら物運搬船が、たとえば特開平5−124576号公報に提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記沈没防止のばら物運搬船は、各貨物室21,22,23の水密化を図る必要性から、各貨物室21,22,23はそれぞれ独立した構成である。
【0005】
そのため、各貨物室21,22,23毎にホィール式の払出機41,42,43を備える必要があり、設備費が嵩むことになる。また、荷役時に、例えば払い出し量の調整や船のバランスを取るために各払出機41,42,43を相互に関連させた状態で作動させる必要があり、その設備が必要であったり制御がきわめて複雑である、などの問題がある。
【0006】
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船体の全体に及んで沈没することを防止するばら物運搬船において、従来のように、貨物室21,22,23毎にホィール式の払出機41,42,43を備える必要がなく、従って、設備費や運転資金の節減と荷役詐業の効率化の促進を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、船倉を隔壁で仕切って形成される複数の貨物室が船体長手方向へ並んで配置されており、前記各貨物室の底壁に船体長手方向へ形成した払出溝に沿って、駆動部を有する払出機本体の下端に回転ホイールを突設した回転式の払出機を往復走行させて、前記貨物室内に収容したばら物を前記払出溝から前記各隔壁を貫通して船底部に設置した払出しコンベヤ上に落下させる払出し装置を備えるとともに、航海時に前記各隔壁のコンベヤ貫通箇所を払出しコンベヤのベルトを含めて閉塞する沈没防止装置を備えたばら物運搬船において、前記船倉を仕切って貨物室を形成している隔壁に払出機通過口が設けられているとともに、前記各隔壁に沿って払出機通過口を開閉する水密扉がそれぞれ昇降可能に設けられており、且つ、前記底壁の前記水密扉の下方には前記払出しコンベヤへのばら物落下装置を下部に備えた前記水密扉の挿入溝が形成されている。
【0008】
従って、払出機を各貨物室を貫通して走行する共通の1つのホィール式の払出機を備えるだけでよいため、設備費が嵩むことがなく、荷役時における払い出し量の調整や船のバランスの調整がきわめて容易である。
【0009】
特に、前記底壁に水密扉の挿入溝を形成したことにより、水密扉の一側面において水密状態を形成することができ、水密構造が簡単で且つ確実である。
【0010】
また、水密扉の挿入溝に、ばら物落下装置を備えたことにより、ばら物の排出時に挿入溝から排出するばら物を、確実に払出しコンベヤ上へ落下させるとともに、挿入溝に残留するばら物も確実に払出しコンベヤ上へ落下させる。
【0011】
また、前記手段において、前記各水密扉に前記隔壁方向へ押付力を付与する押付装置を設けることにより、水密状態で各払出機通過口を確実に閉塞することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、前記従来例と同一構成部については同一符号を付して説明する。
【0013】
図1乃至図5は本発明の好ましい実施の形態の一つを示すものであり、船倉1が隔壁71,72,73,74により仕切られて、石炭,鉄鉱石,ウッドチップ、石灰石、穀物などの不定固体貨物であるばら物3を積載する貨物室21,22,23が形成されているとともに、各貨物室21,22,23には山型の屋根部材311,321,331により底壁との間に空所31,32,33が形成されている。
【0014】
また、本実施の形態では、各貨物室21,22,23を仕切っている隔壁72,73に、1つの払出機4が空所31,32,33間を船体長手方向に往復走行可能なように凸型の払出機通過口721,731がそれぞれ形成されている。
【0015】
即ち、各貨物室21,22,23内の空所31,32,33を形成する山型の屋根部材311,321,331によって支持された一対の走行レール40,40が払出機通過口721,731を貫通して空所31,32,33間に配置される。これらの走行レール40,40に沿って、1台の水平方向に回転するホイールを有する回転式の払出機4が、払出機通過口721,731を貫通して往復走行可能に配置される。
【0016】
また、前記隔壁72の貨物室21側,隔壁73における貨物室22側の側面下部には、払出機通過口722,732を有するもう1枚の別の隔壁723,733が、所定の間隔を有して且つ払出機通過口722,732を払出機通過口721,731と互いに連通させてそれぞれ配置され、隔壁722と72、隔壁73と733との間に形成された隙間にほぼ凸型の水密枠10が水密扉枠100を介して隔壁72または隔壁73に密接した状態で付設されている。
【0017】
払出機通過口721,731に付設した水密扉枠100側の周りには、水密ゴムにより形成される断面P型の水密シール11が開口縁に沿って付設されているとともに、各水密枠10には、この水密枠10に沿って昇降する水密扉12が備えられている。
【0018】
本実施の形態では、水密扉12は、前記水密扉枠100の上側水平枠101に配置した例えばバイエル式のような可変速の電動機13によって回転する駆動ねじ軸14の両端部に配置された一対のボールスクリュー15,15に懸吊されており、電動機13を正または逆回転させることにより、昇降させて前記払出機通過口722,732を開閉するものであり、水密扉12には、駆動源としてトルク可変式の電動機16を用いたウォームジャッキ171からなる押付装置17が備えられている。
【0019】
尚、水密扉12を下降したとき、払出機通過口721(731を貫通する走行レール40,40が、水密扉12の下降を邪魔することになる。そこで、本実施の形態では、走行レール40,40の払出機通過口721(731)の部分を別体401として、その一方の端部を回転軸402を介して回転可能に軸着するとともに、裏面側の端部に付設したモートルシリンダ403により回転させて、水密扉12の下降部を開閉することにより、払出機4の走行と水密扉12の下降とを確保している。尚、払出機4の車輪の数や外径などの走行条件によっては、走行レール40,40における水密扉12の下降部に当たる部分を欠損させておいてもよい(図示せず)。
【0020】
また、船底部には、底壁51,52,53に形成した排出溝61,62,63から前記払出機4により払い出されたばら物3を受けるとともにこれを上甲板の上方へ送るための払出しコンベヤ8が、隔壁71,72,73を貫通して備えられ。更に、隔壁71,72,73の船底部には払出しコンベヤ8の貫通箇所75,76,77を払出しコンベヤ8を含めて閉塞する例えば特開平5−124576号公報に提示されている水密扉のような沈没防止装置が備えられており(図示せず)、前記ばら物3を埠頭の所定箇所に荷揚げする陸揚げ用コンベヤ9が船上に備えられている。
【0021】
更にまた、前記底壁51,52には、水密扉12の下方に、水密扉12を下降させたときに水密扉12が挿入される挿入溝54,55が形成されており、また、これらの挿入溝54,55の下方には落下口を前記払出しコンベヤ8へ向けた一対の振動フィーダ56,56からなるばら物落下装置5が備えられている。
【0022】
以上のように構成される本実施の形態は、航海中は、前記隔壁71,72,73の船底部における払出しコンベヤ8の貫通箇所75,76,77を水密扉からなる沈没防止装置(図示せず)により閉じるとともに、水密扉12を底壁51,52に形成した挿入溝54,55まで下降させて、隔壁72,73に形成した払出機通過口722,732を水密状態で閉じることにより(図2に示す状態)、各貨物室21,22,23が互いに独立した水密状態を形成する。従って、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船体の全体に及んで沈没することを防止することができる。
【0023】
殊に、本実施の形態では、水密扉12を底壁51,52に形成した挿入溝54,55まで下降させることにより、簡単な水密構造で確実な水密状態を確保することができる。
【0024】
また、払出機通過口721,731に付設した水密扉枠100側の周りには、水密ゴムにより形成される断面P型の水密シール11が開口縁に沿って付設されているとともに、水密扉12には、駆動源としてトルク可変式の電動機16を用いたウォームジャッキ171からなる押付装置17が備えられているので、完全な水密状態を形成することができる。
【0025】
そして、目的港に到着した後に、前記隔壁71,72,73の船底部における払出しコンベヤ8の貫通箇所75,76,77を閉じている沈没防止装置(図示せず)を解除して、隔壁71,72,73の船底部における払出しコンベヤ8の貫通箇所75,76,77を開放するとともに、各押付装置17を逆転して水密扉12の払出機通過口721,731への押付力を解除するとともに、水密扉12を上昇させて、払出機通過口721,731を露出させる(図5に示す状態)。
【0026】
そして、回転式の払出機4を、前記別体401を元の位置に回動して一本化させた走行レール40,40に沿って払出機通過口721,722,731,732を通過させることにより空所31,32,33間を連続して往復走行させ、各貨物室21,22,23内に収容されているばら物3を、各貨物室21,22,23の底壁51,52,53に形成した払出溝61,62,63から船底部に配置した払出しコンベヤ8上に払い出して上甲板の上方へ送り、陸揚げ用コンベヤ9により、埠頭の所定箇所に自動的に荷揚げする。
【0027】
このとき、ばら物3は底壁51,52,53に形成した払出溝61,62,63だけでなく、水密扉12が挿入される挿入溝54,55からも払い出されるが、挿入溝54,55から払い出されたばら物3は、挿入溝54,55の下方に配置された振動フィーダ56,56からなるばら物落下装置5を介して払出しコンベヤ8上に落下させて陸揚げ用コンベヤ9により荷揚げされる。
【0028】
尚、本実施の形態では、ばら物落下装置5として、振動フィーダ56,56を用いたが、通常の払い出し時においては、振動フィーダ56,56を作動させることを要することなしにばら物3を払出しコンベヤ8上に落下させることができるので、ばら物落下装置5は振動フィーダ56,56でなく、通常のシュートでも良いが(図示せず)、特に、積載しているばら物の安息角が大きい場合や払い出し作業の終了後にばら物落下装置5内に残存するばら物を落下させる際に、振動フィーダ56,56を作動させると有効である。
【0029】
以上のように、本実施の形態によれば、航海時荷は、各貨物室21,22,23を完全に水密状態で仕切ることが可能であり、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船倉1の全体に及んで沈没することを防止することができる。
【0030】
更に、荷揚げ時には、貨物室21,22,23毎にホィール式の払出機4を備える必要がなく、一つの払出機4を各貨物室21,22,23を貫通して往復走行させることにより払い出しが行えるため、設備費や運転資金の節減と荷役詐業の効率化の促進を図ることができる。
【0031】
水密扉12を昇降させることにより隔壁72,73に形成された払出機通過口721,731を開閉するものであることから、例えば蝶番式や回転式の水密扉を用いる場合に比べて、きわめて少ないスペースで配備することができ、殊に、各水密扉12を、下降時、即ち閉成時に、底壁51,52に形成した挿入溝54,55に挿入させることから、水密扉12の一側面において水密状態を形成することができ、水密構造が簡単で且つ確実である。
【0032】
また、水密扉12の昇降ならびに押付を電動機16により駆動させるものであることから、遠隔操作による自動化が容易であり、殊に、水密扉12を昇降させる電動機13は、回転速度可変式であり、昇降操作の初めまたは終わりの部分を遅く操作させて正確な位置に停止させるとともに、途中の操作速度を速めることにより昇降時間の短縮を図ることができる。
【0033】
更に、水密扉12に備えた押付装置17は、駆動源としてトルク可変式の電動機16を用いているので、水密扉12を所望の圧力により払出機通過口721,731に押し付けることができることから、確実に水密状態を形成することができるとともに、水密シール11の過度の押付力の付与による劣化を防止することができる。
【0034】
尚、本実施の形態においては、前記隔壁71,72,73の船底部における払出しコンベヤ8の貫通箇所75,76,77に設けた水密扉からなる沈没防止装置として、特開平5−124576号公報に提示されているものを示したが、他の沈没防止装置を用いて本発明を実施することができることは云うまでもない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、各貨物室を独立した状態で水密化を図ることができ、航海中に、船が座礁や衝突によって船体に損傷を受けたとき、浸水が船体の全体に及んで沈没することがない。また、各貨物室を貫通して走行する共通の1つのホィール式の払出機を備えるだけでよいため、設備費が嵩むことがなく、荷役時における払い出し量の調整や船のバランスの調整がきわめて容易である。
【0036】
殊に、水密扉を、下降時に、底壁に形成した挿入溝に挿入させることから、水密扉の一側面において払出機通過口を閉塞して水密状態を形成することができ、水密構造が簡単で且つ確実である。
【0037】
また、水密扉に隔壁方向へ押付力を付与する押付装置を設けることにより、水密状態で払出機通過口を確実に閉塞することができ、また、水密扉を昇降させる駆動源として速度可変式の電動機を用いることにより、水密扉の昇降に要する時間を短縮することができるともに水密扉を正確な位置で停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のばら物運搬船の好ましい実施の形態を概略的に示す縦断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2の要部における縦断面拡大図。
【図5】図1の異なる状態におけるA−A線に沿う拡大断面図。
【図6】従来例を概略的に示す縦断面図。
【図7】図6のB−B線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
1 船倉、3 ばら物、4 払出機、5 ばら物落下装置、8 払出しコンベヤ、12 水密扉、13 電動機、16 電動機、17 押付装置、21,22,23 貨物室、51,52,53 底壁、61,62,63 払出溝、54,55 挿入溝、71,72,73,74 隔壁、721,731 払出機通過口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bulk carrier for transporting bulk, which is an indeterminate solid cargo, in particular, even if the hull is damaged by grounding or collision, the inundation does not reach the entire ship, and therefore it is feared that it will sink. It is related to a bulk carrier without any.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIG. 6 and FIG. 7, indefinite amounts of coal, iron ore, wood chips, limestone, grains, etc. loaded in a plurality of
[0003]
And in the bulk carrier equipped with such an unloading system, each
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the bulk carrier for preventing sinking, the
[0005]
Therefore, it is necessary to provide the wheel-
[0006]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems. In a bulk carrier, which prevents flooding from sinking over the entire hull when the ship is damaged by grounding or a collision, As described above, it is not necessary to provide each of the
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, a plurality of cargo bay formed partition the hold by the partition wall are arranged side by side to the hull longitudinal direction, along the payment Demizo formed in the bottom wall of the cargo hold to the hull longitudinal direction, the rotary dispensers projecting from the rotating wheel to the lower end of the dispensing device body having a drive unit back and forth travel, the loose material accommodated in the cargo compartment over the bottom through the respective partition wall from said payout groove In a bulk carrier ship equipped with a sinking device for dropping on the installed conveyor, and having a sinking prevention device that closes the conveyor penetration part of each bulkhead including the conveyor belt during voyage, The partition wall forming the chamber is provided with a dispenser passage opening, and a watertight door for opening and closing the dispenser passage opening along each partition wall is provided to be movable up and down, and the bottom Wherein below the watertight doors insertion groove of the watertight door with a loose material falling device to said dispensing conveyor to the lower is formed.
[0008]
Therefore, since it is only necessary to provide one common wheel-type dispenser that travels through each cargo compartment, the equipment cost does not increase, and the adjustment of the amount of dispensing at the time of cargo handling and the balance of the ship Adjustment is very easy.
[0009]
In particular, since the insertion groove of the watertight door is formed in the bottom wall, a watertight state can be formed on one side of the watertight door, and the watertight structure is simple and reliable.
[0010]
In addition, by providing a bulk material dropping device in the insertion groove of the watertight door, the bulk material discharged from the insertion groove when the bulk material is discharged is surely dropped onto the conveyor and the bulk material remaining in the insertion groove. Also make sure it drops onto the payout conveyor.
[0011]
Moreover, in the said means, each dispenser passage port can be reliably obstruct | occluded in a watertight state by providing the pushing device which provides pushing force to the said partition direction in each said watertight door.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The same components as those in the conventional example will be described with the same reference numerals.
[0013]
1 to 5 show one of the preferred embodiments of the present invention, in which a
[0014]
Further, in the present embodiment, one dispensing machine 4 can reciprocate between the
[0015]
That is, the pair of
[0016]
Further, another
[0017]
Around the
[0018]
In the present embodiment, the
[0019]
Note that when the
[0020]
In addition, the bottom of the ship receives the
[0021]
Furthermore,
[0022]
In the present embodiment configured as described above, during the voyage, the sinking prevention device (not shown) is formed of the penetrating
[0023]
In particular, in the present embodiment, the
[0024]
In addition, a water-tight seal 11 having a P-shaped cross section formed of water-tight rubber is provided along the opening edge around the water-
[0025]
After arriving at the destination port, a sinking prevention device (not shown) that closes the through
[0026]
The rotary dispenser 4 is passed through the
[0027]
In this case, the
[0028]
In the present embodiment, the
[0029]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to partition the cargo compartments 21, 22, and 23 in a completely watertight state, and the ship is damaged by the grounding or collision. Then, it is possible to prevent the water from sinking over the
[0030]
Further, at the time of unloading, it is not necessary to provide a wheel type dispenser 4 for each of the cargo compartments 21, 22, 23, and a single dispenser 4 is reciprocated through each
[0031]
Since the
[0032]
Further, since the raising and lowering and pressing of the
[0033]
Furthermore, since the
[0034]
In this embodiment, Japanese Patent Laid-Open No. 5-124576 is disclosed as a sinking prevention device comprising a watertight door provided at the through-
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to achieve watertightness in a state where each cargo compartment is independent, and when the ship is damaged by the grounding or a collision during the voyage, the inundation is performed on the entire hull. Will not sink. In addition, since it is only necessary to provide one common wheel-type dispenser that runs through each cargo compartment, there is no increase in equipment costs, and it is extremely easy to adjust the amount to be dispensed during handling and the balance of the ship. Easy.
[0036]
In particular, since the watertight door is inserted into the insertion groove formed on the bottom wall when descending, the dispenser passage can be closed on one side of the watertight door to form a watertight state, and the watertight structure is simple. And sure.
[0037]
Moreover, by providing a pressing device that applies a pressing force to the watertight door in the direction of the partition wall, the dispenser passage can be reliably closed in a watertight state, and a speed variable type as a drive source for raising and lowering the watertight door. By using the electric motor, the time required for raising and lowering the watertight door can be shortened and the watertight door can be stopped at an accurate position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing a preferred embodiment of a bulk carrier of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a plan view of FIG. 2;
4 is an enlarged vertical cross-sectional view of the main part of FIG.
5 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in a different state of FIG.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view schematically showing a conventional example.
7 is an enlarged sectional view taken along line BB in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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