JP4348640B2 - Discharge gun cartridge - Google Patents
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Description
この発明は、接着剤その他を吐出するための吐出ガンに用いられる吐出ガン用カートリッジに関する。 The present invention relates to a discharge gun cartridge used for a discharge gun for discharging adhesive and the like.
従来のこの種のカートリッジ1は、図5に示すように、円筒状をなすカートリッジ本体2と、先細りのノズル3とを備えており、本体2の後端部内周には底部21が摺動可能に設けられ、本体2の先端部には吐出口22aを有する筒状の吐出口部22が設けられている。そして、この吐出口部22の外周にノズル3の基端部が螺合固定されている。また、下記特許文献1には、カートリッジ本体を柔軟な膜体によって袋状に形成し、このカートリッジ本体の先端部開口部に硬質樹脂からなる吐出口部を設けたものが開示されている。
As shown in FIG. 5, the conventional cartridge 1 of this type includes a cylindrical cartridge body 2 and a
前者の構成のカートリッジ1を用いる場合には、カートリッジ本体2を吐出ガンの装着部G1に装着し、ピストンG2によって底部21を押す。これにより、カートリッジ本体2の内部に収容された流動性物質、例えば接着剤をノズル3から押し出す。また、後者のカートリッジでは、カートリッジ本体の後端部をピストンによって押してカートリッジ本体をアコーディオン状に潰し、接着剤をノズルから押し出すようになっている。
When the cartridge 1 having the former configuration is used, the cartridge main body 2 is mounted on the discharge gun mounting portion G 1 and the
ところで、上記いずれのカートリッジにおいても、使用前に吐出口22aから接着剤が出てしまうのを防止するために、吐出口22aの内側の開口部が密封シート4によって閉じられている。したがって、カートリッジ1を最初に使用するときには密封シート4を破る必要がある。通常、ノズル3をカートリッジ本体2から取り外し、その尖った先端部を吐出口22aに差し込んで密封シート4を破るようにしていた。
By the way, in any of the above cartridges, the opening inside the
しかしながら、ノズル3の先端部によって密封シート4を破るようにした場合には、ノズル3の先端部外周に接着剤が付着するため、その分だけ接着剤が無駄になる。また、ノズル3の外周に付着した接着剤にゴミ等が付着してノズル3を汚すとともに、接着剤が作業者の手、衣服等に付着する等の問題があった。
However, when the
この発明は、上記の問題を解決するために、先端部に筒状をなす吐出口部が設けられたカートリッジ本体と、このカートリッジ本体の吐出口部に基端部が装着されるノズルとを備え、上記吐出口部の内側の開口部が密封シートによって遮蔽された吐出ガン用カートリッジにおいて、上記ノズルの基端部に上記吐出口部の内周に着脱可能に挿入される挿入筒部を設け、この挿入筒部の先端部に、当該挿入筒部を上記吐出口部に挿入したときに上記密封シートに押し当たってこれを破る破断部を形成し、上記挿入筒部の一側部の先端が上記吐出口部の内側の開口端より外側に位置し、上記挿入筒部の他側部の先端が上記吐出口部の内側の開口端より内側に位置するように、上記挿入筒部の一側部と他側部との長さをそれぞれ設定したことを特徴としている。
この場合、上記破断部が、上記挿入筒部の上記一側部と他側部とから先端側へ向かって延び、先端側へ向かうにしたがって互いに接近する2つの傾斜面を有していることが望ましい。
In order to solve the above-described problem, the present invention includes a cartridge main body provided with a discharge port portion having a cylindrical shape at a distal end portion thereof, and a nozzle having a base end portion mounted on the discharge port portion of the cartridge main body. In the discharge gun cartridge in which the opening inside the discharge port portion is shielded by a sealing sheet, an insertion tube portion that is detachably inserted into the inner periphery of the discharge port portion is provided at the base end portion of the nozzle. At the distal end portion of the insertion cylinder portion, when the insertion cylinder portion is inserted into the discharge port portion, a rupture portion that presses against the sealing sheet and breaks the sealing sheet is formed. One side of the insertion tube part so that the tip of the other side part of the insertion tube part is located inside the opening end inside the discharge port part, located outside the opening end inside the discharge port part The length of the part and the other side are set respectively. To have.
In this case, the fracture portion may have two inclined surfaces that extend from the one side portion and the other side portion of the insertion tube portion toward the distal end side and approach each other toward the distal end side. desirable.
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ノズルをカートリッジ本体に装着するだけで密封シートを破ることができ、ノズルの先端部で押し破る必要がない。したがって、ノズルの先端部外周にカートリッジ本体内に収容された流動性物質が付着することがない。よって、ノズルにゴミが付着して汚れたり、あるいは作業者の手や衣服に流動性物質が付着するのを防止することができるという効果が得られる。また、使用済みのカートリッジ本体からノズルを取り外して他のカートリッジ本体に付け替えることができるので、その分だけカートリッジに要する費用を低減することができる。しかも、従来のカートリッジでは、カートリッジ本体の吐出口部に流動性物質が残ってしまうが、この発明のカートリッジでは、吐出口部に残ってしまうはずの流動性物質がノズルの挿入筒部に入り込み、ノズルを他のカートリッジ本体に付け替えたときに使用される。したがって、流動性物質の無駄を省くことができるという効果が得られる。さらに、破断部によって破断された密封シートの一部がカートリッジ内に収容された流動性物質と一緒にノズルから吐出されるのを防止することができるという効果が得られる。 According to the present invention having the above-described characteristic configuration, the sealing sheet can be broken only by mounting the nozzle on the cartridge body, and there is no need to push and break at the tip of the nozzle. Therefore, the fluid substance accommodated in the cartridge main body does not adhere to the outer periphery of the nozzle tip. Therefore, it is possible to prevent the dust from adhering to the nozzle and getting dirty, or the fluid substance from being attached to the hands and clothes of the operator. Further, since the nozzle can be removed from the used cartridge body and replaced with another cartridge body, the cost required for the cartridge can be reduced accordingly. Moreover, in the conventional cartridge, the fluid substance remains in the discharge port portion of the cartridge main body, but in the cartridge of the present invention, the fluid substance that should remain in the discharge port portion enters the insertion tube portion of the nozzle, Used when the nozzle is replaced with another cartridge body. Therefore, the effect that the waste of the fluid substance can be eliminated is obtained. Furthermore, it is possible to prevent the part of the sealing sheet that has been broken by the breaking portion from being ejected from the nozzle together with the fluid substance contained in the cartridge.
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図4は、この発明の一実施の形態を示す。この実施の形態の吐出ガン用カートリッジ10は、図1及び図2に示すように、カートリッジ本体20とノズル30とから構成されている。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 4 show an embodiment of the present invention. As shown in FIGS. 1 and 2, the
カートリッジ本体20は、両端が開口した円筒状をなす筒体21を有している。この筒体21は、例えば上記公報に記載されたものと同様に、3層構造の柔軟な膜体からなるものである。したがって、筒体21全体も柔軟になっている。筒体21の後端部外周には、底部22が嵌合され、接着、融着等によって固定されている。この底部22によって筒体21の後端開口部が閉じられるとともに、吐出ガンのピストン(図示せず)によって後端部を一様に押すことができるようになっている。一方、筒体21の先端部外周には、補強リング23が接着、融着等によって固定され、先端部内周には、蓋体40が接着、融着等によって固定されている。勿論、本体20の内部には、接着剤等の所望の流動性物質が充填されている。
The cartridge
上記蓋体40は、二重筒構造をなしており、外筒部41、内筒部(吐出口部)42、外筒部41と内筒部42との後端部間に設けられた連結板部43、および外筒部41の先端部外周面に形成されたフランジ部44とから構成されている。そして、蓋体40は、フランジ部44が補強リング23に突き当たるまで、外筒部41が筒体21の内周に圧入されることによって筒体21に装着固定されている。
The
上記内筒部42の内部は、筒体21の内部に連通した吐出口42aになっており、この吐出口42aから筒体21内に収容された接着剤等の流動性物質が吐出される。吐出口42aの内側(図1において右側)の開口部は、連結板部43に固定された密封シート50によって閉じられている。この密封シート50は、例えばアルミニウムの薄膜と樹脂シートとをラミネートしてなるものが用いられており、一様な押圧力に対しては比較的高い強度を有しているが、一点に力が集中するとそこから容易に破れるようになっている。
また、内筒部42には、図1、図2および図3に示すように、その先端部から後端部側へ向かって延びる複数のスリット42bが形成されている。このスリット42bは、1つだけ形成してもよい。
The inside of the
Further, as shown in FIGS. 1, 2, and 3, the
上記ノズル30は、小さなテーパ角を有する先細りのテーパ筒部31を有している。このテーパ筒部31の先端部は、図1(A)に示すように使用前は閉じられているが、図1(B)に示すように使用時には先端部が切り落とされることによって開口される。テーパ筒部31の先端部の切断形状は任意であるが、先端部を斜めに切り落とすようにするのが望ましい。
The
ノズル30のテーパ筒部31の後端部外周にはフランジ部32が形成されている。このフランジ部32の外径は、補強リング23の外径とほぼ同一になっている。また、テーパ筒部31の後端面には、テーパ筒部31に続くストレート筒部(挿入筒部)33が形成されている。このストレート筒部33は、内筒部42の内周に挿脱可能に圧入することができる程度に内筒部42の内径より大径になっている。また、ストレート筒部33の長さは、内筒部42の長さとほぼ同一になっている。したがって、ストレート筒部33の先端は、吐出口42aの内側の端縁とほぼ同一平面上に位置しているが、吐出口42aより内側に位置するようにストレート筒部33の長さを内筒部42より長くしてもよく、逆に内筒部42より短くしてもよい。
A
上記ストレート筒部33の先端部には破断部34が連設されている。この破断部34は、図1、図2および図4に示すように、ストレート筒部33の一側部と他側部とから先方(図1において右方)へ延びる二つの傾斜面34a,34bを有している。二つの傾斜面34a,34bは、先方へ向かうにしたがって互いに接近するように互いに同一角度をもって傾斜しており、ストレート筒部33の中心線を含む平面上において互いに交差している。この交差した先端部34cは、これを上記密封シート44に押し付けることによって密封シート50を破くことができる程度に尖っている。なお、破断部34の二つの傾斜面34a,34b間の部分は、ストレート筒部33を延長した形状になっている。
A breaking
上記構成の吐出ガン用カートリッジ10を使用する場合には、ノズル30のフランジ部32が蓋体40のフランジ部44に突き当たるまで、ノズル30のストレート筒部33を内筒部42に挿入する。ストレート筒部33を内筒部42に挿入すると、先鋭部34の先端34cが密封シート50に押し当たってこれを破る。これにより、ノズル30の内部がカートリッジ本体20の内部と連通する。したがって、カートリッジ10を吐出ガンに装着して、その後端部をピストンで押圧することにより、カートリッジ本体20内に収容された接着剤等の流動性物質をノズル30から吐出させることができる。なお、ノズル30から流動性物質を吐出させるには、ノズル30の先端部を切り落として開口させておく必要があるが、ノズル30の先端部を切り落とすのは、ノズル30をカートリッジ本体20に取り付けた後でもよく、取り付け前でもよい。
When the
このように、この発明のカートリッジ10においては、ノズル30の後端部に内筒部42に挿入されるストレート筒部33を設け、このストレート筒部33に密封シート50を押し破る破断部34を設けているので、ノズル30をカートリッジ本体20に装着するだけで密封シート44を破ることができ、ノズル30の先端部を内筒部42に挿入する必要がない。したがって、ノズル30の先端部外周面に接着剤等の流動性物質が付着することがない。よって、ノズル30にごみが付着したり、あるいは流動性物質が作業者の手や衣服に付着するのを防止することができる。
As described above, in the
また、この実施の形態では、ノズル30がカートリッジ本体20に対して着脱可能であるから、カートリッジ本体20に収容された流動性物質を使い切った場合には、ノズル30を他のカートリッジ本体20に付け替えることができる。したがって、その分だけカートリッジ10に要する費用を低減することができる。しかも、ノズル30をカートリッジ本体20から取り外したとき、ノズルを吐出口部の外周に装着した従来のものにおいては吐出口部内に流動性物質が残ってしまうのに対し、この実施の形態では吐出口部たる内筒部42の内周にストレート筒部33を挿入しているので、内筒部42内に流動性物質が残ることがなく、その分の流動性物質がノズル30のストレート筒部33に残る。したがって、ノズル30を他のカートリッジ本体20に付け替えたときには、従来のカートリッジでは吐出口部内に残るはずの流動性物質が使用される。よって、その分だけ流動性物質の無駄を省くことができる。
In this embodiment, since the
また、内筒部42にスリット42bが形成されているので、ノズル30を他のカートリッジ10に付け替えるときに、ノズル30から流動性物質が押し出されるのを防止することができる。すなわち、ノズル30を付け替える場合、ノズル30の内部には前回使用時の流動性物質が充満している。このため、仮に内筒部42にスリット42bが形成されていないと、ストレート筒部33を内筒部42に挿入したときに、内筒部42の内部が密封され、内筒部42内の空気によってノズル30内の流動性物質が押し出されてしまう。
Further, since the
この点、この実施の形態のカートリッジ10においては、内筒部42にスリット42bを形成しているので、ストレート筒部33を内筒部42に挿入したとき、内筒部42内の空気がスリット42bを通って外部に排出される。したがって、ノズル30内に充満した流動性物質がその先端部から押し出されるのを防止することができる。
In this respect, in the
なお、スリット42bの長さはストレート筒部33と内筒部42との嵌合長さより短く設定されているので、ストレート筒部33全体を内筒部42に嵌合させた状態では、スリット42bがストレート筒部33によって遮蔽される。したがって、スリット42bからカートリッジ10内の流動性物質が漏れ出ることはない。
In addition, since the length of the
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、上記の実施の形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。 Next, another embodiment of the present invention will be described. In the embodiment described below, only the configuration different from the above embodiment will be described, and the same components are denoted by the same reference numerals and the description thereof will be omitted.
図6および図7は、この発明に係るカートリッジの他の実施の形態において用いられる補強リング23′と蓋体40′とをそれぞれ示すものであり、補強リング23′は先端側の小径部23aと後端側の大径部23bとを有している。小径部23aの後端部には、環状溝23cが形成されている。
6 and 7 show a reinforcing ring 23 'and a lid 40' used in another embodiment of the cartridge according to the present invention, respectively. The reinforcing ring 23 'has a small-
一方、蓋体40′の外筒部41の外周面には、その後端から先端側へ向かって延びる一または複数の溝45が形成されている。この溝45は、蓋体40′を筒体21に嵌入するときに、筒体21内の空気を外部に排出させるために形成されたものであり、蓋体40′の筒体21への嵌入時に筒体21内の空気が外部に排出されるので、蓋体40′を筒体21に嵌入することにより筒体21内が高圧になるのを防止することができる。なお、溝45の長さが外筒部51の長さより短いので、外筒部51を筒体21に圧入すると溝45が筒体21によって遮蔽される。したがって、筒体21内の流動性物質が溝45から外部に出てしまうことはない。
On the other hand, one or a plurality of
また、蓋体40′のフランジ部44には、その周縁部から後方へ向かって延びる嵌合筒部46が形成されており、この嵌合筒部46の先端部内周面には、上記環状溝23cに対応した形状の上記環状突起46aが形成されている。ここで、嵌合筒部46の内径の内径および長さは、補強リング23′の小径部23aの外径および長さとほぼ同一になっている。したがって、蓋体40′を補強リング23′に突き当たるまで筒体21に圧入すると、環状突起46aが環状溝23cに嵌まり込む。これによって、蓋体40′が筒体21から抜け出るのを防止するようになっている。
Further, the
図8は、この発明に係るノズル30′を示すものであり、このノズル30′においては、先端部に複数の環状突出部35が形成されている。各環状突出部35は、ノズル30′の先端部を切り落とすときに目印になるものであり、特にノズル30′をその中心線と直交するように切り落とすときに便利である。
FIG. 8 shows a nozzle 30 'according to the present invention. In this nozzle 30', a plurality of
また、このノズル30′においては、破断部34の傾斜面34aの傾斜角度が傾斜面34bの傾斜角度が大きくなっており、それに対応してノズル30′の中心線に沿う傾斜面34aの長さが傾斜面34bの長さより短くなっている。この結果、ストレート筒部33の長さが、傾斜面34aが形成された一側部で長く、傾斜面34bが形成された他側部で短くなっている。この場合、ストレート筒部33の一側部は、蓋体40の内筒部42より長く、他側部は内筒部42より短くなっている。
Further, in this nozzle 30 ', the inclination angle of the
上記構成のノズル30′を用いた場合には、ストレート筒部33の長さを一側部で内筒部42より長く、他側部で内筒部42より短くしているので、破断部34によって破断された密封シート50の一部がカートリッジの使用中にノズル30′から吐出されるのを防止することができる。
When the
すなわち、図1〜図4に示すカートリッジ10において、ストレート筒部33の長さを内筒部42の長さより長くすると、破断部34全体が密封シート50を貫通するため、密封シート50の中心部がくりぬかれる。そして、くりぬかれた部分が筒体21内に収容された流動性物質と一緒にノズル30から吐出される。
That is, in the
一方、ストレート筒部33の長さを内筒部42より短くした場合には、破断部34の一部が密封シート50を貫通しないので、図9に示すように、密封シート50には、破断部34の二つの先端34c,34cを結ぶ線と直交する線上に切り残し部51が形成される。そして、この切り残し部51に破断された部分が連なっている。したがって、カートリッジ10の開始当初は、破断部34によって破断された密封シート50の一部がノズル30から吐出されることはない。
On the other hand, when the length of the
ところが、切り残し部51は、カートリッジ10の使用中、常時、流動性物質によって押される。この押圧力により、切り残し部51の両端部が密封シート50の外周側の部分に対して徐々に破断される。そして、切り残し部51が密封シート50の外周側の部分から分離されると、破断部34によって破断された部分52と一緒にノズル30から吐出される。
However, the
この点、上記ノズル30′を用いた場合には、ストレート筒部33の長さが一側部で内筒部42より長く、他側部で内筒部42より短くなっているので、図10に示すように、密封シート50は、破断部34により一部の切り残し部51′を除いて環状に破断され、密封シート50が大きく開口する。勿論、切り残し部51′は、流動性物質によって押されるが、密封シート50が大きく開口しているので、流動性物質による切り残し部51′に対する押圧力が小さい。しかも、切り残し部51′の面積が小さい上に、密封シート50の外周側の部分との連結長さが長いので、切り残し部51′が流動性物質によって密封シート50の外周側の部分から切り離されることがない。したがって、破断部34によって破断された密封シート50の一部52がノズル30′から流動性物質と一緒に吐出されることがない。
In this respect, when the nozzle 30 'is used, the length of the
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上記の実施の形態においては、カートリッジ本体20の筒部21を柔軟なものにしているが、図5に示す従来のものと同様に、硬質の樹脂で形成してものよい。その場合には、底部22を筒体21に摺動可能に設ければよい。また、筒部21を硬質樹脂で形成する場合には、吐出口部を筒部に一体に形成してもよい。また、ノズル30のストレート筒部33を内筒部42の内周に圧入しているが、螺合させてもよい。また、内筒部42にスリット42bを形成しているが、このスリット42bに代えて、内筒部42の内周面に溝を形成してもよい。なお、スリット42bは、溝の底部が内筒部42の外周面に開放されたものであり、溝の特別の形態である。したがって、スリット42bはこの発明における溝の一種である。さらに、破断部34を二つの傾斜面34a,34bによって区画形成しているが、ストレート筒部33の一側部から他側部まで延びる1つの傾斜面によって形成してもよい。そのようにする場合には、ストレート筒部33の一側部の長さを、内筒部42のより短くするのが望ましい。
In addition, this invention is not limited to said embodiment, It can change suitably. For example, in the above embodiment, the
10 カートリッジ
20 カートリッジ本体
30 ノズル
30′ ノズル
33 ストレート筒部(挿入筒部)
34 破断部
34a 傾斜面
34b 傾斜面
42 内筒部(吐出口部)
42a 吐出口
42b スリット(溝)
50 密封シート
DESCRIPTION OF
34
50 sealing sheet
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