JP4347016B2 - Underwater excavator - Google Patents
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Description
この発明は、地中に掘削・沈下させるケーソンなどの地中構造物を構築する時に使用される水中掘削機に関するものである。 The present invention relates to an underwater excavator used when an underground structure such as a caisson to be excavated and submerged in the ground is constructed.
従来のこの種のものとしては、例えば図9に示すようなものがある。図中符号1は「地中構造物」としてのケーソンで、このケーソン1は、周囲に四角形の環状に設けられた側壁2と、この側壁2の内側に設けられた隔壁3とを有し、これら側壁2及び隔壁3の下部にはそれぞれ刃口2a,3aが形成されている(特許文献1参照)。
An example of such a conventional one is shown in FIG. In the figure,
そして、このケーソン1の内部の水中に、クラムシェル4が吊下げ用鋼索5にて吊り下げられて、このクラムシェル4により、ケーソン1内の底部の地山Gが掘削されるようになっている。掘削された土砂は、このクラムシェル4を吊下げ用鋼索5にて引き上げることにより、地上まで搬送されて廃棄される。
しかしながら、このような従来のものにあっては、クラムシェル4を単に吊下げ用鋼索5にて吊り下げてケーソン1内部を掘削するようにしているため、ケーソン1内部の中央部付近の地山Gは掘削できるが、側壁2及び隔壁3の近傍や刃口2a,3aの下部は掘削できないことがあり、このため、中央部付近を必要以上に深く掘削する余堀りが必要となっていた。このように余堀りを行うと、刃口2a,3aの下側の地山の崩壊を防止できず、ケーソン1が急な沈下を起こすことがしばしばある。従って、ケーソン1の地山を緩めてしまい、ケーソン1の周囲の地山の沈下を防止できない。
However, in such a conventional one, the
そこで、この発明は、ケーソン等の地中構造物の各壁の際や、刃口の下部を確実に掘削でき、地中構造物の周辺の地盤沈下を防止する水中掘削機を提供することを課題とする。 Therefore, the present invention provides an underwater excavator that can reliably excavate each wall of an underground structure such as a caisson or the lower part of the blade edge and prevent ground subsidence around the underground structure. Let it be an issue.
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、地中構造物を構築する際に、該地中構造物の内部の水中で地山を掘削する水中掘削機において、掘削機本体を任意の方向に推進させる推進手段と、前記掘削機本体を前記地中構造物の壁面に吸着させる吸着手段と、前記壁面の下部近傍の地山を掘削する掘削手段とを有し、前記推進手段は、水を噴射させてその反力で推進力を得る水ジェット推進装置であり、前記吸着手段は、前記掘削機本体の周囲に突出させて複数設けられ、前記地中構造物の壁面に吸着部を当接させて、該吸着部と前記壁面との間の真空室を真空引きすることにより吸着させる真空吸着装置である水中掘削機としたことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention according to
請求項2に記載の発明は、前記真空室に、空気を圧送する空気圧送装置と、前記真空室を真空引きする真空ポンプとを接続し、前記真空室と前記真空ポンプとの間に真空タンクを接続し、該空気圧送装置により、前記真空室に空気を圧送することにより、該真空室内の水を前記真空タンク側に排水するようにすると共に、前記吸着部を三次元的に可動可能にしたことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, a pneumatic feeding device for pumping air and a vacuum pump for evacuating the vacuum chamber are connected to the vacuum chamber, and a vacuum tank is provided between the vacuum chamber and the vacuum pump. Is connected to the vacuum chamber, and the air is fed into the vacuum chamber by the pneumatic feeding device so that the water in the vacuum chamber is drained to the vacuum tank side, and the suction portion can be moved three-dimensionally. characterized in that it was.
請求項3に記載の発明は、前記掘削手段が、ジャッキにより駆動される複数のアームと、該アームの先端部に設けられてジャッキにより駆動されて地山を掘削するバケットとを有するバケット式掘削装置であることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, the excavation means has a plurality of arms driven by jacks, and a bucket excavation having a bucket provided at a tip of the arms and driven by the jacks to excavate natural ground. It is a device.
請求項4に記載の発明は、前記掘削手段は、前記地山を突き崩すことにより、前記地山を掘削する掘削突き矢を有する突き矢式掘削装置であることを特徴とする。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、前記掘削手段は、前記地山に水ジェットを噴射させることにより前記地山を掘削する水ジェット式掘削装置であることを特徴とする。
The invention according to
請求項1に記載の発明によれば、地中構造物の任意の場所における壁面の下部近傍の地山を掘削できるため、従来のような刃口の下側の地山の崩壊を防止でき、ケーソンを徐々に沈下させることができる。従って、地中構造物の周囲の地山を緩めることがなく、地中構造物の周辺の地山の沈下を防止できる。
また、推進手段は、水を噴射させてその反力で推進力を得る水ジェット推進装置であるため、地中構造物内の水を利用して推進することができ、地上から推進用の水を引いたりすることなく、推進装置の構造を簡単にできる。
さらに、吸着手段は、地中構造物の壁面に吸着部を当接させて真空引きすることにより吸着させる真空吸着装置であるため、壁面が平坦であれば、任意の場所に吸着させることができ、任意の個所を容易に掘削することができる。
According to the invention described in
Further, since the propulsion means is a water jet propulsion device that jets water and obtains a propulsive force by its reaction force, the propulsion means can propel using the water in the underground structure, and the propulsion water from the ground The structure of the propulsion device can be simplified without pulling.
Furthermore, the adsorption means is a vacuum adsorption device that adsorbs by adsorbing the adsorption portion against the wall surface of the underground structure and evacuating it. Therefore, if the wall surface is flat, it can be adsorbed to any place. Any part can be easily excavated.
請求項2に記載の発明によれば、真空室に空気を圧送する空気圧送装置が接続され、この空気圧送装置により、真空室に空気を圧送することにより、真空室内の水を真空タンク側に排水するようにしたため、水深が深い所でも、真空室内の水を排出でき、吸着力を確保することができる。また、吸着部が三次元的に可動するため、吸着部を壁面に確実に接触させることができる。 According to the second aspect of the present invention, a pneumatic feeding device that pumps air into the vacuum chamber is connected, and the pneumatic feeding device feeds air into the vacuum chamber, thereby supplying water in the vacuum chamber to the vacuum tank side. due to so as to drain, even at deep water, can discharge the water in the vacuum chamber, it is possible to secure the attractive force. Moreover, since the adsorption | suction part moves three-dimensionally, an adsorption | suction part can be made to contact a wall surface reliably.
請求項3に記載の発明によれば、掘削手段は、ジャッキにより駆動される複数のアームと、このアームの先端部に設けられてジャッキにより駆動されて地山を掘削するバケットとを有するバケット式掘削装置であるため、複数のアームとバケット等を可動させることにより、比較的自由に任意の位置を掘削することができる。
According to the invention described in
請求項4に記載の発明によれば、掘削手段は、地山に突き刺すことにより地山を突き崩す突き矢を有する突き矢式掘削装置であるため、簡単な構造で地山を掘削することができる。
According to the invention described in
請求項5に記載の発明によれば、掘削手段は、地山に水ジェットを噴射させることにより地山を掘削する水ジェット式掘削装置であるため、地中構造物に水ジェットが多少当たっても損傷させることがないことから、より地中構造物の近傍を掘削できる。 According to the fifth aspect of the present invention, the excavating means is a water jet excavator that excavates a natural ground by injecting a water jet onto the natural ground, so that the water jet hits the underground structure to some extent. Therefore, it is possible to excavate near the underground structure.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5には、この発明の実施の形態1を示す。 1 to 5 show a first embodiment of the present invention.
まず、構成を説明すると、図中符号11は、この実施の形態1の水中掘削機で、この水中掘削機11は、ケーソン1内の地山G、特に、ケーソン1の各壁2,3の下部近傍を掘削するものである。
First, the configuration will be described.
この水中掘削機11は、上下方向に長い扁平の直方体形状を呈する掘削機本体12が吊下げ用鋼索13を介して図示省略のクレーン等により吊り下げられるようになっている。
The
この掘削機本体12は、この本体12を任意の方向に推進させる「推進手段」として水ジェット推進装置14が略中央部に内蔵されると共に、この掘削機本体12の側部には計4個所に固定脚15が突出して設けられ、これら固定脚15の各先端部には、ケーソン1の側壁2及び隔壁3に吸着する「吸着手段」としての真空吸着装置16が設けられ、更に、掘削機本体12の下端部には、側壁2及び隔壁3の下部近傍の地山Gを掘削する「掘削手段」としてのバケット式掘削装置17が配設されている。
The
その水ジェット推進装置14は、図2に示すように、掘削機本体12に固定される取付架台14aに複数の水取入れ口14bが形成されると共に、この水取入れ口14bから取り入れられた水がモータ14cの駆動力により水ジェット発生部14d及び水ジェットノズル14eを介して外部に水が勢い良く噴射される。
As shown in FIG. 2, the water
その水ジェット推進装置14は、その水ジェットを噴射させてその反力で推進力を得るものである。
The water
また、その真空吸着装置16は、図2及び図4に示すように、固定脚15の先端部にジャッキ取付筒16aが固定され、このジャッキ取付筒16a内にジャッキシリンダ16bが配設されると共に、このジャッキシリンダ16bによりジャッキピストン16cが図中左右方向(水平方向)に進退駆動するように構成されている。そして、このジャッキピストン16cの先端部には、略球形状のナックル16dが配設され、このナックル16dが「吸着部」としての蓋盤16eの嵌合凹部16fに嵌合された状態で、ナックル押さえ板16gが蓋盤16eに取り付けられることにより、嵌合状態が維持されるようになっている。この嵌合状態で、蓋盤16eは、ナックル16dに対して三次元的に可動可能に支持されている。また、この蓋盤16eとジャッキ取付筒16aとがワイヤ16hにより連結され、蓋盤16eが壁面に吸着され易いように、蓋盤16eが所定の姿勢を維持するように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
また、その蓋盤16eには、図4中右側が解放された凹形状の真空室16iが形成され、この真空室16iの周囲に形成された周縁当接部16jがケーソン1の各壁2,3の壁面に当接されるようになっている。また、この周縁当接部16jの外周には、その壁面に当接して弾性変形することにより、気密状態を維持するためにシール部材16kが配設され、このシール部材16kはシール押さえ板16m及び図示省略のボルト・ナットを介して蓋盤16eに吸着されるようになっている。
Further, a
そして、図4に示すように、4つの蓋盤16eの真空室16iと1つの真空タンク16nとが真空パイプ16oを介して連結され、各真空パイプ16oには、途中にストップバルブ16pが配設されている。この真空パイプ16oは真空室16iの底面部に接続されている。
As shown in FIG. 4, the
また、この真空タンク16nには、真空ポンプ16gが接続される一方、この真空タンク16nの下端部には、この真空タンク16n内に溜まった水を排水するドレーンパイプ16rが接続され、ドレーンパイプ16rの途中には、このパイプ16rを開閉するドレーンバルブ16sが設けられている。
A
そして、その真空ポンプ16gを作動させることにより、真空タンク16nが真空状態とされ、ストップバルブ16pを開くことで、真空パイプ16oを介して真空室16iの空気が吸引されて真空状態とされるように構成されている。これら真空タンク16n及び真空ポンプ16gは、地上に配置されている。
Then, by operating the
なお、真空ポンプ16gを安全のために複数設置し、予備を設けておくことも好適である。また、真空タンク16nにはリザーブタンクを接続することもできる。
It is also preferable to install a plurality of
また、前記真空室16iに空気を圧送する「空気圧送装置」としてのコンプレッサ40が地上に設けられ、このコンプレッサ40が送気パイプ41を介して真空室16iの上部に接続され、この送気パイプ41の途中には、送気バルブ42が設けられている。このコンプレッサ40により、真空室16iに空気を圧送することにより、真空室16i内の水を真空タンク16n側に押し出すように構成されている。
In addition, a
さらに、バケット式掘削装置17は、掘削機本体12に第1アーム17aの一端部が回動自在に取り付けられ、この第1アーム17aの先端部に第2アーム17bの基端部が回動自在に取り付けられ、これら第1,第2アーム17a,17bのそれぞれが第1,第2ジャッキ17c,17dより回動されるように構成されている。
Further, in the
そして、この第2アーム17bの先端部には、地山Gを掘削するバケット17eが回動自在に設けられ、このバケット17eにより、地山Gが掘削されるように構成されており、このバケット17は、バケットジャッキ17fにより回動されるように構成されている。
And the
次に、作用について説明する。 Next, the operation will be described.
まず、掘削機本体12を吊下げ用鋼索13により吊り下げた状態で、ケーソン1内の水中に位置させ、この状態から、水ジェット推進装置14のモータ14cを駆動させて、水ジェットノズル14eから水を所定の方向に噴射させる。この水は、ケーソン1の内部に溜められた水を利用する。
First, the
この時の推進力により、掘削機本体12を隔壁3側に向けて移動させると共に、真空吸着装置16の蓋盤16eの周縁当接部16jがここでは隔壁3の下部側の壁面に押し付けられて当接させられる。正確には、まず、柔軟性を有するシール部材16kの先端部がその壁面に接触することにより、シール状態となり、真空室16iが密閉状態とされる。この際には、蓋盤16eがナックル16dを介して三次元的に可動するようになっているため、その壁面にシール部材16kが全周に渡って確実に接触することとなる。
The
この状態で、各送気バルブ42とストップバルブ16pを開放させると共に、ドレーンバルブ16sを閉め、コンプレッサ40及び真空ポンプ16qを稼働させる。すると、コンプレッサ40から空気が真空室16iの上部側に圧送されることにより、送気パイプ41内、真空室16i内及び真空パイプ16o内に溜まっている残留水が真空タンク16n側に押し出されると同時に、真空ポンプ16qの吸引力により、その残留水が真空タンク16n内に貯留される。
In this state, the
そして、送気パイプ41,真空室16i及び真空パイプ16o内の排水が完了した後、送気バルブ42を閉めると共に、コンプレッサ40の作動を停止させる。
Then, after drainage of the
その後も継続して真空ポンプ16qは稼働しているため、真空状態の真空タンク16nに真空パイプ16oを介して真空室16i内の空気が吸引されて真空引きされ、この真空室16i内が真空状態とされ、シール部材16kが弾性変形されて、周縁当接部16jがその壁面に所定の当接力で当接することとなる。この際には、真空室16i内が真空状態とされると、蓋盤16eの外部から水圧が作用することにより、蓋盤16eはより強い力で壁面に吸着・固定される。この時の固定力は、蓋盤16eの水中における深さに比例するので、深い位置にあるほど大きな固定力を発生する。この水中掘削機11はケーソン1の各壁2,3の下部付近で専ら使用されるので、大きな固定力を得ることができる。
Since the
一方、真空タンク16n内に貯留された残留水は、その水位が真空パイプ16oの吐出口及び真空ポンプ16qの吸気口に達しないように、ドレーンバルブ16sを適宜開放することにより排水する。
On the other hand, the residual water stored in the
なお、この固定力は、バケット式掘削装置17による掘削力を想定し、この掘削力による反力が作用しても、水中掘削機11が各壁2,3から外れないように、真空室16iの大きさや吸引力等を設定する必要がある。
The fixing force is assumed to be excavation force by the
そして、この固定状態で、地上からの遠隔操作により、各ジャッキ17c,17d,17fを操作して、各アーム17a,17b及びバケット17eを駆動させて、刃口3aの下側を掘削する。
In this fixed state, the
この部分の掘削を終了したら、真空室16i内の圧力を上げることにより、壁面への吸着力を解除して、吊下げ用鋼索13にて水中掘削機11を吊り下げた状態で、クレーンにより所定の位置に移動させて、上記と同様の方法により、この部位における刃口2a,3aに下側を掘削する。
When the excavation of this portion is completed, the pressure in the
また、ケーソン1内部の中央部側の地山Gは、従来のクラムシェル4を用いて掘削し、掘削土砂を地上に廃棄する。その後、この水中掘削機11で沈下最終時の地盤均し掘削を行う。
Moreover, the natural ground G inside the
このように水中掘削機11を用いれば、刃口2a,3aの近傍を掘削できるため、余堀が必要なく、従来のような刃口2a,3aの下側の地山Gの崩壊を防止でき、ケーソン1を沈下させることができる。従って、ケーソン1の周囲の地山Gを緩めることがなく、ケーソン1の周辺の地山Gの沈下を防止できる。
If the
さらに、この実施の形態では、複数のアーム17a,17bとバケット17e等を可動させることにより、比較的自由に任意の位置を掘削することができる。
Furthermore, in this embodiment, an arbitrary position can be excavated relatively freely by moving the
さらにまた、コンプレッサ40等を設け、空気を真空室16i側に圧送することにより、真空室16i内等の水を真空タンク16n側に押し出すようにしたため、水深が10m以上の深い所でも、真空室内の水を排出でき、吸着力を確保することができる。
Furthermore, the
なお、上記掘削機本体12は水密構造として構成しても良い。この場合、適度に浮力を持たせることにより、水中における運動性能を向上させることができる。
In addition, you may comprise the said excavator
また、水ジェット推進装置14を壁面に平行にとなるように設けても良い。この場合、壁面に左右に向けて一対設けると、左右のどちらの方向にも移動可能であるので好適である。
[発明の実施の形態2]
Further, the water
[
図6及び図7には、この発明の実施の形態2を示す。 6 and 7 show a second embodiment of the present invention.
この実施の形態2は、「掘削手段」が実施の形態1のものと相違する。この実施の形態2の「掘削手段」として、突き矢式掘削装置22が設けられている。
The second embodiment is different from the first embodiment in “digging means”. As the “excavating means” of the second embodiment, a thrust-
この突き矢式掘削装置22は、滑り台22aが掘削機本体12にステー22bを介して斜めに取り付けられ、この傾斜角度は側壁2の刃口2aの傾斜面と同じ角度に設定されている。
In this
そして、この滑り台22aには、ガイド部22cが形成され、このガイド部22cに掘削突き矢22dがスライド自在に収容されている。この掘削突き矢22dは、下端部22eが鋭角に形成され、この下端部22eが地山Gに突き刺さって地山Gを掘削するように構成されている。
And the
また、この掘削突き矢22dの上端部22fに鋼索22gが連結され、この鋼索22gが第1,第2滑車22h,22iに掛けられて地上まで延長され、この鋼索22gを下げることにより、掘削突き矢22dがガイド部22cに案内されて下降して、刃口2aの傾斜面に沿った地山Gが掘削され、鋼索22gを上げることにより、掘削突き矢22dがガイド部22cに案内されて上昇させられるように構成されている。
Further, a
このようなものにあっては、刃口2aの傾斜面と略同じ角度に掘削突き矢22dが配設され、ガイド部22cに案内されてスライドして、地山Gを掘削するようにしているため、より刃口2aの近傍を掘削することができる。
In such a case, the excavation thrust
また、この実施の形態2の突き矢式掘削装置22は簡単な構造で地山を掘削することができる。
Further, the
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
[発明の実施の形態3]
Since other configurations and operations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
図8には、この発明の実施の形態3を示す。 FIG. 8 shows a third embodiment of the present invention.
この実施の形態3は、「掘削手段」が実施の形態1のものと相違する。この実施の形態3の「掘削手段」として、水ジェット式掘削装置32が設けられている。
The third embodiment is different from the first embodiment in the “digging means”. As the “excavation means” of the third embodiment, a
この水ジェット式掘削装置32は、地山Gに水ジェットを噴射させることにより刃口2aの近傍の地山Gを掘削するように構成されている。
The
より詳しくは、この水ジェット式掘削装置32は、滑り架台32aが回動軸32bを介して掘削機本体12に回動自在に設けられると共に、この滑り架台32aの上端部と掘削機本体12との間に、勾配調整ジャッキ32cが配設され、滑り架台32aの角度が調整されるように構成されている。
More specifically, in the
そして、この滑り架台32aには、ガイド部32dが形成され、このガイド部32dに、そり部32eがスライド自在に設けられ、このそり部32eがスライドジャッキ32fにより斜め方向にスライドされるように構成されている。
A
このそり部32eの先端部(下端部)には、複数の水取入れ口32gが形成されると共に、この水取入れ口32gから取り入れられた水がモータ32hの駆動力により水ジェット発生部32i及び水ジェットノズル32jを介して刃口2aに向けて水ジェットが噴射されるように構成されている。
A plurality of
このようなものにあっては、刃口2aの傾斜面と略同じ角度に水ジェットが噴射されるように、勾配調整ジャッキ32cが駆動されると共に、スライドジャッキ32fにより、そり部32e、ひいては水ジェットノズル32jの位置が調整される。そして、この水ジェットノズル32jから水ジェットが刃口2aの近傍に噴射されて、この部分の地山Gが掘削されることとなる。
In such a case, the
また、そのようにケーソン1の沈下に必要な部位に水ジェットノズル32jを向けることができ、確実な地山Gの掘削が可能となる。また、ケーソン1に水が多少当たっても損傷させることがないことから、よりケーソン1の近傍を掘削できる。
Further, the
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。 Since other configurations and operations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
なお、上記各実施の形態では、「推進手段」として、水を噴射して推進力を発生する水ジェット推進装置14を用いているが、これに限らず、空気を噴射するものでも良いし、又、スクリューの回転により推進力を得るようなものでも良い。
In each of the above embodiments, as the “propulsion means”, the water
1 ケーソン(地中構造物)
2 側壁
3 隔壁
2a,3a 刃口
11 水中掘削機
12 掘削機本体
13 吊下げ用鋼索
14 水ジェット推進装置(推進手段)
14e 水ジェットノズル
16 真空吸着装置(吸着手段)
16e 蓋盤(吸着部)
16i 真空室
17 バケット式掘削装置(掘削手段)
17a 第1アーム
17b 第2アーム
17c 第1ジャッキ
17d 第2ジャッキ
17e バケット
22 突き矢式掘削装置(掘削手段)
22a 滑り台
22d 掘削突き矢
32 水ジェット式掘削装置(掘削手段)
32a 滑り架台
32j 水ジェットノズル
40 コンプレッサー(空気圧送装置)
41 送気パイプ
42 送気バルブ
1 Caisson (underground structure)
2
2a, 3a cutting edge
11 Underwater excavator
12 Excavator body
13 Steel cable for suspension
14 Water jet propulsion device (propulsion means)
14e water jet nozzle
16 Vacuum adsorption device (adsorption means)
16e Cover (Suction part)
16i vacuum chamber
17 Bucket-type drilling equipment (drilling means)
17a First arm
17b Second arm
17c 1st jack
17d 2nd jack
17e bucket
22 Pointer type drilling equipment (drilling means)
22a slide
22d drilling arrow
32 Water jet drilling equipment (drilling means)
32a slide
32j water jet nozzle
40 Compressor (pneumatic feeder)
41 Air supply pipe
42 Air supply valve
Claims (5)
掘削機本体を任意の方向に推進させる推進手段と、前記掘削機本体を前記地中構造物の壁面に吸着させる吸着手段と、前記壁面の下部近傍の地山を掘削する掘削手段とを有し、
前記推進手段は、水を噴射させてその反力で推進力を得る水ジェット推進装置であり、
前記吸着手段は、前記掘削機本体の側部に突出させて複数設けられ、前記地中構造物の壁面に吸着部を当接させて、該吸着部と前記壁面との間の真空室を真空引きすることにより吸着させる真空吸着装置であり、前記掘削機本体を前記壁面から離間させて固定することを特徴とする水中掘削機。 When constructing an underground structure, in an underwater excavator that excavates natural ground in the water inside the underground structure,
Yes propulsion means for propelling the excavator main body in any direction, and suction means for Ru is adsorbed the excavator body to the wall of the underground structure, and a drilling means for drilling the natural ground of the lower vicinity of the wall surface And
The propulsion means is a water jet propulsion device that obtains a propulsion force by the reaction force by injecting water,
The suction means is provided in a plurality so as to protrude from the side portion of the excavator body, and the suction portion is brought into contact with the wall surface of the underground structure to vacuum the vacuum chamber between the suction portion and the wall surface. An underwater excavator , which is a vacuum adsorption device that is adsorbed by pulling, wherein the excavator main body is spaced apart from the wall surface .
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