JP4342496B2 - 無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents

無線通信方法および無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4342496B2
JP4342496B2 JP2005285183A JP2005285183A JP4342496B2 JP 4342496 B2 JP4342496 B2 JP 4342496B2 JP 2005285183 A JP2005285183 A JP 2005285183A JP 2005285183 A JP2005285183 A JP 2005285183A JP 4342496 B2 JP4342496 B2 JP 4342496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication device
information
information frame
sequence number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005285183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007096916A (ja
Inventor
清 利光
真孝 後藤
一美 佐藤
浩典 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005285183A priority Critical patent/JP4342496B2/ja
Publication of JP2007096916A publication Critical patent/JP2007096916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342496B2 publication Critical patent/JP4342496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は無線通信に関し、特に、同一情報を複数宛先に配信を行う際の再送制御に関する。
近年、フラットテレビ、ハードディスクレコーダ等の情報家電に無線LANが利用されつつある。例えば、テレビパネルとテレビチューナ間を無線化することにより、テレビパネルを別の部屋に持ち運んで見ることが可能になる、また、壁かけにした際にアンテナケーブルによって美観が損ねられることがなくなる、といったメリットがある。このようなホームネットワークでは、テレビチューナで受信した映像をテレビパネルで見ながら、ハードディスクレコーダに録画したり、一旦ハードディスクレコーダに保存した映像を、テレビパネルに転送して見たり、または、複数のテレビパネルで同一の番組を見ることがある。こういった情報伝送は、1つの通信装置から複数の通信装置に同一情報を送信することと等価である。1つの通信装置から複数の通信装置に同一の情報を送信する方法は、大別すると2通りある。1つは、マルチキャスト伝送により、一度に複数の通信装置に情報を送信する方法である。この方法は通信路で誤りが生じた際の再送制御が困難である。このような課題を解決する手法として様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、同報通信における再送要求信号ができる装置を予め限定し、共通的に伝送誤りが生じた時のみ再送制御をすることについて記載されている。
下記特許文献2には、代表局である受信局にはポーリングベースのAck信号送信による送達確認を行い、非代表局である受信局は、代表局の送達確認信号をモニタリングし、再送要求を必要とする場合にのみNAK信号送信による送達確認を行うことが記載されている。しかしながら、これらの方法は処理が複雑であったり、また、端末数の増加への対応が難しいことから実用化には至っていない。また、通常のユニキャスト伝送時とはまったく異なる再送制御方法となることも、実用化の障壁となっている。
一方で、実装しやすい方法として、非特許文献1には、同一情報を複数回送信することにより、誤りが発生する確率を抑えることが記載されている。しかしながら、通信効率は劣化し、また、通信路の誤りに対する信頼性の点で十分とは言えない。
また、別の方法として、ユニキャスト伝送により個別に情報を送信する方法がある。この方法は、信頼性の高い通信の実現に有効ではあるが、一般的に端末数に比例して通信帯域が必要となるため、通信効率の向上が課題となっている。
さらには、同一情報を複数の通信装置に送信する場合であっても、通信装置によってはQoS(サービス品質)が異なる場合がある。具体的には、テレビチューナからテレビパネルに伝送する際は、伝送遅延はできるだけ小さくする必要があるが、画質については、若干の低下は許容されると考えられる。一方で、テレビチューナからハードディスクレコーダのような録画装置に伝送する場合は、伝送遅延は許容できるものの、画質の劣化は許されない。このようなQoSの違いを考慮したうえでの同一情報の複数宛先配信における通信効率の向上や再送制御方式はこれまでに提供されていない。
特開2003−23462号公報 特開平11−196041号公報 ETSI BRAN TS101 761-1 「Broadband Radio Access Network; HIPERLAN Type2; Data Link Control layer; Part1: Basic Data Transport Function」
本発明は、同一情報の複数宛先配信に適用される無線通信装置において、通信の信頼性および通信効率を向上でき、しかもユニキャスト用再送制御方式との親和性がありQoS保障も可能な無線通信方法および無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点に係る無線通信方法は、第1の無線通信装置から、第2の無線通信装置および第3の無線通信装置を含む複数宛先に同一の情報フレームを配信する無線通信方法において、前記第2の無線通信装置の機器識別子、前記第2の無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値、および前記第3の無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値が記載された設定フレームを前記第3の無線通信装置で受信するステップと、前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置に対して送信される第1情報フレームを前記機器識別子に基づいて識別することにより前記第3の無線通信装置で受信するステップと、受信した第1情報フレームを前記第3の無線通信装置の他局宛データ保持部に保持するステップと、前記第1の無線通信装置から前記第3の無線通信装置に対して送信される第2情報フレームを前記第3の無線通信装置で受信するステップと、前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性を前記第2の無線通信装置のシーケンス番号の初期値、および前記第3の無線通信装置について付与された前記情報のシーケンス番号の初期値に基づいて判定するステップと、前記第1の無線通信装置から前記第3の無線通信装置に対して送信された前記第2情報フレームのうち、再送が必要なフレームを前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性に基づいて判定するステップとを有することを特徴とする無線通信方法である。
本発明によれば、同一情報の複数宛先配信に適用される無線通信装置において、通信の信頼性および通信効率を向上でき、しかもユニキャスト用再送制御方式との親和性がありQoS保障も可能な無線通信方法および無線通信装置を提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1に本発明に関わる無線システムの構成例を示す。ここでは3台の無線通信装置から構成され、第1の無線通信装置が第2、第3の無線通信装置に対して同一の情報を送信する場合の例を示す。第1の無線通信装置は、各端末に送信する一連の情報には、情報の識別子と、連続したシーケンス番号とを付けるものとする。そして、同一の識別子が付いた情報のシーケンス番号は連続したものとなっており、その間に、この情報以外のフレームを伝送したとしても、それとは異なるシーケンス番号が付くものとする。また、シーケンス番号は、宛先端末間で共通のシーケンス番号を用いても、異なるシーケンス番号を用いても良い。共通のシーケンス番号を使う場合(初期値はあらかじめ定めた値であり、例えば0とする)は、第1の無線通信装置は、シーケンス番号の初期値を通知する必要はないが、異なるシーケンス番号を使う場合は、シーケンス番号の初期値を通知する必要がある。前者は、シーケンス番号の初期値を通知する必要がないため、処理が簡易になるものの、情報伝送中に、同一情報の配信先を追加するような場合に対応することができない。つまり、前者は複数の宛先端末に対して、同時に情報配信を開始する場合に効果的な方法である。後者は、通信中に宛先端末数が増加した場合にも統一的な処理で対応できることが利点である。
第1の無線通信装置は、第2の無線通信装置への情報伝送を開始する前に、第3の無線通信装置に対して、第2の無線通信装置の装置識別子(例えば、MACアドレス)と、伝送する情報に付加されるシーケンス番号の初期値(第2の無線通信装置宛情報の初期値と、第3の無線通信装置宛情報の初期値)と、情報の識別子を通知する。第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置の装置識別子、情報の識別子、シーケンス番号の初期値を保持する。第3の無線通信装置は、双方のシーケンス番号の初期値を比較することにより、情報の対応関係を判断する。そして、第3の無線通信装置は、自局宛の情報を受信するだけでなく、第2の無線通信装置宛に送信された情報(再送フレームを含め、通知された情報識別子の情報は全て)も受信し、受信した情報の誤りのチェックを行う。もし、誤りが無い場合はその情報を保持し、誤りがあった場合はその情報を廃棄する。ただし、その情報が送達確認を要求するものであったとしても、送達確認のための信号を送信しない。具体的には、情報を正しく受信しても、そのAck(送達確認応答)信号を送信せず、また、情報が誤って受信したとしても、そのNack信号を送信しない(傍受と類似の処理)。そして、自局宛(この場合は第3の無線通信装置宛)に同一の情報が伝送された場合に、その情報が正しく受信できたか否かをチェックして、正しく受信できた場合はAck信号を送信する。仮に、正しく受信できなかった場合は、その情報に該当する情報が、第2の無線通信装置宛として正しく受信できているかを確認し、正しく受信できている場合には、その情報は正しく受信できたものとしてAck信号を送信する。第2の無線通信装置宛と自局宛の双方の情報に誤りがあったときのみ、その情報は正しく受信できなかったものとみなす。なお、どの情報が同一情報に該当するか否かの判断は、第2の無線通信装置宛の同一情報のシーケンス番号の初期値と、自局宛の同一情報のシーケンス番号の初期値との差分から判断することとする。
また、第1の無線通信装置は、第2の無線通信装置宛の情報伝送が終了したら、その旨を第3の無線通信装置に通知する。第3の無線通信装置は、この通知を受信したら第2の無線端末宛の情報の受信を終了する。もしくは、第3の無線通信装置が、一定期間の間、同一情報であることを示す識別子を付加した第2の無線通信装置宛の情報を受信しなくなった場合に、第2の無線通信装置宛の情報の受信が終了したことを自律的に判断しても良い。この場合は、第2の無線通信装置宛の情報伝送が終了したことを通知しなくても良い。
図2に、第3の無線通信装置にシーケンス番号の初期値の通知をする場合のシーケンス図の例を示す。図2に示される設定フレームf1のAddrにより、第2の無線通信装置の識別子を通知し、SN2が第2の無線通信装置宛の情報のシーケンス番号の初期値、SN3が第3の無線通信装置宛の情報のシーケンス番号の初期値、IDが、この情報を識別するための情報識別子である。この情報識別子は、第1の無線通信装置から、第2、第3の無線通信装置宛に送信する情報に付加されている。なお、このIDは、独自のIDとしても良いし、装置間で使われる各種の無線通信方式の情報を流用することとしても良い。例えば、通信装置間をIEEE802.11eを用いる場合は、TID(Traffic Identification)などを流用しても良い。その後、第1の無線通信装置は、同一の情報をまずは第2の無線通信装置に伝送し、その後、それに該当する情報を第3の無線通信装置に伝送する。同一の情報を、第3の無線通信装置に先に伝送することはなく、必ず、遅延させて送信することがポイントである。ただし、図2からも明らかなように、同一情報を第2の無線通信装置に全て送信し終えてから第3の無線通信装置に伝送するとは限らない。つまり、同一情報を複数のフレームに分割して送信する場合には、同一情報を含むフレーム(パケット)単位で、必ず第2の無線通信装置に先に送信できていれば良い(複数フレーム単位でも良い)。第1の無線通信装置と第2の無線通信装置間で、あるフレームAの再送制御を行った場合は、その再送制御が終了(正しく伝送できて終了する場合や、再送回数の上限や、再送で許容する遅延時間の上限に達して終了する場合の双方を含む)した以降に、フレームAに該当するフレームBを第3の無線通信装置に対して送信することとする。そして全ての伝送が終了したら、終了フレームf2を送信する。ここでAddrが第2の無線通信装置の装置識別子であり、IDが、この情報を識別するための情報識別子である。
図3に、上記の処理を実現するための第3の無線通信装置の構成図を示す。第3の無線通信装置は、無線部1、誤り判定部2、宛先アドレス判定部3、設定情報保持部4、再送判定部5、他局宛データ保持部6、自局宛データ保持部7から構成される。無線部1は無線信号の送受信処理を行う。誤り判定部2は、受信した情報の誤り判定を行う。宛先アドレス判定部3は受信した情報の宛先アドレスを判定する。設定情報保持部4は、第1の無線通信装置から送信された第2の無線通信装置の識別子、第2の無線通信装置宛の情報のシーケンス番号の初期値、第3の無線通信装置宛の情報のシーケンス番号の初期値、この情報を識別するための情報識別子を保持する。他局宛データ保持部6は、設定情報保持部4で保持されている第2の無線通信装置の識別子を宛先アドレスとしたデータを、情報識別子毎に分類して保持する。自局宛データ保持部7は、自局宛のデータについて、後述する再送判定部5が再送の必要性を判断するために、一時的にデータを保持する。再送判定部5は、自局宛データ保持部7と他局宛データ保持部6のいずれか一方に該当するデータが保持できているかを判断し、再送の必要性を判断する。その際、自局宛データと他局宛データとで、シーケンス番号がズレていることがあるため、そのズレを把握するために、設定情報保持部4に保持されているシーケンス番号の初期値情報を利用する。
第3の無線通信装置は、第1の無線通信装置に対して受信したデータの再送要求信号を送信するためには、どの受信データが正しく受信したかを判断する必要がある。これは、第1の無線通信装置にとっては、どの受信データを誤って受信したかの情報と等価の意味となる。そこで、図4に示すように、第3の無線通信装置の再送判定制御部50は、設定情報保持部4から該当するデータのシーケンス番号の初期値を抽出し、また、自局宛データ保持部7に一時的にバッファリングしたデータのシーケンス番号を抽出する。そして、絶対シーケンス番号抽出部51において、該当するデータのシーケンス番号の絶対値を算出する。一方で、該当するデータと等価な情報が他局宛データ保持部6に保存されていないかを対象情報判断部52が確認する。
具体的には、まず、設定情報保持部4において、該当する受信データと同じ情報識別子を持つ情報を保持しているかを確認する(同一性の判定1)。保持している場合は、そのデータの宛先アドレスとシーケンス番号の初期値を抽出する。この時、複数の宛先アドレスへの情報が該当する情報と同一の情報であることもある(後述する第7の実施形態に該当)。次に、他局宛データ保持部6に保存されているデータのうち、設定情報保持部4から抽出した識別子情報と宛先アドレスが一致する情報のシーケンス番号を抽出する。そして、絶対シーケンス番号抽出部51では、設定情報保持部4で抽出したシーケンス番号の初期値情報を用いて、該当する他局宛データの絶対シーケンス番号を抽出する。そして、シーケンス番号比較部53において、該当するデータの自局宛データの絶対シーケンス番号と他局宛データの絶対シーケンス番号を比較する(同一性の判定2)。そして、自局宛と他局宛のどちらか一方でもシーケンス番号が存在しているか、双方ともに存在しないシーケンス番号があるかを確認し、その結果を再送判断部54に送る。再送判断部54では、どちらか一方でもシーケンス番号が存在している場合は、そのデータは正しく受信していると判断し、双方ともにシーケンス番号が存在していない場合は、そのデータは正しく受信していないと判断する。
なお、シーケンス番号をチェックする範囲については再送制御方式に依存する。例えば、他局宛データ保持部6のシーケンス番号をチェックする範囲は、自局宛データ保持部7に保持されているシーケンス番号の範囲でチェックする方法もあるし、チェック範囲を予め定めた固定値とし、シーケンス番号の初期値からその固定値の範囲内でチェックする方法などが考えられる。これらにおいて、本発明はいずれの方法にも限定されるものではない。
(第2の実施形態)
本発明をTCPレイヤに適用した場合の例を示す。第1の無線通信装置は、第2の無線通信装置への情報伝送を開始する前に、第3の無線通信装置に対して、第2の無線通信装置の装置識別子(たとえば、MACアドレス)、TCPコネクションのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、ポート番号、シーケンス番号の初期値を通知する。第3の無線通信装置は、通知された情報のうち、TCPコネクションのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、ポート番号、シーケンス番号の初期値(第2の無線通信装置宛と第3の無線通信装置宛との双方のシーケンス番号の初期値)をTCP管理部に通知する。これにより、第2の無線通信装置に対して張られたTCPセッションのデータと、自局に張られたTCPセッションのデータとの対応付けが可能となる。上記TCPコネクションのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、ポート番号は第1の実施形態で説明したID(情報識別子)に相当する。
第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置宛の情報を受信し、受信した情報に誤りが無い場合はその情報を保持し、誤りがあった場合はその情報を廃棄する。ただし、その情報が送達確認を要求するものであったとしても、送達確認のための信号を送信しない。詳細処理については第1の実施形態と同様である。そして、受信した情報がTCPデータであれば、TCP管理部に渡す。TCP管理部では、事前に通知されたTCPコネクションに該当するデータを保持して管理しておく。
そして、第3の無線通信装置のTCP管理部は、自局宛として受信したTCPデータに抜けがあった場合に、該当するデータを保持しているか否かのチェックを行い、もし、既に受信している場合には、そのTCPデータは正しく受信したものとして処理していく。これにより、TCPの再送制御の負荷を軽減できるため、効率的な、同一情報の複数宛先配信が可能となる。
また、第1の無線通信装置は、第2の無線通信装置宛の同一のTCPデータの伝送が終了したら、その旨を第3の無線通信装置に通知する。第3の無線通信装置は、この通知を受信したら、TCPのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、ポート番号が一致したとしても、該当する情報としてTCP管理部に保持しない。
また、第2の無線通信装置は、自局宛の同一のTCPデータの伝送が終了したら、既に保持している情報にTCPのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、ポート番号以外のTCP情報識別子を発行する。そして、コネクション終了後は、このTCP情報識別子を利用して情報の管理を行う。なお、ここではコネクション終了後にTCP情報識別子を発行するとしたが、TCPのコネクションを張った時点で、TCP情報識別子を発行し、最初から、TCP情報識別子を使った情報の管理を行うこととしても良い。
(第3の実施形態)
第1の無線通信装置が、要求されているQoS(サービス品質)が同じ2つの無線通信装置に対して同一の情報を伝送する場合に、第2の無線通信装置と第3の無線通信装置(第2の無線通信装置の情報を受信する)との決定方法を説明する。サービスのイメージ図を図5に示す。
この場合は、第1の無線通信装置との間の通信品質が悪い方を第2の無線通信装置とし、通信品質が良い方を第3の無線通信装置とする。これらの無線通信装置が、様々な通信方式、変調方式、誤り訂正方式、送信電力設定などを行える場合、一般的に、通信品質が悪い端末との通信を行う場合は、無線区間での誤りに強い方式が選択される。したがって、第1と第2の無線通信装置間で、誤りに強い方式が選択されることにより、第3の無線通信装置が、第2の無線通信装置宛の情報を正しく受信する確率が向上する。また、仮に同じ通信方式が採用されたとしても、第2の無線通信装置宛の情報の方が再送される可能性が高いため、第3の無線通信装置が、第2の無線通信装置宛の情報を正しく受信する確率が向上する。その結果、本発明を適用した際のシステム全体の通信効率が向上するといえる。
また、1つの無線通信装置が情報伝送している途中から、同一の情報を受信したい無線通信装置が追加された場合も、同様の処理を行うと良い。つまり、通信品質の悪い方を第2の無線通信装置とし、通信品質の良い方を第3の無線通信装置とする。そして、第3の無線通信装置に対して、第2の無線通信装置の装置識別子、情報の識別子、第3の無線通信装置宛に伝送される際に付加されるシーケンス番号の初期値と、それと同一の情報が第2の無線通信装置宛に伝送される際に付加されるシーケンス番号を通知する。これにより、第3の無線通信装置は、情報の同一性を判断することができるため、効率の良い情報伝送が実現できる。
同様に、GPSやRF−ID等で、第1の無線通信装置に対する無線通信装置の位置関係が把握できる場合は、より遠い無線通信装置を第2の無線通信装置とし、近くの無線通信装置を第3の無線通信装置とすることもできる。これは、より遠い無線通信装置との通信品質の方が悪いと考えられるためである。
また、第2の無線通信装置と第3の無線通信装置との通信品質の差が著しく大きいときは、第1の無線通信装置は、第3の無線通信装置への情報伝送を行わなくても良い。例えば、第2の無線通信装置に伝送する際の変調方式がBPSK方式で、第3の無線通信装置に伝送する際の変調方式が64QAMの場合は、第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置宛の情報を誤りなしで受信できると考えられる。このように、通信品質の差が著しく大きい場合は、第3の無線通信装置への情報伝送を行わなくても、高効率で信頼性の高い通信が実現できる。もしくは、後述の第5の実施形態に記載したように、第3の無線通信装置への情報伝送を行わずに、最初から送達確認要求をすることもできる。これにより、高効率で、信頼性を保障した通信が可能となる。
なお、通信品質の差の測定については、受信したフレームの受信電力が予め定めたスレッショルド以上か否かで判断する方法や、実際に通信可能な変調方式、符号化率から判断する方法などがある。具体的には、64QAMと16QAMならば、通信品質の差はないと判断して、第3の無線通信装置への情報伝送を行い、64QAMとQPSKならば、通信品質の差が多きいと判断して、第3の無線通信装置への情報伝送を行うとする。
(第4の実施形態)
第1の無線通信装置が、要求されているQoS(サービス品質)が異なる2つの無線通信装置に対して同一の情報を伝送する場合に、第2の無線通信装置と第3の無線通信装置(第2の無線通信装置の情報を受信する)との決定方法を説明する。ここでは、遅延要求が厳しく、誤り要求に緩和なサービスと、遅延要求が緩和で、誤り要求に厳しいサービスの場合の例を示す。具体的には、前者がテレビパネルに情報を伝送する場合に相当し、後者がハードディスクレコーダ等の記録媒体に情報を伝送する場合に相当する。そして、テレビパネルでTVを視聴していて、途中から、その番組を記録しようとした場合は、テレビパネルを第2の無線通信装置とし、記録媒体を第3の無線通信装置とする制御を行う。サービスのイメージ図を図6に示す。この場合は、記録を始めようとする情報が第2の無線通信装置宛に伝送される際に付加されるシーケンス番号を、シーケンス番号の初期値として第3の無線通信装置に通知する。これにより、第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置の情報を受信することが可能になる。また、第2の無線通信装置は遅延要求が厳しいため、第2の無線通信装置に対しては、十分な再送制御ができないかもしれないが、本発明は、第3の無線通信装置に対しては、必要十分な再送制御をすることが可能なため、効率よく、所望のサービス品質を保持することができる。
(第5の実施形態)
第1の無線通信装置が、第2の無線通信装置に伝送した情報を、第3の無線通信装置に転送する場合の通信効率を向上させる方法を説明する。具体的には、第2の無線通信装置が、ハードディスクレコーダ等の記録媒体で、第3の無線通信装置がテレビパネルである。近年、情報家電としてのハードディスクレコーダが急速に普及しており、その機能の一つに、追っかけ再生機能がある。これは、ある時刻にはじまったTV番組の録画予約をし、その後、しばらく経ってから番組を見ようとする場合に、番組録画をしながら、番組の開始時刻の映像(録画済み)を見る機能である。サービスのイメージ図を図7に示す。このように録画した映像を、TVパネルに転送する場合は、必ずしもリアルタイムのストリーミング転送をする必要はなく、ファイル転送形式で転送しても良い。ストリーミング転送の場合は、遅延要求が厳しいため、無線区間の通信品質が良好でない場合は、必要十分な再送制御を行うことができず、映像が劣化してしまうことがある。一方、ファイル転送形式で転送する場合は、映像伝送に必要なビットレート以上の高速伝送が可能になるため、ストリーミング伝送よりも十分な再送制御が可能になり、通信品質の向上を図ることができる。しかしながら、ファイル転送形式の場合、映像情報を一定量だけバッファリングした後に映像の再生を開始することになるため、バッファリング時間の短縮化が課題となる。したがって、ファイル転送形式であっても、再送制御の効率化が重要であった。
そこで、第1の無線通信装置は、記録機能を有した第2の無線通信装置に対して情報を伝送する場合は、将来、その情報を表示する可能性のある第3の無線通信装置に対して、第2の無線通信装置宛の情報を受信するよう制御する。具体的には、第1の実施形態に示したように、第2の無線通信装置の機器識別子、同一情報の識別子、シーケンス番号の初期値を通知する。この通知を受けた第3の無線通信装置は、第1の無線通信装置が送信した第2の無線通信装置宛の情報の受信を行い、正しく受信した情報を保持しておく。
第3の無線通信装置(TVパネル)に対して、第2の無線通信装置に記録された情報を伝送する方法は2通りある。第1の方法を説明する。第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置に対して、所望の情報の転送要求を行う。情報の転送要求を受けた第2の無線通信装置は、第3の無線通信装置に送信するデータの初期値を通知し、該当する情報の伝送を開始する。第3の無線通信装置は、第1の実施形態で示したように、すでに受信して保存してある第2の無線通信装置宛の情報を用いた再送制御を行う。これにより再送頻度を軽減できるため、効率の良い通信が可能となる。また、再送頻度の軽減により、上述した一定量のバッファリング時間の短縮が可能となる。次に第2の方法を説明する。第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置に対して、所望の情報の転送要求を行う。情報の転送要求を受けた第2の無線通信装置は、第3の無線通信装置に対して、該当する情報に対する送達確認要求信号を送信する。第3の無線通信装置は、既に受信して保存してある第2の無線通信装置宛の情報に基づく、送達確認信号を送信する。それを受信した第2の無線通信装置は、第3の無線通信装置が誤って受信している情報のみの転送を行う。これにより、第2の無線通信装置から、第3の無線通信装置に伝送する情報を削減できるため、通信効率が向上するとともに、上述した一定量のバッファリング時間の短縮が可能となる。
上記の第1の方法は、第3の無線通信装置に保存された情報が少ない場合に有効であり、第2の方法は、第3の無線通信装置に保存された情報が多い場合に有効である。そこで、両方を組み合わせた情報伝送をしても良い。具体的には、第2の無線通信装置から第3の無線通信装置への情報伝送を開始する際には第2の方法を用い、第3の無線通信装置に保存された情報が少なくなってきた場合に、第1の方法に切り替える。これにより、さらなる通信効率の向上が可能となる。特に、第6の実施形態を実施しているときには、第2の方法と第3の方法を組み合わせた方法が効果的である。
(第6の実施形態)
第5の実施形態に示した方法を用いた場合に、第3の無線通信装置は、第2の無線通信装置宛の情報を全て保存しておく必要は無く、実際に、映像の再生を開始するまでに必要な情報が保存されていれば、少なくとも、映像再生を開始するまでの待ち時間は短縮される。そこで、第3の無線通信装置は、情報を保存するためのメモリが不足してきた場合には、保存している情報の後半、つまり、シーケンス番号の大きいものから順に削除していく。もしくは、予め必要な情報量のみをバッファリングしておく。つまり、所望の情報の前半部分のみを残すことにより、同一のメモリサイズであれば、より多数の情報を保存することが可能になるため、より多くの番組に対して、映像の再生を開始するまでの時間を短縮させることが可能になる。
(第7の実施形態)
これまでの説明は、第1の無線通信装置が送信する装置が2台の場合の例を示したが、無線通信装置数は2台に限定されるものではない。例えば、送信先の無線通信装置数が3台の場合は、第1の無線通信装置は、まず、第2、第3a、第3bの無線通信装置を決定する。そして、第3aの無線通信装置に対して、前述と同様の設定情報を通知する。そして、第3bの無線通信装置に対して、第2の無線通信装置の装置識別子だけでなく、第3aの無線通信装置の識別子を通知する。また、第3bの無線通信装置に対して、第2の無線通信装置に伝送するシーケンス番号の初期値のみを通知する場合(方法1)もあれば、第2、第3aの無線通信装置に伝送するシーケンス番号の初期値も通知する場合(方法2)もある。また、第2、第3a、第3bの無線通信装置に伝送するシーケンス番号の初期値も通知する場合(方法3)もある。いずれの方法を用いるかは、制御の容易性や利用形態とのトレードオフとなる。具体的には、方法1の場合は、情報伝送中に、同一情報の配信先を追加する場合に対応することができないが、複数の宛先端末に対して、同時に情報配信を開始する場合に効果的な方法である。方法2は、通信中に宛先端末数の増加に対応でき、かつ、その最大数が1であるとわかっている場合に効果的な方法である。なお、このとき第3aの無線通信装置に対しては、第2、第3aの無線装置に伝送するシーケンス番号の初期値を通知するものとする。また、方法3は、設定情報の情報量が多くなってくるものの、通信中の宛先端末数の増加に対応できる方法である。
また、第3の実施形態に示したようにQoS要求が同じ場合は、第2の無線通信装置との通信品質が最も悪く、第3a、第3bの無線通信装置の順に通信品質が良くなっていくものとする。同様に第4の実施形態に示したように遅延要求が異なる場合は、第2の無線通信装置との通信の遅延要求がもっとも厳しく、第3a、第3bの無線通信装置の順に遅延要求が緩和していくものとする。また、第3a、第3bの無線通信装置のQoS要求が同じ場合は、通信品質が悪い方が第3aの無線通信装置となる。いずれも場合も、本発明の組み合わせにより実現することができる。
上記の各実施形態では、特に、第1の無線通信装置と、第2、第3の無線通信装置間の具体的な再送制御方式については、詳細に言及していないが、本発明は、再送制御方式に依存するものでなく、どのような再送制御方式にも適用できるものである。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図 本発明の実施形態に係るシーケンス例を示す図 本発明の実施形態に係る第3の無線通信装置の構成例を示すブロック図 本発明の実施形態に係る第3の無線通信装置の再送判定部の構成例を示すブロック図 第3の実施形態に係るサービス実現例を示す図 第4の実施形態に係るサービス実現例を示す図 第5の実施形態に係るサービス実現例を示す図
符号の説明
1…無線部;
2…誤り判定部;
3…宛先アドレス判定部;
4…設定情報保持部;
5…再送判定部;
6…他局宛データ保持部;
7…自局宛データ保持部

Claims (8)

  1. 第1の無線通信装置から、第2の無線通信装置および第3の無線通信装置を含む複数宛先に同一の情報フレームを配信する無線通信方法において、
    前記第2の無線通信装置の機器識別子、前記第2の無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値、および前記第3の無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値が記載された設定フレームを前記第3の無線通信装置で受信するステップと、
    前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置に対して送信される第1情報フレームを前記機器識別子に基づいて識別することにより前記第3の無線通信装置で受信するステップと、
    受信した第1情報フレームを前記第3の無線通信装置の他局宛データ保持部に保持するステップと、
    前記第1の無線通信装置から前記第3の無線通信装置に対して送信される第2情報フレームを前記第3の無線通信装置で受信するステップと、
    前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性を前記第2の無線通信装置のシーケンス番号の初期値、および前記第3の無線通信装置について付与された前記情報のシーケンス番号の初期値に基づいて判定するステップと、
    前記第1の無線通信装置から前記第3の無線通信装置に対して送信された前記第2情報フレームのうち、再送が必要なフレームを前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性に基づいて判定するステップとを有することを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性を前記第2の無線通信装置のシーケンス番号の初期値と前記第3の無線通信装置について付与された前記情報のシーケンス番号の初期値との差分に基づいて判定する請求項1記載の無線通信方法。
  3. 前記設定フレームは情報識別子を含んでおり、
    前記情報識別子に基づいて前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性を判定するステップをさらに具備する請求項1記載の無線通信方法。
  4. 前記情報識別子はTCPのソースアドレス、ディスティネーションアドレス、およびポート番号を含み、前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置に対して張られたTCPセッションに係るデータと、前記第1の無線通信装置から前記第3の無線通信装置に対して張られたTCPセッションに係るデータとの対応付けを行うことを特徴とする請求項記載の無線通信方法。
  5. 前記他局宛データ保持部に保持された複数の第1情報フレームをそのシーケンス番号の大きいものから順に廃棄するステップをさらに具備する請求項1記載の無線通信方法。
  6. 複数宛先に同一の情報フレームを配信するにあたり、前記第1の無線通信装置は、前記複数宛先に相当する複数の無線通信装置のそれぞれとの間の通信品質を測定し、他の無線通信装置に対して比較的低い通信品質を有する無線通信装置を前記第2の無線通信装置に決定する請求項1記載の無線通信方法。
  7. 複数宛先に同一の情報フレームを配信するにあたり、前記第1の無線通信装置は、前記複数宛先に相当する複数の無線通信装置のそれぞれとの間の伝送において必要とされる遅延特性要求を確認し、他の無線通信装置において必要とされる遅延特性要求と比較して、厳しい遅延特性要求を有する無線通信装置を前記第2の無線通信装置に決定する請求項1記載の無線通信方法。
  8. 第1の無線通信装置から第2の無線通信装置を含む複数宛先に配信される同一の情報フレームを受信する無線通信装置であって、
    前記第2の無線通信装置の機器識別子、前記第2の無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値、および前記無線通信装置について付与された前記情報フレームのシーケンス番号の初期値が記載された設定フレームを受信する手段と、
    前記第1の無線通信装置から前記第2の無線通信装置に対して送信される第1情報フレームを前記機器識別子に基づいて識別することにより受信する手段と、
    受信した第1情報フレームを保持する他局宛データ保持手段と、
    前記第1の無線通信装置から前記無線通信装置に対して送信される第2情報フレームを受信する手段と、
    前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性を前記第2の無線通信装置のシーケンス番号の初期値、および前記無線通信装置について付与された前記情報のシーケンス番号の初期値に基づいて判定する手段と、
    前記第1の無線通信装置から前記無線通信装置に対して送信された前記第2情報フレームのうち、再送が必要なフレームを前記第1情報フレームと前記第2情報フレームとの同一性に基づいて判定する再送判定手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
JP2005285183A 2005-09-29 2005-09-29 無線通信方法および無線通信装置 Expired - Fee Related JP4342496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285183A JP4342496B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 無線通信方法および無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285183A JP4342496B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 無線通信方法および無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007096916A JP2007096916A (ja) 2007-04-12
JP4342496B2 true JP4342496B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=37982044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005285183A Expired - Fee Related JP4342496B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 無線通信方法および無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4342496B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007096916A (ja) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9763131B2 (en) Method and system for transmitting data packet, sending end device and receiving end device
EP2123034B1 (en) Adaptive time allocation in a tdma mac layer
KR100933399B1 (ko) 이동통신 시스템에서 기지국이 전송하는 시스템 정보의수신방법 및 장치
US8341479B2 (en) Robust file casting for mobile TV
US8681712B2 (en) Efficient AM RLC re-establishment mechanism
US9565007B2 (en) Method of receiving a point-to-multipoint service in a wireless communication system
US20070286121A1 (en) Systems and techniques for selective point-to-multipoint retransmission of multicast frames in a wireless network
US20110170559A1 (en) Method to improve channel utilization in a time division multiple access based protocol
US9467892B2 (en) Method and apparatus for transmitting data packet
WO2006070992A1 (en) Method of controlling data transmission for multimedia and broadcasting services in a broadband wireless acess system
JP2012213110A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法、並びに無線通信システム
US9538558B2 (en) Methods and apparatuses for managing acknowledgements for multicast data in a wireless network
US8127196B2 (en) Server and client for determining error restoration according to image data transmission, and method of determining error restoration according to image data transmission
US20100124189A1 (en) Method for transmitting data packets and conrreponding reception method
US20100074172A1 (en) Method for reception of data packets and correspponding transmission method
JP2002171257A (ja) 無線伝送装置及び無線伝送方法
US20240008054A1 (en) Method and apparatus for hybrid automatic retransmission request
WO2020195878A1 (ja) 通信制御装置および方法、並びに無線通信装置および方法
WO2009088342A1 (en) Reordering timer for a retransmission protocol
JP5015234B2 (ja) Arqを使用していくつかの受信側にデータを伝送する方法および装置
JP4342496B2 (ja) 無線通信方法および無線通信装置
US20200187232A1 (en) Method for operating a network entity, network entity, method to operate a user equipment, and user equipment
KR100920605B1 (ko) 적응적 엠펙-트랜스포트 스트림 집합 프레임 전송 장치 및방법
US8824377B2 (en) Method of transmitting data within a telecommunications system
JP2013013093A (ja) Tcpackの管理によるlanにおけるスループット改善

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees