JP4337318B2 - Information processing apparatus and program - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、およびプログラムに関し、特に、第1のフォーマットで第1の記録媒体に記録されたビデオデータを、第2のフォーマットで第2の記録媒体に記録させるまでの一連の処理を、ユーザの手動操作を介することなく実行させることができるようにした情報処理装置、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、適宜、PCとも記述する)、および、デジタルビデオテープレコーダ(以下、適宜、DVとも記述する)の普及が進み、ユーザは、ユーザ自身がDVを使って撮影したビデオデータを、PCに取り込み、DVD(Digital Versatile Disc)に記録させることが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、DVで撮影されたビデオデータを、DVからPCに取り込む作業と、そのオーサリング作業(例えば、取り込まれたビデオデータをDVDに記録させる作業)は、それぞれ別のプロセスとされており、そのため、ユーザは、DVで撮影したビデオデータを、DVDに記録させる場合、複雑な作業を必要とし、かつ、多大な作業時間を必要とするという課題があった。
【0004】
即ち、ユーザは、DVで撮影したビデオデータを、DVDに記録させる場合、DVから、DVフォーマットのビデオデータをPCに取り込むアプリケーションソフトウエアプログラム(非特許文献1参照。なお、このようなアプリケーションソフトウエアプログラムを、以下、データ取得プログラムと称する)をPC上に手動で起動させ、データ取得プログラムで決められている操作(手動操作)を施すことで、DVからビデオデータをPCに取り込ませ、DVフォーマットのまま、例えば、PC内のハードディスクに記憶させる。
【0005】
その後、ユーザは、データ取得プログラムを手動で立ち下げ、ハードディスクに記憶されたビデオデータを、DVDに記録させるアプリケーションソフトウエアプログラム(非特許文献2参照。以下、このようなアプリケーションソフトウエアプログラムを、DVD書き込みプログラムと称する)をPC上に手動で起動させ、DVD書き込みプログラムで決められている操作(手動操作)を施して、ハードディスクに記憶されているビデオデータのフォーマットを、DVのフォーマットからDVDのフォーマットに変換させた後、そのDVDのフォーマットのビデオデータをDVDに記録させ、それが終了すると、DVD書き込みプログラムを手動で立ち下げる。
【0006】
このように、ユーザは、PCを使用して、DVで記録したビデオデータを、DVDに記録させる場合、複数の手動操作を伴う複雑な作業を必要とし、かつ、それに伴い、多大な作業時間を必要とするという課題があった。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、第1のフォーマットで第1の記録媒体に記録されたビデオデータを、第2のフォーマットで第2の記録媒体に記録させるまでの一連の処理を、ユーザの手動操作を介することなく実行させることができるようにするものである。
【0008】
【非特許文献1】
「DVgate(ディーブイゲート)」商品説明、[online]、ソニードライブホームページ、[2002年8月30日検索]、インターネット,<URL :http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/Software_02q2/DVgate/index.html>
【非特許文献2】
「Simple DVD Maker」商品説明、[online]、ソニードライブホームページ 「Simple DVD Maker」の説明、[2002年8月30日検索]、インターネット,<URL :http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/Fun/DVD-RW/>
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面の情報処理装置は、第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータを取得する情報処理装置であって、前記コンテンツデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段の空き領域の空き容量を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された前記記憶手段の空き容量に基づいて、前記コンテンツデータを複数の区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの所定の第1の区間データを取得し、前記記憶手段の前記空き領域のうち第1の領域に記憶させる取得手段と、前記取得手段により取得され、前記記憶手段に記憶された前記第1の区間データのフォーマットを、前記第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換して、データ量が前記第1の区間データより小さい、フォーマット変換区間データを生成し、生成した前記フォーマット変換区間データを、前記記憶手段の前記空き領域のうち第2の領域に記憶させる変換手段と、前記変換手段により前記第1の区間データのフォーマットが変換されて、生成された前記フォーマット変換区間データが前記記憶手段の第2の領域に記憶された場合、前記コンテンツデータを構成する複数の前記区間データのうちの、前記第1の区間データとは異なる第2の区間データが前記取得手段により取得される前に、前記記憶手段に記憶された前記第1の区間データを消去する消去手段と、前記取得手段により取得された前記複数の区間データのそれぞれに対応する、複数の前記フォーマット変換区間データのそれぞれが前記記憶手段に記憶された場合、前記複数のフォーマット変換区間データをまとめて、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータとして、所定の記録媒体に記録する記録制御手段とを備え、前記演算手段は、さらに、前記第1のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第1のデータ量、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第2のデータ量を演算して、演算した前記第1のデータ量、および、演算した前記第2のデータ量を加算してしきい値を演算し、前記取得手段は、前記演算手段により演算された前記記憶手段の前記空き容量が、前記演算手段により演算された前記しきい値より小さい場合、前記記憶手段の前記空き容量から、前記演算手段により演算された前記第2のデータ量を減算した量を前記第1の領域の容量として設定し、前記コンテンツデータを、設定した前記第1の領域の容量以下となるデータ量を有する複数の前記区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段の前記第1の領域に記憶させることを特徴とする。
【0010】
前記再生装置は、デジタルビデオテープレコーダであり、前記第1のフォーマットは、前記デジタルビデオテープレコーダのフォーマットであり、前記第2のフォーマットは、DVD規格により規定されているフォーマットである。
【0011】
前記デジタルビデオテープレコーダに、前記コンテンツデータが記録されたデジタルビデオテープを再生させて、録画開始点から、前記録画開始点の次に現れる録画終了点までの録画区間を調査する調査手段をさらに備え、前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記録画区間のそれぞれに対応するデータを、1つの前記区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段に記憶させる。
【0012】
前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記録画区間のそれぞれに対応するデータの中に、データ量が前記第1の領域の容量を超えるデータがある場合、データ量が前記第1の領域の容量を超える前記録画区間に対応する前記データを、1つの前記区間データとせずに、前記第1の領域の容量以下の複数のデータにさらに区分し、区分した複数の前記データのそれぞれを、1つの前記区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段に記憶させる
【0013】
前記調査手段は、前記デジタルビデオテープレコーダに、前記コンテンツデータが記録された前記デジタルビデオテープを、通常より速い速度で再生させて、前記録画区間に対応する仮の録画区間を調査し、前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記仮の録画区間のそれぞれに対応するデータを、1つの仮の区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、複数の前記仮の区間データのうちの所定の第1の仮の区間データに対応する前記録画区間の録画開始点を検出し、前記デジタルビデオテープレコーダに、検出した前記録画開始点から、前記録画開始点の次に現れる前記録画終了点までの前記録画区間に対応するデータを再生させるように制御し、前記デジタルビデオテープレコーダによる再生が制御された前記録画区間に対応する前記データを、前記第1の区間データとして取得して、前記記憶手段に記憶させる。
【0014】
本発明の一側面のプログラムは、上述した本発明の一側面の情報処理装置に対応するプログラムである。
【0015】
本発明の一側面の情報処理装置およびプログラムにおいては、第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータが、情報処理装置の記憶手段または記憶装置(以下、記憶手段のみ言及)に取得される。前記記憶手段の空き領域の空き容量が演算され、演算された前記記憶手段の空き容量に基づいて、前記コンテンツデータが複数の区間データに区分され、区分された複数の前記区間データのうちの所定の第1の区間データが取得され、前記記憶手段の前記空き領域のうち第1の領域に記憶される。記憶された前記第1の区間データのフォーマットが、前記第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換されて、データ量が前記第1の区間データより小さい、フォーマット変換区間データが生成され、生成された前記フォーマット変換区間データが、前記記憶手段の前記空き領域のうち第2の領域に記憶される。前記第1の区間データのフォーマットが変換されて、生成された前記フォーマット変換区間データが前記記憶手段の第2の領域に記憶された場合、前記コンテンツデータを構成する複数の前記区間データのうちの、前記第1の区間データとは異なる第2の区間データが取得される前に、前記記憶手段に記憶された前記第1の区間データが消去すされる。このようにして、取得された前記複数の区間データのそれぞれに対応する、複数の前記フォーマット変換区間データのそれぞれが前記記憶手段に記憶された場合、前記複数のフォーマット変換区間データをまとめて、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータとして、所定の記録媒体に記録される。また、前記第1のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第1のデータ量、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第2のデータ量が演算されて、演算された前記第1のデータ量および前記第2のデータ量を加算してしきい値が演算され、演算された前記記憶手段の前記空き容量が、前記演算手段により演算された前記しきい値より小さい場合、前記記憶手段の前記空き容量から前記第2のデータ量を減算した量が前記第1の領域の容量として設定される。この場合、前記コンテンツデータが、設定された前記第1の領域の容量以下となるデータ量を有する複数の前記区間データに区分され、区分された複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データが取得されて、前記記憶手段の前記第1の領域に記憶される。
【0017】
本発明の情報処理装置は、再生装置と有線で接続されてもよいし、無線で接続されてもよい。
【0018】
また、本発明の情報処理装置は、情報処理装置自身に内蔵されたドライブに装着された記録媒体の記録の制御を行ってもよいし、外部のドライブ装置が無線、または有線で接続されて、その外部のドライブ装置を制御することで、外部のドライブ装置に装着された記録媒体の記録の制御を行ってもよい。
【0019】
なお、本発明は、勿論、本発明の情報処理装置に対応する情報処理方法としても適応可能であるし、本発明のプログラムを記録する記録媒体にも適応可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施形態が適用される情報処理システムの構成例を表している。
【0021】
図1において、情報処理システム1には、接続線15により相互に接続された、パーソナルコンピュータ11(以下、PC11と記述する)、および、デジタルビデオテープレコーダ12(以下、DV12と記述する)が設けられている。
【0022】
接続線15は、有線でも無線でもよく、その実施の形態は特に限定されないが、この例においては、例えば、i.LINK(商標)の専用ケーブルとされる。即ち、この例においては、例えば、PC11とDV12は、i.LINKにより接続される。i.LINKは、本願出願人であるソニー株式会社の商標であり、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394の高速デジタルシリアルインターフェースである。従って、PC11とDV12のそれぞれは、IEEE1394の規格に準拠するデータ(パケットに格納されているデータ)を相互に送受信する。
【0023】
DV12は、DV12自身、または、他のDVにより所定のビデオデータが記録されたデジタルビデオテープ13が装着された場合、PC11の制御(或いは、ユーザの手動操作)に基づいて、デジタルビデオテープ13に記録されたビデオデータを再生し、それを再生ビデオ信号として、ケーブル15を介してPC11に送信する。
【0024】
PC11は、DV12から接続線15を介して送信されてくる再生ビデオ信号を受信し、受信した再生ビデオ信号に対応するビデオデータのフォーマットを、DVのフォーマットからDVD(Digital Versatile Disc)のフォーマット(例えば、MPEG-2(Moving Picture Experts Group-2)フォーマット)に変換させ、PC11に装着されたDVD14に書き込む(記録させる)。なお、ここでは、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、および、DVD-RAMを全て一括して、単にDVD14と称する。
【0025】
図2は、PC11の詳細な構成例を表している。
【0026】
図2のPC11において、CPU21は、例えば、インテル(Intel)社製のペンティアム(登録商標)プロセッサ等で構成され、フロントサイドバス(FSB)54に接続されている。FSB54にはさらに、ノースブリッジ23が接続されており、ノースブリッジ23は、AGP(Accelerated Graphics Port)55を有しているとともに、ハブインタフェース53に接続されている。
【0027】
ノースブリッジ23は、例えば、インテル社製のAGP Host Bridge Controllerである440BXなどで構成されており、CPU21およびメモリ22を制御する。メモリ22は、RAM(Random Access Memory)、および、キャッシュメモリ(いずれも図示せず)として構成されている。
【0028】
RAMは、例えば、DRAM(Dynamic RAM)で構成され、CPU21が実行するプログラム、またはCPU21の動作に必要なデータを記憶する。具体的には、例えば、RAMは、起動が完了した時点において、HDD34からロードされたOS(Operating System)やインターネットプログラムなどを記憶する。OSは、例えば、マイクロソフト社のいわゆるウィンドウズ(登録商標)XP、またはアップルコンピュータ社のいわゆるMac OS(登録商標)等に代表される、コンピュータの基本的な動作を制御するプログラムである。
【0029】
キャッシュメモリは、SRAM(Static RAM)などRAMと比較して、より高速な書き込みまたは読み出しの動作を実行できるメモリで構成され、CPU21が使用するプログラムまたはデータをキャッシュする(一時的に記憶する)。
【0030】
なお、CPU21は、その内部に1次的な、キャッシュメモリに比較して、より高速に動作でき、CPU21自身が制御するキャッシュを有する。
【0031】
ノースブリッジ23はまた、AGP55を介して、ビデオコントローラ24を制御する。ビデオコントローラ24は、LCD(Liquid Crystal Display)25またはVGA(Video Graphics Array)方式のディスプレイ(以下、VGA26と記述する)をコントロールする。
【0032】
ビデオコントローラ24は、CPU21から供給されるデータ(イメージデータまたはテキストデータなど)を受信して、受信したデータに対応するイメージデータを生成するか、または、受信したデータをそのまま内蔵するビデオメモリ(図示せず)に記憶する。ビデオコントローラ24は、LCD25またはVGA26に、ビデオメモリに記憶されているイメージデータに対応する画像を表示させる。LCD25またはVGA26は、ビデオコントローラ24から供給されたデータを基に、画像または文字などを表示する。
【0033】
ノースブリッジ23はさらに、ハブインタフェース53を介して、サウスブリッジ27とも接続されている。サウスブリッジ27は、例えば、インテル社製のPIIX4Eなどで構成されており、ACリンクバス56、USBバス57、または、IDEバス58に接続されるデバイスの制御等、各種のI/O(Input / Output)を制御する。
【0034】
具体的には、ACリンクバス56には、モデム28、および、音声入出力部29が接続されている。モデム28は、公衆回線網に接続されており、公衆回線網またはインターネット(いずれも図示せず)を介する通信処理を実行する。音声入出力部29は、マイクロフォン(図示せず)から音声を取り込み、その音声に対応するデータを生成して、メモリ22に出力する。また音声入出力部29は、スピーカ(図示せず)を駆動して、スピーカに音声を出力させる。
【0035】
サウスブリッジ27のUSBバス57には、USBコネクタ30が接続され、各種USBデバイスが接続可能になされている。またUSBバス57を介して、メモリースティックスロット31とブルーテゥース通信部33が接続されている。メモリースティックスロット31には、メモリースティック(商標)32が装着される。
【0036】
メモリースティック32は、本願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリースティック32は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。ブルーテゥース通信部33は、ブルーテゥース規格による通信を行う。
【0037】
サウスブリッジ27のIDEバス58には、HDD34が接続されている。また、IDEバス58には、いわゆるIDEデバイスと称される、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)ドライブ35や、DVD-R/RWドライブ36が電気的に接続される。DVD-R/RWドライブ36には、上述したDVD14が装着される。
【0038】
サウスブリッジ27にはまた、BIOS(Basic Input Output System)39、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス51、および、LPC(Low Pin Count)バス52が接続されている。
【0039】
BIOS39は、PC11の基本動作命令を集めたプログラム群であり、例えば、ROM(Read Only Memory)(図示せず)などに記憶されている。また、BIOS39は、OSまたはアプリケーションプログラムと周辺機器との間でのデータの受け渡し(入出力)を制御する。
【0040】
LPCバス52には、I/O(Input/Output)インタフェース37、およびコントローラ38が接続されている。
【0041】
I/Oインタフェース37には、パラレル端子40とシリアル端子41が接続されており、それぞれの端子に接続された機器とのデータの授受を行う。
【0042】
コントローラ38には、ジョグダイヤル42、キーボード43、および、マウス44等の入力機器(入力手段)が接続されており、コントローラ38は、これらの入力機器の制御を行うとともに、電源装置(図示せず)より供給される電力の制御も行う。
【0043】
PCIバス51には、i.LINK45と、PCカードインタフェース46が接続されている。I.LINK45は、上述したように、CPU21から供給された信号(例えば、後述するDV12の再生を指令する制御信号等)を専用のケーブル15を介してDV12に供給するとともに、DV12からケーブル15を介して供給される信号(例えば、後述する再生ビデオ信号)をCPU21、メモリ22、またはHDD34に供給する。PCカードインタフェース46は、スロット47に接続された機器(カード(図示せず))から供給されたデータを、CPU21またはメモリ22に供給するとともに、CPU21から供給されたデータをスロット47に接続されているカードに出力する。
【0044】
スロット47には必要に応じて、図2に示されるように、ドライブ48が接続される。この場合、ドライブ48は、スロット47およびPCカードインタフェース46を介して、PCIバス51に接続される。ドライブ48は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等からなるリムーバブル記録媒体49に記録されているデータを読み出し、読み出したデータをメモリ22に供給する。また、CPU21の処理により生成されたデータを、ドライブ48に装着されるリムーバブル記録媒体49に記憶させる。
【0045】
図3は、図1の情報処理システム1のうちの、DV12の詳細な構成例を表している。
【0046】
図3に示されるように、DV12には、被写体を動画像として撮影し、それを画像信号として出力するCCD(Charge Coupled Device)71、CCD71が撮影した時点の、DV12の周囲の音声を取得し、それを音声信号として出力するマイクロフォン72、CCD71より供給される画像信号と、マイクロフォン72より供給される音声信号を合成して、それを記録ビデオ信号として出力するビデオ信号合成部73、ビデオ信号合成部73より供給された記録ビデオ信号をA/D変換(Analog to Digital変換)した後、エンコードし、さらに変調してヘッド75に供給し、上述したデジタルビデオテープ13に記録させるとともに、デジタルビデオテープ13からヘッド75を介して再生された再生ビデオ信号を出力するビデオ信号記録再生部74、および、ヘッド75が設けられている。
【0047】
DV12にはまた、ビデオ信号記録再生部74から垂直同期信号の供給を受け、この垂直同期信号に同期して、これに対応する制御信号をビデオ信号記録再生部74に出力する他、操作部77からの操作指令信号や、PC11から接続ケーブル15、および、i.LINK78を介して供給される制御信号に基づいて、DV12全体の動作を制御する制御部76、並びに、ボタン、スイッチ、若しくは、リモートコントローラなどにより構成され、ユーザにより、所定の指令に対応する入力操作がなされたとき、その入力操作に対応する操作指令信号を出力する操作部77が設けられている。
【0048】
DV12にはさらに、i.LINK78、ビデオ信号分離部79、スピーカ80、および、LCD(Liquid Crystal Display)81が設けられている。
【0049】
i.LINK78は、上述したPC11のi.LINK45(図2)と専用の接続ケーブル15を介して接続され、ビデオ信号記録再生部74より供給された再生ビデオ信号(デジタル信号)を、ケーブル15を介してPC11に送信するとともに、PC11より送信された制御信号を、ケーブル15を介して受信し、制御部76に供給する。
【0050】
PC11が送信する制御信号は、特に限定されず、様々な制御を行うための制御信号が使用可能である。この例においては、例えば、このような制御信号のうちの、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の、通常速度での再生、通常速度に対してk倍速の再生(kは、1を除く任意の数値であり、正数の場合、順方向の再生を表し、負数の場合、逆方向の再生を表す)、および、早送り、巻き戻し、並びに、テープ動作(再生(K倍速の再生含む)、早送り、または、巻き戻し動作)の停止を指令する制御信号が、少なくとも利用される。
【0051】
従って、この例においては、例えば、再生(k倍速の再生含む)、早送り、または、巻き戻しの制御信号がPC11からケーブル15を介して送信されると、制御部76は、それをi.LINK78を介して受信し、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の、再生(k倍速の再生含む)、早送り、または、巻き戻しの処理のうちの、受信した制御信号に対応する処理を実行する。そして、次に、停止の制御信号がPC11からケーブル15を介して送信されると、制御部76は、それをi.LINK78を介して受信し、DV12に装着されたビデオテープレコーダ13に対していま実行している処理を停止させる。このように、DV12は、i.LINK78を介して、PC11により遠隔操作されることが可能である。
【0052】
ビデオ信号分離部79は、ビデオ信号記録再生部74より出力されたデジタルの再生ビデオ信号を復調し、デコードして、さらにD/A(Digital to Analog)変換した後、音声信号と画像信号に分離し、音声信号をスピーカ80に供給するとともに、画像信号をLCD81に供給する。スピーカ80は、ビデオ信号分離部79より供給された音声信号を、音声として出力する。LCD81は、ビデオ信号分離部79より供給された画像信号を、動画像として表示する。
【0053】
次に、図面を参照して、図2のPC11が有している機能のうちの、本発明が適用される機能、即ち、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13に記録されたビデオデータ(以下、単に記録データと称する)を取得し、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に書き込む(記録させる)処理を、一連の処理として連続して(一括して)実行する機能を実現するソフトウエアプログラム(以下、そのようなソフトウエアプログラムを、データ取得/DVD書き込み部と称する)について説明する。
【0054】
図4は、この例のデータ取得/DVD書き込み部91の構成例を表している。
【0055】
図4に示されるように、データ取得/DVD書き込み部91には、起動部101、処理制御部102、DV制御部103、調査部104、取得部105、ビットレート設定部106、メニュー作成部107、DVD書き込み部108、DVDフォーマット部109、および、調査内容/設定内容記憶部110が設けられている。
【0056】
これらのうちの調査内容/設定内容記憶部110を除くもの、即ち、起動部101乃至DVDフォーマット部109のそれぞれは、この例においては、例えば、モジュールにより構成される。これら複数のモジュールのそれぞれは、1つの独立したアルゴリズムを持ち、かつ、そのアルゴリズムに従って固有の動作を実行する。即ち、各モジュールのそれぞれは、CPU21(図2)により適宜読み出され、実行される。
【0057】
具体的には、起動部101は、DV12との接続状態を常時監視し、DV12がPC11に接続され、かつ、DV12の電源が投入されたことを検出すると、データ取得/DVD書き込み部91全体を起動させる。
【0058】
データ取得/DVD書き込み部91が起動されると、処理制御部102が、調査部104乃至DVDフォーマット部109のそれぞれの処理を、所定の順番(この例においては、図中、処理制御部102と、調査部104乃至DVDフォーマット部109のそれぞれの間に引かれた矢印の上に記述されている番号の順番)で順次、連続して(一連の処理として)実行させるように制御する。
【0059】
即ち、はじめに、DVDフォーマット部109が、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14を書き込み可能な状態にすると、調査部104が、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の記録データの記録内容を調査し、ビットレート設定部106が、その調査結果に基づいて、DVD14にビデオデータが書き込まれる場合の最適なビットレート(画像データのビットレート、および、音声データのビットレート)を設定する。
【0060】
そして、取得部105が、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の記録データを取得し、そのフォーマットを、DVのフォーマットからDVDのフォーマットに変換させて、DVDのフォーマットのビデオデータをHDD34に一時記憶させる。
【0061】
引き続き、メニュー作成部107が、HDD34に記憶されたビデオデータに対応するDVDメニューを作成し、DVD書き込み部108が、作成されたDVDメニューに基づいて、HDD34に記憶されたビデオデータを、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に書き込む(記録する)。
【0062】
DV制御部103は、調査部104や取得部105からの処理制御部102を介する指令(要求)に基づいて、上述した制御信号を生成し、DV12に送信することで、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の再生(k倍速再生を含む)、巻き戻し、または早送り等を制御する。
【0063】
調査内容/設定内容記憶部110は、例えば、メモリ22(図2)内に構成され、調査部104により調査されたデジタルビデオテープ13の記録データの内容や、ビットレート設定部106により設定されたビットレートの設定の内容が記憶される。
【0064】
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のデータ取得/DVD書き込み部91の処理について説明する。
【0065】
はじめに、ステップS1において、起動部101は、DV12(図1)が、PC11(図1)に接続され、かつ、その電源(図示せず)が投入されたか否かを判定する。
【0066】
ステップS1において、DV12が、PC11に接続され、かつ、その電源が投入されていないと判定した場合、起動部101は、その処理をステップS1に戻し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、起動部101は、DV12が、PC11に接続され、かつ、その電源(図示せず)が投入されたか否かを常時監視している。
【0067】
例えば、いま、図3において、DV12のi.LINK78とPC11のi.LINK45(図2)がケーブル15を介して接続され、かつ、DV12の電源が投入されたとすると、DV12の制御部76は、予め設定されたDV12を表す所定の識別番号を、i.LINK78、およびケーブル15を介して、PC11に送信してくる。
【0068】
即ち、DV12の電源が投入されたことは、コンテンツデータ(デジタルビデオデータ13の記録データ)の再生が可能であることを表しており、PC11に接続されることは、PC11が、DV12により再生されたコンテンツデータを取得することが可能であることを表している。従って、この識別番号は、PC11にDV12がケーブル15を介して接続され、かつ、DV12によるコンテンツデータの再生が可能であることを表す信号とも言える。
【0069】
そこで、図4において、起動部101は、この識別番号を、i.LINK45(図2)を介して受信すると、図5のステップS1において、DV12が、PC11に接続され、かつ、その電源が投入されたと判定し、その処理をステップS2に進める。
【0070】
処理がステップS2に進むと、処理制御部102は、後述するステップS2乃至S13の処理を、一連の処理として一括して(連続して)、実行させるように制御する。還元すると、ユーザから見た場合、ステップS2乃至S13の処理が、ユーザの手動操作の介在が無く、自動的に順次実行されることになる。なお、ここでは、ユーザの手動操作の介在が無くとも(図2のジョグダイヤル42、キーボード43、または、マウス44といった入力機器からの入力が無くとも)、CPU21が自分自身の判断で(いま実行しているプログラムに従って)、処理を実行することを、自動的と称する。
【0071】
ただし、この場合、処理制御部102の処理(上述したシーケンス制御)を実行させるためのトリガが必要とされる。このトリガは、特に限定されず、例えば、起動部101の検出(DV12が、PC11に接続され、かつその電源が投入されたことの検出)そのものがトリガとされて(ステップS1の処理で、条件が満たされたと判定されると)、即ステップS2の処理が開始されてもよい。或いは、起動部101の検出の後、ステップS2以降の処理の実行を指令するソフトボタン(図示せず)がLCD25(図2)等に表示され、それを見たユーザが、マウス44(図2)等を操作して、そのソフトボタンを選択した場合(マウス44のカーソル(図示せず)をそのソフトボタンの上に配置させ、マウス44の左ボタン(図示せず)をクリックした場合)、そのユーザのクリック操作(ソフトボタンの選択操作)がトリガとされて、ステップS2の処理が開始されてもよい。
【0072】
このようなトリガにより、ステップS2において、DVDフォーマット部109は、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14が書き込み済みであるか否かを判定する。
【0073】
ステップS2において、DVD14が書き込み済みではないと判定した場合、DVDフォーマット部109は、その処理をステップS6に進める。
【0074】
これに対して、ステップS2において、DVD14が書き込み済みであると判定した場合、DVDフォーマット部109は、ステップS3において、DVD14の記録内容が消去可能であるか否かを判定する。
【0075】
ステップS3において、DVD14の記録内容が消去不能である(可能ではない)と判定した場合、DVDフォーマット部109は、ステップS4においてLCD25(図2)等にDVD14の交換を促すメッセージを表示させ、その処理をステップS2に戻し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、ユーザにより記録内容の消去が不可能なDVD14がDVD−R/RWドライブ36より取り外され、新たなDVD14がDVD−R/RWドライブ36に装着されると、DVDフォーマット部109は、ステップS2の処理で、その新たなDVD14が書き込み済みか否かを判定する。
【0076】
これに対して、ステップS3において、DVD14の記録内容が消去可能であると判定した場合、DVDフォーマット部109は、ステップS5において、DVD14の記録内容を消去する。
【0077】
このように、DVDフォーマット部109は、ステップS2乃至S5の処理で、DVD14の状態を、新たなデータが書き込み可能な状態とする。このDVDフォーマット部109の処理(ステップS2乃至S5の処理)の順番は、図5の例に限定されず、DVD書き込み部108の処理(後述するステップS13の処理)の前までに実行されれば、いずれの順番とされても構わない。
【0078】
ステップS2の処理で、DVD14が書き込み済みではないと判定された場合、または、ステップS5の処理が終了された場合、即ち、DVDフォーマット部109がその処理を完了した場合、処理制御部102は、それに続けて、調査部104の処理を実行させる。
【0079】
即ち、調査部104は、ステップS6において、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13を巻き戻す。
【0080】
具体的には、調査部104が、処理制御部102を介してDV制御部103に対して、デジタルビデオテープ13の巻き戻しを要求する。DV制御部103は、この要求を受けて、「巻き戻し」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信する。
【0081】
図3において、送信された制御信号が、ケーブル15、および、i.LINK78を介して制御部76に供給されると、制御部76は、デジタルビデオテープ13の巻き戻し処理を実行する。
【0082】
そして、図4の調査部104は、デジタルビデオテープ13の先頭まで巻き戻されたことをi.LINK45(図2)を介して検出すると、図5のステップS7において、デジタルビデオテープ13の記録内容を調査する。
【0083】
ステップS7の処理で行われる調査の方法は、特に限定されないが、この例においては、例えば、以下のような方法とされる。
【0084】
即ち、調査部104が、処理制御部102を介してDV制御部103に対して、デジタルビデオテープ13の早送り再生を要求する。DV制御部103は、この要求を受けて、「k(kは、1より大きい任意の正数値)倍速の再生」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信する。
【0085】
図3において、送信された制御信号が、ケーブル15、および、i.LINK78を介して制御部76に供給されると、制御部76は、デジタルビデオテープ13のk倍速での早送り再生処理を開始する。そして、ビデオ信号記録再生部74は、デジタルビデオテープ13からヘッド75を介して再生された再生ビデオ信号を、i.LINK78、ケーブル15を介してPC11に順次送信してくる。
【0086】
k倍速の早送り再生の場合、デジタルビデオテープ13に記録された全てのフレームが再生されるのではなく、所定の枚数のフレームが間引かれて再生される。即ち、いまの場合、デジタルビデオテープ13に記録された全てのフレームのうちの、所定間隔の位置にあるフレームがスキャンされて、スキャンされたフレームに対応するデータのみが、再生ビデオ信号として、DV12よりPC11に送信されてくる。なお、デジタルビデオテープのフォーマットでは、1秒間に30枚のコマ(画像)が記録されることが規定されており、このコマを、ここでは、フレームと称する。
【0087】
そこで、図4の調査部104は、その再生ビデオ信号(スキャンされたフレームのデータ)を、i.LINK45(図2)を介して取得し、さらに、取得したフレームのデータの中から、そのフレームの時間情報を取得する。
【0088】
即ち、フレームのデータの中には、そのフレームに対応するビデオデータ(画像および音声データ)以外に、例えば、そのフレームのフレーム番号の情報、そのフレームの撮影時刻(年、月、日、時、分、および秒)の情報、そのフレームが録画開始点である場合、それを表す情報(以下、録画開始点情報と称する)等からなる時間情報が含まれている。なお、ここでは、図3において、ユーザが操作部77のうちの録画ボタン(図示せず)を押下して、撮影を開始した時点のデジタルビデオテープ13の位置(点)を、録画開始点と称する。また、録画開始点情報を含むフレームの1つ前のフレームを、ここでは、便宜上、録画終了点情報を含むフレームと称することにする。即ち、録画終了点情報を含むフレームには、録画終了点情報に対応する具体的な情報が含まれないこともある。
【0089】
従って、図4の調査部104は、そのような、フレーム(ただし、スキャンされたフレーム)の時間情報を取得し、取得した時間情報に基づいて、デジタルビデオテープ13の記録内容を調査する。
【0090】
具体的には、調査部104は、録画開始点情報を含むフレームを検出すると、そのフレームの時間情報を取得し、その次に、録画終了点情報を含むフレームを検出すると、そのフレームの時間情報を取得する。そして、調査部104は、いま検出した、録画開始点情報を含むフレームから、録画終了点情報を含むフレームまでを1つの録画区間と認識し、その録画区間の時間情報を生成する。即ち、その録画区間の開始時刻(年、月、日、時、分、および、秒)、終了時刻(年、月、日、時、分、および、秒)、並びに、その録画区間の長さ(時間)を含む録画区間の時間情報が生成される。
【0091】
ところで、DVD14は、一般的に、その全録画データが、あらかじめ複数の録画区間に区分されており、所定の操作が施されると、任意の録画区間の先頭からの再生が可能とされている。このようなDVD14の録画区間は、一般的に、チャプタと称されている。本実施形態においては、後述するように、PC11に取り込まれたデジタルビデオテープ13の録画データが、DVD14に書き込まれる(記録される)場合、デジタルビデオテープ13の録画データのうちの、所定の録画開始点から次に現れる録画終了点までの1つの録画区間が、1つのDVD14のチャプタとして取り扱われる。従って、以下、そのような、録画開始点から録画終了点までの録画区間を、DVD14に記録される前においても、チャプタと称する。
【0092】
ただし、上述したように、いまの場合、調査部104が調査可能なフレーム(実際に取得するフレーム)は、スキャンされたフレームのみであり、録画開始点や録画終了点を含むフレームがスキャンされるとは限らない。そこで、調査部104は、いま取得した第1のフレームの撮影時刻と、直前に取得した第2のフレームの撮影時刻を比較し、所定の時間以上離れている場合、第1と第2のフレームは、それぞれ異なるチャプタのフレームとして認識する。即ち、CPU21(図2)は、直前に取得した第2のフレームを、録画終了点情報を含むフレーム(いままで調査してきた対象チャプタの最終フレーム)とみなし、かつ、いま取得した第1のフレームを、録画開始点情報を含むフレーム(対象チャプタの次のチャプタ(次に調査するチャプタ)の先頭フレーム)とみなして、その直前に取得した第2のフレームと、いま取得した第1のフレームの間を、チャプタの切れ目として認識する。
【0093】
このようにして、調査部104は、チャプタを認識する毎に、その新たに認識したチャプタの時間情報を生成していく。
【0094】
より具体的には、例えば、いま、デジタルビデオテープ13の記録内容の一部が、図6に示されるように、フレーム番号0乃至1000のフレームで構成される録画区間121、フレーム番号1001乃至1999までのフレームで構成される録画区間122、フレーム番号2000乃至3300までのフレームで構成される録画区間123、および、フレーム番号3301乃至4000までのフレームで構成される録画区間124で構成されるとする。なお、図中、録画区間121乃至124のそれぞれの中において、「ST」と記述されている領域(1秒分のフレーム(30フレーム))は、上述した録画開始点情報等がビデオデータに付加されて記憶されている領域(フレーム)を、「区間データ」と記述されている領域は、ビデオデータのみが記録されている領域を、それぞれ表している。
【0095】
この場合、上述したように、図4において、調査部104が、デジタルビデオテープ13の記録内容を調べるとき、早送り再生によりスキャンされたフレームのみが供給されてくる。従って、調査部104のステップS7(図5)の処理で調査された内容は、図6の調査内容に示されるように、実際の録画区間121乃至124ではなく、チャプタ(区間データ)131乃至134となる。
【0096】
即ち、図6の例では、録画区間121は、フレーム番号1乃至998までのフレームのデータが、チャプタ131と認識され、フレーム0、フレーム999、およびフレーム1000は、チャプタ131として認識されない。
【0097】
録画区間122は、フレーム番号1003乃至1998までのフレームのデータが、チャプタ132と認識され、フレーム1001、フレーム1002、およびフレーム1999は、チャプタ132として認識されない。
【0098】
録画区間123は、フレーム番号2003乃至3228までのフレームのデータが、チャプタ133と認識され、フレーム2000乃至2002、フレーム3229、およびフレーム3300は、チャプタ133として認識されない。
【0099】
録画区間124は、フレーム番号3307乃至3338までのフレームのデータが、チャプタ134と認識され、フレーム3301乃至3306、フレーム3339、およびフレーム4000は、チャプタ134として認識されない。
【0100】
なお、以下、図6に示されるような、ステップS7(図5)の処理で認識されなかったデータ141乃至148を、未認識データと称する。
【0101】
そして、図4の調査部104は、デジタルビデオテープ13のテープエンドまで早送り再生されたことをi.LINK45(図2)を介して検出すると、それまでに認識した各チャプタのそれぞれの時間情報をリスト化したチャプタリスト(図示せず)を生成し、さらに、チャプタリストに含まれる各チャプタの時間(チャプタの開始時刻から、終了時刻までの時間)のそれぞれを総計し、その総計した時間に、未認識データに対応する時間を加算することで、デジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txを演算する。
【0102】
また、上述したように、チャプタリストに含まれる各チャプタの先頭フレームと、最終フレームのそれぞれは、実際の録画区間の先頭フレームと、最終フレームのそれぞれとは必ずしも一致しない。例えば、図6において、録画区間121の先頭フレームは、フレーム番号0のフレームであり、その最終フレームはフレーム番号1000のフレームである。これに対して、調査部104(図4)が認識したチャプタ131の先頭フレームは、フレーム番号1のフレームであり、その最終フレームはフレーム番号998のフレームである。
【0103】
そこで、チャプタリストに含まれる各チャプタの先頭フレームと、最終フレームのうちの、調査部104は、録画開始点情報、または、録画終了点情報が含まれないフレームに対して、所定のフラグ(そのようなフラグを、以下、あいまいフラグと称する)を付加し、それらのあいまいフラグも、チャプタリストの情報として追加する。
【0104】
このようにして、この例においては、調査部104は、デジタルビデオテープ13の記録内容として、全チャプタのそれぞれの時間情報(チャプタリスト)、および、記録データの総計時間Txを調査する。そして、調査部104は、その調査した記録内容(チャプタリスト、および、総計時間Tx)を処理制御部102を介して調査内容/設定内容記憶部110に記憶させる。なお、調査内容/設定内容記憶部110に記憶される内容(ステップS7(図5)の処理で調査されるデジタルビデオテープ13の記録データの内容)は、勿論、この例以外の情報とされてもよい。
【0105】
デジタルビデオテープ13の記録内容が、調査内容/設定内容記憶部110に記憶されると、処理制御部102は、それに続けて、ビットレート設定部106の処理を実行させる。
【0106】
即ち、ビットレート設定部106は、図5のステップS8において、いま調査内容/設定内容記憶部110に記憶された、デジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txに基づいて、後述するステップS13の処理で、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に、デジタルビデオテープ13の記録データが書き込まれる場合(記録される場合)における、動画像(画像データ)の画質、および、画サイズ、並びに、音声(音声データ)の音質のそれぞれを決定する。
【0107】
デジタルビデオテープ13の記録データのうちの、画像データの画質、および、画サイズ、並びに、音声データの音質のそれぞれは、DVD14に、デジタルビデオテープ13の記録データが書き込まれる場合のビットレート(画像データが書き込まれる場合の画像のビットレートと、音声データが書き込まれる場合の音声のビットレートのそれぞれ)に依存する。即ち、ステップS8の処理では、デジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txに基づいて、DVD14の最大容量(書き込み可能な容量)の範囲内で、デジタルビデオテープ13の全記録データの書き込みが可能なビットレートのうちの、最適なビットレートが設定される。
【0108】
従って、以下、このようなステップS8の処理を、「ビットレート設定処理」と称する。なお、この例の「ビットレート設定処理」の詳細については、図7のフローチャートを参照して後述する。
【0109】
このようなビットレート設定部106の処理の後、処理制御部102は、取得部105の処理を続けて実行させる。即ち、図5のステップS9において、取得部105は、デジタルビデオテープ13の記録データを、DV12よりi.LINK45(図2)を介して取得して、HDD34に一時記憶させる。取得部105はさらに、HDD34に記憶させたビデオデータのフォーマットを、DVのフォーマットからDVDのフォーマット(例えば、MPEG-2フォーマット)に変換して、HDD34に記憶させるとともに、変換前のDVのフォーマットのビデオデータをHDD34から削除する。以下、このようなステップS9の処理を、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」と称する。なお、この例の「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」の詳細については、図10乃至図18を参照して後述する。
【0110】
ところで、DVD14には、実際のビデオデータの他に、DVDメニューと称されるメニューも記録可能とされており、ユーザは、このDVDメニューに従って、DVD14に記録されたビデオデータの再生に関する様々な操作を行うことができる。さらに、このDVDメニューの中には、チャプタメニューと称されるメニューも含ませることが可能であり、ユーザは、チャプタメニューに登録されているチャプタから、所望のチャプタを選択することで、その選択したチャプタの先頭からの再生を行わせることができる。
【0111】
そこで、処理制御部102は、取得部105の処理に続けて、メニュー作成部107の処理を実行させる。即ち、ステップS10において、メニュー作成部107は、ステップS7の処理で生成され、調査内容/設定内容記憶部110に記憶されているチャプタリスト(実際には、後述するように、ステップS9の処理で更新されたチャプタリスト)に含まれるチャプタの中から、所定のチャプタを選択し、それをチャプタメニューに登録し、最終的な(DVD14に書き込む場合の)チャプタメニューを生成する。以下、このようなステップS10の処理を、「チャプタの登録処理」と称する。なお、この例の「チャプタの登録処理」の詳細については、図19のフローチャートを参照して後述する。
【0112】
メニュー作成部107は、ステップS10の「チャプタの登録処理」に引き続き、ステップS11において、このような、ステップS10の処理で生成したチャプタメニューを含むDVDメニューを作成する。
【0113】
メニュー作成部107の処理によりDVDメニューが作成されると、処理制御部102は、それに続けて、DVD書き込み部108の処理を実行させる。即ち、DVD書き込み部108は、ステップS12において、DVD構造を作成すると、ステップS13において、いま作成したDVD構造に従って、ステップS8の処理でビットレート設定部106により設定されたビットレート(調査内容/設定内容記憶部110に記憶されたビットレート)で、ステップS9の処理で取得部105により取得されたビデオデータ(HDD34に記憶されているDVDのフォーマットのビデオデータ)を、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に書き込む(記録させる)。なお、ここでは、DVDメニューに従って生成される、これからDVD14に記録されるデータの配置位置や、階層といったデータ構造を、DVD構造と称している。
【0114】
このように、図2において、PC11には、DV12からデジタルビデオテープ13の記録データを取得し、それをDVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に記録させるまでの一連の処理を一括して行う(連続して行う)、図4に示されるようなデータ取得/DVD書き込み部91が、HDD34等に予めインストールされている。従って、DV12が、PC11に接続され、かつ、その電源が投入されたことが、DVデータ取得/DVD書き込み部91の起動部101により検出されると、DVデータ取得/DVD書き込み部91が自動的に起動され、その処理(上述したステップS2乃至S13までの一連の処理)が、ユーザの手動操作の介在が無く(自動的に)実行される。
【0115】
換言すると、PC11は、第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータを再生する再生装置と接続する接続手段と、接続手段に接続された再生装置により再生されるコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータのフォーマットを、第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換する変換手段と、変換手段により第2のフォーマットに変換されたコンテンツデータを、情報処理装置から着脱自在な所定の記録媒体に記録させるように制御する記録制御手段と、再生装置より供給される、接続手段に再生装置が接続され、かつ、再生装置によるコンテンツデータの再生が可能であることを表す信号を検出する検出手段と、検出手段により信号が検出された場合、コンテンツデータ取得手段、変換手段、および、記録制御手段の処理を、一連の処理として、その順番で連続して実行させるように制御する処理制御手段とを備えることを特徴とする。
【0116】
即ち、ユーザは、特に特別な操作を行うことなく(ただ単に、DV12をPC11に接続し、DV12の電源を投入するだけで(必要に応じて、さらにデータ取得/DVD書き込み部91の実行を指令するソフトボタンを、マウス44でクリックするだけで))、DV12からデジタルビデオテープ13の記録データが、PC11に自動的に取り込まれた後、引き続き、DVD-R/RWドライブ36に装着されたDVD14に自動的に記録される。
【0117】
従って、データ取得/DVD書き込み部91は、上述した従来の課題を解決することが可能になる。
【0118】
なお、図2において、PC11に自動的に取り込まれたビデオデータは、上述したように、DVD−R/RWドライブ36に装着されるDVD14のみならず、様々な記録媒体、例えば、CD-ROMドライブ35に装着されるCD-R(図示せず)、メモリースティックスロット31に装着されるメモリースティック32、または、ドライブ48に装着されるリムーバブル記録媒体49等に記録可能である。
【0119】
次に、図面を参照して、上述した「ビットレート設定処理(ステップS8の処理)」、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理(ステップS9の処理)」、および、「チャプタ登録処理(ステップS10の処理)」のそれぞれの詳細について、その順番で個別に説明する。
【0120】
最初に図7のフローチャートを参照して、この例の「ビットレート設定処理」の詳細を説明する。
【0121】
はじめに、図4のビットレート設定部106は、ステップS31において、上述したステップS7(図5)の処理で調査部104により調査され、調査内容/設定内容記憶部110に記憶された、デジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txに基づいて、DVD14に書き込まれるデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)のうちの、画像データを、最高の第1の値のビットレートで、音声データを、最高の第2の値のビットレートで、DVD14に書き込み可能であるか否かを判定する。
【0122】
この例においては、例えば、画像のビットレートの第1の値(最高値)は、8メガ[bps]とされ、音声のビットレートの第2の値(最高値)は、非圧縮のストレートPCM(Pulse Code Modulation)フォーマットで規定されている1.567メガ[bps]とされる。
【0123】
この場合、ビットレート設定部106は、ステップS31の処理において、次の不等式(1)が成立するか否かを判定することにより、DVD14に書き込むデータのうちの、画像データを、最高の第1の値のビットレートで、音声データを、最高の第2の値のビットレートで、DVD14に書き込み可能であるか否かを判定する。
【0124】
(B1 + B2) × Tx < Cmax ・・・(1)
【0125】
式(1)において、B1は画像のビットレートの第1の値[bps]を、B2は音声のビットレートの第2の値[bps]を、TxはDVD14に書き込まれるビデオデータの総計時間[s](調査内容/設定内容記憶部110に記憶されたデジタルビデオテープ13の記録データの総計時間[s])を、CmaxはDVD14の記録可能な最大容量[bit]を、それぞれ表している。
【0126】
ステップS31において、上述した不等式(1)が成立すると判定した場合、ビットレート設定部106は、ステップS32において、画像データを第1の値B1のビットレートで、音声データを第2の値B2のビットレートで(非圧縮のストレートPCMフォーマットで)、DVD14に書き込む第1の設定に設定し、処理をリターンさせる。
【0127】
これに対して、ステップS31において、上述した不等式(1)が成立しないと判定した場合、ビットレート設定部106は、ステップS33において、DVD14に書き込まれるデータのうちの、画像データを、最高の第1の値のビットレートで、音声データを、最高の第2の値より低い、予め設定された第3の値のビットレートで、DVD14に書き込み可能であるか否かを判定する。
【0128】
この例においては、例えば、音声のビットレートの第3の値は、Dolby AC-3の圧縮フォーマットで規定されている0.384メガ[bps]とされる。
【0129】
この場合、ビットレート設定部106は、ステップS33において、次の不等式(2)が成立するか否かを判定することにより、DVD14に書き込むデータのうちの、画像データを、第1の値のビットレートで、音声データを、第3の値のビットレートで、DVD14に書き込み可能であるか否かを判定する。
【0130】
(B1 + B3) × Tx < Cmax ・・・(2)
【0131】
式(2)において、B3は音声のビットレートの第3の値[bps]を表している。
【0132】
ステップS33において、上述した不等式(2)が成立すると判定した場合、ビットレート設定部106は、ステップS34において、画像データを第1の値B1のビットレートで、音声データを第3の値B3のビットレートで(Dolby AC-3の圧縮フォーマットで)、DVD14に書き込む第2の設定に設定し、処理をリターンさせる。
【0133】
これに対して、ステップS33において、上述した不等式(2)が成立しないと判定した場合、ビットレート設定部106は、ステップS35において、音声データの書き込みを、第3の値B3のビットレートに設定し、DVD14の容量内で書き込み可能な、画像データのビットレートを演算する。
【0134】
この例においては、例えば、ビットレート設定部106は、次の不等式(3)が成立するような画像データのビットレートの値B4を演算する。
【0135】
(B4 + B3) × Tx < Cmax ・・・(3)
【0136】
式(3)において、B4は、ステップS35の処理で設定(演算)する画像データのビットレートの第4の値を表している。
【0137】
そして、ビットレート設定部106は、画像データを、ステップS35の処理で演算した第4の値B4のビットレートで、音声データを、第3の値B3のビットレート(Dolby AC-3の圧縮フォーマットで)で、DVD14に書き込む第3の設定に設定し、その処理をリターンさせる。
【0138】
図8と図9を参照して、「ビットレート設定処理」の具体的な例を説明する。図8は、DVD14に書き込まれるデータの総計時間Tx(ステップS7(図5)の処理で調査されたデジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Tx)と、設定されるビットレートの関係を表している。図9は、DVD14に書き込まれるデータの総計時間Txと、DVD14に書き込まれた場合のデータ容量の関係を表している。
【0139】
例えば、いま、DVD14に書き込まれるデータとして、総計時間Txが時間Ta(ただし、総計時間Taは、第1の設定が適用される最大時間T1以下の時間)のデータDa、総計時間Txが時間Tb(ただし、総計時間Tbは、第2の設定が適用される最大時間T2以下の時間)のデータDb、および、総計時間Txが時間Tc(ただし、総計時間Tcは、第3の設定が適用される範囲内の時間)のデータDcが存在したとする。
【0140】
この場合、データDaにおいては、第1の設定が設定される。即ち、データDaの総計時間は時間Taであるので、画像のビットレートの値は、図8の線151に示されるように、画像の最大値である第1の値B1が設定され、音声のビットレートの値は、図8の線153に示されるように、音声の最大値である第2の値B2が設定される(非圧縮のストレートPCMフォーマットが設定される)。従って、図9の線161に示されるように、データDaがDVD14に書き込まれた場合、DVD14の書き込み可能な全容量(最大容量Cmax)のうちの容量Cbが使用される(記録済みとなる)。
【0141】
データDbにおいては、第2の設定が設定される。即ち、データDbの総計時間は時間Tbであるので、画像のビットレートの値は、図8の線151に示されるように、画像の最大値である第1の値B1が設定され、音声のビットレートの値は、図8の線154に示されるように、音声の最大値B1より低い第3の値B3が設定される(Dolby AC-3等の圧縮フォーマットが設定される)。従って、図9の線162に示されるように、データDbがDVD14に書き込まれた場合、DVD14の書き込み可能な全容量(最大容量Cmax)のうちの容量Caが使用される(記録済みとなる)。
【0142】
データDcにおいては、第3の設定が設定される。即ち、データDcの総計時間は時間Tcであるので、画像のビットレートの値は、総計時間Txの増加に伴いビットレートがリニアに減少する特性(図8の例では、線152で表される特性)によって決定される第4の値B4が設定され(ステップS35の処理で演算され)、音声のビットレートの値は、図8の線154に示されるように、第3の値B3が設定される(Dolby AC-3等の圧縮フォーマットが設定される)。従って、図9の線163に示されるように、データDcがDVD14に書き込まれた場合、DVD14の書き込み可能な最大容量Cmaxまで使用される(記録済みとなる)。
【0143】
このように、DVD14に書き込まれるデータの総計時間Tx(ステップS7(図5)の処理で調査されたデジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Tx)が、時間T1以下の場合、画像と音声のビットレートとも最高の値(画像の第1の値B1と、音声の第2の値B2)とされる第1の設定が設定される。
【0144】
総計時間Txが、時間T1より長く、時間T2未満の場合、画像のビットレートは、最高の第1の値B1のまま、音声のビットレートのみ、その値が下げられる(第2の値より低い第3の値が指定される)第2の設定が設定される。
【0145】
第2の設定においては、この例では、上述したように、画質がそのままで、音質が先に下げられる設定とされているが、勿論、音質がそのままで、画質が先に下げられる設定とされてもよい。ただし、以下の理由により、第2の設定は、この例(画質がそのままで、音質が先に下げる設定)の方が好適である。即ち、第1の理由として、画像データに比較して、音声データの方が、ビットレートが下げられても、それに伴う劣化の度合いがユーザに伝わりにくいためである。換言すると、音声のビットレートが、第2の値B2から第3の値B3に下げられても、人間の聴覚においては、音質の劣化がさほど感じられないことが多いからである。第2の理由として、一般的な傾向として、音質よりも画質を優先するユーザが多いからである。
【0146】
また、音声のビットレートを下げる方法は、特に限定されず、例えば、画像のビットレートの第4の値B4が演算されて決定されるように(図8の線152に従って決定されるように)、総計時間Txの長さに応じて、徐々に(連続的に)ビットレートを下げる方法とされてもよい。ただし、以下の2つの理由により、音声のビットレートを下げる方法は、上述したように、ある点(時間T1)を境に、第2の固定値B2から、それより低い第3の固定値B3に非連続的に下げる方法の方が好適である。即ち、上述した第1の理由と同様の理由と、そもそも音声の最高の値である第2の値B2自身、画像のビットレートに比較してかなり低い値とされており、音声のビットレートが少しずつ下げられても、DVD14に書き込まれる容量の低減にさほど貢献しないという第3の理由の2つの理由からである。
【0147】
総計時間Txが、時間T2より長い場合、今度は、さらに画像のビットレートが下げられる第3の設定が設定される。
【0148】
画像のビットレートを下げる方法も、特に限定されず、例えば、音声のように、ある点を境に非連続的にビットレートを下げる方法とされてもよい。ただし、音声とは逆の理由により、上述した第4の値B4が演算されて決定されるように(図8の線152に従って決定されるように)、総計時間Txの長さに応じて、徐々に(連続的に)ビットレートを下げる方法の方が好適である。即ち、画像データは、音声データに比較して、ビットレートが下げられると、それに伴う劣化の度合いがユーザに伝わりやすい(人間の視覚においては、画質の劣化が敏感に感じられることが多い)という第4の理由(第1の理由とは、逆の理由)と、画像の最高値である第1の値B1はかなり高い値であり、画像のビットレートの低下が、DVD14に書き込まれる容量の低減に大きく貢献するという第5の理由(第3の理由とは、逆の理由)の2つの理由からである。
【0149】
このように、図4のビットレート設定部106は、「ビットレート設定処理」を実行するので、以下のような効果を奏することが可能になる。
【0150】
即ち、従来、ユーザは、DV12で撮影したビデオデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)を、DVDに書き込ませる場合、手作業で、デジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txを演算し(または、PCに演算させ)、手作業で、その総計時間Txから、DVDに書き込まれる場合のビットレートを演算し、手作業で演算したビットレートを、PCに登録した上で、PCのデータ取得プログラムを起動させて、DV12からデジタルビデオテープ13の記録データをPCに取り込ませ、データ取得プログラムを立ち下げた後、さらに、DVD書き込みプログラムを起動させ、PCに、取り込まれたビデオデータを、登録したビットレート(手作業で演算されたビットレート)で、DVDに書き込ませていた。
【0151】
しかしながら、ユーザが、手作業でビットレートを演算するためには、DVDの規格、DVの規格、および、その他様々な規格、並びにそれらに付随する知識に精通し、かつ、それらを操ることができる高度な技能がユーザに要求されるという課題があった。さらに、そのような高度な知識および技能をたとえ有しているユーザであっても、所望の画質や音質(一般的に、DVDの容量に収まる範囲で最高の画質や音質)を満足するビットレートを演算することは非常に困難な作業になるという課題があった。
【0152】
また、ユーザは、PCを使わずに、DVD-Rレコーダの機器などを直接DV12に繋いで、DV12で撮影したビデオデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)を、DVD-Rレコーダに装着されたDVDに書き込ませることも可能であるが、この場合、DVD-Rレコーダ側で予め設定されたビットレートが利用されるため、必ずしも最適なビットレート(画質と音質)でDVDに記録されるわけではないという課題があった。
【0153】
これに対して、上述したように、PC11(図2)においては、データ取得/DVD書き込み部91(図4)の1機能として、ビットレート設定部106が設けられている。即ち、ユーザは、特に特別な操作を行うことなく(ただ単に、DV12をPC11に接続し、DV12の電源を投入するだけで)、DVD14に書き込まれるデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)の最適なビットレートが自動的に設定される。
【0154】
換言すると、PC11は、第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータの所定の時間情報を調査する調査手段と、調査手段により調査されたコンテンツデータの時間情報に基づいて、情報処理装置からから着脱自在な所定の記録媒体にコンテンツデータが記録される場合におけるビットレートを設定する設定手段と、コンテンツデータのフォーマットを、第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換して、設定手段により設定されたビットレートで、記録媒体に記録させるように制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
【0155】
このように、ビットレート設定部106は、「ビットレート設定処理」を実行することで、上述したビットレートの設定に対する従来の課題を解決することができるという効果を奏することが可能になる。
【0156】
次に、図10と図11を参照して、取得部105(図4)が実行する、この例の「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」の詳細を説明する。
【0157】
図10は、取得部105の詳細な構成例を表している。
【0158】
図10に示されるように、取得部105には、HDD34の空き容量を調査し、DV12からデジタルビデオテープ13の記録データを取り込む場合のモードを選択する取得モード選択部171、取得モード選択部171により、データを分割して取得するモードが選択された場合、デジタルビデオテープ13の記録データを区分し、区分したビデオデータのそれぞれを、DVフォーマットでDV12から順次分割して取り込み、HDD34の後述するDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させていく分割取得部172、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたビデオデータのフォーマットを、DVのフォーマットからDVDのフォーマットに変換し、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させるフォーマット変換部173、および、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されているDVフォーマットのビデオデータを削除する取得データ削除部174が設けられている。
【0159】
取得部105にはまた、取得モード選択部171により、データを一括して取得するモードが選択された場合、デジタルビデオテープ13の記録データをDVフォーマットでDV12から一括して取り込み、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させる一括取得部175、および、デジタルビデオテープ13の取り込み対象の記録データが、古いビデオデータの上に重ね取りされたものである場合、デジタルビデオテープ13の再生が、取り込み対象の記録データから古いビデオデータになったとき、一括取得部175(必要に応じて分割取得部172)に対して、取得処理の停止の指令を行う重ね取り監視部176が設けられている。
【0160】
取得部105にはさらに、重ね取り監視部176と同様に、一括取得部175(必要に応じて分割取得部172)に対して取得処理の停止の指令を行う、未記録エリア監視部177、および、テープエンド監視部178が設けられている。未記録エリア監視部177は、デジタルビデオテープ13の再生中に、一定時間以上の未記録エリアが続いた場合、停止指令を出力する。テープエンド監視部178は、デジタルビデオテープ13がテープエンドまで再生された場合、停止指令を出力する。
【0161】
次に、図11を参照して、この例の「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」の詳細について説明する。
【0162】
はじめに、ステップS51において、取得モード選択部171は、HDD34の空き領域34−1の容量(以下、空き容量と称する)を調査し、ステップS52において、DVDに書き込まれる全てのチャプタのデータが、調査されたHDD34の空き容量に収まるか否かを判定する。
【0163】
具体的には、この例においては、例えば、取得モード選択部171は、ステップS7(図5)の処理で、調査部104(図4)により調査され、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたデジタルビデオテープ13の記録データの総計時間Txに、ステップS8(図5と図7)の処理で、ビットレート設定部106(図4)により設定され、調査内容/設定内容記憶部110に記憶されビットレート(第1乃至第3の設定のうちのいずれかの設定で規定されている画像のビットレートと音声のビットレートの値の和)を掛けて、DVD14の記録容量Cdを演算する。即ち、図10においては、HDD34の空き領域34−1のうちのDVDフォーマット記憶領域34−3の容量が、DVD14の記録容量Cdとなる。
【0164】
そして、取得モード選択部171は、ステップS51の処理で調査したHDD34の空き容量Ch1から、演算したDVD14の記録容量Cdを減算することで、デジタルビデオテープ13の記録データをDVフォーマットのままで取り込み、HDD34に一時記憶させることが可能な容量Ch2(以下、取り込み容量Ch2と称する)を演算する。即ち、図10においては、HDD34の空き領域34−1のうちのDVフォーマット記憶可能領域34−2の容量が、取り込み容量Ch2となる。
【0165】
演算された取り込み容量Ch2が、DVD14に書き込む全てのチャプタのデータのデータ量(これから取り込むDVフォーマットのデジタルビデオテープ13の記録データのデータ量であり、例えば、この例においては、取得モード選択部171自身により演算される)より大きい場合、ステップS52において、DVD14に書き込む全てのチャプタのデータが、HDD34の空き容量に収まると判定される。
【0166】
そして、取得モード選択部171が、処理をステップS53に進ませると、一括取得部175が、ステップS53において、DV12よりi.LINK45(図2)を介してデジタルビデオテープ13の記録データをDVフォーマットのまま一括して(全て)取得して、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に一時記憶させる。一括取得部175による取得処理が完了すると、フォーマット変換部173は、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのビデオデータを、DVDフォーマットに変換して、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させる。そして、取込データ削除部174は、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのビデオデータを削除する。
【0167】
以下、このようなステップS53の処理を、「自動取得処理」と称する。なお、この例の「自動取得処理」の詳細については、図17および図18のフローチャートを参照して後述する。
【0168】
即ち、取得モード選択部171は、ステップS52の処理で、DVDに書き込まれる全てのチャプタのデータが、HDDの空き容量に収まると判定した場合、取得モードとして、主に一括取得部175が実行する「自動取得処理」に対応するモードを選択する。
【0169】
これに対して、取り込み容量Ch2(HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2の容量Ch2)が、DVD14に書き込まれる全てのチャプタのデータ(これから取り込むDVフォーマットのデジタルビデオテープ13の記録データ)のデータ量より小さい場合、ステップS52において、DVD14に書き込まれる全てのチャプタのデータが、HDD34の空き容量に収まらないと判定され、以下のステップS54乃至S62の処理が実行される。なお、以下、ステップS54乃至S62の処理を、上述した「自動取得処理」に対して、「バッチキャプチャ処理」と称する。
【0170】
換言すると、第1のフォーマットにおけるコンテンツデータの第1のデータ量(例えば、この例においては、図11のステップS52に記載の「DVD14に書き込む全てのチャプタのデータ」、即ち、デジタルビデオテープ13の記録データのDVフォーマットにおけるデータ量(明細書中に対応する記載あり))、第2のフォーマットにおけるコンテンツデータの第2のデータ量(例えば、この例においては、デジタルビデオテープ13の記録データのDVDフォーマットにおけるデータ量であり、図10のHDD34の空き領域34−1のうちのDVDフォーマット記憶領域34−3の容量(DVD14の記録容量Cd)に相当するデータ量)が演算され、演算された第1のデータ量、および、演算された第2のデータ量が加算されて、第1のしきい値が演算され、ステップS52の処理で、HDDの空き容量(例えば、この例においては、図10のHDD34の空き領域34−1の容量Ch1)が、演算された第1のしきい値より小さいか否かが判定されることで、DVDに書き込まれる全てのチャプタのデータが、HDDの空き容量に収まるか否かが判定される。
【0171】
即ち、取得モード選択部171は、ステップS52の処理で、DVDに書き込まれる全てのチャプタのデータが、HDDの空き容量に収まらないと判定した場合、取得モードとして、主に分割取得部172が実行する「バッチキャプチャ処理」に対応するモードを選択する。
【0172】
具体的には、「バッチキャプチャ処理」の実行が選択されると、はじめに、ステップS54において、分割取得部172が、HDD34の空き容量(DVフォーマット記憶可能領域34−2の取り込み容量Ch2)に応じて、一度に取得する最大のデータ量(以下、単に最大データ量と称する)を演算する。即ち、最大データ量が、DVフォーマット記憶可能領域34−2の取り込み容量Ch2以下に設定される。
【0173】
そして、ステップS55において、分割取得部172は、ステップS7(図5)の処理で、調査部104(図4)により調査され、調査内容/設定内容記憶分110(図4)に記憶されたチャプタリストに含まれる全てのチャプタ(デジタルビデオテープ13の記録データを構成する全チャプタ)の中に、ステップS54の処理で演算した最大データ量以上のデータ量を有するチャプタが存在するか否かを判定する。
【0174】
ステップS55において、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタが存在すると判定した場合、分割取得部172は、ステップS56の処理において、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタを、最大データ量以下の所定のデータ量を有する複数の分割区間に区分する。
【0175】
具体的には、例えば、いま、ステップS7(図5)の処理で、デジタルビデオテープ13の記録内容の一部が、図12に示されるように、最大データ量より小さいデータ量を有するチャプタ181、最大データ量より大きいデータ量を有するチャプタ182、および、最大データ量より小さいデータ量を有するチャプタ183で構成されていると調査されたとする。換言すると、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストに、チャプタ181乃至183が含まれているとする。なお、データ191乃至196のそれぞれは、未認識データを表している。
【0176】
この場合、ステップS55(図11)の処理で、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタ182が存在すると判定され、ステップ56(図11)の処理で、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタ182が、図13に示されるように、最大データ量以下の所定のデータ量を有する分割区間182−1と分割区間182−2に区分される。
【0177】
この場合、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストも変更される。即ち、チャプタ182のチャプタ情報が消去され、消去された位置に分割区間182−1と分割区間182−2のそれぞれの区間情報(チャプタ情報に対応する情報)が追加される。
【0178】
このとき、分割区間182−1の前には未認識データ193が存在するので、分割区間182−1の先頭のフレームには、上述したあいまいフラグが付加されるが(分割前のチャプタ182の先頭フレームのあいまいフラグがそのまま残されるが)、分割区間182−1の後には、未認識データが存在しないので(分割区間182−1の最終フレームと、分割区間182−2の先頭フレームは連続しているので)、分割区間182−1の最終フレームには、あいまいフラグが付加されない。同様に、分割区間182−2の先頭フレームには、あいまいフラグが付加されないが、分割区間182−2の最終フレームには、あいまいフラグが付加される(分割前のチャプタ182の最終フレームのあいまいフラグがそのまま残される)。
【0179】
なお、図13の例では、2つの分割区間に区分される例が示されているが、区分される個数、即ち、1つのチャプタから区分される分割区間の数は、ステップS54の処理で演算された最大データ量以下の分割区間に区分されれば、特に限定されない。
【0180】
これに対して、図11のステップS55において、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタが存在しないと判定された場合、ステップS56の処理は実行されず、処理はステップS57に進む。
【0181】
ステップS55において、最大データ量以上のデータ量を有するチャプタが存在しないと判定した場合、または、ステップS56の処理を終了した場合、図10の分割取得部172は、ステップS57において、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストに基づいて、次に取得予定のチャプタのデータ、または、分割区間のデータを、DV12よりi.LINK45(図2)を介して取得し、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させる。
【0182】
具体的には、例えば、いま、分割取得部172が、次に取得予定のチャプタとして、フレーム番号53乃至68までのフレームで構成されるチャプタを認識したとする。また、認識されたチャプタに対応するデジタルビデオテープ13の実際の記録内容が、図14に示されるように、フレーム番号50乃至70までのフレームで構成される録画区間201とされる。
【0183】
この場合、上述したように、録画区間201のうちのデータ201−1とデータ201−3は、未認識データとされているので、調査部104(図4)により認識されたチャプタの先頭フレーム(フレーム番号53のフレーム)と、最終フレーム(フレーム番号68のフレーム)のそれぞれには、上述したあいまいフラグが付加されている。
【0184】
従って、分割取得部172は、先頭フレームのあいまいフラグを検出すると、巻き戻し再生(例えば、−1倍速再生)を行わせることを、DV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「巻き戻し再生」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の巻き戻し再生を行うことを制御する。
【0185】
デジタルビデオテープ13の巻き戻し再生が行われると(DV12のヘッド75(図3)の位置が、図14に示される位置から、図15に示される点線矢印の方向に相対的に移動していくと)、フレーム番号53から1つずつ番号が戻されながら、それらのフレーム番号のフレームに対応する再生ビデオ信号が、DV12から順次送信されてくる。
【0186】
そこで、分割取得部172は、i.LINK45(図2)を介してこの再生ビデオ信号を取得し、各フレーム毎に、録画開始点情報が含まれていないかを調査する。そして、分割取得部172は、録画開始点情報を検出したら、検出した録画開始点情報が含まれるフレーム(いまの場合(図15の場合)、フレーム番号50のフレーム)を、次に取得予定のチャプタの先頭フレームとして更新する(調査内容/設定内容記憶部110に記憶されているチャプタリストを更新する)。
【0187】
そして、分割取得部172は、更新した先頭フレーム(フレーム番号50のフレーム)から、通常速度での再生を行わせることをDV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「通常(1倍)再生」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の通常再生を行うことを制御する。
【0188】
デジタルビデオテープ13の通常再生が行われると(DV12のヘッド75(図3)の位置が、図16に示される点線矢印の方向に相対的に移動していくと)、フレーム番号50(実際は、それより少し前のフレーム番号)から1つずつ番号が進みながら、それらのフレーム番号のフレームに対応する再生ビデオ信号が、DV12から順次送信されてくる。
【0189】
そこで、分割取得部172は、i.LINK45(図2)を介してこの再生ビデオ信号の取得を開始し、いまの場合(図16の場合)、フレーム番号50のフレームからHDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させる処理を開始し、あいまいフラグを検出すると(いまの場合(図16の場合)、フレーム番号68のフレームを取得すると)、次の録画終了点情報を含むフレーム(録画開始点情報を含むフレームの1つ前のフレームであり、いまの場合(図16の場合)、フレーム番号70のフレーム)までをHDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させた後、自分自身の取得処理を停止するとともに、通常再生の停止を行わせることをDV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「停止」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の通常再生の停止を行うことを制御する。
【0190】
なお、あいまいフラグが含まれていない場合、上述した巻き戻し処理等は行われず、単に、チャプタリストに含まれる先頭フレームから最終フレームまでが再生され、それがPC11に収録される。
【0191】
このように、分割取得部172は、上述した方法(図14乃至図16に示される方法)で、DV12より、デジタルビデオテープ13の記録内容を漏れなく取得することが可能になる。
【0192】
即ち、例えば、仮に分割取得部172が、単に、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストに基づいて、図16に示される、デジタルビデオテープ13の実際の記録内容である録画区間201のデータを、チャプタのデータとして取得しようとした場合、チャプタリストには、ステップS7(図5)のスキャン処理で検出されたデータ201−2のみがチャプタとして登録されているので、分割取得部172は、録画区間201のうちの、スキャンで検出されたチャプタに対応するデータ201−2のみしか取得することができない(未認識データ201−1と未認識データ201−3を取得することができない)。
【0193】
これに対して、この例の分割取得部172は、上述した方法(図14乃至図16に示される方法)でデータの取得処理を行うので、録画区間201の全てを、チャプタのデータ204として確実に取得することが可能になる。
【0194】
ところで、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたチャプタのデータは、DVフォーマットのままである。DVフォーマットにおいては、 1フレームが、120000[バイト]とされ、フレームレートが、29.97[フレーム/秒]と規定されているので、デジタルビデオテープ13の1秒間のデータ量は、3596400[バイト/秒](=120000[バイト/フレーム]*29.97[フレーム/秒])となり、1分間に換算すると、215784000[バイト](215.79MB)にもなってしまう。
【0195】
これに対して、DVDのフォーマット、例えば、この例のMPEG-2フォーマットにおいては、上述したように、画像のビットレートが、最大で8M[bps](ビットレート設定部106(図4)により設定される最大の第1の値)とされているので、1分間のデータ量は、最大でも60MBとなり、DVフォーマットの約3.4分の1以下で収まる。
【0196】
そこで、図11のステップS58において、フォーマット変換部173は、ステップS57の処理で分割取得部172により取得され、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのデータ(チャプタのデータ、または、分割区間のデータ)を、DVDフォーマットに変換して、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させる。そして、ステップS59において、取込データ削除部174は、ステップS57の処理で分割取得部172により取得され、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのデータ(ステップS58の処理で、フォーマット変換部173によりHDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたDVDフォーマットのデータに対応する、DVフォーマットのデータ)を削除する。
【0197】
ステップS60において、フォーマット変換部173は、ステップS58の処理で、DVDフォーマットに変換して、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させたデータに録画終了点(情報)が含まれているか否かを判定する。
【0198】
即ち、ステップS58の処理でHDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたビデオデータが、ステップS56の処理で区分された分割区間のうちの、最後の分割区間以外のデータであった場合、そのビデオデータには録画終了点情報を含むフレームが含まれていないので、ステップS60において、記憶したデータに録画終了点が含まれていないと判定され、処理はステップS62に進む。
【0199】
これに対して、ステップS58の処理でHDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたビデオデータが、ステップS56の処理で区分された分割区間のうちの、最後の分割区間のデータであった場合、または、分割されていないチャプタのデータであった場合、ステップS60において、記憶したデータに録画終了点が含まれていると判定し、フォーマット変換部173は、ステップS61において、チャプタを設定する。
【0200】
即ち、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたビデオデータが、ステップS56の処理で区分された分割区間のうちの、最後の分割区間のデータであった場合、フォーマット変換部173は、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶された他の分割区間と、その最後の分割区間を合併し、チャプタのデータとしてHDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させ(上書きさせ)、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストも更新する。
【0201】
また、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたデータが、分割されていないチャプタのデータであった場合、フォーマット変換部173は、単に、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されたチャプタリストを更新する。例えば、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されたデータが、図16のチャプタのデータ204とされた場合、上述したように、チャプタリストの先頭フレームのフレーム番号は、ステップS57の処理の段階で、53から50に更新されている。しかしながら、チャプタリストの最終フレームのフレーム番号が、68のままであるので、ステップS61の処理で70に更新される。
【0202】
図11に戻り、ステップS60の処理で、記憶されたデータに録画終了点が含まれていないと判定された場合、または、ステップS61の処理が終了された場合、分割取得部172は、ステップS62において、DVD14に書き込まれる全てのチャプタのデータ(チャプタリストに含まれている全てのチャプタのデータ)を、DV12より取得したか否かを判定する。
【0203】
ステップS62において、DVD14に書き込む全てのチャプタのデータを、DV12よりまだ取得していないと判定された場合、処理はステップS57に戻り、それ以降の処理が繰り返される。即ち、その次に取得予定のチャプタのデータ、または、分割区間のデータが、DVフォーマットで取り込まれ、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶された後、DVDフォーマットに変換されて、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されると、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのデータが削除される。
【0204】
そして、以上のステップS57乃至S62の処理が繰り返され、最後のチャプタのデータが、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されると、ステップS62において、DVD14に書き込まれる全てのチャプタのデータを、DV12より取得したと判定され、その処理が終了される。
【0205】
上述したように、取得部105(図4と図10)は、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」のうちの「バッチキャプチャ処理」を実行することができるので、以下のような効果を奏することが可能になる。
【0206】
即ち、従来、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13から、PC等にビデオデータを取り込む方法として、以下の2つの方法が知られていた。
【0207】
即ち、第1の方法は、ユーザが、DV12を操作して、ユーザ自身が所望する取り込み開始位置までデジタルビデオテープ13を移動させた後、PCに取り込みを開始させると同時に、DV12にデジタルビデオテープ13の再生を実行させ、必要な部分の取り込みが終わると、PCの取り込み処理を停止させ、DV12にデジタルテープ13の停止処理を実行させる方法である。
【0208】
また、第2の方法は、ユーザが、DV12を操作して、ユーザ自身の所望する取り込み開始位置にデジタルテープ13を移動させた後、PCに、その位置を取り込み開始位置として登録させ、次に、DV12を操作して、取り込み停止位置にデジタルテープ13を移動させた後、PCに、その位置を取り込み終了位置として登録させた後、取り込みの処理を実行させる方法である。
【0209】
しかしながら、第1の方法においては、ユーザは、データの取り込み中、補助記憶装置(PCのHDD等)の空き容量を確認しながら、ユーザ自身が手動で、取り込む範囲を分割して取り込みを行わなくてはならず、どの範囲(長さ)で分割すればよいかの判断を行うことが困難であるという課題があった。さらに、第1の方法においては、そのようにして分割された分割部分の繋ぎ目の制御は非常に困難であり、たとえ分割されたデータの繋ぎ目の制御が実行されたとしても、その繋ぎ目制御により繋がれたデータは、同じデータが重複したり、データに抜けがあったりするデータとなってしまうという課題もあった。
【0210】
また、第2の方法においては、第1の方法に比較して、分割部分の繋ぎ目の制御の実行は多少容易になるが、分割する範囲(長さ)の設定は、第1の方法同様、相変わらず非常に困難な作業であり、さらに分割点ごとに指定をするのは、長時間かかるという課題があった。
【0211】
これに対して、本発明のPC11(図2)は、データ取得/DVD書き込み部91(図4)の1機能として、「バッチキャプチャ処理」を実行することができる。
【0212】
即ち、DVD14に書き込まれるデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)の一括取得が不可能な場合であっても、ユーザは、特に特別な操作を行うことなく(ただ単に、DV12をPC11に接続し、DV12の電源を投入するだけで)、次の処理が行われて、デジタルビデオテープ13の記録データが自動的にPC11に取り込まれる。
【0213】
換言すると、第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータを取得する情報処理装置において、コンテンツデータを記憶する記憶手段と、記憶手段の空き容量を演算する演算手段と、演算手段により演算された記憶手段の空き容量に基づいて、コンテンツデータを複数の区間データに区分し、区分した複数の区間データのうちの所定の第1の区間データを取得して、記憶手段に記憶させるように制御する取得手段と、取得手段により取得され、記憶手段に記憶された第1の区間データのフォーマットを、第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換して、データ量が第1の区間データより小さい第2の区間データを生成し、生成した第2の区間データを、記憶手段に記憶させる変換手段と、変換手段により第1の区間データのフォーマットが変換されて、生成された第2の区間データが、記憶手段に記憶された場合、コンテンツデータを構成する複数の区間データのうちの、第1の区間データとは異なる第3の区間データが取得手段により取得される前に、記憶手段に記憶された第1の区間データを消去する消去手段とを備えることを特徴とする。
【0214】
即ち、デジタルビデオテープ13の記録データが、複数のデータ(チャプタのデータ、または、分割区分のデータ)に区分され、区分されたデータのそれぞれが1つずつ分割されて順次取得され、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に一時記憶された後、DVDフォーマットに変換されて、HDDのDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶されると、それに対応する、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのデータが削除される。
【0215】
このように、HDD34の空き容量が少なく、デジタルビデオテープ13の記録データ(DVD14に書き込まれるデータ)の一括取り込みが不可能とされている場合であっても、デジタルビデオテープ13の全ての記録データの取り込みが可能になる。即ち、ユーザは、補助記憶装置(HDD34)の空き容量を気にすることなく、DV12に挿入されたデジタルビデオテープ13の記録データの全てを漏れなく、かつ、短時間でPC11に取り込ませることが可能になる。また、このような「バッチキャプチャ処理」が行われた場合においても、一部のデータが重複に取り込まれたり、一部のデータが取り込まれなかったりといったエラーが発生することなく、デジタルビデオテープ13の記録データの全てが確実、かつ正確に取り込まれる。
【0216】
従って、取得部105は、「バッチキャプチャ処理」を実行することで、上述したデジタルビデオテープ13の記録データの、DV12からPC等への取り込みに対する従来の課題を解決することができるという効果を奏することが可能になる。
【0217】
以上、図11のフローチャートを参照して、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」のうちの「バッチキャプチャ処理(ステップS54乃至S62の処理)」について説明した。次に、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」のうちの「自動取得処理」について説明する。
【0218】
上述したように、ステップS52において、DVD14に書きまれる全てのチャプタのデータが、HDD34の空き容量に収まると判定された場合、ステップS53において、「自動取得処理」が実行される。
【0219】
この例の「自動取得処理」の詳細が、図17と図18のフローチャートに示されている。そこで、図17と図18のフローチャートを参照して、この例の「自動取得処理」の詳細について説明する。
【0220】
はじめに、図17のステップS81において、図10の一括取得部175は、取り込み開始位置(調査内容/設定内容記憶部110に記憶されているチャプタリストに含まれる先頭チャプタの先頭フレーム)からのデータの取得が可能であるか否かを判定する。即ち、一括取得部175は、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13の現在の位置が、取り込み開始位置に一致しているか(実際は、取り込み開始位置の少し手前の位置であるか)否かを判定する。
【0221】
ステップS81において、取り込み開始位置からのデータの取得が不可能であると判定した場合(可能ではないと判定した場合)、一括取得部175は、ステップS82において、取り込み開始位置に基づいて、デジタルビデオテープ13の早送り、または巻き戻しを行う。
【0222】
即ち、一括取得部175は、デジタルビデオテープ13の現在の位置が、取り込み開始位置より前である場合は、早送りをさせることを、取り込み開始位置より後である場合は、巻き戻しをさせることを、DV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「早送り」、または「巻き戻し」を指令する制御信号を生成し、生成した制御信号を、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の早送り、または巻き戻しを行うことを制御する。
【0223】
具体的には、例えば、いま、一括取得部175が、デジタルビデオテープ13の先頭位置から記録されている記録データの取得を行うとすると、一括取得部175は、デジタルビデオテープ13の先頭位置までの巻き戻しを、DV制御部103に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「巻き戻し」を指令する制御信号を生成し、生成した制御信号を、i.LINK45を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の巻き戻しを行うことを制御する。
【0224】
そして、一括取得部175は、デジタルビデオテープ13の先頭位置までの巻き戻しが完了したことを検出すると、ステップS83において、データの取得を開始させ、ステップS84において、デジタルビデオテープ13を再生させる。
【0225】
具体的には、一括取得部175は、通常速度での再生をDV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、その要求を受けると、「通常再生」を指令する制御信号を生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の通常再生を行うことを制御する。デジタルビデオテープ13の通常再生が行われると、取り込み開始位置に対応するビデオデータから順に、再生されたビデオデータ(再生ビデオ信号)が順次送信されてくる。
【0226】
そこで、一括取得部175は、i.LINK45(図2)を介してこのビデオデータを順次取得し、取得したビデオデータをHDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶させていく。
【0227】
そして、ステップS85において、一括取得部175は、録画開始点を検出したか否かを判定する。
【0228】
ステップS85において、録画開始点を検出した場合、即ち、録画開始点情報を含むフレームを取得した場合、一括取得部175は、ステップS86において、録画開始時刻(そのフレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))を取得する。
【0229】
ステップS85において、録画開始点を検出しなかった場合(検出していないと判定した場合)、または、ステップS86の処理を終了した場合、一括取得部175は、ステップS87において、録画終了点を検出したか否かを判定する。
【0230】
ステップS87において、録画終了点を検出した場合、即ち、録画終了点情報を含むフレームを取得した場合、一括取得部175は、ステップS88において、録画終了時刻(そのフレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))を取得し、チャプタを設定する。
【0231】
即ち、上述したように、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されているチャプタリストに含まれるチャプタは、デジタルビデオテープ13の記録データに含まれる全てのフレームのうちの、ステップS7の処理(図5)で、早送り再生によりスキャンされたフレームのみから作成されたものである(例えば、上述した図6参照)。従って、一括取得部175は、ステップS85乃至S88の処理で、実際の録画開始点と、その次に現れる録画終了点を検出し、それらの間の録画区間をチャプタとして設定し、そのチャプタの録画開始時刻、および、録画終了時刻等を含むチャプタ情報を生成し、調査内容/設定内容記憶部110(図4)に記憶されているチャプタリストを更新する。
【0232】
図18のステップS89において、重ね取り監視部176は、一括取得部175により、いま取得されたフレームの時刻(いまDV12により再生された第1のフレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))が、直前に取得されたフレームの時刻(第1のフレームの直前に、DV12により再生された第2のフレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))より古い時刻であるか否かを判定する。
【0233】
即ち、一括取得部175により、いま取得されたフレームの時刻が、直前に取得されたフレームの時刻より古い時刻である場合、いま取得されたフレーム以降のフレームで構成される第1のビデオデータと、その直前のフレーム以前のフレームで構成される第2のビデオデータは、直接関連するデータではなく、第1のビデオデータは、第2のビデオデータより時間的に前のデータであることを表している。即ち、過去に記録された第1のビデオデータの上に、新たな第2のビデオデータ(今回取得対象のビデオデータ)が上書きされたことを表している。
【0234】
従って、ステップS89において、一括取得部175により、いま取得されたフレームの時刻が、直前に取得されたフレームの時刻より古い時刻であると判定した場合、重ね取り監視部175は、いままで取得されてきた(取り込み対象の)第2のビデオデータの再生が終了したと判定し、一括取得部175に対して、その取得処理の停止を指令する。
【0235】
一括取得部175は、この停止指令を受け取ると、ステップS92において、データの取得を停止し、ステップS93において、デジタルビデオテープ13を停止させる。
【0236】
即ち、一括取得部175は、通常再生の停止を、DV制御部103(図4)に要求する。DV制御部103は、この要求を受けると、「停止」を指令する制御信号生成し、i.LINK45(図2)を介してDV12に送信することで、DV12が、デジタルビデオテープ13の停止を行うことを制御する。
【0237】
このように、重ね取り監視部176の処理により、取得部105は、過去に録画された第1のビデオデータの上に、今回取り込み対象の第2のビデオデータが上書きされたデジタルビデオテープ13からも、取り込み対象の第2のビデオデータのみを確実に取得することが可能になる。
【0238】
これに対して、ステップS89において、一括取得部175により、いま取得されたフレームの時刻が、直前に取得されたフレームの時刻より古い時刻ではないと判定した場合、重ね取り監視部176は、いままで取得されてきた(取り込み対象の)第2のビデオデータがまだ終了していないと判定し、こんどは、未記録エリア監視部177が、ステップS90において、一定時間の間、未記録エリアであるか否かを判定する。
【0239】
即ち、一定時間の間、未記録エリアが続いた場合(ステップS90において、一定時間の間、未記録エリアであると判定した場合)、未記録エリア監視部177は、いままで取得されてきた(取り込み対象の)第2のビデオデータが、それ以降の部分に記録されていないとみなして(第2のビデオデータの再生が終了したとみなして)、一括取得部175に対して、その取得処理の停止を指令する。
【0240】
一括取得部175は、この停止指定を受け取ると、ステップS92において、データの取得を停止し、ステップS93において、デジタルビデオテープ13を停止させる。
【0241】
このように、未記録エリア監視部177の処理により、取得部105は、今回取り込み対象の第2のビデオデータが、デジタルビデオテープ13のテープエンドまで記録されていない場合であっても、テープエンドまで再生させることなく、取り込み対象の第2のビデオデータのみを確実に取得することが可能になる。従って、取り込み時間の短縮が可能となる。
【0242】
これに対して、ステップS90において、一定時間の間、未記録エリアが続いていないと判定した場合、未記録エリア監視部177は、いままで取得してきた(取り込み対象の)第2のビデオデータがまだ終了していないと判定し、こんどは、テープエンド監視部178が、ステップS91において、デジタルビデオテープ13のテープエンドまで再生されたか否かを判定する。
【0243】
ステップS91において、デジタルビデオテープ13のテープエンドまで再生されていないと判定された場合、処理はステップS85(図17)に戻り、それ以降の処理が繰り返される。即ち、いままで取得されてきた(取り込み対象の)第2のビデオデータが終了されたと判定されるまで、一括取得部175によるデータの取得処理が引き続き行われる。
【0244】
これに対して、デジタルビデオテープ13のテープエンドまで再生されたと判定した場合、一括取得部175に対して、その取得処理の停止を指令する。
【0245】
一括取得部175は、この停止指令を受け取ると、ステップS92において、データの取得を停止し、ステップS93において、デジタルビデオテープ13を停止させる。
【0246】
このようにして、一括取得部175によるデータの取得処理が完了すると(ステップS93の処理が終了されると)、フォーマット変換部173は、ステップS94において、一括取得部175により取得され、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのビデオデータを、DVDフォーマット(この例では、MPEG-2のフォーマット)に変換させて、HDD34のDVDフォーマット記憶領域34−3に記憶させる。そして、ステップS95において、取得データ削除部174が、一括取得部175により取得され、HDD34のDVフォーマット記憶可能領域34−2に記憶されたDVフォーマットのデータを削除し、処理をリターンさせる。
【0247】
上述したように、取得部105は、「デジタルビデオテープの記録データの取得処理」のうちの「自動取得処理」を実行することができるので、以下のような効果を奏することが可能になる。
【0248】
即ち、「バッチキャプチャ処理」の効果でも説明したように、従来、DV12に装着されたデジタルビデオテープ13から、PC等にビデオデータを取り込む方法として、以下の2つの方法が知られていた。
【0249】
即ち、第1の方法は、ユーザが、DV12を操作して、ユーザ自身が所望する取り込み開始位置までデジタルビデオテープ13を移動させた後、PCに取り込みを開始させると同時に、DV12にデジタルビデオテープ13の再生を実行させ、必要な部分の取り込みが終わると、PCの取り込み処理を停止させ、DV12にデジタルテープ13の停止処理を実行させる方法である。
【0250】
また、第2の方法は、ユーザが、DV12を操作して、ユーザ自身の所望する取り込み開始位置にデジタルテープ13を移動させた後、PCに、その位置を取り込み開始位置として登録させ、次に、DV12を操作して、取り込み停止位置にデジタルテープ13を移動させた後、PCに、その位置を取り込み終了位置として登録させた後、PCに取り込みの処理を実行させる方法である。
【0251】
しかしながら、第1の方法においては、ユーザは、DV12を手動で操作して、デジタルテープ13の巻き戻し、停止、および、再生の処理を実行させなければならず、デジタルテープ13の記録データのPCへの取り込み中は、ユーザが取り込んでいる映像を監視しなければいけないという課題があった。
【0252】
勿論、ユーザは、映像を監視せず、デジタルテープ13のテープエンドまでPCに取り込ませることもできる。しかしながら、この場合、今度は、例えば、デジタルビデオテープ13に、過去に録画された第1のビデオデータの上に、今回取り込み対象の第2のビデオデータが上書きされていたとすると、そのデジタルビデオテープ13からは、ユーザが取り込みを所望する第2のビデオデータのみならず、不必要な(ユーザが取り込みを意図していない)第1のビデオデータまで取り込まれてしまうといった課題や、テープエンドまで記録されてないデジタルビデオテープからは、不必要な未記録エリア(未データ)まで取り込まれてしまい、その結果、取り込み時間が必要以上にかかってしまうという課題が発生してしまう。
【0253】
また、第2の方法においても、取り込みの開始位置、若しくは終了位置までのデジタルビデオテープ13の移動、並びに、その確認や登録といった操作は、ユーザの手作業(DV12の手動操作)が必要であり、その結果、それらの操作に長時間がかかるという課題があった。
【0254】
これに対して、本発明のPC11(図1と図2)は、データ取得/DVD書き込み部91(図4)の1機能として、「自動取得処理」を実行することができる。即ち、デジタルビデオテープ13の記録データがたとえどのような状態でも、ユーザは、特に特別な操作を行うことなく(ただ単に、DV12をPC11に接続し、DV12の電源を投入するだけで)、ユーザが所望するビデオデータのみが自動的に取り込まれ、その取り込みが終了すると、取り込み処理自体が即停止される。
【0255】
換言すると、PC11は、所定の再生装置により再生される、複数のフレームから構成される所定のコンテンツデータを取得する取得手段と、再生装置により再生される複数のフレームのそれぞれに含まれる時間情報のうちの、フレームが記録された記録時刻を監視し、複数のフレームのうちの、いま監視した第1のフレームの記録時刻が、第1のフレームよりも時間的に前に監視した第2のフレームの記録時刻より古い時刻である場合、取得手段によるコンテンツデータの取得の処理を停止するように制御する取得停止制御手段とを備えることを特徴とする。
【0256】
即ち、過去の第1のビデオデータ(取り込みが不要の第1のビデオデータ)の上に、今回取り込み対象の第2のビデオデータが重ね撮りされている場合であっても、過去の第1のビデオデータが取り込まれることなく、取り込み対象の第2のビデオデータのみが確実に取り込まれることが可能になる。
【0257】
また、PC11は、所定の再生装置により再生される所定のコンテンツデータを取得する取得手段と、再生装置の再生内容を監視し、所定の時間以上、コンテンツデータの記録データが再生されない場合、取得手段によるコンテンツデータの取得の処理を停止するように制御する取得停止制御手段とを備えることを特徴とする。
【0258】
このように、取得部105は、「自動取得処理」を実行することで、上述したデジタルビデオテープ13の記録データの、DV12からPC等への取り込みに対する従来の課題を解決することができるという効果を奏することが可能になる。
【0259】
なお、「バッチキャプチャ処理」においても、図11のステップS62の代わりに、図18のステップS89乃至S91が挿入されることで、上述した「自動取得処理」と同様の効果を奏することが可能になる。ただし、この場合、ステップS89乃至91のうちのいずれかの処理でYESであると判定された場合、処理はリターンされ、また、ステップS91の処理でNOであると判定された場合、処理は、ステップS57に戻り、それ以降の処理が繰り返される。換言すると、図10の矢印の点線で示されるように、重ね取り監視部176、未記録エリア監視部177、および、テープエンド監視部178のそれぞれは、停止指令を一括取得部175のみならず、分割取得部172に対しても出力することが可能である。
【0260】
次に図19のフローチャートを参照して、この例の「チャプタの登録処理」の詳細を説明する。
【0261】
はじめに、ステップS111において、図4のメニュー作成部107は、規定時間を選択する。規定時間は、ユーザにより設定された時間が選択される。ユーザは、任意の時間の設定が可能であるが、この例においては、説明の簡略上、例えば、10分、30分、および、1日(24時間)の中から設定されるとする。なお、規定時間の詳細は、後述する。
【0262】
ステップS112において、メニュー作成部107は、対象チャプタを、ステップS9(図5)の処理で更新されたチャプタリストに含まれる全てのチャプタ(ステップS9の処理で取得されたデジタルビデオテープ13の記録データを構成する全てのチャプタ)のうちの、最初のチャプタ(先頭チャプタ)に設定する。
【0263】
なお、「チャプタの登録処理」の説明においては、処理の対象とされるチャプタを、他のチャプタと区別するために、対象チャプタと称する。
【0264】
ステップS113において、メニュー作成部107は、チャプタメニューに1つ前に登録したチャプタの録画開始時刻(その時点の直前のステップS114の処理で登録したチャプタの先頭フレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))と、対象チャプタの録画開始時刻(対象チャプタの先頭フレームに含まれる撮影時刻情報(年、月、日、時、分、および秒))との時間間隔が、ステップS111の処理で選択された規定時間以上であるか否かを判定する。
【0265】
ステップS113において、チャプタメニューに登録した1つ前のチャプタの録画開始時刻と、対象チャプタの録画開始時刻との時間間隔が、規定時間以上であると判定した場合、メニュー作成部107は、ステップS114において、対象チャプタを、チャプタメニューに登録する。即ち、この場合、対象チャプタは、チャプタメニューに表示されるチャプタとなる。
【0266】
これに対して、ステップS113において、チャプタメニューに登録した1つ前のチャプタの録画開始時刻と、対象チャプタの録画開始時刻との時間間隔が、規定時間未満である場合(規定時間以上でないと判定した場合)、メニュー作成部107は、対象チャプタを、チャプタメニューに登録せず(ステップS114の処理を実行せずに)、処理をステップS115に進める。
【0267】
この場合、または、ステップS114の処理を終了した場合、メニュー作成部107は、ステップS115において、対象チャプタが最終チャプタであるか否かを判定する。
【0268】
ステップS115において、対象チャプタが最終チャプタではないと判定した場合、メニュー作成部107は、ステップS116において、次のチャプタを、対象チャプタに設定した後、処理をステップS113に戻し、それ以降の処理を繰り返す。
【0269】
即ち、ステップS9(図5)の処理で更新されたチャプタリストに含まれる全てのチャプタ(ステップS9の処理で取得されたデジタルビデオテープ13の記録データを構成する全てのチャプタ)のそれぞれに対して、1チャプタ毎に、ステップS113の条件が満たされるか否かの判定がそれぞれなされ、全てのチャプタのうちの、ステップS113の条件を満たすチャプタが、チャプタメニューに登録されていく(チャプタメニューに表示されるチャプタとして登録されていく)。
【0270】
そして、最終チャプタが、対象チャプタとされ、チャプタメニューに登録されるか否かの処理が行われると(ステップS113の処理と、必要に応じてステップS114の処理が行われると)、ステップS115において、対象チャプタが最終チャプタであると判定されて、処理がリターンされる。
【0271】
「チャプタの登録処理」の具体例を、図20乃至図22を参照して説明する。
【0272】
即ち、上述したように、規定時間は、可変とされており、この例においては、10分、30分、1日(24時間)の中から選択される。図20は、規定時間が10分に選択された場合の例を、図21は、規定時間が30分に選択された場合の例を、図22は、規定時間が1日に選択された場合の例を、それぞれ表している。
【0273】
例えば、いま、図20に示されるように、チャプタ211乃至217が、その順番で配置されて(その順番で再生されるように)構成されるビデオデータがあったとする。なお、図中、チャプタ211乃至217のそれぞれの左上方に記載された数値は、そのチャプタの録画開始点の時刻(そのチャプタの先頭フレームの時刻)を表しており、また、チャプタ211乃至217のそれぞれの右上方に記載された数値は、そのチャプタの録画終了点の時刻(そのチャプタの最終フレームの時刻)を表している。例えば、チャプタ211の録画開始点の時刻は、10:00(10時)とされ、その録画終了点の時刻は、10:08(10時8分)とされている。
【0274】
この場合、はじめに、チャプタ211が、対象チャプタに設定される。その時点では、まだチャプタメニュー221−1に登録されているチャプタは存在しないので、このような場合、チャプタ211が、チャプタメニュー221−1に登録される。即ち、ビデオデータを構成するチャプタのうちの先頭チャプタは、自動的にチャプタメニューに登録される。
【0275】
次に、チャプタ211の次のチャプタ212が、対象チャプタに設定されると、DVDメニュー221−1に1つ前に登録されたチャプタ211の録画開始点の時刻10:00と、対象チャプタ212の録画開始点の時刻10:10との時間間隔(10分)が、規定時間(10分)以上であるので、チャプタ212が、チャプタメニュー221−1に登録される。
【0276】
その後、同様な処理が繰り返され、チャプタ213も、チャプタリスト221−1に登録され、今度は、チャプタ213の次のチャプタ214が、対象チャプタに設定されると、DVDメニュー221−1に登録された1つ前のチャプタ213の録画開始点の時刻10:35と、対象チャプタ214の録画開始点の時刻10:39との時間間隔(4分)が、規定時間(10分)未満であるので、チャプタ214が、チャプタメニュー221−1に登録されず、引き続いて、チャプタ215が対象チャプタに設定される。
【0277】
それ以降、上述した処理が、最終チャプタ217まで繰り返されて、最終的に、図20に示されるようなチャプタメニュー221−1が生成される。
【0278】
即ち、チャプタ215は、DVDメニュー221−1に登録された1つ前のチャプタ213の録画開始点の時刻10:35と、チャプタ215の録画開始点の時刻10:42との時間間隔(7分)が、規定時間(10分)未満であるので、チャプタメニュー221−1に登録されない。
【0279】
これに対して、チャプタ216は、DVDメニュー221−1に登録された1つ前のチャプタ213の録画開始点の時刻10:35と、チャプタ216の録画開始点の時刻11:30との時間間隔(55分)が、規定時間(10分)以上であるので、チャプタメニュー221−1に登録される。
【0280】
同様に、チャプタ217は、DVDメニュー221−1に登録された1つ前のチャプタ216の録画開始点の時刻11:30と、チャプタ216の録画開始点の時刻12:00との時間間隔(30分)が、規定時間(10分)以上であるので、チャプタメニュー221−1に登録される。
【0281】
上述したように、規定時間は、可変であり、任意の時間がステップS111(図19)の処理で設定可能である。例えば、図20においては、規定時間が10分とされたが、規定時間が30分とされると、図20と同一のビデオデータ(チャプタ211乃至217から構成されるビデオデータ)からは、図21に示されるようなチャプタメニュー221−2が生成される。
【0282】
図20のチャプタメニュー221−1と、図21のチャプタメニュー221−2を比較すると、図20のチャプタメニュー221−1に登録されているチャプタメニュー212が、図21のチャプタメニュー221−2には登録されていないことがわかる。これは、チャプタ212において、DVDメニュー221−1に登録された1つ前のチャプタ211の録画開始点の時刻10:00と、対象チャプタ212の録画開始点の時刻10:10との時間間隔は10分であり、図20に示されるように規定時間が10分の場合は、ステップS113(図11)の条件が満たされるが、図21に示されるように規定時間が30分の場合には、ステップS113の条件が満たされなくなるからである。
【0283】
さらに、規定時間は、任意の時間だけではなく、上述した1日、1週間、1ケ月または、1年といった単位(秒、分、または時間で表される単位とは異なる単位)での設定も可能である。
【0284】
ただし、これらの単位が設定される場合、単位の区切りは、日付の境目とされる。この日付の境目は、単純に夜中の0:00に固定されてもよい。しかしながら、最近のライフスタイルの変化により、前の日から夜中の0:00を超え、次の日まで1つのイベントが継続されることが多々あり、そのような場合、単純に夜中の0:00で区切られると、1つのイベントが分割されてしまうという課題が発生してしまう。そこで、この例においては、例えば、日付の境目は、任意の時刻が設定可能とされている。即ち、日付の境目は、設計者により予め設定されたものが使用されてもよいが、この例では、例えば、ユーザにより任意の時刻が設定可能とされている。
【0285】
このように、規定時間が、日付(1日)とされると、図22に示されるように、同日のチャプタのうちの先頭のチャプタ(例えば、7/1のチャプタ231とチャプタ232のうちの、先頭のチャプタ231)が、チャプタメニュー241に登録される。即ち、チャプタメニュー241には、7/1の先頭のチャプタ231、7/2の先頭のチャプタ233、7/3の先頭のチャプタ234、および、7/4の先頭のチャプタ235が登録される。
【0286】
なお、この例においては、例えば、チャプタ234に示されるように、たとえそのチャプタの終了時刻が、上述した日付の境目の時刻を越えていても、連続した録画(録画開始点から録画終了点までの間の録画)である場合、日付の境目で分割されて、日付の境目以降のデータが次の日の先頭のチャプタとして扱われるということにはならず、あくまでも1つのチャプタとして扱われる。即ち、その次のチャプタ(いまの場合、チャプタ235)が、次の日の先頭のチャプタとして扱われて、チャプタメニューに登録される。
【0287】
上述したように、チャプタメニュー作成部107(図4)は、「チャプタメニュー登録処理」を実行することができるので、以下のような効果を奏することが可能になる。
【0288】
即ち、従来においても、ユーザが、DV12で撮影したビデオデータ(デジタルビデオテープ13の記録データ)をDVDに記録させる場合、それに対応するDVDメニューのチャプタメニューをPCに作成させることは可能であった。
【0289】
しかしながら、従来の場合、PCは、ユーザの手作業で指定されたチャプタをチャプタメニューに登録するか、取り込まれたビデオデータを構成する全てのチャプタをチャプタメニューに登録していた。そのため、チャプタメニューの作成時間が長時間になるという課題と、不要なチャプタまでDVDのメニューに登録されてしまうという課題があった。
【0290】
例えば、本実施形態のように、録画開始点と録画終了点までの録画区間がチャプタとされる場合、1つのビデオデータ(DVD14に記録されるビデオデータ)は、非常に多数のチャプタから構成されることになり、これら多数のチャプタの全てがチャプタメニューに登録されると、そのチャプタメニューの作成に時間がかかるとともに、ユーザは、作成されたチャプタメニューから、所望のチャプタを探索することが困難になってしまう。
【0291】
また、連続したビデオデータを、単純に所定の時間間隔で区切って、チャプタメニューを作成する方法も知られているが、この方法の場合、チャプタメニューに登録されたチャプタは、必ずしもイベント毎に作成されるわけではないため、この方法を利用して、ユーザが所望するチャプタメニューを自動的に作成することは困難であった。
【0292】
これに対して、本発明のPC11(図1と図2)においては、データ取得/DVD書き込み部91(図4)の1機能として、「チャプタ登録処理」が設けられている。即ち、ユーザは、特に特別な操作を行うことなく(ただ単に、DV12をPC11に接続し、DV12の電源を投入するだけで)、録画開始情報(録画開始点)に基づいて、チャプタメニューが自動的に生成されるので、ユーザの作業の手間がかからず、自動的にチャプタメニューの作成が可能になる。
【0293】
換言すると、PC11は、所定のコンテンツデータが、複数の区間に区分されている場合、複数の区間のうちの所定の区間を項目とする、コンテンツデータの区間の録画順番を表す目次を作成する情報処理装置であって、複数の区間のそれぞれを、区間の録画順番の順に、対象区間として順次設定し、目次の項目として1つ前に登録した区間の録画開始時刻と、設定した対象区間の録画開始時刻との時間間隔が、所定の規定時間以上である場合、対象区間を目次の項目として登録する処理を繰り返して、目次を作成する目次作成手段を備えることを特徴とする。
【0294】
このように、各チャプタ間の撮影開始時刻に基づいて、チャプタメニューが生成されるために、所定の撮影イベントの間隔毎に、チャプタメニューが作成されることが可能になる。特に、運動会の各種競技のそれぞれが撮影イベントとされた場合、結婚式の一次会と二次会のそれぞれが撮影イベントとされた場合、または、サッカーの前半と後半のそれぞれが撮影イベントとされた場合等において、この例の「チャプタ登録処理」の効果は特に顕著なものとなる。
【0295】
従って、メニュー作成部107は、「チャプタメニュー登録処理」を実行することで、上述したチャプタメニューの作成に対する従来の課題を解決することができるという効果を奏することが可能になる。
【0296】
以上、本発明の実施形態として、図1の情報処理システム1を例にして、その説明を行ったが、その実施の形態は、図1の例に限定されず、様々な実施の形態を取ることが可能である。
【0297】
例えば、PC11とDV12の接続方法は、上述した一連の処理が可能な方法であれば、特に限定されない。
【0298】
具体的には、例えば、図23に示されるように、PC11にクレイドル301が接続され、このクレイドル301にDV12が乗せられることにより、PC11とDV12が接続されてもよい。即ち、この場合、ケーブル15(図1)の代わりに、クレイドル301が接続され、DV12がクレイドル301に乗せられると、PC11のi.LINK45(図2)とDV12のi.LINK78(図3)が接続される。
【0299】
或いは、例えば、図24に示されるように、PC11とDV12は、インターネットを含むネットワーク311を介して相互に接続されてもよい。
【0300】
また、本発明が適用される情報処理装置は、PCの形態に限定されず、様々な実施の形態を取ることが可能であり、例えば、図25に示されるような、光学ドライブ機器321とされてもよい。
【0301】
光学ドライブ機器321の構成は、特に図示はしないが、基本的に、上述した図2のDVD-R/RWドライブ36と同様の機能を有していればよい。ただし、この場合、光学ドライブ機器321には、上述した一連の処理を実行するソフトウエアプログラム(取り込み/DVD書き込み部91(図4))や、DV12から供給されるデジタルビデオテープ13の記録データを記憶するメモリ(例えば、図2のHDD34のようなハードディスク)、そのプログラムを実行するCPU(例えば、図2のCPU21のようなCPU)、および、プログラムを実行するためのパラメータやデータを一時記憶するメモリ(例えば、RAM等)、並びに、DV12とデータを送受信するためのi.LINKも必要とされる。
【0302】
或いは、DV12自身に、上述した一連の処理を実行するソフトウエアプログラム(取り込み/DVD書き込み部91(図4))がインストールされてもよい。
【0303】
ところで、一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0304】
記録媒体は、図2に示されるように、パーソナルコンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、若しくは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体49(パッケージメディア)により構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROMやHDD34が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0305】
また、上述した一連の処理は、ソフトウエアにより実行させることもできるが、ハードウエアにより実行させることもできる。この場合、情報処理装置は、例えば、図4に示されるような、取り込み/DVD書き込み部91に対応するハードウエアを有する。
【0306】
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0307】
また、上述した例においては、DV12のフォーマットを例にして説明を行ったため、フレームが使用されたが、フィールドが使用されてもよく、本明細書において、このようなもの(フレーム、または、フィールド)を、アクセスユニットとも称する。
【0308】
さらに、本明細書において、システムとは、処理手段、および複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0309】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明によれば、デジタルビデオテープの記録データをDVDに記録させることができる。特に、ユーザが、デジタルビデオテープが装着されたDVをPCに接続し、DVの電源を投入するだけで(さらに必要に応じて、処理の実行を指令するためにPCのマウスのクリック操作を1回するだけで)、デジタルビデオテープの記録データを、DVからPCに取り込み、DVのフォーマットからDVDのフォーマットに変更させて、DVDに記録させるまでの一連の処理を自動的に実行させることができる。即ち、第1のフォーマットで第1の記録媒体に記録されたビデオデータを、第2のフォーマットで第2の記録媒体に記録させるまでの一連の処理を、ユーザの手動操作を介することなく実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパーソナルコンピュータを含む情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の情報処理システムのうちの、本発明が適用されるパーソナルコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の情報処理システムのうちのデジタルビデオレコーダの構成例を示す図である。
【図4】図2のパーソナルコンピュータが有するソフトウエアの1つである、データ取得/DVD書き込み部の構成例を示す機能ブロック図である。
【図5】図4のデータ取得/DVD書き込み部の処理例を説明するフローチャートである。
【図6】デジタルビデオテープの記録の調査内容の例を説明する図である。
【図7】図5のデータ取得/DVD書き込み処理のうちの、ビットレート設定処理の詳細例を説明するフローチャートである。
【図8】 DVDに書き込むデータの総計時間と、ビットレートの関係の例を説明する図である。
【図9】 DVDに書き込むデータの総計時間と、DVDに書き込んだ場合の容量の関係の例を説明する図である。
【図10】図4の図4のデータ取得/DVD書き込み部のうちの、取得部の構成例を示す機能ブロック図である。
【図11】図5のデータ取得/DVD書き込み処理のうちの、デジタルビデオテープの記録データの取得処理の詳細例を説明するフローチャートである。
【図12】図10の取得部のうちの分割取得部の具体的な処理例を説明する図である。
【図13】図10の取得部のうちの分割取得部の具体的な処理例を説明する図である。
【図14】図10の取得部のうちの分割取得部の具体的な処理例を説明する図である。
【図15】図10の取得部のうちの分割取得部の具体的な処理例を説明する図である。
【図16】図10の取得部のうちの分割取得部の具体的な処理例を説明する図である。
【図17】図11のデジタルビデオテープの記録データの取得処理のうちの、自動取得処理の詳細例を説明するフローチャートである。
【図18】図11のデジタルビデオテープの記録データの取得処理のうちの、自動取得処理の詳細例を説明するフローチャートである。
【図19】図5のデータ取得/DVD書き込み処理のうちの、チャプタの登録処理の詳細例を説明するフローチャートである。
【図20】図19のチャプタの登録処理の具体的な例を説明する図である。
【図21】図19のチャプタの登録処理の具体的な例を説明する図である。
【図22】図19のチャプタの登録処理の具体的な例を説明する図である。
【図23】本発明が適用されるパーソナルコンピュータを含む情報処理システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図24】本発明が適用されるパーソナルコンピュータを含む情報処理システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図25】本発明が適用される他の情報処理装置を含む情報処理システムの他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 パーソナルコンピュータ(PC) 12 デジタルビデオテープレコーダ(DV), 13 デジタルビデオテープ, 14 DVD, 21 CPU, 34 HDD, 34−1 空き領域, 34−2 DVフォーマット記憶可能領域, 34−3 DVDフォーマット記憶領域, 36 DVD-R/RWドライブ, 45 i.LINK, 101 起動部, 102 処理制御部, 103 DV制御部, 104調査部104 取得部, 106 ビットレート設定部, 107 メニュー作成部, 108 DVD書き込み部, 109 DVDフォーマット部, 110 調査内容/設定内容記憶部, 121乃至124 録画区間, 131乃至134 チャプタ, 171 取得モード選択部, 172 分割取得部, 173フォーマット変換部, 174 取得データ削除部, 175 一括取得部,176 重ね撮り監視部, 177 未記録エリア監視部, 178 テープエンド監視部, 182 チャプタ, 182−1,182−2 分割区間, 211乃至217 チャプタ, 221−1,221−2 チャプタメニュー,231乃至235 チャプタ, 241 チャプタメニュー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus and a program, and in particular, a series of processing until video data recorded on a first recording medium in a first format is recorded on a second recording medium in a second format. The present invention relates to an information processing apparatus and a program that can execute a program without a manual operation by a user.
[0002]
[Prior art]
In recent years, personal computers (hereinafter also referred to as “PC” as appropriate) and digital video tape recorders (hereinafter also referred to as “DV”) have become widespread, and users themselves have recorded video data captured using DV. Can be recorded on a DVD (Digital Versatile Disc).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventionally, the work of importing video data shot by DV to a PC from DV and the authoring work thereof (for example, the work of recording the captured video data on a DVD) are separate processes. For this reason, there is a problem that the user needs a complicated work and requires a lot of work time when recording video data shot by DV on a DVD.
[0004]
That is, when recording video data shot with DV on a DVD, the user imports DV format video data from a DV into a PC (see Non-Patent Document 1). The program (hereinafter referred to as the data acquisition program) is manually started on the PC, and the operation (manual operation) determined by the data acquisition program is performed. For example, it is stored in the hard disk in the PC.
[0005]
After that, the user manually shuts down the data acquisition program and records the video data stored in the hard disk onto the DVD (see Non-Patent Document 2. Hereinafter, such an application software program is referred to as a DVD. (Referred to as a writing program) manually on the PC, and an operation (manual operation) determined by the DVD writing program is applied to convert the video data format stored on the hard disk from the DV format to the DVD format. After that, the video data in the DVD format is recorded on the DVD, and when it is finished, the DVD writing program is manually started.
[0006]
In this way, when using a PC to record video data recorded with DV on a DVD, the user needs complicated work with multiple manual operations, and a great deal of work time is required accordingly. There was a problem of need.
[0007]
The present invention has been made in view of such a situation. The video data recorded on the first recording medium in the first format is recorded on the second recording medium in the second format. A series of processes can be executed without user manual operation.
[0008]
[Non-Patent Document 1]
"DVgate" product description, [online], Sony Drive website, [searched August 30, 2002], Internet, <URL: http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/ Software_02q2 / DVgate / index.html>
[Non-Patent Document 2]
“Simple DVD Maker” product description, [online], Sony Drive homepage “Simple DVD Maker” description, [searched August 30, 2002], Internet, <URL: http://www.sony.jp/products/ Consumer / PCOM / Fun / DVD-RW />
[0009]
[Means for Solving the Problems]
An information processing apparatus according to one aspect of the present invention is an information processing apparatus that acquires content data recorded in a first format, the storage unit storing the content data, and the free space of the free area of the storage unit The content data is divided into a plurality of section data based on the calculation means for calculating the free space of the storage means calculated by the calculation means, and a predetermined first of the plurality of divided section data Of the first section data acquired by the acquisition means and stored in the storage means. , Converting the first format to the second format, and converting the format conversion section data having a data amount smaller than the first section data. Generating and converting the generated format conversion section data into a second area of the free area of the storage means, and the conversion section converting the format of the first section data When the format conversion section data is stored in the second area of the storage means, a second section different from the first section data among the plurality of section data constituting the content data Before the data is acquired by the acquisition means, corresponding to each of the erasing means for erasing the first interval data stored in the storage means, and the plurality of interval data acquired by the acquisition means, When each of the plurality of format conversion section data is stored in the storage means, the plurality of format conversion section data are collected. A recording control means for recording the content data in the second format on a predetermined recording medium, and the computing means further includes a first data amount of the content data in the first format, Calculating a second data amount of the content data in a second format, adding the calculated first data amount, and the calculated second data amount to calculate a threshold; When the free space of the storage means calculated by the calculation means is smaller than the threshold value calculated by the calculation means, the acquisition means is calculated by the calculation means from the free capacity of the storage means. An amount obtained by subtracting the second data amount is set as the capacity of the first region, and the content data is set to the set first region. The data is divided into a plurality of the section data having a data amount equal to or less than the capacity of the area, the first section data among the plurality of section data obtained is obtained, and stored in the first area of the storage unit It is memorized.
[0010]
The playback device is a digital video tape recorder, the first format is a format of the digital video tape recorder, and the second format is a format defined by the DVD standard.
[0011]
The digital videotape recorder further comprises an investigation means for reproducing the digital videotape on which the content data is recorded and investigating a recording section from a recording start point to a recording end point appearing next to the recording start point. The acquisition means divides the content data using data corresponding to each of the plurality of recording sections investigated by the investigation means as one piece of the section data, and among the plurality of divided section data The first section data is acquired and stored in the storage means.
[0012]
The acquisition means has a data amount of the first area when the data corresponding to each of the plurality of recording sections investigated by the investigation means includes data whose data amount exceeds the capacity of the first area. The data corresponding to the recording section exceeding the capacity of the first area is further divided into a plurality of data less than the capacity of the first area, instead of one section data, Categorizing the content data as one piece of section data, obtaining the first section data among the plurality of section data divided and storing the first section data in the storage means
[0013]
The investigation means causes the digital video tape recorder to play back the digital video tape on which the content data is recorded at a speed higher than normal, investigate a provisional recording section corresponding to the recording section, and acquire the The means divides the content data using data corresponding to each of the plurality of provisional recording sections investigated by the investigation means as one provisional section data, and includes the plurality of provisional section data. The recording start point of the recording section corresponding to predetermined first provisional section data is detected, and the recording end point appearing next to the recording start point from the detected recording start point to the digital video tape recorder. The pre-recording is controlled so that the data corresponding to the recording section up to is reproduced and the reproduction by the digital video tape recorder is controlled. The data corresponding to the section, and obtains as the first section data, and stores in the storage means.
[0014]
A program according to one aspect of the present invention is a program corresponding to the information processing apparatus according to one aspect of the present invention described above.
[0015]
In the information processing apparatus and program according to one aspect of the present invention, the content data recorded in the first format is acquired in a storage unit or a storage device (hereinafter, only the storage unit) of the information processing apparatus. The free space of the free area of the storage means is calculated, and based on the calculated free space of the storage means, the content data is divided into a plurality of section data, and a predetermined one of the divided plurality of section data First section data is acquired and stored in the first area of the empty areas of the storage means. The format of the stored first section data is converted from the first format to the second format, and format conversion section data having a data amount smaller than the first section data is generated and generated. The format conversion section data is stored in a second area of the empty area of the storage means. When the format of the first section data is converted, and the generated format conversion section data is stored in the second area of the storage unit, among the plurality of section data constituting the content data Before the second section data different from the first section data is acquired, the first section data stored in the storage means is erased. In this way, when each of the plurality of format conversion section data corresponding to each of the acquired plurality of section data is stored in the storage means, the plurality of format conversion section data are collected together, The content data in the second format is recorded on a predetermined recording medium. Further, the first data amount of the content data in the first format, the second data amount of the content data in the second format are calculated, and the calculated first data amount and the first data amount are calculated. When the threshold value is calculated by adding the data amount of 2, and the calculated free capacity of the storage means is smaller than the threshold value calculated by the calculation means, the threshold value is calculated from the free capacity of the storage means. An amount obtained by subtracting the second data amount is set as the capacity of the first region. In this case, the content data is divided into a plurality of section data having a data amount equal to or less than the set capacity of the first area, and the first section among the plurality of section data divided. Data is acquired and stored in the first area of the storage means.
[0017]
The information processing apparatus of the present invention may be connected to the playback apparatus by wire or wirelessly.
[0018]
Further, the information processing apparatus of the present invention may control recording of a recording medium mounted on a drive built in the information processing apparatus itself, or an external drive apparatus is connected wirelessly or by wire, By controlling the external drive device, the recording of the recording medium mounted on the external drive device may be controlled.
[0019]
Of course, the present invention can be applied as an information processing method corresponding to the information processing apparatus of the present invention, and can also be applied to a recording medium for recording the program of the present invention.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a configuration example of an information processing system to which this embodiment is applied.
[0021]
In FIG. 1, the information processing system 1 is provided with a personal computer 11 (hereinafter referred to as PC 11) and a digital video tape recorder 12 (hereinafter referred to as DV 12) connected to each other via a connection line 15. It has been.
[0022]
The connection line 15 may be wired or wireless, and its embodiment is not particularly limited. In this example, for example, an i.LINK (trademark) dedicated cable is used. That is, in this example, for example, the PC 11 and the DV 12 are connected by i.LINK. i.LINK is a trademark of Sony Corporation, the applicant of the present application, and is an IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394 high-speed digital serial interface. Accordingly, each of the PC 11 and the DV 12 transmits / receives data (data stored in the packet) conforming to the IEEE1394 standard to each other.
[0023]
When the digital video tape 13 on which predetermined video data is recorded by the DV 12 itself or another DV is loaded, the DV 12 is applied to the digital video tape 13 based on the control of the PC 11 (or manual operation by the user). The recorded video data is reproduced and transmitted to the PC 11 via the cable 15 as a reproduced video signal.
[0024]
The PC 11 receives the playback video signal transmitted from the DV 12 via the connection line 15 and changes the format of the video data corresponding to the received playback video signal from the DV format to the DVD (Digital Versatile Disc) format (for example, , Converted to MPEG-2 (Moving Picture Experts Group-2) format) and written (recorded) on the DVD 14 mounted on the PC 11. Here, DVD-R, DVD-RW, DVD + R, DVD + RW, and DVD-RAM are all collectively referred to simply as DVD14.
[0025]
FIG. 2 shows a detailed configuration example of the PC 11.
[0026]
In the PC 11 of FIG. 2, the CPU 21 is configured by, for example, a Pentium (registered trademark) processor manufactured by Intel, and is connected to a front side bus (FSB) 54. A north bridge 23 is further connected to the FSB 54, and the north bridge 23 has an AGP (Accelerated Graphics Port) 55 and is connected to a hub interface 53.
[0027]
The north bridge 23 is composed of, for example, 440BX which is an AGP Host Bridge Controller manufactured by Intel, and controls the CPU 21 and the memory 22. The memory 22 is configured as a RAM (Random Access Memory) and a cache memory (both not shown).
[0028]
The RAM is composed of, for example, DRAM (Dynamic RAM), and stores programs executed by the CPU 21 or data necessary for the operation of the CPU 21. Specifically, for example, the RAM stores an OS (Operating System), an Internet program, and the like loaded from the HDD 34 when activation is completed. The OS is a program for controlling basic operations of a computer, such as a so-called Windows (registered trademark) XP of Microsoft Corporation or a so-called Mac OS (registered trademark) of Apple Computer.
[0029]
The cache memory is configured by a memory that can execute a higher-speed write or read operation than RAM such as SRAM (Static RAM), and caches (temporarily stores) a program or data used by the CPU 21.
[0030]
Note that the CPU 21 has a cache that can be operated at a higher speed than the cache memory that is primary and is controlled by the CPU 21 itself.
[0031]
The north bridge 23 also controls the video controller 24 via the AGP 55. The video controller 24 controls an LCD (Liquid Crystal Display) 25 or a VGA (Video Graphics Array) type display (hereinafter referred to as VGA 26).
[0032]
The video controller 24 receives data (image data or text data) supplied from the CPU 21 and generates image data corresponding to the received data, or a video memory (see FIG. (Not shown). The video controller 24 causes the LCD 25 or the VGA 26 to display an image corresponding to the image data stored in the video memory. The LCD 25 or VGA 26 displays an image or text based on the data supplied from the video controller 24.
[0033]
The north bridge 23 is further connected to the south bridge 27 via the hub interface 53. The south bridge 27 is composed of, for example, PIIX4E manufactured by Intel, and various I / O (Input / Input) such as control of devices connected to the AC link bus 56, the USB bus 57, or the IDE bus 58. Output).
[0034]
Specifically, the modem 28 and the voice input / output unit 29 are connected to the AC link bus 56. The modem 28 is connected to the public line network and executes communication processing via the public line network or the Internet (both not shown). The voice input / output unit 29 takes in voice from a microphone (not shown), generates data corresponding to the voice, and outputs the data to the memory 22. The voice input / output unit 29 drives a speaker (not shown) and causes the speaker to output voice.
[0035]
A USB connector 30 is connected to the USB bus 57 of the south bridge 27 so that various USB devices can be connected. Further, the memory stick slot 31 and the Bluetooth communication unit 33 are connected via the USB bus 57. A memory stick (trademark) 32 is mounted in the memory stick slot 31.
[0036]
The memory stick 32 is a type of flash memory card developed by Sony Corporation, the applicant of the present application. This Memory Stick 32 is an EEPROM (Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory) that is a non-volatile memory that can be electrically rewritten and erased in a small and thin plastic case that is 21.5 x 50 x 2.8 [mm] long. A flash memory element is stored, and various data such as images, sounds, music, and the like can be written and read via a 10-pin terminal. The bluetooth communication unit 33 performs communication according to the bluetooth standard.
[0037]
The HDD 34 is connected to the IDE bus 58 of the south bridge 27. The IDE bus 58 is electrically connected to a so-called IDE device, a CD-ROM (Compact Disc-Read Only Memory) drive 35 and a DVD-R / RW drive 36. The above-mentioned DVD 14 is mounted on the DVD-R / RW drive 36.
[0038]
The south bridge 27 is also connected to a basic input output system (BIOS) 39, a peripheral component interconnect (PCI) bus 51, and a low pin count (LPC) bus 52.
[0039]
The BIOS 39 is a group of programs that collect basic operation instructions of the PC 11, and is stored in, for example, a ROM (Read Only Memory) (not shown). The BIOS 39 controls data exchange (input / output) between the OS or application program and peripheral devices.
[0040]
An I / O (Input / Output) interface 37 and a controller 38 are connected to the LPC bus 52.
[0041]
A parallel terminal 40 and a serial terminal 41 are connected to the I / O interface 37, and exchange data with a device connected to each terminal.
[0042]
Input devices (input means) such as a jog dial 42, a keyboard 43, and a mouse 44 are connected to the controller 38. The controller 38 controls these input devices and a power supply device (not shown). It also controls the power supplied.
[0043]
An i.LINK 45 and a PC card interface 46 are connected to the PCI bus 51. As described above, the I.LINK 45 supplies a signal supplied from the CPU 21 (for example, a control signal for instructing reproduction of the DV 12 described later) to the DV 12 via the dedicated cable 15 and also connects the cable 15 from the DV 12 to the DV 12. A signal (for example, a playback video signal described later) supplied via the CPU is supplied to the CPU 21, the memory 22, or the HDD. The PC card interface 46 supplies data supplied from a device (card (not shown)) connected to the slot 47 to the CPU 21 or the memory 22, and also supplies data supplied from the CPU 21 to the slot 47. Output to the existing card.
[0044]
If necessary, a drive 48 is connected to the slot 47 as shown in FIG. In this case, the drive 48 is connected to the PCI bus 51 via the slot 47 and the PC card interface 46. The drive 48 reads data recorded on a removable recording medium 49 formed of a mounted magnetic disk, optical disk, magneto-optical disk, semiconductor memory, or the like, and supplies the read data to the memory 22. Further, the data generated by the processing of the CPU 21 is stored in a removable recording medium 49 attached to the drive 48.
[0045]
FIG. 3 shows a detailed configuration example of the DV 12 in the information processing system 1 of FIG.
[0046]
As shown in FIG. 3, the DV 12 captures the subject as a moving image, and obtains the sound around the DV 12 at the time when the CCD (Charge Coupled Device) 71 outputs the image as an image signal. The video signal synthesizing unit 73 that synthesizes the image signal supplied from the microphone 72 and the CCD 71 that outputs it as an audio signal and the audio signal supplied from the microphone 72 and outputs it as a recording video signal. The recording video signal supplied from the unit 73 is A / D converted (Analog to Digital conversion), encoded, further modulated, supplied to the head 75, and recorded on the digital video tape 13 described above. A video signal recording / reproducing unit 74 that outputs a reproduced video signal reproduced from the head 13 via the head 75, and the head 7 It is provided.
[0047]
The DV 12 receives a vertical synchronizing signal from the video signal recording / reproducing unit 74 and outputs a control signal corresponding to the vertical synchronizing signal to the video signal recording / reproducing unit 74 in synchronization with the vertical synchronizing signal. Control unit 76 that controls the operation of the entire DV 12 based on an operation command signal from the PC 11 and a control signal supplied from the PC 11 via the connection cable 15 and i.LINK 78, and a button, switch, or remote An operation unit 77 is provided that includes a controller or the like and outputs an operation command signal corresponding to the input operation when the user performs an input operation corresponding to the predetermined command.
[0048]
The DV 12 is further provided with an i.LINK 78, a video signal separation unit 79, a speaker 80, and an LCD (Liquid Crystal Display) 81.
[0049]
The i.LINK 78 is connected to the i.LINK 45 (FIG. 2) of the PC 11 described above via the dedicated connection cable 15, and the playback video signal (digital signal) supplied from the video signal recording / playback unit 74 is transferred to the cable 15. The control signal transmitted from the PC 11 is received via the cable 15 and supplied to the control unit 76.
[0050]
The control signal transmitted by the PC 11 is not particularly limited, and control signals for performing various controls can be used. In this example, for example, of such control signals, the digital video tape 13 mounted on the DV 12 is reproduced at normal speed, and is reproduced at k times speed relative to the normal speed (k is an arbitrary number except 1). A positive number indicates forward playback, a negative number indicates reverse playback), and fast forward, rewind, and tape operation (including playback at K-times speed), At least a control signal for commanding stop of fast-forwarding or rewinding operation is used.
[0051]
Therefore, in this example, for example, when a control signal for playback (including playback at k times speed), fast forward, or rewind is transmitted from the PC 11 via the cable 15, the control unit 76 converts it to i.LINK78. The process corresponding to the received control signal is performed among the processes of reproduction (including reproduction at k-times speed), fast-forward, or rewinding of the digital video tape 13 mounted on the DV 12. Next, when a stop control signal is transmitted from the PC 11 via the cable 15, the control unit 76 receives it via the i.LINK 78 and sends it to the video tape recorder 13 mounted on the DV 12. Stop the process currently being executed. Thus, the DV 12 can be remotely operated by the PC 11 via the i.LINK 78.
[0052]
The video signal separation unit 79 demodulates and decodes the digital reproduction video signal output from the video signal recording / reproduction unit 74, further performs D / A (Digital to Analog) conversion, and then separates into an audio signal and an image signal. Then, an audio signal is supplied to the speaker 80 and an image signal is supplied to the LCD 81. The speaker 80 outputs the audio signal supplied from the video signal separation unit 79 as audio. The LCD 81 displays the image signal supplied from the video signal separation unit 79 as a moving image.
[0053]
Next, referring to the drawings, among the functions of the PC 11 of FIG. 2, the functions to which the present invention is applied, that is, the video data recorded on the digital video tape 13 mounted on the DV 12 (hereinafter referred to as “video data”). , Which is simply referred to as recording data), and a process of executing (recording) on the DVD 14 mounted on the DVD-R / RW drive 36 continuously (collectively) as a series of processes is realized. A software program (hereinafter, such software program is referred to as a data acquisition / DVD writing unit) will be described.
[0054]
FIG. 4 shows a configuration example of the data acquisition / DVD writing unit 91 of this example.
[0055]
As shown in FIG. 4, the data acquisition / DVD writing unit 91 includes an activation unit 101, a processing control unit 102, a DV control unit 103, a survey unit 104, an acquisition unit 105, a bit rate setting unit 106, and a menu creation unit 107. , A DVD writing unit 108, a DVD formatting unit 109, and a survey content / setting content storage unit 110 are provided.
[0056]
Of these, the items excluding the survey content / setting content storage unit 110, that is, the activation unit 101 to the DVD format unit 109 are each configured by a module, for example. Each of these modules has one independent algorithm and performs a specific operation according to that algorithm. That is, each module is appropriately read and executed by the CPU 21 (FIG. 2).
[0057]
Specifically, the activation unit 101 constantly monitors the connection state with the DV 12, and when detecting that the DV 12 is connected to the PC 11 and the DV 12 is turned on, the entire data acquisition / DVD writing unit 91 is Start.
[0058]
When the data acquisition / DVD writing unit 91 is activated, the processing control unit 102 performs each processing of the investigation unit 104 to the DVD formatting unit 109 in a predetermined order (in this example, the processing control unit 102 Control is performed sequentially (as a series of processes) in the order of the numbers described above the arrows drawn between the survey unit 104 and the DVD format unit 109.
[0059]
That is, first, when the DVD format unit 109 makes the DVD 14 mounted on the DVD-R / RW drive 36 writable, the investigation unit 104 records the recorded data of the digital video tape 13 mounted on the DV 12. The bit rate setting unit 106 sets the optimum bit rate (the bit rate of the image data and the bit rate of the audio data) when video data is written on the DVD 14 based on the result of the survey.
[0060]
Then, the acquisition unit 105 acquires the recording data of the digital video tape 13 attached to the DV 12, converts the format from the DV format to the DVD format, and temporarily stores the DVD format video data in the HDD 34. Let
[0061]
Subsequently, the menu creation unit 107 creates a DVD menu corresponding to the video data stored in the HDD 34, and the DVD writing unit 108 converts the video data stored in the HDD 34 into the DVD− based on the created DVD menu. Write (record) on the DVD 14 installed in the R / RW drive 36.
[0062]
The DV control unit 103 generates the above-described control signal based on a command (request) from the investigation unit 104 or the acquisition unit 105 via the processing control unit 102 and transmits the control signal to the DV 12, so that the digital mounted on the DV 12 Controls playback (including k-times playback), rewinding, fast-forwarding, and the like of the video tape 13.
[0063]
The survey content / setting content storage unit 110 is configured, for example, in the memory 22 (FIG. 2), and is set by the bit rate setting unit 106 and the content of the recording data of the digital video tape 13 surveyed by the survey unit 104. The contents of the bit rate setting are stored.
[0064]
Next, processing of the data acquisition / DVD writing unit 91 of FIG. 4 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0065]
First, in step S1, the activation unit 101 determines whether the DV 12 (FIG. 1) is connected to the PC 11 (FIG. 1) and the power (not shown) is turned on.
[0066]
In step S1, when the DV 12 determines that the PC 12 is connected to the PC 11 and the power is not turned on, the activation unit 101 returns the process to step S1 and repeats the subsequent processes. That is, the activation unit 101 constantly monitors whether the DV 12 is connected to the PC 11 and its power (not shown) is turned on.
[0067]
For example, in FIG. 3, assuming that the i.LINK 78 of the DV 12 and the i.LINK 45 (FIG. 2) of the PC 11 are connected via the cable 15 and the power of the DV 12 is turned on, the control unit 76 of the DV 12 A predetermined identification number representing the preset DV 12 is transmitted to the PC 11 via the i.LINK 78 and the cable 15.
[0068]
That is, when the DV 12 is turned on, it means that the content data (recorded data of the digital video data 13) can be played back. Connecting to the PC 11 means that the PC 11 is played back by the DV 12. This means that it is possible to acquire the content data. Therefore, it can be said that this identification number is a signal indicating that the DV 12 is connected to the PC 11 via the cable 15 and the content data can be reproduced by the DV 12.
[0069]
Therefore, in FIG. 4, when the activation unit 101 receives this identification number via the i.LINK 45 (FIG. 2), the DV 12 is connected to the PC 11 and the power is turned on in step S1 of FIG. The process proceeds to step S2.
[0070]
When the process proceeds to step S2, the process control unit 102 controls the processes in steps S2 to S13 described later to be executed collectively (continuously) as a series of processes. In other words, when viewed from the user, the processes of steps S2 to S13 are automatically and sequentially executed without any manual operation by the user. Here, even if there is no manual operation by the user (there is no input from the input device such as the jog dial 42, the keyboard 43, or the mouse 44 in FIG. 2), the CPU 21 makes its own judgment (now executed). The execution of the process according to the program) is called automatic.
[0071]
However, in this case, a trigger for executing the process of the process control unit 102 (the above-described sequence control) is required. This trigger is not particularly limited. For example, detection by the activation unit 101 (detection that the DV 12 is connected to the PC 11 and its power is turned on) itself is used as a trigger (in the process of step S1, the condition is If it is determined that is satisfied, the process of step S2 may be started immediately. Alternatively, after the detection of the activation unit 101, a soft button (not shown) for instructing execution of the processing after step S2 is displayed on the LCD 25 (FIG. 2) or the like, and the user who sees the soft button (FIG. 2) ) Or the like to select the soft button (when the cursor of the mouse 44 (not shown) is placed on the soft button and the left button (not shown) of the mouse 44 is clicked)) The user's click operation (soft button selection operation) may be a trigger, and the process of step S2 may be started.
[0072]
By such a trigger, in step S2, the DVD formatting unit 109 determines whether or not the DVD 14 attached to the DVD-R / RW drive 36 has been written.
[0073]
If it is determined in step S2 that the DVD 14 has not been written, the DVD formatting unit 109 advances the process to step S6.
[0074]
On the other hand, if it is determined in step S2 that the DVD 14 has been written, the DVD format unit 109 determines in step S3 whether or not the recorded content of the DVD 14 can be erased.
[0075]
If it is determined in step S3 that the recorded content of the DVD 14 is not erasable (not possible), the DVD formatting unit 109 displays a message prompting the replacement of the DVD 14 on the LCD 25 (FIG. 2) or the like in step S4. The process returns to step S2, and the subsequent processes are repeated. That is, when the DVD 14 that cannot be erased by the user is removed from the DVD-R / RW drive 36 and a new DVD 14 is inserted into the DVD-R / RW drive 36, the DVD formatting unit 109 performs step S2. In this process, it is determined whether or not the new DVD 14 has been written.
[0076]
On the other hand, if it is determined in step S3 that the recorded content of the DVD 14 can be erased, the DVD formatting unit 109 erases the recorded content of the DVD 14 in step S5.
[0077]
As described above, the DVD formatting unit 109 changes the state of the DVD 14 to a state where new data can be written in the processes of steps S2 to S5. The order of the processing of the DVD formatting unit 109 (the processing of steps S2 to S5) is not limited to the example of FIG. 5 and may be performed before the processing of the DVD writing unit 108 (processing of step S13 described later). Any order may be used.
[0078]
If it is determined in step S2 that the DVD 14 has not been written, or if the process in step S5 is completed, that is, if the DVD formatting unit 109 completes the process, the process control unit 102 Subsequently, the processing of the investigation unit 104 is executed.
[0079]
That is, the investigation unit 104 rewinds the digital video tape 13 attached to the DV 12 in step S6.
[0080]
Specifically, the investigation unit 104 requests the DV control unit 103 to rewind the digital video tape 13 via the processing control unit 102. In response to this request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “rewinding” and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2).
[0081]
In FIG. 3, when the transmitted control signal is supplied to the control unit 76 via the cable 15 and i.LINK 78, the control unit 76 executes a rewinding process of the digital video tape 13.
[0082]
Then, when the investigation unit 104 in FIG. 4 detects that it has been rewound to the beginning of the digital video tape 13 via the i.LINK 45 (FIG. 2), in step S7 in FIG. 5, the recorded contents of the digital video tape 13 are recorded. To investigate the.
[0083]
The investigation method performed in step S7 is not particularly limited. In this example, for example, the following method is used.
[0084]
That is, the investigation unit 104 requests the DV control unit 103 via the processing control unit 102 for fast-forward playback of the digital video tape 13. In response to this request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “k (k is an arbitrary positive value larger than 1) double speed reproduction”, and the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Send to.
[0085]
In FIG. 3, when the transmitted control signal is supplied to the control unit 76 via the cable 15 and the i.LINK 78, the control unit 76 starts the fast-forward playback process at the k-times speed of the digital video tape 13. To do. The video signal recording / reproducing unit 74 sequentially transmits the reproduced video signal reproduced from the digital video tape 13 via the head 75 to the PC 11 via the i.LINK 78 and the cable 15.
[0086]
In the case of fast forward playback at k-times speed, not all the frames recorded on the digital video tape 13 are played back, but a predetermined number of frames are skipped and played back. That is, in this case, a frame at a predetermined interval among all the frames recorded on the digital video tape 13 is scanned, and only data corresponding to the scanned frame is reproduced as a reproduced video signal. Is sent to PC11. The digital video tape format stipulates that 30 frames (images) are recorded per second, and this frame is referred to as a frame here.
[0087]
4 obtains the reproduced video signal (scanned frame data) via the i.LINK 45 (FIG. 2), and further acquires the frame from the acquired frame data. Get time information for.
[0088]
That is, in the frame data, in addition to the video data (image and audio data) corresponding to the frame, for example, information on the frame number of the frame, the shooting time of the frame (year, month, day, hour, Minute and second) information, and when the frame is a recording start point, time information including information indicating the frame (hereinafter referred to as recording start point information) is included. Here, in FIG. 3, the position (point) of the digital video tape 13 at the time when the user presses a recording button (not shown) in the operation unit 77 to start shooting is defined as a recording start point. Called. In addition, the frame immediately before the frame including the recording start point information is referred to as a frame including the recording end point information for convenience. That is, the frame including the recording end point information may not include specific information corresponding to the recording end point information.
[0089]
Therefore, the investigation unit 104 in FIG. 4 acquires time information of such a frame (however, a scanned frame), and investigates the recording content of the digital video tape 13 based on the acquired time information.
[0090]
Specifically, when detecting the frame including the recording start point information, the investigating unit 104 acquires the time information of the frame, and when detecting the frame including the recording end point information, the time information of the frame is acquired. To get. Then, the investigation unit 104 recognizes from the detected frame including the recording start point information to the frame including the recording end point information as one recording section, and generates time information of the recording section. That is, the start time (year, month, day, hour, minute, and second), end time (year, month, day, hour, minute, and second) of the recording section, and the length of the recording section Time information of the recording section including (time) is generated.
[0091]
By the way, in general, the entire recording data of the DVD 14 is divided into a plurality of recording sections in advance, and when a predetermined operation is performed, playback from the head of an arbitrary recording section is enabled. . Such a recording section of the DVD 14 is generally called a chapter. In the present embodiment, as will be described later, when the recording data of the digital video tape 13 taken into the PC 11 is written (recorded) on the DVD 14, predetermined recording of the recording data of the digital video tape 13 is performed. One recording section from the start point to the next recording end point is handled as a chapter of one DVD 14. Therefore, hereinafter, such a recording section from the recording start point to the recording end point will be referred to as a chapter even before being recorded on the DVD 14.
[0092]
However, as described above, in this case, the frame that can be investigated by the investigation unit 104 (the frame that is actually acquired) is only the scanned frame, and the frame including the recording start point and the recording end point is scanned. Not necessarily. Therefore, the investigating unit 104 compares the shooting time of the first frame acquired just now and the shooting time of the second frame acquired immediately before, and if the first frame and the second frame are separated by a predetermined time or more, Are recognized as different chapter frames. That is, the CPU 21 (FIG. 2) regards the second frame acquired immediately before as the frame including the recording end point information (the last frame of the target chapter investigated so far), and the first frame acquired now. Is regarded as a frame including the recording start point information (the first frame of the next chapter of the target chapter (the next chapter to be investigated)), and the second frame acquired immediately before that and the first frame acquired now The interval is recognized as a chapter break.
[0093]
In this way, each time the chapter is recognized, the investigation unit 104 generates time information of the newly recognized chapter.
[0094]
More specifically, for example, as shown in FIG. 6, a part of the recording contents of the digital video tape 13 is a recording section 121 composed of frames having frame numbers 0 to 1000, and frame numbers 1001 to 1999. It is assumed that the recording section 122 is configured by the recording sections 122 configured by the frame numbers, the recording sections 123 configured by the frames having the frame numbers 2000 to 3300, and the recording section 124 configured by the frames having the frame numbers 3301 to 4000. . In the figure, in each of the recording sections 121 to 124, in the area described as “ST” (frames for one second (30 frames)), the above-described recording start point information is added to the video data. The areas (frames) stored and stored as “section data” represent areas where only video data is recorded.
[0095]
In this case, as described above, in FIG. 4, when the examining unit 104 examines the recording content of the digital video tape 13, only the frame scanned by fast-forward reproduction is supplied. Therefore, the contents investigated in the process of step S7 (FIG. 5) of the investigation unit 104 are not actual recording sections 121 to 124 but chapters (section data) 131 to 134 as shown in the investigation contents of FIG. It becomes.
[0096]
In other words, in the example of FIG. 6, in the recording section 121, the frame data of frame numbers 1 to 998 is recognized as the chapter 131, and the frames 0, 999, and 1000 are not recognized as the chapter 131.
[0097]
In the recording section 122, the data of frames with frame numbers 1003 to 1998 are recognized as chapters 132, and the frames 1001, 1002, and 1999 are not recognized as chapters 132.
[0098]
In the recording section 123, the frame data of frame numbers 2003 to 3228 is recognized as the chapter 133, and the frames 2000 to 2002, the frame 3229, and the frame 3300 are not recognized as the chapter 133.
[0099]
In the recording section 124, the frame data of frame numbers 3307 to 3338 is recognized as the chapter 134, and the frames 3301 to 3306, the frame 3339, and the frame 4000 are not recognized as the chapter 134.
[0100]
Hereinafter, data 141 to 148 that are not recognized in the process of step S7 (FIG. 5) as shown in FIG. 6 are referred to as unrecognized data.
[0101]
Then, when the investigation unit 104 in FIG. 4 detects that the fast-forward playback to the tape end of the digital video tape 13 is performed via the i.LINK 45 (FIG. 2), the time information of each chapter recognized so far is obtained. Generate a list of chapter lists (not shown), and further add up each chapter time (time from chapter start time to end time) included in the chapter list. By adding the time corresponding to the unrecognized data, the total time Tx of the recording data of the digital video tape 13 is calculated.
[0102]
Further, as described above, the first frame and the last frame of each chapter included in the chapter list do not necessarily match the first frame and the last frame of the actual recording section. For example, in FIG. 6, the first frame of the recording section 121 is a frame with frame number 0, and the last frame is a frame with frame number 1000. On the other hand, the first frame of the chapter 131 recognized by the investigating unit 104 (FIG. 4) is the frame with the frame number 1, and the final frame is the frame with the frame number 998.
[0103]
Therefore, of the first frame and the last frame of each chapter included in the chapter list, the investigating unit 104 applies a predetermined flag (therefore) to a frame that does not include the recording start point information or the recording end point information. Such flags are hereinafter referred to as ambiguous flags), and these ambiguous flags are also added as chapter list information.
[0104]
In this way, in this example, the investigation unit 104 investigates the time information (chapter list) of all the chapters and the total time Tx of the recorded data as the recording contents of the digital video tape 13. Then, the investigation unit 104 stores the investigated recording content (chapter list and total time Tx) in the investigation content / setting content storage unit 110 via the processing control unit 102. Of course, the content stored in the survey content / setting content storage unit 110 (the content of the recording data of the digital video tape 13 investigated in the process of step S7 (FIG. 5)) is information other than this example. Also good.
[0105]
When the recording content of the digital video tape 13 is stored in the survey content / setting content storage unit 110, the processing control unit 102 causes the bit rate setting unit 106 to execute the process.
[0106]
That is, the bit rate setting unit 106, based on the total time Tx of the recording data of the digital video tape 13 currently stored in the investigation content / setting content storage unit 110 in step S8 of FIG. In the processing, when the recording data of the digital video tape 13 is written (recorded) on the DVD 14 mounted on the DVD-R / RW drive 36, the image quality of the moving image (image data), the image size, In addition, the sound quality of each sound (voice data) is determined.
[0107]
Among the recording data of the digital video tape 13, the image quality of image data, the image size, and the sound quality of audio data are the bit rate (image data) when the recording data of the digital video tape 13 is written on the DVD 14. It depends on the image bit rate when data is written and the audio bit rate when audio data is written. That is, in the processing of step S8, all the recording data of the digital video tape 13 can be written within the range of the maximum capacity (writable capacity) of the DVD 14 based on the total time Tx of the recording data of the digital video tape 13. Among the various bit rates, the optimum bit rate is set.
[0108]
Therefore, hereinafter, the processing in step S8 is referred to as “bit rate setting processing”. Details of the “bit rate setting process” in this example will be described later with reference to the flowchart of FIG.
[0109]
After such processing of the bit rate setting unit 106, the processing control unit 102 causes the acquisition unit 105 to continue to execute processing. That is, in step S9 of FIG. 5, the acquisition unit 105 acquires the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2) and temporarily stores it in the HDD 34. The acquisition unit 105 further converts the format of the video data stored in the HDD 34 from the DV format to the DVD format (for example, MPEG-2 format), stores the format in the HDD 34, and stores the format of the DV format before conversion. The video data is deleted from the HDD 34. Hereinafter, such processing in step S9 is referred to as “digital video tape recording data acquisition processing”. Details of the “digital video tape recording data acquisition process” in this example will be described later with reference to FIGS.
[0110]
By the way, in addition to the actual video data, the DVD 14 can also record a menu called a DVD menu, and the user can perform various operations related to the reproduction of the video data recorded on the DVD 14 according to the DVD menu. It can be performed. Furthermore, this DVD menu can also include a menu called a chapter menu, and the user selects a desired chapter from the chapters registered in the chapter menu. Can be played from the beginning of the chapter.
[0111]
Therefore, the processing control unit 102 causes the menu creation unit 107 to execute processing following the processing of the acquisition unit 105. That is, in step S10, the menu creation unit 107 generates a chapter list (actually, in the process of step S9, as will be described later) generated by the process of step S7 and stored in the survey content / setting content storage unit 110. A predetermined chapter is selected from the chapters included in the updated chapter list), registered in the chapter menu, and a final chapter menu (when writing to the DVD 14) is generated. Hereinafter, such processing in step S10 is referred to as “chapter registration processing”. Details of the “chapter registration process” in this example will be described later with reference to the flowchart of FIG.
[0112]
Following the “chapter registration process” in step S10, the menu creation unit 107 creates a DVD menu including the chapter menu generated in the process in step S10 in step S11.
[0113]
When the DVD menu is created by the process of the menu creation unit 107, the process control unit 102 causes the DVD writing unit 108 to execute the process. That is, when the DVD writing unit 108 creates the DVD structure in step S12, in step S13, the bit rate set by the bit rate setting unit 106 in the process of step S8 (investigation contents / settings) according to the created DVD structure. (The bit rate stored in the content storage unit 110), the video data (DVD format video data stored in the HDD 34) acquired by the acquisition unit 105 in step S9 is converted into the DVD-R / RW drive 36. Is written (recorded) on the DVD 14 attached to the CD. Here, a data structure such as an arrangement position and a hierarchy of data to be recorded on the DVD 14 which is generated according to the DVD menu is referred to as a DVD structure.
[0114]
In this way, in FIG. 2, the PC 11 collects a series of processes from acquiring the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 and recording it on the DVD 14 attached to the DVD-R / RW drive 36. The data acquisition / DVD writing unit 91 as shown in FIG. 4 is installed in advance in the HDD 34 or the like. Accordingly, when the activation unit 101 of the DV data acquisition / DVD writing unit 91 detects that the DV 12 is connected to the PC 11 and turned on, the DV data acquisition / DVD writing unit 91 automatically And the process (a series of processes from step S2 to S13 described above) is executed (automatically) without any manual operation by the user.
[0115]
In other words, the PC 11 is connected to a playback device that plays back content data recorded in the first format, and content data acquisition means is used to acquire content data played back by the playback device connected to the connection device. The content data acquired by the content data acquisition means is converted from the first format into the second format, and the content data converted into the second format by the conversion means is converted from the information processing apparatus. A recording control means for controlling recording on a predetermined detachable recording medium, a playback apparatus connected to a connection means supplied from the playback apparatus, and content data playback by the playback apparatus being possible; Detection means for detecting the signal to be expressed, and when the detection means detects the signal Content data acquisition means, converting means, and the processing of the recording control means, as a series of processes, characterized in that it comprises a process control means for controlling so as to execute in succession in that order.
[0116]
That is, the user does not perform any special operation (simply simply connect the DV 12 to the PC 11 and turn on the DV 12 (if necessary, command the execution of the data acquisition / DVD writing unit 91). Just click the soft button to click with the mouse 44)), and the recorded data of the digital video tape 13 from the DV 12 is automatically taken into the PC 11, and then the DVD 14 installed in the DVD-R / RW drive 36 Automatically recorded.
[0117]
Therefore, the data acquisition / DVD writing unit 91 can solve the conventional problems described above.
[0118]
In FIG. 2, the video data automatically taken into the PC 11 is not limited to the DVD 14 mounted on the DVD-R / RW drive 36 as described above, but various recording media such as a CD-ROM drive. The data can be recorded on a CD-R (not shown) mounted on the memory 35, a memory stick 32 mounted on the memory stick slot 31, or a removable recording medium 49 mounted on the drive 48.
[0119]
Next, referring to the drawings, the above-described “bit rate setting process (process in step S8)”, “digital video tape recording data acquisition process (process in step S9)”, and “chapter registration process (step S9)” Each detail of “the process of S10” will be described individually in that order.
[0120]
First, the details of the “bit rate setting process” in this example will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0121]
First, in step S31, the bit rate setting unit 106 in FIG. 4 is a digital video tape that has been investigated by the investigation unit 104 in the process of step S7 (FIG. 5) described above and stored in the investigation content / setting content storage unit 110. Based on the total time Tx of the 13 recorded data, the image data of the data written on the DVD 14 (recorded data of the digital video tape 13) is the audio data at the highest bit rate of the first value. It is determined whether or not writing to the DVD 14 is possible at the bit rate of the second value.
[0122]
In this example, for example, the first value (maximum value) of the bit rate of the image is 8 mega [bps], and the second value (maximum value) of the audio bit rate is the uncompressed straight PCM. It is set to 1.567 mega [bps] specified in the (Pulse Code Modulation) format.
[0123]
In this case, in the process of step S31, the bit rate setting unit 106 determines whether or not the following inequality (1) is satisfied, and determines the highest first image data among the data to be written to the DVD 14. It is determined whether or not the audio data can be written to the DVD 14 at the highest bit rate of the second value.
[0124]
(B1 + B2) x Tx <Cmax (1)
[0125]
In equation (1), B1 is the first value [bps] of the bit rate of the image, B2 is the second value [bps] of the audio bit rate, and Tx is the total time of the video data written on the DVD 14 [ s] (total time [s] of recording data of the digital video tape 13 stored in the survey content / setting content storage unit 110), and Cmax represents the maximum recordable capacity [bit] of the DVD 14, respectively.
[0126]
If it is determined in step S31 that the above inequality (1) holds, the bit rate setting unit 106 sets the image data to the first value B1 and the audio data to the second value B2 in step S32. At the bit rate (in uncompressed straight PCM format), set to the first setting to write to DVD 14, and return the process.
[0127]
On the other hand, if it is determined in step S31 that the above inequality (1) is not satisfied, the bit rate setting unit 106 determines that the image data among the data written to the DVD 14 is the highest in step S33. It is determined whether or not the audio data can be written to the DVD 14 at a preset third value bit rate lower than the highest second value at a bit rate of 1 value.
[0128]
In this example, for example, the third value of the audio bit rate is set to 0.384 mega [bps] defined in the Dolby AC-3 compression format.
[0129]
In this case, in step S33, the bit rate setting unit 106 determines whether or not the following inequality (2) is satisfied, thereby converting the image data of the data to be written to the DVD 14 to the first value bit. It is determined whether the audio data can be written to the DVD 14 at the bit rate of the third value at the rate.
[0130]
(B1 + B3) x Tx <Cmax (2)
[0131]
In equation (2), B3 represents the third value [bps] of the bit rate of the voice.
[0132]
If it is determined in step S33 that the above inequality (2) holds, the bit rate setting unit 106 in step S34 sets the image data to the first value B1 and the audio data to the third value B3. At the bit rate (in the Dolby AC-3 compression format), the second setting for writing to the DVD 14 is set, and the process is returned.
[0133]
On the other hand, if it is determined in step S33 that the above inequality (2) is not satisfied, the bit rate setting unit 106 sets the writing of audio data to the bit rate of the third value B3 in step S35. Then, the bit rate of the image data that can be written within the capacity of the DVD 14 is calculated.
[0134]
In this example, for example, the bit rate setting unit 106 calculates the bit rate value B4 of the image data such that the following inequality (3) holds.
[0135]
(B4 + B3) x Tx <Cmax (3)
[0136]
In equation (3), B4 represents the fourth value of the bit rate of the image data set (calculated) in the process of step S35.
[0137]
Then, the bit rate setting unit 106 converts the audio data into the bit rate of the third value B3 (Dolby AC-3 compression format) at the bit rate of the fourth value B4 calculated in the process of step S35. Then, the third setting to be written on the DVD 14 is set, and the process is returned.
[0138]
A specific example of the “bit rate setting process” will be described with reference to FIGS. 8 and 9. FIG. 8 shows the relationship between the total time Tx of data written to the DVD 14 (the total time Tx of recording data of the digital video tape 13 investigated in the process of step S7 (FIG. 5)) and the set bit rate. Yes. FIG. 9 shows the relationship between the total time Tx of data written to the DVD 14 and the data capacity when written to the DVD 14.
[0139]
For example, as data to be written on the DVD 14, the data Da whose total time Tx is a time Ta (where the total time Ta is a time equal to or less than the maximum time T1 to which the first setting is applied), and the total time Tx is a time Tb. (However, the total time Tb is the time below the maximum time T2 to which the second setting is applied) and the data Db, and the total time Tx is the time Tc (however, the third setting is applied to the total time Tc) Data Dc for a certain time).
[0140]
In this case, the first setting is set in the data Da. That is, since the total time of the data Da is the time Ta, the first value B1, which is the maximum value of the image, is set as the value of the bit rate of the image as shown by the line 151 in FIG. As the bit rate value, as shown by a line 153 in FIG. 8, the second value B2, which is the maximum value of audio, is set (uncompressed straight PCM format is set). Therefore, as shown by the line 161 in FIG. 9, when the data Da is written on the DVD 14, the capacity Cb of the total writable capacity (maximum capacity Cmax) of the DVD 14 is used (recorded). .
[0141]
In the data Db, the second setting is set. That is, since the total time of the data Db is time Tb, the value of the bit rate of the image is set to the first value B1, which is the maximum value of the image, as shown by the line 151 in FIG. As indicated by a line 154 in FIG. 8, the bit rate value is set to a third value B3 lower than the maximum audio value B1 (a compression format such as Dolby AC-3 is set). Therefore, as shown by the line 162 in FIG. 9, when the data Db is written on the DVD 14, the capacity Ca of the total writable capacity (maximum capacity Cmax) of the DVD 14 is used (recorded). .
[0142]
In the data Dc, the third setting is set. That is, since the total time of the data Dc is the time Tc, the value of the bit rate of the image has a characteristic that the bit rate decreases linearly as the total time Tx increases (in the example of FIG. 8, it is represented by the line 152). The fourth value B4 determined by the characteristic) is set (calculated in the process of step S35), and the audio bit rate value is set to the third value B3 as shown by the line 154 in FIG. (A compression format such as Dolby AC-3 is set.) Therefore, as shown by the line 163 in FIG. 9, when the data Dc is written on the DVD 14, it is used (recorded) up to the maximum writable capacity Cmax of the DVD 14.
[0143]
As described above, when the total time Tx of the data written on the DVD 14 (the total time Tx of the recording data of the digital video tape 13 investigated in the process of step S7 (FIG. 5)) is equal to or less than the time T1, the image and sound are recorded. A first setting is set for the highest bit rate (first value B1 of the image and second value B2 of the sound).
[0144]
When the total time Tx is longer than the time T1 and less than the time T2, the image bit rate remains the highest first value B1, and only the audio bit rate is lowered (lower than the second value). A second setting is set (a third value is specified).
[0145]
In the second setting, in this example, as described above, the image quality remains unchanged and the sound quality is lowered first, but of course, the sound quality remains unchanged and the image quality is lowered first. May be. However, for the following reason, the second setting is more preferable in this example (setting in which the sound quality is lowered first while the image quality remains unchanged). That is, the first reason is that the audio data is less likely to be transmitted to the user when the bit rate is lowered compared to the image data even if the bit rate is lowered. In other words, even if the audio bit rate is lowered from the second value B2 to the third value B3, the deterioration of sound quality is often not perceived by human hearing. The second reason is that, as a general tendency, there are many users who prioritize image quality over sound quality.
[0146]
The method for lowering the audio bit rate is not particularly limited. For example, the fourth value B4 of the image bit rate is calculated and determined (as determined according to the line 152 in FIG. 8). The bit rate may be gradually (continuously) lowered in accordance with the length of the total time Tx. However, for the following two reasons, as described above, the method of reducing the audio bit rate is based on a certain point (time T1) from the second fixed value B2 to a lower third fixed value B3. The method of discontinuously lowering is preferable. That is, the reason similar to the first reason described above, and the second value B2 itself, which is the highest value of the sound, is considerably lower than the bit rate of the image. This is because of the third reason that even if it is gradually lowered, it does not contribute much to the reduction of the capacity written on the DVD 14.
[0147]
When the total time Tx is longer than the time T2, a third setting for further reducing the bit rate of the image is set.
[0148]
The method for lowering the bit rate of the image is not particularly limited, and may be a method for lowering the bit rate discontinuously at a certain point, for example, like audio. However, according to the length of the total time Tx, the fourth value B4 described above is calculated and determined (as determined according to the line 152 in FIG. 8) for the opposite reason to the voice. A method of gradually (continuously) lowering the bit rate is preferable. In other words, when the bit rate of image data is reduced compared to audio data, the degree of deterioration associated therewith is likely to be communicated to the user (in many cases, human image quality is sensitive to image deterioration). The fourth reason (the opposite reason to the first reason) and the first value B1, which is the highest value of the image, are fairly high values, and the decrease in the bit rate of the image is caused by the capacity written to the DVD 14 This is because of two reasons: a fifth reason (a reverse reason to the third reason) that contributes greatly to reduction.
[0149]
As described above, since the bit rate setting unit 106 of FIG. 4 executes the “bit rate setting process”, the following effects can be obtained.
[0150]
That is, conventionally, when the video data (recorded data on the digital video tape 13) taken by the DV 12 is written on the DVD, the user manually calculates the total time Tx of the recorded data on the digital video tape 13 (or , Calculate the bit rate when writing to DVD from the total time Tx manually, register the bit rate calculated manually and register it on the PC, and then the PC data acquisition program Is started, the recording data of the digital video tape 13 is imported from the DV 12 to the PC, the data acquisition program is stopped, the DVD writing program is further started, and the captured video data is registered in the PC. It was written on a DVD at a bit rate (a bit rate calculated manually).
[0151]
However, users can be familiar with and manipulate DVD standards, DV standards, and various other standards, and the knowledge that accompanies them, in order to manually calculate the bit rate. There was a problem that advanced skills were required of users. Furthermore, even for users with such advanced knowledge and skills, a bit rate that satisfies the desired image quality and sound quality (generally the highest image quality and sound quality within the capacity of a DVD). There is a problem that it becomes a very difficult task to calculate.
[0152]
In addition, the user directly connected a DVD-R recorder device or the like to the DV 12 without using a PC, and the video data (recorded data on the digital video tape 13) shot by the DV 12 was mounted on the DVD-R recorder. Although it is possible to write to a DVD, in this case, since the bit rate set in advance on the DVD-R recorder side is used, it is not necessarily recorded on the DVD at the optimum bit rate (image quality and sound quality). There was no problem.
[0153]
In contrast, as described above, in the PC 11 (FIG. 2), the bit rate setting unit 106 is provided as one function of the data acquisition / DVD writing unit 91 (FIG. 4). That is, the user does not need to perform any special operation (just connect the DV 12 to the PC 11 and turn on the DV 12), and the optimum data to be written on the DVD 14 (recorded data on the digital video tape 13). The correct bit rate is set automatically.
[0154]
In other words, the PC 11 is detachable from the information processing apparatus on the basis of the investigation means for examining the predetermined time information of the content data recorded in the first format and the time information on the content data investigated by the investigation means. Setting means for setting the bit rate when content data is recorded on a predetermined recording medium, and the bit set by the setting means by converting the format of the content data from the first format to the second format And a recording control means for controlling recording on a recording medium at a rate.
[0155]
As described above, the bit rate setting unit 106 can perform the “bit rate setting process” to achieve an effect that the conventional problem with respect to the bit rate setting described above can be solved.
[0156]
Next, with reference to FIG. 10 and FIG. 11, the details of the “digital video tape recording data acquisition processing” executed by the acquisition unit 105 (FIG. 4) will be described.
[0157]
FIG. 10 illustrates a detailed configuration example of the acquisition unit 105.
[0158]
As shown in FIG. 10, the acquisition unit 105 checks the free space of the HDD 34 and selects an acquisition mode selection unit 171 and an acquisition mode selection unit 171 that select a mode when the recording data of the digital video tape 13 is captured from the DV 12. Thus, when the mode for dividing and acquiring the data is selected, the recording data of the digital video tape 13 is divided, and each of the divided video data is sequentially divided and imported from the DV 12 in the DV format, which will be described later on the HDD 34. The division acquisition unit 172 for storing in the DV format storage area 34-2, the video data format stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 is converted from the DV format to the DVD format, and the HDD 34 Format converter 173 to be stored in the DVD format storage area 34-3, and , Acquiring data deletion unit 174 deletes the video data of DV format stored in the DV format storage enabled area 34-2 of the HDD34 is provided.
[0159]
In addition, when the acquisition mode selection unit 171 selects a mode for acquiring data all at once, the acquisition unit 105 collectively imports the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 in the DV format and the DV format of the HDD 34. When the batch acquisition unit 175 to be stored in the storable area 34-2 and the recording data to be captured on the digital video tape 13 are overlaid on the old video data, the digital video tape 13 is reproduced. A superimposition monitoring unit 176 is provided for instructing the batch acquisition unit 175 (if necessary, the division acquisition unit 172) to stop the acquisition process when the recording data to be captured becomes old video data. Yes.
[0160]
Similarly to the overlap monitoring unit 176, the acquisition unit 105 further instructs the batch acquisition unit 175 (the division acquisition unit 172 as necessary) to stop the acquisition process, and the unrecorded area monitoring unit 177. A tape end monitoring unit 178 is provided. The unrecorded area monitoring unit 177 outputs a stop command when an unrecorded area continues for a predetermined time or longer during playback of the digital video tape 13. The tape end monitoring unit 178 outputs a stop command when the digital video tape 13 is reproduced to the tape end.
[0161]
Next, with reference to FIG. 11, the details of the “digital video tape recording data acquisition process” in this example will be described.
[0162]
First, in step S51, the acquisition mode selection unit 171 checks the capacity of the free area 34-1 of the HDD 34 (hereinafter referred to as free capacity), and in step S52, the data of all chapters written on the DVD is checked. It is determined whether or not the free space of the HDD 34 is stored.
[0163]
Specifically, in this example, for example, the acquisition mode selection unit 171 is investigated by the investigation unit 104 (FIG. 4) in the process of step S7 (FIG. 5), and the investigation content / setting content storage unit 110 (FIG. 4) The total time Tx of the recording data of the digital video tape 13 stored in 4) is set by the bit rate setting unit 106 (FIG. 4) in the process of step S8 (FIGS. 5 and 7), and the investigation contents / setting contents The recording capacity of the DVD 14 is multiplied by the bit rate stored in the storage unit 110 (the sum of the image bit rate and the audio bit rate value defined by any one of the first to third settings). Calculate Cd. In other words, in FIG. 10, the capacity of the DVD format storage area 34-3 in the free area 34-1 of the HDD 34 is the recording capacity Cd of the DVD 14.
[0164]
Then, the acquisition mode selection unit 171 subtracts the calculated recording capacity Cd of the DVD 14 from the available capacity Ch1 of the HDD 34 checked in the process of step S51, thereby capturing the recording data of the digital video tape 13 in the DV format. Then, a capacity Ch2 (hereinafter referred to as a capture capacity Ch2) that can be temporarily stored in the HDD 34 is calculated. That is, in FIG. 10, the capacity of the DV format storage area 34-2 in the free area 34-1 of the HDD 34 is the capture capacity Ch2.
[0165]
The calculated capture capacity Ch2 is the data amount of all the chapter data to be written to the DVD 14 (the data amount of the DV format digital video tape 13 to be captured from now on. For example, in this example, the acquisition mode selection unit 171 If it is greater than (calculated by itself), in step S52, it is determined that the data of all the chapters to be written on the DVD 14 fit within the free space of the HDD 34.
[0166]
When the acquisition mode selection unit 171 advances the processing to step S53, the batch acquisition unit 175 converts the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2) in the DV format in step S53. Collect all (all) as they are, and temporarily store them in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34. When the acquisition process by the batch acquisition unit 175 is completed, the format conversion unit 173 converts the DV format video data stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 into the DVD format, and stores the DVD format in the HDD 34. It memorize | stores in area | region 34-3. Then, the captured data deletion unit 174 deletes the DV format video data stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34.
[0167]
Hereinafter, such processing in step S53 is referred to as “automatic acquisition processing”. Details of the “automatic acquisition process” in this example will be described later with reference to the flowcharts of FIGS. 17 and 18.
[0168]
In other words, when the acquisition mode selection unit 171 determines in step S52 that all chapter data written to the DVD fits in the free space of the HDD, the acquisition unit 175 mainly executes the acquisition mode. Select the mode corresponding to "automatic acquisition process".
[0169]
On the other hand, the capture capacity Ch2 (capacity Ch2 of the DV format storage area 34-2 of the HDD 34) is the data of all chapter data (record data of the DV format digital video tape 13 to be captured) written to the DVD 14. If it is smaller than the amount, it is determined in step S52 that the data of all the chapters written to the DVD 14 do not fit in the free space of the HDD 34, and the following steps S54 to S62 are executed. Hereinafter, the processing of steps S54 to S62 is referred to as “batch capture processing” with respect to the “automatic acquisition processing” described above.
[0170]
In other words, the first data amount of the content data in the first format (for example, in this example, “data of all chapters written to the DVD 14” described in step S52 of FIG. 11, that is, the digital video tape 13 Data amount in DV format of recorded data (corresponding description is given in the specification), second data amount of content data in second format (for example, DVD of recorded data on digital video tape 13 in this example) This is the amount of data in the format, and the capacity of the DVD format storage area 34-3 (the amount of data corresponding to the recording capacity Cd of the DVD 14) in the free area 34-1 of the HDD 34 in FIG. The first data amount and the calculated second data amount are added to calculate the first threshold value. In the process of step S52, it is determined whether or not the HDD free capacity (for example, the capacity Ch1 of the free area 34-1 of the HDD 34 in FIG. 10 in this example) is smaller than the calculated first threshold value. As a result of the determination, it is determined whether or not the data of all the chapters written on the DVD can fit in the free space of the HDD.
[0171]
That is, when the acquisition mode selection unit 171 determines in step S52 that all chapter data written to the DVD does not fit in the free space of the HDD, the acquisition mode selection unit 172 executes mainly as the acquisition mode. Select the mode corresponding to the “batch capture process”.
[0172]
Specifically, when execution of the “batch capture process” is selected, first, in step S54, the division acquisition unit 172 determines according to the free capacity of the HDD 34 (capture capacity Ch2 of the DV format storage area 34-2). Thus, the maximum amount of data acquired at one time (hereinafter simply referred to as the maximum amount of data) is calculated. That is, the maximum data amount is set to be equal to or smaller than the capture capacity Ch2 of the DV format storage area 34-2.
[0173]
In step S55, the division acquisition unit 172 performs the processing in step S7 (FIG. 5), the chapters investigated by the survey unit 104 (FIG. 4) and stored in the survey content / setting content storage 110 (FIG. 4). It is determined whether or not there is a chapter having a data amount greater than or equal to the maximum data amount calculated in the process of step S54 among all chapters included in the list (all chapters constituting recording data of the digital video tape 13). To do.
[0174]
If it is determined in step S55 that there is a chapter having a data amount equal to or greater than the maximum data amount, the division acquisition unit 172 determines that a chapter having a data amount equal to or greater than the maximum data amount is not greater than the maximum data amount in the process of step S56. The data is divided into a plurality of divided sections having a predetermined data amount.
[0175]
Specifically, for example, in the process of step S7 (FIG. 5), a part of the recorded content of the digital video tape 13 has a data amount smaller than the maximum data amount as shown in FIG. Suppose that it is investigated that it is composed of a chapter 182 having a data amount larger than the maximum data amount and a chapter 183 having a data amount smaller than the maximum data amount. In other words, it is assumed that chapters 181 to 183 are included in the chapter list stored in the survey content / setting content storage unit 110 (FIG. 4). Each of the data 191 to 196 represents unrecognized data.
[0176]
In this case, it is determined in step S55 (FIG. 11) that there is a chapter 182 having a data amount equal to or larger than the maximum data amount, and in step 56 (FIG. 11), a chapter having a data amount equal to or larger than the maximum data amount is determined. As shown in FIG. 13, 182 is divided into a divided section 182-1 and a divided section 182-2 having a predetermined data amount equal to or less than the maximum data amount.
[0177]
In this case, the chapter list stored in the survey / setting content storage unit 110 (FIG. 4) is also changed. That is, the chapter information of the chapter 182 is deleted, and section information (information corresponding to the chapter information) of each of the divided sections 182-1 and 182-2 is added to the deleted position.
[0178]
At this time, since the unrecognized data 193 exists before the divided section 182-1, the above-mentioned fuzzy flag is added to the head frame of the divided section 182-1 (the head of the chapter 182 before the division). Although the frame ambiguity flag is left as it is, there is no unrecognized data after the divided section 182-1 (the last frame of the divided section 182-1 and the first frame of the divided section 182-2 are continuous). Therefore, the ambiguous flag is not added to the last frame of the divided section 182-1. Similarly, the ambiguous flag is not added to the first frame of the divided section 182-2, but the ambiguous flag is added to the last frame of the divided section 182-2 (the ambiguous flag of the final frame of the chapter 182 before the division). Is left as is).
[0179]
In the example of FIG. 13, an example of being divided into two divided sections is shown. However, the number of divided sections, that is, the number of divided sections divided from one chapter is calculated by the process of step S54. There is no particular limitation as long as it is divided into divided sections of the maximum data amount or less.
[0180]
On the other hand, when it is determined in step S55 of FIG. 11 that there is no chapter having a data amount equal to or larger than the maximum data amount, the process of step S56 is not executed, and the process proceeds to step S57.
[0181]
When it is determined in step S55 that there is no chapter having a data amount equal to or larger than the maximum data amount, or when the process of step S56 is completed, the division acquisition unit 172 in FIG. Based on the chapter list stored in the content storage unit 110 (FIG. 4), the data of the chapter to be acquired next or the data of the divided section is acquired from the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). The data is stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34.
[0182]
Specifically, for example, it is now assumed that the division acquisition unit 172 has recognized chapters composed of frames of frame numbers 53 to 68 as chapters to be acquired next. Further, the actual recording content of the digital video tape 13 corresponding to the recognized chapter is a recording section 201 composed of frames of frame numbers 50 to 70 as shown in FIG.
[0183]
In this case, as described above, since the data 201-1 and the data 201-3 in the recording section 201 are unrecognized data, the first frame of the chapter recognized by the survey unit 104 (FIG. 4) ( The fuzzy flag described above is added to each of the frame (frame number 53) and the last frame (frame number 68).
[0184]
Therefore, when the division acquisition unit 172 detects the fuzzy flag of the first frame, the division acquisition unit 172 requests the DV control unit 103 (FIG. 4) to perform rewind playback (for example, −1 × speed playback). When the DV control unit 103 receives the request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “rewind playback” and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Control to perform rewind playback.
[0185]
When the rewind playback of the digital video tape 13 is performed (the position of the head 75 (FIG. 3) of the DV 12 is relatively moved from the position shown in FIG. 14 in the direction of the dotted arrow shown in FIG. The playback video signals corresponding to the frames of the frame numbers are sequentially transmitted from the DV 12 while the numbers are returned one by one from the frame number 53.
[0186]
Therefore, the division acquisition unit 172 acquires this playback video signal via the i.LINK 45 (FIG. 2) and investigates whether or not recording start point information is included for each frame. When the division acquisition unit 172 detects the recording start point information, the division acquisition unit 172 next acquires a frame including the detected recording start point information (in this case (in the case of FIG. 15), frame number 50). Update as the first frame of the chapter (update the chapter list stored in the survey / setting content storage unit 110).
[0187]
Then, the division acquisition unit 172 requests the DV control unit 103 (FIG. 4) to perform playback at the normal speed from the updated first frame (frame number 50). When the DV control unit 103 receives the request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “normal (1 ×) playback” and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Controls normal playback of the video tape 13.
[0188]
When normal playback of the digital video tape 13 is performed (when the position of the head 75 (FIG. 3) of the DV 12 is relatively moved in the direction of the dotted arrow shown in FIG. 16), the frame number 50 (actually, The playback video signals corresponding to the frames of the frame numbers are sequentially transmitted from the DV 12 while the numbers advance one by one from the frame number slightly before that.
[0189]
Therefore, the division acquisition unit 172 starts acquiring the playback video signal via i.LINK 45 (FIG. 2). In this case (in the case of FIG. 16), the DV format of the HDD 34 can be stored from the frame of frame number 50. When the processing to be stored in the area 34-2 is started and an ambiguous flag is detected (in this case (in the case of FIG. 16), when a frame with frame number 68 is acquired), a frame including the next recording end point information (recording start point) The frame immediately before the frame including the point information is stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 until the current frame (in the case of FIG. 16), the frame of frame number 70). The DV control unit 103 (FIG. 4) is requested to stop the acquisition process and stop normal playback. When the DV control unit 103 receives the request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “stop” and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Controls playback stop.
[0190]
If the ambiguous flag is not included, the above-described rewinding process or the like is not performed, and the first frame to the last frame included in the chapter list are simply reproduced and recorded in the PC 11.
[0191]
In this way, the division acquisition unit 172 can acquire the recorded content of the digital video tape 13 from the DV 12 without omission by the method described above (the method shown in FIGS. 14 to 16).
[0192]
That is, for example, if the division acquisition unit 172 is merely based on the chapter list stored in the survey content / setting content storage unit 110 (FIG. 4), the actual recorded content of the digital video tape 13 shown in FIG. If the data of the recording section 201 is to be acquired as chapter data, only the data 201-2 detected in the scan process of step S7 (FIG. 5) is registered as a chapter in the chapter list. The division acquisition unit 172 can acquire only the data 201-2 corresponding to the chapter detected by scanning in the recording section 201 (acquires unrecognized data 201-1 and unrecognized data 201-3). Can not do it).
[0193]
On the other hand, since the division acquisition unit 172 of this example performs the data acquisition process by the above-described method (method shown in FIGS. 14 to 16), the entire recording section 201 is surely set as the chapter data 204. It becomes possible to get to.
[0194]
By the way, the chapter data stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 remains in the DV format. In the DV format, one frame is defined as 120,000 [bytes] and the frame rate is defined as 29.97 [frames / second]. Therefore, the data amount of the digital video tape 13 per second is 3596400 [bytes / second]. ] (= 120000 [bytes / frame] * 29.97 [frames / second]), when converted to 1 minute, it becomes 215784000 [bytes] (215.79 MB).
[0195]
In contrast, in the DVD format, for example, the MPEG-2 format in this example, as described above, the maximum bit rate of the image is set to 8 M [bps] (set by the bit rate setting unit 106 (FIG. 4)). Therefore, the maximum data amount per minute is 60 MB, which is less than about one-third of the DV format.
[0196]
Therefore, in step S58 of FIG. 11, the format conversion unit 173 acquires the DV format data (chapter data) acquired by the division acquisition unit 172 in the process of step S57 and stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34. Or the data of the divided section) is converted into the DVD format and stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34. In step S59, the captured data deletion unit 174 acquires the DV format data acquired by the division acquisition unit 172 in the process of step S57 and stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 (the process of step S58). Then, the format conversion unit 173 deletes the DV format data corresponding to the DVD format data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34.
[0197]
In step S60, the format conversion unit 173 converts to the DVD format in the process of step S58, and whether or not the recording end point (information) is included in the data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34. Determine whether.
[0198]
That is, when the video data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 in the process of step S58 is data other than the last divided section among the divided sections divided in the process of step S56, Since the video data does not include a frame including the recording end point information, it is determined in step S60 that the stored data does not include the recording end point, and the process proceeds to step S62.
[0199]
In contrast, the video data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 in the process of step S58 is the data of the last divided section among the divided sections divided in the process of step S56. If the data is a chapter data that has not been divided, it is determined in step S60 that the stored data includes the recording end point, and the format conversion unit 173 sets the chapter in step S61. .
[0200]
That is, when the video data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 is the data of the last divided section of the divided sections divided in the process of step S56, the format conversion unit 173 The other divided sections stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 and the last divided section are merged and stored (overwritten) in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 as chapter data. The chapter list stored in the content / setting content storage unit 110 (FIG. 4) is also updated.
[0201]
When the data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 is chapter data that is not divided, the format conversion unit 173 simply checks the survey content / setting content storage unit 110 (FIG. 4). Update the chapter list stored in. For example, when the data stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34 is the chapter data 204 of FIG. 16, as described above, the frame number of the first frame of the chapter list is the value of the process of step S57. In the stage, it is updated from 53 to 50. However, since the frame number of the last frame of the chapter list remains 68, it is updated to 70 in the process of step S61.
[0202]
Returning to FIG. 11, when it is determined in the process of step S60 that the recording end point is not included in the stored data, or when the process of step S61 is ended, the division acquisition unit 172 performs step S62. In FIG. 5, it is determined whether or not all chapter data written in the DVD 14 (data of all chapters included in the chapter list) has been acquired from the DV 12.
[0203]
If it is determined in step S62 that all the chapter data to be written to the DVD 14 has not been acquired from the DV 12, the process returns to step S57, and the subsequent processes are repeated. That is, the chapter data to be acquired next or the data of the divided section is captured in the DV format, stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34, and then converted into the DVD format. When the data is stored in the DVD format storage area 34-3, the DV format data stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34 is deleted.
[0204]
Then, the processes in steps S57 to S62 are repeated, and when the last chapter data is stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34, in step S62, all the chapter data written to the DVD 14 is stored. , It is determined that it has been acquired from the DV 12, and the process is terminated.
[0205]
As described above, the acquisition unit 105 (FIGS. 4 and 10) can execute the “batch capture process” of the “digital video tape recording data acquisition process”, and thus has the following effects. It becomes possible to play.
[0206]
That is, conventionally, the following two methods have been known as methods for capturing video data from a digital video tape 13 mounted on the DV 12 to a PC or the like.
[0207]
That is, in the first method, after the user operates the DV 12 to move the digital video tape 13 to the capture start position desired by the user himself / herself, the PC 12 starts the capture and at the same time the DV 12 causes the digital video tape to 13 is executed, and when the necessary portion has been captured, the PC capture processing is stopped and the DV 12 is caused to execute the digital tape 13 stop processing.
[0208]
In the second method, the user operates the DV 12 to move the digital tape 13 to the desired capture start position of the user, and then causes the PC to register the position as the capture start position. In this method, the DV 12 is operated to move the digital tape 13 to the capturing stop position, and then the PC is registered as the capturing end position, and then the capturing process is executed.
[0209]
However, in the first method, the user does not manually divide the capture range by dividing the capture range while confirming the free capacity of the auxiliary storage device (PC HDD, etc.) during the capture of the data. There is a problem that it is difficult to determine which range (length) should be divided. Furthermore, in the first method, it is very difficult to control the joints of the divided parts thus divided. Even if the control of the joints of the divided data is executed, the joints are not easily controlled. The data connected by the control has a problem that the same data is duplicated or data is missing.
[0210]
Further, in the second method, it is somewhat easier to execute the control of the joints of the divided portions than in the first method, but the setting of the range (length) to be divided is the same as in the first method. However, it is still a very difficult task, and it has been a problem that it takes a long time to specify each division point.
[0211]
In contrast, the PC 11 (FIG. 2) of the present invention can execute “batch capture processing” as one function of the data acquisition / DVD writing unit 91 (FIG. 4).
[0212]
In other words, even when it is impossible to collect data written on the DVD 14 (recorded data of the digital video tape 13) in a batch, the user does not perform any special operation (just connect the DV 12 to the PC 11). Then, just by turning on the power of the DV 12), the following processing is performed, and the recording data of the digital video tape 13 is automatically taken into the PC 11.
[0213]
In other words, in an information processing apparatus that acquires content data recorded in the first format, a storage unit that stores content data, a calculation unit that calculates the free capacity of the storage unit, and a storage unit that is calculated by the calculation unit An acquisition means for controlling the content data to be divided into a plurality of section data on the basis of the free space and acquiring predetermined first section data out of the plurality of section data and storing it in the storage means And converting the format of the first section data acquired by the acquisition means and stored in the storage means from the first format to the second format, so that the second data amount is smaller than the first section data. The section data is generated, the generated second section data is stored in the storage means, and the first section data is converted by the conversion means. When the mat is converted and the generated second section data is stored in the storage unit, the third section data different from the first section data among the plurality of section data constituting the content data. Before the acquisition means acquires the first section data stored in the storage means.
[0214]
That is, the recording data of the digital video tape 13 is divided into a plurality of data (chapter data or divided data), and each of the divided data is divided and acquired sequentially, and the DV of the HDD 34 is acquired. After being temporarily stored in the format storage area 34-2, converted to the DVD format and stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD, the corresponding DV format storage area 34-2 of the HDD 34 The DV format data stored in is deleted.
[0215]
As described above, even when the HDD 34 has a small free space and it is impossible to batch-record data recorded on the digital video tape 13 (data written to the DVD 14), all the recorded data on the digital video tape 13 is recorded. Can be imported. That is, the user can cause the PC 11 to capture all of the recording data of the digital video tape 13 inserted into the DV 12 in a short time without worrying about the free capacity of the auxiliary storage device (HDD 34). It becomes possible. In addition, even when such a “batch capture process” is performed, the digital video tape 13 does not cause an error such that a part of data is taken in duplicate or a part of data is not taken in. All of the recorded data is reliably and accurately captured.
[0216]
Therefore, the acquisition unit 105 performs the “batch capture process”, thereby achieving the effect of solving the conventional problem of capturing the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 to the PC or the like. It becomes possible.
[0217]
The “batch capture process (the processes of steps S54 to S62)” of the “digital video tape recording data acquisition process” has been described above with reference to the flowchart of FIG. Next, the “automatic acquisition process” of the “digital video tape recording data acquisition process” will be described.
[0218]
As described above, if it is determined in step S52 that the data of all the chapters written on the DVD 14 can be accommodated in the free space of the HDD 34, the “automatic acquisition process” is executed in step S53.
[0219]
Details of the “automatic acquisition process” in this example are shown in the flowcharts of FIGS. 17 and 18. The details of the “automatic acquisition process” in this example will be described with reference to the flowcharts of FIGS. 17 and 18.
[0220]
First, in step S81 of FIG. 17, the collective acquisition unit 175 of FIG. 10 stores the data from the capture start position (the first frame of the first chapter included in the chapter list stored in the survey content / setting content storage unit 110). It is determined whether or not acquisition is possible. That is, the collective acquisition unit 175 determines whether or not the current position of the digital video tape 13 mounted on the DV 12 coincides with the capture start position (actually, a position slightly before the capture start position). To do.
[0221]
If it is determined in step S81 that acquisition of data from the capturing start position is impossible (when it is determined that it is not possible), the collective acquisition unit 175 performs digital video based on the capturing start position in step S82. Fast forward or rewind of the tape 13 is performed.
[0222]
That is, the collective acquisition unit 175 performs fast-forwarding when the current position of the digital video tape 13 is before the capturing start position, and rewinds when the current position is after the capturing start position. Request to the DV control unit 103 (FIG. 4). Upon receiving the request, the DV control unit 103 generates a control signal instructing “fast forward” or “rewind”, and transmits the generated control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Thus, the DV 12 controls the fast-forwarding or rewinding of the digital video tape 13.
[0223]
Specifically, for example, if the batch acquisition unit 175 acquires the recording data recorded from the head position of the digital video tape 13, the batch acquisition unit 175 reaches the head position of the digital video tape 13. Is requested to the DV control unit 103. Upon receiving the request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “rewinding”, and transmits the generated control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 so that the DV 12 13 to control rewinding.
[0224]
Then, when the collective acquisition unit 175 detects that the rewinding to the top position of the digital video tape 13 is completed, the data acquisition is started in step S83, and the digital video tape 13 is reproduced in step S84.
[0225]
Specifically, the collective acquisition unit 175 requests the DV control unit 103 (FIG. 4) to reproduce at the normal speed. When the DV control unit 103 receives the request, the DV control unit 103 generates a control signal instructing “normal playback” and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2). Controls normal playback. When normal reproduction of the digital video tape 13 is performed, the reproduced video data (reproduced video signal) is sequentially transmitted in order from the video data corresponding to the capture start position.
[0226]
Accordingly, the collective acquisition unit 175 sequentially acquires the video data via the i.LINK 45 (FIG. 2), and stores the acquired video data in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34.
[0227]
In step S85, the batch acquisition unit 175 determines whether a recording start point is detected.
[0228]
When the recording start point is detected in step S85, that is, when the frame including the recording start point information is acquired, the batch acquisition unit 175 determines the recording start time (the shooting time information (year information included in the frame (year)) in step S86. , Month, day, hour, minute, and second)).
[0229]
When the recording start point is not detected in step S85 (when it is determined that the recording start point is not detected), or when the process of step S86 ends, the collective acquisition unit 175 detects the recording end point in step S87. Determine whether or not.
[0230]
When the recording end point is detected in step S87, that is, when the frame including the recording end point information is acquired, the batch acquisition unit 175, in step S88, records the recording end time (the shooting time information (year information included in the frame)). , Month, day, hour, minute, and second))) and set the chapter.
[0231]
That is, as described above, the chapters included in the chapter list stored in the survey content / setting content storage unit 110 (FIG. 4) are the steps of all the frames included in the recording data of the digital video tape 13. In the process of S7 (FIG. 5), it is created only from the frames scanned by fast-forward playback (for example, see FIG. 6 described above). Accordingly, the collective acquisition unit 175 detects the actual recording start point and the recording end point that appears next in the processing of steps S85 to S88, sets the recording interval between them as a chapter, and records the chapter. Chapter information including the start time and the recording end time is generated, and the chapter list stored in the survey content / setting content storage unit 110 (FIG. 4) is updated.
[0232]
In step S89 in FIG. 18, the overlap monitoring unit 176 uses the batch acquisition unit 175 to acquire the time of the frame acquired now (the shooting time information (year, month, day included in the first frame reproduced by the DV 12). , Hour, minute, and second)) is the time of the frame acquired immediately before (the shooting time information (year, month, day, included in the second frame reproduced by the DV 12 immediately before the first frame). Determine whether the time is older than hours, minutes, and seconds)).
[0233]
That is, when the time of the frame acquired by the batch acquisition unit 175 is older than the time of the frame acquired immediately before, the first video data composed of the frames after the frame acquired now The second video data composed of a frame before the immediately preceding frame is not directly related data, and the first video data is data temporally previous to the second video data. ing. That is, this indicates that new second video data (video data to be acquired this time) has been overwritten on the first video data recorded in the past.
[0234]
Therefore, in step S89, if the collective acquisition unit 175 determines that the time of the frame acquired now is older than the time of the frame acquired immediately before, the overlap monitoring unit 175 has been acquired so far. It is determined that the reproduction of the received second video data (to be captured) has been completed, and the batch acquisition unit 175 is instructed to stop the acquisition process.
[0235]
When the collective acquisition unit 175 receives this stop command, the acquisition of data is stopped in step S92, and the digital video tape 13 is stopped in step S93.
[0236]
That is, the collective acquisition unit 175 requests the DV control unit 103 (FIG. 4) to stop normal playback. Upon receiving this request, the DV control unit 103 generates a control signal for instructing “stop”, and transmits the control signal to the DV 12 via the i.LINK 45 (FIG. 2), so that the DV 12 stops the digital video tape 13. Control what to do.
[0237]
As described above, by the processing of the overlap monitoring unit 176, the acquisition unit 105 starts from the digital video tape 13 in which the second video data to be captured this time is overwritten on the first video data recorded in the past. In addition, it is possible to reliably acquire only the second video data to be captured.
[0238]
On the other hand, if the collective acquisition unit 175 determines in step S89 that the time of the currently acquired frame is not older than the time of the frame acquired immediately before, the overlap monitoring unit 176 It is determined that the second video data acquired (to be captured) has not yet been completed, and the unrecorded area monitoring unit 177 is an unrecorded area for a certain period of time in step S90. It is determined whether or not.
[0239]
That is, when an unrecorded area continues for a certain period of time (when it is determined that it is an unrecorded area for a certain period of time in step S90), the unrecorded area monitoring unit 177 has been acquired so far ( Assuming that the second video data (to be captured) is not recorded in the subsequent part (assuming that the reproduction of the second video data is finished), the batch acquisition unit 175 receives the acquisition process. Command to stop.
[0240]
When the batch acquisition unit 175 receives the stop designation, the batch acquisition unit 175 stops the data acquisition in step S92 and stops the digital video tape 13 in step S93.
[0241]
As described above, by the processing of the unrecorded area monitoring unit 177, the acquiring unit 105 can detect the tape end even if the second video data to be captured this time is not recorded up to the tape end of the digital video tape 13. It is possible to surely acquire only the second video data to be captured without reproducing the image. Therefore, the capture time can be shortened.
[0242]
On the other hand, when it is determined in step S90 that the unrecorded area does not continue for a certain time, the unrecorded area monitoring unit 177 stores the second video data (to be captured) that has been acquired so far. The tape end monitoring unit 178 determines whether or not the tape has been played up to the tape end of the digital video tape 13 in step S91.
[0243]
If it is determined in step S91 that the playback has not been completed up to the tape end of the digital video tape 13, the process returns to step S85 (FIG. 17), and the subsequent processes are repeated. That is, the data acquisition process by the collective acquisition unit 175 is continued until it is determined that the second video data acquired (to be captured) has been completed.
[0244]
On the other hand, when it is determined that the digital video tape 13 has been played to the tape end, the batch acquisition unit 175 is instructed to stop the acquisition process.
[0245]
When the collective acquisition unit 175 receives this stop command, the acquisition of data is stopped in step S92, and the digital video tape 13 is stopped in step S93.
[0246]
In this way, when the data acquisition process by the batch acquisition unit 175 is completed (when the process of step S93 is completed), the format conversion unit 173 is acquired by the batch acquisition unit 175 in step S94, and the DV of the HDD 34 The DV format video data stored in the format storage area 34-2 is converted into a DVD format (in this example, MPEG-2 format) and stored in the DVD format storage area 34-3 of the HDD 34. In step S95, the acquired data deletion unit 174 deletes the DV format data acquired by the batch acquisition unit 175 and stored in the DV format storage area 34-2 of the HDD 34, and the process is returned.
[0247]
As described above, since the acquisition unit 105 can execute the “automatic acquisition process” of the “digital video tape recording data acquisition process”, the following effects can be obtained.
[0248]
That is, as described in the “batch capture processing” effect, the following two methods have been known as methods for capturing video data from a digital video tape 13 mounted on the DV 12 to a PC or the like.
[0249]
That is, in the first method, after the user operates the DV 12 to move the digital video tape 13 to the capture start position desired by the user himself / herself, the PC 12 starts the capture and at the same time the DV 12 causes the digital video tape to 13 is executed, and when the necessary portion has been captured, the PC capture processing is stopped and the DV 12 is caused to execute the digital tape 13 stop processing.
[0250]
In the second method, the user operates the DV 12 to move the digital tape 13 to the desired capture start position of the user, and then causes the PC to register the position as the capture start position. In this method, the DV 12 is operated to move the digital tape 13 to the capture stop position, register the PC as the capture end position, and then cause the PC to execute the capture process.
[0251]
However, in the first method, the user must manually operate the DV 12 to execute the rewinding, stopping, and reproduction processing of the digital tape 13, and the PC of the recording data of the digital tape 13 is executed. During the capture, there is a problem that the video captured by the user must be monitored.
[0252]
Of course, the user can also capture the video tape until the tape end of the digital tape 13 without monitoring the video. However, in this case, for example, if the second video data to be captured this time is overwritten on the first video data recorded in the past on the digital video tape 13, for example, the digital video tape 13 From No. 13, not only the second video data that the user wants to capture but also the first video data that is unnecessary (the user does not intend to capture) is recorded, and even the tape end is recorded. An unrecorded digital videotape captures an unnecessary unrecorded area (undata), resulting in a problem that the capture time is longer than necessary.
[0253]
Also in the second method, operations such as movement of the digital video tape 13 to the start position or end position of capture, and confirmation and registration thereof require manual operations by the user (manual operation of the DV 12). As a result, there is a problem that the operation takes a long time.
[0254]
On the other hand, the PC 11 (FIGS. 1 and 2) of the present invention can execute an “automatic acquisition process” as one function of the data acquisition / DVD writing unit 91 (FIG. 4). That is, no matter what state the recorded data of the digital video tape 13 is, the user does not perform any special operation (just connect the DV 12 to the PC 11 and turn on the DV 12). However, only the desired video data is automatically captured, and when the capture is completed, the capture process itself is immediately stopped.
[0255]
In other words, the PC 11 obtains predetermined content data composed of a plurality of frames reproduced by a predetermined reproduction device, and time information included in each of the plurality of frames reproduced by the reproduction device. Of these, the recording time at which the frame is recorded is monitored, and the second frame in which the recording time of the currently monitored first frame of the plurality of frames is monitored before the first frame in time. And acquisition stop control means for controlling to stop acquisition processing of content data by the acquisition means when the recording time is older than the recording time.
[0256]
That is, even if the second video data to be captured this time is superimposed on the past first video data (first video data that does not need to be captured), Only the second video data to be captured can be reliably captured without capturing the video data.
[0257]
In addition, the PC 11 monitors the playback content of the playback device for acquiring the predetermined content data to be played back by the predetermined playback device, and if the recorded data of the content data is not played back for a predetermined time or more, the acquisition means And acquisition stop control means for controlling to stop the content data acquisition process according to the above.
[0258]
As described above, the acquisition unit 105 can solve the conventional problem with the capture of the recording data of the digital video tape 13 from the DV 12 to the PC or the like by executing the “automatic acquisition process”. It becomes possible to play.
[0259]
In the “batch capture process”, steps S89 to S91 in FIG. 18 are inserted instead of step S62 in FIG. 11, so that the same effect as the “automatic acquisition process” described above can be obtained. Become. However, in this case, if it is determined as YES in any of steps S89 to S91, the process is returned. If it is determined as NO in step S91, the process is: Returning to step S57, the subsequent processing is repeated. In other words, as indicated by the dotted line of the arrow in FIG. 10, each of the overlap monitoring unit 176, the unrecorded area monitoring unit 177, and the tape end monitoring unit 178 receives not only the batch acquisition unit 175, It is also possible to output to the division acquisition unit 172.
[0260]
Next, details of the “chapter registration process” in this example will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0261]
First, in step S111, the menu creation unit 107 in FIG. 4 selects a specified time. As the specified time, a time set by the user is selected. The user can set an arbitrary time, but in this example, it is assumed that the time is set from, for example, 10 minutes, 30 minutes, and one day (24 hours) for the sake of simplicity. Details of the specified time will be described later.
[0262]
In step S112, the menu creation unit 107 sets the target chapter to all chapters included in the chapter list updated in the process of step S9 (FIG. 5) (recorded data of the digital video tape 13 acquired in the process of step S9). Is set to the first chapter (first chapter) among all the chapters that constitute.
[0263]
In the description of “chapter registration processing”, a chapter to be processed is referred to as a target chapter in order to distinguish it from other chapters.
[0264]
In step S113, the menu creation unit 107 records the recording start time of the chapter registered immediately before in the chapter menu (the shooting time information (year and year) included in the first frame of the chapter registered in step S114 immediately before that point. Month, day, hour, minute, and second)) and the recording start time of the target chapter (shooting time information (year, month, day, hour, minute, and second) included in the first frame of the target chapter)) It is determined whether or not the interval is equal to or longer than the specified time selected in step S111.
[0265]
In step S113, when it is determined that the time interval between the recording start time of the previous chapter registered in the chapter menu and the recording start time of the target chapter is equal to or longer than the specified time, the menu creation unit 107 performs step S114. The target chapter is registered in the chapter menu. That is, in this case, the target chapter is a chapter displayed in the chapter menu.
[0266]
On the other hand, in step S113, when the time interval between the recording start time of the previous chapter registered in the chapter menu and the recording start time of the target chapter is less than the specified time (determined not to be the specified time or more). In such a case, the menu creation unit 107 does not register the target chapter in the chapter menu (without executing the process of step S114), and advances the process to step S115.
[0267]
In this case, or when the process of step S114 is completed, the menu creation unit 107 determines in step S115 whether the target chapter is the last chapter.
[0268]
If it is determined in step S115 that the target chapter is not the final chapter, the menu creation unit 107 sets the next chapter as the target chapter in step S116, returns the processing to step S113, and performs the subsequent processing. repeat.
[0269]
That is, for each of all the chapters included in the chapter list updated in the process of step S9 (FIG. 5) (all the chapters constituting the recording data of the digital video tape 13 acquired in the process of step S9). For each chapter, it is determined whether or not the condition of step S113 is satisfied, and among the chapters, chapters that satisfy the condition of step S113 are registered in the chapter menu (displayed in the chapter menu). Will be registered as chapters).
[0270]
Then, when the process of determining whether or not the last chapter is the target chapter and is registered in the chapter menu (the process of step S113 and the process of step S114 as necessary) is performed, in step S115 The target chapter is determined to be the final chapter, and the process is returned.
[0271]
A specific example of the “chapter registration process” will be described with reference to FIGS.
[0272]
That is, as described above, the specified time is variable, and in this example, it is selected from 10 minutes, 30 minutes, and 1 day (24 hours). 20 shows an example when the specified time is selected as 10 minutes, FIG. 21 shows an example when the specified time is selected as 30 minutes, and FIG. 22 shows a case where the specified time is selected as 1 day. Each example is shown.
[0273]
For example, as shown in FIG. 20, it is assumed that there is video data in which chapters 211 to 217 are arranged in that order (reproduced in that order). In the figure, the numerical value written in the upper left of each of the chapters 211 to 217 represents the recording start time of that chapter (the time of the first frame of that chapter). The numerical value described in the upper right of each represents the recording end time of that chapter (the time of the last frame of that chapter). For example, the time of the recording start point of chapter 211 is 10:00 (10:00), and the time of the recording end point is 10:08 (10: 8).
[0274]
In this case, first, the chapter 211 is set as the target chapter. At that time, there is no chapter registered in the chapter menu 221-1 yet. In such a case, the chapter 211 is registered in the chapter menu 221-1. That is, the first chapter among the chapters constituting the video data is automatically registered in the chapter menu.
[0275]
Next, when the chapter 212 next to the chapter 211 is set as the target chapter, the time 10:00 of the recording start point of the chapter 211 registered in the DVD menu 221-1 immediately before, and the target chapter 212 Since the time interval (10 minutes) from the recording start time 10:10 is equal to or longer than the specified time (10 minutes), the chapter 212 is registered in the chapter menu 221-1.
[0276]
Thereafter, the same processing is repeated, and the chapter 213 is also registered in the chapter list 221-1. This time, when the next chapter 214 of the chapter 213 is set as the target chapter, it is registered in the DVD menu 221-1. The time interval (4 minutes) between the recording start time 10:35 of the previous chapter 213 and the recording start time 10:39 of the target chapter 214 is less than the specified time (10 minutes). The chapter 214 is not registered in the chapter menu 221-1, and the chapter 215 is set as the target chapter.
[0277]
Thereafter, the above-described processing is repeated up to the final chapter 217, and finally a chapter menu 221-1 as shown in FIG. 20 is generated.
[0278]
That is, the chapter 215 has a time interval (7 minutes) between the time 10:35 of the recording start point of the previous chapter 213 registered in the DVD menu 221-1 and the time 10:42 of the recording start point of the chapter 215. ) Is less than the specified time (10 minutes), it is not registered in the chapter menu 221-1.
[0279]
On the other hand, the chapter 216 has a time interval between the recording start time 10:35 of the previous chapter 213 registered in the DVD menu 221-1 and the recording start time 11:30 of the chapter 216. Since (55 minutes) is the specified time (10 minutes) or more, it is registered in the chapter menu 221-1.
[0280]
Similarly, the chapter 217 has a time interval (30) between the time 11:30 of the recording start point of the previous chapter 216 registered in the DVD menu 221-1 and the time 12:00 of the recording start point of the chapter 216. Minutes) is equal to or longer than the specified time (10 minutes), and is registered in the chapter menu 221-1.
[0281]
As described above, the specified time is variable, and an arbitrary time can be set in the process of step S111 (FIG. 19). For example, in FIG. 20, the specified time is 10 minutes, but when the specified time is 30 minutes, the same video data (video data composed of chapters 211 to 217) as in FIG. A chapter menu 221-2 as shown in FIG. 21 is generated.
[0282]
When the chapter menu 221-1 in FIG. 20 is compared with the chapter menu 221-2 in FIG. 21, the chapter menu 212 registered in the chapter menu 221-1 in FIG. You can see that it is not registered. This is because, in chapter 212, the time interval between the time 10:00 of the recording start point of the previous chapter 211 registered in the DVD menu 221-1 and the time 10:10 of the recording start point of the target chapter 212 is If it is 10 minutes and the specified time is 10 minutes as shown in FIG. 20, the condition of step S113 (FIG. 11) is satisfied, but if the specified time is 30 minutes as shown in FIG. This is because the condition of step S113 is not satisfied.
[0283]
Furthermore, the specified time is not limited to an arbitrary time, but can also be set in units such as one day, one week, one month, or one year (units different from units expressed in seconds, minutes, or hours). Is possible.
[0284]
However, when these units are set, the unit separator is the date boundary. This date boundary may simply be fixed at midnight. However, due to recent lifestyle changes, there are many cases where an event continues from 0:00 to midnight from the previous day until the next day. If it is divided by, a problem that one event is divided occurs. Therefore, in this example, for example, any time can be set at the boundary between dates. That is, the date boundary may be set in advance by the designer, but in this example, for example, any time can be set by the user.
[0285]
Thus, when the specified time is a date (one day), as shown in FIG. 22, the first chapter among the chapters on the same day (for example, the chapter 231 of 7/1 and the chapter 232) , The first chapter 231) is registered in the chapter menu 241. That is, in the chapter menu 241, the first chapter 231 of 7/1, the first chapter 233 of 7/2, the first chapter 234 of 7/3, and the first chapter 235 of 7/4 are registered.
[0286]
In this example, for example, as shown in chapter 234, even if the end time of the chapter exceeds the time of the above-mentioned date boundary, continuous recording (from the recording start point to the recording end point). In the case of video recording, the data is divided at the date boundary and the data after the date boundary is not handled as the first chapter of the next day, but is treated as one chapter. That is, the next chapter (in this case, chapter 235) is handled as the first chapter of the next day and registered in the chapter menu.
[0287]
As described above, the chapter menu creation unit 107 (FIG. 4) can execute the “chapter menu registration process”, so that the following effects can be obtained.
[0288]
That is, in the past, when video data (recorded data on the digital video tape 13) taken by the DV 12 is recorded on a DVD, it is possible to cause the PC to create a chapter menu of the corresponding DVD menu. .
[0289]
However, in the conventional case, the PC registers the chapter specified by the user's manual operation in the chapter menu, or registers all the chapters constituting the captured video data in the chapter menu. For this reason, there is a problem that it takes a long time to create the chapter menu, and there is a problem that unnecessary chapters are registered in the DVD menu.
[0290]
For example, as in this embodiment, when a recording section from a recording start point to a recording end point is a chapter, one video data (video data recorded on the DVD 14) is composed of a very large number of chapters. Therefore, when all of these many chapters are registered in the chapter menu, it takes time to create the chapter menu, and it is difficult for the user to search for a desired chapter from the created chapter menu. Become.
[0291]
There is also a method of creating chapter menus by simply dividing continuous video data at predetermined time intervals. In this method, chapters registered in the chapter menu are not necessarily created for each event. Therefore, it has been difficult to automatically create a chapter menu desired by the user using this method.
[0292]
On the other hand, in the PC 11 (FIGS. 1 and 2) of the present invention, a “chapter registration process” is provided as one function of the data acquisition / DVD writing unit 91 (FIG. 4). That is, the user does not need to perform any special operation (simply simply connect the DV 12 to the PC 11 and turn on the DV 12), and the chapter menu is automatically displayed based on the recording start information (recording start point). Therefore, the chapter menu can be automatically created without the user's work.
[0293]
In other words, when the predetermined content data is divided into a plurality of sections, the PC 11 creates a table of contents representing the recording order of the sections of the content data, with the predetermined section of the plurality of sections as an item. A processing device, wherein each of a plurality of sections is sequentially set as a target section in the order of recording of the sections, and the recording start time of the section previously registered as a table of contents item and the recording of the set target section When the time interval with the start time is equal to or longer than a predetermined time, a table of contents creating means for creating a table of contents by repeating the process of registering the target section as a table of contents item is provided.
[0294]
Thus, since the chapter menu is generated based on the shooting start time between chapters, it is possible to create a chapter menu at every predetermined shooting event interval. In particular, when each competition of athletic meet is taken as a shooting event, when each of the first party and the second party of a wedding is taken as a shooting event, or when the first half and the second half of soccer are each taken as a shooting event, etc. In this case, the effect of the “chapter registration process” in this example is particularly remarkable.
[0295]
Therefore, the menu creation unit 107 can achieve the effect of solving the above-described conventional problem with the creation of the chapter menu by executing the “chapter menu registration process”.
[0296]
As described above, the information processing system 1 of FIG. 1 has been described as an example of the embodiment of the present invention, but the embodiment is not limited to the example of FIG. 1, and various embodiments are taken. It is possible.
[0297]
For example, the connection method between the PC 11 and the DV 12 is not particularly limited as long as the above-described series of processing is possible.
[0298]
Specifically, for example, as shown in FIG. 23, the PC 11 and the DV 12 may be connected by connecting the cradle 301 to the PC 11 and placing the DV 12 on the cradle 301. That is, in this case, when the cradle 301 is connected instead of the cable 15 (FIG. 1) and the DV 12 is placed on the cradle 301, the i.LINK 45 (FIG. 2) of the PC 11 and the i.LINK 78 (FIG. 3) of the DV 12 are Connected.
[0299]
Alternatively, for example, as shown in FIG. 24, the PC 11 and the DV 12 may be connected to each other via a network 311 including the Internet.
[0300]
Further, the information processing apparatus to which the present invention is applied is not limited to the form of a PC, and can take various embodiments. For example, the information processing apparatus is an optical drive device 321 as shown in FIG. May be.
[0301]
The configuration of the optical drive device 321 is not particularly shown, but it basically has only to have the same function as the DVD-R / RW drive 36 of FIG. 2 described above. However, in this case, the optical drive device 321 receives the software program (capture / DVD writing unit 91 (FIG. 4)) for executing the above-described series of processing and the recording data of the digital video tape 13 supplied from the DV 12. A memory to be stored (for example, a hard disk such as the HDD 34 in FIG. 2), a CPU for executing the program (for example, a CPU such as the CPU 21 in FIG. 2), and parameters and data for executing the program are temporarily stored. A memory (for example, RAM, etc.) and i.LINK for transmitting and receiving data to and from the DV 12 are also required.
[0302]
Alternatively, a software program (capture / DVD writing unit 91 (FIG. 4)) that executes the above-described series of processes may be installed in the DV 12 itself.
[0303]
By the way, when a series of processing is executed by software, various functions are executed by installing a computer in which the program constituting the software is incorporated in dedicated hardware or by installing various programs. For example, it is installed from a recording medium in a general-purpose personal computer or the like.
[0304]
As shown in FIG. 2, the recording medium is distributed to provide a program to the user separately from the personal computer, and a magnetic disk (including a flexible disk) on which the program is recorded, an optical disk (CD-ROM) (Including Compact Disc-Read Only Memory), DVD (Digital Versatile Disc), magneto-optical disk (including MD (Mini-Disc) (registered trademark)), or removable recording medium 49 (package media) such as semiconductor memory ), Or a hard disk including the HDD 34 or the ROM 34 that stores the program and is provided to the user in a state of being pre-installed in the computer.
[0305]
The series of processes described above can be executed by software, but can also be executed by hardware. In this case, the information processing apparatus has hardware corresponding to the capture / DVD writing unit 91 as shown in FIG.
[0306]
In this specification, the steps for describing the program provided by the medium are performed in parallel or individually in accordance with the described order, as well as the processing performed in time series, not necessarily in time series. The process to be executed is also included.
[0307]
In the above-described example, the DV12 format has been described as an example, and thus a frame is used. However, a field may be used. In this specification, such a frame (frame or field) is used. ) Is also referred to as an access unit.
[0308]
Furthermore, in this specification, the system represents the entire apparatus including processing means and a plurality of apparatuses.
[0309]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, recording data of a digital video tape can be recorded on a DVD. In particular, the user simply connects the DV loaded with digital videotape to the PC and turns on the DV (and if necessary, click the PC mouse 1 to instruct the execution of the process. By simply turning it, the digital videotape recording data can be imported from a DV to a PC, changed from the DV format to the DVD format, and automatically processed through a series of processes from recording to DVD. . That is, a series of processing until video data recorded on the first recording medium in the first format is recorded on the second recording medium in the second format is executed without the manual operation of the user. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of an information processing system including a personal computer to which the present invention is applied.
2 is a block diagram showing a hardware configuration example of a personal computer to which the present invention is applied, in the information processing system of FIG. 1;
3 is a diagram illustrating a configuration example of a digital video recorder in the information processing system of FIG. 1;
4 is a functional block diagram showing a configuration example of a data acquisition / DVD writing unit, which is one of software included in the personal computer of FIG.
FIG. 5 is a flowchart for explaining a processing example of a data acquisition / DVD writing unit in FIG. 4;
[Fig. 6] Fig. 6 is a diagram for explaining an example of survey contents of recording of a digital video tape.
7 is a flowchart for explaining a detailed example of a bit rate setting process in the data acquisition / DVD writing process of FIG. 5;
FIG. 8 is a diagram for explaining an example of the relationship between the total time of data written to a DVD and the bit rate.
FIG. 9 is a diagram for explaining an example of the relationship between the total time of data to be written to a DVD and the capacity when written to a DVD.
10 is a functional block diagram showing a configuration example of an acquisition unit in the data acquisition / DVD writing unit of FIG. 4 in FIG. 4;
11 is a flowchart for explaining a detailed example of digital video tape recording data acquisition processing in the data acquisition / DVD writing processing of FIG. 5; FIG.
12 is a diagram illustrating a specific processing example of a division acquisition unit in the acquisition unit of FIG.
13 is a diagram illustrating a specific processing example of a division acquisition unit in the acquisition unit of FIG.
14 is a diagram illustrating a specific processing example of a division acquisition unit in the acquisition unit of FIG.
15 is a diagram illustrating a specific processing example of a division acquisition unit in the acquisition unit of FIG.
16 is a diagram illustrating a specific processing example of a division acquisition unit in the acquisition unit of FIG.
FIG. 17 is a flowchart for explaining a detailed example of automatic acquisition processing in the recording data acquisition processing of the digital video tape of FIG. 11;
18 is a flowchart for explaining a detailed example of an automatic acquisition process in the recording data acquisition process of the digital video tape of FIG. 11. FIG.
FIG. 19 is a flowchart for explaining a detailed example of chapter registration processing in the data acquisition / DVD writing processing of FIG. 5;
20 is a diagram for explaining a specific example of the chapter registration process of FIG. 19;
FIG. 21 is a diagram for explaining a specific example of the chapter registration process of FIG. 19;
FIG. 22 is a diagram for explaining a specific example of the chapter registration process of FIG. 19;
FIG. 23 is a block diagram illustrating another configuration example of an information processing system including a personal computer to which the present invention is applied.
FIG. 24 is a block diagram illustrating another configuration example of an information processing system including a personal computer to which the present invention is applied.
FIG. 25 is a block diagram illustrating another configuration example of an information processing system including another information processing apparatus to which the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
11 Personal Computer (PC) 12 Digital Video Tape Recorder (DV), 13 Digital Video Tape, 14 DVD, 21 CPU, 34 HDD, 34-1 Free Space, 34-2 DV Format Storage Area, 34-3 DVD Format Storage Area, 36 DVD-R / RW drive, 45 i.LINK, 101 start-up section, 102 processing control section, 103 DV control section, 104 survey section 104 acquisition section, 106 bit rate setting section, 107 menu creation section, 108 DVD writing Part, 109 DVD format part, 110 survey contents / setting contents storage part, 121 to 124 recording sections, 131 to 134 chapters, 171 acquisition mode selection part, 172 division acquisition part, 173 format conversion part, 174 acquisition data deletion part, 175 Batch acquisition unit, 17 6 Overlap monitoring unit, 177 Unrecorded area monitoring unit, 178 Tape end monitoring unit, 182 chapter, 182-1, 182-2 divided section, 211 to 217 chapter, 221-1, 221-2 chapter menu, 231 to 235 Chapter, 241 Chapter menu

Claims (6)

第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータを取得する情報処理装置において、
前記コンテンツデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段の空き領域の空き容量を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算された前記記憶手段の空き容量に基づいて、前記コンテンツデータを複数の区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの所定の第1の区間データを取得し、前記記憶手段の前記空き領域のうち第1の領域に記憶させる取得手段と、
前記取得手段により取得され、前記記憶手段に記憶された前記第1の区間データのフォーマットを、前記第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換して、データ量が前記第1の区間データより小さい、フォーマット変換区間データを生成し、生成した前記フォーマット変換区間データを、前記記憶手段の前記空き領域のうち第2の領域に記憶させる変換手段と、
前記変換手段により前記第1の区間データのフォーマットが変換されて、生成された前記フォーマット変換区間データが前記記憶手段の第2の領域に記憶された場合、前記コンテンツデータを構成する複数の前記区間データのうちの、前記第1の区間データとは異なる第の区間データが前記取得手段により取得される前に、前記記憶手段に記憶された前記第1の区間データを消去する消去手段と、
前記取得手段により取得された前記複数の区間データのそれぞれに対応する、複数の前記フォーマット変換区間データのそれぞれが前記記憶手段に記憶された場合、前記複数のフォーマット変換区間データをまとめて、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータとして、所定の記録媒体に記録する記録制御手段と
を備え
前記演算手段は、さらに、前記第1のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第1のデータ量、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第2のデータ量を演算して、演算した前記第1のデータ量、および、演算した前記第2のデータ量を加算してしきい値を演算し、
前記取得手段は、前記演算手段により演算された前記記憶手段の前記空き容量が、前記演算手段により演算された前記しきい値より小さい場合、前記記憶手段の前記空き容量から、前記演算手段により演算された前記第2のデータ量を減算した量を前記第1の領域の容量として設定し、前記コンテンツデータを、設定した前記第1の領域の容量以下となるデータ量を有する複数の前記区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段の前記第1の領域に記憶させる
ことを特徴とする情報処理装置。
In an information processing apparatus for acquiring content data recorded in a first format,
Storage means for storing the content data;
Computing means for computing the free capacity of the free area of the storage means;
Based on the free capacity of the storage means calculated by the calculation means, the content data is divided into a plurality of section data, to obtain predetermined first section data of the plurality of divided section data, Acquisition means for storing in the first area of the free area of the storage means;
The format of the first interval data acquired by the acquisition means and stored in the storage means is converted from the first format to the second format, and the data amount is smaller than the first interval data Converting means for generating format conversion section data, and storing the generated format conversion section data in a second area of the free area of the storage means;
When the format of the first section data is converted by the conversion means and the generated format conversion section data is stored in the second area of the storage means , the plurality of sections constituting the content data An erasure unit for erasing the first interval data stored in the storage unit before second interval data different from the first interval data among the data is acquired by the acquisition unit;
When each of the plurality of format conversion section data corresponding to each of the plurality of section data acquired by the acquisition means is stored in the storage means, the plurality of format conversion section data are collected together, Recording control means for recording on a predetermined recording medium as the content data in the format of 2 ,
The calculation means further calculates a first data amount of the content data in the first format and a second data amount of the content data in the second format, and calculates the first data A threshold value is calculated by adding the amount and the calculated second data amount;
The acquisition means calculates the calculation means from the free capacity of the storage means when the free capacity of the storage means calculated by the calculation means is smaller than the threshold value calculated by the calculation means. The amount obtained by subtracting the amount of the second data that has been set is set as the capacity of the first area, and the content data has a data amount that is equal to or less than the capacity of the set first area. An information processing apparatus , wherein the first section data among the plurality of section data obtained by the sectioning is acquired and stored in the first area of the storage unit.
前記再生装置は、デジタルビデオテープレコーダであり、
前記第1のフォーマットは、前記デジタルビデオテープレコーダのフォーマットであり、
前記第2のフォーマットは、DVD規格により規定されているフォーマットである
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
The playback device is a digital video tape recorder,
The first format is a format of the digital video tape recorder;
The information processing apparatus according to claim 1 , wherein the second format is a format defined by a DVD standard.
前記デジタルビデオテープレコーダに、前記コンテンツデータが記録されたデジタルビデオテープを再生させて、録画開始点から、前記録画開始点の次に現れる録画終了点までの録画区間を調査する調査手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記録画区間のそれぞれに対応するデータを、1つの前記区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
The digital videotape recorder further comprises an investigation means for reproducing the digital videotape on which the content data is recorded and investigating a recording section from a recording start point to a recording end point appearing next to the recording start point. ,
The acquisition means divides the content data using data corresponding to each of the plurality of recording sections investigated by the investigation means as one piece of the section data, and the data of the plurality of sectioned pieces of data is divided. The information processing apparatus according to claim 2 , wherein the first section data is acquired and stored in the storage unit.
前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記録画区間のそれぞれに対応するデータの中に、データ量が前記第1の領域の容量を超えるデータがある場合、データ量が前記第1の領域の容量を超える前記録画区間に対応する前記データを、1つの前記区間データとせずに、前記第1の領域の容量以下の複数のデータにさらに区分し、区分した複数の前記データのそれぞれを、1つの前記区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
The acquisition means has a data amount of the first area when there is data whose data amount exceeds the capacity of the first area in the data corresponding to each of the plurality of recording sections investigated by the investigation means . The data corresponding to the recording section exceeding the capacity of the first area is further divided into a plurality of data equal to or less than the capacity of the first area , instead of one section data, and each of the divided plurality of data The content data is classified as one section data, and the first section data among the plurality of section data acquired is acquired and stored in the storage means. 3. The information processing apparatus according to 3 .
前記調査手段は、前記デジタルビデオテープレコーダに、前記コンテンツデータが記録された前記デジタルビデオテープを、通常より速い速度で再生させて、前記録画区間に対応する仮の録画区間を調査し、
前記取得手段は、前記調査手段により調査された複数の前記仮の録画区間のそれぞれに対応するデータを、1つの仮の区間データとして、前記コンテンツデータを区分し、複数の前記仮の区間データのうちの所定の第1の仮の区間データに対応する前記録画区間の録画開始点を検出し、前記デジタルビデオテープレコーダに、検出した前記録画開始点から、前記録画開始点の次に現れる前記録画終了点までの前記録画区間に対応するデータを再生させるように制御し、前記デジタルビデオテープレコーダによる再生が制御された前記録画区間に対応する前記データを、前記第1の区間データとして取得して、前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
The investigation means causes the digital video tape recorder to play back the digital video tape on which the content data is recorded at a speed higher than usual, and investigates a provisional recording section corresponding to the recording section,
The acquisition unit divides the content data using data corresponding to each of the plurality of provisional recording sections investigated by the survey unit as one provisional section data, and stores the plurality of provisional section data. The recording start point of the recording section corresponding to the predetermined first temporary section data is detected, and the recording that appears next to the recording start point from the detected recording start point to the digital video tape recorder. Control is performed to reproduce data corresponding to the recording interval up to the end point, and the data corresponding to the recording interval controlled to be reproduced by the digital video tape recorder is acquired as the first interval data. The information processing apparatus according to claim 3 , wherein the information is stored in the storage unit.
第1のフォーマットで記録されたコンテンツデータを取得し、所定の記憶装置に記憶させる処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記記憶装置の空き領域の空き容量を演算する演算ステップと、
前記演算ステップの処理により演算された前記記憶装置の前記空き容量に基づいて、前記コンテンツデータを複数の区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの所定の第1の区間データを取得して、前記記憶装置の前記空き領域のうち第1の領域に記憶させる取得ステップと、
前記取得ステップの処理により取得され、前記記憶装置に記憶された前記第1の区間データのフォーマットを、前記第1のフォーマットから第2のフォーマットに変換して、データ量が前記第1の区間データより小さい、フォーマット変換区間データを生成し、生成した前記フォーマット変換区間データを、前記記憶装置の前記空き領域のうち第2の領域に記憶させる変換ステップと、
前記変換ステップの処理により前記第1の区間データのフォーマットが変換されて、生成された前記フォーマット変換区間データが、前記記憶装置の第2の領域に記憶された場合、前記コンテンツデータを構成する複数の前記区間データのうちの、前記第1の区間データとは異なる第の区間データが前記取得ステップの処理により取得される前に、前記記憶装置に記憶された前記第1の区間データを消去する消去ステップと、
前記取得ステップにより取得された前記複数の区間データのそれぞれに対応する、複数の前記フォーマット変換区間データのそれぞれが前記記憶装置に記憶された場合、前記複数のフォーマット変換区間データをまとめて、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータとして、所定の記録媒体に記録する記録制御ステップと
含み、
前記演算ステップは、さらに、前記第1のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第1のデータ量、前記第2のフォーマットにおける前記コンテンツデータの第2のデータ量を演算して、演算した前記第1のデータ量、および、演算した前記第2のデータ量を加算してしきい値を演算するステップを含み、
前記取得ステップは、さらに、前記演算ステップにより演算された前記記憶装置の前記空き容量が、前記演算ステップにより演算された前記しきい値より小さい場合、前記記憶装置の前記空き容量から、前記演算ステップにより演算された前記第2のデータ量を減算した量を前記第1の領域の容量として設定し、前記コンテンツデータを、設定した前記第1の領域の容量以下となるデータ量を有する複数の前記区間データに区分し、区分した複数の前記区間データのうちの前記第1の区間データを取得して、前記記憶装置の前記第1の領域に記憶させるステップを含む
ことを特徴とするプログラム。
In a program for causing a computer to execute processing for acquiring content data recorded in a first format and storing the content data in a predetermined storage device,
A calculation step of calculating a free capacity of a free area of the storage device;
Based on the free capacity of the storage device calculated by the processing of the calculation step, the content data is divided into a plurality of section data, and predetermined first section data among the plurality of divided section data is Obtaining and storing in the first area of the free area of the storage device;
The format of the first section data acquired by the processing of the acquisition step and stored in the storage device is converted from the first format to the second format, and the data amount is the first section data. A conversion step of generating smaller format conversion section data and storing the generated format conversion section data in a second area of the free area of the storage device;
When the format of the first section data is converted by the process of the conversion step, and the generated format conversion section data is stored in the second area of the storage device, a plurality of pieces constituting the content data The first section data stored in the storage device is erased before second section data different from the first section data is acquired by the processing of the acquisition step. An erasing step to
When each of the plurality of format conversion section data corresponding to each of the plurality of section data acquired by the acquisition step is stored in the storage device, the plurality of format conversion section data are collected and the first A recording control step of recording on a predetermined recording medium as the content data in the format of 2 ,
The calculating step further calculates the first data amount of the content data in the first format and the second data amount of the content data in the second format, and calculates the first data Calculating a threshold value by adding the amount and the calculated second data amount;
The obtaining step further includes, when the free capacity of the storage device calculated by the calculating step is smaller than the threshold value calculated by the calculating step, from the free capacity of the storage device, the calculating step The amount obtained by subtracting the second data amount calculated by the step is set as the capacity of the first region, and the content data has a plurality of the data amounts that are equal to or less than the set capacity of the first region. The program comprising the steps of: segmenting into segment data, obtaining the first segment data of the segmented segment data, and storing the first segment data in the first area of the storage device .
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