JP4336250B2 - Airbag device - Google Patents
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Description
本発明は、例えば、自動車の乗員の下肢部に対向して展開するエアバッグ装置に関する。 The present invention relates to an airbag device that is deployed to face a lower limb portion of an occupant of an automobile, for example.
従来、自動車の座席に着座した乗員の膝部などに対向してエアバッグを展開するエアバッグ装置であるいわゆるニーエアバッグが知られている。このニーエアバッグは、例えば、運転席前方のステアリングホイールの下方に位置するパネルの内側、あるいは、助手席前方のグローブボックスの下方に位置するパネルの内側などに配置され、制御装置が衝突などの衝撃を検出した際に、折り畳んで収納したエアバッグを展開し、乗員の膝部などを拘束し、乗員が受ける衝撃を緩和するようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
今日において、乗員の姿勢などにより、乗員がパネルの下方に潜り込んでしまういわゆるサブマリン現象が知られており、このようなサブマリン現象をエアバッグ装置により抑制し、乗員を安定して保護する構成が求められている。 Today, the so-called submarine phenomenon, in which the occupant gets under the panel depending on the posture of the occupant, is known, and a configuration that suppresses such a submarine phenomenon with an airbag device and stably protects the occupant is required. It has been.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、乗員を安定して保護できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the airbag apparatus which can protect a passenger | crew stably.
請求項1記載のエアバッグ装置は、ガスを供給するインフレータと、このインフレータから供給されるガスにより着席した乗員の下肢部に対向して展開するエアバッグとを備え、このエアバッグは、乗員に対向する第1の面部と、この第1の面部の反乗員側に位置する第2の面部とを備え、前記第1の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、第1の角度をなして展開し、前記第2の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、前記第1の角度より大きい第2の角度をなして展開し、展開時の乗員反乗員方向の厚さ寸法について、上方から下方に向かうに従って厚さ寸法が大きくなるように設定されるとともに、前記第1の面部と前記第2の面部とを1個の連結部材で連結し、前記第1の面部の略全面に、乗員反乗員方向と交差する方向である幅方向の両端側から中央側に向かって反乗員側に傾斜した案内部が設けられたものである。
The airbag device according to
そして、この構成では、エアバッグは、展開した状態で、着席した乗員の下肢部に対向し、上方から下方に向かうに従って厚さ寸法が大きくなるように設定されているため、乗員の下方への潜り込むような移動を抑制し、乗員が安定して保護される。そして、エアバッグは、乗員に対向する第1の面部と、この第1の面部の反乗員側に位置する第2の面部とを備え、前記第1の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、第1の角度をなして展開し、前記第2の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、前記第1の角度より大きい第2の角度をなして展開するため、座席に着座した状態の乗員が前側に移動しようとしても、第1の面部が受け止めて乗員の下方への潜り込むような移動を抑制し、乗員が安定して保護される。さらに、エアバッグは、乗員に対向する第1の面部を備え、この第1の面部には、乗員反乗員方向と交差する方向である幅方向の両端側から中央側に向かって反乗員側に傾斜した案内部が設けられたため、前側に移動しようとした乗員を第1の面部が受け止めた際に、案内部により乗員はエアバッグの幅方向の中央部に案内され、乗員が安定して保護される。 In this configuration, since the airbag is set in a deployed state so as to face the lower limb portion of the seated occupant and increase in thickness from the upper side to the lower side, Suppressing movements that can be carried in, and occupants are stably protected. The airbag includes a first surface portion facing the occupant and a second surface portion located on the side opposite to the occupant of the first surface portion, and the first surface portion is a lower portion than the upper portion. Is located on the side opposite to the occupant and is deployed at a first angle with respect to the vertical direction, and the second surface portion is positioned on the side opposite to the occupant and lower than the upper side portion to the direction, in order to expand without the first angle is greater than the second angle, even occupant seated in the seat will attempt to move to the front, slips of the occupant of the downward receiving the first face portion Such movement is suppressed, and the passenger is stably protected. Furthermore, the airbag includes a first surface portion that faces the occupant, and the first surface portion is provided on the side opposite to the occupant from both ends in the width direction, which is a direction intersecting the occupant anti-occupant direction. Since the inclined guide portion is provided, when the first surface portion receives the occupant trying to move to the front side, the occupant is guided to the center portion in the width direction of the airbag by the guide portion, and the occupant is stabilized. Protected.
本発明のエアバッグ装置によれば、エアバッグは、展開した状態で、着席した乗員の下肢部に対向し、上方から下方に向かうに従って厚さ寸法が大きくなるように設定されているため、乗員の下方への潜り込むような移動を抑制し、乗員を安定して保護できる。さらに、乗員に対向する第1の面部の略全面に、幅方向の両端側から中央側に向かって反乗員側に傾斜した案内部が設けられたため、前側に移動しようとした乗員を第1の面部が受け止めた際に、案内部により乗員はエアバッグの幅方向の中央部に案内され、乗員を安定して保護できる。 According to the airbag device of the present invention, the airbag is set so as to face the lower limb portion of the seated occupant in the deployed state and to increase in thickness as it goes from above to below. It is possible to suppress the movement of entering the lower part of the vehicle and to stably protect the occupant. Furthermore, since a guide portion that is inclined toward the counter occupant side from both ends in the width direction to the center side is provided on the substantially entire surface of the first surface portion facing the occupant, the occupant trying to move to the front side When the surface portion receives the occupant, the occupant is guided to the center portion in the width direction of the airbag by the guide portion, and the occupant can be stably protected.
以下、本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of an airbag device of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1ないし図6において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、図1に示すように、被取付部材としての車両である自動車の車体3の車室4に面したパネル5に配置されている。そして、このエアバッグ装置2は、ニーエアバッグとも呼ばれるもので、衝突などの衝撃を受けた際に、図1にダミーで示す乗員Aの足元に展開し、乗員Aを保護するようになっている。なお、以下、前後方向などの方向は、車体3の直進方向を基準とし、すなわち、反乗員方向としての前方F、この前方Fの反対側であり乗員方向である後方B、上方U、下方D、及び両側方向Wとして説明する。
1 to 6,
そして、この車体3は、車室4内に乗員Aが着座可能な両側一対の座席6を備えているとともに、これら座席6の前方Fには、フロントガラス11とインストルメントパネル12とが配置されている。さらに、このインストルメントパネル12の下方Dには、取付部としてのダッシュパネルなどとも呼ばれるパネル5が配置され、このパネル5に、各座席6に対向して、エアバッグ装置2が取り付けられている。また、一方の座席6は、運転席であり、インストルメントパネル12とパネル5との間には、ステアリングホイール15が配置されている。また、図示しない他方の座席は、助手席であり、インストルメントパネル12とパネル5との間には、グローブボックスなどが配置されている。なお、上記のエアバッグ装置2の他に、この車室4には、ステアリングホイール15、インストルメントパネル12、座席6の側部、ルーフサイドレールなどに、図示しないエアバッグ装置が備えられている。
The vehicle body 3 includes a pair of
また、各エアバッグ装置2は、図2などに示すように、取付手段であるケース体21と、このケース体21に取り付けられるインフレータ22、リテーナ24、エアバッグ1、及びカバー体26などを備えている。そして、ケース体21は、後面を開口部21aとした略箱状をなす本体部21bを備えている。また、この本体部21bには、車体3に固定されるブラケット21cが取り付けられているとともに、上下の面には、複数の取付片部21dが設けられている。また、インフレータ22は、略円柱状をなし、一端部近傍にガス噴射部22aが設けられているとともに、他端部に接続部22bが設けられている。そして、このインフレータ22は、接続部22bに接続されるハーネス27を介して制御装置に接続され、このハーネス27を介して制御装置から供給される起動信号に基づき、ガス噴射部22aからガスを噴射する。また、リテーナ24は、略円筒状をなすリテーナ本体24aと、このリテーナ本体24aに溶接などして固定された一対の取付ボルト24bとを備えており、これら取付ボルト24bに螺合するナット24cにより、リテーナ24がケース体21に取り付けられている。また、リテーナ本体24aには、ガスが通過するガス通孔24dが形成されている。さらに、カバー体26は、例えば合成樹脂にて一体に形成され、表板部26aと、この表板部26aの裏面側すなわち前面側から前側に突設された取付板部26bとを備えている。そして、表板部26aには、他の部分より脆弱な破断部であるテアライン26cが例えば略H字状などに形成されている。また、取付板部26bは角筒状をなすとともに、上下の面には、取付片部21dに対応して、角孔状の取付受部26dが複数形成されている。そこで、取付板部26bを本体部21bの外側に嵌合し、取付片部21dを取付受部26dに係合した状態で、表板部26aが開口部21aを覆うようにして、ケース体21にカバー体26が取り付けられている。さらに、ケース体21などには、注意や製品の番号などを示す複数のラベル29a,29b,29cなどが貼着されている。
Each
また、エアバッグ1は、1枚の基布を縫い合わせ(1ピース)あるいは複数枚の基布を縫い合わせて袋状に形成され、後述するように、所定の形状に折り畳まれてケース体21に収納されている。そして、このエアバッグ1は、展開した状態では、図1、図4及び図5などに示すように、後方Bすなわち乗員に対向する第1の面部としての後面部31と、前方Fすなわちパネル5側に対向する第2の面部としての前面部32と、これら前面部32と後面部31との両側方向Wの端部同士を連結する側面部33,33と、前面部32と後面部31との上端部同士を連結する天面部35と、前面部32と後面部31との下端部同士を連結する底面部36とを備えている。そして、このエアバッグ1は、側面視で略台形状をなし、すなわち、天面部35よりも底面部36の方が前後方向の寸法が大きく、前面部32と後面部31とは、下方Dに向かって所定の角度θで拡開するように形成されている。さらに、底面部36よりも天面部35の方が両側方向の寸法が大きく、後方から見た状態では、上方Uに向かって拡開する台形状に形成されている。また、図6に示すように、底面部36の近傍の下端部には、挿入口37が形成されているとともに、前面部32と後面部31とを貫通する取付孔37a及びこれら前面部32と後面部31との一方のみを貫通する取付孔37bが形成されている。さらに、エアバッグ1の内側には、前面部32と後面部31とを連結するテザーなどとも呼ばれる連結部材38が配置されている。本実施の形態では、図4及び図5に示される、両側方向Wの中央部近傍において、基布にて形成された複数の連結部材38が前面部32と後面部31とにそれぞれ縫合されているとともに、これら連結部材38の前後方向の寸法は、側面部33の前後方向の寸法より若干小さく形成されており、両側方向Wの中央部で厚さ寸法が小さく形成されている構成を前提とし、さらに、連結部材を1個とし、図7に示すように、後面部31の略全面を案内部40としている。そこで、エアバッグ1の展開時には、前面部32について、両側方向Wの端部近傍から連結部材38が縫い付けられた部分にかけて、両側方向Wの中央部に向かい前方Fに向かって傾斜する傾斜面である案内部40が形成されるようになっている。また、このエアバッグ1には、折り畳んだ形状を保持するため、不織布製のラッピング41と、リベット42とが組み合わされている。
The
次に、このエアバッグ装置2の組み立て工程を説明する。
Next, the assembly process of this
まず、エアバッグ1、インフレータ22、及びリテーナ24などを組み合わせて、図3に示す組立体44を構成する。この工程は、まず、インフレータ22の端部にハーネス27を取り付けるとともに、リテーナ本体24aの内側にインフレータ22を組み合わせて固定する。そして、図6(a)及び(b)に示すように、このインフレータ22を取り付けたリテーナ24を、挿入口37からエアバッグ1の内側に挿入し、取付ボルト24bを取付孔37bから引き出し、さらに、エアバッグ1の基端部を折り返して取付ボルト24bを取付孔37aに貫通させるとともに、リベット42でこれらエアバッグ1とリテーナ24とを連結する。次いで、図6(c)及び(d)に示すように、エアバッグ1を平面状に広げるように形を整える。次いで、図6(e)及び(f)に示すように、先端部から巻き付けロール状に折り畳みロール部50とするとともに、リテーナ24の近傍は、蛇腹状に折り畳み蛇腹部51とする。次いで、図6(g)に示すように、ロール部50の両側方向Wの両端部をいわば略Z字状に折り重ね、ケース体21に収納可能な幅寸法とする。そしてこの状態で、エアバッグ1にラッピング41を被せ、ラッピング41に設けた孔部41aを取付ボルト24bに引っ掛けて、エアバッグ1を所定の形状に折り畳んだ状態で保持し、図3に示すような組立体44を構成する。
First, an
次いで、この組立体44を開口部21aを介してケース体21に挿入し、ケース体21に形成された図示しない取付孔に取付ボルト24bを貫通させ、ケース体21の外側から取付ボルト24bにナット24cを螺合して、組立体44すなわちエアバッグ1、インフレータ22、及びリテーナ24などをケース体21に固定する。次いで、取付板部26bを本体部21bの外側に嵌合するとともに取付片部21dを取付受部26dに係合し、表板部26aが開口部21aすなわちエアバッグ1を覆うようにして、ケース体21にカバー体26を取り付けることにより、エアバッグ装置2が構成される。
Next, the
そして、ブラケット21cを車体3の部品に連結し、カバー体26の表板部26aがパネル5と面一になるようにエアバッグ装置2を車体3に取り付けるとともに、ハーネス27を制御手段に電気的に連結し、エアバッグ装置2が車体3に設置される。
Then, the
次に、このエアバッグ装置2の動作を説明する。
Next, the operation of the
制御装置が自動車の衝突などの衝撃を検出すると、この制御手段はハーネス27を通じて起動信号である電力を供給し、インフレータ22を作動させる。そして、インフレータ22からエアバッグ1内にガスが供給されると、エアバッグ1は、ケース体21の内側で膨張し、まず、ラッピング41を他の部分より脆弱なテアライン41bで破断し、ついで、カバー体26をテアライン26cで破断して、エアバッグ1を突出させる。このエアバッグ1は、図1、図4、及び図5に示すように展開し、すなわち、乗員Aの膝部を含む下肢部に対向して膨張展開し、乗員Aの膝部を拘束して車体3に対する相対的な移動を抑制し、パネル5や車室4に進入してくる床面などに直接当接することなどを抑制して保護できる。
When the control device detects an impact such as a car collision, the control means supplies power as an activation signal through the
さらに、本実施の形態では、エアバッグ1は、下方に向かって厚さ寸法が大きくなるように設定されており、例えば、図1に示すように、垂直線Vに対して前方Fに位置する後面部31のなす角度をθ1とし、垂直線Vに対して前方Fに位置する前面部32のなす角度をθ2とすると、θ2>θ1であり、θ2−θ1であるθの値がプラスとなるように設定されている。そこで、乗員Aのシートベルトの装着の有無にかかわらず、乗員Aの膝の角度が伸びないように維持し、膝部を含む下肢部を移動することなく確実に拘束し、脚が前方Fに移動し腰部が座席6から落ちるといったいわゆるサブマリン現象を抑制できるとともに、乗員Aの挙動特に腰部の挙動を安定させて、車室4に備えられた他のエアバッグ装置の効果を十全に発揮させることができる。
Further, in the present embodiment, the
また、座席を移動させる機構を設ける構成などに比べ、構造を簡略化でき、容易に製造コストを低減できる。 Further, the structure can be simplified and the manufacturing cost can be easily reduced as compared with a configuration in which a mechanism for moving the seat is provided.
また、エアバッグ1は、連結部材38により、後面部31の中央部分に対して両側方向Wの両端部を後方Bに向かって膨出させ、言い換えれば、後面部31の中央部分を前側に向かって傾斜するようにへこませた傾斜面である案内部40を設け、さらに、図4に示すように2枚の基布により連結部材38を構成して案内部40同士の間を平面状に形成する構成を前提とし、さらに、連結部材を1個とし、図7に示すように、後面部31の略全面を案内部40とすることにより、乗員Aの下肢部を容易に確実に拘束できる。すなわち、図7に示すように、後面部31に中央部をへこまして案内部40を形成したため、乗員Aの膝部が案内部40に当接しさらに相対的に接近する方向に移動した際に、膝部が中央部側(図7(b)における矢印C方向)に案内され、エアバッグ1により乗員Aを確実に拘束できる。
Further, the
また、後面部31の上下方向の寸法は、すね部すなわち膝部からくるぶしまでの間の少なくとも一部に確実に接触する寸法で、適宜の寸法を採ることができる。
Further, the vertical dimension of the
本発明は、車両に備えられるエアバッグ装置の他、車両以外の移動体に備えることもできる。 The present invention can be provided in a moving body other than a vehicle, in addition to an airbag device provided in a vehicle.
1 エアバッグ
2 エアバッグ装置
22 インフレータ
31 第1の面部としての後面部
32 第2の面部としての前面部
38 連結部材
40 案内部
A 乗員
B 乗員方向としての後方
D 下方
F 反乗員方向としての前方
U 上方
θ1 第1の角度
θ2 第2の角度
DESCRIPTION OF
22 Inflator
31 Rear surface as first surface
32 Front part as second part
38 connecting members
40 Guide part A Crew B Rearward as occupant direction D Lower F Front as anti-occupant direction U Upper θ1 First angle θ2 Second angle
Claims (1)
このインフレータから供給されるガスにより着席した乗員の下肢部に対向して展開するエアバッグとを備え、
このエアバッグは、乗員に対向する第1の面部と、この第1の面部の反乗員側に位置する第2の面部とを備え、
前記第1の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、第1の角度をなして展開し、
前記第2の面部は、上側部よりも下側部が反乗員側に位置し、かつ、垂直方向に対し、前記第1の角度より大きい第2の角度をなして展開し、
展開時の乗員反乗員方向の厚さ寸法について、上方から下方に向かうに従って厚さ寸法が大きくなるように設定されるとともに、
前記第1の面部と前記第2の面部とを1個の連結部材で連結し、前記第1の面部の略全面に、乗員反乗員方向と交差する方向である幅方向の両端側から中央側に向かって反乗員側に傾斜した案内部が設けられた
ことを特徴とするエアバッグ装置。 An inflator for supplying gas;
An airbag that is deployed to face the lower limbs of the occupant seated by the gas supplied from the inflator;
The airbag includes a first surface portion facing the occupant and a second surface portion located on the side opposite to the occupant of the first surface portion,
The first surface portion is deployed at a first angle with respect to the vertical direction, with the lower side portion positioned on the side opposite to the occupant than the upper side portion,
The lower surface portion of the second surface portion is positioned on the side opposite to the occupant than the upper portion, and the second surface portion is deployed at a second angle larger than the first angle with respect to the vertical direction.
The thickness dimension of the passenger opposite-to-occupant direction during deployment, is set so that the thickness dimension becomes larger toward the upper side to the lower side Rutotomoni,
The first surface portion and the second surface portion are connected by a single connecting member, and the substantially entire surface of the first surface portion is centered from both ends in the width direction, which is a direction intersecting the occupant anti-occupant direction. An air bag device characterized in that a guide portion inclined toward the side opposite to the passenger is provided .
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