JP4325003B2

JP4325003B2 - Printing information setting apparatus, method and recording medium

Info

Publication number: JP4325003B2
Application number: JP36475598A
Authority: JP
Inventors: 勤大谷
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1998-12-22
Filing date: 1998-12-22
Publication date: 2009-09-02
Anticipated expiration: 2018-12-22
Also published as: JP2000185450A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する技術と、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を外部に供給する技術とに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、プリンタをコンピュータにつないで、コンピュータで作成した印刷データをプリンタに印刷しようとするとき、コンピュータにプリンタ用のデバイスドライバ（以下、プリンタドライバと呼ぶ）を組み込む必要がある。プリンタドライバは、プリンタの機能やインターフェース、フォント情報、制御コードなど、プリンタについての各種情報をコンピュータに設定してプリンタをコントロールするコンピュータプログラムであり、印刷しようとするプリンタの機種ごとに用意される。
【０００３】
作業者は、コンピュータを操作して、コンピュータに組み込んだプリンタドライバを起動して、各種情報の設定を行なうことができるが、その設定は次のようにして行なう。プリンタドライバが起動されると、コンピュータは、ディスプレイに、データ入力用の画面領域を表示する。この画面領域には、上記各種情報についてのデータ入力欄が設けられており、作業者は、マウス、キーボードを操作して、これらデータ入力欄にデータをキー入力することにより、各種情報の設定を行なっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術では、新たな情報を設定したとき、以前の設定した情報が消えてしまうという不具合があった。この不具合を解消するものとして、設定した各種情報の集まりをドライバ内に登録することができるプリンタドライバが考えられる。
【０００５】
しかしながら、こうしたプリンタドライバは、登録した情報を個々のユーザで利用することを想定しているだけであり、一のプリンタドライバで登録した情報をそのユーザ以外で利用することはできない。
【０００６】
この発明は、一度設定した各種情報を他のユーザでも利用し得る構成とすることによって、情報入力の手間を削減することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
このような課題を解決するため、この発明の第１の装置は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置であって、
前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、外部記憶装置から読み出すファイル読出手段と、
前記ファイル読出手段により読み出したデータファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう情報設定手段と
を備えることを特徴としている。
【０００８】
ここで、上記印刷装置は、印刷を行なう機能を持つ構成であればよく、プリンタ等の単独の装置であってもよいし、あるいは、特定の装置（例えば、ファクシミリ装置）に内蔵される印刷機構であってもよい。また、用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとは、前記印刷のための各種情報の中で用紙種類によって設定値を変更することが必要となり得るようなデータである。なお、こうしたデータについての説明および上記印刷装置についての説明は、この第１の装置ばかりでなく、後述する、第２ないし第５の装置、第１ないし第５の方法および第１ないし第４の記録媒体にも適用するものとする。
【０００９】
以上の構成の第１の装置によれば、印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、その用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルが外部記憶装置から読み出されて、このデータファイルに基づいて各種情報の設定がなされる。このデータファイルは、用紙種類データとその用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを含むことから、このデータファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能である。上記外部記憶装置は、印刷情報設定装置の外部に対してデータの読み出しと書き込みが可能な記憶媒体であることから、上記データファイルは外部からの提供が可能となる。
【００１０】
したがって、この第１の装置によれば、他のユーザが作成したデータファイルに基づいて各種情報を設定することができることから、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【００１１】
上記構成の第１の装置において、前記外部記憶装置が着脱自在の記録媒体である構成とすることができる。
【００１２】
この構成によれば、外部記憶装置をそのまま外へ運ぶことができることから、データファイルの受け渡しが容易であるといった効果を奏する。
【００１３】
この発明の第２の装置は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置であって、
前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、ネットワークを介して所定のサーバから受信するファイル受信手段と、
前記ファイル受信手段により受信した前記データファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう情報設定手段と
を備えることを特徴としている。
【００１４】
以上の構成の第２の装置によれば、印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、その用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルが、ネットワークを介して所定のサーバから受信されて、このデータファイルに基づいて各種情報の設定がなされる。このデータファイルは、用紙種類データとその用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを含むことから、このデータファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能である。
【００１５】
したがって、この第２の装置によれば、所定のサーバから提供されたデータファイルに基づいて各種情報を設定することができることから、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【００１６】
上記第１の装置または第２の装置において、前記情報設定手段は、前記データファイルの内容に前記所定の印刷装置で取り扱い不可能なデータが含まれる場合に、前記データファイルの内容を前記所定の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換して、該変換後のデータファイルを前記各種情報の設定に供するファイル変換手段を備える構成とすることができる。
【００１７】
この構成によれば、使用する所定の印刷装置の機種に対応したデータファイルが用意されていないときにも、他機種用のデータファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能となる。
【００１８】
また、上記第１の装置または第２の装置において、前記データファイルは、予め定められた一の用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを有する１レコードデータを、複数備えたものであり、前記情報設定手段は、ユーザによる操作を受け付けるキーボード、マウス等の入力手段からの入力データを取り込む入力制御手段と、該入力制御手段により取り込み可能な入力データを、前記データファイルの中のいずれかのレコードデータに含まれるデータと一致するものに制限する入力制限手段と、該取り込んだ入力データに基づいて、前記各種情報の設定を行なう設定手段とを備える構成とすることができる。
【００１９】
この構成によれば、設定する情報を、データファイルにより定めた用紙の種類に適したものに制限することができる。
【００２０】
この発明の第３の装置は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置であって、
入力手段からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう情報設定手段と、
前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルを外部記憶装置に書き込むファイル書込手段と
を備えることを要旨としている。
【００２１】
以上の構成の第３の装置によれば、情報設定手段により各種情報の設定を行なうが、この設定した各種情報に基づいて、用紙種類データと、その用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルが作成される。そして、そのデータファイルは外部記憶装置に書き込まれる。このため、情報設定手段により設定した各種情報は、外部に提供することが可能となる。
【００２２】
したがって、この第３の装置によれば、自身で設定を行なった各種情報を、他のユーザにおいて利用することができることから、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【００２３】
上記構成の第３の装置において、前記外部記憶装置が着脱自在の記録媒体である構成とすることができる。この構成によれば、外部記憶装置をそのまま外へ運ぶことができることから、データファイルの受け渡しが容易であるといった効果を奏する。
【００２４】
この発明の第４の装置は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置であって、
入力手段からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう情報設定手段と、
前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルをネットワークを介して所定のサーバに送信するファイル送信手段と
を備えることを要旨としている。
【００２５】
以上の構成の第４の装置によれば、情報設定手段により各種情報の設定を行なうが、この設定した各種情報に基づいて、用紙種類データと、その用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルが作成される。そして、そのデータファイルはネットワークを介して所定のサーバに書き込まれる。このため、情報設定手段により設定した各種情報は、外部に提供することが可能となる。
【００２６】
したがって、この第４の装置によれば、自身で設定を行なった各種情報を、他のユーザにおいて利用することができることから、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【００２７】
この発明の第５の装置は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を外部に供給する印刷情報供給装置であって、
前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、所定のサーバ上に格納するファイル格納手段と、
外部からの求めに応じて前記所定のサーバから前記データファイルを出力するファイル出力手段と
を備えることを特徴としている。
【００２８】
以上の構成の第５の装置によれば、印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、その用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルが所定のサーバ上に格納されており、外部からの求めに応じて所定のサーバからこのデータファイルが出力される。このデータファイルは、用紙種類データとその用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを含むことから、このデータファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能である。
【００２９】
したがって、この第５の装置によれば、このデータファイルを利用するユーザにあって、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【００３０】
この発明の第１の方法は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法であって、
（ａ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、外部記憶装置から読み出す工程と、
（ｂ）前記読み出したデータファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう工程と
を備えることを特徴としている。
【００３１】
この構成の第１の方法によっても、上記第１の装置と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００３２】
この発明の第２の方法は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法であって、
（ａ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、ネットワークを介して所定のサーバから受信する工程と、
（ｂ）前記受信したデータファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう工程と
を備えることを特徴としている。
【００３３】
この構成の第２の方法によっても、上記第２の装置と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００３４】
この発明の第３の方法は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法であって、
（ａ）入力装置からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう工程と、
（ｂ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルを外部記憶装置に書き込む工程と
を備えることを特徴としている。
【００３５】
この構成の第３の方法によっても、上記第３の装置と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００３６】
この発明の第４の方法は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法であって、
（ａ）入力装置からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう工程と、
（ｂ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルをネットワークを介して所定のサーバに送信する工程と
を備えることを特徴としている。
【００３７】
この構成の第４の方法によっても、上記第４の装置と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００３８】
この発明の第５の方法は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を外部に供給する印刷情報供給方法であって、
（ａ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、所定のサーバ上に用意する工程と、
（ｂ）外部からの求めに応じて前記所定のサーバから前記データファイルを出力する工程と
を備えることを特徴としている。
【００３９】
この構成の第５の方法によっても、上記第５の装置と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００４０】
この発明の第１の記録媒体は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
（ａ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、外部記憶装置から読み出す機能と、
（ｂ）前記読み出したデータファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう機能と
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【００４１】
この構成の第１の記録媒体によっても、上記発明の第１の装置および第１の方法と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００４２】
この発明の第２の記録媒体は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
（ａ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを、ネットワークを介して所定のサーバから受信する機能と、
（ｂ）前記受信したデータファイルに基づいて、前記各種情報の設定を行なう機能と
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【００４３】
この構成の第２の記録媒体によっても、上記発明の第２の装置および第２の方法と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００４４】
上記第１または第２の記録媒体において、前記機能（ｂ）は、（ｂ１）前記データファイルの内容に前記所定の印刷装置で取り扱い不可能なデータが含まれる場合に、前記データファイルの内容を前記所定の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換して、該変換後のデータファイルを前記各種情報の設定に供する機能を備えるようにコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることが可能である。
【００４５】
この発明の第３の記録媒体は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
（ａ）入力装置からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう機能と、
（ｂ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルを外部記憶装置に書き込む機能と
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【００４６】
この構成の第３の記録媒体によっても、上記発明の第３の装置および第３の方法と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００４７】
この発明の第４の記録媒体は、
所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設定するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
（ａ）入力装置からの入力データに基づいて前記各種情報の設定を行なう機能と、
（ｂ）前記印刷に用いられる用紙の種類を示す用紙種類データと、該用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含むデータファイルを前記各種情報に基づいて作成して、該作成したデータファイルをネットワークを介して所定のサーバに送信する機能と
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【００４８】
この構成の第４の記録媒体によっても、上記発明の第４の装置および第４の方法と同様に、情報入力の手間を削減することができる。
【００４９】
【発明の他の態様】
この発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その態様は、コンピュータに上記の発明の各工程または各手段の機能を実現させるコンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。こうした態様では、プログラムをネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の方法や装置を実現することができる。
【００５０】
【発明の実施の形態】
以上説明したこの発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図１はこの発明の第１実施例を適用するコンピュータシステムの外観図である。このコンピュータシステムは、コンピュータ１０と、周辺機器としてのＣＲＴディスプレイ１２およびプリンタ１４を備える。コンピュータ１０は、コンピュータ本体１６と、入力装置としてのキーボード１８とマウス２０を備える。なお、このコンピュータ本体１６には、フロッピィディスク２２の内容を読み取るフロッピィディスクドライブ２４が搭載されている。
【００５１】
図２は、コンピュータシステムのハードウェアの概略構成を示すブロック図である。図示するように、このコンピュータ本体１６は、中央演算処理装置としてのＣＰＵ３１を中心にバスにより相互に接続されたＲＯＭ３２、ＲＡＭ３３、マウスインタフェース３４、キーボードインタフェース３５、ＦＤＣ３６、ＨＤＣ３７、ＣＲＴＣ３８、プリンタインタフェース３９およびＩ／Ｏポート４０を備える。
【００５２】
ＲＯＭ３２は、内蔵されている各種プログラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。ＲＡＭ３３は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能なメモリである。マウスインタフェース３４は、マウス２０とのデータ等のやり取りを司るインタフェースである。キーボードインタフェース３５は、キーボード１８からのキー入力を司るインタフェースである。ＦＤＣ３６は、フロッピィディスクドライブ（ＦＤＤ）２４を制御するフロッピィディスクコントローラである。ＨＤＣ３７は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）４１を制御するハードディスクコントローラである。ＣＲＴＣ３８は、必要なデータ等を表示するＣＲＴディスプレイ１２への信号出力を制御するＣＲＴコントローラである。プリンタインタフェース３９は、プリンタ１４へのデータの出力を制御するインタフェースである。Ｉ／Ｏポート４０は、シリアル出力のポートを備えており、モデム４４に接続されており、このモデム４４を介して、公衆電話回線４６に接続されている。公衆電話回線４６はインターネット４７と接続されている。このため、コンピュータ１０は、公衆電話回線４６を利用してインターネット４７と接続されることになり、インターネット４７上の特定のサーバ４８との接続が可能となる。
【００５３】
このコンピュータシステムでは、オペレーティングシステムはＨＤＤ４１に記憶されており、コンピュータ本体１６に電源を投入すると、ＨＤＤ４１のブートブロックに書き込まれたローダに従って、オペレーティングシステムはＲＡＭ３３の所定の領域にロードされる。また、プリンタ１４の機種毎に用意されるプリンタドライバは、フロッピィディスク２２に予め格納されており、所定のインストールプログラムを起動することで、フロッピィディスクドライブ２４からコンピュータ本体１６にインストールされる。このインストールされたプリンタドライバは、ＨＤＤ４１に記憶されており、コンピュータ本体１６に電源を投入したときに、オペレーティングシステムとともに、ＲＡＭ３３の所定の領域にロードされる。
【００５４】
このプリンタドライバをＣＰＵ３１が実行することによって本発明の各種構成要件は実現される。なお、このプリンタドライバのソフトウェアプログラムは、前述したように、フロッピィディスク２２に格納されたものであるが、これに替えて、ＣＤ−ＲＯＭ、光磁気ディスク、ＩＣカード等の他の携帯型記録媒体（可搬型記録媒体）に格納された構成としてもよい。また、前述したソフトウェアプログラムは、外部のネットワークに接続される特定のサーバ４８から、ネットワークを介して提供されるプログラムデータをダウンロードして、ＲＡＭ３３またはＨＤＤ４１に転送することにより得るようにすることもできる。
【００５５】
以上説明したハードウェア構成を有するコンピュータシステムによる印刷の様子について次に説明する。図３は、コンピュータ本体１６が扱う画像情報から印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図である。図示するように、コンピュータ本体１６の内部で動作しているアプリケーションプログラム５１により、画像の処理を行いつつビデオドライバ５２を介してＣＲＴディスプレイ１２に画像を表示している。また、このアプリケーションプログラム５１が、印字発令を発行すると、コンピュータ本体１６内のプリンタドライバ５３が、画像情報をアプリケーションプログラム５１から受け取り、これをプリンタ１４が印字可能な信号に変換している。
【００５６】
図３に示した例では、プリンタドライバ５３の内部には、アプリケーションプログラム５１が扱っている画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタライザ５４、ドット単位の色情報に変換された画像情報（階調データ）に対してプリンタ１４の発色の特性に応じた色補正を行なう色補正モジュール５５、色補正された後の画像情報からドット単位でのインクの有無によりある面積での濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画像情報を生成するハーフトーンモジュール５６が備えられている。また、プリンタドライバ５３の内部には、プリンタ１４による印刷のための各種情報を設定する情報設定モジュール５７が備えられている。印刷のための各種情報としては、印刷解像度、色補正等の基本設定に関するもの、用紙のサイズ、用紙方向等の用紙設定に関するもの等がある。なお、情報設定モジュール５７で設定された色補正の情報は、色補正モジュール５５に送られる。情報設定モジュール５７は、ビデオドライバ５２を介してＣＲＴディスプレイ１２に設定の内容を示す画像を表示している。なお、ハーフトーンモジュール５６はプリンタ１４側に持たせる構成としてもよい。
【００５７】
また、情報設定モジュール５７の内部には、この発明の主要部としてのファイル読出部５７ａ、情報設定部５７ｂおよびファイル書込部５７ｃが備えられている。なお、情報設定モジュール５７を除いた各モジュールの動作は、周知のものなので、説明は原則として省略し、情報設定モジュール５７について、以下に説明する。
【００５８】
プリンタドライバ５３は、その設定を変えることにより、プリンタ１４による印刷を種々コントロールすることができるが、ユーザは、そうした設定を予め行なっておく必要がある。こうした印刷のための各種情報を設定する作業を実行するのが情報設定モジュール５７である。ここでは、この情報設定モジュール５７の動作によりユーザはどのような操作を行なうかを先に説明する。なお、この説明に当たり、このプリンタドライバ５３が動作するオペレーティングシステムとして、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５（マイクロソフト社の商標）を例にとって説明する。また、プリンタ１４の名称は「ＰＭ−００」であるものとして説明する。
【００５９】
ユーザは、まずコンピュータ１０を次のように操作して、印刷のための各種情報を設定するダイアログボックスを開く。すなわち、［スタート］→［設定］→［プリンタ］の操作を行なうことで、「プリンタ」ウィンドウを開く。次いで、そのウィンドウ上の目的のプリンタ、ここでは「ＰＭ−００」のアイコンをダブル・クリックして、そのプリンタについてのウィンドウを開く。その後、そのウィンドウから［プリンタ］→［プロパティ］の操作を行なって、そのプリンタについての各種情報を設定するダイアログボックスを表示させる。
【００６０】
図４は、そのダイアログボックスＤＢ１を例示する説明図である。図示するように、ダイアログボックスＤＢ１には、「情報」、「詳細」、「基本設定」、「用紙設定」、「レイアウト」、「ユーティリティ」の６種類のカードＣＤ１，ＣＤ２，ＣＤ３，ＣＤ４，ＣＤ５，ＣＤ６が用意されている。「情報」のカードＣＤ１は、プリンタのコメント等、プリンタについての情報を設定するためのものである。「詳細」のカードＣＤ２は、プリンタが接続されているポート等、プリンタについての詳細な情報を設定するためのものである。「基本設定」のカードＣＤ３は、印刷品質に関わる基本的な情報を設定するためのものである。「用紙設定」のカードＣＤ４は、用紙についての各種情報を設定するためのものである。「レイアウト」のカードＣＤ５は、用紙についてのレイアウト情報を設定するためのものである。「ユーティリティ」のカードＣＤ６は、その他有用な情報を設定するためのものである。これらカードＣＤ１〜ＣＤ６の内のいずれかが、作業者によって、マウス２０を操作することにより選択されて、ダイアログボックスＤＢ１に表示される。なお、カードＣＤ１〜ＣＤ６の内容の組み分けは、上記例に限る訳ではなく、１枚のカードで全ての内容を含む構成としてもよく、あるいは、より細かく分けて７枚以上のカードに分ける構成としてもよい。
【００６１】
図５は、「基本設定」のカードＣＤ３が開かれたダイアログボックスＤＢ１を例示する説明図である。図示するように、この「基本設定」のカードＣＤ３には、作業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄として、「用紙種類」、「インク」、「モード設定」の３つのデータ入力欄Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３が設けられている。また、このカードＣＤ３には、プリンタドライバの現在の設定の内容のうちのいくつかの情報を表示するデータ表示欄Ｅ４が設けられている。
【００６２】
「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１は、用紙の種類を設定するもので、「普通紙」、「スーパーファイン専用紙」、「専用光沢フィルム」等が選択肢として用意されている。「インク」のデータ入力欄Ｅ２は、プリンタ１４に使用するインクの種類を設定するもので、「カラー」と「黒」とが選択肢として用意されている。「モード設定」のデータ入力欄Ｅ３は、基本的な設定のモードを選択するもので、予め決められた設定を自動的に行なう「推奨設定」のモードと、手動で詳細に設定を行なう「詳細設定」のモードとがボタンＥ３ａ，Ｅ３ｂにより選択可能となっている。
【００６３】
まず、ボタンＥ３ｂがクリックされて「詳細設定」のモードが選択されたときの動作について説明する。この「詳細設定」のモードが選択されると、データ入力欄Ｅ３ｃおよびデータ入力欄Ｅ３ｄが「現在の設定」、「設定変更」と表示された上でアクティブな状態となる。これにより、このデータ入力欄Ｅ３ｃから印刷目的を入力することが可能となり、また、データ入力欄Ｅ３ｄから手動設定を行なうためのダイアログボックスを開くことが可能となる。データ入力欄Ｅ３ｃは、印刷する画像データのタイプを設定するもので、ワープロ、グラフ、写真等の選択肢が用意されている。
【００６４】
図６は、データ入力欄Ｅ３ｄから開かれる手動設定のダイアログボックスＤＢ２を例示する説明図である。図示するように、「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」等についてのデータ入力欄Ｅ１１，Ｅ１２，Ｅ１３，Ｅ１４，Ｅ１５，Ｅ１６，Ｅ１７が設けられている。
【００６５】
「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１１および「インク」のデータ入力欄Ｅ１２は、「基本設定」のカードＣＤ３上に設けられた「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１および「インク」のデータ入力欄Ｅ２と同一のものであり、後に入力された方が優先され、先に入力された方のデータ入力欄の表示は後に入力されたデータに従って変更される。「印刷品質」のデータ入力欄Ｅ１３は、印刷する解像度を設定するもので、「ドラフト」、「ファイン」、「スーパファイン」、「フォト」の４種類が選択肢として用意されている。ここで、「ドラフト」、「ファイン」、「スーパファイン」および「フォト」は、順に、１８０×１８０［ｄｏｔ］、３６０×３６０［ｄｏｔ］、７２０×７２０［ｄｏｔ］、１４４０×７２０［ｄｏｔ］の解像度を示すものである。
【００６６】
「ハーフトーン」のデータ入力欄Ｅ１４は、ハーフトーンの種類を設定するもので、「高速ハーフトーン」、「高画質ハーフトーン」が選択肢として用意されている。なお、このハーフトーンの種類の情報はハーフトーンモジュール５６（図３）にて利用される。「マイクロウィーブ」のデータ入力欄Ｅ１５は、マイクロウィーブの機能をオン／オフするものである。ここで、マイクロウィーブとは、プリンタ１４に備えられる機能であり、異なるノズルが同一のラインを走査することにより、印刷の品質を高めることができる。「双方向印刷」のデータ入力欄Ｅ１６は、双方向印刷の機能をオン／オフするものである。ここで、双方向印刷とは、プリンタ１４に備えられる機能であり、ヘッドが左右双方向から移動することにより、印刷の速度を高めることができる。
【００６７】
「カラー調整」のデータ入力欄Ｅ１７は、色補正に関わる各種の情報を設定するもので、「ドライバによる色補正」、「オートフォトファイン」、「ＩＣＭ」、「ｓＲＧＢ」が選択肢として用意され、その上で、明度、コントラスト、彩度の強弱が設定可能となっている。
【００６８】
なお、「インク」から「カラー調整」までの各データ入力欄Ｅ１２〜Ｅ１７は、上述した全ての選択肢が必ずしも入力可能となっておらず、「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１１で選択した用紙の種類によってその選択肢が制限される構成となっている。例えば、「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１は「普通紙」に設定された場合、「印刷品質」のデータ入力欄Ｅ１３は「ドラフト」、「ファイン」、「スーパファイン」が選択可能となり、「フォト」については選択肢から外される構成となっている。かかる構成は、ＲＡＭ３３に記憶されるプリンタドライバ内に、用紙別の設定情報を記憶する用紙設定情報記憶テーブルを用意し、そのテーブルに基づいて上記選択肢の制限を行なうことにより実現している。なお、「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１１についても、用紙設定情報記憶テーブルに登録される「用紙種類」だけが選択可能となっている。
【００６９】
図７は、ＲＡＭ３３に記憶される用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１の一例を示す説明図である。図示するように、用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２のデータ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７に対応する「用紙種類」から「双方向印刷」までの７つのフィールドｆ１，ｆ２，ｆ３，ｆ４，ｆ５，ｆ６，ｆ７から構成されるレコードデータを複数備えるものである。１レコードデータが、各データ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７から入力可能な１通りのデータの組合せに対応しており、この用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１に格納される全レコードデータによって、データ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７から入力可能なデータの組合せの全てが示される。
【００７０】
なお、図中において、「ハーフトーン」のフィールドｆ５の欄の「ＥＤ」は高画質ハーフトーンを、「ＤＢ」は高速ハーフトーンを示しており、「Ｎｏｎｅ」はいずれのハーフトーンも行なわないことを示している。なお、このフィールドｆ５における「／」は、／で区切られるいずれの値をもとり得ることを示しており、図中では、１つの欄にまとめて記しているが、実際はその複数通りだけのレコードデータが存在することになる。例えば、「ＥＤ／ＤＢ」の記載の意味は、２レコードデータが存在し、その内の一つは「ハーフトーン」のフィールドｆ５の欄が「ＥＤ」であり、他の一つは「ハーフトーン」のフィールドｆ５の欄が「ＤＢ」であることを示している。「マイクロウィーブ」のフィールドｆ６の欄の「Ｎ／Ａ」は、マイクロウィーブの設定の選択が不可能であることを示している。
【００７１】
フィールドｆ１に格納される用紙種類が「普通紙」であるときには、「ハーフトーン」のフィールドｆ５に格納されるデータが一定であるとすると、図中の表の行数である８通りの場合があり、「ハーフトーン」の場合の数まで考慮すると、「インク」がカラーである場合、４×２（＝８）通り、「インク」が黒である場合、４×３（＝１２）通りとなり、トータルで２０通りの場合が考えられる。したがって、この例の場合には、用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１には、用紙種類が「普通紙」である場合として２０のレコードデータが用意されることになる。なお、図示するように、用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１には、用紙種類が「普通紙」以外の「スーパーファイン専用紙」、「専用光沢フィルム」であるレコードデータも用意されている。
【００７２】
コンピュータ１０は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２を用いたデータ入力の際に、上記用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１を参照して、このテーブルＴＢＬ１に含まれるレコードデータに対応する入力データの組合せだけを受け付けるようにし、テーブルＴＢＬ１に含まれない入力データの組合せ、例えば、用紙種類が「普通紙」である場合に、印刷品質を「フォト」とする入力データの組み合わせ等を受け付けない構成とする。
【００７３】
また、図６に示した手動設定のダイアログボックスＤＢ２には、「保存／削除」のボタンＥ１８と「用紙追加」のボタンＥ１９とが設けられている。「保存／削除」のボタンＥ１８がクリックされると、このコンピュータ１０では、手動設定のダイアログボックスＤＢ２における現在の設定を保存し、あるいはその保存した内容を削除するユーザ設定処理を実行する。また、「用紙追加」のボタンＥ１９がクリックされると、このコンピュータ１０では、用紙種類の情報を前述した用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１に新たに追加する用紙追加処理を実行する。なお、ユーザ設定処理および用紙追加処理については後ほど詳述する。
【００７４】
図５に戻り、「モード設定」のデータ入力欄Ｅ３のボタンＥ３ａがクリックされて「推奨設定」のモードが選択されたときの動作について次に説明する。この「推奨設定」のモードが選択されると、スライドレバー形のボタンＥ３ｅがアクティブな状態となり、これにより、プリンタ１４による印刷をどの程度の品質で行なうかが簡易に指定可能となる。
【００７５】
詳細には、図５に示すように、ボタンＥ３ｅとして表示されるスライドレバーの両端には、「きれい」と「速い」の文字が明示されており、スライドレバーの部分をマウス２０によりドラックすることにより、「きれい」と「速い」の内のいずれかを選択することができる。なお、このボタンＥ３ｅによる選択肢は、上記のように「きれい」と「速い」といったパラメータ値ではあるが、これは、「用紙種類」の入力欄Ｅ１，Ｅ１１に「普通紙」が設定されているときのものである。これに対して、「用紙種類」の入力欄Ｅ１，Ｅ１１に他の用紙種類が設定されている場合には、他の複数パラメータ値、具体的には、「よりきれい」、「きれい」、「標準」、「速い」の内から選択した任意の２つのパラメータ値が表示される。
【００７６】
上記「よりきれい」、「きれい」、「標準」、「速い」といったパラメータ値は、印刷の品質の程度を段階的に定めるものであり、この「推奨設定」のモードで、スライドレバー形のボタンＥ３ｅにより一のパラメータ値が選択されると、このコンピュータ１０では、その選択されたパラメータ値から印刷の品質を決定する各種品質情報を求める処理を実行している。具体的には、上記パラメータ値に対応する印刷時の解像度、マイクロウイーブの状態、ハーフトーンの状態といった情報を求める処理を行なっている。こうして求められる情報は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２から入力される情報と同一種類のものであり、「推奨設定」モードによっても「詳細設定」のモードと同様の情報を簡易に設定することが可能となっている。
【００７７】
データ表示欄Ｅ４は、各種のカードＣＤ１〜ＣＤ６から入力設定された内容を一覧表示することのできるようにしたもので、詳しくは「用紙サイズ」、「印刷方向」、「レイアウトページ数」、「スタンプマーク有無」、「印刷品質」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」についての各情報が表示されている。
【００７８】
なお、各種のカードＣＤ１〜ＣＤ６から入力設定された各種データは、具体的には、ＲＡＭ３３に記憶されたプリンタドライバ内に、設定データ格納用のデータテーブルＴＢＬ２（図１２参照）の形で存在する。また、コンピュータ１０は、そのデータテーブルＴＢＬ２に基づいて、色補正の情報をはじめとする印刷のための各種情報を生成するが、これらの情報もＲＡＭ３３内に記憶している。
【００７９】
次に、手動設定のダイアログボックスＤＢ２において「保存／削除」のボタンＥ１８がクリックされたときに実行されるユーザ設定処理について説明する。図８は、ＣＰＵ３１により実行されるユーザ設定処理ルーチンを示すフローチャートである。「保存／削除」のボタンＥ１８がクリックされて処理が開始されると、図示するように、ＣＰＵ３１は、まず、「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を開く処理を行なう（ステップＳ１００）。
【００８０】
図９は、「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を示す説明図である。この「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２において現在設定されている各データ（データ入力欄Ｅ１１からデータ入力欄Ｅ１７までの各データ）の集合を一組としてプリンタドライバに登録するためのものであり、図示するように、登録の名前（設定名）を入力するためのデータ入力欄Ｅ２１と、これまで登録された設定名を一覧表示する設定リスト欄Ｅ２２とが設けられている。ダイアログボックスＤＢ３には、さらに、「エクスポート」のボタンＥ２３と「インポート」のボタンＥ２４とが設けられている。「エクスポート」のボタンＥ２３は、上記現在設定されている全ての情報を「個人設定ファイル」としてハードディスクドライブ（ＨＤＤ）４１等の外部記憶装置に保存するエクスポート処理の実行を指示するものである。「インポート」のボタンＥ２４は、ＨＤＤ４１に格納された「個人設定ファイル」をコンピュータ本体１６に読み込むインポートの処理の実行を指示するものである。
【００８１】
図８に戻り、ステップＳ１００で上記「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３が開けられると、次いで、ＣＰＵ３１は、そのダイアログボックスＤＢ３を用いてキーボード１８およびマウス２０から入力された操作を入力データとして読み込む処理を行なう（ステップＳ１１０）。続いて、その入力データがどのような操作を示すものであるかを判別する（ステップＳ１１５）。ここで、入力データが、ダイアログボックスＤＢ３に設けられた「エクスポート」のボタンＥ２３がクリックされた旨を示すものであると判別されると、ステップＳ１２０に処理を進める。
【００８２】
ステップＳ１２０では、ＣＰＵ３１は、「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４を開く処理、すなわち、そのダイアログボックスＤＢ４をＣＲＴディスプレイ１２に表示する処理を行なう。
【００８３】
図１０は、「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４を示す説明図である。図示するように、「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４は、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５により提供されるファイル保存用のＧＵＩ（Graphical User Interface）と同じダイアログボックスであり、「保存する場所」のデータ入力欄Ｅ３１と、ファイル名を一覧表示するリスト欄Ｅ３２と、「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ３３と、「ファイルの種類」のデータ入力欄Ｅ３４等が設けられている。
【００８４】
続いて、ＣＰＵ３１は、個人設定ファイルの保存処理を実行する（ステップＳ１３０）。この保存処理は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２の各入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７に設定された各データの集合を個人設定ファイルとして保存するもので、上記「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４に従うキーボード１８およびマウス２０の操作を受けてその保存処理が実行される。詳細には、図１０の「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４において、「保存する場所」のデータ入力欄Ｅ３１と「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ３３と「ファイルの種類」のデータ入力欄Ｅ３４がそれぞれ入力された状態で、「保存」のボタンＥ３５がクリックされると、上記データ入力欄Ｅ３１，Ｅ３３，Ｅ３４に従う保存場所、ファイル名、ファイルの種類でもって個人設定ファイルが保存される。
【００８５】
図１１は、個人設定ファイルＦＬ１のデータ構造を示す説明図である。図示するように、個人設定ファイルＦＬ１は、大きくは、「ファイル名」、「印刷モード設定値」、「カラー調整設定値」の３つのフィールドＦ１，Ｆ２，Ｆ３から構成される。「印刷モード設定値」のフィールドＦ２は、「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」の６つのフィールドＦ２１，Ｆ２２，Ｆ２３，Ｆ２４，Ｆ２５，Ｆ２６を備える。「カラー調整設定値」のフィールドＦ３は、「ドライバによる色補正」、「オートフォトファイン」、「ｓＲＧＢ」のフィールドＦ３１，Ｆ３２，Ｆ３３から構成される。フィールドＦ３１は、「色補正方法」、「明度」、「コントラスト」、「彩度」、「インク補正データ」の５つのフィールドＦ３１１，Ｆ３１２，Ｆ３１３，Ｆ３１４，Ｆ３１５を備え、フィールドＦ３２は、「色調」、「デジカメ補正」、「シャープネス」の３つのフィールドＦ３２１，Ｆ３２２，Ｆ３２３を備える。
【００８６】
上記フィールドＦ１には、図１０に示した「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４のデータ入力欄Ｅ３１に設定されたファイル名が書き込まれており、その他のフィールドＦ２１〜Ｆ３３には、手動設定のダイアログボックスＤＢ２の各入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７に設定された内容がそれぞれ書き込まれている。詳細には、フィールドＦ２１，Ｆ２２，Ｆ２３，Ｆ２４，Ｆ２５，Ｆ２６には、「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」の各入力欄Ｅ１１〜Ｅ１６の内容が順に書き込まれている。フィールドＦ３１１，Ｆ３１２，Ｆ３１３，Ｆ３１４，Ｆ３１５には、「カラー調整」のデータ入力欄Ｅ１７において、「ドライバによる色補正」が選択された場合の明度、コントラスト、彩度等の各設定値が書き込まれている。フィールド３２１，Ｆ３２２，Ｆ３２３には、「カラー調整」のデータ入力欄Ｅ１７において、「オートフォトファイン」が選択された場合の色調、デジカメ補正、シャープネスの各設定値が書き込まれている。フィールドＦ３３には、「カラー調整」のデータ入力欄Ｅ１７において、「ｓＲＧＢ」が選択された場合、その旨を示す設定値が書き込まれている。
【００８７】
図１２は、ステップＳ１１０ないしＳ１４０のエクスポートの処理によって個人設定ファイルＦＬ１がいずれの場所に保存されるかを示す説明図である。図示するように、ＲＡＭ３３には、プリンタドライバが記憶されており、そのプリンタドライバ内には、前述した設定データ記憶用のデータテーブルＴＢＬ２が含まれている。このデータテーブルＴＢＬ２には、手動設定のダイアログボックスＤＢ２において現在設定されている各データがそれぞれ格納されている。エクスポートの処理Ａによれば、データテーブルＴＢＬ２から上記各データを選択して、これら選択した各データを個人設定ファイルＦＬ１（例えば、ファイル名＝「風景写真設定」）の形態でＨＤＤ４１に書き込む。
【００８８】
図８に戻り、ステップＳ１３０の実行後、ＣＰＵ３１は、ステップＳ１２０で開いた「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４を閉じて（ステップＳ１４０）、その後、ステップＳ１００で開いた「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を閉じる（ステップＳ１５０）。その後、ＣＰＵ３１は、処理を「リターン」に進めて、この処理ルーチンを一旦終える。
【００８９】
一方、ステップＳ１１５で、入力データが、「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３に設けられた「インポート」のボタンＥ２４がクリックされた旨を示すものであると判別されると、「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５を開く処理、すなわち、そのダイアログボックスＤＢ５をＣＲＴディスプレイ１２に表示する処理を行なう（ステップＳ１７０）。
【００９０】
図１３は、「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５を示す説明図である。図示するように、「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５は、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５により提供されるファイル読み込み用のＧＵＩ（Graphical User Interface）と同じダイアログボックスであり、「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ４１と、ファイル名を一覧表示するリスト欄Ｅ４２と、「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ４３と、「ファイルの種類」のデータ入力欄Ｅ４４等が設けられている。
【００９１】
続いて、ＣＰＵ３１は、個人設定ファイルの読み込み処理を実行する（ステップＳ１８０）。この読み込み処理は、上記「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５に従うキーボード１８およびマウス２０の操作を受けて実行されるものである。詳細には、図１３の「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５において、「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ４１と「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ４３と「ファイルの種類」のデータ入力欄Ｅ４４がそれぞれ入力された状態で、「開く」のボタンＥ４５がクリックされたとき、ＣＰＵ３１は、上記データ入力欄Ｅ４１，Ｅ４３，Ｅ４４に従うファイルの場所、ファイル名、ファイルの種類で定められる個人設定ファイルを読み込む。
【００９２】
続いて、ＣＰＵ３１は、その読み込んだ個人設定ファイルのデータをプリンタドライバに設定する処理を行なう（ステップＳ１９０）。詳細には、図１２におけるインポートの処理Ｂに示すように、例えばＨＤＤ４１から読み込んだ個人設定ファイルＦＬ１を、ＲＡＭ３３に記憶された前記設定データ記憶用のデータテーブルＴＢＬ２にそれぞれ書き込む。この結果、図６に示した手動設定のダイアログボックスＤＢ２の各データ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７には、図１１で示した個人設定ファイルの内の「ファイル名」を除く各フィールドＦ２〜Ｆ３３のデータが表示されることになる。
【００９３】
なお、このステップＳ１９０では、前記設定データ記憶用のデータテーブルＴＢＬ２に書き込んだ個人設定ファイルＦＬ１を、図９に示した「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３の設定リスト欄Ｅ２２に登録する処理も同時に行なう。詳細には、図１２に示すように、ＲＡＭ３３内には、その登録内容を記憶する設定リストテーブルＴＢＬ３が用意されており、ステップＳ１９０では、処理Ｃ（図１２）に示すように、上記個人設定ファイルＦＬ１のデータを設定リストテーブルＴＢＬ３に追加する書き込みを行なう。設定リストテーブルＴＢＬ３は、前述した個人設定ファイルＦＬ１と同じデータ構造を１レコードとして複数のレコードを集めた表形式のテーブルであり、上記個人設定ファイルＦＬ１のデータは新たな１レコードとして登録されることになる。なお、この設定リストテーブルＴＢＬ３に登録された１レコードの「ファイル名」が、図９に示した「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３の設定リスト欄Ｅ２２に表示される。
【００９４】
この結果、例えば、読み込んだ個人設定ファイルが、図１３に示すように「夕暮れ写真設定」である場合には、図１４に示すように、「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３の設定リスト欄Ｅ２２には、「夕暮れ写真設定」が追加表示されることになる。なお、図１５に示すように、「基本設定」のカードＣＤ３を開いてデータ入力欄Ｅ３ｃをクリックすると、選択肢を表示するダイアログボックスＤＢ６が開くが、このダイアログボックスＤＢ６にも、「夕暮れ写真設定」が追加表示されることになる。したがって、このダイアログボックスＤＢ６から「夕暮れ写真設定」が選択されると、ＣＰＵ３１は、その選択結果を上記設定リストテーブルＴＢＬ３に照らし合わせることで、その「夕暮れ写真設定」に応じた各種データ（上記データ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７に対応するデータ）を読み出すことが可能となる。
【００９５】
ステップＳ１９０の実行後、ＣＰＵ３１は、ステップＳ１７０で開いた「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５を閉じる（ステップＳ２００）。その後、ＣＰＵ３１は、ステップＳ１５０に処理を進めて、ステップＳ１００で開いた「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を閉じた上で、処理を「リターン」に進めて、この処理ルーチンを一旦終了する。
【００９６】
他方、ステップＳ１１５で、入力データが、「エクスポート」、「インポート」のボタンＥ２３，Ｅ２４が操作されたこと以外の他の操作を示すものであると判別されると、上記エクスポート、インポートの処理ではないその他の処理を実行する（ステップＳ２１０）。その他の処理の主なものとして、設定リストテーブルへの保存／削除処理を実行する。この保存／削除処理は、手動設定のダイアログボックスＤＢ２において現在設定されている各種データ（データ入力欄Ｅ１１からデータ入力欄Ｅ１７までの各データ）を、設定データ記憶用のデータテーブルＴＢＬ２から取り出して図９に示した「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３の設定リスト欄Ｅ２２に登録したり、あるいはその登録内容を削除したりするものである。この結果、図１２の処理に示すように、設定データ記憶用のデータテーブルＴＢＬ２に記憶されている各種データのうちの特定のデータが、設定リストテーブルＴＢＬ３へ転送されることになる。
【００９７】
ステップＳ２１０の実行後、ＣＰＵ３１は、ステップＳ１５０に処理を進めて、ステップＳ１００で開いた「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を閉じた上で、処理を「リターン」に進めて、このユーザ設定処理ルーチンを一旦終了する。
【００９８】
次に、手動設定のダイアログボックスＤＢ２において「用紙追加」のボタンＥ１９がクリックされたときに実行される用紙追加処理について説明する。図１６は、ＣＰＵ３１により実行される用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。「用紙追加」のボタンＥ１９がクリックされて処理が開始されると、図示するように、ＣＰＵ３１は、まず、「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ６を開く処理を行なう（ステップＳ３００）。
【００９９】
図１７は、「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７を示す説明図である。図示するように、「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７は、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５により提供されるファイル読み込み用のＧＵＩ（Graphical User Interface）と同じダイアログボックスであり、「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ５１と、ファイル名を一覧表示するリスト欄Ｅ５２と、「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ５３と、「ファイルの種類」のデータ入力欄Ｅ５４等が設けられている。
【０１００】
続いて、ＣＰＵ３１は、用紙設定ファイルの読み込み処理を実行する（ステップＳ３１０）。この読み込み処理は、上記「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７に従うキーボード１８およびマウス２０の操作を受けて実行されるものである。詳細には、図１７の「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７において、「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ５１と「ファイル名」のデータ入力欄Ｅ５３と「ファイル種類」のデータ入力欄Ｅ５４がそれぞれ入力された状態で、「開く」のボタンＥ５５がクリックされたとき、ＣＰＵ３１は、上記データ入力欄Ｅ５１，Ｅ５３，Ｅ５４に従うファイルの場所、ファイル名、ファイルの種類で定められる用紙設定ファイルを読み込む。
【０１０１】
なお、図１７の例では、「ファイルの場所」が「ＰＭ−００」となっているが、この「ＰＭ−００」のホルダには、プリンタ１４の機種（ＰＭ−００）に適した用紙設定ファイルがいくつか予め用意されている。用紙設定ファイルは、新規の用紙の種類にあわせてプリンタの機種に特有のものがプリンタのメーカから提供されるのが常であり、上記「ＰＭ−００」のホルダ内には、こうして得られた用紙設定ファイルが予め格納されている。ステップＳ３１０では、ユーザの操作に従ってこれら用紙設定ファイルの中から追加したい所望のファイルを選んで読み込む処理を行なう。
【０１０２】
図１８は、用紙設定ファイルＦＬ２のデータ構造を示す説明図である。図示するように、用紙設定ファイルＦＬ２は、「印刷モードデータ」のフィールドＧ１と「インク重量補正情報」のフィールドＧ２とから構成されるレコードデータを複数備えている。「印刷モードデータ」のフィールドＧ１は、この用紙設定ファイルＦＬ２で定める用紙がサポートする印刷モードを定めるもので、前述した用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１と同じ「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「解像度」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」の７つのフィールドＧ１１，Ｇ１２，Ｇ１３，Ｇ１４，Ｇ１５，Ｇ１６，Ｇ１７を備える。
【０１０３】
「インク重量補正情報」のフィールドＧ２には、各色インクの重量を印刷モードに応じて補正するための情報が書き込まれている。この「インク重量補正情報」のフィールドＧ２は手前の「印刷モードデータ」のフィールドＧ１と対になっており、フィールドＧ１のデータから定められる印刷モードに対して好適なインク重量補正情報がフィールドＧ２に書き込まれている。具体的には、ＲＧＢからＣＭＹＫへの変換に使用する３次元テーブルをリソースの形で、フィールドＧ１のデータから定められる印刷モードに対して個別に用意して、それら対応するリソースのファイル名（例えば、「ｒｓ００１」、「ｒｓ００２」等）が上記フィールドＧ２に格納されている。
【０１０４】
ステップＳ３１０で上記構成の用紙設定ファイルの読み込みを終えると、ＣＰＵ３１は、その読み込んだ用紙設定ファイルのデータをプリンタドライバに設定する処理を行なう（ステップＳ３２０）。詳細には、図１９の処理Ｄに示すように、例えばＨＤＤ４１上の「ＰＭ−００」のホルダＨＬＤから読み込んだ用紙設定ファイルＦＬ２を、ＲＡＭ３３に記憶されたプリンタドライバ内の前記用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１に追加する処理を行なう。この結果、図６に示した手動設定のダイアログボックスＤＢ２の各データ入力欄Ｅ１１〜Ｅ１７から入力可能なデータが、ＨＤＤ４１から読み込んだ用紙設定ファイルＦＬ２に基づく制限を受けることになる。すなわち、図２０に示すように、「手動設定」のダイアログボックスＤＢ２を開いてデータ入力欄Ｅ１１をクリックすると、選択肢を表示するダイアログボックスＤＢ８が開くが、読み込んだ用紙設定ファイルＦＬ２が、図１７に示すように「プリクラ用紙タイプＢ」である場合には、図２０に示すように、このダイアログボックスＤＢ８には、「プリクラ用紙タイプＢ」が追加表示されることになる。したがって、この「手動設定」のダイアログボックスＤＢ２において用紙種類として「プリクラ用紙タイプＢ」が選択可能となる。なお、この用紙種類は、「基本設定」のカードＣＤ３上に設けられた「用紙種類」のデータ入力欄Ｅ１でも同様に「プリクラ用紙タイプＢ」が選択可能となる。
【０１０５】
ステップＳ３２０の実行後、ＣＰＵ３１は、ステップＳ３００で開いた「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７を閉じる（ステップＳ３３０）。その後、ＣＰＵ３１は、処理を「リターン」に進めて、この処理ルーチンを一旦終える。
【０１０６】
以上詳述してきたこの第１実施例では、ユーザが「手動設定」のダイアログボックスＤＢ２の画面から、キーボード１８およびマウス２０を操作して入力した各種データの集まりを個人設定ファイルＦＬ１として、外部記憶装置であるＨＤＤ４１に書き込む構成となっている。ＨＤＤ４１上のデータは他の記憶媒体にデータ転送可能であることから、ユーザの設定した「基本設定」に関わる印刷の情報を個人設定ファイルＦＬ１の形で他のユーザに提供することができる。しかも、個人設定ファイルＦＬ１は、用紙種類のデータとその用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを含むことから、この個人設定ファイルＦＬ１から印刷のための各種情報を設定することが可能である。したがって、他のユーザにおいては、このコンピュータ１０にて設定した印刷のための各種情報をそのまま利用することができ、情報入力の手間を削減することができるという効果を奏する。
【０１０７】
また、この第１実施例では、コンピュータ１０は、個人設定ファイルＦＬ１を外部記憶装置であるＨＤＤ４１から読み出して、その個人設定ファイルＦＬ１に基づいて印刷のための各種情報を設定する構成となっている。したがって、他のユーザが作成した個人設定ファイルＦＬ１をＨＤＤ４１に用意しておくことで、他のユーザにおいて設定された印刷のための各種情報を、このコンピュータ１０側で利用することができる。したがって、この実施例では、印刷のための各種情報の入力の手間を削減することができる。
【０１０８】
さらに、この第１実施例では、用紙の種類に応じた設定のデータを示す用紙設定ファイルＦＬ２を予めＨＤＤ２１に格納しておき、この用紙設定ファイルＦＬ２を読み込んで、ユーザによる印刷情報のキーボード１８、マウス２０を使った設定入力を上記用紙設定ファイルＦＬ２に従って制限する構成となっている。したがって、ユーザは、各種情報の入力のための手間を削減することができるという効果を奏する。
【０１０９】
なお、前記第１実施例では、個人設定ファイルＦＬ１をＨＤＤ４１に格納するように構成されていたが、これに替えて、個人設定ファイルＦＬ１をフロッピィディスク２２に格納する構成としてもよい。すなわち、第１実施例のステップＳ１３０の処理において、個人設定ファイルＦＬ１の書き込み先をフロッピィディスクドライブ２４とする構成とし、また、個人設定ファイルＦＬ１を予めフロッピィディスク２２に格納して、ステップＳ１８０の処理において、個人設定ファイルＦＬ１の読み込み先をフロッピィディスクドライブ２４とする構成とする。
【０１１０】
この構成によっても第１実施例と同様に、印刷のための各種情報の入力の手間を削減することができるという効果を奏する。特にこの変形例では、個人設定ファイルＦＬ１を格納する記憶メディアをフロッピィディスク２２としていることから、ファイルＦＬ１の受け渡しがフロッピィディスク２２にて行なうことができ容易であるという効果を奏する。なお、フロッピィディスク２２に替えて、ＣＤ−ＲＯＭ、光磁気ディスク、ＩＣカード等の他の着脱自在の記録媒体としてもよい。
【０１１１】
次に、この発明の第２実施例について説明する。第１実施例では、外部（プリンタのメーカ）から提供された用紙設定ファイルＦＬ２を予めＨＤＤ２１上に用意し、ＨＤＤ２１からその用紙設定ファイルＦＬ２を読み込む構成としていたが、これに替えて、第２実施例では、インターネットを介して外部のサーバから用紙設定ファイルＦＬ２を読み込む構成とした。この第２実施例は、第１実施例と同じハードウェア構成を備え、ソフトウェアにおいてもほぼ同じ構成で、相違するのは「用紙追加処理ルーチン」だけである。
【０１１２】
図２１は、第２実施例における用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。この用紙追加処理ルーチンは第１実施例のそれと比べて、ステップＳ３１０の用紙設定ファイルＦＬ２の読み込み処理が相違するだけで、ステップＳ３００，Ｓ３２０およびＳ３３０の処理は同一である。
【０１１３】
ステップＳ３００により、「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ６が開けられると、次いで、図２２に例示するように「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ５１にインターネットアドレスが入力された場合に、そのインターネットアドレスを取り込む処理を行なう（ステップＳ３１０Ａ）。
【０１１４】
データ入力欄Ｅ５１に入力されるインターネットアドレスは、例えば、プリンタのメーカの所有するサーバ等を特定するもので、このサーバには、プリンタの機種毎に個別の用紙設定ファイルＦＬ２のホルダが予め用意されている。図２２に示したデータ入力欄Ｅ５１の例では、「ファイルの場所」のデータ入力欄Ｅ５に、上記サーバ上の「ＰＭ−００」というプリンタの機種のホルダまで指定されている。ステップＳ３１１では、この指定されたインタネットアドレスを取り込む。
【０１１５】
次いで、ＣＰＵ３１は、このインタネットアドレスで指定されるコンピュータ（サーバ）に接続する処理を行なう（ステップＳ３１２）。その後、ファイル転送機能により、その接続先のコンピュータの上記ホルダから用紙設定ファイルＦＬ２を受信する処理を行なう（ステップＳ３１３）。
【０１１６】
その後、第１実施例と同じ、ステップＳ３２０，Ｓ３３０の処理を実行して、用紙設定ファイルＦＬ２のデータをプリンタドライバに登録するとともに、ダイアログボックスを閉じる処理を行なう。その後、「リターン」に抜けて、このルーチンの処理を一旦終了する。
【０１１７】
図２３は、前述した用紙設定ファイルＦＬ２の格納されるコンピュータ（サーバ）にて実行されるファイル送信処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行される。図示するように、処理が開始されると、コンピュータは、データの送信要求があるか否かを判別し（ステップＳ４００）、送信要求があると判別されると、その送信要求によって指定されたファイルを送信する処理を行なう（ステップＳ４１０）。具体的には、印刷情報の設定を行なうコンピュータ１０側から、図２１に示した用紙追加処理ルーチンのステップＳ３１３によって、ファイル転送機能に基づく送信要求が来たときに、この送信要求によって指定された用紙設定ファイルＦＬ２を送信する処理を行なう。上記ステップＳ３１３では、この送信された用紙設定ファイルＦＬ２を受信する。
【０１１８】
ステップＳ４１０の実行後、「リターン」に抜けてこの処理ルーチンを一旦終了する。一方、ステップＳ４００で送信要求がないと判別された場合には、ステップＳ４１０の処理を実行することなしに、そのまま「リターン」に抜けてこの処理ルーチンを一旦終了する。
【０１１９】
以上のように構成されたこの第２実施例では、インターネットを介して外部のサーバから用紙設定ファイルＦＬ２を読み込んで、この用紙設定ファイルＦＬ２に基づいて「基本設定」に関わる印刷の情報を設定する構成となっている。したがって、第１実施例と同様に、ユーザは、各種情報の入力のための手間を削減することができる。特に、この第２実施例では、用紙設定ファイルＦＬ２を予めＨＤＤ２１に用意しておかなくても、インタネットアドレスを指定するだけで、所定サーバ上の用紙設定ファイルＦＬ２をアクセスすることが可能となることから、極めて操作性に優れている。
【０１２０】
また、この実施例では、サーバ側にあって、用紙種類データとその用紙種類データに対応した前記各種情報に関わるデータとを少なくとも含む用紙設定ファイルＦＬ２が所定のサーバ上に格納されており、外部からの求めに応じてインターネットを介して所定のサーバからこの用紙設定ファイルが出力される構成となっている。このデータファイルは、用紙種類データとその用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを含むことから、このデータファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能である。
【０１２１】
したがって、このサーバによれば、このデータファイルを利用するユーザに対して、情報入力の手間を削減し得るようにすることができるという効果を奏する。
【０１２２】
次に、この発明の第３実施例について説明する。第１実施例では、プリンタの各機種用に予め用意された用紙設定ファイルを対応機種のホルダから読み込むように構成されていたが、この第３実施例では、使用するプリンタ１４の機種に対応した用紙設定ファイルが記憶手段であるＨＤＤ２１に存在しないときに、他機種用の用紙設定ファイルを読み込み、その他機種用の用紙設定ファイルを当該プリンタの機種用に変換して、その変換後の用紙設定ファイルに基づいて印刷のための各種情報を設定する構成とする。
【０１２３】
図２４は、第３実施例における用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。この用紙追加処理ルーチンは、第１実施例の用紙追加処理ルーチン（図１６）と同じステップＳ３００ないしＳ３３０の処理を備え、さらに、ステップＳ３１０とステップＳ３２０との間に、ファイル変換処理を実行するステップＳ３１０Ｂを備えたものである。なお、ステップＳ３１０で読み込む用紙設定ファイルＦＬ２は、第１実施例とは異なり、他機種用の用紙設定ファイルであるものとする。
【０１２４】
ステップＳ３１１Ｂのファイル変換処理は、上記読み込んだ他機種用の用紙設定ファイルＦＬ２を、使用するプリンタの機種用に変換するものである。詳細には、読み込んだ用紙設定ファイルＦＬ２の各フィールドＧ１（Ｇ１１〜Ｇ１７），Ｇ２に格納されるデータが、使用するプリンタの機種においてサポートする許容データに該当するかをそれぞれ判別し、該当する場合はそのままのデータを使用し、一方、該当しない場合には、上位の（印刷をよりきれい側に調整する）データに置き換える処理を行なう。なお、上記判別は、プリンタドライバに対応機種用の許容データを予め用意することにより実現される。
【０１２５】
その後、第１実施例と同じ、ステップＳ３２０，Ｓ３３０の処理を実行して、用紙設定ファイルＦＬ２（ステップＳ３１０Ｂで変換後の用紙設定ファイル）のデータをプリンタドライバに登録するとともに、ダイアログボックスを閉じる処理を行なう。その後、「リターン」に抜けて、このルーチンの処理を一旦終了する。
【０１２６】
以上のように構成されたこの第３実施例では、使用するプリンタ１４の機種に対応した用紙設定ファイルが用意されていないときにも、他機種用の用紙設定ファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能となる。
【０１２７】
なお、この第３実施例において、さらに、個人設定ファイル側でも、プリンタの対応機種を一致させるためのファイル変換処理を設ける構成としてもよい。詳細には、図８のユーザ設定処理ルーチンにおいて、ステップＳ１８０とステップＳ１９０との間に、ファイル変換処理を行なうステップを設ける構成とする。すなわち、ステップＳ１８０で読み込んだ用紙設定ファイルＦＬ２の各フィールドに格納されるデータが、使用するプリンタの機種においてサポートする許容データに該当するかをそれぞれ判別し、該当する場合はそのままのデータを使用し、一方、該当しない場合には、上位の（印刷をよりきれい側に調整する）データに置き換えるファイル変換処理を行なう。
【０１２８】
この構成によれば、使用するプリンタ１４の機種に対応した個人設定ファイルが用意されていないときにも、他機種用の個人設定ファイルから印刷のための各種情報を設定することが可能となる。
【０１２９】
なお、上記ファイル変換処理を施す構成は、前述した第２実施例に適用することも可能である。すなわち、使用するプリンタ１４の機種に対応した用紙設定ファイルがインターネットに接続される所定のサーバ４８に存在しないときに、他機種用の用紙設定ファイルをそのサーバ４８から読み込み、その他機種用の用紙設定ファイルを当該プリンタの機種用に変換して、その変換後の用紙設定ファイルに基づいて印刷のための各種情報を設定する構成とすることもできる。
【０１３０】
以上、本発明の種々の実施例を詳述してきたが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することができる。
【０１３１】
（１）例えば、前記実施例では、プリンタ１４がローカルなコンピュータ１０と直接ケーブルに接続されたコンピュータシステムに適用されているが、これに替えて、ＬＡＮ上のサーバに接続されたプリンタを複数のコンピュータで共有するコンピュータシステムに適用する構成としてもよい。
【０１３２】
（２）あるいは、インターネットによりつなげられたサーバに接続されたプリンタを、インターネットを介してコンピュータでコントロールするコンピュータシステムに適用する構成としてもよい。
【０１３３】
（３）また、インターネットによりつなげられたサーバを、ＬＡＮによりつなげられた構成とすることにより、サーバ上のデータファイルをＬＡＮを介してコンピュータに送る構成としてもよい。
【０１３４】
（４）前記実施例では、プリンタ１４がコンピュータ１０に接続されたコンピュータシステムに適用されていたが、これに替えて、印刷機構を内蔵するファクシミリ装置に適用する構成としてもよい。
【０１３５】
（５）前記実施例では、記憶手段に格納するデータファイルとして、「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」の各データを含むものを用いていたが、データファイルは、これら全てのデータを必ずしも含む必要はない。「用紙種類」のデータと、この用紙種類に対応したデータ、すなわち、用紙種類によって設定値が変わり得るようなパラメータのデータを含むものであればどのようなものでもよく、例えば、「用紙種類」、「印刷品質」の両データだけを含むデータファイルであってもよいし、「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」の３つのデータを含むデータファイルであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１実施例を適用するコンピュータシステムの外観図である。
【図２】コンピュータシステムのハードウェアの概略構成を示すブロック図である。
【図３】コンピュータ本体１６が扱う画像情報から印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図である。
【図４】プリンタについての各種情報を設定するダイアログボックスＤＢ１を例示する説明図である。
【図５】「基本設定」のカードが開かれたダイアログボックスＤＢ１を例示する説明図である。
【図６】「手動設定」のカードが開かれたダイアログボックスＤＢ２を例示する説明図である。
【図７】用紙設定情報記憶テーブルＴＢＬ１の一例を示す説明図である。
【図８】ＣＰＵ３１により実行されるユーザ設定処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図９】「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を示す説明図である。
【図１０】「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックスＤＢ４を示す説明図である。
【図１１】個人設定ファイルＦＬ１のデータ構造を示す説明図である。
【図１２】エクスポートおよびインポートの処理によって個人設定ファイルＦＬ１がどのように転送されるかを示す説明図である。
【図１３】「設定ファイルのインポート」のダイアログボックスＤＢ５を示す説明図である。
【図１４】個人設定ファイルが追加されたときの「ユーザ設定」のダイアログボックスＤＢ３を示す説明図である。
【図１５】個人設定ファイルが追加されたときのダイアログボックスＤＢ６を示す説明図である。
【図１６】ＣＰＵ３１により実行される用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図１７】「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７を示す説明図である。
【図１８】用紙設定ファイルＦＬ２のデータ構造を示す説明図である。
【図１９】用紙種類の追加の処理によって用紙設定ファイルがどのように転送されるかを示す説明図である。
【図２０】用紙設定ファイルが追加されたときのダイアログボックスＤＢ８を示す説明図である。
【図２１】第２実施例における用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図２２】データ入力欄Ｅ５１にインターネットアドレスが入力された状態の「用紙種類の追加」のダイアログボックスＤＢ７を示す説明図である。
【図２３】第２実施例におけるサーバによるファイル送信処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図２４】第３実施例における用紙追加処理ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
１０…コンピュータ
１２…ＣＲＴディスプレイ
１４…プリンタ
１６…コンピュータ本体
１８…キーボード
２０…マウス
２１…ＨＤＤ
２２…フロッピィディスク
２４…フロッピィディスクドライブ
３１…ＣＰＵ
３２…ＲＯＭ
３３…ＲＡＭ
３４…マウスインタフェース
３５…キーボードインタフェース
３６…ＦＤＣ
３７…ＨＤＣ
３８…ＣＲＴＣ
３９…プリンタインタフェース
４０…Ｉ／Ｏポート
４１…ＨＤＤ
４４…モデム
４６…公衆電話回線
４８…サーバ
５１…アプリケーションプログラム
５２…ビデオドライバ
５３…プリンタドライバ
５４…ラスタライザ
５５…色補正モジュール
５６…ハーフトーンモジュール
５７…情報設定モジュール
ＦＬ１…個人設定ファイル
ＦＬ２…用紙設定ファイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus, and a technique for supplying various information for printing in a predetermined printing apparatus to the outside.
[0002]
[Prior art]
Generally, when a printer is connected to a computer and print data generated by the computer is to be printed on the printer, it is necessary to incorporate a device driver for the printer (hereinafter referred to as a printer driver) into the computer. The printer driver is a computer program that controls various printer information such as printer functions, interfaces, font information, and control codes in the computer and controls the printer, and is prepared for each printer model to be printed.
[0003]
An operator can set various information by operating a computer and activating a printer driver incorporated in the computer. The setting is performed as follows. When the printer driver is activated, the computer displays a data input screen area on the display. This screen area is provided with data input fields for the above-mentioned various types of information, and the operator operates the mouse and keyboard to set various information by keying data into these data input fields. I was doing it.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional technique, when new information is set, the previously set information is lost. In order to solve this problem, a printer driver capable of registering a set of various set information in the driver is conceivable.
[0005]
However, such a printer driver only assumes that registered information is used by each user, and information registered by one printer driver cannot be used by other users.
[0006]
An object of the present invention is to reduce the labor of inputting information by adopting a configuration in which various types of information once set can be used by other users.
[0007]
[Means for solving the problems and their functions and effects]
In order to solve such a problem, the first device of the present invention is:
A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
File reading means for reading out from the external storage device a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data;
Information setting means for setting the various information based on the data file read by the file reading means;
It is characterized by having.
[0008]
Here, the printing apparatus may have a configuration having a printing function, and may be a single apparatus such as a printer, or a printing mechanism built in a specific apparatus (for example, a facsimile apparatus). It may be. The data related to the various types of information corresponding to the paper type data is data that may require setting values to be changed depending on the paper type among the various types of information for printing. Note that the description of such data and the description of the printing apparatus are not limited to the first apparatus, but the second to fifth apparatuses, the first to fifth methods, and the first to fourth processes, which will be described later. This also applies to recording media.
[0009]
According to the first apparatus having the above configuration, a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data is stored from the external storage device. It is read out and various information is set based on this data file. Since this data file includes paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data, various information for printing can be set from this data file. Since the external storage device is a storage medium capable of reading and writing data to the outside of the print information setting device, the data file can be provided from the outside.
[0010]
Therefore, according to the first apparatus, various information can be set based on a data file created by another user, and therefore, it is possible to reduce the trouble of inputting information.
[0011]
In the first device having the above configuration, the external storage device may be a detachable recording medium.
[0012]
According to this configuration, since the external storage device can be carried outside as it is, there is an effect that it is easy to transfer the data file.
[0013]
The second device of the present invention is
A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
File receiving means for receiving, from a predetermined server, a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data; ,
Information setting means for setting the various information based on the data file received by the file receiving means;
It is characterized by having.
[0014]
According to the second apparatus having the above configuration, a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data is transmitted via the network. Various information is set based on this data file. Since this data file includes paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data, various information for printing can be set from this data file.
[0015]
Therefore, according to the second apparatus, various information can be set based on the data file provided from a predetermined server, and thus it is possible to reduce the labor of inputting information.
[0016]
In the first device or the second device, the information setting unit may change the content of the data file to the predetermined data when the data file includes data that cannot be handled by the predetermined printing device. It can be configured to include a file conversion unit that converts data values that can be handled by the printing apparatus and uses the converted data files for setting the various information.
[0017]
According to this configuration, it is possible to set various information for printing from a data file for another model even when a data file corresponding to the model of a predetermined printing apparatus to be used is not prepared.
[0018]
In the first apparatus or the second apparatus, the data file includes sheet type data indicating one predetermined sheet type and data related to the various information corresponding to the sheet type data. The information setting means includes an input control means for taking in input data from an input means such as a keyboard and a mouse for accepting an operation by a user, and can be taken in by the input control means. Input restriction means for restricting input data to data that matches data included in any record data in the data file; and setting means for setting the various information based on the captured input data; It can be set as the structure provided with.
[0019]
According to this configuration, the information to be set can be limited to information suitable for the paper type determined by the data file.
[0020]
The third device of the present invention is
A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
Information setting means for setting the various information based on input data from the input means;
A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data related to the various information corresponding to the paper type data is created based on the various information, and the created data file And a file writing means for writing to the external storage device
The gist is to provide.
[0021]
According to the third apparatus having the above configuration, various information is set by the information setting means. Based on the set various information, paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data are set. A data file including at least The data file is written to the external storage device. For this reason, various information set by the information setting means can be provided to the outside.
[0022]
Therefore, according to the third apparatus, since various types of information set by itself can be used by other users, there is an effect that it is possible to reduce the trouble of inputting information.
[0023]
In the third device having the above configuration, the external storage device may be a detachable recording medium. According to this configuration, since the external storage device can be carried outside as it is, there is an effect that it is easy to transfer the data file.
[0024]
The fourth device of the present invention is
A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
Information setting means for setting the various information based on input data from the input means;
A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data related to the various information corresponding to the paper type data is created based on the various information, and the created data file A file transmission means for transmitting a message to a predetermined server via a network;
The gist is to provide.
[0025]
According to the fourth apparatus having the above configuration, various information is set by the information setting means. Based on the set various information, paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data are set. A data file including at least The data file is written to a predetermined server via the network. For this reason, various information set by the information setting means can be provided to the outside.
[0026]
Therefore, according to the fourth apparatus, since various kinds of information set by itself can be used by other users, there is an effect that it is possible to reduce the trouble of inputting information.
[0027]
The fifth device of the present invention is
A printing information supply device that supplies various information for printing in a predetermined printing device to the outside,
File storage means for storing on a predetermined server a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various information corresponding to the paper type data;
File output means for outputting the data file from the predetermined server in response to an external request;
It is characterized by having.
[0028]
According to the fifth apparatus having the above configuration, a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data is stored on a predetermined server. The data file is output from a predetermined server in response to a request from the outside. Since this data file includes paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data, various information for printing can be set from this data file.
[0029]
Therefore, according to the fifth device, there is an effect that it is possible for a user who uses this data file to reduce the trouble of inputting information.
[0030]
The first method of the present invention is:
A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) reading out from the external storage device a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data;
(B) a step of setting the various information based on the read data file;
It is characterized by having.
[0031]
Also by the 1st method of this structure, the effort of an information input can be reduced similarly to the said 1st apparatus.
[0032]
The second method of the present invention is:
A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) receiving a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data from a predetermined server via a network; When,
(B) a step of setting the various information based on the received data file;
It is characterized by having.
[0033]
Also with the second method of this configuration, it is possible to reduce the effort of inputting information, as in the case of the second device.
[0034]
The third method of the present invention
A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) setting the various information based on input data from the input device;
(B) A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for the printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data is generated based on the various types of information Writing the data file to an external storage device
It is characterized by having.
[0035]
Also with the third method having this configuration, it is possible to reduce the labor of inputting information, as in the third apparatus.
[0036]
The fourth method of the present invention is:
A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) setting the various information based on input data from the input device;
(B) A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for the printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data is generated based on the various types of information Sending the processed data file to a predetermined server via the network;
It is characterized by having.
[0037]
Also by the 4th method of this structure, the effort of an information input can be reduced similarly to the said 4th apparatus.
[0038]
The fifth method of the present invention is:
A printing information supply method for supplying various information for printing in a predetermined printing apparatus to the outside,
(A) preparing on a predetermined server a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data;
(B) outputting the data file from the predetermined server in response to an external request;
It is characterized by having.
[0039]
Also with the fifth method of this configuration, it is possible to reduce the effort of inputting information, as with the fifth device.
[0040]
The first recording medium of the present invention is:
A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) a function of reading out from the external storage device a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data relating to the various types of information corresponding to the paper type data;
(B) a function for setting the various information based on the read data file;
The computer-readable recording medium which recorded the computer program for making a computer implement | achieve is characterized.
[0041]
Also with the first recording medium having this configuration, it is possible to reduce the effort of inputting information, as in the first apparatus and the first method of the present invention.
[0042]
The second recording medium of the present invention is
A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) A function of receiving, from a predetermined server, a data file including at least paper type data indicating the type of paper used for printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data When,
(B) a function for setting the various information based on the received data file;
The computer-readable recording medium which recorded the computer program for making a computer implement | achieve is characterized.
[0043]
Also with the second recording medium having this configuration, it is possible to reduce the effort of inputting information, as in the second apparatus and the second method of the present invention.
[0044]
In the first or second recording medium, the function (b) may: (b1) change the contents of the data file when the contents of the data file include data that cannot be handled by the predetermined printing device. A computer-readable recording medium in which a computer program is recorded so as to have a function of converting the converted data file into a data value that can be handled by the predetermined printing apparatus and providing the converted data file to the various information settings. Is possible.
[0045]
The third recording medium of the present invention is
A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) a function of setting the various information based on input data from the input device;
(B) A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for the printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data is generated based on the various types of information A function to write the data file to an external storage device
The computer-readable recording medium which recorded the computer program for making a computer implement | achieve is characterized.
[0046]
Also with the third recording medium having this configuration, it is possible to reduce the effort for inputting information, as in the third apparatus and the third method of the present invention.
[0047]
A fourth recording medium of the present invention is
A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) a function of setting the various information based on input data from the input device;
(B) A data file including at least paper type data indicating the type of paper used for the printing and data related to the various types of information corresponding to the paper type data is generated based on the various types of information A function to send the data file to a predetermined server via the network
The computer-readable recording medium which recorded the computer program for making a computer implement | achieve is characterized.
[0048]
Also with the fourth recording medium having this configuration, it is possible to reduce the effort of inputting information, as in the fourth apparatus and the fourth method of the present invention.
[0049]
Other aspects of the invention
The present invention includes other aspects as follows. The aspect is an aspect as a program supply apparatus that supplies a computer program that causes a computer to realize the functions of the steps or means of the invention described above via a communication path. In such an aspect, the above method and apparatus can be realized by placing the program on a server on a network, etc., downloading a necessary program to a computer via a communication path, and executing the program.
[0050]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In order to further clarify the configuration and operation of the present invention described above, embodiments of the present invention will be described based on examples. FIG. 1 is an external view of a computer system to which the first embodiment of the present invention is applied. This computer system includes a computer 10 and a CRT display 12 and a printer 14 as peripheral devices. The computer 10 includes a computer main body 16, a keyboard 18 as an input device, and a mouse 20. The computer main body 16 is equipped with a floppy disk drive 24 for reading the contents of the floppy disk 22.
[0051]
FIG. 2 is a block diagram illustrating a schematic configuration of hardware of the computer system. As shown in the figure, the computer main body 16 includes a ROM 31, a RAM 33, a mouse interface 34, a keyboard interface 35, an FDC 36, an HDC 37, a CRTC 38, a printer interface 39, and a CPU 31 as a central processing unit. An I / O port 40 is provided.
[0052]
The ROM 32 is a read-only memory that stores various built-in programs and the like. The RAM 33 is a readable / writable memory for storing various data. The mouse interface 34 is an interface that manages data exchange with the mouse 20. The keyboard interface 35 is an interface that manages key input from the keyboard 18. The FDC 36 is a floppy disk controller that controls the floppy disk drive (FDD) 24. The HDC 37 is a hard disk controller that controls a hard disk drive (HDD) 41. The CRTC 38 is a CRT controller that controls signal output to the CRT display 12 that displays necessary data and the like. The printer interface 39 is an interface that controls the output of data to the printer 14. The I / O port 40 includes a serial output port, and is connected to a modem 44, and is connected to a public telephone line 46 via the modem 44. The public telephone line 46 is connected to the Internet 47. For this reason, the computer 10 is connected to the Internet 47 using the public telephone line 46 and can be connected to a specific server 48 on the Internet 47.
[0053]
In this computer system, the operating system is stored in the HDD 41, and when the computer main body 16 is turned on, the operating system is loaded into a predetermined area of the RAM 33 according to the loader written in the boot block of the HDD 41. A printer driver prepared for each model of the printer 14 is stored in the floppy disk 22 in advance, and is installed in the computer main body 16 from the floppy disk drive 24 by starting a predetermined installation program. The installed printer driver is stored in the HDD 41, and is loaded into a predetermined area of the RAM 33 together with the operating system when the computer main body 16 is turned on.
[0054]
Various constituent requirements of the present invention are realized by the CPU 31 executing this printer driver. As described above, the printer driver software program is stored in the floppy disk 22, but instead of this, other portable recording media such as a CD-ROM, a magneto-optical disk, and an IC card. It is good also as a structure stored in (portable recording medium). The software program described above can also be obtained by downloading program data provided via a network from a specific server 48 connected to an external network and transferring the program data to the RAM 33 or the HDD 41. .
[0055]
Next, how printing is performed by the computer system having the hardware configuration described above will be described. FIG. 3 is a block diagram showing a state of processing from image information handled by the computer main body 16 until printing is performed. As shown in the figure, an image is displayed on the CRT display 12 via the video driver 52 while processing the image by the application program 51 operating inside the computer main body 16. When the application program 51 issues a print instruction, the printer driver 53 in the computer main body 16 receives the image information from the application program 51 and converts it into a signal that can be printed by the printer 14.
[0056]
In the example shown in FIG. 3, the printer driver 53 includes a rasterizer 54 that converts image information handled by the application program 51 into color information in dot units, and image information (floor level) converted into color information in dot units. A color correction module 55 that performs color correction on the tone data) according to the color development characteristics of the printer 14, so-called expressing density in a certain area depending on the presence or absence of ink in dot units from image information after color correction. A halftone module 56 for generating halftone image information is provided. In addition, an information setting module 57 for setting various information for printing by the printer 14 is provided inside the printer driver 53. Various information for printing includes information related to basic settings such as print resolution and color correction, and information related to paper settings such as paper size and paper orientation. The color correction information set by the information setting module 57 is sent to the color correction module 55. The information setting module 57 displays an image indicating the setting contents on the CRT display 12 via the video driver 52. The halftone module 56 may be provided on the printer 14 side.
[0057]
The information setting module 57 includes a file reading unit 57a, an information setting unit 57b, and a file writing unit 57c as main parts of the present invention. The operation of each module excluding the information setting module 57 is well known, so that the description thereof will be omitted in principle, and the information setting module 57 will be described below.
[0058]
The printer driver 53 can control various printing by the printer 14 by changing the setting, but the user needs to perform such setting in advance. The information setting module 57 executes such an operation for setting various information for printing. Here, what operation the user performs by the operation of the information setting module 57 will be described first. In this description, Windows 95 (trademark of Microsoft Corporation) will be described as an example of an operating system on which the printer driver 53 operates. The description will be made assuming that the name of the printer 14 is “PM-00”.
[0059]
First, the user operates the computer 10 as follows to open a dialog box for setting various information for printing. That is, a “printer” window is opened by performing an operation of [start] → [setting] → [printer]. Then, double-click the icon of the desired printer on the window, here “PM-00” to open the window for that printer. Thereafter, a [printer] → [property] operation is performed from the window to display a dialog box for setting various information about the printer.
[0060]
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating the dialog box DB1. As shown in the figure, the dialog box DB1 includes six types of cards CD1, CD2, CD3, CD4, CD5 of “information”, “details”, “basic settings”, “paper settings”, “layout”, and “utility”. , CD6 is prepared. The “information” card CD1 is for setting information about the printer such as a comment of the printer. The “detail” card CD2 is used for setting detailed information about the printer such as a port to which the printer is connected. The “basic setting” card CD3 is used to set basic information related to print quality. The “paper setting” card CD4 is used to set various information about paper. The “layout” card CD5 is used to set layout information about paper. The “utility” card CD6 is used to set other useful information. Any one of these cards CD1 to CD6 is selected by the operator by operating the mouse 20 and displayed in the dialog box DB1. Note that the grouping of the contents of the cards CD1 to CD6 is not limited to the above example, and may be configured to include all the contents with one card, or may be divided into seven or more cards in a more detailed manner. It is good.
[0061]
FIG. 5 is an explanatory diagram exemplifying the dialog box DB1 in which the “basic setting” card CD3 is opened. As shown in the figure, the “basic setting” card CD3 has three data input fields E1, “paper type”, “ink”, and “mode setting” as data input fields for receiving data input from the operator. E2 and E3 are provided. Further, the card CD3 is provided with a data display field E4 for displaying some information of the current setting contents of the printer driver.
[0062]
The “paper type” data entry field E1 is used to set the paper type, and “plain paper”, “super fine paper”, “exclusive gloss film”, and the like are prepared as options. The “ink” data input field E2 is used to set the type of ink used in the printer 14, and “color” and “black” are prepared as options. The “mode setting” data entry field E3 is used to select a basic setting mode. A “recommended setting” mode in which a predetermined setting is automatically performed, and a “detailed setting” in which manual setting is performed in detail. The “setting” mode can be selected by the buttons E3a and E3b.
[0063]
First, an operation when the button “E3b” is clicked and the “detail setting” mode is selected will be described. When the “detailed setting” mode is selected, the data input field E3c and the data input field E3d are displayed as “current setting” and “setting change” and become active. As a result, it is possible to input a printing purpose from the data input field E3c, and it is possible to open a dialog box for performing manual setting from the data input field E3d. The data input field E3c is used to set the type of image data to be printed, and options such as a word processor, a graph, and a photograph are prepared.
[0064]
FIG. 6 is an explanatory view exemplifying a dialog box DB2 for manual setting opened from the data input field E3d. As shown in the drawing, data input fields E11, E12, E13 for “paper type”, “ink”, “print quality”, “halftone”, “microweave”, “bidirectional printing”, “color adjustment”, and the like. , E14, E15, E16, and E17 are provided.
[0065]
The “paper type” data entry field E11 and the “ink” data entry field E12 are the “paper type” data entry field E1 and the “ink” data entry field E2 provided on the “basic setting” card CD3. The data entered later is given priority, and the display in the data entry field of the data entered earlier is changed according to the data entered later. The “print quality” data input field E13 is used to set the resolution for printing, and four types of “draft”, “fine”, “super fine”, and “photo” are prepared as options. Here, “draft”, “fine”, “superfine”, and “photo” are 180 × 180 [dot], 360 × 360 [dot], 720 × 720 [dot], and 1440 × 720 [dot] in this order. The resolution is shown.
[0066]
The “halftone” data input field E14 is used to set the type of halftone, and “high speed halftone” and “high quality halftone” are prepared as options. This halftone type information is used in the halftone module 56 (FIG. 3). The “microweave” data entry field E15 is for turning on / off the microweave function. Here, the microweave is a function provided in the printer 14, and the quality of printing can be improved by scanning different lines with the same nozzle. The “bidirectional printing” data entry field E16 is for turning on / off the bi-directional printing function. Here, bi-directional printing is a function provided in the printer 14, and the printing speed can be increased by moving the head from left and right bi-directional.
[0067]
A data input field E17 for “color adjustment” is used to set various information relating to color correction. “Color correction by driver”, “Auto Photo Fine”, “ICM”, and “sRGB” are prepared as options. In addition, the brightness, contrast, and saturation can be set.
[0068]
In the data input fields E12 to E17 from “ink” to “color adjustment”, all of the above-mentioned options are not necessarily input, and the paper type selected in the “paper type” data input field E11. The options are limited depending on the type. For example, if the “paper type” data entry field E1 is set to “plain paper”, the “print quality” data entry field E13 can select “draft”, “fine”, and “superfine”. “Photo” is excluded from the options. Such a configuration is realized by preparing a sheet setting information storage table for storing setting information for each sheet in the printer driver stored in the RAM 33 and restricting the above options based on the table. Note that only the “paper type” registered in the paper setting information storage table can be selected in the “paper type” data input field E11.
[0069]
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an example of the sheet setting information storage table TBL1 stored in the RAM 33. As shown in FIG. As shown in the figure, the paper setting information storage table TBL1 includes seven fields f1, f2, f3 from “paper type” to “bidirectional printing” corresponding to the data input fields E11 to E17 of the manual setting dialog box DB2. A plurality of record data composed of f4, f5, f6, and f7 are provided. One record data corresponds to one data combination that can be input from each of the data input fields E11 to E17, and the data input fields E11 to E17 are based on all record data stored in the paper setting information storage table TBL1. All combinations of data that can be input from are shown.
[0070]
In the figure, “ED” in the “halftone” field f5 column indicates a high-quality halftone, “DB” indicates a high-speed halftone, and “None” does not perform any halftone. Is shown. Note that “/” in the field f5 indicates that any value delimited by / can be taken. In the figure, the values are collectively shown in one column. Will exist. For example, the description of “ED / DB” means that there are two record data, one of which is “ED” in the field f5 of “halftone”, and the other is “halftone”. "Field f5" indicates that "DB". “N / A” in the field f6 of “Microweave” indicates that selection of the microweave setting is impossible.
[0071]
When the paper type stored in the field f1 is “plain paper” and the data stored in the “halftone” field f5 is constant, there are eight cases of the number of rows in the table in the figure. Yes, considering up to the number of “halftones”, 4 × 2 (= 8) ways when “ink” is color, and 4 × 3 (= 12) ways when “ink” is black. There are 20 cases in total. Therefore, in this example, 20 record data are prepared in the paper setting information storage table TBL1 as if the paper type is “plain paper”. As shown in the figure, the paper setting information storage table TBL1 also includes record data for which the paper type is “super fine dedicated paper” other than “plain paper” and “exclusive glossy film”.
[0072]
When inputting data using the manual setting dialog box DB2, the computer 10 refers to the paper setting information storage table TBL1 and accepts only combinations of input data corresponding to the record data included in the table TBL1. In addition, when the combination of input data not included in the table TBL1, for example, when the paper type is “plain paper”, the combination of input data with the print quality “photo” is not accepted.
[0073]
The manual setting dialog box DB2 shown in FIG. 6 is provided with a “Save / Delete” button E18 and a “Add paper” button E19. When the “save / delete” button E18 is clicked, the computer 10 saves the current setting in the manual setting dialog box DB2 or executes a user setting process for deleting the saved content. When the “add paper” button E19 is clicked, the computer 10 executes paper addition processing for newly adding paper type information to the paper setting information storage table TBL1 described above. The user setting process and the sheet addition process will be described in detail later.
[0074]
Returning to FIG. 5, the operation when the “recommended setting” mode is selected by clicking the button E3a of the “mode setting” data input field E3 will be described next. When this “recommended setting” mode is selected, the slide lever-shaped button E3e is activated, whereby it is possible to easily specify the quality of printing by the printer 14.
[0075]
Specifically, as shown in FIG. 5, characters “clean” and “fast” are clearly shown at both ends of the slide lever displayed as the button E3e, and the slide lever portion is dragged by the mouse 20. Thus, either “clean” or “fast” can be selected. Note that the options by the button E3e are parameter values such as “clean” and “fast” as described above, but “plain paper” is set in the “paper type” input fields E1 and E11. It's time. On the other hand, when other paper types are set in the “paper type” input fields E1 and E11, other multiple parameter values, specifically, “more beautiful”, “beautiful”, “ Any two parameter values selected from “standard” and “fast” are displayed.
[0076]
The parameter values such as “Better”, “Beautiful”, “Standard”, and “Fast” set the level of print quality step by step. In this “recommended setting” mode, the slide lever type button When one parameter value is selected by E3e, the computer 10 executes processing for obtaining various quality information for determining the printing quality from the selected parameter value. Specifically, processing is performed for obtaining information such as the printing resolution, microweave state, and halftone state corresponding to the parameter values. The information thus obtained is of the same type as the information input from the manual setting dialog box DB2, and the same information as in the “detailed setting” mode can be easily set even in the “recommended setting” mode. It has become.
[0077]
The data display field E4 is configured to display a list of contents input and set from various cards CD1 to CD6. In detail, “paper size”, “printing direction”, “number of layout pages”, “ Information about stamp mark presence / absence, “print quality”, “microweave”, “bidirectional printing”, and “color adjustment” is displayed.
[0078]
The various data input and set from the various cards CD1 to CD6 exist in the form of a data table TBL2 (see FIG. 12) for storing setting data in the printer driver stored in the RAM 33. . Further, the computer 10 generates various information for printing including color correction information based on the data table TBL 2, and the information is also stored in the RAM 33.
[0079]
Next, a user setting process executed when the “Save / Delete” button E18 is clicked in the manual setting dialog box DB2 will be described. FIG. 8 is a flowchart showing a user setting process routine executed by the CPU 31. When the “save / delete” button E18 is clicked and the process is started, as shown in the figure, the CPU 31 first performs a process of opening the “user setting” dialog box DB3 (step S100).
[0080]
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a “user setting” dialog box DB3. The “user setting” dialog box DB3 registers a set of data (data items from the data input field E11 to the data input field E17) currently set in the manual setting dialog box DB2 as a set to the printer driver. As shown in the figure, a data input field E21 for inputting a registration name (setting name) and a setting list field E22 for displaying a list of setting names registered so far are provided. Yes. The dialog box DB3 further includes an “export” button E23 and an “import” button E24. The “Export” button E23 is used to instruct execution of an export process for saving all the currently set information as an “individual setting file” in an external storage device such as a hard disk drive (HDD) 41 or the like. The “import” button E24 is used to instruct execution of import processing for reading the “personal setting file” stored in the HDD 41 into the computer main body 16.
[0081]
Returning to FIG. 8, when the “user setting” dialog box DB3 is opened in step S100, the CPU 31 then reads the operation input from the keyboard 18 and mouse 20 as input data using the dialog box DB3. Is performed (step S110). Subsequently, it is determined what operation the input data indicates (step S115). If it is determined that the input data indicates that the “Export” button E23 provided in the dialog box DB3 is clicked, the process proceeds to step S120.
[0082]
In step S120, the CPU 31 performs a process of opening the dialog box DB4 of “setting file export”, that is, a process of displaying the dialog box DB4 on the CRT display 12.
[0083]
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a dialog box DB 4 for “export configuration file”. As shown in the figure, the dialog box DB4 for “setting file export” is the same dialog box as the GUI (Graphical User Interface) for saving files provided by Windows 95, and includes a data input field E31 for “storage location”. A list field E32 for displaying a list of file names, a data input field E33 for “file name”, a data input field E34 for “file type”, and the like are provided.
[0084]
Subsequently, the CPU 31 executes a personal setting file saving process (step S130). In this saving process, each set of data set in the input fields E11 to E17 of the manual setting dialog box DB2 is saved as a personal setting file, and the keyboard 18 according to the dialog box DB4 of the “setting file export” described above. In response to the operation of the mouse 20, the storage process is executed. More specifically, in the “export settings file” dialog box DB4 in FIG. 10, a data input field E31 for “location to save”, a data input field E33 for “file name”, and a data input field E34 for “file type”. When the “save” button E35 is clicked in a state where each is entered, the personal setting file is saved with the save location, file name, and file type according to the data entry fields E31, E33, E34.
[0085]
FIG. 11 is an explanatory diagram showing the data structure of the personal setting file FL1. As shown in the figure, the personal setting file FL1 is mainly composed of three fields F1, F2, and F3 of “file name”, “print mode setting value”, and “color adjustment setting value”. The “print mode setting value” field F2 includes six fields F21, F22, F23, “printing type”, “ink”, “print quality”, “halftone”, “microweave”, and “bidirectional printing”. F24, F25, and F26 are provided. The “color adjustment set value” field F3 includes “color correction by driver”, “auto photo fine”, and “sRGB” fields F31, F32, and F33. The field F31 includes five fields F311, F312, F313, F314, and F315 of “color correction method”, “lightness”, “contrast”, “saturation”, and “ink correction data”. ”,“ Digital camera correction ”, and“ Sharpness ”fields F321, F322, and F323.
[0086]
In the field F1, the file name set in the data input field E31 of the “export setting file” dialog box DB4 shown in FIG. 10 is written, and in the other fields F21 to F33, manual setting is performed. The contents set in the input fields E11 to E17 of the dialog box DB2 are written. Specifically, the fields F21, F22, F23, F24, F25, and F26 include “paper type”, “ink”, “print quality”, “halftone”, “microweave”, and “bidirectional printing”. The contents of the input fields E11 to E16 are written in order. In the fields F311, F312, F313, F314, and F315, setting values such as brightness, contrast, and saturation when “color correction by driver” is selected in the data input field E17 of “color adjustment” are written. ing. In the fields 321, F 322, and F 323, setting values for color tone, digital camera correction, and sharpness when “Auto Photo Fine” is selected in the “Color Adjustment” data input field E 17 are written. In the field F33, when “sRGB” is selected in the “color adjustment” data input field E17, a setting value indicating that is written.
[0087]
FIG. 12 is an explanatory diagram showing in which location the personal setting file FL1 is stored by the export processing in steps S110 to S140. As shown in the drawing, a printer driver is stored in the RAM 33, and the printer driver includes the data table TBL2 for storing setting data described above. Each data currently set in the manual setting dialog box DB2 is stored in the data table TBL2. According to the export process A, each of the data is selected from the data table TBL2, and the selected data is written in the HDD 41 in the form of a personal setting file FL1 (for example, file name = “landscape photo setting”).
[0088]
Returning to FIG. 8, after executing step S130, the CPU 31 closes the dialog box DB4 for “setting file export” opened in step S120 (step S140), and then opens the “user setting” dialog opened in step S100. The box DB3 is closed (step S150). Thereafter, the CPU 31 advances the processing to “return” and once ends this processing routine.
[0089]
On the other hand, if it is determined in step S115 that the input data indicates that the “import” button E24 provided in the “user setting” dialog box DB3 is clicked, “import setting file” The dialog box DB5 is opened, that is, the dialog box DB5 is displayed on the CRT display 12 (step S170).
[0090]
FIG. 13 is an explanatory diagram showing a dialog box DB 5 of “import configuration file”. As shown in the figure, the dialog box DB5 of “import setting file” is the same dialog box as the file reading GUI (Graphical User Interface) provided by Windows 95, and includes a data input field E41 of “file location”. A list field E42 for displaying a list of file names, a data input field E43 for “file name”, a data input field E44 for “file type”, and the like are provided.
[0091]
Subsequently, the CPU 31 executes a personal setting file reading process (step S180). This reading process is executed in response to the operation of the keyboard 18 and the mouse 20 according to the dialog box DB 5 of the “import setting file”. Specifically, in the “import setting file” dialog box DB5 in FIG. 13, the data input field E41 for “file location”, the data input field E43 for “file name”, and the data input field E44 for “file type”. When the “Open” button E45 is clicked in a state where each is entered, the CPU 31 selects a personal setting file determined by the file location, file name, and file type according to the data input fields E41, E43, E44. Read.
[0092]
Subsequently, the CPU 31 performs processing for setting the read personal setting file data in the printer driver (step S190). Specifically, as shown in the import process B in FIG. 12, for example, the personal setting file FL1 read from the HDD 41 is written in the setting data storage data table TBL2 stored in the RAM 33, respectively. As a result, the data input fields E11 to E17 of the manual setting dialog box DB2 shown in FIG. 6 include the data of the fields F2 to F33 except the “file name” in the personal setting file shown in FIG. Will be displayed.
[0093]
In step S190, the personal setting file FL1 written in the setting data storage data table TBL2 is simultaneously registered in the setting list field E22 of the “user setting” dialog box DB3 shown in FIG. . In detail, as shown in FIG. 12, a setting list table TBL3 for storing the registered contents is prepared in the RAM 33. In step S190, as shown in process C (FIG. 12), the personal setting is set. Write to add the data of the file FL1 to the setting list table TBL3. The setting list table TBL3 is a tabular table in which a plurality of records are collected with the same data structure as the personal setting file FL1 described above as one record, and the data of the personal setting file FL1 is registered as one new record. become. The “file name” of one record registered in the setting list table TBL3 is displayed in the setting list field E22 of the “user setting” dialog box DB3 shown in FIG.
[0094]
As a result, for example, when the read personal setting file is “dusk photo setting” as shown in FIG. 13, as shown in FIG. 14, in the setting list field E 22 of the “user setting” dialog box DB 3. Will display “Dusk Photo Settings” additionally. As shown in FIG. 15, when the “basic setting” card CD3 is opened and the data input field E3c is clicked, a dialog box DB6 displaying options is opened. This dialog box DB6 also includes “dusk photo setting”. Will be additionally displayed. Therefore, when “Twilight Photo Setting” is selected from this dialog box DB6, the CPU 31 compares the selection result with the above setting list table TBL3, so that various data according to the “Twilight Photo Setting” (the above data) Data corresponding to the input fields E11 to E17) can be read out.
[0095]
After executing step S190, the CPU 31 closes the dialog box DB5 of “import configuration file” opened in step S170 (step S200). Thereafter, the CPU 31 advances the process to step S150, closes the “user setting” dialog box DB3 opened in step S100, advances the process to “return”, and once ends this process routine.
[0096]
On the other hand, if it is determined in step S115 that the input data indicates an operation other than the operation of the “export” and “import” buttons E23 and E24, Other processes that are not present are executed (step S210). As other main processing, the storage / deletion processing to the setting list table is executed. This saving / deleting process is performed by extracting various data (data from the data input column E11 to the data input column E17) currently set in the manual setting dialog box DB2 from the data table TBL2 for storing setting data. 9 is registered in the setting list field E22 of the “user setting” dialog box DB3 shown in FIG. 9, or the registered contents are deleted. As a result, as shown in the processing of FIG. 12, specific data among various data stored in the setting data storage data table TBL2 is transferred to the setting list table TBL3.
[0097]
After executing step S210, the CPU 31 advances the process to step S150, closes the “user setting” dialog box DB3 opened in step S100, advances the process to “return”, and executes this user setting processing routine. Is temporarily terminated.
[0098]
Next, a sheet addition process executed when the “add sheet” button E19 is clicked in the manual setting dialog box DB2 will be described. FIG. 16 is a flowchart showing a sheet addition processing routine executed by the CPU 31. When the process is started by clicking the “add paper” button E19, the CPU 31 first performs a process of opening the dialog box DB6 of “add paper type” (step S300).
[0099]
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a dialog box DB 7 for “add paper type”. As shown in the drawing, the “add paper type” dialog box DB7 is the same dialog box as the file reading GUI (Graphical User Interface) provided by Windows 95, and includes a data input field E51 of “file location”. A list field E52 for displaying a list of file names, a data input field E53 for "file name", a data input field E54 for "file type", and the like are provided.
[0100]
Subsequently, the CPU 31 executes a paper setting file reading process (step S310). This reading process is executed in response to the operation of the keyboard 18 and the mouse 20 in accordance with the “add paper type” dialog box DB7. Specifically, in the “add paper type” dialog box DB 7 of FIG. 17, a “file location” data input field E 51, a “file name” data input field E 53, and a “file type” data input field E 54 are provided. When the “Open” button E55 is clicked in the input state, the CPU 31 reads a paper setting file determined by the file location, file name, and file type according to the data input fields E51, E53, and E54. .
[0101]
In the example of FIG. 17, the “file location” is “PM-00”, but the paper setting suitable for the model (PM-00) of the printer 14 is set in the holder of “PM-00”. Several files are prepared in advance. The paper setting file is usually provided by the printer maker according to the type of the new paper from the printer manufacturer, and is thus obtained in the “PM-00” holder. A paper setting file is stored in advance. In step S310, a process for selecting and reading a desired file to be added from these paper setting files in accordance with the user's operation is performed.
[0102]
FIG. 18 is an explanatory diagram showing the data structure of the paper setting file FL2. As illustrated, the paper setting file FL2 includes a plurality of record data including a field G1 of “print mode data” and a field G2 of “ink weight correction information”. The “print mode data” field G1 defines the print mode supported by the paper determined by the paper setting file FL2, and is the same as the “paper type”, “ink”, “print quality” in the paper setting information storage table TBL1 described above. ”,“ Resolution ”,“ Halftone ”,“ Microweave ”, and“ Bidirectional printing ”, and seven fields G11, G12, G13, G14, G15, G16, and G17.
[0103]
In the “ink weight correction information” field G2, information for correcting the weight of each color ink according to the print mode is written. This "ink weight correction information" field G2 is paired with the previous "print mode data" field G1, and ink weight correction information suitable for the print mode determined from the data of the field G1 is stored in the field G2. Has been written. Specifically, a three-dimensional table used for conversion from RGB to CMYK is individually prepared for the print mode determined from the data in the field G1 in the form of resources, and the file names of the corresponding resources (for example, , “Rs001”, “rs002”, etc.) are stored in the field G2.
[0104]
When the reading of the paper setting file having the above configuration is completed in step S310, the CPU 31 performs processing for setting the data of the read paper setting file in the printer driver (step S320). Specifically, as shown in process D of FIG. 19, for example, the sheet setting file FL2 read from the holder HLD of “PM-00” on the HDD 41 is stored in the RAM 33 and the sheet setting information storage table in the printer driver is stored. Processing to be added to TBL1 is performed. As a result, the data that can be input from the data input fields E11 to E17 of the manual setting dialog box DB2 shown in FIG. 6 is restricted based on the paper setting file FL2 read from the HDD 41. That is, as shown in FIG. 20, when the “manual setting” dialog box DB2 is opened and the data input field E11 is clicked, a dialog box DB8 displaying options is opened, but the read paper setting file FL2 is shown in FIG. As shown in FIG. 20, in the case of “printer paper type B”, as shown in FIG. 20, “printer paper type B” is additionally displayed in this dialog box DB8. Therefore, “printer paper type B” can be selected as the paper type in the “manual setting” dialog box DB2. As the paper type, the “printer paper type B” can also be selected in the “paper type” data input field E1 provided on the “basic setting” card CD3.
[0105]
After executing step S320, the CPU 31 closes the “add paper type” dialog box DB7 opened in step S300 (step S330). Thereafter, the CPU 31 advances the processing to “return” and once ends this processing routine.
[0106]
In the first embodiment described above in detail, a collection of various data input by the user by operating the keyboard 18 and mouse 20 from the screen of the “manual setting” dialog box DB2 is stored as an external setting file FL1. It is configured to write to the HDD 41 which is a device. Since the data on the HDD 41 can be transferred to another storage medium, printing information related to the “basic settings” set by the user can be provided to other users in the form of a personal setting file FL1. Moreover, since the personal setting file FL1 includes paper type data and data related to various types of information corresponding to the paper type data, various information for printing can be set from the personal setting file FL1. is there. Therefore, other users can use various information for printing set in the computer 10 as it is, and the effect of reducing the trouble of inputting information can be achieved.
[0107]
In the first embodiment, the computer 10 reads the personal setting file FL1 from the HDD 41, which is an external storage device, and sets various information for printing based on the personal setting file FL1. . Therefore, by preparing the personal setting file FL1 created by another user in the HDD 41, various information for printing set by the other user can be used on the computer 10 side. Therefore, in this embodiment, it is possible to reduce the trouble of inputting various information for printing.
[0108]
Further, in the first embodiment, a paper setting file FL2 indicating setting data according to the type of paper is stored in the HDD 21 in advance, and the paper setting file FL2 is read and the print information keyboard 18 by the user, The setting input using the mouse 20 is limited according to the paper setting file FL2. Therefore, the user can save time and effort for inputting various information.
[0109]
In the first embodiment, the personal setting file FL1 is stored in the HDD 41. Alternatively, the personal setting file FL1 may be stored in the floppy disk 22. That is, in the process of step S130 of the first embodiment, the personal setting file FL1 is written to the floppy disk drive 24, and the personal setting file FL1 is stored in the floppy disk 22 in advance, and the process of step S180 is performed. In this case, the personal setting file FL1 is read from the floppy disk drive 24.
[0110]
This configuration also has the effect of reducing the labor for inputting various information for printing, as in the first embodiment. In particular, in this modified example, since the storage medium for storing the personal setting file FL1 is the floppy disk 22, the transfer of the file FL1 can be easily performed on the floppy disk 22, and the effect is obtained. Instead of the floppy disk 22, other detachable recording media such as a CD-ROM, a magneto-optical disk, and an IC card may be used.
[0111]
Next explained is the second embodiment of the invention. In the first embodiment, the paper setting file FL2 provided from the outside (printer maker) is prepared on the HDD 21 in advance and the paper setting file FL2 is read from the HDD 21, but instead, the second embodiment is used. In the example, the paper setting file FL2 is read from an external server via the Internet. The second embodiment has the same hardware configuration as that of the first embodiment, and has almost the same configuration in software. The only difference is the “paper addition processing routine”.
[0112]
FIG. 21 is a flowchart showing a sheet addition processing routine in the second embodiment. This paper addition processing routine is the same as the processing in steps S300, S320, and S330, except that the processing for reading the paper setting file FL2 in step S310 is different from that in the first embodiment.
[0113]
When the “add paper type” dialog box DB6 is opened in step S300, when an Internet address is entered in the data input field E51 of “file location” as illustrated in FIG. Processing for fetching an address is performed (step S310A).
[0114]
The Internet address input in the data input field E51 specifies, for example, a server owned by a printer manufacturer, and a holder for an individual paper setting file FL2 is prepared in advance for each printer model. ing. In the example of the data input field E51 shown in FIG. 22, the holder of the printer model “PM-00” on the server is specified in the data input field E5 of “file location”. In step S311, the designated internet address is fetched.
[0115]
Next, the CPU 31 performs a process of connecting to a computer (server) designated by this internet address (step S312). Thereafter, a process of receiving the paper setting file FL2 from the holder of the connected computer is performed by the file transfer function (step S313).
[0116]
After that, the same processes of steps S320 and S330 as in the first embodiment are executed to register the data of the paper setting file FL2 in the printer driver and to close the dialog box. Thereafter, the process returns to “RETURN”, and the process of this routine is temporarily terminated.
[0117]
FIG. 23 is a flowchart showing a file transmission processing routine executed by the computer (server) in which the paper setting file FL2 is stored. This processing routine is repeatedly executed every predetermined time. As shown in the figure, when processing is started, the computer determines whether or not there is a data transmission request (step S400). If it is determined that there is a transmission request, the file specified by the transmission request is determined. Is transmitted (step S410). Specifically, when a transmission request based on the file transfer function is received from the computer 10 side for setting the print information in step S313 of the sheet addition processing routine shown in FIG. 21, the transmission request is designated. Processing for transmitting the paper setting file FL2 is performed. In step S313, the transmitted paper setting file FL2 is received.
[0118]
After the execution of step S410, the process returns to “RETURN” to end the processing routine. On the other hand, if it is determined in step S400 that there is no transmission request, the process returns to “RETURN” without executing the process of step S410, and the process routine is temporarily terminated.
[0119]
In the second embodiment configured as described above, the paper setting file FL2 is read from an external server via the Internet, and printing information related to “basic settings” is set based on the paper setting file FL2. It has a configuration. Therefore, as in the first embodiment, the user can save time and effort for inputting various information. In particular, in this second embodiment, even if the paper setting file FL2 is not prepared in the HDD 21 in advance, it is possible to access the paper setting file FL2 on a predetermined server simply by specifying the Internet address. Therefore, it is extremely excellent in operability.
[0120]
In this embodiment, a paper setting file FL2 on the server side, which contains at least paper type data and data related to the various types of information corresponding to the paper type data, is stored on a predetermined server. The paper setting file is output from a predetermined server via the Internet in response to a request from the Internet. Since this data file includes paper type data and data related to various information corresponding to the paper type data, various information for printing can be set from this data file.
[0121]
Therefore, according to this server, there is an effect that it is possible to reduce the trouble of inputting information to the user who uses this data file.
[0122]
Next explained is the third embodiment of the invention. In the first embodiment, the paper setting file prepared in advance for each model of the printer is configured to be read from the holder of the corresponding model. However, in the third embodiment, the printer corresponds to the model of the printer 14 to be used. When the paper setting file does not exist in the HDD 21 as the storage means, the paper setting file for other models is read, the paper setting file for other models is converted for the model of the printer, and the converted paper setting file Based on the above, various information for printing is set.
[0123]
FIG. 24 is a flowchart showing a sheet addition processing routine in the third embodiment. This sheet addition process routine includes the same processes of steps S300 to S330 as the sheet addition process routine (FIG. 16) of the first embodiment, and further executes a file conversion process between steps S310 and S320. S310B is provided. Note that, unlike the first embodiment, the paper setting file FL2 read in step S310 is a paper setting file for other models.
[0124]
The file conversion process in step S311B is to convert the read paper setting file FL2 for the other model for the model of the printer to be used. Specifically, it is determined whether the data stored in the fields G1 (G11 to G17) and G2 of the read paper setting file FL2 corresponds to the allowable data supported by the model of the printer to be used. Is used as it is, and if not applicable, the data is replaced with upper data (adjusting printing to a more beautiful side). Note that the above determination is realized by preparing in advance permission data for a compatible model in the printer driver.
[0125]
Thereafter, the processing of steps S320 and S330 is executed as in the first embodiment to register the data of the paper setting file FL2 (paper setting file converted in step S310B) in the printer driver and close the dialog box. To do. Thereafter, the process returns to “RETURN”, and the process of this routine is temporarily terminated.
[0126]
In the third embodiment configured as described above, various information for printing is obtained from the paper setting file for other models even when the paper setting file corresponding to the model of the printer 14 to be used is not prepared. It becomes possible to set.
[0127]
In the third embodiment, a file conversion process for matching the compatible printer models may also be provided on the personal setting file side. Specifically, in the user setting process routine of FIG. 8, a step for performing a file conversion process is provided between step S180 and step S190. That is, it is determined whether the data stored in each field of the paper setting file FL2 read in step S180 corresponds to the allowable data supported by the printer model to be used, and if so, the data is used as it is. On the other hand, if not applicable, a file conversion process is performed to replace the data with higher-order data (adjusting printing to a more beautiful side).
[0128]
According to this configuration, even when a personal setting file corresponding to the model of the printer 14 to be used is not prepared, various information for printing can be set from the personal setting file for another model.
[0129]
The configuration for performing the file conversion process can also be applied to the second embodiment described above. That is, when a paper setting file corresponding to the model of the printer 14 to be used does not exist in the predetermined server 48 connected to the Internet, the paper setting file for another model is read from the server 48 and the paper setting for the other model is set. The file may be converted for the printer model, and various information for printing may be set based on the converted paper setting file.
[0130]
Although various embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to these embodiments and can be implemented in various modes without departing from the scope of the present invention. it can.
[0131]
(1) For example, in the above-described embodiment, the printer 14 is applied to a computer system that is directly connected to the local computer 10 with a cable. Instead of this, a plurality of printers connected to a server on the LAN are used. The configuration may be applied to a computer system shared by computers.
[0132]
(2) Alternatively, a printer connected to a server connected via the Internet may be applied to a computer system controlled by a computer via the Internet.
[0133]
(3) Further, a server connected by the Internet may be configured to be connected by a LAN so that a data file on the server is sent to a computer via the LAN.
[0134]
(4) In the above-described embodiment, the printer 14 is applied to a computer system connected to the computer 10. However, instead of this, the printer 14 may be applied to a facsimile machine incorporating a printing mechanism.
[0135]
(5) In the above embodiment, as the data file stored in the storage means, “paper type”, “ink”, “print quality”, “halftone”, “microweave”, “bidirectional printing”, “color adjustment” However, the data file does not necessarily need to include all of these data. Any data including “paper type” data and data corresponding to the paper type, that is, parameter data whose setting value may change depending on the paper type may be used. For example, “paper type” , A data file including only both “print quality” data, or a data file including three data “paper type”, “ink”, and “print quality” may be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a computer system to which a first embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of hardware of a computer system.
FIG. 3 is a block diagram showing a state of processing from image information handled by a computer main body 16 until printing is performed.
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating a dialog box DB1 for setting various types of information about a printer.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a dialog box DB1 in which a “basic setting” card is opened;
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a dialog box DB2 in which a “manual setting” card is opened;
FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating an example of a sheet setting information storage table TBL1.
FIG. 8 is a flowchart showing a user setting process routine executed by CPU 31;
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a dialog box DB3 of “user setting”.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a dialog box DB4 of “export configuration file”.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a data structure of a personal setting file FL1.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing how a personal setting file FL1 is transferred by export and import processing;
FIG. 13 is an explanatory diagram showing a dialog box DB5 of “import setting file”.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a dialog box DB3 of “user setting” when a personal setting file is added.
FIG. 15 is an explanatory diagram showing a dialog box DB6 when a personal setting file is added.
FIG. 16 is a flowchart showing a sheet addition processing routine executed by CPU 31;
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a dialog box DB 7 for “add paper type”.
FIG. 18 is an explanatory diagram showing a data structure of a paper setting file FL2.
FIG. 19 is an explanatory diagram showing how a paper setting file is transferred by a paper type addition process;
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a dialog box DB8 when a paper setting file is added.
FIG. 21 is a flowchart illustrating a sheet addition processing routine in the second embodiment.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing a “add paper type” dialog box DB7 in a state where an Internet address is entered in a data input field E51.
FIG. 23 is a flowchart showing a file transmission processing routine by the server in the second embodiment.
FIG. 24 is a flowchart illustrating a sheet addition processing routine in the third embodiment.
[Explanation of symbols]
10 ... Computer
12 ... CRT display
14 ... Printer
16 ... computer body
18 ... Keyboard
20 ... Mouse
21 ... HDD
22 ... Floppy disc
24 ... Floppy disk drive
31 ... CPU
32 ... ROM
33 ... RAM
34 ... Mouse interface
35 ... Keyboard interface
36 ... FDC
37 ... HDC
38 ... CRTC
39 ... Printer interface
40 ... I / O port
41 ... HDD
44 ... Modem
46 ... Public telephone line
48 ... Server
51. Application program
52 ... Video driver
53 ... Printer driver
54 ... Rasterizer
55. Color correction module
56 ... Halftone module
57 ... Information setting module
FL1 ... Personal setting file
FL2 ... Paper setting file

Claims

A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
A window having a plurality of data input fields for inputting the various information is displayed on a display device, and a user interface unit that captures input data via the data input field from an input unit that accepts an operation by a user;
Information setting means for performing the setting based on the captured input data;
A save instruction accepting means for accepting that the save button provided in the window is selected by the input means;
When a selection of the save button is accepted by the save instruction accepting unit, a setting file for recording various information determined from the input data input in the plurality of data input fields is created, and the setting file is File storage means for storing in a storage device;
With
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts specification of one option from the list,
Table storage means for storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered;
Reading means for reading a new file recording information corresponding to the predetermined data input field from an external storage device;
A print information setting apparatus comprising: an additional registration unit that additionally registers the contents of the file read by the reading unit as the one record data in the table .

The print information setting apparatus according to claim 1, wherein the external storage device is a detachable recording medium.

The print information setting apparatus according to claim 1, wherein the predetermined data input field is a paper type data input field for inputting a paper type .

A print information setting device for setting various information for printing in a predetermined printing device,
A window having a plurality of data input fields for inputting the various information is displayed on a display device, and a user interface unit that captures input data via the data input field from an input unit that accepts an operation by a user;
Information setting means for performing the setting based on the captured input data;
A save instruction accepting means for accepting that the save button provided in the window is selected by the input means;
When a selection of the save button is accepted by the save instruction accepting unit, a setting file for recording various information determined from the input data input in the plurality of data input fields is created, and the setting file is File storage means for storing in a storage device;
With
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts specification of one option from the list,
Table storage means for storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered;
Receiving means for receiving a new file in which information corresponding to the predetermined data input field is recorded from a predetermined server via a network;
A print information setting apparatus comprising: an additional registration unit that additionally registers the contents of the file received by the reception unit as the one record data in the table .

The print information setting apparatus according to claim 4 , wherein the predetermined data input field is a paper type data input field for inputting a paper type .

A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) displaying a window having a plurality of data input fields for inputting the various types of information on a display device, and capturing input data via the data input field from an input unit that receives an operation by a user;
(B) information setting means for performing the setting based on the captured input data;
Accepting that a save button provided in the window is selected by the input means ;
(C) when a selection of the save button is accepted in the step (b), creating a setting file for recording various information determined from the input data input to the plurality of data input fields, Saving the configuration file to a storage device;
With
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts specification of one option from the list,
(D) storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered in advance;
(E) reading a new file in which information corresponding to the predetermined data input field is recorded from an external storage device;
(F) A print information setting method comprising: a step of additionally registering the contents of the file read out in the step (e) as the one record data in the table .

A print information setting method for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) displaying a window having a plurality of data input fields for inputting the various types of information on a display device, and capturing input data via the data input field from an input unit that receives an operation by a user;
(B) information setting means for performing the setting based on the captured input data;
Accepting that a save button provided in the window is selected by the input means ;
(C) when a selection of the save button is accepted in the step (b), creating a setting file for recording various information determined from the input data input to the plurality of data input fields, Saving the configuration file to a storage device;
With
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts specification of one option from the list,
(D) storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered in advance;
(E) receiving a new file in which information corresponding to the predetermined data input field is recorded from a predetermined server via a network;
(F) A print information setting method comprising the step of additionally registering the contents of the file received in the step (e) in the table as the one record data .

A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) a function of displaying a window having a plurality of data input fields for inputting the various types of information on a display device and capturing input data via the data input field from an input unit that accepts an operation by a user ;
(B) information setting means for performing the setting based on the captured input data;
A function of accepting selection of a save button provided in the window by the input means ;
(C) When a selection of the save button is accepted by the function (b), a setting file for recording various information determined from the input data input to the plurality of data input fields is created, The ability to save configuration files to a storage device;
Is realized on a computer,
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts the specification of one option from the list,
(D) a function of storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered;
(E) a function of reading a new file in which information corresponding to the predetermined data input field is recorded from an external storage device;
(F) A computer-readable recording medium recording a computer program for causing a computer to realize a function of additionally registering the contents of the file read out by the function (e) as the one record data in the table .

A computer-readable recording medium storing a computer program for setting various information for printing in a predetermined printing apparatus,
(A) a function of displaying a window having a plurality of data input fields for inputting the various types of information on a display device and capturing input data via the data input field from an input unit that accepts an operation by a user ;
(B) information setting means for performing the setting based on the captured input data;
A function of accepting selection of a save button provided in the window by the input means ;
(C) When a selection of the save button is accepted by the function (b), a setting file for recording various information determined from the input data input to the plurality of data input fields is created, The ability to save configuration files to a storage device;
Is realized on a computer,
The predetermined data input field of the plurality of data input fields is:
It is a configuration that displays a list of multiple options and accepts the specification of one option from the list,
(D) a function of storing a table in which record data including data to be displayed as one option in the list is registered;
(E) a function of receiving a new file in which information corresponding to the predetermined data input field is recorded from a predetermined server via a network;
(F) A computer-readable recording medium on which a computer program for causing a computer to realize the function of additionally registering the contents of the file received by the function (e) as the one record data in the table is recorded.