JP4324425B2 - 水平軸風車及びその制御方法 - Google Patents

水平軸風車及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4324425B2
JP4324425B2 JP2003275971A JP2003275971A JP4324425B2 JP 4324425 B2 JP4324425 B2 JP 4324425B2 JP 2003275971 A JP2003275971 A JP 2003275971A JP 2003275971 A JP2003275971 A JP 2003275971A JP 4324425 B2 JP4324425 B2 JP 4324425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
frequency noise
horizontal axis
rotational speed
wind turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003275971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005036749A (ja
Inventor
茂雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP2003275971A priority Critical patent/JP4324425B2/ja
Publication of JP2005036749A publication Critical patent/JP2005036749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324425B2 publication Critical patent/JP4324425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Description

本発明は、水平軸風車及びその制御方法に関する。
従来より、略水平方向に延在する回転自在な主軸と、この主軸に取り付けられた回転速度可変のロータと、を備える水平軸風車が提案され、実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
近年においては、前記した水平軸風車の運転に起因して騒音が発生することが知られている。かかる騒音としては、可聴音である「広域帯騒音」や、窓ガラス等を振動させる等の物理的な影響を与えるとともに、頭痛や圧迫感等の心理的な影響を与える「低周波騒音(20Hz未満の超低周波騒音を含む)」等が挙げられる。
これら騒音はロータの回転速度に依存するため、従来は、夜間においてロータの回転速度を低減させる等、昼夜で運転パターンを変化させる方法(以下、「従来技術」という)を採用することによって、騒音を抑制していた。かかる従来技術を採用すると、可聴音である「広域帯騒音」を抑制することが可能となる。
特開2003−56448号公報
しかし、前記した従来技術においては、低周波騒音の伝播特性を考慮していないため、風車の回転速度を不必要に制限して運転する頻度が高くなり、発電量の損失を招く場合があった。また、前記した従来技術を採用した場合でも、「広域帯騒音」とは伝播特性が異なる「低周波騒音」を抑制することができない場合があった。従って、「低周波騒音」による悪影響が懸念される場合には風車の設置を断念せざるを得ず、風車の設置可能地域が限定されてしまうという問題がある。
本発明の課題は、水平軸風車において、発電量の損失を抑えるとともに低周波騒音を効果的に抑制して、設置可能地域を大幅に拡大することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転速度可変のロータを有し、風向に応じて前記ロータの方位角を変更する水平軸風車において、前記水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報と、が記録された記録手段と、ヨー角を計測するヨー角計測手段と、前記ロータの方位角を計測する方位角計測手段と、前記記録手段に記録された情報と、前記ヨー角計測手段で計測されたヨー角と前記方位角計測手段で計測された方位角とから算出される風向と、に基づいて、前記ロータの回転速度を変更する回転速度制御手段と、を備え、前記回転速度制御手段は、前記特定領域がロータの風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合に、前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の水平軸風車において、時刻を計測する計時手段をさらに備え、 前記回転速度制御手段は、前記特定領域で低周波騒音を特定時間帯において抑制しようとする場合に、前記計時手段で計測された時刻に基づいて前記特定時間帯においてのみ前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、回転速度可変のロータを有し、風向に応じて前記ロータの方位角を変更する水平軸風車の制御方法において、前記水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報と、を入力する情報入力工程と、ヨー角並びに前記ロータの方位角を計測する計測工程と、前記情報入力工程で入力された情報と、前記計測工程で計測されたヨー角と方位角とから算出される風向と、に基づいて、前記ロータの回転速度を変更する回転速度制御工程と、を備え、前記回転速度制御工程では、前記特定領域がロータの風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合に、前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の水平軸風車の制御方法において、時刻を計測する計時工程をさらに備え、前記回転速度制御工程では、前記特定領域で低周波騒音を特定時間帯において抑制しようとする場合に、前記計時工程で計測された時刻に基づいて前記特定時間帯においてのみ前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする。
請求項1又はに記載の発明によれば、水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報(例えば、方位角毎の低周波騒音の伝播特性、ロータからの距離と低周波騒音のレベルとの相関関係、ロータの回転速度と低周波騒音のレベルとの相関関係、等の情報)と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報(例えば、ロータに対する特定領域の方位、ロータから特定領域までの距離、特定領域で低周波騒音を抑制しようとする時間帯、等の情報)と、測定されたヨー角と方位角とから算出される風向と、に基づいて、ロータの回転速度を変更することができる。
ータの風上側及び風下側に伝播し易いという低周波騒音の伝播特性に基づき、特定領域がロータの風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合にロータの回転速度を低減させて、低周波騒音を効果的に抑制することができる。また、低周波騒音による影響が少ない位置(ロータの風上側遠方又は風下側遠方やロータの外周側)に特定領域が位置する場合には、通常速度でロータを回転させて、発電量の損失を抑えることができる。
請求項又はに記載の発明によれば、特定領域で低周波騒音を特定時間帯において抑制しようとする場合に、その特定時間帯おいてのみロータの回転速度を低減させるので、発電量の損失を抑えながら低周波騒音を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報と、測定された風向又は風向及び時刻と、に基づいてロータの回転速度を変更することができる。この結果、発電量の損失を抑えるとともに低周波騒音を効果的に抑制することができ、水平軸風車の設置可能地域を大幅に拡大することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。本実施の形態においては、本発明に係る水平軸風車の例として、図1に示した水平軸風車1を採用することとする。
まず、図1〜図3を用いて、本実施の形態に係る水平軸風車1の構成について説明する。水平軸風車1は、所定位置に設置されるタワー2、タワー2の頂部に取り付けられたナセル3、ナセル3に軸支され略水平方向に延在する(図示されていない)主軸、主軸に取り付けられたロータ4、等を備えて構成されている(図1参照)。
ナセル3の内部には、ロータ4のブレードのピッチを変更するピッチ可変機構、このピッチ可変機構を駆動制御することによりロータ4の回転速度を制御する制御装置、水平軸風車1固有の低周波騒音に係る情報(以下、「低周波騒音情報」という)や、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報(以下、「特定領域情報」という)等が記録された記録手段としてのメモリ、時刻を計測する計時手段としての時計、等が設けられている。
また、ナセル3の外部には、ロータ4のヨー角(平面視におけるロータ4の回転軸の方向と風向とのなす角度)を計測するヨー角計測手段としての(図示されていない)風向計と、ロータ4の方位角を計測する方位角計測手段としての(図示されていない)方位角センサと、が設けられている。
また、ナセル3及びロータ4は、タワー2を中心に略水平面内で一体的に回動するように構成されている。このため、風向計で計測したヨー角と、方位角センサで計測したロータ4の方位角と、に基づいて、ロータ4の回転面が風向に対して常に平面視で略垂直(すなわちヨー角が約0°)になるようにナセル3及びロータ4を回動させることができる。
制御装置は、メモリに記録された情報(低周波騒音情報及び特定領域情報)を読み込む。また、制御装置には、時計により計測された時刻情報と、風向計により計測されたヨー角情報と、方位角センサにより計測されたロータ4の方位角情報と、が入力されるようになっている。制御装置は、前記したヨー角情報及び方位角情報から風向情報を算出する。そして、低周波騒音情報及び特定領域情報と、時刻情報及び/又は風向情報と、に基づいて、ロータ4の回転速度を変更する。すなわち、制御装置は、本発明における回転速度制御手段である。
本実施の形態においては、メモリ内の低周波騒音情報として、低周波騒音の方位特性に係る情報(方位角毎の低周波騒音レベルを示す情報)と、低周波騒音の距離特性に係る情報(距離毎の低周波騒音レベルを示す情報)と、ロータ4の回転速度と低周波騒音レベルとの相関関係に係る情報と、を採用している。
低周波騒音の方位特性を示すグラフを、図2に示した。図2において方位角「0°」は、ロータ4の回転面に対して平面視で垂直な風上側の方向を示しており、方位角「180°」は、ロータ4の回転面に対して平面視で垂直な風下側の方向を示している。また、方位角「90°、270°」は、風向に対して垂直なロータ4の外周側の方向を示している。
ロータ4の風上側及び風下側の方向(0°及び180°)における低周波騒音レベルと、ロータ4の外周側の方向(90°及び270°)における低周波騒音レベルと、の比は、図2に示すようにほぼ100:70とされている。すなわち、低周波騒音は、ロータ4の外周側の方向(90°及び270°)よりもロータ4の風上側及び風下側の方向(0°及び180°)に伝播し易いという特性を有している。一方、広域帯騒音は、ロータ4の外周側の方向(90°及び270°)に比較的伝播し易いという特性を有している(図2参照)。
また、ロータ4の回転速度と低周波騒音レベルとの相関関係を示すグラフを、図3に示した。図3(a)は、方位角毎の低周波騒音レベル(低周波騒音の方位特性)を示すグラフであり、図3(b)は、方位角0°におけるロータ4からの水平距離と低周波騒音レベルとの関係(低周波騒音の距離特性)を示すグラフである。双方のグラフにおいて、ロータ4の回転速度を100%及び67%に設定して、ロータ4の回転速度と、低周波騒音レベルと、の相関関係を明らかにしている。
低周波騒音レベル(dBG)は、ロータ4の回転速度に大きく依存することが知られている。図3(a)及び(b)に示すように、ロータ4の回転速度を100%から67%程度に低減させるだけで、低周波騒音レベルを大幅に低減させることができる。
例えば、ロータ4の回転速度が100%の場合に、低周波騒音レベルを所定の基準値(例えば95dBG)以下に抑制しようとすると、ロータ4からの水平距離を約180m程度確保する必要があるのに対し、ロータ4の回転速度が67%の場合には、ロータ4近傍においても低周波騒音レベルが前記基準値に達しないことがわかる(図3(b)参照)。
メモリ内の特定領域情報としては、ロータ4に対する特定領域の方位に係る情報、ロータ4から特定領域までの距離に係る情報、特定領域において低周波騒音を抑制しようとする時間帯に係る情報、等を挙げることができる。本実施の形態においては、特定領域情報として、「特定領域Bはロータ4に対して東側に位置する」旨の情報と、「ロータ4から特定領域Bまでの距離が150mである」旨の情報と、「特定領域Bにおいて低周波騒音を抑制しようとする時間帯は午後9時〜午前6時である」旨の情報と、を採用している。
次に、図4を用いて、本実施の形態に係る水平軸風車1による低周波騒音抑制動作について説明する。
まず、水平軸風車1の制御装置は、メモリに記録された低周波騒音情報を読み込み、ロータ4を通常速度で運転させた場合に低周波騒音レベルが所定の基準値を超える領域(以下、「騒音基準値超過領域」という)を認識する。騒音基準値超過領域Aの例を、図4(a)〜(c)に示した。騒音基準値超過領域Aは、低周波騒音の伝播特性により、ロータ4の外周側の方向よりもロータ4の風上側及び風下側の方向に大きく広がっている(図4(a)〜(c)参照)。
また、水平軸風車1の制御装置は、メモリに記録された特定領域情報を読み込み、ロータ4に対する特定領域の方位、ロータ4から特定領域までの距離、特定領域において低周波騒音を抑制しようとする時間帯、等を認識する。具体的には、「水平軸風車1の設置地点の東側に特定領域Bが位置する」旨を認識する(図4(a)〜(c)参照)。また、「水平軸風車1から特定領域Bまでの水平距離が約150m」であり、「特定領域Bにおいて低周波騒音を抑制しようとする時間帯が午後9時〜午前6時である」旨を認識する。
次いで、水平軸風車1の制御装置は、風向計により計測されたヨー角と、方位角センサにより計測されたロータ4の方位角と、から風向を算出し、この風向に対してロータ4の回転面が平面視で略垂直(ヨー角約0°)になるように、ナセル3及びロータ4を回転させる。また、水平軸風車1の制御装置は、騒音基準値超過領域Aと、特定領域Bと、時計により計測された時刻と、風向計により計測された風向と、を参照して、ロータ4の回転速度を決定する。
本実施の形態においては、時間帯が午前6時〜午後9時(昼間)である場合に、騒音基準値超過領域A、特定領域B及び風向に関係なく、ロータ4を通常速度で運転させる。
一方、時間帯が午後9時〜午前6時(夜間)である場合には、騒音基準値超過領域A、特定領域B及び風向に基づいてロータ4の回転速度を変更する。例えば、風が北から南へと吹く場合には、騒音基準値超過領域Aは風上側及び風下側である北側及び南側に大きく広がるので、水平軸風車1の東側に位置する特定領域Bは騒音基準値超過領域A内に含まれないため、水平軸風車1の制御装置は、ロータ4の回転速度を低減させることなく、運転を続行させる(図4(a)参照)。
また、風が西から東へと吹く場合には、騒音基準値超過領域Aは風上側及び風下側である東側及び西側に大きく広がるので、水平軸風車1の東側に位置する特定領域Bは騒音基準値超過領域A内に含まれることとなる(図4(b)参照)。このため、水平軸風車1の制御装置は、ロータ4の回転速度を低減させることによって騒音基準値超過領域Aを縮小させ、特定領域Bが騒音基準値超過領域Aに含まれないようにする(図4(c)参照)。
以上説明した実施の形態に係る水平軸風車1においては、水平軸風車1固有の低周波騒音に係る情報(低周波騒音情報)と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報(特定領域情報)と、測定された時刻及び風向と、に基づいて、ロータ4の回転速度を変更することができる。
具体的には、特定領域Bが、ロータ4の風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合(図4(b)参照)に、ロータ4の回転速度を低減させて、低周波騒音を効果的に抑制することができる(図4(c)参照)。また、特定領域Bが、低周波騒音による影響が少ないロータ4の外周側に位置する場合(図4(a)参照)には、通常速度でロータ4を回転させて、発電量の損失を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、低周波騒音を抑制しようとする時間帯(特定時間帯:午後9時〜午前6時)においてのみロータ4の回転速度を低減させているので、低周波騒音を抑制するとともに発電量の損失を抑えることができる。
なお、以上説明した低周波騒音抑制動作の結果を、表1に示した。
Figure 0004324425
従来の定速水平軸風車(表1:(a))を用いた場合には、ロータの回転速度が時間帯によって変化しないため、設備利用率は高い(30%)。しかし、低周波騒音を抑制しようとするには、風車から約180mの距離(クリアランス)を設ける必要がある。
一方、夜間においてロータの回転速度を低減させる従来の可変速水平軸風車(表1:(b))を用いた場合には、クリアランスを設けることなく低周波騒音を抑制することができる。しかし、夜間においてロータの回転速度を低減させるため、設備利用率が低下する(26%)という問題がある。
これらに対し、本実施の形態に係る水平軸風車1(表1(c))を採用すると、クリアランスを設けることなく低周波騒音を抑制することができ、しかも、夜間において風向が特定方位の場合にのみロータ4の回転速度を低減させるため、設備利用率の低下を抑える(28%)ことができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、ピッチ可変機構によりブレードのピッチを変更させてロータの回転速度を変更する機構を採用したが、発電機の極数変換等によりロータの回転速度を2段階に設定できる2段定格方式を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係る水平軸風車の概念図である。 図1に示した水平軸風車のメモリに記録された低周波騒音情報(低周波騒音の方位特性を示すグラフ)の一例である。 図1に示した水平軸風車のメモリに記録された低周波騒音情報(ロータの回転速度と低周波騒音レベルとの相関関係を示すグラフ)の他の例である。 図1に示した水平軸風車による低周波騒音抑制動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 水平軸風車
2 タワー
3 ナセル
4 ロータ
A 騒音基準値超過領域
B 特定領域

Claims (4)

  1. 回転速度可変のロータを有し、風向に応じて前記ロータの方位角を変更する水平軸風車において、
    前記水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報と、が記録された記録手段と
    ー角を計測するヨー角計測手段と、
    前記ロータの方位角を計測する方位角計測手段と、
    前記記録手段に記録された情報と、前記ヨー角計測手段で計測されたヨー角と前記方位角計測手段で計測された方位角とから算出される風向と、に基づいて、前記ロータの回転速度を変更する回転速度制御手段と、を備え
    前記回転速度制御手段は、
    前記特定領域がロータの風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合に、前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする水平軸風車。
  2. 時刻を計測する計時手段をさらに備え、
    前記回転速度制御手段は、
    前記特定領域で低周波騒音を特定時間帯において抑制しようとする場合に、前記計時手段で計測された時刻に基づいて前記特定時間帯においてのみ前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする請求項1に記載の水平軸風車。
  3. 回転速度可変のロータを有し、風向に応じて前記ロータの方位角を変更する水平軸風車の制御方法において、
    前記水平軸風車固有の低周波騒音に係る情報と、低周波騒音を抑制しようとする特定領域に係る情報と、を入力する情報入力工程と
    ー角並びに前記ロータの方位角を計測する計測工程と、
    前記情報入力工程で入力された情報と、前記計測工程で計測されたヨー角と方位角とから算出される風向と、に基づいて、前記ロータの回転速度を変更する回転速度制御工程と、を備え
    前記回転速度制御工程では、
    前記特定領域がロータの風上側近傍又は風下側近傍に位置する場合に、前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする水平軸風車の制御方法。
  4. 時刻を計測する計時工程をさらに備え、
    前記回転速度制御工程では、
    前記特定領域で低周波騒音を特定時間帯において抑制しようとする場合に、前記計時工程で計測された時刻に基づいて前記特定時間帯においてのみ前記ロータの回転速度を低減させることを特徴とする請求項に記載の水平軸風車の制御方法。
JP2003275971A 2003-07-17 2003-07-17 水平軸風車及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4324425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003275971A JP4324425B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 水平軸風車及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003275971A JP4324425B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 水平軸風車及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005036749A JP2005036749A (ja) 2005-02-10
JP4324425B2 true JP4324425B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34212441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003275971A Expired - Fee Related JP4324425B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 水平軸風車及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4324425B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5107271B2 (ja) * 2009-01-06 2012-12-26 三菱重工業株式会社 風力発電装置及びそのブレードピッチ角制御方法並びにプログラム
JP5284872B2 (ja) * 2009-05-22 2013-09-11 株式会社日立製作所 水平軸風車
RU2463475C2 (ru) * 2010-04-08 2012-10-10 Ренат Кайдарович Абинаев Ветроэнергетическая установка
JP5579176B2 (ja) * 2011-02-10 2014-08-27 三菱重工業株式会社 風力発電設備及び風力発電設備の制御方法
JP6695105B2 (ja) * 2015-07-21 2020-05-20 Ntn株式会社 風力発電装置の状態監視装置
CN110500233B (zh) 2018-05-18 2020-07-07 北京金风科创风电设备有限公司 用于多个风力发电机组的噪声控制的方法和装置
CN110500234B (zh) 2018-05-18 2020-07-03 北京金风科创风电设备有限公司 用于风力发电机组的噪声控制的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005036749A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4589633B2 (ja) 水平軸風車及び水平軸風車の制御方法
US9512820B2 (en) Method and system for improving wind farm power production efficiency
JP4304023B2 (ja) 水平軸風車及び水平軸風車の制御方法
EP2840258B1 (en) System and method for preventing excessive loading on a wind turbine
US7988414B2 (en) Method and system for operating a wind turbine generator
US8287228B2 (en) System and methods for controlling the amplitude modulation of noise generated by wind turbines
US8232663B2 (en) Controlling noise generated by wind turbines in a wind farm by de-synchronization of wind turbine rotors
EP2543876B1 (en) Controlling the amplitude modulation of noise generated by wind turbines
EP2273109A1 (en) Wind turbine acoustic emission control system and method
JP2003502543A (ja) ウィンドパーク運営
US9593668B2 (en) Methods and systems for reducing amplitude modulation in wind turbines
EP2626550A1 (en) Improved noise reduction control for wind turbines
JP4324425B2 (ja) 水平軸風車及びその制御方法
JP5107271B2 (ja) 風力発電装置及びそのブレードピッチ角制御方法並びにプログラム
WO2019218574A1 (zh) 用于风力发电机组的噪声控制的方法和装置
KR101251285B1 (ko) 풍력 발전기의 토크 제어 방법
AU2020402378B2 (en) Blade pitch controller for a wind turbine
EP3881314A1 (en) Wind turbine noise masking
JP6933990B2 (ja) 風力発電装置とその制御方法
JP2015124736A (ja) 風力発電装置
WO2019218575A1 (zh) 用于多个风力发电机组的噪声控制的方法和装置
JP4637419B2 (ja) 風力発電機の運転制御方法
TW202007855A (zh) 風力發電裝置與其控制方法
JP2006002726A (ja) 水平軸風車
EP3643916B1 (en) System and method for monitoring rotor blade condition of wind turbines

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4324425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees