JP4323967B2 - Door lock device - Google Patents
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Description
本発明は、屋外駐車場等に設置される自動精算機など機器の筐体に備えられる扉に取り付けられ、この扉の開閉及び施解錠を行う扉の錠装置に関するものである。 The present invention relates to a door locking device which is attached to a door provided in a housing of an apparatus such as an automatic payment machine installed in an outdoor parking lot or the like, and opens / closes and unlocks the door.
公共施設に並設される駐車場や道路に面した屋外にある駐車場等には、駐車料金を自動に精算する下記特許文献1に示すような自動精算機があるが、この自動精算機などの筐体には、内蔵の機器に対して、収容された金銭等の回収や、機器のメンテナンス等を行うために扉が備えられ、この扉は管理者のみが開閉できるように施解錠装置が設けられる。この自動精算機の筐体には、一般的な扉に用いられる錠装置と略同様に、例えば図11に示すように、シリンダ錠102が設けられている。そして、扉101の屋外側からこのシリンダ錠102に対して合鍵103を用いて、その合鍵103が正しい合鍵である場合に、シリンダ錠102の回動操作が可能となり、シリンダ錠102を回動して解錠としている。
There are automatic payment machines as shown in the following
また、扉101の屋外面には、シリンダ錠102に並設されて、開扉ハンドル104が配設されており、扉101内部でシリンダ錠102と連動連結している。すなわち、上記したシリンダ錠102に対する合鍵103での解錠を行うことで、開扉ハンドル104の回動が可能となり、この回動により、デッドボルトを後退させ、扉101を開放させることが可能となる。
しかしながら、上述したような従来の施解錠装置では、合鍵103を使用する、所謂メカニカル錠であり、扉101の屋外面に鍵孔105が表出する構造とされることから、この鍵孔105に対して異物を詰められるなどの悪戯をされたり、また、この鍵孔105に対して不正な解錠操作、所謂ピッキングで解錠されることがあり、内部に収容された金銭などを盗難されるなど、防犯性としては不十分なものであった。
However, the conventional locking / unlocking device as described above is a so-called mechanical lock that uses the
また、上記した自動精算機100などは、無人で複数台を管理され、所定期間ごとに管理者が各自動精算機100の内部に収容された金銭の回収を行うために巡回が行われる。このとき、防犯性向上として、各駐車場の自動精算機100毎に異なる合鍵103で管理を行うことが好ましいことから、管理者は多数の合鍵103を持ち歩かなければならない欠点がある。そして、自動精算機100の扉101を開放するために、その自動精算機100のシリンダ錠102に対応する合鍵103を鍵束106から探さなくてはならず煩雑であった。
In addition, the above-described
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、合鍵を用いることなく扉の施解錠操作を可能とすることで、扉の屋外面から鍵孔をなくし、鍵孔に対する悪戯や不正な解錠操作を防止して、防犯性を向上させることを可能とする扉の錠装置を提供することを目的とする。また、扉に対する解錠又は施錠を簡素な操作で容易に行うことを可能とし、例えば自動精算機等の管理者の金銭回収などの作業を煩雑なものとすることのない扉の錠装置を提供することを目的とする。 Accordingly, the present invention eliminates the keyhole from the outdoor surface of the door by allowing the door to be unlocked and unlocked without using a key to solve the above-mentioned problems. An object of the present invention is to provide a door locking device that prevents operation and improves crime prevention. In addition, it is possible to easily unlock or lock the door with a simple operation, and provide a door locking device that does not complicate operations such as money collection of an administrator such as an automatic checkout machine. The purpose is to do.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の扉の錠装置は、筐体51の側面に配設される開閉自在な扉52の外側面に、開扉ハンドル2と施解錠操作部とが並設され、前記開扉ハンドル2の回動操作に連動して前記扉52の周縁から進退するデッドボルト5を備えるとともに、前記扉52内に配設されて前記デッドボルト5の後退の規制及び規制解除を行う錠機構部11に前記施解錠操作部が連動連結される扉の錠装置1において、
前記施解錠操作部がサムターン3よりなり、
該サムターン3に連動連結され、前記デッドボルト5の移動軌跡上に対して進退自在とされて、進出時に該デッドボルト5の後退を阻止する規制部14を備えたスライダ13と、
前記スライダ13の移動軌跡上に対して進退自在とされ、進出時に該スライダ13の後退を阻止するストッパ16を備えたアクチュエータ15と、
非接触で施錠又は解錠の信号を送出する送信手段40と、
前記送信手段40より送信される施錠又は解錠信号を受信する受信手段42を備え、前記送信手段40より発せられる施錠又は解錠信号に基づき前記アクチュエータ15に対して前記ストッパ16の進退動作を制御する制御部41と、
前記デッドボルト5が進出した状態での該デッドボルト5の後端に近接した該デッドボルト5の移動軌跡の外方に基端33が軸支され、先端側の緩衝片部31を揺動自在とするとともに、該緩衝片部31を付勢手段46の付勢力にて前記デッドボルト5の後端に当接させ、該デッドボルト5の進出状態を保持させる緩衝部30と、
を具備することを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
In the door locking device according to the first aspect of the present invention, the door opening handle 2 and the locking / unlocking operation portion are arranged in parallel on the outer side surface of the
The locking / unlocking operation part is made up of thumb turn 3,
A
An
A transmission means 40 for transmitting a locking or unlocking signal in a non-contact manner;
Receiving means 42 for receiving the locking or unlocking signal transmitted from the transmitting
The
It is characterized by comprising.
このような構成によれば、扉52を開放するためには、非接触で解錠の信号を送出する送信手段40にて、電気的な構成であるアクチュエータ15を作動させて解錠を行い、また、扉52を閉鎖し施錠するためには、非接触で解錠の信号を送出する送信手段40にて、アクチュエータ15を作動させて施錠させる。このため、扉52の施解錠に合鍵を使用する必要がなく、したがって、扉52の屋外面に鍵孔を設ける必要がないため、鍵孔に対しての悪戯や不正な解錠操作など扉52の不正な開放を防ぐことが可能となる。さらに、送信手段40を用いて扉52の施解錠を行うことから、この送信手段40を所持しない管理者以外の者による扉52の開放が不可能となり防犯性を向上させることができる。
また、緩衝部30を設けた構成としたことで、解錠状態でない場合に開扉ハンドル2を操作してデッドボルト5を移動させようとする正式でない操作に対して、デッドボルト5を押し戻そうとする付勢力が常に働くようになり、スライダ13の規制部14との干渉を防ぎ、この規制部14とデッドボルト5との損傷などを起きにくくしている。また、この緩衝部30に備えられた付勢手段46によって、デッドボルト5が進出状態を保つこととなることで、扉52の施錠状態が維持される。
According to such a configuration, in order to open the
Further, since the
請求項2記載の扉の錠装置は、請求項1記載の扉の錠装置1において、前記送信手段40が、携帯型電話機よりなることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided the door locking device according to the first aspect, wherein the transmitting means 40 is a mobile phone.
このような構成によれば、送信手段を携帯型電話機40で構成することで、この携帯型電話機40に備えられるテンキー等のキーによって、対象となる錠装置1に対応する固有のIDコード等を送信することが可能となる。このことから、複数台の錠装置1がある場合、これらに対応するIDコード等をそれぞれ発信することで、それぞれに施解錠の操作を行うことが可能となり、すなわち、従来のように例えば自動精算機の台数分の合鍵を所持する必要がなくなり、1つの携帯型電話機40のみを所持していれば、各自動精算機50の解錠及び施錠の操作が行え、管理が簡素化する。また、管理者以外の者が、この送信手段である携帯型電話機40を操作しようとしても、管理者のみが知っている固有のIDコードとされることから、不正に使用される、すなわち不正に解錠操作が行われることがなく、防犯性を備えたものとなる。
According to such a configuration, the transmission means is configured by the
本発明による扉の錠装置によれば、筐体の扉を開放するためには、非接触で解錠の信号を送出する送信手段にて、電気的な構成であるアクチュエータを作動させて解錠を行い、また、扉を閉鎖し施錠するためには、非接触で解錠の信号を送出する送信手段にて、アクチュエータを作動させて施錠させる。このため、扉の施解錠に合鍵を使用する必要がなく、したがって、扉の屋外面に鍵孔を設ける必要がないため、鍵孔に対しての悪戯や、鍵孔に対する不正な解錠操作など扉の不正な開放を防ぐことが可能となる。
さらに、送信手段を用いて扉の施解錠を行うことから、この送信手段を所持しない者による扉の開放が不可能となり防犯性を向上させるとができる。
According to the door locking device of the present invention, in order to open the door of the housing, the transmitting means for sending the unlocking signal in a non-contact manner operates the actuator, which is an electrical configuration, to unlock. In addition, in order to close and lock the door, the actuator is operated and locked by the transmission means for sending the unlocking signal without contact. For this reason, it is not necessary to use a key for unlocking and unlocking the door, and therefore it is not necessary to provide a keyhole on the outdoor surface of the door. It is possible to prevent unauthorized opening of the door.
Further, since the door is locked and unlocked using the transmission means, it is impossible for the person who does not have the transmission means to open the door, and the crime prevention can be improved.
また、緩衝部を設けた構成としたことで、解錠状態でない場合に開扉ハンドルを操作してデッドボルトを移動させようとする正式でない操作に対して、デッドボルトを押し戻そうとする付勢力が常に働くようになり、スライダの規制部との干渉を防ぎ、この規制部とデッドボルトとの損傷などを起きにくくしている。また、この緩衝部に備えられた付勢手段によって、デッドボルトが進出状態を保つこととなることで、扉の施錠状態が維持される。 In addition, since the buffer portion is provided, when the door is not unlocked, the door handle is operated to move the deadbolt, and the deadbolt is pushed back. The power always works, preventing interference with the regulating portion of the slider, and making it difficult to cause damage between the regulating portion and the dead bolt. Moreover, the dead bolt is kept in the advanced state by the biasing means provided in the buffer portion, so that the locked state of the door is maintained.
また、送信手段を携帯型電話機で構成することで、この携帯型電話機に備えられるテンキー等のキーによって、対象となる錠装置に対応する固有のIDコード等を送信することが可能となる。このことから、複数台の錠装置がある場合、これらに対応するIDコード等をそれぞれ発信することで、それぞれに施解錠の操作を行うことが可能となり、すなわち、従来のように例えば自動精算機の台数分の合鍵を所持する必要がなくなり、1つの携帯型電話機のみを所持していれば、各自動精算機の解錠及び施錠の操作が行え、管理が簡素化する効果を得られる。また、管理者以外の者が、この送信手段である携帯型電話機を操作しようとしても、管理者のみが知っている固有のIDコードとされることから、不正に使用される、すなわち不正に解錠操作が行われることがなく、防犯性を備えた錠装置を得ることが可能となる。 In addition, by configuring the transmission means with a mobile phone, it is possible to transmit a unique ID code or the like corresponding to the target lock device by using a key such as a numeric keypad provided in the mobile phone. From this, when there are a plurality of locking devices, it is possible to perform the locking / unlocking operation by transmitting ID codes corresponding to these devices, that is, for example, an automatic checkout machine as in the past. It is no longer necessary to have the same number of keys, and if only one mobile phone is held, each automatic settlement machine can be unlocked and locked, and the management can be simplified. In addition, even if a person other than the administrator tries to operate the mobile phone as the transmission means, the ID code is a unique ID that only the administrator knows. It is possible to obtain a locking device with crime prevention without being locked.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の扉の錠装置を備えた自動精算機の閉扉状態を示す斜視図、図2は同開扉状態を示す斜視図、図3は本発明の扉の錠装置の一実施の形態を示し施錠状態を示す正面図、図4は同解錠状態を示す正面図、図5は本発明の扉の錠装置を構成する錠機構部を示す正断面図、図6は同扉の錠装置に備えられる制御部の構成を示すブロック図、図7〜10は同扉の錠装置を構成する錠機構部の動作を示す正断面図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a closed state of an automatic settlement machine equipped with a door locking device of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing the opened door state, and FIG. 3 is an embodiment of a door locking device of the present invention. FIG. 4 is a front view showing the unlocked state, FIG. 5 is a front sectional view showing a locking mechanism part constituting the door locking device of the present invention, and FIG. The block diagram which shows the structure of the control part with which a locking device is equipped, FIGS. 7-10 is a front sectional view which shows the operation | movement of the locking mechanism part which comprises the locking device of the door.
本発明の扉の錠装置1は、図1及び図2に示すように、例えば、無人で管理される駐車場の自動精算機50などを構成する筐体51の側面に配設される扉52に設けられ、この扉52の施解錠及び開閉を行うものである。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
この扉の錠装置1は、扉52の外側面に並設される開扉ハンドル2と、施解錠操作部とを具備するとともに、扉52の内方に、デッドボルト5と、緩衝部30と、スライダ13と、アクチュエータ15と、制御部41とを具備し、また、筐体51とは別体とされる送信手段40を具備してなる。
The
開扉ハンドル2は、図1に示すように、扉52の外側面の略中央に配置されており、好ましくは、把手部が折り畳める、所謂ケースハンドル等が用いられて構成され、扉52の外側面に対しての突出長さを小さくしている。この開扉ハンドル2は、扉52を貫通する主軸35にて回動自在に配設され、扉52内部の連動機構部4に連結されている。
As shown in FIG. 1, the door opening handle 2 is disposed substantially at the center of the outer surface of the
デッドボルト5は、リンク片6とともに連動機構部4を構成している。
本実施の形態では、デッドボルト5は、図3及び図4に示すように、主デッドボルト5aと、上部副デッドボルト5bと、下部副デッドボルト5cとで構成されている。主デッドボルト5aは、所定の厚さを有した略矩形板状に形成され、その板面が扉面に沿い、扉52内における水平方向を長手方向とし、水平にスライド移動自在に配設されており、先端5aaが扉52の自由端53より進退するようになっている。
The
In the present embodiment, as shown in FIGS. 3 and 4, the
本実施の形態では、主デッドボルト5aは、扉内面52aに突設される一対の軸部材34,34に貫通する水平方向に長尺な長穴7,7を一対有しており、これら軸部材34,34をガイドにスライド移動自在とされている。また、主デッドボルト5aの中途部下端には、後述するリンク片6と連結される連結凸部8が形成されている。また、この主デッドボルト5aの後端5abには、後述するスライダ13と係合する移動片9が垂下方向に延設されている。
In the present embodiment, the main
上部及び下部副デッドボルト5b,5cは、それぞれ長尺な杆状部材よりなる。上部副デッドボルト5bは、略真直に形成されており、基端となる下端5bbがリンク片6に連結され、先端となる上端5baが扉52の上縁54より進退自在となっている。また、下部副デッドボルト5cは、基端となる上端5cb側の中途部が略Z字状に折曲形成されており、上端5cbがリンク片6に連結され、先端となる下端5caが扉52の下縁55より進退自在となっている。
The upper and lower secondary
そして、各副デッドボルト5b,5cは、図示しない案内構造等により支持されて上下方向にスライド移動自在となっており、それぞれの先端5ba,5caが、扉52の縁部54,55より進出した状態で、筐体51の枠体59側に係合するようになる。なお、上部副デッドボルト5bと、下部副デッドボルト5cとは、それぞれの先端5ba,5caの突出位置が同一の垂直線上に配置されることが好ましい。
Each of the sub
リンク片6は、扉内面52aに突出する上記開扉ハンドル2の主軸35に連結され、この開扉ハンドル2の回動操作によって、扉内面52aにて回動する。本実施の形態のリンク片6は、図3及び図4に示すように、主軸35の固定される中心部に対して3方向に腕部10a,10b,10cを備えた略T字状に形成されており、各腕部10a,10b,10cの先端に、主デッドボルト5a、上部及び下部副デッドボルト5b,5cが連結されている。そして、このリンク片6が、開扉ハンドル2によって回動されると、リンク片6の各腕部10a,10b,10cに連結される各デッドボルト5a,5b,5cが連動してスライドし、それぞれの先端5aa,5ba,5caが、扉52の周縁(53,54,55)より同時に進退することとなる。
The
施解錠操作部は、サムターン3よりなり、図1に示すように、開扉ハンドル2の側方に位置している。このサムターン3は、摘み部36とサムターン軸37とで大略構成され、本実施の形態では、摘み部36が扉52の外側面より大きく突出しない構造とされている。また、図3及び図4に示すように、サムターン軸37の先端は、扉52内部に配設される錠箱12内に突出している。なお、このサムターン3の摘み部36の形状は、図1に示すような一字形状の他に、楕円形状や矩形状、翼形状など、その他の形状で構成することとしても良く、好ましくは突出長さが大きくならないやや偏平な形状がよい。ここで、錠箱12は、略方形箱状に形成されており、扉内面52aにおける前記リンク片6の側方に配設され、かつ上縁が主デッドボルト5aの後端5abに近接して配置しており、主デッドボルト5aの進退動作時には、この錠箱12上縁の上方を主デッドボルト5aが移動し、すなわち、この主デッドボルト5aの移動軌跡に近接した位置に配設されている。
The locking / unlocking operation portion is composed of a thumb turn 3 and is located on the side of the door opening handle 2 as shown in FIG. The thumb turn 3 is roughly constituted by a
図5に示すように、サムターン軸37の先端形状は、十字状に形成されている。錠箱12内のサムターン軸37先端には、連動環17が相対回転不能に固設される。連動環17は、軸線に対して直交する方向に延出する連動杆18と、この連動杆18と反対方向に突出する凸部19とを備えている。凸部19には、錠箱12内に設けられる押えバネ20が当接しており、その付勢力によって連動環17の回転位置が保持されている。本実施の形態では、連動環17は、略90°の範囲を回動し、その両端で付勢力により支持できるようになっており、すなわちサムターン3の回転操作範囲となっている。なお、連動環17、すなわちサムターン3が必要以上に回転しないように、サムターン軸37の上下位置には連動環17が当接可能な回動規制部材21,21がそれぞれ配設されている。
As shown in FIG. 5, the tip shape of the
スライダ13は、錠箱12内におけるサムターン軸37先端の側部に位置し、この錠箱12内にて上下方向にスライド移動自在に配設されている。スライダ13には、略中央に垂直方向に長尺な長穴22が形成されており、錠箱12内に突設されるガイドピン23に挿着され、このガイドピン23と錠箱12の側板内面38とをガイドとして上下方向にスライド移動自在とされている。スライダ13は、側縁に略コ字状の凹部24とこの凹部24の上下に連続して形成される斜辺部25a,25bとを有し、連動環17の連動杆18と係合する。
The
またスライダ13は、上端に矩形ブロック状の規制部14が上方に延出するように設けられ、下端に細幅なスライド杆26が延設されている。スライダ13の規制部14は、スライダ13が上方に移動した際に錠箱12の上縁より進出し、下方に移動した際には錠箱12内に後退する。すなわち、サムターン3による回動操作にて連動杆18が回動すると、側縁の凹部24に係合していることでスライダ13が上下に移動することとなる。連動杆18の先端18aが側縁の斜辺部25a,25bに当接した場合には、スライダ13の移動が規制され、上部斜辺部25aに連動杆18が当接した際には、スライダ13の上昇状態を保持し、また下部斜辺部25bに連動杆18が当接した際には、スライダ13の下降状態を保持する。そして、このスライダ13は、その上端の規制部14が、主デッドボルト5aの移動軌跡上に対して進退自在となり、錠箱12より進出した際には、主デッドボルト5aの移動軌跡上に進入し、この主デッドボルト5aの後退を阻止することとなる。
The
アクチュエータ15は、錠箱12内の下部に配置されている。このアクチュエータ15は、本実施の形態では、直動電磁ソレノイドよりなり、通電されると作動軸27がその軸線方向に進出或いは後退を行うようになっている。そして、図5に示すように、作動軸27の作動方向が水平となるように錠箱12内に配設されている。なお、このアクチュエータ15としては、直動動作を行う電磁ソレノイドの他に、回動動作を行うソレノイドや、拡大機構を備えた圧電素子などで構成されてもよい。
The
作動軸27の先端は、スライダ13のスライド杆26に向かっており、その先端には、略ブロック状のストッパ16が設けられている。すなわち、ストッパ16は、スライダ13のスライド杆26の移動軌跡上に対して進退するようになっており、進出時にはスライダ13の移動軌跡上となりスライダ13の後退を阻止するようになっている。
The distal end of the operating
制御部41は、受信手段42を備えているとともに、記憶手段43,比較演算手段44等を備えた制御回路よりなり、アクチュエータ15に接続され、このアクチュエータ15の動作制御、すなわちストッパ16の進退動作の制御が行われる。受信手段としては、例えば、コイル状或いはロッド状の受信アンテナ42などよりなり、後述する送信手段40より発信される信号を受けるようになっており、好ましくは、筐体51外に表出しない構成とされる。制御部41は、図6に示すように、錠装置1としての固有のIDコードが予め記憶される例えばE2 PROMやRAM等のメモリよりなる記憶手段43と、この記憶手段43に記憶されるIDコードと受信アンテナ42を介して入力される解錠信号となるIDコードとを比較する比較演算手段44と、この比較演算手段44により記憶手段43のIDコードと解錠信号であるIDコードとが一致した場合にのみアクチュエータ15に対して駆動制御信号を送出する駆動手段45とで大略構成される。なお、この制御部41は、自動精算機50本体の電源である商用電源を電源として駆動するようになっており、この自動精算機50の筐体51内、若しくは、扉52内部に配設される。
The
なお、アクチュエータ15の作動軸27には、突片28が設けられ、また、アクチュエータ15本体の近傍には制御部41に接続されるマイクロスイッチ29が配設されており、作動軸27が後退した際、すなわちストッパ16が後退した際に、突片28がマイクロスイッチ29に当接し、その動作状態の検知を行うようになっている。
The operating
緩衝部30は、錠箱12に基端33が軸支され、先端32側が上方に延出して揺動自在に配設されている。基端33の軸支位置は、図5に示すように、主デッドボルト5aが進出した状態での主デッドボルト5aの後端、本実施の形態では移動片9の後端5abに近接したその移動軌跡の外方とされる錠箱12内とされている。
The
この緩衝部30の先端32側は略板状に形成されるとともに側縁が折曲形成され、先端32に向かって幅広となるような略くさび状に形成される緩衝片部31となっている。この緩衝部30には、捩じりコイルバネなどの付勢手段46が設けられ、先端の緩衝片部31が錠箱12に対して上方へ突出するとともに、図5中時計回り方向に付勢されるようになっている。そして、緩衝部30の緩衝片部31は、デッドボルト5の後端、すなわち本実施の形態では主デッドボルト5aの移動片9の後端5abに当接状態とされ、進出状態となっている主デッドボルト5aを、その進出方向に付勢し、保持するようになっている。
The
送信手段40は、受信手段42に対して非接触で、すなわち、筐体51とは別体とされ扉52の外から接触することなく、受信手段42に施錠或いは解錠の信号を送出するものである。本実施の形態では、図1に示すような携帯型電話機40とされている。そして、この携帯型電話機40に備えられるテンキー等の各キーによって、解錠信号或いは施錠信号となるIDコード等の情報信号を受信アンテナ42に対して非接触で送信するようになっている。
なお、この送信手段40は、携帯型電話機による構成以外としてもよく、IDコードを記憶させたICカードや、テンキーやスイッチなどを有するリモコン装置などの送信機など携帯型機器としてもよく、受信手段42に対して非接触でIDコードを送信可能な構成であれば、その他の構成としてもよい。このような構成とする場合には、電池を内蔵する構成とされるが、受信部側が、商用電源を使用する構成であることから、電池などの電源を持たない構成としてもよく、すなわち、電磁コイルを内蔵させて励磁回路を構成させることで、受信部側に送信機を近接させると、励磁されてIDコードなどを送信可能とし、これを受信することで制御を行うことが可能となる。
The transmitting means 40 is non-contacting with respect to the receiving means 42, that is, separate from the
The transmission means 40 may be other than a configuration using a portable telephone, and may be a portable device such as a transmitter such as an IC card storing an ID code or a remote control device having a numeric keypad or a switch. Other configurations may be used as long as the ID code can be transmitted to the terminal 42 without contact. In such a configuration, the battery is built in. However, since the receiving unit is configured to use a commercial power supply, the battery may be configured without a power source. By arranging the excitation circuit by incorporating the coil, when the transmitter is brought close to the receiving unit side, it is excited and can transmit an ID code or the like, and control can be performed by receiving this.
なお、本発明の扉の錠装置の設けられる筐体51の扉52は、図3及び図4に示すように、扉の自由端53にさらに延出する縁部58を有するような構造とされ、その垂直な側縁における扉内面52a側に、凹溝部56が形成されている。そして、この凹溝部56内に、上記したデッドボルト5(5a)の先端5aaが突出するようになっている。この凹溝部56に対応し嵌入する枠体59が筐体51の開口部60側に備えられ、枠体59に形成される係止穴(図示せず)にデッドボルト5(5a)の先端5aaが進入する構成とされている。このような構成により、扉52の自由端53側は、筐体51の開口部60側縁に互いに嵌まり合う構造となり、筐体51の外部から扉自由端53と筐体開口部60との間隙間にデッドボルト5(5a)が視認出来ないように構成されており、このような扉52と筐体51側との間隙に工具等を差し込む等の不正な行為を不可能なものとしている。また、この扉52は、上述した各機構部分が扉52の内面52a側に配設されるが、これら各部を覆い隠す蓋板57にて扉内面52aの全体が覆われる(図2参照)。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
また、本実施の形態の錠装置1は、既設の自動精算機50の錠装置と置き換えられるように、錠箱12の大きさ、形状、固定ネジの位置や、スライダ13の規制部14の進退長さ等が、従来の技術で述べたようなシリンダ錠を備えた錠装置と同等とされ、メンテナンス時等に交換可能となっており、すなわち、合鍵で管理する機械式錠装置を、電気式錠装置に交換可能として、防犯性、操作性を向上させるようになっている。
Further, the
次に、上記構成の扉の錠装置の動作について説明する。
扉52が閉鎖状態で、施錠状態とされている際は、図3に示すように、各デッドボルト5a,5b,5cが扉52の周縁より進出状態とされ、スライダ13の規制部14が進出し、主デッドボルト5aの後退を阻止し、かつ、アクチュエータ15のストッパ16が進出してスライダ13の後退を阻止している。
この状態では、サムターン3を回動操作しようとしても、ストッパ16がスライダ13の後退を阻止していることから、回動操作が行われることはなく、かつ、スライダ13の規制部14が後退することはない。
Next, the operation of the door locking device having the above-described configuration will be described.
When the
In this state, even if the thumb turn 3 is to be rotated, the
また、開扉ハンドル2を操作しても、主デッドボルト5aが後退することはなく、リンク片6にそれぞれ連結されている各副デッドボルト5b,5cも後退しない。また、主デッドボルト5aには、緩衝部30が後方より付勢力を付与されて当接状態であり、この主デッドボルト5aの進出状態が常に付勢されている。すなわち、施錠状態であるにも関わらず開扉ハンドル2を操作した場合、この開扉ハンドル2にリンク片6を介して連動連結されている主デッドボルト5aが進出方向に付勢されていることから、開扉ハンドル2は、その状態を維持されることとなり、進出状態の規制部14とデッドボルト5(5a)とが互いに干渉してしまうことがない。
Further, even if the door opening handle 2 is operated, the main
扉52を開放させるには、管理者が持つ送信手段である携帯型電話機40を用い、特定のキー操作、例えばテンキーによる数字、例えば固有のIDコードを入力し送信することで行われる。
送信されたIDコードは、解錠信号として受信手段42が受信し、受信手段42は、制御部41に信号を送出する。制御部41では、送信されたIDコードが正しいものであるか比較演算手段44にて記憶手段43に予め記憶されている固有のIDコードと比較判断を行う。そして、正しいIDコードであった場合に、アクチュエータ15に動作信号としての解錠信号を送出する。
The
The transmitted ID code is received by the receiving
アクチュエータ15は、解錠信号を受け取ると、図7に示すように、作動軸27を動作させ、ストッパ16を後退させる。ストッパ16が後退すると、突片28がマイクロスイッチ29に当接し、これにより、解錠した旨を例えば光や音などの標示手段などで外部に通知を行う。
ストッパ16が後退することで、スライダ13は後退移動が可能となり、すなわち、サムターン3の回動操作が可能となる。
When receiving the unlock signal, the
When the
サムターン3を回動操作すると、図8に示すように、連動杆18がスライダ13を下方にスライド移動させる。そして、図9に示すように、サムターン3を本実施の形態では約90°回転させると、連動杆18はスライダ13の下部斜辺部25bに当接状態となり、下降が停止となる。すなわち、スライダ13の規制部14が錠箱12内に後退となり、すなわちデッドボルト5(5a)の移動軌跡上から後退する。これにより、デッドボルト5(5a)は、後退可能となる。
When the thumb turn 3 is turned, the interlocking
次に、サムターン3が90°回転したことを確認した後、開扉ハンドル2を回動操作する。開扉ハンドル2の回動操作により、この開扉ハンドル2に連動連結されているリンク片6が揺動し、これにより、図4に示すように、主デッドボルト5a、上部副デッドボルト5b、下部副デッドボルト5cのそれぞれがスライド移動して各先端5aa,5ba,5caが扉52の周縁から後退する。なお、この動作時に、主デッドボルト5aの後端5abに当接している緩衝部30は、主デッドボルト5aの後退移動に伴い、図10に示すように揺動し、主デッドボルト5aの移動軌跡から外れて、移動の妨げになることはない。また、主デッドボルト5aと各副デッドボルト5b,5cとは、同時に進退或いは後退する。
Next, after confirming that the thumb turn 3 has rotated 90 °, the door opening handle 2 is rotated. As the door opening handle 2 is turned, the
これにより、扉52は開放可能となり、開扉ハンドル2を引くことで、扉52が開放となる。
Thereby, the
扉52の施錠時には、上記した開放の手順の逆となり、扉52を閉鎖した後、開扉ハンドル2を回動操作して各デッドボルト5a,5b,5cを進出させ、次にサムターン3を回動操作してスライダ13の規制部14を突出し、最後に送信手段である携帯型電話機40にて施錠信号となる固有のIDコードを送信することでストッパ16を進出させて、施錠とする。
When the
なお、閉扉操作を行い、サムターン3による操作を行ったことをセンサなどで認識させることで、自動的にアクチュエータ15を作動させる、所謂オートロックにて構成することとしてもよく、この場合、送信手段40は、解錠時のみに用いることでよくなる。また、この施錠が完了したことを、上記したような標示手段にて通知が行われることとしてもよい。
In addition, it is good also as what is comprised by what is called auto-locking which act | operates the
したがって、上記した扉の錠装置1によれば、扉52を開放するためには、電気的な構成であるアクチュエータ15を作動させて解錠操作を行い、また、扉52を閉めて施錠するためには、アクチュエータ15を作動させて施錠操作を行う。このため、扉52の施解錠に合鍵を使用する必要がなく、したがって、扉52の屋外面に鍵孔を設ける必要がないため、鍵孔に対しての悪戯や所謂ピッキングなどの不正な解錠操作を防ぐことが可能となる。さらに、非接触な構成の送信手段40を用いて扉52の施解錠を行うため、管理者以外の者が、容易に扉を開放することを防ぐことが可能となる。
Therefore, according to the
また、緩衝部30を設けた構成としたことで、解錠状態でない場合に開扉ハンドル2を操作してデッドボルト5(5a)を移動させようとする正式でない操作に対して、デッドボルト5(5a)を押し戻そうとする付勢力が常に働くようになり、スライダ13の規制部14との干渉を防ぎ、この規制部14とデッドボルト5(5a)の移動片9との損傷などを起きにくくしている。また、この緩衝部30に備えられた付勢手段46によって、デッドボルト5(5a)が進出状態を保つこととなることで、扉52の施錠状態が維持されることとなる。
In addition, since the
さらに、送信手段を携帯型電話機40で構成することで、この携帯型電話機40に備えられるテンキー等のキーによって、例えば対象となる自動精算機50に対応する固有のIDコード等を送信することが可能となる。このことから、複数台の自動精算機50について、これらに対応するIDコード等をそれぞれ発信することで、それぞれに施解錠の操作を行うことが可能となり、すなわち、従来のように自動精算機50の台数分の合鍵を所持する必要がなくなり、1つの携帯型電話機40のみを所持していれば、各自動精算機50の解錠及び施錠の操作が行え、管理が簡素化する。
Furthermore, by configuring the transmission means with the
1…錠装置
2…開扉ハンドル
3…サムターン
5…デッドボルト
11…錠機構部
13…スライダ
14…規制部
15…アクチュエータ
16…ストッパ
30…緩衝部
31…緩衝片部
33…基端
40…送信手段としての携帯型電話機
41…制御部
42…受信手段
46…付勢手段
51…筐体
52…扉
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記施解錠操作部がサムターンよりなり、
該サムターンに連動連結され、前記デッドボルトの移動軌跡上に対して進退自在とされて、進出時に該デッドボルトの後退を阻止する規制部を備えたスライダと、
前記スライダの移動軌跡上に対して進退自在とされ、進出時に該スライダの後退を阻止するストッパを備えたアクチュエータと、
非接触で施錠又は解錠の信号を送出する送信手段と、
前記送信手段より送信される施錠又は解錠信号を受信する受信手段を備え、前記送信手段より発せられる施錠又は解錠信号に基づき前記アクチュエータに対して前記ストッパの進退動作を制御する制御部と、
前記デッドボルトが進出した状態での該デッドボルトの後端に近接した該デッドボルトの移動軌跡の外方に基端が軸支され、先端側の緩衝片部を揺動自在とするとともに、該緩衝片部を付勢手段の付勢力にて前記デッドボルトの後端に当接させ、該デッドボルトの進出状態を保持させる緩衝部と、
を具備することを特徴とする扉の錠装置。 An opening handle and a locking / unlocking operation part are arranged in parallel on the outer surface of the freely openable / closable door disposed on the side surface of the housing, and advance and retract from the peripheral edge of the door in conjunction with the turning operation of the opening handle. In the door locking device in which the locking / unlocking operation unit is interlocked and connected to a locking mechanism unit that is provided in the door and that is disposed in the door and controls retraction and release of the deadbolt,
The locking / unlocking operation part is a thumb turn,
A slider that is linked to the thumb turn, is movable forward and backward with respect to the movement path of the dead bolt, and includes a restriction portion that prevents the dead bolt from moving backward when advanced;
An actuator provided with a stopper which is movable forward and backward with respect to the movement trajectory of the slider and prevents the slider from moving backward when advanced;
A transmission means for sending a lock or unlock signal without contact;
A control unit that includes a receiving unit that receives a locking or unlocking signal transmitted from the transmitting unit, and that controls the advance / retreat operation of the stopper with respect to the actuator based on the locking or unlocking signal transmitted from the transmitting unit;
The base end is pivotally supported on the outer side of the movement path of the dead bolt close to the rear end of the dead bolt in the state where the dead bolt has advanced, and the buffer piece on the front end side is swingable, A buffering portion that abuts the rear end of the dead bolt with the biasing force of the biasing means, and holds the advanced state of the deadbolt;
A door locking device characterized by comprising:
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