JP4323254B2 - Working machine - Google Patents
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Description
本発明は作業機に係り、特に、機体の上方にクランクシャフトを縦置きにした形式のバーチカルエンジンを配置し、機体内にクラッチ機構を収納した作業機に関する。 The present invention relates to a work machine, and more particularly to a work machine in which a vertical engine of a type in which a crankshaft is placed vertically is arranged above a machine body and a clutch mechanism is housed in the machine body.
作業機のなかには、エンジンのクランクシャフトを縦置きにして機体に搭載し、エンジンの駆動力をオーガに伝えてオーガを駆動する除雪機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図9は特許文献1の図の再掲図である。ただし、符合は振り直した。
除雪機200は、機体201にエンジン202をクランクシャフト(図示せず)を縦置きにして配置し、機体201の下部でエンジン202の下方にオーガ203を取り付け、オーガ203の後方に排雪板204を取り付け、機体201の後部から後方に向けてハンドル205を延ばしたものである。
FIG. 9 is a reproduction of the diagram of Patent Document 1. However, the sign has been changed.
In the
除雪機200のエンジン202を駆動することにより、エンジン202の駆動力を動力伝達機構(図示せず)を介してオーガ203に伝え、オーガ203を回転する。
オーガ203を回転することにより、オーガ203で雪を中央に掻き寄せ、中央に掻き寄せた雪を排雪板204で左右方向には排出する。
By driving the
By rotating the
ところで、この除雪機200は、エンジン202としてバーチカルエンジンを使用しているのでクランクシャフトが縦置きになり、クランクシャフトの下端部を機体内に収納する構成となる。
クランクシャフトにオーガ203に連結するために、クランクシャフトの下端部を、動力伝達機構を介してオーガ203に連結する。このため、動力伝達機構を機体201内に収納する必要がある。
By the way, since this
In order to connect the crankshaft to the
この動力伝達機構にはクラッチ機構(図示せず)を備え、クラッチ機構でエンジン202にオーガ203を接続した状態と、エンジン202からオーガ203を切り離した状態とに切り替える。
しかし、クラッチ機構は摩擦熱や通電により熱が発生する部材であり、クラッチ機構を機体201内に収納すると、クラッチ機構から発生した熱が機体201内に溜まってしまう虞がある。
This power transmission mechanism includes a clutch mechanism (not shown), and switches between a state where the
However, the clutch mechanism is a member that generates heat by frictional heat or energization. When the clutch mechanism is housed in the
本発明は、バーチカルエンジンを搭載した作業機において、クラッチ機構から発生した熱を好適に放出することができる作業機を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a work machine capable of suitably releasing heat generated from a clutch mechanism in a work machine equipped with a vertical engine.
請求項1に係る発明は、機体に作業装置と走行装置を備え、この機体の上方にクランクシャフトを縦置きにした形式のバーチカルエンジンを配置し、バーチカルエンジンの下方で、かつ前記機体内にクラッチ機構を配置し、前記クランクシャフトの出力をクラッチ機構を介して作業装置または走行装置に伝える作業機において、前記機体の上部で、かつ前記クラッチ機構を囲う位置に複数のボスを立設し、これらのボスに前記バーチカルエンジンを取り付けることで、このバーチカルエンジンと機体との間に第1空間を形成し、前記機体に前記バーチカルエンジンを覆うカバー体を取り付け、このカバー体に覆われるとともに前記カバー体の底面部から浮かせて発電機を取り付けることで、この発電機と前記底面部との間に第2空間を形成し、前記第1空間および前記第2空間を用いて前記発電機の駆動軸と前記クランクシャフトとを連結する動力伝達手段を備えたことを特徴とする。 According to a first aspect of the present invention, there is provided a vertical engine of a type in which a work device and a traveling device are provided on a fuselage, and a crankshaft is vertically disposed above the fuselage, and a clutch is disposed below the vertical engine and in the fuselage. In a working machine that disposes a mechanism and transmits the output of the crankshaft to a working device or a traveling device via a clutch mechanism, a plurality of bosses are installed upright at the upper part of the machine body and surrounding the clutch mechanism. By attaching the vertical engine to the boss, a first space is formed between the vertical engine and the body, and a cover body that covers the vertical engine is attached to the body, and the cover body is covered with the cover body and the cover body A second space is formed between the generator and the bottom surface by attaching the generator to the bottom surface of the generator. Characterized by comprising a power transmission means for connecting the crankshaft and the drive shaft of the generator by using the first space and the second space.
機体の上部で、かつクラッチ機構を囲う位置に複数のボスを立設し、これらのボスにバーチカルエンジンを取り付けることで、バーチカルエンジンと機体との間に空間を形成することにした。
このように、バーチカルエンジンと機体との間に空間を形成することで、クラッチ機構から発生した熱を空間から放出する(逃がす)ことが可能になる。
これにより、クラッチ機構の周囲温度を好適に保ち、クラッチ機構の長時間に亘る使用を可能にすることができる。
A plurality of bosses were set up on the upper part of the fuselage at a position surrounding the clutch mechanism, and a vertical engine was attached to these bosses to form a space between the vertical engine and the fuselage.
Thus, by forming a space between the vertical engine and the fuselage, it is possible to release (release) heat generated from the clutch mechanism from the space.
As a result, the ambient temperature of the clutch mechanism can be suitably maintained and the clutch mechanism can be used for a long time.
請求項1に係る発明では、クラッチ機構の長時間に亘る使用を可能にすることで、除雪機の長時間の稼働を可能にして使い勝手をさらに高めることができるという利点がある。 The invention according to claim 1 is advantageous in that the use of the clutch mechanism over a long period of time makes it possible to operate the snowplow for a long period of time and further enhance the usability.
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。以下、作業機として除雪機を例に説明するが、作業機はこれに限定するものではない。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る除雪機(作業機)を示す側面図である。
作業機としての除雪機10は、伝動ケース(機体)11の下部左右側にそれぞれ走行用の電動モータ(図示せず)を取り付け、左右の電動モータに走行装置13を連結し、伝動ケース11の上部にエンジン14を取り付け、エンジン14で駆動する除雪装置(作業装置)15を伝動ケース11の前部に取り付け、除雪装置15の後部およびエンジン14をカバー体18で覆い、伝動ケース11の上部から後上方へ左右の操作ハンドル21,22を延ばし、これら左右の操作ハンドル21,22間に操作盤23を取り付け、作業者が左右の操作ハンドル21,22のグリップ24,25を握った状態で操作盤23の後から連れ歩く、自力走行式の歩行型作業機である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. Hereinafter, a snow remover will be described as an example of a work machine, but the work machine is not limited to this. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a side view showing a snow removal machine (work machine) according to the present invention.
The
走行装置13は、左側の電動モータ(図示せず)の外側に左側走行部26を備え、右側の電動モータ(図示せず)の外側に右側走行部26を備える。なお、左右の走行部26,26は同じ構成部材なので同一符合を付して、左側走行部26の説明を省略する。
右側走行部26は、右側の電動モータに連結する右側の駆動輪27を備え、この駆動輪27の後方に右側の遊転輪28を回転自在に備え、右側の駆動輪27および遊転輪28に左側のクローラベルト29を巻き掛けたものである。
また、除雪装置15は、オーガ部16およびブロア部17などで構成したものである。
The
The
The
この除雪機10によれば、左右の電動モータを駆動して、左右の駆動モータで左右の駆動輪27,27を駆動することにより、左右のクローラベルト29,29を回転する。左右のクローラベルト33を回転することで除雪機10が走行する。
この状態で、エンジン14で除雪装置15、すなわちオーガ部16およびブロア部17を駆動して除雪作業をおこなう。
According to the
In this state, the
カバー体18は、上カバー部31と下カバー部32とからなり、下カバー部32でエンジン14の底面を覆い、上カバー部31でエンジン14の上方を覆うことで、エンジン14を全体に覆うように構成したものである。
The
図2は本発明に係る除雪機のエンジンを機体に取り付けた状態を示す側面図である。
伝動ケース11の上部34に4個の取付ボス(ボス)35・・・(図3も参照)を設け、これら4個の取付ボス35・・・にエンジン14を載せ、それぞれの取付ボス35・・・にエンジン14をボルト36・・・で取り付ける。
エンジン14は、クランクシャフト(出力軸)41を縦置きにすることで下方へ延ばした形式のバーチカルエンジン(以下、「エンジン」と称す)であって、ピストン(図示せず)が往復動するシリンダ部37を機体後方へ向けるとともに、エンジン14の前面38を除雪装置15の後方に配置したものである。
FIG. 2 is a side view showing a state in which the engine of the snowplow according to the present invention is attached to the fuselage.
Four mounting bosses (bosses) 35 (see also FIG. 3) are provided on the
The
エンジンの下方で、かつ伝動ケース11内に電磁クラッチ(クラッチ機構)52を配置する(図3、図4も参照)。エンジン14を駆動した際に、クランクシャフト41の出力をクラッチ機構52を介して除雪装置15(図1参照)に伝える。
すなわち、エンジン14を駆動することで、クランクシャフト41の回転を電磁クラッチ52を介して作業用出力軸43のピニオン44に伝え、ピニオン44の回転をベベルギヤ45を介して伝動軸46に伝え、伝動軸46の回転を除雪装置15のオーガ部16およびブロア部17(図1参照)に伝える。
エンジン14の右側後部にエアクリーナ47を設け、このエアクリーナ47とエンジン14との間に気化器(キャブレタ)48を設ける。
An electromagnetic clutch (clutch mechanism) 52 is disposed below the engine and in the transmission case 11 (see also FIGS. 3 and 4). When the
That is, by driving the
An
図3は本発明に係る伝動ケースとエンジンとの取付け関係を説明する斜視図である。
伝動ケース11の上部34に収納凹部51を形成し、収納凹部51に電磁クラッチ52を収納する。
伝動ケース11の上部34において収納凹部51の周囲に、電磁クラッチ52を囲うように複数(一例として4個)の取付ボス35・・・を立設する。
FIG. 3 is a perspective view for explaining the mounting relationship between the transmission case and the engine according to the present invention.
A
In the
一方、エンジン14には、4個の取付ボス35・・・に対応する部位に、それぞれ4個の張出部54・・・(2個のみを図示する)を設ける。それぞれの張出部54・・・に、取付ボス35・・・のねじ孔35a・・・に対応する取付孔54a・・・を形成する。
取付孔54a・・・にボルト55・・・を差し込み、差し込んだボルト55・・・をねじ孔35a・・・にねじ込むことで、4個の取付ボス35・・・にエンジン14を取り付ける。
On the other hand, the
The
なお、4個の取付ボス35・・・のうち、右側前方に配置した取付ボス35の近傍に前取付部56を設け、右側後方に配置した取付ボス35の近傍に後取付部57を設ける。
前取付部56に前取付ブラケット61(図4も参照)をボルト止めするとともに、後取付部57に後取付ブラケット62(図4も参照)をボルト止めし、前後の取付ブラケット61,62に発電機63をボルト64、64で固定する。
Of the four
The front mounting bracket 61 (see also FIG. 4) is bolted to the front mounting portion 56, and the rear mounting bracket 62 (see also FIG. 4) is bolted to the
図4は本発明に係る除雪機の要部を示す断面図である。
伝動ケース11の上部34にカバー体18の下カバー部32を取り付け、伝動ケース11の取付ボス35・・・にエンジン14の張出部54・・・をボルト155・・・で取り付け、クランクシャフト41の下端部に電磁クラッチ52の入力側を取り付け、電磁クラッチ52の出力側に作業用出力軸43を取り付け、作業用出力軸43のピニオン44を伝動軸46のベベルギヤ45に噛み合わせる。
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the main part of the snowplow according to the present invention.
The
伝動ケース11の取付ボス35…にエンジン14の張出部54…を取り付けることで、エンジン14の下端面65を伝動ケース11の上部34から距離Hだけ浮かせることが可能になる。これにより、伝動ケース11の上部34とエンジン14との間に空間(第1空間)67を形成する。
さらに、発電機63を、エンジン14と同様に、下カバー部32の底面部66から浮かせて取り付ける。これにより、下カバー部32の底面部66と発電機63との間に空間(第2空間)68を形成する。
By attaching the projecting
Further, the
これらの空間67,68を用いて、クランクシャフト41と発電機63の駆動軸71とを連結する動力伝達手段72(駆動プーリ73、従動プーリ74および駆動ベルト75)を備える。
これにより、エンジン14のクランクシャフト41を、動力伝達手段72を介して発電機63の駆動軸71に連結する。
Power transmission means 72 (a
As a result, the
よって、エンジン14を駆動することで、クランクシャフト41の回転を動力伝達手段72を介して駆動軸71に伝えて、駆動軸71を回転する。駆動軸71を回転することにより、発電機63で電力を発生させ、発生した電力で左右の電動モータ(図示せず)を駆動する。
左右の電動モータの駆動で得た動力を、図1に示す走行装置13に伝える。これにより、走行装置13の左右の走行部26,26(図1参照)を駆動して、図1に示す除雪機10を走行させる。
Therefore, by driving the
The power obtained by driving the left and right electric motors is transmitted to the traveling
図5は本発明に係る除雪機のエアクリーナおよび気化器を示す分解斜視図である。
エンジン14の右側後部に一対のボルト77,77を介して気化器48を取り付け、気化器48に一対のボルト77,77を介してエアクリーナ47を取り付け、ボルト77,77にナット78,78を締め付ける。
エアクリーナ47の導入口81からエアを矢印の如く吸い込み、吸い込んだエアをフィルタ(図示せず)を通して排出口82から矢印の如く気化器48の導入口83に導く。
FIG. 5 is an exploded perspective view showing an air cleaner and a vaporizer of the snowplow according to the present invention.
A
Air is sucked from the
気化器48の給油ジョイント部85から給油ホース86を延ばし、この給油ホース86を燃料タンク87(図1参照)に連通し、給油ホース86の上方にフロート室用ドレーンジョイント部88(図6参照)を設け、フロート室用ドレーンジョイント部88からフロート室用のドレーンホース89(以下、「フロート室用ドレーンホース89」という)を延ばし、このフロート室用ドレーンホース89の先端部89aを下かバー部32の第1連結部91に差し込む。
この第1連結部91は、下カバー部32の底面部66に一体に形成したものである。
An
The first connecting
さらに、気化器48のフロート室用ドレーンホース89の上方にオーバーフロー用ドレーンジョイント部93(図6も参照)を設け、オーバーフロー用ドレーンジョイント部93からドレーン管としてのオーバーフロー用のドレーンホース94(以下、「オーバーフロー用ドレーンホース94」という)を延ばし、このオーバーフロー用ドレーンホース94の先端部94aを下かバー部32の第2連結部95に差し込む。
この第2連結部95を有底凸部97に設ける。有底凸部97は、下カバー部32(カバー体18)の底面部66から上方へ突出した部材である。
Further, an overflow drain joint portion 93 (see also FIG. 6) is provided above the float chamber drain hose 89 of the
The second connecting
すなわち、有底凸部97は、断面を矩形状に形成した中空の筒体を底面部66から上方に延ばし、上端に底部106を形成し、この底部106に第2連結部95を形成し、下端を開口(図6参照)させたものである。
なお、気化器48には、燃料の流路を開閉するソレノイドバルブ98を備える。
That is, the bottomed
The
図6は本発明に係る除雪機の気化器を示す側面図である。
第1連結部91は、下カバー部32の底面部66に鉛直方向に延ばした部材である。具体的には、第1連結部91は、下カバー部32の底面部66から上半部101が上方に向けて突出し、下カバー部32の底面部66から下半部102が下方に向けて突出した中空の筒体であって、下端面103を傾斜させた部材である。
FIG. 6 is a side view showing the vaporizer of the snowplow according to the present invention.
The first connecting
この第1連結部91内の中空部に、フロート室用ドレーンホース89の先端部89aを差し込むことで、先端部89aを第1連結部91に連結する。
これにより、フロート室用ドレーンホース89の先端部89aを底面部66に連結するとともに、先端部89aの排出口を第1連通部91の中空部を介して下カバー部32の底面部66下方に臨ませる。
The
As a result, the
下カバー部32の底面部66に、上方へ突出する有底凸部97を設けることで、カバー体18の底面部66に上向きの凹部105を形成する。この凹部105は、開口幅がWに形成されている。開口幅Wのサイズは、燃料の滴下を妨げないで、かつ右側走行部26から跳ね上げた雪粉が凹部105内に侵入しないように決められている。
By providing a bottomed
第2連結部95は、凹部105の底部106に鉛直方向に延ばした部材である。具体的には、第2連結部95は、第2連結部95は、凹部105の底部106から上半部107が上方に向けて突出し、凹部105の底部106から下半部108が下方に向けて突出した中空の筒体であって、下半部108を凹部105内に配置し、下端面109を傾斜させた部材である。
第2連結部95の下半部108を凹部105内に配置することで、下半部108を凹部105で囲うことができる。
The second connecting
By disposing the
この第2連結部95内の中空部に、オーバフロー用ドレーンホース94の先端部94aを差し込むことで、先端部94aを第2連結部95に連結する。
これにより、オーバフロー用ドレーンホース94の先端部94aを底部106に連結する。さらに、先端部94aの排出口94bを、第2連通部95の中空部を介して底部106の下方の凹部105内に臨ませる。
The
As a result, the
ここで、フロート室用ドレーンホース89は、除雪機を長期間使用しない場合に、気化器48のフロート室内から燃料を取り出すためのホースである。
具体的には、除雪作業中・除雪作業期間には、気化器48側に設けたドレーンコック(図示せず)を閉じて、フロート室内の燃料がフロート室用ドレーンホース89から流出しないようにする。
一方、除雪機を長期間使用しない場合には、ドレーンコックを開いて、フロート室の燃料をフロート室用ドレーンホース89から流出させる。
Here, the drain hose 89 for the float chamber is a hose for taking out fuel from the float chamber of the
Specifically, during the snow removal work or during the snow removal work period, a drain cock (not shown) provided on the
On the other hand, when the snow remover is not used for a long period of time, the drain cock is opened, and the fuel in the float chamber flows out from the drain hose 89 for the float chamber.
このため、除雪作業中に、フロート室用ドレーンホース89を連結した第1連結部91に雪粉が付着して凍結しても、気化器48に悪影響を与えることはない。よって、第1連結部91を下カバー部32の底面部66に形成した。
For this reason, even if snow dust adheres to the
一方、オーバーフロー用ドレーンホース94、除雪作業中に、気化器48内でオーバーフローした燃料を取り出すためのホースである。
よって、除雪作業中に、オーバーフロー用ドレーンホース94を開いた状態に保ち、気化器48内でオーバーフローした燃料を気化器48内からドレーン、すなわち排出する。
On the other hand, an
Therefore, during the snow removal work, the
このため、除雪作業中に、オーバーフロー用ドレーンホース94を連結した第2連結部95に雪粉が凍結すると、オーバーフローした燃料を気化器48からドレーンすることができない。
そこで、凹部105の底部106に第2連結部95を形成することで、第2連結部95に雪粉が凍結することを防ぐようにした。
For this reason, during the snow removal operation, if the snow powder freezes on the second connecting
Therefore, the second connecting
次に、除雪機10の作用を図7〜図8に基づいて説明する。
図7は本発明に係る除雪機の電磁クラッチに発生した熱を放出する例を説明する図である。
除雪機10で除雪作業をおこなう際には、エンジン14を駆動してエンジン14の駆動力をクランクシャフト41に伝え、クランクシャフト41の回転を電磁クラッチ52を介して作業用出力軸43に伝える。
作業用出力軸43の回転をピニオン44およびベベルギヤ45を介して伝動軸46に伝え、伝動軸46で除雪装置15、すなわちオーガ部16およびブロア部17を駆動することで除雪作業をおこなう。
Next, the effect | action of the
FIG. 7 is a view for explaining an example of releasing heat generated in the electromagnetic clutch of the snowplow according to the present invention.
When performing snow removal work with the
The rotation of the
ここで、除雪作業中に、電磁クラッチ52をオンにするために、電磁クラッチ52を通電させるために、通電により熱が発生する。また、電磁クラッチ52をオン・オフ制御することにより、摩擦熱が発生する。
このため、電磁クラッチ52に発生する熱を放出する(逃がす)必要がある。そこで、伝動ケース11の取付ボス35・・・にエンジン14の張出部54・・・を取り付けることで、エンジン14の下端面65を伝動ケース11の上部34から距離Hだけ浮かせた。これにより、エンジン14の下端面65と伝動ケース11の上部34との間に空間67を形成する。
Here, during the snow removal work, heat is generated by energization to energize the electromagnetic clutch 52 in order to turn on the
For this reason, it is necessary to release (release) the heat generated in the
伝動ケース11の上部34とエンジン14との間に空間67を形成することで、電磁クラッチ52から発生した熱を空間67から矢印aの如く放出して、電磁クラッチ52の周囲温度を好適に保つ。
加えて、伝動ケース11の上部34とエンジン14との間に空間67を形成することで、エンジン14から発生した熱を空間67から矢印bの如く放出することができる。
By forming a
In addition, by forming a
図8(a),(b)は本発明に係る気化器からオーバーフローした燃料をドレーンする例について説明した図である。
(a)において、下カバー部32の底面部66に、上方へ突出する有底凸部97を設けることで、カバー体18の底面部66に上向きの凹部105を形成する。この凹部105の開口幅Wを、燃料の滴下を妨げないで、かつ右側走行部26から跳ね上げた雪粉が凹部105内に侵入しないサイズに決める。
FIGS. 8A and 8B are diagrams illustrating an example of draining the overflowed fuel from the carburetor according to the present invention.
In (a), by providing a bottomed
凹部105の底部106に第2連結部95を設け、第2連結部95の中空部に、オーバフロー用ドレーンホース94の先端部94aを差し込む。オーバフロー用ドレーンホース94の先端部94aを第2連通部95を介して凹部105内に開口させる。
第2連結部95の下半部108を凹部105内に配置することで、下半部108を凹部105で囲う。
A second connecting
By arranging the
これにより、走行部26のクローラベルト29が矢印の如く回転した際に、クローラベルト29から跳ね上げた雪粉112を、凹部105の開口近傍に当てて、雪粉112が凹部105内に侵入することを防ぐ。
よって、跳ね上げた雪粉112が凹部105内に侵入して第2連通部95の下半部108に付着することを防いで、第2連通部95の下半部108が凍結で詰まることを防止する。
As a result, when the
Therefore, the splashed
したがって、気化器48がオーバーフローした際に、オーバーフローした燃料を、オーバフロー用ドレーンホース94の先端部94aから滴下する。滴下した燃料を第2連通部95の下半部108を介して凹部105内に滴下し、滴下した燃料を凹部105の開口から落下させる。
Therefore, when the
(b)において、気化器48からオーバーフローした燃料113が、第2連通部95の下端面109まで到達する。気化器48からオーバーフローする燃料113は、比較的少量であり、第2連結部95の下端面109に溜まって凍結することが考えられる。
そこで、第2連結部95の下端面109を傾斜させることで、下端面109に到達した燃料113が、下端面109に沿って矢印cの如く流れるようにした。
In (b), the
Therefore, the
下端面109に沿って矢印cの如く流れた燃料113は、下端面109の先端109aに到達し、先端109aから矢印cの如く下方に滴下する。
このように、第2連結部95の下端面109を傾斜させることで、気化器48からオーバーフローした燃料113が、第2連結部95の下端面109に溜まることなく好適に滴下することができる。
The
In this way, by inclining the
なお、前記実施の形態では、エンジン14としてバーチカルエンジンを例に説明したが、バーチカルエンジンに限らないで、クランクシャフトを水平に配置したエンジンに適用することも可能である。
また、前記実施の形態では、伝動ケース11に取付ボス35・・・を4個設け、これらの取付ボス35・・・にエンジン14を搭載する例について説明したが、取付ボス35・・・の個数は4個に限らないで、4個以外の複数個のボス35・・・にエンジン14を搭載することも可能である。
In the above-described embodiment, a vertical engine has been described as an example of the
In the above embodiment, the
さらに、前記実施の形態では、クラッチ機構として電磁クラッチ52を用いた例について説明したが、その他のクラッチ機構を使用することも可能である。
また、前記実施の形態では、下カバー部32に設けた有底凸部97の断面を矩形状に形成した例について説明したが、これに限らないで、有底凸部97の断面を円形などのその他の断面形状にすることも可能である。
Furthermore, in the above-described embodiment, the example in which the
Moreover, in the said embodiment, although the example which formed the cross section of the bottomed
また、前記実施の形態では、有底凸部97の底部106に第2連結部95を設け、第2連結部95の中空部にオーバーフロー用ドレーンホース94の先端部94aを差し込むことで、先端部94aを底部106に連結する例について説明したが、オーバーフロー用ドレーンホース94の先端部94aを底部106に貫通させても同様の効果を得ることができる。
In the above embodiment, the second connecting
さらに、前記実施の形態では、オーバーフロー用ドレーンホース94の先端部94aを、第2連結部95の中空部に差し込む例について説明したが、これに限らないで、オーバーフロー用ドレーンホース94の先端部94aを、第2連結部95に嵌め込んでも同様の効果を得ることができる。
Further, in the above-described embodiment, the example in which the
また、前記実施の形態では、ドレーン管としてオーバーフロー用ドレーンホース94を例に説明したが、ホースに代えてオーバーフロー用ドレーンパイプを使用することも可能である。
In the above-described embodiment, the
さらに、前記実施形態では、作業機として除雪機10を例に説明したが、作業機はこれに限定するものではなく、例えば耕耘機などの他の作業機に適用することもできる。
また、前記実施形態では、作業装置として除雪装置15を用いた例について説明したが、作業装置はこれに限らないで耕耘用のロータリを用いることも可能である。
Furthermore, in the said embodiment, although the
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example which used the
本発明は、バーチカルエンジンを搭載し、機体内にクラッチ機構を収納した作業機に好適に適用できる。 The present invention can be suitably applied to a working machine equipped with a vertical engine and having a clutch mechanism housed in the machine body.
10…除雪機(作業機)、11…伝動ケース(機体)、13…走行装置、14…エンジン(バーチカルエンジン)、15…除雪装置(作業装置)、18…カバー体、34…伝動ケースの上部、35…取付ボス(ボス)、41…クランクシャフト、51…収納凹部、52…電磁クラッチ(クラッチ機構)、63…発電機、66…底面部、67…空間(第1空間)、68…空間(第2空間)、72…動力伝達手段。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記機体の上部で、かつ前記クラッチ機構を囲う位置に複数のボスを立設し、これらのボスに前記バーチカルエンジンを取り付けることで、このバーチカルエンジンと機体との間に第1空間を形成し、
前記機体に前記バーチカルエンジンを覆うカバー体を取り付け、
このカバー体に覆われるとともに前記カバー体の底面部から浮かせて発電機を取り付けることで、この発電機と前記底面部との間に第2空間を形成し、
前記第1空間および前記第2空間を用いて前記発電機の駆動軸と前記クランクシャフトとを連結する動力伝達手段を備えたことを特徴とする作業機。 A vertical engine of a type in which a work device and a traveling device are provided in the airframe, and a crankshaft is vertically disposed above the airframe, a clutch mechanism is disposed below the vertical engine and in the airframe, and the crankshaft In the working machine that transmits the output of the motor to the working device or the traveling device through the clutch mechanism,
A plurality of bosses are erected at positions above the airframe and surrounding the clutch mechanism, and by attaching the vertical engine to these bosses, a first space is formed between the vertical engine and the airframe ,
A cover body that covers the vertical engine is attached to the aircraft,
A second space is formed between the generator and the bottom surface by attaching the generator to the cover body and floating from the bottom surface of the cover body,
A working machine comprising power transmission means for connecting the drive shaft of the generator and the crankshaft using the first space and the second space .
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