JP4322405B2

JP4322405B2 - Crescent tablets

Info

Publication number: JP4322405B2
Application number: JP2000201086A
Authority: JP
Inventors: 泰雅桜井; 利友中
Original assignee: Shibutani Co Ltd
Current assignee: Shibutani Co Ltd
Priority date: 2000-07-03
Filing date: 2000-07-03
Publication date: 2009-09-02
Anticipated expiration: 2020-07-03
Also published as: JP2002021404A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、引違い障子を閉鎖状態においてロックするクレセント錠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
引違い障子を閉鎖状態に保持するクレセント錠として、図８に示したものが従来から知られている。このクレセント錠は、屋内側障子の召合わせ框の外側面に取付けられる台座５０上に掛け金具５１を回転自在に取付け、その掛け金具５１を操作レバー５２の回動操作により回動して、外周部に設けられた円弧状の係合板５３を他方の障子の召合わせ框に取付けられる受け金具に対して係脱させるようにしている。
【０００３】
上記のようなクレセント錠は、普通、台座５０の両端部にビス挿入孔５４を形成し、各ビス挿入孔５４に挿入されるビスを障子の召合わせ框に形成されたねじ孔にねじ係合し、そのビスの締付けによって前記台座５０を固定するようにしている。
【０００４】
一般に、クレセント錠においては、そのクレセント錠の台座を固定するビスのねじ係合用ねじ孔の形成ピッチがメーカによって相違している。このため、召合わせ框に形成されたねじ孔を利用して他のメーカのクレセント錠を取り替えようとした場合に、取付けできない場合が生じる。
【０００５】
そのような不都合を解消するため、図８に示すように、台座５０の両端部に円形のビス座板５５を回転自在に取付け、そのビス座板５５に直径方向に長い長孔から成るビス挿入孔５４を形成したクレセント錠が提案されている。
【０００６】
上記クレセント錠においては、ビス座板５５を回転させることによって長孔から成るビス挿入孔５４の向きを任意に変更することができるため、障子の召合わせ框に予め形成されたねじ孔にビス挿入孔５４の一部を一致させることができ、前記ねじ孔を利用して台座５０を固定することができるという特徴を有している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、円形のビス座板５５を有するクレセント錠においては、前記のように、予め形成されたねじ孔を利用して取付けることができるものの、その取付け状態でクレセント錠を上下方向および座板の幅方向に位置調整することができない場合があり、他方の障子の召合わせ框に掛け金具の係合板を係合させることができない場合がある。
【０００８】
クレセント錠においては、２本のビスを弛める取付け状態で台座の長さ方向（上下方向）および幅方向の２方向に位置調整し得るようにしたものも存在するが、掛け金具を係合位置に回動させた状態においては、その掛け金具に設けられた係合板の受け金具に対する係合位置と台座の一側面間の寸法は常に一定であるため、クレセント錠を掛け金具が受け金具に係合するよう台座の幅方向に位置調整した際に、台座の一側部が召合わせ框の側面から屋内側障子に向けて出張り、障子の引き違いの際に、他方の障子が掛け金具に干渉して障子を引き違いさせることができない場合が生じる。
【０００９】
この発明の課題は、掛け金具における係合板の受け金具に対する係合位置を台座の幅方向に位置調整できるようにして、掛け金具が受け金具と適正に係合し得る状態を確保することができるようにしたクレセント錠を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、ビス挿入孔を両端部に有する細長い座板の片面に支持軸を設けた台座と、前記支持軸を中心として回転自在に支持され、屋外側障子の召合わせ框に取付けられる受け金具に対して係脱可能な円弧状の係合板を外周に有する掛け金具と、その掛け金具の回動操作用の操作レバーと、前記掛け金具の係合板が台座の一側方に突出する係合位置から他側方に突出する係合解除位置の範囲において掛け金具の回転を自由とする回転量制限手段とから成るクレセント錠において、前記支持軸を座板の幅中央から座板の一側方にオフセットし、前記回転量制限手段を、前記操作レバーおよび掛け金具の前記支持軸を中心とする一つの円上に二つの挿入孔を１８０°の間隔をおいて設け、前記操作レバーの表面側に着脱自在に取付けられたキャップには前記挿入孔の一方に挿通されて前記支持軸の外周に沿うストッパ片を設け、前記支持軸の外周には円弧状の膨出部を形成し、その膨出部の両端に対するストッパ片の当接によって掛け金具の回転量を制限する構成としたのである。
【００１１】
上記の構成からなるクレセント錠において、掛け金具の受け金具に対する幅方向の位置調整に際しては、キャップを取外したのち、台座と掛け金具とを相対的にほぼ１８０°回転し、その回転後、キャップを１８０°回転し、ストッパ片が他方の挿入孔に挿入されるようにしてキャップを取付けるようにする。その調整において、支持軸が座板の幅中央から一側面側にオフセットされているため、台座と掛け金具を相対的にほぼ１８０°回転させることにより、掛け金具を座板の幅方向に位置調整することができ、掛け金具が受け金具と適正に係合する状態を確保することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図１乃至図７に基づいて説明する。図１および図５に示すように、台座１は細長い座板２の片面に支持軸３を設けている。座板２の両端は円弧面とされ、各円弧面の中心に円形孔４が形成され、各円形孔４にフランジを有するビス座板５が回転自在に嵌合されている。ビス座板５には直径方向に長い長孔から成るビス挿入孔６が設けられている。
【００１５】
座板２には複数の高さ調整プレート７が重ね合わされ、各高さ調整プレート７にはビス座板５と対向する位置に円形の孔８が設けられている。この高さ調整プレート７は台座１の取付け時に必要に応じて用いるようにする。
【００１６】
前記座板２の両端部上には各ビス座板５を覆うカバー９が着脱自在に取付けられている。このカバー９は省略してもよい。
【００１７】
前記支持軸３は台座部３ａを根元部に有している。この支持軸３は、図２に示すように、座板２の幅中心線Ｃに対して座板２の一側面側にオフセットされている。δはそのオフセット量を示す。
【００１８】
上記の構成から成る台座１は、図３に示すように、召合わせ引き違い障子の屋内側障子Ａにおける召合わせ框ａの外側面に重ね合わされ、ビス座板５のビス挿入孔６に挿入されるビス（図示省略）を召合わせ框ａに形成されたねじ孔にねじ係合して締付けることにより固定される。
【００１９】
図１および図２に示すように、前記支持軸３には先端面で開口する軸挿入孔１０が形成され、その軸挿入孔１０を中心として掛け金具１１が回転自在に支持されている。
【００２０】
掛け金具１１は支持軸３を覆う円筒部１２を有し、その円筒部１２に設けられた端板１３に軸部１４を設けている。軸部１４は支持軸３に設けられた前記軸挿入孔１０に挿入されて回転自在に支持され、かつ抜け止めされている。
【００２１】
軸部１４の抜け止めに際し、ここでは、軸部１４の先端に小径の突部１５を形成し、一方、座板２の背面に裏板１６を重ね、その裏板１６に形成された挿入孔１７に前記突部１５を挿入して先端部を加締めるようにしている。
【００２２】
前記軸部１４には支持軸３の台座部３ａ内に位置する外周に２つの平坦面１８が１８０°の間隔をおいて設けられ、その平坦面１８を両側から挟持する２枚の板ばね１９が台座部３ａ内に組込まれており、上記平坦面１８に対する板ばね１９の係合によって軸部１４は仮止めされている。
【００２３】
前記円筒部１２の下部外周には弧状板２０が設けられている。弧状板２０の外周部は円筒部１２の軸方向に段差が設けられ、その弧状板２０の外周に円弧状の係合板２１が設けられている。係合板２１は図３に示すように、屋外側障子Ｂの召合わせ框ｂに取付けられた受け金具２２に対して係合可能とされている。
【００２４】
図１、図２および図４に示すように前記軸部１４には端板１３の表面で開口する角孔２３が形成され、その角孔２３内に操作レバー２４の一端の円板部２５に設けられた角軸部２６が挿入されている。このため、操作レバー２４を回動操作することにより、掛け金具１１が共に回転するようになっている。
【００２５】
前記角軸部２６は、図４に示すように、一対の係合爪２７を先端部に有し、各係合爪２７は、角孔２３の底部外周に設けられた係合孔２８と係合し、その係合によって角軸部２６は抜け止めされている。
【００２６】
前記操作レバー２４および掛け金具１１は、回転量制限機構３０によって、掛け金具１１の係合板２１が受け金具２２と係合する位置からほぼ１８０°回動させた係合解除位置の範囲内において回転可能とされている。
【００２７】
回転量制限機構３０は、図１、図２および図５に示すように、操作レバー２４の円板部２５および掛け金具１１における端板１３の前記支持軸３を中心とする一つの円上に二つの挿入孔３１を１８０°の間隔をおいて形成し、操作レバー２４の円板部２５の表面に重ね合わせた円板状のキャップ３２には前記一方の挿入孔３１に挿通されて支持軸３の外周に沿うストッパ片３３を設け、前記支持軸３の外周には円弧状の膨出部２４を形成し、この膨出部３４の周方向両端に対するストッパ片３３の当接によって操作レバー２４および掛け金具１１の回転量を制限するようになっている。
【００２８】
ここで、キャップ３２は係合爪３５を有し、この係合爪３５は操作レバー２４の角軸部２６に形成された挿入孔３６に挿入されて角軸部２６の先端面に係合し、その係合によってキャップ３２は抜け止めされ、前記キャップ３２を軸方向に引くことにより、角軸部２６と係合爪３５の係合が解除され、キャップ３２を着脱し得るようになっている。
【００２９】
実施の形態で示すクレセント錠は上記の構造から成り、図２および図３は掛け金具１１の係合板２１が受け金具２２に係合している状態を示し、引き違い障子Ａ、Ｂは閉鎖位置に保持されている。
【００３０】
図２に示す状態から操作レバー２４を同図の矢印方向に回転させると、その操作レバー２４の角軸部２６が掛け金具１１の角孔２３に係合しているため操作レバー２４と共に掛け金具１１が回動し、係合板２１が受け金具１１に対して係合解除される。
【００３１】
このとき、キャップ３２のストッパ片３３は、支持軸３の外周に沿って回動し、そのストッパ片３３が膨出部３４の端面に当接すると、操作レバー２４および掛け金具１１は回り止めされ、図１に示す板ばね１９が軸部１４の外周に形成された平坦面１８に係合して、掛け金具１１は係合解除位置で仮止めされる。
【００３２】
実施の形態で示すクレセント錠においては、座板２にビス座板５を回転自在に設け、そのビス座板５に直径方向に長いビス挿入孔６を設けているため、屋内側障子Ａの召合わせ框ａに形成される一対のねじ孔の形成位置に加工誤差がある場合でも、ビス座板５の回転によってビス挿入孔６の一部をねじ孔に一致させることができ、ねじ孔の加工誤差をビス座板５の回転によって吸収することができる。
【００３３】
また、ビス座板５が回転自在であるため、クレセント錠の取り替えに際しても、召合わせ框ｂに予め形成されたねじ孔を利用してクレセント錠の台座１を取付けることができる。
【００３４】
古いクレセント錠を取外し、実施の形態で示すクレセント錠を取付けた場合、予め形成されたねじ孔の位置関係から、掛け金具１１の係合板２１を受け金具２２に係合し得ない場合が生じる。この場合、掛け金具１１を座板２の幅方向に位置調整して掛け金具１１の係合板２１が受け金具２２に係合し得るようにする。
【００３５】
掛け金具１１の位置調整に際しては、クレセント錠を一旦取外し、キャップ３２を取外したのち、台座１と掛け金具１１を相対的に１８０°回転する。ここで、掛け金具１１を回転自在に支持する支持軸３は、座板２の幅中心線から座板２の一側面側にオフセットされているため、台座１と掛け金具１１を相対的に１８０°回転させると、掛け金具１１における係合板２１の受け金具２２に対する係合位置と座板２の一側面間の寸法が変化する。
【００３６】
例えば、図２に示す状態において、係合位置に保持された掛け金具１１における係合板２１の受け金具２２に対する係合位置Ｐから座板２の一側面までの寸法をＬ₁とした場合、台座１と掛け金具１１を相対的に１８０°回転すると、図６に示すように、係合板２１の受け金具２２に対する係合位置Ｐと座板２の一側面間の寸法はＬ₂に変化し、座板２の一側面に対して掛け金具１１の係合板２１を座板２の幅方向に位置調整することができる。
【００３７】
上記のように、掛け金具１１を座板２の幅方向に位置調整することによって、座板２の取付け位置をそのままにして掛け金具１１が受け金具２２に係合する適正な状態を得ることができる。
【００３８】
上記のような掛け金具２２の位置調整後は、座板２を召合わせ框ａにビス止めすると共に、キャップ３２を軸心を中心に１８０°回転し、ストッパ片３３が他方の挿入孔３１に挿入されるようにして操作レバー２４の円板部２５の表面側にキャップ３２を取付ける。
【００３９】
図１に示す実施の形態では、座板２の両端部にビス挿入孔６を有するビス座板５を回転自在に取付けるようにしたが、図７に示すように、座板２の両端部に角孔４０を形成し、その角孔４０の座板２の長さ方向で対向する両端縁に鋸歯４１を設け、その鋸歯４１に係合可能な鋸歯４３を両端に有する矩形のビス座板４２に長孔から成るビス挿入孔４４を形成して、前記ビス座板４２を角孔４０の幅方向に位置調整できるようにしてもよい。
【００４０】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、座板に設けられた支持軸を座板の幅中心線に対して座板の一側面側にオフセットし、その支持軸によって係合板を外周に有する掛け金具を回転自在に支持したことにより、台座と掛け金具を相対的にほぼ１８０°回転させることによって、掛け金具の係合板を座板の幅方向に位置調整することができる。
【００４１】
このため、台座の取付け位置をそのままにして掛け金具が受け金具と適正に係合する状態を確保することができ、他メーカのクレセント錠との取り替えを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係るクレセント錠の実施の形態を示す縦断正面図
【図２】図１の縦断側面図
【図３】図２の平面図
【図４】図１のIV−IV線に沿った断面図
【図５】図１に示すクレセント錠の分解斜視図
【図６】図２に示すクレセント錠の掛け金具を座板の幅方向に位置調整した状態の縦断側面図
【図７】この発明に係るクレセント錠のビス座板の他の例を示す側面図
【図８】従来のクレセント錠を示す側面図
【符号の説明】
１台座
２座板
３支持軸
６ビス挿入孔
１１掛け金具
２１係合板
２２受け金具
２４操作レバー
３０回転量制限機構
３１挿入孔
３２キャップ
３３ストッパ片
３４膨出部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a crescent lock that locks a sliding shoji in a closed state.
[0002]
[Prior art]
As a crescent lock for holding a sliding shoji in a closed state, the one shown in FIG. 8 is conventionally known. The crescent lock is configured such that a hanging bracket 51 is rotatably mounted on a pedestal 50 that is mounted on the outer surface of the indoor side shoji summon, and the hanging bracket 51 is rotated by a rotation operation of an operation lever 52 to An arcuate engagement plate 53 provided in the part is engaged with and disengaged from a receiving metal fitting attached to the other shoji summoning ridge.
[0003]
The crescent lock as described above usually has screw insertion holes 54 formed at both ends of the pedestal 50, and the screws inserted into the screw insertion holes 54 are screw-engaged with screw holes formed in the shoji summons. The base 50 is fixed by tightening the screws.
[0004]
Generally, in the Crescent lock, the pitch of the screw engagement screw holes for fixing the pedestal of the crescent lock differs depending on the manufacturer. For this reason, when it is going to replace the crescent lock of another manufacturer using the screw hole formed in the summon bowl, the case where it cannot attach will arise.
[0005]
In order to eliminate such inconvenience, as shown in FIG. 8, circular screw seat plates 55 are rotatably attached to both ends of the pedestal 50, and screws are inserted into the screw seat plates 55 which are long holes in the diameter direction. Crescent locks having holes 54 have been proposed.
[0006]
In the above-mentioned crescent lock, the direction of the screw insertion hole 54 formed of a long hole can be arbitrarily changed by rotating the screw seat plate 55, so that the screw is inserted into the screw hole formed in advance in the shoji summon rod. A part of the hole 54 can be matched, and the pedestal 50 can be fixed using the screw hole.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the crescent lock having the circular screw seat plate 55, as described above, the crescent lock can be attached by using a pre-formed screw hole. There are cases where the position cannot be adjusted in the direction, and there is a case where the engagement plate of the metal fitting cannot be engaged with the other sump of the shoji.
[0008]
There are crescent locks that can be adjusted in two directions, the length direction (vertical direction) and the width direction of the pedestal with two screws loosened. In the rotated state, the engagement position of the engagement plate provided on the hanging bracket and the dimension between one side of the base are always constant, so the hanging bracket engages the receiving bracket. When adjusting the position of the pedestal in the width direction, one side of the pedestal protrudes from the side of the summoning bowl toward the indoor shoji, and the other shoji interferes with the hanging bracket when the shoji is pulled In some cases, the shoji cannot be drawn back.
[0009]
An object of the present invention is to make it possible to adjust the position of the engagement plate with respect to the receiving metal fitting in the width direction of the pedestal so as to ensure a state in which the hanging metal fitting can be properly engaged with the receiving metal fitting. It is to provide a crescent lock.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the present invention, a base having a support shaft provided on one side of an elongated seat plate having screw insertion holes at both ends, and supported rotatably around the support shaft. A hanging metal fitting having an arcuate engagement plate that can be attached to and detached from a metal fitting attached to the summoning screen for the shoji, an operation lever for rotating the hanging metal fitting, and an engagement plate for the hanging metal fitting are provided. In a crescent lock comprising a rotation amount limiting means for freely rotating a hook in a range from an engagement position protruding to one side of a pedestal to an engagement release position protruding to the other side, the support shaft is mounted on the seat plate The rotation amount limiter is offset from the center of the width of the seat plate to one side of the seat plate, and the two insertion holes are spaced by 180 ° on one circle centering on the support shaft of the operating lever and the hanging bracket. The operating lever A cap detachably attached to the surface side is provided with a stopper piece that is inserted through one of the insertion holes and extends along the outer periphery of the support shaft, and an arcuate bulge is formed on the outer periphery of the support shaft. The rotation amount of the hook is limited by the contact of the stopper pieces with both ends of the bulging portion .
[0011]
In the crescent lock having the above structure, when adjusting the position of the hanging bracket with respect to the receiving bracket in the width direction, after removing the cap, the pedestal and the hanging bracket are relatively rotated by approximately 180 °, and the cap is then rotated. The cap is attached so that the stopper piece is inserted into the other insertion hole by rotating 180 °. In this adjustment, the support shaft is offset from the center of the width of the seat plate to one side, so the position of the bracket is adjusted in the width direction of the seat plate by rotating the pedestal and the bracket relatively 180 degrees. It is possible to secure the state in which the hanging metal fitting is properly engaged with the receiving metal fitting.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 and 5, the pedestal 1 is provided with a support shaft 3 on one side of an elongated seat plate 2. Both ends of the seat plate 2 are arcuate surfaces, a circular hole 4 is formed at the center of each arc surface, and a screw seat plate 5 having a flange is rotatably fitted in each circular hole 4. The screw seat plate 5 is provided with a screw insertion hole 6 formed of a long hole that is long in the diameter direction.
[0015]
A plurality of height adjustment plates 7 are superimposed on the seat plate 2, and each height adjustment plate 7 is provided with a circular hole 8 at a position facing the screw seat plate 5. The height adjusting plate 7 is used as necessary when the base 1 is attached.
[0016]
Covers 9 covering the screw seat plates 5 are detachably mounted on both end portions of the seat plate 2. This cover 9 may be omitted.
[0017]
The support shaft 3 has a pedestal 3a at the base. As shown in FIG. 2, the support shaft 3 is offset to one side of the seat plate 2 with respect to the width center line C of the seat plate 2. δ indicates the offset amount.
[0018]
As shown in FIG. 3, the pedestal 1 having the above-described configuration is overlapped with the outer surface of the summoning cage a in the indoor side shoji A of the summoning sliding shoji and inserted into the screw insertion hole 6 of the screw seat plate 5. The screw (not shown) is fixed by screwing into a screw hole formed in the summoning bowl a.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the support shaft 3 is formed with a shaft insertion hole 10 that opens at the front end surface, and a hanging metal fitting 11 is rotatably supported around the shaft insertion hole 10.
[0020]
The hanging bracket 11 has a cylindrical portion 12 that covers the support shaft 3, and a shaft portion 14 is provided on an end plate 13 provided in the cylindrical portion 12. The shaft portion 14 is inserted into the shaft insertion hole 10 provided in the support shaft 3, is rotatably supported, and is prevented from coming off.
[0021]
In order to prevent the shaft portion 14 from coming off, here, a small-diameter projection 15 is formed at the tip of the shaft portion 14, and on the other hand, a back plate 16 is overlaid on the back surface of the seat plate 2 and an insertion hole formed in the back plate 16 17 is inserted into the protrusion 15 to crimp the tip.
[0022]
Two flat surfaces 18 are provided in the shaft portion 14 on the outer periphery located in the pedestal portion 3a of the support shaft 3 with an interval of 180 °, and two leaf springs 19 sandwiching the flat surfaces 18 from both sides. Is incorporated in the pedestal portion 3 a, and the shaft portion 14 is temporarily fixed by the engagement of the leaf spring 19 with the flat surface 18.
[0023]
An arc plate 20 is provided on the outer periphery of the lower portion of the cylindrical portion 12. A step is provided in the outer peripheral portion of the arc-shaped plate 20 in the axial direction of the cylindrical portion 12, and an arc-shaped engagement plate 21 is provided on the outer periphery of the arc-shaped plate 20. As shown in FIG. 3, the engaging plate 21 can be engaged with a receiving metal fitting 22 attached to the summing rod b of the outdoor shoji B.
[0024]
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, the shaft portion 14 is formed with a square hole 23 that opens on the surface of the end plate 13, and the disc portion 25 at one end of the operation lever 24 is formed in the square hole 23. The provided angular shaft portion 26 is inserted. For this reason, when the operating lever 24 is operated to rotate, the hanging bracket 11 is rotated together.
[0025]
As shown in FIG. 4, the square shaft portion 26 has a pair of engagement claws 27 at the tip portion, and each engagement claw 27 is engaged with an engagement hole 28 provided on the outer periphery of the bottom portion of the square hole 23. The square shaft portion 26 is prevented from coming off by the engagement.
[0026]
The operating lever 24 and the hanging bracket 11 are rotated within the range of the disengagement position rotated by approximately 180 ° from the position where the engaging plate 21 of the hanging bracket 11 is engaged with the receiving bracket 22 by the rotation amount limiting mechanism 30. It is possible.
[0027]
As shown in FIGS. 1, 2, and 5, the rotation amount limiting mechanism 30 is formed on a single circle centering on the support shaft 3 of the end plate 13 of the disk portion 25 of the operation lever 24 and the hanging bracket 11. Two insertion holes 31 are formed at an interval of 180 °, and a disc-shaped cap 32 superimposed on the surface of the disc portion 25 of the operation lever 24 is inserted into the one insertion hole 31 to support shafts. 3, a stopper piece 33 is provided along the outer periphery of the support shaft 3, and an arcuate bulged portion 24 is formed on the outer periphery of the support shaft 3. In addition, the amount of rotation of the hanging bracket 11 is limited.
[0028]
Here, the cap 32 has an engaging claw 35, and the engaging claw 35 is inserted into an insertion hole 36 formed in the angular shaft portion 26 of the operation lever 24 and engaged with the distal end surface of the angular shaft portion 26. The cap 32 is prevented from coming off by the engagement, and by pulling the cap 32 in the axial direction, the engagement between the square shaft portion 26 and the engaging claw 35 is released, and the cap 32 can be attached and detached. .
[0029]
The crescent lock shown in the embodiment has the above-described structure, and FIGS. 2 and 3 show a state in which the engagement plate 21 of the hanging metal fitting 11 is engaged with the receiving metal fitting 22, and the sliding doors A and B are in the closed position. Is held in.
[0030]
When the operating lever 24 is rotated from the state shown in FIG. 2 in the direction of the arrow in FIG. 2, the square shaft portion 26 of the operating lever 24 is engaged with the square hole 23 of the hanging metal 11, so 11 rotates, and the engagement plate 21 is disengaged from the receiving metal 11.
[0031]
At this time, the stopper piece 33 of the cap 32 rotates along the outer periphery of the support shaft 3, and when the stopper piece 33 comes into contact with the end surface of the bulging portion 34, the operation lever 24 and the hanging bracket 11 are prevented from rotating. The leaf spring 19 shown in FIG. 1 is engaged with the flat surface 18 formed on the outer periphery of the shaft portion 14, and the hanging metal fitting 11 is temporarily fixed at the disengagement position.
[0032]
In the crescent lock shown in the embodiment, the screw seat plate 5 is rotatably provided on the seat plate 2, and the screw seat hole 5 is provided with a screw insertion hole 6 that is long in the diametrical direction. Even when there is a machining error in the position of the pair of screw holes formed in the mating rod a, a part of the screw insertion hole 6 can be made to coincide with the screw hole by the rotation of the screw seat plate 5, so that the screw hole is processed. The error can be absorbed by the rotation of the screw seat plate 5.
[0033]
Further, since the screw seat plate 5 is rotatable, the crescent lock pedestal 1 can be attached by using a screw hole formed in the summoning bowl b when replacing the crescent lock.
[0034]
When the old crescent lock is removed and the crescent lock shown in the embodiment is attached, there is a case where the engagement plate 21 of the hanging bracket 11 cannot be engaged with the receiving bracket 22 because of the positional relationship of the screw holes formed in advance. In this case, the position of the hanging bracket 11 is adjusted in the width direction of the seat plate 2 so that the engagement plate 21 of the hanging bracket 11 can be engaged with the receiving bracket 22.
[0035]
When adjusting the position of the hanging bracket 11, after removing the crescent lock once and removing the cap 32, the pedestal 1 and the hanging bracket 11 are relatively rotated by 180 °. Here, since the support shaft 3 that rotatably supports the hanging bracket 11 is offset from the width center line of the seat plate 2 to one side surface of the seat plate 2, the base 1 and the hanging bracket 11 are relatively 180 degrees apart. When rotated, the engagement position of the engagement plate 21 with respect to the receiving bracket 22 in the hanging bracket 11 and the dimension between one side surface of the seat plate 2 change.
[0036]
For example, in the state shown in FIG. 2, when the dimension from the engagement position P of the engagement plate 21 to the receiving bracket 22 to one side surface of the seat plate 2 in the hanging bracket 11 held at the engagement position is L ₁ , When the 1 and the hanging bracket 11 are rotated by 180 ° relative to each other, as shown in FIG. 6, the dimension between the engagement position P of the engagement plate 21 with respect to the receiving bracket 22 and one side surface of the seat plate 2 changes to L ₂ , The position of the engaging plate 21 of the hanging bracket 11 with respect to one side surface of the seat plate 2 can be adjusted in the width direction of the seat plate 2.
[0037]
As described above, by adjusting the position of the hanging bracket 11 in the width direction of the seat plate 2, it is possible to obtain an appropriate state in which the hanging bracket 11 is engaged with the receiving bracket 22 without changing the mounting position of the seat plate 2. it can.
[0038]
After adjusting the position of the hanging bracket 22 as described above, the seat plate 2 is screwed to the summoning hook a, and the cap 32 is rotated by 180 ° about the axis, so that the stopper piece 33 is inserted into the other insertion hole 31. The cap 32 is attached to the surface side of the disc portion 25 of the operation lever 24 so as to be inserted.
[0039]
In the embodiment shown in FIG. 1, the screw seat plate 5 having the screw insertion holes 6 at both ends of the seat plate 2 is rotatably attached. However, as shown in FIG. A rectangular screw seat plate 42 having a square hole 40 formed at its opposite ends in the length direction of the seat plate 2 of the square hole 40 and having saw teeth 43 engageable with the saw teeth 41 at both ends. A screw insertion hole 44 formed of a long hole may be formed in the screw hole so that the position of the screw seat plate 42 in the width direction of the square hole 40 may be adjusted.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the support shaft provided on the seat plate is offset to one side of the seat plate with respect to the width center line of the seat plate, and the hanging metal fitting having the engagement plate on the outer periphery by the support shaft Since the pedestal and the hanging bracket are relatively rotated by about 180 °, the position of the engaging plate of the hanging bracket can be adjusted in the width direction of the seat plate.
[0041]
For this reason, it is possible to ensure a state in which the mounting bracket is properly engaged with the receiving bracket while leaving the mounting position of the pedestal unchanged, and it is possible to replace it with a crescent lock made by another manufacturer.
[Brief description of the drawings]
1 is a longitudinal front view showing an embodiment of a crescent lock according to the present invention. FIG. 2 is a longitudinal side view of FIG. 1. FIG. 3 is a plan view of FIG. FIG. 5 is an exploded perspective view of the crescent lock shown in FIG. 1. FIG. 6 is a longitudinal side view of the crescent lock shown in FIG. Side view showing another example of screw seat plate of crescent lock according to the present invention. FIG. 8 is a side view showing a conventional crescent lock.
1 Pedestal 2 Seat plate 3 Support shaft 6 Screw insertion hole 11 Hanger fitting 21 Engagement plate 22 Receiving bracket 24 Operation lever 30 Rotation amount limiting mechanism 31 Insertion hole 32 Cap 33 Stopper piece 34 Swelling part

Claims

A pedestal provided with a support shaft on one side of a long and narrow seat plate having screw insertion holes at both ends, and a support bracket that is rotatably supported around the support shaft and is attached to a summing rod for an outdoor shoji. A hanging bracket having a detachable arc-shaped engagement plate on the outer periphery, an operation lever for rotating the hanging bracket, and the other side from the engagement position at which the engagement plate of the hanging bracket protrudes to one side of the base In the crescent lock composed of a rotation amount limiting means for freely rotating the hook in the range of the engagement release position protruding in the direction, the support shaft is offset from the center of the width of the seat plate to one side of the seat plate , The rotation amount limiting means is provided with two insertion holes on a circle centered on the support shaft of the operation lever and the hanging bracket at an interval of 180 °, and is detachable on the surface side of the operation lever. The attached cap A stopper piece is provided along the outer periphery of the support shaft that is inserted into one of the holes. An arcuate bulge is formed on the outer periphery of the support shaft, and the stopper piece abuts against both ends of the bulge. Crescent lock characterized by being configured to limit the amount of rotation of the hanging bracket .