JP4314624B1 - 画像観察システム - Google Patents

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Abstract

【課題】読影の際に必要とされる医用画像を自動的に提示することで、読影作業の効率低下や読影精度の低下を防止する画像観察システムを提供する。
【解決手段】画像観察システムは、複数の画像を並べて表示可能な表示部を有し、この表示部に表示された複数の画像の組み合わせに関する情報を複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の種別を表す情報と関連付けて組み合わせ情報として記憶しておく。そして、入力部を用いて表示部に表示させる画像を指定入力されると、指定された画像の種別を表す情報に基づいて、記憶された組み合わせ情報を参照して画像を検索し、検索結果として複数の画像の組み合わせを表示部に表示させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、データベース化して蓄積した医用画像を表示する画像観察システムに関する。
医師等による読影作業には経過観察の工程を有し、読影対象となる医用画像と比較対象となる画像や、その他の画像同士を並べて同時表示することが一般的である。従来より、病院内には画像診断装置で撮影された医用画像がデータベース化して蓄積されており、医師等が比較対象としたい医用画像をキーワード検索等によって探索していた。具体的には、読影対象となる医用画像の属性から取得すべき医用画像の属性を推測し、医用画像とその医用画像の情報主体となった患者のIDと検査UIDと検査部位と撮影条件と撮影時刻等が関連づけられたデータベースを用いて画像を検索する。
そのため、医師等が所望する医用画像より比較対象として良好な医用画像の探索に時間を要してしまい、読影作業の効率が低下してしまうおそれがあった。或いは、それら画像の探索に失敗することで読影精度を欠くおそれがあった。
近年、共有オブジェクトと呼ばれる技術が提示されている(例えば、「特許文献1」参照。)。この共有オブジェクトとは、画像診断装置側で生成されるシリーズ毎のデータであり、撮影した画像を特定する情報とその画像を撮影するために参照された画像を特定する参照情報等を関連づけたものである。
そこで、読影対象の画像に対応する共有オブジェクトに含まれる参照情報が特定する医用画像を読影対象の画像と並べて同時表示させる技術が提示されている(例えば、「特許文献2」参照。)。この技術によれば、自動的に読影対象の画像とその対象画像とを同時に並べて表示させることができるため、医師等が対象画像の検索作業を行う必要がなくなる。
しかし、この共有オブジェクトに含まれる参照情報が特定する医用画像は、過去の検査と撮影位置を合わせたり、撮影条件を合わせたりするために撮影の際に参照された画像である。そのため、必ずしも読影の比較対象として適当であるとはいえない。共有オブジェクトを参照して取得した対象画像が比較対象としてふさわしくない場合は、結局医師等による検索工程が実施されることとなり、読影作業の効率低下や読影精度の低下を招来するおそれが生じる。
特開2007−167634号公報 特開2008−200139号公報
この発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、読影の際に必要とされる医用画像を自動的に提示することで、読影作業の効率低下や読影精度の低下を防止する画像観察システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明に係る画像観察システムは、複数の画像を並べて表示可能な表示部と、この表示部に表示された複数の画像の組み合わせに関する情報を複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の種別を表す情報と関連付けて組み合わせ情報として記憶するとともに、同一内容の組み合わせ情報が記録されている件数を記録しておく管理部と、前記表示部に表示させる画像を指定入力するための入力部と、前記入力部により指定された画像の種別を表す情報に基づいて、前記管理部の複数の組み合わせ情報を参照して、画像を検索する検索部と、検索結果として複数の画像の組み合わせを前記件数順に前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えること、を特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項2記載の本発明に係る画像観察システムは、複数の画像を並べて表示可能な表示部と、この表示部に表示された複数の画像の組み合わせに関する情報を複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の種別を表す情報と関連付けて組み合わせ情報として記憶する管理部と、前記表示部に表示させる画像を指定入力するための入力部と、前記入力部により指定された画像の種別を表す情報に基づいて、前記管理部の組み合わせ情報を参照して、画像を検索する検索部と、検索結果としての複数の画像の組み合わせをサムネイル画像の組み合わせで前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えること、を特徴とする。
前記複数の画像の組み合わせに関する情報は、画像を撮影した相対的な検査時期を含み、前記検索部は、前記相対的な検査時期に基づき画像を検索するようにしてもよい(請求項3記載の発明に相当)。
前記複数の画像の組み合わせに関する情報は、各画像の撮影条件を含み、前記検索部は、前記各画像の撮影条件に基づき画像を検索するようにしてもよい(請求項4記載の発明に相当)。
前記画像の種別を表す情報は、少なくともモダリティ情報と部位情報のいずれかを含むようにしてもよい(請求項5記載の発明に相当)。
前記検索部は、所定件数以上の組み合わせ情報に基づき画像を検索するようにしてもよい(請求項6記載の発明に相当)。
前記管理部は、前記表示部に複数の画像が表示された際に、当該複数の画像の組み合わせ情報を記録すると共に、同一内容の組み合わせ情報が記録されている件数を記録しておき、前記検索部は、所定件数以上の組み合わせ情報に基づき画像を検索するようにしてもよい(請求項7記載の発明に相当)。
本発明によれば、過去の読影作業で行われた画像の組合わせ方を再現でき、読影作業により適当な画像が提示され、読影作業の効率が向上するとともに、読影精度の低下を防止する。
以下、本発明に係る画像観察システムの好適な実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、画像観察システム1の構成を示す図である。画像観察システム1は、画像診断装置4が生成した医用画像と共有オブジェクトをデータベース化して蓄積しておき、操作者の操作に応答して医用画像を検索して表示する。画像観察システム1は、主に読影に使用される。一般的に読影の際には経過観察のために、読影対象となる医用画像と比較対象となる医用画像や、その他の医用画像同士を並べて表示させる。この画像観察システム1では、過去に画像観察システム1を使用して行われた読影作業において同時表示された画像の組合わせ方を蓄積しておき、読影作業の際にその組合わせ方を再現する。即ち、過去に行われた組合わせ方を提示し、選択された組合わせ方に倣って医用画像を組み合わせ、それらを同時に並べて表示する。
この画像観察システム1は、画像保管装置2と画像観察装置3とを無線又は有線のネットワークで接続して構成される。
画像保管装置2は、演算制御装置、主記憶装置、外部記憶装置、及び通信インターフェースから構成されるサーバである。画像保管装置2は、画像診断装置4が生成した医用画像と共有オブジェクトをデータベースに登録して蓄積する。画像診断装置4とは、X線CT装置、MRI装置、超音波診断装置、またはCR装置等のモダリティである。共有オブジェクトは、撮影条件、撮影した医用画像を特定する情報、及び撮影の際に参照した医用画像を特定する参照情報を含んだデータであり、1連の撮影により得られたシリーズに対応して生成される。
また、画像観察装置3は、演算制御装置、主記憶装置、外部記憶装置、通信インターフェース、キーボードやマウス等の操作部31、及び液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示部33から構成されるコンピュータである。この画像観察装置3は、医用画像を画像保管装置2からネットワークを介して受信して表示する。
画像観察装置3が受信する医用画像は、読影対象となる医用画像とそれに関連する医用画像である。読影対象となる医用画像は、操作部31を用いた選択操作によって取得される。選択操作によって特定された医用画像の取得要求が画像観察装置3から画像保管装置2へ送信されることにより、画像保管装置2からその取得要求に沿った医用画像と関連する医用画像とが画像観察装置3へ送信される。以下、選択操作によって取得される医用画像を主画像という。
関連する医用画像とは、第1に共有オブジェクトに含まれている参照情報で特定される医用画像である。第2に同一患者の過去の検査で得られた医用画像である。第3に過去の読影作業において同時に並べて表示された医用画像群の組合わせ方に倣った医用画像群である。
組合わせ方は、組み合わされた画像が撮影された検査時期及びこれに加えて検査の種類で特定され、具体的には、主画像に対する前回CT検査の画像と前々回CT検査の画像との組合わせや、主画像と前回CR検査の画像との組合わせ等である。即ち、組合わせ方に倣った画像群とは、過去に主画像に対する前回CT検査の画像と前々回CT検査の画像との組合わせで同時表示された履歴が存在すれば、今回の読影作業で選択操作された画像を撮影した検査を基準として前回に相当するCT検査の画像と前々回に相当するCT検査の画像である。
この組合わせ方に倣った医用画像は、後述する組合わせ情報261を参照して取得される。組合わせ情報261は、過去の読影作業において行われた組合わせ操作の記録である。
図1に示すように、画像保管装置2は、データ登録部21、データベース22、データ記憶部23、組合わせ情報管理部24、及び検索部25を備える。また、画像観察装置3は、操作部31と表示部33の他、表示制御部32と組合わせ監視部34を備える。これら構成は、演算制御装置、主記憶装置、外部記憶装置、及び通信インターフェースを含み、外部記憶装置に記憶されているプログラムを適宜主記憶装置に展開し、演算制御装置で解読及び命令実行することで実現される。
データ登録部21は、画像診断装置4からネットワークを介して入力された医用画像と共有オブジェクトとをデータベース22に登録しつつ、データ記憶部23に蓄積させる。データ登録部21は、医用画像に付帯する患者ID、検査UID、撮影時刻、シリーズUID、画像診断装置4の種類、検査部位等を一枚の医用画像のレコードに関連づける。データ登録部21は、これら情報を医用画像に付帯する付帯情報から読み出し、関連づけてデータベース22に記憶させる。
検索部25は、画像観察装置3から送信された画像取得要求に応答して、データベース22から該当の医用画像とそれに関連する医用画像を検索し、画像観察装置3へ送信する。画像取得要求は、例えばクエリー/リトリーブコマンドである。即ち、検索部25は、画像取得要求された主画像と、その主画像のシリーズに関する共有オブジェクトに含まれている参照情報で特定される医用画像と、組合わせ情報261で特定される医用画像とを画像観察装置3へ送信する。
表示制御部32は、操作部31を用いた操作に応答して医用画像を表示部33に表示させる。操作部31が主画像の選択操作を受け付けると、表示制御部32は、画像保管装置2から選択操作に係る医用画像及びその関連の医用画像を取得する。
また、表示制御部32は、同時に並べて表示させる医用画像を選択する組合わせ操作を操作部31から受けて、その組合わせ操作に対応する医用画像を並べて表示させる。例えば、主画像と共有オブジェクトに含まれている参照情報で特定される医用画像の組合わせや、過去の組合わせ操作から特定される組合わせ方に倣った医用画像のうち選択された組合わせを表示させる。
組合わせ監視部34は、組合わせ操作を監視し、その内容を組合わせ情報管理部24に送信する。組合わせ情報管理部24は、組合わせ操作の内容を一般化してデータベース22に記録しておく。この一般化された内容が組合わせ情報261となる。即ち、組合わせ情報261は、過去の読影作業のうち、組合わせ操作を履歴として管理することで生成される。
まず、組合わせ情報261について詳細に説明する。図2は、データベース22に記録された組合わせ情報テーブル26を示すデータ構成図である。組合わせ情報管理部24は、組合わせ情報261を組合わせ情報テーブル26に追加する。組合わせ監視部34は、医用画像を組み合わせる組合わせ操作が行われる毎にその内容を画像保管装置2に送信する。組合わせ情報管理部24は、組合わせ操作の内容を受信する毎に組合わせ情報261を生成する。
組合わせ情報261には、主検査UID262、主検査モダリティ情報263、主検査部位情報264、主検査患者ID265、操作コード266、関係コード267、撮影条件コード268、及び評価値情報269が関連づけられている。
主検査UID262、主検査モダリティ情報263、主検査部位情報264、及び主検査患者ID265は、組合わせ操作が行われたときの主画像の種類を示し、その主画像を撮影した検査に関する情報である。操作コード266は、組合わせ操作の種類を示す。関係コード267は、組み合わされた各画像と主画像との関係を示し、主画像が撮影された撮影時期を基点とした画像の相対的な撮影時期とその組合わせで表わされる。撮影条件コード268は、組合わせ操作の対象となった組合わせの各画像の撮影条件の区分を示す。評価値情報269は、同一内容の組合わせ情報261が記録されている件数を示す。
例えば、レコードナンバー2の組合わせ情報261は、主検査モダリティ情報263がX線CT装置、及び主検査部位情報264が胸部であるので、X線CT装置で胸部を撮影して得られた医用画像を主画像として選択操作としたときに行われた過去の組合わせ操作に対応して記録されたものである。
また、レコードナンバー2の組合わせ情報261は、操作コード266が「10」であるので、その組合わせ操作では、複数の医用画像が組み合わせて表示されたことを示す。
また、レコードナンバー2の組合わせ情報261は、関係コード267が「00^11」であるので、その組合わせ操作では、「00」が表わす主画像と、「11」が表わすその主画像の前回CT検査の画像とが組み合わせられて表示されたことを示す。
また、レコードナンバー2の組合わせ情報261は、撮影条件コード268が「00001^00001」であるので、組み合わせて表示された両画像は「00001」で示される撮影条件で撮影されたものであることを示す。
また、レコードナンバー2の組合わせ情報261は、評価値情報269が「30」であるので、主検査モダリティ情報263、主検査部位情報264、操作コード266、関係コード267、及び撮影条件コード268がレコードナンバー2と同一である他の組合わせ情報261が計30件存在することを示す。
操作部31を用いて任意の医用画像が読影作業のために選択され、その医用画像がX線CT装置で撮影され、かつ胸部を撮影したものであれば、検索部25は、このレコードナンバー2の組合わせ情報261を参照して画像を検索する。表示制御部32は、その選択操作に応答して、選択された医用画像と、その医用画像を撮影した検査の前回に相当するCT検査において「00001」で示す撮影条件で撮影された医用画像とを組み合わせて表示する組合わせ方を提示する。そして、その組合わせ方が選択されれば、表示制御部32は、検索部25が検索したこれら画像を組み合わせて並べて表示する。
図3及び図4に基づき、組合わせ情報261の生成の契機となる選択操作及び組合わせ操作について説明する。図3は、表示制御部32が表示部33に表示させるビューア画面35を示す模式図である。図4は、読影作業における操作とその応答動作を示すフローチャートである。
まず、S01において、表示制御部32は、ビューア画面35を表示部33に表示させる。
表示制御部32は、ビューア画面35のフォーマットを予め記憶している。表示制御部32は、このフォーマットに画像等を配置してビューア画面35を生成し、表示部33に表示させる。ビューア画面35は、画像表示領域352、検査別タグ353、サムネイルフィールド354、及び組合わせリスト表示領域355で区切られている。
画像表示領域352は、操作部31を用いて選択された医用画像が表示される領域である。検査別タグ353は、同一患者の過去の検査を選択するためのタグ状のアイコンである。サムネイルフィールド354は、選択された検査の医用画像がシリーズ単位で一覧として配置される領域である。組合わせリスト表示領域355は、組合わせ情報261が示す組合わせ方に倣って画像を組み合わせて生成された組合わせ画像356が配置される領域である。
組合わせ画像356は、画像表示領域352に表示する画像の組合わせ方を提示し、かつその組合わせ方に倣って実際に画像を組み合わせたものをサムネイル化したアイコンである。この組合わせ画像356は、例えば、主画像とその前回CT検査の画像を組み合わせた画像や、前回CT検査の画像と前々回CT検査の画像を組み合わせた画像で組合わせ方を提示する。
表示制御部32は、各種の操作に応答して各種画像を収集し、実際に画像表示領域352に医用画像を配置する。
第1に、S02乃至S04に示すように、表示制御部32は、主画像の選択操作に応答して(S02)、主画像及び関連する医用画像を収集し(S03)、主画像と組合わせ画像356を表示する(S04)。選択操作は、操作部31を用いた主画像を特定する情報の入力である。主画像は、この選択操作で特定される画像であり、多くは画像観察装置3を用いて読影対象となる画像である。
表示制御部32は、ビューア画面35にファイルアイコンを設置する。ファイルアイコンは、医用画像の表示に関するGUI操作を行うためのアイコンである。このファイルアイコンから「開始」が選択されると、表示制御部32は、主画像選択ウィンドウ351を表示部33に表示させる。
主画像選択ウィンドウ351には、主画像を選択するために必要な患者IDや検査IDやシリーズID等が入力される。表示制御部32は、入力された情報を画像保管装置2に送信する。
検索部25は、受信した情報に対応した主画像とそれに関連する医用画像を共有オブジェクトとデータベース22と組合わせ情報261を参照して検索し、画像観察装置3に送信する。尚、後述するように、検索部25は、主画像の選択操作のときに受信した患者IDに関連づけられた過去の検査を時系列に並べ、主画像の検査を基点として関係コード267及び撮影条件コード268と一致する画像を検索し、それら画像を画像観察装置3に送信している。
表示制御部32は、画像観察装置3から送信された主画像と共有オブジェクトに含まれる参照情報で特定される医用画像とを画像表示領域352に並べて配置する。また、表示制御部32は、組合わせ情報261を参照して検索された医用画像を組合わせ情報261が示す組合わせ方で組み合わせることで組合わせ画像356を生成し、組合わせリスト表示領域355に配置する。
第2に、S05乃至S10に示すように、表示制御部32は、操作部31を用いた組合わせ操作に応答して画像表示領域352に医用画像を組み合わせて配置する。組合わせ操作は、組合わせ方の選択操作(S05)、画像表示領域352への医用画像の追加操作(S07)、組合わせ方の新規生成操作(S08)である。
S05の組合わせ方の選択操作では、組合わせ画像356が操作部31を用いて選択されると(S05,Yes)、表示制御部32は、その組合わせ画像356が表わす組み合わせの医用画像を画像表示領域352に配置する(S06)。
例えば、選択された組合わせ画像356が前回CT検査の画像と前々回CT検査の画像の組合わせを提示するものであったものとする。このとき、表示制御部32は、主画像を撮影した検査を基点にして前回CT検査と前々回CT検査の画像を画像表示領域352に配置する。
S07の画像表示領域352への追加操作では(S07,Yes)、操作部31を用いてサムネイルフィールド354から選択された医用画像が画像表示領域352に追加されて配置される(S08)。
具体的には、検索部25は、データベース22を参照して、選択操作に応答して送信されてきた患者IDが関連づけられている過去の検査をリスト形式で画像観察装置3に送信する。表示制御部32は、リストにある各検査を検査別タグ353としてビューア画面35上に配置する。操作部31を用いて検査別タグ353のうちの一つが選択されると(図中(1)、表示制御部32は、その検査別タグ353が表わす検査の医用画像の一覧をサムネイルフィールド354に配置する。サムネイルフィールド354上の医用画像は、選択された検査を表わす検査UID等の特定情報を画像保管装置2に送信することで検索部25により検索される。
操作部31を用いてサムネイルフィールド354に配置されている医用画像のうちの一枚が選択され(図中(2))、組合わせ編集アイコンから「追加」が選択されると(図中(3))、表示制御部32は、その医用画像を画像表示領域352に配置する。組合わせ編集アイコンは、表示する画像の組合わせに関するGUI操作を行うためのアイコンであり、表示制御部32によりビューア画面35上に設置される。
S09の組合わせ方の新規生成操作では(S09,Yes)、表示制御部32は、新たな組合わせ方を表わす組合わせ画像356を生成し、組合わせリスト表示領域355に配置する(S10)。
追加操作等の後に組合わせ編集アイコンから「保存」が選択されると(図中(3))、表示制御部32は、画像表示領域352に配置されている複数の医用画像を組み合わせた組合わせ画像356を生成し、組合わせリスト表示領域355に追加する(図中(4))。例えば、主画像のみが配置されている画像表示領域352に前々回CR検査の画像が追加操作され、その後に新規追加操作がなされると、この主画像と前々回CR検査の画像を組み合わせた組合わせ画像356が追加される。
また、組合わせ画像356及び画像表示領域352に組み合わせて表示されている画像群の中から、複数を選択し、編集アイコンから「合成」が選択されると、表示制御部32は、選択対象を全て並べた組合わせ画像356を生成し、組合わせリスト表示領域355に追加する。
このように、読影作業おいては、各種の組合わせ操作が行われている。これら組合わせ操作が行われると、S11において、組合わせ情報管理部24は、その組合わせ操作で特定される組合わせ方を示す組合わせ情報261を生成し管理する。この処理は、終了操作が行われるまで(S12,Yes)、操作に応答して繰り返される。
図5は、S11における組合わせ情報261の生成動作を詳細に示すフローチャートである。
組合わせ操作があると(S05,07,09)、組合わせ監視部34は、主画像の検査UID、モダリティ情報、部位情報、及び患者IDを付帯情報から読み出し、画像保管装置2へ送信する(S21)。また、組合わせ監視部34は、組合わせ操作の対象となった対象画像の検査UID、モダリティ情報、及び撮影条件を付帯情報から読み出し、画像保管装置2へ送信する(S22)。また、組合わせ監視部34は、組合わせ操作の種類を示す情報を画像観察装置3へ送信する(S23)。
組合わせ情報管理部24は、組合わせ操作の種類を操作コード266に変換して(S24)、組合わせ情報261として記録するか判断する(S25)。
この操作コード266は、図6に示す記録判断テーブル27を用いて生成される。図6は、記録判断テーブル27を示すデータ構成図である。
組合わせ情報管理部24は、予め記録判断テーブル27を記憶している。記録判断テーブル27には、組合わせ操作の種類に対応する操作コード266と、組合わせ操作の種類に対応してその内容を組合わせ情報テーブル26に記録するか否かを示す要否を示す情報とが記録されている。
組合わせ情報管理部24は、受信した組合わせ操作の種類を示す情報を記録判断テーブル27を参照して操作コード266に変換し、要否を示す情報を参照して、記録の要否を判断する。
要否を示す情報が「1」で示される要であれば、記録が必要であり(S25,Yes)、S26乃至S38へ進んで、組合わせ情報261を組合わせ情報テーブル26に記録する。一方、要否を示す情報が「0」で示される否であれば、記録は不要であり(S25,No)、組合わせ情報261の生成処理を終了する。
記録が必要であれば(S25,Yes)、組合わせ情報管理部24は、組合わせ情報テーブル26に新規の組合わせ情報261のレコードを生成し(S26)、取得した操作コード266を組合わせ情報261に記録する(S27)。
例えば、組合わせ操作の内容が「開始」であれば、対応する「00」の操作コード266を生成し、対応する要否を表わす情報が要を示す「1」のため、「開始」に係る組合わせ情報261を記録する。また、組合わせ操作の内容が「終了」であれば、対応する「99」の操作コード266を生成し、対応する要否を表わす情報が要を示す「1」のため、「開始」に係る組合わせ情報261を記録する。この「00」と「99」の操作コード266を有する組合わせ情報261で時刻上挟まれた各組合わせ情報261が一度の読影作業で行われた一連の組合わせ操作の履歴となる。
また、組合わせ画像356の選択操作を示す「表示」であれば、対応する「10」の操作コード266を生成し、対応する要否を表わす情報が要を示す「1」のため、「表示」に係る組合わせ情報261を記録する。その他、画像表示領域352に表示させた組合わせ方を保存する組合わせ操作、及び画像表示領域352に新たな医用画像を追加する組合わせ操作についても組合わせ情報261として記録する。
更に、組合わせ情報管理部24は、主画像の種類を新たに生成した組合わせ情報261に記録する(S28)。記録する主画像の種類は、受信した主画像の検査UID、モダリティ情報、部位情報、及び患者IDである。
また、組合わせ情報管理部24は、S29乃至S35の処理に進み、関係コード267を組合わせ情報261に記録する。
関係コード267は、受信した対象画像の検査UID及びモダリティ情報に応じて図7に示す関係情報取得テーブル28とデータベース22を用いて生成される。
図7は、関係情報取得テーブル28を示すデータ構成図である。組合わせ情報管理部24は、予め関係情報取得テーブル28を記憶している。関係情報取得テーブル28は、モダリティ情報と相対的な実施時期の組合わせ毎に関係コード267が記録されている。相対的な実施時期は、組合わせ操作の対象となった画像の検査の回を示し、主画像を基準として遡る回数を示している。具体的には、組合わせ操作の対象となった画像の検査が主画像の検査に対して前回であれば、主画像の検査から1回遡るとその検査に該当するので、相対的な実施時期は前回を示す「1」である。即ち、関係コード267は、主画像を基準として何回前の検査の画像であるかを示し、更に検査をしたモダリティ情報で細分化したものである。
具体的には、まずS29において、組合わせ情報管理部24は、データベース22から主画像と同一患者の検査が関連づけられたレコードを抽出し、時系列で並び替える。そして、組合わせ情報管理部24は、主画像の検査UIDを含むレコードをデータベース22から特定し(S30)、対象画像の検査UIDを含むレコードをデータベース22から特定する(S31)。
次に、S32において、組合わせ情報管理部24は、この並び替えたデータベース22を参照して、主画像の検査時期を基点とした対象画像の相対的な実施時期をカウントする。主画像の検査UIDを含むレコードを0としてカウントを開始し、対象画像の検査UIDを含むレコードに到達するまでレコードを経る毎にカウントアップし、そのカウント結果を相対的な実施時期とする。
尚、主画像も組合わせ操作の対象となることがある。表示や追加の操作のときに画像表示領域352に主画像が存在するときには、その主画像も組合わせ操作の対象となった画像とする。このとき、主画像の検査UIDを含むレコードと対象画像の検査UIDを含むレコードとは同一につきカウント結果は0となるため、相対的な実施時期は0である。
そして、S33において、組合わせ情報管理部24は、取得したカウント結果及びモダリティ情報に関連づけられている関係コード267を関係情報取得テーブル28から取得し、組合わせ情報261に記録する。
組合わせ情報管理部24は、組合わせ操作の対象となった全ての対象画像についての関係コード267を組合わせ情報261に追加するまで(S35,Yes)、このS31〜S34の処理を繰り返す。
また、組合わせ情報管理部24は、S36乃至S38の処理に進み、撮影条件コード268を組合わせ情報261に記録する。撮影条件コード268は、対象画像の撮影条件に応じて図6に示す撮影条件情報取得テーブル29を用いて生成される。図8は、撮影条件情報取得テーブル29を示すデータ構成図である。
組合わせ情報管理部24は、予め撮影条件情報取得テーブル29を記憶している。撮影条件情報取得テーブル29には、各種の撮影条件の組合わせ毎に撮影条件コード268が関連づけられている。撮影条件としては、画像診断装置4の種類、撮影部位、視野位置、画像の方向、管電圧、管電流、スライス厚、再構成関数、造影剤の種別、画像の種類、スキャンシーケンスの種類、エコー時間が組み合わせられている。
組合わせ監視部34は、対象画像の撮影条件と関連づけられている撮影条件コード268を撮影条件情報取得テーブル29から取得し(S36)、組合わせ情報261に記録する(S37)。
組合わせ情報管理部24は、組合わせ操作の対象となった全ての対象画像についての撮影条件コード268を組合わせ情報261に追加するまで(S38,Yes)、このS36及びS37の処理を繰り返す。
尚、評価値情報269は、組合わせ情報管理部24により同一の組合わせ情報261の数がカウントされ、その件数が組合わせ情報261に含められる。同一の組合わせ情報261とは、主検査モダリティ情報263、主検査部位情報264、関係コード267、及び撮影条件コード268が同一である組合わせ情報261である。
このように、組合わせ情報261は、画像観察装置3の組合わせ操作に応答して記録される。その内容は、組合わせ操作の対象となった画像群の組合わせ方を主画像の種類毎に一般化して表わしており、組合わせ方は、主画像と当該画像群に含まれる各画像との関係、又はこれに加えて当該画像群に含まれる各画像の撮影条件とによって特定される。
S03及びS04における画像検索及び組合わせ方の提示の動作を更に詳細に説明する。図9は、S03及びS04における組合わせ情報261を用いた画像検索及び組合わせ方の提示の動作を示すフローチャートである。
まず、操作部31を用いた主画像の選択操作があると(S02)、検索部25は、主画像を特定する情報をデータベース22で検索し(S41)、データ記憶部23から主画像を取得する(S42)。
主画像を取得すると、検索部25は、取得した主画像の付帯情報からモダリティ情報と部位情報とを読み出す(S43)。これら情報を読み出すと、検索部25は、組合わせ情報テーブル26を参照して、読み出したモダリティ情報と部位情報に一致する主検査モダリティ情報263と主検査部位情報264を含む組合わせ情報261を特定する(S44)。そして、検索部25は、特定した組合わせ情報261のうち、評価値情報269が所定値以上のものを絞り込む(S45)。
検索部25は、絞り込んだ組合わせ情報261から関係コード267を読み出す(S46)。そして、検索部25は、関係コード267が表わす相対的な実施時期を主画像を基点とした実施時期に換算し、その換算された実施時期に撮影された画像を特定する(S47)。
S47では、実施時期の換算により画像が特定される。具体的には、検索部25は、関係情報取得テーブル28を参照して、関係コード267から相対的な実施時期とモダリティ情報を取得する。そして、検索部25は、主画像のレコードと、主画像と同一患者ID及び取得したモダリティ情報を含むレコード群とを、検査UIDの重複を排除してデータベース22から抽出し、時系列順に並び替える。そして検索部25は、それらのレコード群を主画像のレコードからスタートして時系列を遡り、一つ遡る毎に相対的な実施時期が示す値を1ずつカウントダウンしていき、カウントダウンの結果、0となったときのレコードを特定する。
更に、検索部25は、絞り込んだ組合わせ情報261から撮影条件コード268を読み出す(S48)。そして、検索部25は、撮影条件コード268に該当する画像を絞り込む(S49)。
S49では、撮影条件コード268に対応する撮影条件を撮影条件情報取得テーブル29から取得する。そして、S47で特定したレコードに含まれる検査UID及び取得した撮影条件に一致するレコードをデータベース22から特定する。
画像が絞り込まれると、検索部25は、データ記憶部23からそのレコードで特定される医用画像を取得し(S50)、関係コード267を関連づけておく(S51)。
検索部25は、関係コード267に含まれる全コードについて医用画像を取得するまで(S52,Yes)、このS47乃至S51の処理を繰り返す。さらに、検索部25は、絞り込んだ全組合わせ情報261の関係コード267について医用画像を取得するまで(S53,Yes)、このS46乃至S51の処理を繰り返す。
主画像と組合わせ情報261に係る医用画像を取得すると、表示制御部32は、絞り込んだ組合わせ情報261毎に組合わせ画像356を生成する(S54)。具体的には、表示制御部32は、一の組合わせ情報261に含まれる各関係コード267と同一の値が関連づけられた医用画像同士を並べてサムネイル化し、並べた医用画像を特定する情報を関連づけておく。表示制御部32は、絞り込んだ全ての組合わせ情報261について終了するまで(S55,Yes)、このS54の処理を行う。
そして、表示制御部32は、生成した組合わせ画像356を評価値情報269の値が大きい順に組合わせリスト表示領域355に配置し(S56)、ビューア画面35を更新して表示部33に表示させる(S57)。
操作部31を用いて組合わせ画像356が選択されると(S58)、表示制御部32は、その組合わせ画像356に関連づけられた画像群を画像表示領域352に配置し(S59)、ビューア画面35を更新して表示部33に表示させる(S60)。
図10は、このような画像観察システム1による画像表示の具体例を示す模式図である。図10において区切り線Aより上図は、前回までの読影においてされた組合わせ操作に応答した処理を示し、区切り線Aより下図は、今回の読影における画像観察システム1の処理を示す。
前回までの読影において、図中(1)のように、検査aの画像が選択操作されたものとする。そして、この読影作業前に組合わせ情報261の蓄積はないものとする。この場合、まず図中(2)に示すように、組合わせリスト表示領域355に表示されるのは、検査aの画像及びこの画像のシリーズに対応する共有オブジェクトの参照情報で特定される画像を組み合わせた組合わせ画像356である。
このとき、検索部25は、検査aの画像に付帯するシリーズUIDを含む共有オブジェクトをデータベース22から検索し、さらに該当の共有オブジェクトに含まれる参照情報をデータベース22から検索し、当該参照情報で特定される医用画像を取得している。また、検査aの画像の種類を用いて組合わせ情報テーブル26を検索するものの、この種類に一致する組合わせ情報261は存在しないため、過去の組合わせ操作を再現するための画像は取得されない。
参照情報で特定される医用画像は、検査aの前回CT検査に相当し、撮影条件1で撮影されたものとする。この組合わせ画像356が選択されて、図中(3)に示すように、画像表示領域352に表示されたものとする。そうすると、図中(4)に示すように、主画像とその前回CT検査且つ撮影条件1で撮影した画像とを組み合わせる組合わせ方Aが組合わせ情報261として記録される。
そのほか、図中(3)に示すように、組合わせ操作によって、検査aの前回CT検査に相当し、かつ撮影条件1で撮影された画像と、検査aの前々回CT検査に相当し、かつ撮影条件2で撮影された画像とが組合わせて画像表示領域352に表示されたものとする。そうすると、図中(4)に示すように、主画像の前回CT検査に相当し、かつ撮影条件1で撮影された画像と、主画像の前々回CT検査に相当し、かつ撮影条件2で撮影された画像とを組み合わせる組合わせ方Bが組合わせ情報261として記録される。
また、図中(3)に示すように、検査aの画像と、検査aの前回CR検査に相当し、撮影条件2で撮影された画像とが組合わせて画像表示領域352に表示されると、図中(4)に示すように、主画像と前回CR検査且つ撮影条件1で撮影した画像とを組み合わせる組合わせ方Cが組合わせ情報261として記録される。
この読影はここで終了し、その後、区切り線A以下の新たに読影作業が行われるものとする。このとき、図中(5)に示すように、検査aの画像と画像診断装置4又は撮影部位が異なる検査cの画像が選択操作されたものとする。前回までの読影作業で蓄積された組合わせ情報261のうち、検査cの画像と同じ種類の主検査モダリティ情報263及び主検査部位情報264を含む組合わせ情報261が存在しない。従って、図中(6)に示すように、この主検査cの画像とこれに対応する共有オブジェクトの参照情報で特定される医用画像を組み合わせた組合わせ画像356のみが組合わせリスト表示領域355に表示される。
一方、図中(7)に示すように、新たな読影作業時に検査aの画像と画像診断装置4及び撮影部位が同一の検査bの画像が選択操作されたものとする。このとき、図中(8)に示すように、過去に蓄積された組合わせ方A乃至Cを表わす組合わせ情報261が特定される。但し、組合わせ方Cは過去にそれほど組合わせ操作の対象となったことがなく、評価値情報269が所定値に満たないものとすると、組合わせ方A及びBを表わす組合わせ情報261のみが絞り込まれる。
そして、組合わせ方Aの組合わせ情報261の関係コード267を参照して、検査bの画像と検査bの前回に相当するCT検査で得られた画像とが特定される。更に、この組合わせ情報261の撮影条件コード268を参照して、特定した画像から撮影条件1で撮影したものを絞り込む。当該画像が存在すれば、図中(9)に示すように、それら画像を組み合わせて組合わせ方Aを提示する組合わせ画像356を組合わせリスト表示領域355に表示する。
また、組合わせ方Bの組合わせ情報261の関係コード267を参照して、検査bの前回CT検査で得られた画像と前々回CT検査で得られた画像とが特定される。更に、この組合わせ情報261の撮影条件コード268を参照して、検査bの前回CT検査で得られた画像のうち、撮影条件1で撮影した画像を絞り込む。また、この組合わせ情報261の撮影条件コード268を参照して、検査bの前々回CT検査で得られた画像のうち、撮影条件2で撮影した画像を絞り込む。存在すれば、図中(9)に示すように、それら画像を組み合わせて組合わせ画像356を組合わせリスト表示領域355に表示する。
これら提示した組合わせ画像356が組合わせ操作により選択されれば、画像表示領域352に表示し、さらに表示された組合わせ方を表わす組合わせ情報261を生成して記録しておく。
このように、画像観察システム1は、画像とその画像が撮影された検査時期を関連づけたデータベースを有し、画像を選択する選択操作に応答してその画像を表示し、並べて表示する画像群の組合わせ操作に応答してそれら画像を並べて同時表示する画像観察システムであって、前回までの画像観察で、前記選択操作の対象となった画像を撮影した検査時期を基点として、前記組合わせ操作の対象となった前記画像群を撮影した相対的な検査時期とその組合わせを記録する管理手段と、前記データベースを参照して、前記管理手段に記録された相対的な検査時期を今回の選択操作の対象となった画像の検査時期を基点とした検査時期に換算し、その換算された検査時期に撮影された画像群を検索する検索手段と、前記検索手段で検索された画像群を前記管理手段に記録されている前記組み合わせで表示する表示手段とを備える。
即ち、組合わせ操作の対象となった画像群の組合わせ方を示す組合わせ情報261を記録しておく。そして、主画像の選択操作を受け付けると、組合わせ情報261を参照して、組合わせ方に倣ってこの主画像を基準に画像群を検索し、該当の画像群を組み合わせて同時表示する。これにより、過去の読影作業で行われた画像の組合わせ方を再現できるため、読影作業により適当な画像が提示され、読影作業の効率が向上する。
また、この画像観察システム1は、組合わせ情報261に評価値情報269を関連づけ、所定以上の評価値情報269が関連づけられている組合わせ情報261のみを参照するようにした。これにより、過去の読影作業に基づく一般的な組合わせ方を提示することができ、より読影作業の効率が向上する。
画像観察システムの構成を示す図である。 組合わせ情報テーブルを示すデータ構成図である。 ビューア画面を示す模式図である。 読影作業における操作とその応答動作を示すフローチャートである。 組合わせ情報の生成動作を詳細に示すフローチャートである。 記録判断テーブルを示すデータ構成図である。 関係情報テーブルを示すデータ構成図である。 撮影条件情報取得テーブルを示すデータ構成図である。 組合わせ情報を用いた画像検索及び組合わせ方の提示の動作を示すフローチャートである。 画像観察システムによる画像表示の具体例を示す模式図である。
符号の説明
1 画像観察システム
2 画像保管装置
21 データ登録部
22 データベース
23 データ記憶部
24 組合わせ情報管理部
25 検索部
26 組合わせ情報テーブル
261 組合わせ情報
262 主検査UID
263 主検査モダリティ情報
264 主検査部位情報
265 主検査患者ID
266 操作コード
267 関係コード
268 撮影条件コード
269 評価値情報
27 記録判断テーブル
28 関係情報取得テーブル
29 撮影条件情報取得テーブル
3 画像観察装置
31 操作部
32 表示制御部
33 表示部
34 組合わせ監視部
35 ビューア画面
351 主画像選択ウィンドウ
352 画像表示領域
353 検査別タブ
354 サムネイルフィールド
355 組合わせリスト表示領域
356 組合わせ画像
4 画像診断装置

Claims (7)

  1. 複数の画像を並べて表示可能な表示部と、
    この表示部に表示された複数の画像の組み合わせに関する情報を複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の種別を表す情報と関連付けて組み合わせ情報として記憶するとともに、同一内容の組み合わせ情報が記録されている件数を記録しておく管理部と、
    前記表示部に表示させる画像を指定入力するための入力部と、
    前記入力部により指定された画像の種別を表す情報に基づいて、前記管理部の複数の組み合わせ情報を参照して、画像を検索する検索部と、
    検索結果として複数の画像の組み合わせを前記件数順に前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする画像観察システム。
  2. 複数の画像を並べて表示可能な表示部と、
    この表示部に表示された複数の画像の組み合わせに関する情報を複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の種別を表す情報と関連付けて組み合わせ情報として記憶する管理部と、
    前記表示部に表示させる画像を指定入力するための入力部と、
    前記入力部により指定された画像の種別を表す情報に基づいて、前記管理部の組み合わせ情報を参照して、画像を検索する検索部と、
    検索結果として複数の画像の組み合わせをサムネイル画像の組み合わせで前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする画像観察システム。
  3. 前記複数の画像の組み合わせに関する情報は、画像を撮影した相対的な検査時期を含み、
    前記検索部は、前記相対的な検査時期に基づき画像を検索すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像観察システム。
  4. 前記複数の画像の組み合わせに関する情報は、各画像の撮影条件を含み、
    前記検索部は、前記各画像の撮影条件に基づき画像を検索すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像観察システム。
  5. 前記画像の種別を表す情報は、少なくともモダリティ情報と部位情報のいずれかを含むこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像観察システム。
  6. 前記検索部は、所定件数以上の組み合わせ情報に基づき画像を検索すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像観察システム。
  7. 前記管理部は、前記表示部に複数の画像が表示された際に、当該複数の画像の組み合わせ情報を記録すると共に、同一内容の組み合わせ情報が記録されている件数を記録しておき、
    前記検索部は、所定件数以上の組み合わせ情報に基づき画像を検索すること、
    を特徴とする請求項記載の画像観察システム。
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