JP4314055B2 - Backup data management system, backup data management method, and backup data management program - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータによって作成されたデータをバックアップする際のバックアップデータの管理技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
データ（電子情報）のバックアップ方式としてはインターネットを利用してコンピュータ自らが保存データのバックアップを行う方式（例えば、特許文献１、２参照）、外部記憶装置の記憶媒体に保存データをバックアップする方式（例えば、特許文献３、４参照）がある。後者の方式では、通常、バックアップしたデータ（以下、バックアップデータ）を格納した記憶媒体を集配し、所定の場所に保管する。また、記憶媒体としてはＦＤ（磁気ディスク）、ＭＯ等種々のものが商品化され一般に使用されている。また、特許文献３には設定された時間になると自動的に外部記憶装置の記憶媒体にデータのバックアップを行う技術が開示されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−６０１７５号公報
【特許文献２】
特開２００２−１４８５７号公報
【特許文献３】
特開平１１−２４２５７０号公報
【特許文献４】
特開平８−９５８３９号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
バックアップデータを管理する方法としては、バックアップデータをその都度連続して追加する方法が知られているが、この方法の場合、長期間のバックアップデータを管理するには膨大な記憶容量が必要となる。
【０００５】
例えば、特許文献１、２のようなインターネットによるバックアップ方式ではサーバ側のデータ保管用データベースにバックアップデータを保管することになるので、毎日、１００ＭＢのデータをバックアップしたとすると、１年分のバックアップデータを保管するには、１００ＭＢ×３６５日＝３６．５ＧＢの記憶容量が必要となるといった問題点がある。また、インターネットによるデータバックアップサービスを利用する端末が増せば増すほどデータベースには膨大な記憶容量が要求されることは自明である。
【０００６】
一方、特許文献３、４のような外部記憶装置の記憶媒体に保存データをバックアップする方式では、バックアップデータを格納した記憶媒体のメモリ容量が増加してゆくので記憶媒体の交換が必要となり、交換後の記憶媒体の保管場所の確保や管理に手間がかかるといった問題点があった。
【０００７】
本発明は、会計処理装置等のコンピュータによって作成されたデータをバックアップするために必要なメモリ容量の変動を抑制し得るバックアップデータ管理システム、バックアップデータ管理方法及びバックアップデータ管理プログラムの提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、請求項１に記載の発明では、複数のバックアップ元コンピュータとバックアップデータを保管するバックアップデータ保管用メモリを備えたバックアップ先コンピュータを接続するネットワークにおけるバックアップデータ管理システムであって、バックアップデータ保管用メモリは、複数のバックアップ元コンピュータのそれぞれについて、最新データ領域、予め設定された数の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定された数の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、および予め設定された数の保管データ領域を有する年最終保管データ領域が割り付けられた記憶領域を備え、バックアップ元コンピュータは、バックアップ先コンピュータにバックアップデータを送信する際に、バックアップ先コンピュータに所定の動作を実行させる複数の指示データを所定のタイミングで送信し、バックアップ先コンピュータは、複数のバックアップ元コンピュータから送信されるバックアップデータ及び各指示データを受信し、受信した指示データを一つずつ解釈し、解釈結果に基づく動作を実行して該動作が一つの指示データ分終了する都度、終了通知をバックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータに送信し、指示データに基づいて、バックアップデータ保管用メモリのバックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の最新データ領域の内容を受信したバックアップデータで更新し、更に、現在の日付と該バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域に保管されているバックアップデータのバックアップ日付とを比較し、年、月、および日が変わっていない場合は、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の夫々１番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新し、年、月が同一で日が変わっている場合は、該日最終保管データ領域の各保管データ領域に日付け順に記憶されているバックアップデータを１日ずつ後送りにシフトさせて該日最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新し、年が同一で月が変わっている場合は、月最終保管データ領域の各保管データ領域に月順に保されているバックアップデータを、１月ずつ後送りにシフトさせて該月別最終保管データ領域の２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該月最終保管データ領域、日最終保管データ領域、および最新年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新し、年が変わっている場合は年最終保管データ領域に年順に保管されているバックアップデータを１年ずつ後送りにシフトさせて、年最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該最終保管データ領域、日最終保管領域、および月最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新する、ことを特徴とするバックアップデータ管理システムを提供する。
これにより、ネットワークに接続する複数のバックアップ元コンピュータからのバックアップデータについて、バックアップ用データベースのメモリ容量はバックアップ元コンピュータ単位ではほぼ一定となり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。また、想定されるバックアップ元コンピュータの数に対応させたデータベースのメモリ容量を備えるようにしておけばよいので、必要なメモリ容量の見積りが容易となる。
【０００９】
請求項２に記載の発明では、バックアップ元コンピュータは、予め設定されているタイミングでバックアップデータをバックアップ先コンピュータに送信し、次いで、バックアップ先コンピュータに日最終保管データ領域にバックアップデータを保管させるための指示データを送信し、該バックアップ先コンピュータから終了通知を受信すると、バックアップ先コンピュータに月最終保管データ領域にバックアップデータを保管させるための指示データを送信し、該バックアップ先コンピュータから終了通知を受信すると、バックアップ先コンピュータに年最終保管データ領域にバックアップデータを保管させるための指示データを送信する、ことを特徴とする請求項１に記載のバックアップデータ管理システムを提供する。
【００１０】
請求項３に記載の発明では、バックアップ元コンピュータのインストール時に、該バックアップ元コンピュータからバックアップ先コンピュータにメモリ割り付け用の指示データを送信し、バックアップ先コンピュータに、前バックアップデータ保管メモリの記憶領域上に、該指示データ送信元のバックアップ元コンピュータ用の、最新データ領域、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、及び年最終保管データ領域の割り付けを行わせることを特徴とする請求項１に記載のバックアップデータ管理システムを提供する。
【００１１】
請求項４に記載の発明では、コンピュータと該コンピュータに接続するデータ保管装置からなるコンピュータシステムのバックアップデータ管理システムであって、データ保管装置は、最新データ記憶領域、予め設定された数の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、保管データ領域を有する月最終保管データ領域、および予め設定された数の保管データ領域を有する年最終保管データ領域が割り付けられた記憶領域を備え、コンピュータは、データ保管装置にバックアップデータを送信する際に、バックアップ先コンピュータに所定の動作を実行させる複数の指示データを所定のタイミングで送信し、最新データ記憶領域の記憶内容を送信したバックアップデータで更新し、データ保管用メモリの最新データ領域の内容を送信したバックアップデータで更新するように該データ保管装置を制御し、更に、現在の日付と該バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域に保管されているバックアップデータのバックアップ日付とを比較し、年、月、および日が変わっていない場合は、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の夫々１番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新するようにデータ保管装置を制御し、年、月が同一で日が変わっている場合は、該日最終保管データ領域の各保管データ領域に日付け順に記憶されているバックアップデータを１日ずつ後送りにシフトさせて該日最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新するようにデータ保管装置を制御し、年が同一で月が変わっている場合は、月最終保管データ領域の各保管データ領域に月順に保されているバックアップデータを、１月ずつ後送りにシフトさせて該月別最終保管データ領域の２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該月最終保管データ領域、日最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新するようにデータ保管装置を制御し、年が変わっている場合は年最終保管データ領域に年順に保管されているバックアップデータを１年ずつ後送りにシフトさせて、年最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該年最終保管データ領域、日最終保管領域、および月最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を最新データ領域の内容で更新するようにデータ保管装置を制御する、ことを特徴とするバックアップデータ管理システムを提供する。
これにより、バックアップに必要とする記憶媒体のメモリ容量はほぼ一定であり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。従って、バックアップ元コンピュータが行う業務処理内容に応じてバックアップ用メモリ容量がほぼ決まるので、必要なバックアップ用メモリ容量に対応した容量の記憶媒体を外部バックアップデータ保管装置に装着しておけばよく、長期間のバックアップデータを管理するとしてもメモリ容量は変動しない。従って、バックアップデータを格納した記憶媒体のメモリ容量は増加せず、記憶媒体自体の保管場所の確保や、記憶媒体の管理に手間がかかることはない。
【００１２】
請求項５に記載の発明では、複数のバックアップ元コンピュータとバックアップデータを保管するバックアップデータ保管用メモリを備えたバックアップ先コンピュータを接続するネットワークにおけるバックアップデータの管理方法であって、バックアップ先コンピュータは、バックアップデータ保管用メモリ上に、各バックアップ元コンピュータ毎に、夫々、最新データ領域、予め設定されたＬ個の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定されたＭ個の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、予め設定されたＮ個の保管データ領域を有する年最終保管データ領域を備え、バックアップ元コンピュータから所定のタイミングでネットワークを介してバックアップ先コンピュータに送信されるバックアップデータを受信すると、該バックアップ元コンピュータからの指示により、受信したバックアップデータを最新データ領域にコピーし、年・月・日が変わっていない場合には、日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーして保管し、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とし、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーし、年・月が変わっていない場合には、前記月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とし、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーし、年が変わっていない場合には、年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーして保管し、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とし、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域の内容をコピーする、ことを特徴とするバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、ネットワークに接続する複数のバックアップ元コンピュータからのバックアップデータについて、最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管し、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管し、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管して、履歴管理を行うので、バックアップ用データベースのメモリ容量はバックアップ元コンピュータ単位ではほぼ一定となり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。また、想定されるバックアップ元コンピュータの数に対応させたデータベースのメモリ容量を備えるようにしておけばよいので、必要なメモリ容量の見積りが容易となる。
【００１３】
また、請求項６記載の発明では、ネットワークはインターネットであり、バックアップ先コンピュータはバックアップデータ保管用メモリを備えたサーバであることを特徴とする請求項５記載のバックアップデータの管理方法を提供する。これにより、インターネットに接続する端末のデータバックアップが簡単にできる。
【００１４】
また、請求項７記載の発明では、ネットワークはローカル・エリア・ネットワークであり、バックアップ先コンピュータは複数のバックアップ元コンピュータのうちのバックアップデータ保管用メモリを備えたコンピュータの一つであることを特徴とする請求項５記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、ローカル・エリア・ネットワークに接続する端末のデータバックアップが簡単にできる。
【００１５】
また、請求項８記載の発明では、バックアップ元コンピュータは会計処理装置であり、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域及び年最終保管データ領域の中の各保管データ領域の数Ｌ、Ｍ、Ｎは標準設定ではＬ＝７、Ｍ＝１４、Ｎ＝６であることを特徴とする請求項５乃至７のいずれか１項に記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、ネットワークに接続する複数の会計処理装置からのバックアップデータについて、最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管し、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管し、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管して、履歴管理を行うので、バックアップ用データベースのメモリ容量は会計処理装置単位ではほぼ一定となり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。
【００１６】
請求項９に記載の発明では、コンピュータと該コンピュータに接続するバックアップデータ保管装置からなるコンピュータシステムにおけるバックアップデータの管理方法であって、バックアップデータ保管装置は、メモリ上に、最新データ領域、予め設定されたＬ個の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定されたＭ個の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、予め設定されたＮ個の保管データ領域を有する年最終保管データ領域を備え、コンピュータから所定のタイミングでバックアップデータ保管装置に送信されるバックアップデータを受信すると、該コンピュータからの指示により、受信したバックアップデータを最新データ領域にコピーし、年・月・日が変わっていない場合には、日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーして保管し、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とし、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域の内容をコピーし、年・月が変わっていない場合には、月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーして保管し、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とし、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、最新データ領域の内容をコピーする第１番目の保管データ領域を設けて該最新データ領域の内容をコピーし、年が変わっていない場合には、年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーして保管し、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とし、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域の内容をコピーする、ことを特徴とするバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、バックアップデータ保管装置は接続されているバックアップ元コンピュータからのバックアップデータについて、最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管し、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管し、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管して、履歴管理を行うので、バックアップに必要とする記憶媒体のメモリ容量はほぼ一定であり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。従って、コンピュータが行う業務処理内容に応じてバックアップ用メモリ容量がほぼ決まるので、必要なバックアップ用メモリ容量に対応した容量の記憶媒体を外部バックアップデータ保管装置に装着しておけばよく、従来のバックアップデータをその都度連続して追加する方法とは異なり、長期間のバックアップデータを管理するとしてもメモリ容量は変動しない。従って、バックアップデータを格納した記憶媒体のメモリ容量は増加せず、記憶媒体自体の保管場所の確保や、記憶媒体の管理に手間がかかることはない。
【００１７】
請求項１０に記載の発明では、バックアップが実行された日付が、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、及び年最終保管データ領域の中の、各保管データ領域に付加されることを特徴とする請求項５又は９記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、バックアップデータの日付変更の有無の判定が容易となる。また、保管データの日付情報を保管データ領域名（フォルダ名）から知ることができるので履歴が視覚的に明らかとなり、データの復元時に保管データ領域名を指定してデータの復元を開始することができる。
【００１８】
また、請求項１１記載の発明では、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、及び年最終保管データ領域の中の保管データ領域の数Ｌ、Ｍ、Ｎはユーザによって設定可能であることを特徴とする請求項５又は９記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、インストール時に日、月、年単位の保管データ領域数を設定することができるので、バックアップ元コンピュータの処理業務に適合させて保管データ領域数を設定することができる。また、バックアップメモリの容量を考慮して保管データ領域数を設定することもできる。
【００１９】
また、請求項１２の発明では、コンピュータは会計処理装置であり、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、及び年最終保管データ領域の中の保管データ領域の数Ｌ、Ｍ、Ｎは標準設定ではＬ＝７、Ｍ＝１４、Ｎ＝６であることを特徴とする請求項５又は９記載のバックアップデータの管理方法を提供する。 これにより、日、月、年単位の保管データ領域数が標準設定されているので、ユーザはインストール時に保管データ領域数の設定を行う手間を省くことができる。
【００２０】
また、請求項１３の発明では、所定のタイミングは、バックアップシステムのインストール時に、下記（１）〜（３）のタイミングのうちからユーザが選択して設定できることを特徴とする請求項５又は９記載のバックアップデータの管理方法を提供する；
（１） システムシャットオフ時：
（２） ジョブメニュー終了時：
（３） 指定した時刻。
これにより、バックアップ元コンピュータからのデータ送信のタイミングをインストール時に設定しておけば、自動的に設定されたタイミングでデータバックアップが行われるので、ユーザはデータバックアップ操作を意識する必要がない。
【００２１】
また、請求項１４記載の発明では、コンピュータは会計処理装置であり、年が変わった場合には、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とし、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とするが、Ｎ番目の保管データ領域に既にバックアップデータが保管されている場合には、その旨を告知するメッセージを出力し、ユーザによる指示があった場合には第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーし、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーしたことを確認してから第Ｎ番目の保管データ領域の保管内容を削除し、第１番目の保管データ領域を設けて該最新データ領域の内容をコピーする、ことを特徴とする請求項５又は９記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、設定された期間中で最も古い年最終保管データは自動的には削除せず、他の記憶媒体へのコピーを可能としているので、年最終保管領域数、つまり、保存可能な年数の設定後、法律や、企業形態や企業内規による会計データの保存期限の延長等に柔軟に対応できる。また、他の記憶媒体にコピーするバックアップデータは設定された最終月の最終日のデータだけなので、データ数は少ないことと、延長される保存年数も限られていることから、その記憶媒体の管理に手間がかかるようなことはない。
【００２２】
また、請求項１５記載の発明では、バックアップシステムのインストール時に１年の最終月を設定し、設定された最終月の翌月から翌年の最終月相当日を１年の範囲とすることを特徴とする請求項１４記載のバックアップデータの管理方法を提供する。
これにより、最終月を設定できるので、１年の範囲を最終月の翌月から翌年の最終月相当月とすることができ、企業の決算期間等にデータの年単位の保管期間を合わせることができる。
【００２３】
また、請求項１６記載の発明では、複数のバックアップ元コンピュータとバックアップデータを保管するバックアップデータ保管用メモリを備えたバックアップ先コンピュータを接続するネットワークにおいて、バックアップ先コンピュータにバックアップデータを送信するバックアップ元コンピュータで実行されるプログラムであって、バックアップ先コンピュータに、バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている最新データ領域のクリアを行わせるステップと、バックアップ元コンピュータから受信したバックアップデータを該最新データ領域にコピーさせるステップと、年・月・日が変わっていない場合には、バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、第１番目の保管データに最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年・月が変わっていない場合には、バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データに最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わっていない場合には、バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせ、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データに最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含むことを特徴とするバックアップデータ管理プログラムを提供する。
これにより、バックアップ元コンピュータからの指示によりバックアップ先コンピュータにデータバックアップを行わせることができる。また、ネットワークに接続する複数のバックアップ元コンピュータからのバックアップデータについて、最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管させ、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管させ、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管させて、履歴管理を行わせることができる。したがって、バックアップ用データベースのメモリ容量はバックアップ元コンピュータ単位ではほぼ一定となり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。
【００２４】
また、請求項１７記載の発明では、ネットワークはインターネットであり、バックアップ先コンピュータはバックアップデータ保管用メモリを備えたサーバであることを特徴とする請求項１６記載のバックアップデータ管理プログラムを提供する。これにより、インターネットに接続する端末のデータバックアップが簡単にできる。
【００２５】
また、請求項１８記載の発明では、ネットワークはローカル・エリア・ネットワークであり、バックアップ先コンピュータは複数のバックアップ元コンピュータのうちのバックアップデータ保管用メモリを備えたコンピュータの一つであることを特徴とする請求項１６記載のバックアップデータの管理プログラムを提供する。これにより、ローカル・エリア・ネットワークに接続する端末のデータバックアップが簡単にできる。
【００２６】
また、請求項１９記載の発明では、コンピュータと該コンピュータに接続するバックアップデータ保管装置からなるコンピュータシステムにおいて、コンピュータ側で実行されるプログラムであって、バックアップデータ保管装置に、該バックアップデータ保管装置のメモリ上に設けられている最新データ領域のクリアを行わせるステップと、バックアップ元コンピュータから受信したバックアップデータを該最新データ領域にコピーさせるステップと、年・月・日が変わっていない場合には、メモリ上に設けられている日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データに最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年・月が変わっていない場合には、メモリ上に設けられている月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データに最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わっていない場合には、メモリ上に設けられている年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせ、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データに領域最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含むことを特徴とするバックアップデータ管理プログラムを提供する。
【００２７】
これにより、バックアップ元コンピュータは最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管させ、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管させ、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管させて、履歴管理を行うので、バックアップに必要とする記憶媒体のメモリ容量はほぼ一定であり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。
【００２８】
また、請求項２０記載の発明によれば、 コンピュータは会計処理装置であり、年が変わった場合には、バックアップデータ保管装置に、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、Ｎ番目の保管データ領域に既にバックアップデータが保管されているか否かを調べ、Ｎ番目の保管データ領域に既にバックアップデータが保管されている場合にはその旨を告知するメッセージを出力するステップと、ユーザによる指示があった場合には第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーし、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーしたことを確認してから第Ｎ番目の保管データ領域の保管内容を削除させ、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、設けさせた第１番目の保管データ領域に最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含む、ことを特徴とする請求項１６又は１９記載のバックアップデータ管理プログラムを提供する。
【００２９】
これにより、設定された期間中で最も古い年最終保管データは自動的には削除せず、他の記憶媒体へのコピーを可能としているので、年最終保管領域数、つまり、保存可能な年数の設定後、法律や、企業形態や企業内規による会計データの保存期限の延長等に柔軟に対応できる。また、他の記憶媒体にコピーするバックアップデータは設定された最終月の最終日のデータだけなので、データ数は少ないことと、延長される保存年数も限られていることから、その記憶媒体の管理に手間がかかるようなことはない。
【００３０】
【発明の実施の形態】
事務処理データは、「現在と作成日時が時間的に近いデータほどよく利用され、時間的に遠いデータの利用はまれである」ことが経験的にわかっているので本発明はこの経験則を基にバックアップデータの保管領域を、日、月、年単位に設けて保管領域に保管したバックアップデータの管理を適切に行うことによりバックアップ側のメモリ容量の変動を抑制する。
【００３１】
[第１の実施の形態]
本実施の形態では、通信ネットワークを利用してコンピュータ（例えば、会計処理装置等の事務処理装置）自らがバックアップ先コンピュータに設けられたバックアップ用データベース等のバックアップデータ保管用メモリにデータのバックアップを行う場合のバックアップデータの管理方法について説明する。以下、本実施例では、通信ネットワークとしてインターネットを例とするが通信ネットワークはインターネットに限定されない。例えば、第２の実施形態に示すようにＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワーク）等のネットワークでもよい。
【００３２】
図１は本発明に基くバックアップデータの管理方法を適用可能なネットワーク構成の一実施例を示す図であり、ネットワークシステム１００は複数のバックアップ元コンピュータ１−１、１−２、１−３、・・・（以下、単にバックアップ元コンピュータ１と記す）と、バックアップデータを保管するバックアップ用データベース３を備えたサーバ２（バックアップ先コンピュータ）をインターネット４等のネットワークに接続してなる。
【００３３】
バックアップ元コンピュータ１は自メモリの退避エリアにあるバックアップデータを所定のタイミングでインターネット４を介してサーバ２に送信する。また、この際、バックアップ元コンピュータ１はサーバ２に図８に示すようなタイミングで指示（制御用コマンド）を送信し、サーバ２に送信したバックアップデータのバックアップ用データベース３への保管場所指示や履歴管理の制御を行うことによりバックアップ用データベース３に保管するバックアップデータの管理を行う。
【００３４】
サーバ２はバックアップ元コンピュータ１から受信した制御データを解釈し、制御データによって指示されている動作を実行し、実行が終了すると終了通知を制御データ送信元のバックアップ元コンピュータ１に送信する。また、バックアップ元コンピュータ１はサーバ２から終了通知を受信すると次の制御データを送信する。このようにして終了通知→制御データ送信→解釈→実行→終了通知の手順を繰り返すことにより、バックアップ元コンピュータ１の制御によりサーバ２のバックアップ用データベース３にデータのバックアップを行わせることができる。
【００３５】
図２はバックアップシステムインストール時の設定画面の一実施例を示す図である。
上述したバックアップデータをサーバ２に送信開始するタイミングは、バックアップ元コンピュータ１にバックアップシステムをインストールする際に図２に示すような設定画面２０からユーザが選択して設定することができる。図２に示す例では、バックアップデータをサーバ２に送信するタイミングとして、設定画面２０のタイミング設定欄２１で、「システムシャットオフ時に退避」、「ジョブメニュー終了時に退避」、「指定した時刻に退避」のいずれかを設定することができる（複数設定可能）。
【００３６】
ここで、「システムシャットオフ時に退避」に設定されると、バックアップ元コンピュータ１は電源オフ操作がなされると電源シャットオフ前にバックアップ管理用の指示データと自メモリの退避エリアにあるバックアップデータをインターネット４を介してサーバ２に送信し、送信終了後コンピュータの電源をオフにする。
【００３７】
また、「ジョブメニュー終了時に退避」に設定されると、バックアップ元コンピュータ１は、起動時に表示されるジョブメニュー（図示せず）に示される各種アプリケーション（例えば、会計処理や文書処理等・・・のうちのあるアプリケーション）をユーザが選択し、当該アプリケーションによる業務処理を行った後、当該アプリケーションを終了し、ユーザがジョブメニューの終了操作を行なうとバックアップ管理用の指示データを自メモリの退避エリア（図示せず）にあるバックアップデータをインターネット４を介してサーバ２に送信する。
【００３８】
また、「指定した時刻に退避」はバックアップ元コンピュータ１の電源オン時に（つまり、アプリケーションの実行中であっても）指定した時刻が到来するとバックアップ管理用の指示データと、自メモリの退避エリアにあるバックアップデータとをインターネット４を介してサーバ２に送信することを意味する。また、バックアップ元コンピュータ１の電源オフ時に指定した時刻が到来すると自動的に電源オンとしてバックアップ元コンピュータ１はバックアップ管理用の指示データを自メモリの退避エリアにあるバックアップデータをインターネット４を介してサーバ２に送信し、送信終了後に電源オフとする。
【００３９】
また、設定画面２０の最終月設定欄２２は１年の最終月を指定する欄であり、バックアップ元コンピュータ１が会計処理用の装置として用いられている場合に、決算月を指定するために用いられる欄であり、企業によって決算期が異なるケースに柔軟に対応できるようにしたものである。この欄である月、例えば９月を指定すると、１年の初めは１０月となり、最終月は翌年の９月となる。なお、会計処理の場合は税務申告期間等を考慮して＋２ヶ月間（この例では、１０月分から翌年の１１月分）のバックアップデータが１年分のバックアップデータとして扱われる。なお、標準設定は３月であり、最終月設定欄２２に設定入力がなされない場合は３月が最終月として設定される。
【００４０】
図３はバックアップ用データベース３の記憶領域の構成を示す図であり、バックアップ用データベース３の記憶領域は、各バックアップ元コンピュータ１毎に、夫々、最新データ領域３１、予め設定されたＬ個の保管データ領域３２−１〜３２−Ｌを有する日最終保管データ領域３２、予め設定されたＭ個の保管データ領域３３−１〜３３−Ｍを有する月最終保管データ領域３３、及び予め設定されたＮ個の保管データ領域３４−１〜３４−Ｎを有する年最終保管データ領域３４が割り付けられている。
【００４１】
バックアップ元コンピュータ１のうちの一つ（例えば、図１のバックアップ元コンピュータ１−ｉ）にバックアップシステムがインストールされ、インターネット４を介してサーバ２との接続が確立すると、バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２にメモリ割付用の指示データを送信し、バックアップ用データベース３の記憶領域上に、バックアップ元コンピュータ１−ｉ用の最新データ領域３１、予め設定されたＬ個の日最終保管データ領域３２−１〜３２−Ｌ、予め設定されたＭ個の月最終保管データ領域３３−１〜３３−Ｍ、及び予め設定されたＮ個の年最終保管データ領域３４−１〜３４−Ｎの割付を行わせる（この割付はバックアップ元コンピュータ１−ｉのインストール時にのみ行われる）。
【００４２】
図４はバックアップデータの保管方法の説明図であり、バックアップ元コンピュータ１−ｉの保管領域に格納されるバックアップデータの管理方法を例として説明する。なお、図示の例ではＬ＝７、Ｍ＝１４、Ｎ＝６の場合を例としているがこれに限定されない。例えば、ジョブ内容が３期制を採用している倉庫業務処理の場合にはＬ＝１１、Ｍ＝１３、Ｎ＝３としてもよく、売上管理のような場合にはＬ＝３１、Ｍ＝１２、Ｎ＝２としてもよい。また、会計処理の場合はＬ＝７、Ｍ＝１４、Ｎ＝６として標準設定してもよい。つまり、バックアップ先のバックアップメモリの容量やユーザのシステム運用形態にあわせてバックアップシステムのインストール時にユーザが設定することができる。また、法改正や社内規定等の改訂にあわせてユーザが設定することもできる。
【００４３】
データの保管方法として、日最終保管データ領域３２−１〜３２−Ｌ、月最終保管データ領域３３−１〜３２−Ｍ、年最終保管データ領域３４−１〜３４−Ｎにはバックアップが実行された日付（年・月・日）がフォルダ名として付与される。図示の例では日最終保管データ領域３２−１〜３２−７、月最終保管データ領域３３−１〜３３−１４、年最終保管データ領域３４−１〜３４−６にそれぞれバックアップが実行された日付がフォルダ名として付与されている。
【００４４】
そして、バックアップ元コンピュータ１−ｉから送信されたバックアップデータはバックアップ用データベース３のバックアップ元コンピュータ１−ｉ用保管領域の最新データ領域３１（図４では示さず）に書き込まれ、保管されるが、バックアップデータの書き込みの前に前回のバックアップデータが残らないように最新データ領域３１の内容を削除（データクリア）してから受信したバックアップデータが書き込まれる。また、これら、削除、書き込みの指示はバックアップ元コンピュータ１−ｉから行われる。
【００４５】
次に、日最終保管データ領域３２−１のフォルダ名（日付、図示の例では２００７年１月１日）とバックアップ実行日付が比較され、同じ日付の場合は最新データ領域３１の内容を日最終保管データ領域３２−１（図示の例ではフォルダ名「２００７年１月１日」）、月最終保管データ領域３３−１（図示の例ではフォルダ名「２００７年１月１日」）、年最終保管データ領域３４−１（図示の例ではフォルダ名「２００７年１月１日」）にコピーする。
【００４６】
また、上記日付の比較の結果日が変わっている場合には、７番目の保管データ領域の内容を削除してから、日最終保管データ領域を１番ずつ繰り下げる。つまり、第６番目の保管データ領域３２−６を第７番目の保管データ領域とし、第５番目の保管データ領域３２−５を第６番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域３２−１を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域３１の内容をコピーする。また、月最終保管データ領域３３−１、年最終保管データ領域３４−１に最新データ領域３１の内容をコピーする。
【００４７】
また、上記日付の比較の結果月が変わっている場合には、１４番目の保管データ領域の内容を削除してから、月最終保管データ領域を１番ずつ繰り下げる。つまり、第１３番目の保管データ領域３３−１３を第１４番目の保管データ領域とし、第１２番目の保管データ領域３３−１２を第１３番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域３３−１を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域３１の内容をコピーする。また、最新の日最終保管データ領域３２−１、最新の年最終保管データ領域３４−１に最新データ領域３１の内容をコピーする。
【００４８】
また、上記日付の比較の結果年が変わっている場合には、６番目の保管データ領域の内容を削除してから、年最終保管データ領域を１番ずつ繰り下げる。つまり、第５番目の保管データ領域３４−５を第６番目の保管データ領域とし、第４番目の保管データ領域３４−４を第５番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域３４−１を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて最新データ領域３１の内容をコピーする。また、最新の日最終保管データ領域、最新の月最終保管データ領域に最新データ領域３１の内容をコピーする。
【００４９】
なお、バックアップ元コンピュータが会計処理装置の場合で、年が変わった場合の会計処理装置の年最終保管データ処理時の動作例については後述の第４の実施の形態（図２４）で説明する。
【００５０】
図５は年最終保管データ領域へのバックアップデータの保管方法の説明図である。
前述したように、バックアップ元コンピュータが会計処理装置の場合のように一定期間毎（例えば、会計年度）に〆て報告書を作るような事務処理システムを処理する装置の場合は、年最終保管データは単純に年の最後（１２月３１日）のバックアップデータを保管してもあまり便利ではないので、図２に示したような最終月設定欄２２で１年の最終月を指定する。図示の例は最終月として「５月」を指定した例であり、この場合、１年の範囲が６月１日から５月３１日となり、この範囲で最後に受信したデータが年最終保管データのバックアップとして残ることとなる。つまり、年最終保管データのうち、今期分の年最終保管データ領域３４−１には最新のデータ（図示の例では２００２年８月２０日）が保管される。また、前期までの年最終保管データ領域３４−２〜３４−６には最終月の最後のバックアップデータが保管される（図示の例では５月３１日）。
【００５１】
上記構成により、最近のデータについては日単位で管理し、ある程度期間が経過したデータに付いては月単位／年単位でデータを管理できるので、限られたバックアップ用のメモリ容量の中で長期間（例えば、５年間）バックアップデータを保管することができる。
【００５２】
図６はバックアップ元コンピュータ１−ｉ側の処理動作の概要を示すフローチャートであり、図７はバックアップ元コンピュータ１−ｉによる処理動作開始前のバックアップ用データベース３のバックアップ元コンピュータ１−ｉ用データ保管領域中の状態を示す図である。なお、図６のバックアップ元コンピュータ１−ｉの動作はバックアップ元コンピュータ１−ｉで実行されるバックアップデータ管理プログラムに従って行われる。
【００５３】
まず、バックアップ元コンピュータ１−ｉは、予め設定されているタイミング（図２参照）で退避データをインターネット４を介してサーバ２にアップロードする（詳細な動作例を図９、１０、１１に示す）（ステップＰ１）。
【００５４】
次に、サーバ２に日最終保管データ領域（フォルダ）にバックアップデータを保管（記憶）するよう指示し（詳細な動作例を図９、１２〜１４に示す）（ステップＰ２）、更に、サーバ２に月最終保管データ領域（フォルダ）にバックアップデータを保管（記憶）するよう指示し（詳細な動作例を図９、１５〜１７に示す）（ステップＰ３）、更にまた、サーバ２に年最終保管データ領域（フォルダ）にバックアップデータを保管（記憶）するよう指示する（詳細な動作例を図９、１８〜２０に示す）（ステップＰ４）。
【００５５】
上記構成により、サーバ２側では最新データ領域がクリアされ、アップロードされたデータがコピーされ、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、及び年最終保管データ領域に最新データ領域の内容がコピーされる。
【００５６】
図８はデータバックアップ時にバックアップ元コンピュータから送信する制御コマンド及びデータの送信タイミング及びサーバの動作の一例を示す図であり、図６のステップＰ１、Ｐ２にまでの処理を例としている。
【００５７】
本実施例において、バックアップ元コンピュータ１はＨＴＴＰプロトコルを使用してインターネット４上のサーバ２に以下の制御コマンド及びデータを送信する。また、サーバ２はバックアップ元コンピュータ１−ｉから送られてくる制御コマンドを実行する手段（例えば、ＣＧＩ）と、各制御コマンドの終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに返す機能を備えている。
【００５８】
なお、ＨＴＴＰ（Hyper Text Transfer Protocol）はハイパーテキストを転送するためのプロトコルであり、ＲＦＣ２６１６（RFC=Request For Comments）に定義されている。リクエスト、エラーコード、ヘッダ等の仕様を拡張することにより、本来の”ハイパーテキストの転送”という以外にも使用可能な汎用プロトコルである。また、ＣＧＩ（Common Gateway Interface）は、サーバが端末からの要求に応じてプログラムを起動するための規格であり、Ｗ３Ｃ（World Wide Web Consortium）によって規定されている。
【００５９】
（制御コマンド）：（サーバの実行内容）
・コマンドＡ：端末（バックアップ元コンピュータ１−ｉ）から送られてくるデータを指定されたフォルダに保存する。
・コマンドＢ：指定されたフォルダ間でのデータコピーを行う。
・コマンドＣ：指定されたフォルダ内のデータ削除を行う。
・コマンドＤ：指定された名前のフォルダを作成する。
・コマンドＥ：指定された名前のフォルダを削除する。
・コマンドＦ：指定されたフォルダ内のリストを制御データ送信元の端末に返す。
バックアップ元端末からは図８に示すようなタイミングでサーバ２に制御コマンド及びデータを送出し、バックアップデータの履歴管理を実現する。また、送出される各制御コマンドにはそれぞれフォルダ名等のパラメータが付加される。
【００６０】
なお、図８のバックアップ元コンピュータの動作Ｔ４は「日最終保管データ」フォルダ内のフォルダ数が最大数（Ｌ個）を超えている場合のみ実行される。また、「最も古いフォルダ」はＴ３で取得したフォルダリストを元にしてバックアップ元コンピュータ側で懸隔し、該当するフォルダの名称をサーバ２に送信する。また、図８のバックアップ元コンピュータの動作Ｔ５は前回バックアップを続行したときから日が変わっている場合のみ実行する。
【００６１】
サーバ２はバックアップ元コンピュータから受け取った制御コマンドを解釈（または解析）するが、制御コマンドの解釈は、例えば、サーバ２側のＯＳに元々備えられている機能（インタプリタ）で実行することができる。
【００６２】
図９はデータバックアップ時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの指示動作全体を示すフローチャートであり、図１０、図１１はアップロード時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図であり、図９のフローチャートのステップＳ１、Ｓ２の詳細な動作を示す。また、図１２〜図１４はサーバに対するバックアップ元コンピュータの日最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図であり、図９のフローチャートのステップＳ３〜Ｓ５の詳細な動作を示す。また、図１５〜図１７は、サーバに対するバックアップ元コンピュータの月最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図であり、図９のフローチャートのステップＳ６〜Ｓ８の詳細な動作を示す。また、図１８〜図２０はサーバに対するバックアップ元コンピュータの年最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図であり、図９のフローチャートのステップＳ９〜Ｓ１１の詳細な動作を示す。なお、図１０〜図２０の各フローチャートの右側に示してある図はステップに対応する保管データの変遷の説明図である。
【００６３】
（動作）
ステップＳ１で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは設定されたタイミングで、インターネット４を介してサーバ２に対し、「最新データ」フォルダ（最新データ領域）の内容をクリア（削除）させる指示（制御コマンド）を送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１０に示すように、「最新データ」フォルダ内の全てのデータを削除し、削除が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ１を終了し、ステップＳ２に進む。
【００６４】
ステップＳ２で、バックアップ元コンピュータ１−ｉはバックアップデータを「最新データ」フォルダに保管させる指示及びデータ退避フォルダ（退避エリア）にあるデータをインターネット４を介してサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１１に示すように、バックアップデータを「最新データ」フォルダに保存し、データの保存が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ２を終了し、ステップＳ３に進む。
【００６５】
ステップＳ３で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは、内部カレンダと最新データフォルダの作成日付を比較し、日付けが変わっていない場合はステップＳ５に進み、日付が変わっている場合はＬ番目（Ｌ＝日最終保管データフォルダの中の保管データフォルダ数）のフォルダを削除させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１２に示すように、Ｌ番目、つまり、日最終保管データフォルダの中の最大番号の保管データフォルダを削除し、削除が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ３を終了し、ステップＳ４に進む。
【００６６】
ステップＳ４で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「日最終保管データ」フォルダ（日最終保管データ領域）に今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１３に示すように、「日最終保管データ」フォルダに今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成し、フォルダの作成が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。なお、この際、前回の１番目〜Ｌ−１番目のフォルダは繰り下げられ、２番目〜Ｌ番目のフォルダとして対応付けられる。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ４を終了し、ステップＳ５に進む。
【００６７】
ステップＳ５で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「日最終保管データ」フォルダの１番目のフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーさせる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１４に示すように、「日最終保管データ」フォルダの１番目のフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーし、コピーが終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ５を終了し、ステップＳ６に進む。
【００６８】
ステップＳ６で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは、内部カレンダと最新データフォルダの作成月を比較し、月が変わっていない場合はステップＳ８に進み、月が変わっている場合はＭ番目（Ｍ＝月最終保管データフォルダの中の保管データフォルダ数）のフォルダを削除させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１５に示すように、Ｍ番目、つまり、月最終保管データフォルダの中の最大番号の保管データフォルダを削除し、削除が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ６を終了し、ステップＳ７に進む。
【００６９】
ステップＳ７で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「月最終保管データ」フォルダ（月最終保管データ領域）に今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１６に示すように、「月最終保管データ」フォルダに今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成し、フォルダの作成が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。なお、この際、前回の１番目〜Ｍ−１番目のフォルダは繰り下げられ、２番目〜Ｍ番目のフォルダとして対応付けられる。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ７を終了し、ステップＳ８に進む。
【００７０】
ステップＳ８で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「月最終保管データ」フォルダの中の１番目のフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーさせる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１７に示すように、「月最終保管データ」フォルダの１番目の保管データフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーし、コピーが終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ８を終了し、ステップＳ９に進む。
【００７１】
ステップＳ９で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは、内部カレンダと最新データフォルダの作成年を比較し、年が変わっていない場合はステップＳ１１に進み、年が変わっている場合はＮ番目（Ｎ＝年最終保管データフォルダの中の保管データフォルダ数）のフォルダを削除させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１８に示すように、Ｎ番目、つまり、年最終保管データフォルダの中の最大番号の保管データフォルダを削除し、削除が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ９を終了し、ステップＳ１０に進む。
【００７２】
ステップＳ１０で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「年最終保管データ」フォルダ（年最終保管データ領域）に今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成させる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図１９に示すように、「年最終保管データ」フォルダに今日の日付のフォルダ（１番目の保管データ領域）を作成し、フォルダの作成が終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。なお、この際、前回の１番目〜Ｎ−１番目のフォルダは繰り下げられ、２番目〜Ｎ番目のフォルダとして対応付けられる。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ１０を終了し、ステップＳ１１に進む。
【００７３】
ステップＳ１１で、バックアップ元コンピュータ１−ｉは「年最終保管データ」フォルダの中の１番目のフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーさせる指示をサーバ２に送信する。サーバ２は受信した指示を解釈し、図２０に示すように、「年最終保管データ」フォルダの１番目の保管データフォルダに「最新データ」フォルダの内容をコピーし、コピーが終了すると終了通知をバックアップ元コンピュータ１−ｉに送信する。バックアップ元コンピュータ１−ｉはサーバ２から終了通知を受け取るとステップＳ１１を終了する。
【００７４】
上記図９のステップＳ１、Ｓ２に示した動作により、サーバ２側ではクリアされた最新データフォルダにバックアップ元コンピュータ１−ｉからアップロードされた退避データがコピーされる。また、ステップＳ３〜Ｓ１１に示した動作により、日、月、年を単位としたバックアップデータの保管領域の数は一定に保たれるので、バックアップメモリの容量の変動を抑制できる。
【００７５】
図２１は上記図６の処理動作終了後のバックアップ元コンピュータ１−ｉ用データ保管領域中の状態を示す図であり、図７の日最終保管データ、月最終保管データ、年最終保管データに上記図９のフローチャートの動作（図１０〜図２０の詳細動作）により、最新データとして「２００２年８月１日」作成のバックアップデータを保管した結果を示し、日付「２００２年８月１日」をフォルダ名とした最新の日最終保管データフォルダ、月最終保管データフォルダ、年最終保管データフォルダが作成され、「２００２年８月１日」にバックアップ元コンピュータ１−ｉからアップロードされた最新の退避データがコピーされている状態を示す。
【００７６】
[第２の実施の形態]
図２２は本発明に基くバックアップデータの管理方法を適用可能なネットワーク構成の他の一実施例を示す図であり、ネットワークシステム２００は複数のバックアップ元コンピュータ１１、１２、１３・・・と、バックアップデータを保管するバックアップ用データベース６０を備えたバックアップ先コンピュータ５０をＬＡＮ７０に接続してなる。
【００７７】
バックアップ元コンピュータ１１、１２、１３、・・・はそれぞれ自メモリの退避エリアにあるバックアップデータを所定のタイミングでＬＡＮ７０を介してバックアップ先コンピュータ５０に送信する。また、この際、バックアップ元コンピュータ１１、１２、１３・・・はそれぞれバックアップ先コンピュータ５０に図８に示したようなタイミングで指示（制御用コマンド）を送信し、バックアップ先コンピュータ５０に送信したバックアップデータのバックアップ用データベース６０への保管場所指示や履歴管理の制御を行うことによりバックアップ用データベース６０に保管するバックアップデータの管理を行う。
【００７８】
バックアップ先コンピュータ５０はバックアップ元コンピュータ１１、１２、１３・・・から受信した制御データを解釈し、制御データによって指示されている動作を実行し、実行が終了すると終了通知を制御データ送信元のバックアップ元コンピュータに送信する。また、バックアップ元コンピュータ１１、１２、１３、・・・はバックアップ先コンピュータ５０から終了通知を受信すると次の制御データを送信する。このようにして終了通知→制御データ送信→解釈→実行→終了通知の手順を繰り返すことにより、バックアップ元コンピュータ１１、１２、１３、・・・の制御によりバックアップ先コンピュータ５０のバックアップ用データベース６０にデータのバックアップを行わせることができる。
【００７９】
なお、バックアップ先コンピュータ５０は複数のバックアップ元コンピュータ１１、１２、１３・・・のうち、次に述べるような領域構成を有するバックアップ用データベース６０を備えたコンピュータの一つであってもよい。
【００８０】
データバックアップのタイミングは第１の実施の形態で図２に示したと同様なバックアップシステムインストール時の設定画面により設定できる。また、バックアップ用データベース６０は図示のように各バックアップ元コンピュータ１１、１２、１３・・・毎に保管領域（フォルダ）６１、６２、６３、・・・が確保され、各保管領域６１、６２、６３、・・・には第１の実施の形態で図３に示したバックアップ用データベース３と同様な記憶領域の構成を有している。
【００８１】
以下、バックアップデータの保管方法、年最終保管データ領域へのバックアップデータの保管方法、バックアップ元コンピュータ側の処理動作の概要、及びデータバックアップ時にバックアップ元コンピュータから送信する制御コマンド及びデータの送信タイミングは、第１の実施の形態の図４、図５、図６、図８で述べたと同様でよい。
【００８２】
更に、データバックアップ時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの指示動作は、第１の実施の形態の説明で述べた図９〜図２０において、サーバ２をバックアップ先コンピュータ５０、バックアップ用データベース３をバックアップ用データベース６０、インターネット４をＬＡＮ７０と読みかえればよい。
【００８３】
上記構成により、第１の実施の形態と同様の効果、つまり、日、月、年を単位としたバックアップデータの保管領域の数は一定に保たれるので、バックアップメモリの容量の変動を抑制できる。
【００８４】
[第３の実施の形態]
上記第１、第２の実施の形態では、バックアップ元コンピュータからバックアップ先コンピュータにインターネットやＬＡＮ等のネットワークを介して退避データを送信し、更に、サーバに指示を行って送信した退避データを履歴管理して保管させているが、バックアップ元コンピュータから指示を行うので、本発明のバックアップデータの管理方法の適用範囲はネットワークシステムに限定されない。
【００８５】
図２３は事務処理装置をバックアップ元コンピュータとし、外付けの外部バックアップデータ保管装置にバックアップデータの保管を行わせるバックアップシステム３００の構成例を示す図である。
【００８６】
上記構成のコンピュータシステムでは、外部バックアップデータ保管装置９０はバックアップ元コンピュータ８０（で作動しているＯＳ）によって制御される受動的なデバイスであり、バックアップデータの書き込み、データコピーや不要なフォルダの削除等、バックアップデータの履歴管理処理の全てはバックアップコンピュータ８０側で実行されるので、外部バックアップデータ保管装置側では特別なプログラムは不要となる。
【００８７】
本実施の形態では、バックアップ元コンピュータ（事務処理装置）８０に、磁気ディスク装置等の外部バックアップデータ保管装置９０を外付けし、バックアップ元コンピュータ８０の退避エリアにある退避データを所定のタイミングで外部バックアップデータ保管装置９０に送信すると共に、外部バックアップデータ保管装置９０への指示データを送信する。なお、退避データの送信タイミングは図２に示したような設定画面を用いてインストール時に設定する。
【００８８】
外部バックアップデータ保管装置９０に装着されている磁気ディスク等の記憶媒体には、図３に示した保管領域のうち、１つのバックアップ元コンピュータ用の保管領域と同様の構成の最新データ領域、日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、年最終保管データ領域が設けられている。また、これら保管データ領域の数は標準設定されているが、システムのインストール時に設定可能である。
【００８９】
また、日、月、又は年が変わった場合の繰り下げによる履歴管理等については前述した第１の実施の形態で説明した本発明のバックアップデータの管理方法を同様に適用することができる（図４〜図２０参照）。
【００９０】
[第４の実施の形態]
バックアップコンピュータが会計処理装置の場合は、通常、５年間を保存年限とすればよいので、図２に示したような設定画面を用いて年限を５年に設定するが、保存可能な年数の設定後、法令や、事業形態の変動や、企業の内規による会計データの保存期限の延長等に柔軟に対処するために、本実施の形態では設定した期間中で最も古い年最終保管データは自動的には削除しないようにし、他の記憶媒体へのコピーができるように構成する。なお、このようにした場合でも他の記憶媒体にコピーするバックアップデータは設定された最終月の最終日のデータだけなので、データ数は少ないことと、延長される保存年数も限られていることから、その記憶媒体の管理に手間がかかるようなことはない。
【００９１】
図２４は、バックアップ元コンピュータを会計処理装置とした場合のバックアップシステムのデータバックアップ時の動作例を示すフローチャートであり、前述した第３の実施の形態の構成、つまり、会計処理装置と外部バックアップデータ保管装置からなる構成を例として年最終保管データ処理時の会計処理装置の動作例を示す。なお、以下の説明でＮは図２に示したような設定画面（或いは、出荷時）に設定された保管年限を示す数である。
図２４で、会計処理装置（バックアップ元コンピュータ１−ｉ）は、内部カレンダと最新データフォルダの作成年を比較し、年が変わっている場合はステップＶ２に進み、年が変わっていない場合はステップＶ８に進む（ステップＶ１）。
【００９２】
年が変わっている場合は年最終保管データフォルダに既にＮ番目のデータが保管されているか否かを調べ、Ｎ番目のデータが保管されている場合はステップＶ２に進み、保管されていない場合はステップＶ８に進む（ステップＶ２）。
【００９３】
年が変わっている場合は、「Ｎ年目の保管データが存在する旨のメッセージ」と「その保管データを削除してよいか否かの指示入力をユーザに促すメッセージ」をモニタ等の表示部に表示し（ステップＶ３）、ユーザの指示入力結果を調べ、削除指示があった場合はステップＶ６に進み、削除拒否指示の場合はステップＶ８に進む。具体的には、Ｎ＝５とすると（図４の例では）６番目の保管データ領域３４−６にバックアップデータが保管されていると、バックアップ元コンピュータ１−ｉはその年最終保管データ領域３４−６の内容を削除せず、書き込みを禁止して、５年前の年最終データがある旨のメッセージと、５年前の年最終データを他の記憶媒体にバックアップするか否かを問うメッセージを表示し、ユーザの指示を促す。（ステップＶ４）。
【００９４】
ユーザがＮ年目の保管データを他の退避プログラム（例えば、コピーユーティリティ）を用いて他の記憶媒体にコピーし、コピー済み指示を行うと（具体例では、第６番目のデータ記憶領域３４−６の内容をユーザがＦＰＤ（フロッピー（Ｒ）ディスク）にコピーし、コピー終了が確認されると）ステップＶ６に進む（ステップＶ５）。
【００９５】
次に、Ｎ番目の年最終保管データ領域（具体例では第６番目のデータ記憶領域３４−６の内容を他の記憶媒体に記憶した場合には、元の年最終保管データ領域３４−６の内容）を削除し（ステップＶ６）、「年最終保管データ」領域（フォルダ）に今日の日付のフォルダ（第１番目の保管データ領域）を作成し（ステップＶ７）、「年最終保管データ」領域の第１番目の保管データ領域に最新データ領域（３１）の内容をコピーする。また、上記ステップＶ４で、「削除しない」とされた場合は、年最終保管データ領域に保管されているバックアップデータのうち任意のバックアップデータの削除を行った場合にのみ最新データ領域の内容のコピーが可能となる。具体的には、６年前の年最終データを他の記憶媒体にバックアップしないとした場合には、ユーザが年最終保管データ領域３４−１〜３４−６に保管されているバックアップデータのうち任意のバックアップデータの削除を行った場合にのみ最新データ領域３１の内容の書き込みが可能となる（ステップＶ７）。
【００９６】
なお、上記図２４のフローチャートでは会計処理装置と外部バックアップデータ保管装置からなる構成を例として説明したが、第１、第２の実施の形態の構成、つまり、バックアップ元コンピュータからバックアップ先コンピュータにインターネットやＬＡＮ等のネットワークを介して退避データを送信し、更に、サーバに指示を行って送信した退避データを履歴管理して保管させる構成についても上記ステップＶ１〜Ｖ５を会計処理装置側が実行し、ステップＶ６〜Ｖ８についてはステップＶ６、Ｖ７、Ｖ８の各動作をサーバに行わせるためのコマンド送信動作とし、サーバ側では、ステップＶ６、Ｖ７、Ｖ８によって送信されるコマンドを解釈してＶ６、Ｖ７、Ｖ８の各動作に相当する動作を実行するように構成すればよい。
【００９７】
また、他の保管データ時の動作例（日、月、又は年が変わった場合の繰り下げによる履歴管理等）については、前述した、第１、又は第２、又は第３の実施の形態で示した各フローチャートと同様であり、第１、又は第２、又は第３の実施の形態で説明した本発明のバックアップデータの管理方法を同様に適用することができる（図４〜図２２参照）。
【００９８】
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【００９９】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明によれば、ネットワークに接続する複数のバックアップ元コンピュータからのバックアップデータについて、最近のデータは日単位にその最終データを所定日分保管し、やや日数を経たデータは月単位にその最終日のデータを所定月分保管し、更に日数を経たデータは年単位にその最終月の最終日のデータを所定年数分保管して、履歴管理を行うので、バックアップ用データベースのメモリ容量はバックアップ元コンピュータ単位ではほぼ一定となり、必要なメモリ容量の変動を抑制し得る。また、想定されるバックアップ元コンピュータの数に対応させたデータベースのメモリ容量を備えるようにしておけばよいので、必要なメモリ容量の見積りが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に基くバックアップデータの管理方法を適用可能なネットワーク構成の一実施例を示す図である。
【図２】バックアップシステムインストール時の設定画面の一実施例を示す図である。
【図３】バックアップ用データベースの記憶領域の構成を示す図である。
【図４】バックアップデータの保管方法の説明図である。
【図５】年最終保管データ領域へのバックアップデータの保管方法の説明図である。
【図６】バックアップ元コンピュータ側の処理動作の概要を示すフローチャートである。
【図７】バックアップ元コンピュータによる処理動作開始前のサーバ側のバックアップ元コンピュータ用データ保管領域中の状態を示す図である。
【図８】 データバックアップ時にバックアップ元コンピュータから送信する制御コマンド及びデータの送信タイミング及びサーバの動作の一例を示す図である。
【図９】データバックアップ時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの指示動作全体を示すフローチャートである。
【図１０】アップロード時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１１】アップロード時のサーバに対するバックアップ元コンピュータの詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１２】サーバに対するバックアップ元コンピュータの日最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１３】サーバに対するバックアップ元コンピュータの日最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１４】サーバに対するバックアップ元コンピュータの日最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１５】サーバに対するバックアップ元コンピュータの月最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１６】サーバに対するバックアップ元コンピュータの月最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１７】サーバに対するバックアップ元コンピュータの月最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１８】サーバに対するバックアップ元コンピュータの年最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図１９】サーバに対するバックアップ元コンピュータの年最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図２０】サーバに対するバックアップ元コンピュータの年最終保管用のバックアップデータ作成の詳細な指示動作例を示すフローチャート及びサーバ側の動作説明図である。
【図２１】図６の処理終了後のバックアップ元コンピュータ用データ保管領域中の状態を示す図である。
【図２２】本発明に基くバックアップデータの管理方法を適用可能なネットワーク構成の他の一実施例を示す図である。
【図２３】事務処理装置と外付けの外部バックアップデータ保管装置からなるバックアップシステムの構成例を示す図である。
【図２４】バックアップ元コンピュータを会計処理装置とした場合のバックアップシステムのデータバックアップ時の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１−１、１−２、１−３ バックアップ元コンピュータ
２ サーバ
３ バックアップ用データベース
４ インターネット（ネットワーク）
１１、１２、１３ バックアップ元コンピュータ
３１ 最新データ領域
３２ 日最終保管データ領域
３２−１〜３２−Ｌ 保管データ領域
３３ 月最終保管データ領域
３３−１〜３３−Ｍ 保管データ領域
３４ 年最終保管データ領域
３４−１〜３４−Ｎ 保管データ領域
５０ バックアップ先コンピュータ
６０ バックアップ用データベース
７０ ＬＡＮ（ローカルエリア・ネットワーク）
８０ バックアップ元コンピュータ（バックアップ元コンピュータ、会計処理装置）
９０ 外部バックアップデータ保管装置
２００ ネットワークシステム
３００ コンピュータシステム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a backup data management technique for backing up data created by a computer.
[0002]
[Prior art]
As a backup method of data (electronic information), a method in which a computer itself backs up stored data using the Internet (for example, see
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-60175 A
[Patent Document 2]
JP 2002-14857 A
[Patent Document 3]
JP 11-242570 A
[Patent Document 4]
JP-A-8-95839
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As a method of managing backup data, a method of continuously adding backup data each time is known. However, in this method, enormous storage capacity is required to manage long-term backup data. .
[0005]
For example, in the backup method using the Internet as in
[0006]
On the other hand, in the method of backing up the saved data to the storage medium of the external storage device as in
[0007]
It is an object of the present invention to provide a backup data management system, a backup data management method, and a backup data management program capable of suppressing fluctuations in memory capacity necessary for backing up data created by a computer such as an accounting processing device. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, in the invention described in
As a result, for backup data from a plurality of backup source computers connected to the network, the memory capacity of the backup database becomes substantially constant for each backup source computer, and fluctuations in necessary memory capacity can be suppressed. In addition, since it is sufficient to provide a database memory capacity corresponding to the number of assumed backup source computers, it is easy to estimate the required memory capacity.
[0009]
In the invention according to
[0010]
In invention of
[0011]
In the invention according to
Thereby, the memory capacity of the storage medium required for backup is substantially constant, and the fluctuation of the required memory capacity can be suppressed. Therefore, since the backup memory capacity is almost determined according to the business processing performed by the backup source computer, a storage medium having a capacity corresponding to the required backup memory capacity may be installed in the external backup data storage device. Even if the backup data for the period is managed, the memory capacity does not change. Therefore, the memory capacity of the storage medium storing the backup data does not increase, and it does not take time to secure the storage location of the storage medium itself and to manage the storage medium.
[0012]
According to the fifth aspect of the present invention, there is provided a network connecting a plurality of backup source computers and a backup destination computer having a backup data storage memory for storing backup data.Backup data management method,On the backup data storage memory, the backup destination computer has a latest data area, a daily final storage data area having L storage data areas set in advance, and a predetermined M number for each backup source computer. A monthly final storage data area having a storage data area and an annual final storage data area having N storage data areas set in advance, and transmitted from the backup source computer to the backup destination computer via the network at a predetermined timing. In response to an instruction from the backup source computer, the received backup data is copied to the latest data area. If the year, month, and day have not changed, Of the latest data area in the first storage data area When the date changes, the contents of the Lth storage data area are deleted, the (L-1) th storage data area becomes the Lth storage data area, and the Lth The second storage data area is the (L-1) th storage data area,..., The first storage data area is the second storage data area, and the first storage data area is provided. If the contents of the latest data area are copied and the year / month has not changed, the contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the last storage data area of the month, When the month changes, the contents of the Mth storage data area are deleted, the M-1st storage data area is made the Mth storage data area, and the M-2th storage data area is As the M-1st storage data area, ... If the first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided and the contents of the latest data area are copied, and the year has not changed, the year final storage data The contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the area, and when the year changes, the contents of the Nth storage data area are deleted and the (N-1) th storage area is deleted. The storage data area is the Nth storage data area, the N-2nd storage data area is the N-1th storage data area,..., The first storage data area is the second Provided is a backup data management method characterized by providing a first storage data area as a storage data area and copying the contents of the latest data area.
As a result, for the backup data from multiple backup source computers connected to the network, the latest data is stored for a certain number of days on a daily basis, and the data on the last day is stored on a monthly basis for data that has passed a few days. Data for a predetermined month is stored, and the data of the last day of the last month is stored for a predetermined number of years, and history management is performed for each year. Therefore, the memory capacity of the backup database is almost the same for each backup source computer. It becomes constant, and the fluctuation of the required memory capacity can be suppressed. In addition, since it is sufficient to provide a database memory capacity corresponding to the number of assumed backup source computers, it is easy to estimate the required memory capacity.
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided the backup data management method according to the fifth aspect, wherein the network is the Internet, and the backup destination computer is a server having a backup data storage memory. Thereby, data backup of a terminal connected to the Internet can be easily performed.
[0014]
In the invention according to
As a result, data backup of a terminal connected to the local area network can be easily performed.
[0015]
In the invention according to
As a result, with regard to backup data from multiple accounting processing devices connected to the network, recent data is stored for a predetermined number of days for recent data, and data for the last day is stored for data that has passed a few days. Since the data for the predetermined month is stored, and the data that has passed the number of days, the data for the last day of the last month is stored for the predetermined number of years, and history management is performed, so the memory capacity of the backup database is almost the same for each accounting processing unit. It becomes constant, and the fluctuation of the required memory capacity can be suppressed.
[0016]
According to the ninth aspect of the present invention, there is provided a computer system comprising a computer and a backup data storage device connected to the computer.Backup data management method,The backup data storage device has a latest data area on a memory, a daily final storage data area having L storage data areas set in advance, a monthly final storage data area having M storage data areas set in advance, When the backup data transmitted to the backup data storage device at a predetermined timing is received from the computer with a year final storage data area having N storage data areas set in advance,TheIn response to an instruction from the computer, the received backup data is copied to the latest data area. If the year, month, and day have not changed, the latest data area is stored in the first storage data area of the day last storage data area. If the date changes, the contents of the Lth storage data area are deleted, the (L-1) th storage data area becomes the Lth storage data area, The L-2 storage data area is the L-1 storage data area,..., The first storage data area is the second storage data area, and the first storage data area is provided. Copy the contents of the latest data area, and if the year and month have not changed, copy the contents of the latest data area to the first saved data area of the last saved data area of the month and store it. When has changed Deletes the contents of the Mth storage data area, sets the M-1st storage data area as the Mth storage data area, and sets the M-2th storage data area as the M-1st storage area. The first storage data area is the second storage data area, the first storage data area for copying the contents of the latest data area is provided, and the latest data area Copy the contents and if the year has not changed, copy and store the contents of the latest data area in the first saved data area of the year last saved data area, and if the year changes, The contents of the Nth storage data area are deleted, the (N-1) th storage data area is defined as the Nth storage data area, and the (N-2) th storage data area is defined as the (N-1) th storage data area. And ... the first storage data The region and the second storage data area, copy the contents of the latest data area provided the first storage data area, to provide a method of managing backup data, characterized in that.
As a result, the backup data storage device stores the final data of the backup data from the connected backup source computer in a day unit for the most recent data, and the data on the last day in a month unit Is stored for a predetermined month, and for data that has passed the number of days, the last day of the last month is stored for a predetermined number of years, and history management is performed, so the memory capacity of the storage medium required for backup Is substantially constant, and fluctuations in required memory capacity can be suppressed. Therefore, since the backup memory capacity is almost determined according to the contents of business processing performed by the computer, a storage medium with a capacity corresponding to the required backup memory capacity can be installed in the external backup data storage device. Unlike the method of adding data continuously each time, the memory capacity does not change even if long-term backup data is managed. Therefore, the memory capacity of the storage medium storing the backup data does not increase, and it does not take time to secure the storage location of the storage medium itself and to manage the storage medium.
[0017]
In the invention according to claim 10, the date when the backup was executed is,Day last storage data area, Month last storage data area, AndIn the last storage data area,each10. The backup data management method according to
Thereby, it is easy to determine whether the date of the backup data has been changed. In addition, since the date information of the stored data can be known from the stored data area name (folder name), the history is clarified visually, and the data restoration can be started by specifying the stored data area name when restoring the data. it can.
[0018]
In the invention described in
As a result, the number of storage data areas in units of days, months, and years can be set at the time of installation, so that the number of storage data areas can be set according to the processing work of the backup source computer. In addition, the number of storage data areas can be set in consideration of the capacity of the backup memory.
[0019]
In the invention of claim 12, the computer is an accounting processing device, and the numbers L, M, and N of the storage data areas in the daily final storage data area, the monthly final storage data area, and the year final storage data area are standard. 10. The backup data management method according to
[0020]
According to a thirteenth aspect of the present invention, the predetermined timing can be selected and set by the user from the following timings (1) to (3) when the backup system is installed. Provide a way to manage backup data of
(1) During system shut-off:
(2) When the job menu ends:
(3) The specified time.
As a result, if the timing of data transmission from the backup source computer is set at the time of installation, data backup is performed automatically at the set timing, so that the user need not be aware of the data backup operation.
[0021]
In the fourteenth aspect of the present invention, the computer is an accounting processing device, and when the year changes, the (N-1) th storage data area is set as the Nth storage data area, and the (N-2) th storage data area. Is the N-1th storage data area, and the first storage data area is the second storage data area, but backup data has already been stored in the Nth storage data area. If it has been stored, a message to that effect is output, and if there is an instruction from the user, the contents of the Nth storage data area are copied to another storage medium, and the Nth storage After confirming that the contents of the data area have been copied to another storage medium, delete the contents stored in the Nth storage data area, copy the contents of the latest data area by providing the first storage data area To do It provides a method of managing backup data according to
As a result, the oldest year-last stored data in the set period is not automatically deleted and can be copied to other storage media. After setting, it is possible to flexibly deal with the extension of the retention period of accounting data according to the law, company form and company regulations. In addition, since the backup data to be copied to another storage medium is only the data of the last day of the last month that has been set, the number of data is small, and the number of years to be extended is limited. There is no such thing as taking time.
[0022]
Further, the invention according to claim 15 is characterized in that the last month of one year is set when the backup system is installed, and the day corresponding to the last month of the next year is set within the range of one year from the next month of the set last month. A backup data management method according to
As a result, the last month can be set, so that the range of one year can be set from the month following the last month to the month corresponding to the last month of the next month, and the annual storage period of data can be adjusted to the company's settlement period, etc. .
[0023]
According to a sixteenth aspect of the present invention, a backup source computer that transmits backup data to a backup destination computer in a network connecting a plurality of backup source computers and a backup destination computer having a backup data storage memory for storing backup data. A program executed in step (b), causing the backup destination computer to clear the latest data area provided in the backup data storage memory, and storing the backup data received from the backup source computer in the latest data area. If the copy step and the year, month, and day have not changed, the first stored data area of the day last stored data area provided in the backup data storage memory A step of copying the contents of the data area; a step of deleting the contents of the Lth storage data area if the date changes; and the L-1th storage data area as the Lth storage data area. A step of making the (L-2) -th stored data area the L-1th stored data area,..., A first stored data area being the second stored data area A step, a step of providing a first storage data area, a step of copying the contents of the latest data area to the first storage data, and a memory for storing backup data if the year and month have not changed The step of copying the contents of the latest data area to the first stored data area of the month last stored data area provided above, and if the month changes Deleting the contents of the Mth storage data area, making the M-1st storage data area the Mth storage data area, and changing the M-2nd storage data area to the Mth Providing a first storage data area; providing a first storage data area as a second storage data area; providing a first storage data area; and Copying the contents of the latest data area to the first stored data and, if the year has not changed, the first of the year last stored data areas provided in the backup data storage memory Copying the contents of the latest data area to the stored data area, deleting the contents of the Nth stored data area if the year changes, and the N-th Making the first storage data area the Nth storage data area, and making the N-2nd storage data area the N-1th storage data area, ..., the first storage A step of causing the data area to be a second storage data area; a step of providing a first storage data area; and a step of copying the contents of the latest data area to the first storage data provided. A backup data management program is provided.
Thereby, it is possible to cause the backup destination computer to perform data backup in accordance with an instruction from the backup source computer. Also, for backup data from multiple backup source computers connected to the network, the latest data is stored for a certain number of days on a daily basis, and the data on the last day is stored for a certain number of days on a monthly basis. For data that has been stored for a month and that has passed through the number of days, data for the last day of the last month can be stored for a predetermined number of years, and history management can be performed. Therefore, the memory capacity of the backup database is almost constant for each backup source computer, and necessary fluctuations in memory capacity can be suppressed.
[0024]
According to a seventeenth aspect of the present invention, there is provided the backup data management program according to the sixteenth aspect, wherein the network is the Internet and the backup destination computer is a server having a backup data storage memory. Thereby, data backup of a terminal connected to the Internet can be easily performed.
[0025]
In the invention described in claim 18, the network is a local area network, and the backup destination computer is one of a plurality of backup source computers having a backup data storage memory. A backup data management program according to claim 16 is provided. As a result, data backup of a terminal connected to the local area network can be easily performed.
[0026]
According to a nineteenth aspect of the present invention, in a computer system comprising a computer and a backup data storage device connected to the computer, the program is executed on the computer side, and the backup data storage device includes the backup data storage device. The step of clearing the latest data area provided on the memory, the step of copying the backup data received from the backup source computer to the latest data area, and if the year, month, and day have not changed, The step of copying the contents of the latest data area to the first stored data area of the day last stored data area provided on the memory, and if the day changes, the Lth stored data area A step of deleting the contents and the (L-1) th storage data A step of setting the area as the Lth storage data area, a step of setting the (L-2) th storage data area as the (L-1) th storage data area,...,. The step of setting the second storage data area, the step of providing the first storage data area, the step of copying the contents of the latest data area to the provided first storage data, and year / month If not changed, the step of copying the contents of the latest data area to the first stored data area of the last stored data area of the month provided in the memory, and if the month has changed, A step of deleting the contents of the Mth storage data area, a step of setting the M-1st storage data area as the Mth storage data area, and an M-2th storage data area. The M-1th storage data area,..., The first storage data area as the second storage data area, and the first storage data area. A step of copying the contents of the latest data area to the first stored data provided, and, if the year has not changed, the first of the year final stored data areas provided in the memory Copying the contents of the latest data area to the stored data area, deleting the contents of the Nth stored data area when the year changes, and changing the N-1th stored data area to the Nth A step of setting the Nth storage data region, a step of setting the N-2th storage data region to the N-1th storage data region,... Including a step of providing a first storage data area as a second storage data area and a step of copying the contents of the latest area data area to the first storage data provided. A backup data management program is provided.
[0027]
As a result, the backup source computer keeps the latest data for a certain number of days for recent data, and the data for a certain number of days allows the data for the last day to be stored for a certain number of months. Stores the data of the last day of the last month for a specified number of years and manages the history, so the memory capacity of the storage medium required for backup is almost constant, suppressing fluctuations in the required memory capacity Can do.
[0028]
According to the invention described in
[0029]
As a result, the oldest year-last stored data in the set period is not automatically deleted and can be copied to other storage media. After setting, it is possible to flexibly deal with the extension of the retention period of accounting data according to the law, company form and company regulations. In addition, since the backup data to be copied to another storage medium is only the data of the last day of the last month that has been set, the number of data is small, and the number of years to be extended is limited. There is no such thing as taking time.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Since business processing data has been empirically known to be “data that is closer in time to the current date and time of creation, is more frequently used, and use of data far in time is rare,” the present invention is based on this rule of thumb. In addition, a backup data storage area is provided for each day, month, and year, and the backup data stored in the storage area is appropriately managed to suppress fluctuations in the memory capacity on the backup side.
[0031]
[First embodiment]
In this embodiment, a computer (for example, a business processing device such as an accounting processing device) itself uses a communication network to back up data in a backup data storage memory such as a backup database provided in the backup destination computer. A backup data management method in this case will be described. Hereinafter, in this embodiment, the Internet is taken as an example of the communication network, but the communication network is not limited to the Internet. For example, a network such as a LAN (local area network) may be used as shown in the second embodiment.
[0032]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a network configuration to which a backup data management method according to the present invention can be applied. A
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
FIG. 2 is a diagram showing an embodiment of a setting screen at the time of backup system installation.
The timing for starting transmission of the backup data to the
[0036]
Here, when “save at system shut-off” is set, the
[0037]
In addition, when “save at the end of the job menu” is set, the
[0038]
“Save at specified time” is stored in the backup management instruction data and the save area of its own memory when the specified time comes when the
[0039]
The last
[0040]
FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the storage area of the
[0041]
When the backup system is installed in one of the backup source computers 1 (for example, the backup source computer 1-i in FIG. 1) and the connection with the
[0042]
FIG. 4 is an explanatory diagram of a backup data storage method, and a backup data management method stored in the storage area of the backup source computer 1-i will be described as an example. In the illustrated example, L = 7, M = 14, and N = 6 are taken as an example, but the present invention is not limited to this. For example, L = 11, M = 13, and N = 3 may be set in the case of warehouse business processing where the job content adopts a three-period system, and L = 31 and M = 12 in the case of sales management. , N = 2. In the case of accounting processing, L = 7, M = 14, and N = 6 may be set as standard. That is, it can be set by the user when installing the backup system in accordance with the capacity of the backup memory at the backup destination and the system operation mode of the user. Also, the user can set it in accordance with the revision of the law or the revision of internal regulations.
[0043]
As data storage methods, backup is executed in the daily final storage data areas 32-1 to 32-L, the monthly final storage data areas 33-1 to 32-M, and the year final storage data areas 34-1 to 34-N. The date (year / month / day) is given as the folder name. In the illustrated example, the date when backup was executed in the daily final storage data areas 32-1 to 32-7, the monthly final storage data areas 33-1 to 33-14, and the year final storage data areas 34-1 to 34-6, respectively. Is given as the folder name.
[0044]
The backup data transmitted from the backup source computer 1-i is written and stored in the latest data area 31 (not shown in FIG. 4) of the backup source computer 1-i storage area of the
[0045]
Next, the folder name (date, in the example shown, January 1, 2007) in the date final storage data area 32-1 is compared with the backup execution date. Storage data area 32-1 (in the example shown, folder name “January 1, 2007”), last month storage data area 33-1 (in the example shown, folder name “January 1, 2007”), last year Copy to the storage data area 34-1 (in the illustrated example, the folder name “January 1, 2007”).
[0046]
If the date is changed as a result of the date comparison, the contents of the seventh storage data area are deleted, and then the day final storage data area is moved down by one. That is, the sixth storage data area 32-6 is set as the seventh storage data area, the fifth storage data area 32-5 is set as the sixth storage data area,. The storage data area 32-1 is set as the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the
[0047]
If the month is changed as a result of the date comparison, the contents of the 14th storage data area are deleted, and then the month final storage data area is moved down by one. That is, the thirteenth storage data area 33-13 is the fourteenth storage data area, the twelfth storage data area 33-12 is the thirteenth storage data area, and so on. The storage data area 33-1 is set as the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the
[0048]
If the year is changed as a result of the date comparison, the contents of the sixth storage data area are deleted, and then the year final storage data area is moved down by one. That is, the fifth storage data area 34-5 is set as the sixth storage data area, the fourth storage data area 34-4 is set as the fifth storage data area,. The storage data area 34-1 is set as the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the
[0049]
An example of the operation of the accounting processing apparatus when the backup source computer is an accounting processing apparatus and the year has changed will be described in a fourth embodiment (FIG. 24) described later.
[0050]
FIG. 5 is an explanatory diagram of a method for storing backup data in the year final storage data area.
As mentioned above, in the case of a device that processes a business processing system that makes a report every certain period (for example, fiscal year), as in the case where the backup source computer is an accounting processing device, the annual final storage data Since it is not convenient to simply store the backup data at the end of the year (December 31), the last month of the year is designated in the last
[0051]
With the above configuration, recent data can be managed on a daily basis, and data for a certain period of time can be managed on a monthly / year basis. Backup data can be stored (for example, for 5 years).
[0052]
FIG. 6 is a flowchart showing an outline of the processing operation on the backup source computer 1-i side, and FIG. 7 shows the data storage for the backup source computer 1-i in the
[0053]
First, the backup source computer 1-i uploads saved data to the
[0054]
Next, backup data is stored in the
[0055]
With the above configuration, the latest data area is cleared on the
[0056]
FIG. 8 is a diagram showing an example of a control command and data transmission timing transmitted from the backup source computer at the time of data backup, and the operation of the server. The processing up to steps P1 and P2 in FIG. 6 is taken as an example.
[0057]
In this embodiment, the
[0058]
Note that HTTP (Hyper Text Transfer Protocol) is a protocol for transferring hypertext, and is defined in RFC 2616 (RFC = Request For Comments). It is a general-purpose protocol that can be used in addition to the original “hypertext transfer” by extending the specifications of requests, error codes, headers, etc. CGI (Common Gateway Interface) is a standard for a server to start a program in response to a request from a terminal, and is defined by W3C (World Wide Web Consortium).
[0059]
(Control command): (Server execution)
Command A: Saves data sent from the terminal (backup source computer 1-i) in a designated folder.
Command B: Copy data between specified folders.
Command C: Deletes data in the specified folder.
Command D: Creates a folder with the specified name.
Command E: Deletes the folder with the specified name.
Command F: Returns the list in the specified folder to the control data transmission source terminal.
A control command and data are sent from the backup source terminal to the
[0060]
Note that the operation T4 of the backup source computer in FIG. 8 is executed only when the number of folders in the “daily final storage data” folder exceeds the maximum number (L). The “oldest folder” is suspended on the backup source computer side based on the folder list acquired in T3, and the name of the corresponding folder is transmitted to the
[0061]
The
[0062]
FIG. 9 is a flowchart showing the entire instruction operation of the backup source computer to the server at the time of data backup, and FIGS. 10 and 11 are a flowchart showing a detailed instruction operation example of the backup source computer to the server at the time of upload and the server side operation. It is explanatory drawing and shows the detailed operation | movement of step S1, S2 of the flowchart of FIG. FIGS. 12 to 14 are a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for the daily last storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side, and steps S3 to S5 of the flowchart of FIG. The detailed operation of is shown. FIGS. 15 to 17 are a flowchart showing detailed instruction operation examples for creating backup data for monthly final storage of the backup source computer to the server and server side operation explanatory diagrams. FIG. 15 to FIG. The detailed operation of S8 is shown. FIGS. 18 to 20 are flowcharts showing detailed instruction operation examples for creating backup data for yearly final storage of the backup source computer to the server and operation explanation diagrams on the server side. Steps S9 to S11 of the flowchart of FIG. The detailed operation of is shown. In addition, the figure shown on the right side of each flowchart of FIGS. 10-20 is explanatory drawing of the transition of the storage data corresponding to a step.
[0063]
(Operation)
In step S1, the backup source computer 1-i instructs the
[0064]
In
[0065]
In step S3, the backup source computer 1-i compares the creation date of the internal calendar with the latest data folder. If the date has not changed, the process proceeds to step S5. If the date has changed, the backup computer 1-i is Lth (L = date). An instruction to delete the folder of the number of stored data folders in the final stored data folder is transmitted to the
[0066]
In step S <b> 4, the backup source computer 1-i transmits an instruction to the
[0067]
In
[0068]
In step S6, the backup source computer 1-i compares the creation calendar of the internal calendar and the latest data folder. If the month has not changed, the process proceeds to step S8. If the month has changed, the Mth (M = last month) The
[0069]
In step S <b> 7, the backup source computer 1-i transmits to the
[0070]
In step S <b> 8, the backup source computer 1-i transmits to the
[0071]
In step S9, the backup source computer 1-i compares the year of creation of the internal calendar and the latest data folder. If the year has not changed, the process proceeds to step S11. If the year has changed, the Nth (N = year final) The
[0072]
In step S <b> 10, the backup source computer 1-i transmits to the
[0073]
In step S <b> 11, the backup source computer 1-i transmits an instruction to the
[0074]
Through the operations shown in steps S1 and S2 of FIG. 9, the saved data uploaded from the backup source computer 1-i is copied to the latest data folder cleared on the
[0075]
FIG. 21 is a diagram showing a state in the data storage area for the backup source computer 1-i after the completion of the processing operation of FIG. 6, and the daily final storage data, monthly final storage data, and annual final storage data of FIG. The operation of the flowchart of FIG. 9 (detailed operation of FIGS. 10 to 20) shows the result of storing the backup data created “August 1, 2002” as the latest data, and the date “August 1, 2002” is shown. The latest date last saved data folder, month last saved data folder, and year last saved data folder are created with the folder name, and the latest saved data uploaded from the backup source computer 1-i is copied to "August 1, 2002". It shows the state.
[0076]
[Second Embodiment]
FIG. 22 is a diagram showing another embodiment of a network configuration to which the backup data management method according to the present invention can be applied. The
[0077]
Each of the
[0078]
The backup destination computer 50 interprets the control data received from the
[0079]
The backup destination computer 50 may be one of a plurality of
[0080]
The timing of data backup can be set on the setting screen at the time of backup system installation similar to that shown in FIG. 2 in the first embodiment. As shown in the figure, the backup database 60 has storage areas (folders) 61, 62, 63,... For each
[0081]
The backup data storage method, the backup data storage method in the year final storage data area, the outline of the processing operation on the backup source computer side, and the control command and data transmission timing transmitted from the backup source computer at the time of data backup are as follows: This may be the same as described in FIGS. 4, 5, 6, and 8 of the first embodiment.
[0082]
Further, the backup source computer directing operation to the server at the time of data backup is shown in FIGS. 9 to 20 described in the description of the first embodiment. The
[0083]
With the above configuration, the same effect as in the first embodiment, that is, the number of backup data storage areas in units of days, months, and years is kept constant, so that fluctuations in the capacity of the backup memory can be suppressed. .
[0084]
[Third embodiment]
In the first and second embodiments, the backup data is transmitted from the backup source computer to the backup destination computer via a network such as the Internet or LAN, and the history of the saved data transmitted by instructing the server is managed. However, since an instruction is issued from the backup source computer, the scope of application of the backup data management method of the present invention is not limited to the network system.
[0085]
FIG. 23 is a diagram showing a configuration example of a
[0086]
In the computer system configured as described above, the external backup
[0087]
In the present embodiment, an external backup
[0088]
The storage medium such as a magnetic disk attached to the external backup
[0089]
In addition, for the history management and the like by deferral when the day, month, or year changes, the backup data management method of the present invention described in the first embodiment can be similarly applied (FIG. 4). To FIG. 20).
[0090]
[Fourth embodiment]
If the backup computer is an accounting processing device, it is usually sufficient to set 5 years as the storage period, so use the setting screen shown in Fig. 2 to set the period to 5 years. Later, in order to flexibly cope with changes in laws and regulations, business forms, and extension of the storage period of accounting data due to company internal regulations, the oldest year final storage data in this embodiment is automatically set in this embodiment. Is not deleted, and can be copied to another storage medium. Even in this case, because the backup data to be copied to other storage media is only the data on the last day of the last month that has been set, the number of data is small and the extended number of years to save is also limited. The management of the storage medium is not time-consuming.
[0091]
FIG. 24 is a flowchart showing an example of the operation at the time of data backup of the backup system when the backup source computer is an accounting processor, and the configuration of the third embodiment described above, that is, the accounting processor and the external backup data An example of the operation of the accounting processing apparatus at the time of yearly final storage data processing will be described by taking the configuration of the storage apparatus as an example. In the following description, N is a number indicating the storage term set on the setting screen (or at the time of shipment) as shown in FIG.
In FIG. 24, the accounting processing apparatus (backup source computer 1-i) compares the creation year of the internal calendar and the latest data folder, and proceeds to step V2 if the year has changed, and to step V8 if the year has not changed. (Step V1).
[0092]
If the year has changed, it is checked whether or not the Nth data has already been stored in the last year storage data folder. If the Nth data has been stored, the process proceeds to step V2. Proceed to V8 (step V2).
[0093]
When the year has changed, a display unit such as a monitor displays a message indicating that there is storage data for the Nth year and a message prompting the user to input whether or not the storage data can be deleted. (Step V3), the result of the user's instruction input is examined. If there is a deletion instruction, the process proceeds to step V6, and if it is a deletion rejection instruction, the process proceeds to step V8. Specifically, if N = 5 (in the example of FIG. 4), when backup data is stored in the sixth storage data area 34-6, the backup source computer 1-i determines that year's final storage data area 34 -Do not delete the contents of -6, prohibit writing, and a message that there is final data of five years ago and a message asking whether to back up the final data of five years ago to another storage medium Is displayed and prompts the user for instructions. (Step V4).
[0094]
When the user copies the N-year storage data to another storage medium using another saving program (for example, a copy utility) and gives a copied instruction (in the specific example, the sixth data storage area 34- When the user copies the contents of 6 to the FPD (floppy (R) disk and confirms the end of copying), the process proceeds to step V6 (step V5).
[0095]
Next, when the content of the Nth year final storage data area (in the specific example, the content of the sixth data storage area 34-6 is stored in another storage medium, the original year final storage data area 34-6 is stored. Content) is deleted (step V6), a folder (first storage data area) of today's date is created in the "year final storage data" area (folder) (step V7), and the "year final storage data" area The contents of the latest data area (31) are copied to the first storage data area. If “not deleted” is selected in step V4, the contents of the latest data area are copied only when any backup data among the backup data stored in the final storage data area is deleted. Is possible. Specifically, if the year final data of six years ago is not backed up to another storage medium, the user can select any of the backup data stored in the year final storage data areas 34-1 to 34-6. Only when the backup data is deleted, the contents of the
[0096]
In the flowchart of FIG. 24, the configuration of the accounting processing device and the external backup data storage device has been described as an example. However, the configuration of the first and second embodiments, that is, the Internet from the backup source computer to the backup destination computer For the configuration in which saved data is transmitted via a network such as LAN or LAN, and further, the accounting processing apparatus side executes the above steps V1 to V5 for the configuration in which the saved data sent by instructing the server is history-managed and stored. V6 to V8 are command transmission operations for causing the server to perform the operations of steps V6, V7, and V8. On the server side, the commands transmitted in steps V6, V7, and V8 are interpreted to interpret V6, V7, and V8. What is necessary is just to comprise so that the operation | movement corresponded to each of these operation | movement may be performed.
[0097]
In addition, the operation example at the time of other stored data (history management by deferral when the day, month, or year changes) is shown in the first, second, or third embodiment described above. The backup data management method of the present invention described in the first, second, or third embodiment can be similarly applied (see FIGS. 4 to 22).
[0098]
As mentioned above, although several Example of this invention was described, it cannot be overemphasized that this invention is not limited to said each Example, A various deformation | transformation implementation is possible.
[0099]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, with respect to backup data from a plurality of backup source computers connected to a network, the latest data is stored for a predetermined number of days in the latest data, Data for the last day of the month is stored for each month, and data that has passed the number of days is stored for the specified number of years for the last day of the last month. The memory capacity is almost constant for each backup source computer, and necessary fluctuations in memory capacity can be suppressed. In addition, since it is sufficient to provide a database memory capacity corresponding to the number of assumed backup source computers, it is easy to estimate the required memory capacity.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a network configuration to which a backup data management method according to the present invention can be applied.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a setting screen when installing a backup system.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a storage area of a backup database.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a backup data storage method.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a method for storing backup data in a year final storage data area;
FIG. 6 is a flowchart showing an outline of processing operations on the backup source computer side.
FIG. 7 is a diagram showing a state in the data storage area for the backup source computer on the server side before the processing operation is started by the backup source computer.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a control command transmitted from a backup source computer at the time of data backup, data transmission timing, and server operation.
FIG. 9 is a flowchart showing the entire instruction operation of the backup source computer to the server at the time of data backup.
FIG. 10 is a flowchart illustrating a detailed instruction operation example of the backup source computer to the server at the time of uploading and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 11 is a flowchart showing a detailed instruction operation example of the backup source computer to the server at the time of uploading and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 12 is a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for daily final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 13 is a flowchart showing a detailed instruction operation example of creating backup data for daily final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 14 is a flowchart illustrating a detailed instruction operation example of creating backup data for daily final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 15 is a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for monthly final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 16 is a flowchart showing a detailed instruction operation example of creating backup data for last storage of the backup source computer for the server, and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 17 is a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for last storage of the backup source computer for the server, and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 18 is a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for yearly final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 19 is a flowchart showing a detailed instruction operation example for creating backup data for yearly final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 20 is a flowchart showing a detailed instruction operation example of creating backup data for yearly final storage of the backup source computer to the server and an operation explanatory diagram on the server side.
FIG. 21 is a diagram showing a state in the backup source computer data storage area after the processing in FIG. 6 is completed;
FIG. 22 is a diagram showing another embodiment of a network configuration to which the backup data management method according to the present invention is applicable.
FIG. 23 is a diagram illustrating a configuration example of a backup system including a paper processing device and an external external backup data storage device.
FIG. 24 is a flowchart showing an operation example at the time of data backup of the backup system when the backup source computer is an accounting processing apparatus.
[Explanation of symbols]
1-1, 1-2, 1-3 Backup source computer
2 servers
3 Backup database
4 Internet (network)
11, 12, 13 Backup source computer
31 Latest data area
32 days last storage data area
32-1 to 32-L Storage data area
33 month last storage data area
33-1 to 33-M Storage data area
34 year last storage data area
34-1 to 34-N Storage data area
50 Backup destination computer
60 Backup database
70 LAN (Local Area Network)
80 Backup source computer (backup source computer, accounting processing device)
90 External backup data storage device
200 network system
300 computer system
Claims (20)
前記バックアップデータ保管用メモリは、前記複数のバックアップ元コンピュータのそれぞれについて、最新データ領域、予め設定された数の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定された数の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、および予め設定された数の保管データ領域を有する年最終保管データ領域が割り付けられた記憶領域を備え、
前記バックアップ元コンピュータは、
前記バックアップ先コンピュータにバックアップデータを送信する際に、前記バックアップ先コンピュータに所定の動作を実行させる複数の指示データを所定のタイミングで送信し、
前記バックアップ先コンピュータは、
前記複数のバックアップ元コンピュータから送信されるバックアップデータ及び各指示データを受信し、
受信した前記指示データを一つずつ解釈し、解釈結果に基づく動作を実行して該動作が一つの指示データ分終了する都度、終了通知を前記バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータに送信し、
前記指示データに基づいて、前記バックアップデータ保管用メモリの前記バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の最新データ領域の内容を前記受信したバックアップデータで更新し、
更に、現在の日付と該バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域に保管されているバックアップデータのバックアップ日付とを比較し、
年、月、および日が変わっていない場合は、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の夫々１番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新し、
年、月が同一で日が変わっている場合は、該日最終保管データ領域の各保管データ領域に日付け順に記憶されているバックアップデータを１日ずつ後送りにシフトさせて該日最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新し、
年が同一で月が変わっている場合は、前記月最終保管データ領域の各保管データ領域に月順に保されているバックアップデータを、１月ずつ後送りにシフトさせて該月別最終保管データ領域の２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該月最終保管データ領域、日最終保管データ領域、および最新年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新し、
年が変わっている場合は年最終保管データ領域に年順に保管されているバックアップデータを１年ずつ後送りにシフトさせて、年最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該最終保管データ領域、日最終保管領域、および月最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新する、
ことを特徴とするバックアップデータ管理システム。 A Contact Keru backup data management system to the network connecting the backup destination computer equipped with a backup data storage memory storing a plurality of backup source computer and the backup data,
The backup data storage memory includes, for each of the plurality of backup source computers, a latest data area, a daily final storage data area having a preset number of storage data areas, and a preset number of storage data areas. A storage area to which a monthly final storage data area and a year final storage data area having a predetermined number of storage data areas are allocated ;
The backup source computer is
When transmitting the backup data to the backup destination computer, a plurality of instruction data for executing the given operation on the backup destination computer sends a predetermined timing,
The backup destination computer is
Receiving backup data and each instruction data transmitted from the plurality of backup source computers;
Interpreting the received instruction data one by one , executing an operation based on the interpretation result, and sending the completion notification to the backup source computer of the backup data transmission source each time the operation is completed for one instruction data,
Based on the instruction data , the content of the latest data area for the backup source computer of the backup data transmission source of the backup data storage memory is updated with the received backup data,
Further, the present date is compared with the backup date of the backup data stored in the day final storage data area, the month final storage data area, and the year final storage data area for the backup source computer of the backup data transmission source,
If the year, month, and day have not changed, the contents of the first storage data area of the day final storage data area, the month final storage data area, and the year final storage data area are the contents of the latest data area. Updated,
If the year and month are the same and the day has changed, the backup data stored in the order of date in each storage data area of the last storage data area of the day is shifted one day later to the last storage data for that day. Update the contents of the second and subsequent storage data areas of the area, and update the contents of the first storage data area of the daily final storage data area, the monthly final storage data area, and the year final storage data area to the latest Update with the contents of the data area,
If the year is the same and the month has changed, the backup data stored in the monthly order in each storage data area of the last storage data area of the month is shifted forward by one month and the last storage data area of each month The contents of the second and subsequent stored data areas are updated, and the contents of the first stored data area of the last stored data area of the month, the last stored data area of the day, and the last stored data area of the latest year are changed to the latest data area. Update with the contents of
If the year has changed, the backup data stored in order in the year final storage data area is shifted one year later, and the contents of the second and subsequent storage data areas in the year final storage data area are updated. And updating the contents of the first storage data area of the last storage data area, the day final storage area, and the month final storage data area with the contents of the latest data area,
A backup data management system characterized by that.
前記データ保管装置は、最新データ記憶領域、予め設定された数の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、保管データ領域を有する月最終保管データ領域、および予め設定された数の保管データ領域を有する年最終保管データ領域が割り付けられた記憶領域を備え、
前記コンピュータは、
前記データ保管装置にバックアップデータを送信する際に、前記バックアップ先コンピュータに所定の動作を実行させる複数の指示データを所定のタイミングで送信し、
前記最新データ記憶領域の記憶内容を前記送信したバックアップデータで更新し、前記データ保管用メモリの最新データ領域の内容を前記送信したバックアップデータで更新するように該データ保管装置を制御し、
更に、現在の日付と該バックアップデータ送信元のバックアップ元コンピュータ用の日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域に保管されているバックアップデータのバックアップ日付とを比較し、
年、月、および日が変わっていない場合は、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の夫々１番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新するように前記データ保管装置を制御し、
年、月が同一で日が変わっている場合は、該日最終保管データ領域の各保管データ領域に日付け順に記憶されているバックアップデータを１日ずつ後送りにシフトさせて該日最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該日最終保管データ領域、月最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新するように前記データ保管装置を制御し、
年が同一で月が変わっている場合は、前記月最終保管データ領域の各保管データ領域に月順に保されているバックアップデータを、１月ずつ後送りにシフトさせて該月別最終保管データ領域の２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該月最終保管データ領域、日最終保管データ領域、および年最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新するように前記データ保管装置を制御し、
年が変わっている場合は年最終保管データ領域に年順に保管されているバックアップデータを１年ずつ後送りにシフトさせて、年最終保管データ領域の第２番目以降の保管データ領域の内容を更新すると共に、該年最終保管データ領域、日最終保管領域、および月最終保管データ領域の、第1番目の保管データ領域の内容を前記最新データ領域の内容で更新するように前記データ保管装置を制御する、
ことを特徴とするバックアップデータ管理システム。 A backup data management system for a computer system comprising a computer and a data storage device connected to the computer ,
The data storage device includes a latest data storage area, a daily final storage data area having a preset number of storage data areas, a monthly final storage data area having a storage data area, and a preset number of storage data areas. It has a storage area that is allocated a year last storage data area,
The computer
When transmitting backup data to the data storage device, a plurality of instruction data for causing the backup destination computer to execute a predetermined operation is transmitted at a predetermined timing,
Updating the storage contents of the latest data storage area with the transmitted backup data, and controlling the data storage device to update the contents of the latest data area of the data storage memory with the transmitted backup data;
Further, the present date is compared with the backup date of the backup data stored in the day final storage data area, the month final storage data area, and the year final storage data area for the backup source computer of the backup data transmission source,
If the year, month, and day have not changed, the contents of the first storage data area of the day final storage data area, the month final storage data area, and the year final storage data area are the contents of the latest data area. Control the data storage device to update,
If the year and month are the same and the day has changed, the backup data stored in the order of date in each storage data area of the last storage data area of the day is shifted one day later to the last storage data for that day. Update the contents of the second and subsequent storage data areas of the area, and update the contents of the first storage data area of the daily final storage data area, the monthly final storage data area, and the year final storage data area to the latest Controlling the data storage device to update with the contents of the data area;
If the year is the same and the month has changed, the backup data stored in the monthly order in each storage data area of the last storage data area of the month is shifted forward by one month and the last storage data area of each month The contents of the second and subsequent storage data areas are updated, and the contents of the first storage data area of the last storage data area of the month, the daily storage data area of the day, and the final storage data area of the year are changed to the latest data area. Controlling the data storage device to update with content,
If the year has changed, the backup data stored in order in the year final storage data area is shifted one year later, and the contents of the second and subsequent storage data areas in the year final storage data area are updated. And controlling the data storage device to update the contents of the first storage data area of the year final storage data area, the day final storage area, and the month final storage data area with the contents of the latest data area. To
A backup data management system characterized by that .
前記バックアップ先コンピュータは、
前記バックアップデータ保管用メモリ上に、前記各バックアップ元コンピュータ毎に、夫々、最新データ領域、予め設定されたＬ個の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定されたＭ個の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、予め設定されたＮ個の保管データ領域を有する年最終保管データ領域を備え、
バックアップ元コンピュータから所定のタイミングで前記ネットワークを介してバックアップ先コンピュータに送信されるバックアップデータを受信すると、該バックアップ元コンピュータからの指示により、
受信したバックアップデータを最新データ領域にコピーし、
年・月・日が変わっていない場合には、前記日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とし、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーし、
年・月が変わっていない場合には、前記月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とし、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーし、
年が変わっていない場合には、前記年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とし、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーする、
ことを特徴とするバックアップデータの管理方法。 A management method in our Keru backup data network connecting the backup destination computer equipped with a backup data storage memory storing a plurality of backup source computer and the backup data,
The backup destination computer is
On the backup data storage memory, for each backup source computer, a latest data area, a daily final storage data area having L storage data areas set in advance, and M storage data set in advance. A monthly final storage data area having an area, a year final storage data area having N storage data areas set in advance,
When receiving backup data transmitted from the backup source computer to the backup destination computer via the network at a predetermined timing, according to an instruction from the backup source computer,
Copy the received backup data to the latest data area,
If the year, month, and day have not changed, copy and store the contents of the latest data area in the first storage data area of the day last storage data area, and if the day has changed The contents of the Lth storage data area are deleted, the (L-1) th storage data area is set as the Lth storage data area, and the (L-2) th storage data area is stored as the (L-1) th storage. As a data area, the first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the latest data area are copied,
If the year / month has not changed, the contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the month final storage data area. The contents of the Mth storage data area are deleted, the M-1st storage data area is made the Mth storage data area, and the M-2th storage data area is the M-1th storage data area. , ..., the first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the latest data area are copied,
If the year has not changed, the contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the last year storage data area. If the year has changed, the Nth The contents of the storage data area are deleted, the (N-1) th storage data area is the Nth storage data area, the (N-2) th storage data area is the (N-1) th storage data area, The first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the latest data area are copied.
A method for managing backup data.
前記バックアップデータ保管装置は、
メモリ上に、最新データ領域、予め設定されたＬ個の保管データ領域を有する日最終保管データ領域、予め設定されたＭ個の保管データ領域を有する月最終保管データ領域、予め設定されたＮ個の保管データ領域を有する年最終保管データ領域を備え、
前記コンピュータから所定のタイミングで前記バックアップデータ保管装置に送信されるバックアップデータを受信すると、該コンピュータからの指示により、
受信したバックアップデータを最新データ領域にコピーし、
年・月・日が変わっていない場合には、前記日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とし、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーし、
年・月が変わっていない場合には、前記月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とし、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、前記最新データ領域の内容をコピーする第１番目の保管データ領域を設けて該最新データ領域の内容をコピーし、
年が変わっていない場合には、前記年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーして保管し、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除し、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とし、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とし、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とし、第１番目の保管データ領域を設けて前記最新データ領域の内容をコピーする、
ことを特徴とするバックアップデータの管理方法。 A computer and a management method in our Keru backup data to a computer system comprising a backup data storage device connected to the computer,
The backup data storage device
On the memory, the latest data area, the daily final storage data area having L storage data areas set in advance, the monthly final storage data area having M storage data areas set in advance, and the N preset data A year final storage data area with a storage data area of
Upon receiving the backup data to be transmitted to said backup data storage device at a predetermined timing from the computer, an instruction from 該Ko computer,
Copy the received backup data to the latest data area,
If the year, month, and day have not changed, copy and store the contents of the latest data area in the first storage data area of the day last storage data area, and if the day has changed The contents of the Lth storage data area are deleted, the (L-1) th storage data area is set as the Lth storage data area, and the (L-2) th storage data area is stored as the (L-1) th storage. As a data area, the first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the latest data area are copied,
If the year / month has not changed, the contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the month final storage data area. The contents of the Mth storage data area are deleted, the M-1st storage data area is made the Mth storage data area, and the M-2th storage data area is the M-1th storage data area. ..., the first storage data area is the second storage data area, the first storage data area for copying the contents of the latest data area is provided, and the contents of the latest data area are copied And
If the year has not changed, the contents of the latest data area are copied and stored in the first storage data area of the last year storage data area. If the year has changed, the Nth The contents of the storage data area are deleted, the (N-1) th storage data area is the Nth storage data area, the (N-2) th storage data area is the (N-1) th storage data area, The first storage data area is the second storage data area, the first storage data area is provided, and the contents of the latest data area are copied.
A method for managing backup data.
（１） システムシャットオフ時：
（２） ジョブメニュー終了時：
（３） 指定した時刻。10. The backup data management method according to claim 5, wherein the predetermined timing can be selected and set by the user from the following timings (1) to (3) at the time of installation of the backup system;
(1) During system shut-off:
(2) When the job menu ends:
(3) The specified time.
前記バックアップ先コンピュータに、前記バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている最新データ領域のクリアを行わせるステップと、前記バックアップ元コンピュータから受信したバックアップデータを該最新データ領域にコピーさせるステップと、
年・月・日が変わっていない場合には、前記バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、
年・月が変わっていない場合には、前記バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、
年が変わっていない場合には、前記バックアップデータ保管用メモリ上に設けられている年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除させ、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせ、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含む、
ことを特徴とするバックアップデータ管理プログラム。In a network connecting a plurality of backup source computers and a backup destination computer having a backup data storage memory for storing backup data, a program executed by the backup source computer for transmitting backup data to the backup destination computer,
Causing the backup destination computer to clear the latest data area provided on the backup data storage memory; and copying the backup data received from the backup source computer to the latest data area;
When the year / month / day has not changed, the contents of the latest data area are copied to the first storage data area of the day final storage data area provided in the backup data storage memory. If the date changes, the step of deleting the contents of the Lth storage data area, the step of making the (L-1) th storage data area the Lth storage data area, and the Lth A step of setting the -2nd storage data region as the (L-1) th storage data region, ..., a step of setting the first storage data region as the second storage data region, and the first Providing a storage data area; copying the contents of the latest data area to the first storage data area provided;
If the year / month has not changed, the step of copying the contents of the latest data area to the first storage data area of the month final storage data area provided on the backup data storage memory; If the month changes, the step of deleting the contents of the Mth storage data area, the step of making the M-1st storage data area the Mth storage data area, and the M-2 A step of setting the M-th storage data region as the first storage data region,..., A step of setting the first storage data region as the second storage data region, and the first storage data Providing an area; copying the contents of the latest data area to the first stored data area provided; and
If the year has not changed, the step of copying the contents of the latest data area to the first storage data area of the year final storage data area provided on the backup data storage memory; Is changed, the contents of the Nth storage data area are deleted, the N-1th storage data area is made the Nth storage data area, and the N-2th storage data area , The first stored data area as the second stored data area, and the first stored data area is provided; and Copying the contents of the latest data area to the first storage data area provided,
A backup data management program characterized by that.
該バックアップデータ保管装置のメモリ上に設けられている最新データ領域のクリアを行わせるステップと、前記バックアップ元コンピュータから受信したバックアップデータを該最新データ領域にコピーさせるステップと、
年・月・日が変わっていない場合には、前記メモリ上に設けられている日最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、日が変わった場合には、第Ｌ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｌ−１番目の保管データ領域を第Ｌ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｌ−２番目の保管データ領域を第Ｌ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、
年・月が変わっていない場合には、前記メモリ上に設けられている月最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、月が変わった場合には、第Ｍ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｍ−１番目の保管データ領域を第Ｍ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｍ−２番目の保管データ領域を第Ｍ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、
年が変わっていない場合には、前記メモリ上に設けられている年最終保管データ領域のうちの第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、年が変わった場合は、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を削除させるステップと、第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせ、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含む、
ことを特徴とするバックアップデータ管理プログラム。In a computer system comprising a computer and a backup data storage device connected to the computer, a program executed on the computer side, wherein the backup data storage device
Clearing the latest data area provided on the memory of the backup data storage device; copying the backup data received from the backup source computer to the latest data area;
If the year, month, and day have not changed, a step of copying the contents of the latest data area to the first storage data area of the day last storage data area provided in the memory; Are changed, the step of deleting the contents of the Lth storage data area, the step of making the L-1st storage data area the Lth storage data area, and the (L-2) th storage data area The step of setting the storage data area as the (L-1) th storage data area,..., The step of setting the first storage data area as the second storage data area, and the first storage data area Providing, and causing the contents of the latest data area to be copied to the provided first storage data area;
If the year / month has not changed, the step of copying the contents of the latest data area to the first storage data area of the last month storage data area provided in the memory, and the month change If this is the case, the step of deleting the contents of the Mth storage data area, the step of making the M-1st storage data area the Mth storage data area, and the M-2th storage data A step of setting the area as the (M−1) -th stored data area,..., A step of setting the first stored data area as the second stored data area, and a first stored data area. Copying the contents of the latest data area to the first stored data area provided; and
If the year has not changed, the step of copying the contents of the latest data area to the first storage data area of the year final storage data area provided on the memory, and the year has changed Deletes the contents of the Nth storage data area, sets the (N-1) th storage data area to the Nth storage data area, and sets the (N-2) th storage data area to the The N-1th storage data area,..., The step of making the first storage data area the second storage data area, the step of providing the first storage data area, and the provision Copying the contents of the latest data area to the first stored data area.
A backup data management program characterized by that.
年が変わった場合には、
第Ｎ−１番目の保管データ領域を第Ｎ番目の保管データ領域とさせるステップと、第Ｎ−２番目の保管データ領域を第Ｎ−１番目の保管データ領域とさせるステップと、・・・、第１番目の保管データ領域を第２番目の保管データ領域とさせるステップと、Ｎ番目の保管データ領域に既にバックアップデータが保管されているか否かを調べ、Ｎ番目の保管データ領域に既にバックアップデータが保管されている場合にはその旨を告知するメッセージを出力するステップと、
ユーザによる指示があった場合には第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーし、第Ｎ番目の保管データ領域の内容を他の記憶媒体にコピーしたことを確認してから第Ｎ番目の保管データ領域の保管内容を削除させ、第１番目の保管データ領域を設けさせるステップと、前記設けさせた第１番目の保管データ領域に前記最新データ領域の内容をコピーさせるステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項１６又は１９記載のバックアップデータ管理プログラム。The computer is an accounting device;
If the year changes,
Making the (N-1) -th stored data area the N-th stored data area, making the (N-2) -th stored data area the N-th stored data area, The step of setting the first storage data area as the second storage data area, and checking whether the backup data has already been stored in the Nth storage data area, and the backup data already in the Nth storage data area If a message is stored, a step for outputting a message to that effect; and
When the user gives an instruction, the contents of the Nth storage data area are copied to another storage medium, and it is confirmed that the contents of the Nth storage data area have been copied to another storage medium. Deleting the storage contents of the Nth storage data area and providing a first storage data area; copying the contents of the latest data area to the first storage data area provided; and ,including,
20. The backup data management program according to claim 16 or 19, characterized by the above.
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