JP4313524B2 - Electromagnetic relay - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気機器における感電事故防止等の安全対策面の要求は年々厳しくなっており、このことは、それらの電気機器に組み込まれて用いられる電磁継電器においても同様である。
【0003】
電磁継電器においては、電磁石部と接点部との間の電気的絶縁(以下、単に絶縁という。)を確保することが求められており、例えば、ドイツ電気技術者協会の安全規格であるVDE0631や欧州の安全規格であるVDE0700では、6mm以上あるいは8mm以上の所定の空間絶縁距離および沿面絶縁距離を確保することが要求されている。
【0004】
一方、電気機器の小型化要求も厳しく、これと同様に、電磁継電器においても極限までの小型化が求められている。
【0005】
後者の電磁継電器の小型化要求を満足するために、使用する各部品の小型化を図りあるいは絶縁体の厚みを薄くする等の工夫がなされている。例えば、通常の電磁継電器は、本体の下部から各端子が垂下して基板に係合するとともにはんだ付け等により基板に固着される構成となっており、電磁継電器と基板との間に空間を形成するために電磁継電器の周辺にはスタンドオフ部と呼ばれる突起状の部位が設けられ、このために基板上に配置される電磁継電器の背が高くなるという不具合がある。この不具合を改善するために、図9に示すように電磁継電器40の本体(図9では表われていない。図1参照。)の下部から垂下する端子42の先端を折り曲げて本体を覆うケースの側面から水平方向に延出し、さらにその先端を折り曲げて下方に向けて延出するように設けることが行われている。この場合、電磁継電器40と基板44との間に空間を形成するためのスタンドオフ部は設けられておらず、電磁継電器40は低背化され、小型化されている。
【0006】
しかしながら、これらの対策にも限界があるため、装置内部の空間部を利用することが求められ、電磁石部と接点部とを近接して設けることを避けることができない。このように電磁石部と接点部とを近接して設けた状態で前者の各絶縁距離を確保するために、例えば、電磁石部と接点部との間にモールド成形した絶縁壁を設けて空間を遮断し、あるいは、絶縁部に凹凸を設けて、沿面絶縁距離を稼ぐ等の工夫がなされている。
【0007】
このような従来の電磁継電器に関し、以下、2つの例について説明する。
【0008】
図1〜図5に示す第1の従来例の電磁継電器1は、ベースブロック2にそれぞれ固定された電磁石部3および接点部4を有する。なお、電磁石部3および接点部4は、ケース5に収容される。ここで、図1は電磁継電器1のケース5を外した状態における斜視図であり、図2は電磁石部3および接点部4の組立て分解斜視図であり、図3は電磁継電器1の図1中III−III線上断面図であり、図4は電磁継電器1の図3中IV−IV線上断面図であり、図5は電磁継電器1の図3中V−V線上断面図である。
【0009】
電磁石部3は、鉄心16と、鉄心16に巻回されたコイル6と、鉄心16の下部に固着された継鉄7と、その継鉄7にヒンジばね8によって固定され鉄心16の一側に対向して設けられた接極子9とを備える。また、コイル6の両端に接続され、下方に垂下して図示しない基板に接続される2つのコイル端子10a、10bを有する。
【0010】
接点部4は、一端に固定接点11aを有し、他端に図示しない基板に接続される端子11bを有する固定接点ばね11と、一端に可動接点12aを有し、他端に図示しない基板に接続される端子12bを有する可動接点ばね12とを備える。なお、固定接点ばねは、後述する第2の従来例に示すように、可動接点ばねを挟んで一対設けられることもある。
【0011】
接極子9と可動接点ばね12との間を架橋し、係止して接点駆動カード13が設けられている。
【0012】
電磁継電器使用時、接極子9の動作に応じて接点駆動カード13を介して可動側接点12aが変位して固定接点11aに着脱自在に接触する。
【0013】
ベースブロック2は、絶縁材料により成形される。ベースブロック2には、さらに、電磁石部3と接点部4との間に設けられたクランク形状の絶縁壁14と、絶縁壁14に接続され電磁石部3の一側の上部と接点部4の一側の全体とにわたって設けられた幅広なL字面状の絶縁壁延出部15を有する。したがって、電磁石部3のコイル6は、長手方向の一つの垂直側面(図2中s1)およびこの垂直側面(s1)に接続される上下水平面(図2中s2、s3)が絶縁壁14またはベースブロック2に覆われるとともに接点部4に対向する垂直側面(図2中s4)も絶縁壁14で覆われており、長手方向の他の垂直側面(図2中s5)および接極子配設側(図2中s6)のみが露出した構造となっている。
【0014】
一方、ケース5の上面内側には、下方向に向けて突出した垂下絶縁壁(凹凸部)17がケース5の長手方向に延設されている。
【0015】
上記のように構成される電磁継電器1は、電磁石部3と接点部4との間の沿面絶縁距離は、図4および図5中、コイル6の露出した垂直側面(s5)のa点と可動接点ばね12のb点との間であって、絶縁壁延出部15および垂下絶縁壁17に沿った経路(図3中p)の長さで定義される。すなわち、m1+m2+m3+m4が沿面絶縁距離となり、この値が上記安全規格を満足するように設計されている。
【0016】
図6〜図8に示す第2の従来例の電磁継電器20は、基本的な構成は第1の従来例の電磁継電器1と同様である。したがって、電磁継電器20において電磁継電器1と同一の構成要素については同一の参照符号を付すとともに、重複する説明を省略する。ここで、図6は電磁継電器20のケース5を外した状態における斜視図であり、図7は電磁継電器1の図1中VII−VII線上断面図であり、図8は電磁継電器1の図3中VIII−VIII線上断面図である。
【0017】
電磁石部21は、コイル6が枠体状に形成された接極子22によって囲われており、絶縁部で覆われることなく実質的に略全体が露出している点が電磁継電器1と相違する。また、接点駆動カードは、接極子22との間にモールド成形された絶縁体(接点駆動カード)31として成形されている。 また、接点部24は、ブレーク接点ばね25、メーク接点ばね26および可動接点ばね27の3つの接点ばねを有する点においても電磁継電器1と相違する。
【0018】
電磁継電器20は、電磁石部21と接点部24との間の絶縁距離を確保するために、絶縁体31に絶縁体凹凸部28が形成され、また、ベースブロック2にベースブロック凹部29が形成され、さらに、ケース5の上面内側にケース凹凸部30が形成されている。
【0019】
上記のように構成される電磁継電器20は、電磁石部3と接点部4との間の沿面絶縁距離は、図7および図8中、コイル6に接続した接極子22の接点部24の垂直側面(図8中s7)のc点と可動接点ばね27のd点との間であって、カード凹凸部28、ベース凹部29およびケース凹凸部30に沿った経路(図37中q)の長さで定義される。すなわち、n1+n2+n3+n4+n5+n6+n7が沿面絶縁距離となり、この値が上記安全規格を満足するように設計されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した第1および第2の従来例の電磁継電器1、20は、いずれも、絶縁壁を設けあるいは凹凸部を形成する等複雑な加工を行い、かつ、装置内部の空間部を狭くして装置の小型化を実質的に犠牲にしているにも関わらず、所定の絶縁距離を確保するためには、装置の外形寸法をある程度大きくせざるを得ないのが実情である。特に、第2の従来例の電磁継電器20の場合、形成した凹凸部が他の部材と嵌合構造をとっているため、高い寸法精度を要求されるとともに、経時的に寸法の変化を生じることがないように寸法安定性が求められる。このような高い寸法精度等は、可動する接点駆動カード(絶縁体)31においては特に必要とされる。
【0021】
また、前記したように、電磁継電器の小型化要求を満足するひとつの手段として、本体の下部から垂下する端子の先端を折り曲げて本体を覆うケースの側面から水平方向に延出し、さらにその先端を折り曲げて下方に向けて延出するように設けることにより電磁継電器を低背化することが行われているが、この場合、図9に示すように端子42をはんだ付け(図9中A部)しただけでは電磁継電器40が必ずしも安定して基板に固着されず、例えば電磁継電器40が振動等した際に端子42が折損する等の問題がある。このとき、同じく図9に示すように電磁継電器40の端子42が設けられた箇所と反対側の箇所を接着剤を用いて接合する(図9中B部)ことも行われているが、この場合には、はんだ付け作業とともに接着作業を行う必要があり作業が煩雑になり、またさらに接着によっても電磁継電器40が必ずしも安定して基板44に固着されないおそれもある。
【0022】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、所定の絶縁距離を確保しつつ、装置のより一層の小型化を実現することができる電磁継電器を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電磁継電器は、ベースブロックと、
該ベースブロックに固定された電磁石部であって、鉄心に巻回されたコイルを有する電磁石部と、
該電磁石部に設けられ、前記鉄心の長手方向の一端部側に配置した接極子であって、該電磁石部のコイルへの通電により駆動される接極子と、
前記接極子と接続されて、前記電磁石部の上側に配置してある接点駆動カードと、
前記ベースブロックに固定された接点部であって、固定接点を有する固定接点ばね、および前記接点駆動カードを介して前記接極子の動作に応じて変位して該固定接点に着脱自在に接触する可動接点を有する可動接点ばねを備えてなり、前記鉄心の長手方向の他端部側に配置してある接点部と、
前記ベースブロックに形成され、前記電磁石部の上面側と一方の側面側と前記接点部に対向する他端部側とを覆い、前記電磁石部の他方の側面側と前記接極子に対向する一端部側を露出させた絶縁壁であって、前記上面側の絶縁壁が前記電磁石部と前記接点駆動カードとの間に設けられた絶縁壁と、
該絶縁壁に接続されて設けてあり、前記接点駆動カード及び前記接点部の他方の側面側に対向するL字面状の絶縁壁延出部と、
を有する電磁継電器において、
前記絶縁壁延出部に対して直交して前記絶縁壁延出部と一体的に形成されて、前記接点部及び前記接点駆動カードの上部に前記接点駆動カードと平行に設けられた上面絶縁壁と、
前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁に対して直交して、前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁と一体的に形成されて、前記接点部の外側に設けられた側面絶縁壁を有することを特徴とする(請求項1に係る発明)。
【0024】
これにより、上記上面絶縁壁及び側面絶縁壁が設けられていない従来のものに比べて、上記上面絶縁壁及び側面絶縁壁に沿った所定の距離の分だけ、絶縁距離を長く取ることができるため、従来のものと同一の絶縁距離を確保するのに必要な外形寸法の小さな小型化した電磁継電器を得ることができる。
【0026】
また、本発明に係る電磁継電器において、前記固定接点ばねおよび前記可動接点ばねに接続されるそれぞれの接点端子ならびに前記コイルに接続されるコイル端子が、接続方向に対して直角に屈折して前記電磁石部および前記接点部を収容した筐体の側壁から延出され、さらに直角に屈折して接続方向に延出されてなると(請求項に係る発明)、接点端子等が固定接点ばね等から垂下して接続された従来のものに比べて、実装する基板の表面からの高さの低い、いわゆる、低背化された電磁継電器を得ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電磁継電器の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、図を参照して、以下に説明する。
【0032】
まず、本実施の形態の第1の例に係る電磁継電器について、図10〜図13を参照して以下説明する。ここで、図10は電磁継電器100のケース(筐体)を外した状態における斜視図であり、図11は電磁石部3および接点部4の平面図であり、図12は電磁継電器100の正面図(図10中紙面手前側からみた図)であり、図13は電磁継電器100背面図(図10中紙面向こう側からみた図)である。
【0033】
図10〜図13に示す電磁継電器100は、絶縁壁14、絶縁壁延出部15を有する点を含めて基本構成が前記した第1の従来例の電磁継電器1と略同様である。但し、図1の電磁継電器1に対して左右逆にして示した図10の電磁継電器100において、絶縁壁(絶縁体)14および絶縁壁延出部(絶縁部)15は、電磁継電器1の場合とは反対側に設けられている。したがって、コイル6は図10中紙面裏側の面が絶縁材料から露出した状態にある(図12中手前側で露出。)。なお、図10では絶縁壁延出部15は上面絶縁壁104に隠れて表われない。また、接点部の構成は、第2の従来例の電磁継電器20の接点部24と同様である。このため、電磁継電器1、電磁継電器20と同一の構成要素については、電磁継電器1、電磁継電器20と同じ参照符号を付すとともに、重複する説明を省略する。なお、電磁継電器は、ケースの図示を省いているが、例えば、電磁継電器1のケース5を設けることができる。
【0034】
電磁継電器100は、ベースブロック2、電磁石部3および接点部24を有する。
【0035】
電磁石部3は、鉄心16、コイル6、継鉄7および接極子9を備える。また、コイル6の両端に接続され、下方に垂下して基板102に接続される2つのコイル端子10a、10bを有する。
【0036】
接点部24は、ブレーク接点ばね25、メーク接点ばね26および可動接点ばね27の3つの接点ばねを有し、それぞれ下方に垂下して基板102に接続される端子25b、26b、27bを備える。なお、図12中、参照符号26aはメーク接点を、参照符号27aは可動接点を、参照符号28aはブレーク接点を、それぞれ示す。
【0037】
接極子9と可動接点ばね27との間を架橋し、係止して接点駆動カード13が設けられている。
【0038】
電磁継電器100は、上記したように、第1の従来例の電磁継電器1と同様に、絶縁壁14、絶縁壁延出部15を有する。
【0039】
電磁継電器100は、さらに、上面絶縁壁104および垂直面絶縁壁(側面絶縁壁)106を有する。
【0040】
上面絶縁壁104は、図10中、接点部24の上部に設けられている。上面絶縁壁104は、接点駆動カード13の上部に接点駆動カード13と平行に設けられ、絶縁壁延出部15と直交して一体的に形成されている。
【0041】
垂直面絶縁壁106は、図10中、接点部24の手前側側面、すなわち、電磁石部3と対向する側とは反対側に設けられている。垂直面絶縁壁106は、絶縁壁延出部15および上面絶縁壁104と直交して一体的に形成されている。
【0042】
上記のように構成される電磁継電器100は、電磁石部3と接点部24との間の沿面絶縁距離は、図11〜図13中、コイル6の露出面のA点と可動接点ばね27のB点との間であって、絶縁壁延出部15および上面絶縁壁104に沿った経路(図11中)Pの長さで定義される。すなわち、L1+L2+L3が沿面絶縁距離となり、この値が上記安全規格を満足するように設計されている。
【0043】
この沿面絶縁距離(L1+L2+L3)を有する経路Pは、m1+m2+m3+m4の沿面絶縁距離を有する第1の従来例の経路pおよびn1+n2+n3+n4+n5+n6+n7の沿面絶縁距離を有する第2の従来例の経路qよりも長い経路である。したがって、電磁継電器100は、従来のものと同一の絶縁距離を確保するのに必要な外形寸法が従来のものに比べて小型化されている。
【0044】
ここで、電磁継電器100の変形例として、上面絶縁壁104のみ有し垂直面絶縁壁106が設けられていないものを図14〜図17に示す。
【0045】
図14〜図17に示す電磁継電器108は、電磁石部3と接点部24との間の沿面絶縁距離は、コイル6の露出面のC点と可動接点ばね27のD点との間であって、絶縁壁延出部15および上面絶縁壁104に沿った経路(図16中)Qの長さM1+M2+M3+M4で定義される。なお、図15中一部の部材は図示を省いている。
【0046】
このM1+M2+M3+M4の沿面絶縁距離を有する経路Qは、上記経路Pよりは短いが、第1の従来例の経路pおよび第2の従来例の経路qよりも長い経路である。したがって、電磁継電器108は、従来のものと同一の絶縁距離を確保するのに必要な外形寸法が従来のものに比べて小型化されている。
【0047】
つぎに、本実施の形態の第2の例に係る電磁継電器について、図18〜図20を参照して以下説明する。
【0048】
図18〜図20に示す電磁継電器112は、基本構成は、例えば、上記本実施の形態の第1の例に係る電磁継電器100と同じである。したがって、電磁継電器112の基本構成については図示および説明を省くとともに、説明上必要な部材については電磁継電器100の対応する部材の参照符号を用いる。ここで、図18は電磁継電器112の正面図であり、図19は電磁継電器112の平面図であり、図20は電磁継電器112の側面図である。なお、各図中、参照符号113は電磁継電器112が実装される基板を示す。
【0049】
電磁継電器112は、各端子の形状が電磁継電器100と相違する。
【0050】
電磁継電器112は、コイル6に接続されるコイル端子114、116と、ブレーク接点ばね25に延出するブレーク接点端子118と、メーク接点ばね26に延出するメーク接点端子120と、可動接点ばね27に延出する可動接点端子122とを有する。
【0051】
コイル端子114、116、ブレーク接点端子118、メーク接点端子120および可動接点端子122は、いずれも、図18中垂直方向に延設されたコイル6、ブレーク接点ばね25、メーク接点ばね26および可動接点ばね27から90°(直角に)屈折して紙面手前方向に延出されてケース5から突出し、さらにまた90°屈折して垂直方向に、すなわち、コイル6、ブレーク接点ばね25、メーク接点ばね26および可動接点ばね27の接続方向に垂下、延出して形成されている。
【0052】
上記のように構成される本実施の形態の第2の例に係る電磁継電器112は、各端子が固定接点ばね等から垂下して接続された従来のものに比べて、実装する基板の表面からの高さが低く、いわゆる、低背化されている。
【0053】
ここで、本実施の形態の第2の例に係る電磁継電器112の変形例について、図21〜図29を参照して説明する。以下に説明する第1〜第5の変形例の電磁継電器は、本実施の形態の第2の例に係る電磁継電器112と略同様の構成を有するが、さらに、各端子と対向する位置に捨て端子(支持体)を有する点が電磁継電器112と相違する。
【0054】
まず、図21〜図23に示す第1の変形例の電磁継電器124は、捨て端子(支持体)126、128は、ケース(筐体)5の各端子114、116、118、120、122が突出した側面5aとは反対側の側面5bの両端に近い部分から、各端子114、116、118、120、122の場合と同様に水平方向に延出した後90°(直角に)屈折して下方に延出されている。この場合、捨て端子(支持体)126、128は、一端がケース5に覆われた本体130にモールド等により固着されている。
【0055】
上記のように構成される第1の変形例に係る電磁継電器124は、電磁継電器112の場合と同様に、実装する基板の表面からの高さが低く、いわゆる、低背化されているとともに、さらに、各端子に対向してケースの反対側の側面に捨て端子が設けられているため、基板に実装した後に外力が作用して各端子に回転トルクがかかったとしても変形や破断等のおそれがない。
【0056】
つぎに、図24〜図26に示す第2の変形例の電磁継電器124aは、捨て端子がケースに着脱可能に取り付けられている点が第1の変形例と異なる。
【0057】
電磁継電器124aは、ケース5aの各端子(図24、図25ではコイル端子114のみが表われている。)が設けられた側面と反対側の側面に凹部150が形成されている。凹部150は、幅広な部分150aと幅狭い部分150bを交互に有する水平方向の開口とその開口の両側に下方に開放端を有する垂直方法の開口を有する。このような凹部150を有するケース5aは、例えば、上下動する上下金型および水平移動するスライド金型からなる金型を用いて樹脂モールドすることにより形成される。そして、例えば手指で捨て端子152を押し込むことにより、コ字状に形成された捨て端子152の連絡部152aが凹部150に係合され、両端の垂下部152b、152cが各端子の垂下部位と対向して垂下している。このとき、捨て端子152の連絡部152aは凹部150の幅狭い部分150bによって保持される。
【0058】
図26に示す基板144への実装状態において、各端子(コイル端子114のみ示す。)および捨て端子152は、基板144にはんだ付けされている(図26中C部)。
【0059】
上記のように構成される第2の変形例に係る電磁継電器124aは、特に、電磁継電器が簡易な構造を有し支持体を着脱自在にケースに取り付けることができ、また、電磁継電器を容易かつ確実に基板に固着することができる。
【0060】
なお、この場合、捨て端子を凹部により確実に固着するためには、例えば、治具を用いて捨て端子を凹部に圧入してもよく、また、捨て端子が係合した状態でケースの凹部を熱によりかしめてもよく、あるいは、捨て端子およびケースを接着剤を用いて接着してもよい。
【0061】
つぎに、図27〜図29の第3〜5の変形例は、捨て端子がケースに着脱可能に取り付けられている点で第2の変形例と共通する。
【0062】
図27に示す第3の変形例に係る電磁継電器124bは、L字状の捨て端子152aの一端がケース5aの凹部154に係合している。
【0063】
電磁継電器124bは、捨て端子のケースへの取付構造がより簡略化されている。
【0064】
図28に示す第4の変形例に係る電磁継電器124cは、漢字の山の字状の捨て端子152bの連絡部がケース5aの凹部156に係合している。
【0065】
電磁継電器124cは、捨て端子が3本足を有するため、電磁継電器がより確実に基板に固着される。
【0066】
図29に示す第5の変形例に係る電磁継電器124dは、第2の変形例と類似するが、ケース5aに形成された凹部158は、上方が開放されている。そして、捨て端子152の連絡部がケース5aの凹部158に接着剤により接着されることにより係合している。
【0067】
電磁継電器124dは、凹部を有するケースを上下動する上下金型のみを用いてモールド成形できるため、ケースの製作が容易である。
【0068】
以上説明した、各変形例の電磁継電器において、捨て端子が取り付けられる電磁継電器の本体の構造は本実施の形態の第1および第2の例に限定されることなく、他の一般的な構造のものであってもよい。
【0069】
また、以上説明した各実施の形態例の電磁継電器において、絶縁壁等の絶縁材料として無機フィラー入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)、結晶性ポリスチレン、9Tナイロン(ポリアミド樹脂の登録商標名)等を用いれば、絶縁壁等の厚みをより一層薄くすることができ、これにより電磁継電器をより一層小型化することができる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1に係る電磁継電器によれば、ベースブロックと、該ベースブロックに固定された電磁石部であって、鉄心に巻回されたコイルを有する電磁石部と、該電磁石部に設けられ、前記鉄心の長手方向の一端部側に配置した接極子であって、該電磁石部のコイルへの通電により駆動される接極子と、前記接極子と接続されて、前記電磁石部の上側に配置してある接点駆動カードと、前記ベースブロックに固定された接点部であって、固定接点を有する固定接点ばね、および前記接点駆動カードを介して前記接極子の動作に応じて変位して該固定接点に着脱自在に接触する可動接点を有する可動接点ばねを備えてなり、前記鉄心の長手方向の他端部側に配置してある接点部と、前記ベースブロックに形成され、前記電磁石部の上面側と一方の側面側と前記接点部に対向する他端部側とを覆い、前記電磁石部の他方の側面側と前記接極子に対向する一端部側を露出させた絶縁壁であって、前記上面側の絶縁壁が前記電磁石部と前記接点駆動カードとの間に設けられた絶縁壁と、該絶縁壁に接続されて設けてあり、前記接点駆動カード及び前記接点部の他方の側面側に対向するL字面状の絶縁壁延出部と、を有する電磁継電器において、前記絶縁壁延出部に対して直交して前記絶縁壁延出部と一体的に形成されて、前記接点部及び前記接点駆動カードの上部に前記接点駆動カードと平行に設けられた上面絶縁壁と、前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁に対して直交して、前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁と一体的に形成されて、前記接点部の外側に設けられた側面絶縁壁を有するため、従来のものと同一の絶縁距離を確保するのに必要な外形寸法の小さな小型化した電磁継電器を得ることができる。
【0071】
また、請求項に係る電磁継電器によれば、各端子が、接点ばね等の接続方向に対して直角に屈折して電磁石部および接点部を収容した筐体の側壁から延出され、さらに直角に屈折して接続方向に延出されてなるため、従来のものに比べて、実装する基板の表面からの高さの低い、いわゆる、低背化された電磁継電器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の従来例の電磁継電器のケースを外した状態における斜視図である。
【図2】 第1の従来例の電磁継電器の電磁石部および接点部の組立て分解斜視図である。
【図3】 第1の従来例の電磁継電器の図1中III−III線上断面図である。
【図4】 第1の従来例の電磁継電器の図3中IV−IV線上断面図である。
【図5】 第1の従来例の電磁継電器の図3中V−V線上断面図である。
【図6】 第2の従来例の電磁継電器のケースを外した状態における斜視図である。
【図7】 第2の従来例の電磁継電器の電磁石部および接点部の平面図である。
【図8】 第2の従来例の電磁継電器の図7中VIII−VIII線上断面図である。
【図9】 従来例の低背化構造を説明するための電磁継電器の側面図である。
【図10】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器のケースを外した状態における斜視図である。
【図11】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の電磁石部および接点部の平面図である。
【図12】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の電磁石部および接点部の正面図である。
【図13】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の電磁石部および接点部の背面図である。
【図14】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の変形例のケースを外した状態における斜視図である。
【図15】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の変形例の電磁石部および接点部の平面図である。
【図16】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の変形例の電磁石部および接点部の正面図である。
【図17】 本実施の形態の第1の例の電磁継電器の変形例の電磁石部および接点部の背面図である。
【図18】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の正面図である。
【図19】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の平面図である。
【図20】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の側面図である。
【図21】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第1の変形例の正面図である。
【図22】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第1の変形例の平面図である。
【図23】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第1の変形例の側面図である。
【図24】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第2の変形例の組立分解斜視図である。
【図25】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第2の変形例の斜視図である。
【図26】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第2の変形例の側面図である。
【図27】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第3の変形例の側面図である。
【図28】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第4の変形例の側面図である。
【図29】 本実施の形態の第2の例の電磁継電器の第5の変形例の側面図である。
【符号の説明】
2 ベースブロック
3 電磁石部
5、5a ケース
6 コイル
9 接極子
10a、10b、114、116 コイル端子
13 接点駆動カード
14 絶縁壁
15 絶縁壁延出部
16 鉄心
24 接点部
25 ブレーク接点ばね
25a ブレーク接点
25b、26b、27b 端子
26 メーク接点ばね
26a メーク接点
27 可動接点ばね
27a 可動接点
100、108、112、124、124a、124b、124c、124d電磁継電器
102、113 基板
104 上面絶縁壁
106 垂直面絶縁壁
118 ブレーク接点端子
120 メーク接点端子
122 可動接点端子
126、128、152、152a、152b、152c 捨て端子
130 本体
144 基板
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic relay.
[0002]
[Prior art]
The demands on safety measures such as prevention of electric shock accidents in electrical equipment are becoming stricter year by year, and this is also true for electromagnetic relays that are used in such electrical equipment.
[0003]
In an electromagnetic relay, it is required to secure electrical insulation (hereinafter simply referred to as insulation) between an electromagnet portion and a contact portion. For example, VDE0631, which is a safety standard of the German Electrical Engineers Association, and Europe In VDE0700, which is a safety standard, it is required to secure a predetermined space insulation distance and creepage insulation distance of 6 mm or more or 8 mm or more.
[0004]
On the other hand, there is a strict demand for miniaturization of electrical equipment, and in the same way, miniaturization to the limit is also required for electromagnetic relays.
[0005]
In order to satisfy the demand for downsizing of the latter electromagnetic relay, various devices have been devised such as downsizing each component to be used or reducing the thickness of the insulator. For example, a normal electromagnetic relay has a structure in which each terminal hangs from the lower part of the main body and engages with the board and is fixed to the board by soldering or the like, and a space is formed between the electromagnetic relay and the board. Therefore, there is a problem that a projecting portion called a stand-off portion is provided around the electromagnetic relay, and the height of the electromagnetic relay arranged on the substrate is increased. In order to remedy this problem, as shown in FIG. 9, the case of the case covering the main body by bending the tip of the terminal 42 hanging from the lower portion of the main body of the electromagnetic relay 40 (not shown in FIG. 9, see FIG. 1). It is performed to extend horizontally from the side surface, and further bend the tip to extend downward. In this case, a stand-off portion for forming a space between the electromagnetic relay 40 and the substrate 44 is not provided, and the electromagnetic relay 40 is reduced in height and reduced in size.
[0006]
However, since these measures are also limited, it is required to use the space inside the apparatus, and it is inevitable to provide the electromagnet part and the contact part close to each other. In order to secure the former insulation distance in the state where the electromagnet part and the contact part are provided close to each other in this way, for example, a molded insulating wall is provided between the electromagnet part and the contact part to block the space. Alternatively, a device has been devised such as providing unevenness on the insulating portion to increase the creeping insulation distance.
[0007]
Two examples of such a conventional electromagnetic relay will be described below.
[0008]
A first conventional electromagnetic relay 1 shown in FIGS. 1 to 5 includes an electromagnet portion 3 and a contact portion 4 fixed to a base block 2. The electromagnet portion 3 and the contact portion 4 are accommodated in the case 5. Here, FIG. 1 is a perspective view of the electromagnetic relay 1 with the case 5 removed, FIG. 2 is an exploded perspective view of the electromagnet portion 3 and the contact portion 4, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line III-III, FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG. 3 of the electromagnetic relay 1, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
[0009]
The electromagnet portion 3 includes an iron core 16, a coil 6 wound around the iron core 16, a yoke 7 fixed to the lower portion of the iron core 16, and a yoke spring 8 fixed to the yoke 7 on one side of the iron core 16. And an armature 9 provided oppositely. Moreover, it has the two coil terminals 10a and 10b which are connected to the both ends of the coil 6, and are hung down and connected to the board | substrate which is not illustrated.
[0010]
The contact part 4 has a fixed contact 11a at one end, a fixed contact spring 11 having a terminal 11b connected to a substrate (not shown) at the other end, a movable contact 12a at one end, and a substrate (not shown) at the other end. And a movable contact spring 12 having a terminal 12b to be connected. A pair of fixed contact springs may be provided with a movable contact spring interposed therebetween, as shown in a second conventional example described later.
[0011]
A contact drive card 13 is provided by bridging and locking between the armature 9 and the movable contact spring 12.
[0012]
When the electromagnetic relay is used, the movable contact 12a is displaced via the contact drive card 13 in accordance with the operation of the armature 9, and is detachably contacted with the fixed contact 11a.
[0013]
The base block 2 is formed of an insulating material. The base block 2 further includes a crank-shaped insulating wall 14 provided between the electromagnet portion 3 and the contact portion 4, an upper portion on one side of the electromagnet portion 3 connected to the insulating wall 14, and one of the contact portions 4. It has a wide L-shaped insulating wall extending portion 15 provided over the entire side. Therefore, the coil 6 of the electromagnet portion 3 has one vertical side surface (s1 in FIG. 2) in the longitudinal direction and the upper and lower horizontal planes (s2, s3 in FIG. 2) connected to the vertical side surface (s1) as the insulating wall 14 or the base. The vertical side surface (s4 in FIG. 2) covered with the block 2 and facing the contact portion 4 is also covered with the insulating wall 14, and the other vertical side surface (s5 in FIG. 2) and the armature arrangement side ( In FIG. 2, only s6) is exposed.
[0014]
On the other hand, on the inner side of the upper surface of the case 5, a hanging insulating wall (uneven portion) 17 protruding downward is extended in the longitudinal direction of the case 5.
[0015]
In the electromagnetic relay 1 configured as described above, the creeping insulation distance between the electromagnet portion 3 and the contact portion 4 is movable with respect to the point a on the exposed vertical side surface (s5) of the coil 6 in FIGS. It is defined by the length of the path (p in FIG. 3) between the contact spring 12 and the point b and along the insulating wall extension 15 and the hanging insulating wall 17. That is, m1 + m2 + m3 + m4 is the creepage insulation distance, and this value is designed to satisfy the safety standard.
[0016]
A basic configuration of the electromagnetic relay 20 of the second conventional example shown in FIGS. 6 to 8 is the same as that of the electromagnetic relay 1 of the first conventional example. Therefore, in the electromagnetic relay 20, the same components as those of the electromagnetic relay 1 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted. 6 is a perspective view of the electromagnetic relay 20 with the case 5 removed, FIG. 7 is a cross-sectional view of the electromagnetic relay 1 taken along the line VII-VII in FIG. 1, and FIG. It is sectional drawing on the middle VIII-VIII line.
[0017]
The electromagnet portion 21 is different from the electromagnetic relay 1 in that the coil 6 is surrounded by an armature 22 formed in a frame shape and is substantially entirely exposed without being covered with an insulating portion. Further, the contact drive card is formed as an insulator (contact drive card) 31 molded between the armature 22 and the contact drive card. The contact portion 24 is also different from the electromagnetic relay 1 in that it has three contact springs, a break contact spring 25, a make contact spring 26 and a movable contact spring 27.
[0018]
In the electromagnetic relay 20, an insulating uneven portion 28 is formed in the insulator 31 and a base block recessed portion 29 is formed in the base block 2 in order to secure an insulating distance between the electromagnet portion 21 and the contact portion 24. Furthermore, a case uneven portion 30 is formed inside the upper surface of the case 5.
[0019]
In the electromagnetic relay 20 configured as described above, the creeping insulation distance between the electromagnet portion 3 and the contact portion 4 is the vertical side surface of the contact portion 24 of the armature 22 connected to the coil 6 in FIGS. The length of the path (q in FIG. 37) between the point c of (s7 in FIG. 8) and the point d of the movable contact spring 27 and along the card concave / convex portion 28, base concave portion 29 and case concave / convex portion 30. Defined by That is, n1 + n2 + n3 + n4 + n5 + n6 + n7 is a creeping insulation distance, and this value is designed to satisfy the safety standard.
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
However, the electromagnetic relays 1 and 20 of the first and second conventional examples described above both perform complicated processing such as providing an insulating wall or forming an uneven portion, and narrow the space inside the device. In spite of the fact that the downsizing of the device is substantially sacrificed, in order to secure a predetermined insulation distance, the actual size of the device must be increased to some extent. In particular, in the case of the electromagnetic relay 20 of the second conventional example, since the formed uneven portion has a fitting structure with other members, high dimensional accuracy is required and dimensional changes occur over time. Dimensional stability is required so as not to occur. Such high dimensional accuracy is particularly required for the movable contact drive card (insulator) 31.
[0021]
In addition, as described above, as one means for satisfying the demand for miniaturization of the electromagnetic relay, the tip of the terminal hanging from the lower part of the main body is bent and extended horizontally from the side surface of the case covering the main body, and the tip is further extended. The electromagnetic relay is reduced in height by being bent and extended downward. In this case, the terminal 42 is soldered as shown in FIG. 9 (part A in FIG. 9). However, the electromagnetic relay 40 is not necessarily stably fixed to the substrate. For example, when the electromagnetic relay 40 vibrates, there is a problem that the terminal 42 is broken. At this time, as shown in FIG. 9, the part opposite to the part where the terminal 42 of the electromagnetic relay 40 is provided is joined using an adhesive (part B in FIG. 9). In some cases, it is necessary to perform the bonding work together with the soldering work, which complicates the work, and there is a possibility that the electromagnetic relay 40 is not necessarily stably fixed to the substrate 44 even by the bonding.
[0022]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an electromagnetic relay capable of realizing further downsizing of the apparatus while ensuring a predetermined insulation distance.
[0023]
[Means for Solving the Problems]
  The electromagnetic relay according to the present invention is:A base block;
  An electromagnet portion fixed to the base block and wound around an iron coreAn electromagnet having a coil;
  An armature provided on the electromagnet portion and disposed on one end side in the longitudinal direction of the iron core,An armature driven by energization of the coil of the electromagnet part;
  A contact drive card connected to the armature and disposed above the electromagnet part;
  A contact portion fixed to the base block,A fixed contact spring having a fixed contact, and a movable contact spring having a movable contact that is displaced according to the operation of the armature via the contact drive card and detachably contacts the fixed contact;On the other end side in the longitudinal direction of the iron coreThe arranged contact part,
  One end portion that is formed on the base block and covers the upper surface side of the electromagnet portion, one side surface side, and the other end portion side facing the contact portion, and facing the other side surface side of the electromagnet portion and the armature An insulating wall with a side exposed, the insulating wall on the upper surface side being provided between the electromagnet portion and the contact drive cardAn insulating wall,
  Provided to be connected to the insulating wall;On the other side of the contact drive card and the contact portionAn opposing L-shaped insulating wall extension,
  In an electromagnetic relay having
  An upper surface insulating wall that is formed integrally with the insulating wall extending portion perpendicular to the insulating wall extending portion and provided in parallel with the contact driving card on the contact portion and the contact driving card. When,
  A side surface insulating wall formed integrally with the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall and perpendicular to the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall and provided outside the contact portion. (Invention according to claim 1).
[0024]
  This makes the aboveTop insulating wall and side insulating wallCompared with the conventional one that is not providedTop insulating wall and side insulating wallSince the insulation distance can be increased by a predetermined distance along the line, it is possible to obtain a miniaturized electromagnetic relay having a small external dimension necessary for securing the same insulation distance as that of the conventional one.
[0026]
  Further, in the electromagnetic relay according to the present invention, each of the contact terminals connected to the fixed contact spring and the movable contact spring and the coil terminal connected to the coil are refracted at right angles to the connection direction, and the electromagnet Part and the side wall of the housing containing the contact part, and further refracted at a right angle and extended in the connection direction (claims)2Invention), a so-called low-profile electromagnetic relay having a low height from the surface of the substrate to be mounted is obtained as compared with the conventional one in which the contact terminals or the like are suspended from the fixed contact spring or the like. be able to.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of an electromagnetic relay according to the present invention (hereinafter referred to as this embodiment) will be described below with reference to the drawings.
[0032]
First, an electromagnetic relay according to a first example of the present embodiment will be described below with reference to FIGS. 10 is a perspective view of the electromagnetic relay 100 with the case (housing) removed, FIG. 11 is a plan view of the electromagnet portion 3 and the contact portion 4, and FIG. 12 is a front view of the electromagnetic relay 100. FIG. 13 is a rear view of the electromagnetic relay 100 (a diagram viewed from the other side of the paper surface in FIG. 10).
[0033]
The electromagnetic relay 100 shown in FIGS. 10 to 13 is substantially the same as the electromagnetic relay 1 of the first conventional example described above, including the insulating wall 14 and the insulating wall extending portion 15. However, in the electromagnetic relay 100 shown in FIG. 10 reversed left and right with respect to the electromagnetic relay 1 shown in FIG. 1, the insulating wall (insulator) 14 and the insulating wall extending portion (insulating part) 15 are provided in the case of the electromagnetic relay 1. It is provided on the opposite side. Therefore, the coil 6 is in a state where the surface on the back side of the paper in FIG. 10 is exposed from the insulating material (exposed on the front side in FIG. 12). In FIG. 10, the insulating wall extension 15 is not hidden behind the upper surface insulating wall 104. The configuration of the contact part is the same as that of the contact part 24 of the electromagnetic relay 20 of the second conventional example. For this reason, about the same component as the electromagnetic relay 1 and the electromagnetic relay 20, the same referential mark as the electromagnetic relay 1 and the electromagnetic relay 20 is attached | subjected, and the overlapping description is abbreviate | omitted. In addition, although the illustration of the case is omitted, the electromagnetic relay can be provided with the case 5 of the electromagnetic relay 1, for example.
[0034]
The electromagnetic relay 100 has a base block 2, an electromagnet part 3, and a contact part 24.
[0035]
The electromagnet unit 3 includes an iron core 16, a coil 6, a yoke 7, and an armature 9. Moreover, it has two coil terminals 10a and 10b which are connected to both ends of the coil 6 and which are suspended downward and connected to the substrate 102.
[0036]
The contact portion 24 includes three contact springs, a break contact spring 25, a make contact spring 26, and a movable contact spring 27, and includes terminals 25 b, 26 b, and 27 b that hang downward and are connected to the substrate 102. In FIG. 12, reference numeral 26a indicates a make contact, reference numeral 27a indicates a movable contact, and reference numeral 28a indicates a break contact.
[0037]
The armature 9 and the movable contact spring 27 are bridged and locked to provide a contact drive card 13.
[0038]
As described above, the electromagnetic relay 100 includes the insulating wall 14 and the insulating wall extending portion 15 in the same manner as the electromagnetic relay 1 of the first conventional example.
[0039]
The electromagnetic relay 100 further has an upper surface insulating wall 104 and a vertical surface insulating wall (side insulating wall) 106.
[0040]
The upper surface insulating wall 104 is provided above the contact portion 24 in FIG. The upper surface insulating wall 104 is provided on the upper portion of the contact driving card 13 in parallel with the contact driving card 13 and is integrally formed orthogonally to the insulating wall extending portion 15.
[0041]
In FIG. 10, the vertical surface insulating wall 106 is provided on the front side surface of the contact portion 24, that is, on the side opposite to the side facing the electromagnet portion 3. The vertical surface insulating wall 106 is integrally formed orthogonal to the insulating wall extending portion 15 and the upper surface insulating wall 104.
[0042]
In the electromagnetic relay 100 configured as described above, the creeping insulation distance between the electromagnet portion 3 and the contact portion 24 is such that the point A on the exposed surface of the coil 6 and the point B on the movable contact spring 27 in FIGS. It is defined by the length of the path (in FIG. 11) P between the points and along the insulating wall extension 15 and the upper surface insulating wall 104. That is, L1 + L2 + L3 is the creeping insulation distance, and this value is designed to satisfy the safety standard.
[0043]
The path P having the creeping insulation distance (L1 + L2 + L3) is the path p and n1 + n2 + n3 + n4 + n5 + n6 of the first conventional example having the creeping insulation distance of m1 + m2 + m3 + m4. This route is longer than the route q of the second conventional example having a creepage insulation distance of + n7. Accordingly, the electromagnetic relay 100 has a smaller external dimension than that of the conventional one in order to ensure the same insulation distance as that of the conventional one.
[0044]
Here, as a modification of the electromagnetic relay 100, only the upper surface insulating wall 104 and the vertical surface insulating wall 106 are not provided are shown in FIGS. 14 to 17.
[0045]
In the electromagnetic relay 108 shown in FIGS. 14 to 17, the creeping insulation distance between the electromagnet portion 3 and the contact portion 24 is between point C on the exposed surface of the coil 6 and point D on the movable contact spring 27. , Defined by the length M1 + M2 + M3 + M4 of the path (in FIG. 16) Q along the insulating wall extension 15 and the upper surface insulating wall 104. In FIG. 15, some members are not shown.
[0046]
The path Q having the creeping insulation distance of M1 + M2 + M3 + M4 is shorter than the path P, but longer than the path p of the first conventional example and the path q of the second conventional example. Accordingly, the electromagnetic relay 108 has a smaller external dimension than that of the conventional one in order to ensure the same insulation distance as that of the conventional one.
[0047]
Next, an electromagnetic relay according to a second example of the present embodiment will be described below with reference to FIGS.
[0048]
The basic configuration of the electromagnetic relay 112 shown in FIGS. 18 to 20 is the same as that of the electromagnetic relay 100 according to the first example of the present embodiment, for example. Therefore, illustration and description of the basic configuration of the electromagnetic relay 112 are omitted, and reference numerals of corresponding members of the electromagnetic relay 100 are used for members necessary for the description. Here, FIG. 18 is a front view of the electromagnetic relay 112, FIG. 19 is a plan view of the electromagnetic relay 112, and FIG. 20 is a side view of the electromagnetic relay 112. In each figure, reference numeral 113 indicates a substrate on which the electromagnetic relay 112 is mounted.
[0049]
The electromagnetic relay 112 is different from the electromagnetic relay 100 in the shape of each terminal.
[0050]
The electromagnetic relay 112 includes coil terminals 114 and 116 connected to the coil 6, a break contact terminal 118 extending to the break contact spring 25, a make contact terminal 120 extending to the make contact spring 26, and a movable contact spring 27. And a movable contact terminal 122 extending to the center.
[0051]
The coil terminals 114 and 116, the break contact terminal 118, the make contact terminal 120, and the movable contact terminal 122 are all the coil 6, the break contact spring 25, the make contact spring 26, and the movable contact that extend in the vertical direction in FIG. 90 ° (perpendicular) is refracted from the spring 27 and extends in the front direction of the paper to protrude from the case 5, and is also refracted 90 ° in the vertical direction, that is, the coil 6, the break contact spring 25, and the make contact spring 26. In addition, it is formed so as to hang down and extend in the connecting direction of the movable contact spring 27.
[0052]
The electromagnetic relay 112 according to the second example of the present embodiment configured as described above is from the surface of the substrate to be mounted as compared with the conventional one in which each terminal is suspended and connected from a fixed contact spring or the like. The height of the so-called is low.
[0053]
Here, the modification of the electromagnetic relay 112 which concerns on the 2nd example of this Embodiment is demonstrated with reference to FIGS. 21-29. The electromagnetic relays of the first to fifth modifications described below have substantially the same configuration as that of the electromagnetic relay 112 according to the second example of the present embodiment, but are further discarded at positions facing each terminal. It differs from the electromagnetic relay 112 in that it has a terminal (support).
[0054]
First, the electromagnetic relay 124 of the first modified example shown in FIGS. 21 to 23 includes the discard terminals (supports) 126 and 128 and the terminals 114, 116, 118, 120, and 122 of the case (housing) 5. As in the case of each terminal 114, 116, 118, 120, 122, it extends from the portion close to both ends of the side surface 5b opposite to the protruding side surface 5a and then refracts by 90 ° (perpendicular). It extends downward. In this case, the disposal terminals (supports) 126 and 128 are fixed to the main body 130 whose one end is covered with the case 5 by a mold or the like.
[0055]
As in the case of the electromagnetic relay 112, the electromagnetic relay 124 according to the first modification configured as described above has a low height from the surface of the substrate to be mounted, so-called low profile, Furthermore, because the terminals are disposed on the opposite side of the case to face each terminal, there is a risk of deformation or breakage even if a rotational torque is applied to each terminal due to external force after mounting on the board. There is no.
[0056]
Next, the electromagnetic relay 124a of the second modified example shown in FIGS. 24 to 26 is different from the first modified example in that the discarded terminal is detachably attached to the case.
[0057]
The electromagnetic relay 124a has a recess 150 formed on the side surface opposite to the side surface on which the terminals of the case 5a (only the coil terminal 114 is shown in FIGS. 24 and 25). The recess 150 has a horizontal opening having alternating wide portions 150a and narrow portions 150b, and a vertical opening having open ends on both sides of the opening. The case 5a having such a recess 150 is formed, for example, by resin molding using a mold made up of an upper and lower mold that moves up and down and a slide mold that moves horizontally. Then, for example, by pushing the discard terminal 152 with fingers, the connecting portion 152a of the discard terminal 152 formed in a U-shape is engaged with the recess 150, and the hanging portions 152b and 152c at both ends face the hanging portion of each terminal. And droops. At this time, the connecting portion 152 a of the discard terminal 152 is held by the narrow portion 150 b of the recess 150.
[0058]
In the mounting state on the substrate 144 shown in FIG. 26, each terminal (only the coil terminal 114 is shown) and the discard terminal 152 are soldered to the substrate 144 (C portion in FIG. 26).
[0059]
The electromagnetic relay 124a according to the second modified example configured as described above has an especially simple structure, and the support can be detachably attached to the case, and the electromagnetic relay can be easily and easily installed. It can be securely fixed to the substrate.
[0060]
In this case, in order to securely fix the discarded terminal to the recessed portion, for example, the discarded terminal may be press-fitted into the recessed portion using a jig, or the recessed portion of the case may be pressed with the discarded terminal engaged. It may be caulked by heat, or the discarded terminal and the case may be bonded using an adhesive.
[0061]
Next, the third to fifth modifications of FIGS. 27 to 29 are common to the second modification in that the discard terminal is detachably attached to the case.
[0062]
In the electromagnetic relay 124b according to the third modification shown in FIG. 27, one end of the L-shaped discard terminal 152a is engaged with the recess 154 of the case 5a.
[0063]
In the electromagnetic relay 124b, the structure for attaching the discarded terminal to the case is further simplified.
[0064]
In the electromagnetic relay 124c according to the fourth modification shown in FIG. 28, the connecting portion of the Kanji mountain-shaped discard terminal 152b is engaged with the recess 156 of the case 5a.
[0065]
Since the electromagnetic relay 124c has three disposal terminals, the electromagnetic relay is more securely fixed to the substrate.
[0066]
The electromagnetic relay 124d according to the fifth modification shown in FIG. 29 is similar to the second modification, but the recess 158 formed in the case 5a is open at the top. The connecting portion of the discard terminal 152 is engaged with the concave portion 158 of the case 5a by being bonded with an adhesive.
[0067]
Since the electromagnetic relay 124d can be molded using only the upper and lower molds that move up and down the case having the recess, the case can be easily manufactured.
[0068]
In the electromagnetic relay according to each modification described above, the structure of the main body of the electromagnetic relay to which the discard terminal is attached is not limited to the first and second examples of the present embodiment, but other general structures. It may be a thing.
[0069]
In addition, in the electromagnetic relay of each embodiment described above, if an insulating material such as an insulating wall is used, PBT (polybutylene terephthalate) containing inorganic filler, crystalline polystyrene, 9T nylon (registered trademark name of polyamide resin) or the like is used. In addition, the thickness of the insulating wall and the like can be further reduced, whereby the electromagnetic relay can be further reduced in size.
[0070]
【The invention's effect】
  Claim1According to such an electromagnetic relay,A base block and an electromagnet portion fixed to the base block, wound around an iron coreAn electromagnet having a coil;An armature provided on the electromagnet portion and disposed on one end side in the longitudinal direction of the iron core,An armature driven by energization of the coil of the electromagnet part, a contact drive card connected to the armature and disposed on the upper side of the electromagnet part;A contact portion fixed to the base block,A fixed contact spring having a fixed contact, and a movable contact spring having a movable contact that is displaced according to the operation of the armature via the contact drive card and detachably contacts the fixed contact;On the other end side in the longitudinal direction of the iron coreThe arranged contact part,One end portion that is formed on the base block and covers the upper surface side of the electromagnet portion, one side surface side, and the other end portion side facing the contact portion, and facing the other side surface side of the electromagnet portion and the armature An insulating wall with a side exposed, the insulating wall on the upper surface side being provided between the electromagnet portion and the contact drive cardAn insulating wall and connected to the insulating wall;On the other side of the contact drive card and the contact portionAn electromagnetic relay having an opposing L-shaped insulating wall extending portion, and formed integrally with the insulating wall extending portion so as to be orthogonal to the insulating wall extending portion, and the contact portion and the An upper surface insulating wall provided in parallel with the contact driving card on an upper portion of the contact driving card, and the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall orthogonal to the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall. And a small-sized electromagnetic relay having a small outer dimension necessary for securing the same insulation distance as the conventional one is obtained. be able to.
[0071]
  Claims2According to the electromagnetic relay according to the above, each terminal is refracted at right angles to the connection direction of the contact spring and the like, and is extended from the side wall of the housing containing the electromagnet portion and the contact portion, and further refracted at right angles and connected Since it extends in the direction, it is possible to obtain a so-called low-profile electromagnetic relay having a lower height from the surface of the substrate to be mounted than the conventional one.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a first conventional electromagnetic relay with a case removed.
FIG. 2 is an exploded exploded perspective view of an electromagnet part and a contact part of an electromagnetic relay of a first conventional example.
3 is a cross-sectional view of the first conventional electromagnetic relay taken along line III-III in FIG. 1. FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 3 of the electromagnetic relay of the first conventional example.
5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 3 of the electromagnetic relay of the first conventional example.
FIG. 6 is a perspective view of the second conventional electromagnetic relay with the case removed.
FIG. 7 is a plan view of an electromagnet part and a contact part of an electromagnetic relay of a second conventional example.
8 is a cross-sectional view of the electromagnetic relay of the second conventional example on the line VIII-VIII in FIG.
FIG. 9 is a side view of an electromagnetic relay for explaining a conventional low-profile structure.
FIG. 10 is a perspective view of the electromagnetic relay according to the first example of the present embodiment with the case removed.
FIG. 11 is a plan view of an electromagnet part and a contact part of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment.
FIG. 12 is a front view of an electromagnet part and a contact part of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment.
FIG. 13 is a rear view of the electromagnet part and the contact part of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment.
FIG. 14 is a perspective view in a state where a case of a modification of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment is removed.
FIG. 15 is a plan view of an electromagnet part and a contact part of a modification of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment.
FIG. 16 is a front view of an electromagnet part and a contact part of a modification of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment;
FIG. 17 is a rear view of an electromagnet part and a contact part of a modification of the electromagnetic relay of the first example of the present embodiment.
FIG. 18 is a front view of an electromagnetic relay of a second example of the present embodiment.
FIG. 19 is a plan view of an electromagnetic relay of a second example of the present embodiment.
FIG. 20 is a side view of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 21 is a front view of a first modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment;
FIG. 22 is a plan view of a first modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 23 is a side view of a first modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 24 is an exploded perspective view of a second modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 25 is a perspective view of a second modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 26 is a side view of a second modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 27 is a side view of a third modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 28 is a side view of a fourth modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
FIG. 29 is a side view of a fifth modification of the electromagnetic relay of the second example of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
2 Base block
3 Electromagnet part
5, 5a case
6 coils
9 Armature
10a, 10b, 114, 116 Coil terminal
13 Contact drive card
14 Insulating wall
15 Insulating wall extension
16 Iron core
24 Contact point
25 Break contact spring
25a Break contact
25b, 26b, 27b terminals
26 Make contact spring
26a Make contact
27 Movable contact spring
27a Movable contact
100, 108, 112, 124, 124a, 124b, 124c, 124d electromagnetic relay
102, 113 substrate
104 Upper surface insulation wall
106 Vertical insulation wall
118 Break contact terminal
120 Make contact terminals
122 Movable contact terminal
126, 128, 152, 152a, 152b, 152c Discard terminal
130 body
144 substrate

Claims (2)

ベースブロックと、
該ベースブロックに固定された電磁石部であって、鉄心に巻回されたコイルを有する電磁石部と、
該電磁石部に設けられ、前記鉄心の長手方向の一端部側に配置した接極子であって、該電磁石部のコイルへの通電により駆動される接極子と、
前記接極子と接続されて、前記電磁石部の上側に配置してある接点駆動カードと、
前記ベースブロックに固定された接点部であって、固定接点を有する固定接点ばね、および前記接点駆動カードを介して前記接極子の動作に応じて変位して該固定接点に着脱自在に接触する可動接点を有する可動接点ばねを備えてなり、前記鉄心の長手方向の他端部側に配置してある接点部と、
前記ベースブロックに形成され、前記電磁石部の上面側と一方の側面側と前記接点部に対向する他端部側とを覆い、前記電磁石部の他方の側面側と前記接極子に対向する一端部側を露出させた絶縁壁であって、前記上面側の絶縁壁が前記電磁石部と前記接点駆動カードとの間に設けられた絶縁壁と、
該絶縁壁に接続されて設けてあり、前記接点駆動カード及び前記接点部の他方の側面側に対向するL字面状の絶縁壁延出部と、
を有する電磁継電器において、
前記絶縁壁延出部に対して直交して前記絶縁壁延出部と一体的に形成されて、前記接点部及び前記接点駆動カードの上部に前記接点駆動カードと平行に設けられた上面絶縁壁と、
前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁に対して直交して、前記絶縁壁延出部及び前記上面絶縁壁と一体的に形成されて、前記接点部の外側に設けられた側面絶縁壁を有することを特徴とする電磁継電器。
A base block;
An electromagnet part fixed to the base block, the electromagnet part having a coil wound around an iron core ;
An armature provided on the electromagnet portion and disposed on one end side in the longitudinal direction of the iron core, the armature being driven by energizing the coil of the electromagnet portion;
A contact drive card connected to the armature and disposed above the electromagnet part;
A contact portion fixed to the base block, which is movable according to movement of the armature through the contact drive card and a fixed contact spring having a fixed contact, and detachably contacted with the fixed contact A movable contact spring having a contact, and a contact portion disposed on the other end side in the longitudinal direction of the iron core ;
One end portion that is formed on the base block and covers the upper surface side of the electromagnet portion, one side surface side, and the other end portion side facing the contact portion, and facing the other side surface side of the electromagnet portion and the armature An insulating wall with an exposed side, the insulating wall on the upper surface side being provided between the electromagnet part and the contact driving card ;
An L-shaped insulating wall extending part that is connected to the insulating wall and faces the other side of the contact driving card and the contact part ;
In an electromagnetic relay having
An upper surface insulating wall that is formed integrally with the insulating wall extending portion perpendicular to the insulating wall extending portion and provided in parallel with the contact driving card on the contact portion and the contact driving card. When,
A side surface insulating wall formed integrally with the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall and perpendicular to the insulating wall extending portion and the upper surface insulating wall and provided outside the contact portion. An electromagnetic relay comprising:
前記固定接点ばねおよび前記可動接点ばねに接続されるそれぞれの接点端子ならびに前記コイルに接続されるコイル端子が、接続方向に対して直角に屈折して前記電磁石部および前記接点部を収容した筐体の側壁から延出され、さらに直角に屈折して接続方向に延出されてなることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。  A housing in which each of the contact terminals connected to the fixed contact spring and the movable contact spring and the coil terminal connected to the coil are refracted at right angles to the connection direction to accommodate the electromagnet part and the contact part. 2. The electromagnetic relay according to claim 1, wherein the electromagnetic relay is extended from the side wall and further bent in a right angle and extended in the connecting direction.
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