JP4308999B2 - Rotor and method for manufacturing the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転子に係り、詳しくは各コイルが星形結線される回転子、及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のモータの回転子としては、回転軸に固定されたコア(鉄心)から放射状に延びる複数のティース片に巻着される各コイルを星形結線したものがある。即ち、各コイルの一端部がそれぞれ整流子ライザに結線され、各コイルの他端部がはんだ付け又は溶接により結線され、その点が中性点とされたものがある。
【0003】
このような回転子の製造方法としては、特開平8−294253号公報に開示された方法がある。この方法は、まず3本の導線の端部をはんだ付け又は溶接により結線して中性点を形成する。そして、その中性点付近の導線が保持されるように、詳述するとティース片上に中性点付近の導線を置き、その上から中性点から離れた導線を巻着して、中性点付近の導線をティース片に縛り付ける。そして、その巻着した3本の導線の各端部をそれぞれ整流子ライザに結線する。
【0004】
この方法では、コアとの関わりがない状態で3本の導線の端部を結線して中性点を形成することができるため、各導線を各ティース片に巻着した後にその端部を結線し中性点を形成するのに比べて、その作業が容易である。また、中性点付近の導線とティース片を縛り付けるように巻着するため、中性点を保持するために特別な部材や製造工程(最後に樹脂で接着する等)を必要としない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記方法では、はんだ付け時、又は溶接時の熱により中性点付近の導線の被膜が破壊されてしまうことがある。従って、中性点付近の導線とティース片を縛り付けるように巻着していく際の摩擦等により巻着する側の導線の被膜が剥れると、中性点付近の導線と中性点から離れた導線とが短絡する虞がある。これにより回転子の歩溜りが低下してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、星形結線を備えた回転子及びその製造方法において、その中性点を容易に形成することができ、且つ巻線の短絡を防止することができる回転子及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数の導線が星形結線され、その中性点から離れた導線が、中性点付近の導線の上からコアに巻着されてコイルが形成される回転子において、前記コアには、前記中性点付近の導線を狭持する一対の凸部と、該凸部より前記コアの径方向内側に形成され少なくとも前記中性点付近の導線を収容するための絶縁性の収容部とが設けられ、前記コイルは、前記収容部に収容された前記中性点付近の導線の上から前記中性点から離れた導線が巻着されて形成されており、前記収容部は、該収容部に収容された前記中性点付近の導線と、該中性点付近の導線の上から巻着された前記中性点から離れた導線とが接触しないよう構成されたことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転子において、前記コアには、前記導線を巻着するための放射状に延びる複数のティース片が形成され、該コアの軸線方向端面には該コアの金属部と前記導線とを絶縁するための絶縁部が設けられ、前記収容部を、前記絶縁部に前記ティース片と同方向に延びるように形成したことを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の回転子において、前記収容部は、前記絶縁部に形成された溝であり、前記中性点から離れた導線は、前記凸部より前記コアの径方向内側に巻着され前記コイルを形成することを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の回転子において、前記収容部を、前記各ティース片の前記絶縁部にそれぞれ形成し、その複数の収容部の一つに前記中性点付近の導線を収容したことを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、コアには、複数の導線が星形結線された中性点付近の導線を狭持する一対の凸部と、該凸部より前記コアの径方向内側に形成され少なくとも前記中性点付近の導線を収容するための絶縁性の収容部とが設けられ、コイルは、前記収容部に収容された前記中性点付近の導線の上から前記中性点から離れた導線が巻着されて形成されており、前記収容部は、該収容部に収容された前記中性点付近の導線と、該中性点付近の導線の上から巻着された前記中性点から離れた導線とが接触しないよう構成された回転子の製造方法において、前記中性点付近の導線を前記収容部に収容した後、前記中性点から離れた導線を前記収容部に収容された前記中性点付近の導線の上から巻着して前記コイルを形成することを要旨とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の回転子の製造方法において、前記コアには、前記導線を巻着するための放射状に延びる複数のティース片が形成され、該コアの軸線方向端面には該コアの金属部と前記導線とを絶縁するための絶縁部が設けられ、前記中性点付近の導線を、前記ティース片と同方向に延びるように前記絶縁部に形成された前記収容部より前記コアの径方向外側に形成された一対の凸部に狭持させ、前記凸部から続く中性点付近の導線を前記収容部内に収容し、前記中性点から離れた導線を前記凸部より径方向内側に巻着して前記コイルを形成することを要旨とする。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、中性点付近の導線は、コアに設けられた絶縁性の収容部に収容され、その上から中性点から離れた導線がコアに巻着されてコイルが形成される。これにより、中性点付近の導線と、中性点から離れた導線とが接触しない。よって、中性点の形成時に中性点付近の導線の被膜が破壊されても、巻線の短絡が防止される。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、コアには、導線を巻着するための放射状に延びる複数のティース片が形成され、該コアの軸線方向端面には該コアの金属部と前記導線とを絶縁するための絶縁部が設けられる。そして、中性点付近の導線は、前記絶縁部に前記ティース片と同方向に延びるように形成される収容部に収容され、その上から中性点から離れた導線がコアに巻着されてコイルが形成される。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、中性点付近の導線は一対の凸部に狭持され、その凸部から続く中性点付近の導線は収容部としての溝内に収容される。そして、中性点から離れた導線は凸部より前記コアの径方向内側に巻着され、前記コイルが形成される。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、前記収容部は、前記各ティース片の前記絶縁部にそれぞれ形成される。よって、回転子のバランスが良好となる。そして、その複数の収容部の一つに中性点付近の導線が収容される。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、中性点付近の導線が絶縁性の収容部に収容された後、中性点から離れた導線が収容部(コア)に巻着されてコイルが形成される。これにより、中性点付近の導線と、中性点から離れた導線とが接触しない。よって、中性点の形成時に中性点付近の導線の被膜が破壊されても、巻線の短絡が防止される。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、前記中性点付近の導線が凸部に狭持され、その凸部から続く中性点付近の導線が収容部内に収容される。そして、中性点から離れた導線が凸部よりコアの径方向内側に巻着されてコイルが形成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、直流モータの回転子(電機子)の側面図である。回転子は、回転軸1、コア2、整流子3及びコイル4を備える。回転軸1の中間部にはコア2が固定され、回転軸1の一端側には整流子3が固定されている。
【0020】
図2は、コイル4が形成される前の状態の回転子の斜視図である。図3は、コイル4が形成される前の状態の回転子の概略正面図である。図4は、コイル4が形成される前の状態の回転子の概略縦断面図である。コア2は、複数のコアシート5を重合させた積層鋼板から構成される金属部6と、金属部6とコイル4とを絶縁するための樹脂よりなる絶縁部7とを備える。
【0021】
金属部6は、回転軸1を内嵌する円筒部8aと、円筒部8aから等角度(120°)間隔に放射状に延びる3個の金属ティース片8bとを備える。金属ティース片8bの先端部には、回転軸1の周方向に延びる延出部8cが形成されている。
【0022】
絶縁部7は、金属部6の軸線方向端面をそれぞれ略覆うように形成された第1及び第2絶縁端部7a,7bと、延出部8cの外周側を除き両絶縁端部7a,7bを軸線方向に連結するスロット絶縁部7cと、各絶縁端部7a,7bから軸線方向に延び回転軸1を内嵌する第1及び第2円筒部7d,7eとを備える。本実施の形態では、金属ティース片8bとそれを覆うスロット絶縁部7cがティース片9を構成している。
【0023】
第1円筒部7dには、整流子3を固定する薄肉部7fが形成されている。
第2絶縁端部7bには、一対の第1凸部10と一対の第2凸部11が各ティース片9毎、即ち3組づつ形成されている。
【0024】
第2凸部11は、第2絶縁端部7bの径方向外側に、各ティース片9の先端部と対応して形成されている。第2凸部11の高さは、ティース片9に巻着されるコイル4がコア2の径方向外側に飛び出さないように設定されている(図7参照)。一対の第2凸部11は、その対向する面が傾斜され、両凸部間に略V字形状のV字溝11aを形成する。このV字溝11aの幅は、底に向かうほど狭くなり、底での幅は3本の導線を束ねた径より若干小さく設定されている。又、第2凸部11の一方には、図3に示すように、V字溝11aの幅をコア2の中心軸に向かうほど広くするテーパ面11bが形成されている。このテーパ面11bにより決定されるV字溝11aのコア2の径方向内側での幅は、3本の導線を束ねた径より若干広く設定されている。
【0025】
第1凸部10は、第2絶縁端部7bの第2凸部11より径方向内側に、各ティース片9と同方向に(放射状に)延びて形成されている。この第1凸部10は、第2凸部11から第2円筒部7eの近傍まで形成されている。第1凸部10の高さは、第2凸部11より低く、3本の導線を束ねた径より高く設定されている。又、第1凸部10の径方向外側端部には径方向外側に向かうほど高さが高くなる高凸部としての傾斜部10aが形成されている(図7参照)。一対の第1凸部10は、その両凸部間に略U字形状の収容部としてのU字溝10bを形成する。このU字溝10bの幅は、3本の導線を束ねた径より広く設定されている。
【0026】
第1絶縁端部7aには、前記第2凸部11と同形状の整流子側凸部12が同様に形成されている。
コイル4は、各ティース片9に導線13を巻着して形成され、図5に示すように、その一端から延びる導線13が星形結線(Y結線)され、中性点14が形成されている。又、中性点14付近の導線13は撚られて(ねじって束ねられて)ツイスト部15が形成されている。
【0027】
ツイスト部15の中性点14側は、図5及び図7に示すように、1組の第2凸部11のV字溝11aの底付近で第2凸部11に狭持されている。そして、ツイスト部15は第1凸部10のU字溝10b内に収容されている。そして、ツイスト部15から分岐した(中性点14から離れた)各導線13は、それぞれ第2凸部11より径方向内側のティース片9に巻着されてコイル4を形成している。
【0028】
ここで、中性点14が保持されたティース片9に形成されるコイル4は、図6及び図7に示すように、U字溝10b内に収容されたツイスト部15の上から導線13が巻着されて形成されている。
【0029】
各コイル4の他端から延びる導線13は、図1に示すように、整流子3のライザ3aに固定されている。
上記のように構成される回転子の製造方法を以下に記載する。
【0030】
まず3本の導線13の一端部を撚ってツイスト部15を形成し、その先端をはんだ付け又は溶接により結線して中性点14を形成する。
次に、ツイスト部15の中性点14側を、図5及び図7に示すように、1組の第2凸部11のV字溝11aの底付近まで押しこみ、第2凸部11に狭持させる。
【0031】
次に、ツイスト部15を第1凸部10のU字溝10b内に収容させる。
次に、ツイスト部15から分岐した(中性点14から離れた)各導線13を、それぞれ第2凸部11より径方向内側のティース片9に巻着してコイル4を形成する。このとき、中性点14が保持されたティース片9には、図6及び図7に示すように、U字溝10b内に収容されたツイスト部15の上から導線13を巻着してコイル4を形成する。
【0032】
次に、各コイル4の他端から延びる導線13を、図1に示すように、整流子3のライザ3aに固定する。
上記実施の形態の効果を以下に記載する。
【0033】
(1)ツイスト部15は、第1凸部10のU字溝10b内に収容され、その上からツイスト部15から分岐した導線13がティース片9に巻着されてコイル4が形成されている。これにより、ツイスト部15と、ツイスト部15から分岐した導線13とが接触しない。よって、中性点14の形成時にツイスト部15の被膜が破壊されても、ツイスト部15とコイル4が短絡することは防止される。
【0034】
(2)収容部としてのU字溝10bは、絶縁部7に一体形成されるため、容易に形成される。
(3)一対の第2凸部11はV字溝11aを形成し、ツイスト部15の中性点14側はV字溝11aの底付近で第2凸部11に狭持される。しかも、この第2凸部11は第1凸部10より高く形成され、導線13は第2凸部11より径方向内側のティース片9に巻着されてコイル4を形成するため、コイル4がコア2の径方向外側に飛び出すことは第2凸部11により防止される。即ち、第2凸部11は、中性点14を保持する機能と、コイル4がコア2の径方向外側に飛び出すことを防止する機能とを兼ね備える。よって、絶縁部7の形状が簡略化される。
【0035】
(4)中性点14は、第2凸部11より径方向外側に配置され、コイル4は第2凸部11より径方向内側に配置される。よって、被膜の無い中性点14とコイル4とが接触することは防止され、中性点14とコイル4が短絡することはない。
【0036】
(5)第1凸部10の径方向外側端部には第2凸部11に向かうほど高さが高くなる傾斜部10aを形成した。これにより、第1凸部10の径方向外側端部の高さが高くなり、第1凸部の径方向内側の高さが低くなる。よって、導線13が巻着されるスペースを広く確保しながら、V字溝11aの底付近で狭持されたツイスト部15がU字溝10bの底に接触するまでの間に底から浮いた状態となっても、傾斜部10aによりU字溝10b内に収容させることができる。しかも、V字溝11aに近い部分は、中性点14の形成時に被膜が破壊される確立が高いが、傾斜部10aによりコイル4と確実に非接触とされる。よって、ツイスト部15とコイル4が短絡することは防止される。
【0037】
(6)第1及び第2凸部10,11は、各ティース片9と対応した位置にそれぞれ形成されるため、回転子のバランスが良好となる。よって、回転トルクのムラ等が低減される。
【0038】
(7)コア2との関わりがない状態で3本の導線13の一端部を結線して中性点14を形成することができるため、各導線を各ティース片に巻着した後にその端部を結線し中性点を形成するのに比べて、その作業が容易となる。
【0039】
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、ツイスト部15(中性点14付近の導線)を収容するためにU字溝10b(収容部)を形成する一対の第1凸部10を設けたが、少なくともツイスト部15を収容可能であれば、詳述するとツイスト部15を収容した上から導線13を巻着してもツイスト部15と導線13とが接触しなければ、U字溝10bを他の構成としてもよい。例えば、絶縁部7に溝を凹設し、その溝を収容部としてもよい。このようにしても、ツイスト部15(中性点14付近の導線)とコイル4が短絡することは防止される。又、例えば、第1凸部10を第2凸部11より径方向外側まで形成し、中性点14をも収容するものとしてもよい。
【0040】
・上記実施の形態では、第1凸部10を絶縁部7に一体形成したが、絶縁性の別部材で構成してもよい。このようにしても上記実施の形態の効果(1),(3)〜(7)と同様の効果を得ることができる。
【0041】
・上記実施の形態では、第2凸部11は、V字溝11aを形成し、第1凸部10より高く形成され、中性点14を保持する機能と、コイル4がコア2の径方向外側に飛び出すことを防止する機能とを兼ね備えるとしたが、機能毎に別に構成してもよい。このようにしても上記実施の形態の効果(1),(2),(6),(7)と同様の効果を得ることができる。
【0042】
・上記実施の形態では、第1凸部10の径方向外側端部に傾斜部10aを形成したが、傾斜部10aを設けなくてもよい。このようにしても上記実施の形態の効果(1)〜(4),(6),(7)と同様の効果を得ることができる。
【0043】
・上記実施の形態では、第1及び第2凸部10,11は、各ティース片9と対応した位置にそれぞれ形成されるとしたが、一つのティース片9に一対のみ設けてもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)〜(6),(7)と同様の効果を得ることができる。
【0044】
・上記実施の形態では、中性点14付近の導線は撚られてツイスト部15とされているとしたが、撚られていなくてもよい。
・上記実施の形態では、3つのコイル4がY結線される回転子に具体化したが、多数(例えば6つ)のコイルが星形結線される回転子に具体化してもよい。
【0045】
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ) 請求項1に記載の回転子において、前記収容部を、前記コア表面に設けられ該コアの金属部と前記導線とを絶縁するための絶縁部に形成したことを特徴とする回転子。
【0046】
このようにすると、絶縁性の収容部は、コアの金属部と導線とを絶縁するための絶縁部に一体形成されるため、容易に成形される。
(ロ) 前記収容部は、前記絶縁部に凸設された一対の第1凸部が形成する溝であり、前記第1凸部より前記コアの径方向外側には、前記中性点付近の導線を狭持する一対の第2凸部を設けたことを特徴とする。
【0047】
このようにすると、中性点付近の導線は一対の第2凸部に狭持され、その第2凸部から続く中性点付近の導線は一対の第1凸部が形成する溝内に収容される。そして、中性点から離れた導線は、その上からコアに巻着される。
【0048】
(ハ)前記一対の第2凸部は、樹脂製でその間に略V字形状のV字溝を形成し、そのV字溝の底の幅は、前記複数の導線の束ねられた径より若干小さいことを特徴とする。このようにすると、中性点付近の導線の中性点側の部分は、V字溝の底付近で狭持される。
【0049】
(ニ)上記(ハ)に記載の回転子において、前記第1凸部の径方向外側端部には、高さの高い高凸部(10a)を形成したことを特徴とする回転子。
このようにすると、第1凸部の径方向外側端部の高さが高くなり、第1凸部の径方向外側端部以外の高さが低くなる。よって、導線が巻着されるスペースを広く確保しながら、V字溝の底付近で狭持された中性点付近の導線が第1凸部が形成する溝の底に接触するまでの間に底から浮いた状態となっても、高凸部により第1凸部の溝内に収容させることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜4に記載の発明によれば、星形結線を備えた回転子において、その中性点を容易に形成することができ、且つ巻線の短絡を防止することができる回転子を提供することができる。
請求項5,6に記載の発明によれば、星形結線を備えた回転子の製造方法において、その中性点を容易に形成することができ、且つ巻線の短絡を防止することができる回転子の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の回転子の側面図。
【図2】コイルが形成される前の状態の回転子の斜視図。
【図3】コイルが形成される前の状態の回転子の概略正面図。
【図4】コイルが形成される前の状態の回転子の概略縦断面図。
【図5】本実施の形態の回転子を説明するための説明図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】本実施の形態の回転子を説明するための要部概略断面図。
【符号の説明】
1…コア、4…コイル、6…金属部、7…絶縁部、9…ティース片、10…第1凸部、11…第2凸部、13…導線、14…中性点、15…ツイスト部、10b…U字溝。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotor of a motor, and more particularly to a rotor in which each coil is star-connected and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
As a conventional motor rotor, there is one in which each coil wound around a plurality of teeth pieces extending radially from a core (iron core) fixed to a rotating shaft is star-connected. That is, one end of each coil is connected to a commutator riser, the other end of each coil is connected by soldering or welding, and that point is a neutral point.
[0003]
As a method for manufacturing such a rotor, there is a method disclosed in JP-A-8-294253. In this method, first, the ends of the three conductors are connected by soldering or welding to form a neutral point. Then, in detail, place the conductive wire near the neutral point on the teeth piece so that the conductive wire near the neutral point is held, wind the conductive wire away from the neutral point from above the neutral point, Tie a nearby conductor to a piece of teeth. And each end part of the wound three conducting wire is each connected to a commutator riser.
[0004]
In this method, the end of the three conductors can be connected to form a neutral point in a state where there is no connection with the core, so that the ends are connected after each conductor is wound around each tooth piece. However, the operation is easier than forming neutral points. Moreover, since it winds so that the conducting wire and teeth piece near a neutral point may be tied, a special member and a manufacturing process (final adhesion | attachment with resin etc.) are not required in order to hold | maintain a neutral point.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the said method, the film of the conducting wire near a neutral point may be destroyed by the heat at the time of soldering or welding. Therefore, if the coated wire on the winding side is peeled off due to friction or the like when winding so as to tie the conductive wire near the neutral point and the tooth piece, the conductive wire near the neutral point and the neutral point will be separated. There is a risk of short circuiting with the lead wires. As a result, there is a problem that the yield of the rotor decreases.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and in a rotor having a star connection and a manufacturing method thereof, the neutral point can be easily formed, and a short circuit of a winding is achieved. An object of the present invention is to provide a rotor and a method for manufacturing the same.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the rotor according to the first aspect, the core is formed with a plurality of radially extending teeth pieces for winding the conducting wire, and the axial end surface of the core is formed on the core. The gist is that an insulating part for insulating the metal part of the core and the conducting wire is provided, and the accommodating part is formed in the insulating part so as to extend in the same direction as the teeth piece.
[0009]
Invention according to
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, in the rotor according to the second or third aspect, the accommodating portion is formed in the insulating portion of each of the teeth pieces, and the intermediate portion is included in one of the plural accommodating portions. The gist is that the conductor near the sex point was accommodated.
[0011]
According to a fifth aspect of the present invention, the core is formed with a pair of convex portions sandwiching a conductive wire in the vicinity of a neutral point where a plurality of conductive wires are star-connected , and radially inward of the core from the convex portions. And an insulating accommodating portion for accommodating at least a conducting wire near the neutral point, and the coil is separated from the neutral point from above the conducting wire near the neutral point accommodated in the accommodating portion. conducting wire is formed is wound around the accommodating portion includes a conductor in the vicinity of the neutral point, which is accommodated in the accommodating portion, the neutral, which is wrapped over the lead in the vicinity of neutral point in the configuration process for the preparation of the rotor so as not to contact the wire away from the point, after housing the wire around the neutral point in the housing part, accommodating the wire away from the neutral point in the housing part The gist is to form the coil by winding it around the conducting wire near the neutral point .
[0012]
According to a sixth aspect of the present invention, in the method for manufacturing a rotor according to the fifth aspect, the core includes a plurality of radially extending teeth pieces for winding the conductive wire, and the axis of the core. An insulating portion for insulating the metal portion of the core and the conducting wire is provided on the end surface in the direction, and the conducting wire near the neutral point is formed in the insulating portion so as to extend in the same direction as the teeth piece. the receiving portion is interposed a pair of projections formed on the radially outer side of the core than to accommodate the conductors in the vicinity of the neutral point continued from previous Kitotsu unit in front KiOsamu Description section, from the neutral point and wrapped than the previous Kitotsu portion radially inwardly away from wires and summarized in that to form the coil.
[0013]
According to the first aspect of the present invention, the conductor near the neutral point is accommodated in the insulating accommodating portion provided in the core, and the conductor away from the neutral point from above is wound around the core. A coil is formed. Thereby, the conducting wire near the neutral point and the conducting wire away from the neutral point do not contact. Therefore, even if the coating of the conductive wire near the neutral point is broken when the neutral point is formed, a short circuit of the winding is prevented.
[0014]
According to the second aspect of the present invention, the core is formed with a plurality of radially extending teeth pieces for winding the conducting wire, and the metal end portion of the core and the conducting wire are formed on the axial end surface of the core. An insulating part is provided for insulating. And the conducting wire near the neutral point is accommodated in the accommodating portion formed to extend in the same direction as the teeth piece in the insulating portion, and the conducting wire away from the neutral point from above is wound around the core. A coil is formed.
[0015]
According to the invention described in
[0016]
According to invention of
[0017]
According to the fifth aspect of the present invention, after the conducting wire in the vicinity of the neutral point is accommodated in the insulating accommodating portion, the conducting wire away from the neutral point is wound around the accommodating portion (core) to form a coil. Is done. Thereby, the conducting wire near the neutral point and the conducting wire away from the neutral point do not contact. Therefore, even if the coating of the conductive wire near the neutral point is broken when the neutral point is formed, a short circuit of the winding is prevented.
[0018]
According to the invention of
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment embodying the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side view of a rotor (armature) of a DC motor. The rotor includes a
[0020]
FIG. 2 is a perspective view of the rotor in a state before the
[0021]
The
[0022]
The insulating
[0023]
A
A pair of first
[0024]
The 2nd
[0025]
The 1st
[0026]
A commutator-side
The
[0027]
As shown in FIGS. 5 and 7, the
[0028]
Here, as shown in FIGS. 6 and 7, the
[0029]
The
A method for manufacturing the rotor configured as described above will be described below.
[0030]
First, one end of the three conducting
Next, as shown in FIGS. 5 and 7, the
[0031]
Next, the
Next, each of the
[0032]
Next, the
The effects of the above embodiment will be described below.
[0033]
(1) The
[0034]
(2) Since the
(3) The pair of second
[0035]
(4) The
[0036]
(5) An
[0037]
(6) Since the 1st and 2nd
[0038]
(7) Since one end part of the three conducting
[0039]
The above embodiment may be modified as follows.
In the above embodiment, the pair of first
[0040]
-In above-mentioned embodiment, although the 1st
[0041]
In the above embodiment, the second
[0042]
-In above-mentioned embodiment, although the
[0043]
In the above embodiment, the first and second
[0044]
-In above-mentioned embodiment, although the conducting wire of the
In the above-described embodiment, the three
[0045]
For technical ideas that can be grasped from the above embodiments will be described in conjunction with the effects below.
(A) The rotor according to
[0046]
If it does in this way, since an insulating accommodating part is integrally formed in the insulation part for insulating the metal part and conducting wire of a core, it shape | molds easily.
(B) pre-Symbol accommodating portion is a groove in which the first convex portions of the pair which is projectingly on the insulating portion is formed, wherein the radially outer side of the core than the first convex portion, around the neutral point second convex portions of the pair of sandwiching the conductors you, characterized in that the provided.
[0047]
In this way, the conductive wire near the neutral point is held between the pair of second convex portions, and the conductive wire near the neutral point continuing from the second convex portion is accommodated in the groove formed by the pair of first convex portions. Is done. And the conducting wire away from the neutral point is wound around the core from above.
[0048]
(C) before Symbol second convex portions of the pair, while in resin a to form a V-shaped groove of substantially V-shape, the width of the bottom of the V-shaped groove, than the diameter bundled with the plurality of conductors it characterized in that the slightly smaller. If it does in this way, the part by the side of the neutral point of conducting wire near a neutral point will be pinched near the bottom of a V-shaped groove.
[0049]
(D) The rotor according to (c) above, wherein a high convex part (10a) having a high height is formed at a radially outer end of the first convex part.
If it does in this way, the height of the radial direction outer end part of a 1st convex part will become high, and heights other than the radial direction outer end part of a 1st convex part will become low. Therefore, while ensuring a wide space around which the conducting wire is wound, the conducting wire near the neutral point held near the bottom of the V-shaped groove contacts the bottom of the groove formed by the first convex portion. Even if it floats from the bottom, it can be accommodated in the groove of the first convex portion by the high convex portion.
[0050]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the invention described in
According to the fifth and sixth aspects of the invention, in the method of manufacturing a rotor having a star connection, the neutral point can be easily formed and the short circuit of the winding can be prevented. A method for manufacturing a rotor can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rotor according to an embodiment.
FIG. 2 is a perspective view of a rotor in a state before a coil is formed.
FIG. 3 is a schematic front view of the rotor in a state before a coil is formed.
FIG. 4 is a schematic longitudinal sectional view of a rotor in a state before a coil is formed.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining a rotor according to the present embodiment;
6 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view of a main part for explaining the rotor of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記コア(2)には、前記中性点(14)付近の導線(15)を狭持する一対の凸部(11)と、該凸部(11)より前記コア(2)の径方向内側に形成され少なくとも前記中性点(14)付近の導線(15)を収容するための絶縁性の収容部(10b)とが設けられ、
前記コイル(4)は、前記収容部(10b)に収容された前記中性点(14)付近の導線(15)の上から前記中性点(14)から離れた導線(13)が巻着されて形成されており、前記収容部(10b)は、該収容部(10b)に収容された前記中性点(14)付近の導線(15)と、該中性点(14)付近の導線(15)の上から巻着された前記中性点(14)から離れた導線(13)とが接触しないよう構成されたことを特徴とする回転子。A plurality of conductors (13) is star-connected, the wire away from the neutral point (14) (13) is wound around on the one Raco A conductor in the vicinity of the neutral point (15) (2) In the rotor in which the coil (4) is formed,
The core (2) includes a pair of convex portions (11) that sandwich the conductive wire (15) near the neutral point (14), and a radially inner side of the core (2) from the convex portion (11). at least the neutral point is formed (14) an insulating housing portion for housing the conductor wire (15) in the vicinity of and (10b) are provided,
The coil (4) is wound by a conductor (13) away from the neutral point (14) from above the conductor (15) in the vicinity of the neutral point (14) accommodated in the accommodating portion (10b). The accommodating portion (10b) includes a conductor (15) near the neutral point (14) accommodated in the accommodating portion (10b) and a conductor near the neutral point (14). (15) A rotor configured to prevent contact with a conducting wire (13) separated from the neutral point (14) wound from above .
前記コア(2)には、前記導線(13)を巻着するための放射状に延びる複数のティース片(9)が形成され、該コア(2)の軸線方向端面には該コア(2)の金属部(6)と前記導線(13)とを絶縁するための絶縁部(7)が設けられ、
前記収容部(10b)を、前記絶縁部(7)に前記ティース片(9)と同方向に延びるように形成したことを特徴とする回転子。The rotor according to claim 1,
The core (2) is formed with a plurality of radially extending teeth pieces (9) for winding the conducting wire (13), and the axial end surface of the core (2) is provided with the core (2). An insulating part (7) for insulating the metal part (6) and the conducting wire (13) is provided,
The rotor, wherein the accommodating portion (10b) is formed in the insulating portion (7) so as to extend in the same direction as the teeth piece (9).
前記収容部(10b)は、前記絶縁部(7)に形成された溝であり、
前記中性点(14)から離れた導線(13)は、前記凸部(11)より前記コア(2)の径方向内側に巻着され前記コイル(4)を形成することを特徴とする回転子。The rotor according to claim 2, wherein
The accommodating part (10b) is a groove formed in the insulating part (7),
Before SL lead away from the neutral point (14) (13), and characterized in that the wrapped radially inward of the core (2) from the front Kitotsu portion (11) to form the coil (4) Rotor.
前記収容部(10b)を、前記各ティース片(9)の前記絶縁部(7)にそれぞれ形成し、その複数の収容部(10b)の一つに前記中性点(14)付近の導線(15)を収容したことを特徴とする回転子。In the rotor according to claim 2 or 3,
The accommodating portion (10b) is formed in the insulating portion (7) of each of the tooth pieces (9), and a conductive wire (near the neutral point (14)) is provided in one of the plural accommodating portions (10b) ( 15) A rotor characterized by containing the same.
コイル(4)は、前記収容部(10b)に収容された前記中性点(14)付近の導線(15)の上から前記中性点(14)から離れた導線(13)が巻着されて形成されており、前記収容部(10b)は、該収容部(10b)に収容された前記中性点(14)付近の導線(15)と、該中性点(14)付近の導線(15)の上から巻着された前記中性点(14)から離れた導線(13)とが接触しないよう構成された回転子の製造方法において、
前記中性点(14)付近の導線(15)を前記収容部(10b)に収容した後、前記中性点(14)から離れた導線(13)を前記収容部(10b)に収容された前記中性点(14)付近の導線(15)の上から巻着して前記コイル(4)を形成することを特徴とする回転子の製造方法。 The core (2) includes a pair of convex portions (11) that sandwich the conductive wire (15) near the neutral point (14) in which a plurality of conductive wires (13) are star-connected, and the convex portion (11). An insulative accommodating portion (10b) that is formed on the radially inner side of the core (2) and accommodates at least the conductive wire (15) near the neutral point (14);
Coil (4), said housing portion (10b) in the stowed conductor remote from the neutral point (14) from the top of the neutral point (14) lead in the vicinity (15) (13) is wound around The accommodating portion (10b) includes a conductive wire (15) near the neutral point (14) accommodated in the accommodating portion (10b) and a conductive wire (15) near the neutral point (14) ( 15) In the method of manufacturing a rotor configured so as not to contact the conductive wire (13) separated from the neutral point (14) wound from above ,
After receiving the neutral point (14) lead in the vicinity (15) into said receiving portion (10b), away conductive wire (13) from the neutral point (14) housed in the housing portion (10b) A method of manufacturing a rotor, wherein the coil (4) is formed by winding from above a conducting wire (15) near the neutral point (14) .
前記コア(2)には、前記導線(13)を巻着するための放射状に延びる複数のティース片(9)が形成され、該コア(2)の軸線方向端面には該コア(2)の金属部(6)と前記導線(13)とを絶縁するための絶縁部(7)が設けられ、
前記中性点(14)付近の導線(15)を、前記ティース片(9)と同方向に延びるように前記絶縁部(7)に形成された前記収容部(10b)より前記コア(2)の径方向外側に形成された一対の凸部(11)に狭持させ、
前記凸部(11)から続く中性点(14)付近の導線(15)を前記収容部(10b)内に収容し、
前記中性点(14)から離れた導線(13)を前記凸部(11)より径方向内側に巻着して前記コイル(4)を形成することを特徴とする回転子の製造方法。In the manufacturing method of the rotor according to claim 5,
The core (2) is formed with a plurality of radially extending teeth pieces (9) for winding the conducting wire (13), and the axial end surface of the core (2) is provided with the core (2). An insulating part (7) for insulating the metal part (6) and the conducting wire (13) is provided,
The core (2) from the housing part (10b) formed in the insulating part (7) so that the conductive wire (15) near the neutral point (14) extends in the same direction as the teeth piece (9). Between a pair of convex portions (11) formed on the radially outer side of
Accommodated before Kitotsu portion (11) from the subsequent neutral point (14) before KiOsamu ml portion of wire (15) in the vicinity of the (10b),
Method of manufacturing a rotor and forming the coil was wound around distant conductor (13) than in the radially inner front Kitotsu portion (11) from the neutral point (14) (4).
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