JP4307252B2 - イムノアッセイにおいて有用なプロテアーゼインヒビターコンジュゲートおよび抗体 - Google Patents
イムノアッセイにおいて有用なプロテアーゼインヒビターコンジュゲートおよび抗体 Download PDFInfo
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Description
本発明は、HIVプロテアーゼインヒビターに対する免疫原を作成するのに有用な新規活性化ハプテンに関する。これらの活性化ハプテンは以下の一般構造:
I-X-(C=Y)m-L-A
[式中、IはHIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、SまたはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Aは、活性エステル、イソシアネート、イソチオシアネート、チオール、イミドエステル、無水物、マレイミド、チオラクトン、ジアゾニウム基、およびアルデヒドからなる群より選択される活性化官能基(activated functionality)である]
を有する。
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-P
[式中、Iは、HIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、-NHCSNH-、-OCONH-、-NHOCO-、-S-、-NH(C=NH)-、-N=N-、-NH-、および
Pは、ポリペプチド、多糖、または合成高分子であり、ならびに
nは、Pの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する新規免疫原に関する。
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-Q
[式中、Iは、HIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、-NHCSNH-、-OCONH-、-NHOCO-、-S-、-NH(C=NH)-、-N=N-、-NH-、および
Qは、非同位体標識であり、
nは、Qの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する新規標識化コンジュゲートに関する。
図1は、O-アシル化リトナビル活性化ハプテン、LPH免疫原、およびBSAコンジュゲートの合成についてのスキームを示す。
本明細書で使用する、被分析物とは、有無または量を決定すべき物質または物質群を指す。
I-X-(C=Y)m-L-A
[式中、Iは、HIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結され得ないリンカーであり、
Aは、活性エステル、イソシアネート、イソチオシアネート、チオール、イミドエステル、無水物、マレイミド、チオラクトン、ジアゾニウム基、およびアルデヒドからなる群より選択される活性化官能基である]
をとる。
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-P
[式中、IはHIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、SまたはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、-NHCSNH-、-OCONH-、-NHOCO-、-S-、-NH(C=NH)-、-N=N-、-NH-、および
Pは、ポリペプチド、多糖、または合成高分子であり、ならびに
nは、Pの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する新規免疫原を提供することである。
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-Q
[式中、Iは、HIVプロテアーゼインヒビター基であり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、
Qは、非同位体標識であり、ならびに
nは、Qの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する新規標識化コンジュゲートを提供することである。
リトナビル(1、0.3605 g)、FMOC-アミノカプロン酸(0.1944 g、Advanced ChemTech, Louisville, KY)、ジメチルアミノピリジン(0.0672 g、Aldrich Chemical Co., Milwaukee, WI)、およびジシクロヘキシルカルボジイミド(0.1238 g、Fluka Chemical Corp., Milwaukee, WI)を、無水塩化メチレン(5 mL)中で室温にて一晩攪拌した。混合液を濾過し、濾過液を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲル(EM Science Cat. No. 9386-9、シリカゲル60、230-400メッシュASTM)クロマトグラフィーにより、窒素の正圧(3%メタノール含有クロロホルム溶出液)下で、直接精製して、Oc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-リトナビル(1A)を白い固体(0.5023 g、95%)として得た。M+H 1056.2。
Oc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-サキナビル(2A)を、より多くの塩化メチレン(75 mL)を使用し、反応液を2日間攪拌したこと以外は実施例1に記載の条件に従い、サキナビルメタンスルホネート(2, 0.1917 g)から調製した(A. Farese-Di Giorgio et al., Antiviral Chem. and Chemother. 11, 97-110, 2000)(0.2354 g, 94%)。M+H 1006.2
Oc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-アンプレナビル(3A)を、実施例1に記載の条件に従い、アンプレナビル(3)(0.1517 g)から調製した(0.2248 g; 89%)。M+H 841。
硫酸インジナビル(4、0.3559 g)、カンファースルホン酸(0.1401 g、Aldrich Chemical Co.)、および硫酸マグネシウム(4 mg)を、ジメトキシプロパン(5 mL、A. Farese-Di Giorgioら, Antiviral Chem. and Chemother, 11, 97-110, 2000)中で、一晩環流させた。混合液を、塩化メチレンと炭酸水素ナトリウム飽和水溶液とに分割した。有機層を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製して(4%メタノール含有クロロホルム溶出液)、Oin,Nin-イソプロピリジル-インジナビル(4A)を無色の油として(0.2350 g; 72%)得た。M+H 654.4。
ネルフィナビル(5、0.2839 g)および水素化ナトリウム(18 mg)を、DMF(3 mL)中で15分間攪拌した。塩化t-ブチルジメチルシリル(TBDMS)(0.1130 g)を添加し、反応液を一晩攪拌した。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(3%メタノール含有クロロホルム溶出液)、Oar-TBDMS-保護されたネルフィナビル(5A)を白い発泡体として(0.2857 g;84%)得た。M+H 682.4。
Oc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-ロピナビル(6A)を、実施例1に記載の条件に従い、ロピナビル(6、0.712 g)から調製した(0.500 g;45%)。M+H 964.4。
3-(4'-カルボキシフェニル)-プロピオニル-サキナビル(2H)を、実施例1に記載の条件に従い、サキナビルメタンスルホネート(2、0.1534 g)および3-(4'-カルボキシフェニル)-プロピオン酸(0.0485 g、Lancaster Synthesis Inc., Windham, NH)から調製した(0.1041 g;61%)。M+H 847.4。生成物についてのスペクトルデータ(1H-NMR)は、アリールカルボキシよりもアルキルカルボキシにおけるエステル化に適合した。
スクシンイミド-オキシカルボニル-塩化ブチリル、すなわち5-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル-オキシ)-5-オキソ-塩化ペンタノイルを、Antonianら、EP 0 503 454に従い調製する。リトナビル(1、0.2163 g)およびスクシンイミド-オキシカルボニル-塩化ブチリル(0.0817 g)を、無水DMF(3 mL)中で50℃にて一晩攪拌させた。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(30%テトラヒドロフラン含有酢酸エチル溶出液)、Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビル(1G)を白い固体(0.1220 g、44%)として得た。M+H 931.8。
実施例1で得たOc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-リトナビル(1A)(0.2113 g)を、10%ピペリジンを含む無水塩化メチレン(4 mL)中で、1時間、室温にて攪拌した。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(20〜25%メタノール含有クロロホルム勾配溶出液)、Oc-(アミノカプロイル)-リトナビル(1B)を白い固体(0.1525 g、91%)として得た。M+H 834。
Oc-(アミノカプロイル)-サキナビル(2B)を、実施例9に記載の条件に従い、実施例2で得たO-(N-FMOC-アミノカプロイル)-サキナビル(2A)(0.7547 g)から調製した(0.5253 g;89%)。M+H 784.3。
Oc-(アミノカプロイル)-アンプレナビル(3B)を、実施例9に記載の条件に従い、実施例3で得たO-(N-FMOC-アミノカプロイル)-アンプレナビル(3A)(0.2523 g)から調製した(0.1160 g;63%)。M+H 619.3。
実施例4に記載されるように合成されるOc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-Oin,Nin-イソプロピリジニル-インジナビル(4B)(0.5869 g)を、50%トリフルオロ酢酸含有無水塩化メチレン(6 mL)中で室温にて一晩攪拌し、イソプロピリジニル保護基を除去した。混合液を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、残留物を、塩化メチレンと炭酸水素ナトリウム飽和水溶液とに分割する。有機層を分離し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、淡黄色の発泡体(0.5329g)を得るまで蒸発させた。発泡体を、5%ピペリジン含有無水塩化メチレン(5 mL)に溶解し、一晩攪拌した。溶媒を除去し、オフホワイトの残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し(1%濃縮水酸化アンモニウム水溶液を含む5:1クロロホルム/メタノールで溶出)、Oc-(アミノカプロイル)-インジナビル(4D)(0.2866 g;全体の66%)を無色の油として得た。M+H 727.5。
実施例5で得たOc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-Oar-TBDMS-ネルフィナビル(5B)(0.1752 g)およびフッ化テトラエチルアンモニウム(0.2092 g)を、無水THF(10 mL)中で室温にて2時間攪拌し、TBDMSおよびFMOC保護基の両方をひとつのステップで除去した。混合液を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、塩化メチレン中に再溶解させ、水で洗浄し、次いで塩化ナトリウム飽和水溶液(食塩水)で洗浄し、乾燥するまで蒸発させた。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(2%〜10%メタノール含有クロロホルム勾配で溶出して先に流れた物質を除去し、次いで100%メタノールで生成物を溶出)で精製し、Oc-(アミノカプロイル)-ネルフィナビル(5C)を白い発泡体として(0.0711 g、75%)得た。M+H 681.3。
Oc-(アミノカプロイル)-ロピナビル(6B)を、シリカゲルクロマトグラフィー(10%メタノールを含む2%水酸化アンモニウム含有クロロホルム)による精製以外は実施例9に記載の条件に従い、実施例6のOc-(N-FMOC-アミノカプロイル)-ロピナビル(6A、0.100 g)から調製した。生成物6B(0.043 g;56%)を得た。M+H 742.2。
実施例9で得たOc-(アミノカプロイル)-リトナビル(1B)(60.9 mg)、トリエチルアミン(10 μL)、およびスクシンイミド-オキシカルボニル塩化ブチリル(Antonian、同書、17.5 mg)を、無水THF(6 mL)中で2時間0℃にて攪拌した。混合液を 減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(30%THFを含む酢酸エチル溶出液)、Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビルを白い固体として(38.8 mg、51%)得た。M+H 1045.2。
まず、テレフタル酸ジスクシンイミジル(disuccinimidyl terephthalate)を、Kopiaら、米国特許第5,667,764号の方法により調製した。テレフタル酸ジスクシンイミジル(21.6 mg)およびトリエチルアミン(8 μL)を含む無水塩化メチレン(8 mL)の攪拌溶液に、実施例9で得たOc-(アミノカプロイル)-リトナビル(1B)(48.0 mg)が入った無水塩化メチレン(8 mL)の溶液をゆっくりと添加した。混合液を、アルゴン下で、4時間室温にて攪拌した。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(30%THF含有酢酸エチル溶出液)、Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビルを白い固体(41.6 mg、67%)として得た。M+H 1079。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビル(2C)を、5%〜10%メタノール含有クロロホルムの勾配をゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用したこと以外は実施例15に記載の条件に従い、実施例10のOc-(アミノカプロイル)-サキナビル(2B)(52.8 mg)から調製した(48 mg; 72%)。M+H 995.3。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビル(2F)を、実施例16に記載の条件に従い、ただし、2%メタノール含有クロロホルムをシリカゲルクロマトグラフィー精製の溶出液として使用して、実施例10のOc-(アミノカプロイル)-サキナビル(2B)(11 mg)から調製した(12 mg; 83%)。M+H 1029.3。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビル(3C)を、実施例15に記載の条件に従い、ただし、攪拌を6時間とし、かつシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として5%メタノール含有クロロホルムを使用して、実施例11のOc-(アミノカプロイル)-アンプレナビル(3B)(104.0 mg)から調製した(80 mg;57%)。M+Na 852.4。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビル(3D)を、実施例16に記載の条件に従い、ただし4%メタノール含有クロロホルムをシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用して、実施例11のOc-(アミノカプロイル)-アンプレナビル(3B)(86.5 mg)から調製した(70.3 mg; 58%)。M+Na 886.4。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-インジナビル(4E)を、実施例15に記載の条件に従い、ただし、攪拌を6時間とし、かつクロロホルム中メタノールの5%から17%に上がる勾配をシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用して、実施例12のOc-(アミノカプロイル)-インジナビル(4D)(80.0 mg)から調製した(37.4 mg; 36%)。M+H 938.6。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ベンゾイル)-アミノカプロイル]-インジナビル(4F)を、実施例16に記載の条件に従い、ただし5%メタノール含有クロロホルムをシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用して、実施例12のO-(アミノカプロイル)-インジナビル(4D)(90.0 mg)から調製した(61.8 mg; 51%)。M+H 972.6。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビル(5D)を、クロロホルム中メタノールの2%から5%に上がる勾配をシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用する以外は実施例15に記載の条件に従い、実施例13のOc-(アミノカプロイル)-ネルフィナビル(5C)(60.0 mg)から調製した(67.2 mg; 85%)。M+H 892.5。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビル(5E)を、5%メタノールを含むクロロホルムをシリカゲルクロマトグラフィー精製における溶出液として使用する以外は実施例16に記載の条件に従い、実施例13のO-(アミノカプロイル)-ネルフィナビル(5C)(61.8 mg)から調製した(43.3 mg; 52%)。M+H 926.6。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビル(6C)を、シリカゲルクロマトグラフィーによる精製(5%メタノール含有クロロホルム)以外は実施例15に記載の条件に従い、実施例14のOc-(アミノカプロイル)-ロピナビル(6B)(86 mg)から調製した(68 mg; 62%)。M+H 953.4。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビル(6D)を、シリカゲルクロマトグラフィーによる精製(50%テトラヒドロフラン含有酢酸エチル)以外は実施例16に記載の条件に従い、実施例14のO-(アミノカプロイル)-ロピナビル(6B)(80 mg)から調製した(35 mg;33%)。M+H 987.3。
Oc-3-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-プロピオニル]-サキナビルを、実施例38に記載の条件に従い、実施例7のOc-[3-(4'-カルボキシフェニル)-プロピオニル)]-サキナビル(2H)から調製した(96%)。M+H 944.5。
Boc-L-Glu(OBzl)OSu(Bachem)(434 mg (1 mmol))を、L-Ala-OtBu. HCl(182 mg (1 mmol))と、10 mLのDMF含有トリエチルアミン(202 mg)中で反応させる。16時間室温にて攪拌した後、反応混合液をロータリーエバポレーターで乾燥させ、残留物を塩化メチレン中で再溶解させ、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、乾燥するまで蒸発させる。残留物を、メタノール(50 mL)中に再溶解させ、パー(Parr)フラスコに移す。10%Pd/C触媒(Aldrich)(50 mg)を添加し、パーシェーカー上でフラスコに40 psiの水素ガスを充填する。混合液を、室温にて、2時間またはそれ以上水素が消費されないと見とめられるまで振とうする。パーフラスコから気体を抜き、アルゴンガスを充填する。混合液を、セライト(Celite)に通して濾過し、濾過液をロータリーエバポレーターにかけて、粗Boc-L-Glu-L-Ala-OtBuを得る。
L-Ala-OtBuをL-Glu(OBzl)-OtBu(Bachem)に、およびBoc-L-Glu(OBzl)-OSuをBoc-L-Ala-OSu(Bachem)に置き換えて、実施例29のBoc-L-Glu-L-Ala-OtBuの手順を使用して、Boc-L-Ala-L-Glu-OtBuをまず合成する。Boc-L-Ala-L-Glu(γ-Oc-サキナビル)-OtBu(2O)を、中間体2Nについて実施例28に記載した条件に従い、サキナビル(335 mg)およびBoc-L-Ala-L-Glu-OtBu(187 mg)から調製した(84%)。M+H 1027。
実施例10で得たOc-(アミノカプロイル)-サキナビル(2B)(0.1098 g)、マレイミドプロピオン酸スクシンイミジル(0.048 g)、およびトリエチルアミン(20 μL)を無水塩化メチレン(1.5 mL)中で45分間攪拌した。混合液を 減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(4%メタノールを含むクロロホルム溶出液)、Oc-(マレイミド-プロピオニル-アミノカプロイル)-サキナビル(2M)を無色の油として(0.0647 g、49%)得た。M+H 935.5。
28 mg(0.70 mmol)のNaH(60%油に)に、1 mLのヘキサンを添加した。混合液を、アルゴン下にて2〜3分間室温にて攪拌させ、ヘキサンを静かに注いだ。残留物に、1 mLの新しく蒸留したTHFおよび0.5 mLの無水DMFを添加し、その後、50 mg(0.075 mmol)のメシル酸ネルフィナビルを固体で数回に分けて添加する。混合液を、アルゴン下50℃にて45分間加熱し、室温まで冷ました。反応混合液に、12.5 μL(0.10 mmol)の2-塩化メトキシエトキシメチル(塩化MEM)を添加し、アルゴン下室温にて18時間攪拌させる。反応混合液に、1 mLの50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)を添加し、混合液を減圧下で濃縮した。残留物に、25 mLのCHCl3および15 mLの50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)を添加した。有機層を分離し、さらなる4 x 25 mL of CHCl3で水性層を抽出した。全ての有機抽出物を合わせ、乾燥させ(無水Na2SO4)、濃縮させた。粗生成物を、分取用薄膜クロマトグラフィー(シリカゲル、EM Science Cat. No. 5717-7)により20:1 CHCl3:MeOHを溶出溶媒として使用して精製し、43 mg(0.065 mmol, 88%)のOar-メトキシエトキシメチル-ネルフィナビル(5M)を白い固体として得た。M+H 656。
14 mg(0.35 mmol)のNaH(油中60%)に、1 mLのヘキサンを添加した。混合液を、室温にてアルゴン下で2〜3分で攪拌させ、ヘキサンを静かに注いだ。残留物に、2 mLの新しく蒸留したTHF、および1 mL無水DMFを添加した。1 mLの新しく蒸留したTHFに入った23 mg(0.035 mmol)の5Mの溶液を、反応混合液に添加した。反応混合液を、アルゴン下で1時間50℃にて加熱し、室温まで冷却した。反応混合液に、500μLの新しく蒸留したTHFに入った6.5μL(0.043 mmol)のt-ブチルブロモ酢酸塩(Aldrich Chemical Co.)の溶液を添加し、反応混合液を室温にて18時間アルゴン下で攪拌させた。反応混合液に、1 mLの水を添加し、混合液を減圧下で濃縮した。残留物に、20 mLのCHCl3および15 mLの水を添加した。有機層を分離し、水性層をさらに4 x 20 mLのCHCl3で抽出した。全ての有機抽出物を合わせ、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。粗生成物を、20%メタノール含有クロロホルムを溶出液として使用した分取用薄膜クロマトグラフィー(シリカゲル)により精製して、22 mg(0.031 mmol, 88 %)のOar-MEM-Oc-カルボキシメチルネルフィナビル(5N)を白い固体として得た。M+H 714。
活性化エステル(5O)を、実施例38に記載の手順に従い、(5N)から調製する。
65 mg(1.6 mmol)のNaH(油中60%)に、2 mLのヘキサンを添加した。混合液を、室温にてアルゴン下で2〜3分間攪拌させ、ヘキサンを静かに注いだ。残留物に、2 mLの新しく蒸留したTHFおよび1 mLの無水DMFを添加した。メシル酸サキナビル(2、112mg、0.14 mmol)をいくつかに分けて固体として反応混合液に添加した。反応混合液を、50℃にて1時間加熱し、室温まで冷却させた。反応混合液に、500μLの新しく蒸留したTHFに入った30μL(0.203 mmol)のt-ブチルブロモ酢酸塩の溶液を添加し、反応液を室温にてアルゴン下で18時間攪拌した。反応混合液に、1 mLの水を添加し、混合液を減圧下で濃縮した。残留物に、20mLの水を添加し、反応液のpHを、5%リン酸で6に調節した。反応混合液に、25 mLのCHCl3を添加した。有機層を分離し、さらに4×25 mLのCHCl3で水性層を抽出した。全ての有機抽出物を合わせ、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮させた。残留物を、20:1 CHCl3:MeOHを溶出液として用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)で精製し、68 mg(0.093 mmol、64 %)のOc-(カルボキシメチル)-サキナビル(2AA)を白い固体として得た。M+H 729。
活性化エステル(2BB)を、実施例38に記載の手順に従い(2AA)から調製した。
ネルフィナビル(5)フェノール(OHar)を、以下のように選択的にアルキル化した:ネルフィナビル(62.5 mg)および水素化ナトリウム(2.8 mg)を15分間無水DMF(1 mL)中で室温にて攪拌させた。4-ブロモ酪酸エチル(27.6 mg、Fluka Chemical Corp.)を添加し、混合液を3時間室温にて攪拌した。混合液を 減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(3%メタノール含有クロロホルム溶出液) エチルOar-カルボキシプロピル-ネルフィナビル(5H)を白い固体として得た(74.7 mg, 95%)。M+H 682.4。
実施例31で得たエチルOar-カルボキシプロピル-ネルフィナビル(5H)(0.1440 g)および水酸化リチウム(0.0960 g)を一晩50%水性THF(10 mL)中で攪拌させた。反応混合液を落ち着かせ(二層)、有機層を分離し、減圧下で乾燥するまで蒸発させた。サンプルを、分取用RP-HPLC(C18;45%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸含有水)により精製して、分析用サンプルを得た。残ったものを乾燥させ、Oar-カルボキシプロピル-ネルフィナビル(5I)を白い固体として得た(0.1234 g、89%)。これは1H-NMR分光法で極めて純粋な物質であることが示された。M+H 654.3
実施例37で得たOar-カルボキシプロピル-ネルフィナビル(5I)(0.1210 g、0.185 mmol)、N-ヒドロキシスクシンイミド(0.0426 g、0.37 mmol、2 mol.当量(equiv).; Aldrich Chemical Co.)およびエチルジエチルアミノプロピルカルボジイミド塩酸塩(0.0710 g、0.37 mmol、2 mol.当量;Sigma Chemical Co)を、10%無水DMF-塩化メチレン(9 mL)中で2時間攪拌した。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィー(3%メタノールの入ったクロロホルム溶出液)、その後分取用RP-HPLC(C18;45%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸を含む水)により精製して、Oar-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロポキシ)-ネルフィナビルを得た(5J、0.0681 g、49%)。M+H 751.3。
Oar-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-プロピル)-ネルフィナビル(5K)を、実施例41の条件に従い、実施例38のOar-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロポキシ)-ネルフィナビル(5J, 0.32 g)から調製した(0.0657 g;32%)。M+H 950.4。
アンプレナビル(3、0.1517 g)およびスクシンイミド-オキシカルボニル塩化ブチリル(0.0817 g)を、無水DMF(3 mL)中で50℃にて一晩攪拌した。混合液を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(15%THFを含む酢酸エチル溶出液)、N-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-アンプレナビル(3G)を白い固体として得た(0.1395 g, 61%)。M+Na 739.2。スペクトルデータ(1H-NMR)は、アニリン窒素における官能基と一致した。
(a) 実施例40で得たN-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピオニル)-アンプレナビル(3G)(131.5 mg)、およびグリシル-グリシル-4-アミノ酪酸(43.4 mg、Bachem California Inc., CA)を7時間25%水性ホウ酸塩(pH 10)含有THF(5 mL)中で攪拌させた。混合液を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、分取用RP-HPLC(C18;45%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸含有水)により直接精製して、N-(3-カルボキシプロピルアミノ-coグリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビルを白い固体として得た(98.2 mg、65%)。M-H 817.4。
サキナビルメタンスルホネート(2、76.7 mg)、エチルイソシアナト酢酸塩(23.0 mg、Aldrich Chemical Co.)、およびトリエチルアミン(30 μL)を、無水DMF(1 mL)中で5日間50℃にて攪拌させた。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製し(5%メタノール含有クロロホルム溶出液)、エチルOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-サキナビル(2J)を白い固体として得た(32.3 mg、40%)。M+H 800.4。
実施例36で得たエチルOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-サキナビル(2J)(0.1600 g)、および水酸化リチウム(0.0960 g)を、50%水性THF(10 mL)中で1時間攪拌させた。有機層を単離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で乾燥するまで蒸発させて、Oc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-サキナビル(2K)を白い発泡体として得た(0.1403 g, 91%)。M+H 772.3。
実施例43のOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-サキナビル(2K)(0.1930 g)、スクシンイミジルテトラメチルウロニウムテトラフルオロホウ酸塩(0.1882 g, Aldrich Chemical Co.)およびジイソプロピルエチルアミン(0.15 mL)を、無水THF(10 mL)中で一晩攪拌させた。HPLC-MSにより、80%の反応完結度、生成物ピーク(2L)M+H 869.3が示された。
実施例43で得たOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-サキナビル(2K)(0.1929 g)、およびスクシンイミジルテトラメチルウロニウムテトラフルオロホウ酸塩(0.1505 g)を、無水テトラヒドロフラン(10 mL)含有ジイソプロピルエチルアミン(0.15 mL)中で攪拌させて、(2L)をin situで得た。メチル-4-アミノ安息香酸メチル塩酸塩(0.1008 g、Aldrich Chemical Co.)、およびジイソプロピルエチルアミン(0.15 mL)を添加し、3時間攪拌した。混合液を 減圧下で乾燥するまで蒸発させ、シリカゲル分取用TLC(50%酢酸エチルおよび2%メタノール含有クロロホルム)により直接精製して、2Wを白い固体として得た(0.1905 g、83%)。M+H 919.4。
実施例45で得たOc-[(4-メトキシカルボニルフェニル)-メチルアミノ-co-グリシル-カルボニル]-サキナビル(2W)(0.232 g)を、メタノール(10 mL)中に溶解した。水酸化リチウム(0.154 g)および水(2.5 mL)を添加し、反応液を一晩攪拌した。反応混合液を塩化メチレンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で乾燥するまで蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%メタノールが入った2%酢酸含有クロロホルム)で精製して、2Xを白い固体として得た(0.100 g、44%)。M+H 772.3。
Oc-[(4-スクシンイミド-オキシカルボニル-フェニル)-メチルアミノ-co-グリシル-カルボニル]-サキナビル(2Y)を、実施例38に記載の条件に従い、実施例46で得たOc-[(4-カルボキシフェニル)-メチルアミノ-co-グリシル-カルボニル]-サキナビル(2X)(85 mg)から調製した。M+H 1002.3。
5 mLの新しく蒸留したDMFに入った50 mg(65.2 μmol)のメシル酸サキナビル(2)、および9 μL(65.2 μmol)トリエチルアミンを、約10分間周囲温度にて、透明な溶液が得られるまで攪拌させた。236.1 mg(1.3 mmol)の4-イソシアナト塩化ベンゾイルを添加したところ、混合液は直ぐに赤に変わった。室温にて2時間放置させた後、溶液の1μLのサンプルを分析用HPLC(Vydac C18カラム、300Å、5μm、4.6×250 mm;溶出液A:Millipore水/0.1%トリフルオロ酢酸、溶出液B:アセトニトリル/0.1%トリフルオロ酢酸;60分かけて0%B含有Aから60%B含有Aへの勾配)に注入した。226 nmでのクロマトグラフィープロフィールは、抽出物のほぼ完全な誘導化(tr = 45.1分)、およびいくらかの副生成物を伴ったウレタンの形成(tr = 48.3分)を示した。
実施例5のOar-TBDMS-ネルフィナビル(5A)(0.102g)、エチル酢酸イソシアナト(42μL)、およびトリエチルアミン(55μL)を、無水DMF(2 mL)中で50℃にて3.5日間攪拌させた。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、まずシリカゲルクロマトグラフィー(2%メタノール含有クロロホルム)で精製し、その後分取用RP-HPLC(C18)(60%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸含有水/30分間で70%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸含有水)で精製して、回収した出発材料5A(0.0503 g;43%)を得て、その後、適切な画分の凍結乾燥により生成物5P(0.0623 g;45%)を得た。M+H 811.4。
3.5 mLの1:1:テトラヒドロフラン-水に入った実施例49のエチルOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-Oar-TBDMS-ネルフィナビル(5P)(56.5 mg)、50 mgの水酸化リチウム一水和物、および反応液を4時間攪拌した。層を落ち着かせ、有機層を単離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。残留物を大部分、アセトニトリル(5 mL)中に再溶解させ、濾過させ、分取用RP-HPLC(C18)(35%アセトニトリルを含む0.1%トリフルオロ酢酸含有水)で精製して、Oar-脱保護生成物5Q(24.3 mg; 52%)を得た。M+H 669.2。
実施例50のOc-(カルボキシメチルアミノカルボニル)-ネルフィナビル(5Q)(20.4 mg)、スクシンイミジルテトラメチルウロニウムテトラフルオロホウ酸塩(12.0 mg)、およびジイソプロピルエチルアミン(8μL)を一晩、THF(1.5 mL)中で5.5時間攪拌した。LC/MSにより、一部の出発材料と共に対応NHSエステルの存在が示された。グリシル-グリシル-4-アミノ酪酸(7.0 mg)を添加し、その後、透明な溶液が得られるまで50 mMリン酸緩衝液(pH 10)を添加した。一晩攪拌した後、反応液を約1 mLまで濃縮し、乳化残留物をアセトニトリルで希釈し、超音波処理して、透明な溶液を得て、これを分取用RP-HPLC(C18)(30%アセトニトリル含有水、30分間かけて30%〜45%アセトニトリル含有水、30分間かけて45%〜90%アセトニトリル(全て0.1%トリフルオロ酢酸を含有))により精製して、凍結乾燥後の主ピークから生成物5Rを得た(12.6 mg、48%)。M+H 868.4。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-グリシル-カルボニル)-ネルフィナビル(5S)を、実施例41(b)の条件に従って、実施例51のOc-[(3-カルボキシプロピル)アミノ-co-グリシル-グリシル-グリシル-カルボニル)-ネルフィナビル(5R)から合成する。M+H 964.4。
実施例17で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビル(2C)(10.0 mg)、およびフルオレセインイルグリシンアミド(5.0 mg、Molecular Probes, OR)を、3%トリエチルアミン-ピリジン(0.1 mL)中で一晩攪拌する。混合液を、減圧下で乾燥するまで蒸発させ、分取用RP-HPLC(C18;50%アセトニトリル-0.1%トリフルオロ酢酸含有水)で直接精製して、Oc-(フルオレセインイル-グリシンアミジル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビルを得た(2V;7.6 mg、75%)。M+H 1284.6。
Oc-(フルオレセインイル-グリシンアミジル-ブチリル)-リトナビル(1I)を、実施例53に記載の条件に従い、実施例8のOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビル(1G)から調製した(8.4 mg; 69%)。M+H 1221.4。
実施例22で得た5.0 mgのOc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-インジナビル(4F)を、5.0 mLの新しく蒸留したDMFに溶解した。13.6 mgの1-ビオチニルアミノ-3,6-ジオキサ-オクタンアミン(ビオチン-DADOO、Roche Applied Science, Cat. No. 1112074-103)および5.6μLトリエチルアミンを添加し、得られた透明の溶液をアルゴン下で一晩攪拌した。HPLC対照は、20時間後に完全な反応を示した。DMFを、ロータリーエバポレーター(rotavapor)(高真空、1トール圧よりはるかに低い、水浴30℃)上で除去した。残った油性生成物を、0.5 mL DMSOに溶解し、濾過し、分取用HPLC系(Vydac C18カラム、300Å、15-20μm、50×250 mm;溶出液A:Millipore水/0.1%トリフルオロ酢酸、溶出液B:80%アセトニトリル/0.1%トリフルオロ酢酸;140分かけて0%B含有Aから70%B含有Aへの勾配)に注入し、純粋な生成物を含む適切な画分をプールし、凍結乾燥させた。構造をMALDI-TOF-MS(M=1231)により確認した。収量:3.5 mg (2.84μmol、理論的収量の55%)。
ウシ血清アルブミン(30 mg)および2-イミノチオレン(2-IT)塩酸塩(0.5 mg、Pierce Biotechnology Inc., IL)を、10 mMリン酸カリウム、0.1 M塩化ナトリウム、1 mM EDTA、pH 8.0 (3 mL)中、暗所にて1時間静置させた。混合液を、PD-10カラム(Amersham-Pharmacia, NJ)上で、10 mMリン酸カリウム、0.1 M塩化ナトリウム、1 mM EDTA(pH 8.0)で溶出して、ゲル濾過により脱塩した。適切な画分を回収し、pH 7.2に調節し、メタノール(0.2 mL)に溶解した実施例29で得たN-マレイミドプロピオニル-L-アラニル-L-(γ-Oc-サキナビル)-グルタミン酸(2Q)(1 mg)を添加した。混合液を、暗所にて2時間静置し、エチルマレイミド(0.5 mg、Sigma Chemical Co.)で抑制(quench)し、PD-10カラム上でゲル濾過により脱塩した(10 mM リン酸カリウム、0.1 M塩化ナトリウム、1 mM EDTA、pH 8.0、溶出液)。クーマシーブルータンパク質アッセイ(Bio-Rad Laboratories, CA;改変型ブラッドフォード(Bradford)タンパク質アッセイ)によるタンパク質定量から、4.3 mg/mLにおいてタンパク質の定量的回収が示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAが1:1であることが示された。
スカシガイヘモシアニン(CALBIOCHEM、CN Biosciences, San Diego, CA; 65%硫酸アンモニウム中に懸濁(slurry))を、50 mMリン酸カリウム緩衝液(pH 7.5)( 緩衝液を8回未満変える;1010を上回る希釈係数)に対して、室温にて(2〜3回緩衝液を変え)続いて4℃にて徹底的に透析した。残留物(retentate)をほぼ乾燥するまで凍結乾燥させ、次に、適切な容量の50 mMリン酸塩で再生させて、精製KLHを比較的高い濃度で得る。精製KLHの未使用の部分を凍結させ、必要になるまで-20℃で保存した。
ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例17で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビル(2C)(1 mg)を、30%DMSO含有50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)(1.5 mL)中で室温にて2日間攪拌した。混合液を、順番に30%、20%、10%および0%のDMSOを含む1リットル50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)に対して、室温にて透析し、その後1リットル50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)に対して、4℃にて透析した。クーマシーブルーによるタンパク質定量は、10.4 mg/mLのタンパク質の定量的回収を示した。UV差分光法は、ハプテン対BSAの比率が1:1であることを示した。
Oc-[(4'-スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載の条件に従い、ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例18で得たOc-[(4'-スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビル(2F)(1 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量により、10.4 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAの比率が1:1であることが示された。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従い、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例17で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビル(2C)(10 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、10.9 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS、Sigma Chemical Co.)比色アッセイによるアミン定量から、60%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビルLPHコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従い、カブトガニ(horseshoe crab)ヘモシアニン(LPH, 30 mg; Sigma Chemical Co.)、および実施例15で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビル(1C)(7 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量により、7.9 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量から、26%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従って、ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例16で得たOc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビル(1D)(1 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、10.3 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。TNBS比色アッセイは、ハプテン対BSAの比率が2:1であることを示した。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載した全般的な条件に従って、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例8で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビル(1G)(10 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、11.9 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量から、60%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載した全般的な条件に従って、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例19で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビル(3C)(8 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、6.8 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量から、20%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-[(4'-スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-アミノカプロイル]-インジナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載した全般的な条件に従って、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例21で得たOc-[(-スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-アミノカプロイル]-インジナビル(4E)(9 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、7.4 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量により、20%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載した全般的な条件に従って、ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例20で得たOc-[(4'-スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビル(3D)(1 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量により、11.5 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAが2:1であることが示された。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-インジナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載した全般的な条件に従って、ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例22で得たOc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ベンゾイル)-アミノカプロイル]-インジナビル(4F)(1 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量により、10.8 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAが2:1であることが示された。
Oc-[(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従って、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例23で得たOc-[(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビル(5D)(9 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、9.7 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量により、36%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従って、ウシ血清アルブミン(30 mg)、および実施例24で得たOc-[(4'-スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビル(5E)(1 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量により、10.9 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAが2:1であることが示された。
Oar-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-プロポキシ)-ネルフィナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従って、スカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例39で得たOar-(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-プロポキシ)-ネルフィナビル(5K、10 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、14.6 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量により、57%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビルKLHコンジュゲートを、実施例58と同様の手法で、40%ジメチルスルホキシド含有50 mMリン酸カリウム中(pH 7.5)(3.4 mL)で、スカシガイヘモシアニン(40 mg)、および実施例25で得たOc-(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビル(6C)(16 mg)から得て、その後40%、30%、20%、10%および0%DMSO含有50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)に対して室温にて順番に透析し、そして50 mMリン酸カリウム(pH 7.5)に対して4℃にて透析した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、6.9 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。アミン定量から、38%のリシンが修飾されていることが示された。
Oc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビルBSAコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従い、ウシ血清アルブミン(93 mg)、および実施例26で得たOc-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビル(6D)(3 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量から、11.1 mg/mLでタンパク質が定量的に回収されていることが示された。UV差分光法から、ハプテン対BSAが2:1であることが示された。
N-(スクシンイミジル-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビルKLHコンジュゲートを、実施例58に記載の全般的な条件に従って、精製されたスカシガイヘモシアニン(30 mg)、および実施例41から得たN-(スクシンイミジル-オキシカルボニル-プロピルアミノ-co-グリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビル(3H)(9 mg)から調製した。クーマシーブルーによるタンパク質定量は、クーマシーブルーによるタンパク質定量から、8.7 mg/mLのタンパク質の定量的回収が示された。TNBS比色アッセイによるアミン定量から、40%のリシンが修飾されていることが示された。
サキナビル-KLH(2E)を使用して、C57 BlackおよびSwiss Webster系統の両方のマウスを免疫化した。免疫化の用量および経路は、両方の系統のマウスについて同じであった。免疫化スケジュールを表1に示す。
少なくとも3月齢のメスSwiss-Websterマウスを免疫化のために使用した。KLH免疫原2Eを、50%完全フロイントアジュバント、50%生理食塩水中で、0.75 mg/mlの最終濃度で乳化させた。各マウスに対して、後部大腿部に10μlを2回皮下注射、そして90μlを腹腔注射した。25日後、フロイントの不完全アジュバントおよび1 mg/mlの濃度を用いて(各マウスにつき合計容量は0.1 mlであった)同様の注射を同じ経路で施した。13日後、各マウスを眼窩部採血して、分析用の血清サンプルを得た。第3の免疫化を、第2の処方と同じ処方で、49日後に施した。融合のために選択したマウスには、13日後、第2および第3の注射と同じ処方で、追加免疫を施した。4日後、マウスを細胞融合のために使用して、モノクローナル抗体分泌ハイブリドーマを構築した。
%交差反応性= (saqED50/nelED50) X 100
使用する4パラメータロジスティック関数は:
ODx = (ODmax/(1+(ED50/X)s) - ODmin
[式中、Sは回帰パラメータ (curvature parameter) であり、ODmaxは薬剤濃度が0のときの光学濃度であり、ODminは機器のバックグラウンドの光学濃度であり、そしてODxは薬剤濃度X(モル/リットル(M/I)で表す)において観測される光学濃度である]
である。
ネルフィナビルに対するモノクローナルの構築について使用した手順は、サキナビルについて使用したものと同様であった。8週齢のメスBalb/cマウスを、完全フロイントアジュバント中で乳化させた100μgのコンジュゲート5Fで、腹腔内注射により免疫化した。21日後、不完全フロイントアジュバント中で同じ容量の別の免疫化を行った。さらに4回の注射を、同じ投与量で、リビ(Ribi)アジュバントと交互に、約21日間の間隔で行った。全てのアジュバントが、Sigma Chemical Co.のものであった。
12週齢メスBalb/cマウスに、アジュバントCFA(完全フロイントアジュバント)と共に、100μgインジナビルKLHコンジュゲート4Gで、腹腔内初回免疫化を施した。この6週間後、ひと月間隔で、さらに3回の腹腔内免疫化を行った。この際には、それぞれのマウスに、IFA(不完全フロイントアジュバント)と共に、100μgインジナビルKLHコンジュゲート4Gを投与した。その後、最後の免疫化を、融合の二日前および前日に、PBS緩衝液に入った100μgインジナビルKLHコンジュゲート4Gで行った。
Claims (9)
- 以下の構造:
I-X-(C=Y)m-L-A
[式中、Iは、リトナビル、サキナビル、インジナビル、ネルフィナビル、およびロピナビルからなる群より選択され、中央非末端ヒドロキシル基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビター、または、アンプレナビルであって、中央非末端ヒドロキシルまたはアミノ基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビターであり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、SまたはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結され得ないリンカーであり、
Aは、活性エステル、イソシアネート、イソチオシアネート、チオール、イミドエステル、無水物、マレイミド、チオラクトン、ジアゾニウム基、およびアルデヒドからなる群より選択される活性化官能基である]
を有する化合物であって、該化合物が、以下の、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビル、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビル、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビル、
O c -3-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-プロピオニル]-サキナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチルアミノカルボニル)-サキナビル、
O c -(マレイミド-プロピオニル-アミノカプロイル)-サキナビル、
N-マレイミドプロピオニル-L-グルタミル-(γ-O c -サキナビル)-L-アラニン、
N-マレイミドプロピオニル-L-Ala-L-Glu-(γ-O c -サキナビル)、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-アミノカルボニル]-サキナビル、
O c -[4-(スクシンイミド-オキシカルボニル-フェニル)-メチルアミノ- co -グリシル-カルボニル]-サキナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-サキナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビル、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビル、
N-(スクシンイミジル-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-インジナビル、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-インジナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビル、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビル、
O ar -MEM-O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-ネルフィナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グリシル-カルボニル)-ネルフィナビル、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビル、および
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビル
からなる群から選択される、上記化合物。 - 以下の構造:
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-P
[式中、Iは、リトナビル、サキナビル、インジナビル、ネルフィナビル、およびロピナビルからなる群より選択され、中央非末端ヒドロキシル基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビター、または、アンプレナビルであって、中央非末端ヒドロキシルまたはアミノ基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビターであり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、-NHCSNH-、-OCONH-、-NHOCO-、-S-、-NH(C=NH)-、-N=N-、-NH-、および
Pは、ポリペプチド、多糖類、および合成高分子からなる群より選択され、
nは、Pの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する化合物であって、該化合物が、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -3-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-プロピオニル]-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチルアミノカルボニル)-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(マレイミド-プロピオニル-アミノカプロイル)-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-マレイミドプロピオニル-L-グルタミル-(γ-O c -サキナビル)-L-アラニンと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-マレイミドプロピオニル-L-Ala-L-Glu-(γ-O c -サキナビル)と上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-アミノカルボニル]-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4-(スクシンイミド-オキシカルボニル-フェニル)-メチルアミノ- co -グリシル-カルボニル]-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-サキナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-(スクシンイミジル-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-インジナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-インジナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O ar -MEM-O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-ネルフィナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グリシル-カルボニル)-ネルフィナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物、および
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビルと上記Pとのコンジュゲーションにより得られる化合物
からなる群から選択される、上記化合物。 - 以下の構造:
[I-X-(C=Y)m-L-Z]n-Q
[式中、Iは、リトナビル、サキナビル、インジナビル、ネルフィナビル、およびロピナビルからなる群より選択され、中央非末端ヒドロキシル基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビター、または、アンプレナビルであって、中央非末端ヒドロキシルまたはアミノ基のみを欠いているHIVプロテアーゼインヒビターであり、
Xは、OまたはNHであり、
Yは、O、S、またはNHであり、
mは、0または1であり、
Lは、0〜40個の炭素原子を含む、飽和または不飽和の直鎖状または分枝鎖状のリンカーであって、さらに最大2つまでの環式構造および0〜20個のヘテロ原子を含むが、ただし2個以下のヘテロ原子しか並んで連結されないリンカーであり、
Zは、-CONH-、-NHCO-、-NHCONH-、-NHCSNH-、-OCONH-、-NHOCO-、-S-、-NH(C=NH)-、-N=N-、-NH-、および
Qは、非同位体標識であり、ならびに
nは、Qの分子量50キロダルトンにつき、1〜50の数である]
を有する化合物であって、該化合物が、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-リトナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-リトナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル)-リトナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -3-[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-プロピオニル]-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチルアミノカルボニル)-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(マレイミド-プロピオニル-アミノカプロイル)-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-マレイミドプロピオニル-L-グルタミル-(γ-O c -サキナビル)-L-アラニンと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-マレイミドプロピオニル-L-Ala-L-Glu-(γ-O c -サキナビル)と上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-フェニル-アミノカルボニル]-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4-(スクシンイミド-オキシカルボニル-フェニル)-メチルアミノ- co -グリシル-カルボニル]-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-サキナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-アンプレナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-アンプレナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
N-(スクシンイミジル-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グルタリル)-アンプレナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-インジナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-インジナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ネルフィナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ネルフィナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O ar -MEM-O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-メチル)-ネルフィナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-プロピルアミノ- co -グリシル-グリシル-グリシル-カルボニル)-ネルフィナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、
O c -(スクシンイミド-オキシカルボニル-ブチリル-アミノカプロイル)-ロピナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物、および
O c -[4'-(スクシンイミド-オキシカルボニル)-ベンゾイル-アミノカプロイル]-ロピナビルと上記Qとのコンジュゲーションにより得られる化合物
からなる群から選択される、上記化合物。 - HIVプロテアーゼインヒビターIに対して特異的な結合親和性を有する、請求項2に記載の化合物に対する抗体。
- マウスハイブリドーマSAQ 10.2.1(ATCC No. PTA-3973)。
- マウスハイブリドーマSAQ 14.1.1(ATCC No. PTA-3974)。
- マウスハイブリドーマNEL 5.4.1(ATCC No. PTA-4475)。
- マウスハイブリドーマ<INDIN>M-1.003.12(DSMZ No. ACC2547)。
- マウスハイブリドーマ<INDIN>M-1.158.8(DSMZ No. ACC2546)。
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