JP4305475B2 - 計算機システム、管理計算機、及び計算機選択方法 - Google Patents

計算機システム、管理計算機、及び計算機選択方法 Download PDF

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Description

本発明は、計算機システムに関する。特に、本発明は、計算機システムにおいて、新たに運用に追加される計算機にディスクイメージを配布する技術に関する。
ネットワークを介して様々なサービスを提供するサーバシステムが知られている。サーバシステムは、複数のサーバで構成されている。ユーザ数の増加等により負荷が増加した場合、処理能力を増加させるため、新たなサーバが運用に追加される(例えば、特許文献1参照)。
サーバ追加の要求に備えて、サーバシステムには、あらかじめ予備サーバ群が設けられている。サーバの追加時、例えば、予備サーバ群のうち1つを選択し、その選択された予備サーバに、必要なOS(Operating System)やソフトウェアをインストールすることが考えられる。しかし、インストール処理は時間がかかるため、一般的には、選択された予備サーバには、配布元サーバのディスクイメージが配布される。
図1は、従来のサーバ追加方法を示すフローチャートである。まず、運用中のサーバのディスクイメージがあらかじめ用意される(ステップS101)。そのディスクイメージは、OS、ミドルウェア、業務アプリケーション等を含んでおり、以下「配布元イメージ」と参照される。次に、予備サーバが管理サーバに登録される(ステップS102)。その後、追加サーバの割り当てが要求されると(ステップS103)、管理サーバは、登録された予備サーバ群から任意の予備サーバを選択する(ステップS104)。そして、管理サーバは、選択された予備サーバのディスクに、配布元イメージをコピーする(ステップS105)。
コピーが完了すると、予備サーバの起動処理が行われる(ステップS106)。ここで、運用中のサーバ(配布元サーバ)と予備サーバとの間で、ハードウェア構成(以下、「HW(hardware)構成」と参照される)が異なっている場合がある。HW構成とは、ボードの種別や数、スロットの挿し位置などである。その場合、ストレージのデバイスファイル名が異なるため、配布元イメージ(OS,ミドルウェア,業務アプリケーション)中でデバイスファイル名を参照する部分が正常に起動しない。起動失敗の場合(ステップS107;No)、他の予備サーバに関してステップS104〜S106が繰り返される。
特許文献2には、二重化コンピュータシステムにおいて、システムの切換時間のロスと切換操作のミスを防止するための技術が開示されている。その技術によれば、第1のコンピュータ(現用系)の内蔵回路は、起動時に、自身のハードウェア構成情報を収集する。第2のコンピュータ(予備系)の内蔵回路も、起動時に、自身のハードウェア構成情報を収集する。システムの切換において、それぞれのハードウェア構成情報の比較が行われる。
特開2006−11860号公報 特開2000−207237号公報
上述の通り、配布元サーバと予備サーバとの間でHW構成が異なっている場合、配布元イメージ中でデバイスファイル名を参照する部分が正常に起動しない。起動失敗の場合(ステップS107;No)、他の予備サーバに関してステップS104〜S106が繰り返される。これは、サーバ追加処理に要する時間の増大を招く。
特許文献2に記載された技術は、二重化コンピュータシステムに適用され得る技術であり、上述のケースのように予備サーバが新たに運用に追加されるケースには適用できない。特に、予備サーバ群から運用に追加される適切な予備サーバを選択することはできない。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点において、計算機システム(1)が提供される。その計算機システム(1)は、管理計算機(200)と少なくとも1つの予備計算機(400)とを備える。予備計算機(400)は、管理計算機(200)とネットワークを介して接続されている。管理計算機(200)は、情報収集モジュール(21)と選択モジュール(22)を有する。情報収集モジュール(21)は、ハードウェア構成を示すハードウェア情報(DHW)を少なくとも1つの予備計算機(400)から収集する。選択モジュール(22)は、少なくとも1つの予備計算機(400)のハードウェア情報(DHW)に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を少なくとも1つの予備計算機(400)から選択する。
このように、本発明によれば、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機が選択される。例えば、その所定のハードウェア構成は、運用中の計算機である配布元計算機(300)のハードウェア構成である。その場合、選択された予備計算機は、配布元計算機(300)のハードウェア構成を包含しているため、配布元計算機(300)のディスクイメージ(10)によって正常に起動することが保障される。ディスクイメージ(10)中でデバイスファイル名を参照する部分が起動しないといった事態が防止される。すなわち、本発明によれば、ディスクイメージ(10)のコピー前に、追加計算機の起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。
本発明の第2の観点において、管理計算機(200)が提供される。その管理計算機(200)は、情報収集モジュール(21)と選択モジュール(22)とを有する。情報収集モジュール(21)は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機(400)から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報(DHW)を収集する。選択モジュール(22)は、少なくとも1つの予備計算機(400)のハードウェア情報(DHW)に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を少なくとも1つの予備計算機(400)から選択する。
このように、本発明によれば、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機が選択される。例えば、その所定のハードウェア構成は、運用中の計算機である配布元計算機(300)のハードウェア構成である。その場合、選択された予備計算機は、配布元計算機(300)のハードウェア構成を包含しているため、配布元計算機(300)のディスクイメージ(10)によって正常に起動することが保障される。よって、ディスクイメージ(10)のコピー前に、追加計算機の起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。
本発明の第3の観点において、ディスクイメージの配布先となる計算機を選択する計算機選択方法が提供される。その計算機選択方法は、(A)少なくとも1つの予備計算機(400)から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報(DHW)を収集するステップと、(B)少なくとも1つの予備計算機(400)のハードウェア情報(DHW)に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を少なくとも1つの予備計算機(400)から選択するステップと、を有する。
このように、本発明によれば、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機が選択される。例えば、その所定のハードウェア構成は、運用中の計算機である配布元計算機(300)のハードウェア構成である。その場合、選択された予備計算機は、配布元計算機(300)のハードウェア構成を包含しているため、配布元計算機(300)のディスクイメージ(10)によって正常に起動することが保障される。よって、ディスクイメージ(10)のコピー前に、追加計算機の起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。
本発明によれば、計算機システムにおいて新たな計算機が運用に追加される際に、追加計算機の起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。その結果、追加計算機が正常に起動するまでの時間が短縮される。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係る計算機システム及び配布元イメージの配布方法を説明する。計算機システムとして、自律コンピューティングシステム、ユーティリティ・コンピューティングシステム、グリッドシステム、仮想化システムなどが挙げられる。本実施の形態において、計算機システムとして、様々なサービスを提供するサーバシステムが例示される。
1.概要
まず、本発明の概要を説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るサーバシステム1の構成の一例を示している。サーバシステム1は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して相互に接続されたサーバ群を備えている。そのサーバ群は、管理サーバ200、配布元サーバ300、及び予備サーバ群400を含んでいる。管理サーバ200は、サーバ全体の管理を行うサーバである。配布元サーバ300は、運用中のサーバである。予備サーバ群400は、少なくとも1つの予備サーバを含んでいる。図2においては、例として予備サーバ400−1〜400−4が示されている。各予備サーバは、必要に応じて運用に組み込まれる予備のサーバである。
また、サーバシステム1は、管理サーバ200がアクセス可能なストレージ100を備えている。例えば、ストレージ100は、管理サーバ200に直接接続されたディスクである。あるいは、ストレージ100は、SAN(Storage Area Network)を介して管理サーバ200に接続されていてもよい。
予備サーバが運用に組み込まれる際、現在運用中の配布元サーバ300の「配布元イメージ10」が、ある予備サーバに配布される。配布元イメージ10は、配布元サーバ300のディスクイメージであり、OS、ミドルウェア、業務アプリケーション等を含んでいる。その配布元イメージ10は、ストレージ100にあらかじめ格納されている。
図3は、本発明に係るサーバ追加方法を示すフローチャートである。まず、管理サーバ200は、運用中の配布元サーバ300の配布元イメージ10を作成し、その配布元イメージ10をストレージ100に格納する(ステップS1)。次に、ユーザは、予備サーバ群400を管理サーバ200に登録する(ステップS2)。具体的には、各予備サーバの名前、型番、設置場所などが、管理サーバ200内の所定のファイルに登録される。
その後、ユーザあるいは負荷監視ソフトが、管理サーバ200に対して、追加サーバの割り当てを要求する(ステップS3)。その要求に応答して、管理サーバ200は、登録されている予備サーバ群400から、1つの最適な予備サーバを選択する(ステップS4)。この時、管理サーバ200は、配布元サーバ300と予備サーバ群400のハードウェア構成(HW構成)を考慮して、最適予備サーバを選択する。選択される最適予備サーバのHW構成は、配布元サーバ300のHW構成を包含している。ここで、HW構成とは、ボードの種別や数、スロットの挿し位置などである。ボードとしては、HBA(Host Bus Adaptor)ボード、SCSI(Small Computer System Interface)ボード、LAN(Local Area Network)ボードなどが挙げられる。この最適予備サーバの選択方法に関しては、第2節以降で詳しく説明される。
次に、管理サーバ200は、選択された最適予備サーバのディスクに、配布元イメージ10をコピーする(ステップS5)。コピーが完了すると、管理サーバ200は、WOL(Wake-on LAN)機能を利用して最適予備サーバを起動する(ステップS6)。本発明によれば、最適予備サーバのHW構成が配布元サーバ300のHW構成を包含しているため、その最適予備サーバは、コピーされた配布元イメージ10によって正常に起動する。配布元イメージ10中でデバイスファイル名を参照する部分が起動しないといった事態が防止される。
図4は、従来技術と本発明との比較を示している。従来技術によれば、時刻t0における割り当て要求の後、サーバ選択(ステップS104)、コピー(ステップS105)、及び起動(ステップS106)が順番に実行される。そして、ステップS106中の時刻t1において、ようやく不具合の発生が検知される。一方、本発明によれば、サーバ選択(ステップS4)の最中の時刻t1’において、配布元イメージ10の配布先として不適な予備サーバを検知することができる。すなわち、配布元イメージ10のコピー前に、追加サーバの起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。
ステップS4において、配布元イメージ10の配布先として適切な予備サーバが選択される。その結果、ステップS6中の時刻t2’において、追加サーバは正常に起動する。配布元イメージの配布直後に、HW構成の違いによりOS、ミドルウェア、業務アプリケーション等が起動しないといった事態が防止される。配布処理のやり直しが不要なため、割り当て要求から正常起動までの期間TB(時刻t0〜t2’)は、従来技術による期間TA(時刻t0〜t2)と比較して短縮される。
以上に説明されたように、本発明によれば、サーバシステム1において新たなサーバが運用に追加される際に、追加サーバの起動失敗を未然に防ぐことが可能となる。その結果、追加サーバが正常に起動するまでの時間が短縮される。
以下、本発明に係る最適予備サーバの選択に関して詳細に説明する。
2.第1の実施の形態
2−1.構成
図5は、第1の実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。図5においては、特に、ストレージ100、管理サーバ200、及び予備サーバ群400が抜き出されて示されている。ストレージ100には、配布元イメージ10、配布元HW情報11、登録サーバ情報12、及びHW情報取得プログラムPGが格納されている。
配布元イメージ10は、上述のステップS1において、管理サーバ200によって作成されている。
配布元HW情報11は、配布元サーバ300のHW構成を示すハードウェア情報(HW情報)である。つまり、配布元HW情報11は、配布元サーバ300におけるボードの種別、数、スロット位置などを示している。この配布元HW情報11は、例えば上述のステップS1において、管理サーバ200によって作成される。
登録サーバ情報12は、管理サーバ200に登録されているサーバの情報を示す。具体的には、登録サーバ情報12は、登録されているサーバの名前、型番、設置場所、OSの種類・バージョンなどを示している。予備サーバ群400に関する情報は、上述のステップS2において、登録サーバ情報12に追加される。運用中の配布元サーバ300に関する情報は、登録サーバ情報12に既に記載されている。
HW情報取得プログラムPGは、予備サーバ群400に含まれる予備サーバのHW情報を取得するためのプログラムである。このHW情報取得プログラムPGは、サーバ起動及びHW情報の採取に必要な最小限のソフトウェアを含んでいる。特に、本実施の形態に係るHW情報取得プログラムPGは、配布元サーバ300のOSがサポートするHW構成を少なくとも認識することができるように構成されている。ストレージのデバイスファイル名の取得のため、必要なI/O(input-output)ドライバは組み込まれているが、コマンドライブラリは不要である。尚、予備サーバのHW構成を示すHW情報は、以下、「予備サーバHW情報DHW」と参照される。
管理サーバ200は、HW情報収集モジュール21、サーバ選択モジュール22、及びイメージ配布モジュール23を有している。HW情報収集モジュール21は、上述のステップS4において、HW情報取得プログラムPGを用いて予備サーバHW情報DHWを収集する。また、HW情報収集モジュール21は、配布元HW情報11を取得することもできる。サーバ選択モジュール22は、上述のステップS4において、予備サーバHW情報DHWに基づいて最適予備サーバを選択する。イメージ配布モジュール23は、上述のステップS5において、最適予備サーバのディスクに配布元イメージ10をコピーする。これらモジュール21、22、23は、ソフトウェアと演算処理装置との協働によって提供される。
2−2.動作
図6は、上述のステップS4(最適予備サーバの選択)を詳しく示すフローチャートである。図5及び図6を参照して、ステップS4の詳細を説明する。
ステップS10:
追加サーバの割り当て要求に応答して、管理サーバ200は、HW情報取得プログラムPGを決定する。本実施の形態においては、管理サーバ200は、ストレージ100からHW情報取得プログラムPGを読み出す。
ステップS20:
管理サーバ200は、WOL(Wake-on LAN)機能を利用することによって、予備サーバに対して起動を指示する。このWOL機能による起動指示と共に、HW情報収集モジュール21は、HW情報取得プログラムPGを予備サーバ群400に送り込むことができる。例えば、HW情報収集モジュール21は、HW情報取得プログラムPGを、予備サーバ群400に含まれる全ての予備サーバに対して一括して送信する。あるいは、HW情報収集モジュール21は、一部の予備サーバにだけHW情報取得プログラムPGを送信してもよい。また、HW情報収集モジュール21は、HW情報取得プログラムPGを、予備サーバに対して1つずつ順番に送信してもよい。
WOL機能に基づいて送られたHW情報取得プログラムPGは、各予備サーバのRAM(Random Access Memory)に格納される。上述の通り、そのHW情報取得プログラムPGには、サーバ起動に必要なソフトウェアが組み込まれており、管理サーバ200は各予備サーバに対して、そのソフトウェアを利用して起動するように指示する。各予備サーバは、HW情報取得プログラムPGに含まれるソフトウェアを利用して起動する。
ステップS30:
起動した予備サーバは、受け取ったHW情報取得プログラムPGを実行する。HW情報取得プログラムPGは、当該予備サーバのHW構成を調査し、予備サーバHW情報DHWを取得する。上述の通り、HW情報取得プログラムPGには、配布元サーバ300のOSがサポートするHW構成を認識するためのドライバが組み込まれている。各ドライバは、対応するハードウェアに対して命令を発行し、そのハードウェアからの応答を受け取る。その応答には、当該ハードウェアに関するHW情報が含まれている。各ドライバによって得られたHW情報を統合することによって、当該予備サーバのHW構成を示す予備サーバHW情報DHWが得られる。
ステップS40:
HW情報取得プログラムPGは、得られた予備サーバHW情報DHWを管理サーバ200に返信する。その予備サーバHW情報DHWには、当該予備サーバのHW情報とIDが含まれている。返信後、予備サーバは停止する。このようにして、HW情報収集モジュール21は、各予備サーバに関する予備サーバHW情報DHWを収集する。
ステップS50:
次に、サーバ選択モジュール22は、予備サーバ群400の予備サーバHW情報DHWとストレージ100に格納された配布元HW情報11との比較を行う。ここで、HW情報には、OSに固有の情報が紛れ込んでいる可能性がある。汎用的な比較処理を実現するため、サーバ選択モジュール22は、HW情報をあるフォーマットに変換(規格化)する機能を有している。
図7は、規格化されたHW情報の一例を示している。図7において、HW情報はXML(Extensible Markup Language)フォーマットで規格化されている。項目<number>は、スロット位置を示している。項目<type>は、ハードウェアの種類を示している。項目<hwPath>は、ハードウェアのパスを示している。項目<fileSize>や<nicType>は、オプションの情報である。
ステップS60:
サーバ選択モジュール22は、規格化されたHW情報の比較により、予備サーバ群400から1つの最適予備サーバを選択する。ここで、最適予備サーバのHW構成は、配布元サーバ300のHW構成と完全に同一である必要はなく、配布元サーバ300のHW構成を包含していればよい。つまり、サーバ選択モジュール22は、配布元サーバ300のHW構成を包含している予備サーバを、最適予備サーバとして選択する。
例えば図7に示されたHW情報において、配布元サーバ300の各HW構成に関するスロット位置やパスは、最適予備サーバに関するものと一致している必要がある。但し、最適予備サーバの“全ての”HW構成が、配布元サーバ300に含まれている必要はない。また、配布元サーバ300における<fileSize>で示される値は、最適予備サーバにおける対応する値以下であることが必要である。
このようにして、サーバ選択モジュール22は、予備サーバHW情報DHWと配布元HW情報11に基づいて、最適予備サーバを選択する。選択された最適予備サーバは、配布元サーバ300と同じHW構成を少なくとも有している。複数の候補が存在する場合、サーバ選択モジュール22は、いずれかの候補を最適予備サーバとして選択する。
3.第2の実施の形態
続いて、最適予備サーバの選択に関する他の実施の形態を説明する。本実施の形態において、第1の実施の形態で示された構成と同じ構成には同じ符号が付され、重複する説明は適宜省略される。
3−1.構成
図8は、本実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。第1の実施の形態と比較して、ストレージ100には、更に、OS−PGリンクテーブル13及びHW情報取得プログラム群14が格納されている。また、管理サーバ200は、更に、OS特定モジュール24及びプログラム選択モジュール25を有している。これらモジュール24、25も、ソフトウェアと演算処理装置との協働によって提供される。
運用中の配布元サーバ300のOSの種類によって、サポートしているHW構成は異なってくる。よって、OSの種類毎に、専用のHW情報取得プログラムPGを予め用意しておくこともできる。HW情報取得プログラム群14は、そのような専用のHW情報取得プログラムPGの集合である。つまり、HW情報取得プログラム群14は、複数種類のOSのそれぞれに対応づけられた複数のHW情報取得プログラムPG−1、PG−2・・・から構成されている。各HW情報取得プログラムは、対応するOSがサポートするHW構成を少なくとも認識すればよい。
OS−PGリンクテーブル13は、複数種類のOSと複数のHW情報取得プログラムとの対応関係を示すテーブルである。図9は、OS−PGリンクテーブル13の一例を示している。図9において、OSの種類OS1〜OS4のそれぞれに、HW情報取得プログラムPG−1〜PG−4のそれぞれが対応付けられている。尚、バージョンの異なるOS同士も、別種類のOSとして扱われてもよい。
3−2.動作
図10は、本実施の形態におけるステップS4(最適予備サーバの選択)を詳しく示すフローチャートである。図8〜図10を参照して、ステップS4の詳細を説明する。
ステップS10a:
追加サーバの割り当て要求に応答して、管理サーバ200は、HW情報取得プログラムPGを決定する。詳細には、まず、OS特定モジュール24が、ストレージ100中の登録サーバ情報12を参照して、配布元サーバ300が使用しているOSを特定する(ステップS11)。次に、プログラム選択モジュール25は、上記OS−PGリンクテーブル13を参照し、特定されたOSに対応づけられた1つのプログラムをHW情報取得プログラム群14から選択する(ステップS12)。その選択された1つが、本実施の形態におけるHW情報取得プログラムPGとして使用される。
例えば、OS特定モジュール24は、配布元サーバ300のOSの種類が「OS1」であることを検知する。すると、プログラム選択モジュール25は、図9に示されたOS−PGリンクテーブル13を参照して、プログラムPG−1をHW情報取得プログラムPGとして選択する。選択されたHW情報取得プログラムPGは、少なくともOS1がサポートしているHW構成を認識可能である。
その後のステップS20〜S60は、第1の実施の形態と同様である。本実施の形態によれば、ステップS20において予備サーバ群400に送信されるHW情報取得プログラムは、複数種類のOSがサポートするHW構成の全てを認識する必要はない。HW情報取得プログラムPG−1、PG−2・・・の各々は、対応する1種類のOSがサポートするHW構成だけを認識すればよい。従って、各HW情報取得プログラムのサイズが縮小され、送信処理時間が短縮される。また、ステップS30において各予備サーバが実行するHW情報取得プログラムPGのサイズが縮小される。よって、負荷が縮小され、HW情報の取得時間が短縮される。
4.第3の実施の形態
続いて、最適予備サーバの選択に関する更に他の実施の形態を説明する。本実施の形態において、既出の実施の形態で示された構成と同じ構成には同じ符号が付され、重複する説明は適宜省略される。
4−1.構成
図11は、本実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。第1の実施の形態と比較して、ストレージ100には、更に、OS−HWリンクテーブル15、BPG−HWリンクテーブル16、及びベースプログラム群17が格納されている。また、管理サーバ200は、更に、OS特定モジュール24及びプログラム作成モジュール26を有している。これらモジュール24、26も、ソフトウェアと演算処理装置との協働によって提供される。
第2の実施の形態において、OSの種類毎に、専用のHW情報取得プログラムPGが用意されていた。それら専用のHW情報取得プログラムPGの間には、重複する部分も存在する。その重複する部分を共通化することによって、ディスクスペースを有効に利用することができる。
そのため、第3の実施の形態によれば、所定のHW構成だけを認識することができるベースプログラムBPGが用意される。複数のベースプログラムBPGを組み合わせることによって、指定されたOSがサポートするHW構成を認識可能なHW情報取得プログラムPGを作成することが可能である。ベースプログラム群17は、そのようなベースプログラムBPGの集合である。つまり、ベースプログラム群17は、複数のベースプログラムBPG−1、BPG−2・・・から構成されている。
OS−HWリンクテーブル15は、複数種類のOSのそれぞれがサポートするHW構成を示すテーブルである。図12は、OS−HWリンクテーブル15の一例を示している。図12において、OSの種類OS1〜OS4とHW構成の種類IO1〜IO4との対応関係が示されている。図12において、丸印は、当該HW構成がサポートされていることを意味する。例えば、OSの種類がOS1の場合、HW構成としてIO1とIO3がサポートされていることがわかる。言い換えれば、OSの種類がOS1の場合、IO1とIO3が認識すべき対象であることがわかる。尚、バージョンの異なるOS同士も、別種類のOSとして扱われてもよい。
BPG−HWリンクテーブル16は、複数のベースプログラムBPGのそれぞれが認識可能なHW構成を示すテーブルである。図13は、BPG−HWリンクテーブル16の一例を示している。図13において、ベースプログラムの種類BPG−1〜BPG−3と認識可能なHW構成の種類IO1〜IO4との対応関係が示されている。図13において、丸印は、当該HW構成が認識可能であることを意味する。例えば、ベースプログラムBPG−1はIO1とIO2を認識可能であることが分かる。
4−2.動作
図14は、本実施の形態におけるステップS4(最適予備サーバの選択)を詳しく示すフローチャートである。図11〜図14を参照して、ステップS4の詳細を説明する。
ステップS10b:
追加サーバの割り当て要求に応答して、管理サーバ200は、HW情報取得プログラムPGを決定する。詳細には、まず、OS特定モジュール24が、登録サーバ情報12を参照して、配布元サーバ300が使用しているOSを特定する(ステップS11)。次に、プログラム作成モジュール26は、上記OS−HWリンクテーブル15を参照して、特定されたOSがサポートするHW構成を検知する。すなわち、プログラム作成モジュール26は、認識すべきHW構成を特定する(ステップS13)。次に、プログラム作成モジュール26は、上記BPG−HWリンクテーブル16を参照して、認識すべきHW構成を認識できるベースプログラムBPGの組み合わせを決定する。そして、プログラム作成モジュール26は、決定された組み合わせに対応するベースプログラムBPGをベースプログラム群17から読み出し、HW情報取得プログラムPGを作成する(ステップS14)。
例えば、OS特定モジュール24は、配布元サーバ300のOSの種類が「OS4」であることを検知する。すると、プログラム作成モジュール26は、図12に示されたOS−HWリンクテーブル15を参照して、IO1、IO2、及びIO4を認識対象として特定する。更に、プログラム作成モジュール26は、図13に示されたBPG−HWリンクテーブル16を参照し、ベースプログラムBPG−1とBPG−3を組み合わせることによって、HW情報取得プログラムPGを作成する。作成されたHW情報取得プログラムPGは、少なくともIO1、IO2、及びIO4を認識することができる。
その後のステップS20〜S60は、第1の実施の形態と同様である。本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。更に、OSの種類に応じてベースプログラム群17からHW情報取得プログラムPGが作成されるため、OSの種類毎にHW情報取得プログラムPGを用意しておく必要がない。重複するプログラムが共通化されるため、ディスクスペースが削減される。また、ディスクやプログラムのメンテナンスコストも削減される。
尚、OS特定モジュール24とOS−HWリンクテーブル15を用いる代わりに、プログラム作成モジュール26が、配布元イメージ10から認識対象のHW構成を直接特定してもよい。
図1は、従来技術に係る配布元イメージの配布方法を示すフローチャートである。 図2は、本発明の実施の形態に係るサーバシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る配布元イメージの配布方法を示すフローチャートである。 図4は、本発明の効果を説明するための図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図6は、第1の実施の形態における予備サーバの選択方法を示すフローチャートである。 図7は、規格化されたHW情報の一例を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図9は、第2の実施の形態におけるOS−PGリンクテーブルの一例を示す図である。 図10は、第2の実施の形態における予備サーバの選択方法を示すフローチャートである。 図11は、本発明の第3の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図12は、第3の実施の形態におけるOS−HWリンクテーブルの一例を示す図である。 図13は、第3の実施の形態におけるBPG−HWリンクテーブルの一例を示す図である。 図14は、第3の実施の形態における予備サーバの選択方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバシステム
10 配布元イメージ
11 配布元HW情報
12 登録サーバ情報
13 OS−PGリンクテーブル
14 HW情報取得プログラム群
15 OS−HWリンクテーブル
16 BPG−HWリンクテーブル
17 ベースプログラム群
21 HW情報収集モジュール
22 サーバ選択モジュール
23 イメージ配布モジュール
24 OS特定モジュール
25 プログラム選択モジュール
26 プログラム作成モジュール
100 ストレージ
200 管理サーバ
300 配布元サーバ
400 予備サーバ群
PG HW情報取得プログラム
BPG ベースプログラム
DHW 予備サーバHW情報

Claims (13)

  1. 管理計算機と、
    前記管理計算機とネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機と
    運用中の計算機である配布元計算機と
    を備え、
    前記管理計算機は、
    前記少なくとも1つの予備計算機からハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、前記配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記選択モジュールは、前記ハードウェア情報を所定のフォーマットに変換し、前記配布元計算機の前記変換後のハードウェア情報と前記少なくとも1つの予備計算機の前記変換後のハードウェア情報との比較を行うことによって、前記配布元計算機のハードウェア構成を包含する前記予備計算機を選択する
    計算機システム。
  2. 管理計算機と、
    前記管理計算機とネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機と
    運用中の計算機である配布元計算機と、
    前記管理計算機がアクセス可能なストレージと
    を備え、
    前記管理計算機は、
    前記少なくとも1つの予備計算機からハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、前記配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記ストレージには、複数種類のOSのそれぞれに対応付けられた複数のプログラムが格納され、
    前記複数のプログラムの各々は、対応するOSがサポートするハードウェア構成を認識するためのプログラムであり、
    前記管理計算機は更に、
    前記配布元計算機が使用しているOSを特定するOS特定モジュールと、
    前記複数のプログラムのうち前記特定されたOSに対応付けられた1つを前記取得プログラムとして選択するプログラム選択モジュールと
    を有する
    計算機システム。
  3. 請求項に記載の計算機システムであって、
    前記ストレージには、前記複数のプログラムと前記複数種類のOSとの対応関係を示すテーブルが格納され、
    前記プログラム選択モジュールは、前記テーブルを参照することによって、前記特定されたOSに対応づけられた1つのプログラムを選択する
    計算機システム。
  4. 管理計算機と、
    前記管理計算機とネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機と
    運用中の計算機である配布元計算機と、
    前記管理計算機がアクセス可能なストレージと
    を備え、
    前記管理計算機は、
    前記少なくとも1つの予備計算機からハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、前記配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記ストレージには、複数のベースプログラムが格納され、
    前記複数のベースプログラムの各々は、特定のハードウェア構成を認識するためのプログラムであり、
    前記管理計算機は更に、
    前記配布元計算機が使用しているOSを特定するOS特定モジュールと、
    前記特定されたOSがサポートするハードウェア構成を認識するような前記取得プログラムを、前記複数のベースプログラムを組み合わせることによって作成するプログラム作成モジュールと
    を有する
    計算機システム。
  5. 請求項に記載の計算機システムであって、
    前記ストレージには、複数種類のOSのそれぞれがサポートするハードウェア構成を示す第1テーブルと、前記複数のベースプログラムのそれぞれが認識可能なハードウェア構成を示す第2テーブルとが格納され、
    前記プログラム作成モジュールは、前記第1テーブル及び前記第2テーブルを参照することによって、前記複数のベースプログラムの組み合わせを決定する
    計算機システム。
  6. 請求項乃至のいずれかに記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機は、更に、前記選択された予備計算機に前記配布元計算機のディスクイメージをコピーするイメージ配布モジュールを有する
    計算機システム。
  7. 管理計算機と、
    前記管理計算機とネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機と
    を備え、
    前記管理計算機は、
    前記少なくとも1つの予備計算機からハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記情報収集モジュールは、前記取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に含まれる全ての予備計算機に一括して送信する
    計算機システム。
  8. 管理計算機と、
    前記管理計算機とネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機と
    を備え、
    前記管理計算機は、
    前記少なくとも1つの予備計算機からハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記情報収集モジュールは、前記取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機のうち一部の予備計算機に選択的に送信する
    計算機システム。
  9. ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、運用中の計算機である配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記選択モジュールは、前記ハードウェア情報を所定のフォーマットに変換し、前記配布元計算機の前記変換後のハードウェア情報と前記少なくとも1つの予備計算機の前記変換後のハードウェア情報との比較を行うことによって、前記配布元計算機のハードウェア構成を包含する前記予備計算機を選択する
    管理計算機。
  10. ストレージにアクセス可能な管理計算機であって、
    前記ストレージには、複数種類のOSのそれぞれに対応付けられた複数のプログラムが格納され、
    前記複数のプログラムの各々は、対応するOSがサポートするハードウェア構成を認識するためのプログラムであり、
    前記管理計算機は、
    ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、運用中の計算機である配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記管理計算機は更に、
    前記配布元計算機が使用しているOSを特定するOS特定モジュールと、
    前記複数のプログラムのうち前記特定されたOSに対応付けられた1つを前記取得プログラムとして選択するプログラム選択モジュールと
    を有する
    管理計算機。
  11. ストレージにアクセス可能な管理計算機であって、
    前記ストレージには、複数のベースプログラムが格納され、
    前記複数のベースプログラムの各々は、特定のハードウェア構成を認識するためのプログラムであり、
    前記管理計算機は、
    ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、運用中の計算機である配布元計算機のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記管理計算機は更に、
    前記配布元計算機が使用しているOSを特定するOS特定モジュールと、
    前記特定されたOSがサポートするハードウェア構成を認識するような前記取得プログラムを、前記複数のベースプログラムを組み合わせることによって作成するプログラム作成モジュールと
    を有する
    管理計算機。
  12. ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記情報収集モジュールは、前記取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に含まれる全ての予備計算機に一括して送信する
    管理計算機。
  13. ネットワークを介して接続された少なくとも1つの予備計算機から、ハードウェア構成を示すハードウェア情報を収集する情報収集モジュールと、
    前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報に基づいて、所定のハードウェア構成を包含する予備計算機を前記少なくとも1つの予備計算機から選択する選択モジュールと
    を有し、
    前記情報収集モジュールは、前記ハードウェア情報を取得する取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機に送信することによって、前記少なくとも1つの予備計算機に関する前記ハードウェア情報を収集し、
    前記情報収集モジュールは、前記取得プログラムを、前記少なくとも1つの予備計算機のうち一部の予備計算機に選択的に送信する
    管理計算機。
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