JP4294813B2 - Microphone support device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視聴覚機器の分野において使用されるマイクロホンを支持する支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、視聴覚機器分野における、マイクロホンの小型化、軽量化、高感度化等の技術進歩が著しい。これに伴いマイクロホンの防振対策が強く要望されている。これは例えばマイクロホンを備えたビデオカメラで録画および録音する際、このビデオカメラの駆動モータ、ギア等の回転動作により生じる振動音や磁気テープの走行振動がマイクロホンを支える支持装置を通じて、マイクロホンに振動ノイズとして録音されてしまうためである。
【0003】
従来のマイクロホン防振構造としては、図8〜図10に示すように、ビデオカメラ本体4に固定した上下に開閉可能な円筒状の支持装置2によりマイクロホン1を挟持しており、この支持装置2内のマイクロホン1を挟持する部位においては、ブチル系の防振ゴム等の防振部材3を備えている。
【0004】
このようにマイクロホン1と支持装置2の間に防振部材3を挿入することにより、ビデオカメラ等での録音の際に発生していた振動ノイズを低減していた。
【0005】
ところが、近代のマイクロホンの高感度化に伴い、仕様を満足する十分なマイクロホンの制振効果が得られなくなり、この改善策として、防振部材の初期厚を薄く構成することによりマイクロホンの挟持する際に生じる防振部材の圧縮力を小さくしたり、防振部材の材質を硬度の非常に低いゲル状のシリコーン等にするなど、マイクロホンを弱い力で挟持することにより制振効果を高めていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、防振部材の初期厚を薄く構成することによりマイクロホンを弱い力で挟持した場合においては、マイクロホンと防振部材の間の摩擦に支配されているマイクロホンの抜けを防ごうとする挟持力の低下がおこり、ひどい場合においては撮影中にマイクロホンが脱落するという問題が発生していた。
【0007】
また防振部材の素材を非常に硬度の低い例えばゲル状のシリコーンゴム等を素材とする防振部材を用いた場合、上記のような防振部材の初期厚を薄く構成したときよりも、マイクロホン挟み込み時の防振部材の圧縮力が大きくできるためマイクロホンの挟持力が安定するが、図11に示すように、マイクロホンの軸方向に大きな抜け力作用Fが働いた場合には、防振部材の倒れと共に防振部材の急激な圧縮力Fyの低下が生じ、これによりマイクロホンの挟持力の低下が発生するという問題があった。このように、従来の構成において防振部材の初期厚や硬度の調整による制振効果の改善には限界があった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑み、制振効果の向上のため、防振部材の材質を非常に硬度の低いものを用いた場合であっても、マイクロホンに抜け力作用が働いたときのマイクロホン挟持力の低下を防ぎ、安定した挟持を維持することができるマイクロホン支持装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、半円筒形状の一方の挟持部と半円筒形状の他方の挟持部のそれぞれの内面に防振部材を備え、前記一方の挟持部と前記他方の挟持部により形成された筒形状挟持部にマイクロホンを挟持するマイクロホン支持装置において、前記一方の挟持部と前記他方の挟持部のそれぞれの前記筒形状挟持部の軸方向の両開口縁に、前記防振部材の端面との間に隙間をあけ、前記防振部材の軸方向変形を防止する倒れ防止部材を設けたことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、マイクロホンを支持装置に挟み込んだ状態において、マイクロホンに抜け力作用が作用した場合にのみ防振部材と倒れ防止部材とが接触する程度の隙間をあけるように構成でき、マイクロホン挟圧時の防振部材の圧縮変形を、その端面において拘束されることなく自由になさせることができて制振効果の低下を防ぐことができると共に、マイクロホンに抜け力作用が作用した場合、マイクロホンの移動と共に防振部材が変形し、倒れようとするが、倒れ防止部材により防振部材の倒れが防止されマイクロホンに対する防振部材の挟持力の低下を防ぎ、また場合によっては挟持力の向上を図り、これにより高い制振効果を維持しながらマイクロホンの抜けを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0012】
本実施形態の支持装置を開いてマイクロホンを取り外した状態を図3に示し、支持装置の構成を図3に基づいて説明する。
【0013】
支持装置2はビデオカメラ本体4に固定され、マイクロホン1を挟持部位である上部挟持部8および下部挟持部9と、マイクロホン1の挟持状態を維持するためのねじ5とから構成されている。
【0014】
上部挟持部8の構成は、半円筒形状の上側円筒部2aと、上側円筒部2aの一端に一体に形成されたL型係合部12と、上側円筒部2aの他端に挟み込むマイクロホン1の軸心方向に平行になるように形成されたヒンジ部10とから構成されている。このヒンジ部10は上部挟持部8と下部挟持部9を枢支し、ヒンジ部10を軸に回動可能に支持されている。前記上側円筒部2aの内周面においては弾性変形可能なゲル状のシリコーンゴムを素材とする防振部材3を接着しており、この防振部材3上面に位置する当接面3aがマイクロホン1に接触する。また上側円筒部2aの半円状の両開口縁においては、求心方向に突出するフランジを立設し、これを倒れ防止部材14としている。またこれら防振部材3および倒れ防止部材14に関して詳しくは後述する。前記L型係合部12は、その下面中央に貫通孔13aを備え、またその上側円筒部2a側に薄板状の薄板状面12aを有している。
【0015】
下部挟持部9の構成は、半円筒形状の下側円筒部2bと、下側円筒部2bの一端縁に一体に形成された係合台部11と、下側円筒部2bの他端に前記ヒンジ部10とから構成されている。このヒンジ部10により上側円筒部2aと回動可能に支持されている。下側円筒部2bの内周面および半円状の両開口縁においては、上側円筒部2aに備えた防振部材3および倒れ防止部材14と同様のものを備えている。前記係合台部11はビデオカメラ本体4に固定されており、この係合台部11の上面中央に螺合孔13を備え、またその下側円筒部2b側に上側円筒部2aの薄板状面12aに対応するように切り欠いた切り欠き面11aを有している。
【0016】
このような構成をした支持装置2によるマイクロホン1の挟持方法は、先ずマイクロホン1を下側円筒部2bの当接面3a上に載置し、上側円筒部2aをヒンジ部10を軸に回動させ、マイクロホン1を支持装置2内に挟み込み、支持装置2を閉じた状態にする。この際、上部挟持部8の薄板状面12aと下部挟持部9の切り欠き面11aが係合すると共に、螺合孔13と貫通孔13aとが合致する。次いで螺合孔13に貫通孔13aを介してねじ5を螺合することにより、マイクロホン1の挟持状態を維持することができる。
【0017】
次にマイクロホン1を挟持せずに、支持装置2を閉じた状態を示す図1(a)、(b)およびマイクロホン1の挟持した状態を示す図2(a)、(b)、(c)に基づいて、防振部材3および倒れ防止部材14の構成を詳しく説明する。
【0018】
上側円筒部2aおよび下側円筒部2bの内周面に備えられたマイクロホン1を挟持する防振部材3の厚みは、対面する防振部材3の当接面3a同士の距離がマイクロホン1の直径より短くなるように、かつ図1(a)に示す倒れ防止部材14の高さHより高くなるように厚みを持たしている。また防振部材3はマイクロホン1の軸心方向に対して、両サイドの倒れ防止部材14より内側にそれぞれ隙間Gを開けるように備えられている。
【0019】
倒れ防止部材14の高さHは、上側円筒部2aおよび下側円筒部2bの内周面に備えられた防振部材3の厚みから、図2(a)に示すマイクロホン1を挟持した際に弾性変形によるマイクロホン1の軸心から円周方向に変形する変形量Yを、差し引いた防振部材3の厚み高さよりも低く設定されている。これにより支持装置2によりマイクロホン1を挟持した際に、マイクロホン1に当接部位は、倒れ防止部材14に接触することなく当接面3aのみによって挟持されている。
【0020】
また隙間Gは、マイクロホン1を挟持した際に図2に示す弾性変形によるマイクロホン1の軸心方向に変形する変形量Xより若干広く設定されている(G≧X)。これにより支持装置2によりマイクロホン1を挟持した際に、防振部材3は倒れ防止部材14にかろうじて接触しない程度の若干の隙間をあけた状態に構成される。
【0021】
また倒れ防止部材14の材質としては、金属板等の剛性の高い板材であり、その形状は図1(b)に示す防振部材3の形状に従い、その円周方向に連なっていることが望ましいが、図2(c)に示すように防振部材3の形状に沿って円周方向にいくつかの部分に分断されていても同様の効果を有する。また倒れ防止部材14は上側円筒部2aおよび下側円筒部2bの両開口縁において、一体形に設けることも可能である。
【0022】
次に本実施形態の支持装置において、マイクロホンに抜け力作用Fが生じた際の挟持状態を図4に基づいて説明をする。
【0023】
マイクロホン1の軸心方向に、マイクロホン1が支持装置2から抜け力作用Fが発生した際、図4に示すように防振部材3はマイクロホン1に接する当接面3aが抜け力作用Fが働く方向に移動し、次いで倒れ防止部材14に接触して圧接するように弾性変形する。この際防振部材3はマイクロホン1に対する圧縮力Fyを高め、これにより防振部材3の倒れを防止すると共に支持装置2のマイクロホン1に対する挟持力の低下を防ぎ、場合によっては挟持力の向上を図る。
【0024】
次に図5〜図7に基づいて有限要素法による数値解析により検証を行った事例を示す。
【0025】
本実施例では、倒れ防止部材14の高さHを2.5mmと設定し、また防振部材3の寸法は初期厚みを5mm、初期幅を20mm、奥行き20mmとして、その材料定数はヤング率0.0003kgf/mm2 、ポアソン比0.49からなるゲル状のシリコーンに代表される値を採用した。このような設定値において、マイクロホン1に挟み込む際に伴う防振部材3の変化量Xを0.2mmほど考慮し、倒れ防止部材14までの隙間Gを0.5mmほど離した位置にて設定し、支持装置2に挟持したマイクロホン1に抜け力作用Fが発生させ、マイクロホン1の軸心方向に1mmまでの、防振部材3の弾性変形によるマイクロホン1に対する圧縮力Fyの有限要素法による解析を行った。また比較対象として従来例の倒れ防止部材14を設置せずに防振部材3の設定を上記同様にして同様の解析を行った。これらの解析結果は図7に示すようにマイクロホン1に抜け力作用Fが発生させていない状態においては、双方とも25gfであるのに対し、マイクロホン1に抜け力作用Fが発生させ、この作用の方向に1mm移動させた状態においては、従来例の場合では24gfと圧縮力Fyが低下しているのに対し、本実施例の場合では32gfと増加している。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、制振効果の向上のため、防振部材の材質を非常に硬度の低い例えばゲル状のシリコーンゴムを用いた場合であっても、マイクロホンに抜け力作用が働いたときのマイクロホン挟持力の低下を防ぎ、安定した挟持を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持せずに支持装置を閉じた状態を示し、(a)はその断面図を示す図であり、(b)はその側面図を示す図である。
【図2】本発明の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持した状態を示し、(a)はその断面図を示す図であり、(b)はその側面図を示す図であり、(c)はその支持装置に備えた倒れ防止部材の形状を応用した側面図を示す図である。
【図3】本発明の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持せずに支持装置を開いた状態の斜視図を示す図である。
【図4】本発明の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンに抜け力作用が生じた際の挟持状態の断面図を示す図である。
【図5】本発明の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンに抜け力作用が生じた際の挟持状態を有限要素法の数値解析により得られた断面図を示す図である。
【図6】従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンに抜け力作用が生じた際の挟持状態を有限要素法の数値解析により得られた断面図を示す図である。
【図7】本発明の実施形態と従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンに抜け力作用が生じた際の挟持状態を有限要素法の数値解析により得られた結果を比較したグラフを示す図である。
【図8】従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持した状態の斜視図を示す図である。
【図9】従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持せずに支持装置を開いた状態の斜視図を示す図である。
【図10】従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンを挟持した状態を示し、(a)はその断面図を示す図であり、(b)はその側面図を示す図である。
【図11】従来の実施形態のマイクロホン支持装置において、マイクロホンに抜け力作用が生じた際の挟持状態の断面図を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン
2 支持装置
3 防振部材
8 上部挟持部
9 下部挟持部
14 倒れ防止部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a support device for supporting a microphone used in the field of audiovisual equipment.
[0002]
[Prior art]
In recent years, technological advances such as downsizing, weight reduction, and high sensitivity of microphones have been remarkable in the field of audiovisual equipment. Along with this, there is a strong demand for anti-vibration measures for microphones. This is because, for example, when recording and recording with a video camera equipped with a microphone, the vibration noise generated by the rotating operation of the drive motor, gear, etc. of this video camera and the running vibration of the magnetic tape are transmitted to the microphone through the support device that supports the microphone. Because it will be recorded as.
[0003]
As shown in FIGS. 8 to 10, the conventional microphone anti-vibration structure includes a
[0004]
Thus, by inserting the
[0005]
However, with the higher sensitivity of modern microphones, it is no longer possible to obtain a sufficient microphone damping effect that satisfies the specifications, and as an improvement measure, the initial thickness of the anti-vibration member is reduced so that the microphone can be clamped. The vibration damping effect is enhanced by holding the microphone with a weak force, such as reducing the compressive force of the vibration isolating member generated in the above, or using a material such as gel silicone having a very low hardness.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the microphone is held with a weak force by configuring the initial thickness of the vibration isolating member to be thin, the holding force for preventing the microphone from being pulled out, which is controlled by the friction between the microphone and the vibration isolating member, is reduced. The drop occurred, and in a severe case, there was a problem that the microphone dropped during shooting.
[0007]
In addition, when using a vibration isolating material made of, for example, gel-like silicone rubber having a very low hardness as the material of the vibration isolating member, a microphone is used more than when the initial thickness of the vibration isolating member is made thin. Since the compression force of the vibration isolating member at the time of clamping can be increased, the holding force of the microphone is stabilized. However, as shown in FIG. 11, when a large pulling force action F acts in the axial direction of the microphone, There is a problem in that the compression force Fy of the vibration isolating member is suddenly reduced with the fall, and the holding force of the microphone is thereby reduced. As described above, there is a limit in improving the vibration damping effect by adjusting the initial thickness and hardness of the vibration isolating member in the conventional configuration.
[0008]
In view of the above-described problems, the present invention provides a vibration-relieving member that has a very low hardness for the purpose of improving the damping effect. An object of the present invention is to provide a microphone support device that can prevent a reduction in microphone clamping force and maintain stable clamping.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Since the present invention is to solve the above problems, with one of the clamping portion and the other clamping portion Noso inner surface vibration isolating members respectively semicylindrical semi-cylindrical shape, and the one clamping portion and the other in the microphone supporting device for clamping the microphone to the tubular clamping portion formed by sandwiching section, in both opening edges in the axial direction of each of the cylindrical shape clamping portion of the one clamping portion and the other holding portion, wherein A fall prevention member for preventing a deformation in the axial direction of the vibration isolation member is provided by providing a gap with an end surface of the vibration isolation member .
[0010]
According to the present invention, in a sandwiched state of the microphone on the support device, can be configured to open the gap to the extent that the prevention member fall and viewed vibration isolating member when the omission force acting on the microphone acts contacts, microphone The compression deformation of the vibration isolating member at the time of pinching can be freely made without being constrained at its end face, and it is possible to prevent the vibration damping effect from being lowered, and when the pulling force action acts on the microphone, The anti-vibration member is deformed and tries to fall with the movement of the microphone, but the anti-vibration member prevents the anti-vibration member from collapsing and prevents the vibration-proof member from holding down against the microphone. Therefore, it is possible to prevent the microphone from coming off while maintaining a high vibration damping effect.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0012]
FIG. 3 shows a state where the support device of the present embodiment is opened and the microphone is removed, and the configuration of the support device will be described based on FIG.
[0013]
The
[0014]
The structure of the
[0015]
The structure of the
[0016]
The
[0017]
Next, FIGS. 1A and 1B showing the state in which the supporting
[0018]
The thickness of the
[0019]
The height H of the fall-preventing
[0020]
The gap G is set slightly wider than the deformation amount X that deforms in the axial direction of the
[0021]
Moreover, as a material of the
[0022]
Next, in the support device of this embodiment, the clamping state when the pulling force action F is generated in the microphone will be described based on FIG.
[0023]
When the
[0024]
Next, the example verified by the numerical analysis by the finite element method based on FIGS. 5-7 is shown.
[0025]
In this embodiment, the height H of the
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, in order to improve the damping effect, even when the material of the vibration isolating member is, for example, a gel-like silicone rubber having a very low hardness, when the pulling-out action is applied to the microphone, A decrease in the microphone clamping force can be prevented and stable clamping can be maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a microphone support device according to an embodiment of the present invention in a state in which the support device is closed without holding the microphone, (a) is a diagram showing a cross-sectional view thereof, and (b) is a side view thereof. FIG.
2A and 2B show a state in which the microphone is clamped in the microphone support device of the embodiment of the present invention, FIG. 2A is a cross-sectional view thereof, and FIG. 2B is a side view thereof; c) is a view showing a side view in which the shape of the fall-preventing member provided in the supporting device is applied.
FIG. 3 is a perspective view of the microphone support device according to the embodiment of the present invention in a state in which the support device is opened without holding the microphone.
FIG. 4 is a diagram showing a cross-sectional view of the microphone support device according to the embodiment of the present invention in a clamped state when a pulling force action is generated in the microphone.
FIG. 5 is a diagram showing a cross-sectional view obtained by numerical analysis of a finite element method in a holding state when a pulling-out force action is generated in the microphone in the microphone support device of the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view obtained by numerical analysis of a finite element method with respect to a holding state when a pulling force action is generated in the microphone in the microphone support device of the conventional embodiment.
FIG. 7 is a graph comparing the results obtained by numerical analysis of the finite element method with respect to the holding state when the pulling force action occurs in the microphone in the microphone support device of the embodiment of the present invention and the conventional embodiment. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a state in which a microphone is clamped in a microphone support device of a conventional embodiment.
FIG. 9 is a perspective view of a microphone support device according to a conventional embodiment in a state where the support device is opened without holding the microphone.
10A and 10B show a state in which a microphone is clamped in a microphone support device according to a conventional embodiment, wherein FIG. 10A is a cross-sectional view thereof, and FIG. 10B is a side view thereof.
FIG. 11 is a cross-sectional view of a microphone support device according to a conventional embodiment in a clamping state when a pulling force action is generated in the microphone.
[Explanation of symbols]
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