JP4292776B2 - Connecting fasteners and connecting bands - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釘或いはネジ等のファスナーを打ち込むファスナー打込み機に装填される連結ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファスナー打込み機に装填される連結ファスナーの技術としては、ワイヤ連結釘(特許文献1参照)や、紙連結型釘(特許文献2参照)が知られている。
前記ワイヤ連結釘は、多数平行に並べた釘をワイヤで連結したものであり、釘同士をワイヤで一体固着したものであり、釘と釘との間のワイヤ部分に切れ目を設けたものである。
【0003】
また、釘の上下部分に保持部で保持したもので、当該保持部に厚肉部と薄肉部を設け、薄肉部に脆さを付与した連結釘(特許文献3参照)が知られている。
【0004】
また、多数平行に並べた釘同士を一対の紙の間に挟み込み、釘と釘との間の紙部分にミシン目を形成した紙連結形釘(特許文献4参照)が知られている。
また、特許文献5が知られている。
【0005】
【特許文献1】
実開平4−119615号号公報
【特許文献2】
特開平11−216686号公報
【特許文献3】
実開昭59−175707号公報
【特許文献4】
特開平11−216686号公報
【特許文献5】
特許第2888320号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実開平4−119615号公報のワイヤ連結釘の場合、釘打込み機で釘を打ち込むと、ワイヤ部分が飛散して施工床面に散逸し、作業者がこのワイヤ部分を踏んで滑ったり、施工床面に傷を付けたり、汚してしまうと共に、施工後の散逸したワイヤの飛散断片の清掃に注意を要していた。
【0007】
また、実開昭59−175707号公報の連結釘は、保持部で釘同士を保持するのであるが、釘打込み機で釘を床板等に打ち込むと、釘の下部を保持する保持部がなかなか切れないと、釘打込み機のドライバーの衝撃が加わるときに、釘の下部が保持部に引きずられて傾いてしまい、釘が斜めに打たれてしまう問題がある。
【0008】
特開平11−216686号公報の紙連結形釘は、実開昭59−175707号公報の連結釘の釘の傾きを防止する目的を有するものであり、本願の出願人の提案にかかるものであるが、釘と釘とを連結する紙にミシン目を形成する場合に、釘を紙の間に挟み込んだ後に、釘と釘との間の紙にミシン目を正確に形成すると、製造上の手間や時間が余分にかかるということが判明した。
【0009】
本発明にかかる連結ファスナーは、このような事情に鑑みてなされたものであり、釘或いはネジ等のファスナーを打ち込む場合にファスナーの直進性を確保すると共に、連結ファスナーの製造工程の簡略化と、施工現場での清掃の簡略化と、施工に伴う床板の損傷防止を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1の連結ファスナーは、
紙又は樹脂のいずれかからなる基材に接着層が形成された連結帯と、前記連結帯の接着層に並列に接着により保持された複数のファスナーを備え、前記ファスナーの切り離しを促進するための複数の分離促進手段が前記連結帯に形成されていると共に、前記複数のファスナーの送り出し方向を前側として、前記複数のファスナーの前後で隣接するもののうち後側のものを後のファスナーとし且つ前側のものを前のファスナーとしたときに、前記複数の分離促進手段が前記ファスナーの配置ピッチより小さいピッチで且つ前記後のファスナーの上部から前記前のファスナーの下部に向けて傾斜するように前記連結帯に形成された連結ファスナーであって、前記分離促進手段は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする。
【0012】
本願の請求項2の連結ファスナーは、請求項1の連結ファスナーにおいて、前記連結帯は、前記配列されたファスナーの上部と中間部と下部の少なくともいずれかに、接着されていることを特徴とする。
【0013】
本願の請求項3の連結ファスナーは、請求項1又は請求項2の連結ファスナーにおいて、前記連結帯は、前記配列されたファスナーの表裏両側面に対となって接着されると共に、前記連結帯の前記ファスナーを接着するプラスチック層に前記分離促進手段が形成されていることを特徴とする。
【0014】
本願の請求項4の連結ファスナーは、請求項1乃至請求項3のいずれかの連結ファスナーにおいて、前記分離促進手段は、前記ファスナーの軸方向に対して3°乃至6°の傾斜角度を有していることを特徴とする。
【0015】
本願の請求項5の連結ファスナーは、請求項1乃至請求項4のいずれかの連結ファスナーにおいて、前記連結帯中の前後のファスナー間にある前記分離促進手段は、前側のファスナーと連結帯下端部との交差部位と、後ろ側のファスナーと連結帯上端部との交差部位を結ぶ線の傾斜角を最大の傾斜角として形成したことを特徴とする。
【0016】
また、請求項6の連結ファスナーは、所定長の軸を有し当該軸の上端に被打撃部となる頭部を設けた複数本のファスナーを並列かつ等間隔に配列する一方、紙若しくは所定温度内において溶融しない素材によって形成された基材の一側面に前記所定温度で接着作用を有する接着層を設けた所定幅のテープ状の連結帯を用意して、前記複数のファスナーの軸の長手方向中央よりも下側の所定位置、若しくは当該下側の所定位置および上端部付近の双方の部分に前記連結帯を配設して、前記複数のファスナーの軸の長手方向中央よりも下側の所定位置、若しくは当該下側の所定位置および上端部付近の双方の部分を前記連結帯の接着層で接着させることにより、前記複数のファスナーの軸を前記連結帯で結合して平板状に形成すると共に、
前記複数のファスナーの送り出し方向を前側として、前記複数のファスナーの前後で隣接するもののうち後側のものを後のファスナーとし且つ前側のものを前のファスナーとしたときに、前記連結帯には、前記等間隔に配列されたファスナーの軸間となる位置に、少なくとも一条の脆弱部が後のファスナーの上部から前のファスナーの下部に向かう方向に傾斜して設けられている連結ファスナーであって、
前記脆弱部は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする。
【0017】
また、請求項7の連結ファスナーは、請求項6記載の連結ファスナーであって、少なくとも前記軸の長手方向中央よりも下側の所定位置に接着された連結帯は、前記平板状に形成された連結ファスナーの表裏両面に設けられていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項8記載の発明の連結帯は、紙若しくは所定温度内において溶融しない可撓性素材によって所定幅のテープ状に形成された基材と、当該基材の一側面に前記所定温度で接着作用を有する接着層を有すると共に、幅方向に亘る一条の薄肉部により形成された脆弱部を有していて、所定長の軸と当該軸の上端に被打撃部となる頭部を有した複数本のファスナーを前記接着層により前記基材に接着することにより連結して平板状に形成するための連結帯であって、
前記薄肉部は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする。
【0020】
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の連結帯であって、前記脆弱部は、連結帯の幅方向に対して所定角度傾斜して設けられていることを特徴とする。
【0021】
また、請求項10記載の発明は、請求項8または9記載の連結帯であって、幅が約10mm、接着層の厚みが約0.3mmであることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる連結ファスナーを図面を参照して説明する。なお、以下に述べるファスナーには、釘とネジを含むものとして説明する。
【0023】
図1(1)は本発明の第1の実施の形態にかかる連結ファスナーとしての連結釘の部分拡大図である。この連結釘1は板状に形成される連結釘であり、この連結釘1は、図3に示すファスナー打込機としての釘打ち機8のボディ部分に保持装填され、ドライバー9の下部に向かって矢印A方向に送り出される。
前記連結釘1は、複数のファスナー(後述する釘2、ネジ51等)を等間隔に一列に配列し、後述する連結帯4によって各ファスナーを一体的に結束することによって形成されている。また、ファスナーは、実際に木材その他(所謂ワーク)に打ち込まれる軸部(シャンク)を有し、釘打ち機8のドライバー9の先端によって打撃される前記シャンクの軸経よりも大径のフランジ状の頭部がシャンクの上端部に形成されたものである。また、シャンクの下端である先端は尖っている。
【0024】
最適な例として、本実施の形態に係る連結釘1は、釘2の下部(シャンク下部)に一対の連結帯3、3が接着されており、釘2の上部(シャンク上部)に連結帯4、4が接着された構造となっている。また、当該上下の各連結帯3,4は、同一の釘打ち機8に使用するシャンク長の異なる他の連結釘の場合であっても、シャンクの頭部の位置を基準として略同一位置(共通の位置)に設けられる。これは、釘打ち機8内での連結釘の保持位置を頭部位置を基準としているためである。すなわち、連結帯を装填部(マガジン)内の所定部位と当接させて連結釘を移動させる際の姿勢を保持させたり、連結帯を設けていない部分のシャンクにファスナーの供給用の送り爪等(図示せず)を係合させるためである。
連結帯3、3及び連結帯4、4は、図2に示すように、クラフト紙5に例えば高密度ポリエチレン(HDPE)等の接着性のあるプラスチック層6が接着層として形成されている。
【0025】
前記接着層は、ホットメルト系接着剤を加熱溶融してクラフト紙5等の紙製連結材に塗布した後、常温に冷却して固体状態になることにより形成される。ホットメルト系接着剤は、高密度ポリエチレン(HDPE)等の熱可塑性樹脂(プラスチック)からなる。
【0026】
ホットメルト系接着剤は、テルペン樹脂、アスファルト、ロジン及びその誘導体、ポリ酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、フェノキシ樹脂、エチルセルロース、ポリイソブチレン、石油樹脂、ポリエステルなどを単独又は混用することにより構成される。連結ファスナー保持強度の面からは高密度ポリエチレン(HDPE)が望ましい。
【0027】
連結帯3及び連結帯4のクラフト紙5表面に形成した各プラスチック層6には、分離促進手段としての細幅の溝7A,7Bが釘2、2の配置ピッチより短いピッチで平行に形成されている。溝7A,7Bは、前側の釘2の下部から後ろ側の釘2の上部に向かって延びており、釘2の軸方向に対して3度〜6度の傾斜を有している。
【0028】
この連結釘1は、図3に示すように、釘打ち機8に装填されると、後方より前方に附勢され(図3において左側に向かう方向)、射出路となるドライバー9の下方に送り出されて待機している。釘打ち機8の図示しないトリガーを引くとドライバー9が下降して釘2がドライバー9により押し出され、接合材10、11に釘2の先端部が打ち込まれる。
前述のように連結帯3、4に溝7A,7Bが形成され、しかも、溝7A,7Bが釘2の軸に対して3度乃至6度の角度で後方に傾斜しているので、釘2が打ち込まれるときに、特に下部の連結帯3が斜め前方に変位するように切断される。これにより、釘2の下端部が図2の右側に傾いてしまうことが防止されるので直進性が向上し、接合材10、11に対して略垂直に打ち込みが行われる。
また、プラスチック層6がクラフト紙5に一体に固着され、プラスチック層6がポリエチレンで構成され、ポリエチレンが柔軟性をもっているので、飛散しにくく、施工時に作業者が滑ることがなく、床面の清掃が容易であると共に、作業者が踏んでも床面を傷つけにくい。
【0029】
なお、他の例として図1(2)に示すように、釘2、2の略中間部に連結帯3’を接着しても良い。この連結帯3’の接着層であるプラスチック層6には、分離促進手段としての細幅の溝7A’が釘2、2の配置ピッチより短いピッチで平行に形成されている。溝7A’は、前側の釘2の下部から後ろ側の釘2の上部に向かって延びており、釘2の軸方向に対して3度〜6度の傾斜を有している。
【0030】
図4は、連結帯3、4の成形工程を示す。成形する連結帯3、4は、帯状に形成されたクラフト紙5の上に、予めプラスチック層6が形成されている。このプラスチック層6をヒータ13で加熱して軟化させ、次に、溝形成型14と支持ローラ15の間にクラフト紙5を送り出す。溝形成型14は歯車状の形状を備えたものであり、クラフト紙5の軟化したプラスチック層6に溝7A,7Bを形成する。溝7A,7Bが形成された連結帯3、4は、釘2を平行に配列する配置工程に送られ、釘2の左右側面に貼り付けられる。勿論、連結帯3、4を同時に釘2の両側面に貼り合わせるために、クラフト紙5は連結帯3のもの一対と連結帯4のもの一対を備え、プラスチック層6が柔軟化状態で、さらに、釘2を加熱手段により加熱させているうちに、釘2の両側面に貼り付け、所定の長さで切断する。尚、成形方法については他の方法を用いても良く、この方法に限られるものではない。
【0031】
図5(1)、図6は、本発明の第2の実施の形態にかかる連結釘の部分拡大図を示す。図5(1)及び図6に示す連結釘20は、図1に示す連結釘1とほぼ同じような構成を有するものであるが、釘21を保持する連結帯22、23のクラフト紙24の内側にプラスチック層25が形成されている。釘21はプラスチック層25、25の間に保持されている。
【0032】
クラフト紙24の上端縁部には、斜め方向に延びる切り込み26、27が釘21の配置ピッチより短いピッチで形成されている。この切り込み26、27の傾斜は釘21に対してほぼ3度乃至6度の傾斜をもっており、前述のドライバー9で釘21の頭部を叩いたときに、切り込み26、27に沿って切断される。
【0033】
図5(2)に示す連結釘は切り込み26、27に代わって略V字型の切り込み28を、釘21の配置ピッチより短いピッチで形成したものである。切り込み28の向きは、前記切り込み26、27と同様の向きに傾斜している。その他は、図5(1)の連結釘20と同様であるので、説明を援用する。
【0034】
なお、上記の実施の形態では、最適な例として連結帯3、4等を構成する基材としてクラフト紙を用いたが、幅方向への裂け易さを向上させたプラスチック製のフィルムやシートを用いても良い。このような合成樹脂素材を用いる場合には、所定温度で溶融する前記接着層よりも溶融温度が高いことが必要である。
【0035】
図5(3)は連結釘の他の実施の形態を示す。図5(3)に示す連結釘20’は、図1に示す連結釘1とほぼ同じような構成を有するものであり、釘21を保持する連結帯22’、23’のクラフト紙24の内側にプラスチック層25が形成されている。釘21はプラスチック層25、25の間に保持されている。
【0036】
そして、本実施の形態では前記連結釘1と異なり、クラフト紙24に分離促進手段としてのミシン目26’、27’が釘21の配置ピッチより短いピッチで形成されている。ミシン目26’、27’は、釘21に対してほぼ3度乃至6度の傾斜をもっており、前述のドライバー9で釘21の頭部を叩いたときに、連結帯22’、23’はミシン目26’、27’に沿って切断される。
【0037】
図7(1)は、本発明の第3の実施の形態の連結釘30を示す。この連結釘30は、釘31の上部及び下部において、各両側に左右一対の連結帯32、33を接着した構造となっている。連結帯32、33には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、本実施の形態では、上部及び下部の各連結帯32、33の上下の端縁部に、釘31の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有する切り込み34がそれぞれ形成されている。
【0038】
図7(2)は、本発明の第4の実施の形態の連結釘35を示す。この連結釘35は、釘36の上部及び下部において、各両側に左右一対の連結帯37、38を接着した構造となっている。連結帯37、38には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、上部及び下部の各連結帯37、38の上下の端縁部には、釘36の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有するV字形の切り込み39がそれぞれ形成されている。図7(2)に示すように、V字形の切り込み39を形成する一辺は釘36と同軸方向に延び、切り込み39を形成する他辺は釘36の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角度を有している。
【0039】
図8(1)は、本発明の第5の実施の形態の連結釘40を示す。
この連結釘40は、釘41の略中間部の両側に左右一対の連結帯42を接着した構造となっている。連結帯42には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、連結帯42の上下の端縁部には、釘41の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有する切り込み43がそれぞれ形成されている。
【0040】
図8(2)は、本発明の第6の実施の形態の連結釘44を示す。この連結釘44は、釘45の略中間部の両側に左右一対の連結帯46を接着した構造となっている。連結帯46には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、連結帯46の上下の端縁部には、釘46の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有するV字形の切り込み47がそれぞれ形成されている。図8(2)に示すように、V字形の切り込み47を形成する一辺は釘41と同軸方向に延び、切り込み47を形成する他辺は釘45の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角度を有している。
【0041】
図9(1)は、本発明の第7の実施の形態の連結ネジ50を示す。この連結ネジ50は、ファスナーであるネジ51の上部及び下部の各両側に左右一対の連結帯52、53を接着した構造となっている。連結帯52、53には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、上部及び下部の連結帯52、53の上下の端縁部には、ネジ51の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有する切り込み54がそれぞれ形成されている。
【0042】
図9(2)は、本発明の第8の実施の形態の連結ネジ55を示す。この連結ネジ55は、ネジ56の上部及び下部の各両側に左右一対の連結帯57、58を接着した構造となっている。連結帯57、58には、図6に示した連結釘の場合と同様に、クラフト紙を基材としてプラスチック(HDPE)を設けたものが使用される。そして、上部及び下部の連結帯57、58の上下の端縁部には、ネジ56の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角を有するV字形の切り込み59がそれぞれ形成されている。図9(2)に示すように、V字形の切り込み59を形成する一辺はネジ56と同軸方向に延び、切り込み59を形成する他辺はネジ56の軸方向に対して3°ないし6°の傾斜角度を有している。
【0043】
尚、上記の実施の形態において、図5(1)中に示すように、連結帯23(22)中の前後の釘21間にある分離促進手段は、前側のファスナーと連結帯下端部との交差部位A(A’)と、後ろ側のファスナーと連結帯上端部との交差部位B(B’)とを結ぶ線AB(A’B’)を最大傾斜角として形成されても良い。
【0044】
次に、本願発明に係る連結ファスナー等の第9の実施の形態を図面を用いて説明する。図10は、本実施の形態に係る連結ファスナー70の右側面図であり、構造説明の為に連結ファスナー70を部分的に切り欠いた図面となっている。図11は同連結ファスナーの正面図であって、連結されている複数のファスナーの内、先頭のファスナー71aのみを表したものである。
図10に示すように、連結ファスナー70は、複数のファスナー71(71a、71b、71c、71d・・)をシャンク72同士が平行となるように、かつ頭部73同士がぶつからないように上方にずらしながら等間隔に配列し、連結帯T1、T2および連結帯T3、T4によって各ファスナー同士を連結したものである。
本実施の形態の場合、各連結帯T1、T2、T3、T4は、幅が約10mmのテープ状形成されており、前述した他の実施の形態と同様にクラフト紙(基材74)の表面にホットメルト系接着剤による接着層75を設けたものである(図12(b))。当該構成による一の連結帯T1、T2はシャンクの下半部の所定位置に接着され、他の連結帯T3、T4はシャンク上方に接着される。また、連結帯T1およびT3は連結ファスナー70の右側面に設けられ、連結帯T2およびT4は連結ファスナー70の左側面に設けられている。
【0045】
図示した連結ファスナー70に用いられるファスナー71は、全長L1が約90mmであって軸経d1が約3.7mmのシャンクを有し、当該シャンクの上端に直径D1が約7.6mmの円形フランジ状の頭部を有したものである。当該ファスナー71を、各ファスナーの間隔P1を約6mmとして、干渉する頭部を上方にずらしながら配列し、前記連結帯T1、T2、T3、T4を介して各ファスナー71を連結している。尚、連結ファスナーとして結束されるファスナーは上記規格(寸法)のものに限られず、他の規格のものであってもよい。この場合には、以下に説明する連結ファスナーおよび連結帯が備えるべき諸条件は、適時類推して適用されるものである。
【0046】
連結ファスナー70を上記構成とした結果、前位置にあるファスナーと後位置にある各ファスナーの同一位置(例えば各先端位置)を結ぶ直線X−X’線とシャンクによって形成される角度αは約111度となっている。
そして、前記連結帯は、前記角度αと同一の角度で、配列されたファスナー71の両側に接着されている。連結帯T1およびT2は、上端縁が頭部73の下約2mmの位置において表裏対向する位置関係で接着され、連結帯T3、T4は全長の約半分よりも下側の位置において表裏対向する位置関係となるように接着されている。
このように形成した連結ファスナー70、多少の高さから落下させたり、運搬や装填等の取り扱い程度では、簡単にファスナー71が分離したり連結帯が破断して連結ファスナー70が折れ曲がったりしない程度の剛性を有した一種の構造体となっている。
【0047】
前記連結帯T1、T2、T3、T4の接着層75には、前述した他の実施形態と同様に分離促進手段として形成された直線状の脆弱部76が等間隔で複数形成されている。図12は連結帯の構造を説明するための図面であり、図12(a)は各連結帯を接着層75側から見た状態を表した側面図、図12(b)は脆弱部76を設けた部位の連結帯の拡大部分断面図である。なお、本実施の形態では4本の連結帯を使用するが、連結帯T1およびT3、連結帯T2およびT4はそれぞれ同一のものであり、使用する連結帯は2種類である。両者の違いは脆弱部76の角度であるが、脆弱部76は接着層75を対向させた場合にシャンク72に対して同一の角度となるようになっており、本実施の形態ではシャンクに対する角度θが約3度(前記X−X’線に対して114度)の傾斜角を構成するように設けられている。
【0048】
図12を用いて連結帯についてさらに説明する。図12(b)は脆弱部76を表した拡大部分断面図であり、最適な実施の形態として、同図に示すように脆弱部76は断面がV字状の切り込みとなっている。すなわち、接着層75に対して切り込みによる薄肉部を形成し、当該薄肉部を破断部とするものである。このようなV字状の切り込みが、前記シャンクに対する角度θが約3度、間隔(ピッチ)P2が約2mmとなるように平行に複数形成されている。
また、各連結帯T1〜T4は、前述のように幅W1が10mm、基材74の厚さh1が約0.2mmであり、接着層の厚さh2が約0.3mmとなるように形成されている。さらに、切り込みの深さh3は約0.1mm(0.07〜0.15mm)であり、その結果薄肉部の厚みh4は約0.2mm(0.23〜0.15mm)となっている。
【0049】
上記の各連結帯T1〜T4に関する具体的な寸法および条件は、次に説明する機能を満たすように、種々の実験の結果導かれたものである。すなわち、連結帯に求められる主な条件としては大きく以下4種類があげられる。
第1は、連結ファスナー70の取り扱い時に容易にファスナー71が分離・脱落したり連結帯の破断により折れたりしない強度を有し、連結ファスナー70が外力によって極端に変形しない剛性を備えていることである。
この機能は、主に、前述した基材74および接着層75の素材、接着層の幅W1と厚さh2によって影響を受けるものであり、幅W1と厚さh2が共に大きくなるほど強度および剛性は高くなり、小さくなるほど強度および剛性は低くなる。
【0050】
第2は、釘打ち機8内において、ドライバー9で打撃されたファスナー71の回動を防止し、射出時におけるファスナー71の傾きを防止する機能を有していることである。
この機能は、主に、基材74および接着層75の素材、脆弱部76の角度θ、切り込みの深さh3(薄肉部の厚みh4)、脆弱部76のピッチP2によって影響を受けるものである。すなわち、薄肉部の厚みh4によって、ファスナー71が打撃された際の脆弱部76の破断強度がある程度決定される。破断しやすければファスナー71の傾きを軽減させることができるが、極端に破断しやすいと前述した連結ファスナー70としての強度・剛性が低くなる。また、脆弱部76の角度θは、回動しようとするファスナー71に対し、当該回動とは反対方向にファスナー71を移動させるために必要なものである。ピッチP2については後述する。
【0051】
第3は、射出路内にファスナー71を供給する機能である。釘打ち機8は、打撃される先頭位置のファスナー71aの数本後、若しくは最後部のファスナーを押圧手段によって前方に押圧し、これによって先頭位置のファスナーが射出路内に供給するようになっている。すなわち、押圧手段による押圧力が連結帯T1〜T4によって伝わり、先頭位置のファスナー71aを射出路内に押し出すようになっている。すなわち、連結帯T1〜T4によって先頭位置のファスナー71aを射出路内の前側部に押しつけている。この機能は、第1の機能と同様に、主に接着層の幅W1と厚さh2等によって影響を受けるものである。
【0052】
第4は、連結ファスナー70として結束されている各ファスナー71を、同条件で打ち込めるように保持し、全てのファスナーを曲げることなくワークに対して垂直に打ち込ませるという機能である。当該同一条件とは、連結帯が各ファスナー71に及ぼす影響が同じであるということであり、具体的にはファスナー71の射出時には必ず脆弱部76において分離されるということである。
この機能は、主に接着層の幅W1、角度θ、ピッチP2によって影響を受けるものであり、特にピッチP2が重要である。すなわち、ファスナーと連結帯を接着した場合、接着層には溶融してファスナーと接着する部位と溶融しない部分が交互に生じる。そして、この溶融しない部分、すなわち配列された各ファスナーの間に脆弱部76を前記角度θで最低1条設けるために、ピッチP2は重要な要素となっている。これは、連結帯に予め脆弱部76が形成されていても溶融してしまうと脆弱部76としての機能を果たさなくなるためであり、このような溶融部分が生じたとしても、各ファスナーの間には正常に機能する少なくとも一条の脆弱部76が必要とされるからである。
【0053】
以上が第9の実施の形態に係る連結ファスナーおよび連結帯の構造および機能である。次に連結ファスナー70を釘打ち機8によって射出する様子を図13を用いて説明する。
図13は、釘打ち機8に連結ファスナー70を装填し、ドライバー9によって連結ファスナー71aを射出するまでの様子を段階的に模式的に表した透視図である。
図13(a)は、ドライバー9の動作前の状態であり、連結ファスナー70はマガジン内に設けられている押圧手段(図示せず)によって前方(図中左側)に向かって押し付けられている。また、本実施の形態の釘打ち機8の場合、連結ファスナー70が正常に装着された状態で、射出路77内で動作するドライバー9の移動方向に対して、シャンク72が約3度傾斜して装填されるようになっている。これは、ファスナーがドライバー9の打撃によって、先端が後方に向かうように回動するためであり、この回動量を見越して予め角度が設けられている。尚射出時には、当該角度とともに前記連結帯に形成された脆弱部の角度αが相乗的に作用し、打ち込み時のファスナーの姿勢を適正な状態にすることができるようになっている。
【0054】
図13(b)は、ドライバー9がファスナー71の頭部を打撃し、連結帯T1、T2、および連結帯T3、T4の各脆弱部76の破断によって各連結帯が剪断された状態を示している。この脆弱部76の破断時には、ファスナー71の降下に伴って、脆弱部の角度αに沿って分離した連結帯が前方に押され、回動しようとするファスナー71に対する反力として作用する。これにより、ファスナー71はワークに対して垂直に打ち込まれていく(図13(c))。
【0055】
図13(d)は、完全に打ち込みが終了した状態を表している。本実施の形態に係る連結ファスナー71の特徴の一つとして、破断した連結帯の断片が、ファスナー71のシャンクに接着されたまま、ワークに打ち込まれるということが上げられる。この特徴は非常に優れた効果を有しており、その一つはゴミを排出しないことである。実際の使用現場では、一日に数百本のファスナーを使用する。このファスナーの打ち込み毎に連結帯がゴミとして排出されたのでは作業現場が非常に汚れてしまう。本実施の形態に係る連結ファスナー71の場合には、このようにゴミの排出が無いか若しくは極端に少ないという効果を有している。また、シャンクに破断した連結帯の断片が付いたまま打ち込まれると、打ち込まれたファスナーの抜け止めとして作用し、ファスナーがワークから抜けづらくなるという効果をも有している。
【0056】
連結帯に設けた脆弱部76についてさらに説明する。実験の結果、脆弱部76を設けない場合には、ファスナーが回動しながら射出され射出路内で詰まるケースが発生した。また、脆弱部76をシャンクと同一方向となる角度で設けた場合であっても、ファスナーの回動を防止するまでには至らなかった。種々の条件で実験を重ねた結果、脆弱部76の角度θが約3度以上の傾斜を有しているときに最適な状態で打ち込みが行えるようになった。ただし、当該角度θにも上限があり、幅W1、隣り合うファスナーとの間隔、前述した脆弱部76のピッチP2によって制限をうけることになる。最低限必要と考えられるのは、前述したように各ファスナー間に、有効に機能する脆弱部が必ず設けられているという条件を満たすことである。このような観点から本実施形態の場合には、上限となる角度θは約6度程度となっている。
また、前述した各ファスナー間に有効に機能する脆弱部を設ける方法として、連結ファスナーを形成した後に、各ファスナー間に脆弱部を形成する方法がある。これは必然的にミシン目や切り込みを形成するような作業になるが、作業工程が増すとともに、後加工によって基材までを加工することになり、実験の結果剛性が不足し、折れやすくなったという経緯がある。
また、予めファスナーの配置ピッチと同ピッチで脆弱部を設けた連結帯を形成し、ファスナー間に脆弱部が配置されるように位置合わせをしながら当該連結帯をファスナーに接着する方法がある。この場合には、位置合わせに時間を要し、不良品も出やすいということが解った。
このような観点から、本願発明ではファスナーの配置ピッチP1等に基づき、どのように連結帯を接着しても、必ずファスナー間に脆弱部が配置されるように、間隔P2および角度θを設定しているのである。
以上のように、本願発明に係る連結ファスナーおよび連結帯は、前述した各種寸法値等を備えたものに限らず、以上説明した連結ファスナーおよび連結帯が備えるべき諸機能、諸性質を備え、本願の趣旨が類推される連結ファスナーおよび連結帯は、すべて本願発明の技術的範囲に属するものである。
【0057】
【発明の効果】
本願の請求項1の連結ファスナーによれば、ドライバーの打込時に、連結帯に衝撃荷重が加わるときに、連結帯の中のファスナーの下部部分でも切れ易くなり、ドライバーで連結ファスナーを打ち込んでも、打ち込まれたファスナーが連結帯に引きずられて打込方向が傾くことが防止され、打ち込まれたファスナーが打込方向に真っ直ぐ進む。
【0058】
また、切れた連結帯の断片が床などに散逸することがなく、床面等を汚したり傷つけることが防止される。更に、予め連結帯に分離促進手段を形成できるので、複数のファスナーを連結帯に並列して保持させた後にファスナーとファスナーの間にミシン目等を形成する後加工が必要ない。
【0059】
しかも、分離促進手段は切り込み・ミシン目・スリット・薄肉部の少なくともいずれかからなるので、連結帯に予めこれらの分離促進手段を形成するか、若しくはこれらの分離促進手段を形成した資材を用いることができ、連結ファスナーの製造工程が簡略化され、ひいてはコスト低減に有利である。
【0060】
本願の請求項2の連結ファスナーによれば、ファスナーの上部や中間部或いは先端部のみに連結帯が接着される場合には、ファスナーの打込時に連結帯が一層切れ易い。また、2個所以上連結帯が接着されると、連結ファスナーを板状に形成して、この板状の連結ファスナーを積層した場合に、下の連結帯のファスナーとファスナーの間に上の連結帯のファスナーが入り込んで連結帯が移動しにくくなるという状態を回避できる。
【0061】
本願の請求項3の連結ファスナーによれば、配列されたファスナーの表裏両面に連結帯が接着され、連結帯の内側のファスナーを接着するプラスチック層に分離促進手段が形成されているので、板状の連結帯の場合に積層しても積層した連結帯同士が滑りやすい。
【0062】
本願の請求項4の連結ファスナーによれば、分離促進手段の角度が3°乃至6°の範囲で形成されているので、連結帯により連結するファスナーの数を増大できると共にドライバーの打込時に連結帯を分離しやすい。
【0063】
本願の請求項5の連結ファスナーによれば、前後のファスナー間の分離促進手段が斜めに傾斜し、前側ファスナーの連結帯下端部から後ろ側ファスナーの連結帯上端部を結ぶように形成されているので、分離しやすい。
【0064】
請求項6,7に係る連結ファスナーは、シャンクと当該シャンクを上下2カ所において連結帯と接着することにより、取り扱い時に折れない程度の強度と、釘打ち機内で打ち込まれるファスナーを支えるだけの剛性をするという効果がある。また、有効に機能する脆弱部が各ファスナー間に必ず一つ形成されるようになっているので、全てのファスナーを安定して射出できるという効果を有している。
【0065】
請求項8乃至10に係る連結帯は、複数のファスナーを連結し、所定の強度および剛性を有する平板状の連結ファスナーを形成することができるという効果を有する。また、脆弱部を接着層である樹脂層に設けるものであるから加工が容易であり、連結するファスナーに合わせて脆弱部を形成することができ、破断強度や破断方向を予め設定できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(1)は本発明の第1の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図。図1(2)は(1)の連結ファスナーの変形例。
【図2】図2は図1の連結ファスナーの平面形状を示す部分図。
【図3】図3は図1にかかる連結ファスナーを釘打ち機で打ち込んだときの釘の挙動を示す説明図。
【図4】図4は図1の連結ファスナーに用いる連結帯の製造工程を示す模式図。
【図5】図5(1)は第2の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図。図5(2)、(3)は図5(1)の変形例。
【図6】図6は図5の連結ファスナーの平面形状を示す部分図。
【図7】図7(1)は第3の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図、図7(2)は第4の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図。
【図8】図8(1)は第5の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図、図8(2)は第6の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図。
【図9】図9(1)は第7の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図、図9(2)は第8の実施の形態にかかる連結ファスナーの部分拡大図。
【図10】本願発明の第9の実施の形態に係る連結ファスナーの側面図である。
【図11】図10に示す連結ファスナーの要部正面図である。
【図12】本願発明の第9の実施の形態に係る連結ファスナーに用いる連結帯の説明図である。
【図13】本願発明の第9の実施の形態に係る連結ファスナーの、ファスナー打ち込み時の状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 連結ファスナー
2 釘
3、4 連結帯
5 クラフト紙
6 プラスチック層
7A、7B 溝
70 連結ファスナー
71 ファスナー
72 シャンク
73 頭部
74 基材
75 接着層
76 脆弱部
77 射出路
T1、T2、T3、T4 連結帯[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connecting fastener loaded in a fastener driving machine for driving a fastener such as a nail or a screw.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a technique of a connecting fastener loaded in a fastener driving machine, a wire connecting nail (see Patent Document 1) and a paper connecting nail (see Patent Document 2) are known.
The wire connecting nail is obtained by connecting a large number of parallel nails with a wire, the nails are integrally fixed with a wire, and a wire portion between the nail and the nail is provided with a cut. .
[0003]
Further, there is known a connecting nail (see Patent Document 3) which is held by a holding part at the upper and lower parts of a nail and is provided with a thick part and a thin part in the holding part and imparted brittleness to the thin part.
[0004]
In addition, a paper-connected nail (see Patent Document 4) in which a large number of parallel nails are sandwiched between a pair of papers and a perforation is formed in a paper portion between the nails.
Further,
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 4-119615
[Patent Document 2]
JP-A-11-216686
[Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No.59-175707
[Patent Document 4]
JP-A-11-216686
[Patent Document 5]
Japanese Patent No. 2888320
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the wire connecting nail of Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-119615, when the nail is driven with a nail driving machine, the wire part scatters and dissipates to the construction floor, and the operator steps on the wire part and slides. The construction floor was scratched or soiled, and care was required to clean the scattered pieces of the scattered wire after construction.
[0007]
In addition, the connecting nail disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 59-175707 holds the nails with a holding part, but when the nail is driven into a floor board or the like with a nail driving machine, the holding part for holding the lower part of the nail is not easily cut. Otherwise, when the impact of the driver of the nail driver is applied, there is a problem that the lower part of the nail is dragged and tilted by the holding portion, and the nail is struck diagonally.
[0008]
The paper connection type nail disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-216686 has the purpose of preventing the inclination of the nail of the connection nail disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 59-175707, and is based on the proposal of the applicant of the present application. However, when the perforations are formed in the paper connecting the nail and the nail, if the perforation is accurately formed in the paper between the nail and the nail, the manufacturing labor It turns out that it takes time.
[0009]
The connection fastener according to the present invention has been made in view of such circumstances, and when driving a fastener such as a nail or a screw, while ensuring the straightness of the fastener, simplification of the manufacturing process of the connection fastener, The purpose is to simplify cleaning at the construction site and prevent damage to the floorboards during construction.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the connecting fastener of
A connection band in which an adhesive layer is formed on a base material made of either paper or resin, and a plurality of fasteners held by adhesion in parallel to the adhesive layer of the connection band are provided, and the detachment of the fastener is promoted.forA plurality of separation facilitating means are formed on the connecting band, and the feeding direction of the plurality of fasteners is the front side, and the rear one of the adjacent ones before and after the plurality of fasteners is the rear fastener and the front side When the thing is used as a front fastener, the plurality of separation promoting means are arranged at a pitch smaller than the arrangement pitch of the fasteners and so as to be inclined from the upper part of the rear fastener toward the lower part of the front fastener. The connection fastener formed in the above, wherein the separation promoting meansNot to be formed on the substrateOn the adhesive layeronlyIt is formed.
[0012]
Claims of the present application2The connecting fastener of claim 1.ofIn the connecting fastener, the connecting band is bonded to at least one of an upper part, an intermediate part, and a lower part of the arranged fasteners.
[0013]
Claims of the present application3The connecting fastener of claim 1.Or claim 2In the connecting fastener, the connecting band is bonded to both side surfaces of the arranged fasteners in pairs, and the separation promoting means is formed in a plastic layer to which the fastener of the connecting band is bonded. It is characterized by.
[0014]
Claims of the present application4The connecting fastener of
[0015]
Claims of the present application5The connection fastener according to any one of
[0016]
Further, the connecting fastener according to
When the feeding direction of the plurality of fasteners is the front side, among the adjacent ones before and after the plurality of fasteners, the rear one is the rear fastener and the front one is the front fastener. At least one strip of weakened portions is provided at a position between the shafts of the fasteners arranged at equal intervals so as to be inclined in a direction from the upper portion of the rear fastener to the lower portion of the front fastener.A connecting fastener,
The fragile portion is formed only on the adhesive layer so as not to be formed on the base material.It is characterized by that.
[0017]
Claims7The connecting fastener of claim6It is a connection fastener of description, Comprising: The connection belt | band | zone adhere | attached at the predetermined position below the longitudinal direction center of the said axis | shaft is provided in the front and back both surfaces of the connection fastener formed in the said flat form. And
[0019]
Further, the connecting band of the invention according to
The thin portion is formed only on the adhesive layer so as not to be formed on the substrate.It is characterized by that.
[0020]
Claims9The described invention is claimed.8It is a connection belt | band | zone of description, Comprising: The said weak part is inclined and provided by the predetermined angle with respect to the width direction of the connection belt | band | zone, It is characterized by the above-mentioned.
[0021]
Claims10The described invention is claimed.8Or9The connection band described above is characterized in that the width is about 10 mm and the thickness of the adhesive layer is about 0.3 mm.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a connecting fastener according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The fastener described below will be described as including nails and screws.
[0023]
FIG. 1A is a partially enlarged view of a connecting nail as a connecting fastener according to the first embodiment of the present invention. This
The connecting
[0024]
As an optimal example, the
As shown in FIG. 2, the connecting
[0025]
The adhesive layer is formed by heating and melting a hot melt adhesive and applying it to a paper connection material such as
[0026]
Hot-melt adhesives can be used by using terpene resin, asphalt, rosin and its derivatives, polyvinyl acetate, ethylene vinyl acetate copolymer, polyamide, phenoxy resin, ethyl cellulose, polyisobutylene, petroleum resin, polyester, etc. alone or in combination. Composed. High density polyethylene (HDPE) is desirable from the standpoint of holding strength of the connected fastener.
[0027]
In each
[0028]
As shown in FIG. 3, when the connecting
As described above, the
In addition, the
[0029]
As another example, as shown in FIG. 1 (2), a connecting
[0030]
FIG. 4 shows a process of forming the
[0031]
FIG. 5 (1) and FIG. 6 show partially enlarged views of the connecting nail according to the second embodiment of the present invention. The
[0032]
On the upper edge of the
[0033]
In the connecting nail shown in FIG. 5 (2), substantially V-shaped
[0034]
In the above embodiment, craft paper is used as the base material constituting the
[0035]
FIG. 5 (3) shows another embodiment of a connecting nail. The
[0036]
In this embodiment, unlike the
[0037]
FIG. 7A shows a connecting nail 30 according to the third embodiment of the present invention. The connecting nail 30 has a structure in which a pair of left and right connecting
[0038]
FIG. 7 (2) shows a connecting
[0039]
FIG. 8A shows a connecting
The connecting
[0040]
FIG. 8 (2) shows a connecting nail 44 according to a sixth embodiment of the present invention. The connecting nail 44 has a structure in which a pair of left and right connecting
[0041]
FIG. 9 (1) shows a connecting
[0042]
FIG. 9 (2) shows a
[0043]
In the above embodiment, as shown in FIG. 5 (1), the separation facilitating means between the front and
[0044]
Next, a ninth embodiment such as a connecting fastener according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 10 is a right side view of the
As shown in FIG. 10, the connecting
In the case of the present embodiment, each of the connecting bands T1, T2, T3, and T4 is formed in a tape shape having a width of about 10 mm, and the surface of the kraft paper (base material 74) as in the other embodiments described above. Is provided with an
[0045]
The
[0046]
As a result of the above configuration of the connecting
The connecting band is bonded to both sides of the arranged
The
[0047]
In the
[0048]
The connection band will be further described with reference to FIG. FIG. 12B is an enlarged partial cross-sectional view showing the
Further, as described above, each of the connecting bands T1 to T4 is formed so that the width W1 is 10 mm, the thickness h1 of the
[0049]
Specific dimensions and conditions relating to each of the coupling bands T1 to T4 are derived as a result of various experiments so as to satisfy the functions described below. That is, the following four types of major conditions required for the connecting band can be mentioned.
The first is that the
This function is mainly influenced by the material of the
[0050]
Secondly, the nailing
This function is mainly affected by the material of the
[0051]
The third function is to supply the
[0052]
The fourth function is to hold each
This function is influenced mainly by the width W1, the angle θ, and the pitch P2 of the adhesive layer, and the pitch P2 is particularly important. That is, when the fastener and the connecting band are bonded, the adhesive layer is alternately melted and bonded to the fastener and non-melted portions. In order to provide at least one
[0053]
The above is the structure and function of the connection fastener and connection band according to the ninth embodiment. Next, how the connecting
FIG. 13 is a perspective view schematically showing the state in which the connecting
FIG. 13A shows a state before the
[0054]
FIG. 13B shows a state in which the
[0055]
FIG. 13D shows a state where driving is completely completed. As one of the characteristics of the connecting
[0056]
The
Moreover, as a method of providing the weak part which functions effectively between each fastener mentioned above, there exists the method of forming a weak part between each fastener, after forming a connection fastener. This inevitably results in work that forms perforations and cuts, but as the number of work steps increases, post-processing requires processing to the base material, resulting in insufficient rigidity and easy breakage. There is a background.
In addition, there is a method in which a connection band in which a weak part is provided in advance at the same pitch as the fastener arrangement pitch is formed, and the connection band is bonded to the fastener while being positioned so that the weak part is arranged between the fasteners. In this case, it was found that alignment took time and defective products were likely to be produced.
From this point of view, in the present invention, the interval P2 and the angle θ are set based on the fastener arrangement pitch P1 and the like so that the fragile portion is always arranged between the fasteners no matter how the connecting band is bonded. -ing
As described above, the connection fastener and the connection band according to the present invention are not limited to those having the above-described various dimensional values, but have various functions and properties that the connection fastener and the connection band described above should have. The connection fasteners and connection bands that are inferred from the gist of the present invention all belong to the technical scope of the present invention.
[0057]
【The invention's effect】
According to the connection fastener of
[0058]
Further, the broken piece of the connecting band is not scattered on the floor or the like, and the floor surface or the like is prevented from being stained or damaged. Further, since the separation promoting means can be formed in the connection band in advance, there is no need for post-processing to form a perforation between the fasteners after the plurality of fasteners are held in parallel with the connection band.
[0059]
Moreover, separation promoting means areSince it consists of at least one of notches, perforations, slits, and thin-walled parts, these separation promoting means can be formed in advance in the connection band, or materials formed with these separation promoting means can be used. The manufacturing process is simplified, which is advantageous for cost reduction.
[0060]
Claims of the present application2According to this connection fastener, when the connection band is bonded only to the upper part, middle part or tip part of the fastener, the connection band is more easily cut when the fastener is driven. In addition, when two or more connecting bands are bonded, when the connecting fastener is formed in a plate shape and this plate-shaped connecting fastener is laminated, the upper connecting band between the fastener of the lower connecting band and the fastener It is possible to avoid a situation in which the zipper enters and the connecting band becomes difficult to move.
[0061]
Claims of the present application3In the case of a plate-like connection band, the connection fasteners are bonded to both the front and back surfaces of the arranged fasteners, and the separation promoting means is formed in the plastic layer that bonds the fasteners inside the connection bands. Even if laminated, the laminated connecting bands are slippery.
[0062]
Claims of the present application4According to this connecting fastener, since the angle of the separation promoting means is formed in the range of 3 ° to 6 °, the number of fasteners connected by the connecting band can be increased and the connecting band can be easily separated when the driver is driven. .
[0063]
Claims of the present application5According to this connecting fastener, the separation facilitating means between the front and rear fasteners is inclined and is formed so as to connect the lower end portion of the front fastener to the upper end portion of the rear fastener. .
[0064]
Claim6,7The connecting fastener according to the present invention has an effect that the shank and the shank are bonded to the connecting band at two places, the upper and lower portions, so that it does not break during handling and has sufficient rigidity to support the fastener driven in the nailing machine. . In addition, since one fragile portion that functions effectively is always formed between the fasteners, all fasteners can be stably injected.
[0065]
Claim8Thru10The connection band according to the above has an effect that a plurality of fasteners can be connected to form a flat connection fastener having predetermined strength and rigidity. In addition, since the fragile portion is provided in the resin layer as the adhesive layer, the processing is easy, the fragile portion can be formed according to the fastener to be connected, and the breaking strength and breaking direction can be set in advance. Have.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (1) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a first embodiment of the present invention. FIG. 1 (2) is a modified example of the connecting fastener of (1).
FIG. 2 is a partial view showing a planar shape of the coupling fastener of FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view showing the behavior of the nail when the connecting fastener according to FIG. 1 is driven with a nail driver.
4 is a schematic view showing a manufacturing process of a connecting band used in the connecting fastener of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 (1) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a second embodiment. 5 (2) and 5 (3) are modified examples of FIG. 5 (1).
6 is a partial view showing a planar shape of the connecting fastener of FIG. 5. FIG.
7 (1) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a third embodiment, and FIG. 7 (2) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a fourth embodiment.
8 (1) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a fifth embodiment, and FIG. 8 (2) is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a sixth embodiment.
FIG. 9A is a partially enlarged view of a connecting fastener according to a seventh embodiment, and FIG. 9B is a partially enlarged view of a connecting fastener according to an eighth embodiment.
FIG. 10 is a side view of a connecting fastener according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a front view of a principal part of the connecting fastener shown in FIG.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a connection band used for a connection fastener according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is an explanatory diagram for explaining a state when a fastener is driven in a connecting fastener according to a ninth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Connecting fastener
2 nails
3, 4 connecting band
5 Kraft paper
6 Plastic layer
7A, 7B groove
70 Connecting fasteners
71 Fastener
72 Shank
73 head
74 Base material
75 Adhesive layer
76 Vulnerable parts
77 Injection path
T1, T2, T3, T4 connecting band
Claims (10)
前記分離促進手段は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする連結ファスナー。A coupling bands adhesive layer is formed on a base material made of either paper or resin, comprising a plurality of fasteners retained by adhesion in parallel to the adhesive layer of the connecting band, to facilitate disengagement of the fastener A plurality of separation facilitating means are formed on the connecting band, and the feeding direction of the plurality of fasteners is the front side, and the rear one of the adjacent ones before and after the plurality of fasteners is the rear fastener and the front side When the thing is used as a front fastener, the plurality of separation promoting means are arranged at a pitch smaller than the arrangement pitch of the fasteners and so as to be inclined from the upper part of the rear fastener toward the lower part of the front fastener. A connecting fastener formed in
The separation fastener is formed only on the adhesive layer so as not to be formed on the base material .
前記複数のファスナーの送り出し方向を前側として、前記複数のファスナーの前後で隣接するもののうち後側のものを後のファスナーとし且つ前側のものを前のファスナーとしたときに、前記連結帯には、前記等間隔に配列されたファスナーの軸間となる位置に、少なくとも一条の脆弱部が後のファスナーの上部から前のファスナーの下部に向かう方向に傾斜して設けられている連結ファスナーであって、
前記脆弱部は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする連結ファスナー。A base made of paper or a material that does not melt within a predetermined temperature while arranging a plurality of fasteners having a shaft of a predetermined length and having a head that is a hit portion at the upper end of the shaft arranged in parallel and at equal intervals. Preparing a tape-shaped connecting band having a predetermined width provided with an adhesive layer having an adhesive action at the predetermined temperature on one side surface of the material, or a predetermined position below the longitudinal center of the plurality of fastener shafts; or The connecting band is disposed at both the lower predetermined position and the vicinity of the upper end, and the predetermined position below the center in the longitudinal direction of the shafts of the plurality of fasteners, or the lower predetermined position and By bonding both parts near the upper end portion with the adhesive layer of the connection band, the shafts of the plurality of fasteners are combined with the connection band to form a flat plate shape ,
When the feeding direction of the plurality of fasteners is the front side, among the adjacent ones before and after the plurality of fasteners, the rear one is the rear fastener and the front one is the front fastener. At a position that is between the axes of the fasteners arranged at equal intervals, at least one fragile portion is provided to be inclined in a direction from the upper part of the rear fastener toward the lower part of the front fastener ,
The linking fastener, wherein the fragile portion is formed only on the adhesive layer so as not to be formed on the base material .
前記薄肉部は前記基材に形成されないように前記接着層にのみ形成されていることを特徴とする連結帯。 A base material formed in a tape shape with a predetermined width by paper or a flexible material that does not melt within a predetermined temperature, and an adhesive layer having an adhesive action at the predetermined temperature on one side surface of the base material, and in the width direction A plurality of fasteners having a fragile portion formed by a single thin portion extending over the shaft and having a predetermined length shaft and a head portion to be hit at the upper end of the shaft are attached to the base material by the adhesive layer. It is a connecting band for connecting by bonding to form a flat plate,
The said thin part is formed only in the said contact bonding layer so that it may not be formed in the said base material, The connection band characterized by the above-mentioned .
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