JP4289552B2 - 機密データの漏洩防止方法 - Google Patents
機密データの漏洩防止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4289552B2 JP4289552B2 JP2004032814A JP2004032814A JP4289552B2 JP 4289552 B2 JP4289552 B2 JP 4289552B2 JP 2004032814 A JP2004032814 A JP 2004032814A JP 2004032814 A JP2004032814 A JP 2004032814A JP 4289552 B2 JP4289552 B2 JP 4289552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- processing device
- session key
- encrypted
- confidential data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 88
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 30
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 26
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Images
Description
例えば、ICカードを使用した機密データを転送する方法としては、公開鍵暗号方式に基づいた暗号処理能力を持つICカードを用いて、ICカード内の公開鍵情報を装置に送信する際に装置内で乱数を生成させ、その生成した乱数をICカードから受信した公開鍵で暗号化させ、更に装置から暗号化されたデータをICカードに送信し、その後、ICカードは、装置に送信した公開鍵に対する秘密鍵で、装置から受信した暗号化されたデータを復号し、装置内で生成した乱数を得るという方法がある。
更に、ICカード内に送信データをその乱数で暗号化し、暗号化されたデータを装置に送信し、装置においてICカードから受信した暗号化されたデータを乱数で復号することで、ICカード内のデータを装置で得るという技術が既に公知となっている。(例えば、特許文献1参照)
そして、盗み取った乱数を利用して、暗号化されたデータを復号し、ICカードに記憶されている機密データを盗み取ることも可能であり、セキュリティー上の安全性が完全に確保されないという問題がある。
このように従来の技術では、データの送受信時におけるセキュリティが保護されているものの、装置自体が破壊された場合に、装置内に記憶させておいた機密データが漏洩されてしまう危険性があるという問題がある。
図1は、本発明の実施形態に係る機密データの漏洩防止方法に用いる装置の外観図、図2は、本発明の実施形態に係る機密データの漏洩防止方法に用いるシステム構成のシステムブロック図、図3は、本発明の実施形態に係る機密データの漏洩防止方法における処理装置とICカードの間でセッション鍵を共有する方法を説明する図、図4は、本発明の実施形態に係る機密データの漏洩防止方法の手順を説明する図である。
ICカードリーダライタ3には、ICカード1を挿入するためのICカード挿入口3aが設けられ、ICカード挿入口3aからICカード1を挿入することでICカード1がセット状態となり、ICカードリーダライタ3を介してICカード1と処理装置2との間におけるデータの送受信が行えるようにしてある。
記憶手段7には、データの暗号化に用いるための公開鍵9と、この公開鍵9で暗号化したデータを復号するための秘密鍵10と、制御プログラム11などが予め記憶されている。
暗号化処理手段5は、ICカード1から処理装置2に送信する情報を公開鍵を利用して暗号化する機能を有している。
また、復号処理手段6は、処理装置2からICカード1で受信した暗号化されている情報を、記憶手段7に記憶されている秘密鍵や、処理装置2から入手したセッション鍵を利用して復号する機能を有している。
処理装置2の記憶手段18には、制御プログラム21などが登録されている。
暗号化処理手段14は、処理装置2からICカード1に送信するコマンドメッセージを暗号化する機能を有している。
暗号化レスポンス照合判別手段16は、ICカード1から処理装置2に暗号化されたレスポンスが届いた際に、予め記憶手段18に記憶させておいた複数の返信可能性のある暗号化されたレスポンスと照合し、レスポンスの内容を判別する機能を有している。
まず、ICカード1の記憶手段7に記憶されている公開鍵9をICカード1から処理装置2に送信する。
次に、処理装置2のセッション生成手段13によりセッション鍵22をランダムに生成する。
そして、この生成されたセッション鍵22を、ICカード1から受信した公開鍵9を利用して暗号化処理手段14により暗号化する。
次に、公開鍵9で暗号化したセッション鍵22を、処理装置2からICカード1へ送信する。
そして、この秘密鍵10を利用して復号したセッション鍵22をICカード1の記憶手段7に記憶させる。
また、処理装置2内で生成したセッション鍵22は、処理装置2の記憶手段18に記憶させておく。
以上の処理により、処理装置2内で生成したセッション鍵22を、処理装置2とICカード1の記憶手段にそれぞれ記憶させて、共有して使用できる状態にする。
まず、処理装置2からICカード1に送信するコマンドメッセージを、処理装置2の記憶手段18に記憶させているセッション鍵22を利用して暗号化する。
その後、記憶手段18に記憶させておいたセッション鍵22を抹消処理して、処理装置2内のどこにもセッション鍵22が無い状態とする。
セッション鍵22で暗号化したコマンドメッセージを受信したICカード1では、ICカード1の記憶手段7に記憶させておいたセッション鍵22を利用して復号処理手段6により復号する。
次に、決定したレスポンスを、セッション鍵22を利用して暗号化処理手段5により暗号化する。
次に、セッション鍵22で暗号化したレスポンスを、ICカード1から処理装置2に送信する。
以上の処理により、処理装置2の記憶手段18から既にセッション鍵22を抹消させておいたとしても、ICカード1から受信した、セッション鍵22で暗号化したレスポンスがどのような内容であるのかを判別可能にしてある。
2 処理装置
3 ICカードリーダライタ
4 入出力手段
5 暗号化処理手段
6 復号処理手段
7 記憶手段
8,20 制御手段
9 公開鍵
10 秘密鍵
11 制御プログラム
12 表示手段
13 セッション鍵生成手段
14 暗号化手段
15 セッション鍵抹消手段
16 暗号化レスポンス照合判別手段
17 入力手段
18 記憶手段
19 入出力手段
21 制御プログラム
22 セッション鍵
Claims (2)
- ICカードとデータの送受信を行う処理装置における機密データの漏洩防止方法であって、
前記処理装置と前記ICカードの間でセッション鍵を共有するステップと、
前記処理装置内においてコマンドメッセージを前記セッション鍵で暗号化し、前記ICカードに送信するステップと、
前記処理装置から前記ICカードに前記セッション鍵で暗号化したコマンドメッセージを送信した際に、予め前記ICカードから前記処理装置に返信される可能性を有する全てのレスポンスについて前記セッション鍵で暗号化し、前記処理装置内に記憶させておくステップと、
前記処理装置の記憶手段から前記セッション鍵を抹消するステップと、
前記ICカードから前記処理装置に対し、暗号化されたレスポンスの返送があった場合に、予め前記処理装置内に記憶させておいた前記セッション鍵で暗号化されたレスポンスと照合し、返送されてきたレスポンスの内容を判定処理するステップと、
を有することを特徴とする機密データの漏洩防止方法。 - 前記処理装置と前記ICカードの間でセッション鍵を共有するステップが、
前記処理装置内でセッション鍵をランダムに生成し公開鍵で暗号化するステップと、
前記公開鍵で暗号化したセッション鍵を、前記ICカードに送信するステップと、
からなることを特徴とする請求項1記載の機密データの漏洩防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004032814A JP4289552B2 (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 機密データの漏洩防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004032814A JP4289552B2 (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 機密データの漏洩防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005229147A JP2005229147A (ja) | 2005-08-25 |
JP4289552B2 true JP4289552B2 (ja) | 2009-07-01 |
Family
ID=35003546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004032814A Expired - Lifetime JP4289552B2 (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 機密データの漏洩防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4289552B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009276916A (ja) | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Sony Corp | 通信装置、通信方法、リーダライタ及び通信システム |
-
2004
- 2004-02-10 JP JP2004032814A patent/JP4289552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005229147A (ja) | 2005-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7353393B2 (en) | Authentication receipt | |
US7249256B2 (en) | Encryption protocol | |
US20050210279A1 (en) | Authentication between device and portable storage | |
JP2007013433A (ja) | 暗号化データを送受信する方法及び情報処理システム | |
GB2287160A (en) | Cryptoinformation reapeater connected to subscriber terminals and storing a common secret key and public keys | |
EP2073142A2 (en) | Methods for authenticating a hardware device and providing a secure channel to deliver data | |
CN114175580B (zh) | 增强的安全加密和解密系统 | |
US10158613B1 (en) | Combined hidden dynamic random-access devices utilizing selectable keys and key locators for communicating randomized data together with sub-channels and coded encryption keys | |
US10686764B2 (en) | Executable coded cipher keys | |
CN112615824B (zh) | 防泄漏一次一密通信方法及装置 | |
CN102439601A (zh) | 具有加密装置的存储介质 | |
US10623384B2 (en) | Combined hidden dynamic random-access devices utilizing selectable keys and key locators for communicating randomized data together with sub-channels and coded encryption keys | |
JP4289552B2 (ja) | 機密データの漏洩防止方法 | |
JP4140617B2 (ja) | 認証用記録媒体を用いた認証システムおよび認証用記録媒体の作成方法 | |
JPH09261217A (ja) | 通信装置及びその方法 | |
JP2006221259A (ja) | 外部記憶媒体へのデータ記録方式とこれに使用するデータ転送制御インタフェース・ソフトウェアー | |
EP1421548B1 (en) | Encryption protocol | |
JP2006018583A (ja) | 画像形成方法、機密印刷要求用プログラム、機密印刷用プログラム、記録媒体及びスマートカード | |
JP3923229B2 (ja) | 認証処理方法及び方式 | |
CN100369405C (zh) | 认证收据 | |
JP2004038445A (ja) | Icカードおよびicカードの暗号方法 | |
JP2003281476A (ja) | Cpu付きicカードの通信システム、cpu付きicカード、管理センター及び読書装置 | |
JP4604523B2 (ja) | データの移管方法およびデータの保管装置 | |
JP2000307565A (ja) | 通信方法、その装置およびicカード | |
JP2007158967A (ja) | 情報処理装置、耐タンパーデバイス、暗号処理方法及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090325 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4289552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410 Year of fee payment: 5 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |