JP4284626B2 - 有料コンテンツ信号処理装置、システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は有料コンテンツ信号処理装置、システム及び方法に関し、例えば有料のソフトウエア情報を契約ユーザに提供するデイジタル信号伝送システムに適用して好適なものである。
従来、衛星又はケーブルによるデイジタル信号伝送システムにおいては、図9に示すように、デイジタル信号伝送装置すなわち放送局1において、入力されるプログラムソースPSをMPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group)エンコーダ2でMPEG方式で帯域圧縮符号化してパケツト生成部3でパケツト化する。
パケツト化された伝送データはマルチプレクサ4で多重化された後、暗号化処理部5で伝送データにセキユリテイとしてスクランブルをかけ、さらにこのスクランブルが簡単に解けないように何重にも鍵(暗号)をかける。暗号化された伝送データはFEC(forward error correction)部6でエラー訂正されて変調器7で変調された後、デイジタル衛星8を介して契約ユーザの家庭内に設置されているデイジタル信号受信装置すなわち端末10(図10)に直接送出されるか、又は衛星8を介してヘツドエンドと呼ばれる配信局9(図10)に送出され、配信局9よりケーブルを介して端末10に送出される。
ここで図10に示すように、端末10では、伝送データが衛星8を介して直接送られてきた場合には伝送データはアンテナ11で受信されてフロントエンド部12に送出され、伝送データが配信局9よりケーブルを介して送られてきた場合にはフロントエンドブロツク12に直接入力される。放送局1と契約したユーザは、衛星8より直接又は衛星8より配信局9を介して送られてきた伝送データに対し、ユーザ毎に許可されたキーを端末10にアクセスすることにより、契約ユーザとしてオーソライズ(許可)されて課金処理されると同時に所望のソフトウエア情報を鑑賞することができる。
すなわち端末10において、チユーナ、復調器及びエラー訂正器で構成されるフロントエンド部12で処理された伝送データはデータ取出し部13に入力される。データ取出し部13では、まずデマルチプレクサ14で多重化を解除して、映像信号、音声信号及びこれ以外のデータに分離する。暗号解除部15では、課金処理と同時に暗号を解除し、パケツト分離部16でパケツト分離した後、MPEGデコーダ17で圧縮を解凍(伸長)すると共にデイジタル/アナログ変換して映像信号及び音声信号をテレビジヨン(TV)に出力する。
ところでデイジタル信号伝送システムでは、ビデオオンデマンド(video on demand)やニアビデオオンデマンド(near video on demand)などの有料のソフトウエア情報を伝送する場合、ユーザの便宜を図ると共にデイジタル伝送路を有効に活用する手段として、端末10にテープメデイアやデイスクメデイアのデイジタルストレージ18を内蔵又は接続している。この場合、空き時間帯又は空き伝送路を利用して大容量のソフトウエアデータをストレージ18にダウンロードしておき、ユーザが手元のソフトウエア情報を観るときには、IDカード(例えばスマートカード)19でアクセスすることによつて課金処理が行われて再生制限が解かれる。
すなわちユーザがスマートカード19でアクセスすると、中央処理装置(CPU)20がモデム21を介して許可センタ22(図9)に登録の問い合わせを行う。許可センタ22は、コンデイシヨナルアクセス(Conditional Access)23によつて登録を確認し、登録が確認されると、許可センタ22は課金処理をすると共にモデム21を介してCPU20に確認の通知を行う。
CPU20はこの通知によつてローカルコンデイシヨナルアクセス(Local Conditional Access)24にキーの解除を指示し、ローカルコンデイシヨナルアクセス24はストレージ18に記録されているデータにかけられている暗号を解除する。これにより再生制限が解かれ、ストレージ18に記録されているデータはパケツト分離部16でパケツトが分離される。パケツト分離されたデータはMPEGデコーダ17で圧縮が解凍された後、デイジタル/アナログ変換されて音声信号及び映像信号A/VとしてTVに出力される。
ところが現行の放送形態におけるセキユリテイシステムで、上述のようにストレージ18にソフトウエア情報をダウンロードしておき、観たいときにこのソフトウエア情報を鑑賞し得るようなシステムを実現しようとすると、以下のような問題点が生ずる。
すなわち現行のデイジタル信号伝送システムでは、図11に示すように、暗号解除部15で暗号を解除した後にストレージ18にソフトウエア情報をダウンロードする場合(図11のA点)、暗号を解除することはすなわち課金することであるので、有料ソフトを課金なしに暗号を解除してストレージ18にダウンロードすることはできない。ここで課金情報だけを無料として全てのデータの暗号を解除してストレージ18にダウンロードすると、1つのソフトウエア情報についてはそのままスルーで端末10より出力されてしまう。
またストレージ18が端末10に内蔵されておらず端末10に接続され、暗号解除部15とパケツト分離部16との間にスイツチング手段が設けられていない場合には、暗号を全て解除してストレージ18にダウンロードすると、暗号が解除されたデータが全て送出され、図11のC点において契約者以外の者にただで観られるおそれがあつた。
このような問題点を解決するために、暗号を解除する前、すなわちデマルチプレクサ14で多重化が解除された後(図11のB点)、ストレージ18にダウンロードすることが考えられる。ところがデマルチプレクサ14で多重化が解除された後ストレージ18にダウンロードすると、暗号化されたままの状態であるのでI(intra-coded )ピクチヤを抜き出すことができず、変速再生することができないという問題があつた。
また放送系でデータを暗号化するシステムでは、セキユリテイを確保するために1年とか2年毎にキーを変えるため、ストレージ18にソフトウエア情報をダウンロードした後にキーの変更があつた場合、暗号を解除することができずダウンロードしたソフトウエア情報を観ることができないという問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、有料のソフトウエア情報を伝送する場合のセキユリテイを確保し得る有料コンテンツ信号処理装置、システム及び方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、少なくとも帯域圧縮符号化した有料コンテンツ信号に、第1のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた第1の暗号をかけた後、第2のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた第2の暗号をかけて伝送される有料コンテンツ信号を受信し、当該受信した有料コンテンツ信号にかけられている第2の暗号を解除して、当該第2の暗号が解除された有料コンテンツ信号を、第1の暗号がかかつたままの状態で、且つ、帯域圧縮符号化されたままの状態で記録媒体に記録しておき、ユーザからの再生指示に応じて再生するときに、有料コンテンツ信号の第1の暗号を解除した後に帯域圧縮符号化を解除するようにした。
このように、有料コンテンツ信号にかけられた、受信時に解除される第2の暗号と、記録時も維持され再生時に解除される第1の暗号とを、別々のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた暗号とすることで、有料コンテンツ信号を伝送する際のセキユリテイを確保しつつ、記録媒体に記録した有料コンテンツ信号の不正利用を防止し得、さらにユーザからの再生指示に応じて再生した有料コンテンツ信号に対してのみ課金するようにすることができる。
上述のように本発明によれば、有料コンテンツ信号にかけられた、受信時に解除される第2の暗号と、記録時も維持され再生時に解除される第1の暗号とを、別々のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた暗号とすることで、有料コンテンツ信号を伝送する際のセキユリテイを確保しつつ、記録媒体に記録した有料コンテンツ信号の不正利用を防止し得、さらにユーザからの再生指示に応じて再生した有料コンテンツ信号に対してのみ課金するようにすることができ、かくして利便性を向上させつつ、有料のソフトウェア情報を有料コンテンツ信号として伝送する場合のセキユリテイを確保し得る有料コンテンツ信号処理装置、有料コンテンツ信号処理システム及び有料コンテンツ信号処理方法を実現し得る。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)デイジタル信号伝送装置及びデイジタル信号受信装置の構成
図9との対応部分に同一符号を付して示す図1において、30は全体として本発明の実施の形態によるデイジタル信号伝送装置を示している。デイジタル信号伝送装置30すなわち放送局においては、所定のサービス例えば有料のソフトウエア情報を伝送する場合、予めソフトウエアデータにストレージ系の暗号をかけた後、当該ソフトウエアデータにさらに放送系の暗号をかけて2重のセキユリテイを確保している。
デイジタル信号伝送装置30はデイジタル信号送出部31及びソフトウエア供給部32によつて構成されている。デイジタル信号伝送装置30において、ユーザより有料のソフトウエア情報、例えば映像ソフト、音楽ソフト、電子番組表、シヨツピング情報、ゲームソフトや教育情報などが要求された場合には、図1に示すように、プログラムソースPSとしてのこれらのソフトウエア情報がソフトウエア供給部32に入力される。
ソフトウエア供給部32では、まずデイジタル信号でなるソフトウエアデータPSをMPEGエンコーダ33で帯域圧縮符号化する。帯域圧縮符号化されたデイジタル信号はパケツト生成部34及びトリツクプレイ処理部35に入力される。トリツクプレイ処理部35では映像データについて変速再生処理すなわちI(intra-coded)ピクチヤを抜き出す処理をして、抜出したIピクチヤをマルチプレクサ36に出力する。ここでMPEG方式で帯域圧縮符号化された映像を変速再生し得るようにするための技術については、特願平5-287702号に記載されている。
パケツト生成部34では、入力されたデイジタル信号を映像データ、音声データ及びこれ以外のデータ毎にパケツト化してマルチプレクサ36で多重化する。このマルチプレクサ36で映像データにIピクチヤが埋め込まれる。多重化されたデイジタル信号は暗号化処理部37でストレージ系の暗号をかけた後送出部31のマルチプレクサ4に送出される。
マルチプレクサ4では、ストレージ系の暗号がかけられたデイジタル信号を多重化し、暗号化処理部5でこの多重化されたデイジタル信号に放送系の暗号をかける。従つてデイジタル信号伝送装置30より送出されるデイジタル信号には、ストレージ系の暗号と放送系の暗号が2重にかけられている。ここで送出部31で各プログラムに付加されるキーデータは全て共通であり、放送による課金データは無料である。
この2重のセキユリテイが付加されたデイジタル信号は、図10との対応部分に同一符号を付して示す図2に示すように、衛星8より直接又は衛星8より配信局9を介して家庭内に設置された端末、すなわちデイジタル信号受信装置40に送られる。デイジタル信号受信装置40では、スマートカード19をアクセスすることによつて、伝送されるデイジタル信号にかけられた放送系の暗号を解除し、当該デイジタル信号をデイジタルストレージ41にダウンロードすることができる。すわなち伝送されるデイジタル信号は、暗号解除部15において放送系の暗号が解除された後、デイジタルストレージ41に記録される。
この場合、デイジタルストレージ41にダウンロードされるデイジタル信号には、ストレージ系の暗号だけがかかつた状態で記録され、しかも変速再生処理がなされた状態で記録される。従つて送出部31で付加された放送系のキーが変更されても影響はなく、また図2のC点においてはストレージ系の暗号がかかつているため映像をただで観られることはない。
ストレージ41にダウンロードされたソフトウエア情報PSを観る場合には、放送系とは別に登録されたID番号を入力する(例えばパーソナルコンピユータの画面上でID番号を入力する)ことにより、CPU42がモデム43を介してソフトウエア情報用の許可センタ44(図1)に登録の問い合わせをする。ここでCPU42は通常契約によるプログラムPSについては放送系の許可センタ22に登録の問い合わせをし、ソフトウエア情報PSについてはソフトウエア系の許可センタ44に登録の問い合わせをする。すなわちCPU42はモデム43のシエアを制御することにより、放送系とソフトウエア系の2つの独立した課金体系を構築している。
許可センタ44はID番号をソフトウエア供給部32のコンデイシヨナルアクセス45(図1)に送つて登録を確認する。許可センタ44が登録を確認すると課金処理がなされ、CPU42はローカルコンデイシヨナルアクセス46に暗号の解除を指示する。ここでローカルコンデイシヨナルアクセス46はソフトウエア系の暗号を解除する機能を有する。これによりストレージ41の再生制限が解除されて暗号が解除され、ユーザは解除された部分だけ通常のVTR(video tape recorder)と同じ操作でソフトウエア情報を観ることができる。
(2)実施の形態によるデイジタル信号伝送装置の構成
実施の形態によるデイジタル信号伝送装置の送出部31及びソフトウエア供給部32の詳細構成をそれぞれ図3及び図4に示す。このデイジタル信号伝送装置30において、通常契約のプログラムPSを供給する場合には、プログラムソースPSは送出部31に直接入力され、有料のソフトウエア情報を供給する場合には、当該ソフトウエア情報PSはソフトウエア供給部32を介して送出部31に供給される。
プログラムPSの鑑賞については、例えば業務用デイジタルVTR47より供給されるプログラムの映像信号及び音声信号はそれぞれMPEGエンコーダ2A、2Bで帯域圧縮符号化された後、パケツト生成部3A、3Bで画像及び音声毎にパケツト化されてデータバス48を介してマルチプレクサ4に送出される。これと同時に、例えばパーソナルコンピユータ(以下パソコンと呼ぶ)49によつて映像データ及び音声データ以外のデータがデータインタフエース(データI/F)50を介してパケツト生成部3Cに送出されてパケツト化された後、データバス48を介してマルチプレクサ4に送出される。
またコンデイシヨナルアクセス23よりキーデータがデータI/F51を介してパケツト生成部3Dに送出されてパケツト化され、データバス48を介してマルチプレクサ4に送出される。さらにコンデイシヨナルアクセス23はソフトウエアデータを暗号化するためのキー情報を暗号化処理部5に送出する。マルチプレクサ4では、映像、音声及びこれ以外のデータを多重化し、暗号化処理部5において、コンデイシヨナルアクセス23より入力されたキー情報に基づいてこの多重化されたデータに暗号をかける。暗号化されたデータはFEC部6でエラー訂正されて変調器7で変調された後、アツプコンバータ52を介して衛星8に伝送される。
これに対して有料のソフトウエア情報PSを伝送する場合には、図4に示すように、例えばデイジタルVTR53より出力されるソフトウエア情報PSの映像信号及び音声信号はそれぞれMPEGエンコーダ33A、33Bで帯域圧縮符号化される。帯域圧縮符号化された映像信号はパケツト生成部34A及びトリツクプレイ処理部35に入力される。パケツト生成部34Aでは入力された映像信号をパケツト化し、トリツクプレイ処理部35では入力される映像信号よりIピクチヤを抜き出して、このIピクチヤをマルチプレクサ36に出力する。
帯域圧縮符号化された音声信号はパケツト生成部34Bでパケツト化される。またパソコン54より入力される映像及び音声以外の一般データがデータI/F55を介してパケツト生成部34Cに送出される。またコンデイシヨナルアクセス45はキーデータをデータI/F56を介してパケツト生成部34Dに送出すると共に、ストレージ系のキー情報を暗号化処理部37に送出する。
各パケツト生成部34でそれぞれパケツト化されたデータは、データバス57を介してマルチプレクサ36で多重化されると共に、映像データにIピクチヤが埋め込まれる。多重化されたデータは、暗号化処理部37において、コンデイシヨナルアクセス45より入力されたキー情報に基づいて暗号化された後、送出部31のデータI/F58(図3)を介してパケツト生成部3Eに入力される。パケツト生成部3Eでパケツト化されたデータは、データバス48を介してマルチプレクサ4で多重化されて暗号化処理部5で放送系の暗号がかけられた後、FEC部6、変調器7及びアツプコンバータ52で各処理がなされて衛星8より直接又は衛星8より配信局9を介して端末40に伝送される。
(3)実施の形態によるデイジタル信号受信装置の構成
実施の形態によるデイジタル信号受信装置40は、図2との対応部分に同一符号が付された図5及び図6に示すように、デイジタル信号伝送装置30より送出されるデイジタル信号を受信する受信部60(図5)と、受信部60で受信した信号を記録媒体に記録し再生する記録再生部61(図6)とによつて構成されている。この実施の形態の場合、受信部60と記録再生部61とはデイジタルインタフエース(デイジタルI/F)62、63を介して接続されている。
受信部60では、衛星8より直接又は衛星8より配信局9を介して伝送されるデイジタル信号は圧縮されたデイジタル信号としてチユーナ12Aに入力される。チユーニングされたデイジタル信号は、復調器12Bで復調されてFEC部12Cでエラー訂正された後、デマルチプレクサ14及び暗号解除部15でなる暗号解除ブロツクに入力される。暗号解除ブロツクでは、登録されたユーザだけがもつことのできるキーによつて放送系の暗号が解除される。
放送系の暗号が解除された一般データ及び所定バイト長のパケツトを単位として複数のプログラムチヤンネルが時分割多重された画像データは、パケツト分離部16又は記録再生部61に送出される。パケツト分離部16に送出される経路と記録再生部61に送出される経路との切換えはスイツチング手段(図示せず)によつて行われ、この実施の形態では、スイツチング手段が記録再生部61に切り換えられているものとする。ここで一般データには、例えばTVモニタ上でユーザインタフエースを司るためのテキストデータ、フオントデータ、イメージデータ、グラフイツクデータや動画像データなどが含まれる。
一般データはインタラクテイブな処理を行うCPUブロツク64にデータポートを介して入力される。CPUブロツク64は、メインCPU42、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)65、モデムインタフエース(モデムI/F)66、モデム43、VRAM(video random access memory)67、GPU(graphic processor unit)68、ROM(read only memory)69及びDRAM(dynamic random access memory)70によつて構成されている。ここでハードデイスクを内蔵するシステムの場合には、一般データはCPUバスを介して一度ハードデイスク内に格納される。これらの一般データはユーザが外部よりコントローラによつて操作された指示に従つてCPU42で処理がなされ、必要な表示データが出力される。
一方画像データは、図6に示すようにデイジタルI/F62、63を介して記録再生部61に入力された後、パケツト分離部71でパケツト分離される。パケツト分離されたデータは、TBC(time base corrector) 処理されて、フオーマツト変換部72でフオーマツトが変換される。フオーマツト変換されたデータはエラー訂正されてローカルコンデイシヨナルアクセス46を介して変調された後、記録/再生処理部73によつてメカデツキ74内の記録媒体に記録される。ここで記録媒体としては、テープ及びデイスクの双方が考えられ、例えばデイジタルVCR、デイジタルビデオデイスク(DVD)、ハードデイスクやミニデイスクなどがある。
ユーザより再生の指示があつた場合には、CPU42からVCRコントローラ75にデイジタルI/F62、63を介してコマンドが入力される。VCRコントローラ75はこのコマンドに基づいてドライバ76によつてメカデツキ74を駆動させる。これにより記録媒体上の所望の絶対アドレスまでサーチが行われ、ATF(automatic tracking following)77によつてトラツキングがとられて記録/再生処理部73によつて記録媒体上に記録されたデータが再生される。ここで絶対アドレスは、伝送データに予め付加してもよく、またデイジタル信号受信装置40内で付加してもよい。
記録/再生処理部73によつて再生された再生信号は、復調された後ローカルコンデイシヨナルアクセス46でストレージ系の暗号が解除される。ストレージ系の暗号が解除された再生信号はエラー訂正されて、フオーマツト変換部72でフオーマツトが変換される。フオーマツト変換された再生信号はパケツト生成部78でパケツト化され、デイジタルI/F63、62を介してパケツト分離部16に送出されてパケツト分離される。パケツト分離された再生信号は、音声信号及び映像信号毎にそれぞれMPEG音声デコーダ17A、MPEG映像デコーダ17Bで圧縮が解凍される。
圧縮が解凍された音声信号はデイジタルアナログ変換器(DAC)79でアナログ信号に変換されて出力される。圧縮が解凍された映像信号はNTSC(national television system committee)エンコーダ80でエンコードされる。またCPUブロツク64よりNTSCエンコーダ81にユーザインタフエース等に関する一般データが入力され、当該エンコーダ81でエンコードされた一般データはエンコーダ80より出力される映像信号に付加されて出力される。
以上の構成において、ソフトウエア情報PSをデイジタル信号受信装置40に伝送する場合には、ソフトウエア供給部31においてソフトウエア情報PSにソフトウエア系の暗号をかけた後、送出部32において放送系の暗号をかけて2重のセキユリテイを確保した状態でデイジタル信号受信装置40に伝送する。デイジタル信号受信装置40では、ソフトウエア情報PSにかけられている放送系の暗号を解除した後デイジタルストレージ41に記録する。デイジタルストレージ41に記録されたソフトウエア情報PSを観る場合には、許可センタ44で登録の確認をし、登録の確認がされると、ソフトウエア系の暗号が解除されてソフトウエア情報PSを観ることができる。
以上の構成によれば、放送系のキーデータを全て共通にすると共に放送による課金データを無料とし、ソフトウエア情報PSを端末40に供給する場合には、ソフトウエアデータPSに放送系及びソフトウエア系の暗号を2重にかけて伝送し、端末40ではソフトウエアデータPSの放送系の暗号を解除してデイジタルストレージ41にダウンロードする。これにより、ソフトウエア情報PSをデイジタルストレージ41にダウンロードする際には、ソフトウエア情報PSにソフトウエア系の暗号がかけられているのでセキユリテイを確保することができる。
また上述の構成によれば、パケツト分離部16に送出される経路と記録再生部61に送出される経路とを切り換えるスイツチング手段を設けたことにより、契約ユーザに対してはビデオオンデマンドとVTRの長所をあわせもつたデイジタル信号伝送システムを提供することができる。
また上述の構成によれば、ソフトウエア供給部32でソフトウエア情報PSに変速再生処理を施してからデイジタル信号受信装置40にソフトウエア情報PSを伝送したことにより、契約ユーザはストレージ41に記録されたソフトウエア情報PSを変速再生することができる。
また上述の構成によれば、伝送路の空き時間帯又は空き伝送路を利用して複数本の有料ソフトウエア情報PSを端末40のストレージ41にダウンロードすることができるので、ユーザはダウンロードした複数本のソフトウエア情報PSのうち、観たい時間に観たいものだけを観ることができる。すなわち観たいソフトウエア情報PSを選択する毎に課金処理が行われてストレージ41内で再生制限が解除される。また衛星による伝送の場合のような1対1でないデイジタル信号伝送システムにおけるビデオオンデマンドを実現する手段として有効である。
また上述の構成によれば、通常契約によるプログラムPSについての課金情報を管理する許可センタ22へのアクセスとソフトウエア情報PSについての課金情報を管理する許可センタ44へのアクセスとの切換えをモデム43を介して制御したことにより、放送系とソフトウエア系の2つの独立した課金体系を構築することができる。
(4)実施の形態によるデイジタル信号伝送システム
図1及び図2との対応部分に同一符号を付して示す図7において、90は全体として実施の形態によるデイジタル信号伝送システムの概略構成を示している。デイジタル信号伝送システム90では、所定のサービス例えば有料のソフトウエア情報PSを伝送する場合、ソフトウエア情報PSにストレージ系の暗号をかけた後、当該ソフトウエア情報PSにさらに放送系の暗号をかけて2重のセキユリテイを確保すると共に、ストレージ系の暗号をかける際に用いる暗号化キーKmをソフトウエア情報用のパーソナルキーKp2を用いて暗号化している。
ユーザがデイジタル信号伝送装置30より伝送されるプログラムソースPSを観る場合、ユーザは放送局30より郵送で送られてくるスマートカード19を端末40に差し込み、登録された放送系のID番号ID1を入力する。これにより、CPU42がモデム43を介して許可センタ22に登録の問い合わせをし、当該ユーザの登録が確認されると、放送局すなわちデイジタル信号伝送装置30より放送系の暗号がかけられたプログラムソースEs(Data)が送られてくる。
すなわち放送局30では、プログラムソースPSをデイジタル信号受信装置40に伝送する場合、暗号化処理部5において暗号化キーKsによつてプログラムソースPSに放送系の暗号をかける。この暗号化キーKsはワークキー(Work Key、Kw)によつて暗号化され、またワークキーKwはユーザ毎に与えられる放送系のパーソナルキーKp1によつて暗号化される。従つて暗号化処理部5は、放送系の暗号がかけられたプログラムソースEs(Data)と、暗号化キーE(Ks)及びワークキーE(Kw)とを多重化してデイジタル信号受信装置40に伝送する。
スマートカード19には、暗号化キーKmを暗号化する際に用いられたパーソナルキーKp1が含まれている。従つて端末40では、暗号化されたワークキーE(Kw)の暗号がパーソナルキーKp1によつて解除され、この暗号が解除されたワークキーKwによつて暗号化キーE(Ks)の暗号が解除される。さらにこの暗号が解除された暗号化キーKsによつて、プログラムソースEs(Data)にかけられている放送系の暗号が解除される。暗号が解除されたプログラムソースPSはMPEGデコーダ17で圧縮が解凍されてアナログ信号に変換された後、TVに出力される。
ユーザがソフトウエア情報PSをデイジタルストレージ41にダウンロードしたい場合(この場合、上述のスイツチング手段はデイジタルストレージ41に送出される経路に切り換わる)、ユーザはスマートカード19を端末40に差し込み、放送局30に登録された放送系のID番号ID1を入力する。これにより、CPU42がモデム43を介して許可センタ22に登録の問い合わせをし、当該ユーザの登録が確認されると、放送局30より放送系及びソフトウエア系の暗号がかけられたプログラムソースEs{Em(Data)}が送られてくる。
すなわち放送局30では、暗号化処理部37においてソフトウエア情報用の暗号化キーKmによつてソフトウエア情報PSにストレージ系の暗号をかける。またこの暗号化キーKmはユーザ毎に与えられるソフトウエア情報用のパーソナルキーKp2によつて暗号化される。暗号化されたソフトウエアデータEm(Data)は暗号化処理部5に送出され、暗号化された暗号化キーE(Km)は許可センタ44に送られる。
暗号化処理部5では、ソフトウエア系の暗号がかけられたソフトウエアデータEm(Data)に暗号化キーKsを用いて放送系の暗号をかける。上述のように、この暗号化キーKsはワークキーKwによつて暗号化され、ワークキーKwはパーソナルキーKp1によつて暗号化される。暗号化処理部5は、ソフトウエア系及び放送系の暗号が2重にかけられたソフトウエアデータEs{Em(Data)}と、暗号化キーE(Ks)及びワークキーE(Kw)とを多重化して端末40に伝送する。
端末40では、当該端末40にスマートカード19が差し込まれているので、上述のように2重に暗号化されたソフトウエアデータEs{Em(Data)}の放送系の暗号が解除される。放送系の暗号が解除されたソフトウエアデータEm(Data)はデイジタルストレージ41に記録される。
デイジタルストレージ41に記録されたソフトウエアデータEm(Data)を観る場合、ユーザはスマートカード91を端末40に差し込み、登録されたソフトウエア系のID番号ID2を入力する。これにより、CPU42がモデム43を介して許可センタ44に登録の問い合わせをする。当該ユーザの登録が確認されると、課金処理がなされた後、例えば電話回線を通じて許可センタ44より暗号化キーE(Km)がモデム43を通じてスマートカード91に入力され、暗号化キーE(Km)の暗号が解除される。
すなわちスマートカード91には、ソフトウエア系の暗号化キーKmを暗号化する際に用いたパーソナルキーKp2が含まれている。従つて暗号化キーE(Km)の暗号がパーソナルキーKp2によつて解除される。暗号が解除された暗号化キーKmはCPU42を介して暗号解除部46に送出される。
暗号解除部46では、暗号化キーKmによつてソフトウエアデータEm(Data)にかけられているソフトウエア系の暗号を解除してMPEGデコーダ17に送出する。MPEGデコーダ17では、暗号が解除されたソフトウエアデータPSの圧縮を解凍してアナログ信号に変換した後、TVに出力する。
以上の構成において、ソフトウエア情報PSをデイジタル信号受信装置40に伝送する場合、ソフトウエア情報PSにソフトウエア系の暗号をかけた後放送系の暗号をかけて伝送すると共に、ソフトウエア系の暗号をかける際に用いた暗号化キーKmをパーソナルキーKp2を用いて暗号化する。
デイジタル信号受信装置40では、スマートカード19を用いてソフトウエアデータEs{Em(Data)}の放送系の暗号を解除した後デイジタルストレージ41に記録する。デイジタルストレージ41に記録されたソフトウエアデータEm(Data)を観る場合、スマートカード91によつて、暗号化キーE(Km)の暗号が解除され、暗号が解除された暗号化キーKmによつてソフトウエアデータEm(Data)にかけられているソフトウエア系の暗号が解除される。
以上の構成によれば、ソフトウエア情報PSをデイジタル信号受信装置40に伝送する際、ソフトウエア情報PSにソフトウエア系の暗号及び放送系の暗号をかけると共に、ソフトウエア系の暗号をかける際に用いた暗号化キーKmをパーソナルキーKp2を用いて暗号化する。これにより、ソフトウエア情報PSのセキユリテイをさらに一段と確保することができる。
また上述の構成によれば、暗号化された暗号化キーE(Km)の暗号を解除するためのパーソナルキーKp2をスマートカード91に内蔵したことにより、ユーザは暗号化キーE(Km)の暗号を簡易かつ確実に解除することができるので、観たい時間に観たいソフトウエア情報PSを観ることができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、契約ユーザが有料のソフトウエア情報を観る場合、契約ユーザは、ソフトウエア情報PSをストレージ41にダウンロードしておき、ユーザが観たいときにデイジタルストレージ41に記録されたソフトウエア情報PSを観る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図8に示すようにソフトウエア供給部32及びデイジタル信号受信装置40でパツケージ系システム100を構築し、ソフトウエア供給部32で暗号化したソフトウエア情報を記録媒体に記録してパツケージにし、このパツケージソフトウエア101を、例えば月極めなどで定期的にユーザに送つてもよい。
この場合、図8に示すように、デイジタル信号受信装置40だけで課金のシステムを構築することができる。またユーザは暗号化された複数のソフトウエア情報が記録されたソフトウエアパツケージ101をローコストで入手することによつて、観たい部分だけを課金処理して楽しむというような、ソフトウエア情報のパツケージ化による新しいソフトウエア情報の供給システムを構築することができる。ここでパツケージソフトウエア101には例えば10本分の映画が記録されている。
また上述の実施の形態においては、放送系の許可センタ22及びソフトウエア系の許可センタ44を設けて、CPU42によつてモデム43のシエアを制御することにより、2つのそれぞれ独立した課金体系を構築した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、1つの許可センタで放送系及びソフトウエア系のプログラムに対する課金処理を行つてもよい。
また上述の実施の形態においては、受信部60に記録再生部61が接続されたデイジタル信号受信装置40を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記録再生部61を内蔵したデイジタル信号受信装置40を用いてもよい。
また上述の実施の形態においては、変速再生処理をソフトウエア供給部32で行つた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、端末すなわちデイジタル信号受信装置40で変速再生処理を行つてもよい。
また上述の実施の形態においては、通常契約によるプログラムソースPSを観るためのスマートカード19と、ソフトウエア情報PSを観るためのスマートカード91を別個に設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、1枚のスマートカードにスマートカード19及びスマートカード91の機能をもたせてもよい。
また上述の実施の形態においては、ソフトウエア情報PSをデイジタルストレージ41にダウンロードした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ソフトウエア情報PSをリアルタイムに観ることもできる。この場合、スイツチング手段をパケツト分離部16に送出する経路に切り換えると共にスマートカード19及び91を端末40に差し込む。これにより、ソフトウエア情報PSにかけられている放送系及びソフトウエア系の暗号が解除されてリアルタイムにソフトウエア情報PSを観ることができる。
また上述の実施の形態においては、音声信号及び映像信号を帯域圧縮符号化してデイジタル信号受信装置40に伝送した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、映像信号だけを帯域圧縮符号化してデイジタル信号受信装置40に伝送してもよい。
本発明は、有料のソフトウエア情報を伝送する装置及びシステム等に広く利用できる。
本発明の実施の形態によるデイジタル信号伝送装置の構成を示すブロツク図である。 本発明の実施の形態によるデイジタル信号受信装置の構成を示すブロツク図である。 実施の形態によるデイジタル信号伝送装置の送出部の詳細構成を示すブロツク図である。 実施の形態によるデイジタル信号伝送装置のソフトウエア供給部の詳細構成を示すブロツク図である。 実施の形態によるデイジタル信号受信装置の受信部の詳細構成を示すブロツク図である。 実施の形態によるデイジタル信号受信装置の記録再生部の詳細構成を示すブロツク図である。 実施の形態によるデイジタル信号伝送システムの概略構成を示すブロツク図である。 パツケージ系のソフトウエア供給システムの説明に供するブロツク図である。 従来のデイジタル信号伝送装置の構成を示すブロツク図である。 従来のデイジタル信号受信装置の構成を示すブロツク図である。 従来のデイジタル信号受信装置においてソフトウエア情報をダウンロードする際の問題点の説明に供するブロツク図である。
符号の説明
1、30……デイジタル信号伝送装置、2、2A、2B、33、33A、33B……MPEGエンコーダ、3、3A、3B、3C、3D、3E、34、34A、34B、34C、34D、78……パケツト生成部、4、36……マルチプレクサ、5、37……暗号化処理部、6、12C……FEC部、7……変調器、8……衛星、9……配信局、10、40……デイジタル信号受信装置、11……アンテナ、12……フロントエンド部、12A……チユーナ、12B……復調器、13……データ取出し部、14……デマルチプレクサ、15……暗号解除部、16、71……パケツト分離部、17……MPEGデコーダ、17A……MPEG音声デコーダ、17B……MPEG映像デコーダ、18、41……デイジタルストレージ、19、91……スマートカード、20、42……CPU、21、43……モデム、22、44……許可センタ、23、45……コンデイシヨナルアクセス、24、46……ローカルコンデイシヨナルアクセス、31……送出部、32……ソフトウエア供給部、35……トリツクプレイ処理部、47、53……デイジタルVTR、48、57……データバス、49、54……パーソナルコンピユータ、50、51、55、56、58……データインタフエース、52……アツプコンバータ、60……受信部、61……記録再生部、62、63……デイジタルインタフエース、64……CPUブロツク、65……EEPROM、66……モデムインタフエース、67……VRAM、68……GPU、69……ROM、70……DRAM、72……フオーマツト変換部、73……記録/再生処理部、74……メカデツキ、75……VCRコントローラ、76……ドライバ、77……ATF、79……DAC、80、81……NTSCエンコーダ、90……デイジタル信号伝送システム、100……パツケージ系システム、101……パツケージソフトウエア。

Claims (7)

  1. 少なくとも帯域圧縮符号化した有料コンテンツ信号に第1の暗号をかけた後、第2の暗号をかけて伝送される上記有料コンテンツ信号を受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信された上記有料コンテンツ信号にかけられた上記第2の暗号を解除する第2の暗号解除手段と、
    上記第2の暗号解除手段により上記第2の暗号が解除された有料コンテンツ信号を、上記第1の暗号がかかつたままの状態で、且つ、上記帯域圧縮符号化されたままの状態で記録媒体に記録し、ユーザからの再生指示に応じて当該記録媒体に記録された有料コンテンツ信号を再生する記録再生手段と、
    上記記録媒体より再生される有料コンテンツ信号の上記第1の暗号を解除する第1の暗号解除手段と、
    上記第1の暗号解除手段により上記第1の暗号が解除された有料コンテンツ信号の上記帯域圧縮符号化を解除する帯域圧縮符号化解除手段と
    を具え、
    上記第1の暗号は、第1のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いており、上記第2の暗号は、第2のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いている
    料コンテンツ信号処理装置。
  2. 上記受信手段により受信される上記有料コンテンツ信号は放送されたものであり、
    ネットワークを介して送られてくる上記第1の暗号を解除するための情報を用いて、上記第1の暗号解除手段が上記第1の暗号を解除する
    請求項1に記載の有料コンテンツ信号処理装置。
  3. 上記録再生手段により上記有料コンテンツ信号が上記記録媒体に記録された後に上記第1のコンデイシヨナルアクセスシステムからネットワークを介して送られてくる上記第1の暗号を解除するための情報を用いて、上記第1の暗号解除手段が上記第1の暗号を解除する
    請求項1に記載の有料コンテンツ信号処理装置。
  4. 少なくとも帯域圧縮符号化した有料コンテンツ信号に第1の暗号をかけた後、第2の暗号をかけて伝送される上記有料コンテンツ信号を受信する受信手段と当該受信手段により受信された上記有料コンテンツ信号にかけられた上記第2の暗号を解除する第2の暗号解除手段と、当該第2の暗号解除手段により上記第2の暗号が解除された有料コンテンツ信号を、上記第1の暗号がかかつたままの状態で、且つ、上記帯域圧縮符号化されたままの状態で出力する出力手段とからなる受信装置と、
    上記出力手段から出力された上記有料コンテンツ信号を、デイジタルインターフエイスを介して入力する入力手段と、当該入力手段によつて入力された有料コンテンツ信号を記録媒体に記録し、ユーザからの再生指示に応じて当該記録媒体に記録された有料コンテンツ信号を再生する記録再生手段と、上記記録媒体より再生される有料コンテンツ信号の上記第1の暗号を解除する第1の暗号解除手段と、当該第1の暗号解除手段により上記第1の暗号が解除された有料コンテンツ信号の上記帯域圧縮符号化を解除する帯域圧縮符号化解除手段とからなる記録再生装置と
    を具え、
    上記第1の暗号は、第1のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いており、上記第2の暗号は、第2のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いている
    料コンテンツ信号処理システム。
  5. 少なくとも帯域圧縮符号化した有料コンテンツ信号に、第1のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた第1の暗号をかけた後、第2のコンデイシヨナルアクセスシステムによるキー情報を用いた第2の暗号をかけて伝送される上記有料コンテンツ信号を受信手段により受信し、
    上記受信手段により受信された上記有料コンテンツ信号にかけられた上記第2の暗号を第2の暗号解除手段により解除し、
    上記第2の暗号解除手段により上記第2の暗号が解除された有料コンテンツ信号を、上記第1の暗号がかかつたままの状態で、且つ、上記帯域圧縮符号化されたままの状態で記録手段により記録媒体に記録し、
    上記記録手段により上記記録媒体に記録された有料コンテンツ信号を、ユーザからの再生指示に応じて上記再生手段により再生するときに、当該有料コンテンツ信号の上記第1の暗号を第1の暗号解除手段により解除し、
    上記第1の暗号解除手段により上記第1の暗号が解除された有料コンテンツ信号の上記帯域圧縮符号化を帯域圧縮符号化解除手段により解除するようにした
    料コンテンツ信号処理方法。
  6. 上記受信手段により受信される上記有料コンテンツ信号は放送されたものであり、
    ネットワークを介して送られてくる上記第1の暗号を解除するための情報を用いて、上記第1の暗号解除手段が上記第1の暗号を解除する
    請求項5に記載の有料コンテンツ信号処理方法。
  7. 上記記録手段により上記有料コンテンツ信号が上記記録媒体に記録された後に上記第1のコンデイシヨナルアクセスシステムからネットワークを介して送られてくる上記第1の暗号を解除するための情報を用いて、上記第1の暗号解除手段が上記第1の暗号を解除する
    請求項5に記載の有料コンテンツ信号処理方法。
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