JP4281945B2 - Work implement - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒状の操作桿の長さ方向に移動可能なグリップを有する作業具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
棒状の長尺な操作桿を有する作業具の一例として、梅の実やオリーブの実等の果実を収穫するための動力式加振果実落とし機が知られている。作業者は、長尺な前記操作桿を両手で上向きに支持して、該操作桿の先端部のフックを果樹の枝に引っ掛け、肩掛け又は背負いで保持した動力発生部からの動力で前記フックを振動させて、前記果実を前記枝から振り落とす。
【0003】
前記操作桿の基端部側には、前記作業者が握りやすいように、防振ゴム等の弾性体で形成された上下二つのグリップが、相互間に適当な間隔をおいて固着されている。
【0004】
ところで、前記操作桿は、枝の高さ位置等に応じて、使用時の上向き角度が変わるので、これに応じて重心の位置が変化する。そこで、前記作業者は、前記操作桿の上向き角度に応じて、両手の間隔を広げた状態や狭めた状態で前記操作桿を支持するのが通常である。
【0005】
このため、従来、前記操作桿の握り位置が変わっても、前記作業者が常に前記グリップを握って作業を行うことができるように、最低限必要な長さの2〜5倍程度にまで長く形成したグリップを、前記上側グリップとして使用していた(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献】
実公平2−5709号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の方法では、材料費等が嵩むほか、前記グリップを含む前記操作桿全体の重量が大きくなってしまうので、操作性も悪くなり、前記作業者の疲労も大きくなる等の問題がある。
【0008】
本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、材料費等が節約され、且つ、全体の重量の増大を抑止し得る、操作性の良い作業具を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る作業具は、操作者が握って所定の作業を行うための棒状の操作桿と、該操作桿への取付状態において該操作桿の長さ方向に移動可能な防振用のグリップと、を有する作業具であって、前記グリップは、前記操作者の握力で前記操作桿に圧接して移動不能に固定され得る弾性変形性を有するグリップ本体と、該グリップ本体への握力を解除した状態で前記操作桿の長さ方向に沿って動かされる前記操作者の手に接触する前記操作桿の長さ方向と交差する外方向への張り出し部と、を一体に備えたことを特徴としている(請求項1)。
【0011】
前記作業具において、前記操作者が、前記グリップ本体を握ると、その握力で、該グリップ本体が変形して、前記操作桿に圧接する。これにより、前記グリップ本体が、前記操作桿に移動不能に固定される。前記操作者が、前記グリップ本体への握力を解除すると、該グリップ本体の弾性で、前記グリップ本体が元の状態に復帰し、前記操作桿の長さ方向に移動可能となる。よって、前記操作者は、前記操作桿の握り位置の変更に応じて前記グリップの位置を移動させることで、常に該グリップを握って、前記操作桿の操作を行うことができる。本発明によれば、前記グリップ本体が、前記操作者の掌に対応する必要最小限の長さだけあれば足りるので、前記グリップを形成するための材料費が節約されるほか、前記グリップを含む作業具の軽量化にも貢献できる。
【0012】
また、本発明によれば、前記操作者は、前記操作桿上において前記グリップの位置を移動させるに当たって、前記グリップ本体への握力を解除した状態で、前記操作桿の長さ方向に沿って手を移動させれば良い。このようにすれば、前記グリップ本体と一体となっている前記張り出し部が、前記操作者の手に接触するので、前記グリップの位置変更操作を、容易且つ確実に行うことができる。
【0013】
さらに、前記張り出し部があることにより、前記操作者が、前記グリップから一旦手を離した後、再び該グリップを握る場合に、該グリップの位置を手探りでも知覚し易くなる。よって、前記操作桿を使用して行う所定の作業中に、いちいち手元を見る必要がなくなり、作業性も向上する。
【0014】
好適な実施の一形態として、前記張り出し部は、前記操作桿の長さ方向における前記グリップ本体の両端部に形成することができるほか、前記グリップ本体の一端部にのみ形成することもできる。
【0015】
例えば、前記操作桿を上向きにして使用する作業の場合には、前記操作者が、前記グリップ本体を握る手の握力を解除するだけで、前記グリップは、前記操作桿に沿って自重で下方へ変位する。このため、前記張り出し部は、必ずしも前記グリップ本体の両端部に配設する必要はなく、前記グリップを上方へ移動させる場合にのみ使用するように、前記グリップ部の一端部(上端部)にのみ配設しておくこともできる。
【0016】
本発明の他の実施の形態として、次のような構成の作業具とすることもできる。
【0018】
すなわち、操作者が握って所定の作業を行うための棒状の操作桿と、該操作桿への取付状態において該操作桿の長さ方向に移動可能な防振用のグリップと、を有する作業具であって、前記グリップは、前記操作桿を遊びを存して受け入れ得る大きさの操作桿挿通孔を有するとともに前記操作者の握力で前記操作桿に圧接する弾性変形性を有する筒状のグリップ本体と、前記操作桿の長さ方向における前記グリップ本体の少なくとも一端部に形成されたフランジ部と、を一体に備えている作業具である(請求項2)。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施の形態に係る作業具である動力式果実落とし機1の全体構成及び使用状態を示す斜視図である。該果実落とし機1は、例えば、梅の実やオリーブの実等の果実Mの加振収穫作業等に用いることができる。
【0021】
前記果実落とし機1は、果樹の高さに応じて伸縮調整自在な棒状の操作桿2を備えている。該操作桿2の先端部2aには、ギアボックス3を介して、果樹の枝Tに引っ掛けるためのフック4が、前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って直線往復動自在に連結されている。
【0022】
一方、前記操作桿2の基端部2bには、フレキシブルシャフト5を介して、小型空冷二サイクルガソリンエンジン又は電動モータ等の原動機6が、駆動上連結されている。該原動機6は、携帯しての作業に適するように、背負い式又は肩掛け保持式とされている。前記原動機6による回転駆動力は、前記フレキシブルシャフト5と、中空の前記操作桿2内に挿通された伝動軸2cと、を介して、前記ギアボックス3へと伝達される。該ギアボックス3内では、前記伝動軸2cの回転が小刻みな直線往復運動へと変換される。これにより、前記フック4が、前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って、小刻みに振動駆動される。
【0023】
前記操作桿2の前記基端部2b側には、防振のため、及び、前記操作桿2を握りやすくするため、ゴム等の弾性体で形成された上下二つの防振性グリップ7,8が配設されている。その内の下側グリップ8は、前記操作桿2に対して移動不能に固着されている。前記下側グリップ8の上方位置には、前記原動機6の出力制御部材として、スロットルレバー9が配設されている。一方、前記上側グリップ7の詳細な構成及び作用効果は後述する。
【0024】
前記果実落とし機1の操作者(作業者)Pは、前記上下二つのグリップ7,8をそれぞれの手で握って前記操作桿2を上向きに支持し、前記フック4を果樹の枝Tに引っ掛けて、前記スロットルレバー9を指で操作する。これにより、前記フック4が、前記操作桿2の長さ方向Xに沿って小刻みに振動駆動され、前記枝Tが適度に振動するので、生っている梅の実等の果実Mを、効率良く振り落として収穫することができる。
【0025】
ところで、前記操作桿2は、枝Tの高さ位置等に応じて、使用時の上向き角度が変わるので、これに応じて前記操作桿2の重心の位置が変化する。そこで、前記作業者Pは、前記操作桿2を常に安定的に支持し得るように、該操作桿2の上向き角度に応じて、両手の間隔を広げた状態や狭めた状態で使用するのが通常である。しかし、前記二つのグリップ7,8の双方が、前記操作桿2に対して予め所定の位置で固着されていると、前記作業者Pは、両手の間隔を変更した場合に、前記操作桿2の防振性グリップのない部分を直接握って作業を行わざるを得なくなってしまう。そこで、本実施の形態では、前記操作桿2を握る両手の間隔の変更にかかわらず、常に前記二つのグリップ7,8の双方を把持して作業を行うことができるようにしている。
【0026】
次に、図2乃至図4を参照して、本発明の好適な実施の形態に係る作業具を構成する前記上側グリップ7について、詳細に説明する。図2は、図1における前記上側グリップ7を水平状態で示した一部切欠側面図、図3は、図2のIII−III矢視断面図、図4は、前記上側グリップ7の他の実施の形態を示す一部切欠側面図である。
【0027】
図2に示すように、前記上側グリップ7は、前記操作桿2への取付状態において、該操作桿2の長さ方向X−Xに移動可能な防振用のグリップである。該グリップ7は、前記作業者Pが手で握るためのグリップ本体10を備えている。該グリップ本体10は、前記作業者Pの握力で前記操作桿2に圧接して移動不能に固定され得る弾性変形性を有している。
【0028】
具体的には、前記グリップ本体10は、前記作業者Pが把持するのに適する外周面11を有する筒状のものとされている。前記グリップ本体10は、円筒状の外周面12を有する前記操作桿2を、遊びCを存して受け入れ得る大きさの操作桿挿通孔13を有している。前記遊びCの大きさは、前記グリップ本体10を握った時に、前記操作桿2に対してより確実に圧接し得るように、前記グリップ本体10への握力を解除した時の前記操作桿2に沿っての移動が円滑に行える範囲の、ごく僅かな隙間とするのが望ましい。
【0029】
前記グリップ本体10の外径は、その外周面を前記作業者Pが握り易いように、適宜の大きさとすることができる。本実施の形態では、すべり止めとして、前記グリップ本体10の前記外周面11に、前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って延びる多数の凸条14が形成されている。また、前記グリップ本体10の長さは、前記作業者Pによる握り易さと、前記グリップ7,8を含む前記操作桿2全体の可及的軽量化と、を考慮して、例えば、15〜18cm等、あまり長すぎることのない適宜の長さとすることができる。
【0030】
前記グリップ本体10は、ゴム等の弾性材を用いて、圧縮成形法や射出成形法等、それ自体周知の適当な成形方法で形成することができる。中でも、特に、エチレン−プロピレンゴム等、耐摺動摩耗性及び耐候性が良好で比重の小さいゴムを用いて作製すると、屋外での長期使用に適するほか、軽量なため携帯作業性も良好となり、好適である。
【0031】
前記作業者Pが、前記グリップ本体10の前記外側面11を握ると、その握力で前記グリップ本体10が変形して、前記操作桿挿通孔13の内周面15が広い面積で前記操作桿2の前記外周面12に圧接するので、前記グリップ7は、軽く握るだけで前記操作桿2に対して移動不能に固定される。一方、前記作業者Pが、前記グリップ本体10に加えていた握力を解除すると、該グリップ本体10は、その弾性で元の形状に復帰し、前記操作桿2の前記外周面12と、前記操作桿挿通孔13の前記内周面15と、の間に、前記遊びCが戻る。これにより、前記グリップ本体10は、前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って位置変更可能となる。よって、前記作業者Pは、前記操作桿2の握り位置の変更に応じて前記グリップ7の位置を上下に移動させることで、常に前記二つのグリップ7,8の双方を握って前記操作桿2の操作を行うことができる。
【0032】
また、前記グリップ7は、前記グリップ本体10への握力を解除した状態で前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って動かされる前記作業者Pの手Hに接触する、前記操作桿2の長さ方向X−Xと交差する外方向への張り出し部16を備えている。本実施の形態では、該張り出し部16として、前記グリップ本体10の両端部10a,10bに、フランジ部16a,16bが形成されている。該フランジ部16a,16bは、図2の例では、前記グリップ本体10と同一の材料を用いて、該グリップ本体10と一体に成形されている。しかし、前記フランジ部16a,16bは、前記グリップ本体10とは別体に形成し、ねじや接着剤等の適宜の固定手段を用いて、前記グリップ本体10に対して事後的に一体に取り付けたものであってもよい。また、前記張り出し部16は、必ずしも前記グリップ本体10の全周囲に張り出したものでなくてもよく、該グリップ本体10の外周の一部のみから外方へ張り出しものであっても良い。
【0033】
前記作業者Pは、前記操作桿2上において前記グリップ7の位置を変更するに当たって、前記グリップ本体10への握力を解除した状態で、前記操作桿2の長さ方向X−Xに沿って手Hを移動させれば良い。このようにすれば、前記グリップ本体10と一体になっている前記フランジ部16a,16bが、前記作業者Pの手Hに接触するので、前記グリップ7の位置変更操作を容易且つ確実に行うことができる。
【0034】
例えば、前記グリップ7を、前記操作桿2の前記先端部2aへと位置変更操作する場合には、前記グリップ本体10への握力を解除して、その手Hを前記グリップ本体10に添わせたままで、前記操作桿2の前記先端部2a方向へと移動させる。この場合には手Hの人差し指又は親指が、前記先端部側フランジ部16aに当接することになるので、前記グリップ7を、前記操作桿2の前記先端部2a方向へと確実に摺動変位させることができる。
【0035】
逆に、前記グリップ7を、前記操作桿2の前記基端部2b側へと位置変更操作する場合には、前記グリップ本体10への握力を解除して、その手Hを前記グリップ本体10に添わせたままで、前記操作桿2の前記基端部2b方向へと移動させる。この場合には手Hの小指又は掌の端面が、前記基端部側フランジ部16bに当接するので、前記グリップ7を、前記操作桿2の前記基端部2b方向へと確実に摺動変位させることができる。
【0036】
さらに、本実施の形態では、前記フランジ部16a,16bを設けたことにより、前記作業者Pが、前記グリップ7から一端手Hを離した後、再び前記グリップ7を握る場合に、該グリップ7の位置を、目視によることなく手探りでも知覚し易くなる。よって、果実落とし作業中に、いちいち手元を見る必要がなくなり、作業性も向上する。
【0037】
なお、前記フランジ部16a,16bの張り出し量eは、前記グリップ本体10を握る前記作業者Pの邪魔になることがないように、前記作用を奏するのに必要な範囲の適宜の張り出し量とするのが望ましい。
【0038】
また、果実落とし機1は、図1に示したように、前記操作桿2を上向きにして使用するのが通常であるから、前記操作者Pが前記グリップ本体10への握力を解除するだけで、前記グリップ7は、前記操作桿2に沿って自重で下降することができる。このため、前記グリップ7は必ずしも前記グリップ本体10の上下両端部10a,10bの双方に前記フランジ部16a,16bを備えている必要はなく、図4に示すように、前記グリップ本体10の一端部、すなわち、前記グリップ本体10の前記上端部10aにのみ、前記フランジ部16aを備えたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る作業具である動力式果実落とし機の全体構成及び使用状態を示す斜視図である。
【図2】 図1における移動可能な防振用のグリップを水平状態で示した一部切欠側面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】 移動可能な防振用のグリップの他の実施の形態を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 作業具(動力式果実落とし機)
2 操作桿
7 移動可能な防振用のグリップ
10 グリップ本体
10a,10b グリップ本体の端部
16(16a,16b) 張り出し部(フランジ部)
C 遊び
H 手
P 操作者
X−X 操作桿の長さ方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to the implement having a grayed-liter flop movable in the length direction of the rod-shaped operating handle.
[0002]
[Prior art]
As an example of a work tool having a rod-like long operation rod, a power-driven vibration fruit dropping machine for harvesting fruits such as plum fruit and olive fruit is known. The operator supports the long operation rod upward with both hands, hooks the hook at the tip of the operation rod onto the branch of the fruit tree, and holds the hook with the power from the power generation unit held on the shoulder or on the back. Shake the fruit off the branch.
[0003]
On the base end side of the operating rod, two upper and lower grips formed of an elastic body such as an anti-vibration rubber are fixed at an appropriate interval between each other so that the operator can easily grip. .
[0004]
By the way, since the upward angle of the operating rod in use changes according to the height position of the branch, etc., the position of the center of gravity changes accordingly. Therefore, the operator usually supports the operating rod in a state where the distance between both hands is widened or narrowed according to the upward angle of the operating rod.
[0005]
For this reason, conventionally, even if the grip position of the operating rod is changed, the operator can always work while holding the grip so that it is 2 to 5 times the minimum required length. The formed grip was used as the upper grip (see, for example, Patent Document 1).
[0006]
[Patent Literature]
Japanese Utility Model Publication No. 2-5709 [0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method, the material cost and the like are increased, and the weight of the entire operation rod including the grip is increased, so that the operability is deteriorated and the fatigue of the operator is increased. is there.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, saves material costs and the like, and can suppress the increase in weight of the total, the present invention is to provide a work tool has good operability It is.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a work tool according to the present invention moves in the length direction of the operation rod in a state of being attached to the operation rod and a rod-shaped operation rod that is gripped by an operator to perform a predetermined work An anti-vibration grip, and the grip has an elastically deformable grip body that can be fixed so as to be immovable by being pressed against the operating rod by the grip force of the operator, An outward projecting portion that intersects the length direction of the operating rod that contacts the operator's hand that is moved along the length direction of the operating rod in a state in which the grip force to the grip body is released is integrated (Claim 1).
[0011]
Prior Symbol implement, the operator, when grips the grip body, in the grip, the grip body is deformed and pressed against the operating rod. Thereby, the grip body is fixed to the operating rod so as not to move. When the operator releases the gripping force on the grip body, the grip body returns to its original state by the elasticity of the grip body, and can move in the length direction of the operation rod. Therefore, the operator can always operate the operating rod by grasping the grip by moving the position of the grip according to the change of the grip position of the operating rod. According to the present invention, in addition to the grip body, Runode sufficient if only the minimum required length corresponding to the palm of the operator, the material cost for forming the grip can be saved, the grip It can also contribute to weight reduction of work tools including
[0012]
Further, according to the present invention, the operator, when moving the position of the front Kigu lip in the operating桿上, while releasing the grip to the grip body, along a longitudinal direction of the operating rod Move your hands. Thus, the projecting portion is integral with the grip body, because the contact with the hand of the operator, the position change operation of the front Kigu lip, can be performed easily and reliably.
[0013]
Further, the presence of the overhanging portion makes it easy to perceive the position of the grip even by groping when the operator once removes the hand from the grip and then grips the grip again. Therefore, it is not necessary to look at each hand during a predetermined work performed using the operation rod, and workability is improved.
[0014]
As a form of preferred embodiment, the overhang, addition can be formed at both ends of the grip body in the length direction of the operating rod, Ru can be formed only on one end portion of the grip body.
[0015]
For example, in the case of work using the operating rod facing upward, the operator simply releases the gripping force of the hand gripping the grip body, and the grip is lowered by its own weight along the operating rod. Displace. For this reason, it is not always necessary to dispose the projecting portion at both ends of the grip body, and only the one end portion (upper end portion) of the grip portion is used when the grip is moved upward. It can also be arranged.
[0016]
Another embodiment of the present invention may be a work tool configured as follows.
[0018]
That is, a work tool having a rod-shaped operation rod for an operator to hold and perform a predetermined work, and a vibration-proof grip that is movable in the length direction of the operation rod when attached to the operation rod. The grip has a cylindrical grip that has an operating rod insertion hole having a size that can accept the operating rod with play and is elastically deformable to press against the operating rod with the gripping force of the operator. A work tool that integrally includes a main body and a flange portion formed at least at one end of the grip main body in the length direction of the operation rod (claim 2 ).
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a preferred embodiment of the invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0020]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration and a use state of a power type fruit dropping machine 1 which is a working tool according to an embodiment of the present invention. The fruit dropping machine 1 can be used for, for example, a vibration harvesting operation of a fruit M such as a plum fruit or an olive fruit.
[0021]
The fruit dropping machine 1 is provided with a rod-
[0022]
On the other hand, a prime mover 6 such as a small air-cooled two-cycle gasoline engine or an electric motor is connected to the
[0023]
On the
[0024]
The operator (operator) P of the fruit dropping machine 1 holds the two upper and
[0025]
By the way, since the upward angle of the operating
[0026]
Next, with reference to FIG. 2 thru | or FIG. 4, the said
[0027]
As shown in FIG. 2, before Symbol
[0028]
Specifically, the
[0029]
The outer diameter of the
[0030]
The
[0031]
When the worker P grips the
[0032]
The
[0033]
The operator P is, in order to change the position of the
[0034]
For example, added before the
[0035]
Conversely, the
[0036]
Further, in this embodiment, the
[0037]
The overhanging amount e of the
[0038]
Further, as shown in FIG. 1, the fruit dropping machine 1 is usually used with the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration and a usage state of a power type fruit dropping machine which is a working tool according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially cutaway side view showing the movable anti-vibration grip in FIG. 1 in a horizontal state.
3 is a cross-sectional view taken along arrow III-III in FIG.
FIG. 4 is a partially cutaway side view showing another embodiment of a movable anti-vibration grip.
[Explanation of symbols]
1 Work implement (powered fruit remover)
2
C Play H Hand P Operator XX Length of operation rod
Claims (2)
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