JP4272455B2 - Throw-away rotary cutting tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工具本体と同軸回転するスローアウェイチップが着脱可能なスローアウェイ式回転切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
工具本体と同軸回転するスローアウェイチップが着脱可能なスローアウェイ式回転切削工具としては、従来、工具本体の側面に設けたねじ穴からねじを挿入し、スローアウェイチップ側面にねじを押し付けこれを固定するといった構成が一般に知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、図11に示すようなスローアウェイチップの裏側にねじ穴を設け、装着面裏側からねじ止めしてスローアウェイチップを工具本体に引き込む構成や、後述の特許文献2で開示されているようなホルダの弾性変形を利用してスローアウェイチップを固定する構成も知られている。
【0004】
【特許文献1】
特表平11−500967号公報
【特許文献2】
特表2002−501441号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1で開示されているような単に工具本体の側面からスローアウェイチップをねじ止めする構成では、スローアウェイチップが極めて簡便に交換できるという利点があるものの、スローアウェイチップと工具本体との中心軸を一致させることが難しく、高い加工精度が得られにくいという問題があった。
【0006】
また、図11で示したようなスローアウェイチップを工具本体に引き込む構成にすれば、スローアウェイチップと工具本体との中心軸を一致させることが可能となるが、スローアウェイチップを交換するたびホルダ毎刃物台から外さなければならず、作業性が著しく悪化するという難点がある。
【0007】
また、特許文献2で開示されているようなホルダの弾性変形を利用した構成では、良好な作業性を維持しつつスローアウェイチップと工具本体との中心軸を一致させることが比較的可能ではあるが、ホルダの弾性変形作用だけでスローアウェイチップを強固に固定する必要があるため、ホルダの特定部位に無理な力が繰り返し加わる。その結果、スローアウェイチップの交換を繰り返すうちにホルダの弾性力が弱まってしまい、スローアウェイチップが工具本体から脱落したり、破損したりするという問題が生ずる。よって、少ない使用回数で工具ホルダを新品に交換しなければならず、極めて不経済なこととなる。
【0008】
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、工具本体と同軸回転するスローアウェイチップが着脱可能なスローアウェイ式回転切削工具において、交換が容易で、繰り返し加工精度が高く長寿命なスローアウェイ式回転切削工具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1のスローアウェイ式回転切削工具は、工具ホルダの先端部にスローアウェイチップが着脱可能に装着されてなるスローアウェイ式回転切削工具であって、前記スローアウェイチップの後端部は、前記スローアウェイチップの外周から軸心に近づくにつれて後端側へ突出するテーパー面と、該テーパー面の突端部から前記工具ホルダ側に突出し固定手段を受け入れる切り欠きを有する棒状部と、前記スローアウェイチップの外周から前記棒状部にわたって前記テーパー面に隣接するとともに切削時に工具逆回転方向に面する係止面と、を備えており、前記工具ホルダの先端部は、前記工具ホルダの外周から軸心に近づくにつれて基端側へ窪んでいる凹テーパー面と、前記棒状部と嵌合すべく前記凹テーパー面の奥端部に形成された嵌合穴と、前記工具ホルダの外周から前記嵌合穴にわたって前記凹テーパー面に隣接するとともに切削時に工具回転方向に面する係止受け面と、前記工具ホルダの外周側から軸心に近づくにつれて前記工具ホルダの基端側に向かうように形成された貫通孔と、を備えており、前記スローアウェイチップの前記テーパー面を前記工具ホルダの前記凹テーパー面に当接させるとともに、前記スローアウェイチップの前記係止面を前記工具ホルダの前記係止受け面に当接させ、前記貫通孔から挿入した前記固定手段で前記切り欠きの先端面を押し付けることにより前記スローアウェイチップを前記工具ホルダに固定することを特徴としている。
【0010】
かかる構成によれば、スローアウェイチップとホルダがテーパー面同士で当接するので必然的に同軸となるため、高い加工精度が保証できるとともに、スローアウェイチップを交換しても同様の精度が得られるので、繰り返し加工精度に極めて優れた加工を行うことができる。また、スローアウェイチップの交換操作が容易で作業性にも優れ、且つホルダ劣化の少ない経済的なスローアウェイ式回転切削工具とすることができる。
【0011】
また、請求項2のスローアウェイ式回転切削工具は、前記貫通孔の中心軸と前記軸心とのなす角が前記テーパー面と前記軸心とのなす角よりも小さくなっていることを特徴としている。
【0012】
かかる構成によれば、スローアウェイチップ棒状部の切り欠きに加えられた力がテーパー面をよりホルダ側に引き込むように作用するので、特に穴加工した後で工具を加工物から引き離す際のスローアウェイチップの先端側へのずれを抑制することができる。
【0013】
また、請求項3のスローアウェイ式回転切削工具は、前記スローアウェイチップの棒状部の断面形状が多角形であることを特徴としている。
【0014】
かかる構成によれば、回転トルクを前記テーパー面上に設けられた係止面だけでなく、棒状部の側面部でも受けることができるので、回転方向に対するスローアウェイチップの拘束がより強固になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面により説明する。
【0016】
図1乃至図7は本発明のスローアウェイドリルとしての実施例を示すものであり、図1は本実施例によるスローアウェイドリルにおける分解側面図、図2は図1のスローアウェイチップを装着した状態の断面図、図3は図1の工具ホルダ後端側斜視図、図4は図1の工具ホルダ先端側斜視図、図5は図4のスローアウェイチップを装着した状態の工具ホルダ先端側斜視図、図6は本実施例によるホルダの先端視図、図7は本実施例によるスローアウェイチップの後端視図である。
【0017】
ここで、本実施例によるスローアウェイドリルは、ホルダ1の先端部に着脱可能なスローアウェイチップ2が装着され、前記スローアウェイチップ2を被削材に対し工具ホルダ1と同軸である軸心3周りに相対回転させて切削するような構成となっている。図1に示すように、前記スローアウェイチップ2の後端部は、前記軸心3に近づくにつれて後端側へ突出するテーパー面4からなるとともに切削時に工具逆回転方向に面する係止面5を前記テーパー面4上から突出するように形成し、且つ前記テーパー面4突端部から前記工具ホルダ1側に突出し固定手段6を受け入れる切り欠き7を有する棒状部8を備えている。また前記工具ホルダ1の先端部は、前記テーパー面4と当接すべく軸心3に近づくにつれて基端側へ窪んでいる凹テーパー面9からなるとともに前記係止面5と当接すべく切削時に工具回転方向に面する係止受け面10を前記凹テーパー面9上から突出するように形成し、且つ前記棒状部8と嵌合すべく前記凹テーパー面9奥端部に嵌合穴11を備えており、さらに前記切り欠き7に前記固定手段6の先端部を当接させるべく軸心3に対して斜めに且つ前記工具ホルダ1先端側から基端側へ向かうに従い軸心3に近づくように前記固定手段6の挿入孔(貫通孔)12が設けられた構成となっている。
【0018】
上記のような構成により、円錐状のテーパー面に沿ってスローアウェイチップ2がホルダ1に装着されるので、前記スローアウェイチップ2と工具ホルダ1とがテーパー面同士で当接するので必然的に同軸となるため、中心ズレのない高い加工精度が得られる。
【0019】
また、スローアウェイチップ2の交換は、前記ホルダ1先端近傍にある前記挿入孔12に取り付けられた固定手段6を操作するだけで可能であるので、操作が容易な上、作業効率も良い。
【0020】
さらに、スローアウェイチップ2は固定手段6で切り欠き7の先端面を押し付けることにより前記ホルダ1に固定される構成となっており、前記スローアウェイチップ2の前記ホルダ1への取付に関して当接面を摺動させることはない。したがって、スローアウェイチップ2の着脱を繰り返しても前記ホルダ1側に変化が生じてクランプされる力が低下するようなことはないので、同一ホルダが長期間使用でき経済的である。
【0021】
また、前記切り欠き7には前記固定手段6の先端部を当接させるべく底面13が備えられており、該底面13に直行するとともに軸心3に対して斜めに且つ前記工具ホルダ1先端側から基端側へ向かうに従い軸心3に近づくように前記固定手段6の挿入孔12が設けられている。ここで、挿入孔12の中心軸14と前記軸心3とのなす角αは、前記テーパー面4と前記軸心3とのなす角βより小さいことが望ましい。このような状態では、前記切り欠き7の底面13に加えられた力が前記テーパー面4をホルダ1側の前記凹テーパー面9に引き込むように作用するので、特に加工後に工具を加工物から抜く際に、前記スローアウェイチップ2と加工内壁面との摩擦により前記スローアウェイチップ2が前記ホルダ1の先端側へずれるのを防ぐことができる。その結果、加工内壁面の損傷を抑制できるとともに繰り返し加工精度の高い加工を行うことができる。
【0022】
また、図8及び図9には本発明の他の実施例として、スローアウェイチップ後端側の棒状部8の断面形状を多角形としたタイプのスローアウェイチップ2の後端視図を示している。このように棒状部8の断面を多角形とすることによって、切削の回転トルクを前記テーパー面4に形成した係止面5だけでなく、棒状部8の側面でも受けることができるので、回転方向に対する拘束を特に強めた状態でスローアウェイチップ2をホルダ1に固定することができる。また、スローアウェイチップ2とホルダ1の係合部の形状や大きさの自由度が増してくるので、同じ刃先形状で異なる特性のホルダにするなど、加工条件に応じた最適の工具をバラエティに富んだ状態で提供することができる。
【0023】
また本発明は、前記スローアウェイチップ2の切刃形状を変更することにより、穴加工に用いられる様々なスローアウェイ式回転切削工具へ応用が可能であり、図10ではリーマ工具としての実施例を示している。
【0024】
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の目的を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】
以上記述したとおり、請求項1のスローアウェイ式回転切削工具は、工具ホルダの先端部にスローアウェイチップが着脱可能に装着されてなるスローアウェイ式回転切削工具であって、前記スローアウェイチップの後端部は、軸心に近づくにつれて後端側へ突出するテーパー面からなるとともに切削時に工具逆回転方向に面する係止面を前記テーパー面上から突出するように形成し、且つ前記テーパー面突端部から前記工具ホルダ側に突出し固定手段を受け入れる切り欠きを有する棒状部を備えており、前記工具ホルダの先端部は、前記テーパー面と当接すべく軸心に近づくにつれて基端側へ窪んでいる凹テーパー面からなるとともに前記係止面と当接すべく切削時に工具回転方向に面する係止受け面を前記凹テーパー面上から突出するように形成し、且つ前記棒状部と嵌合すべく前記凹テーパー面奥端部に嵌合穴を備えており、さらに前記切り欠きに前記固定手段の先端部を当接させるべく軸心に対して斜めに且つ前記工具ホルダ先端側から基端側へ向かうに従い軸心に近づくように前記固定手段の挿入孔が設けられていることにより、スローアウェイチップとホルダがテーパー面同士で当接するので必然的に同軸となるため、高精度の回転切削加工ができる。また、スローアウェイチップの交換が容易で作業性にも優れ、且つホルダ劣化の少ない経済的なスローアウェイ式回転切削工具とすることができる。
【0026】
また、請求項2のスローアウェイ式回転切削工具は、前記挿入孔の中心軸と前記軸心とのなす角が前記テーパー面と前記軸心とのなす角よりも小さくなっているので、特に加工後に工具を加工物から引き離す際にスローアウェイチップのホルダ先端側へのずれを抑制することが出来る。
【0027】
また、請求項3のスローアウェイ式回転切削工具は、スローアウェイチップ棒状部の断面形状が多角形であるので、切削の回転トルクを前記棒状部でも受けることができ、回転方向に対するスローアウェイチップの拘束をより強くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるスローアウェイ式回転切削工具における分解側面図である。
【図2】図1のスローアウェイチップを装着した状態の断面図である。
【図3】図1の工具ホルダ後端側斜視図である。
【図4】図1の工具ホルダ先端側斜視図である。
【図5】図4のスローアウェイチップを装着した状態の工具ホルダ先端側斜視図である。
【図6】本実施例によるホルダの先端視図である。
【図7】本実施例によるスローアウェイチップの後端視図である。
【図8】本発明の他の実施例によるスローアウェイチップの後端視図である。
【図9】本発明の他の実施例によるスローアウェイチップの後端視図である。
【図10】本発明の他の実施例によるスローアウェイ式回転切削工具の側面図である。
【図11】従来のスローアウェイ式回転切削工具の側面図である。
【符号の説明】
1:ホルダ
2:スローアウェイチップ
3:軸心
4:テーパー面
5:係止面
6:固定手段
7:切り欠き
8:棒状部
9:凹テーパー面
10:係止受け面
11:嵌合穴
12:挿入孔
13:底面
14:挿入孔の中心軸
α:挿入孔の中心軸と軸心とのなす角
β:テーパー面と軸心とのなす角[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a throw-away rotary cutting tool in which a throw-away tip that rotates coaxially with a tool body is detachable.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a throw-away rotary cutting tool that can attach and detach a throw-away tip that rotates coaxially with the tool body, conventionally, a screw is inserted from a screw hole provided on the side of the tool body, and the screw is pressed against the side of the throw-away tip and fixed. Such a configuration is generally known (for example, see Patent Document 1).
[0003]
Further, a screw hole is provided on the back side of the throw-away tip as shown in FIG. 11, and the throw-away tip is pulled into the tool body by screwing from the back side of the mounting surface, as disclosed in
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 11-500967 [Patent Document 2]
Japanese translation of PCT publication No. 2002-501441
[Problems to be solved by the invention]
However, the configuration in which the throwaway tip is simply screwed from the side of the tool body as disclosed in
[0006]
Further, if the throw-away tip as shown in FIG. 11 is pulled into the tool body, the central axes of the throw-away tip and the tool body can be made to coincide with each other. Each turret must be removed from the tool post, and there is a problem that workability is significantly deteriorated.
[0007]
Further, in the configuration using the elastic deformation of the holder as disclosed in
[0008]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems of the prior art, and in a throw-away rotary cutting tool in which a throw-away tip that rotates coaxially with a tool body is detachable, replacement is easy and iterative processing is performed. An object of the present invention is to provide a throwaway rotary cutting tool with high accuracy and long life.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the throw-away rotary cutting tool according to
[0010]
According to such a configuration, since the throwaway tip and the holder are in contact with each other at the tapered surfaces, it is inevitably coaxial, so that high processing accuracy can be guaranteed and the same accuracy can be obtained even if the throwaway tip is replaced. Therefore, it is possible to perform extremely excellent processing with repeated processing accuracy. In addition, the throw-away tip can be easily replaced, the workability is excellent, and an economical throw-away rotary cutting tool with little holder deterioration can be obtained.
[0011]
The throw-away rotary cutting tool according to
[0012]
According to such a configuration, the force applied to the notch of the throw-away tip rod-shaped portion acts to draw the tapered surface closer to the holder side, so that the throw-away when the tool is pulled away from the workpiece, particularly after drilling. Deviation to the tip side of the chip can be suppressed.
[0013]
The throwaway rotary cutting tool of claim 3 is characterized in that the cross-sectional shape of the rod-shaped portion of the throwaway tip is a polygon.
[0014]
According to such a configuration, the rotational torque can be received not only on the locking surface provided on the tapered surface but also on the side surface portion of the rod-like portion, so that the restraint of the throw-away tip with respect to the rotation direction becomes stronger.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0016]
1 to 7 show an embodiment of the throw-away drill according to the present invention, FIG. 1 is an exploded side view of the throw-away drill according to the present embodiment, and FIG. 2 is a state in which the throw-away tip of FIG. 3 is a perspective view of the rear end side of the tool holder of FIG. 1, FIG. 4 is a perspective view of the front side of the tool holder of FIG. 1, and FIG. 5 is a front perspective view of the tool holder with the throwaway tip of FIG. FIG. 6 is a front end view of the holder according to this embodiment, and FIG. 7 is a rear end view of the throw-away tip according to this embodiment.
[0017]
Here, in the throw-away drill according to the present embodiment, a detachable throw-
[0018]
With the above-described configuration, the throw-
[0019]
Further, since the throw-
[0020]
Further, the throw-
[0021]
Further, the
[0022]
8 and 9 show rear end views of the throw-
[0023]
Further, the present invention can be applied to various throw-away rotary cutting tools used for drilling by changing the cutting edge shape of the throw-
[0024]
As mentioned above, although embodiment of this invention was illustrated, this invention is not limited to the said embodiment, It cannot be overemphasized that it can be made arbitrary, unless it deviates from the objective of invention.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the throw-away rotary cutting tool according to
[0026]
Further, in the throw-away rotary cutting tool according to
[0027]
Further, in the throw-away rotary cutting tool according to claim 3, since the cross-sectional shape of the throw-away tip rod-shaped portion is a polygon, the rotational torque of cutting can be received also by the rod-shaped portion, and the throw-away tip of the throw-away tip with respect to the rotation direction can be received. The restraint can be made stronger.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded side view of a throw-away rotary cutting tool according to the present embodiment.
2 is a cross-sectional view showing a state in which the throw-away tip of FIG. 1 is mounted.
FIG. 3 is a perspective view of the rear end side of the tool holder in FIG. 1;
4 is a perspective view of the tip end side of the tool holder in FIG. 1. FIG.
5 is a perspective view of the tip end side of the tool holder with the throw-away tip of FIG. 4 attached. FIG.
FIG. 6 is a front view of the holder according to the present embodiment.
FIG. 7 is a rear end view of the throw-away tip according to the present embodiment.
FIG. 8 is a rear end view of the throw-away tip according to another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a rear end view of the throw-away tip according to another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a side view of a throw-away rotary cutting tool according to another embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a side view of a conventional throw-away rotary cutting tool.
[Explanation of symbols]
1: Holder 2: Throw-away tip 3: Axis 4: Tapered surface 5: Locking surface 6: Fixing means 7: Notch 8: Bar-shaped portion 9: Concave taper surface 10: Locking receiving surface 11: Fitting hole 12 : Insertion hole 13: Bottom surface 14: Center axis α of the insertion hole α: Angle formed by the central axis of the insertion hole and the axial center β: Angle formed by the tapered surface and the axial center
Claims (3)
前記スローアウェイチップの後端部は、前記スローアウェイチップの外周から軸心に近づくにつれて後端側へ突出するテーパー面と、該テーパー面の突端部から前記工具ホルダ側に突出し固定手段を受け入れる切り欠きを有する棒状部と、前記スローアウェイチップの外周から前記棒状部にわたって前記テーパー面に隣接するとともに切削時に工具逆回転方向に面する係止面と、を備えており、
前記工具ホルダの先端部は、前記工具ホルダの外周から軸心に近づくにつれて基端側へ窪んでいる凹テーパー面と、前記棒状部と嵌合すべく前記凹テーパー面の奥端部に形成された嵌合穴と、前記工具ホルダの外周から前記嵌合穴にわたって前記凹テーパー面に隣接するとともに切削時に工具回転方向に面する係止受け面と、前記工具ホルダの外周側から軸心に近づくにつれて前記工具ホルダの基端側に向かうように形成された貫通孔と、を備えており、
前記スローアウェイチップの前記テーパー面を前記工具ホルダの前記凹テーパー面に当接させるとともに、前記スローアウェイチップの前記係止面を前記工具ホルダの前記係止受け面に当接させ、前記貫通孔から挿入した前記固定手段で前記切り欠きの先端面を押し付けることにより前記スローアウェイチップを前記工具ホルダに固定する
ことを特徴とするスローアウェイ式回転切削工具。In the throw-away rotary cutting tool in which the throw-away tip is detachably attached to the tip of the tool holder,
Cut the rear end of the throw-away tip, to accept a tapered surface which projects toward the rear end closer to the axis from the outer periphery of the cutting insert, the projecting fastening means to the tool holder side from the projecting end of the tapered surface A rod-shaped portion having a notch, and a locking surface that is adjacent to the tapered surface across the rod-shaped portion from the outer periphery of the throw-away tip and faces the tool reverse rotation direction at the time of cutting ,
The tip portion of the tool holder, and a concave tapered surface is recessed from the outer periphery of the tool holder toward the proximal end side closer to the axis, are formed on the inner end portion of the concave tapered surface so as to mate with said rod portion A fitting receiving hole, an engagement receiving surface that is adjacent to the concave tapered surface from the outer periphery of the tool holder to the fitting hole and faces the tool rotating direction during cutting, and approaches the axial center from the outer peripheral side of the tool holder. And a through-hole formed so as to go toward the base end side of the tool holder ,
The tapered surface of the throwaway tip is brought into contact with the concave tapered surface of the tool holder, and the locking surface of the throwaway tip is brought into contact with the locking receiving surface of the tool holder, and the through hole The throw-away rotary cutting tool, wherein the throw-away tip is fixed to the tool holder by pressing the front end surface of the notch with the fixing means inserted from above .
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