JP4271601B2 - マフラ−及びマフラ−の消音方法 - Google Patents

マフラ−及びマフラ−の消音方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4271601B2
JP4271601B2 JP2004060712A JP2004060712A JP4271601B2 JP 4271601 B2 JP4271601 B2 JP 4271601B2 JP 2004060712 A JP2004060712 A JP 2004060712A JP 2004060712 A JP2004060712 A JP 2004060712A JP 4271601 B2 JP4271601 B2 JP 4271601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
muffler
exhaust gas
exhaust pipe
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004060712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005248842A (ja
Inventor
藤 秀 隆 伊
Original Assignee
有限会社アイ スリ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アイ スリ− filed Critical 有限会社アイ スリ−
Priority to JP2004060712A priority Critical patent/JP4271601B2/ja
Publication of JP2005248842A publication Critical patent/JP2005248842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4271601B2 publication Critical patent/JP4271601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、マフラ−及びマフラ−の消音方法に関する。
マフラ−においては、管路の中途に膨張室を設け、排気ガスが持っているエネルギ−を低減させて騒音の低下化を図っている(例えば、特許文献1参照、特許文献1の図1で言えば、第1拡張室15、第2拡張室16)。
特開平9−60516号公報(図1)
排気ガスは、一般に触媒を介してマフラ−へ流入されるため、マフラ−へ流入される排気ガス中には、二酸化炭素、水等が含まれている。その結果、排気ガス中の水がマフラ−内の膨張室で拡散し、マフラ−内の膨張室には、水が溜り易く、溜った水はマフラ−の外へ排出されにくく、マフラ−の腐食を早めてしまうという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を考慮してなされたものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載のマフラ−は、一方の側に位置する一方のマフラ−本体と、この一方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する一方の排気ガス導入管と、前記一方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記一方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記一方のマフラ−本体の外へ突出した一方の排気管と、前記一方のマフラ−本体内に設けられ、前記一方の排気管を前記一方のマフラ−本体内で支持する一方の第1、第2の支持部材と、前記一方のマフラ−本体は前記一方の第1の支持部材により一方の第1の室と一方の第2の室に仕切られ、前記一方の第2の室は、前記一方の第2の支持部材により一方の第2’の室と一方の第2”の室に仕切られ、前記一方の排気管の開口の一端は前記一方の第1の室に、前記一方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、前記一方の第2’の室は、前記一方のマフラ−本体内の前記一方の第1の支持部材と前記一方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、前記一方のマフラ−本体内を蛇行する前記一方の排気管は、少なくとも、前記一方の第2’の室、前記一方の第2”の室、前記一方の第1の室に位置し、前記一方の第2’の室内に位置する前記一方の排気管には、複数の開口部があり、前記複数の開口部を覆うように設けられた一方の吸音材と、他方の側に位置する他方のマフラ−本体と、この他方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する他方の排気ガス導入管と、前記他方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記他方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記他方のマフラ−本体の外へ突出した他方の排気管と、前記他方のマフラ−本体内に設けられ、前記他方の排気管を前記他方のマフラ−本体内で支持する他方の第1、第2の支持部材と、前記他方のマフラ−本体は前記他方の第1の支持部材により他方の第1の室と他方の第2の室に仕切られ、前記他方の第2の室は、前記他方の第2の支持部材により他方の第2’の室と他方の第2”の室に仕切られ、前記他方の排気管の開口の一端は前記他方の第1の室に、前記他方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、前記他方の第2’の室は、前記他方のマフラ−本体内の前記他方の第1の支持部材と前記他方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、前記他方のマフラ−本体内を蛇行する前記他方の排気管は、少なくとも、前記他方の第2’の室、前記他方の第2”の室、前記他方の第1の室に位置し、前記他方の第2’の室内に位置する前記他方の排気管には、複数の開口部があり、前記複数の開口部を覆うように設けられた他方の吸音材と、前記一方の第1の室と前記他方の第1の室とを連通する通路とを具備し、前記一方の排気ガス導入管と前記他方の排気ガス導入管は、排気ガス導入管の中途より分岐し、前記通路を介して、前記一方の第1の室からの排気ガスと前記他方の第1の室からの排気ガスとが衝突するものである。
また、請求項2記載のマフラ−は、請求項1記載のマフラ−において、排気ガスを第1の排気管の開口の一端と通路の一端へ導く第1のガイドと、
他方の第1の室内に設けられ、第2の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に 、排気ガスを第2の排気管の開口の一端と通路の他端へ導く第2のガイドとを具備し、
前記第1のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記一方の排気管の開口の一端と前記通路の一端に、
前記第2のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記他方の排気管の開口の一端と前記通路の他端に、それぞれ導かれるものである。
また、請求項3記載のマフラ−の消音方法は、一方の側に位置する一方のマフラ−本体と、この一方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する一方の排気ガス導入管と、前記一方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記一方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記一方のマフラ−本体の外へ突出した一方の排気管と、前記一方のマフラ−本体内に設けられ、前記一方の排気管を前記一方のマフラ−本体内で支持する一方の第1、第2の支持部材と、前記一方のマフラ−本体は前記一方の第1の支持部材により一方の第1の室と一方の第2の室に仕切られ、前記一方の第2の室は、前記一方の第2の支持部材により一方の第2’の室と一方の第2”の室に仕切られ、前記一方の排気管の開口の一端は前記一方の第1の室に、前記一方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、前記一方の第2’の室は、前記一方のマフラ−本体内の前記一方の第1の支持部材と前記一方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、前記一方のマフラ−本体内を蛇行する前記一方の排気管は、少なくとも、前記一方の第2’の室、前記一方の第2”の室、前記一方の第1の室に位置し、前記一方の第2’の室内に位置する前記一方の排気管には、複数の開口部があり、前記複数の開口部を覆うように設けられた一方の吸音材と、他方の側に位置する他方のマフラ−本体と、この他方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する他方の排気ガス導入管と、前記他方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記他方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記他方のマフラ−本体の外へ突出した他方の排気管と、前記他方のマフラ−本体内に設けられ、前記他方の排気管を前記他方のマフラ−本体内で支持する他方の第1、第2の支持部材と、前記他方のマフラ−本体は前記他方の第1の支持部材により他方の第1の室と他方の第2の室に仕切られ、前記他方の第2の室は、前記他方の第2の支持部材により他方の第2’の室と他方の第2”の室に仕切られ、前記他方の排気管の開口の一端は前記他方の第1の室に、前記他方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、前記他方の第2’の室は、前記他方のマフラ−本体内の前記他方の第1の支持部材と前記他方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、前記他方のマフラ−本体内を蛇行する前記他方の排気管は、少なくとも、前記他方の第2’の室、前記他方の第2”の室、前記他方の第1の室に位置し、前記他方の第2’の室内に位置する前記他方の排気管には、複数の開口部があり、前記複数の開口部を覆うように設けられた他方の吸音材と、前記一方の第1の室と前記他方の第1の室とを連通する通路とを具備し、前記一方の排気ガス導入管と前記他方の排気ガス導入管は、排気ガス導入管の中途より分岐し、前記通路を介して、前記一方の第1の室からの排気ガスと前記他方の第1の室からの排気ガスとを衝突させるものである。
また、請求項4記載のマフラ−の消音方法は、請求項記載のマフラ−の消音方法において、 一方の第1の室内に設けられ、第1の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第1の排気管の開口の一端と通路の一端へ導く第1のガイドと、 他方の第1の室内に設けられ、第2の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第2の排気管の開口の一端と通路の他端へ導く第2のガイドとを具備し、前記第1のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記一方の排気管の開口の一端と前記通路の一端に、
前記第2のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記他方の排気管の開口の一端と前記通路の他端に、それぞれ導かれるものである。
請求項1記載のマフラ−によれば、第2”の室、第1の室に位置する排気管は、閉じているため、排気管より第2”の室、第1の室へ排気ガスが漏れることがなく、排気管内に排気ガス中の水がたまりにくく、排気ガス中の水によるマフラ−の腐食を防止することができる。
請求項記載のマフラ−の消音方法によれば、一方の第1の室と他方の第1の室とを連通する通路を備えているため、連通する通路を介して、排気ガスが衝突し(干渉し)、消音効果を得ることができると共に、連通する通路に排気ガスをためることができ、トルクの増大を図ることができる。
本発明の一実施例のマフラ−を図面を参照して説明する。
図1乃至図3において、Mは、エンジンから吐き出される排気ガスの騒音を低減して大気中に放出するマフラ−で、マフラ−Mは、一対のマフラ−本体1、1’を有している。1は一方の側に位置する一方のマフラ−本体で、1’は他方の側に位置する他方のマフラ−本体で、一方のマフラ−本体1と他方のマフラ−本体1’は左右対称に設けられている。2は一方のマフラ−本体1内に排気ガスを導入する一方の排気ガス導入管で、2’は他方のマフラ−本体1内に排気ガスを導入する他方の排気ガス導入管で、一方の排気ガス導入管2と他方の排気ガス導入管2’は、排気ガス導入管Pの中途より分岐している。
3は一方の排気管で、一方の排気管3は、一方のマフラ−本体1内に導入された排気ガスを外気へ導くように、一方のマフラ−本体1内を蛇行すると共に、一方のマフラ−本体1の外へ突出する構成となっている。
また、4、5は一方の第1、第2の支持部材で、一方の第1、第2の支持部材4、5は、一方のマフラ−本体1内に一方のマフラ−本体1内を横断するように設けられ、一方の排気管3を一方のマフラ−本体1内で支持するようになっている。
一方の排気管3の排気流れは、上流から下流に向かって、符号A、B、C、D、E、F、G、H、Iの順となっている。
そして、一方のマフラ−本体1は一方の第1の支持部材4により一方の第1の室Xと一方の第2の室Yに仕切られ、一方の第2の室Yは、一方の第2の支持部材5により一方の第2’の室Y1 と一方の第2”の室Y2 に仕切られ、一方の排気管3の開口の一端Aは一方の第1の室Xに、一方の排気管3の開口の他端Iは外気にそれぞれ臨むようになっている。
6はガイドで、ガイド6は排気ガス導入管2の開口の一端に対向すると共に、排気ガス導入管2からの排気ガスを排気管3の開口の一端Aへ導くように第1の支持部材4に設けられている。なお、一方の第1の室Xにおいて、排気ガス導入管2の開口の一端と排気管3の開口の一端Aとは対向しない構成となっているため、ガイド6がなければ、排気ガス導入管2の排気ガスがマフラ−本体1の内壁に直接当たり、マフラ−本体1の内壁が劣化すると共に、排気ガス導入管2の排気ガスを排気管3にスム−ズに導くことができない。しかしながら、本実施例では、排気ガス導入管2の開口の一端と排気管3の開口の一端Aとが対向しない構造にあって、排気ガス導入管2の一端に対向すると共に、排気ガスを排気管3の開口の一端Aへ導くガイド6が設けられているため、排気ガス導入管2の排気ガスがマフラ−本体1の内壁に直接当たるのを防ぎ、マフラ−本体1の内壁の劣化を防いで、排気ガス導入管2の排気ガスを排気管3にスム−ズに導くことができるようになっている。
また、一方の第2’の室Y1 は、一方のマフラ−本体1内の一方の第1の支持部材4と一方の第2の支持部材5との間に設けられた室である。
なお、一方のマフラ−本体1内を蛇行する一方の排気管3は、少なくとも、一方の第2’の室Y1 、一方の第2”の室Y2 、一方の第1の室Xに位置するようになっている。 また、一方の第2’の室Y2 内に位置する一方の排気管3には、複数の開口部31が設けられている。7は一方の吸音材で、一方の吸音材7は、耐熱性を有し、複数の開口部31を覆うように一方の第2’の室Y2 内に設けられている。一方の吸音材7は、例えば、一方の排気管3の周囲にステンレスウ−ル71が、このステンレスウ−ル71の外に耐熱性のグラスウ−ル72が位置するようになっている。一方の排気管3のC、F、HからIの部分には、開口部31は設けられておらず、また、一方の排気管3のHからIの部分は、外気に向かって一方の排気管3の通路が漸次拡大するようになっている。
3’は他方の排気管で、他方の排気管3’は、一方の排気管3と同様に、他方のマフラ−本体1’内に導入された排気ガスを外気へ導くように、他方のマフラ−本体1’内を蛇行すると共に、他方のマフラ−本体1’の外へ突出する構成となっている。
また、4’、5’は他方の第1、第2の支持部材で、他方の第1、第2の支持部材4’、5’は、他方のマフラ−本体1’内に他方のマフラ−本体1’内を横断するように設けられ、他方の排気管3’を他方のマフラ−本体1’内で支持するようになっている。
他方の排気管3’の排気流れは、上流から下流に向かって、符号A’、B’、C’、D’、E’、F’、G’、H’、I’の順となっている。
そして、他方のマフラ−本体1’は他方の第1の支持部材4’により他方の第1の室X’と他方の第2の室Y’に仕切られ、他方の第2の室Y’は、他方の第2の支持部材5’により他方の第2’の室Y’1 と他方の第2”の室Y’2 に仕切られ、他方の排気管3’の開口の一端A’は他方の第1の室X’に、他方の排気管3’の開口の他端I’は外気にそれぞれ臨むようになっている。
6’はガイドで、ガイド6’は排気ガス導入管2’の開口の一端に対向すると共に、排気ガス導入管2’からの排気ガスを排気管3’の開口の一端A’へ導くように他方の第1の支持部材4’に設けられている。
他方の第2’の室Y’1 は、他方のマフラ−本体1’内の他方の第1の支持部材4’と他方の第2の支持部材5’との間に設けられた室である。
なお、他方のマフラ−本体1’内を蛇行する他方の排気管3’は、少なくとも、他方の第2’の室Y’1 、一方の第2”の室Y’2 、他方の第1の室X’に位置するようになっている。
また、他方の第2’の室Y’2 内に位置する他方の排気管3’には、複数の開口部31’が設けられている。7’は他方の吸音材で、他方の吸音材7’は、耐熱性を有し、複数の開口部31を覆うように一方の第2’の室Y2 内に設けられている。他方の吸音材7’は、例えば、他方の排気管3の周囲にステンレスウ−ル(図示せず)が、このステンレスウ−ル(図示せず)の外に耐熱性のグラスウ−ル(図示せず)が位置するようになっている。
他方の排気管3’のC’、F’、H’からI’の部分には、開口部31’は設けられておらず、他方の排気管3’のH’からI’の部分は、外気に向かって他方の排気管3’の通路が漸次拡大するようになっている。
なお、一方のマフラ−本体1と他方のマフラ−本体1’とは、排気ガス導入管Pの中途より分岐した一方の排気ガス導入管2と他方の排気ガス導入管2’、通路8で接続されている。通路8は、一方の第1の室Xと他方の第1の室X’とを連通するものである。
従って、排気ガス導入管Pの中途より分岐した一方の排気ガス導入管2と他方の排気ガス導入管2’より、一方のマフラ−本体1内の一方の第1の室Xと他方のマフラ−本体1’内の他方の第1の室X’に排気ガスが導かれ、一方の第1の室X、他方の第1の室X’は膨張室となっているため、排気ガスが持っているエネルギ−が低減して騒音の低下が図れる。
また、一方の第1の室Xと他方の第1の室X’とを連通する通路8を介して、排気ガスが衝突し(干渉し)、消音効果を得ることができると共に、連通する通路8に排気ガスをためることができ、トルクの増大を図ることができる。
また、一方の第1の室Xに流入した排気ガス(他方の第1の室X’に流入した排気ガスの流れについては、一方の第1の室Xに流入した排気ガスと作用効果が同様であるため、その説明を省略する。)はガイド6に当たり、当たった排気ガスの一部は開口の一端Aから排気管3内に導かれる。排気管3内に導かれた排気ガスは、開口部31から音波のエネルギ−は一方の吸音材7に吸収されながら、一方の排気管3のA、B、C、D、E、F、G、H、Iの順に進んでいく。
そして、一方の排気管3の第2”の室Y2 、第1の室Xに位置する排気管3(C、F、H)は、開口部31を有せず閉じているため、排気管3より第2”の室Y2 、第1の室Xへ排気ガスが漏れることがなく、排気管3内に排気ガス中の水がたまりにくく、排気ガス中の水によるマフラ−の腐食を防止することができる。
なお、図4及び図5に示すように、一方の排気管3内の部位Fと一方の第1の室Xとを連通する通路S、他方の排気管3’内の部位F’と他方の第1の室X’とを連通する通路S’、をそれぞれ設け、ベンチュリ効果を利用して、一方の第1の室X、他方の第1の室X’内の水分を一方の排気管3、他方の排気管3’にそれぞれ導くようにしても良い。
また、上述した実施例においては、一方のマフラ−本体1と他方のマフラ−本体1’を左右対称に設けたマフラ−Mについて説明したが、本発明にあっては、これに限らず、マフラ−本体は単体でも良く、また、マフラ−本体が単体の場合、排気ガス導入管の開口の一端と排気管の開口の一端とが対向しないものでも良い。
下記に説明するマフラ−Mは、マフラ−本体が単体の場合であって、排気ガス導入管の開口の一端と排気管の開口の一端とが対向するものである。
図6及び図7において、Mは、エンジンから吐き出される排気ガスの騒音を低減して大気中に放出するマフラ−で、マフラ−Mは、単体のマフラ−本体1を有している。
2はマフラ−本体1内に排気ガスを導入する排気ガス導入管で、排気ガス導入管2の開口の一端Aと排気管3の開口の一端とが対向するようになっている。
この排気管3は、マフラ−本体1内に導入された排気ガスを外気へ導くように、マフラ−本体1内を蛇行すると共に、マフラ−本体1の外へ突出する構成となっている。
また、4、5は第1、第2の支持部材で、第1、第2の支持部材4、5は、マフラ−本体1内にマフラ−本体1内を横断するように設けられ、排気管3をマフラ−本体1内で支持するようになっている。
排気管3の排気流れは、上流から下流に向かって、符号A、B、Cと流れ、符号Cの部位で、符号DとEに分岐し、符号Hの部位で合流し、符号I、J、Kの順となっている。
そして、マフラ−本体1は第1の支持部材4により第1の室Xとの第2の室Yに仕切られ、第2の室Xは、第2の支持部材5により第2’の室Y1 と第2”の室Y2 に仕切られ、排気管3の開口の一端Aは第1の室Xに、排気管3の開口の他端Kは外気にそれぞれ臨むようになっている。
また、第2’の室Y1 は、マフラ−本体1内の第1の支持部材4と第2の支持部材5との間に設けられた室である。
なお、マフラ−本体1内を蛇行する排気管3は、少なくとも、第2’の室Y1 、第2”の室Y2 、第1の室Xに位置するようになっている。また、第2’の室Y2 内に位置する排気管3には、複数の開口部31が設けられている。7は吸音材で、吸音材7は、耐熱性を有し、複数の開口部31を覆うように一方の第2’の室Y2 内に設けられている。一方の吸音材7は、例えば、一方の排気管3の周囲にステンレスウ−ル71が、ステンレスウ−ル71の外に耐熱性のグラスウ−ル72が位置するようになっている。排気管3のC、H、JからKの部分には、開口部31は設けられておらず、また、排気管3のJからKの部分は、外気に向かって排気管3の通路が漸次拡大するようになっている。
なお、上述した実施例においては、排気ガス導入管2の開口の一端Aと排気管3の開口の一端とが対向するようにしたが、図8に示すように、排気ガス導入管2と排気ガス導入管2の開口の一端Aとを接続するようにしても良い。
図1は、本発明の一実施例のマフラ−の概略的断面図である。 図2は、図1の2−2線による概略的断面図である。 図3は、図1の3−3線による概略的断面図である。 図4は、図1と異なる他の実施例のマフラ−の概略的断面図である。 図5は、図4の5−5線による概略的断面図である。 図6は、図4と異なる他の実施例のマフラ−の概略的断面図である。 図7は、図6の7−7線による概略的断面図である。 図8は、図6と異なる他の実施例のマフラ−の概略的断面図である。
符号の説明
M ・・・・・マフラ−
1 ・・・・・マフラ−本体
2 ・・・・・排気ガス導入管
3 ・・・・・排気管
4 ・・・・・第1の支持部材
5 ・・・・・第2の支持部材
7 ・・・・・吸音材
31 ・・・・・開口部

Claims (4)

  1. 一方の側に位置する一方のマフラ−本体と、
    この一方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する一方の排気ガス導入管と、
    前記一方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記一方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記一方のマフラ−本体の外へ突出した一方の排気管と、
    前記一方のマフラ−本体内に設けられ、前記一方の排気管を前記一方のマフラ−本体内で支持する一方の第1、第2の支持部材と、
    前記一方のマフラ−本体は前記一方の第1の支持部材により一方の第1の室と一方の第2の室に仕切られ、
    前記一方の第2の室は、前記一方の第2の支持部材により一方の第2’の室と一方の第2”の室に仕切られ、
    前記一方の排気管の開口の一端は前記一方の第1の室に、前記一方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、
    前記一方の第2’の室は、前記一方のマフラ−本体内の前記一方の第1の支持部材と前記一方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、
    前記一方のマフラ−本体内を蛇行する前記一方の排気管は、少なくとも、前記一方の第2’の室、前記一方の第2”の室、前記一方の第1の室に位置し、
    前記一方の第2’の室内に位置する前記一方の排気管には、複数の開口部があり、
    前記複数の開口部を覆うように設けられた一方の吸音材と、
    他方の側に位置する他方のマフラ−本体と、
    この他方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する他方の排気ガス導入管と、
    前記他方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記他方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記他方のマフラ−本体の外へ突出した他方の排気管と、
    前記他方のマフラ−本体内に設けられ、前記他方の排気管を前記他方のマフラ−本体内で支持する他方の第1、第2の支持部材と、
    前記他方のマフラ−本体は前記他方の第1の支持部材により他方の第1の室と他方の第2の室に仕切られ、
    前記他方の第2の室は、前記他方の第2の支持部材により他方の第2’の室と他方の第2”の室に仕切られ、
    前記他方の排気管の開口の一端は前記他方の第1の室に、前記他方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、
    前記他方の第2’の室は、前記他方のマフラ−本体内の前記他方の第1の支持部材と前記他方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、
    前記他方のマフラ−本体内を蛇行する前記他方の排気管は、少なくとも、前記他方の第2’の室、前記他方の第2”の室、前記他方の第1の室に位置し、
    前記他方の第2’の室内に位置する前記他方の排気管には、複数の開口部があり、
    前記複数の開口部を覆うように設けられた他方の吸音材と、
    前記一方の第1の室と前記他方の第1の室とを連通する通路とを具備し、
    前記一方の排気ガス導入管と前記他方の排気ガス導入管は、排気ガス導入管の中途より分岐し、
    前記通路を介して、前記一方の第1の室からの排気ガスと前記他方の第1の室からの排気ガスとが衝突する
    ことを特徴とするマフラ−。
  2. 一方の第1の室内に設けられ、第1の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第1の排気管の開口の一端と通路の一端へ導く第1のガイドと、
    他方の第1の室内に設けられ、第2の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第2の排気管の開口の一端と通路の他端へ導く第2のガイドとを具備し、
    前記第1のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記一方の排気管の開口の一端と前記通路の一端に、
    前記第2のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記他方の排気管の開口の一端と前記通路の他端に、それぞれ導かれる
    ことを特徴とする請求項1記載のマフラ−。
  3. 一方の側に位置する一方のマフラ−本体と、
    この一方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する一方の排気ガス導入管と、
    前記一方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記一方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記一方のマフラ−本体の外へ突出した一方の排気管と、
    前記一方のマフラ−本体内に設けられ、前記一方の排気管を前記一方のマフラ−本体内で支持する一方の第1、第2の支持部材と、
    前記一方のマフラ−本体は前記一方の第1の支持部材により一方の第1の室と一方の第2の室に仕切られ、
    前記一方の第2の室は、前記一方の第2の支持部材により一方の第2’の室と一方の第2”の室に仕切られ、
    前記一方の排気管の開口の一端は前記一方の第1の室に、前記一方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、
    前記一方の第2’の室は、前記一方のマフラ−本体内の前記一方の第1の支持部材と前記一方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、
    前記一方のマフラ−本体内を蛇行する前記一方の排気管は、少なくとも、前記一方の第2’の室、前記一方の第2”の室、前記一方の第1の室に位置し、
    前記一方の第2’の室内に位置する前記一方の排気管には、複数の開口部があり、
    前記複数の開口部を覆うように設けられた一方の吸音材と、
    他方の側に位置する他方のマフラ−本体と、
    この他方のマフラ−本体内に排気ガスを導入する他方の排気ガス導入管と、
    前記他方のマフラ−本体内に導入された排気ガスを外気へ導くように、前記他方のマフラ−本体内を蛇行すると共に、前記他方のマフラ−本体の外へ突出した他方の排気管と、
    前記他方のマフラ−本体内に設けられ、前記他方の排気管を前記他方のマフラ−本体内で支持する他方の第1、第2の支持部材と、
    前記他方のマフラ−本体は前記他方の第1の支持部材により他方の第1の室と他方の第2の室に仕切られ、
    前記他方の第2の室は、前記他方の第2の支持部材により他方の第2’の室と他方の第2”の室に仕切られ、
    前記他方の排気管の開口の一端は前記他方の第1の室に、前記他方の排気管の開口の他端は外気にそれぞれ臨み、
    前記他方の第2’の室は、前記他方のマフラ−本体内の前記他方の第1の支持部材と前記他方の第2の支持部材との間に設けられた室であり、
    前記他方のマフラ−本体内を蛇行する前記他方の排気管は、少なくとも、前記他方の第2’の室、前記他方の第2”の室、前記他方の第1の室に位置し、
    前記他方の第2’の室内に位置する前記他方の排気管には、複数の開口部があり、
    前記複数の開口部を覆うように設けられた他方の吸音材と、
    前記一方の第1の室と前記他方の第1の室とを連通する通路とを具備し、
    前記一方の排気ガス導入管と前記他方の排気ガス導入管は、排気ガス導入管の中途より分岐し、
    前記通路を介して、前記一方の第1の室からの排気ガスと前記他方の第1の室からの排気ガスとを衝突させる
    ことを特徴とするマフラ−の消音方法
  4. 一方の第1の室内に設けられ、第1の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第1の排気管の開口の一端と通路の一端へ導く第1のガイドと、
    他方の第1の室内に設けられ、第2の排気ガス導入管の開口の一端に対向すると共に、排気ガスを第2の排気管の開口の一端と通路の他端へ導く第2のガイドとを具備し、
    前記第1のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記一方の排気管の開口の一端と前記通路の一端に、
    前記第2のガイドに当たった排気ガスの一部は、前記他方の排気管の開口の一端と前記通路の他端に、それぞれ導かれる
    ことを特徴とする請求項記載のマフラ−の消音方法
JP2004060712A 2004-03-04 2004-03-04 マフラ−及びマフラ−の消音方法 Expired - Fee Related JP4271601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060712A JP4271601B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 マフラ−及びマフラ−の消音方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060712A JP4271601B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 マフラ−及びマフラ−の消音方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005248842A JP2005248842A (ja) 2005-09-15
JP4271601B2 true JP4271601B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=35029556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004060712A Expired - Fee Related JP4271601B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 マフラ−及びマフラ−の消音方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4271601B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102011636A (zh) * 2010-12-12 2011-04-13 昆明理工大学 两级消音排气管
CN102011634A (zh) * 2010-12-12 2011-04-13 昆明理工大学 三级对称设置消音排气管
CN103115215A (zh) * 2013-03-14 2013-05-22 吴静 一种降噪式排烟管
JP6865119B2 (ja) * 2017-06-27 2021-04-28 小倉クラッチ株式会社 エアブロー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005248842A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3314241B2 (ja) 自動二輪車用エンジンの排気浄化装置
US20070284186A1 (en) Exhaust system
JP4024127B2 (ja) 内燃機関の排気装置
JP2007005178A5 (ja)
US8083025B2 (en) Silencer provided on exhaust pipe of vehicle engine
US20080093162A1 (en) Gas flow sound attenuation device
US3752260A (en) Air rush silencer
JP6574693B2 (ja) エンジンのマフラ
JP2010255520A (ja) 消音器
JP2016041917A (ja) 消音器
JP4271601B2 (ja) マフラ−及びマフラ−の消音方法
JP4553320B2 (ja) 自動車用消音器
CN103174499A (zh) 排气系统
JP2004519575A (ja) 導管内の共振を減衰する装置
JP3955114B2 (ja) 内燃機関の触媒式排気装置
JP2005073463A (ja) 燃料電池自動車用の排気装置
KR100925938B1 (ko) 배기 방사음 저감타입 차량의 배기 장치
DE50012121D1 (de) Schalldämpfereinsatz
JP4398800B2 (ja) エンジンの消音器
JP2007002817A (ja) 触媒付き排気装置とこれを備えた自動二輪車
JP5968798B2 (ja) 潜熱回収型給湯装置
JP4097851B2 (ja) 自家発電設備建屋及び気流用導流路
JP2009030506A (ja) マフラフィニッシャ構造およびマフラ後端構造
US1712210A (en) Muffler
JP3623040B2 (ja) 消音器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees