JP4267254B2

JP4267254B2 - Light source for dental handpiece camera

Info

Publication number: JP4267254B2
Application number: JP2002139965A
Authority: JP
Inventors: 正章遠藤
Original assignee: Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Current assignee: Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date: 2002-05-15
Filing date: 2002-05-15
Publication date: 2009-05-27
Anticipated expiration: 2022-05-15
Also published as: JP2003325451A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を照射しつつ撮影する歯科用ハンドピースカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】
歯科用ハンドピースカメラの従来の例としては、実登３０８２５４９号公報に開示された考案が公知である。この考案は図１７に示されるように、レンズ５の周囲を囲むように複数のＬＥＤ６（発光ダイオード）から成る光源が配置されたものであり、この光源は近接した被写体を均一に照射しつつ効果的に撮影することができるように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報に記載された考案は光源が近接撮影用であるため、被写体を離れた位置から広範囲に撮影するには照度が不足するという問題がある。しかるに、このような問題を解決するために従来は、レンズ５の側近を囲むように複数の光源を配置し、この光源の数を増やすか、又はこの光源に外部から別の光源を加えるか、又は光ファイバーその他の強力な光源を組み合わせる等により照度を強化する方法が取られてきたが、いずれもカメラのヘッドが大きくなったり、別の光源を準備したり、その光源を着脱したりする手間や、使用する部品が高価なために費用が嵩む等の問題があった。
【０００４】
よって本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、１つのハンドピースカメラにて近接又は遠隔撮影のいずれの場合でも効果的に被写体を適切な照度にて照射しつつ撮影することができ、しかも光源の消費電力が少なく、廉価に設備することができる歯科用ハンドピースカメラの提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の歯科用ハンドピースカメラに係る請求項１は、被写体を照射しつつ撮影する歯科用ハンドピースカメラの光源において、レンズの側近に配設した近接撮影用光源に加えて、レンズの近傍に複数のＬＥＤからなる遠隔撮影用光源を設けて成り、焦点調整時に電荷結合素子であるＣＣＤとレンズとの距離の変動に機械的に連動して接離するスイッチ切換手段によりＬＥＤの点灯数を増減して遠隔撮影用光源の光量を自動調整することを特徴とするものである。
【０００６】
請求項２の歯科用ハンドピースカメラの光源は、被写体を照射しつつ撮影する歯科用ハンドピースカメラの光源において、レンズの側近に配設した近接撮影用光源に加えて、レンズの近傍に複数のＬＥＤからなる遠隔撮影用光源を設けて成り、焦点調整時に電荷結合素子であるＣＣＤとレンズとの距離の変動に機械的に連動して作動する可変抵抗手段により複数のＬＥＤに供給する電流を増減して遠隔撮影用光源の光量を自動調整することを特徴とするものである。
【０００７】
請求項３は、歯科用ハンドピースカメラの傾斜角度に連動して略垂直状態では近接撮影用光源及び遠隔撮影用光源が点灯し、略水平状態では近接撮影用光源のみが点灯する電源切換手段を設けたことを特徴とする請求項１又は２に記載の歯科用ハンドピースカメラの光源である。
【０００８】
請求項４は、前記電源切換手段が傾斜スイッチから成ることを特徴とする請求項３記載の歯科用ハンドピースカメラの光源である。
【０００９】
請求項１によれば、近接撮影の場合は従来と同様にレンズ側近に設けられた近接撮影用光源にて被写体を効果的に照射する照度が得られ、遠隔撮影の場合は近接撮影用光源に加えて、焦点調整時にＣＣＤとレンズとの距離に連動して遠隔撮影用光源のＬＥＤの点灯数を増減することにより、光量が自動調整されるので光量を一々調整しなくても撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００１０】
請求項２によれば、近接撮影の場合は従来と同様にレンズ側近に設けられた近接撮影用光源にて被写体を効果的に照射する照度が得られ、遠隔撮影の場合は近接撮影用光源に加えて、焦点調整時にＣＣＤとレンズとの距離に連動して遠隔撮影用光源の複数のＬＥＤに供給する電流を増減することにより、光量が自動調整されるので光量を一々調整しなくても撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００１１】
請求項３及び４によれば、ハンドピースカメラ本体内に遠隔撮影用光源の電源切換手段として傾斜スイッチを設けたことにより遠隔撮影用光源の電源をハンドピースカメラ本体の傾斜角度に連動して自動的にＯＮ−ＯＦＦすることが可能となる。例えばカメラ本体を略水平にした場合は傾斜スイッチがＯＦＦになって遠隔撮影用光源は点灯しない。これにより近接撮影用光源のみを点灯して口腔内を撮影することが可能となる。またカメラ本体を略垂直にした場合は傾斜スイッチが自動的にＯＮになって遠隔撮影用光源が点灯し、口の外側から歯列弓等を撮影する遠隔撮影が可能となる。またこの場合は近接撮影用光源の点灯も可能であるので両光源にて照度を強化することができる。またカメラ本体が略水平に保持された状態では遠隔撮影用光源がスイッチＯＮにならないので電力の節減が可能になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図１は本発明の実施の形態に係る歯科用ハンドピースカメラの正面図である。図１に示すように本発明を適用する歯科用ハンドピースカメラは、内部に光信号を電気信号に変換する図示しないＣＣＤ等が設けられ、保持部１の一端にケーブル４が電気的に連結され、他端に一段細くなってその先端に撮像用のレンズ５が設けられ、かつレンズ５の側近に口腔内の被写体を照射する複数の白色ＬＥＤ６から成る近接撮影用光源７が設けられた撮像部２が連設されている。そしてレンズ５から入る撮像光はＣＣＤにて電気信号に変換され、ケーブル４を経て図示しないモニターに映像が写し出される構成になっている。
【００１３】
本発明はこの構成の歯科用ハンドピースカメラの先端に設けられた近接撮影用光源７に加えてレンズ５に近いネック部に複数の白色ＬＥＤ６から成る遠隔撮影用光源８が設けられ、更にこの遠隔撮影用光源８の電源を、内蔵する傾斜スイッチ４１にてカメラ本体３の傾斜角度に連動して自動的に切り換ることができるように構成されたものである。
【００１４】
以下、本発明の歯科用ハンドピースカメラの詳細構成とその作用を実施の形態１から５にて説明する。
【００１５】
【実施の形態１】
図２は本発明の実施の形態１に係る遠隔撮影用光源の光量を自動的に調整する構成図である。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、図２（ａ）に示すように被写体９の撮像光をレンズ５を介して受光するＣＣＤ１０の外周に導電体１２を固定し、一方、導電体１２の下方に抵抗１３を介して白色ＬＥＤ６が電気的に接続された複数の接点１４を配設したスイッチ切り換え手段を設け、焦点の調整時にＣＣＤ１０が導電体１２と共にレンズ１０に対向して移動することにより導電体１２の下面が複数の接点に接離し、白色ＬＥＤ６の点灯数が増減されるようになっている。なお導電体１２の一端には電源１１が電気的に接続されている。
【００１６】
また、前記例ではＣＣＤ１０をレンズ１０に対向して移動する構成について説明したが、これに替えて図２（ｂ）に示すようにレンズ５に導電体１２を固定し、レンズ５を導電体１２と共にＣＣＤ１０に対向して移動する構成にしてもよい。なおその他の構成は前記例と同様である。
【００１７】
実施の形態１によれば、焦点調整時におけるＣＣＤ１０又はレンズ５の移動に連動して白色ＬＥＤ６の点灯数を増減するスイッチ切り換え手段により遠隔撮影用光源８の光量が自動調整され、撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００１８】
【実施の形態２】
図３は本発明の実施の形態２に係る遠隔撮影用光源の光量を自動的に調整する構成を示す図である。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、図３に示すように前記実施の形態１においてＣＣＤ１０の外周に固定された導電体１２の下面にラック１５を形成し、このラック１５に対して、接触子１６が固定されたピニオン１７を歯合させ、一方、ピニオン１７の下方に可変抵抗手段として複数の白色ＬＥＤ６が電気的に接続された円弧状の可変抵抗１８をピニオン１７と同心状に配設したもので、焦点調整時にＣＣＤ１０が導電体１２と共にレンズ５に対向して移動する時に導電体１２に歯合するピニオン１７が回転してピニオン１７に固定された接触子１６が可変抵抗１８に摺接しつつ連続的に位置が変化することにより抵抗値が変化して白色ＬＥＤ６に供給する電力が増減されるように構成されている。
【００１９】
また、前記例ではＣＣＤ１０をレンズ１０に対向して移動する構成について説明したが、これに替えて図３（ｂ）に示すようにレンズ５に導電体１２を固定し、レンズ５を導電体１２と共にＣＣＤ１０に対向して移動することにより、導電体１２のラック１５に噛合するピニオンを回転させ、抵抗を連続的に変化させる構成にしてもよい。なおその他の構成は前記例と同様である。
【００２０】
実施の形態２によれば、焦点調整時におけるＣＣＤ１０又はレンズ５の移動に連動して遠隔撮影用光源８の複数の白色ＬＥＤ６に供給する電流を増減する可変抵抗手段により遠隔撮影用光源８の光量が自動調整され、撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００２１】
【実施の形態３】
図４から図７は本発明の実施の形態３に係り、図４は遠隔撮影用光源の光量を自動的に調整する概略構成図、図５は遠隔撮影用光源と距離センサーを示す図、図６は光量調整のブロック図、図７は光量調整のフローチャートである。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、図５に示すように遠隔撮影用光源８の側近に距離検出手段である距離センサー１９が配置されており、この距離センサー１９は図４及び図６に示すように赤外線、音波、又はレーザーを用いて被写体９とレンズ５との距離を検知するものである。そしてこの距離センサー１９にて検知した距離の変動値に連動してコンパレータ２０により白色ＬＥＤ６の点灯数を増減するように構成されている。なお、白色ＬＥＤ６は抵抗１３を介して電源１１に電気的に接続されている。
【００２２】
距離検出による光量調整は、図６のブロック図に示すように距離センサー１９が発する赤外線２２が被写体９を照射してその反射光が受光されるまでの時差Δｔを検出し、このΔｔに対応して演算手段であるＣＰＵ２１にて白色ＬＥＤ６の点灯数を算出する。ＣＰＵ２１における計算は、時差Δｔに光速を乗じて赤外光２２の往復距離が算出され、この数値からＸ（一定の光量で十分な画質が得られる距離であって実験計測にて任意に定められる数値）を差し引いた数値がゼロより大又は小となる程度により白色ＬＥＤ６の点灯数が算出される。
【００２３】
例えば、遠隔撮影用光源８を構成する複数の白色ＬＥＤ６のうち何個のＬＥＤ６をＯＮ−ＯＦＦするかについては、図中に示された計算値が（１）の場合はゼロより大きいのでＬＥＤのＯＮの数を増して光量をアップし、（２）の場合は等しいのでＬＥＤの点灯数はそのままにし、（３）の場合はゼロより小さいのでＬＥＤのＯＦＦの数を増すことにより光量をダウンする指令が出力される。
【００２４】
次にこの構成の作用を図７のフローチャートにて説明すると、先ず２３にて撮影が開始され、２４の「Ａ入力」にて赤外線照射時刻が入力され、２５の「Ｂ入力」にて赤外線反射光検出時刻が入力される。次に２６にて前記Ａ及びＢの入力による時差Δｔが算出され、２７にてΔｔと光速を基に被写体９とレンズ５との距離が算出される。この算出値は、２８にて一定の光量で十分な画質が得られる距離とが比較され両者が等しい場合にはＬＥＤ６の点灯数がそのままとなり、Ｘ値の方が小さい場合は２９にて点灯数が増加され、Ｘ値が等しくも小さくもない場合は点灯数が減少して光量が自動調整される。
【００２５】
実施の形態３によれば、撮影に際して被写体９とレンズ５との距離がセンサー１９にて検知され、距離の変動に連動して遠隔撮影用光源８を構成するＬＥＤ６の点灯数がＣＰＵを介して増減され、遠隔撮影用光源８の光量の自動調整が可能となる。これにより撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００２６】
【実施の形態４】
図８及び図９は本発明の実施の形態４に係り、図８は遠隔撮影用光源の光量を自動的に調整する概略構成図、図９は距離に連動して光量を調整するブロック図である。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、前記実施の形態３における図５に示すように遠隔撮影用光源８の側近に距離検出手段である距離センサー１９が配置されており、図８に示すように距離センサー１９は赤外線２２、又は音波、レーザーを用いて被写体９とレンズ５との距離を検知するものである。そしてこの距離センサー１９にて検知した距離の変動値によりコンパレータ２０にて複数の白色ＬＥＤ６全体に供給する電流を増減するように構成されている。なお、白色ＬＥＤ６はトランジスタＴＲ_１及び抵抗Ｒ_１、ＴＲ_２及びＲ_２、ＴＲ_３及びＲ_３のそれぞれを介してＣＰＵ２１に電気的に接続されている。なお抵抗値はＲ１＜Ｒ２＜Ｒ３であり、それぞれの抵抗回路の電流値はＩ_１＞Ｉ_２＞Ｉ_３である。
【００２７】
前記距離センサー１９により検出された距離変動値による光量調整は、図９のブロック図に示すように距離センサー１９が発する赤外線２２が被写体９を照射し反射光が受光されるまでの時差Δｔを検出され、このΔｔに対応して演算手段であるＣＰＵ２１にて複数の白色ＬＥＤ６に供給する電流値が算出される。ＣＰＵ２１における計算は、時差Δｔに光速を乗じて赤外光２２の往復距離が算出され、この数値からＸ（一定の光量で十分な画質が得られる距離であって実験計測にて任意に定められる数値）を差し引いた数値がゼロより大又は小となる程度により電流値が算出される。
【００２８】
例えば、遠隔撮影用光源８を構成する複数の白色ＬＥＤ６に供給する電流は、図中に示された計算値が（１）の場合はゼロより大きいのでＴＲ_１の回路をＯＮにして小さい抵抗のＲ_１により大きな電流Ｉ_１を流して光量をアップし、（２）の場合は等しいので光量はそのままにし、（３）の場合はゼロより小さいのでＴＲ_１とＴＲ_２の回路をＯＦＦにしてＴＲ_３の回路をＯＮにし、大きい抵抗のＲ_３により小さい電流Ｉ_３を流して光量をダウンする等の回路選択がなされる。
【００２９】
実施の形態４によれば、焦点調整時における被写体９とレンズ５との距離の変動に連動して遠隔撮影用光源８である複数の白色ＬＥＤ６に供給する電流を増減することにより遠隔撮影用光源８の光量が自動調整され、撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００３０】
【実施の形態５】
図１０及び図１１は本発明の実施の形態５に係り、図１０は受光量に連動して光量を調整するブロック図、図１１は光量調整のフローチャートである。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、図１０に示すようにＣＣＤ１０が受光の明るさを検知するセンサーの集合体３０であり、このセンサーの集合体３０が検知する明るさの程度によりＣＰＵ２１にて白色ＬＥＤ６の点灯数を算出するものである。
【００３１】
明るさの検知は、図１０においてレンズ５全面からの入光をＣＣＤ１０にて受光してこの受光量を検出する。例えばＣＣＤ１０の１，２，３にて示す位置での受光量、即ち明るさが柱状グラフ１，２、３にて示されているようにＣＣＤ１０の受光位置によってレベルが異なることを示しており、ＣＣＤ１０の全面にて連続的に検出するとその右側の図のような曲線になる。ここでは明るさの例として曲線Ａ，Ｂ，Ｃにて示しており、そのうちの中央に位置するＡは「しきい値」、即ち予め実験計測により最適な画質が得られる明るさのレベル値を表わし、上方のＢはしきい値より明るい場合、下方のＣは「しきい値」より暗い場合の曲線を表わしている。このようにしてＣＣＤ１０にて検知された明るさは演算手段であるＣＰＵ２１にてしきい値と比較され、例えば信号のレベルが低いＣでは画像が暗いので白色ＬＥＤ６の点灯数を増加して光量をアップし、信号のレベルが高いＢでは画像が明るいので点灯数を減じて光量をダウンする指令が出力され、遠隔撮影用光源８の光量が自動的に調整される構成になっている。
【００３２】
この構成の作用を図１１のフローチャートにて説明すると、先ず３１にて撮影を開始し、３２の「しきい値入力」にてしきい値を入力する。これにより３３の「明るさ比較」にてＣＣＤ１０にて検知された明るさがしきい値と比較され、明るさが丁度よい場合は遠隔撮影用光源８を構成するＤ６の点灯数が増減されずにそのままとなる。しきい値より暗い場合は３４の「光量アップ」にてＬＥＤの点灯数が増加する。しきい値より明るい場合は３５の「光量ダウン」にてＬＥＤの点灯数が減じられる。そしてこれらの操作は全て自動的に行なわれる。
【００３３】
なお、撮影に際してはＣＣＤの受光量を調節するためにシャッタースピードをコントロールする方法や、受光量が少なくてもゲイン（電子的増幅）を上げることにより画像を明るく見せる方法などが従来から用いられているが、いずれの方法も適当な撮像を得るためには被写体が暗ければシャッタースピードが遅くなったり、ゲインを上げたりして変化させる必要がある。これにより、本発明では予め最適な画像が得られる被写体照度とシャッタースピードやゲインとの関係を用意し、この関係をしきい値として被写体照度によって変化させるシャッタースピードやゲインの変化を検出し、しきい値と検出結果とを比較して被写体照度が足りているかどうかを判断することができるものである。
【００３４】
実施の形態５によれば、ＣＣＤ１０の受光量の変動に連動して白色ＬＥＤ６の点灯数を増減することにより遠隔撮影用光源８の光量を自動調整することが可能となる。これにより撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００３５】
【実施の形態６】
図１２は本発明の実施の形態６に係る、受光量に連動して光量を調整するブロック図である。本実施の形態における遠隔撮影用光源８の光量を調整する構成は、図１２に示すようにＣＣＤ１０が受光の明るさを検知するセンサーの集合体３０であり、このセンサーの集合体３０が検知する明るさの程度によりＣＰＵ２１にて白色ＬＥＤ６全体に供給する電流値を算出するものである。
【００３６】
図１２においてレンズ５全面からの入光をＣＣＤ１０にて受光してこの受光量を検出する。例えばＣＣＤ１０の１，２，３にて示す位置での受光量、即ち明るさが柱状グラフ１，２、３にて示されているようにＣＣＤ１０の受光位置によってレベルが異なることを示しており、ＣＣＤ１０の全面にて連続的に検出するとその右側の図のような曲線になる。ここでは明るさの例として曲線Ａ，Ｂ，Ｃにて示しており、そのうちのＡは「しきい値」、即ち予め実験計測により最適な画質が得られる明るさのレベル値を表わし、Ｂはしきい値より明るい場合、Ｃは「しきい値」より暗い場合の曲線を表わしている。このようにしてＣＣＤ１０にて検知された明るさは演算手段であるＣＰＵ２１にてしきい値と比較され、しきい値より暗い場合は白色ＬＥＤ６全体に供給する電流を増加し、明るい場合は減少する指令が出力され、遠隔撮影用光源８の光量が自動的に調整される構成になっている。
【００３７】
例えば、遠隔撮影用光源８を構成する複数の白色ＬＥＤ６に供給する電流は、信号のレベルが低いＣでは画像が暗いのでトランジスタＴＲ_１の回路をＯＮにしで小さい抵抗のＲ_１により大きな電流Ｉ_１を流して光量をアップし、また信号のレベルが高いＡでは画像が明るいのでＴＲ_１とＴＲ_２の回路をＯＦＦにしＴＲ_３をＯＮにして大きい抵抗Ｒ_３により小さい電流Ｉ_３を流して光量をダウンする等の回路が選択される。
【００３８】
実施の形態６によれば、ＣＣＤ１０の受光量の変動に連動して白色ＬＥＤ６に供給する電流を増減することにより遠隔撮影用光源８の光量を自動調整することが可能となる。これにより撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【００３９】
【実施の形態７】
図１３から図１６は、本発明の実施の形態７に係り、図１３は傾斜スイッチを内蔵した歯科用ハンドピースカメラの概略構成図、図１４（ａ）は傾斜スイッチの説明図、１４（ｂ）はスイッチの接点部を示す部分拡大図、図１５及び図１６は撮影姿勢を示す図である。
【００４０】
本実施の形態では、本発明の歯科用ハンドピースカメラに、遠隔撮影用光源の電源切換手段としてカメラ本体の傾斜角度に連動して遠隔撮影用光源の電源を自動的に切り換える傾斜スイッチを内蔵させたものである。
【００４１】
なお本実施の形態では傾斜スイッチとして水銀傾斜スイッチを用いた例について説明する。水銀傾斜スイッチ４１は、図１４（ａ）に示すように、密閉容器４２内に突出した正負それぞれのリード線端部に１個づつ計２個の接点４３を設け、又は図１４（ｂ）に示すようにリード線それぞれの端部及び基端部近傍に１個づつ計４個の接点４３を設け、更に密閉容器４２内に容積の１／２弱の量の水銀４４を封入したものである。なお密閉容器４２内における接点を除いたリード線４７部分は絶縁されており傾斜時に水銀面の位置が変化しても接点以外では導通しないように構成されている。
【００４２】
この構成の水銀傾斜スイッチ４１は、図１３に示す略水平状態では軸中心に３６０°回転しても水銀４４は接点４３の一方にだけ接触するために電流は遮断され、遠隔撮影用光源８の白色ＬＥＤ６は点灯しない。また図１４（ａ）（ｂ）に示す略垂直状態（上下に転倒した場合を含む）では軸中心に３６０°回転しても水銀４４が両方の接点４３に同時に接触するので接点間が水銀４４を介して連結され、遠隔撮影用光源８の白色ＬＥＤ６に電力が供給されて点灯する。
【００４３】
なお遠隔撮影用光源８の白色ＬＥＤ６は抵抗１３を介して電源１１に電気的に接続されている。そしてこの抵抗１３は図２、図３、図４に示すいずれかの抵抗と同一構成である。また本実施の形態にて示された電源切換手段は水銀傾斜スイッチに限らず、例えば日本開閉器工業ＫＫ製の傾斜スイッチＤＳシリーズＡ又はＢタイプ、あるいはＫＫフジソク製の傾斜スイッチＹＫＳ−１１Ｂタイプ等を用いてもよい。
【００４４】
実施の形態７によれば、歯科用ハンドピースカメラに遠隔撮影用光源８の電源切換手段として傾斜スイッチ４１を設けたことにより、例えば図１５に示すカメラ本体３を水平にした使用例では傾斜スイッチが自動的にＯＦＦになり遠隔撮影用光源８の電源が自動的に遮断されて遠隔撮影用光源８は点灯しないのでレンズ５の側近に設けられた近接撮影用光源７のみを点灯して口腔内の撮影をすることが可能になる。また図１６に示すカメラ本体３を垂直にした使用例では、傾斜スイッチが自動的にＯＮになるので遠隔撮影用光源８の電源が連結されて遠隔撮影用光源８が点灯し、近接撮影用光源７と共に口４５の外側から歯列弓４６等を適切な照度にて照射しつつ遠隔撮影をすることが可能となる。
【００４５】
【発明の効果】
本発明によれば、従来から設けられている近接撮影用光源に加えてその側近に遠隔撮影用光源を設け、かつ遠隔撮影用光源の発する光量を自動調整可能に構成したことにより、光量を一々調節しなくても撮影に必要な適切な照射光量を得ることが可能となる。
【００４６】
これにより従来の方法では光量の不足分を強化するためにレンズ周辺に光源を増設すればカメラヘッド部が大きくなり、また補助光源を用いれば着脱する手間がかり、高価な補助光源または部品等を準備すれば費用が嵩む等の問題が解消され、しかもカメラ本体に遠隔撮影用光源の電源切換手段として傾斜スイッチを内蔵することによりカメラ本体を垂直方向に変位した時のみ遠隔撮影用光源が自動的に点灯し水平方向に変位した場合には遠隔撮影用光源が点灯しないので電力費が軽減され、一々スイッチ操作しなくても撮影に必要かつ適切な照度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る歯科用ハンドピースカメラの正面図である。
【図２】本発明の実施の形態１に係る遠隔撮影用光源の光量を自動調整する概略構成図である。
【図３】本発明の実施の形態２に係る遠隔撮影用光源の光量を自動調整する概略構成図である。
【図４】本発明の実施の形態３に係る遠隔撮影用光源の光量を自動調整する概略構成図である。
【図５】遠隔撮影用光源と距離センサーを示す正面図である。
【図６】距離検出による光量調整のブロック図である。
【図７】光量調整のフローチャートである。
【図８】本発明の実施の形態４に係る遠隔撮影用光源の光量を自動的に調整する概略構成図である。
【図９】距離に連動して光量を調整するブロック図である。
【図１０】本発明の実施の形態５に係る受光量に連動して光量を調整するブロック図である。
【図１１】光量調整のフローチャートである。
【図１２】本発明の実施の形態６に係る受光量に連動して光量を調整するブロック図である。
【図１３】本発明の実施の形態７に係る傾斜スイッチを内蔵した歯科用ハンドピースカメラの概略構成図である。
【図１４】（ａ）は傾斜スイッチの説明図、（ｂ）はスイッチの接点部を示す部分拡大図である。
【図１５】撮影姿勢を示す図である。
【図１６】撮影姿勢を示す図である。
【図１７】従来の歯科用ハンドピースカメラの説明図である。
【符号の説明】
１保持部
２撮像部
３カメラ本体
４ケーブル
５レンズ
６白色ＬＥＤ
７近接撮影用光源
８遠隔撮影用光源
９被写体
１０ＣＣＤ
１１電源
１２導電体
１３抵抗
１４接点
１５ラック
１６接触子
１７ピニオン
１８可変抵抗
２０コンパレータ
２１ＣＰＵ
２２赤外線
４１水銀傾斜スイッチ
４２密封容器
４３接点
４４水銀
４５口
４６歯列弓[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dental handpiece camera that takes a picture while irradiating a subject.
[0002]
[Prior art]
As a conventional example of a dental handpiece camera, a device disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 3082549 is known. In this device, as shown in FIG. 17, a light source composed of a plurality of LEDs 6 (light emitting diodes) is arranged so as to surround the periphery of the lens 5, and this light source is effective while uniformly illuminating a close subject. It is configured so that it can be photographed automatically.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the device described in the above publication has a problem that the illuminance is insufficient for photographing a wide range from a position away from the subject because the light source is for close-up photography. However, in order to solve such a problem, conventionally, a plurality of light sources are arranged so as to surround the lens 5 and the number of the light sources is increased, or another light source is added to the light sources from the outside. Alternatively, methods have been taken to enhance the illuminance by combining optical fibers or other powerful light sources, but in any case, the camera head becomes large, another light source is prepared, the time and effort to attach and detach the light source, There are problems such as high costs due to expensive parts used.
[0004]
Therefore, the present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and effectively shoots an object while irradiating a subject with an appropriate illuminance in either case of proximity or remote shooting with a single handpiece camera. Another object of the present invention is to provide a dental handpiece camera that can be installed at low cost with low power consumption of the light source.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a dental handpiece camera according to a first aspect of the present invention is a light source for a dental handpiece camera that takes an image while irradiating a subject. In addition, a remote switching light source composed of a plurality of LEDs is provided in the vicinity of the lens, and the switch switching means is mechanically linked to and separated from the fluctuation of the distance between the CCD as the charge coupled device and the lens during focus adjustment. Thus, the light quantity of the light source for remote photographing is automatically adjusted by increasing / decreasing the number of LED lighting.
[0006]
The light source of the dental handpiece camera according to claim 2 is a light source of a dental handpiece camera that shoots while irradiating a subject. In addition to a proximity photographing light source disposed near the lens, a plurality of light sources are disposed near the lens. A remote imaging light source consisting of LEDs is provided, and the current supplied to multiple LEDs is increased or decreased by variable resistance means that operates mechanically in conjunction with the change in the distance between the CCD and the lens as a charge coupled device during focus adjustment. Thus, the light quantity of the remote photographing light source is automatically adjusted.
[0007]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a power supply switching means in which the close-up photographing light source and the remote photographing light source are turned on in a substantially vertical state and only the close-up light source is turned on in a substantially horizontal state in conjunction with the inclination angle of the dental handpiece camera. a dental handpiece camera light source according to claim 1 or 2, characterized in that provided.
[0008]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the light source for the dental handpiece camera according to the third aspect, wherein the power source switching means is a tilt switch.
[0009]
According to the first aspect, in the case of the close-up shooting, the illuminance for effectively irradiating the subject can be obtained by the close-up shooting light source provided near the lens as in the conventional case. In addition, the amount of light is automatically adjusted by increasing or decreasing the number of LEDs of the remote shooting light source in conjunction with the distance between the CCD and the lens at the time of focus adjustment, so that it is necessary for shooting without adjusting the light amount one by one. Appropriate illumination can be obtained.
[0010]
According to the second aspect, in the case of the close-up shooting, the illuminance for effectively irradiating the subject is obtained by the close-up shooting light source provided near the lens as in the conventional case. In addition, the amount of light supplied is automatically adjusted by adjusting the current supplied to the multiple LEDs of the light source for remote photography in conjunction with the distance between the CCD and the lens during focus adjustment. Necessary and appropriate illuminance can be obtained.
[0011]
According to the third and fourth aspects of the present invention, the power source of the remote photographing light source is automatically linked to the tilt angle of the hand piece camera body by providing the tilt switch as the power switching means of the remote photographing light source in the hand piece camera body. Thus, it can be turned on and off. For example, when the camera body is substantially horizontal, the tilt switch is turned off and the remote photographing light source is not turned on. As a result, only the light source for close-up imaging can be turned on to image the oral cavity. In addition, when the camera body is substantially vertical, the tilt switch is automatically turned on and the remote photographing light source is turned on, enabling remote photographing to photograph the dental arch and the like from the outside of the mouth. Further, in this case, since the close-up light source can be turned on, the illuminance can be enhanced with both light sources. Further, when the camera body is held substantially horizontally, the remote photographing light source does not turn on, so that power can be saved.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a dental handpiece camera according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a dental handpiece camera to which the present invention is applied includes a CCD (not shown) that converts an optical signal into an electrical signal, and a cable 4 is electrically connected to one end of a holding unit 1. The imaging unit is provided with an imaging lens 5 at the other end which is thinned at the other end, and a proximity photographing light source 7 including a plurality of white LEDs 6 for irradiating a subject in the oral cavity near the lens 5. 2 is connected continuously. The imaging light entering from the lens 5 is converted into an electrical signal by the CCD, and an image is projected onto a monitor (not shown) via the cable 4.
[0013]
In the present invention, in addition to the proximity photographing light source 7 provided at the distal end of the dental handpiece camera having this configuration, a remote photographing light source 8 including a plurality of white LEDs 6 is provided at a neck portion near the lens 5, and this remote photographing light source 8 is further provided. The power source of the photographic light source 8 can be automatically switched in conjunction with the tilt angle of the camera body 3 by a built-in tilt switch 41.
[0014]
The detailed configuration and operation of the dental handpiece camera of the present invention will be described below in Embodiments 1 to 5.
[0015]
Embodiment 1
FIG. 2 is a configuration diagram for automatically adjusting the light quantity of the remote photographing light source according to Embodiment 1 of the present invention. In the configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment, the conductor 12 is fixed to the outer periphery of the CCD 10 that receives the imaging light of the subject 9 through the lens 5 as shown in FIG. On the other hand, a switch switching means having a plurality of contacts 14 to which the white LED 6 is electrically connected via a resistor 13 is provided below the conductor 12, and the CCD 10 is attached to the lens 10 together with the conductor 12 when adjusting the focus. By moving in opposition, the lower surface of the conductor 12 is brought into contact with and separated from the plurality of contacts, and the number of lighting of the white LED 6 is increased or decreased. A power source 11 is electrically connected to one end of the conductor 12.
[0016]
In the above example, the configuration in which the CCD 10 is moved to face the lens 10 has been described. Instead, the conductor 12 is fixed to the lens 5 as shown in FIG. At the same time, it may be configured to move facing the CCD 10. Other configurations are the same as those in the above example.
[0017]
According to the first embodiment, the light quantity of the remote photographing light source 8 is automatically adjusted by the switch switching means that increases or decreases the number of lighting of the white LED 6 in conjunction with the movement of the CCD 10 or the lens 5 at the time of focus adjustment, and is necessary for photographing. Appropriate illumination can be obtained.
[0018]
Embodiment 2
FIG. 3 is a diagram showing a configuration for automatically adjusting the light quantity of the remote photographing light source according to Embodiment 2 of the present invention. As shown in FIG. 3, the configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment is such that a rack 15 is formed on the lower surface of the conductor 12 fixed to the outer periphery of the CCD 10 in the first embodiment. A pinion 17 to which a contact 16 is fixed is engaged with the rack 15. On the other hand, an arc-shaped variable resistor 18 in which a plurality of white LEDs 6 are electrically connected as variable resistance means is provided below the pinion 17. 17, which is arranged concentrically with the pinion 17 that is engaged with the conductor 12 when the CCD 10 moves together with the conductor 12 to face the lens 5 during focus adjustment, and is fixed to the pinion 17 by rotation. When the position continuously changes while 16 is in sliding contact with the variable resistor 18, the resistance value is changed and the power supplied to the white LED 6 is increased or decreased.
[0019]
In the above example, the configuration in which the CCD 10 is moved to face the lens 10 has been described. Instead, the conductor 12 is fixed to the lens 5 as shown in FIG. At the same time, the pinion meshing with the rack 15 of the conductor 12 may be rotated by moving it opposite to the CCD 10 to continuously change the resistance. Other configurations are the same as those in the above example.
[0020]
According to the second embodiment, the amount of light of the remote photographing light source 8 is adjusted by variable resistance means that increases or decreases the current supplied to the plurality of white LEDs 6 of the remote photographing light source 8 in conjunction with the movement of the CCD 10 or the lens 5 during focus adjustment. Is automatically adjusted to obtain the necessary and appropriate illuminance for shooting.
[0021]
Embodiment 3
4 to 7 relate to the third embodiment of the present invention, FIG. 4 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the light quantity of the remote photographing light source, and FIG. 5 is a diagram showing the remote photographing light source and the distance sensor. 6 is a block diagram of light amount adjustment, and FIG. 7 is a flowchart of light amount adjustment. In the configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment, a distance sensor 19 as a distance detecting means is arranged near the remote photographing light source 8 as shown in FIG. As shown in FIGS. 4 and 6, the distance between the subject 9 and the lens 5 is detected using infrared rays, sound waves, or lasers. The number of lighting of the white LED 6 is increased or decreased by the comparator 20 in conjunction with the fluctuation value of the distance detected by the distance sensor 19. The white LED 6 is electrically connected to the power source 11 via the resistor 13.
[0022]
As shown in the block diagram of FIG. 6, the light amount adjustment by the distance detection detects a time difference Δt from when the infrared ray 22 emitted from the distance sensor 19 irradiates the subject 9 and the reflected light is received, and corresponds to this Δt. Then, the number of lighting of the white LED 6 is calculated by the CPU 21 which is a calculation means. In the calculation in the CPU 21, the round-trip distance of the infrared light 22 is calculated by multiplying the time difference Δt by the speed of light, and X (a distance at which a sufficient image quality can be obtained with a constant light amount is obtained from this numerical value and is arbitrarily determined by experimental measurement. The number of lighting of the white LED 6 is calculated based on the degree to which the numerical value obtained by subtracting the numerical value is larger or smaller than zero.
[0023]
For example, regarding how many of the white LEDs 6 constituting the remote photographing light source 8 are to be turned on and off, when the calculated value shown in the figure is (1), it is larger than zero. The number of ON is increased to increase the amount of light. In the case of (2), the number of LEDs is kept unchanged, and in the case of (3), the number of LEDs is less than zero. A command is output.
[0024]
Next, the operation of this configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. 7. First, photographing is started at 23, the infrared irradiation time is input at 24 “A input”, and infrared reflection is performed at 25 “B input”. The light detection time is input. Next, at 26, the time difference Δt due to the input of A and B is calculated, and at 27, the distance between the subject 9 and the lens 5 is calculated based on Δt and the speed of light. This calculated value is compared with the distance at which sufficient image quality can be obtained with a constant light quantity at 28, and when both are equal, the number of lighting of the LED 6 remains as it is, and when the X value is smaller, the number of lighting at 29 When the X value is not equal or small, the number of lighting is decreased and the light quantity is automatically adjusted.
[0025]
According to the third embodiment, the distance between the subject 9 and the lens 5 is detected by the sensor 19 at the time of photographing, and the number of lighting of the LED 6 constituting the remote photographing light source 8 is linked via the CPU in conjunction with the variation of the distance. The amount of light of the remote photographing light source 8 can be automatically adjusted. Thereby, the illuminance necessary and appropriate for photographing can be obtained.
[0026]
Embodiment 4
8 and 9 relate to the fourth embodiment of the present invention, FIG. 8 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the light quantity of the light source for remote photographing, and FIG. 9 is a block diagram for adjusting the light quantity in conjunction with the distance. is there. In the configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment, as shown in FIG. 5 in the third embodiment, a distance sensor 19 as a distance detecting means is arranged near the remote photographing light source 8. As shown in FIG. 8, the distance sensor 19 detects the distance between the subject 9 and the lens 5 using infrared rays 22, sound waves, or lasers. Then, the current supplied to the whole of the plurality of white LEDs 6 is increased or decreased by the comparator 20 according to the variation value of the distance detected by the distance sensor 19. The white LED 6 is electrically connected to the CPU 21 via the transistor TR ₁ and the resistors R ₁ , TR ₂ and R ₂ , TR ₃ and R ₃ , respectively. The resistance value is R1 <R2 <R3, and the current value of each resistor circuit is I ₁ > I ₂ > I ₃ .
[0027]
The light amount adjustment by the distance variation value detected by the distance sensor 19 detects the time difference Δt until the infrared rays 22 emitted from the distance sensor 19 irradiate the subject 9 and the reflected light is received as shown in the block diagram of FIG. Then, the current value to be supplied to the plurality of white LEDs 6 is calculated by the CPU 21 which is a calculation means corresponding to this Δt. In the calculation in the CPU 21, the round-trip distance of the infrared light 22 is calculated by multiplying the time difference Δt by the speed of light, and X (a distance at which a sufficient image quality can be obtained with a constant light amount is obtained from this numerical value and is arbitrarily determined by experimental measurement. The current value is calculated to the extent that the value obtained by subtracting (numerical value) is larger or smaller than zero.
[0028]
For example, current supplied to the plurality of white LED6 constituting the remote photographing light source 8, the calculated values shown in the figure (1) of small resistance in the ON circuits TR ₁ is greater than zero in the case of A larger current I ₁ is supplied to R ₁ to increase the amount of light. In the case of (2), the light amount remains the same, and in the case of (3), the light amount is smaller than zero, so the TR ₁ and TR ₂ circuits are turned off and TR is turned off. the circuit ₃ is oN, the circuit selection such as down the amount of light is made by passing a smaller current I ₃ to R ₃ of high resistance.
[0029]
According to the fourth embodiment, the remote photographing light source is obtained by increasing or decreasing the current supplied to the plurality of white LEDs 6 as the remote photographing light source 8 in conjunction with the change in the distance between the subject 9 and the lens 5 during the focus adjustment. The light quantity of 8 is automatically adjusted, and the illuminance necessary and appropriate for photographing can be obtained.
[0030]
[Embodiment 5]
10 and 11 relate to the fifth embodiment of the present invention, FIG. 10 is a block diagram for adjusting the light amount in conjunction with the amount of received light, and FIG. 11 is a flowchart for adjusting the light amount. The configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment is a sensor assembly 30 in which the CCD 10 detects the brightness of the received light, as shown in FIG. 10, and this sensor assembly 30 detects this. The CPU 21 calculates the number of lighting of the white LED 6 according to the degree of brightness.
[0031]
In the brightness detection, the incident light from the entire surface of the lens 5 in FIG. 10 is received by the CCD 10 and the amount of received light is detected. For example, the amount of light received at the positions indicated by 1, 2 and 3 of the CCD 10, that is, the brightness, as shown by the columnar graphs 1, 2 and 3, indicates that the level varies depending on the light receiving position of the CCD 10. When continuous detection is performed on the entire surface of the CCD 10, a curve as shown on the right side of the figure is obtained. Here, curves A, B, and C are shown as examples of brightness, and A located in the center of them is a “threshold value”, that is, a brightness level value at which an optimum image quality is obtained in advance by experimental measurement. The upper B represents a curve when brighter than the threshold, and the lower C represents a curve when darker than the “threshold”. The brightness detected by the CCD 10 in this way is compared with a threshold value by the CPU 21 as a calculation means. For example, in C where the signal level is low, the image is dark, so the number of lighting of the white LED 6 is increased and the amount of light is increased. In B, where the signal level is high, the image is bright, so a command to reduce the light quantity by reducing the number of lights is output, and the light quantity of the remote photographing light source 8 is automatically adjusted.
[0032]
The operation of this configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. As a result, the brightness detected by the CCD 10 in “Brightness comparison” of 33 is compared with the threshold value, and when the brightness is just right, the number of lighting of D6 constituting the remote photographing light source 8 is not increased or decreased as it is. It becomes. If it is darker than the threshold value, the number of LED lighting increases at 34 “light up”. If it is brighter than the threshold value, the number of lighting LEDs is reduced by 35 “light quantity down”. All these operations are performed automatically.
[0033]
It should be noted that methods for controlling the shutter speed to adjust the amount of light received by the CCD and methods for making the image brighter by increasing the gain (electronic amplification) even when the amount of received light is small have been used in the past. However, in either method, in order to obtain appropriate imaging, if the subject is dark, it is necessary to change the shutter speed or increase the gain. Accordingly, in the present invention, a relationship between subject illuminance, shutter speed, and gain that can obtain an optimal image in advance is prepared, and a change in shutter speed and gain that changes according to subject illuminance is detected using this relationship as a threshold value. The threshold value and the detection result can be compared to determine whether or not the subject illuminance is sufficient.
[0034]
According to the fifth embodiment, the light quantity of the remote photographing light source 8 can be automatically adjusted by increasing / decreasing the number of lighting of the white LED 6 in conjunction with the change in the amount of light received by the CCD 10. Thereby, the illuminance necessary and appropriate for photographing can be obtained.
[0035]
Embodiment 6
FIG. 12 is a block diagram for adjusting the amount of light in conjunction with the amount of received light according to Embodiment 6 of the present invention. The configuration for adjusting the light quantity of the remote photographing light source 8 in the present embodiment is a sensor assembly 30 for detecting the brightness of light received by the CCD 10 as shown in FIG. 12, and this sensor assembly 30 detects the sensor light. The CPU 21 calculates the current value supplied to the entire white LED 6 according to the brightness level.
[0036]
In FIG. 12, incident light from the entire surface of the lens 5 is received by the CCD 10 and the amount of received light is detected. For example, the amount of light received at the positions indicated by 1, 2 and 3 of the CCD 10, that is, the brightness, as shown by the columnar graphs 1, 2 and 3, indicates that the level varies depending on the light receiving position of the CCD 10. When continuous detection is performed on the entire surface of the CCD 10, a curve as shown on the right side of the figure is obtained. Here, as an example of brightness, curves A, B, and C are shown. Of these, A represents a “threshold value”, that is, a brightness level value at which an optimum image quality can be obtained in advance by experimental measurement, and B represents When brighter than the threshold, C represents a curve when darker than the “threshold”. The brightness detected by the CCD 10 in this way is compared with a threshold value by the CPU 21 which is a calculation means. When the brightness is lower than the threshold value, the current supplied to the entire white LED 6 is increased, and when it is bright, the brightness is decreased. A command is output, and the light quantity of the remote photographing light source 8 is automatically adjusted.
[0037]
For example, current supplied to the plurality of white LED6 constituting the remote photographing light source 8, a large current I ₁ by R ₁ a small resistance because the signal levels of the dark lower C the image of the circuit of the transistor TR ₁ is ON west Since the image is bright at A with a high signal level, the TR ₁ and TR ₂ circuits are turned off, TR ₃ is turned on, and a smaller current I ₃ is passed through the large resistor R ₃ to increase the amount of light. The circuit that goes down is selected.
[0038]
According to the sixth embodiment, the light quantity of the remote photographing light source 8 can be automatically adjusted by increasing / decreasing the current supplied to the white LED 6 in conjunction with the variation in the amount of light received by the CCD 10. Thereby, the illuminance necessary and appropriate for photographing can be obtained.
[0039]
Embodiment 7
FIGS. 13 to 16 relate to a seventh embodiment of the present invention, FIG. 13 is a schematic configuration diagram of a dental handpiece camera incorporating a tilt switch, FIG. 14 (a) is an explanatory diagram of the tilt switch, and FIG. ) Is a partially enlarged view showing a contact portion of the switch, and FIGS. 15 and 16 are views showing a photographing posture.
[0040]
In the present embodiment, the dental handpiece camera of the present invention incorporates a tilt switch that automatically switches the power source of the remote photographing light source in conjunction with the tilt angle of the camera body as the power source switching means of the remote photographing light source. It is a thing.
[0041]
In this embodiment, an example in which a mercury tilt switch is used as the tilt switch will be described. As shown in FIG. 14 (a), the mercury tilt switch 41 is provided with two contacts 43, one for each of the positive and negative lead wire ends protruding into the sealed container 42, or FIG. 14 (b). As shown in the figure, a total of four contacts 43 are provided in the vicinity of the end and the base end of each lead wire, and mercury 44 having a volume less than ½ of the volume is sealed in a sealed container 42. . The lead wire 47 except for the contact in the sealed container 42 is insulated so that it does not conduct except for the contact even if the position of the mercury surface changes when tilted.
[0042]
In the substantially horizontal state shown in FIG. 13, the mercury tilt switch 41 of this configuration is cut off from the current because the mercury 44 contacts only one of the contacts 43 even if it rotates 360 ° about the axis. The white LED 6 is not lit. 14 (a) and 14 (b), the mercury 44 contacts both the contacts 43 at the same time even if it rotates 360 [deg.] About the axis, so that the mercury 44 is between the contacts. The white LED 6 of the remote photographing light source 8 is supplied with power and lit.
[0043]
The white LED 6 of the remote photographing light source 8 is electrically connected to the power source 11 via the resistor 13. The resistor 13 has the same configuration as any of the resistors shown in FIGS. Further, the power source switching means shown in the present embodiment is not limited to the mercury tilt switch. For example, the tilt switch DS series A or B type manufactured by Nippon Switchgaku Kogyo KK, or the tilt switch YKS-11B type manufactured by KK Fujisoku. May be used.
[0044]
According to the seventh embodiment, the dental handpiece camera is provided with the tilt switch 41 as the power switching means of the light source 8 for remote photographing, so that, for example, the tilt switch in the usage example in which the camera body 3 shown in FIG. Is automatically turned off and the power source of the remote imaging light source 8 is automatically shut off and the remote imaging light source 8 does not light up. Therefore, only the proximity imaging light source 7 provided in the vicinity of the lens 5 is lit up to enter the oral cavity. It becomes possible to shoot. In the example of use in which the camera body 3 is vertical as shown in FIG. 16, the tilt switch is automatically turned on, so that the power source of the remote photographing light source 8 is connected and the remote photographing light source 8 is turned on. 7 and remote imaging while irradiating the dental arch 46 and the like from the outside of the mouth 45 with appropriate illuminance.
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, in addition to the conventional proximity photographing light source, a remote photographing light source is provided in the vicinity thereof, and the amount of light emitted by the remote photographing light source is configured to be automatically adjustable, thereby making it possible to adjust the light amount one by one. Even without adjustment, it is possible to obtain an appropriate irradiation light amount necessary for photographing.
[0046]
In this way, in order to strengthen the shortage of light in the conventional method, the camera head becomes larger if a light source is added around the lens, and if an auxiliary light source is used, it takes time to attach and detach, and an expensive auxiliary light source or parts are prepared. If the camera body is displaced vertically, the remote photography light source is automatically activated only when the camera body is tilted as a power switch for the remote photography light source. When the light source is turned on and displaced in the horizontal direction, the remote photographing light source is not turned on, so that the power cost is reduced and the illuminance necessary and appropriate for photographing can be obtained without operating the switch one by one.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a dental handpiece camera according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the amount of light of a remote photographing light source according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the amount of light of a remote photographing light source according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the light amount of a remote photographing light source according to Embodiment 3 of the present invention;
FIG. 5 is a front view showing a remote photographing light source and a distance sensor.
FIG. 6 is a block diagram of light amount adjustment by distance detection.
FIG. 7 is a flowchart of light amount adjustment.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram for automatically adjusting the amount of light of a remote photographing light source according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram for adjusting the amount of light in conjunction with distance.
FIG. 10 is a block diagram for adjusting the amount of light in conjunction with the amount of received light according to Embodiment 5 of the present invention.
FIG. 11 is a flowchart of light amount adjustment.
FIG. 12 is a block diagram for adjusting the amount of light in conjunction with the amount of received light according to Embodiment 6 of the present invention.
FIG. 13 is a schematic configuration diagram of a dental handpiece camera incorporating a tilt switch according to a seventh embodiment of the present invention.
14A is an explanatory view of a tilt switch, and FIG. 14B is a partially enlarged view showing a contact portion of the switch.
FIG. 15 is a diagram illustrating a shooting posture.
FIG. 16 is a diagram illustrating a shooting posture.
FIG. 17 is an explanatory diagram of a conventional dental handpiece camera.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Holding part 2 Imaging part 3 Camera main body 4 Cable 5 Lens 6 White LED
7 Light source for close-up photography 8 Light source for remote photography 9 Subject 10 CCD
11 Power supply 12 Conductor 13 Resistance 14 Contact 15 Rack 16 Contact 17 Pinion 18 Variable resistance 20 Comparator 21 CPU
22 Infrared 41 Mercury Inclination Switch 42 Sealed Container 43 Contact 44 Mercury 45 Mouth 46 Dental Arch

Claims

In the light source of a dental handpiece camera that shoots while irradiating a subject, in addition to a close-up light source arranged near the lens, a remote light source consisting of a plurality of LEDs is provided in the vicinity of the lens. The light quantity of the light source for remote photography is automatically adjusted by increasing / decreasing the number of LED lighting by a switch switching means that mechanically interlocks with or changes in the distance between the CCD as a charge coupled device and the lens during adjustment. A light source for dental handpiece cameras.

In the light source of a dental handpiece camera that shoots while irradiating a subject, in addition to a close-up light source arranged near the lens, a remote light source consisting of a plurality of LEDs is provided in the vicinity of the lens. During adjustment, the amount of current supplied to a plurality of LEDs is increased or decreased by variable resistance means that operates mechanically in conjunction with the change in the distance between the CCD, which is a charge-coupled device, and the lens. A light source for dental handpiece cameras.

In conjunction with the tilt angle of the dental handpiece camera, there is provided a power switching means for turning on the close-up light source and the remote-use light source in the substantially vertical state and turning on only the close-up light source in the substantially horizontal state. The light source of the dental handpiece camera according to claim 1 or 2 .

4. A light source for a dental handpiece camera according to claim 3, wherein said power supply switching means comprises a tilt switch.