JP4266526B2 - Condensate neutralizer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は熱交換器等で発生した酸性の結露水を中和するための結露水中和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱交換器等で発生した酸性の結露水を中和するための結露水中和装置において、コンパクトな容器を用いて且つ中和剤と結露水との接触時間を十分に確保するためには、結露水の通路をジグザグ等にして十分長くする必要がある。このためには、ジグザグ通路を構成するための仕切り壁が中和槽の容器内に必要となる。また中和処理を終えた結露水が中和槽から出る出口付近には、中和剤が一緒に流出しないようにするための構成が必要となる。更に上記ジグザグ通路の一部を構成する中和槽の内底部付近の空間には、中和剤や中和反応生成物が沈下してきて溜まらないように分離するためのストレーナ等を配置する構成が必要となる。
従来、上記のような各機能を保有した中和槽を構成するために、一般的に先に構成した大まかな中和槽の構成に対して複数の構成部材を後から接着やその他の方法で結合し、更に中和槽の全体を組み立てていく方法が採られていた。このため組み立て工数が増大し、また構造も複雑となる一方で、コストの増大を招いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような問題を解消するための方法として、本発明者等は中和槽を樹脂によるブロー成形で形成することとした。しかし、例えばブロー成形の中空部を適当に切断して容器状の本体ケースとする場合には、その本体ケースの側壁が内側へ倒れ込み易いという問題があった。そしてこの側周壁の内側への倒れ込み(内倒れ)を防止するための策として、補強リブを本体ケースの上端開口付近の倒れ込み易い側壁に形成することができるが、そのような補強リブだけでは十分ではなく、またそのような補強リブだけで倒れ込み傾向を減少させるためにはリブ高さを相当大きくしなければならなかった。
一方、中和処理の終わった結露水を容器状の本体ケースから排出する際に中和剤が一緒に流出しないようにする必要があるが、従来は孔を多数設けたストレーナ若しくは網を別品として取り付ける構成となっており、これが外れたり、ズレたりして中和剤が漏れ出る問題があった。また組み立てコストが付加されていた。
また従来の中和装置において、容器状のケース本体に対してケース蓋を上から外嵌させて取り付ける場合、ケース本体に引っ掛け用突起部を設け、これにケース蓋に設けた引っ掛け用口部を嵌め合せて係合させるようにしたものがあったが、前記ケース蓋に設けた引っ掛け用口部全体がフラットな面となっていたことから、引っ掛け用口部が引っ掛け用突起部から外れ易い問題、及び引っ掛け用口部と引っ掛け用突起部とが十分に接触状態を保っていないことから、ケース蓋をケース本体に取り付けた後もガタツキが発生し易い問題があった。
更に従来の中和装置において、中和槽の内底部付近の空間にストレーナを配置し、これによって沈降してきた中和剤や中和反応生成物が中和槽の内底に溜まって通路を閉塞するのを予防するようにしたものでは、前記ストレーナが上方に外れないように別部材を用いて上から押える構成としていたが、別部品を必要とするため、部品点数上或いは組み立てコスト上の問題があった。
【0004】
そこで本発明は上記従来の結露水中和装置の欠点を解消し、ブロー成形法を用いて製作する場合においても、容器状のケース本体の内倒れを十分に防止できる強度を有することができると共に、部品点数を十分に少なくすることができ、また中和剤や中和反応生成物が出口から流出したりケース本体内底部に溜まって通路を閉塞することを省部品点数で且つ確実に防止することができ、またケース本体にケース蓋をした際に、容易に外れたり、ガタついたりするのを防止することができる結露水中和装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の結露水中和装置によれば、酸性の結露水を中和するための中和装置であって、容器状のケース本体内には、ケース本体の一端側の入口から導入される結露水が他端側の出口に向けて上下方向にジグザグに移動して行くようにジグザグ通路仕切り壁を設けるようにした結露水中和装置において、前記ケース本体の開口部に近い内側壁に補強リブを一体成形すると共に、前記各ジグザグ通路仕切り壁はケース本体の対向する両側壁から突出して一体成形された一対の仕切り壁構成片の先端部が相互に突き合わされて構成され、且つ前記複数のジグザグ通路仕切り壁のうち結露水が仕切り壁の下を通過する方のジグザグ通路仕切り壁は、その一対の仕切り壁構成片のそれぞれがその突出基端部から突出先端部にかけて高さが低くなるように構成することでジグザグ通路仕切り壁の上方に通気空間を構成するようにすると共に、前記突出基端部が前記補強リブに連続して一体的に構成されていることを第1の特徴としている。
また本発明の結露水中和装置は、上記第1の特徴に加えて、出口に隣接する最後のジグザグ通路仕切り壁は、その一対の仕切り壁構成片がその突出先端部において当接することなく対峙して液の通過を許すスリットを構成していることを第2の特徴としている。
また本発明の結露水中和装置は、酸性の結露水を中和するための中和装置であって、容器状のケース本体と該ケース本体に外嵌するケース蓋とからなり、前記ケース本体の上部外側壁に複数個の引っ掛け用突起部を一体成形すると共に、前記ケース蓋の対応する部分に前記引っ掛け用突起部に嵌り合う引っ掛け用口部を設け、且つ前記引っ掛け用突起部はその下端を抜け止め用返り部に構成すると共に、前記引っ掛け用口部の下口縁に外側に反らされた係止片を構成し、これによってケース本体にケース蓋を取り付けた際に前記引っ掛け用突起部に嵌り合った引っ掛け用口部の係止片が引っ掛け用突起部の抜け止め用返り部に当接して係止されるようにしたことを第3の特徴としている。
また本発明の結露水中和装置は、上記第3の特徴に加えて、ケース蓋は金属製とすることを第4の特徴としている。
また本発明の結露水中和装置は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、ケース本体の底部近くの少なくとも対向する2側壁の内壁に抜け止め防止用の突出部を一体成形し、該突出部に対してこれを乗り越えて下方に圧入されるようにしてストレーナを配置し、これによって結露水のジグザグ通路において中和剤及び中和反応生成物をストレーナよりも上方に分離するようにしたことを第5の特徴としている。
また本発明の結露水中和装置は、上記第1〜5の何れかの特徴に加えて、ケース本体を樹脂製のブロー成形品としたことを第6の特徴としている。
【0006】
上記第1の特徴によれば、容器状の本体ケース内に構成される結露水のジグザグ通路仕切り壁は、ケース本体の対向する両側壁から突出して一体成形された一対の仕切り壁構成片の先端部が相互に突き合わされることで構成されるようになされているので、仕切り壁構成片が本体ケースの成形の際に同時に一体的に成形されることで、該ジグザグ通路仕切り壁を別部品で別途に構成する必要がなくなる。
しかも複数のジグザグ通路仕切り壁の内、結露水が仕切り壁の下を通過する方の各ジグザグ通路仕切り壁は、結露水が無闇にオーバーフローしないように背丈を高くする必要があるとことから、この背の高いジグザグ通路仕切り壁を構成する一対の仕切り壁構成片の突出基端部をケース本体の上縁開口部に近い内側壁に構成した補強リブと連続して一体に構成することで、ケース本体の内倒れが確実に防止され、強度の強いケース本体となる。勿論、前記各一対の仕切り壁構成片は突出基端部から突出先端部にかけて高さ(背丈)が低くなるようにしてあるので、そのジグザグ通路仕切り壁の上方に通気空間が構成され、ジグザグ通路各部間の均圧化を促進してスムーズな流れを確保すると共に、結露水がケース本体内の途中で閉塞されたような場合にもオーバーフローによる出口側への流れを確保することできる。
【0007】
上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用効果に加えて、結露水の出口に隣接する最後のジグザグ通路仕切り壁が、両側壁からそれぞれ突出する一対の仕切り壁構成片で構成されると共に、その一対の仕切り壁構成片の突出先端部が相互に隙間をもって対峙するように、液の通過を許容するスリットを構成していることで、別途にストレーナや金網等のフィルターを取り付けることなく、本体ケースの一部として、中和剤や中和反応生成物が流出するのを防止することができる。
【0008】
上記第3の特徴によれば、ケース蓋をケース本体に被せて外嵌させると、ケース蓋の各引っ掛け用口部がケース本体の各引っ掛け用突起部に嵌り合うと共に、各引っ掛け用口部の下口縁の外側に反らされた係止片が引っ掛け用突起部の下端の抜け止め用返り部に抗して嵌り込み、更にこの外側に反らされた係止片が嵌り込んだ状態で抜け止め用返り部に当接して係止される。これによってケース蓋がケース本体から容易に外れるのが防止されると共に、ケース蓋とケース本体とのガタツキも解消される。
【0009】
上記第4の特徴によれば、上記第3の特徴に加えて、ケース蓋を金属製とすることで、あまり厚みを厚くしなくとも、ケース蓋の引っ掛け用口部の係止片の強度を十分強くすることができ、且つ係止片は弾力性をもって引っ掛け用突起部に嵌り込み、弾力性をもって引っ掛け用突起部の抜け止め用返り部に当接して係止される。
【0010】
上記第5の特徴によれば、上記第1〜4の何れかの特徴による作用効果に加えて、ストレーナはケース本体の底部近くの内側壁に一体成形された突出部を乗り越えて下方に圧入されて配置されることで、押え部材を別途設けなくとも、ストレーナが上方に外れたりするのを予防することが可能となる。
【0011】
上記第6の特徴によれば、上記第1〜5の何れかの特徴に加えて、ケース本体をブロー成形品とすることで、上記の各構造を有するケース本体を容易に製作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は結露水中和装置の平面図である。図2はケース蓋を取り外したケース本体の平面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤やストレーナを省いた状態を示す。図3はケース本体の中央部の縦断面図である。図4は図3のA−A断面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤を省いた状態を示す。図5は図3のB−B断面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤を省いた状態を示す。図6は図3のC−C断面図である。図7は図3のD−D断面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤を省いた状態を示す。図8は図3のE−E断面図、図9はケース本体の右側面図、図10は結露水中和装置の背面図である。図11は図1のF−F断面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤を省いた状態を示す。図12はケース蓋の一部の詳細図、図13はストレーナの平面図、図14はストレーナの正面図である。
【0015】
図1〜図3、図10等を参照して、結露水中和装置は容器状のケース本体10と、ケース蓋20とからなる。結露水中和装置に対しては、その一端側に結露水の入口21が設けられている。
【0016】
図2〜図9を参照して、本体ケース10は容器状に構成され、その内空間がジグザグ通路仕切り壁11、12、13で仕切られることで、前記入口21のあるケース本体の一端側から他端側の出口14に向けて上下方向にジグザグするジグザグ通路Pが構成される。このジグザグ通路Pを通って結露水が前記入口21から出口14に移動し、その間にジグザグ通路Pに配置された中和剤G(図3参照)によって中和される。
また前記本体ケース10の上縁開口部に近い内側壁には、補強リブ15が突出して一体成形されている。この補強リブ15は、具体的には本体ケース10の長寸の側壁10a、10aの側壁に内側に突出するように成形されている。短寸の側壁10b、10bには設けていないが、同様に設けてもよい。
【0017】
前記ジグザグ通路仕切り壁11、12、13は、それぞれ一対の仕切り壁構成片111、111、122、122、133、133から構成される。
各仕切り壁構成片111、111、122、122、133、133は前記本体ケース10の長寸の側壁10a、10aから内方へ突出するようにして一体成形されている。
前記ジグザグ通路仕切り壁11、12、13のうち、前記出口14に隣接する最後のジグザグ通路仕切り壁13を除くジグザグ通路仕切り壁11、12は、それぞれ仕切り壁構成片111、111の突出先端部111a、111a、及び仕切り壁構成片121、121の突出先端部121a、121aが相互に突き合わされて当接するように構成されている。この当接は樹脂のブロウ成形の場合、実質的に前記当接部で接着状態となる場合が多い。
【0018】
前記出口14に隣接する最後のジグザグ通路仕切り壁13を除くジグザグ通路仕切り壁11、12のうち、結露水が仕切り壁の下を通過するようにした方のジグザグ通路仕切り壁11は、その背丈を高くして、結露水が無闇にこのジグザグ通路仕切り壁11をオーバーフローして通路短絡しないようにしている。その一方、ジグザグ通路仕切り壁11の上方にも通気空間Qを残すことで、各ジグザグ通路P間の均圧化を促進してスムーズな流れを確保すると共に、結露水がケース本体10内のジグザグ通路Pの途中で閉塞されたような場合にはオーバーフローを起こさせることで出口14側への流れを確保する必要がある。このような要請から、前記背丈を高くしたジグザグ通路仕切り壁11であってもその中央部付近は背丈を少し低くする必要がある。
以上のような状況において、前記背丈の高いジグザグ通路仕切り壁11は、その仕切り壁構成片111、111を、その突出基端部111bが突出先端部111aよりも高くなるように構成している。即ち、突出基端部111bから突出先端部111aにかけて高さが低くなるように傾斜させている。
そして前記前記背丈の高いジグザグ通路仕切り壁11の仕切り壁構成片111、111の各突出基端部111b、111bはケース本体10の開口部に近い内側壁に設けられて前記補強リブ15と連続するようにして一体成形している。
この様に仕切り壁構成片111の突出基端部111bを補強リブ15と連続して一体成形することで、容器としてのケース本体10の強度が大きく向上し、ケース本体10の側壁の内側への倒れ込みを十分に防止することができる。
前記内倒れ防止の効果は、ケース本体10を樹脂材料によるブロー成形により、その中空部の途中を切断して形成する場合に特にその効果が大きい。
【0019】
図2〜図4等を参照して、前記出口14に隣接するジグザグ通路仕切り壁13については、該ジグザグ通路仕切り壁13を構成する一対の仕切り壁構成片131、131の突出先端部131a、131aが相互に当接することなく対峙するように構成し、これによってスリットSを構成している。
前記スリットSは、結露水は通過することができるが中和剤Gや中和反応生成物は通過できないような隙間寸法になるようにする。
スリットSを仕切り壁構成片131、131の一体成形に伴って構成されるようにしたことで、従来用いられていた金網やストレーナ等を別途用いることなく、また組み立て作業を行うことなく、フィルター機能を構成することができる。
【0020】
次にケース本体10とケース蓋20との取り付けについて説明する。
ケース本体10とケース蓋20との取り付けは、ケース本体10の上部外側壁に複数個の引っ掛け用突起部16を設け、ケース蓋20の前記引っ掛け用突起部16に対応する部分に引っ掛け用口部22を設けることにより行う。
図2、図7、図9〜図11等を参照して、引っ掛け用突起部16は、その上端から下方へなだらかな角度で突出すると共に、その下端が直角または多少鋭角になるようにして抜け止め用返り部16aを構成する。
一方、前記引っ掛け用口部22には、図10、図11、図12等を参照して、引っ掛け用口部22の下口縁に周囲の面に対して外側に反らされた係止片22aを構成している。
このように構成して、ケース蓋20をケース本体10に被せて外嵌させると、ケース蓋20の各引っ掛け用口部22がケース本体10の各引っ掛け用突起部16に嵌り込み、各引っ掛け用口部22の係止片22aが引っ掛け用突起部16の抜け止め用返り部16aに抗して嵌り込み、この外側に反らされた係止片22aが嵌り込んだ状態で抜け止め用返り部16aに当接して係止される。これによってケース蓋20がケース本体10から容易に外れるのが防止されると共に、ケース蓋20とケース本体10とのガタツキも解消される。
前記ケース蓋20は金属製とすることができる。金属製とすることで、ケース蓋20の厚みを薄くしても強度を確保することができる。また前記引っ掛け用口部22の係止片22aが弾力性と強度を備えることができるので、堅固に且つ十分に引っ掛け用突起部16の抜け止め用返り部16aに係止させることができる。
【0021】
次にケース本体10内にストレーナ30を取り付ける構成を説明する。
図5、図13、図14等を参照して、ストレーナ30は、ケース本体10の内底部付近の空間に嵌り合って配置されることで、中和剤Gや中和反応生成物をストレーナ30より上の領域に分離し、ケース本体10内底に溜まってジグザグ通路Pを閉塞するのを予防するものである。該ストレーナ30は多孔状態とした本体平板部31と、該本体平板部31の互いに対向する2辺から下方に延びる一対の脚部32、32とからなる。該ストレーナ30は、例えば金属製とすることができる。
前記ケース本体10の内底部付近の空間に嵌り合って配置される本体平板部31の寸法は、該本体平板部31が配置されるケース本体10内定部付近の内空間の水平断面形状と相似形状とする。
前記一対の脚部32、32は本体平板部31の前記2辺から垂下した状態に設けられるが、その脚部32の途中から下の下半部32aは内方に傾斜するように折り曲げて構成されている。前記下半部32aの折り曲げ角度αは、例えば45度より小さな角度としている。
【0022】
一方、前記ストレーナ30が配置されるべきケース本体10の内底部付近の少なくとも対向する2側壁10a、10aの内壁に、抜け止め防止用の突出部17を一体成形して設けている。この突出部17は内壁から突出するリブとして側壁10a、10aに一体成形することができる。
前記突出部17の上半部の傾斜角度βは前記脚部32の下半部32aの折り曲げ角度αと同じ角度とし、突出部17の下半部の角度γは45度より大きい角度としている。
そして両側に対向する突出部17、17の間隙寸法が前記ストレーナ30の本体平板部31の幅W(脚部32は設けられている2辺間の寸法)よりも少し小さくなるように構成する。
今、ストレーナ30をその一対の脚部32を下にしてケース本体10内に降下させていくと、先ずストレーナ30の脚部32の下半部32aが突出部17の上半部に到達し、上半部の傾斜角度βに沿った状態で降下しつつ、その降下抵抗が増大する。が、ストレーナ30は、その下半部32aが窄まった脚部32でケース本体10の両側壁10a、10aを徐々に押し広げる格好となって、突出部17を乗り越えて下方の空間に嵌り込み、脚部32が内底に達したところで安定する。
一旦突出部17を乗り越えて下方に配置されたストレーナ30は、前記突出部17の下半部の傾斜角度γが45度より大きい角度となっていることから、容易に上方には抜け出ることができなくなり、その位置で安定する。
よって突出部17をケース本体10の側壁10aの一部に一体成形することで、ストレーナ30を確実に配置して抜け止めもできるので、別途、専用の部材を用意してストレーナ30を上から押えるようにする等の必要性がなくなる。
【0023】
上記本発明の実施例では、本体ケース10を中和剤Gや酸性の結露水に対して耐性のある樹脂で成形するが、特にブロー成形で成形することができる。ブロー成形でケース本体10を成形しても、ケース本体10の内倒れが十分に防止できる構成となっているからである。
【0024】
図3を参照して本発明の更に他の実施形態を説明する。ケース本体10内に構成されるジグザグ通路Pはジグザグ通路仕切り壁11、12、13で構成されているが、ジグザグ通路Pのうち、入口21側の第1槽P1と該第1槽P1に隣接する第2槽P2との間を仕切るジグザグ通路仕切り壁11は、その背丈を高く構成し、次の第2槽P2と第3槽P3との間を仕切るジグザグ通路仕切り壁12はその背丈を低く構成する。第3槽P3と第4槽P4との間のジグザグ通路仕切り壁11は再び背丈を高くする。
一方、前記出口14に隣接するジグザグ通路仕切り壁13のスリットSの位置を前記背丈の低いジグザグ通路仕切り壁12と同レベル程度にすることにより、ケース本体10内での結露水の通常時における水位Lを前記背丈の低いジグザグ通路仕切り壁12よりも僅かに高い程度としている。
更に中和剤Gについては、前記水位Lのある背丈の低いジグザグ通路仕切り壁12の上端付近を十分に越えた上方の位置(背丈の高い方のジグザグ通路仕切り壁11を越えない)まで充填するようにしている。
【0025】
以上のような構成とすることで、中和剤Gが中和反応により減量していくと、重力により上の方にある中和剤Gが下方に移動してきて、反応部に補充されることとなり、長期にわたって安定した中和反応が可能となる。又この種の構成では、従来より中和反応によって生じた反応生成物により結露水通路が詰まるという問題が発生し、それは第1槽P1の下方近辺から生じがちであるが、本発明の場合には、第1槽P1と第2槽P2との間のジグザグ通路仕切り壁11が高く、且つの第2槽P2と第3槽P3との間のジグザグ通路仕切り壁12が低いことにより、第1槽P1の下方で詰まりかけた場合に第1槽P1の水位と第2槽P2の水位に大きく差ができ、その水頭圧差によって、詰まりに逆らって流れようとする力が強くなり、中和反応生成物を押し流し易くなるという効果が生じる。
また仮に第1槽P1の下方が完全に詰まった場合でも、第1槽P1と第2槽P2との間のジグザグ通路仕切り壁11の上端からオーバーフローした結露水は、殆んど反応せずに直ぐに隣の第2槽P2と第3槽P3の間のジグザグ通路仕切り壁12を乗り越えるということなく、第2槽P2の上部の中和剤Gと反応してから第3槽P3に至るため、不完全な中和状態のままで出口14から排出される不都合が低減されるという効果も生じる。
【0026】
図1、図3を参照して、本発明の更に他の実施形態を説明する。この実施形態においては、2本の電極41、41をケース本体10内に垂下させてなる水位センサ40をケース蓋20に配置している。この水位センサ40の一対の電極41は、ケース本体10内の上部空間まで垂下させることで、結露水の水位が通常時の水位Lを超えて、異常に上昇したときにこれを検出するように構成している。
そして、前記水位センサ40による異常水位の検出が一定時間以上継続する場合には、該水位センサ40の検出情報を受け取る図示しない給湯装置における制御部において、中和反応生成物による詰まりと判定するようにしている。
前記中和反応生成物による詰まりと判定することで、前記給湯装置の制御部は、給湯装置のリモコンを通じて中和装置の異常を報知するように構成し、或いは給湯装置の使用禁止をするように構成する。
前記中和反応生成物による詰まりと判定するのは、異常水位の検出が一定時間以上継続する場合とする。これは中和反応生成物等による詰まりが無い場合でも寒冷時には凍結により詰まりが発生することがあり、この場合には結露水が流れてくることによって凍結が解氷され、凍結による詰まりはまもなく解除されるからである。この凍結による詰まりの場合を排除するためには、例えば30分等の一定の継続時間を条件することで行うことができる。
勿論、結露水の温度、中和装置内の温度、中和装置近傍の気温を検出する温度センサを用いて、その温度センサが凍結危険温度(例えば2℃)以下になった場合のみ、前記のような30分以上の長時間の継続を条件として、反応性生物による詰まりを判定するようにしてもよい。前記凍結危険温度を超える温度の場合には、水面の揺れ等による誤検出をしないように、例えば数秒間から数十秒間等の比較的短い継続時間の条件をもって、中和反応生成物による詰まりを判定することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上の構成、作用からなり、請求項1に記載の結露水中和装置によれば、酸性の結露水を中和するための中和装置であって、容器状のケース本体内には、ケース本体の一端側の入口から導入される結露水が他端側の出口に向けて上下方向にジグザグに移動して行くようにジグザグ通路仕切り壁を設けるようにした結露水中和装置において、前記ケース本体の開口部に近い内側壁に補強リブを一体成形すると共に、前記各ジグザグ通路仕切り壁はケース本体の対向する両側壁から突出して一体成形された一対の仕切り壁構成片の先端部が相互に突き合わされて構成され、且つ前記複数のジグザグ通路仕切り壁のうち結露水が仕切り壁の下を通過する方のジグザグ通路仕切り壁は、その一対の仕切り壁構成片のそれぞれがその突出基端部から突出先端部にかけて高さが低くなるように構成することでジグザグ通路仕切り壁の上方に通気空間を構成するようにすると共に、前記突出基端部が前記補強リブに連続して一体的に構成されているので、
ジグザグ通路仕切り壁をケース本体の両側壁から突出する一体成形の仕切り壁構成片の突き合わせで構成するようにしているので、ジグザグ通路仕切り壁を別部品で別途に構成する必要がなくなる。よって部品点数の低減及び組み立てコストの大きな低減を図ることができる。
しかも複数のジグザグ通路仕切り壁のうち、結露水が仕切り壁の下を通過する方の各ジグザグ通路仕切り壁の一対の仕切り壁構成片の突出基端部は、ケース本体の上縁開口部に近い内側壁に構成した補強リブと連続して一体に構成するようにしたので、ブロー成形を用いてケース本体を成形した場合等においても、ケース本体の内倒れを確実に防止することができ、十分に強度の強いケース本体とすることができる。
勿論、前記各一対の仕切り壁構成片は突出基端部から突出先端部にかけて高さ(背丈)が低くなるようにしてあるので、そのジズザグ通路仕切り壁の上方に通気空間を確保することができ、ジグザグ通路各部間の均圧化を促進してスムーズな流れを確保すると共に、結露水がケース本体内の途中で閉塞されたような場合にもオーバーフローによる出口側への流れを確保することができる。
また請求項2に記載の結露水中和装置によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、出口に隣接する最後のジグザグ通路仕切り壁は、その一対の仕切り壁構成片がその突出先端部において当接することなく対峙して液の通過を許すスリットを構成しているので、
処理済み結露水の出口付近に、別途にストレーナや金網等のフィルターを用意して、これを組み立てることなく、本体ケースの一部として、中和剤や中和反応生成物が流出するのを防止することができる。よって部品点数、組み立てコストの低減を図れると共に、別途組み立てたストレーナや金網が外れて中和剤等の流出が生じたりすることを確実に防止することができる。
また請求項3に記載の結露水中和装置によれば、酸性の結露水を中和するための中和装置であって、容器状のケース本体と該ケース本体に外嵌するケース蓋とからなり、前記ケース本体の上部外側壁に複数個の引っ掛け用突起部を一体成形すると共に、前記ケース蓋の対応する部分に前記引っ掛け用突起部に嵌り合う引っ掛け用口部を設け、且つ前記引っ掛け用突起部はその下端を抜け止め用返り部に構成すると共に、前記引っ掛け用口部の下口縁に外側に反らされた係止片を構成し、これによってケース本体にケース蓋を取り付けた際に前記引っ掛け用突起部に嵌り合った引っ掛け用口部の係止片が引っ掛け用突起部の抜け止め用返り部に当接して係止されるようにしたので、
ケース蓋をケース本体に確実に取り付けることができ、ケース蓋がケース本体から容易に外れるのを十分に防止することができると共に、ケース蓋とケース本体とのガタツキを確実に防止することができる。
また請求項4に記載の結露水中和装置によれば、上記請求項3に記載に構成による効果に加えて、ケース蓋は金属製としたので、
ケース蓋の厚みをあまり厚くしなくてもケース蓋の引っ掛け用口部の係止片の強度を十分強くすることができ、また前記係止片を弾力性をもって引っ掛け用突起部に嵌め込むことができ、弾力性をもって引っ掛け用突起部の抜け止め用返り部に当接、係止させることができる。
また請求項5に記載の結露水中和装置によれば、上記請求項1〜4の何れかに記載の構成による効果に加えて、ケース本体の底部近くの少なくとも対向する2側壁の内壁に抜け止め防止用の突出部を一体成形し、該突出部に対してこれを乗り越えて下方に圧入されるようにしてストレーナを配置し、これによって結露水のジグザグ通路において中和剤及び中和反応生成物をストレーナよりも上方に分離するようにしたので、
別途押え部材を設けなくとも、ストレーナが上方に外れたりするのを確実に防止することができるので、補修等のメンテナンスコストを軽減することができる。
また請求項6に記載の結露水中和装置によれば、上記請求項1〜5の何れかに記載の構成による効果に加えて、ケース本体を樹脂製のブロー成形品としたので、
請求項1〜5の何れかに記載した構造を有するケース本体を容易に低コストで製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す結露水中和装置の平面図である。
【図2】ケース蓋を取り外したケース本体の平面図で、ジグザグ通路に配置される中和剤やストレーナを省いた状態を示す。
【図3】ケース本体の中央部の縦断面図である。
【図4】図3のA−A断面図で、中和剤を省いた状態を示す。
【図5】図3のB−B断面図で、中和剤を省いた状態を示す。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】図3のD−D断面図で、中和剤を省いた状態を示す。
【図8】図3のE−E断面図である。
【図9】ケース本体の右側面図である。
【図10】結露水中和装置の背面図である。
【図11】図1のF−F断面図である。
【図12】ケース蓋の一部の詳細図である。
【図13】ストレーナの平面図である。
【図14】ストレーナの正面図である。
【符号の説明】
10 ケース本体
10a 長寸の側壁
10b 短寸の側壁
11、12、13 ジグザグ通路仕切り壁
111、121、131 仕切り壁構成片
111a、121a、131a 突出先端部
111b 突出基端部
14 出口
15 補強リブ
16 引っ掛け用突起部
16a 抜け止め用返り部
17 突出部
20 ケース蓋
21 入口
22 引っ掛け用口部
22a 係止片
30 ストレーナ
40 水位センサ
G 中和剤
L 水位
P ジグザグ通路
P1 第1槽
P2 第2槽
P3 第3槽
P4 第4槽
Q 通気空間
S スリット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a condensed water neutralizing device for neutralizing acidic condensed water generated in a heat exchanger or the like.
[0002]
[Prior art]
Condensation water neutralization equipment for neutralizing acidic dew condensation water generated in heat exchangers, etc., in order to ensure a sufficient contact time between the neutralizing agent and dew condensation water using a compact container It is necessary to make the water passage sufficiently long by zigzag or the like. For this purpose, a partition wall for forming the zigzag passage is required in the container of the neutralization tank. Moreover, the structure for preventing the neutralizing agent from flowing out together is necessary in the vicinity of the outlet where the condensed water after the neutralization treatment exits from the neutralization tank. Further, in the space near the inner bottom portion of the neutralization tank constituting a part of the zigzag passage, there is a configuration in which a strainer or the like for separating the neutralizing agent and the neutralization reaction product so as not to settle and accumulate is arranged. Necessary.
Conventionally, in order to configure a neutralization tank having the above-described functions, a plurality of structural members are generally adhered to the rough neutralization tank configured earlier by bonding or other methods. The method of joining and further assembling the whole neutralization tank was taken. For this reason, the number of assembling steps is increased and the structure is complicated, but the cost is increased.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As a method for solving the above problems, the present inventors decided to form the neutralization tank by blow molding with a resin. However, for example, when a blow-molded hollow portion is appropriately cut to form a container-shaped main body case, there has been a problem that the side wall of the main body case easily falls down. As a measure for preventing the side wall from falling down (inward), a reinforcing rib can be formed on the side wall near the upper end opening of the main body case. However, such a reinforcing rib is sufficient. In addition, in order to reduce the tendency of falling with only such reinforcing ribs, the rib height had to be considerably increased.
On the other hand, it is necessary to prevent the neutralizing agent from flowing out together when the condensed water that has been neutralized is discharged from the container-shaped main body case. Conventionally, however, a strainer or net with many holes is separately provided. There is a problem that the neutralizing agent leaks due to detachment or misalignment. In addition, assembly costs were added.
In addition, in the conventional neutralization device, when attaching the case lid to the container-like case main body from above, the case main body is provided with a hook projection, and the hook opening provided on the case lid is provided on the case main body. There was something that was fitted and engaged, but since the whole hooking port provided on the case lid was a flat surface, the hooking port was easily detached from the hooking projection In addition, since the hooking opening and the hooking protrusion are not sufficiently in contact with each other, there is a problem that rattling is likely to occur even after the case lid is attached to the case body.
Furthermore, in a conventional neutralization device, a strainer is arranged in the space near the inner bottom of the neutralization tank, so that the neutralizing agent and neutralization reaction products that have settled accumulate on the inner bottom of the neutralization tank and block the passage. In order to prevent this, the strainer is configured to be pressed from above using a separate member so that the strainer does not move upward. However, since a separate part is required, there is a problem in terms of the number of parts or assembly cost. was there.
[0004]
Therefore, the present invention eliminates the drawbacks of the conventional dew condensation water neutralization device, and even when produced using a blow molding method, it can have a strength that can sufficiently prevent the container-like case body from falling down, The number of parts can be reduced sufficiently, and the neutralizing agent and neutralization reaction product can be prevented from leaking out of the outlet or accumulated in the bottom of the case body and blocking the passage with a reduced number of parts. It is another object of the present invention to provide a dew condensation water neutralization device that can prevent the case main body from being easily detached or rattling when the case main body is covered with a case lid.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, according to the dew condensation water neutralization device of the present invention, a neutralization device for neutralizing acidic dew condensation water, the container-shaped case body is provided on one end side of the case body. In the dew condensation water neutralizing device, wherein the dew condensation water neutralizing device is provided with a zig zag passage partition wall so that the dew condensation water introduced from the inlet moves in a zig zag direction toward the outlet on the other end side.OpeningReinforcing ribs are integrally formed on the inner wall near the mouth, and the respective zigzag passage partition walls project from the opposite side walls of the case main body, and the ends of a pair of integrally formed partition wall pieces are butted against each other. Among the plurality of zigzag passage partition walls, the zigzag passage partition wall in which condensed water passes under the partition wall has a pair of partition wall constituent pieces each projecting from its projecting base end. A ventilation space is formed above the zigzag passage partition wall by being configured so that the height decreases toward the portion, and the protruding base end portion is configured integrally and continuously with the reinforcing rib. This is the first feature.
In addition to the first feature described above, the dew condensation water neutralizing apparatus of the present invention is configured such that the last zigzag passage partition wall adjacent to the outlet faces the pair of partition wall constituent pieces without abutting at the protruding tip portion. The second feature is that a slit that allows liquid to pass through is formed.
The dew condensation water neutralization device of the present invention is a neutralization device for neutralizing acidic dew condensation water, and comprises a container-like case main body and a case lid that is externally fitted to the case main body. A plurality of hooking protrusions are integrally formed on the upper outer wall, and a hooking opening for fitting the hooking protrusion is provided in a corresponding portion of the case lid, and the hooking protrusion has a lower end thereof. The hooking protrusion is formed when the case lid is attached to the case main body by constituting a locking piece bent outward at the lower mouth edge of the hooking mouth portion. The third feature is that the latching piece of the hooking mouth fitted to the hook is brought into contact with and latched with the retaining return part of the hooking projection.
In addition to the third feature, the dew condensation water neutralizing device of the present invention has a fourth feature that the case lid is made of metal.
Further, the dew condensation water neutralizing device of the present invention, in addition to any one of the above first to fourth features, integrally forming a protrusion for preventing slipping on the inner walls of at least two opposing side walls near the bottom of the case body, A strainer is disposed so as to be pressed down over the protruding portion so as to separate the neutralizing agent and the neutralization reaction product above the strainer in the zigzag passage of the condensed water. This is the fifth feature.
Moreover, the condensed water neutralization apparatus of the present invention has a sixth feature that, in addition to any one of the first to fifth features, the case body is a resin blow molded product..
[0006]
According to the first feature, the zigzag passage partition wall of the condensed water formed in the container-shaped main body case is protruded from the opposite side walls of the case main body and is integrally formed with the tips of the pair of partition wall constituting pieces. Since the parts are configured to be abutted against each other, the zigzag passage partition wall is formed as a separate part by simultaneously forming the partition wall constituting piece integrally when forming the main body case. There is no need for separate configuration.
In addition, among the zigzag passage partition walls, each zigzag passage partition wall where the condensed water passes under the partition wall needs to be heightened so that the condensed water does not overflow without darkness. The projecting base end part of the pair of partition wall constituent pieces constituting the tall zigzag passage partition wall is configured integrally with the reinforcing rib formed on the inner side wall near the upper edge opening of the case body so as to be integrated with the case. The main body is prevented from falling down and the case body is strong. Of course, each of the pair of partition wall constituting pieces has a height (height) that decreases from the projecting base end portion to the projecting tip end portion, so that a ventilation space is formed above the zigzag passage partition wall. It is possible to ensure a smooth flow by promoting pressure equalization between the respective parts, and also to ensure a flow to the outlet side due to overflow even when condensed water is blocked in the middle of the case body.
[0007]
According to the second feature, in addition to the function and effect of the first feature, the last zigzag passage partition wall adjacent to the outlet of the condensed water is composed of a pair of partition wall constituting pieces that respectively protrude from both side walls. In addition, a slit such as a strainer or wire mesh is attached separately so that a slit that allows the liquid to pass is formed so that the protruding tip portions of the pair of partition wall constituent pieces face each other with a gap. The neutralizer and the neutralization reaction product can be prevented from flowing out as a part of the main body case.
[0008]
According to the third feature, when the case lid is put on the case main body and externally fitted, each hooking mouth portion of the case lid is fitted to each hooking projection portion of the case main body, and each hook mouth portion is In a state where the locking piece warped to the outside of the lower edge is fitted against the return return portion at the lower end of the hooking projection, and further, the locking piece warped to the outside is fitted It comes into contact with and locks against the return return portion. This prevents the case lid from being easily detached from the case body, and also eliminates backlash between the case lid and the case body.
[0009]
According to the fourth feature, in addition to the third feature, the case lid is made of metal, so that the strength of the latch piece of the case lid hooking portion can be increased without increasing the thickness. The locking piece can be sufficiently strong, and the locking piece is elastically fitted into the hooking projection, and is elastically contacted and locked to the return return portion of the hooking projection.
[0010]
According to the fifth feature, in addition to the function and effect of any one of the first to fourth features, the strainer is press-fitted downward over the protrusion formed integrally with the inner wall near the bottom of the case body. Therefore, the strainer can be prevented from coming off without providing a pressing member separately.
[0011]
According to the sixth feature, in addition to any of the first to fifth features, the case body having the above-described structures can be easily manufactured by using the case body as a blow molded product. .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view of a dew condensation water neutralizer. FIG. 2 is a plan view of the case body with the case lid removed, showing a state in which the neutralizing agent and strainer arranged in the zigzag passage are omitted. FIG. 3 is a longitudinal sectional view of the central portion of the case body. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 3 and shows a state in which the neutralizing agent disposed in the zigzag passage is omitted. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 3 and shows a state in which the neutralizing agent disposed in the zigzag passage is omitted. 6 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. 3 and shows a state in which the neutralizing agent disposed in the zigzag passage is omitted. 8 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. 3, FIG. 9 is a right side view of the case body, and FIG. 10 is a rear view of the dew condensation water neutralizer. FIG. 11 is a cross-sectional view taken along the line F-F in FIG. 1 and shows a state in which the neutralizing agent disposed in the zigzag passage is omitted. 12 is a detailed view of a part of the case lid, FIG. 13 is a plan view of the strainer, and FIG. 14 is a front view of the strainer.
[0015]
Referring to FIGS. 1 to 3, 10, and the like, the dew condensation water neutralizing device includes a container-
[0016]
Referring to FIGS. 2 to 9, the
A reinforcing
[0017]
The zigzag
Each partition
Among the zigzag
[0018]
Of the zigzag
In the situation as described above, the tall zigzag
The protruding
In this way, by integrally forming the protruding
The effect of preventing the inward collapse is particularly great when the
[0019]
2 to 4 and the like, with respect to the zigzag
The slit S has a gap size that allows condensed water to pass through but does not allow the neutralizing agent G or the neutralization reaction product to pass through.
Since the slit S is configured in accordance with the integral molding of the partition wall
[0020]
Next, attachment of the
The case
Referring to FIGS. 2, 7, 9 to 11, etc., the hooking
On the other hand, referring to FIGS. 10, 11, 12 and the like, the hooking
With this configuration, when the
The
[0021]
Next, the structure which attaches the
Referring to FIGS. 5, 13, 14, and the like, the
The size of the main body
The pair of
[0022]
On the other hand,
The inclination angle β of the upper half of the
And the gap dimension of the
Now, when the
Once the
Therefore, by integrally forming the protruding
[0023]
In the embodiment of the present invention, the
[0024]
Still another embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The zigzag passage P configured in the
On the other hand, by setting the position of the slit S of the zigzag
Further, the neutralizing agent G is filled up to the upper position (not exceeding the higher zigzag passage partition wall 11) sufficiently beyond the vicinity of the upper end of the low zigzag
[0025]
With the configuration as described above, when the neutralizing agent G is reduced by the neutralization reaction, the neutralizing agent G on the upper side moves downward due to gravity and is replenished to the reaction section. Thus, a stable neutralization reaction is possible over a long period of time. Also, with this type of configuration, there has been a problem that the condensed water passage is clogged with the reaction product generated by the neutralization reaction.1However, in the case of the present invention, the first tank P1And second tank P2Zigzag
Also, the first tank P1Even if the lower part of the tank is completely clogged, the first tank P1And second tank P2The condensed water overflowing from the upper end of the zigzag
[0026]
Still another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this embodiment, a
When the abnormal water level detection by the
By determining that the neutralization reaction product is clogged, the control unit of the hot water supply device is configured to notify an abnormality of the neutralization device through a remote controller of the hot water supply device, or prohibit the use of the hot water supply device. Constitute.
The determination of clogging with the neutralization reaction product is made when the detection of the abnormal water level continues for a certain time or more. Even if there is no clogging due to neutralization reaction products, etc., clogging may occur due to freezing during cold weather. In this case, freezing will be thawed by the flow of condensed water, and clogging due to freezing will soon be released. Because it is done. In order to eliminate the case of clogging due to freezing, it can be performed by setting a certain duration, for example, 30 minutes.
Of course, the temperature sensor that detects the temperature of the dew condensation water, the temperature in the neutralization device, and the temperature in the vicinity of the neutralization device is used only when the temperature sensor falls below the freezing danger temperature (for example, 2 ° C.). Such clogging by reactive organisms may be determined on the condition that the continuation is for a long time of 30 minutes or more. In the case of a temperature exceeding the freezing danger temperature, clogging with a neutralization reaction product is performed under a condition of a relatively short duration such as several seconds to several tens of seconds so as not to make a false detection due to shaking of the water surface. Can be determined.
[0027]
【The invention's effect】
The present invention comprises the above-described configuration and action. According to the dew condensation water neutralizing device according to claim 1, the neutralization device for neutralizing acidic dew condensation water is provided in a container-like case body. In the dew condensation water neutralizing apparatus, the dew condensation water introduced from the inlet on one end side of the case body is provided with a zigzag passage partition wall so as to move in a zig zag direction toward the outlet on the other end side. Reinforcing ribs are integrally formed on the inner side wall near the opening of the case body, and the respective zigzag passage partition walls protrude from opposite side walls of the case body and the tip ends of a pair of partition wall constituting pieces integrally formed with each other. The zigzag passage partition wall in which condensed water passes below the partition wall among the plurality of zigzag passage partition walls is configured such that each of the pair of partition wall constituent pieces has a protruding base end portion. The venting space is formed above the zigzag passage partition wall so that the height decreases from the projecting tip to the projecting tip, and the projecting base end is configured integrally with the reinforcing rib. Because
Since the zigzag passage partition wall is configured by abutment of integrally formed partition wall constituent pieces protruding from both side walls of the case body, it is not necessary to separately configure the zigzag passage partition wall as a separate part. Therefore, the number of parts and the assembly cost can be greatly reduced.
Moreover, among the plurality of zigzag passage partition walls, the protruding base end portions of the pair of partition wall constituent pieces of each zigzag passage partition wall through which condensed water passes below the partition wall are close to the upper edge opening of the case body Since it is configured to be integrated continuously with the reinforcing rib formed on the inner wall, it is possible to reliably prevent the case body from falling down even when the case body is molded using blow molding, etc. The case body can be made strong.
Of course, each of the pair of partition wall constituting pieces has a height (height) that decreases from the projecting base end portion to the projecting tip end portion, so that a ventilation space can be secured above the zigzag passage partition wall. In addition, the pressure equalization between each part of the zigzag passage is promoted to ensure a smooth flow, and also when the condensed water is blocked in the middle of the case body, the flow to the outlet side due to overflow can be secured. it can.
Further, according to the dew condensation water neutralizing device according to claim 2, in addition to the effect of the configuration according to claim 1, the last zigzag passage partition wall adjacent to the outlet has a pair of partition wall components. Because it constitutes a slit that allows the liquid to pass without confronting at the protruding tip,
A separate filter such as a strainer or wire mesh is provided near the outlet of the treated dew condensation water to prevent the neutralizer and neutralization reaction product from flowing out as part of the main body case without assembling it. can do. Therefore, it is possible to reduce the number of parts and the assembly cost, and it is possible to surely prevent the separately assembled strainer or wire net from being removed and the neutralizer or the like from flowing out.
According to the dew condensation water neutralizing device according to claim 3, the neutralization device for neutralizing the acidic dew condensation water comprises a container-like case body and a case lid fitted on the case body. A plurality of hooking protrusions are integrally formed on the upper outer wall of the case main body, and a hooking opening for fitting the hooking protrusions is provided in a corresponding portion of the case lid, and the hooking protrusions The part constitutes a return part for retaining the lower end, and constitutes a locking piece warped outward on the lower edge of the hooking part, thereby attaching the case lid to the case body Since the locking piece of the hooking mouth part fitted to the hooking projection part is brought into contact with and locked to the retaining return part of the hooking projection part,
The case lid can be securely attached to the case main body, the case lid can be sufficiently prevented from being easily detached from the case main body, and rattling between the case lid and the case main body can be reliably prevented.
Moreover, according to the condensed water neutralization apparatus of Claim 4, in addition to the effect by the structure of Claim 3, the case lid is made of metal.
Even if the thickness of the case lid is not too thick, the strength of the locking piece of the hooking portion of the case lid can be sufficiently increased, and the locking piece can be elastically fitted into the hooking projection. It is possible to abut and lock the retaining protrusion of the hooking protrusion with elasticity.
Moreover, according to the condensed water neutralization apparatus of Claim 5, in addition to the effect by the structure in any one of the said Claims 1-4, it retains to the inner wall of the at least 2 opposing side wall near the bottom part of a case main body. The prevention protrusion is integrally formed, and the strainer is disposed so as to be pressed down over the protrusion and thereby the neutralizing agent and the neutralization reaction product in the zigzag passage of the condensed water. Was separated above the strainer,
Even if a separate pressing member is not provided, it is possible to reliably prevent the strainer from moving upward, so that maintenance costs such as repair can be reduced.
Moreover, according to the dew condensation water neutralization apparatus of Claim 6, in addition to the effect by the structure in any one of the said Claims 1-5, since the case main body was made into resin-made blow molded products,
A case body having the structure according to any one of claims 1 to 5 can be easily manufactured at low cost..
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a condensed water neutralizing apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a case body with a case lid removed, showing a state in which a neutralizing agent and a strainer arranged in a zigzag passage are omitted.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a central portion of a case main body.
4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 3, showing a state in which a neutralizing agent is omitted.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 3 and shows a state where the neutralizing agent is omitted.
6 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 3;
7 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. 3 and shows a state in which a neutralizing agent is omitted.
8 is a cross-sectional view taken along the line E-E in FIG. 3;
FIG. 9 is a right side view of the case main body.
FIG. 10 is a rear view of the condensed water neutralizing apparatus.
11 is a cross-sectional view taken along the line F-F in FIG. 1;
FIG. 12 is a detailed view of a part of the case lid.
FIG. 13 is a plan view of a strainer.
FIG. 14 is a front view of a strainer.
[Explanation of symbols]
10 Case body
10a long side wall
10b Short side wall
11, 12, 13 Zigzag passage partition wall
111, 121, 131 Partition wall component
111a, 121a, 131a protruding tip
111b Protruding proximal end
14 Exit
15 Reinforcement rib
16 Hook for protrusion
16a Return part for retaining
17 Projection
20 Case lid
21 entrance
22 Mouth port
22a Locking piece
30 Strainer
40 Water level sensor
G Neutralizing agent
L water level
P zigzag passage
P1 1st tank
P2 Second tank
P3 3rd tank
P4 4th tank
Q Ventilation space
S slit
Claims (6)
前記ケース本体の開口部に近い内側壁に補強リブを一体成形すると共に、前記各ジグザグ通路仕切り壁はケース本体の対向する両側壁から突出して一体成形された一対の仕切り壁構成片の先端部が相互に突き合わされて構成され、且つ前記複数のジグザグ通路仕切り壁のうち結露水が仕切り壁の下を通過する方のジグザグ通路仕切り壁は、その一対の仕切り壁構成片のそれぞれがその突出基端部から突出先端部にかけて高さが低くなるように構成することでジグザグ通路仕切り壁の上方に通気空間を構成するようにすると共に、前記突出基端部が前記補強リブに連続して一体的に構成されていることを特徴とする結露水中和装置。A neutralizing device for neutralizing acidic dew condensation water, and in the container-shaped case body, the dew condensation water introduced from the inlet on one end side of the case body is directed vertically toward the outlet on the other end side. In the dew condensation water neutralizing device in which a zigzag passage partition wall is provided so as to move in a zigzag manner,
Reinforcing ribs are integrally formed on the inner side wall close to the opening of the case body, and the zigzag passage partition walls protrude from the opposite side walls of the case body and the tip ends of a pair of partition wall constituting pieces integrally formed. The zigzag passage partition wall, which is configured to be abutted with each other and in which condensed water passes below the partition wall among the plurality of zigzag passage partition walls, has a pair of partition wall constituent pieces each having a protruding base end By forming the height to be lower from the protruding portion to the protruding tip, a ventilation space is formed above the zigzag passage partition wall, and the protruding base end is continuously integrated with the reinforcing rib. Condensate water neutralizing device characterized in that it is configured.
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