JP4258822B2 - Resin intake manifold - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(以下、内燃機関を「エンジン」という。)のインテークマニホールドに関し、特に樹脂製インテークマニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インテークマニホールドの軽量化、および断熱性の向上のために金属製インテークマニホールドに代えて樹脂製インテークマニホールドの採用が増大している。また、樹脂製インテークマニホールドを採用することにより、軽量化および断熱性能の向上を図ることができるとともに、設計自由度が向上する。しかし、樹脂製インテークマニホールドは複数の樹脂部材を溶着等により接合しているため、金属製インテークマニホールドと比較してバックファイア等による高圧の発生時における耐圧性能が低いという問題がある。
【0003】
そこで、耐圧性能を向上させるための技術が特開平10−299591号公報に開示されている。特開平10−299591号公報に開示されている樹脂製インテークマニホールドによると、吸気管部、接続管部およびサージタンク部を分割した部品で構成し、その分割面においてそれぞれの部品を溶着している。これにより、溶着面積が増大され、溶着部の溶着強度を向上することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平10−299591号公報に開示されている樹脂製インテークマニホールドは、分割面における溶着面積を確保するために分割位置が制限され、樹脂製インテークマニホールドでありながら吸気管および接続管の形状に自由度が低いという問題がある。上記のように分割位置あるいは吸気管および接続管の形状の自由度が低いと、接続管とサージタンクとの接続部分において各接続管同士を接近させること、ならびにサージタンクからエンジンの各気筒への吸気管の長さをそれぞれ同一にすることが困難である。例えば、各気筒へ接続される接続管をそれぞれサージタンクに接続する場合、各接続管ごとにサージタンクとの接続部位、すなわち溶着部位が必要となる。そのため、サージタンクと接続管との接続部位において、接続管をそれぞれ近接して配置することが困難である。
【0005】
気筒分配部において各接続管同士を接近させることができないと、吸入空気の気筒分配効率が低下するという問題が生じる。また、吸気管の長さが各気筒ごとに異なると、エンジンの吸気効率が低下するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、耐圧性能を低下させることなく、気筒分配効率を向上することができる樹脂製インテークマニホールドを提供することにある。
本発明の他の目的は、吸気効率を向上することができる樹脂製インテークマニホールドを提供することにある。
本発明の他の目的は、製造工数および製造コストを低減することができる樹脂製インテークマニホールドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の樹脂製インテークマニホールドによると、気筒分配部を単一の部材で形成し、その気筒分配部にエンジンの各気筒へ吸気を分配する吸気管が接続される開口部を形成している。この開口部はエンジンの気筒数と同数個または気筒数の1/n個(nは整数。但し気筒数をnで除した商が整数となるようにnを設定する。)形成されており、気筒分配部を単一の部材で形成することにより、各開口部は相互に近接して形成することができる。そのため、吸気管の気筒分配部側を近接して配置することができる。また、気筒分配部を単一の部材で形成し、吸気管の気筒分配部側を近接させることにより、樹脂製インテークマニホールドの形状の自由度が向上する。そのため、例えば気筒分配部および吸気管を構成する部材を溶着する場合、十分な溶着面積を確保することができる。したがって、吸気は開口部が近接して形成されている気筒分配部から各気筒へ均等に分配され、耐圧性能が低下することなく吸気の気筒分配効率を向上させることができる。
また、本発明の請求項1記載の樹脂製インテークマニホールドによると、エンジンの気筒数が3気筒である場合、樹脂製インテークマニホールドを構成する部材の数は3つである。例えば、気筒分配部および吸気管を構成する部材の数を増すと、気筒分配部の開口部の位置を接近させることは可能である。しかし、部材の数が増すごとに製造コストが増大する。したがって、エンジンが3気筒の場合に気筒分配部および吸気管を構成する部材の数を3つとすることにより、気筒分配効率の高い樹脂製インテークマニホールドを低コストで製造することができる。
さらにまた、本発明の請求項1記載の樹脂製インテークマニホールドによると、気筒分配部および吸気管を構成する部材は第1部材、第2部材および第3部材の3つの部材から構成されている。エンジンが3気筒の場合、吸気管は第1吸気管、第2吸気管および第3吸気管の3本であり、第1部材は気筒分配部と第1吸気管および第2吸気管のロア側とが一体に形成されている。ここで、ロア側とは吸気管を軸線方向に沿って切断した一方の側の略半管形状の部位である。また、アッパ側とは上述のように吸気管を軸線方向に沿って切断した際の反ロア側の部位である。なお、ロア側およびアッパ側は便宜上の呼称であり、上側および下側という意味に限定するものではない。第2部材は第1吸気管および第2吸気管のアッパ側ならびに第3吸気管のロア側が形成されている。第3部材は第3吸気管のアッパ側が形成されている。第1部材、第2部材および第3部材を上記のように分割することにより、気筒分配部および吸気管を構成する部材の数を3つとすることができる。
【0008】
本発明の請求項2記載の樹脂製インテークマニホールドによると、開口部に接続される吸気管はサージタンクから気筒までの全長が全て等しくなっている。したがって、吸気効率を向上させることができる。
【0010】
本発明の請求項3記載の樹脂製インテークマニホールドによると、気筒分配部および吸気管を構成する部材はそれぞれ溶着により接合されている。したがって、気筒分配部および吸気管を容易かつ短時間で接合することができる。
本発明の請求項4または5記載の樹脂製インテークマニホールドによると、気筒分配部および吸気管を構成する部材の溶着はダイスライドインジェクション法またはダイスライドインジェクション法により実施される。そのため、成形型内に射出された樹脂製の部材から直接かつ連続的に樹脂製インテークマニホールドを形成することができる。したがって、樹脂製インテークマニホールドを成形するための工数および製造コストを低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
図1、図2および図3は、本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドを示している。本実施例による樹脂製インテークマニホールドは、3気筒のエンジンに適用するために3本の吸気管を有している。
【0012】
樹脂製インテークマニホールド1は、図示しないサージタンクに接続される側の気筒分配部10、気筒分配部に形成される開口部11、ならびに各開口部に対応してそれぞれ接続されている吸気管から構成されている。吸気管としては、図示しないエンジンの各気筒に接続される第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23の3本の吸気管が設けられる。図3に示すように、気筒分配部10にはサージタンクに接続するためのサージタンクフランジ2が取り付けられる。また、吸気管の気筒接続側にはエンジンのシリンダヘッドに接続するためのヘッドフランジ3が取り付けられる。各吸気管はヘッドフランジ3を介して、各気筒の吸気ポートに接続されている。サージタンクに蓄えられた吸気は、気筒分配部10により各気筒の吸気ポートと接続されている第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23に分配され、各気筒へ供給される。
【0013】
図4に示すように樹脂製インテークマニホールド1は第1部材31、第2部材32および第3部材33の3つの部材から構成されている。
第1部材31には、気筒分配部10、ならびに第1吸気管21のロア側21aおよび第2吸気管22のロア側22aが形成されている。第2部材32には、第1吸気管21のアッパ側21bおよび第2吸気管22のアッパ側22b、ならびに第3吸気管23のロア側23aが形成されている。第3部材33には、第3吸気管23のアッパ側が形成されている。本明細書中では、吸気管を軸線方向に沿って切断した場合、概略半管形状の一方の部位をアッパ側、ならびに他方の部位をロア側と便宜上呼称しており、上側または下側に限定する意味ではない。
【0014】
第1部材31と第2部材32とが接合されることにより、管形状の第1吸気管21および第2吸気管22が形成される。また、この第2部材32に第3部材33を接合することにより、管形状の第3吸気管23が形成される。
これらの第1部材31、第2部材32および第3部材33は、図3に示すようにそれぞれ溶着して接合することにより一体の樹脂製インテークマニホールド1として形成される。第1部材31、第2部材32および第3部材33には、吸気管を構成する管形状部分と各部材を相互に溶着するための溶着部が形成されている。例えば図4に示すように第3部材33の場合、この溶着部33aは管形状部分33bの端部につば状に形成されている。
【0015】
第1部材31、第2部材32および第3部材33を図4に示すように分割することにより、気筒分配部10は単一の部材である第1部材31に形成される。そのため、気筒分配部10の開口部11がそれぞれ近接して形成され、第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23を気筒分配部10において相互に近接して配置することができる。また、第1部材31、第2部材32および第3部材33を図4に示すように分割することにより、第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23の長さ、すなわち気筒分配部10からヘッドフランジ3の取り付け部までの長さが同一となる。
【0016】
図1および図5に示すように、気筒分配部10には図示しないサージタンクからエンジンの各気筒へ吸気を分配するための開口部11が形成されている。開口部11はエンジンの気筒数と同数個が形成されている。すなわち、本実施例では3つの開口部11が形成されている。
本実施例では、開口部11はエンジンの気筒数と同数個が気筒分配部10に形成されている。しかし、例えばエンジンが直列またはV型の6気筒などの多気筒の場合、気筒数を整数で除した1/n個(nは整数)の開口部を気筒分配部に形成してもよい。この場合、気筒数をnで除した商が整数となるようにnを設定する。
【0017】
図5に示すように気筒分配部10の開口部11は、第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23の分配部側が近接するように3つの開口部の中心軸が3角形状となるように配置されている。気筒分配部10には、開口部11に対応して第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23が接続されている。
【0018】
次に、上記の構成の樹脂製インテークマニホールド1の製造方法について説明する。
図4に示すように樹脂製インテークマニホールド1は、第1部材31、第2部材32および第3部材33から構成されている。3つの部材に分割した第1部材31、第2部材32および第3部材33は、ダイスライドインジェクション法またはダイロータリーインジェクション法により連続して射出成形され接合される。第1部材31と第2部材32、第1部材31と第3部材33、および第2部材32と第3部材33とは、接合部の溝部に注入された溶着樹脂により接合される。例えば、図6および図7に示すように第1部材31と第2部材32との接合部34には、第1部材31に溝部31aならびに第2部材32に溝部32aが形成されている。この溝部31aおよび溝部32aにより形成される空間部35に溶着樹脂36が注入される。そして、この溶着樹脂36により第1部材31と第2部材32とが接合される。
【0019】
本実施例の樹脂製インテークマニホールド1の場合、図8に示すように第1部材31と第2部材32とを接合した後、接合された第1部材31および第2部材32に第3部材33を接合する。そして、接合された第1部材31、第2部材32および第3部材33からなる樹脂製インテークマニホールド1にサージタンクフランジ2およびヘッドフランジ3が溶着される。
【0020】
樹脂製インテークマニホールド1とサージタンクフランジ2およびヘッドフランジ3とは接合面が平面であるので、ダイスライドインジェクション法またはダイロータリーインジェクション法に限らず、振動溶着法あるいは熱溶着法などが適用可能である。
【0021】
上述したように、気筒分配部10の開口部11をそれぞれ近接して形成することによりエンジンの出力が向上する。例えば、本実施例の樹脂製インテークマニホールド1と従来の樹脂製インテークマニホールドとについて、エンジンの回転数に対する軸トルクの関係を示したものが図9である。ここで、従来の樹脂製インテークマニホールドとは、サージタンクに吸気管が一方向に直列して配置されたものである。図9によると、従来の樹脂製インテークマニホールドを適用したエンジンと比較して、回転域すべてにおいて本実施例の樹脂製インテークマニホールドを適用したエンジンの軸トルクが向上している。すなわち、気筒分配部10の開口部11を近接することでエンジンの出力向上の効果が高いことを示している。
【0022】
以上説明したように、本実施例では気筒分配部10を第1部材31に単一の部材として形成することにより、従来の樹脂製インテークマニホールドのように吸気管とサージタンクとを接続するための溶着部位を吸気管ごとにそれぞれ確保する必要がない。そのため、エンジンの各気筒へ連通する開口部11を気筒分配部10に相互に近接して形成することができる。また、気筒分配部10を第1部材31に単一の部材として形成し、第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23の気筒分配部側を近接させることにより樹脂製インテークマニホールド1の形状の自由度が向上する。そのため、第1部材31、第2部材32および第3部材33を溶着する場合、溶着部の確保が容易である。さらに、エンジンが3気筒の場合、樹脂製インテークマニホールド1を構成するための部材は第1部材31、第2部材32および第3部材33の3つである。したがって、溶着部の耐圧性能の低下を防止し、かつ製造コストおよび部品点数が増加することなく吸気の気筒分配効率を向上させることができる。
【0023】
本実施例では、樹脂製インテークマニホールド1を所定の形状の第1部材31、第2部材32および第3部材33に分割することにより、樹脂製インテークマニホールド1を構成する部材の数を増加させることなく、気筒分配部10の開口部11を近接させることができ、かつ第1吸気管21、第2吸気管22および第3吸気管23の長さを同一とすることができる。したがって、気筒分配効率を高めることができるとともに、エンジンの吸気効率を高めることができる。また、樹脂製インテークマニホールド1を所定の形状に分割することにより、樹脂製インテークマニホールド1の形状の自由度を向上させることができる。そのため、この樹脂製インテークマニホールド1をエンジンに組み付ける際の組み付け部周辺のツールクリアランスの確保が容易な形状とすることができる。
【0024】
本実施例では、樹脂製インテークマニホールド1をダイスライドインジェクション法またはダイロータリーインジェクション法により成形することにより、成形型内の第1部材31、第2部材32および第3部材33から中間部材が介在することなく連続的に樹脂製インテークマニホールド1を形成することができる。したがって、樹脂製インテークマニホールド1の成形工数および製造コストを低減することができる。
【0025】
以上、本発明の樹脂製インテークマニホールドを3気筒のエンジンに適用した実施例について説明した。本発明では3気筒であることを前提としたが、3気筒以上であってもよい。例えば4気筒の場合、気筒分配部に形成される開口部の中心軸を結ぶ線が四辺形となるように開口部を4つ配置することで、吸気管の気筒分配部側を近接して配置することができる。また、例えば上記の実施例で説明した3気筒のエンジンに適用した樹脂製インテークマニホールドを2つ用いることで、V型6気筒のエンジンに適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドを気筒分配部側から見た概略斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドを反気筒分配部側から見た概略斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドを反気筒分配部側から見た概略斜視図であって、サージタンクフランジおよびヘッドフランジを取り付けた状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドの第1部材、第2部材および第3部材を図2と同一の方向から見た概略斜視図である。
【図5】図3のV−V線を含む開口部の軸に垂直な面で切断し、その切断面をサージタンク側から見た断面図である。
【図6】図3のVI−VI線を含む図5の面と平行な面で切断し、その切断面をサージタンク側から見た断面図である。
【図7】図6の矢印VII部分を拡大した図である。
【図8】本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドを図2と同一の方向から見た概略斜視図であって、その製造手順を説明するための図である。
【図9】エンジンの回転数に対する軸トルクの関係を示す図であって、本発明の一実施例による樹脂製インテークマニホールドと従来のインテークマニホールドとを比較した図である。
【符号の説明】
1 樹脂製インテークマニホールド
10 気筒分配部
11 開口部
21 第1吸気管
22 第2吸気管
23 第3吸気管
31 第1部材
32 第2部材
33 第3部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an intake manifold of an internal combustion engine (hereinafter, the internal combustion engine is referred to as an “engine”), and more particularly to a resin intake manifold.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to reduce the weight of an intake manifold and improve heat insulation, the use of a resin intake manifold instead of a metal intake manifold has been increasing. Further, by adopting the resin intake manifold, it is possible to reduce the weight and improve the heat insulation performance, and to improve the degree of design freedom. However, since the resin intake manifold is formed by joining a plurality of resin members by welding or the like, there is a problem that the pressure resistance performance when a high pressure is generated by a backfire or the like is lower than that of a metal intake manifold.
[0003]
Therefore, a technique for improving the pressure resistance performance is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-299591. According to the resin intake manifold disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-299591, the intake pipe part, the connection pipe part, and the surge tank part are composed of divided parts, and the respective parts are welded on the divided surface. . Thereby, a welding area is increased and the welding strength of a welding part can be improved.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the resin intake manifold disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-299591 is limited in the dividing position in order to secure the welding area on the dividing surface, and the shape of the intake pipe and the connecting pipe is a resin intake manifold. However, there is a problem that the degree of freedom is low. As described above, when the degree of freedom of the dividing position or the shape of the intake pipe and the connection pipe is low, the connection pipes are brought close to each other at the connection portion between the connection pipe and the surge tank, and from the surge tank to each cylinder of the engine. It is difficult to make the lengths of the intake pipes the same. For example, when connecting a pipe connected to each cylinder to a surge tank, a connecting part to the surge tank, that is, a welding part is required for each connecting pipe. Therefore, it is difficult to arrange the connection pipes close to each other at the connection portion between the surge tank and the connection pipe.
[0005]
If the connecting pipes cannot be brought close to each other in the cylinder distributing section, there arises a problem that the cylinder distributing efficiency of the intake air is lowered. Further, if the length of the intake pipe is different for each cylinder, there is a problem that the intake efficiency of the engine is lowered.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a resin intake manifold that can improve cylinder distribution efficiency without degrading pressure resistance.
Another object of the present invention is to provide a resin intake manifold capable of improving the intake efficiency.
Another object of the present invention is to provide a resin intake manifold that can reduce the number of manufacturing steps and the manufacturing cost.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the resin intake manifold of
According to the resin intake manifold of
Still further, according to the resin intake manifold of the first aspect of the present invention, the members constituting the cylinder distributing portion and the intake pipe are constituted by three members: a first member, a second member and a third member. When the engine has three cylinders, there are three intake pipes, ie, a first intake pipe, a second intake pipe, and a third intake pipe, and the first member is a cylinder distributor and a lower side of the first intake pipe and the second intake pipe And are integrally formed. Here, the lower side is a substantially semi-tube-shaped portion on one side of the intake pipe cut along the axial direction. Further, the upper side is a portion on the side opposite to the lower side when the intake pipe is cut along the axial direction as described above. The lower side and the upper side are names for convenience, and are not limited to the meaning of the upper side and the lower side. The second member is formed with an upper side of the first intake pipe and the second intake pipe and a lower side of the third intake pipe. The third member is formed on the upper side of the third intake pipe. By dividing the first member, the second member, and the third member as described above, the number of members constituting the cylinder distributor and the intake pipe can be three.
[0008]
According to the resin intake manifold of
[0010]
According to the resin intake manifold of the third aspect of the present invention, the members constituting the cylinder distributor and the intake pipe are joined together by welding. Therefore, the cylinder distributor and the intake pipe can be joined easily and in a short time.
According to the resin intake manifold of claim 4 or 5 of the present invention, the members constituting the cylinder distributing portion and the intake pipe are welded by the die slide injection method or the die slide injection method. Therefore, the resin intake manifold can be formed directly and continuously from the resin member injected into the mold. Therefore, it is possible to reduce the man-hours and manufacturing costs for forming the resin intake manifold.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An example showing an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1, 2 and 3 show a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention. The resin intake manifold according to the present embodiment has three intake pipes for application to a three-cylinder engine.
[0012]
The
[0013]
As shown in FIG. 4, the
The
[0014]
By joining the
The
[0015]
By dividing the
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 5, the
In this embodiment, the same number of
[0017]
As shown in FIG. 5, the
[0018]
Next, a method for manufacturing the
As shown in FIG. 4, the
[0019]
In the case of the
[0020]
Since the
[0021]
As described above, the engine output is improved by forming the
[0022]
As described above, in this embodiment, the
[0023]
In this embodiment, the number of members constituting the
[0024]
In this embodiment, an intermediate member is interposed from the
[0025]
The embodiment in which the resin intake manifold of the present invention is applied to a three-cylinder engine has been described above. In the present invention, it is assumed that there are three cylinders, but three or more cylinders may be used. For example, in the case of four cylinders, four openings are arranged so that the line connecting the central axes of the openings formed in the cylinder distributing part forms a quadrilateral, and the cylinder distributing part side of the intake pipe is arranged close to each other. can do. Further, for example, by using two resin intake manifolds applied to the three-cylinder engine described in the above embodiment, the present invention can be applied to a V-type six-cylinder engine.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention as viewed from a cylinder distributor.
FIG. 2 is a schematic perspective view of a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention as viewed from the non-cylinder distribution portion side.
FIG. 3 is a schematic perspective view of a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention as viewed from the counter-cylinder distribution portion side, showing a state where a surge tank flange and a head flange are attached.
4 is a schematic perspective view of a first member, a second member, and a third member of a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention, as viewed from the same direction as FIG.
5 is a cross-sectional view taken along a plane perpendicular to the axis of the opening including the VV line of FIG. 3, and the cut surface is viewed from the surge tank side.
6 is a cross-sectional view taken along a plane parallel to the plane of FIG. 5 including the VI-VI line of FIG. 3, and the cut plane is viewed from the surge tank side.
7 is an enlarged view of a portion indicated by an arrow VII in FIG.
FIG. 8 is a schematic perspective view of a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention as viewed from the same direction as that in FIG. 2, and is a view for explaining a manufacturing procedure thereof.
FIG. 9 is a diagram showing a relationship of shaft torque with respect to engine speed, and is a diagram comparing a resin intake manifold according to an embodiment of the present invention with a conventional intake manifold.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記気筒分配部に、相互に近接して内燃機関の気筒数と同数個または気筒数の1/n個(nは整数)形成されている開口部と、
前記開口部に対応して前記気筒分配部に、前記内燃機関の気筒数と同数本または気筒数の1/n本接続されている吸気管と、を備え、
前記内燃機関は3気筒であって、3つの部材から構成されており、
前記気筒分配部および前記吸気管を構成する部材は、前記気筒分配部、第1吸気管のロア側および第2吸気管のロア側が形成されている第1部材と、前記第1吸気管のアッパ側、前記第2吸気管のアッパ側および第3吸気管のロア側が形成されている第2部材と、前記第3吸気管のアッパ側が形成されている第3部材とからなることを特徴とする樹脂製インテークマニホールド。A cylinder distributor connected to the surge tank and formed of a single member;
An opening formed in the cylinder distributing portion in the vicinity of each other, the number of cylinders of the internal combustion engine being equal to or 1 / n of the number of cylinders (n is an integer);
An intake pipe connected to the cylinder distributor corresponding to the opening, the same number as the number of cylinders of the internal combustion engine or 1 / n of the number of cylinders ,
The internal combustion engine has three cylinders and is composed of three members.
The cylinder distributing part and the members constituting the intake pipe are the first member in which the cylinder distributing part, the lower side of the first intake pipe and the lower side of the second intake pipe are formed, and the upper of the first intake pipe And a second member formed with an upper side of the second intake pipe and a lower side of the third intake pipe, and a third member formed with an upper side of the third intake pipe. Resin intake manifold.
Priority Applications (1)
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