JP4250951B2 - Sealing device - Google Patents
Sealing device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4250951B2 JP4250951B2 JP2002334526A JP2002334526A JP4250951B2 JP 4250951 B2 JP4250951 B2 JP 4250951B2 JP 2002334526 A JP2002334526 A JP 2002334526A JP 2002334526 A JP2002334526 A JP 2002334526A JP 4250951 B2 JP4250951 B2 JP 4250951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side lip
- lip
- sealing device
- shape
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7869—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
- F16C33/7879—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封装置に係り、更に詳しくは、サイドリップを有する密封装置に関するものである。本発明の密封装置は例えばハブベアリングシールとして自動車関連分野に用いられ、または汎用機械等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種の密封装置として、例えば図4に示す密封装置1が知られており、この密封装置1は、取付環2に加硫接着されたゴム状弾性体3によって、スリンガー4の筒部(軸方向部)5外周面に摺動自在に密接する主リップ6および副リップ7と、スリンガー4のフランジ部(径方向部)8端面に摺動自在に密接するサイドリップ9とを一体に有している。
【0003】
しかしながらこの従来技術によると、サイドリップ9に図示したようにピンポイントの折れ曲がり部10が形成されているために、サイドリップ9にスリンガー4をセットすると、折れ曲がり部10が屈曲点となってここに内部応力が集中する。したがってサイドリップ9がへたり易い形状であるために、面振れに対して密封性が低下する懸念がある。また、同じくサイドリップ9に折れ曲がり部10が形成されているために、しめしろが大(面振れ大)になると、サイドリップ9が大きく折れ曲がってリップ9先端が浮き上がる傾向がある。したがってサイドリップ9の先端にピーク面圧が立たないことがあるために、ラジアル方向の動き(軸偏心等)に対して水膜を切れなくなり、やはり密封性が低下する懸念がある。
【0004】
また、他の従来技術として特開平9−287619号公報に掲載された密封装置が知られているが、この密封装置においても二本のサイドリップにはそれぞれ折れ曲がり部が形成されている(特許文献1の図3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−287619号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑みて、面振れ発生時やしめしろ増大時等においてサイドリップに内部応力の集中が発生するのを抑えることができ、またリップ接触面圧分布を適正化することができ、もって優れた密封性能を発揮することが可能な密封装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、相手部材に摺動自在に密接するサイドリップを有する密封装置において、前記サイドリップは、基端側の断面円弧状を呈する屈曲部と、先端側の断面直線状を呈するシール部とを有し、屈曲点がなく全体的に撓む形状に形成されるとともに前記相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更に前記サイドリップの応力分布状態は略直線状に設定されていることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の請求項2による密封装置は、相手部材に摺動自在に密接するサイドリップを有する密封装置において、前記サイドリップは、基端側の断面円弧状を呈する屈曲部と、先端側の断面直線状を呈するシール部とを有し、前記サイドリップにおける所定の長さを備えた屈曲部はその全長に亙って撓む形状に形成され、前記サイドリップは前記相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更に前記サイドリップの応力分布状態は略直線状に設定されていることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成を備えた本発明の請求項1による密封装置のように、サイドリップが屈曲点がなく全体的に撓む形状に形成されるとともに相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更にサイドリップの応力分布状態が略直線状に設定されると、このサイドリップが全体的に撓む結果として、サイドリップに内部応力の集中が発生するのを抑えることができ、またリップ接触面圧分布を適正化することができる。屈曲点を無くすためサイドリップにピンポイントの折れ曲がり部は形成されておらず、サイドリップの断面形状はその全長に亙って滑らかな曲線状、直線状またはこれらの組み合わせによって形成されている。
【0010】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による密封装置のように、サイドリップにおける所定の長さを備えた屈曲部がその全長に亙って撓む形状に形成され、サイドリップが相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更にサイドリップの応力分布状態が略直線状に設定されると、このサイドリップにおける所定の長さを備えた屈曲部が全体的に撓む結果として、この部分に内部応力の集中が発生するのを抑えることができ、またリップ接触面圧分布を適正化することができる。屈曲点を無くすため、屈曲部にピンポイントの折れ曲がり部は形成されておらず、屈曲部の断面形状はその全長に亙って滑らかな曲線状、直線状またはこれらの組み合わせによって形成されている。
【0011】
尚、本件出願には、以下の技術的事項が含まれる。
【0012】
すなわち、上記目的を達成するため、本件出願が提案する一の密封装置は、以下の内容を備えている。
【0013】
(1) サイドリップの屈曲点を無くした形状。
(2) サイドリップが全体的に曲がる形状。
(3) リップ一点に応力集中しない形状。
(4) しめしろ変化時(しめしろ大)、面が振れた場合、ラジアル方向の動きに対しリップが不安定状態となるときにも、応力分布(リップ接触圧力分布)を適正に保ち、安定した密封性を有することができるリップ形状。
(5) 屈曲点が無く、全体的に撓むことから、応力集中しない形状であるため、へたりによる密封性低下が緩和される形状。
(6) 本発明のリップ形状はサイドリップタイプのリップ全てに適用することが可能。
(7) サイドリップが摺動自在に密接する相手部材は、スリンガーまたはハブフランジ等であって、特に限定されない。
【0014】
そして、上記構成によれば、以下の作用効果が発揮される。
【0015】
(8) しめしろ変化、面振れ等、悪条件(しめしろMAX+面振れMAX状態により、より厳しいべた当たりとなる)においても適正状態での密封性と同等以上の密封性を有する。
(9) リップ一点に応力集中しない形状であるため(屈曲点無し)、経時的にへたりが発生しにくく、本願発明形状であれば、しめしろ変化、面振れ等、悪条件(しめしろMAX+面振れMAX状態)等発生しても、適正状態での密封性と同等以上の密封性を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施例に係る密封装置1の要部断面を示している。この密封装置1は例えば自動車用車輪懸架装置におけるベアリング部にハブベアリング用シールとして用いられるものであって、以下のように構成されている。
【0018】
すなわち先ず、上記ベアリング部における取付部材である外輪(図示せず)の内周に嵌着される金属等剛材製の取付環(外環)2が設けられており、この取付環2にゴム状弾性材製の弾性体(パッキン)3が加硫接着されており、この弾性体3に複数のシールリップが一体成形されており、この複数のシールリップが、上記ベアリング部における回転部材であるハブ(図示せず)に嵌着される金属等剛材製のスリンガー(スリーブ)4の筒部(軸方向部)5外周面に摺動自在に密接する主リップ6および副リップ7と、スリンガー4のフランジ部(径方向部)8端面に摺動自在に密接するサイドリップ9とによって構成されている。
【0019】
上記三本のシールリップ6,7,9はそれぞれ、外部の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入しないようにこれをシールするものであって、その機能からして外向き構造とされ、特にサイドリップ9はその基端から先端へかけて径寸法が徐々に拡大するように形成されており、かつこのサイドリップ9は、基端側の断面円弧状を呈する屈曲部9aと、先端側の断面直線状を呈するシール部9bとを一体に有して、屈曲点がなく全体的に撓む形状に形成されており、所定の長さを備えた屈曲部9aは、その全長に亙って撓む形状に形成されている。
【0020】
上記構成を備えた密封装置1によれば、サイドリップ9が全体的に撓みかつ屈曲部9aが全長に亙って撓む結果として、サイドリップ9に内部応力の集中が発生するのを抑えることができることから、サイドリップ9にへたりが発生するのを抑えることができる(応力分布状態は図2(A)に白線で示すように略直線状となり、同図(B)に示す比較例(図4の従来技術)の応力分布状態が折れ曲がり部9において折れ曲がっているのと対照的である)。
【0021】
また、同様にサイドリップ9が全体的に撓みかつ屈曲部9aが全長に亙って撓む結果として、リップ接触面圧分布を適正化することができ、リップ9先端が浮き上がるのを抑えることができることから、サイドリップ9の先端にピーク面圧を立てることができ、よってラジアル方向の動き(軸偏心等)に対して水膜を切ることができる(面圧分布状態は図3(A)に示すように安定しており、同図(B)に示す比較例(図4の従来技術)の面圧分布状態がリップ先端において不安定となっているのと対照的である)。
【0022】
したがって、これらのことから総じて、サイドリップ9のシール性を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0024】
すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1による密封装置においては、サイドリップが屈曲点がなく全体的に撓む形状に形成されるとともに相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更にサイドリップの応力分布状態が略直線状に設定されており、サイドリップが全体的に撓む結果として、サイドリップに内部応力の集中が発生するのを抑えることができることから、サイドリップにへたりが発生するのを抑えることができる。また、同様にサイドリップが全体的に撓む結果として、リップ接触面圧分布を適正化することができ、リップ先端が浮き上がるのを抑えることができることから、サイドリップの先端にピーク面圧を立てることができ、よってラジアル方向の動きに対して水膜を切ることができる。したがってこれらのことから所期の目的どおり、サイドリップのシール性を向上させることができる。
【0025】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による密封装置においては、サイドリップにおける所定の長さを備えた屈曲部がその全長に亙って撓む形状に形成され、サイドリップが相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更にサイドリップの応力分布状態が略直線状に設定されており、サイドリップの屈曲部が全長に亙って撓む結果として、サイドリップに内部応力の集中が発生するのを抑えることができることから、サイドリップにへたりが発生するのを抑えることができる。また、同様にサイドリップの屈曲部が全長に亙って撓む結果として、リップ接触面圧分布を適正化することができ、リップ先端が浮き上がるのを抑えることができることから、サイドリップの先端にピーク面圧を立てることができ、よってラジアル方向の動きに対して水膜を切ることができる。したがってこれらのことからやはり、サイドリップのシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る密封装置の要部断面図
【図2】(A)は同密封装置の応力分布状態を示す説明図、(B)は比較例に係る密封装置の応力分布状態を示す説明図
【図3】(A)は同密封装置の面圧分布状態を示すグラフ図、(B)は比較例に係る密封装置の面圧分布状態を示すグラフ図
【図4】従来例に係る密封装置の要部断面図
【符号の説明】
1 密封装置
2 取付環
3 弾性体
4 スリンガー(相手部材)
5 筒部
6 主リップ
7 副リップ
8 フランジ部
9 サイドリップ
9a 屈曲部
9b シール部
10 折れ曲がり部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sealing device, and more particularly to a sealing device having a side lip. The sealing device of the present invention is used, for example, in the field of automobiles as a hub bearing seal, or used for general-purpose machines.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a
[0003]
However, according to this prior art, as shown in the side lip 9, the
[0004]
Further, as another prior art, a sealing device described in Japanese Patent Laid-Open No. 9-287619 is known, but also in this sealing device, two side lips are formed with bent portions (patent document). 1 (see FIG. 3).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-287619 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above points, the present invention can suppress the occurrence of concentration of internal stress on the side lip at the time of occurrence of surface runout or increase of interference, and can optimize the lip contact surface pressure distribution. An object of the present invention is to provide a sealing device capable of exhibiting excellent sealing performance.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a sealing device according to
[0008]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a sealing device having a side lip that is slidably in close contact with a mating member, wherein the side lip includes a bent portion having a cross-sectional arc shape on the proximal end side, and a distal end side. A bent portion having a predetermined length in the side lip is formed in a shape that bends over the entire length thereof, and the side lip touches the mating member. Thus, the peak surface pressure is set at the tip of the side lip, and the stress distribution state of the side lip is set to be substantially linear.
[0009]
As in the sealing device according to the first aspect of the present invention having the above-described configuration, the side lip is formed in a shape that does not have a bending point and bends as a whole, and strikes the mating member and peaks at the tip of the side lip. When the surface pressure is assumed to be increased and the stress distribution state of the side lip is set to be substantially linear , the concentration of internal stress on the side lip is suppressed as a result of the side lip being bent as a whole. In addition, the lip contact surface pressure distribution can be optimized. In order to eliminate the bending point, the side lip is not formed with a bent portion of the pin point, and the cross-sectional shape of the side lip is formed by a smooth curved line, a straight line, or a combination thereof over its entire length.
[0010]
Further, as in the sealing device according to
[0011]
The present application includes the following technical matters.
[0012]
That is, in order to achieve the above object, one sealing device proposed by the present application has the following contents.
[0013]
(1) A shape that eliminates the bending point of the side lip.
(2) A shape in which the side lip is bent as a whole.
(3) A shape that does not concentrate stress on one lip.
(4) When the interference is changed (large interference), the stress distribution (lip contact pressure distribution) is maintained properly and stable even when the surface is shaken and the lip becomes unstable with respect to the radial movement. Lip shape that can have a good sealing performance.
(5) Since there is no bending point and the entire body is bent, it is a shape that does not concentrate stress, and thus a shape in which deterioration in sealing performance due to sag is mitigated.
(6) The lip shape of the present invention can be applied to all side lip type lips.
(7) The mating member with which the side lip is slidably in close contact is a slinger or a hub flange, and is not particularly limited.
[0014]
And according to the said structure, the following effects are exhibited.
[0015]
(8) Even under adverse conditions such as interference change and surface runout (more severe stickiness due to interference MAX + surface runout MAX state), the sealability is equal to or better than the sealability in the proper state.
(9) Since the shape does not concentrate stress at one lip point (no bending point), it is difficult for sag to occur over time, and the shape of the present invention has adverse conditions such as interference change, surface runout, etc. (interference MAX + Even if surface run-out (MAX state) occurs, the sealing performance is equal to or better than the sealing performance in an appropriate state.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 shows a cross section of a main part of a
[0018]
That is, first, an attachment ring (outer ring) 2 made of a rigid material such as metal is provided on the inner periphery of an outer ring (not shown) which is an attachment member in the bearing portion. An elastic body (packing) 3 made of a cylindrical elastic material is vulcanized and bonded, and a plurality of seal lips are integrally formed on the
[0019]
Each of the three
[0020]
According to the
[0021]
Similarly, as a result of the side lip 9 being bent as a whole and the
[0022]
Therefore, as a whole, the sealing performance of the side lip 9 can be improved.
[0023]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0024]
That is, first, in the sealing device according to the first aspect of the present invention having the above-described configuration, the side lip is formed in a shape that does not have a bending point and bends as a whole, and strikes against the mating member, thereby leading the tip of the side lip. In addition, the stress distribution state of the side lip is set to be substantially linear, and as a result of the side lip being bent as a whole, the concentration of internal stress on the side lip is generated. Since it can suppress, it can suppress that a side lip sags. Similarly, as a result of the side lip bending as a whole, the lip contact surface pressure distribution can be optimized, and the lip tip can be prevented from rising, so that a peak surface pressure is set at the tip of the side lip. Can thus cut the water film against radial movement. Therefore, as described above, the sealing performance of the side lip can be improved as intended.
[0025]
Moreover, in the sealing device according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a sealing device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2A is an explanatory diagram showing a stress distribution state of the sealing device, and FIG. FIG. 3A is a graph showing a surface pressure distribution state of the sealing device, and FIG. 3B is a graph showing a surface pressure distribution state of a sealing device according to a comparative example. Sectional view of the main part of a sealing device according to a conventional example [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
5
Claims (2)
前記サイドリップは、基端側の断面円弧状を呈する屈曲部と、先端側の断面直線状を呈するシール部とを有し、屈曲点がなく全体的に撓む形状に形成されるとともに前記相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更に前記サイドリップの応力分布状態は略直線状に設定されていることを特徴とする密封装置。In a sealing device having a side lip slidably in contact with a mating member,
The side lip has a bent portion having a cross-sectional arc shape on the proximal end side and a seal portion having a straight cross-sectional shape on the distal end side, and is formed in a shape that does not have a bending point and is bent as a whole, and the counterpart. A sealing device characterized in that it comes into contact with a member and raises a peak surface pressure at the tip of the side lip, and the stress distribution state of the side lip is set to be substantially linear.
前記サイドリップは、基端側の断面円弧状を呈する屈曲部と、先端側の断面直線状を呈するシール部とを有し、
前記サイドリップにおける所定の長さを備えた屈曲部はその全長に亙って撓む形状に形成され、前記サイドリップは前記相手部材にべた当たりして当該サイドリップの先端にピーク面圧を立てるものとされ、更に前記サイドリップの応力分布状態は略直線状に設定されていることを特徴とする密封装置。In a sealing device having a side lip slidably in contact with a mating member,
The side lip has a bent portion that exhibits a cross-sectional arc shape on the base end side, and a seal portion that exhibits a straight cross-sectional shape on the distal end side,
A bent portion having a predetermined length in the side lip is formed in a shape that bends over the entire length thereof, and the side lip strikes against the mating member and creates a peak surface pressure at the tip of the side lip. The sealing device is characterized in that the stress distribution state of the side lip is set to be substantially linear.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002334526A JP4250951B2 (en) | 2002-11-19 | 2002-11-19 | Sealing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002334526A JP4250951B2 (en) | 2002-11-19 | 2002-11-19 | Sealing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004169773A JP2004169773A (en) | 2004-06-17 |
JP4250951B2 true JP4250951B2 (en) | 2009-04-08 |
Family
ID=32698882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002334526A Expired - Lifetime JP4250951B2 (en) | 2002-11-19 | 2002-11-19 | Sealing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4250951B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5564180B2 (en) * | 2006-10-23 | 2014-07-30 | 株式会社ジェイテクト | Sealing device, rolling bearing and wheel rolling bearing |
JP5303909B2 (en) * | 2007-11-20 | 2013-10-02 | 株式会社ジェイテクト | Sealing device, rolling bearing and wheel rolling bearing |
JP5180561B2 (en) | 2007-11-20 | 2013-04-10 | 株式会社ジェイテクト | Sealing device, rolling bearing and wheel rolling bearing |
CN113669364B (en) * | 2021-08-03 | 2023-02-21 | 人本股份有限公司 | Hub bearing structure |
-
2002
- 2002-11-19 JP JP2002334526A patent/JP4250951B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004169773A (en) | 2004-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7465100B2 (en) | Sealing apparatus | |
JP2008202737A (en) | Sealing device | |
JP4189648B2 (en) | Constant velocity joint boots | |
JP4250951B2 (en) | Sealing device | |
JP3991200B2 (en) | Sealing device | |
JP4218189B2 (en) | Oil seal for rotating shaft | |
JP6366003B2 (en) | Sealing device | |
JP2004263738A (en) | Sealing device | |
CN111492161B (en) | Sealing device | |
JP2006342828A (en) | Sealing device | |
JPH0137255Y2 (en) | ||
JP2008095919A (en) | Sealing device | |
JP4240217B2 (en) | Sealing device | |
JP4539823B2 (en) | Sealing device | |
JP4280903B2 (en) | Sealing device | |
JP3498769B2 (en) | Oil seal | |
JPH09112704A (en) | Oil seal | |
JP6426828B2 (en) | Sealing device | |
JPS63231068A (en) | Sealing device assembly | |
JP7118782B2 (en) | sealing device | |
JP2010249168A (en) | Sealing device | |
JP7134609B2 (en) | Sealing device and manufacturing method thereof | |
JP4150889B2 (en) | Sealing device | |
JP2005265162A (en) | Sealing device | |
JP7164335B2 (en) | sealing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4250951 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |