JP4248954B2 - オートアイリス装置を有する監視カメラ - Google Patents

オートアイリス装置を有する監視カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP4248954B2
JP4248954B2 JP2003189565A JP2003189565A JP4248954B2 JP 4248954 B2 JP4248954 B2 JP 4248954B2 JP 2003189565 A JP2003189565 A JP 2003189565A JP 2003189565 A JP2003189565 A JP 2003189565A JP 4248954 B2 JP4248954 B2 JP 4248954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation member
manual operation
diaphragm
blade
surveillance camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003189565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005024836A5 (ja
JP2005024836A (ja
Inventor
道夫 井上
隆史 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamron Co Ltd
Original Assignee
Tamron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamron Co Ltd filed Critical Tamron Co Ltd
Priority to JP2003189565A priority Critical patent/JP4248954B2/ja
Publication of JP2005024836A publication Critical patent/JP2005024836A/ja
Publication of JP2005024836A5 publication Critical patent/JP2005024836A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4248954B2 publication Critical patent/JP4248954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートアイリス装置(自動絞り装置)を有する監視カメラに関する。特に、本発明は、マニュアル操作可能なように構成された小型の絞り装置を有する監視カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の監視カメラ用レンズには、一般に、ガルバノタイプと呼ばれる2枚の絞り羽根を有する絞り装置が用いられている。このような絞り装置においては、各々の絞り羽根にNDフィルタが貼り付けられている。NDフィルタが貼り付けた2枚羽根タイプの絞り装置は、例えば、特許文献1に記載されている。
また、監視の分野では、監視カメラにより昼夜を通して被写体の撮影が行われるので、しばしば、高感度監視カメラが用いられている。高感度カメラは、昼夜における被写体の光量差に対応するために、多くの場合、最小絞り値がF/360にも及ぶようなレンズが用いられている。このような最小絞り値がF/360にも及ぶようなレンズは、現在、監視カメラ製造会社やレンズ製造会社などから市販されており、商業的に入手可能である。
【0003】
このような高感度監視カメラが使用されるようになると、監視カメラを昼間に設置したとき、監視カメラの感度や周囲の明るさなどにより、レンズをF/30〜F/50に絞り込んだ状態で、或いは、レンズをF/50以上に絞り込んだ状態で、監視カメラのピントを合わせる必要が生じている。このように、レンズをF/30〜F/50に絞り込んだ状態、或いは、F/50以上に絞り込んだ状態では、被写体に対する焦点深度が深くなっている。したがって、このような状態でピントを合わせたとしても、正確なピント位置を検出することができず、そのために正確にピントを合わせることができない場合が多かった。さらに、被写体の周囲が暗くなるにつれて、絞りを開く必要が生じることから、焦点深度が浅くなり、被写体のピントがずれるという事態が生じていた。このため、高感度監視カメラを設置した者は、市販のNDフィルタを監視カメラのレンズの前面に取り付けて、レンズの絞りを開放値にセットし、或いは、レンズの絞りを開放値に近い値にセットしてからピントを合わせていた。このような高感度監視カメラのピント合わせに市販のNDフィルタを用いる方法は、セキュリティシステム会社などで、すでに実施されている。
【0004】
また、近年、ほとんどのオートアイリス装置は、非通電時に撮像素子を保護するために、絞りがクローズ端になるようにマグネットやコイルばねにより絞り羽根を付勢する、いわゆるオートクローズ機構を備えている。このようなオートアイリス装置は、例えば、CCTVカメラ用の自動絞りレンズとして、特許文献2に記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−43878号公報(第3頁、図1)
【特許文献2】
特開2000−147590号公報(第3〜4頁、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、監視カメラが高感度化したことによって、昼間に監視カメラのピント合わせを行う場合、レンズがF/30、或いは、F/30以上に絞られている場合も多い。このような状態で、レンズの前面に市販のNDフィルタを1枚取り付け、レンズの絞りを数段開いただけでは、絞りの開放値にはほど遠い状態である。このような焦点深度が深くなっている状態でピントを合わせたとしても、監視カメラを設置した後、被写体の周囲が暗くなり、レンズの絞りが開放値に近づくにつれて、焦点深度が浅くなり、被写体のピントがずれるという課題が生じていた。
【0007】
また、監視カメラにおいては、レンズは、交換可能なCマウント、或いは、CSマウントのような規格マウントになっている。ユーザは、監視カメラとレンズを別個のメーカーから購入するケースも多くみられる。このような場合、監視カメラの画面が真っ暗になる不具合が発生した場合、監視カメラのレンズの絞り装置をマニュアルで操作することができないので、この不具合がレンズのオートアイリス装置の故障によるものなのか、或いは、監視カメラ本体の故障によるものなのかがわきりにくいという課題が生じていた。このような事態が発生した場合、ユーザは、監視カメラ本体の修理を依頼すべきか、或いは、レンズの修理を依頼すべきかがわからないような状況が生じるおそれがあった。
【0008】
【発明の目的】
本発明の目的は、部品数の増加を最小限に抑えつつ、マニュアルで操作することができるような絞り装置を備えた監視カメラを提供することにある。
本発明の他の目的は、監視カメラを設置した時、監視カメラのレンズの絞りをマニュアル操作により開放値にセットして、簡単且つ確実に被写体のピントを合わせることができるように構成した絞り装置を備えた監視カメラを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、レンズ本体の構造変化を伴うことなく、絞り装置の構成をわずかに変更するだけで、マニュアル専用の絞りユニットに変更することができる絞り装置を備えた監視カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、オートアイリス装置を有する監視カメラにおいて、被写体からの光束を結像させるための撮像レンズと、撮像レンズを通る被写体からの光束を記録するためのカメラボディと、撮像レンズを通る被写体からの光束の通過光量を調整するための絞り装置とを備えるように構成した。本発明の監視カメラでは、前記絞り装置は、被写体からの光束の通過光量を調整するための第1絞り開口部を有する第1絞り羽根と、被写体からの光束の通過光量を調整するための第2絞り開口部を有する第2絞り羽根と、第1絞り羽根および第2絞り羽根を直線移動可能なように支持するための支持部材と、第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるためのアクチュエータと、第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるように回転することができるマニュアル操作部材とを備えることを特徴とする。本発明の実施形態では、前記支持部材は、絞りユニット基板で構成される。また、本発明の実施形態では、前記アクチュエータは、ガルバノメータで構成される。
本発明の監視カメラを用いると、ユーザは、監視カメラを設置するとき、レンズの前面に市販のNDフィルタを併用することにより、確実に絞り開放状態で被写体のピントを合わせることができる。
【0010】
本発明の監視カメラでは、第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるためのメータレバーがアクチュエータに固定されており、マニュアル操作部材は、メータレバーを回転させるように構成されるのが好ましい。この構成により、部品数の増加を最小限に抑えつつ、マニュアルで簡単に操作することができる絞り装置を備えた監視カメラを実現することができる。
本発明の監視カメラでは、マニュアル操作部材には、メータレバーの作動ピンを逃げるために扇形に形成された作動ピン逃げ部が設けられるのが好ましい。この構成により、部品数の増加を最小限に抑えつつ、マニュアルで簡単に操作することができる絞り装置を備えた監視カメラを実現することができる。
【0011】
本発明の監視カメラでは、マニュアル操作部材には、マニュアル操作部材のオープン端に向かう回転を止めるための第1ストッパ手段と、マニュアル操作部材のクローズ端に向かう回転を止めるための第2ストッパ手段とが設けられ、絞り装置には、マニュアル操作部材の第1ストッパ手段および第2ストッパ手段と連動することによりマニュアル操作部材の回転を止めるための回転止め手段が設けられるのが好ましい。本発明の実施形態では、第1ストッパ手段、第2ストッパ手段は、マニュアル操作部材に設けられた第1ストッパ凹部、第2ストッパ凹部で構成し、回転止め手段は、支持部材を構成する絞りユニット基板に設けられたストッパ凸部で構成している。この構成により、所定の位置において、マニュアル操作部材の回転を止めることができる。
本発明の監視カメラでは、マニュアル操作部材は、支持部材に嵌め込み式で取り付けられるのが好ましい。この構成により、部品点数の増加を最小限に抑えつつ、マニュアルで操作することができる絞り装置を備えた監視カメラを実現することができる。
本発明で併用するNDフィルタは、可視光域から近赤外域までのND効果を持つのが望ましい。この構成により、NDフィルタの挿入から、NDフィルタの取り外し時の分光分布変化による色収差を最小限に抑えることができ、白黒カメラや、白黒とカラーの切換式カメラにおけるIRカットフィルタを挿入していない状態において、さらに確実にピントを合わせることができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明により、部品数の増加を最小限に抑えつつ、マニュアルで操作することができる絞り装置を備えた監視カメラを実現することができる。
また、本発明の監視カメラを用いると、監視カメラを設置した時、ユーザは監視カメラのレンズの絞りを開放値にセットして、簡単且つ確実に被写体のピントを合わせることができるので、容易に、設置後のピントずれ発生を防ぐことが可能になった。
【0013】
また、本発明により、レンズ本体の構造変化を伴うことなく、絞り装置の構成をわずかに変更するだけで、マニュアル操作専用の絞りユニットに変更可能なオートアイリス装置を備えた監視カメラを実現することができる。すなわち、本発明により、絞り装置からガルバノメータ本体を削除するだけで、マニュアル操作専用の絞り装置を備えた監視カメラを実現することができる。
また、本発明の監視カメラを用いると、監視カメラが故障したとき、故障の原因がレンズの不具合であるのか、或いは、カメラ本体の不具合であるのかを簡単に判別することができる。
さらに、本発明の監視カメラを用いると、ガルバノメータが故障したときであっても、絞り装置をマニュアル操作することにより、カメラ本体の電子シャッターと併用することができ、監視カメラによる撮影を続けることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する本発明の実施の形態は、直線移動する絞り羽根を含む絞り装置を備えた監視カメラである。
【0015】
(1)第1の実施の形態
最初に、本発明の第1の実施の形態について説明する。
(1・1)監視カメラの構造
図1を参照すると、本発明の監視カメラ100は、被写体からの光束による像を記録するためのカメラボディ102と、被写体からの光束を通すための撮像レンズ104とを備える。撮像レンズ104は、レンズマウント104mにより、カメラボディ102に対して着脱可能に取り付けられる。変形例として、撮像レンズ104をカメラボディ102に固定した構造であってもよい。撮像レンズ104は撮像レンズ光軸104xと、前群光学系106と、後群光学系108と、絞り装置200とを有する。後群光学系108は、撮像レンズ光軸104xにそって移動可能なように構成されたフォーカスレンズ系を構成する。或いは、前群光学系106および後群光学系108が、いずれも移動可能なように構成され、フォーカスレンズ系を構成することもできる。
【0016】
撮像レンズ104は鏡胴体262を含む。鏡胴体262は、第1筒部262aと、第2筒部262bと、後群光学系108を支持するレンズ枠262cと、絞り装置導入部262dと、フォーカス操作環262fとを含む。フォーカス操作環262fを回転させることにより、後群光学系108を移動させることができるように構成される。或いは、フォーカス操作環262fを回転させることにより、前群光学系106及び後群光学系108を移動させることができるように構成することもできる。前群光学系106及び後群光学系108の支持構造は、例えば、特許文献1に記載されているような公知の構造を用いることができる。絞り装置200は、撮像レンズ光軸104xに対して垂直に絞り装置導入部262dに挿入される。絞り装置200の中心軸線と、鏡胴体262の中心軸線とが一致するように、絞り装置200は鏡胴体262の中に配置される。
【0017】
カメラボディ102には、撮像レンズ104により結像される被写体の画像を電気信号に変換するための固体撮像素子130と、固体撮像素子130から出力される被写体の画像に関する電気信号を処理するための電気信号処理部132と、電気信号処理部132により処理された被写体の画像に関する電気信号を記録する信号を出力するための画像記録信号発生部134と、監視カメラ100を操作するためのスイッチ138と、監視カメラ100の動作を制御するための動作制御部140などが設けられる。固体撮像素子130は、CCDなどで構成することができる。電気信号処理部132と、画像記録信号発生部134と、動作制御部140は、MOS−IC、PLA−ICなどで構成することができる。
画像記録装置150がカメラボディ102と別個に設けられる。画像記録装置150は、例えば、VTRレコーダで構成される。画像記録装置150は接続コード152によってカメラボディ102と接続される。接続コード152は、画像記録装置150からカメラボディ102に電力を供給し、かつ、画像記録装置150から動作制御部140に対して、監視カメラ100の動作を制御する信号を送ることができるように構成される。接続コード152は、カメラボディ102の画像記録信号発生部134が出力する被写体の画像に関する電気信号を画像記録装置150に送ることができるように構成される。
【0018】
画像記録装置150には、カメラボディ102から送られる被写体の画像に関する電気信号を入力して、被写体の画像を記録する処理を行うための記録処理部154と、記録処理部154が動作することにより被写体の画像を記録するための記録媒体156が設けられる。記録媒体156は、VTRテープであってもよいし、RAMカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−RWなどで構成することもできる。画像記録装置150は、監視カメラ100から送られる被写体の画像を表示するための画像表示部160と、画像記録装置150を操作するためのスイッチ162と、画像記録装置150を電源に接続するための電源コード164とを備える。画像記録装置150を動作させるための電源は、外部の交流電源を用いることもできるし、外部の電池を用いることもできるし、或いは、画像記録装置150内に配置された電池を用いてもよい。記録媒体は、カメラボディ102内に設けることもできる。もし、必要ならば、カメラボディ102に電池などの電源を配置することもできる。もし、必要ならば、被写体の画像を表示するためのカメラ表示部(図示せず)をカメラボディ102に設けても良い。
【0019】
(1・2)絞り装置の構造
次に、本発明の監視カメラの実施の形態において、監視カメラ100の絞り装置(すなわち、オートアイリス装置)の構成について説明する。図2から図4を参照すると、絞り装置200は、第1絞り羽根すなわち上羽根210と、第2絞り羽根すなわち下羽根220と、上羽根210および下羽根220を直線移動可能なように支持するための支持部材すなわち絞りユニット基板230と、上羽根210および下羽根220を直線移動させるためのアクチュエータを構成するガルバノメータ240と、上羽根210および下羽根220を操作するためのマニュアル操作部材250とを備える。上羽根210および下羽根220は、絞りユニット基板230において、ガルバノメータ240を配置した側の反対側に配置される。
【0020】
上羽根210は、最小絞り値の状態において、一番下方に位置し、開放絞り値の状態において、一番上方に位置するように絞りユニット基板230に対して支持される。これに対して、下羽根220は、最小絞り値の状態において、一番上方に位置し、開放絞り値の状態において、一番下方に位置するように絞りユニット基板230に対して支持される。すなわち、絞り値を最小絞り値から開放絞り値に向かって開くにつれて、上羽根210は上方に向かって直線移動し、下羽根220は下方に向かって直線移動するように構成される。
【0021】
メータレバー242が、ガルバノメータ240の出力部(図示せず)に固定される。メータレバー242は、中心部242aと、上羽根210を作動させるための作動上羽根作動アーム242bと、上羽根210を第1の方向に直線移動させるための上羽根作動ピン242cと、下羽根220を作動させるための下羽根作動アーム242dと、下羽根220前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるための下羽根作動ピン242eとを含む。ガルバノメータ240の出力部が一定の角度だけ回転することにより、上羽根作動ピン242cにより上羽根210を第1の方向に直線移動させ、かつ、下羽根作動ピン242eにより下羽根220を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させることができるように構成される。メータレバー242は、上羽根210および下羽根220を配置した側から見て時計回り方向に回転することにより、上羽根210を上方に向かって直線移動させ、同時に、下羽根220を下方に向かって直線移動させて、絞りを開放値に向かって作動させることができるように構成される。また、メータレバー242は、上羽根210および下羽根220を配置した側から見て反時計回り方向に回転することにより、上羽根210を下方に向かって直線移動させ、同時に、下羽根220を上方に向かって直線移動させて、絞りをクロ−ズする方向に向かって作動させることができるように構成される。
【0022】
絞りユニット基板230は、被写体からの光束の通過させるための絞りユニット開口部232と、上羽根210および下羽根220を直線移動可能なように案内するための第1羽根ガイドピン233aと、下羽根220を直線移動可能なように案内するための第2羽根ガイドピン233bと、上羽根210を直線移動可能なように案内するための第3羽根ガイドピン233cと、上羽根210および下羽根220を直線移動可能なように案内するための第4羽根ガイドピン233dと、ガルバノメータ240の下羽根作動ピン242eを貫通させるための第1円弧長孔234aと、ガルバノメータ240の上羽根作動ピン242cを貫通させるための第2円弧長孔234bとを有する。絞りユニット開口部232の中心軸線200xは、絞りユニット基板230を撮像レンズ104に取り付けたときに、撮像レンズ光軸104xと一致するように構成される。絞りユニット開口部232は、中心軸線200xを中心とした円形部分を含むように形成されるのがよい。
【0023】
上羽根210は、被写体からの光束の通過光量を調整するための第1絞り開口部すなわち上羽根開口部212と、上羽根作動ピン242cを受け入れるための上羽根連動穴213と、絞りユニット基板230の第1羽根ガイドピン233aを受け入れて上羽根210を直線移動可能なように案内するための第1上羽根ガイド穴214aと、第3羽根ガイドピン233cを受け入れて上羽根210を直線移動可能なように案内するための第2上羽根ガイド穴214cと、第4羽根ガイドピン233dを受け入れて上羽根210を直線移動可能なように案内するための第3上羽根ガイド穴214dとを含む。上羽根開口部212は、下方に位置し、かつ、円形に形成された下方部分212aと、下方部分212aの上方に位置し、かつ、下方部分212aを構成する円の2つの接線により頂角がほぼ直角になるように形成された上方部分212bとを含む。
【0024】
上羽根NDフィルタ216が、上方部分212bをさえぎるように設けられる。上羽根NDフィルタ216として、例えば、透過光量が16%のND0.8から透過光量が3%のND1.5などを用いることができる。上羽根NDフィルタ216は、透過光量が6%のND1.2であるのが好ましい。上羽根NDフィルタ216の下側端面は、下方部分212aを構成する円弧と、ほぼ同じ半径の円形に形成される。上羽根連動穴213は、中心軸線が水平方向に延びる長孔形状に形成される。第1上羽根ガイド穴214a、第2上羽根ガイド穴214c、第3上羽根ガイド穴214dは、それぞれ、中心軸線が垂直方向に延びる長孔形状に形成される。上羽根連動穴213は、上羽根210を配置する方向から見て、上羽根開口部212の左側に配置される。
【0025】
下羽根220は、被写体からの光束の通過光量を調整するための第2絞り開口部すなわち下羽根開口部222と、ガルバノメータ240の下羽根作動ピン242eを受け入れるための下羽根連動穴223と、第1羽根ガイドピン233aを受け入れて下羽根220を直線移動可能なように案内するための第1下羽根ガイド穴224aと、第2羽根ガイドピン233bを受け入れて下羽根220を直線移動可能なように案内するための第2下羽根ガイド穴224bと、第4羽根ガイドピン233dを受け入れて下羽根220を直線移動可能なように案内するための第3下羽根ガイド穴224dとを含む。下羽根開口部222は、上方に位置し、かつ、円形に形成された上方部分222aと、上方部分222aの下方に位置し、かつ、上方部分222aを構成する円の2つの接線により頂角がほぼ直角になるように形成された下方部分222bとを含む。
【0026】
下羽根NDフィルタ226が、下方部分222bをさえぎるように設けられる。下羽根NDフィルタ226として、例えば、透過光量が16%のND0.8から透過光量が3%のND1.5などを用いることができる。下羽根NDフィルタ226は、透過光量が6%のND1.2であるのが好ましい。下羽根NDフィルタ226の上側端面は、上方部分222aを構成する円弧と、ほぼ同じ半径の円形に形成される。下羽根連動穴223は、中心軸線が水平方向に延びる長孔形状に形成される。第1下羽根ガイド穴224a、第2下羽根ガイド穴224b、第3下羽根ガイド穴224dは、それぞれ、中心軸線が垂直方向に延びる長孔形状に形成される。下羽根連動穴223は、下羽根220を配置する方向から見て、下羽根開口部222の右側に配置される。すなわち、下羽根連動穴223の位置は、下羽根220が配置されている方向から見て、下羽根開口部222の中心を基準として、上羽根連動穴213の位置の反対側になるように構成される。
【0027】
図2から図5を参照すると、本発明の監視カメラ100においては、監視カメラ100を設置するときに、容易に監視カメラ100の撮像レンズ104の絞り値を開放値にセットすることができるように、オートアイリス装置にマニュアル操作で撮像レンズ104の絞り値を設定することができるようにするための手段、すなわち、マニュアル操作部材250を設けている。このマニュアル操作部材250は、部品点数の増加を最小限に抑えるために、絞りユニット基板230に対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる。
マニュアル操作部材250は、円板状の操作部材本体250aと、操作部材本体250aの表側の中心に軸心が位置する操作部材上軸250bと、操作部材本体250aの裏側の中心に軸心が位置し、かつ、操作部材上軸250bの反対側に配置された操作部材下軸250cとを含む。絞りユニット基板230には、操作部材上軸250bを回転可能に支持するための上軸支持部230bと、操作部材下軸250cを回転可能に支持するための下軸支持部230cとが設けられる。この構成では、マニュアル操作部材250の操作部材上軸250bは、絞りユニット基板230の上軸支持部230bに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる。マニュアル操作部材250の操作部材下軸250cは、絞りユニット基板230の下軸支持部230cに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる。
【0028】
図5を参照すると、マニュアル操作部材250の操作部材本体250aの裏側には、メータレバー242の上羽根作動ピン242cを逃げるために扇形に形成された作動ピン逃げ部250dが設けられる。作動ピン逃げ部250dは、開角が145度の2つの側壁250jおよび250kと、底面250mとにより構成される。2つの側壁250jと250kとの間の角度は140度程度であるのが好ましい。本発明の監視カメラにおいては、絞り装置200はオートクローズ機構を有している。したがって、通常時には、ガルバノメータ240の作動により、図5に示すように、上羽根210は下方に移動し、下羽根220は上方に移動して、絞りはクローズ状態に設定されている。このような図5に示す状態からマニュアル操作部材250を時計回り方向(図5に「CWD」で示す)に回転させると、側壁250kがメータレバー242の上羽根作動ピン242cを押すことにより、メータレバー242は反時計回り方向に回転して、絞りが開放値に向かって開くように、上羽根210および下羽根220を移動させることができるように構成される。また、図6に示す状態からマニュアル操作部材250を反時計回り方向(図6に「CCWD」で示す)に回転させると、メータレバー242は時計回り方向に回転して、絞りがクロ−ズする方向に向かって、上羽根210および下羽根220を移動させることができるように構成される。
【0029】
図5および図6を参照すると、マニュアル操作部材250の操作部材本体250aの裏側には、マニュアル操作部材250のオープン端に向かう回転を止めるための第1ストッパ凹部250fと、マニュアル操作部材250のクローズ端に向かう回転を止めるための第2ストッパ凹部250gとが設けられる。図2を参照すると、絞りユニット基板230には、マニュアル操作部材250の第1ストッパ凹部250f、第2ストッパ凹部250gに入ることによりマニュアル操作部材250の回転を止めるためのストッパ凸部230fが設けられる。この構成により、所定の位置において、マニュアル操作部材250の回転を止めることができる。
ストッパ凸部を所定の絞り値に対応するような位置に配置することにより、例えば、F/2、F2.8のような種々の絞り値に対応するような位置にクリック作動を生じさせることができるようなクリック機構を構成することができる。
【0030】
上述した本発明の監視カメラの実施形態では、絞りユニット基板230にストッパ凸部230fを設け、かつ、マニュアル操作部材250に第1ストッパ凹部250f、第2ストッパ凹部250gを設ける構成について説明したけれども、変形例として、マニュアル操作部材にストッパ凸部を設け、かつ、絞りユニット基板にストッパ凹部を設けるように構成してもよい。
上述した本発明の監視カメラの実施形態では、マニュアル操作部材250の操作部材上軸250bが上軸支持部230bに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられ、マニュアル操作部材250の操作部材下軸250cが下軸支持部230cに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる構成について説明したけれども、変形例として、C型止め輪や、ビスなどを用いるように構成してもよい。
さらに、変形例として、マニュアル操作部材を、ボールペンのようなノック式に構成して、1回ノックすると絞りをオープン端に設定し、さらにノックすると絞りををクローズ端に設定するように構成してもよい。
【0031】
さらに、変形例として、マニュアル操作部材の上軸および下軸の支持部を軽圧入構造として、前記支持部とマニュアル操作部材の上軸および下軸の摩擦力により所定の位置でマニュアル操作部材の回転を止めるように構成してもよい。
さらに、変形例として、マニュアル操作部材を、別個に設けたばね部材により付勢して、ばね部材とマニュアル操作部材の摩擦力により所定の位置でマニュアル操作部材の回転を止めるように構成してもよい。
【0032】
上述した本発明の監視カメラの実施形態では、マニュアル操作部材250が円板状の操作部材本体250aを有する構成について説明したけれども、変形例として、図7に示すように、マニュアル操作部材270は、円形の中心部270aと、この中心部270aから外方に真っ直ぐに延びる2つのアーム270b、270cとを含むように構成してもよい。或いは、図8に示すように、マニュアル操作部材272は、円形の中心部272aと、中心部272aから外方に真っ直ぐに延びる1つのアーム272bと、中心部272aから外方に湾曲して延びる他のアーム272cとを含むような形状であってもよい。或いは、マニュアル操作部材の形状は、メータレバー242を回転させることが可能な他の形状であってもよい。
【0033】
上述した本発明の監視カメラの実施形態では、マニュアル操作部材250を絞りユニット基板230に取り付ける構成について説明したけれども、変形例として、図9に示すように、絞り装置とは別個の部品であるレンズ本体のカバーにマニュアル操作部材250を取り付けることもできる。この構成では、レンズ本体の鏡胴286には、第1カバー280と、第2カバー282とが設けられる。第2カバー282には、操作部材上軸250bを回転可能に支持するための上軸支持部282bが設けられる。この構成では、操作部材上軸250bは、第2カバー282の上軸支持部282bに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる。また、操作部材下軸250cは、絞りユニット基板230の下軸支持部230cに対して回転可能なように嵌め込み式で取り付けられる。
【0034】
(1・3)絞り装置の組立
次に、本発明の監視カメラの実施形態において、絞り装置200の組立について説明する。図2を参照すると、最初に、絞り装置200において、上羽根210を絞りユニット基板230の表面の上に配置する。第1上羽根ガイド穴214aは、絞りユニット基板230の第1羽根ガイドピン233aを受け入れ、第2上羽根ガイド穴214cは、絞りユニット基板230の第3羽根ガイドピン233cを受け入れ、第3上羽根ガイド穴214dは、絞りユニット基板230の第4羽根ガイドピン233dを受け入れて、上羽根210を絞りユニット基板230に対して垂直方向に直線移動可能なように案内する。上羽根連動穴213は、メータレバー242の上羽根作動ピン242cを受け入れる。
【0035】
次に、下羽根220を上羽根210の上に配置する。第1下羽根ガイド穴224aは、絞りユニット基板230の第1羽根ガイドピン233aを受け入れ、第2下羽根ガイド穴224bは、絞りユニット基板230の第2羽根ガイドピン233bを受け入れ、第3上羽根ガイド穴224dは、絞りユニット基板230の第4羽根ガイドピン233dを受け入れて、下羽根220を絞りユニット基板230に対して垂直方向に直線移動可能なように案内する。下羽根連動穴223は、メータレバー242の下羽根作動ピン242eを受け入れる。
次に、マニュアル操作部材250の操作部材上軸250bを絞りユニット基板230の上軸支持部230bに嵌め込み、マニュアル操作部材250の操作部材下軸250cを絞りユニット基板230の下軸支持部230cに嵌め込む。メータレバー242の上羽根作動ピン242cは、マニュアル操作部材250の作動ピン逃げ部250dに位置する。
【0036】
絞り装置200を組み立てた状態では、絞り値が開放の状態における上羽根開口部212の円形部分の中心は、絞り値が開放の状態における下羽根開口部222の円形部分と一致するように構成される。また、絞り装置200を組み立てた状態では、絞りユニット基板230の絞りユニット開口部232の中心は、絞り値が開放の状態における上羽根開口部212の円形部分の中心と一致し、かつ、絞り値が開放の状態における下羽根開口部222の円形部分の中心と一致するように構成される。
図1を参照すると、鏡胴260は鏡胴体262を含む。鏡胴体262は、第1筒部262aと、第2筒部262bと、第2筒部262bの下側に設けられた絞り装置導入部262dとを含む。絞り装置200は、鏡胴体262の下方から絞り装置導入部262dに挿入される。或いは、鏡胴体262のセット方向を変更して、絞り装置200は、鏡胴体262の上方から絞り装置導入部262dに挿入することもできる。絞り装置200の絞りユニット基板230の絞りユニット開口部232の中心軸線200xと、鏡胴体262の中心軸線とが一致するように、絞り装置200は鏡胴体262の中に配置される。この状態で、固定ねじ(図示せず)を用いることによって、絞り装置200は鏡胴体262に固定される。
次に、絞り装置200を取り付けた鏡胴260は、撮像レンズ104に組み込まれる。組み立てた絞り装置200を撮像レンズ104に組み込むとき、絞り装置200の絞りユニット基板230の絞りユニット開口部232の中心軸線200xは、レンズ系106の光軸104x上に配置される。
【0037】
(1・4)監視カメラの作用
次に、本発明の監視カメラの実施形態において、監視カメラ100の作用について説明する。図1を参照すると、ユーザは、監視カメラを設置した時、ユーザは監視カメラのレンズの絞りを開放値にセットして、簡単且つ確実に被写体のピントを合わせることができる。すなわち、最初に、ユーザは、監視カメラを設置するとき、手で絞り装置200のマニュアル操作部材250を回転させて、図6に示すように、開放絞り値を設定する。この状態では、焦点深度は最も浅くなっている。このとき、通常、画像記録装置150の画像表示部160は真っ白になっている。次に、ユーザは、監視カメラのレンズの前に、市販のNDフィルタをかざす。必要に応じて、ユーザは、NDフィルタの使用枚数を1枚ずつ増やして、NDフィルタが適切な濃度になり、画像表示部160に被写体が見えるようになるまで、監視カメラのレンズに入る被写体の画像の光量を減光する。NDフィルタが適切な濃度になり、画像表示部160に被写体の画像が見えるようになると、ユーザは、画像記録装置150の画像表示部160を見て被写体の画像を確認しながら、監視カメラ100のピントを合わせる。次に、ユーザは手で絞り装置200のマニュアル操作部材250を回転させて、絞り装置200を、図5に示すように、クローズ状態に設定する。
【0038】
次に、ユーザは画像記録装置150を操作して、監視カメラ100の動作を制御する信号を監視カメラ100に送ることにより、CCD素子130を作動させる。この状態で、CCD素子130は被写体からの光束を受け入れる。次に、画像記録信号発生部134は、CCD素子130が出力する信号に基づいて、被写体の画像に関する情報を記録するための信号を出力する。次に、動作制御部140は、画像記録信号発生部134が出力する信号に基づいて、被写体の画像に関する電気信号を画像記録装置150に送る。次に、画像記録装置150の記録処理部154は、カメラボディ102から送られる被写体の画像に関する電気信号を入力して、被写体の画像を記録する処理を行う。画像記録装置150の記録処理部154が動作することにより、被写体の画像は記録媒体156に記録される。必要に応じて、被写体の画像を記録媒体156に記録すると同時に、画像記録装置150の画像表示部160は、監視カメラ100から送られる被写体の画像を表示することができる。この構成により、ユーザは監視カメラ100と画像記録装置150を用いて被写体の状態を監視し、同時に、被写体の画像を記録することができる。
【0039】
一般に、監視カメラは、容易にユーザの手が届かない高所や、内外装工事のときに多数個まとめて設置することが多く、設置後にピントがずれた場合、容易にピントを合わせ直すことができないことがある。したがって、監視カメラを設置したときに、確実にピントを合わせておき、設置後のピントずれを防ぐことが重要である。本発明は、このようなユーザの要求を満たすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の監視カメラの実施形態を示す概略断面図である。
【図2】 本発明の監視カメラの実施形態において、絞り装置を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明の監視カメラの実施形態において、絞り装置を示す側面図である。
【図4】 本発明の監視カメラの実施形態において、絞り装置を示す正面図である。
【図5】 本発明の監視カメラの実施形態において、絞りが閉じている状態であるときの絞り装置を示す背面図である。
【図6】 本発明の監視カメラの実施形態において、絞りが開いている状態であるときの絞り装置を示す背面図である。
【図7】 本発明の監視カメラの実施形態において、マニュアル操作部材の他の例を示す側面図である。
【図8】 本発明の監視カメラの実施形態において、マニュアル操作部材の更に他の例を示す側面図である。
【図9】 本発明の監視カメラの実施形態において、マニュアル操作部材を本体カバーで固定した構造示す正面図である。
【符号の説明】
100 監視カメラ
102 カメラボディ
104 撮像レンズ
106 前群光学系
108 後群光学系
130 CCD素子
150 画像記録装置
156 記録媒体
200 絞り装置
210 上羽根
216 上羽根NDフィルタ
220 下羽根
226 下羽根NDフィルタ
230 絞りユニット基板
240 ガルバノメータ
242 メータレバー
250 マニュアル操作部材

Claims (5)

  1. オートアイリス装置を有する監視カメラにおいて、
    被写体からの光束を結像させるための撮像レンズと、
    前記撮像レンズを通る被写体からの光束を記録するためのカメラボディと、
    前記撮像レンズを通る被写体からの光束の通過光量を調整するための絞り装置とを備え、
    該絞り装置は、
    被写体からの光束の通過光量を調整するための第1絞り開口部を有する第1絞り羽根と、
    被写体からの光束の通過光量を調整するための第2絞り開口部を有する第2絞り羽根と、
    前記第1絞り羽根および前記第2絞り羽根を直線移動可能なように支持するための支持部材と、
    前記第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、前記第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるためのアクチュエータと、
    前記第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、前記第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるように回転することができるマニュアル操作部材とを備え、
    前記アクチュエータは、通常時には、前記第1絞り羽根、および、前記第2絞り羽根をクロ−ズする方向に向かって移動させるように構成されており、
    前記マニュアル操作部材には、前記マニュアル操作部材のクローズ端に向かう回転を止めるための回転止め手段が設けられている、
    ことを特徴とする監視カメラ。
  2. 前記第1絞り羽根を第1の方向に直線移動させ、かつ、前記第2絞り羽根を前記第1の方向と異なる第2の方向に直線移動させるためのメータレバーが前記アクチュエータに固定されており、前記マニュアル操作部材は、前記メータレバーを回転させるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の監視カメラ。
  3. 前記マニュアル操作部材には、前記メータレバーの作動ピンを逃げるために扇形に形成された作動ピン逃げ部が設けられることを特徴とする、請求項2に記載の監視カメラ。
  4. 前記マニュアル操作部材には、前記マニュアル操作部材のオープン端に向かう回転を止めるための第1ストッパ手段と、前記マニュアル操作部材のクローズ端に向かう回転を止めるための第2ストッパ手段とが設けられ、前記絞り装置には、前記マニュアル操作部材の前記第1ストッパ手段および前記第2ストッパ手段と連動することにより前記マニュアル操作部材の回転を止めるための回転止め手段が設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の監視カメラ。
  5. 前記マニュアル操作部材は、前記支持部材に嵌め込み式で取り付けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視カメラ。
JP2003189565A 2003-07-01 2003-07-01 オートアイリス装置を有する監視カメラ Expired - Fee Related JP4248954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003189565A JP4248954B2 (ja) 2003-07-01 2003-07-01 オートアイリス装置を有する監視カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003189565A JP4248954B2 (ja) 2003-07-01 2003-07-01 オートアイリス装置を有する監視カメラ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005024836A JP2005024836A (ja) 2005-01-27
JP2005024836A5 JP2005024836A5 (ja) 2005-10-20
JP4248954B2 true JP4248954B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34187739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003189565A Expired - Fee Related JP4248954B2 (ja) 2003-07-01 2003-07-01 オートアイリス装置を有する監視カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4248954B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5060767B2 (ja) 2006-11-06 2012-10-31 富士フイルム株式会社 レンズ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005024836A (ja) 2005-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7706675B2 (en) Camera
CN105915771B (zh) 照相机及其动作控制方法
JP5070728B2 (ja) カメラ
CN105637413A (zh) 摄像装置、摄像方法以及程序
JP2007019868A (ja) カメラシステム
BRPI0904993A2 (pt) aparelhos de processamento de informação e de formação de imagem
WO2017047592A1 (ja) レンズ鏡筒及び撮影装置
USRE41798E1 (en) Image capturing apparatus with laser-framing viewfinder and laser pointer functions
US20180278817A1 (en) Image pickup apparatus that controls image pickup apparatus body according to lens barrel mounted thereon, and method of controlling the same
CN101094321A (zh) 数码相机
EP3812837B1 (en) Imaging apparatus
JP4248954B2 (ja) オートアイリス装置を有する監視カメラ
CN104396229A (zh) 摄像机及其动作控制方法
JP2007508593A (ja) 特定の方向を向く撮像装置を備える視認装置
US8379135B2 (en) Zoom lens and imaging apparatus including focus cam for converting rotation amounts into focus lens group movement
US20060245752A1 (en) Diaphragm device, lens assembly including same and surveillance camera
JP2009063612A (ja) カメラ
US20180091722A1 (en) Image capture control apparatus and control method thereof
JP5874009B2 (ja) 撮像装置
JP2006317710A (ja) デジタルカメラ
JP2005049531A (ja) 絞り装置、絞り装置を有するレンズ及びビデオカメラ
JP5970289B2 (ja) 撮影装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法
CN218497229U (zh) 一种定焦镜头
JP5429769B2 (ja) 絞り装置、絞り装置を有するレンズ及びビデオカメラ
JP2008283258A (ja) 電子カメラおよび情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees