JP4237358B2 - Aggregate spreader - Google Patents

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JP4237358B2
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、骨材散布装置に関し、更に詳しくは、散布幅及び／又は散布量を自由に調節することのできる骨材散布装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、シールコート、アーマーコートの構築や、褥層工法、散布式表面処理工法などにおいて、更には、粗面をなす路面を表面の空隙を埋めて平滑な路面とする場合などに、施工面上に骨材を散布することが行われている。施工面上に骨材を散布する最も簡単な方法は、骨材を積載したダンプトラックを後進させながらダンプトラックの荷台から直接施工面上に骨材を散布する方法であるが、骨材散布量の調節は荷台後部の扉の開度によって行うしかなく、また、骨材散布幅の調節は荷台後部の扉の開口部を部分的に塞ぐことによって行っているので、骨材の散布量や散布幅の調節がうまく行えないという問題がある。
【０００３】
また、これを改良する方法として、ダンプトラックの後部扉付近に簡易型の骨材散布装置を取り付けることも行われているが、通常使用される骨材散布装置は構造が極めて簡単なものであり、骨材の散布量や散布幅の調節をきめ細かく行えないという点ではダンプトラックの荷台から直接施工面上に骨材を散布する場合と余り変わりはなく、しかも、骨材の散布幅をダンプトラックの車幅以上に広くするにしても極めて難しいという問題がある。一方、自走式の骨材専用の散布車もあるが、これは極めて大掛かりな装置であって、低速時において骨材散布量が少量の場合には散布量の調節ができないなどの点で汎用性を欠くものであった。
【０００４】
【発明の解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の骨材散布装置の持つ欠点を解消し、骨材を、たとえ低速施工時のように少量であっても均一かつ安定に散布することができ、しかも、散布幅及び散布量の調節が可能な骨材散布装置、並びに、そのような骨材散布装置を搭載した作業車を提供することを課題とするものであ。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明者らが研究を重ねた結果、骨材散布装置を、主散布装置と副散布装置とに分け、各々の主散布装置及び副散布装置には、骨材散布量調節装置及び／又は骨材散布幅調節装置を設けると共に、副散布装置を主散布装置に対して相対的に移動可能とすることによって、自由に調節可能な散布量及び散布幅で、骨材を均一かつ安定に散布することができることを見出して、本発明を完成した。
【０００６】
即ち、本発明は、上部に骨材の受入口を有し下部に散布幅方向に伸びる骨材排出口を有する主骨材ビン、並びに、その主骨材ビンの骨材排出口近傍に設けられる骨材散布量調節装置及び／又は骨材散布幅調節装置を備えている主散布装置と、上部に骨材の受入口を有し下部に散布幅方向に伸びる骨材排出口を有する副骨材ビン、並びに、その副骨材ビンの骨材排出口近傍に設けられる骨材散布量調節装置及び／又は骨材散布幅調節装置を備えている少なくとも１個の副散布装置とを有し、副散布装置が主散布装置に対して平行に、かつ、主散布装置の散布幅方向に直交する水平方向から見て副散布装置と主散布装置との重なる部分の長さが変更可能なように、主散布装置の散布幅方向に相対的に移動可能に設けられている骨材散布装置を提供すると共に、そのような骨材散布装置を搭載した自走式若しくは牽引式の作業車を提供することによって、上記課題を解決するものである。
【０００７】
本発明の骨材散布装置においては、少なくとも１個の副散布装置が主散布装置に対して相対的に移動可能に設けられているので、必要時には副散布装置を散布幅方向において主散布装置よりも外側に移動させて、主散布装置だけでなく副散布装置からも骨材を散布することによって、主散布装置が本来有している散布幅よりも広い散布幅で骨材を散布することができる。このとき、主散布装置から散布される骨材の散布幅と副散布装置から散布される骨材の散布幅とは、散布幅方向に直交する水平方向から見て連続しており、主散布装置から散布される骨材と副散布装置から散布される骨材とが、散布幅方向に直交する水平方向から見て一部重なったり、途切れたりすることがないようになっていることは言うまでもない。また、副散布装置は不使用時には、主散布装置に対して移動させて、散布幅方向から見て主散布装置の内側に位置させることによって、主散布装置よりも外側にはみ出すことなくコンパクトに収納できるようになっている。
【０００８】
本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、散布幅方向の長さが主散布装置の約半分である副散布装置を２個有し、その２個の副散布装置が主散布装置に対して平行な直線上に配置され、かつ、主散布装置に対して互いに反対の向きに独立若しくは連動して移動可能に設けられている。このような配置とすることによって、必要時には主散布装置の片側若しくは両側に副散布装置を張り出させて、散布幅を最大、主散布装置の散布幅の約倍の長さにまで拡張することができると共に、不使用時には副散布装置を主散布装置と重なる位置に収縮させて、コンパクトに収納することができる。
【０００９】
本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、主骨材ビンが下部に設けられた骨材排出口とは別に、開閉手段を備えた骨材送出口を有しており、副骨材ビンの骨材受入口がその骨材送出口に向かって開口している。このような構成とすることによって、主骨材ビンに骨材を供給するだけで副骨材ビンにも骨材を供給することが可能となり、副骨材ビンに骨材を直接供給する機構を特に設けなくても良いという利点がある。また、骨材送出口には蓋等の開閉手段が設けられているので、主骨材ビン内の骨材を必要なときにのみ副骨材ビンに供給することができるようになっている。主骨材ビンを介さずに、副骨材ビンに直接骨材を供給するようにしても良いことは勿論である。
【００１０】
主骨材ビン及び／又は副骨材ビンの内部には、骨材を散布幅方向に押し広げる、例えば正逆回転可能なスクリューコンベアのような搬送手段を備えるのが望ましく、この搬送手段によって骨材ビン内部で骨材を移動させることにより、骨材ビン内部で骨材の分布が偏ったりすることを防止することができる。特に主骨材ビン内に上記のような搬送手段を設けておくと、この搬送手段によって生み出される搬送力を利用して、主骨材ビンの骨材送出口から副骨材ビンの骨材受入口へと骨材の搬送を行うことができて便利である。
【００１１】
本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、主散布装置における散布幅調節装置は、主骨材ビンの骨材排出口を、散布幅方向に沿って部分的に閉止して、その閉止された部分においては骨材が骨材排出口に向かって落下しないようにするものとして構成される。主骨材ビンの骨材排出口を散布幅方向に沿って部分的に閉止する手段としては、どのようなものを使用しても良いが、散布幅方向に沿って複数に分割された板状部材を用いて骨材排出口を骨材散布の必要のない箇所だけ部分的に塞ぐのが構造上も簡単であって好ましい。このように主散布装置に骨材散布幅調節装置を設けることによって、主散布装置の本来の散布幅よりも狭い散布幅で骨材を散布したり、散布幅内で骨材散布が不要な部分のみ、骨材を散布しないようにすることが可能となる。
【００１２】
本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、副散布装置における骨材散布幅調節装置は、副散布装置が主散布装置に対して移動して主散布装置よりも散布幅方向において外側に張り出したときに、主散布装置の散布幅方向に直交する水平方向から見て、主散布装置の散布幅と重なる部分においては骨材を散布しないようにするものである。このような骨材散布幅調節装置を設けることによって、主散布装置と副散布装置とで施工面上の同じ箇所に重複して骨材を散布することがなくなり、主散布装置と副散布装置という複数の散布装置を備えていながら、あたかも単一の散布装置を用いているかのように骨材の均一散布が可能となる。
【００１３】
また、本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、副散布装置における骨材散布幅調節装置は、副骨材ビンの骨材排出口を、散布幅方向に沿って部分的に閉止して、その閉止された部分においては骨材が骨材排出口に向かって落下しないようにするものとして構成される。副骨材ビンの骨材排出口を散布幅方向に沿って部分的に閉止する手段としては、どのようなものを使用しても良いが、主散布装置における骨材散布幅調節装置と同じく、散布幅方向に沿って複数に分割された板状部材を用いて骨材排出口を骨材散布の必要のない箇所だけ部分的に塞ぐのが構造上も簡単であって好ましい。このような骨材散布幅調節装置は、副散布装置の主散布装置に対する位置に関わりなく、副散布装置から散布される骨材の散布幅を独立に調節することができるものである。このような散布幅調節装置は、例えば、副散布装置を任意の位置まで主散布装置よりも外側に張り出した状態で、副散布装置の散布幅を任意に変更することが可能である。例えば、副散布装置の主散布装置よりも外側に張り出した散布幅の全域にわたって骨材を散布するようにすることもできるし、副散布装置の主散布装置よりも外側に張り出した散布幅の全域にわたって骨材を散布しないようにすることもできる。更には、副散布装置の散布幅を主散布装置よりも遠い外側から順次狭めていったり、逆に、外側に向かって順次広げていったりすることもできる。このような骨材散布幅調節装置を備えることによって、例えば、本発明の骨材散布装置を作業車に搭載して路面上に骨材の散布を行う場合において、副散布装置の散布幅内にマンホールや止水栓等の骨材の散布が不要な箇所が存在しても、副散布装置がそれらマンホールや止水栓上を通過するときだけ、副散布装置を移動せずに、それらマンホールや止水栓に対応する部分だけ骨材を散布しないようにするなどして対応することが可能となる。このように副散布装置の主散布装置に対する位置に関わりなく、副散布装置から散布される骨材の散布幅を独立に調節することができる散布幅調節装置を設けることによって、副散布装置を移動させることなく散布幅の調節が可能となり、機動性が高められるという利点がある。このように本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、全体の散布幅は、副散布装置の主散布装置外側への張り出し長さによっても調節することができるし、副散布装置の主散布装置外側への張り出し長さは固定したままで副散布装置の散布幅を調節することによっても行うことができ、更には両者を併用して調節することも可能である。
【００１４】
本発明の骨材散布装置の好ましい一態様においては、主散布装置及び／又は副散布装置における骨材散布量調節装置は、骨材排出口の散布幅方向と直交する方向に移動可能に設けられた板状部材である。この板状部材を移動させることによって骨材排出口の散布幅方向と直交する方向の開口長さを調節し、その骨材排出口を通って自重により、或いは加振器によって振動を付与されて散布される骨材の量を調節する。骨材排出口の散布幅方向と直交する方向の開口長さが大きくなれば骨材の散布量が増し、小さくなれば骨材の散布量が減少することは言うまでもない。また、主散布装置及び／又は副散布装置における骨材散布量調節装置は、骨材排出口近傍に回転可能に設けられ、表面に粒状物を引っかけ、搬送する排出格子を備えている排出ロールとしても構成することが可能であり、骨材散布量調節装置として排出ロールを用いる場合には、排出ロールの回転数を調節することによって、骨材の散布量を調節することが可能であるので、散布量のきめ細かな調節ができるという利点がある。
【００１５】
ここで、排出ロール表面に装備される排出格子とは、骨材を引っかけ搬送する凸部を格子状に有しているものである。格子の形状に特に制限はなく、三角形、正四角形、長方形、菱形、五角形、六角形、円形、楕円形、長円形などどのような形状であっても良いが、加工が容易であるという観点からは三角形、正四角形、菱形などの形状が望ましい。
【００１６】
格子状の凸部は、例えば、排出ロール表面を凸部が格子状に残るように刻穿したり、凸部が格子状に残るように金属材料を鋳込んだり、プラスチック材料を射出成形したりすることによって、排出ロールの表面に直接形成することも可能である。しかしながら、網状材料または格子模様の凸部を有するシート状材料若しくは格子模様の凸部を有する円筒状材料等で排出ロール表面を被覆することによって、排出格子を排出ロール表面に形成するのが望ましい。このように排出ロールを排出ロールと排出格子形成層との二層構造とすることで、例えば、排出格子が破損、損傷した場合に排出格子形成層だけを取り替えたり、散布する骨材の粒径や特性が変化した場合などには、排出散布すべき骨材の粒径や特性に応じて、その都度最適な形状及び大きさの排出格子に交換することが容易となる。
【００１７】
また、本発明においては、主散布装置及び／又は副散布装置から散布される骨材を受ける位置、更には、緩衝板に衝突し、緩衝板の傾斜にそって流れ落ちる骨材を受ける位置に、散布幅方向と平行に、水平に対する傾斜角度が可変な緩衝板を備えることが望ましい。このような緩衝板を設けることによって、主散布装置及び／又は副散布装置から散布される骨材は１回若しくは２回以上緩衝板に衝突し、運動量を有効に低減されて、静かに施工面上に散布されることとなり、施工面上で跳ね返ったり、転がったりすることが極力抑えられる。このような緩衝板は、その表面に落下した骨材が跳ね上がるのを防止するために、表面をゴム板等の弾性材料で被覆しておくのが望まし。また、緩衝板には加振器を装着するのが望ましく、加振器によって緩衝板を振動させておくことによって、粒状物が緩衝板上で滞留したりすることがなく、スムースな散布が可能となる。
【００１８】
本発明の骨材散布装置は自走式又は牽引式の作業車に搭載して使用すると、作業車を走行させながら広い面積に渡って骨材を散布することが容易に行える。本発明の骨材散布装置を作業車に搭載する場合には、骨材散布装置から排出される骨材の最終的な排出方向が、骨材散布装置を搭載した作業車の前進方向とは反対の向きになるように、排出ロールの回転方向及び／又は緩衝板の配置形態を選ぶのが望ましい。このように、作業車の通常の進行方向である前進方向と骨材の排出方向とが反対であることによって、排出散布される骨材の施工面に対する相対速度は、作業車が進行していても、小さな値に抑えることが可能となり、骨材の施工面上での運動がより抑制され、跳ね返ったり、転がったりすることを有効に防止することとなる。
【００１９】
また、作業車の進行速度に応じて主散布装置及び／又は副散布装置の骨材散布量調節装置を制御する制御装置を設けることによって、作業車の進行速度が変化した場合でも、単位面積当たり常に一定量の骨材を施工面上に散布することが可能となり、より一層均一で安定した骨材の散布が行える。
【００２０】
以下、図面を用いて本発明を説明するが、本発明が図面記載のものに限られないことは言うまでもない。
【００２１】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の骨材散布装置の一例を示す図である。図１において、１は本発明の骨材散布装置であって、骨材散布装置１は、主散布装置２と、２個の副散布装置３ａ、３ｂとからなっている。２個の副散布装置３ａ、３ｂは、図中に矢印Ａ、Ａで示すように、主散布装置２に対して平行に移動することができるようになっており、図１において実線で示す互いに最も隣接した収納位置と、破線で示す互いに最も離れた張り出し位置との間を自由に移動して、骨材の散布幅を主散布装置２が有する散布幅を越えて拡張するものである。図に示すように、副散布装置３ａ、３ｂは、散布幅方向の長さが主散布装置２のほぼ半分に形成されているので、図中に実線で示す互いに最も隣接した収納位置では、主散布装置２の散布幅方向長さとぴったり重なるようになっており、主散布装置よりも外側にはみ出ることがない。また、図中に破線で示す互いに最も離れた張り出し位置では、骨材散布装置１全体で、散布幅方向の長さは主散布装置２のほぼ倍となる。
【００２２】
副散布装置３ａ、３ｂの移動は、人力によって行ってもよいし、図示しない駆動装置を用いても良い。使用できる駆動装置に特に制限はなく、通常、部材を移動させるに際して採用される駆動装置ならばどのようなものを使用しても良いが、例えば、油圧シリンダーや空気圧シリンダーなどの流体圧を用いるものや、電動機などを使用することができる。また、副散布装置３ａ、３ｂは互いに独立して移動させたり、互いに連動して移動させたりすることが可能で、例えば、互いに独立して移動させる機構とすれば、副散布装置３ｂのみを移動させて、骨材の散布幅を主散布装置２の片側だけにおいて拡張することができる。一方、互いに連動して移動させる機構とすれば、副散布装置３ａ、３ｂは互いに連動して逆方向に移動することとなり、主散布装置２の両側に常に同じ長さだけ副散布装置３ａ、３ｂが張り出すこととなる。図１の例においては、副散布装置３ａ、３ｂを互いに独立して移動させる機構と互いに連動して移動させる機構とが切り替え可能となっており、また、駆動装置を用いる移動機構と人力による移動機構との間も切り替え可能となっている。
【００２３】
図１の例では、２個の副散布装置３ａ、３ｂが設けられているが、副散布装置は１個であっても良く、その場合、１個の副散布装置は、主散布装置２に対して相対的に主散布装置２の左右どちら側にも張り出すことができるようにしておくのが望ましい。
【００２４】
図１において、主散布装置２は、下部に骨材排出口を有する主骨材ビン４と、散布幅調節装置５と、散布量調節装置としての排出ロール６とを備えている。散布幅調節装置５は、図１の主骨材ビン４を適宜の水平位置で切断した断面図である図２に示すように、散布幅方向に沿って分割された複数の板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・から構成されており、これらの板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ・・・のうちの適宜のものを主骨材ビン４内に移動させることによって、骨材の散布幅を調整することができるようになっている。図２の例では、左側の６枚の板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・が主骨材ビン４内に挿入された位置、即ち「閉」の位置にあり、この部分では骨材が排出ロール６上に落下することが妨げられており、骨材の散布は行われない。一方、図２における右側の４枚の板状部材１１ｚ、１１ｙ、１１ｘ、・・・は主骨材ビン４から引き出された位置、即ち「開」の位置にあり、この部分では骨材が排出ロール６上に落下して骨材の散布が行われることとなる。板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・は１枚ずつの単位で独立して移動することが可能であり、板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・が有する散布幅方向の長さを単位として散布幅の調節が可能である。このため、主散布装置２から散布される骨材の散布幅を端から順次狭めていくことも可能であるし、主散布装置２からの散布幅内部の任意の箇所だけ骨材を散布しないようにすることも可能である。これは例えば、本発明の骨材散布装置を作業車に搭載して路面上に骨材を散布する場合に、マンホールや止水栓等の骨材散布が不要な箇所が存在するときに便利であり、主散布装置の散布幅を構成する板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・のうち、骨材の散布が不要な部分だけ、板状部材を主骨材ビン４内に挿入して「閉」の位置とすることによって、その部分だけ骨材を散布しないようにすることが可能である。なお、板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・の主骨材ビン４内への挿入や引き出しは、図示しない駆動装置によって行われ、離れた位置にある操作盤や制御装置などからの信号に基づいて操作されるようになっている。板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・を移動させる駆動装置としては、副散布装置３ａ、３ｂを外側に張り出すために使用される駆動装置と同じもので良く、特に制限はないが、油圧シリンダーや空気圧シリンダーなどの流体圧を用いるものや、電動機などを使用することができる。板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・の移動は手動で行っても良いことは勿論である。板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・の散布幅方向の長さに特に制限はないが、通常、５〜２０ｃｍ程度、好ましくは７〜１５ｃｍ程度とするのが良い。
【００２５】
なお、副散布装置３ａ、３ｂに設けられた散布幅調節装置５ａ、５ｂも、上述した主散布装置２に設けられた散布幅調節装置５と同様に構成されており、それぞれ１枚ずつを単位として独立して副骨材ビン１０ａ、１０ｂ内に移動することのできる複数の板状部材を有している。その結果、副散布装置３ａ、３ｂは、それぞれが備える複数の板状部材を、その散布幅端部から順次それぞれの骨材ビン内へと移動させて「閉」の位置としたり、逆に、順次骨材ビンから引き出して「開」の位置として、主散布装置よりも外側に張り出している部分において、その散布幅を端部から順次狭めたり、端部へと向かって拡張したりすることができるばかりでなく、主散布装置よりも外側へ張り出している部分において、その散布幅内の任意の部分に相当する板状部材を移動させて、散布幅「閉」としたり「開」としたりすることができる。このような構成とすることによって、主散布装置よりも外側に張り出している部分において、副散布装置３ａ、３ｂを移動させることなく散布幅の調節や散布領域の変更が行えるので、機動性に富んだ骨材の散布が行えるものである。また、例えば、骨材の散布が不要な箇所が、主散布装置２の散布幅と副散布装置３ａ若しくは３ｂの散布幅の両方にまたがって存在する場合にも、主散布装置２の骨材を散布しない領域と、副散布装置３ａ又は３ｂの骨材を散布しない領域とを連続させて、容易に対応することができる。
【００２６】
図１に戻って、７は排出ロール表面に備えられた排出格子であり、排出ロール６が矢印Ｂ方向に回転すると、その排出格子によって骨材が引っかけられ搬送されるものである。これについては後述する。８は排出ロール６の駆動装置であって、図示しない適宜の動力源から動力の供給を受けて排出ロール６を矢印Ｂ方向に回転、若しくは場合によっては逆転させるものであって、駆動装置の種類に特に制限はないが、油圧モーター、電動モーター、エアモーターなどの汎用されている適宜の駆動手段を使用することができる。主骨材ビン４には、図示しない搬送コンベアなどを用いて例えば骨材ホッパーなどから骨材を主骨材ビン４内に搬入する際に、搬送コンベアの先端を受け入れる受入口９が設けられている。主骨材ビン４内への骨材の搬入は、主骨材ビン４の上部開口部から行っても良いことは勿論である。主骨材ビン４には図示しない上蓋が装備されており、必要な時に適宜使用される。
【００２７】
一方、副散布装置３ａ、３ｂは、それぞれ下部に骨材排出口を有する副骨材ビン１０ａ、１０ｂと、散布幅調節装置５ａ、５ｂと、散布量調節装置としての排出ロール６ａ、６ｂを備えている。副散布装置３ａ、３ｂに設けられた散布幅調節装置５ａ、５ｂと、排出ロール６ａ、６ｂは、主散布装置２に設けられた散布幅調節装置５や排出ロール６と機構的には同じものであって、ただ、散布幅方向の長さが異なるだけである。副散布装置３ａに設けられた駆動装置８ａも、主散布装置２における駆動装置８と同じく、図示しない適宜の動力源から動力の供給を受けて排出ロール６ａを矢印Ｂ方向に回転、若しくは場合によっては逆転させるものであって、油圧モーター、電動モーター、エアモーターなどの汎用されている適宜の駆動手段を使用することができる。なお、副散布装置３ｂにも、図１では見えない位置に排出ロール６ｂを回転させる駆動装置８ｂが取り付けられている。
【００２８】
排出ロール６、６ａ、６ｂは、図１の例においては円筒形のロールとして形成されている。排出ロール６、６ａ、６ｂの材質には特に制限はないが、後述するように、排出ロール６、６ａ、６ｂの表面に直接排出格子７を形成したり、格子模様部分以外には材料を有さない網状材料で排出ロール６、６ａ、６ｂ表面を被覆する場合には、摩耗に耐えることができるものであるのが望ましく、例えば、硬質プラスチック、硬質ゴム、鋼、ステンレス、耐摩耗性合金、セラミックなどを使用することができる。
【００２９】
排出ロール６、６ａ、６ｂの表面に備えられた排出格子７は、例えば図３に部分的に拡大して示すように、凸部１２が格子模様を形作っており、この格子模様を形成する凸部１２によって、破線で示す骨材１３を引っかけ、矢印Ｂで示す排出ロールの回転方向に骨材１３を搬送するものである。図３に示す例においては、格子模様は正四角形であり、正四角形の各辺は排出ロール６、６ａ、６ｂの回転軸Ｓに対して傾斜している。格子模様をこのように回転軸Ｓに対して傾斜して配置することによって、排出ロール６、６ａ、６ｂ表面の回転軸Ｓに平行な線上に凸部１２だけが並ぶということがなくなるので、格子模様を回転軸Ｓに対して平行に配置する場合に比べて骨材のより一層均一な搬送散布が可能となる。なお、排出格子７の格子模様としては、正四角形に限られるものではなく、既述したとおり三角形、長方形、菱形、五角形、六角形、円形、楕円形、長円形などどのような形状であっても良い。排出格子７を排出ロールとは別に形成する場合、排出格子に使用される網状材料やシート状材料、円筒状材料の材質としては、耐摩耗性に優れたものが望ましく、例えば、硬質プラスチック、硬質ゴム、鋼、ステンレス、耐摩耗性合金、セラミック、などを使用することができる。また、排出格子７の凸部１２を金属製のブラシで構成することもできる。
【００３０】
格子模様の格子模様の大きさＬ、及び、凸部１２の高さＨには、骨材１３を引っかけ搬送することができる限り特に制限はないが、骨材１３の平均粒径をＲとして、Ｌ＝（０．５〜１０）Ｒの範囲、及び、Ｈ＝（０．１〜１０）Ｒの範囲が好ましく、より好ましくは、Ｌ＝（０．７〜７）Ｒの範囲、及び、Ｈ＝（０．２〜８）Ｒの範囲である。なお、格子模様の大きさＬとしては、格子模様の最大幅部分の長さ、即ち、四角形の場合には対角線の長さとし、骨材１３の平均粒径とは、実際に測定された粒径の平均値を指すものとする。また、凸部１２の幅は狭い方が望ましく、望ましくは０．５ｃｍ以下、より望ましくは０．３ｃｍ以下、更に望ましくは０．１ｃｍ以下である。
【００３１】
図４は、図１の骨材散布装置１を適宜の位置で縦に切断した断面図であって、図１におけると同じものには同じ符号を付してある。なお、以下の説明では副散布装置３ａ、３ｂのうち、副散布装置３ａについてのみ説明するが、特に断らない限り、副散布装置３ｂについても同様である。図４において、主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａに設けられた散布幅調節装置の板状部材１１、１１を図中破線で示す位置に移動させると、それぞれの骨材ビンにおける下部開口部１４、１４は部分的に「閉」となり、その「閉」の部分においては、主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａ内の骨材が、それぞれ排出ロール６、６ａの上に落下することがなくなり、結果として骨材の排出幅が板状部材１１、１１の長さだけ減少することになる。また、板状部材１１、１１は、図示のように、先端の凸部によって最大引き出し位置においても主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａに係止されるようになっているが、不使用時には取り外して別途保管するようにしても良い。
【００３２】
１５は間隙幅調節部材であって、排出ロール６に対して相対的に移動可能なように主骨材ビン４に取り付けられており、散布される骨材の粒径や種類などに応じて、主骨材ビン４と排出ロール６との間の間隙幅を調節するものである。間隙幅調節部材１５によって調節される間隙幅は、排出ロール６によって骨材が１層ずつ搬出されるような間隙幅に調節するのが良く、具体的には、骨材の平均粒径をＲとして、間隙幅＝（１．３〜２．８）Ｒ程度にするのが望ましい。また、主骨材ビン４と排出ロール６との間の間隙は、その下端が排出ロール６の円弧の頂点、若しくは頂点よりも排出ロール６の回転方向手前側に位置するようにするのが、均一で安定した排出を行う上で望ましい。排出ロール６に加えてこのような間隙幅調節部材１５を備えることによって、散布量のよりきめ細かな調節が可能となる。
【００３３】
１６は、副散布装置３ａに設けられた第２の散布幅調節装置を構成する遮断板であって、副骨材ビン３ａの骨材排出口１４ａと排出ロール６ａとの間に、主散布装置２に対して位置を固定して設けられており、副散布装置３ａ、３ｂが主散布装置２に対して相対的に移動して主散布装置２よりも外側に張り出す場合に、主散布装置２から散布される骨材の散布領域と副散布装置３ａ、３ｂから散布される骨材の散布領域とが、互いに施工面上で重なったり、互いに離れて骨材が散布されない領域が生じたりすることがないようにするためのものである。このような遮断板１６の機能について図５を用いて説明する。
【００３４】
図５は、図４を上から見た図で、説明に必要な部分だけを取り出して示したものである。図５において、遮断板１６ａ、１６ｂは、主骨材ビン４に対して位置固定に設けられており、その外側端部の位置は、主骨材ビン４の内法、即ち、主散布装置２の散布幅の端部位置と一致している。今、副散布装置３ａ、３ｂが互いに最も隣接した収納位置にあり、副骨材ビン１０ａ、１０ｂが図中破線の位置にあるときには、副骨材ビン１０ａ、１０ｂの下部に設けられた骨材排出口は完全に遮断板１６ａ、１６ｂによって閉ざされており、副骨材ビン１０ａ、１０ｂ内の骨材が排出ロール６ａ、６ｂ上に落下することが妨げられている。このような状態では副散布装置３ａ、３ｂからの骨材の散布は行われない。このような状態から副散布装置３ａ、３ｂを主散布装置２に対して外側に移動させると、主骨材ビン４の内法よりも外側にはみ出した部分において、副骨材ビン１０ａ、１０ｂの骨材排出口は遮断板１６ａ、１６ｂによる閉止領域を離れ、排出ロール６ａ、６ｂと連通することとなり、その部分において副散布装置３ａ、３ｂから骨材の散布が行われることとなる。このとき、主散布装置２から散布される骨材の散布幅方向の両端部と、副散布装置３ａ、３ｂから散布される骨材の散布幅方向の内側端部とは一致しており、この関係は副散布装置３ａ、３ｂがその移動可能な領域のどの位置にあっても変わらないので、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂとによって、常に散布幅方向に決して重複せず連続した散布が行われることとなる。
【００３５】
本発明の骨材散布装置においては、副散布装置３ａ、３ｂからの骨材の散布幅の調節は、上述のように第２の散布幅調節装置を構成する遮断板１６ａ、１６ｂを用いて、主散布装置２よりも外側に張り出した部分においてのみ骨材の散布が行われるようにして、副散布装置３ａ、３ｂの主散布装置２よりも外側への移動量を調節することによって行うようにしても良いし、副散布装置３ａ、３ｂを最大限、または一定量だけ主散布装置２よりも外側に張り出した状態で、先に説明した板状部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、・・・の位置を移動させる散布幅調節装置５を用いて、必要とされる箇所にのみ骨材を散布するようにしても良い。勿論、両者を併用しても良い。
【００３６】
図４に戻って、１５ａは間隙幅調節部材であって、主骨材ビン４に設けられた間隙幅調節部材１５と同様のものである。１７、１７ａはそれぞれ主骨材ビン４、副骨材ビン１０ａ内に設けられた例えばスクリューコンベアなどの搬送手段であって、それぞれの骨材ビン内に搬入された骨材を散布幅方向に移送して押し広げることによって、骨材ビン内で骨材の分布が偏ることがないようにするためのものである。また、主骨材ビン４内に設けられる搬送手段１７の搬送力は、後述するように主骨材ビン４内の骨材を副骨材ビン１０ａ内へと送り出す動力としても利用することができる。搬送手段１７、１７ａは適宜逆転して、骨材の搬送方向を変えることが可能である。なお、副骨材ビン１０ｂにも同様の搬送手段が設けられていることは言うまでもない。以下、副骨材ビン１０ａについてのみ説明するが、特段の断りがない限り、副骨材ビン１０ｂについても同様である。
【００３７】
１８は、主骨材ビン４に設けられた適宜の開閉手段を備えた骨材の送出口であり、副骨材ビン１０ａに設けられた骨材の受入口１９と対向する位置に開口している。図示しない搬送手段によって主骨材ビン４内に搬入された骨材は、骨材送出口１８及び骨材受入口１９を経由して、副骨材ビン１０ａ内へと供給される。このように骨材を主骨材ビン４を経由して副骨材ビン１０ａ内へと供給することによって、副骨材ビン１０ａには直接骨材を供給する必要がなくなり、装置全体の構成を簡単化することができる。副骨材ビン１０ａに、別途、骨材を直接供給するようにしても良いことは勿論である。
【００３８】
２０、２０ａは、それぞれ、主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａに取り付けられた加振器であって、主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａに振動を付与し、それぞれの骨材ビン内での骨材の堆積や団塊化を防止して、骨材排出口からのスムースな排出を可能とするものである。また、主骨材ビン４及び副骨材ビン１０ａには、発泡人工繊維、天然繊維、合成繊維、木質材料等で代表される図示しない断熱材で被覆され保温されていると共に、オイルヒーターや電熱ヒーター、温風ヒーターなどの適宜の図示しない加熱装置が設けられており、加熱骨材を散布する場合でも、それぞれの骨材ビン内で骨材の温度が低下することがないようにされている。
【００３９】
２１、２１ａは第１の緩衝板であり、排出ロール６、６ａによって搬送されてきた骨材を受ける位置に、排出ロール６、６ａの軸方向と平行に、かつ、水平に対する傾斜角度が可変に取り付けられている。２２、２２ａは第２の緩衝板であって、第１の緩衝板２１、２１ａ上を流れ落ちてきた骨材を受ける位置に、排出ロール６、６ａの軸方向と平行に、かつ、水平に対する傾斜角度が可変に取り付けられている。第１の緩衝板２１、２１ａの水平に対する傾斜角度と、第２の緩板２２、２２ａの水平に対する傾斜角度とは、同じであっても異なっていても良く、骨材の種類や粒径などに応じて適宜調整されるが、一般的には５〜５０度の範囲が好ましい。なお、緩衝板２１、２１ａ及び２２、２２ａの排出ロール６、６ａの軸方向と平行な方向の長さは、少なくとも排出ロール６、６ａの軸方向長さと同じかそれ以上である。
【００４０】
排出ロール６、６ａによって搬送排出される骨材は、矢印ｘ、ｙ、ｚで示されるように、排出ロール６、６ａから第１の緩衝板２１、２１ａ、第２の緩衝板２２、２２ａを経て、施工面２３上に散布される。このように排出ロール６、６ａから搬送排出される骨材を、第１、第２の緩衝板で受けることによって、骨材のもつ運動量は有効に低減され、施工面２３上に散布しても骨材が跳ねたり転がったりすることが極めて少なくなる。なお、図示の例では個々の排出ロールに対して緩衝板は２枚用いられているが、１枚だけ使用しても良いし、３枚以上使用しても良いことは勿論である。いずれにしても最後の緩衝板（図示の例では第２の緩衝板２２、２２ａ）の下端から施工面２３までの距離ｈ１、ｈ２は、全ての排出ロールに関して同じであるのが望ましく、具体的には２０ｃｍ以下であるのが望ましい。
【００４１】
２４は加振器であって、適宜の動力源によって駆動され、第１、第２の緩衝板２１、２１ａ及び２２、２２ａに振動を付与するものである。このように第１、第２の緩衝板２１、２１ａ及び２２、２２ａを振動させることによって、緩衝板上に骨材が堆積したり、団塊化するのを防止して、骨材の排出散布をよりスムースに行わせる上で効果がある。
【００４２】
また、本発明の骨材散布装置１を図示しない作業車に搭載して例えば図４において矢印Ｃで示す方向に作業車を進行させながら骨材の排出散布を行う場合には、骨材の最終的な散布方向は、図４において矢印ｚで示すように、作業車の進行方向Ｃとは反対の向きになるようにするのが良い。作業車の進行方向Ｃとは、通常、作業車の前進方向であるので、骨材の最終的な散布方向は、本発明の骨材散布装置を搭載した作業車の前進方向とは反対の向きが良いということになる。このように、作業車の通常の進行方向である前進方向と骨材の排出方向とを反対方向とすることによって、排出散布される骨材の施工面に対する相対速度は、作業車が進行していても、小さな値に抑えることが可能となり、骨材の施工面上での運動がより抑制されることとなる。更には、骨材散布装置からの骨材の散布状況の確認が容易に行えるという利点もある。
【００４３】
骨材の最終的な排出方向は、排出ロールの回転方向及び／又は緩衝板の配置形態、或いは骨材排出口の向きを選ぶことによって、容易に所望の方向とすることができる。ここで緩衝板の配置形態とは、緩衝板の数や向きを意味し、例えば、図４の例において、緩衝板を１枚だけ用いる場合には、第１の緩衝板である２１、２１ａを取り除き、第２の緩衝板である２２、２２ａだけを使用することによって、排出ロール６、６ａの回転方向が矢印Ｂである場合には、骨材の最終的な排出方向を矢印Ｃとは反対の矢印ｚ方向とすることができる。なお、緩衝板の枚数に特に制限はないが、一般的に、排出ロール６、６ａの回転速度が速い場合には２枚若しくはそれ以上の枚数が好ましく、排出ロール６、６ａの回転速度が遅い場合には緩衝板は１枚でも良い。また、排出ロール６、６ａの回転速度が極めて遅い場合など、必要のない場合には緩衝板を設けなくても良いことは言うまでもない。
【００４４】
緩衝板の材質には特に制限はないが、摩耗に耐えることができるものであるのが望ましく、例えば、硬質プラスチック、硬質ゴム、鋼、耐摩耗性合金などを使用することができるが、鋼や耐摩耗性合金などのように反発係数の大きな材料を緩衝板に使用する場合には、緩衝板表面をゴムなどの弾性材料で被覆して反発係数を小さくして、緩衝板上で骨材が跳ね返ることがないようにするのが望ましい。また、緩衝板には、緩衝板の側部から骨材がこぼれ落ちるのを防止するために、立設した側壁を設けるのが望ましい。
【００４５】
図６は本発明の骨材散布装置の他の例を示す図であって、これまでの図と同じ部材には同じ符号を付してある。図６の例において、骨材散布量調節装置は、上下方向に移動可能に設けられた散布量調節板２５、２５ａと、その散布量調節板２５、２５ａに取り付けられた弾性板２６、２６ａとから構成されている。弾性板２６、２６ａは、骨材排出口から落下してくる骨材を受け止め、その衝撃を吸収するものであって、散布量調節板２５、２５ａ自体にある程度の弾性がある場合には設けなくても良い。骨材の散布量は、散布量調節板２５、２５ａを上下に移動して、骨材排出口１４、１４ａの開度を調節することによって行われる。骨材排出口１４、１４ａの開度が大きいほど骨材の排出量が増すことは言うまでもない。
【００４６】
散布量調節板２５、２５ａの移動は、図示しない動力源から動力の供給を受けて動作する適宜の駆動装置によって行われ、駆動装置としては、特に制限はないが、油圧モーター、電動モーター、エアモーターなどの汎用されている適宜の駆動手段を使用することができる。
【００４７】
２１、２１ａは緩衝板であって、図６の例では１枚だけが骨材排出口１４、１４ａの近傍に設けられている。緩衝板２１、２１ａの下端部から施工面２３までの距離ｈ１、ｈ２が共に等しくなるように設定されているのは勿論である。
【００４８】
図７は、図１に示すタイプの本発明の骨材散布装置１を自走式の作業車２７に搭載した場合の一例を示す図である。なお、本発明の骨材散布装置１が搭載される作業車としては牽引式のものであっても良いことは勿論である。
【００４９】
図７において、２８は骨材を受け入れ一時貯蔵する骨材ホッパであり、２９は骨材ホッパ２８に貯蔵されている骨材を主骨材ビン４へと搬送する搬送コンベアである。３０はプッシュローラーであって、図示しない骨材供給車としてのダンプトラックなどを押し進め、骨材供給車から骨材ホッパ２８へ骨材の供給を受けながら連続的に作業を進めることができるようにするためのものである。
【００５０】
３１は作業車の進行速度を検知する車速センサであって、車速センサ３１からの信号は制御装置３２に入力される。制御装置３２は、内部に演算手段３３と差信号発生手段３４、３４とを有しており、車速センサ３１からの車速信号を受け取ると、予め求められている車速、排出ロール回転数、及び、単位面積当たりの骨材散布量の対応関係に基づいて、演算手段３３によって、単位面積当たり所定の骨材散布量を得るために必要な排出ロール６、６ａの目標回転数を求め、その目標回転数信号を差信号発生手段３４、３４へと出力する。一方、差信号発生手段３４、３４には、排出ロール６、６ａの近傍に設けられた回転数センサ３５、３５ａから排出ロール６、６ａの実際の回転数に対応した回転数信号も入力されており、差信号発生手段３４、３４は、排出ロール６、６ａの目標回転数信号と排出ロール６、６ａの実際の回転数信号との差に対応した信号を回転ロール６、６ａの駆動装置８、８ａへと出力し、排出ロール６、６ａの実際の回転数がそれぞれ目標回転数と一致するように駆動装置８、８ａを制御する。このように制御装置３２を備えることによって、作業車２７の車速が変化した場合には、それに応じて排出ロール６、６ａの回転数も変化して、単位面積当たり常に一定量の骨材が被散布面上に排出散布されることとなる。なお、副散布装置を使用しない場合には、排出ロール６ａの制御を行う必要がないことは言うまでもない。
【００５１】
車速センサ３１及び回転数センサ３５、３５ａとしては、車速及び回転数に応じた信号が得られるものであればどのようなものを使用しても良いが、例えば車軸や回転軸に取り付けられた歯車の歯数を非接触でカウントする近接センサなどを使用することができる。また、制御装置３２はマイクロコンピューターによって構成することができる。車速、排出ロール回転数、及び、単位面積当たりの骨材散布量の対応関係は、骨材の種類や粒径などの粒状物の特性、排出間隙や排出格子などの装置定数などの骨材散布量に影響を及ぼすファクターを固定した上で、実験を行うことによって求めることができる。骨材の種類や粒径、排出間隙、ロール径、施工内容などのファクターも変数として対応関係の中に取り込んでも良い。求められた対応関係はルックアップテーブルなどの形で制御装置３２の内部に記憶されており、その都度参照されて、検知された車速に応じた目標回転数が直ちに求められるようになっている。制御装置３２には図示しない入出力装置が備えられており、単位面積当たりの骨材散布量や骨材の種類、粒径、排出格子の種類、排出間隙、排出幅、施工内容、路面の性状、地域によって決まる定数、交通量、道路区分などのデータを入力したり、散布量の経時変化や合計散布量、散布面積などのデータを出力したりすることができるようになっている。
【００５２】
３６は作業ステップであって、作業車２７の車幅方向に２つに分割されており、個々に折り畳んで収納したり、広げて使用したりすることができるようになっている。また、骨材散布装置１全体は、作業車２７に対して上下方向に位置調節可能に取り付けられており、施工面の状況や散布する骨材の種類、粒径等に応じて、最適の散布高さが選択できるようになっている。
【００５３】
図８は、図７に示す作業車２７を用いて骨材を散布した場合の散布状況を示す模式図であって、図から明らかなように、２個の副散布装置３ａ、３ｂは最も張り出した位置にあり、主散布装置２と合わせて、最大幅での散布が行われている状況である。図において３７は骨材の散布領域を示し、この図で特徴的なことは、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂとを同時に動作させた場合、副散布装置３ａ、３ｂが主散布装置２よりも作業車２７の前方に位置する結果、散布開始時の骨材の散布領域には、長さＬの差が生じる点である。同様に、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂの動作を同時に停止させた場合、散布終了時の骨材の散布領域にも、長さＬの差が生じることとなる。この長さＬが、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂとの間の距離に相当するものであることは言うまでもない。主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂとの間の距離に特に制限はないけれども、通常、０．３〜１．２ｍ程度、好ましくは０．４〜０．８ｍ程度であるので、このような差Ｌが生じたとしても実施工上においては特に問題となるものではないが、必要ならば、このような差Ｌは、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂとを、作業車２７の進行速度に応じて所定の時間差をもって動作を開始させたり、所定の時間差をもって動作を終了させたりすることによって、容易に解消することができる。
【００５４】
以上、主散布装置２よりも副散布装置３ａ、３ｂの方が作業車２７の前方に位置する例について説明したが、主散布装置２と副散布装置３ａ、３ｂの位置関係を逆にして、副散布装置３ａ、３ｂよりも主散布装置２の方が作業車２７の前方に位置するようにすることも随意である。
【００５５】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の骨材散布装置によれば、副散布装置を主散布装置に対して平行に移動させて主散布装置よりも外側に張り出させることによって、骨材散布装置の散布幅を主散布装置の散布幅を越えて更に拡張することが可能である。また、主散布装置及び副散布装置の各々に散布幅調節装置を設ける場合には、例えば主散布装置の散布幅よりも狭い幅で骨材を散布したり、主散布装置の散布幅よりも広い任意の散布幅で骨材を散布することが可能となり、散布幅のきめ細かな調節が容易に行えるものである。副散布装置は不使用時には主散布装置の幅内に収容することができ、コンパクトで場所をとらないという利点がある。
【００５６】
また、主散布装置及び副散布装置の各々に散布量調節装置を設ける場合には、所定の散布量で骨材を散布することが可能となり、特に、散布量調節装置として表面に排出格子を備えている排出ロールを使用する場合には、骨材の散布を極めて均一にかつ安定して行うことができ、このような散布量調節装置を備えた本発明の骨材散布装置によれば、排出ロールの回転数を変化させるという簡単な操作によって骨材の単位時間当たりの散布量を調整することが可能であるので、例えば本発明の骨材散布装置を作業車などに搭載した場合には、作業車の進行速度の変化に応じて排出ロールの回転数を調整することによって、単位面積当たり常に一定量の骨材を散布することができる。また、緩衝板を備える場合には、排出散布された骨材が施工面上で跳ねたり転がったりすることが極めて少なくなる。このように本発明の骨材散布装置によれば、調節可能な散布幅及び散布量で骨材の極めて均一で安定した散布を容易に実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の骨材散布装置の一例を示す図である。
【図２】 散布幅調節装置の説明図である。
【図３】 排出格子の一例を示す図である。
【図４】 本発明の骨材散布装置の縦断面図である。
【図５】 第２の散布幅調節装置の説明図である。
【図６】 本発明の骨材散布装置の他の例を示す縦断面図である。
【図７】 本発明の骨材散布装置を搭載した作業車の一例を示す図である。
【図８】 本発明の骨材散布装置を搭載した作業車による骨材の散布状況を模式的に示す図である。
【符号の説明】
１ 骨材散布装置
２ 主散布装置
３ａ、３ｂ 副散布装置
４ 主骨材ビン
５、5a、5b 散布幅調節装置
６、6a、6b 排出ロール
７ 排出格子
８、８ａ 駆動装置
９ 受入口
１０ａ、１０ｂ 副骨材ビン
１１ａ〜１１ｚ 散布幅調節部材
１２ 凸部
１３ 骨材
１４．１４ａ 骨材排出口
１５、１５ａ 間隙幅調節板
16、16a、16b 遮断板
１７、１７ａ 搬送手段
１８ 骨材送出口
１９ 骨材受入口
20、20ａ、24 加振器
21、21a、22、22a 緩衝板
２３ 施工面
２５ 散布量調節板
２６ 弾性板
２７ 作業車
２８ 骨材ホッパ
２９ 搬送コンベア
３０ プッシュローラー
３１ 車速センサ
３２ 制御装置
３３ 演算手段
３４ 差信号発生手段
３５、３５ａ 回転数センサ
３６ 作業ステップ
３７ 骨材散布領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an aggregate spraying device, and more particularly to an aggregate spraying device capable of freely adjusting the spraying width and / or the spraying amount.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the construction of seal coats, armor coats, dredging methods, sprayed surface treatment methods, etc., the construction surface is also used when the rough road surface is filled with a gap in the surface to make it smooth. Spreading aggregate on top is done. The simplest method for spreading aggregate on the construction surface is to spread the aggregate directly on the construction surface from the loading platform of the dump truck while moving the dump truck loaded with aggregate backward. Adjustment of the aggregate is only done by the opening of the door at the rear of the loading platform, and the adjustment of the aggregate spreading width is performed by partially closing the opening of the door at the rear of the loading platform. There is a problem that the width cannot be adjusted well.
[0003]
In addition, as a method of improving this, a simple aggregate spraying device is attached near the rear door of the dump truck, but the generally used aggregate spraying device has a very simple structure. In addition, it is not much different from the case where the aggregate is spread directly on the construction surface from the loading platform of the dump truck in that it is not possible to finely adjust the amount and spread of the aggregate. There is a problem that it is extremely difficult to make it wider than the width of the car. On the other hand, there is also a self-propelled aggregate dedicated dispersion car, but this is an extremely large device, and it is general purpose in that it can not be adjusted when the aggregate application amount is small at low speeds. It was lacking in sex.
[0004]
[Problem to be Solved by the Invention]
The present invention eliminates the drawbacks of the above-mentioned conventional aggregate spraying device, and can spread the aggregate evenly and stably even in a small amount as in low-speed construction. It is an object of the present invention to provide an aggregate spreading device capable of adjusting the amount and a work vehicle equipped with such an aggregate spreading device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeated studies by the present inventors in order to solve the above problems, the aggregate spraying device is divided into a main spraying device and a sub-spreading device. By providing an adjusting device and / or an aggregate spreading width adjusting device and making the sub-spreading device movable relative to the main spreading device, the aggregate can be adjusted with a freely adjustable spreading amount and spreading width. The present invention was completed by finding that it can be uniformly and stably sprayed.
[0006]
That is, the present invention is provided in the vicinity of an aggregate outlet of a main aggregate bin having an aggregate inlet at the upper part and an aggregate outlet at the lower part extending in the spreading width direction. Sub-aggregate having a main distribution device having an aggregate distribution amount adjustment device and / or an aggregate distribution width adjustment device, and an aggregate outlet at the upper portion and an aggregate outlet at the lower portion. And at least one secondary spraying device provided with an aggregate distribution amount adjusting device and / or an aggregate spraying width adjusting device provided in the vicinity of the aggregate discharge port of the secondary aggregate bin, In order for the spraying device to be parallel to the main spraying device and to change the length of the overlapping part of the secondary spraying device and the main spraying device as seen from the horizontal direction perpendicular to the spraying width direction of the main spraying device, Providing an aggregate sprayer that is relatively movable in the spray width direction of the main sprayer Rutotomoni, by providing such a self-propelled or towed work vehicle equipped with aggregate spraying device, is to solve the above problems.
[0007]
In the aggregate spraying device of the present invention, at least one sub spraying device is provided so as to be relatively movable with respect to the main spraying device. It is possible to disperse the aggregate with a spreading width wider than the original spreading width of the main spreading device by spraying aggregate from the secondary spreading device as well as the main spreading device. it can. At this time, the spreading width of the aggregate spread from the main spreading device and the spreading width of the aggregate spread from the secondary spreading device are continuous as viewed from the horizontal direction orthogonal to the spreading width direction, and the main spreading device Needless to say, the aggregate spread from the secondary sprayer and the aggregate spread from the secondary spraying device are not partially overlapped or interrupted when viewed in the horizontal direction perpendicular to the spreading width direction. . In addition, when not in use, the secondary spraying device is moved relative to the main spraying device and positioned inside the main spraying device when viewed from the spraying width direction, so that it can be stored compactly without protruding outside the main spraying device. It can be done.
[0008]
In a preferred embodiment of the aggregate spraying device of the present invention, there are two sub-spreading devices whose length in the spraying width direction is about half of the main spraying device, and the two sub-spraying devices are the main spraying device. It is arranged on a straight line parallel to it and is provided so as to be movable independently or in conjunction with each other in opposite directions with respect to the main spraying device. By adopting such an arrangement, when necessary, the secondary spraying device can be extended on one or both sides of the main spraying device to expand the spraying width to the maximum, approximately twice the spraying width of the main spraying device. In addition, when not in use, the secondary spraying device can be contracted to a position overlapping with the main spraying device, and can be stored compactly.
[0009]
In a preferred aspect of the aggregate dispersal device of the present invention, the main aggregate bin has an aggregate delivery port provided with an opening / closing means separately from the aggregate discharge port provided at the lower part, and the secondary aggregate An aggregate receiving port of the bottle opens toward the aggregate delivery port. With this configuration, it is possible to supply aggregate to the secondary aggregate bin simply by supplying aggregate to the main aggregate bin, and a mechanism for directly supplying aggregate to the secondary aggregate bin. There is an advantage that it does not need to be provided. In addition, since an opening / closing means such as a lid is provided at the aggregate delivery port, the aggregate in the main aggregate bin can be supplied to the secondary aggregate bin only when necessary. Of course, the aggregate may be directly supplied to the secondary aggregate bin without using the main aggregate bin.
[0010]
Desirably, the main aggregate bin and / or the sub-aggregate bin is provided with a conveying means such as a screw conveyor capable of rotating forward and reverse, which spreads the aggregate in the spreading width direction. By moving the aggregate inside the aggregate bin, it is possible to prevent the distribution of the aggregate from being biased inside the aggregate bin. In particular, if the conveying means as described above is provided in the main aggregate bin, the aggregate receiving of the sub-aggregate bin is performed from the aggregate sending / out port of the main aggregate bin using the conveying force generated by the conveying means. It is convenient to transport aggregate to the entrance.
[0011]
In a preferred aspect of the aggregate spraying device of the present invention, the spray width adjusting device in the main spraying device partially closes the aggregate outlet of the main aggregate bin along the spray width direction, In the formed portion, the aggregate is configured not to fall toward the aggregate discharge port. As a means for partially closing the aggregate outlet of the main aggregate bin along the spreading width direction, any means may be used, but a plate shape divided into a plurality along the spreading width direction It is preferable in terms of structure that it is easy to partially block the aggregate discharge port only at a portion where the aggregate spraying is not necessary by using a member. In this way, by providing the aggregate spreading width adjustment device in the main spreading device, it is possible to spread aggregate with a narrower spreading width than the original spreading width of the main spreading device, or the portion within which the aggregate spreading is unnecessary It will only be possible not to spray aggregate.
[0012]
In a preferred aspect of the aggregate spraying device of the present invention, the aggregate spraying width adjusting device in the secondary spraying device is such that the secondary spraying device moves relative to the main spraying device and is more outward in the spraying width direction than the main spraying device. When overhanging, the aggregate is not sprayed in a portion that overlaps the spray width of the main spraying device when viewed from the horizontal direction orthogonal to the spraying width direction of the main spraying device. By providing such an aggregate distribution width adjusting device, the main spraying device and the sub-spreading device do not overlap the same location on the construction surface, and the main spraying device and the sub-spreading device are called. Even though a plurality of spraying devices are provided, the aggregate can be uniformly sprayed as if a single spraying device is used.
[0013]
Further, in a preferred aspect of the aggregate spreading device of the present invention, the aggregate spreading width adjusting device in the secondary spreading device partially closes the aggregate outlet of the secondary aggregate bin along the spreading width direction. In the closed portion, the aggregate is configured not to fall toward the aggregate discharge port. As a means for partially closing the aggregate outlet of the secondary aggregate bin along the spreading width direction, any means may be used, but as with the aggregate spreading width adjustment device in the main spreading device, It is preferable in terms of structure that it is easy to partially block the aggregate discharge port only at a portion where the aggregate is not required to be dispersed using a plate-like member divided into a plurality along the distribution width direction. Such an aggregate spreading width adjusting device can independently adjust the spreading width of the aggregate spread from the secondary spraying device regardless of the position of the secondary spraying device with respect to the main spreading device. Such a spreading width adjusting device can arbitrarily change the spreading width of the sub-spreading device, for example, in a state where the sub-spreading device protrudes outside the main spraying device to an arbitrary position. For example, aggregate can be spread over the entire area of the spreading width projecting outward from the main spreading apparatus of the secondary spreading apparatus, or the entire area of the spreading width projecting outward from the main spreading apparatus of the secondary spreading apparatus It is also possible to prevent the aggregate from being spread over. Furthermore, the spreading width of the sub spraying device can be narrowed sequentially from the outer side farther than the main spraying device, or conversely, it can be gradually widened toward the outside. By providing such an aggregate spreading width adjusting device, for example, when the aggregate spreading device of the present invention is mounted on a work vehicle and aggregate is spread on the road surface, within the spreading width of the secondary spreading device Even if there are places where it is unnecessary to disperse aggregates such as manholes and stopcocks, only when the subsprayer passes over the manholes and stopcocks, the subsprayers are not moved and the manholes and It is possible to cope with this by, for example, not spraying the aggregate only on the portion corresponding to the water stop cock. Thus, regardless of the position of the secondary spraying device relative to the main spraying device, the secondary spraying device can be moved by providing a spraying width adjusting device that can independently adjust the spreading width of the aggregate sprayed from the secondary spraying device. There is an advantage that the spread width can be adjusted without causing the mobility to be improved. Thus, in a preferred embodiment of the aggregate spraying device of the present invention, the overall spraying width can be adjusted by the length of the subspraying device extending to the outside of the main spraying device. The overhanging length to the outside of the spraying device can be adjusted by adjusting the spraying width of the sub-spraying device while being fixed, and can also be adjusted by using both.
[0014]
In a preferred aspect of the aggregate spraying device of the present invention, the aggregate spraying amount adjusting device in the main spraying device and / or the secondary spraying device is provided to be movable in a direction perpendicular to the spraying width direction of the aggregate discharge port. It is a plate-shaped member. By moving this plate-like member, the opening length in the direction perpendicular to the distribution width direction of the aggregate outlet is adjusted, and vibration is applied through the aggregate outlet by its own weight or by a vibrator. Adjust the amount of aggregate spread. Needless to say, if the opening length in the direction orthogonal to the distribution width direction of the aggregate outlet is increased, the aggregate distribution amount increases, and if it is decreased, the aggregate distribution amount decreases. In addition, the aggregate distribution amount adjusting device in the main spraying device and / or the sub-spraying device is rotatably provided near the aggregate discharge port, and is a discharge roll provided with a discharge lattice that hooks and conveys particulate matter on the surface. It is also possible to configure, and when using the discharge roll as an aggregate distribution amount adjusting device, it is possible to adjust the aggregate distribution amount by adjusting the rotation speed of the discharge roll, There is an advantage that fine adjustment of the amount of application is possible.
[0015]
Here, the discharge grid provided on the surface of the discharge roll has a convex portion for hooking and transporting the aggregate in a grid shape. The shape of the lattice is not particularly limited, and may be any shape such as a triangle, a regular square, a rectangle, a rhombus, a pentagon, a hexagon, a circle, an ellipse, or an oval, but from the viewpoint of easy processing. Is preferably in the shape of a triangle, a regular square, or a diamond.
[0016]
The grid-shaped convex part is, for example, engraved on the surface of the discharge roll so that the convex part remains in a grid pattern, cast a metal material so that the convex part remains in a grid pattern, or injection mold a plastic material It is also possible to form directly on the surface of the discharge roll. However, it is desirable to form the discharge grid on the surface of the discharge roll by covering the surface of the discharge roll with a net-like material, a sheet-like material having convex portions of a lattice pattern, or a cylindrical material having convex portions of a lattice pattern. By making the discharge roll into a two-layer structure of the discharge roll and the discharge grid forming layer in this way, for example, when the discharge grid is broken or damaged, only the discharge grid forming layer is replaced or the particle size of the aggregate to be spread When the characteristics change, it is easy to replace the discharge grid with the optimum shape and size each time according to the particle size and characteristics of the aggregate to be discharged and dispersed.
[0017]
Further, in the present invention, the position for receiving the aggregate sprayed from the main spraying device and / or the secondary spraying device, and the position for receiving the aggregate that collides with the buffer plate and flows down along the inclination of the buffer plate, It is desirable to provide a buffer plate whose inclination angle with respect to the horizontal is variable in parallel with the spreading width direction. By providing such a buffer plate, the aggregate sprayed from the main spraying device and / or the sub spraying device collides with the buffer plate once or more times, the momentum is effectively reduced, and the construction surface is quietly It will be sprayed upwards, and it will be suppressed as much as possible to bounce off and roll on the construction surface. It is desirable that such a buffer plate be coated with an elastic material such as a rubber plate in order to prevent the aggregate falling on the surface from jumping up. In addition, it is desirable to attach a vibration exciter to the shock absorbing plate. By shaking the shock absorbing plate with the vibration exciter, it is possible to smoothly disperse the particulate matter without staying on the shock absorbing plate. It becomes.
[0018]
When the aggregate spraying device of the present invention is mounted and used on a self-propelled or towed work vehicle, the aggregate can be easily sprayed over a wide area while running the work vehicle. When the aggregate spreader of the present invention is mounted on a work vehicle, the final discharge direction of the aggregate discharged from the aggregate spreader is opposite to the forward direction of the work vehicle equipped with the aggregate spreader. It is desirable to select the rotation direction of the discharge roll and / or the arrangement form of the buffer plate so as to be in the direction. In this way, the forward speed, which is the normal traveling direction of the work vehicle, and the discharge direction of the aggregate are opposite to each other, so that the relative speed with respect to the construction surface of the aggregate to be discharged and dispersed is that the work vehicle is traveling. However, it becomes possible to suppress to a small value, the movement of the aggregate on the construction surface is further suppressed, and it is possible to effectively prevent the bounce and roll.
[0019]
In addition, by providing a control device that controls the aggregate application amount adjusting device of the main spraying device and / or the sub-spreading device according to the traveling speed of the work vehicle, even if the traveling speed of the work vehicle changes, the unit per area It becomes possible to always distribute a certain amount of aggregate on the construction surface, and it is possible to distribute the aggregate more evenly and stably.
[0020]
Hereinafter, although the present invention will be described with reference to the drawings, it goes without saying that the present invention is not limited to those described in the drawings.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing an example of an aggregate spraying device of the present invention. In FIG. 1, 1 is an aggregate spraying device of the present invention, and the aggregate spraying device 1 is composed of a main spraying device 2 and two sub spraying devices 3a and 3b. The two auxiliary spraying devices 3a and 3b can move in parallel to the main spraying device 2 as shown by arrows A and A in the figure, and are shown in FIG. It moves freely between the most adjacent storage position and the farthest projecting positions indicated by broken lines, and extends the spread width of the aggregate beyond the spread width of the main spray device 2. As shown in the figure, the sub-spreading devices 3a and 3b are formed in almost half of the main spraying device 2 in the spreading width direction. It is designed to exactly overlap the length of the spraying device 2 in the spraying width direction and does not protrude beyond the main spraying device. Further, at the farthest positions shown as broken lines in the drawing, the length of the aggregate spreading device 1 in the spreading width direction is almost double that of the main spreading device 2.
[0022]
The sub-spreading devices 3a and 3b may be moved by human power or a driving device (not shown) may be used. There is no particular limitation on the drive device that can be used, and any drive device that is usually used for moving a member may be used. For example, a fluid pressure such as a hydraulic cylinder or a pneumatic cylinder is used. Or, an electric motor or the like can be used. Further, the sub-spreading devices 3a and 3b can be moved independently of each other or moved in conjunction with each other. For example, if the mechanisms are moved independently of each other, only the sub-spraying device 3b is moved. Thus, the aggregate spreading width can be expanded only on one side of the main spreading device 2. On the other hand, if the mechanisms are moved in conjunction with each other, the sub-spreading devices 3a and 3b move in the opposite directions in conjunction with each other, and the sub-spreading devices 3a and 3b are always the same length on both sides of the main spraying device 2. Will overhang. In the example of FIG. 1, a mechanism for moving the sub-spreading devices 3a and 3b independently of each other and a mechanism for moving the sub-spreading devices 3a and 3b in association with each other can be switched. Switching between the mechanisms is also possible.
[0023]
In the example of FIG. 1, two sub-spreading devices 3 a and 3 b are provided. However, one sub-spreading device may be provided, in which case one sub-spreading device is connected to the main spraying device 2. On the other hand, it is desirable to be able to project to the left and right sides of the main spraying device 2 relatively.
[0024]
In FIG. 1, the main spraying device 2 includes a main aggregate bin 4 having an aggregate discharge port at a lower portion, a spraying width adjusting device 5, and a discharge roll 6 as a spraying amount adjusting device. As shown in FIG. 2, which is a cross-sectional view of the main aggregate bin 4 of FIG. 1 cut at an appropriate horizontal position, the spreading width adjusting device 5 includes a plurality of plate-like members 11a divided along the spreading width direction. 11b, 11c,..., And by moving an appropriate one of these plate-like members 11a, 11b, 11c,. Can be adjusted. In the example of FIG. 2, the left six plate-like members 11a, 11b, 11c,... Are in the position where they are inserted into the main aggregate bin 4, that is, the “closed” position. Is prevented from falling on the discharge roll 6, and no aggregate is dispersed. On the other hand, the four plate-like members 11z, 11y, 11x,... On the right side in FIG. 2 are in the position pulled out from the main aggregate bin 4, that is, in the “open” position. It falls on the roll 6 and the aggregate is sprayed. The plate-like members 11a, 11b, 11c,... Can move independently in units of one sheet, and the length of the plate-like members 11a, 11b, 11c,. The spread width can be adjusted in units of. For this reason, it is also possible to narrow the spreading width of the aggregate spread from the main spreading device 2 sequentially from the end, and do not spread the aggregate only at an arbitrary position within the spreading width from the main spreading device 2. It is also possible to make it. This is convenient when, for example, the aggregate spraying device of the present invention is mounted on a work vehicle and aggregates are sprayed on the road surface, such as manholes and stop cocks where there is no need for aggregate spraying. Yes, of the plate-like members 11a, 11b, 11c,... Constituting the spreading width of the main spreading device, only the portions that do not require aggregate spreading are inserted into the main aggregate bin 4 By setting the position to “closed”, it is possible to prevent the aggregate from being sprayed only on that portion. The plate-like members 11a, 11b, 11c,... Are inserted into and pulled out from the main aggregate bin 4 by a drive device (not shown), and signals from an operation panel or a control device at a remote position are provided. It is designed to be operated based on. As the drive device for moving the plate-like members 11a, 11b, 11c,..., The drive device used for projecting the auxiliary spraying devices 3a, 3b to the outside may be the same, and there is no particular limitation. It is possible to use a hydraulic cylinder or a pneumatic cylinder that uses fluid pressure, or an electric motor. It goes without saying that the plate-like members 11a, 11b, 11c,... May be moved manually. Although there is no restriction | limiting in particular in the length of the spreading | diffusion width direction of plate-shaped member 11a, 11b, 11c, ..., Usually, it is good about 5-20cm, Preferably it is about 7-15cm.
[0025]
The spreading width adjusting devices 5a and 5b provided in the sub-spreading devices 3a and 3b are also configured in the same manner as the spreading width adjusting device 5 provided in the main spreading device 2 described above. As a plurality of plate-like members that can move independently into the secondary aggregate bins 10a, 10b. As a result, the sub-spreading devices 3a and 3b move the plurality of plate-like members included in each of the sub-spreading devices from the end of the sprinkling width into the respective aggregate bins in order, and on the contrary, Sequentially withdrawn from the aggregate bin as an "open" position, the spreading width can be narrowed sequentially from the end or expanded toward the end in the part that projects outward from the main spreading device In addition to being able to do this, in the part that protrudes outside the main spraying device, the plate-like member corresponding to any part within the spraying width is moved to make the spraying width “closed” or “open” be able to. By adopting such a configuration, it is possible to adjust the spraying width and change the spraying area without moving the subspraying devices 3a and 3b in the portion protruding outward from the main spraying device. It is possible to spread aggregate. Further, for example, even when a portion where the aggregate is not required to be spread is present over both the spreading width of the main spreading device 2 and the spreading width of the sub-spreading device 3a or 3b, the aggregate of the main spreading device 2 is used. It is possible to easily cope with a region where no spraying is performed and a region where the aggregate of the auxiliary spraying device 3a or 3b is not sprayed.
[0026]
Returning to FIG. 1, reference numeral 7 denotes a discharge grid provided on the surface of the discharge roll. When the discharge roll 6 rotates in the direction of arrow B, the aggregate is hooked and conveyed by the discharge grid. This will be described later. 8 is a drive device for the discharge roll 6, which receives power from an appropriate power source (not shown) and rotates the discharge roll 6 in the direction of arrow B or reversely rotates in some cases. Although there is no particular limitation, any appropriate driving means that is widely used such as a hydraulic motor, an electric motor, and an air motor can be used. The main aggregate bin 4 is provided with a receiving port 9 for receiving the tip of the transfer conveyor when the aggregate is carried into the main aggregate bin 4 from an aggregate hopper or the like using a transfer conveyor (not shown). Yes. Needless to say, the aggregate may be carried into the main aggregate bin 4 from the upper opening of the main aggregate bin 4. The main aggregate bin 4 is equipped with an upper cover (not shown) and is used as needed.
[0027]
On the other hand, the sub-spreading devices 3a and 3b include sub-aggregate bins 10a and 10b each having an aggregate discharge port at the bottom, spray width adjusting devices 5a and 5b, and discharge rolls 6a and 6b as spray amount adjusting devices. ing. The spreading width adjusting devices 5a and 5b provided in the sub-spreading devices 3a and 3b and the discharge rolls 6a and 6b are mechanically the same as the spreading width adjusting device 5 and the discharge roll 6 provided in the main spreading device 2. However, only the length in the spreading width direction is different. Similarly to the driving device 8 in the main spraying device 2, the driving device 8a provided in the sub-spreading device 3a receives power from an appropriate power source (not shown) and rotates the discharge roll 6a in the direction of arrow B, or in some cases. Can be reversed, and any appropriate driving means such as a hydraulic motor, an electric motor, or an air motor can be used. Note that a driving device 8b that rotates the discharge roll 6b is also attached to the sub-spreading device 3b at a position that cannot be seen in FIG.
[0028]
The discharge rolls 6, 6a, 6b are formed as cylindrical rolls in the example of FIG. The material of the discharge rolls 6, 6a, 6b is not particularly limited, but as will be described later, the discharge grid 7 is formed directly on the surface of the discharge rolls 6, 6a, 6b, or there are materials other than the lattice pattern portion. When the surface of the discharge roll 6, 6a, 6b is coated with a non-reticulated material, it is desirable to be able to withstand abrasion, such as hard plastic, hard rubber, steel, stainless steel, wear-resistant alloy, Ceramic or the like can be used.
[0029]
In the discharge grid 7 provided on the surface of the discharge rolls 6, 6a, 6b, for example, as shown partially enlarged in FIG. 3, the convex portion 12 forms a grid pattern, and the convex pattern forming this grid pattern is formed. The part 13 hooks the aggregate 13 indicated by a broken line, and conveys the aggregate 13 in the rotation direction of the discharge roll indicated by the arrow B. In the example shown in FIG. 3, the lattice pattern is a regular square, and each side of the regular square is inclined with respect to the rotation axis S of the discharge rolls 6, 6 a, 6 b. By arranging the grid pattern so as to be inclined with respect to the rotation axis S in this way, only the convex portions 12 are not arranged on a line parallel to the rotation axis S on the surface of the discharge rolls 6, 6a, 6b. Compared with the case where the pattern is arranged in parallel to the rotation axis S, the aggregate can be conveyed and distributed more uniformly. The lattice pattern of the discharge lattice 7 is not limited to a regular square, and as described above, any shape such as a triangle, rectangle, rhombus, pentagon, hexagon, circle, ellipse, or oval is possible. Also good. In the case where the discharge grid 7 is formed separately from the discharge roll, the material of the net-like material, the sheet-like material, and the cylindrical material used for the discharge grid is preferably excellent in wear resistance, for example, hard plastic, Rubber, steel, stainless steel, wear-resistant alloy, ceramic, etc. can be used. Moreover, the convex part 12 of the discharge grid 7 can also be comprised with metal brushes.
[0030]
The size L of the lattice pattern and the height H of the convex portion 12 are not particularly limited as long as the aggregate 13 can be hooked and conveyed, but the average particle size of the aggregate 13 is R, A range of L = (0.5 to 10) R and a range of H = (0.1 to 10) R are preferable, and a range of L = (0.7 to 7) R and H = (0.2-8) R. The size L of the lattice pattern is the length of the maximum width portion of the lattice pattern, that is, the length of the diagonal line in the case of a square, and the average particle size of the aggregate 13 is the actually measured particle size. It shall mean the average value of. Further, the width of the convex portion 12 is desirably narrow, desirably 0.5 cm or less, more desirably 0.3 cm or less, and further desirably 0.1 cm or less.
[0031]
4 is a cross-sectional view of the aggregate spreading device 1 of FIG. 1 cut longitudinally at an appropriate position, and the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals. In the following description, only the sub-spraying device 3a will be described among the sub-spreading devices 3a and 3b, but the same applies to the sub-spraying device 3b unless otherwise specified. In FIG. 4, when the plate-like members 11 and 11 of the spread width adjusting device provided in the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a are moved to the positions indicated by broken lines in the drawing, the lower openings in the respective aggregate bins The portions 14 and 14 are partially “closed”, and in the “closed” portion, the aggregates in the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a fall on the discharge rolls 6 and 6a, respectively. As a result, the aggregate discharge width is reduced by the length of the plate-like members 11 and 11. Further, as shown in the drawing, the plate-like members 11 and 11 are locked to the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a even at the maximum pull-out position by the convex portion at the tip, but are not used. Sometimes it may be removed and stored separately.
[0032]
15 is a gap width adjusting member, which is attached to the main aggregate bin 4 so as to be relatively movable with respect to the discharge roll 6, and according to the particle size and type of aggregate to be dispersed, The gap width between the main aggregate bin 4 and the discharge roll 6 is adjusted. The gap width adjusted by the gap width adjusting member 15 is preferably adjusted to a gap width such that the aggregate is carried out one layer at a time by the discharge roll 6. Specifically, the average particle diameter of the aggregate is R As a result, it is desirable that the gap width = (1.3 to 2.8) R. In addition, the gap between the main aggregate bin 4 and the discharge roll 6 is such that the lower end thereof is positioned at the top of the arc of the discharge roll 6 or on the front side in the rotation direction of the discharge roll 6 from the top. Desirable for uniform and stable discharge. By providing such a gap width adjusting member 15 in addition to the discharge roll 6, it is possible to finely adjust the application amount.
[0033]
Reference numeral 16 denotes a blocking plate constituting a second spreading width adjusting device provided in the secondary spraying device 3a, and the main spraying device is provided between the aggregate outlet 14a of the secondary aggregate bin 3a and the discharge roll 6a. When the sub-spreading devices 3a and 3b are moved relative to the main spraying device 2 and project outside the main spraying device 2, the main spraying device is provided. The aggregate distribution area sprayed from 2 and the aggregate distribution area sprayed from the auxiliary sprayers 3a and 3b may overlap each other on the construction surface, or may be separated from each other and may not be aggregated. This is to prevent things from happening. The function of such a blocking plate 16 will be described with reference to FIG.
[0034]
FIG. 5 is a view of FIG. 4 as viewed from above, and shows only the portions necessary for explanation. In FIG. 5, the blocking plates 16 a and 16 b are provided in a fixed position with respect to the main aggregate bin 4, and the position of the outer end thereof is the inner method of the main aggregate bin 4, that is, the main spraying device 2. It coincides with the end position of the spreading width. Now, when the sub-spreading devices 3a and 3b are in the storage positions closest to each other and the sub-aggregate bins 10a and 10b are in the positions indicated by the broken lines in the figure, the aggregate provided below the sub-aggregate bins 10a and 10b. The discharge port is completely closed by the blocking plates 16a and 16b, and the aggregate in the sub-aggregate bins 10a and 10b is prevented from falling onto the discharge rolls 6a and 6b. In such a state, the aggregate is not sprayed from the auxiliary spraying devices 3a and 3b. When the secondary spraying devices 3a and 3b are moved outward with respect to the main spraying device 2 from such a state, the secondary aggregate bins 10a and 10b of the secondary aggregate bins 10a and 10b are protruded outside the inner method of the primary aggregate bin 4. The aggregate discharge port leaves the closed region by the blocking plates 16a and 16b and communicates with the discharge rolls 6a and 6b, and the aggregate is sprayed from the auxiliary spraying devices 3a and 3b in that portion. At this time, both ends in the spreading width direction of the aggregate spread from the main spreading device 2 and the inner end portion in the spreading width direction of the aggregate spread from the sub-spreading devices 3a and 3b coincide with each other. Since the relationship does not change regardless of the position of the movable region of the secondary spraying devices 3a and 3b, the main spraying device 2 and the secondary spraying devices 3a and 3b are always continuous without overlapping in the spraying width direction. Scattering will be performed.
[0035]
In the aggregate distribution device of the present invention, the adjustment of the distribution width of the aggregate from the sub-spreading devices 3a and 3b is performed using the blocking plates 16a and 16b constituting the second distribution width adjustment device as described above. Aggregate is spread only in the portion that protrudes outward from the main spraying device 2 and is adjusted by adjusting the amount of movement of the auxiliary spraying devices 3a and 3b to the outside of the main spraying device 2. Alternatively, the positions of the plate-like members 11a, 11b, 11c,... Described above in a state where the sub-spreading devices 3a and 3b are extended to the outside of the main spraying device 2 to the maximum or a certain amount. You may make it spread | disperse aggregate only to the required location using the dispersion | distribution width adjustment apparatus 5 which moves. Of course, you may use both together.
[0036]
Returning to FIG. 4, reference numeral 15 a denotes a gap width adjusting member, which is the same as the gap width adjusting member 15 provided in the main aggregate bin 4. 17 and 17a are conveying means, such as a screw conveyor, provided in the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a, respectively, and transport the aggregates carried in the respective aggregate bins in the spreading width direction. This is to prevent the distribution of the aggregate from being biased in the aggregate bin by spreading it out. Further, the conveying force of the conveying means 17 provided in the main aggregate bin 4 can also be used as power for feeding the aggregate in the main aggregate bin 4 into the sub-aggregate bin 10a as will be described later. . The conveying means 17 and 17a can be reversed as appropriate to change the conveying direction of the aggregate. It goes without saying that the same conveying means is also provided in the secondary aggregate bin 10b. Hereinafter, only the sub-aggregate bin 10a will be described, but the same applies to the sub-aggregate bin 10b unless otherwise specified.
[0037]
18 is an aggregate delivery port provided with appropriate opening and closing means provided in the main aggregate bin 4 and is opened at a position facing the aggregate receiving port 19 provided in the secondary aggregate bin 10a. Yes. Aggregate carried into the main aggregate bin 4 by a conveying means (not shown) is supplied into the sub-aggregate bin 10a via the aggregate delivery port 18 and the aggregate receiving port 19. By supplying the aggregate into the secondary aggregate bin 10a via the main aggregate bin 4 in this way, it is not necessary to supply the aggregate directly to the secondary aggregate bin 10a, and the overall configuration of the apparatus can be reduced. It can be simplified. Of course, the aggregate may be directly supplied to the secondary aggregate bin 10a.
[0038]
Reference numerals 20 and 20a denote vibrators attached to the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a, respectively, and apply vibration to the main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a. It prevents aggregate accumulation and agglomeration in the bottle and enables smooth discharge from the aggregate discharge port. The main aggregate bin 4 and the sub-aggregate bin 10a are covered with a heat insulating material (not shown) typified by foamed artificial fiber, natural fiber, synthetic fiber, wood material, etc. Appropriate heating devices (not shown) such as heaters and hot air heaters are provided, so that even when heated aggregate is sprayed, the temperature of the aggregate is not lowered in each aggregate bin. .
[0039]
21 and 21a are 1st shock absorbing plates, the position which receives the aggregate conveyed by the discharge rolls 6 and 6a is parallel to the axial direction of the discharge rolls 6 and 6a, and the inclination angle with respect to the horizontal is variable. It is attached. 22 and 22a are the 2nd buffer plates, and it is parallel to the axial direction of the discharge rolls 6 and 6a, and is inclined with respect to the horizontal at the position where the aggregate flowing down on the first buffer plates 21 and 21a is received. The angle is variably attached. The inclination angle of the first buffer plates 21 and 21a with respect to the horizontal and the inclination angle of the second loose plates 22 and 22a with respect to the horizontal may be the same or different. However, the range of 5 to 50 degrees is generally preferable. In addition, the length of the buffer plates 21, 21a and 22, 22a in the direction parallel to the axial direction of the discharge rolls 6, 6a is at least equal to or longer than the axial length of the discharge rolls 6, 6a.
[0040]
The aggregate conveyed and discharged by the discharge rolls 6 and 6a is moved from the discharge rolls 6 and 6a to the first buffer plates 21 and 21a and the second buffer plates 22 and 22a as indicated by arrows x, y and z. Then, it is sprayed on the construction surface 23. Thus, by receiving the aggregate transported and discharged from the discharge rolls 6 and 6a by the first and second buffer plates, the momentum of the aggregate is effectively reduced, and even if it is scattered on the construction surface 23 Aggregate is very unlikely to bounce or roll. In the example shown in the figure, two buffer plates are used for each discharge roll, but only one or three or more may be used. In any case, the distance h from the lower end of the last buffer plate (second buffer plates 22 and 22a in the illustrated example) to the construction surface 23 1 , H 2 Is preferably the same for all discharge rolls, specifically 20 cm or less.
[0041]
Reference numeral 24 denotes a vibrator, which is driven by an appropriate power source and applies vibrations to the first and second buffer plates 21, 21a and 22, 22a. By vibrating the first and second buffer plates 21, 21 a and 22, 22 a in this way, the aggregate is prevented from accumulating on the buffer plate or aggregated, and the aggregate is discharged and dispersed. It is effective in making it smoother.
[0042]
Further, when the aggregate dispersal device 1 of the present invention is mounted on a work vehicle (not shown) and the aggregate is discharged and dispersed while the work vehicle is advanced in the direction indicated by the arrow C in FIG. As shown by an arrow z in FIG. 4, the typical spraying direction is preferably opposite to the traveling direction C of the work vehicle. The traveling direction C of the work vehicle is usually the forward direction of the work vehicle, and therefore the final dispersion direction of the aggregate is the direction opposite to the forward direction of the work vehicle equipped with the aggregate spraying device of the present invention. Is good. In this way, by making the forward direction, which is the normal traveling direction of the work vehicle, opposite to the discharging direction of the aggregate, the relative speed with respect to the construction surface of the aggregate to be discharged and scattered is that the work vehicle has advanced. Even if it becomes possible to suppress to a small value, the movement on the construction surface of aggregate will be suppressed more. Furthermore, there is an advantage that it is possible to easily check the state of the aggregate spraying from the aggregate spraying device.
[0043]
The final discharge direction of the aggregate can be easily set to a desired direction by selecting the rotation direction of the discharge roll and / or the arrangement form of the buffer plate or the direction of the aggregate discharge port. Here, the arrangement form of the buffer plates means the number and direction of the buffer plates. For example, in the example of FIG. 4, when only one buffer plate is used, the first buffer plates 21 and 21 a are By removing and using only the second buffer plates 22 and 22a, when the rotation direction of the discharge rolls 6 and 6a is the arrow B, the final discharge direction of the aggregate is opposite to the arrow C. In the direction of the arrow z. The number of buffer plates is not particularly limited. Generally, when the rotational speed of the discharge rolls 6 and 6a is high, two or more are preferable, and the rotational speed of the discharge rolls 6 and 6a is low. In some cases, one buffer plate may be used. Needless to say, the buffer plate need not be provided when it is not necessary, such as when the rotational speed of the discharge rolls 6 and 6a is extremely low.
[0044]
There is no particular limitation on the material of the buffer plate, but it is desirable that the material can withstand wear. For example, hard plastic, hard rubber, steel, wear-resistant alloy, etc. can be used. When using a material with a large coefficient of restitution, such as a wear-resistant alloy, for the buffer plate, the surface of the buffer plate is covered with an elastic material such as rubber to reduce the coefficient of restitution, and aggregates are placed on the buffer plate. It is desirable not to bounce. Further, it is desirable that the buffer plate is provided with a standing side wall in order to prevent the aggregate from spilling out from the side of the buffer plate.
[0045]
FIG. 6 is a view showing another example of the aggregate spraying device of the present invention, and the same members as those in the previous drawings are given the same reference numerals. In the example of FIG. 6, the aggregate application amount adjusting device includes an application amount adjusting plate 25, 25 a provided so as to be movable in the vertical direction, and elastic plates 26, 26 a attached to the application amount adjusting plate 25, 25 a. It is composed of The elastic plates 26 and 26a receive the aggregate falling from the aggregate discharge port and absorb the impact. The elastic plates 26 and 26a are not provided when the dispersion amount adjusting plates 25 and 25a themselves have a certain degree of elasticity. May be. The distribution amount of the aggregate is performed by moving the distribution amount adjustment plates 25 and 25a up and down to adjust the opening degree of the aggregate discharge ports 14 and 14a. Needless to say, the larger the opening degree of the aggregate outlets 14, 14a, the greater the aggregate discharge amount.
[0046]
The movement of the spreading amount adjusting plates 25 and 25a is performed by an appropriate driving device that operates by receiving power from a power source (not shown). The driving device is not particularly limited, but may be a hydraulic motor, an electric motor, an air Any suitable driving means such as a motor that is widely used can be used.
[0047]
Reference numerals 21 and 21a denote buffer plates. In the example of FIG. 6, only one is provided in the vicinity of the aggregate outlets 14 and 14a. Distance h from the lower end of the buffer plates 21 and 21a to the construction surface 23 1 , H 2 Of course, both are set to be equal.
[0048]
FIG. 7 is a view showing an example in which the aggregate spreading device 1 of the present invention of the type shown in FIG. 1 is mounted on a self-propelled work vehicle 27. Of course, the work vehicle on which the aggregate dispersal device 1 of the present invention is mounted may be a tow type.
[0049]
In FIG. 7, 28 is an aggregate hopper that receives and temporarily stores aggregate, and 29 is a transport conveyor that transports the aggregate stored in the aggregate hopper 28 to the main aggregate bin 4. Reference numeral 30 denotes a push roller which pushes a dump truck or the like as an aggregate supply vehicle (not shown) so that the operation can be continuously performed while the aggregate is supplied from the aggregate supply vehicle to the aggregate hopper 28. Is to do.
[0050]
A vehicle speed sensor 31 detects the traveling speed of the work vehicle. A signal from the vehicle speed sensor 31 is input to the control device 32. The control device 32 includes a calculation means 33 and difference signal generation means 34 and 34 inside, and when receiving a vehicle speed signal from the vehicle speed sensor 31, the vehicle speed, the discharge roll rotation speed, and Based on the correspondence relationship of the aggregate application amount per unit area, the calculation means 33 obtains the target rotation speed of the discharge rolls 6 and 6a necessary for obtaining the predetermined aggregate application amount per unit area, and the target rotation. The numerical signal is output to the difference signal generating means 34, 34. On the other hand, the difference signal generating means 34, 34 also receives a rotation speed signal corresponding to the actual rotation speed of the discharge rolls 6, 6a from the rotation speed sensors 35, 35a provided in the vicinity of the discharge rolls 6, 6a. The difference signal generating means 34, 34 outputs a signal corresponding to the difference between the target rotational speed signal of the discharge rolls 6, 6a and the actual rotational speed signal of the discharge rolls 6, 6a to the driving device 8 of the rotary rolls 6, 6a. , 8a, and the drive devices 8, 8a are controlled so that the actual rotation speed of the discharge rolls 6, 6a matches the target rotation speed, respectively. By providing the control device 32 in this way, when the vehicle speed of the work vehicle 27 changes, the rotation speed of the discharge rolls 6 and 6a also changes accordingly, so that a constant amount of aggregate is always covered per unit area. It will be discharged and scattered on the spreading surface. Needless to say, when the secondary spraying device is not used, it is not necessary to control the discharge roll 6a.
[0051]
As the vehicle speed sensor 31 and the rotation speed sensors 35 and 35a, any sensors can be used as long as signals corresponding to the vehicle speed and the rotation speed can be obtained. For example, gears attached to the axle or the rotation shaft A proximity sensor that counts the number of teeth without contact can be used. The control device 32 can be configured by a microcomputer. Correspondence of vehicle speed, number of rotations of discharge roll, and aggregate application amount per unit area is based on characteristics of granular materials such as aggregate type and particle size, and aggregate application such as device constants such as discharge gap and discharge grid. It can be obtained by conducting an experiment after fixing a factor affecting the quantity. Factors such as aggregate type, particle size, discharge gap, roll diameter, construction content, etc. may be incorporated into the correspondence as variables. The obtained correspondence relationship is stored in the control device 32 in the form of a look-up table or the like, and is referred to each time, and the target rotational speed corresponding to the detected vehicle speed is immediately obtained. The control device 32 is provided with an input / output device (not shown). The amount of aggregate spread per unit area, aggregate type, particle size, type of discharge grid, discharge gap, discharge width, construction content, road surface properties It is possible to input data such as constants determined by region, traffic volume, road classification, etc., and output data such as changes in spray volume over time, total spray volume, and spray area.
[0052]
Reference numeral 36 denotes a work step, which is divided into two in the vehicle width direction of the work vehicle 27, and can be folded and stored individually or can be used in an expanded manner. The aggregate spreader 1 as a whole is attached to the work vehicle 27 so that the position of the aggregate spreader 1 can be adjusted in the vertical direction. The optimum spreader is selected according to the condition of the construction surface, the type of aggregate to be spread, the particle size and the like. The height can be selected.
[0053]
FIG. 8 is a schematic diagram showing a dispersion state when the aggregate is dispersed using the work vehicle 27 shown in FIG. 7, and as is apparent from the figure, the two sub-spreading devices 3a and 3b are the most overhanging. In this state, the spraying with the maximum width is performed together with the main spraying device 2. In the figure, reference numeral 37 denotes an aggregate spraying area, and what is characteristic in this figure is that when the main spraying device 2 and the sub spraying devices 3a, 3b are operated simultaneously, the sub spraying devices 3a, 3b are the main spraying devices. As a result of being positioned in front of the work vehicle 27 with respect to 2, the difference in the length L is generated in the aggregate spreading region at the start of spreading. Similarly, when the operations of the main spraying device 2 and the sub spraying devices 3a and 3b are stopped simultaneously, a difference in length L also occurs in the aggregate spraying region at the end of spraying. Needless to say, this length L corresponds to the distance between the main spraying device 2 and the sub-spreading devices 3a, 3b. Although there is no particular limitation on the distance between the main spraying device 2 and the sub spraying devices 3a and 3b, it is usually about 0.3 to 1.2 m, preferably about 0.4 to 0.8 m. Even if such a difference L occurs, there is no particular problem in implementation, but if necessary, such a difference L may cause the main spraying device 2 and the sub-spraying devices 3a and 3b to be connected to the work vehicle 27. It is possible to easily solve the problem by starting the operation with a predetermined time difference or ending the operation with a predetermined time difference according to the traveling speed.
[0054]
As described above, the example in which the sub-spreading devices 3a and 3b are positioned in front of the work vehicle 27 rather than the main spraying device 2 has been described. However, the positional relationship between the main spraying device 2 and the sub-spreading devices 3a and 3b is reversed. It is also optional that the main spraying device 2 is positioned in front of the work vehicle 27 rather than the sub-spreading devices 3a, 3b.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the aggregate spraying device of the present invention, the secondary spraying device is moved in parallel to the main spraying device so as to protrude outward from the main spraying device, thereby It is possible to further extend the spreading width beyond that of the main spreading device. In addition, in the case of providing a spray width adjusting device in each of the main spray device and the sub spray device, for example, the aggregate is sprayed with a width narrower than the spray width of the main spray device or wider than the spray width of the main spray device. Aggregate can be dispersed with an arbitrary spread width, and fine adjustment of the spread width can be easily performed. The secondary spraying device can be accommodated within the width of the main spraying device when not in use, and has the advantage of being compact and space-saving.
[0056]
In addition, when a spray amount adjusting device is provided in each of the main spray device and the sub spray device, it is possible to spray aggregate with a predetermined spray amount, and in particular, a discharge grid is provided on the surface as the spray amount adjusting device. When the discharge roll is used, the aggregate can be dispersed extremely uniformly and stably. According to the aggregate spreader of the present invention having such a spread amount adjusting device, the discharge can be discharged. Since it is possible to adjust the amount of aggregate per unit time by a simple operation of changing the number of rotations of the roll, for example, when the aggregate spreader of the present invention is mounted on a work vehicle, By adjusting the rotation speed of the discharge roll according to the change in the traveling speed of the work vehicle, it is possible to always spray a certain amount of aggregate per unit area. In addition, when the buffer plate is provided, it is extremely less likely that the discharged and dispersed aggregate will jump or roll on the construction surface. As described above, according to the aggregate spraying device of the present invention, it is possible to easily realize extremely uniform and stable spraying of aggregate with an adjustable spraying width and spraying amount.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an example of an aggregate distribution device of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a spread width adjusting device.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a discharge grid.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of the aggregate spraying device of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a second spreading width adjusting device.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing another example of the aggregate spraying device of the present invention.
FIG. 7 is a view showing an example of a work vehicle equipped with the aggregate spraying device of the present invention.
FIG. 8 is a diagram schematically showing an aggregate distribution state by a work vehicle equipped with the aggregate distribution device of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Aggregate spreader
2 Main sprayer
3a, 3b Sub sprayer
4 Main aggregate bin
5, 5a, 5b Spreading width adjustment device
6, 6a, 6b Discharge roll
7 Discharge grid
8, 8a Drive device
9 Entrance
10a, 10b Secondary aggregate bin
11a-11z Spreading width adjusting member
12 Convex
13 Aggregate
14.14a Aggregate outlet
15, 15a Gap width adjusting plate
16, 16a, 16b Shut-off plate
17, 17a Conveying means
18 Aggregate outlet
19 Aggregate entrance
20, 20a, 24 vibrator
21, 21a, 22, 22a Buffer plate
23 Construction surface
25 Spreading amount adjustment plate
26 Elastic plate
27 work vehicle
28 Aggregate hopper
29 Conveyor
30 Push roller
31 Vehicle speed sensor
32 Controller
33 Calculation means
34 Difference signal generating means
35, 35a Rotational speed sensor
36 working steps
37 Aggregate application area

Claims (12)

上部に骨材の受入口を有し下部に散布幅方向に伸びる骨材排出口を有する主骨材ビン、並びに、その主骨材ビンの骨材排出口近傍に設けられる骨材散布量調節装置及び／又は骨材散布幅調節装置を備えている主散布装置と、上部に骨材の受入口を有し下部に散布幅方向に伸びる骨材排出口を有する副骨材ビン、並びに、その副骨材ビンの骨材排出口近傍に設けられる骨材散布量調節装置及び／又は骨材散布幅調節装置を備えている少なくとも１個の副散布装置とを有し、副散布装置が主散布装置に対して平行に、かつ、主散布装置よりも散布幅方向外側に張り出すことができるように、主散布装置に対して相対的に移動可能に設けられており、主骨材ビンが下部に設けられた骨材排出口とは別に開閉手段を備えた骨材送出口を有しており、副骨材ビンの骨材受入口がその骨材送出口に向かって開口している骨材散布装置。A main aggregate bin having an aggregate receiving port at the upper portion and an aggregate discharge port extending in the distribution width direction at the lower portion, and an aggregate application amount adjusting device provided in the vicinity of the aggregate discharge port of the main aggregate bin And / or a main spraying device provided with an aggregate spraying width adjusting device, a sub-aggregate bin having an aggregate receiving port at the top and an aggregate outlet opening at the bottom extending in the spraying width direction, and At least one secondary spraying device provided with an aggregate distribution amount adjusting device and / or an aggregate spraying width adjusting device provided in the vicinity of the aggregate outlet of the aggregate bin, and the secondary spraying device is the main spraying device In parallel to the main spraying device and so as to be able to project outward from the main spraying device in the spreading width direction. In addition to the aggregate outlet provided, it has an aggregate outlet with an opening and closing means. Aggregate spraying device aggregate receiving port of wood bin is open towards its aggregate delivery port. 散布幅方向の長さが主散布装置の約半分である副散布装置を２個有し、その２個の副散布装置が主散布装置に対して平行な直線上に配置され、かつ、主散布装置に対して互いに反対の向きに独立若しくは連動して移動可能に設けられている請求項１記載の骨材散布装置。  There are two secondary spraying devices whose length in the spraying width direction is about half of the main spraying device, the two secondary spraying devices are arranged on a straight line parallel to the main spraying device, and the main spraying The aggregate dispersal device according to claim 1, wherein the aggregate dispersal device is provided so as to be movable independently or in conjunction with each other in directions opposite to each other. 主骨材ビン及び／又は副骨材ビンが、内部に骨材を散布幅方向に押し広げる搬送手段を備えている請求項１又は２記載の骨材散布装置。The aggregate dispersal device according to claim 1 or 2 , wherein the main aggregate bin and / or the sub-aggregate bin is provided with a conveying means for expanding the aggregate in the dispersal width direction. 主散布装置における骨材散布幅調節装置が、主骨材ビンの骨材排出口を、散布幅方向に沿って部分的に閉止して、その閉止された部分においては骨材が骨材排出口に向かって落下しないようにするものである請求項１〜３のいずれかに記載の骨材散布装置。The aggregate distribution width adjusting device in the main spraying device partially closes the aggregate discharge port of the main aggregate bin along the distribution width direction, and the aggregate is discharged into the aggregate discharge port in the closed portion. The aggregate dispersal device according to any one of claims 1 to 3 , wherein the aggregate dispersal device is configured not to fall toward the surface. 副散布装置における骨材散布幅調節装置が、副散布装置が主散布装置に対して移動して主散布装置よりも外側に張り出したときに、主散布装置の散布幅方向に直交する水平方向から見て、主散布装置の散布幅と重なる部分において骨材を散布しないようにするものである請求項１〜４のいずれかに記載の骨材散布装置。From the horizontal direction perpendicular to the spreading width direction of the main spraying device when the aggregate spreading width adjusting device in the secondary spreading device moves relative to the main spreading device and protrudes outside the main spreading device. The aggregate spraying device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the aggregate spraying device prevents the aggregate from being sprayed in a portion overlapping with the spraying width of the main spraying device. 副散布装置における骨材散布幅調節装置が、副散布装置が主散布装置に対して移動して主散布装置よりも外側に張り出したときに、主散布装置の散布幅方向に直交する水平方向から見て、所定の散布幅よりも外側の部分において骨材を散布しないようにするものである請求項１〜４のいずれかに記載の骨材散布装置。From the horizontal direction perpendicular to the spreading width direction of the main spraying device when the aggregate spreading width adjusting device in the secondary spreading device moves relative to the main spreading device and protrudes outside the main spreading device. The aggregate spraying device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the aggregate spraying device prevents the aggregate from being sprayed in a portion outside a predetermined spraying width. 主散布装置及び／又は副散布装置における骨材散布量調節装置が、骨材排出口の散布幅方向と直交する方向に移動可能に設けられ、骨材排出口の散布幅方向と直交する方向の開口長さを調節する板状部材である請求項１〜６のいずれかに記載の骨材散布装置。The aggregate application amount adjusting device in the main application device and / or the auxiliary application device is provided so as to be movable in a direction orthogonal to the application width direction of the aggregate outlet, and in the direction orthogonal to the application width direction of the aggregate outlet. The aggregate disperser according to any one of claims 1 to 6 , wherein the aggregate disperser is a plate-like member that adjusts the opening length. 主散布装置及び／又は副散布装置における骨材散布量調節装置が、骨材排出口近傍に回転可能に設けられ、表面に粒状物を引っかけ、搬送する排出格子を備えている排出ロールである請求項１〜６のいずれかに記載の骨材散布装置。The aggregate distribution amount adjusting device in the main spraying device and / or the sub-spraying device is a discharge roll that is rotatably provided in the vicinity of the aggregate discharge port, and has a discharge grid for hooking and transporting particulate matter on the surface. Item 7. An aggregate disperser according to any one of Items 1 to 6 . 主散布装置及び／又は副散布装置から排出される骨材を受ける位置に、散布幅方向と平行に、水平に対する傾斜角度が可変な緩衝板を備えている請求項１〜８のいずれかに記載の骨材散布装置。A position for receiving the aggregate discharged from the main sprinkler and / or secondary distribution apparatus, parallel to the swath direction, according to any one of claims 1 to 8 is the inclination angle with respect to horizontal and a variable buffer plate Aggregate spreader. 緩衝板に衝突し、緩衝板の傾斜にそって流れ落ちる骨材を受ける位置に、散布幅方向と平行に、水平に対する傾斜角度が可変な緩衝板を備えている請求項９記載の骨材散布装置。The aggregate spraying device according to claim 9, further comprising a buffer plate having a variable inclination angle with respect to the horizontal, parallel to the spray width direction, at a position where the aggregate that collides with the buffer plate and flows down along the tilt of the buffer plate is received. . 緩衝板に加振器が装着されている請求項９又は１０記載の骨材散布装置。The aggregate spraying device according to claim 9 or 10, wherein a vibration exciter is attached to the buffer plate. 自走式又は牽引式の作業車に搭載され、作業車の進行速度が変化した場合でも、単位面積当たり常に一定量の骨材が施工面上に排出散布されるように、作業車の車速に応じて骨材散布量調整装置を制御する制御装置を備えている請求項１〜１１のいずれかに記載の粒状物排出散布装置。 Mounted on a self-propelled or towed work vehicle, even if the work vehicle's traveling speed changes, the vehicle speed of the work vehicle is adjusted so that a constant amount of aggregate per unit area is always discharged on the construction surface. The granular material discharge | emission dispersion | distribution apparatus in any one of Claims 1-11 provided with the control apparatus which controls an aggregate distribution amount adjustment apparatus according to it.
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