JP4232483B2 - Imaging apparatus and imaging program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置を備える撮像装置及び撮像プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラなどで幼い子供を撮影する際、子供の視線をカメラに向けさせて自然に微笑ませた一瞬を逃さずに撮影することは困難であった。その為、子供の視線をカメラに向けさせる手段として被写体側から視認可能な表示部に子供の喜ぶキャラクタ画像等を表示し、同じ画像を撮影者が視認可能な表示部にも表示する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−46316号公報
【特許文献2】
特開2001−257911号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
子供の表情の変化は表示している画像の変化と相関が高いと思われるが、前述した撮像装置では撮影者が画像の変化するタイミングを正確に予測できないという課題があった。また、子供が喜ぶ画像は再度見せても喜ぶという再現性が予測されるが、この再現性を有効に利用していないという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、子供の興味を引きつけ、かつ、一瞬のシャッタチャンスを逃さずに撮影するのに有効な機能を持つ撮像装置及び撮像プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明にあっては、撮像される被写体の像を表示する第1の表示手段と、前記被写体側から視認可能に設けられた第2の表示手段と、予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段と、この画像情報記憶手段に記憶された画像情報を前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とに前記第1の表示手段での表示が所定時間だけ先に行われるように表示させる表示制御手段と、前記被写体の像を撮影する撮像指示手段とを備えるものとした。
【0007】
このような構成によれば、カメラの被写体側と撮影者側の両方の面に表示部を設けて被写体側表示部に被写体である子供の興味を引くような画像を表示する際に、撮影者側表示部にも被写体側表示部に表示する画像を設定時間だけ早く表示することで被写体側表示部に画像が表示されるタイミングを事前に得て、子供の表情の変化を予測できるようにしてシャッタチャンスを逃さなくすることを可能とした。
【0008】
また、請求項2の発明にあっては、前記画像情報記憶手段に記憶された画像情報は複数の画像情報からなり、前記表示制御手段は前記複数の画像情報を順次前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とに表示させるものとした。このような構成によれば、カメラの被写体側と撮影者側の両方の面に表示部を設けて被写体側表示部に被写体である子供の興味を引くように複数の映像を順次切り替えて表示していくことを可能とした。
【0009】
また、請求項3の発明にあっては、更に前記第1の表示手段に表示された画像情報が前記第2の表示手段に表示されるまでの時間情報を報知する時間情報報知手段を備えるものとした。このような構成によれば、撮影者側表示部にも被写体側表示部に表示する画像を設定時間だけ早く表示した際に、被写体側表示部に画像が表示されるまでの正確な時間をカウント表示や発信音などで報知することにより、より正確に被写体側表示部の画像表示されるタイミングが得られることを可能とした。
【0010】
また、請求項4の発明にあっては、更に前記所定時間を設定する時間設定手段を備えるものとした。このような構成によれば、撮影者側表示部に画像を表示してから被写体側表示部に同じ画像を表示するまでの時間が設定できるようにしたことにより、撮影者夫々の使い勝手に合わせられることを可能とした。
【0011】
また、請求項5の発明にあっては、被写体を撮像する撮像装置において、前記被写体側から視認可能に設けられた表示手段と、予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段と、この画像情報記憶手段に記憶された画像情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、この表示制御手段による表示が行われている際に前記被写体の像を撮影する撮像指示手段と、この撮像指示手段によって撮影がなされた時点での前記表示手段に前記画像情報を表示し始めてからの経過時間をタイミング情報として記憶するタイミング情報記憶手段と、前記表示制御手段による表示が行われている際に前記タイミング情報記憶手段に記憶されたタイミング情報が示すタイミングが到来したら自動的に撮影を行わせる自動撮影手段とを備えるものとした。このような構成によれば、一度撮影したシャッタタイミングを被写体側画像の表示経過時間と関連付けて記憶し、再度同じ画像が表示される際に同一のタイミングで自動的に撮影動作を行うことを可能とした。
【0012】
また、請求項6の発明にあっては、更に前記自動撮影手段によって撮影が行われるまでの時間情報を報知する時間情報報知手段を備えるものとした。このような構成によれば、前記同一の画像表示のタイミングで自動的に撮影動作を行われるまでの正確な時間をカウント表示や音などで報知することにより、自動的に撮影されるタイミングが得られることを可能とした。
【0013】
また、請求項7の発明にあっては、前記撮像指示手段は、一定時間毎に複数回撮影を行うものとした。このような構成によれば、一回の撮像操作において時間をずらして複数の撮影が行われ、子供など被写体の表情の変化をコマ送り状の複数の画像として撮影することによって決定的な瞬間の表情を撮影する確率を増やすことを可能とした。
【0014】
また、請求項8の発明にあっては、前記画像情報記憶手段は着脱可能な記憶媒体であるものとした。このような構成によれば、撮影者側表示部や被写体側表示部に表示する画像を記憶する記憶媒体を便宜に応じて交換するという簡単な操作によって表示する画像を全く違う画像の組み合わせに変更することを可能とした。
【0015】
また、請求項9の発明にあっては、前記画像情報記憶手段に記憶された画像情報は外部から入力された画像情報であるものとした。このような構成によれば、撮影者側表示部や被写体側表示部に表示する画像をインターネットなどの通信手段を介して入力することで表示する画像の種類を増やすことを可能とした。
【0016】
また、請求項10の発明にあっては、更に、前記表示手段による表示を行わせることなく前記撮像指示手段で被写体像の撮影を行わせる通常撮影手段を備え、前記画像情報記憶手段に記憶された画像情報は前記表示手段による表示が行われた際に撮影された画像情報及び前記通常撮影手段によって撮影された画像情報のいずれかであるものとした。このような構成によれば、本撮像装置で撮影された画像を撮影者側表示部や被写体側表示部に表示する画像として利用できるようにすることで子供などの被写体に見せる画像の種類を容易に増やすことを可能とした。
また、請求項11の発明にあっては、コンピュータを、撮像される被写体の像を第1の表示手段に表示させる第1の表示制御手段、予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段から前記画像情報を読み出して前記第1の表示手段と前記被写体側から視認可能に設けられた第2の表示手段とに前記第1の表示手段での表示が所定時間だけ先に行われるように表示させる第2の表示制御手段、この第2の表示制御手段による表示が行われている際に撮像指示手段の投入により前記被写体の像の撮影を行わせる撮影手段、として機能させる撮像プログラムとした。
また、請求項12の発明にあっては、被写体を撮像する撮像装置の撮像プログラムであって、コンピュータを、前記被写体側から視認可能に設けられた表示手段に予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段から読み出した前記画像情報を表示させる表示制御手段、この表示制御手段による表示が行われている際に撮像指示手段の投入によって前記被写体の像を撮影する撮影手段、この撮影手段によって撮影がなされた時点での前記表示手段に前記画像情報を表示し始めてからの経過時間をタイミング情報としてタイミング情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段、前記表示制御手段による表示が行われている際に前記タイミング情報記憶手段に記憶されているタイミング情報が示すタイミングが到来したら自動的に撮影を行わせる自動撮影手段、として機能させるものとした。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
ここでは、撮像装置の実施形態として電子カメラを一例に説明する。
【0018】
図1(A)と図1(B)は、電子カメラ1の撮影者側の面2と被写体を撮影するレンズ側の面3それぞれを正面に見た外観図である。図1(A)に示すように電子カメラ1の撮影者側の面2の上部左側には撮影する被写体の像を撮影者に目視させる光学ファインダ窓6が設けられ、また中央部には後述するレンズ部14によって結像されて後述する電子回路部によって処理された被写体の像や撮影に関する諸情報を表示する第1表示エリア7が設けられている。スライドスイッチなどで構成される動作モードキー8は、記憶された静止画像及び動画像の表示再生や音声再生を行う再生モードと、静止画像及び動画像の撮影や音声の録音を行う通常の撮影モードと、詳細は後述するが子供など被写体の注意を引くような画像(以後、注目画像と称呼する。)を被写体側から視認可能に表示させた状態で被写体の撮影を行う注目撮影モードとをそれぞれ選択設定するキーである。また、動作モードキー8以外に電子カメラ1の動作に関する各種設定の一覧表示を行うMENUキー9、詳細を後述する各種設定で第1表示エリア7に表示されるカーソルポインタの上下左右の移動操作や決定操作を行う十字操作レバーキー10及びデータ登録の取り消しなどを行うキャンセルキー11が備えられており、更に底面4には、メモリカード等の挿脱を行う外部記憶媒体挿入口12とUSBインターフェイス端子部13が設けられている。
【0019】
一方、図1(B)に示すように電子カメラ1の被写体側の面3には、被写体の像を後述する撮像素子の受光面に結像させるレンズ部14、被写体の像を前記光学ファインダ窓6に結像させる光学レンズなどからなるファインダ集光部15、被写体の撮影に必要な光量を発光によって補うストロボ16、電子回路部によって制御されて子供などの被写体に画像を表示して見せる第2表示エリア17、音声を再生するスピーカ18及び音声を録音するマイク19が備えられており、上面5には、電子カメラの電源ON/OFF制御を行う電源キー20及び撮影を実行させるシャッタキー21が備えられている。
【0020】
前述の十字操作レバーキー10について説明を補足する。十字操作レバーキー10を操作部として備えている図示しない十字キー入力ユニットには、上下左右それぞれの向きに力が加えられたときに、この上下左右それぞれの向きの力を区別して検知するように4つのスイッチが備えられ、また、十字操作レバーキー10の中心部分が押されたときに十字操作レバーキー10が押されたことを検知するスイッチが備えられている。即ち、十字操作レバーキー10に上下左右それぞれの向きに力が加えられると、上キー、下キー、左キー及び右キーという4つの方向のカーソル移動操作のキー入力が行われ、また、十字操作レバーキー10の中心が押されると、後述する決定キーとしてのキー入力が行われる。
【0021】
図2は電子カメラ1の電子回路部の構成を示すブロック図であり、前述のレンズ部14、RGBカラーCCDを備え被写体の画像信号を生成する撮像部31、画像信号をカラー変換処理やフィルタ処理を行う画像信号処理部32、電子カメラ1全体の動作を制御する制御部33、電子カメラ1の制御を行うためのプログラムやデータが記憶されるプログラムメモリ34、画像信号を一時的に保存して再生処理やその他の加工処理などに便宜を図るとともに後述するタイマカウンタ(以後、TCと略す)や表示させる注目画像の画像番号(以後、Nと略す。)などのワーク変数名やその値を処理プログラムが実行されている際に一時記憶するワークメモリ35、注目撮影モードの設定データ等を記憶するフラッシュメモリ36、画像データを画像ファイルとして保存する外部記憶媒体37、画像信号をデータ圧縮して符号化した画像データに変換したり、その逆の伸張処理を行う画像圧縮伸張部38、図1の(A)で示した第1表示エリア7を備え撮影時の構図確認の為の画像や撮影に関する情報を表示する第1表示部39、図1の(B)で示した第2表示エリア17を備え被写体に見せる注目画像を表示する第2表示部40、前述した電源キー20とシャッタキー21と動作モードキー8とMENUキー9と十字操作レバーキー10及びキャンセルキー11を備え電子カメラ1の制御のための指示や設定を行うキー入力部41、図示しない反射光量計測センサを備えて撮影に必要な分の光量に調整してストロボ16の発光制御を行うストロボ制御部42、前述したスピーカ18とマイク19と図示しない音声の録音再生制御部を備えた音声入出力部43、前述したTCや連続撮影での時間間隔を制御するインターバルタイマ(以後、ITと略す。)などのタイマ時間の計測を行う時間計測部44、及び外部記憶媒体37に記憶されたデータを外部に出力したりデータを外部から取り込むといったパソコンなどの外部機器とUSBインターフェイスでデータ通信を行うUSBインターフェイス端子部13を備える通信送受信部45で構成され、これらは画像信号や制御信号などのデータ転送を行う経路であるデータバス46を介して信号のやりとりが行われる。
【0022】
図3はプログラムメモリ34に記憶されるデータの構成を示す図である。プログラムメモリ34は電子カメラ1の制御及びデータ処理を行うために実行される処理プログラムを記憶するプログラムエリア34aと前記制御及び前記データ処理を行う際に必要なデータを記憶するデータエリア34bを備える。そして、前記データエリア34bに、注目撮影モードで第1表示エリア7及び第2表示エリア17に表示される注目画像データが、パス名とそれぞれの画像ファイルを区別するファイル名「静止画像A」「静止画像B」「静止画像C」「動画像D」が付けられて記憶されている。ここで前記パス名について説明すると、前記注目画像データがプログラムメモリ34に画像ファイルとして予め記憶されている際に、その画像ファイルの所在場所を示すのがパス名であり、この例では「内蔵」というパス名を用いる。
【0023】
図4はフラッシュメモリ36に記憶されるデータの構成を示す図である。このフラッシュメモリ36はデータを書換え可能に記憶するとともに、電力供給が無くなった後もデータの記憶を保持するメモリである。このフラッシュメモリ36は、注目撮影モードで制御処理に使用される注目撮影設定データが記憶される注目撮影設定データエリア36aと、注目撮影モードで注目画像の表示状態に関連付けてシャッタタイミングを記憶して再度同じ表示状態になったとき自動的に撮影を行う自動撮影モードの制御処理に使用される自動撮影データが記憶される自動撮影データエリア36bを備える。
【0024】
そして、注目撮影設定データエリア36aには、複数の注目撮影設定データが記憶されており、それぞれの注目撮影設定データは設定名で区別されている。それぞれの注目撮影設定データは、設定名データ36a1、第1表示エリア7と第2表示エリア17に注目画像を表示する際の表示開始の時間差を定めるデータからなる表示の時間差データ36a2、再生する音声の大きさを定めるデータからなる音声レベルデータ36a3、第2表示部17の注目画像が次の注目画像に切り替わるまでの時間を撮影者に報知する方法を定めるデータからなる表示切替報知方法データ36a4、自動撮影を行うかどうかを定めるフラグからなる自動撮影モードフラグデータ36a5、第1表示エリア7と第2表示エリア17に表示する注目画像に割り振られた画像番号の最終番号を示すデータからなる注目画像数データ36a6、注目撮影モードの処理を開始してから第1表示エリア7に第1の画像番号が割り振られた注目画像の表示を開始する時間もしくはキー入力を定めるデータからなる表示開始時間データ36a7、第1の画像番号が割り振られた注目画像(以後、第1の注目画像と称呼する。)の画像ファイルの所在場所を定めるデータからなる第1のパス名データ36a8、第1の注目画像の画像ファイル名を定めるデータからなる第1のファイル名データ36a9、第1の注目画像の表示時間の長さを定めるデータからなる第1の表示時間データ36a10、第2の画像番号が割り振られた注目画像(以後、第2の注目画像と称呼する。)の画像ファイルの所在場所を定めるデータからなる第2のパス名データ36a11、第2の注目画像の画像ファイル名を定めるデータからなる第2のファイル名データ36a12及び第2の注目画像の表示時間の長さを定めるデータからなる第2の表示時間データ36a13が記憶され、以下同様に注目画像数データ36a6の定める画像番号の最終番号まで、それぞれの画像番号が割り振られた注目画像の画像ファイルのパス名データとファイル名データ及び表示時間データが記憶される。
【0025】
一方、自動撮影データエリア36bには、それぞれの自動撮影データが記憶される際に使用されている注目撮影設定データの設定名を示すデータからなる設定名データ36b1、自動撮影を行うタイミングの記憶数を示すデータからなる撮影タイミング記憶数データ36b2、第1の自動撮影データが記憶される際に第2表示エリア17に表示されている注目画像に割り振られた画像番号を示すデータからなる第1の撮影実行画像番号データ36b3、この第1の撮影実行画像番号データ36b3で示される画像番号の注目画像が第2表示エリア17に表示されてから自動撮影データとして記憶されるまでの経過時間を示すデータからなる撮影実行時間データ36b4、第1の自動撮影データとして記憶される際に行われた連続撮影回数を示すデータからなる第1の連続撮影回数データ36b5、第2の自動撮影データが記憶される際に第2表示エリア17に表示されている注目画像に割り振られた画像番号を示すデータからなる第2の撮影実行画像番号データ36b6、この第2の撮影実行画像番号データ36b6で示される画像番号の注目画像が第2表示エリア17に表示されてから自動撮影データとして記憶されるまでの経過時間を示すデータからなる撮影実行時間データ36b7、及び第2の自動撮影データとして記憶される際に行われた連続撮影回数を示すデータからなる第2の連続撮影回数データ36b8が記憶され、以下同様に撮影タイミング記憶数データ36b2の示す数の分だけ撮影実行画像番号データと撮影実行時間データ及び連続撮影回数データが記憶される。
【0026】
以下、画像の撮影動作と再生動作の例にして上記構成各部の動作を説明する。まずは画像の撮影動作について説明する。電子カメラ1は電源キー20の入力によって電源ON状態となり、キー入力部41の動作モードキー8によって通常の撮影モード(注目撮影モードを区別する為に以後、通常撮影モードと称呼する。)に設定されると制御部33によって静止画像や動画像の撮影及び記憶処理を行う通常撮影モードの処理プログラムが実行される。このとき、レンズ部14は制御部33によって制御されて、撮像部31のRGBカラーCCDの受光面に被写体像を結像させる。そして、30分の1秒などの周期間隔で制御部33から画像取り込み信号の生成が指示され、撮像部31で画像取り込み信号が生成されてRGBカラーCCDに与えられて受光面の被写体像は画像のアナログ電気信号に変換されて、更にデジタル電気信号からなるRGB画像信号に変換され、画像信号処理部32へと送られる。画像信号処理部32においてRGB画像信号は、輝度信号と色差信号からなる画像信号(以後、YUV画像信号と称呼する。)へ変換され、更にホワイトバランス調整やガンマ補正などのデジタル画像信号処理が行われてYUV画像信号はワークメモリ35に記憶される。
【0027】
このようにワークメモリ35に記憶された1画面分(1フレームと称呼する。)のYUV画像信号は第1表示部39に送られ、制御部33によって別に生成された絞り値やシャッタスピード等の撮影情報の表示画像と合成されて第1表示エリア7に表示される。そして、ワークメモリ35に記憶された1フレームのYUV画像信号は前記30分の1秒などの周期間隔で新たに撮像された次の1フレームのYUV画像信号に入れ替わる。この入れ替わりに同期して撮影情報と合成された動画像(RECスルー動画像と称呼する。)が順次第1表示エリア7に表示され、撮影モードの撮影待機状態となる。また、ワークメモリ35に記憶されたYUV画像信号からは輝度情報やホワイトバランス情報が抽出されて撮影処理における露出調整やホワイトバランスの自動調整などの制御に使用される。
【0028】
そして、動画像の撮影モードで前記撮影待機状態からキー入力部41のシャッタキー21が入力されると、制御部33によってレンズ部14が制御されて自動露出調整やオートフォーカス処理が行われる。それとともに前述したRECスルー動画像のYUV画像信号データは1フレーム毎に画像圧縮伸張部38に送られて、画像圧縮伸張部38によってJPEG(joint photographic experts group)形式などで圧縮符号化された画像データに変換され、順次1フレーム毎の圧縮符号化された画像データがワークメモリ35に蓄積して記憶される。また、それと同時にマイク19によって音声が電気信号に変換されて、音声入出力部43によって圧縮符号化された音声データがワークメモリ35に記憶される。そして、再度シャッタキー21が入力されたとき動画像の撮影処理を終了させ、それまでに記憶されたすべてのフレームの画像データと音声データは1つの動画像ファイルとして再生に必要な情報が付加されてまとめられ、外部記憶媒体37に転送されて動画像ファイルとして保存されて動画像の撮影処理が完了する。
【0029】
一方、静止画像の通常撮影モードで前記撮影待機状態からキー入力部41のシャッタキー21が入力されると、制御部33によってレンズ部14が制御されて自動露出調整やオートフォーカス処理が行われる。ストロボ制御部42によって必要に応じてストロボ16の発光制御が行われ、それとともに制御部33から撮像部31に画像取り込み信号の生成が指示され、撮像部31で画像取り込み信号が生成されてRGBカラーCCDに入力されることにより前記シャッタキー21が入力されたタイミングを基にして被写体の撮影処理が行われる。撮像部31と画像信号処理部32を通じて得られたYUV画像信号はワークメモリ35に記憶される。1フレーム分のすべてのYUV画像信号がワークメモリ35に記憶されると、このYUV画像信号は画像圧縮伸張部38に送られて、画像圧縮伸張部38によってJPEG形式などで圧縮符号化された画像データに変換される。そして、圧縮符号化された画像データは外部記憶媒体37に転送されて画像ファイルとして保存されて静止画像の撮影処理が完了する。
【0030】
次に画像の再生動作について説明する。電子カメラ1は電源キー20の入力によって電源ON状態となり、キー入力部41の動作モードキー8が「再生モード」に設定されると制御部33によって再生モードの処理プログラムが実行され、記憶された静止画像及び動画像の再生表示を行う再生モードで動作する。まず、外部記憶媒体37に記憶されている画像ファイルが画像ファイルに付けられた順序番号(例えば撮影順序の番号などからなる。)に従い、第1番目の画像ファイルがワークメモリ35に圧縮符号化された画像データとして読み出される。ワークメモリ35に記憶された圧縮符号化された画像データは、画像圧縮伸張部38によって復号化及びデータ伸張されてYUV画像信号に変換される。変換されたYUV画像信号は第1表示部39に送られて再生画像が第1表示エリア7に表示される。このときに十字操作レバーキー10が下向きや上向きに操作されると前述したように下キー及び上キーの入力が検知される。下キーの入力で第2番目の画像ファイルに対して、一方、上キーの入力で最終番目の画像ファイルに対して、上述した再生処理と同様の処理が行われ、それぞれの画像が第1表示エリア7に表示される。
【0031】
そして、通常撮影モード、注目撮影モード及び再生モードなどの各動作モードにおいて、MENUキー9が入力されると電子カメラ1の機能に関する各種設定が項目として一覧メニューが表示されるように制御が行われ、十字操作レバーキー10の操作によって項目の選択と決定が行われることによってプログラムメモリエリア34aに予め記憶されている各種設定の処理プログラムが実行されるように制御される。尚、再生モードにおいて、MENUキー9が入力されて各種設定が項目として一覧メニューが表示される際に、この項目に表示エリアの切り替え設定を設けておき、再生モードで再生する画像の表示先を第1表示エリア7から第2表示エリア17に変更したり、同時に両方の表示エリアに表示するように制御を行う処理プログラムをプログラムメモリエリア34aに予め記憶しておいてもよい。
【0032】
次に電子カメラ1がUSBインターフェイス端子13を通じてパソコンなどのホスト装置に接続された際の動作について説明する。電子カメラ1が再生モードでUSBインターフェイスで接続されると、ホスト装置側から見て、外部記憶媒体37に画像ファイルを記憶する外部記憶装置のUSB周辺機器として動作する。よって、ホスト装置が備えたポインティングデバイスなどの入力手段からの指示によって、ホスト装置から電子カメラ1の外部記憶媒体37に注目撮影モードなどで使用される画像ファイルの複写が行うことが可能となる。
【0033】
前記のごとく動作する電子カメラ1において、注目撮影の各種設定及び撮影の詳細な動作についてフローチャートを参照して説明する。
【0034】
図5は制御部33によって処理される注目撮影設定の処理プログラムのフローチャートである。通常撮影モードや注目撮影モードにおいて、MENUキー9が入力されて各種設定の一覧メニューが表示された際に、十字操作レバーキー10の操作によって注目撮影設定が選択されて設定開始が決定されると前記注目撮影設定の処理プログラムの実行が開始され、ステップA11へと進む。
【0035】
図9(A)は、このステップA11において第1表示エリア7に表示される注目撮影設定の設定名選択画面の表示例であり、この表示を例に、注目撮影設定の各画面で表示される第1表示エリア7内の各表示エリアの構成について説明を行う。第1表示エリアは、注目撮影設定の処理プログラムが実行されている状態であることを示す機能名エリア7A、各画面での操作や画面の説明を表示する説明エリア7B、上から第1番目に位置する設定項目を表示する第1項目エリア7C、上から第2番目に位置する設定項目を表示する第2項目エリア7D、上から第3番目に位置する設定項目を表示する第3項目エリア7E、上から第4番目に位置する設定項目を表示する第4項目エリア7F、上から第5番目に位置する設定項目を表示する第5項目エリア7G、各画面でのキー操作を補助する説明としてキー入力の種類とそのキー入力に対する処理内容が「:」で結び付けられて表示される補助説明エリア7H及び選択されている設定項目を示すカーソルポインタ7Iで構成されている。
【0036】
次に、注目撮影設定の各画面で表示される第1項目エリアから第5項目エリアまでの各項目エリアの選択操作に対する制御について説明を行う。キー入力部41の十字操作レバーキー10が上下方向にそれぞれ操作されると前述したように上キーと下キーがそれぞれキー入力される。例えば、下キーが入力されると制御部33はカーソルポインタ7Iを1つ下の第2項目エリア7Dの左隣の位置に移動させる処理を行う。更に下キーが続けて入力されると制御部33はカーソルポインタ7Iを第3項目エリア7Eの左隣の位置に移動させる処理を行う。上キーが入力された場合は逆に上方向の項目エリアへとカーソルポインタ7Iを移動させる処理を行う。よって、第1項目エリア7C、第2項目エリア7D、第3項目エリア7E、第4項目エリア7F及び第5項目エリア7Gに表示されたいずれの設定項目が選択されている状態であるかをカーソルポインタ7Iの表示位置で示すとともに上キーと下キーがキー入力されることによって設定項目の選択が行われる。
【0037】
そして、図9(A)が示す設定名選択画面の表示例では、機能名エリア7Aに「注目撮影設定」が表示され、説明エリア7Bに「設定名を選択してください」が表示され、フラッシュメモリ36の注目撮影設定データエリア36aに予め記憶されている1番目の設定名から「注目設定A」という設定名が読み出されて第1項目エリア7Cに「注目設定A」が表示され、以下同様に、2番目の設定名から「注目設定B」という設定名がが読み出されて第2項目エリア7Dに「注目設定B」が表示され、3番目の設定名が読み出されて第3項目エリア7Eに「注目設定C」が表示され、4番目の設定名が読み出されて第4項目エリア7Fに「注目設定D」が表示され、5番目の設定名が読み出されて第5項目エリア7Gに「注目設定E」が表示され、補助説明エリア7HにMENUキー9のキー入力が注目撮影設定の処理プログラムの実行をキャンセル終了させることを示す「MENUキー:終了」が表示され、選択されている項目を示すカーソルポインタ7Iが第1項目エリア7Cの左隣に表示される。
【0038】
このように、ステップA11では予め登録されている注目撮影設定の設定名の一覧が表示されて、上キー、下キー、決定キー及びMENUキー9のキー入力を待つ状態となる。このステップA11で「注目設定A」が選択されて、キー入力部41の十字操作レバーキー10の中心部が押されると前述したように決定キーがキー入力される。この決定キーの入力によって注目撮影設定を行う設定名が決定されて、次のステップA12へと進む。
【0039】
そして、ステップA12では図9(B)の示すように注目撮影設定の基本設定画面が表示される。図9(B)の表示例は注目撮影設定の基本設定画面の初期状態を示しており、説明エリア7Bに「基本設定」が表示され、第1項目エリア7Cに注目撮影モードで第1表示エリア7と第2表示エリア17に表示される注目画像の表示開始時間の差を示す項目名と設定値として「表示の時間差:3.0秒」が表示され、第2項目エリア7Dに注目撮影モードでスピーカから再生される音声の大きさを示す項目名と設定値として「音声レベル:中」が表示され、第3項目エリア7Eに第1表示エリア7に注目画像が表示されてから第2表示エリア17に同じ注目画像が表示されるまでの間の時間報知の方法を示す項目名と報知方法として「表示切替報知:カウント表示」が表示され、第4項目エリア7Fに自動撮影を行う動作モードかどうかを示す項目名と設定状態として「自動撮影モード:ON」が表示され、第5項目エリア7Gに注目画像の表示を開始する時間及び開始を指示するキー入力を示す項目名と設定状態として「注目表示開始:決定キー」が表示され、補助説明エリア7Hに左キーと右キーの入力が設定内容の選択処理を行わせることを示す「左右キー:内容選択」と決定キー入力が設定入力を確定させることを示す「決定キー:確定」がそれぞれ表示され、選択されている項目を示すカーソルポインタ7Iが第1項目エリア7Cの左隣に表示される。上キーと下キーが入力されることに対するカーソルポインタ7Iを移動させる制御は、ステップA11の設定名選択画面で前述した処理と同様であり、上キーが入力されると1つ上に表示された項目エリアへとカーソルポインタ7Iを移動させ、下キーが入力されると1つ下に表示された項目エリアへとカーソルポインタ7Iを移動させる制御が行われる。
【0040】
次に、ステップA12での各設定項目の設定内容の変更操作とその操作に対する制御について説明する。図9(B)の表示のようにカーソルポインタ7Iが第1項目エリアの「表示の時間差」の左隣に表示され、「表示の時間差」が設定内容の変更を行う設定項目として選択されているとき、キー入力部41の十字操作レバーキー10が左右方向にそれぞれ操作されると前述したように左キーと右キーがそれぞれキー入力される。例えば、左キーが入力されると制御部33は設定されている数値を最小単位で1カウントダウンさせて「3.0秒」から「2.9秒」に設定値が変更される。更に下キーが続けて入力されると「2.9秒」を「2.8秒」に1つカウントダウンさせる処理が行われる。右キーが入力された場合は逆に1つカウントアップさせる処理が行われる。例えば、表示開始時間の差の設定範囲を0.1秒から5.0秒という範囲に規定することで規定された範囲で設定値の変更が行われる。
【0041】
ここで、下キーが入力されて第2項目エリアの「音声レベル」が設定内容の変更を行う設定項目として選択されたときは、その設定値として「無し、最小、小、中、大、最大」からなる6段階の設定値が用意され、前記の選択操作と同様に左キーの入力によって「中」から「小」、更に左キーの入力によって「小」から「最小」へと「音声レベル」の設定値が変更される。右キーが入力されたときは逆に音声レベルが1段階大きくなる方に設定値が変更される。更に、下キーが入力されて第3項目エリアの「表示切替報知」が設定内容の変更を行う設定項目として選択されたときは、その設定値として「無し、カウント表示」からなる2つの設定値が用意され、前記の選択操作と同様に左キーと右キーが入力されることによって設定値が変更される。更に、下キーが入力されて第4項目エリアの「自動撮影モード」が設定内容の変更を行う設定項目として選択されたときは、その設定値として「OFF、ON」からなる2つの設定値が用意され、前記の選択操作と同様に左キーと右キーが入力されることによって設定値が変更される。更に、下キーが入力されて第5項目エリアの「注目表示開始」が設定内容の変更を行う設定項目として選択されたときは、その設定値として「決定キー、0秒、1秒、2秒、3秒、5秒」からなる6つの設定値が用意され、前記の選択操作と同様に左キーと右キーが入力されることによって設定値が変更される。
【0042】
このように、ステップA12では上キーと下キーが入力されることによって設定値の変更を行う設定項目が選択されて、左キーと右キーが入力にされることによって各設定項目の設定値が選択される。そして、各設定項目の設定値の変更が完了した後に、決定キーがキー入力されると、決定されたそれぞれの設定値は注目撮影設定データエリア36aの設定名が一致する注目撮影設定データの表示時間差データ36a2に「3.0秒」、音声レベルデータ36a3に「中」、表示切替報知方法データ36a4に「カウント表示」、自動撮影モードフラグデータ36a5に「ON」及び、表示開始時間データ36a7に「決定キー」というように、それぞれの設定値が記憶されてステップA13へと進む。
【0043】
そして、ステップA13では図9(C)の示すように注目撮影モードで表示される注目画像の選択画面が表示される。図9(C)の表示例は注目撮影設定の注目画像の選択画面の1例を示しており、説明エリア7Bに「画像を選択して決定キーを押してください」が表示され、第1項目エリア7Cにプログラムメモリ34のデータエリア34bに予め記憶されている1番目の画像ファイルから「静止画像A」というファイル名とこのファイルが存在する場所を示すパス名として「内蔵」が読み出されて第1項目エリア7Cに「静止画像A」と「内蔵」が表示され、以下同様に、2番目の画像ファイルからファイル名「静止画像B」とパス名「内蔵」が読み出されて第2項目エリア7Dに「静止画像B」と「内蔵」が表示され、3番目のファイル名「静止画像C」とパス名「内蔵」が読み出されて第3項目エリア7Eに「静止画像C」と「内蔵」が表示され、4番目のファイル名「動画像D」とパス名「内蔵」が読み出されて第4項目エリア7Fに「動画像D」と「内蔵」が表示され、外部記憶媒体37の画像ファイルに対して予め注目画像データとして使用するように登録された画像のファイル名「音声付動画像E」とパス名「カード」が読み出されて第5項目エリア7Gに「音声付動画像E」と「カード」が表示され、補助説明エリア7HにMENUキー9のキー入力が注目撮影設定の処理プログラムの実行をこのステップA13で途中終了させることを示す「MENUキー:終了」が表示され、選択されている項目を示すカーソルポインタ7Iが第1項目エリア7Cの左隣に表示される。
【0044】
このように、ステップA13では予め記憶されている注目画像の選択画面の一覧が表示されて、上キー、下キー、決定キー及びMENUキー9のキー入力を待つ状態となる。ステップA13で第4項目エリア7Fの「動画像D」と「内蔵」が選択されて決定キーが入力された場合は、前記ステップA11で選択された設定名に一致する注目設定データの注目画像数データ36a6が1つカウントアップされて、決定されたパス名とファイル名は第1のパス名データ36a8として「内蔵」、第1のファイル名データ36a9として「動画像D」がそれぞれ記憶されて、ステップA14へと進み、ステップA14ではMENUキー9が押されたかどうか判断される。決定キーが入力された場合はステップA14でNoと判断されてステップA15へと進む。一方、ステップA13においてMENUキーが押された場合はステップA14へと進み、MENUキー9が押されたかどうか判断され、ステップA14でYesと判断されて注目撮影設定の処理プログラムの実行を終了して、設定を開始する前の状態である通常撮影モードまたは注目撮影モードの状態に戻る。
【0045】
そして、ステップA15では図10(A)の示すようにステップA13で選択された注目画像の表示時間の設定画面が表示される。説明エリア7Bに「ファイル名:動画像D」が表示され、第1項目エリア7Cに注目撮影モードで第1表示エリア7と第2表示エリア17に表示される注目画像の表示時間を示す項目名と設定値として「表示時間:8秒」が表示され、補助説明エリア7Hに左キーと右キーの入力が設定内容の選択処理を行わせることを示す「左右キー:内容選択」と決定キー入力が表示時間の設定を確定させることを示す「決定キー:確定」がそれぞれ表示され、選択されている項目を示すカーソルポインタ7Iが第1項目エリア7Cの左隣に表示される。左キーと右キーの入力に対して設定値をカウントアップ及びカウントダウンさせる制御は、ステップA12の基本設定画面で前述した処理と同様であり、左キーが入力されると設定値が1つカウントダウンさせ、右キーが入力されると設定値が1つカウントアップさせる制御が行われる。
【0046】
このように、ステップA15では表示時間の設定画面が表示されて、左キー、右キー及び決定キーのキー入力を待つ状態となる。このステップA15で表示時間が8秒に選択されて決定キーが入力にされると、決定された表示時間は注目撮影設定データエリア36aの設定名が一致する注目撮影設定データの第1の表示時間データ36a10として「8秒」という設定値が記憶されて、ステップA16へと進む。
【0047】
そして、ステップA16では、説明エリア7Bに「注目画像の追加は決定キーを押す」が表示され、前記ステップA11で選択された設定名に一致する注目撮影設定データとして記憶されている第1のパス名データ36a8、第1のファイル名データ36a9から注目画像数データ36a6が示す番号までのパス名とファイル名がそれぞれ読み出されて、1番目から5番目までが第1項目エリア7Cから第5項目エリア7Gまで順に表示される。カーソルポインタ7Iが第5項目エリアに位置する際に下キーが入力されると6番目から10番目までのパス名とファイル名が第1項目エリア7Cから第5項目エリア7Gに切替表示されるように制御される。また、逆に6番目から10番目までのパス名とファイル名が第1項目エリア7Cから第5項目エリア7Gに表示されていてカーソルポインタ7Iが第1項目エリアに位置している際に上キーが入力されると1番目から5番目までのパス名とファイル名が第1項目エリア7Cから第5項目エリア7Gに切替表示されるように制御される。
【0048】
図10(B)は1つのパス名とファイル名が設定されている状態を示し、第1項目エリア7Cに表示される注目画像として設定された画像ファイル名である「動画像D」と所在場所を示すパス名である「内蔵」がそれぞれ表示され、その左側に注目画像を表示する順序として「動画像D」に割り振られた画像番号を示す「1」と表示の区切り文字「:」が表示され、補助説明エリア7HにMENUキー9のキー入力が注目撮影設定の処理プログラムの実行をこのステップA16で終了させることを示す「MENUキー:終了」が表示される。
【0049】
このように、ステップA16では注目撮影設定の処理プログラムの実行によって記憶された注目画像の表示順序を示す画像番号が割り振られたファイル名とパス名が画像番号とともに一覧で表示されて、決定キー及びMENUキー9のキー入力を待つ状態となる。ステップA16においてMENUキーが押された場合は、MENUキー9が押されたかどうか判断を行うステップA17へと進み、ステップA17でYesと判断されて注目撮影設定の処理プログラムの実行を終了して、設定を開始する前の状態である通常撮影モードまたは注目撮影モードの状態に戻る。一方、ステップA16において決定キーが押された場合は、MENUキー9が押されたかどうか判断を行うステップA17へと進み、ステップA17でNoと判断されて注目撮影設定の処理プログラムの実行を継続してステップA13へと進む。
【0050】
これ以降の処理は上記で説明したステップA13からステップA17の処理の繰り返しとなるので説明を省略する。そして、図10(C)は上記の処理を3回繰り返すことによって3つの注目画像が設定されてステップA16で一覧表示された状態を示し、割り振られた画像番号、区切り文字、注目画像のファイル名及びパス名として第1項目エリア7Cに「1」「:」「動画像D」「内蔵」が表示され、第2項目エリア7Dに「2」「:」「静止画像A」「内蔵」が表示され、第3項目エリア7Eに「3」「:」「音声付動画像E」「カード」が表示され、補助説明エリア7HにMENUキー9のキー入力が注目撮影設定の処理プログラムの実行をこのステップA16で終了させることを示す「MENUキー:終了」が表示される。このように注目撮影設定が行われてステップA16においてMENUキーが押されてステップA17へと進み、ステップA17でYesと判断されて注目撮影設定の処理プログラムの実行を終了したものとして、以降の注目撮影モードの動作について説明を行う。
【0051】
図6は制御部33によって処理される注目撮影モードの処理プログラムのフローチャートであり、図7は画像表示を行う画像表示サブルーチンのフローチャートであり、図8は撮影処理を行う撮影処理サブルーチンのフローチャートである。動作モードキー8が注目撮影モードに設定されることによって注目撮影モードが選択されると注目撮影モードの処理プログラムの実行が開始され、ステップB11へと進む。ステップB11では、図11の示すように注目撮影設定データエリア36aに記憶された複数の注目撮影設定データの設定名が読み出されて設定選択画面が表示される。この設定選択画面では、機能名エリア7Aに「注目撮影モード」が表示され、説明エリア7Bに「使用する設定を選択してください」が表示され、注目撮影設定データエリア36aに記憶されている1番目の注目撮影設定データの設定名データ36a1から「注目設定A」が読み出されて第1項目エリア7Cに「注目設定A」が表示され、以下同様に、2番目の注目撮影設定データから「注目設定B」という設定名がが読み出されて第2項目エリア7Dに「注目設定B」が表示され、3番目の注目撮影設定データから「注目設定C」という設定名が読み出されて第3項目エリア7Eに「注目設定C」が表示され、4番目の注目撮影設定データから「注目設定D」という設定名が読み出されて第4項目エリア7Fに「注目設定D」が表示され、5番目の注目撮影設定データから「注目設定E」という設定名が読み出されて第5項目エリア7Gに「注目設定E」が表示され、選択されている設定を示すカーソルポインタ7Iが第1項目エリア7Cの左隣に表示される。
【0052】
このように、ステップB11では登録されている注目撮影設定の設定名の一覧が表示されて、上キー、下キー、決定キーのキー入力を待つ状態となる。このステップB11で「注目設定A」が選択されて決定キーが入力されることによって注目撮影モードで使用される設定が決定されて、ステップB12へと進み、注目撮影設定データエリア36aの設定名の一致する注目撮影設定データから表示開始時間の設定値が読み込まれて設定値がチェックされる。設定値として時間が設定されている場合はTCをリセットして時間のカウントを開始し、設定値の時間とTCの時間が一致したところでステップB13へと進む。一方、表示開始時間の設定値が「決定キー」に設定されている場合はステップB12において決定キーの入力待ちが行われて決定キーが入力されることによってステップB13へと進み、ステップB13では、仮想の0(ゼロ)番目の画像番号に対応する表示時間として0(ゼロ)秒を設定し、ワークメモリ35に割り当てられたNの初期値として1が代入され、TCはゼロにリセットされてステップB14へと進む。
【0053】
ステップB14では、自動撮影モードフラグデータ36a5の設定値が読み込まれて自動撮影モードがONかどうかが判断され、ONの場合はステップB14でYesと判断されてステップB15に進む。一方、自動撮影モードがOFFの場合はステップB14でNoと判断されてステップB16に進む。「注目設定A」では自動撮影モードがONに設定されているとして説明を行い、ステップB15に進む。ステップB15では詳細を後述するが、自動撮影データエリア36bに記憶される自動撮影データを基に自動撮影を実行するタイミングかどうかの判断が行われ、自動撮影を実行するタイミングに一致するのであればステップB15でYesと判断されてステップB20へと進み、自動撮影を実行するタイミングに一致しなければステップB15でNoと判断されてステップB16に進む。まずは自動撮影タイミングに一致しないタイミングとして説明し、ステップB16へと進む。ステップB16ではシャッタが押されているかどうかの判断が行われ、シャッタが押されていればステップB16でYesと判断されてステップB19へと進み、シャッタが押されていなければステップB17へと進む。まずはシャッタが押されていなかったものとして説明し、ステップB17へと進む。
【0054】
図7はステップB17の画像表示サブルーチンのフローチャートを示す。画像表示サブルーチンは実行タイミングが30分の1秒などのインターバルタイマによって制御され、ステップC11において表示の更新を行うかどうかが判断される。画面表示の更新を実行しないタイミングであれば、ステップC11でNoと判断されて画面表示サブルーチンを終了してステップB18へと進み、画面表示の更新を実行するタイミングであれば、ステップC11でYesと判断されて次のステップC12へと進む。画面表示の更新を実行するタイミングであるとして説明し、ステップC12へと進む。
【0055】
そして、ステップC12では前述の撮影モードの動作で説明したように被写体像がレンズ部14を通して撮像部31によって取り込まれて画像信号処理部32によって処理されたRECスルー画像がワークメモリ35に記憶されてステップC13に進み、ステップC13ではTCでカウントされた経過時間と、注目撮影設定データのN−1番目の注目画像の表示時間データが比較されて判断される。経過時間がN−1番目の注目画像の表示時間以上になっている場合はステップC13でYesと判断されてステップC14へと進む。経過時間がN−1番目の注目画像の表示時間に満たない場合はステップC13でNoと判断されてステップC15へと進む。まず、最初の状態ではN=1なのでN−1番目は0番目の画像番号となり、ステップB13で設定された仮想の0番目の画像番号に対応する表示時間0秒と比較されてTC>=0からYesと判断されて、ステップC14へと進む。
【0056】
ステップC14ではTCがゼロにリセットされて、設定名「注目設定A」に一致する注目撮影設定データエリア36aに記憶された注目撮影設定データのN番目のパス名データ、N番目のファイル名データ及びN番目の表示時間データが読み出される。まずはN=1ということから1番目の注目画像に関するデータが読み出される。つまり、この動作例では前述したように設定名「注目設定A」の第1のパス名データ36a8から「内蔵」、第1のファイル名データ36a9から「動画像D」及び第1の表示時間データ36a10から「8秒」が読み出されてステップC15へと進む。ステップC15では注目撮影設定データの表示切替報知方法データ36a4が読み出され、カウント表示を行うかどうかが判断される。記憶されている表示切替報知方法データ36a4が「カウント表示」であればステップC15でYesと判断されてステップC16へと進み、記憶されている表示切替報知方法データ36a4が「カウント無し」であればステップC15でNoと判断されてステップC17へと進む。この動作例では「注目設定A」の表示切替報知方法データ36a4から「カウント表示」が読み出されてステップC16へと進む。
【0057】
ステップC16では第1表示エリア7に表示する情報の1つとして、第2表示エリア17に第1表示エリア7と同じ注目画像が表示されるまでの残り時間として(残り時間=表示の時間差−TC)が計算されて、計算された残り時間は文字フォントデータからなるカウント表示の画像データに変換され、ワークメモリ35に記憶されてステップC17へと進む。ステップC17では、撮影に際して第1表示エリア7の一部に表示されるシャッタ速度や絞り値など撮影に関する情報がアイコンや文字フォントデータからなる撮影情報の画像データに変換されてワークメモリ35に記憶され、これらカウント表示の画像及び撮影情報の画像はそれぞれRECスルー画像に合成されて、合成されたRECスルー画像は第1表示エリア7に表示されてステップC18に進む。
【0058】
ステップC18ではTCによってカウントされた経過時間と表示の時間差データ36a2が比較されて判断される。経過時間と表示の時間差が異なる場合はステップC18でNoと判断されてステップC19へと進む。ステップC19では、第2表示エリア17に画像番号がN−1と一致する注目画像の表示が行われ、画像表示サブルーチンの処理を終了してステップB18へと進む。尚、表示される注目画像が動画像の場合は、このステップC18において前述した30分の1秒という表示画面更新タイミングで順序付けられた動画像のフレームが順次表示される。
【0059】
この動作例ではステップC18で「注目設定A」の表示の時間差データ36a2から「3.0秒」が読み出される。第1番目の注目画像が表示されてからの経過時間が表示の時間差に満たないとするとステップC18でNoと判断されてステップC19に進み、ステップC19では第2表示エリア17に画像番号がN−1と一致する注目画像が表示される。しかし、注目撮影モードの処理を開始した直後はN=1であり、このときはN−1=0(ゼロ)となるが、この場合は相当する画像番号の注目画像はワークメモリ35にも存在しないので画像表示は行わないで、画像表示サブルーチンの処理を終了してステップB18へと進む。
【0060】
一方、ステップC18において、経過時間と表示の時間差が等しい場合はステップC18でYesと判断されてステップC20へと進む。ステップC20では、第2表示エリア17にステップC14で読み込まれたN番目の注目画像が表示されて、ステップC21に進む。ステップC21ではN番目の注目画像の画像ファイルの中に音声データが存在するかどうかが判断される。画像ファイルの中に音声データが存在しない場合はステップC21でNoと判断されてステップC23へと進む。一方、音声データが存在する場合はステップC21でYesと判断されてステップC22へと進み、ステップC22では画像ファイルの中から音声データが読み出されてワークメモリ35に記憶され、音声入出力部43に音声を再生する命令が送られる。録音再生制御部を備える音声入出力部43は、割り込み制御などによってワークメモリ35から音声データを読み出しながら再生処理の制御を行う。このように音声データが存在する場合はステップC22で音声入出力部43に音声再生の命令が出力が行われてステップC23へと進む。
【0061】
ステップC23では、現在表示している注目画像の画像番号を示すワークメモリ35のNの値と注目撮影設定データエリア36aの注目画像数データ36a6が比較されてN+1番目の注目画像が存在するかどうかが判断される。Nの値が画像数に満たない場合はステップC23でYesと判断されてステップC24へと進み、ステップC24ではNの値が1つカウントアップされて画像表示サブルーチンの処理を終了してステップB18へと進む。
一方、Nの値と画像数が等しい場合はステップC23でNoと判断されてステップC25へと進み、ステップC25では注目画像の表示処理を1番目の注目画像から繰り返して行うために現在表示しているN番目の注目画像データを0番目の注目画像データとしてワークメモリ35に記憶してから、Nの値に1が代入されて画像表示サブルーチンを終了してステップB18へと進む。
【0062】
図6の注目撮影モードのフローチャートのステップB18では、電子カメラ1の動作を終了させる電源キー20や再生モードなどに動作モードキー8が設定されるなどの注目撮影モードを終了させるキー入力が行われたかどうかが判断され、注目撮影モードを終了させるキー入力が行われた場合はステップB18でYesと判断されて注目撮影モードの処理プログラムの実行は終了する。一方、注目撮影モードを終了させるキー入力が行われなかった場合はステップB18でNoと判断されてステップB14へと進み、撮影操作が行われなければ、前述した画像表示サブルーチンの処理が繰り返し実行されて注目画像の表示が進められていく。
【0063】
この動作例においては、N=1で経過時間を示すTCが3.0秒の状態でステップC18に処理が進んでくるとTCと表示の時間差「3.0秒」が等しいので、ステップC18でYesと判断されてステップC20に進み、第2表示エリア17にステップC14で読み込まれたNの値が示す1番目の注目画像「動画像D」が表示されて、音声データがないのでステップC21でNoと判断されてステップC23に進み、Nの値「1」と注目画像数データ36a6の設定値「3」が比較されてN<3なので、ステップC23でYesと判断されてステップC24へと進み、Nの値が1つカウントアップされてN=2となり、画像表示サブルーチンの処理を終了してステップB18へと進む。そして、N=2の状態で、再度ステップC19へと処理が進んでくるとN−1=2−1=1であり、これに相当する以前と同じ1番目の注目画像が引き続いて第2表示エリア17に表示される。つまりは、第2表示エリア17に対してステップD20において新しい注目画像の表示が行われ、ステップD19においてこの注目画像の継続表示が行われる。
【0064】
そして、N=3、かつ、TC<3.0の状態でステップC18に処理が進んできた場合も同様にNoと判断されてステップD19で2番目の注目画像「静止画像A」が第2表示エリア17に表示され、その後にN=3、かつ、TC=3.0の状態でステップC18に処理が進んでくるとYesと判断されてステップD20に進み、第2表示エリア17にN=3が示す3番目の注目画像「音声付動画像E」が表示されて、音声データがあるのでステップC21でYesと判断されてステップC23に進み、Nの値「3」と注目画像数データ36a6の設定値「3」が比較されてN=3なので、ステップC23でNoと判断されてステップC25へと進み、ステップC25では現在表示している3番目の注目画像データを0番目の注目画像データとしてワークメモリ35に記憶してから、Nの値に1が代入されてN=1となり、画像表示サブルーチンの処理を終了してステップB18へと進む。そして、N=1の状態で、再度ステップC18へと処理が進んでくるとN−1=1−1=0であり、これに相当する0番目画像としてワークメモリ35に記憶された以前と同じ3番目の注目画像が引き続いて第2表示エリア17に表示される。
【0065】
このようにして、この動作例においてはN=1からN=3までの注目画像が第1表示エリア7及び第2表示エリア17に繰り返し表示される。図12は、この動作例の注目撮影モードにおける第1表示エリア7及び第2表示エリア17の画像表示状態を示すタイムチャート図である。決定キーが入力されたタイミングをxとすると、第1表示エリア7の画像表示タイムチャート61が示すようにxをスタート時刻として第1表示エリア7の一部に第1の注目画像「動画像D」の表示が行われるとともに表示の時間差が「3.0秒」に設定された第2表示エリア17への表示開始の残り時間がカウント表示される。第2表示エリア17に第1の注目画像が表示されたところでカウント表示が終了し、第1の注目画像は表示開始されてから8秒間表示されたところで第2の注目画像「静止画像A」への表示の切替が行われるとともに前述した同様のカウント表示が行われ、6秒間表示されたところで第3の注目画像「音声付動画像E」への表示の切替が行われるとともに前述した同様のカウント表示が行われ、12秒間表示されたところで第1の注目画像「動画像D」が表示され、後は第1から第3の注目画像が繰り返して表示される。第2表示エリア17の画像表示タイムチャート62が示すように、第2表示エリア17に表示される注目画像の状態変化は第1表示エリア7の状態変化に対して表示の時間差「3.0秒」だけ遅れている。そして音声付動画の表示に際しては、スピーカの音声再生のタイムチャート63が示すように音声が第2表示エリア17の注目画像の表示と同時に再生される。
【0066】
続いて、撮影操作が行われたときの処理について説明する。前述したようにステップB14でYes、ステップB15でNoと判断されてステップB16へと進み、シャッタキー21が押されてステップB16でYesと判断されるとステップB19へと進み、シャッタキー21が押されたタイミングを第1の撮影実行データとして、注目撮影モードのステップB11で選択された設定名が対応する設定名データ36b1として、シャッタキー21が押されたときに第2表示エリア17に表示している注目画像の画像番号が第1の撮影実行画像番号データ36b3として、第2表示エリア17に表示を開始してからの経過時間が第1の撮影実行時間データ36b4として、それぞれ記憶されて撮影タイミング記憶数データ36b2が1つカウントアップされてステップB20へと進む。
【0067】
図8はステップB20の撮影処理サブルーチンのフローチャートを示す。ステップD11では撮影モードが動画像と静止画像のどちらかということが判断されて、動画像の撮影モードの場合にはステップD11でYesと判断されてステップD12へと進み、ステップD12では動画像の撮影モードの動作説明で前述したようにレンズ部14を通じて撮像部31によって動画像の取り込みが行われ、すべてのフレームの動画像データ及び録音された音声データがワークメモリ35に一時記憶されて動画像の撮影実行時に再度シャッタキー21が入力されると撮影が終了し、ステップD21へと進み、ワークメモリ35に一時記憶された動画像データ及び音声データは動画像ファイルにまとめられて記憶され、撮影処理サブルーチンの実行を終了してステップB14へと進む。
【0068】
一方、ステップD11において、静止画像の撮影モードの場合にはステップD11でNoと判断されてステップD13へと進み、ステップD13では静止画像の撮影モードの動作説明で前述したようにレンズ部14を通して撮像部31によって静止画像の取り込まれてワークメモリ35に静止画像の画像データが一時記憶されてステップD14へと進む。
【0069】
ステップD14では連続撮影モードに設定されているかどうかが判断されて、連続撮影モードに設定されていない場合はステップD14でNoと判断されてステップD21へと進み、ステップD21ではワークメモリ35に一時記憶された静止画像の画像データは外部記憶媒体37に画像ファイルとして記憶されて撮影処理サブルーチンの実行を終了してステップB14へと進む。
【0070】
一方、連続撮影モードに設定されている場合はステップD14でYesと判断されてステップD15へと進み、ステップD15では連続撮影の行った回数をカウントするとともに予め設定された撮影間隔あけるためのウエイト処理が実行されてからステップD16へと進み、ステップD16では自動連続撮影の処理が行われているかどうか判断される。この動作例では、シャッタキー21が押されたときの動作を説明しているので自動連続撮影の処理では無くステップD16でNoと判断されてステップD18へと進む。
【0071】
そして、ステップD18ではシャッタキー21が押されているかどうかが判断されて、シャッタキー21が押されている場合はステップD18でYesと判断されてステップD13へと進み、連続撮影による静止画像の撮影処理が実行され、前述と同様にステップD14からステップD15へ、ステップD15からステップD16へ、ステップD16からステップD18へと進み、ステップD18で再度シャッタキー21が押されているかどうかが判断される。ここでシャッタキー21が押されていない場合はステップD18でNoと判断されてステップD19へと進み、ステップD19では連続撮影処理の実行された回数が自動撮影データエリア36bに第1の連続撮影回数データ36b5として記憶されてステップD21へと進み、ステップD21では、ワークメモリ35に一時記憶された複数の静止画像の画像データは外部記憶媒体37にそれぞれ複数の画像ファイルとして記憶されて、撮影処理サブルーチンの処理を終了してステップB14へと進む。これで、シャッタキー21が押されたときの撮影処理は終了して撮影待機状態に戻る。
【0072】
続いて、自動撮影動作が行われる際の処理について説明する。ステップB14でYesと判断されてステップB15に進み、ステップB15で自動撮影データエリア36bに記憶されている自動撮影データが検索されてシャッタキー21が押されたときに対して表示画像と表示経過時間の両方が一致する自動撮影データが記憶されている場合には一致した自動撮影データから連続撮影回数が読み出されるとともにYesと判断されて、撮影処理サブルーチンであるステップB20へと進み、撮影処理サブルーチンのステップD11で、この動作例では撮影モードは静止画像なので、ステップD11でNoと判断されてステップD13へと進み、ステップD13では静止画像の取り込まれてワークメモリ35に静止画像の画像データが一時記憶されてステップD14へと進む。
【0073】
この動作例では連続撮影モードなのでステップD14ではYesと判断されてステップD15へと進み、ステップD15では連続撮影を行った回数をカウントするとともにウエイト処理が実行されてからステップD16へと進み、ステップD16では自動連続撮影の処理が行われているかどうか判断される。この動作例では、自動連続撮影のときの動作を説明しているのでステップD16でYesと判断されてステップD17へと進む。ステップD17ではステップB15で読み出された連続撮影回数とステップD15でカウントされた連続撮影を行った回数が比較されて、回数が一致しなければステップD17でNoと判断されてステップD13へと進み、連続撮影による静止画像の撮影処理が実行され、前述と同様にステップD14からステップD15へ、ステップD15からステップD16へ、ステップD16からステップD17へと進み、ステップD17で再度連続撮影回数の一致するかどうか判断されて回数が一致したところでYesと判断されてステップD21に進み、ステップD21ではワークメモリ35に一時記憶された複数の静止画像の画像データは外部記憶媒体37にそれぞれ複数の画像ファイルとして記憶されて、撮影処理サブルーチンの処理を終了してステップB14へと進む。これで、自動撮影の動作による撮影処理は終了して撮影待機状態に戻る。この動作を図12の第2表示エリア17の画像表示タイムチャート62で説明する。自動撮影モードがONのとき、例えば1番目の注目画像「動画像D」が第2表示エリア17に表示開始されるy1から0.5秒後のz1でシャッタキー21の入力による撮影が行われると、そのシャッタタイミングが記憶されて第2表示エリア17の注目画像の表示が一周し、再度「動画像D」が表示されたときに「動画像D」が表示開始されるy4から0.5秒後のz2でシャッタキー21の入力なしに自動的に撮影処理が行われる。
【0074】
また、図12の第1表示エリア7の画像表示タイムチャート61と第2表示エリア17の画像表示タイムチャート62で撮影タイミングの予測について説明する。第1表示エリア7に1番目の注目画像「動画像D」とカウントダウン表示が開始されてから3秒後のy1において被写体から視認可能な第2表示エリア17に注目画像「動画像D」の表示が開始されるが、被写体から視認可能な第2表示エリア17に「動画像D」の表示が開始されるy1のタイミングにおいて、子供などの被写体の表情が変化する可能性が高い。撮影者は第1表示エリア7のカウントダウンを見ることでy1のタイミングを予測可能となるので、被写体の表情の変化するタイミングを逃さずにシャッタを押すことができる。第2表示エリア17に「静止画像A」が表示されるタイミングy2、「音声付動画像E」が表示されるタイミングy3、及び「動画像D」が再度表示されるタイミングy4も同様にシャッタチャンスとして予測可能である。前記タイミング以外でも、撮影者は動画像のシーンを設定された時間(この例では3秒)だけ被写体が見るより早く見られるため被写体の表情が変化するタイミングを予測することが可能となる。
【0075】
尚、上記の実施の形態では電子カメラ1に本発明を適用した例について記述したが、被写体を撮像する装置及び被写体を撮像する処理を実行させるプログラムであれば、携帯電話やPDAの装置や内蔵されるプログラムなどにも適用される。
【0076】
【発明の効果】
以上、実施の形態で詳記したように本発明の請求項1に記載の撮像装置及び請求項11に記載の撮像プログラムによれば、カメラの被写体側と撮影者側の両方の面に表示部を設けて被写体側表示部に被写体である子供の興味を引くような画像を表示する際に、撮影者側表示部にも被写体側表示部に表示する画像を設定時間だけ早く表示することで被写体側表示部に画像が表示されるタイミングを事前に得て、子供の表情の変化を予測できるようにしてシャッタチャンスを逃さなくすることを可能とした。
【0077】
また、実施の形態で詳記したように本発明の請求項5に記載の撮像装置及び請求項12に記載の撮像プログラムによれば、一度撮影したシャッタタイミングを被写体側画像の表示経過時間と関連付けて記憶し、再度同じ画像が表示される際に同一のタイミングで自動的に撮影動作を行うことを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子カメラ1の外観図。
【図2】図1の電子カメラ1の回路部の構成を示すブロック図。
【図3】図2のプログラムメモリに記憶されるデータの構成を示す図。
【図4】図2のフラッシュメモリに記憶されるデータの構成を示す図。
【図5】図1の電子カメラ1で実行される注目撮影設定の処理を示すフローチャート。
【図6】図1の電子カメラ1で実行される注目撮影モードの処理を示すフローチャート。
【図7】図1の電子カメラ1で実行される画像表示処理を示すフローチャート。
【図8】図1の電子カメラ1で実行される撮影処理を示すフローチャート。
【図9】図1の電子カメラ1の第1表示エリアに表示される注目撮影設定の表示状態図。
【図10】図1の電子カメラ1の第1表示エリアに表示される注目撮影設定の表示状態図。
【図11】図1の電子カメラ1の第1表示エリアに表示される注目撮影モードの表示状態図。
【図12】図1の電子カメラ1の注目撮影モードにおける第1表示エリア及び第2表示エリアの画像表示状態を示すタイムチャート図。
【符号の説明】
1 電子カメラ
7 第1表示エリア
8 動作モードキー
9 MENUキー
10 十字操作レバーキー
13 USBインターフェイス端子部
14 レンズ部
16 ストロボ
17 第2表示エリア
18 スピーカ
19 マイク
20 電源キー
21 シャッタキー
31 撮像部
32 画像信号処理部
33 制御部
34 プログラムメモリ
35 ワークメモリ
36 フラッシュメモリ
37 外部記憶媒体
38 画像圧縮伸張部
39 第1表示部
40 第2表示部
41 キー入力部
42 ストロボ制御部
43 音声入出力部
44 時間計測部
45 通信送受信部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an imaging device including a display device and an imaging program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when photographing a young child with a digital camera or the like, it has been difficult to capture without missing the moment when the child's gaze is pointed at the camera and naturally smiles. Therefore, an image pickup apparatus that displays a character image or the like that a child is pleased with on a display unit that can be viewed from the subject side as a means for directing a child's line of sight toward the camera, and displays the same image on a display unit that can be viewed by the photographer. (For example, refer to
[0003]
[Patent Document 1]
JP 11-46316 A
[Patent Document 2]
JP 2001-257911 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Although the change in the facial expression of the child seems to have a high correlation with the change in the displayed image, the above-described imaging apparatus has a problem that the photographer cannot accurately predict the timing at which the image changes. In addition, the reproducibility of rejoicing an image that a child rejoices is predicted, but there is a problem that this reproducibility is not effectively used.
[0005]
The present invention has been made in view of such conventional problems, and provides an imaging apparatus and an imaging program that have an effective function for attracting the interest of a child and capturing an image without missing a momentary photo opportunity. For the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention of
[0007]
According to such a configuration, when the display unit is provided on both the subject side and the photographer side of the camera and the image that attracts the child's interest as the subject is displayed on the subject side display unit, the photographer By displaying the image to be displayed on the subject side display portion earlier by the set time on the side display portion as well, the timing at which the image is displayed on the subject side display portion can be obtained in advance so that changes in the child's facial expression can be predicted. It was possible to avoid missing a photo opportunity.
[0008]
In the invention of
[0009]
Further, the invention of
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, there is further provided time setting means for setting the predetermined time. According to such a configuration, it is possible to set the time from when an image is displayed on the photographer side display unit to when the same image is displayed on the subject side display unit, so that it is possible to match the convenience of each photographer. Made it possible.
[0011]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an image pickup apparatus for picking up an image of a subject, wherein the display means is provided so as to be visible from the subject side.PictureImage information storage means for storing image information;Display control means for causing the display means to display image information stored in the image information storage means;An imaging instruction unit that captures an image of the subject when the display control unit performs display, and an image is captured by the imaging instruction unitAt the momentofThe elapsed time from the start of displaying the image information on the display meansTiming informationAsTiming information storage means for storing and the display control meansWhen the timing indicated by the timing information stored in the timing information storage means arrivesAn automatic photographing means for automatically photographing is provided. According to such a configuration, the shutter timing once shot is changed to the subject side image.TableIt is stored in association with the indicated elapsed time, and when the same image is displayed again, the photographing operation can be automatically performed at the same timing.
[0012]
Further, in the invention of
[0013]
In the invention according to
[0014]
In the invention according to
[0015]
In the invention of
[0016]
Further, the invention of claim 10 further includes normal photographing means for photographing the subject image by the photographing instruction means without causing the display means to display.RecordThe image information stored in the image information storage means is either image information photographed when the display means performs display or image information photographed by the normal photographing means. According to such a configuration, it is possible to easily use the image captured by the imaging apparatus as an image to be displayed on the photographer-side display unit or the subject-side display unit, so that the type of image shown on the subject such as a child can be easily displayed. It was possible to increase it.
According to the eleventh aspect of the present invention, the computer displays the first display control means for displaying the image of the imaged subject on the first display means, and the image information storage in which predetermined image information is stored. The image information is read from the means, and the first display means and the second display means provided so as to be visible from the subject side are displayed on the first display means for a predetermined time first. An imaging program that functions as a second display control unit that displays the image of the subject when the display by the second display control unit is performed, and an image capturing instruction unit that captures the image of the subject when the display is performed. did.
According to a twelfth aspect of the present invention, there is provided an imaging program for an imaging apparatus for imaging a subject, wherein predetermined image information is stored in display means provided so that the computer can be viewed from the subject side. Display control means for displaying the image information read out from the image information storage means, photographing means for photographing an image of the subject by turning on the imaging instruction means when display by the display control means is being performed, and the photographing means When the display control unit performs display, the storage control unit stores the elapsed time from the start of displaying the image information on the display unit at the time when the image is taken by the timing information storage unit as timing information. When the timing indicated by the timing information stored in the timing information storage means has arrived, It was assumed to be the automatic photographing means function as.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
Here, an electronic camera will be described as an example of an embodiment of the imaging apparatus.
[0018]
FIG. 1A and FIG. 1B are external views of a
[0019]
On the other hand, as shown in FIG. 1B, a
[0020]
A supplementary explanation of the above-described cross operation lever key 10 will be given. A cross key input unit (not shown) provided with the cross operation lever key 10 as an operation unit is configured to detect the force in the vertical and horizontal directions separately when force is applied in the vertical and horizontal directions. Two switches are provided, and a switch for detecting that the cross operation lever key 10 is pressed when the center portion of the cross operation lever key 10 is pressed is provided. That is, when a force is applied to the cross operation lever key 10 in the up / down / left / right directions, the key input for the cursor movement operation in the four directions of the up key, the down key, the left key and the right key is performed. When the center of 10 is pressed, key input is performed as a determination key described later.
[0021]
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit unit of the
[0022]
FIG. 3 is a diagram showing the structure of data stored in the
[0023]
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of data stored in the
[0024]
The noticeable shooting setting data area 36a stores a plurality of noticeable shooting setting data, and each noticeable shooting setting data is distinguished by a setting name. Each noticeable shooting setting data includes setting name data 36a1, display time difference data 36a2 composed of data for determining a display start time difference when the notice image is displayed in the
[0025]
On the other hand, in the automatic photographing
[0026]
Hereinafter, the operation of each component will be described with reference to an example of an image capturing operation and a reproducing operation. First, an image capturing operation will be described. The
[0027]
Thus, the YUV image signal for one screen (referred to as one frame) stored in the
[0028]
When the
[0029]
On the other hand, when the
[0030]
Next, the image reproduction operation will be described. The
[0031]
Then, in each operation mode such as the normal shooting mode, the notable shooting mode, and the playback mode, control is performed so that when the
[0032]
Next, an operation when the
[0033]
In the
[0034]
FIG. 5 is a flowchart of a processing program for attention shooting setting processed by the control unit 33. When the
[0035]
FIG. 9A is a display example of a setting name selection screen for the noticeable shooting setting displayed in the
[0036]
Next, the control for the selection operation of each item area from the first item area to the fifth item area displayed on each screen of the noticeable shooting setting will be described. When the cross operation lever key 10 of the key input unit 41 is operated in the vertical direction, the up key and the down key are input as described above. For example, when the down key is input, the control unit 33 performs a process of moving the
[0037]
Then, in the display example of the setting name selection screen shown in FIG. 9A, “Featured shooting setting” is displayed in the function name area 7A, “Select setting name” is displayed in the explanation area 7B, and the flash A setting name “attention setting A” is read from the first setting name stored in advance in the attention shooting setting data area 36a of the
[0038]
In this way, in step A11, a list of setting names of the noticeable shooting settings registered in advance is displayed, and the key input of the up key, the down key, the enter key, and the
[0039]
In step A12, as shown in FIG. 9B, a basic setting screen for the noticeable shooting setting is displayed. The display example in FIG. 9B shows an initial state of the basic setting screen for the noticeable shooting setting, “basic setting” is displayed in the explanation area 7B, and the first display area in the noticeable shooting mode is displayed in the first item area 7C. 7 and the item name indicating the difference in display start time of the image of interest displayed in the
[0040]
Next, an operation for changing the setting contents of each setting item in step A12 and control for the operation will be described. As shown in FIG. 9B, the
[0041]
Here, when the down key is input and the “audio level” in the second item area is selected as a setting item for changing the setting contents, the setting value is “none, minimum, small, medium, large, maximum” 6 levels of setting values are prepared. Similarly to the above selection operation, the left key is used to input “middle” to “small”, and the left key is used to change “small” to “minimum”. "Is changed. Conversely, when the right key is input, the set value is changed so that the sound level increases by one step. Further, when the down key is input and “display switching notification” in the third item area is selected as a setting item for changing the setting contents, two setting values including “none, count display” are set as the setting values. And the set value is changed by inputting the left key and the right key in the same manner as in the selection operation. Furthermore, when the down key is input and “automatic shooting mode” in the fourth item area is selected as a setting item for changing the setting contents, two setting values “OFF, ON” are set as the setting values. A set value is changed by inputting a left key and a right key as in the above-described selection operation. Furthermore, when the down key is input and “start attention display” in the fifth item area is selected as a setting item for changing the setting contents, the setting value is “determine key, 0 second, 1 second, 2 seconds. Six set values consisting of “3 seconds, 5 seconds” are prepared, and the set values are changed by inputting the left key and the right key in the same manner as the selection operation described above.
[0042]
As described above, in step A12, the setting item for changing the setting value is selected by inputting the up key and the down key, and the setting value of each setting item is changed by inputting the left key and the right key. Selected. Then, after the change of the setting value of each setting item is completed, when the enter key is pressed, the determined setting values are displayed for the notable shooting setting data in which the setting names of the notable shooting setting data area 36a match. The time difference data 36a2 is "3.0 seconds", the audio level data 36a3 is "medium", the display switching notification method data 36a4 is "count display", the automatic shooting mode flag data 36a5 is "ON", and the display start time data 36a7 is Each set value is stored as “decision key”, and the process proceeds to step A13.
[0043]
In step A13, as shown in FIG. 9C, a screen for selecting a target image displayed in the target shooting mode is displayed. The display example of FIG. 9C shows an example of a screen for selecting a target image for the target shooting setting. “Select an image and press the enter key” is displayed in the explanation area 7B, and the
[0044]
As described above, in step A13, a list of the pre-stored screens for selecting the target image is displayed, and the key input of the up key, the down key, the enter key, and the
[0045]
In step A15, as shown in FIG. 10A, a setting screen for setting the display time of the target image selected in step A13 is displayed. “File name: Moving image D” is displayed in the explanation area 7B, and the item name indicating the display time of the target image displayed in the
[0046]
As described above, in step A15, the display time setting screen is displayed, and the key input of the left key, the right key, and the enter key is awaited. When the display time is selected as 8 seconds in this step A15 and the enter key is input, the determined display time is the first display time of the noticeable shooting setting data that matches the setting name of the noticeable shooting setting data area 36a. A set value of “8 seconds” is stored as data 36a10, and the process proceeds to step A16.
[0047]
In step A16, “Addition of attention image is pressed by pressing enter key” is displayed in the explanation area 7B, and the first pass stored as attention photographing setting data that matches the setting name selected in step A11. The path name and file name from the name data 36a8, the first file name data 36a9 to the number indicated by the target image number data 36a6 are read out, and the first to fifth items are read from the
[0048]
FIG. 10B shows a state in which one path name and file name are set, and “moving image D” that is an image file name set as a noticed image displayed in the
[0049]
In this way, in step A16, the file names and path names to which the image numbers indicating the display order of the images of interest stored by the execution of the program for processing of shooting of interest are allocated are displayed in a list together with the image numbers. The state waits for the key input of the
[0050]
Subsequent processing is a repetition of the processing from step A13 to step A17 described above, and thus description thereof is omitted. FIG. 10C shows the state in which three attention images are set and displayed as a list in step A16 by repeating the above processing three times, and the assigned image number, separator, and file name of the attention image are displayed. As the path name, “1”, “:”, “moving image D”, and “built-in” are displayed in the
[0051]
FIG. 6 is a flowchart of the processing program of the notable shooting mode processed by the control unit 33, FIG. 7 is a flowchart of an image display subroutine for performing image display, and FIG. 8 is a flowchart of a shooting process subroutine for performing shooting processing. . When the notable shooting mode is selected by setting the
[0052]
In this way, in step B11, a list of registered setting names of the noticeable shooting setting is displayed, and the key input of the up key, the down key, and the enter key is awaited. In this step B11, “attention setting A” is selected and the enter key is entered to determine the setting to be used in the attention imaging mode, and the process proceeds to step B12, where the setting name of the attention imaging setting data area 36a is set. The set value of the display start time is read from the matching noticeable shooting setting data, and the set value is checked. If the time is set as the set value, the TC is reset and time counting is started. When the time of the set value matches the time of the TC, the process proceeds to Step B13. On the other hand, if the set value of the display start time is set to the “decision key”, the process waits for input of the enter key in step B12 and proceeds to step B13 by inputting the enter key. In step B13, The display time corresponding to the virtual 0th (zero) th image number is set to 0 (zero) seconds, 1 is substituted as the initial value of N assigned to the
[0053]
In step B14, the setting value of the automatic shooting mode flag data 36a5 is read to determine whether or not the automatic shooting mode is ON. If YES, it is determined Yes in step B14 and the process proceeds to step B15. On the other hand, if the automatic shooting mode is OFF, No is determined in step B14 and the process proceeds to step B16. In “attention setting A”, the explanation is made assuming that the automatic shooting mode is set to ON, and the process proceeds to step B15. Although details will be described later in step B15, it is determined whether it is time to execute automatic shooting based on the automatic shooting data stored in the automatic
[0054]
FIG. 7 shows a flowchart of the image display subroutine of step B17. The image display subroutine is controlled by an interval timer whose execution timing is 1/30 second or the like, and it is determined whether or not to update the display in step C11. If it is the timing not to update the screen display, it is determined No in step C11, the screen display subroutine is terminated, and the process proceeds to step B18. If it is the timing to update the screen display, Yes in step C11. The determination proceeds to the next step C12. It is assumed that it is time to update the screen display, and the process proceeds to step C12.
[0055]
In step C12, the REC through image obtained by capturing the subject image through the
[0056]
In step C14, TC is reset to zero, and the Nth path name data, Nth file name data of the noticeable photographing setting data stored in the noticeable photographing setting data area 36a corresponding to the setting name “attention setting A”, and The Nth display time data is read out. First, since N = 1, data relating to the first target image is read out. That is, in this operation example, as described above, “built-in” from the first path name data 36a8 of the setting name “attention setting A”, “moving image D” and first display time data from the first file name data 36a9. “8 seconds” is read from 36a10, and the process proceeds to Step C15. In step C15, the display switching notification method data 36a4 of the noticeable shooting setting data is read, and it is determined whether or not the count display is performed. If the stored display switching notification method data 36a4 is “count display”, it is determined Yes in step C15 and proceeds to step C16, and if the stored display switching notification method data 36a4 is “no count”. In step C15, No is determined and the process proceeds to step C17. In this operation example, “count display” is read from the display switching notification method data 36a4 of “attention setting A”, and the process proceeds to step C16.
[0057]
In step C16, as one of the information to be displayed in the
[0058]
In step C18, the elapsed time counted by TC is compared with the display time difference data 36a2. If the elapsed time and the display time difference are different, it is determined No in step C18 and the process proceeds to step C19. In step C19, the image of interest whose image number matches N-1 is displayed in the
[0059]
In this operation example, “3.0 seconds” is read from the time difference data 36a2 for the display of “attention setting A” in step C18. If the elapsed time from the display of the first image of interest is less than the display time difference, it is determined No in step C18 and the process proceeds to step C19. In step C19, the image number is N− in the
[0060]
On the other hand, if the elapsed time and the display time difference are equal in step C18, the determination in step C18 is Yes and the process proceeds to step C20. In step C20, the Nth image of interest read in step C14 is displayed in the
[0061]
In step C23, the value of N in the
On the other hand, if the value of N is equal to the number of images, it is determined No in step C23, and the process proceeds to step C25. In step C25, the current image is displayed in order to be repeatedly displayed from the first image of interest. The Nth noticed image data is stored in the
[0062]
In step B18 of the flowchart of the noticeable photographing mode in FIG. 6, key input for ending the noticeable photographing mode is performed, for example, the
[0063]
In this operation example, when the process proceeds to step C18 with TC indicating the elapsed time of N = 1 and 3.0 seconds, the time difference “3.0 seconds” between the TC and the display is equal. The process proceeds to step C20, and the first target image “moving image D” indicated by the value N read in step C14 is displayed in the
[0064]
When the process proceeds to step C18 in a state where N = 3 and TC <3.0, it is similarly determined No, and the second target image “still image A” is displayed in the second display in step D19. If the process proceeds to step C18 in a state where N = 3 and TC = 3.0 after that, the process proceeds to step C18, and the process proceeds to step D20. In the
[0065]
In this way, in this operation example, attention images from N = 1 to N = 3 are repeatedly displayed in the
[0066]
Next, processing when a shooting operation is performed will be described. As described above, Yes is determined in Step B14, No is determined in Step B15, and the process proceeds to Step B16. When the
[0067]
FIG. 8 shows a flowchart of the photographing processing subroutine of step B20. In step D11, it is determined whether the shooting mode is a moving image or a still image. In the moving image shooting mode, Yes is determined in step D11 and the process proceeds to step D12. In step D12, the moving image is recorded. As described above in the description of the operation of the shooting mode, the moving image is captured by the imaging unit 31 through the
[0068]
On the other hand, if the still image shooting mode is set in step D11, No is determined in step D11 and the process proceeds to step D13. In step D13, the image is taken through the
[0069]
In step D14, it is determined whether or not the continuous shooting mode is set. If the continuous shooting mode is not set, the determination in step D14 is No and the process proceeds to step D21. In step D21, the
[0070]
On the other hand, if the continuous shooting mode is set, it is determined Yes in step D14 and the process proceeds to step D15. In step D15, the number of times of continuous shooting is counted and a weight process for setting a predetermined shooting interval is performed. Is executed, the process proceeds to step D16. In step D16, it is determined whether automatic continuous shooting is being performed. In this operation example, since the operation when the
[0071]
Then, in step D18, it is determined whether or not the
[0072]
Next, processing when the automatic shooting operation is performed will be described. In step B14, it is determined Yes and the process proceeds to step B15. In step B15, the automatic shooting data stored in the automatic
[0073]
In this operation example, since it is a continuous shooting mode, it is determined Yes in step D14 and the process proceeds to step D15. In step D15, the number of times of continuous shooting is counted and the weight process is performed, and then the process proceeds to step D16. Then, it is determined whether automatic continuous shooting processing is being performed. In this operation example, since the operation at the time of automatic continuous shooting is described, it is determined Yes in step D16, and the process proceeds to step D17. In step D17, the number of continuous shootings read in step B15 is compared with the number of continuous shootings counted in step D15. If the number of times does not match, it is determined No in step D17 and the process proceeds to step D13. Then, the still image shooting process by the continuous shooting is executed, and the process proceeds from step D14 to step D15, from step D15 to step D16, from step D16 to step D17, and again at step D17, the number of times of continuous shooting coincides. If the number of times coincides, it is determined Yes and the process proceeds to step D21. In step D21, the image data of a plurality of still images temporarily stored in the
[0074]
The prediction of the shooting timing will be described with reference to the image display time chart 61 in the
[0075]
In the above-described embodiment, an example in which the present invention is applied to the
[0076]
【The invention's effect】
As described above in detail in the embodiment, the imaging apparatus according to
[0077]
Further, as described in detail in the embodiment, the imaging apparatus according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of an
2 is a block diagram illustrating a configuration of a circuit unit of the
3 is a diagram showing a configuration of data stored in the program memory of FIG. 2;
4 is a diagram showing a configuration of data stored in the flash memory of FIG. 2;
FIG. 5 is a flowchart showing attention shooting setting processing executed by the
FIG. 6 is a flowchart showing processing in a notable shooting mode executed by the
7 is a flowchart showing image display processing executed by the
FIG. 8 is a flowchart showing photographing processing executed by the
9 is a display state diagram of noticeable shooting settings displayed in the first display area of the
10 is a display state diagram of noticeable shooting settings displayed in the first display area of the
11 is a display state diagram of a notable shooting mode displayed in the first display area of the
12 is a time chart showing image display states of the first display area and the second display area in the noticeable shooting mode of the
[Explanation of symbols]
1 Electronic camera
7 First display area
8 Operation mode key
9 MENU key
10 Cross operation lever key
13 USB interface terminal
14 Lens part
16 Strobe
17 Second display area
18 Speaker
19 Microphone
20 Power key
21 Shutter key
31 Imaging unit
32 Image signal processor
33 Control unit
34 Program memory
35 Work memory
36 flash memory
37 External storage media
38 Image compression / decompression unit
39 1st display part
40 Second display section
41 Key input section
42 Strobe controller
43 Voice input / output
44 Time measurement unit
45 Communication transceiver
Claims (12)
前記被写体側から視認可能に設けられた第2の表示手段と、
予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段と、
この画像情報記憶手段に記憶された画像情報を前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とに前記第1の表示手段での表示が所定時間だけ先に行われるように表示させる表示制御手段と、
前記被写体の像を撮影する撮像指示手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置。First display means for displaying an image of a subject to be imaged;
Second display means provided so as to be visible from the subject side;
Image information storage means for storing predetermined image information;
Display control for displaying the image information stored in the image information storage means on the first display means and the second display means so that the display on the first display means is performed for a predetermined time first. Means,
An imaging apparatus comprising: an imaging instruction unit that captures an image of the subject.
前記被写体側から視認可能に設けられた表示手段と、
予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段と、
この画像情報記憶手段に記憶された画像情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
この表示制御手段による表示が行われている際に前記被写体の像を撮影する撮像指示手段と、
この撮像指示手段によって撮影がなされた時点での前記表示手段に前記画像情報を表示し始めてからの経過時間をタイミング情報として記憶するタイミング情報記憶手段と、
前記表示制御手段による表示が行われている際に前記タイミング情報記憶手段に記憶されたタイミング情報が示すタイミングが到来したら自動的に撮影を行わせる自動撮影手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置。In an imaging device for imaging a subject,
Display means provided so as to be visible from the subject side;
An image information storage means for predetermined images information is stored,
Display control means for causing the display means to display image information stored in the image information storage means;
Imaging instruction means for taking an image of the subject when display by the display control means is performed;
Timing information storage means for storing, as timing information, an elapsed time from the start of displaying the image information on the display means at the time when photographing is performed by the imaging instruction means;
And characterized by comprising an automatic photographing unit timing information stored in the timing information storage means timing indicated to perform automatic photographing After arriving in the display the that by the display control means is being performed Imaging device.
予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段から前記画像情報を読み出して前記第1の表示手段と前記被写体側から視認可能に設けられた第2の表示手段とに前記第1の表示手段での表示が所定時間だけ先に行われるように表示させる第2の表示制御手段、
この第2の表示制御手段による表示が行われている際に撮像指示手段の投入により前記被写体の像の撮影を行わせる撮影手段、
として機能させることを特徴とする撮像プログラム。First display control means for causing a computer to display an image of a subject to be imaged on the first display means;
The image information is read from image information storage means in which predetermined image information is stored, and the first display is displayed on the first display means and the second display means provided so as to be visible from the subject side. Second display control means for displaying so that the display on the means is performed for a predetermined time first;
Photographing means for photographing an image of the subject by turning on the imaging instruction means when the display by the second display control means is performed;
An imaging program that functions as a computer program.
コンピュータを、前記被写体側から視認可能に設けられた表示手段に予め定められた画像情報が記憶された画像情報記憶手段から読み出した前記画像情報を表示させる表示制御手段、
この表示制御手段による表示が行われている際に撮像指示手段の投入によって前記被写体の像を撮影する撮影手段、
この撮影手段によって撮影がなされた時点での前記表示手段に前記画像情報を表示し始めてからの経過時間をタイミング情報としてタイミング情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
前記表示制御手段による表示が行われている際に前記タイミング情報記憶手段に記憶されているタイミング情報が示すタイミングが到来したら自動的に撮影を行わせる自動撮影手段、
として機能させることを特徴とする撮像プログラム。An imaging program for an imaging apparatus that images a subject,
Computer, display control unit that presents Kiga image information before the predetermined image picture information to a display means provided to be visible is read from the image information storage means stored from the object side,
Photographing means for photographing an image of the subject by turning on the imaging instruction means when the display by the display control means is performed;
Storage control means for the imaging by the imaging means to store the elapsed time in the timing information storage unit as the timing information from the start of displaying the image information on the display unit at the time it was made,
Automatic photographing means the timing information timing indicated by the timing information stored in the storage unit to perform automatic photographing After arriving in the display the that by the display control means is performed,
An imaging program that functions as a computer program.
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