JP4228795B2 - Tf判定方式及びtf判定方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はTF判定方式及びTF判定方法並びにプログラムに関し、特に、ブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD)によりトランスポートフォーマットを判定する、TF判定方式及びTF判定方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式などのように、3GPP(3rd generation Partnership Projects )規格に準拠した無線伝送方式においては、1つの物理チャネルに、情報レートおよびQos(Quality of Service)の異なる複数のトランスポートチャネルがマッピングされて伝送されるようになっている。ここで、トランスポートチャネルは、種類の異なるデータを送信するために定義されたチャネルであり、MAC(Media Access Control)レイヤに提供されるチャネルである。
【0003】
MACレイヤとレイヤ1でデータ転送を行う基本単位としてトランスポートブロックが定義されており、トランスポートブロックの集合(セット)をトランスポートブロックセットと呼び、トランスポートブロックセットがMACレイヤとレイヤ1間で転送される時間間隔をTTI(Transmission Time Interval)という。そして、トランスポートチャネル上でTTI毎に、MACレイヤとレイヤ1間でトランスポートブロックセットが転送されるフォーマット(形式、すなわち、トランスポートブロックのサイズ(長さであり、ビット単位で表現される)や、トランスポートブロックの多重数など)をトランスポートフォーマット(TF:Transport Format)という。
【0004】
上述した無線伝送方式においては、1つの物理チャネルで伝送されるトランスポートチャネルのTFは、受信機側で検出する必要があり、その検出方法として、多重化されているトランスポートチャネルのTFを示す制御情報(TFCI:Transport Format Combination Indicator)を送信機側から伝送する方法と、受信機側で予め決められたTFのパターンの中からCRC(Cyclic Redundancy Check )結果を用いてブラインドで検出する方法、などが規定されている。そして、後者の方法は、ブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD:Blind Transport Format Detection)と呼ばれている。
【0005】
TFCIを送信機側から伝送する前者の方法は、通常、チャネルの異常によりよく対処できるよう強固に符号化され、従って誤りを生じる可能性が低減されているが、その結果、TFCIを送信するためにより広い帯域幅と電力が必要とされる。また、TFはTTI毎に変化する可能性があるため、受信機側ではTTI毎にTFCIを受信する必要がある。こうした、TFCIのわずらわしさから逃れ、また、TFCIを送らないことによるチャネル容量の有効利用の面から、このTFCIを送ることなく、受信機側でTFを推定する後者の方法、すなわち、BTFDによる方法も用いられるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
上述した特許文献1に記載の「電力移行に基づくブラインドトランスポートフォーマット検出の方法」においては、TFCIを使用する必要なく、受信した情報の書式を検出するために、受信している情報の電力が、定義されたしきい値以上である期間を測定し、測定した期間および受信した情報の情報レートを使って、その受信した情報の推定情報サイズ値を判定し、次いで、推定情報サイズ値を、受信した情報の書式を判定するアルゴリズムにかけて、受信した情報の書式を検出するようにしている。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−134071号公報(第2−6頁、図1、図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したBTFDにおいては、通常、以下のようにしてTF判定が成されている。
【0009】
すなわち、1つの物理チャネルで伝送されるトランスポートチャネルのTFは、受信機側でデータを受信した時点では、認識することができない。しかし、あり得るTFのパターンは予め規定されているので、受信機側は受信したデータをビタビ(Viterbi )復号処理し、受信データの先頭から数えてTFの終端となる可能性のある終端ビット(End Bit Position)niのデータごとに、ビタビ復号器の状態ゼロの尤度a0(ni)、最小尤度amin(ni)、最大尤度amax(ni)、を求め、以下の式(1)に示すS値(関数S(ni)で示す値)を演算する。
【0010】
【数1】
【0011】
niが真の終端ビット(すなわち真のTF)の場合、状態ゼロの尤度a0(ni)は大きな値となるため、この式(1)に示すS値は大きな値となる。また、真の終端ビットでない場合、状態ゼロの尤度a0(ni)は大きな値とはならないため、S値は大きな値とはならない。
【0012】
BTFDでは、この関係を利用して、あり得るTFのパターンから、候補となるTFを選択し、該TFでビタビ復号した結果のCRCチェックを行い、CRCチェック結果が「OK」となった場合に、該TFを真のTFであるとして確定するようになっている。従って、ビタビ復号するTFを選択する順番により、CRCチェック結果が「OK」となるまでに復号を行う回数が変わってくるものとなっている。
【0013】
一例として、受信機側で図4に示すような受信データを受信したものとする。図4の受信データは、可変長のデータ部(Data with variable number of bits )A1、CRC部(CRC )A2、および、空データ部(Empty )A3、から構成されている。
【0014】
そして、図4に示すように、候補となるTFの終端ビットniが、終端ビットn0、n3、n2、n1であったとする。すなわち、受信データの先頭(図4の左端)から終端ビットn0、n3、n2、n1までの4つのTFの候補があり得るものとする。また、図5に、この場合のトレリス遷移の一例を示す。図5は、符号化率R=1/2、拘束長K=3の畳込み符号器で符号化された場合のトレリス線図であり、従って、状態0は「00」、状態1は「01」、状態2は「10」、状態3は「11」の状態を示している。なお、図5中の太線のパスは、復号データを示すパスである。
【0015】
図4、図5において、受信データのデータ終了点、すなわち終端ビットを(ni)とし、その時のビタビ復号器の状態pの尤度をap(ni)、最小尤度をamin(ni)、最大尤度をamax(ni)、とする。また、状態pから状態qへ遷移する場合の受信データr(ni)と、符号化時の元のビット列への期待値の相関値をbpq(ni)とする。
【0016】
この時、ap(ni)は、以下の式(2)で演算される。なお、式(2)において、p’、p”はそれぞれpへ遷移する前の状態を示す。
【0017】
【数2】
【0018】
式(2)における演算の具体例として、ni=3であり状態pが状態1であるものとすると、図5におけるa1(3)は、以下の式(3)に示すとおりに演算される。
【0019】
【数3】
【0020】
図4のn2の位置は、CRC部A2の切れ目となっており、ここが真の終端ビットとなり、すなわち、所望の真のTFである。そして、図5においてもトレリス終結の位置となっているため、a0(n2)=amax(n2)となる。
【0021】
一方、図4のn0におけるa0(n0)や、n3におけるa0(n3)は、データ依存であり、a0(n0)<amax(n0)、a0(n3)<amax(n3)、であることが多い。図5の例では、amax(n0)=a1(n0)となっている。
【0022】
また、図4における空データ部A3は全ての状態との相関がないため、図4のn2以降においては、bpq(n2+m)=0であり、従って、n2以降におけるap(n2+m)は、以下の式(4)で演算されるようになる。
【0023】
【数4】
【0024】
従って、n2以降における尤度の最大値は変化せず、a0(n2+m)=a0(n2)(但しmはn2以降を示す)であり、最終位置n1におけるa0(n1)は、a0(n1)=amax(n1)となる。
【0025】
ここで、式(1)に示したS値を求めると、
S(n1)=S(n2)>S(n0)、S(n3)
の関係が成立する。
【0026】
上述の関係から、
S(ni)=S(nj)(i≠j、ni<nj)となった場合、niとnjの間には、空データ部(Empty Bit )が入っていると考えられるため、niで先に復号を行ったほうが、CRCチェック結果が「OK」となる確率が高い、ということができる。
【0027】
従来のBTFDにおいては、上記のようにS(ni)=S(nj)となった場合、特に優先順位等を考慮せず、先に復号するTFを適宜選択して復号を行っている。そのため、真のTFでないTFでビタビ復号を繰り返すこととなり、結果として、真のTFを確定するまでの演算に時間がかかりすぎてしまう、という問題点を有している。
【0028】
本発明は上述した事情を改善するために成されたものであり、従って本発明の目的は、ブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD)によりトランスポートフォーマットを判定する場合において、複数のS値に差がない場合、ビット数の少ない候補TFで先に復号を行うことにより、復号回数を減少させることを可能とする、TF判定方式及びTF判定方法並びにプログラムを提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明のTF判定方式は、複数のTF(Transport Format:トランスポートフォーマット)のうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFD(Blind Transport Format Detection:ブラインドトランスポートフォーマット検出)に基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方式であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集手段と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換手段と、前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替え手段と、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0030】
また、前記変換手段は、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする。
【0031】
さらに、前記TF判定手段は、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRC(Cyclic Redundancy Check )チェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする。
【0032】
また、前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする。
【0033】
さらに、前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする。
【0034】
また、複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方式であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集手段と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換手段と、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付け手段と、
前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0035】
本発明のTF判定方法は、複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方法であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集ステップと、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換ステップと、
前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替えステップと、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定ステップと、
を実行することを特徴とする。
【0036】
また、前記変換ステップにおいて、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする。
【0037】
さらに、前記TF判定ステップにおいて、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRCチェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする。
【0038】
また、前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする。
【0039】
さらに、前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする。
【0040】
また、前記変換ステップの後、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付けステップと、前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定ステップと、を実行することを特徴とする。
【0041】
本発明のプログラムは、複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定用のコンピュータに、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集処理と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換処理と、前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替え処理と、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定処理と、
を実行させることを特徴とする。
【0042】
また、前記変換処理において、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする。
【0043】
さらに、前記TF判定処理において、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRCチェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする。
【0044】
また、前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする。
【0045】
さらに、前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする。
【0046】
また、前記変換処理の後、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付け処理と、前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定処理と、を実行させることを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0048】
図1は、本発明のTF判定方式の一実施形態を示すブロック図である。
【0049】
図1に示す本実施の形態は、複数のTF(Transport Format:トランスポートフォーマット)が存在する無線伝送方式における受信機側のTF判定方式であり、受信データの真のTFを判定して受信データを復号し、図示せぬ後段の装置に出力する。受信データ格納メモリ1は、図示せぬアンテナ等を介して入力された受信データを一時的に記憶し、ビタビ復号ブロック2の指示に基づいて、所定のビット数の受信データをビタビ復号ブロック2に出力する。
【0050】
ここで、受信データ格納メモリ1に格納される受信データは、複数ビットから構成されるビット列データである。
【0051】
また、複数存在する候補TFの数はN+1個であるものとし、それぞれの終端ビットをni(i=0〜N)で表すものとする。
【0052】
ビタビ復号ブロック2は、BTFD制御ブロック4から指定された点(nendと表記する)までの受信データを、受信データ格納メモリ1から読み込んでビタビ(Viterbi )復号を行い、復号結果の復号データを復号データ格納メモリ3に格納すると共に、ビタビ復号の結果から複数の指定点における状態ゼロの尤度と最小尤度と最大尤度とをBTFD制御ブロック4に出力する。
【0053】
復号データ格納メモリ3は、ビタビ復号ブロック2で復号された復号データを記憶する。
【0054】
CRC判定ブロック5は、復号データ格納メモリ3の復号データを元にCRC(Cyclic Redundancy Check )チェックを行い、CRCチェック結果にエラーが無く、従って、受信データの誤りが無かった(OK)か、CRCチェック結果にエラーが有り、従って、受信データに誤りが有った(NG(No Good ))かを、BTFD制御ブロック4に出力する。
【0055】
BTFD制御ブロック4は、図示せぬCPU(Central Processing Unit )やメモリ或いは論理回路などから構成され、本TF判定方式における全体動作を制御する。そして、BTFD制御ブロック4は、ビタビ復号ブロック2の動作制御を行うと共に、CRC判定ブロック5のCRCチェック結果を利用して、BTFD(Blind Transport Format Detection:ブラインドトランスポートフォーマット検出)により受信データ格納メモリ1の受信データのTF(Transport Format:トランスポートフォーマット)判定を行う。また、BTFD制御ブロック4は、BTFD制御ブロック4が備えるメモリに格納されているプログラムを、BTFD制御ブロック4の備えるCPUが実行することによって動作するようになっている。
【0056】
次に、図2を参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。なお、動作説明の具体例としては、受信データ格納メモリ1に格納される受信データが、図4に示した受信データであるものとして説明するものとする。
【0057】
図2のステップB1では、受信データ格納メモリ1に受信データが格納されると、BTFD制御ブロック4は、候補となるTFのうち、データサイズが最大となる点を指定する。すなわち、nend=nmax(終端ビットniの内のデータサイズが最大となる点。図4の具体例では、n1の点である。)と指定する。そしてnend=nmaxを指定してビタビ復号ブロック2を動作させ、受信データ格納メモリ1の受信データの復号を行わせる。ビタビ復号ブロック2は、nendまでの受信データを受信データ格納メモリ1から読み込んでビタビ復号を行い、復号結果の復号データを復号データ格納メモリ3に格納すると共に、複数の指定点として指定された候補TFそれぞれの終端ビットni(i=0〜N)に関して、先ず、上述の式(2)に従って状態pの尤度ap(ni)を算出し、次に、状態ゼロの尤度a0(ni)、最小尤度amin(ni)、最大尤度amax(ni)を演算してこれらの尤度をBTFD制御ブロック4に出力する。
【0058】
ステップB2で、BTFD制御ブロック4は、ビタビ復号ブロック2から出力された状態ゼロの尤度a0(ni)、最小尤度amin(ni)、最大尤度amax(ni)を用い、上述の式(1)により各終端ビットniのS値(S(ni)、i=0〜N)を演算し、自身の備えるメモリに記憶する。
【0059】
ステップB3で、BTFD制御ブロック4は、ステップB2で演算したS値を元に、S値の大きなTFの優先順位が高くなるように、またS値が同一である場合にはビット数の少ないTFの優先順位が高くなるように、候補TFの並び替えを行い、配列t[h](h=0〜N)の生成を行う。
【0060】
ステップB2、B3の動作について、図4に示した受信データの具体例を用いて、図3を参照して説明する。
【0061】
ステップB2において、図4における各終端ビットni(i=0、3、2、1)のS値を演算すると、n2とn1の間は空データ部A3であるため、S(n1)とS(n2)は等しくなり、かつ、他の終端ビットの位置におけるS値よりも大きな値となる。また、n0とn3の終端ビット位置は受信データに依存する部分であるが、S(n0)>S(n3)となったものとする。すると、各終端ビットniにおけるS値の大小関係は、図3の(イ)に示す関係となる。
【0062】
ここで、各終端ビットniを有するTFをTF(i)で表すものとする。そして、ステップB3により、図3(イ)に示したS値をとる候補TFを並び替えるとその優先順位の関係は、図3(ロ)に示すものとなる。図3(ロ)においては、左側から順に優先順位が高いものとする。
【0063】
しかしながら、図3(ロ)におけるTF(1)とTF(2)のS値は同一であるため、ビット数の少ないTF、すなわち、TF(2)の優先順位が高くなるよう並び替えを行い、その結果、最終的な優先順位は図3(ハ)に示す関係となる。そして、図3(ハ)の優先順位を配列t[h]として示すと、配列t[h]は図3(ニ)に示す値を有する配列となる。ここで、hは0〜N(=3)であり、配列t[h]の値は、各終端ビットniの添え字(i)である。
【0064】
図2に戻り、BTFD制御ブロック4は、ステップB3で配列t[h](h=0〜N)を生成した後、ステップB4で、先ずh=0としてhの初期化を行い、次に、ステップB5で、候補となるTFのうち、優先順位の高いTFからビタビ復号処理をおこなうため、nend=nt[h]と指定する。そしてnend=nt[h]を指定してビタビ復号ブロック2を動作させる。図3(ニ)に示した具体例では、h=0の時のt[h]の値すなわちt[0]の値は「2」であるため、n2のTFを指定して(nend=n2として)ビタビ復号ブロック2を動作させる。ビタビ復号ブロック2は、受信データ格納メモリ1の受信データについて、nend=nt[h]迄のビタビ復号を行い、復号結果の復号データを復号データ格納メモリ3に格納すると共に、復号の終了をBTFD制御ブロック4に通知する。
【0065】
ステップB6において、BTFD制御ブロック4は、CRC判定ブロック5を動作させ、復号データ格納メモリ3に格納されている現在の復号データのCRCチェックを行わせる。CRC判定ブロック5はCRCチェックを行い、CRCチェック結果にエラー無し(OK)かエラー有り(NG)かをBTFD制御ブロック4に出力する。
【0066】
BTFD制御ブロック4は、CRCチェック結果がOKであれば(ステップB6でOK)、該当nend=nt[h]の終端ビットが真のTFであると判定して、復号データ格納メモリ3に格納されている現在の復号データを、図示せぬ後段の装置に出力して、処理を終了する(ステップB7)。
【0067】
CRCチェック結果がNGの場合(ステップB6でNG)、BTFD制御ブロック4は、ステップB8でh=h+1としてhの値を1増し、ステップB9でhの値がNを超えていないかを判定する。hの値がNを超えていない場合(ステップB9でYES)は、次の候補TFが存在する場合であるため、ステップB5に戻り、nend=nt[h]を指定してビタビ復号ブロック2を再度動作させることにより、再度復号を行う。hの値がNを超えた場合(ステップB9でNO)は、全ての候補TFで復号を行ったが全てCRCチェック結果がNGであった場合であるため、受信データ格納メモリ1の受信データに誤りが有ったとして、エラー処理を行なう(ステップB10)。
【0068】
以上説明したように、本実施形態によれば、複数のTFが存在する無線伝送方式において、候補TFの内、データサイズが最大となる終端ビットで受信データを復号し、各候補TFの終端ビットniのS値を演算してS(ni)=S(nj)となる場合に、ni<njとなるTF(i)、すなわち、ビット数の少ないTFで先に復号を行うため、CRCチェック結果がOKとなる確率が高くなり、従って、復号回数を減らすことが可能となる。そして、復号回数が減少することにより、受信機側での消費電流を低減することが可能となる。
【0069】
なお、上述の実施形態においては、BTFD制御ブロック4は、予め候補TFの並び替えをS値によって行い、復号順を確定させていた。これを、候補TFの中から逐次的にS値が最大のものを選択し、同じS値の候補TFがある場合は、データ数の少ないものを先に検索して復号を行い、復号結果のCRCチェックがOKとなった場合に該TFを真のTFであると確定し、CRCチェック結果がNGとなった場合には、選択した候補TFを除いた候補TFからS値の最大のものを再度選択する、という動作を行わせるようにしてもよい。このような選択方法により、データ数の少ない候補TFを先に復号することが可能となり、上述の実施形態におけると同様の効果を奏するものとなる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のTF判定方式及びTF判定方法並びにプログラムは、ブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD)によりトランスポートフォーマットを判定する場合において、複数のS値に差がない場合、ビット数の少ない候補TFで先に復号を行っているため、復号回数を減少させることが可能となる、という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTF判定方式の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図3】候補TFの並び替えの動作の具体例を説明する図である。
【図4】受信機側での受信データの一例を示す図である。
【図5】トレリス遷移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 受信データ格納メモリ
2 ビタビ復号ブロック
3 復号データ格納メモリ
4 BTFD制御ブロック
5 CRC判定ブロック
Claims (18)
- 複数のTF(Transport Format:トランスポートフォーマット)のうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFD(Blind Transport Format Detection:ブラインドトランスポートフォーマット検出)に基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方式であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集手段と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換手段と、前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替え手段と、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定手段と、
を備えることを特徴とするTF判定方式。 - 前記変換手段は、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする請求項1に記載のTF判定方式。
- 前記TF判定手段は、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRC(Cyclic Redundancy Check )チェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする請求項1或いは請求項2の何れか1項に記載のTF判定方式。
- 前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のTF判定方式。
- 前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする請求項4に記載のTF判定方式。
- 複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方式であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集手段と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換手段と、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付け手段と、
前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定手段と、
を備えることを特徴とするTF判定方式。 - 複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定方法であって、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集ステップと、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換ステップと、
前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替えステップと、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定ステップと、
を実行することを特徴とするTF判定方法。 - 前記変換ステップにおいて、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする請求項7に記載のTF判定方法。
- 前記TF判定ステップにおいて、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRCチェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする請求項7或いは請求項8の何れか1項に記載のTF判定方法。
- 前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のTF判定方法。
- 前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする請求項10に記載のTF判定方法。
- 前記変換ステップの後、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付けステップと、前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定ステップと、を実行することを特徴とする請求項7に記載のTF判定方法。
- 複数のTFのうち任意のTFによる受信データを受信し、BTFDに基づいて該受信データの真のTFを判定するTF判定用のコンピュータに、
前記真のTFの候補である複数の候補TFのうちデータサイズが最大となる候補TFを選び出し、前記受信データを先頭ビットから該データサイズが最大となる候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果として前記複数の候補TFの終端ビット毎に得られる尤度データを収集する収集処理と、
前記複数の候補TFの尤度データを復号優先順位データに変換する変換処理と、前記複数の候補TFを前記復号優先順位データに従って並び替えを行う並び替え処理と、
前記並び替えを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記変換処理において、前記複数の候補TFの復号優先順位データに同一のものがあった場合には、データサイズが小さい候補TFの復号優先順位を高くする、ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
- 前記TF判定処理において、前記ビタビ復号の結果として得られる復号データのCRCチェックでエラー無しの場合に、該選択した候補TFを真のTFで有ると判定する、ことを特徴とする請求項13或いは請求項14の何れか1項に記載のプログラム。
- 前記尤度データは、状態ゼロの尤度、最小尤度、最大尤度を含むものである、ことを特徴とする請求項13から請求項15の何れか1項に記載のプログラム。
- 前記復号優先順位データは、((状態ゼロの尤度)−(最小尤度))/((最大尤度)−(最小尤度))の式により演算されるものである、ことを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
- 前記変換処理の後、前記複数の候補TFと前記復号優先順位データの関連付けを行う関連付け処理と、前記関連付けを行った複数の候補TFを高優先順位のものから順次選択し、前記受信データを先頭ビットから該選択した候補TFの終端ビットまでビタビ復号し、前記ビタビ復号の結果に基づいて真のTFを判定するTF判定処理と、を実行させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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