JP4228750B2 - Garbage disposal equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、厨房などで生じる生ごみを破砕する生ごみ処理装置に関するものであり、特に、破砕性能の向上を図った生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭やレストランなどにおいて生ごみを破砕する生ごみ処理装置は、ハンマーミル型とグラインダー型の二種類が知られている。ハンマーミル型生ごみ処理装置(例えば、特許文献1, 2)は、円筒形のホッパーの底部に配置した円盤上に固定ハンマー或いは揺動自在なハンマーが設けられている。ホッパーへ投入された生ごみは、円盤が回転することにより生じる遠心力でホッパーの内周面へ押し付けられ、ハンマーにより破砕されてホッパーの壁面に形成した溝、或いは円盤の外縁とホッパーの内周面との間隙から下方へ落下し、排水管へ排出される。
【0003】
グラインダー型生ごみ処理装置(例えば、特許文献3, 4)は、櫛歯形の刃を放射状に設けた回転刃と固定刃とを交互に積層してホッパー内に収容してあり、回転刃と固定刃のそれぞれの櫛歯形刃はわずかな間隙をもって噛み合っていて、回転刃が回転することにより、回転刃と固定刃の櫛歯形刃にて生ごみをはさんで破砕する。積層された回転刃と固定刃の櫛歯形刃のピッチは、下層へ行くほど細かくなっており、ホッパーへ投入された生ごみは、上層の回転刃と固定刃により先ず粗く砕かれ、下層の回転刃と固定刃によりさらに細かく破砕されて下方へ排出される。
【0004】
【特許文献1】
特開2001-70818号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002-292300号公報
【0006】
【特許文献3】
特表2002-521193号公報
【0007】
【特許文献4】
特表2002-524233号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ハンマーミル型生ごみ処理装置は、ホッパー内の生ごみを粉砕するためにハンマーを取付けた円盤を数千rpmで高速運転する設計としてあり、作動時には、生ごみがハンマーとホッパー内周面に衝突して破砕される騒音や振動及び円盤の回転音が大きいという欠点がある。
【0009】
一方、回転刃と固定刃とを交互に積層した構成のグラインダー型生ごみ処理装置は、遠心力を利用する必要がないので回転数を抑えて低騒音とすることができるが、ハンマーミル型のものもグラインダー型のものも繊維質の強い野菜ごみや魚介類の表皮などを処理する能力が不足しており、これらの繊維質ごみがホッパー内に残ったり刃に絡まったりすることがあって、これらのごみを取り除く手間や或いは予め生ごみからこれらの繊維質ごみを取り除く手間がかかるという問題がある。
【0010】
そこで、低騒音且つ従来の生ごみ処理装置では処理できない繊維質ごみも処理できる能力を備えた生ごみ処理装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明は、
回転破砕刃と固定破砕刃とを交互に積層し、上記回転破砕刃を回転駆動して上記回転破砕刃と上記固定破砕刃とにより生ごみを破砕して下方へ排出する生ごみ処理装置において、
キッチンシンクの穴に上端が嵌合しているホッパーと、
上記ホッパーの内径とほぼ等しい外径を成して上記ホッパーの内周面で保持されるとともに上下両端が開放された円筒形のハウジングと、
上記ハウジングに複数の上記回転破砕刃と上記固定破砕刃を組付けてなる破砕刃ユニットとを有し、
上記破砕刃ユニットを上記ホッパーへ着脱自在として、上記破砕刃ユニットを
上記ホッパーから取り外して上記ホッパーの内部を洗浄できるようにするとともに、
円盤に表裏へ貫通するスリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃を搭載し、上記スリットのエッジで生ごみを切断することを特徴とする生ごみ処理装置を提供するものである。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、上記スリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃は、円盤に複数のスリットを放射状に配列した回転破砕刃または固定破砕刃である請求項1記載の生ごみ処理装置を提供するものである。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、上記スリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃は、円盤に複数の直線スリットを平行に配列した回転破砕刃または固定破砕刃である請求項1記載の生ごみ処理装置を提供するものである。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、上記スリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃は、円盤に複数のインボリュート形スリットを配列した回転破砕刃または固定破砕刃である請求項1記載の生ごみ処理装置を提供するものである。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、上記スリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃のスリットの下面開口縁部を面取りして開口面積を拡大した請求項1,2,3または4記載の生ごみ処理装置を提供するものである。
【0016】
また、請求項6記載の発明は、上記スリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃のスリットを最下位に配置し、直上位の固定破砕刃または回転破砕刃をスリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃へ面接触させて回転破砕刃を回転させるように構成した請求項1,2,3,4または5記載の生ごみ処理装置を提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1は厨房設備に設置された生ごみ処理装置1を示し、2はベースフレームであり、ベースフレーム2の上にホッパー3が搭載されており、ホッパー3の上端はキッチンシンクSの穴に嵌合している。ホッパー3内には着脱式の破砕ユニット11が装填されており、破砕ユニット11の軸12の下端部は減速ギヤユニット4の駆動軸に嵌合していて、ベースフレーム2に取付けたモータ5が減速ギヤユニット4を介して破砕ユニット11の軸12を回転駆動する。
【0018】
図2はホッパー3を示し、直立円筒形の部品であって周面の下端に排水管接続口6が設けられており、ホッパー3内部には排水管接続口6へ向かって傾斜した底板7が設けられていて、底板7の中心には減速ギヤユニット4の駆動軸が通る穴8が形成されている。
【0019】
図3及び図4に示すように、破砕ユニット11は円筒形のハウジング13に第一攪拌羽根14、第二固定破砕刃15、第三可動破砕刃16、第四固定破砕刃17、第五可動破砕刃18を収容した一つのユニット構成としてあり、上記五枚の部品を下方からハウジング13へ挿入し、ハウジング13内の下端部に形成したリング溝19へCリング20を嵌めることによって破砕刃が保持される。図4に示すように、第二固定破砕刃15、第三可動破砕刃16、第四固定破砕刃17は、外周部の上下の間隙が殆どない状態で重なるように寸法設定してあり、切断された被破砕物が破砕刃の外周部の上下の間隙に入り込んで破砕ユニット11内に残ることがないようにしている。ハウジング13の外径はホッパー3の内径とほぼ等しく、ホッパー3に装填した破砕ユニット11はホッパー3の内周面で保持される。また、図3に示すハンドル23(ハウジングの上部内面に取付けられる)を持って破砕ユニット11をホッパー3から取り外すことができる。尚、21は減速ギヤユニット4の駆動軸へ連結するためのアダプター、22はワッシャである。
【0020】
破砕ユニット11の構成部品を図5乃至図10に示す。図5に示すように、ハウジング13の内周面には下端から上下中間にかけて三本の縦溝24が120度間隔で設けられており、第二固定破砕刃15と第四固定破砕刃17の外周側端部が縦溝24に係合することによって第二固定破砕刃15と第四固定破砕刃17が固定される。
【0021】
図6は最上層の第一攪拌羽根14を示し、軸12の上部から放射方向へ水平に延びる二本の羽根が設けられており、ハウジング13の内径とほぼ等しい直径のリング26によって羽根を取り囲んでいる。羽根は筒形断面のアーム部25aの下面にプレート部25bを取付けた構造であり、プレートのみの平板形状のものよりも回転時に生ごみを効率よく下方へ送るとともに、野菜などの長繊維の絡みつきやアーム部上面に生ごみが載ることを防止している。軸12の下部は方形断面の角形軸12aとなっていて第三可動破砕刃16と第五可動破砕刃18の角形軸穴が嵌合する。
【0022】
図7は第二固定破砕刃15を示し、ハブ27から120度間隔で三方へ延びるスポーク28の下面は粗いピッチの櫛歯部28aが形成されていて、スポーク28の外径はハウジング13の内径よりも大きく、三本のスポーク28の先端がそれぞれハウジング内周面の縦溝24に係合する。ハブ27の中心穴の直径は第一攪拌羽根14の角形軸12aの径よりも大きく、角形軸12aと干渉しない寸法となっており、第一攪拌羽根14、第三可動破砕刃16、第五可動破砕刃18のみが回転し、第二固定破砕刃15と後述する第四固定破砕刃17は回転しない構造となっている。
【0023】
図8は、第三可動破砕刃16を示し、ハブ29から等間隔で7方向へ延びるスポーク30をリング31が囲んでいる。スポーク30の上下両面は櫛歯形に形成されていて、上面櫛歯部30aの形状は第二固定破砕刃15の下面と噛合い対偶をなしており、図4に示すように第二固定破砕刃15の櫛歯部28aの間を第三可動破砕刃16の上面櫛歯部30aが僅かな間隙を持って通過する。下面の櫛歯部30bは上面の櫛歯部30aよりも歯のピッチが狭く、次に述べる第四固定破砕刃17の櫛歯部33aと噛合い対偶をなし、上から下に向かって破砕粒度が段階的に細かくなるようにしている。ハブ29の軸穴は角形であり、第一攪拌羽根14の角形軸12aに嵌合して第一攪拌羽根14とともに回転する。
【0024】
図9は第四固定破砕刃17を示し、ハブ32から等間隔で8方向へ延びるスポーク33の上面の櫛歯部33aは第三可動破砕刃16の下面の櫛歯部30bと噛合い対偶をなしており、図4に示すように、第三可動破砕刃16と第四固定破砕刃17を重ねると両者の櫛歯部30b,33aは僅かな間隙がある噛合い状態となる。外周のリング34には120度間隔で放射方向へ突出するタブ35が形成されていて、タブ35がハウジング13内の縦溝24に係合して第四固定破砕刃17は回転不能に固定される。スポーク33はハブ32の接線方向に形成されていて、第三可動破砕刃16が回転する際に第三可動破砕刃16と第四固定破砕刃17の噛合点が鋏のごとく半径方向に移動することにより破砕負荷のピークの抑制及び負荷の平坦化を図っている。
【0025】
スポーク33の両側面33b(回転方向の前面と後面となる縦の面)と底面との角は鋭利なエッジとなっていて、後述する第五可動破砕刃18にスポーク33の底面を擦り合わせることにより野菜などの長繊維をエッジで切断する。また、スポーク33の両側面33bは縦溝を横並びに形成した波形面となっており波形の頂点はエッジを形成している。これにより、第三可動破砕刃16との噛合時、及び次に説明する第五可動破砕刃18との摺動時に、波形面の凹部で被破砕物を捕らえて半径方向の移動を抑制し、被破砕物を確実に破砕することができる。尚、スポーク33の側面形状は波形のほかに三角波形や台形などでもよいが、波形の凹部に角がない形状のほうがごみの排出性において好ましい。また、スポーク33の一側面のみ波形として他方の側面は平坦な形状であってもよい。
【0026】
以上の各破砕刃15, 16, 17のスポーク数は、第二固定破砕刃が3本、第三可動破砕刃が7本、第四固定破砕刃が8本とそれぞれ相違しており、重なり合う破砕刃のスポーク数が相互に倍数関係とならないようにしてごみ処理動作時の破砕荷重のピークの発生を防止し、駆動負荷の平均化を図っている。
【0027】
図10は第五可動破砕刃18を示し、円盤面のハブ36を除く全面に多数のスリット37を平行に配列している。第五可動破砕刃18の上面は平面であって、図4に示すように第四固定破砕刃17の下面に接して回転する。第三可動破砕刃16と第四固定破砕刃17とにより砕かれて第五可動破砕刃18の上面に落下した生ごみはスリット37に引っかかり、第五可動破砕刃18が回転することによりスリット37のエッジと第四固定破砕刃17の底面のエッジとによって切断される。切断された生ごみはスリット37内を通って下方へ落下し、ホッパー3の傾斜底板7上を滑り落ちて排水口へ排出される。
【0028】
図10(c)に示すように、スリット37の下面側の縁は面取り加工して上面開口よりも開口面積を拡大し、スリット37内へ押し込まれた生ごみが落下しやすいようにしてある。このように、第四固定破砕刃17と第五可動破砕刃18とを面接触させて被破砕物を切断するので、野菜などの長繊維や魚介類の表皮などのように従来の生ごみ処理装置では処理しにくいものも刃に絡まったり刃と刃の間隙に詰まったりすることがなく、確実に細かく切断して排出することができる。
【0029】
破砕ユニット11は、ホッパー3に対して着脱可能であり、図3のごとく分解も容易であるから、処理するごみの種類に応じて第五可動破砕刃18を別の破砕粒度の第五可動破砕刃に交換することや、磨耗した破砕刃の交換、或いは詰まった異物の除去や分解清掃なども容易に行える。また、ホッパー3から破砕ユニット11を取り外すことによりホッパー3の内部を洗浄清掃することができ、ごみが付着して悪臭発生源となりがちな生ごみ処理装置を清潔に維持することができる。
【0030】
図11は第五可動破砕刃18のスリット形状の変形例を示し、(a)はスリット37をハブ36の法線方向に配列しており、(b)はスリット37をハブ36の接線方向に配列している。また、(c)はインボリュート形のスリット37を設けた例であり、(d)は平行な複数のスリット37を幾つかのグループに分けてグループ相互の角度を違えたものである。
【0031】
図10の第五可動破砕刃18と図11(c)のインボリュート形スリット37の第五可動破砕刃18の利点は、スリットの本数を多くすることができることであり、これによりスリットの総エッジ長が長くなって切断効率が上がり、全体的な開口面積も大きくなって排出されるごみの流量が多いことから、処理速度が高速化する。
【0032】
また、排出されるごみの粒度をスリット37の幅によって制御できるので、スリット幅が相違する複数種類の第五可動破砕刃を用意することにより、使用現場の処理粒度要求に応じた仕様の生ごみ処理装置を提供できる。
【0033】
破砕ユニット11の駆動に関しては、ハンマーミル型の生ごみ処理装置のように高速回転させる必要はなく、200rpm以下の低回転で十分な処理速度が得られ、一例として100rpmで5秒毎に回転方向を反転するように制御することにより、低騒音且つ高効率のごみ処理が可能である。
【0034】
また、モータ駆動回路に駆動電流検出回路及び停止制御回路を設け、駆動電流が過負荷基準値以上に上昇したときにモータ5を停止するように構成することにより、ごみが詰まったり金属などの異物が挟まったりして過電流が流れたときに駆動を停止して破砕刃やモータの損傷を防止できる。また、正常作動時に一定の時間で停止するように1サイクルの動作時間をタイマー制御してもよく、或いはごみの破砕処理が終了して駆動負荷が下がり駆動電流が無負荷基準値に低下してから一定時間後にモータを停止するように制御してもよい。
【0035】
また、生ごみ処理装置の実用性を向上させる手段として、ハウジングの内面や破砕刃にフッ素系樹脂などをコーティングするかメッキ処理してごみの付着を防止したり、ハウジングや破砕刃を着磁してごみ内の金属片を吸着することにより異物の詰まりや刃の損傷を防止したりしてもよい。
【0036】
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0037】
本発明の生ごみ処理装置は、円盤に表裏へ貫通するスリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃を搭載し、スリットのエッジで生ごみを切断する構成としたので、スリット付の回転破砕刃または固定破砕刃とこれに対向する固定破砕刃または回転破砕刃との間隙が殆どない状態か或いは接触状態で回転させることにより、従来は処理が困難であった微細で強靭な長繊維なども細かく切断できる。
そして、上記破砕刃ユニットを上記ホッパーへ着脱自在として、上記破砕刃ユニットを上記ホッパーから取り外して上記ホッパーの内部を洗浄できるようにするものであるので、ホッパーの内部を洗浄清掃することができ、その結果、ごみが付着して悪臭発生源となりがちな生ごみを清潔に維持することができる。
【0038】
また、円盤にスリットを形成した破砕刃は、スポーク形の破砕刃よりも刃(スリット)の寸法や本数、形状などをさまざまに設計することが容易であり、スリット幅によってごみの粒度を制御することができて、処理粒度の要求に応じた仕様変更に簡単に対応できる。
【0039】
また、スリットを平行形やインボリュート形とすることにより、開口面積を可及的に拡大することができ、ごみの流量を大きくすることにより処理速度を向上させることができる。
【0040】
また、スリットの下面開口縁部を面取りして開口面積を拡大することにより、ごみの排出性が向上し、スリット内にごみが滞留することもなくなる。
【0041】
また、スリットを形成した破砕刃を最下位に配置し、より上位の破砕刃で粗く破砕し、細かい長繊維などの切断処理を最下位のスリット付破砕刃で行うことにより、破砕及び排出処理を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、生ごみ処理装置の正面断面図。
【図2】生ごみ処理装置のホッパーを示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。
【図3】生ごみ処理装置の破砕ユニットの組立図。
【図4】生ごみ処理装置の破砕ユニットの正面断面図。
【図5】破砕ユニットのハウジングを示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は底面図である。
【図6】第一攪拌羽根を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図7】第二固定破砕刃を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は正面断面図、(d)は底面図である。
【図8】第三可動破砕刃を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は正面断面図、(d)は底面図である。
【図9】第四固定破砕刃を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。
【図10】第五可動破砕刃を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は(b)の拡大図である。
【図11】 (a)(b)(c)(d)はそれぞれ第五可動破砕刃の他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理装置
2 ベースフレーム
3 ホッパー
6 排水管接続口
7 傾斜底板
11 破砕ユニット
12 軸
13 ハウジング
14 第一攪拌羽根
15 第二固定破砕刃
16 第三可動破砕刃
17 第四固定破砕刃
18 第五可動破砕刃
20 Cリング
23 ハンドル
25 羽根
26 リング
27 ハブ
28 スポーク
28a 櫛歯部
29 ハブ
30 スポーク
30a 櫛歯部
30b 櫛歯部
31 リング
32 ハブ
33 スポーク
33a 櫛歯部
33b 側面
34 リング
35 タブ
36 ハブ
37 スリット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a garbage processing apparatus for crushing garbage generated in a kitchen or the like, and more particularly to a garbage processing apparatus with improved crushing performance.
[0002]
[Prior art]
There are two known types of garbage processing apparatuses for crushing garbage in ordinary households and restaurants, such as a hammer mill type and a grinder type. In a hammer mill type garbage disposal apparatus (for example, Patent Documents 1 and 2), a fixed hammer or a swingable hammer is provided on a disk disposed at the bottom of a cylindrical hopper. Garbage thrown into the hopper is pressed against the inner peripheral surface of the hopper by centrifugal force generated by the rotation of the disk, and is crushed by a hammer to form a groove formed on the wall surface of the hopper, or the outer edge of the disk and the inner periphery of the hopper It falls downward from the gap with the surface and is discharged to the drain pipe.
[0003]
Grinder-type garbage disposal devices (for example,
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-70818
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-292300 [0006]
[Patent Document 3]
Special Table 2002-521193 Publication [0007]
[Patent Document 4]
JP-T 2002-524233 Publication [0008]
[Problems to be solved by the invention]
The hammer mill type garbage disposal device is designed to operate a high speed disk with a hammer mounted at several thousand rpm to crush the garbage in the hopper. During operation, the garbage collides with the hammer and the inner peripheral surface of the hopper. As a result, there is a drawback that the noise and vibration to be crushed and the rotating sound of the disk are loud.
[0009]
On the other hand, a grinder type garbage disposal device with a structure in which rotating blades and fixed blades are alternately stacked does not require the use of centrifugal force, so the number of rotations can be reduced and noise can be reduced. Both the thing and the grinder type have insufficient ability to treat strong fibery vegetable waste and seafood skin, etc., and these fibrous waste may remain in the hopper or get entangled in the blade, There is a problem that it takes time and effort to remove these wastes or to remove these fibrous wastes from garbage in advance.
[0010]
Then, the technical problem which should be solved arises in order to provide the garbage processing apparatus provided with the low noise and the capability which can also process the fiber waste which cannot be processed with the conventional garbage processing apparatus, and this invention is the above-mentioned The purpose is to solve the problem.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
This invention is proposed to achieve the above object, and the invention according to claim 1
The crushing rotary blade and the crushing fixed blade alternately stacked, the driven rotating said crushing rotary blade garbage disposal apparatus for discharging downwards by crushing garbage by the above crushing rotary blade and the crushing fixed blade,
A hopper whose upper end is fitted in the hole of the kitchen sink;
A cylindrical housing having an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the hopper and held by the inner peripheral surface of the hopper and open at both upper and lower ends;
A crushing blade unit formed by assembling a plurality of the rotary crushing blades and the fixed crushing blades in the housing,
The crushing blade unit is detachable from the hopper, and the crushing blade unit is
While removing from the hopper so that the inside of the hopper can be washed,
It mounted crushing rotary blade or crushing fixed blade to form a slit that penetrates the front and back in a disk, there is provided a garbage disposal apparatus characterized by cutting the garbage at the edge of the slit.
[0012]
The invention according to
[0013]
The invention of
[0014]
The invention of
[0015]
The invention according to
[0016]
The invention according to
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a garbage disposal apparatus 1 installed in a kitchen facility, 2 is a base frame, a
[0018]
FIG. 2 shows a
[0019]
As shown in FIGS. 3 and 4, the crushing
[0020]
The components of the crushing
[0021]
FIG. 6 shows the uppermost
[0022]
FIG. 7 shows the second fixed crushing
[0023]
FIG. 8 shows the third movable crushing
[0024]
FIG. 9 shows the fourth fixed crushing
[0025]
The corners of the side surfaces 33b of the spokes 33 (vertical front and rear surfaces) and the bottom surface are sharp edges, and the bottom surface of the
[0026]
The number of spokes of each of the crushing
[0027]
FIG. 10 shows the fifth movable crushing
[0028]
As shown in FIG. 10 (c), the edge on the lower surface side of the
[0029]
Since the crushing
[0030]
FIG. 11 shows a modification of the slit shape of the fifth movable crushing
[0031]
The advantage of the fifth movable crushing
[0032]
In addition, since the particle size of the discharged garbage can be controlled by the width of the
[0033]
The crushing
[0034]
Also, a drive current detection circuit and a stop control circuit are provided in the motor drive circuit so that the
[0035]
In addition, as a means to improve the practicality of garbage disposal equipment, the inner surface of the housing and the crushing blade are coated with fluorine resin or plated to prevent the adhesion of garbage, or the housing and crushing blade are magnetized. It may be possible to prevent clogging of foreign objects and damage to the blade by adsorbing metal pieces in the garbage.
[0036]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications are possible within the technical scope of the present invention, and it is natural that the present invention extends to those modifications.
[0037]
The garbage processing apparatus of the present invention is equipped with a rotary crushing blade or a fixed crushing blade in which a slit penetrating the front and back is mounted on a disk, and is configured to cut the garbage at the edge of the slit. Or, by rotating in a state where there is almost no gap between the fixed crushing blade and the fixed crushing blade or the rotary crushing blade opposed to the fixed crushing blade or in contact with the fixed crushing blade, fine and tough long fibers that have conventionally been difficult to process are finely divided. Can be cut.
And since the crushing blade unit is detachable from the hopper, the crushing blade unit is removed from the hopper and the inside of the hopper can be washed, so that the inside of the hopper can be cleaned and cleaned, As a result, it is possible to keep the garbage that tends to become a source of bad odor due to the adhering of the garbage clean.
[0038]
In addition, the crushing blade with slits in the disk is easier to design in various dimensions, number and shape of the blades (slits) than the spoke-type crushing blade, and the particle size of the dust is controlled by the slit width. It is possible to easily cope with specification changes according to processing granularity requirements.
[0039]
Further, by making the slit parallel or involute, the opening area can be increased as much as possible, and the processing speed can be improved by increasing the flow rate of the waste.
[0040]
Moreover, by chamfering the lower surface opening edge of the slit to enlarge the opening area, the dust discharge performance is improved, and the dust does not stay in the slit.
[0041]
In addition, the crushing blades with slits are arranged at the lowest position, crushing roughly with the higher crushing blades, and cutting processing of fine long fibers etc. with the crushing blade with slits at the bottom, crushing and discharging treatment Can be done efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view of a garbage disposal apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 shows a hopper of a garbage disposal apparatus, wherein (a) is a plan view, (b) is a front sectional view, (c) is a right side view, and (d) is a bottom view.
FIG. 3 is an assembly diagram of a crushing unit of a garbage disposal apparatus.
FIG. 4 is a front sectional view of a crushing unit of a garbage disposal apparatus.
5A and 5B show a housing of a crushing unit, where FIG. 5A is a plan view, FIG. 5B is a front sectional view, and FIG. 5C is a bottom view.
FIG. 6 shows a first stirring blade, (a) is a plan view, and (b) is a front view.
7A is a plan view, FIG. 7B is a front view, FIG. 7C is a front sectional view, and FIG. 7D is a bottom view.
8 shows a third movable crushing blade, (a) is a plan view, (b) is a front view, (c) is a front sectional view, and (d) is a bottom view. FIG.
FIG. 9 shows a fourth fixed crushing blade, (a) is a plan view, and (b) is a front sectional view.
10A and 10B show a fifth movable crushing blade, where FIG. 10A is a plan view, FIG. 10B is a front sectional view, and FIG. 10C is an enlarged view of FIG.
11 (a), (b), (c), and (d) are plan views showing other embodiments of the fifth movable crushing blade, respectively.
[Explanation of symbols]
1 Garbage disposal device
2 Base frame
3 Hopper
6 Drain pipe connection port
7 Inclined bottom plate
11 Crushing unit
12 axes
13 Housing
14 First stirring blade
15 Second fixed crushing blade
16 Third movable crushing blade
17 Fourth fixed crushing blade
18 Fifth movable crushing blade
20 C-ring
23 Handle
25 feathers
26 rings
27 Hub
28 spokes
28a Comb teeth
29 Hub
30 spokes
30a Comb teeth
30b comb teeth
31 rings
32 hub
33 spoke
33a Comb teeth
33b side view
34 rings
35 tabs
36 Hub
37 Slit
Claims (6)
キッチンシンクの穴に上端が嵌合しているホッパーと、
上記ホッパーの内径とほぼ等しい外径を成して上記ホッパーの内周面で保持されるとともに上下両端が開放された円筒形のハウジングと、
上記ハウジングに複数の上記回転破砕刃と上記固定破砕刃を組付けてなる破砕刃ユニットとを有し、
上記破砕刃ユニットを上記ホッパーへ着脱自在として、上記破砕刃ユニットを
上記ホッパーから取り外して上記ホッパーの内部を洗浄できるようにするとともに、
円盤に表裏へ貫通するスリットを形成した回転破砕刃または固定破砕刃を搭載し、上記スリットのエッジで生ごみを切断することを特徴とする生ごみ処理装置。The crushing rotary blade and the crushing fixed blade alternately stacked, the driven rotating said crushing rotary blade garbage disposal apparatus for discharging downwards by crushing garbage by the above crushing rotary blade and the crushing fixed blade,
A hopper whose upper end is fitted in the hole of the kitchen sink;
A cylindrical housing having an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the hopper and held by the inner peripheral surface of the hopper and open at both upper and lower ends;
A crushing blade unit formed by assembling a plurality of the rotary crushing blades and the fixed crushing blades in the housing,
The crushing blade unit is detachable from the hopper, and the crushing blade unit is
While removing from the hopper so that the inside of the hopper can be washed,
Mounted crushing rotary blade or crushing fixed blade to form a slit that penetrates the front and back disc, garbage disposal apparatus characterized by cutting the garbage at the edge of the slit.
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