JP4224328B2 - Car number recognition device - Google Patents

Car number recognition device Download PDF

Info

Publication number
JP4224328B2
JP4224328B2 JP2003074390A JP2003074390A JP4224328B2 JP 4224328 B2 JP4224328 B2 JP 4224328B2 JP 2003074390 A JP2003074390 A JP 2003074390A JP 2003074390 A JP2003074390 A JP 2003074390A JP 4224328 B2 JP4224328 B2 JP 4224328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
serial number
character
image
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003074390A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2004280713A (en
Inventor
忠明 北村
良幸 佐藤
修治 大森
容子 直井
隆介 川谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Solutions Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information and Control Solutions Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003074390A priority Critical patent/JP4224328B2/en
Publication of JP2004280713A publication Critical patent/JP2004280713A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4224328B2 publication Critical patent/JP4224328B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Character Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路などに適用されるテレビジョンカメラを用いた監視システムに係り、特に、自動車のナンバープレートを撮影して文字を読み取る車番認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、道路交通状況の把握や統計的な管理などのため、テレビカメラ(テレビジョンカメラ)を用いて自動車の車番を認識するシステムが普及しているが、このシステムは、道路上にテレビカメラを設置し、通過する車両のナンバープレートを撮影し、文字認識により番号などを自動認識するものである。
【0003】
従って、このシステムの場合、テレビカメラによる画像の読取りに或る程度、高い分解能が必要で、このため通常のNTSC方式のテレビカメラを使用したのでは、視野の幅が1000mm程度しか確保できない。
【0004】
従って、道路幅全体を監視するためには、専用の高精細テレビカメラを用いるのが一般的であるが、この場合にはテレビカメラが高価になり、画像処理のための信号入力系が特殊仕様になる上、処理対象となる画素数が膨大になるため、極めて高速の画像処理プロセッサを要してしまう。
【0005】
ここで、従来技術でも、1台のテレビカメラを用いて車番を認識する装置が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
【0006】
そこで、以下、この従来技術について説明する。ここで、まず、図7は、を示したもので、この例では、テレビカメラ40と、これから出力されるアナログ映像信号をディジタル信号に変換するA/D変換器41、ディジタル映像信号を記録するための画像メモリ4732、画像処理プロセッサ43、種々の演算を実行し各種のハードウエアを制御するCPU44を備えている。
【0007】
ここで、テレビカメラ40は一般的なNTSC方式のもので、これに対応して画像メモリ42は通常のテレビカメラの映像や処理過程での映像などが格納可能なものであり、この場合、画素数512×512程度の記憶容量をもつメモリが複数個設けてある。
【0008】
また、画像処理プロセッサ43は、画像の局所最大値フィルタ処理と局所最小値フィルタ処理、画素毎の差分処理、平滑化処理、微分処理、2値化処理、2値化画像の膨張処理、ラベリング処理、ヒストグラム処理など一般的な画像処理に必要な機能を果たすものである。
【0009】
そして、この従来技術では、車番認識処理を、まず画像からプレートを切り出し、次いで最大4桁の一連番号を切り出し、これに続いて、各種コード領域(地名の陸運支局コード、車種コード、用途コードなどの領域)を切り出した後、各文字を認識するという一連の流れにより実行するようになっていて、このときの各種コード領域の算出は、一連番号の大きさと、それらの位置から得るようにしている。
【0010】
そこで、このときの一連の流れによる処理について、図8により簡単に説明すると、この処理は、入力された画像からプレートを領域を抽出するプレート抽出部1とプレート内の一連番号を抽出する一連番号抽出部2、抽出された一連番号の座標から陸運支局コード、車種コード、用途コードの各座標位置を算出する各コード領域座標算出部3、各コードを認識する文字認識処理部4の各部により実行される。
【0011】
そして、この結果、文字認識処理部4では、各コード領域毎にどのような文字が存在しているかが予め判るため、文字認識部5と陸運支局コード(地名)認識部6、それに用途コード(ひらがな)認識部7に分かれている。
【0012】
そこで、次に、この従来技術によるプレート認識処理について説明するのであるが、ここで、まず、自動車のナンバープレートについて説明すると、図9は日本(日本国)におけるナンバープレートの形状を示したもので、これは、最大4桁の一連番号11と地名の陸運支局コード12、車種コード13、それに用途コード14で構成されている。
【0013】
このとき、日本のプレートには、図9の(a)、(b)に示すように、中型と大型の2種があり、中型の一連番号11のサイズは40×80mm、大型の一連番号のサイズは60×120mmと定められているが、陸運支局コード12と車種コード13、それに用途コード14は、大型、中型共に高さが40mmサイズで、従って、一連番号の高さはその他コードの2倍以上の大きさになっている。
【0014】
そして、ナンバープレート認識手順は、図8に示したように、プレート切り出し、一連番号抽出、各コード領域座標算出、各コード領域の文字認識の手順となる。そこで、以下、このナンバープレート認識手順について、図10の処理フローにより順次説明する。
【0015】
このとき、予め撮影視野サイズ(又は分解能)についてはパラメータとして与えてあり、且つ、プレートサイズ、文字サイズなどに対するしきい値(以下、閾値と記す)についても予め記憶してあるものとする。
【0016】
(1) 画像入力(図示せず)
テレビカメラ40で撮像した画像を画像メモリ32に取り込む。ここではテレビカメラ40としてNTSC方式のカメラを使用した場合を想定し、横512画素、縦240画素で画像を取り込むものとして説明する。
【0017】
(2) プレート切り出し(図10の処理15)
取り込んだ画像の何処にプレートがあるかは、このときの自動車の走行位置、プレートの取付け位置によって変動する。そこで、入力画像からプレートの位置を認識する必要がある。このための方式には色々あるが、ここではエッジの強い領域を抽出し、それを整形処理してプレートを検出する方式を採用している。
【0018】
このため、抽出に使用する閾値には、プレート幅の最小と最大、高さの最小と最大などあるが、詳しい説明は省略する。
【0019】
(3) 一連番号の抽出(図10の処理16)
プレート領域について一連番号を2値画像として抽出する。このときの2値化方式にも色々あるが、ここでは詳細な説明は省略する。そして、2値画像から指定範囲(予め設定してある視野サイズ、或いは分解能で決まる一連番号のサイズの範囲)の大きさの物体を抽出し、その中で一列に並んだ物体だけを一連番号候補として抽出する。
【0020】
この一連番号の抽出時に、各文字の領域座標(X始点、X終点、Y始点、Y終点)を求め、その値から各文字の中心X、Y座標、文字高さ、幅などを求めておく。
【0021】
(4) プレートサイズの判定(図10の処理17)
各コードの位置座標は、図9に示したように、大型プレートと中型プレートで異なる。そこで抽出した一連番号の座標位置からの相対距離も異なるので、プレートサイズを判定する必要がある。
【0022】
このときの具体的な処理は、一連番号の文字の平均高さを用い、文字の高さが所定値(予め設定した視野サイズで決まる閾値)以上の場合は、大型プレートであると判断する処理となる。
【0023】
(5) X方向とY方向の分解能算出(図10の処理18)
画像取り込み時の位置やプレートの下向き角度の変化によって一連番号の大きさ(画素数)が異なるので、抽出した一連番号の画素数から縦、横の分解能を算出する必要がある。
【0024】
このとき、中型プレートの場合は文字幅が40mmであるので、X方向分解能は40mm/文字幅(画素数)となる。他方、垂直方向の分解能は、中型プレートの場合、文字の高さは80mmであるので、Y方向分解能は80mm/文字高さ(画素数)となる。
【0025】
また、大型の場合は、同様に幅60mm、高さ120mmの値を使ってX、Y方向の分解能を算出する。なお、水平方向の分解能は、上記のように文字幅でなく、4桁文字の場合は1文字目と4文字目の間隔、3桁文字の場合は、3桁の間隔から分解能を算出する方が誤差は少ない。
【0026】
1桁の場合は文字の幅で算出するが、このとき数字「1」は幅が違うので、ドットとの間隔から算出するか、文字高さから推定するなどの工夫が必要であり、従って誤差が少なくないが、やむを得ない。
【0027】
(6) 各コード領域の座標算出(図10の処理19)
各コードの位置座標は、図9で説明したように大型プレートと中型プレートで異なるため、前記の処理18で算出したX方向、Y方向の分解能を用いて各コード領域の座標を算出する。例えば車種コード領域は、一連番号の15mm上から40mmの高さの範囲なので、15mmと55mmをY方向分解能(mm/画素)で除算することにより画素位置を算出する。
【0028】
また、一連番号の左から1桁目の中心座標から用途コードの中心座標までの距離は、中型プレートの場合、55mm離れで40mm幅なので、用途コードの水平範囲は、35mm〜75mmの範囲の画素位置から求める。
【0029】
また、大型プレートの場合は、87.5mm離れの40mm幅なので、67.5〜107.5mmの範囲に相当する画素位置から求める。
【0030】
このような処理を、図11に示すように、全てのコード領域について実行し、陸運支局コード22と車種コード23、それに用途コード24の座標をそれぞれ算出する。なお、誤差、位置ずれ、プレート曲がりなどを考慮し、各コード領域の座標としては、実際の寸法よりも広めの領域に設定する。
【0031】
(7) 文字領域抽出(図10の処理20)
このときのコード領域は、上記したように、誤差などを考慮して、やや広めの領域になっている。このため、文字認識すべき実際の領域を、濃度の投影分布を用いて決定する。
【0032】
この処理は、図4に示すように、入力画像に対してコード領域座標25を設定し、その範囲の垂直方向(x軸投影分布)と水平方向(y軸投影分布)に、それぞれ濃度の累積投影分布を求め、この頻度が所定の閾値を越えた座標を各方向毎に求め、認識する範囲の文字領域26の座標を求めるのである。
【0033】
(8) 文字認識(図10の処理21)
ここでは、上記したようにして求めた各コードの文字領域を、例えばニューラルネットワークを用いて認識する。このとき、ナンバープレートの文字は、一般の文字認識に比べカテゴリが少ない。従って、比較的低い分解能でも認識可能であり、例えば、用途コード14はひらがなで、且つ40mm×40mmの大きさであるから、10×10画素程度でも認識することができる。
【0034】
このようにして、領域が決定できれば、4mm/画素程度でも認識でき、1台のテレビカメラ40で車番認識することができる。なお、このときの文字認識方式には、他にも色々な方式が有るが、ここでは割愛する。
【0035】
【特許文献1】
特開平6−215293号公報
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に車番認識装置における文字認識は、2mm/画素の分解能が必要とされている。従って、これからすれば、ひらがなの場合、40mm×40mmなので、少なくとも20×20画素程度が必要なことになる。
【0037】
但し、文字領域を切り出した後の文字認識そのものについては、3〜4mm/画素程度、つまり、ひらがなの場合、40mm×40mmなので10×10〜13×13画素程度でも問題ないことが経験的に知られている。
【0038】
しかしながら、このような3〜4mm/画素程度の低い分解能では、文字領域を切り出すのが難しく、結果的に文字認識ができなくなってしまう。
【0039】
このため、2mm/画素の分解能で撮影した場合、例えば1000×500画素程度の高精細カメラを使用した場合でも、水平2mの視野サイズが精一杯であり、NTSC方式のカメラでは、640×240画素程度なので、たかだか水平1m程度しか視野を確保できない。
【0040】
しかも実際の道路幅は、少なくとも3m程度はあるので、1mの監視範囲では見逃しが多く、従って、従来技術では、やはり複数のNTSCカメラを設置するか、高価な高精細カメラを用いる必要があった。
【0041】
ここで上記した文字の切り出しは、一連番号の座標、サイズから算出した各コード領域までの相対位置を計算して決定している。そこで、例えば一連番号の上方向に14.8画素〜20.4画素のところに有ると計算された場合でも、画像のデータは整数値しか扱わないため、結果的には14〜20画素の範囲になってしまい、分解能が荒くなればなるほど領域がずれる可能性が大になる。
【0042】
また、各コードの詳細領域を濃度の投影分布で求める場合でも、投影分布の始点、終点座標決定のための閾値を実数に設定することが望ましいが、しかし、整数値しか扱えないため誤差が生じ、従って、従来技術では、結果的に領域座標にずれが生じて誤認識となっていた。
【0043】
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、1台のテレビカメラで広い範囲の認識が可能な車番認識装置を提供することにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ナンバープレートでは一連番号のサイズが、地名(陸運支局コード)や車種コード、用途コードなど他のコードのサイズとは異なることに着目してなされたもので、このため、3〜4mm/画素程度の分解能で撮影した映像から、比較的大きい文字サイズの一連番号を切り出し、そのときの分解能(或いは視野サイズ)を算出し、所定分解能(或いは視野サイズ)よりも大きい場合(プレートが所定サイズより小さい場合)は、ナンバープレートの領域全体を所定サイズ(例えば2mm/画素の分解能)に拡大処理し、その画像を用いて車種コード、陸運支局コード、用途コードの領域を切り出し、認識するようにしたものである。
【0045】
上記したように、2mm/画素の分解能であれば、通常のプレートはほぼ100%の認識が得られるので、このような手法により、安価なテレビカメラにより広い視野が監視でき、車番を認識することができるようになる。
【0046】
例えばNTSC方式のカメラの場合、従来は1m程度の視野しか監視できなかったが、本発明によれば、例えば1.5m程度の視野も監視でき、高精細カメラの場合なら、車線幅全体(3m程度)を監視することが可能となり、安価な構成で走行する車両の見逃しを大幅に低減することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車番認識装置について、図示の実施の形態により詳細に説明すると、ここで、図1が本発明の一実施形態によるナンバープレート認識手順で、その他、この手順の実行のためのハードウエア構成は、図7で説明した従来技術と同じである。
【0048】
また、この本発明の一実施形態でも、その車番認識処理は、図8で説明した従来技術と同じで、入力された画像からプレートを領域を抽出するプレート抽出部1とプレート内の一連番号を抽出する一連番号抽出部2、抽出された一連番号の座標から陸運支局コード、車種コード、用途コードの各座標位置を算出する各コード領域座標算出部3、各コードを認識する文字認識処理部4の各部により実行されるようになっている。
【0049】
従って、この実施形態では、図1から明らかなように、図10で説明した従来技術におけるナンバープレート認識手順において、視野が広い場合は、以下の処理が追加されるようになっている。
【0050】
上記したように、ナンバープレートでは、一連番号の文字サイズが、陸運支局コードや車種コードに比べて大きく、このため、視野を多少広げても文字の潰れなどは発生しにくい。
【0051】
そこで、本発明では、一連番号を切り出した後で現状の分解能を算出し、その分解能が所定の値(例えば2mm/画素)になるように、プレート全体の領域を拡大処理し、再度その画像について一連番号切り出し、各種コード領域の領域設定を実行するようにした。
【0052】
このようにすることで、あたかも2mm/画素の分解能で撮影した映像と同等の分解能で撮影した映像と同じような領域決定が可能になり、低い分解能でも認識することができ、1台のテレビカメラで済ませるようになるのである。
【0053】
以下、図1のフローチャートにより、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、この図1において、図10と同じ番号の処理については、従来技術と同じ処理なので、説明は省略し、処理17と処理18の間に付加されている処理30〜処理34についてだけ説明する。
【0054】
▲1▼ 視野サイズの算出(図1の処理30)
図10で説明した従来技術と同じく、処理15から処理17までが終了して、広い視野で抽出した一連番号の各文字の中心X座標を求め、この間隔から水平方向(x方向)の視野サイズを算出する。このときの視野サイズは、予め設定してある視野サイズのパラメータとは微妙に異なる。これは、プレートの取り込み位置が遠いほど計算上の視野が大きく、近い位置で取り込むと、視野幅は小さくなるためである。
【0055】
このため、切り出した一連番号の座標を用いて視野サイズを計算するのであるが、ここで、プレートサイズによって文字間隔が異なるので、プレート種別が中型の場合は、一連番号の1桁目と4桁目の距離が、図9(a)に示されているように195mmなので、画像メモリの画素数を512画素、抽出した一連番号の1桁目と4桁目の画素数をP1-4とすると、このときの視野サイズSM は、次の式1により算出される。
【0056】
視野サイズSM =512×(195/P1-4)…… ……(式1)
【0057】
また、大型プレートの場合と判断した場合は、1桁目と4桁目の距離が、図9(b)に示されているように272.5mmであるので、このときの視野サイズSL は、次の式2で算出される。
【0058】
視野サイズSL =512×(272.5/P1-4)…………(式2)
【0059】
なお、ここでは、一例として、幅の基準を1桁目と4桁目の位置で求めるようにしたが、基準の幅については他の方式でもよく、何れの例でも本発明の主旨から外れることはない。
【0060】
また、ここでは、視野サイズを算出しているが、分解能に画像メモリの水平画素数を乗じた値が視野サイズになるので、分解能を算出しても同様に処理できる(同意である)。
【0061】
そこで、中型のナンバープレートの場合の分解能AM を式3に示し、大型の場合の分解能AL を式4に示す。
【0062】
中型の分解能AM =195/P1-4…… ……(式3)
大型の分解能AL =272.5/P1-4…… ……(式4)
【0063】
(B) 視野サイズの判定(図1の処理31)
この処理では、視野サイズが所定値以上か否かを判定する。このときテレビカメラ40がNTSC方式の場合は、例えば1.2m以上か否かを判定する。そして、視野サイズが所定値以下の場合は、ここから処理18に移行し、従って、このときは従来技術の場合と同じ処理入力なる。
【0064】
なお、視野サイズではなく、分解能で判定した場合は、分解能が2mm/画素より大きいか否かを判定すればよい。
【0065】
(C) プレート領域の拡大処理(図1の処理32)
処理31で求めた視野サイズが所定値以上の場合は、プレートが小さく写っているため、プレート領域について拡大処理を実行する。このとき、処理の高速化のため、図2に示すように、プレート領域35の入力画像だけを切り出して所定の分解能のサイズに拡大する。
【0066】
例えば、2mm/画素に統一する場合なら、標準の視野サイズは512画素×2mm/画素=1024mmとなるので、一連番号から算出した視野サイズを1024で除算しただけ拡大処理するのである。
【0067】
このとき厳密に言えば、X方向とY方向では拡大倍率を変える必要があるが、ここではX方向の倍率と同じだけY方向も拡大している。
【0068】
ここで、画像の拡大処理には、最近傍補間による方法や、4点線形補間(バイリニア法)、16点補間(バイキュービック法)などの方法があるが、処理の高速性と画質から勘案すると、4点線形補間で十分な結果が得られる。
【0069】
なお、このときは一連番号が抽出されているので、拡大領域は一連番号から定まるプレート領域サイズを算出し、この領域だけを拡大することで高速化することが可能である。
【0070】
(D) 拡大画像からの一連番号再抽出(図1の処理33)
次に、拡大した画像から再度、一連番号を抽出する。そして、この抽出した画像から、従来技術と同様にして一連番号の座標を算出する。このとき、各コード領域の座標は、この一連番号の座標から相対位置を決めている。従って、この一連番号の座標は、できるだけ正確に算出する必要がある。
【0071】
ここで、再度一連番号を切り出している理由は、文字が小さく写っているときの2値画像よりも大きく写っているときの2値画像の方が、文字サイズや位置が正しく求まるからである。
【0072】
(E) プレートサイズの判定(図1の処理34)
ここでは、一連番号の文字の平均高さを用い、文字の高さが所定値以上の場合は、大型プレートであると判断する。このときの判定に使用する閾値は、最初のプレートサイズ判定(図1、つまり図10の処理17)のときとは異なり、拡大したときの分解能に応じた文字サイズを算出しておき、その閾値を用いることになる。
【0073】
ここで、図1の処理33では、2mm/画素に統一しているので、視野幅が1024mmになり、この視野幅で撮影したときの文字サイズ、すなわち、最初の視野サイズが1500mmとすると、中型、大型の一連番号の高さは平均100mmであるので、そのサイズに相当する閾値を設定しておく。
【0074】
そして、拡大後の視野サイズが1000mmとすると、閾値として、3/2程度、大きくなった値を用いてプレートサイズを判定することになる。
【0075】
なお、このプレートサイズ判定は、視野が広いときの判定結果(処理17)をそのまま流用しても、判定が誤る虞れは少ないが、念のため、ここで判定し直しているのである。
【0076】
以上の処理を経たら、従来技術と同じく、分解能算出処理18、各コード領域抽出処理19、文字抽出処理20、文字認識処理21を実行して、車番認識することになる。
【0077】
このように、本発明の実施形態では、広い撮影視野の映像から一連番号を切り出し、一連番号の座標から視野サイズ(或いは分解能)を算出し、この視野サイズによってプレート領域を所定の分解能に相当するように拡大処理し、その画像から再度一連番号を抽出し、一連番号の座標から再び分解能を計算し、各コード領域の位置を一連番号からの相対距離により求め、文字認識している。
【0078】
この結果、上記実施形態によれば、各コードの文字が小さくても文字領域の位置決めが正しく実行でき、その結果、文字抽出、文字認識が正しく実行でき、誤認識を防止することができる。
【0079】
そして、このような処理により、上記実施形態では、高価な高精テレビカメラを用いずに、一般的なNTSC方式の安価なテレビカメラでも視野幅を大きくすることができ、道路を走行する車両のナンバーを見逃してしまう確率を大幅に低下させることができる。
【0080】
なお、視野サイズがあまりにも大きい場合は、一連番号がつぶれてしまうので抽出ができなくなり、結果的に全ての文字認識が困難になってしまう。従って、視野サイズは、一連番号が正しく切り出せる分解能(3mm/画素程度)が保持できる範囲で設定する必要がある。
【0081】
ところで、以上の実施形態による処理は、一連番号の文字ピッチから視野サイズや分解能を算出し、これを所定の値となるように拡大処理している。しかし、固定カメラの場合は、視野サイズが固定されることが多い。
【0082】
従って、本発明でも、固定したテレビカメラを用いた場合は、一連番号を抽出して視野サイズを算出する代わりに、予め所定の分解能になるようにプレート領域を固定の倍率で拡大処理し、その画像から一連番号抽出処理以降の処理を行うようにして実施しても良い。
【0083】
図3は、このようにした場合の本発明の一実施形態を示すフローチャートであるが、ここでも、図1と図10のフローチャートと同じ番号は、同じ処理であるので説明は省略する。
【0084】
処理15でプレートを切り出すと、プレート領域が図2の35で示すようにして求まる。そこで、いま、視野サイズが例えば3000mmで、画素数が1000画素であるとすると、この場合は3mm/画素なので、プレート領域35を2mm/画素に拡大する(図3の処理36)。
【0085】
このように、常にプレート領域を固定の倍率で拡大するようにしても、図1で説明した実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0086】
但し、ここでプレートの候補が多い場合は、各領域ごとに拡大処理が発生するため、処理時間が多くなってしまう。そごで、種々の視野サイズに対応する必要がある場合は、図1の実施形態のように、視野サイズ(或いは分解能)を計算し、その値に基づいて拡大するのが望ましい。
【0087】
ところで、上記実施形態における処理で、認識可能となる視野が広くなると、画面の右下と左上ではプレートサイズや文字サイズが大きく異なってくる。特に道路脇から斜めに車線を撮影するような場合は差が更に大きくなる。
【0088】
上記実施形態におけるプレート検出処理には、プレートの最小最大高さと最小最大幅が閾値として設定してあり、また、一連番号抽出処理のためにも、最小文字高さと最大文字高さなどを設定し、その範囲に入っている物体を切り出すようにしている。
【0089】
このとき視野がそれほど広くない場合は、上記最小、最大の閾値を1種定義しておけばよいが、視野が広くなってくると1種の閾値では対応できなくなる。
【0090】
また、プレートサイズ判定(中型、大型判定)処理も、文字の高さの閾値を1種の値にして判定しているが、テレビカメラの視野が大きくなると、これも1種の閾値では対応できなくなって、例えば画面右下が20画素以上の一連番号の高さを大型プレート、未満を中型とし、左上は15画素以上を大型にするなどの対応が必要になる。
【0091】
このナンバープレート認識処理では、プレート検出、一連番号抽出、プレートサイズの判定を誤ると、その後の全ての処理が誤動作するため、これらに対する閾値の設定は極めて重要な事項となる。
【0092】
ここで、図4は、道路脇にテレビカメラ40を設置し、道路41を側方から斜めに撮影する場合の座標系で、この場合、テレビカメラ40を原点にして、左方向をX座標、奥行き方向をY座標としたとき、テレビカメラ40から点P(X、Y)までの距離Lは、次の式5で定まる。
【0093】
距離L=√(X2+Y2)…… ……(式5)
【0094】
一方、“コンピュータビジョン(技術評論と将来展望)”:松山隆司ほか、新技術コミュニケーションズ発行の「第3章カメラキャリブレーション」に記載のように、世界座標(ワールド座標)と画像座標(画像メモリの座標)の関係は一意に定めることが可能である。
【0095】
すなわち、図5に示すように、画像メモリの座標系x、yと、ワールド座標X、Yは、X(x、y)、Y(x、y)の関数として定義できる(予め画像メモリの座標とワールド座標を複数個の組で与えることが必要)。
【0096】
そこで、以下、プレート検出の閾値、一連番号抽出の閾値値、プレートサイズ判定の閾値のそれぞれの算出手法について説明する。
【0097】
▲1▼ プレート検出用閾値の算出
視野が広くなっても一連番号の切り出しを正確に実行できるようにするためには、各画像上の位置座標に対して、ナンバープレートの最小最大高さ、最小最大幅などを算出し、これを記憶しておけばよい。
【0098】
そこで、まず、画像上の座標(x、y)からワールド座標P(X、Y)を求めてみる。この場合、テレビカメラからの距離Lは上記の式5で算出できるので、図6に示すように、カメラ40の取り付け高さをH、カメラ40の縦視野角度をφ、大型プレートの高さをh、プレートの取り付け高さをh0とすると、距離L1の位置にある座標までのカメラの角度θ1は、次の式6で算出でき、プレート高さhの場合のプレートの上端までの角度θ2は、次の式7で算出できる。
【0099】
角度θ1=tan-1((H−h0)/L1)…… ……(式6)
角度θ2=tan-1((H−h0)/L2)…… ……(式7)
【0100】
このようにして角度θ1、θ2が算出できたら、プレートの最大高さの閾値に用いる画素数PNは、次の式8で算出することができる。ここでPy は、画像メモリの縦方向の画素数である。
【0101】
画素数PN=(θ1、θ2)/(φ/Py)…………(式8)
【0102】
また、最小高さの閾値は、中型プレート高さhを式6に代入することにより、同じく式8で求めることができる。但し、この最小高さの閾値は、実際にはプレートの取り付け角度が変化し、多少大きさが変動するので、想定される取り付け角度分、閾値を広めに設定する。
【0103】
ところで、以上は、画素毎に閾値を算出するようにした場合の方式であるが、この場合、画像メモリのサイズ分、閾値を記憶するのは、実際にはメモリ容量の制限により困難な場合もある。
【0104】
そこで、この場合は、各画素位置の閾値を算出した後、画像メモリをn×m分割し、その範囲の平均値をブロック毎に求め、これを閾値として記憶するようにすればよい。
【0105】
このように、少なくともプレート検出の閾値は、画像上のどこに撮影されているか分からないため、各位置の閾値を予め計算し、記憶しておく必要がある。
【0106】
また、プレートの候補を抽出したときに求まる画像メモリの座標系x、yの中心座標を用い、その都度、閾値を算出し、候補物体が所定の閾値の範囲か否かを判定することも可能である。
【0107】
▲2▼ 一連番号抽出用閾値の算出
一連番号抽出処理は、既にプレート切り出し処理によって、プレートのどこの位置が撮影されているか分かっているので、抽出したプレートの座標位置を用いて、一連番号の抽出閾値をその都度算出すればよい。
【0108】
そこで、いまねナンバープレートを切り出したときに得られる画像上のプレート中心x座標及び下端座標(x、y)からワールド座標P(X、Y)を求めると、カメラからの距離Lが上記の式5で算出できる。
【0109】
そして、この距離Lが算出できれば、前述と同じように、テレビカメラ40の取り付け高さH、その縦視野角度φ、大型プレートの一連番号の高さh、プレートの取り付け高さh0(車両によって変化するので経験的な数値を代入)とすると、距離L1の位置にあるプレート下端座標までのカメラの角度θ1は、上記の式6で算出できる。
【0110】
一方、高さhの文字の場合の一連番号の上端までの角度θ2は、次の式9により算出できる。
【0111】
角度θ2=tan-1((H−h0−h)/L1)…………(式9)
【0112】
このようにして、角度θ1、θ2が算出されたら、一連番号の最大高さの閾値に用いる画素数は、上記の式8により算出することができる。同様に中型プレートの文字高さを用いて最小閾値を算出する。このとき、実際にはプレートの取り付け角度が変化し、多少大きさが変動するので、これもプレート検出用閾値のときと同様、想定される取り付け角度分、閾値を広めに設定する。
【0113】
なお、図1(又は図3、図10)の処理16による一連番号抽出は、上記の手法で判定し、図1の処理33による拡大画像からの一連番号抽出は、元の閾値を画像拡大のスケール分補正するだけでよい。
【0114】
▲3▼ プレートサイズ判定用閾値の算出
ここでプレートサイズは大型、中型プレートの一連番号の高さの平均値が閾値となる。そこで、一連番号を切り出したときに得られる画像上の下端座標(x、y)からワールド座標P(X、Y)を求めると、カメラからの距離Lは式5で算出できる。
【0115】
そして、この距離Lが算出できれば、前述と同じように、テレビカメラ40の取り付け高さH、カメラ40の縦視野角度φ、大型プレートと中型プレートの一連番号の高さの平均をh(中型と大型の平均高さなら100mm)、プレートの取り付け高さh0として、距離L1の位置にある一連番号の下端座標までのカメラの角度θ1は上記の式6で算出でき、また、高さhの文字の場合の一連番号の上端までの角度θ2は上記の式7、又は上記の式9で算出できる。
【0116】
ここで、上記式7の場合、一連番号の上端の画像メモリ座標(x2、y2)からワールド座標X2、Y2を算出し、これから距離L2を求めることになる。
【0117】
このようにして、角度θ1、θ2が算出できると、プレート判定の閾値に用いる画素数は上記の式8で算出することができる。
【0118】
ところで、これらの処理は、一連番号それぞれで実行するのが望ましいが、処理時間の短縮のために、一連番号全体の平均x、y座標を用いて判定閾値を算出するようにしても構わない。何故なら、一連番号の右端と、左端の閾値はさほど変わらないからである。
【0119】
このときの画像メモリとワールド座標の対応関係を表わす式には、他にもいくつか考えられるが、何れにしても一連番号の座標から中型、大型プレートの判定閾値を求める方式は全て含まれる。
【0120】
なお、ここでも、図1の処理17によるプレートサイズ判定は上記の手法で判定し、図1の処理34による拡大画像から一連番号を切り出した後のプレート判定には、元の閾値を画像拡大のスケール分補正することでよい。
【0121】
以上のように、本発明の実施形態によれば、画像座標とワールド座標との関係から画面上の各種閾値を算出することで、プレート検出、一連番号抽出、プレートサイズ判定を視野が広くなっても正確に実行でき、結果的にプレートの文字認識精度を向上することができる。
【0122】
従って、上記実施形態によれば、従来2mm/画素程度の分解能で撮影して車番認識し、認識率を確保していたが、プレート部分を切り出し、その画像を所定のサイズに拡大処理することで、3mm/画素程度の分解能まで視野幅を広げることができ、結果的に低価格のテレビカメラで道路を広く監視することが可能になる。
【0123】
また、視野が広がった分、画面のどの部分で撮影されたかにより、プレートサイズ、一連番号のサイズが異なるが、上記実施形態では、プレートや、一連番号の画像メモリ座標から、プレート検出、一連番号抽出、プレートサイズ判定に用いる閾値を自動的に算出することで、各種切り出しを正確に実行でき、視野が広くなった場合でもプレートの文字認識精度を向上することができる。
【0124】
【発明の効果】
本発明によれば、1台のテレビカメラを用いただけで、広い範囲に渡って確実に車番の認識が可能な車番認識装置を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車番認識装置の一実施形態により実行される車番認識処理を説明するための流れ図である。
【図2】入力画像から切り出すプレート領域の説明図である。
【図3】本発明に係る車番認識装置の他の一実施形態により実行される車番認識処理を説明するための流れ図である。
【図4】テレビカメラと道路の位置関係を示す説明図である。
【図5】画像メモリの座標系とワールド座標系の関係を示す説明図である。
【図6】テレビカメラと車両の位置関係を横から見たときの説明図である。
【図7】車番認識装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図8】一連の流れによる車番認識処理の説明図である。
【図9】日本の自動車におけるナンバープレートの説明図である。
【図10】従来技術の車番認識装置により実行される車番認識処理を説明するための流れ図である。
【図11】ナンバープレートに各種コード領域を設定する処理の説明図である。
【図12】各種コード領域の濃度分布から文字の領域を決定する処理の説明図である。
【符号の説明】
30 視野サイズ算出処理
32 プレート領域拡大処理
33 一連番号抽出処理
34 プレートサイズ判定処理
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a monitoring system using a television camera applied to a road or the like, and more particularly to a vehicle number recognition device that captures characters by photographing a license plate of an automobile.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a system that recognizes the car number of a car using a television camera (television camera) for grasping road traffic conditions and statistical management has become widespread. Is installed, the license plate of the passing vehicle is photographed, and the number is automatically recognized by character recognition.
[0003]
Therefore, in this system, a certain degree of high resolution is required for reading an image by the television camera. For this reason, if a normal NTSC system television camera is used, a field of view width of only about 1000 mm can be secured.
[0004]
Therefore, in order to monitor the entire road width, it is common to use a dedicated high-definition TV camera. In this case, however, the TV camera becomes expensive, and the signal input system for image processing has a special specification. In addition, since the number of pixels to be processed becomes enormous, an extremely high-speed image processor is required.
[0005]
Here, also in the prior art, an apparatus for recognizing a car number using a single television camera has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
[0006]
Therefore, this conventional technique will be described below. Here, first, FIG. 7 is shown. In this example, a TV camera 40, an A / D converter 41 that converts an analog video signal output therefrom to a digital signal, and a digital video signal are recorded. An image memory 4732, an image processor 43, and a CPU 44 that executes various operations and controls various hardware.
[0007]
Here, the TV camera 40 is of a general NTSC system, and the image memory 42 can store a normal TV camera image, an image in the process, and the like in this case. A plurality of memories having a storage capacity of about 512 × 512 are provided.
[0008]
The image processor 43 also performs local maximum value filter processing and local minimum value filter processing of the image, difference processing for each pixel, smoothing processing, differentiation processing, binarization processing, binarized image expansion processing, and labeling processing. It performs functions necessary for general image processing such as histogram processing.
[0009]
In this prior art, the car number recognition process is performed by first cutting out a plate from the image, then cutting out a serial number of up to 4 digits, and following this, various code areas (land transportation branch code of place name, vehicle type code, use code) (Area etc.) is cut out, and each character is recognized according to a series of flows.The calculation of various code areas at this time is obtained from the size of the serial numbers and their positions. ing.
[0010]
Therefore, the process according to a series of flows at this time will be briefly described with reference to FIG. 8. This process includes a plate extraction unit 1 that extracts a plate region from an input image and a serial number that extracts a serial number in the plate. Executed by the extraction unit 2, the code area coordinate calculation unit 3 for calculating the coordinate positions of the land transportation branch office code, the vehicle type code, and the use code from the extracted serial number coordinates, and the character recognition processing unit 4 for recognizing each code. Is done.
[0011]
As a result, since the character recognition processing unit 4 knows in advance what kind of character exists for each code area, the character recognition unit 5, the land transportation branch code (location name) recognition unit 6, and the application code ( Hiragana) It is divided into the recognition part 7.
[0012]
Next, the plate recognition processing according to this prior art will be described. Here, the license plate of the automobile will be described first. FIG. 9 shows the shape of the license plate in Japan (Japan). This is composed of a serial number 11 of up to four digits, a land transportation branch office code 12 of a place name, a vehicle type code 13, and a use code 14.
[0013]
At this time, as shown in FIGS. 9 (a) and 9 (b), there are two types of Japanese plates, medium size and large size. The size of the medium size serial number 11 is 40 × 80 mm, The size is determined to be 60 × 120 mm, but the land transportation branch code 12, vehicle type code 13, and application code 14 are 40 mm in height for both large and medium types. Therefore, the height of the serial number is 2 of the other codes. It is more than double the size.
[0014]
As shown in FIG. 8, the license plate recognition procedure is a procedure of plate cutting, serial number extraction, code area coordinate calculation, and character recognition of each code area. Therefore, hereinafter, the license plate recognition procedure will be sequentially described with reference to the processing flow of FIG.
[0015]
At this time, the imaging field size (or resolution) is given as a parameter in advance, and threshold values (hereinafter referred to as threshold values) for the plate size, character size, etc. are stored in advance.
[0016]
(1) Image input (not shown)
An image captured by the television camera 40 is taken into the image memory 32. Here, it is assumed that an NTSC system camera is used as the TV camera 40, and an image is captured with a width of 512 pixels and a height of 240 pixels.
[0017]
(2) Plate cutting (process 15 in FIG. 10)
Where the plate is located in the captured image varies depending on the traveling position of the automobile and the mounting position of the plate. Therefore, it is necessary to recognize the position of the plate from the input image. There are various methods for this purpose, but here, a method is adopted in which a region having a strong edge is extracted and shaped to detect the plate.
[0018]
For this reason, the threshold values used for extraction include a minimum and maximum plate width, a minimum and maximum height, and the detailed description is omitted.
[0019]
(3) Extraction of serial number (process 16 in FIG. 10)
A serial number is extracted as a binary image for the plate area. There are various binarization methods at this time, but detailed description thereof is omitted here. Then, an object having a size within a specified range (a range of a field number set in advance or a sequence number determined by resolution) is extracted from the binary image, and only the objects arranged in a line are serial number candidates. Extract as
[0020]
When extracting the serial number, the area coordinates (X start point, X end point, Y start point, Y end point) of each character are obtained, and the center X, Y coordinate, character height, width, etc. of each character are obtained from the values. .
[0021]
(4) Determination of plate size (process 17 in FIG. 10)
As shown in FIG. 9, the position coordinates of each code differ between the large plate and the medium plate. Therefore, since the relative distance from the coordinate position of the extracted serial number is also different, it is necessary to determine the plate size.
[0022]
The specific processing at this time is processing that uses the average height of the characters with serial numbers, and determines that the plate is a large plate if the height of the characters is equal to or greater than a predetermined value (a threshold determined by a preset field size). It becomes.
[0023]
(5) Calculation of resolution in X direction and Y direction (process 18 in FIG. 10)
Since the size (number of pixels) of the serial number varies depending on the position at the time of image capture and the downward angle of the plate, it is necessary to calculate the vertical and horizontal resolution from the extracted number of pixels of the serial number.
[0024]
At this time, since the character width is 40 mm in the case of the medium plate, the resolution in the X direction is 40 mm / character width (number of pixels). On the other hand, the vertical resolution is 80 mm / character height (number of pixels) since the character height is 80 mm in the case of a medium-sized plate.
[0025]
In the case of a large size, similarly, the resolutions in the X and Y directions are calculated using values of width 60 mm and height 120 mm. Note that the horizontal resolution is not the character width as described above, but the calculation of the resolution from the first and fourth character intervals for four-digit characters and the three-digit interval for three-digit characters. There is little error.
[0026]
In case of 1 digit, it is calculated by the character width. At this time, the number “1” has a different width. Therefore, it is necessary to devise such as calculating from the distance between the dots or estimating from the character height. There are many, but it is unavoidable.
[0027]
(6) Coordinate calculation of each code area (process 19 in FIG. 10)
Since the position coordinates of each code are different between the large plate and the medium plate as described with reference to FIG. 9, the coordinates of each code area are calculated using the resolution in the X direction and Y direction calculated in the processing 18. For example, since the vehicle type code area is in the range of 40 mm height from 15 mm above the serial number, the pixel position is calculated by dividing 15 mm and 55 mm by the Y direction resolution (mm / pixel).
[0028]
Also, the distance from the first digit center coordinate from the left of the serial number to the center coordinate of the application code is 55 mm away and 40 mm wide in the case of a medium plate, so the horizontal range of the application code is a pixel in the range of 35 mm to 75 mm. Find from position.
[0029]
In the case of a large plate, since it is 40 mm wide at a distance of 87.5 mm, it is obtained from a pixel position corresponding to a range of 67.5 to 107.5 mm.
[0030]
As shown in FIG. 11, such processing is executed for all the code areas, and the coordinates of the land transportation branch office code 22, the vehicle type code 23, and the use code 24 are calculated. Note that the coordinates of each code area are set to an area wider than the actual dimension in consideration of error, positional deviation, plate bending, and the like.
[0031]
(7) Character area extraction (process 20 in FIG. 10)
The code area at this time is a slightly wider area in consideration of errors and the like as described above. For this reason, the actual region to be recognized is determined using the density projection distribution.
[0032]
In this process, as shown in FIG. 4, the code area coordinates 25 are set for the input image, and the density is accumulated in the vertical direction (x-axis projection distribution) and the horizontal direction (y-axis projection distribution), respectively. The projection distribution is obtained, the coordinates whose frequency exceeds a predetermined threshold value are obtained for each direction, and the coordinates of the character area 26 in the recognized range are obtained.
[0033]
(8) Character recognition (process 21 in FIG. 10)
Here, the character area of each code obtained as described above is recognized using, for example, a neural network. At this time, the license plate characters have fewer categories than general character recognition. Therefore, it can be recognized even at a relatively low resolution. For example, since the application code 14 is hiragana and has a size of 40 mm × 40 mm, it can be recognized even with about 10 × 10 pixels.
[0034]
In this way, if the area can be determined, even about 4 mm / pixel can be recognized, and the vehicle number can be recognized by one television camera 40. There are various other character recognition methods at this time, but they are omitted here.
[0035]
[Patent Document 1]
JP-A-6-215293
[0036]
[Problems to be solved by the invention]
In general, character recognition in a car number recognition device requires a resolution of 2 mm / pixel. Therefore, in the case of hiragana, since it is 40 mm × 40 mm, at least about 20 × 20 pixels are required.
[0037]
However, the character recognition itself after cutting out the character area is about 3 to 4 mm / pixel, that is, in the case of hiragana, it is 40 mm × 40 mm, so it is empirically known that there is no problem even with about 10 × 10-13 × 13 pixels. It has been.
[0038]
However, with such a low resolution of about 3 to 4 mm / pixel, it is difficult to cut out a character area, and as a result, character recognition cannot be performed.
[0039]
For this reason, when shooting at a resolution of 2 mm / pixel, for example, even when a high-definition camera of about 1000 × 500 pixels is used, the horizontal field of view of 2 m is full, and with an NTSC camera, 640 × 240 pixels Therefore, the field of view can be secured only about 1m horizontally.
[0040]
Moreover, since the actual road width is at least about 3 m, it is often overlooked in the monitoring range of 1 m. Therefore, in the prior art, it is necessary to install a plurality of NTSC cameras or use expensive high-definition cameras. .
[0041]
The character cut-out described above is determined by calculating a relative position to each code area calculated from the coordinates and size of the serial number. Therefore, for example, even when it is calculated that the number is 14.8 pixels to 20.4 pixels in the upward direction of the serial number, since the image data handles only integer values, the result is a range of 14 to 20 pixels. The higher the resolution, the greater the possibility that the area will shift.
[0042]
Even when the detailed area of each code is obtained with a density projection distribution, it is desirable to set the thresholds for determining the start and end coordinates of the projection distribution to real numbers, but errors occur because only integer values can be handled. Therefore, in the prior art, as a result, the region coordinates are misaligned, resulting in erroneous recognition.
[0043]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and an object of the present invention is to provide a vehicle number recognition device capable of recognizing a wide range with a single television camera.
[0044]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has been made by paying attention to the fact that the size of the serial number in the license plate is different from the size of other codes such as the place name (land transportation branch office code), vehicle type code, and application code. For this reason, a series number of a relatively large character size is cut out from a video photographed with a resolution of about 3 to 4 mm / pixel, and the resolution (or field size) at that time is calculated, from the predetermined resolution (or field size) Is larger (when the plate is smaller than the predetermined size), the entire area of the license plate is enlarged to a predetermined size (for example, resolution of 2 mm / pixel), and the vehicle type code, land transportation branch code, and application code are An area is cut out and recognized.
[0045]
As described above, with a resolution of 2 mm / pixel, a normal plate can be recognized almost 100%. With such a method, a wide field of view can be monitored by an inexpensive TV camera, and the vehicle number is recognized. Will be able to.
[0046]
For example, in the case of an NTSC camera, conventionally, only a field of view of about 1 m can be monitored. However, according to the present invention, a field of view of about 1.5 m, for example, can be monitored. Degree) can be monitored, and oversight of a vehicle traveling with an inexpensive configuration can be greatly reduced.
[0047]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a vehicle number recognition apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to an embodiment shown in the drawings. Here, FIG. 1 is a license plate recognition procedure according to an embodiment of the present invention. The hardware configuration is the same as that of the prior art described in FIG.
[0048]
Also in this embodiment of the present invention, the vehicle number recognition process is the same as the prior art described in FIG. 8, and the plate extraction unit 1 for extracting a region from the input image and the serial number in the plate A serial number extracting unit 2 for extracting a code, a code area coordinate calculating unit 3 for calculating each coordinate position of a land transportation branch code, a vehicle type code, and a use code from the coordinates of the extracted serial number, and a character recognition processing unit for recognizing each code 4 is executed by each unit.
[0049]
Accordingly, in this embodiment, as is apparent from FIG. 1, in the license plate recognition procedure in the prior art described with reference to FIG. 10, the following processing is added when the field of view is wide.
[0050]
As described above, in the license plate, the character size of the serial number is larger than that of the land transportation branch office code and the vehicle type code, and therefore, even if the field of view is slightly expanded, the characters are not easily crushed.
[0051]
Therefore, in the present invention, after the serial number is cut out, the current resolution is calculated, the entire area of the plate is enlarged so that the resolution becomes a predetermined value (for example, 2 mm / pixel), and the image is again processed. The serial number was cut out and the area settings for various code areas were executed.
[0052]
In this way, it is possible to determine the same area as a video shot with a resolution equivalent to that of a video shot with a resolution of 2 mm / pixel, and it can be recognized with a low resolution. It will come to an end.
[0053]
Hereinafter, the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the flowchart of FIG. In FIG. 1, the processes having the same numbers as those in FIG. 10 are the same as those in the prior art, so the description thereof will be omitted, and only the processes 30 to 34 added between the processes 17 and 18 will be described. .
[0054]
(1) Calculation of visual field size (process 30 in FIG. 1)
Similar to the prior art described in FIG. 10, processing 15 to processing 17 is completed, and the center X coordinate of each character of the serial number extracted in a wide visual field is obtained, and the visual field size in the horizontal direction (x direction) is obtained from this interval. Is calculated. The field size at this time is slightly different from the preset field size parameter. This is because the farther the plate loading position is, the larger the calculated visual field is.
[0055]
Therefore, the field of view size is calculated using the coordinates of the cut out serial number. Here, the character spacing differs depending on the plate size, so if the plate type is medium, the first digit and the fourth digit of the serial number. Since the distance between the eyes is 195 mm as shown in FIG. 9A, the number of pixels in the image memory is 512 pixels, and the number of pixels in the first and fourth digits of the extracted serial number is P. 1-4 Then, the visual field size S at this time M Is calculated by the following equation 1.
[0056]
Field size S M = 512 × (195 / P 1-4 ) ………… (Formula 1)
[0057]
When it is determined that the plate is a large plate, the distance between the first and fourth digits is 272.5 mm as shown in FIG. L Is calculated by the following equation 2.
[0058]
Field size S L = 512 × (272.5 / P 1-4 ) ………… (Formula 2)
[0059]
Here, as an example, the width reference is obtained at the positions of the first digit and the fourth digit. However, other methods may be used for the reference width, and any example is not included in the gist of the present invention. There is no.
[0060]
Here, the visual field size is calculated, but since the value obtained by multiplying the resolution by the number of horizontal pixels of the image memory is the visual field size, the same processing can be performed even if the resolution is calculated.
[0061]
Therefore, the resolution A in the case of a medium license plate M Is expressed in Equation 3, and the resolution A for a large size L Is shown in Equation 4.
[0062]
Medium resolution A M = 195 / P 1-4 ............ (Formula 3)
Large resolution A L = 272.5 / P 1-4 ............ (Formula 4)
[0063]
(B) Judgment of visual field size (process 31 in FIG. 1)
In this process, it is determined whether the visual field size is equal to or larger than a predetermined value. At this time, if the TV camera 40 is of the NTSC system, it is determined whether it is 1.2 m or more, for example. When the visual field size is equal to or smaller than the predetermined value, the process proceeds from here to process 18, and at this time, the same process input as in the prior art is obtained.
[0064]
Note that if the resolution is determined instead of the field of view size, it may be determined whether or not the resolution is greater than 2 mm / pixel.
[0065]
(C) Plate area enlargement process (process 32 in FIG. 1)
When the visual field size obtained in the process 31 is equal to or larger than the predetermined value, the plate is small, and the enlargement process is executed for the plate area. At this time, in order to speed up the processing, as shown in FIG. 2, only the input image of the plate area 35 is cut out and enlarged to a predetermined resolution size.
[0066]
For example, when standardizing to 2 mm / pixel, the standard visual field size is 512 pixels × 2 mm / pixel = 1024 mm, so that the visual field size calculated from the serial number is enlarged by 1024.
[0067]
Strictly speaking, it is necessary to change the enlargement magnification in the X direction and the Y direction, but here, the Y direction is enlarged as much as the magnification in the X direction.
[0068]
Here, there are methods such as nearest neighbor interpolation, 4-point linear interpolation (bilinear method), and 16-point interpolation (bicubic method) for image enlargement processing, but considering the high processing speed and image quality, Satisfactory results are obtained with 4-point linear interpolation.
[0069]
At this time, since the serial number is extracted, the enlargement area can be increased in speed by calculating the plate area size determined from the serial number and enlarging only this area.
[0070]
(D) Re-extraction of serial number from enlarged image (process 33 in FIG. 1)
Next, the serial number is extracted again from the enlarged image. Then, the coordinates of the serial number are calculated from the extracted image in the same manner as in the prior art. At this time, the coordinates of each code area determine the relative position from the coordinates of the serial number. Therefore, the coordinates of the serial number need to be calculated as accurately as possible.
[0071]
Here, the reason why the serial number is cut out again is that the character size and position can be obtained more correctly in the binary image when the character is larger than the binary image when the character is smaller.
[0072]
(E) Determination of plate size (process 34 in FIG. 1)
Here, the average height of the characters with the serial number is used, and if the height of the characters is equal to or greater than a predetermined value, it is determined that the plate is a large plate. Unlike the initial plate size determination (FIG. 1, that is, the process 17 in FIG. 10), the threshold used for the determination at this time is a character size calculated in accordance with the resolution at the time of enlargement. Will be used.
[0073]
Here, since the processing 33 in FIG. 1 is unified to 2 mm / pixel, the field width becomes 1024 mm, and the character size when the image is taken with this field width, that is, the initial field size is 1500 mm. Since the large serial number has an average height of 100 mm, a threshold corresponding to the size is set.
[0074]
If the field size after enlargement is 1000 mm, the plate size is determined using a value that is increased by about 3/2 as a threshold value.
[0075]
It should be noted that this plate size determination has a low possibility of erroneous determination even if the determination result (process 17) when the field of view is wide is used as it is, but it is determined again here just in case.
[0076]
After the above processing, the vehicle number recognition is performed by executing the resolution calculation processing 18, the code area extraction processing 19, the character extraction processing 20, and the character recognition processing 21 as in the prior art.
[0077]
As described above, in the embodiment of the present invention, the serial number is cut out from the image of the wide photographing field of view, the field size (or resolution) is calculated from the coordinates of the serial number, and the plate region corresponds to the predetermined resolution by this field size. The serial number is extracted again from the image, the resolution is calculated again from the coordinates of the serial number, the position of each code area is obtained from the relative distance from the serial number, and character recognition is performed.
[0078]
As a result, according to the above embodiment, the character area can be correctly positioned even if the character of each code is small. As a result, character extraction and character recognition can be correctly executed, and erroneous recognition can be prevented.
[0079]
With such a process, in the above embodiment, it is possible to increase the field of view with a general NTSC inexpensive television camera without using an expensive high-definition television camera. The probability of missing a number can be greatly reduced.
[0080]
If the field of view size is too large, the serial number will be crushed and cannot be extracted, resulting in difficulty in recognizing all characters. Therefore, it is necessary to set the visual field size within a range in which the resolution (about 3 mm / pixel) that can correctly extract the serial number can be maintained.
[0081]
By the way, in the processing according to the above embodiment, the visual field size and the resolution are calculated from the character pitch of the serial number, and this is enlarged so as to become a predetermined value. However, in the case of a fixed camera, the visual field size is often fixed.
[0082]
Therefore, even in the present invention, when a fixed TV camera is used, instead of extracting the serial number and calculating the visual field size, the plate area is enlarged at a fixed magnification so as to have a predetermined resolution in advance. You may implement by performing the process after a serial number extraction process from an image.
[0083]
FIG. 3 is a flowchart showing an embodiment of the present invention in such a case, but here again, the same numbers as those in the flowcharts of FIGS.
[0084]
When the plate is cut out in the process 15, the plate area is obtained as indicated by 35 in FIG. Therefore, if the field of view size is, for example, 3000 mm and the number of pixels is 1000 pixels, the plate area 35 is enlarged to 2 mm / pixel in this case (3 in FIG. 3).
[0085]
Thus, even if the plate region is always enlarged at a fixed magnification, the same effect as that of the embodiment described with reference to FIG. 1 can be obtained.
[0086]
However, if there are many plate candidates, enlargement processing occurs for each region, and processing time increases. When it is necessary to deal with various field sizes, it is desirable to calculate the field size (or resolution) and enlarge based on the value as in the embodiment of FIG.
[0087]
By the way, when the field of view that can be recognized is widened by the processing in the above embodiment, the plate size and the character size are greatly different between the lower right and upper left of the screen. In particular, the difference becomes even larger when the lane is photographed obliquely from the side of the road.
[0088]
In the plate detection process in the above embodiment, the minimum maximum height and the minimum maximum width of the plate are set as thresholds, and the minimum character height and the maximum character height are set for the serial number extraction process. , I try to cut out objects that fall within that range.
[0089]
At this time, if the field of view is not so wide, it is sufficient to define one kind of the minimum and maximum thresholds. However, if the field of view becomes wider, one kind of threshold cannot be used.
[0090]
In addition, the plate size determination (medium size, large size determination) processing is also performed with the character height threshold set to one value, but this can also be handled with a single threshold when the field of view of the TV camera is increased. For example, it is necessary to take measures such that the lower right corner of the screen is a large plate with a series number of 20 pixels or more, a middle plate is less, and the upper left is 15 pixels or more.
[0091]
In this license plate recognition process, if plate detection, serial number extraction, and plate size determination are mistaken, all subsequent processes will malfunction, so setting a threshold value for these is an extremely important matter.
[0092]
Here, FIG. 4 shows a coordinate system when the TV camera 40 is installed beside the road and the road 41 is photographed obliquely from the side. In this case, the TV camera 40 is the origin, the left direction is the X coordinate, When the depth direction is the Y coordinate, the distance L from the TV camera 40 to the point P (X, Y) is determined by the following equation (5).
[0093]
Distance L = √ (X 2 + Y 2 ) ………… (Formula 5)
[0094]
On the other hand, “Computer Vision (Technical Review and Future Prospects)”: Takashi Matsuyama and others, as described in “Chapter 3 Camera Calibration” published by New Technology Communications, world coordinates (world coordinates) and image coordinates (of image memory) The relationship of (coordinates) can be uniquely determined.
[0095]
That is, as shown in FIG. 5, the coordinate system x, y of the image memory and the world coordinates X, Y can be defined as a function of X (x, y), Y (x, y) (previously the coordinates of the image memory). And world coordinates in multiple pairs).
[0096]
Therefore, calculation methods for the plate detection threshold, the serial number extraction threshold, and the plate size determination threshold will be described below.
[0097]
(1) Calculation of plate detection threshold
To make it possible to accurately extract serial numbers even when the field of view is widened, calculate the minimum maximum height, minimum maximum width, etc. of the license plate for the position coordinates on each image. Just remember.
[0098]
First, the world coordinates P (X, Y) are obtained from the coordinates (x, y) on the image. In this case, since the distance L from the TV camera can be calculated by the above equation 5, as shown in FIG. 6, the mounting height of the camera 40 is H, the vertical viewing angle of the camera 40 is φ, and the height of the large plate is h, where the mounting height of the plate is h0, the camera angle θ1 up to the coordinates at the distance L1 can be calculated by the following equation 6, and the angle θ2 to the upper end of the plate at the plate height h is It can be calculated by the following formula 7.
[0099]
Angle θ1 = tan -1 ((H−h0) / L1) ………… (Formula 6)
Angle θ2 = tan -1 ((H−h0) / L2) ………… (Formula 7)
[0100]
If the angles θ1 and θ2 can be calculated in this way, the number of pixels PN used for the maximum height threshold of the plate can be calculated by the following equation (8). Here, Py is the number of pixels in the vertical direction of the image memory.
[0101]
Number of pixels PN = (θ1, θ2) / (φ / Py) (Equation 8)
[0102]
Further, the threshold value of the minimum height can be obtained from the same equation 8 by substituting the medium plate height h into the equation 6. However, the threshold value of the minimum height is set to be wider by an estimated attachment angle because the attachment angle of the plate actually changes and the size slightly varies.
[0103]
By the way, the above is a method in which the threshold value is calculated for each pixel, but in this case, it may be difficult to store the threshold value for the size of the image memory due to the limitation of the memory capacity. is there.
[0104]
Therefore, in this case, after calculating the threshold value of each pixel position, the image memory may be divided into n × m, an average value of the range may be obtained for each block, and this value may be stored as the threshold value.
[0105]
As described above, since at least the threshold value for detecting the plate is unknown on the image, it is necessary to calculate and store the threshold value for each position in advance.
[0106]
It is also possible to determine whether or not the candidate object is within a predetermined threshold range by using the center coordinates of the image memory coordinate system x and y obtained when the plate candidates are extracted and calculating the threshold value each time. It is.
[0107]
(2) Calculation of threshold for sequence number extraction
Since the serial number extraction process already knows the position of the plate that has been imaged by the plate cutout process, the extraction threshold of the serial number may be calculated each time using the coordinate position of the extracted plate.
[0108]
Therefore, when the world coordinate P (X, Y) is obtained from the plate center x coordinate and the bottom coordinate (x, y) on the image obtained when the license plate is cut out, the distance L from the camera is expressed by the above formula. 5 can be calculated.
[0109]
If the distance L can be calculated, the mounting height H of the TV camera 40, the vertical viewing angle φ, the height h of the serial number of the large plate, the mounting height h0 of the plate (which varies depending on the vehicle) as described above. Therefore, if the empirical numerical value is substituted), the camera angle θ1 up to the plate lower end coordinates at the position of the distance L1 can be calculated by the above equation 6.
[0110]
On the other hand, the angle θ2 to the upper end of the serial number in the case of a character with a height h can be calculated by the following equation (9).
[0111]
Angle θ2 = tan -1 ((H−h0−h) / L1) (Equation 9)
[0112]
When the angles θ1 and θ2 are calculated in this way, the number of pixels used for the maximum height threshold of the serial number can be calculated by the above equation 8. Similarly, the minimum threshold value is calculated using the character height of the medium plate. At this time, since the mounting angle of the plate actually changes and the size slightly fluctuates, the threshold value is also set wider by an estimated mounting angle as in the case of the threshold value for plate detection.
[0113]
Note that the serial number extraction by the process 16 in FIG. 1 (or FIG. 3, FIG. 10) is determined by the above method, and the serial number extraction from the enlarged image by the process 33 in FIG. It is only necessary to correct the scale.
[0114]
(3) Calculation of plate size judgment threshold
Here, the plate size is large, and the average value of the heights of the serial numbers of the medium plates is the threshold. Therefore, when the world coordinates P (X, Y) are obtained from the lower end coordinates (x, y) on the image obtained when the serial number is cut out, the distance L from the camera can be calculated by Equation 5.
[0115]
If this distance L can be calculated, the height H of the TV camera 40, the vertical viewing angle φ of the camera 40, and the average height of the serial numbers of the large plate and the medium plate are set to h (the medium size and the medium size) as described above. (Large average height is 100mm), plate mounting height h0, the camera angle θ1 to the bottom coordinate of the serial number at the position of distance L1 can be calculated by the above formula 6, and the character of height h In this case, the angle θ2 to the upper end of the serial number can be calculated by the above formula 7 or the above formula 9.
[0116]
Here, in the case of Equation 7, the world coordinates X2, Y2 are calculated from the image memory coordinates (x2, y2) at the upper end of the serial number, and the distance L2 is obtained therefrom.
[0117]
When the angles θ1 and θ2 can be calculated in this way, the number of pixels used for the plate determination threshold can be calculated by the above equation 8.
[0118]
By the way, it is desirable to execute these processes for each serial number. However, in order to shorten the processing time, the determination threshold may be calculated using the average x and y coordinates of the entire serial number. This is because the threshold values at the right end and the left end of the serial number do not change much.
[0119]
There are several other possible expressions for the correspondence between the image memory and the world coordinates at this time, but in any case, all methods for obtaining the determination threshold values for the medium and large plates from the serial number coordinates are included.
[0120]
Here again, the plate size determination by the process 17 in FIG. 1 is determined by the above-described method, and the original threshold is set to the image enlargement for the plate determination after extracting the serial number from the enlarged image by the process 34 in FIG. It is sufficient to correct the scale.
[0121]
As described above, according to the embodiment of the present invention, the field of view of plate detection, serial number extraction, and plate size determination is widened by calculating various threshold values on the screen from the relationship between the image coordinates and the world coordinates. Can be executed accurately, and as a result, the character recognition accuracy of the plate can be improved.
[0122]
Therefore, according to the above-described embodiment, the vehicle number is recognized by photographing with a resolution of about 2 mm / pixel, and the recognition rate is ensured. However, the plate portion is cut out and the image is enlarged to a predetermined size. Thus, the field of view can be widened to a resolution of about 3 mm / pixel, and as a result, the road can be widely monitored with a low-cost TV camera.
[0123]
In addition, the size of the plate size and the serial number varies depending on which part of the screen was taken as the field of view widened. In the above embodiment, the plate detection and the serial number are determined from the image memory coordinates of the plate and the serial number. By automatically calculating the threshold values used for extraction and plate size determination, various types of clipping can be accurately executed, and the character recognition accuracy of the plate can be improved even when the field of view is widened.
[0124]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the vehicle number recognition apparatus which can recognize a vehicle number reliably over a wide range only by using one television camera can be provided easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart for explaining a vehicle number recognition process executed by an embodiment of a vehicle number recognition device according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a plate region cut out from an input image.
FIG. 3 is a flowchart for explaining vehicle number recognition processing executed by another embodiment of the vehicle number recognition device according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a positional relationship between a television camera and a road.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a relationship between a coordinate system of an image memory and a world coordinate system.
FIG. 6 is an explanatory diagram when the positional relationship between the television camera and the vehicle is viewed from the side.
FIG. 7 is a block diagram illustrating an example of a hardware configuration of a vehicle number recognition device.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a vehicle number recognition process according to a series of flows.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a license plate in a Japanese automobile.
FIG. 10 is a flowchart for explaining vehicle number recognition processing executed by a conventional vehicle number recognition device.
FIG. 11 is an explanatory diagram of processing for setting various code areas in a license plate.
FIG. 12 is an explanatory diagram of processing for determining a character area from the density distribution of various code areas;
[Explanation of symbols]
30 Field size calculation processing
32 Plate area expansion processing
33 Sequence number extraction process
34 Plate size judgment processing

Claims (5)

テレビカメラで撮像した画像を処理し、ナンバープレートの文字を認識する車番認識システムにおいて、
前記画像からナンバープレート領域を切り出すプレート切り出し手段と、
前記切り出したナンバープレート領域からナンバープレートの一連番号を抽出する一連番号抽出手段と、
前記抽出した一連番号の文字の平均高さを用い、文字の高さが予め設定してある所定の閾値以上のとき大型プレートであると判定し、閾値に達しないときは中型プレートであると判定するプレートサイズ判定手段と、
前記抽出した一連番号の各文字の中心座標を求め、任意に選択した2文字の水平方向の画素数と、前記プレートサイズ判定手段により判定された中型又は大型プレートの2文字の水平方向の間隔と、画像メモリの画素数から視野サイズを算出する視野サイズ算出手段と、
前記算出した視野サイズが所定値以上の場合に、プレート近傍の画像を所定のサイズの拡大画像にする画像拡大手段と、
前記拡大画像から前記一連番号抽出手段により抽出した一連番号から一連番号以外の文字領域座標を算出する領域算出手段とを設け、
これら一連番号の位置座標と当該一連番号以外の文字領域座標に基づいて、ナンバープレートの一連番号を含めた各文字を認識するように構成したことを特徴とする車番認識装置。
In the car number recognition system that processes the image captured by the TV camera and recognizes the characters on the license plate,
Plate cutting means for cutting out the license plate region from the image;
Serial number extraction means for extracting the serial number of the license plate from the cut out license plate region;
Using the average height of the character with the extracted serial number, it is determined that the character plate is a large plate when the character height is equal to or greater than a predetermined threshold value, and is determined to be a medium plate when the threshold value is not reached. Plate size determination means to perform,
The center coordinates of each character of the extracted serial number is obtained, the number of pixels in the horizontal direction of two characters selected arbitrarily, and the horizontal interval between the two characters of the medium or large plate determined by the plate size determination means Visual field size calculating means for calculating the visual field size from the number of pixels of the image memory ;
When the calculated visual field size is a predetermined value or more, an image enlarging unit that makes an image near the plate an enlarged image of a predetermined size;
An area calculating means for calculating character area coordinates other than the serial number from the serial number extracted from the enlarged image by the serial number extracting means;
A vehicle number recognition apparatus configured to recognize each character including a serial number of a license plate based on the position coordinates of these serial numbers and the character region coordinates other than the serial numbers.
テレビカメラで撮像した画像を処理し、ナンバープレートの文字を認識する車番認識システムにおいて、
前記画像からナンバープレート領域を切り出すプレート切り出し手段と、
前記切り出したナンバープレート領域からナンバープレートの一連番号を抽出する一連番号抽出手段と、
前記抽出した一連番号の文字の平均高さを用い、文字の高さが予め設定してある所定の閾値以上のとき大型プレートであると判定し、閾値に達しないときは中型プレートであると判定するプレートサイズ判定手段と、
前記抽出した一連番号の1桁目と4桁目の前記プレートサイズ判定手段により判定された中型又は大型プレートの2文字の水平方向の間隔と、前記1桁目と4桁目の水平方向の画素数から水平の画素分解能(寸法/画素)を算出する分解能算出手段と、
前記算出した分解能が所定値以上の場合に、プレート近傍の画像を所定の分解能の拡大画像にする画像拡大手段と、
前記拡大画像から前記一連番号抽出手段により抽出した一連番号から一連番号以外の文字領域座標を算出する領域算出手段とを設け、
これら一連番号の位置座標と当該一連番号以外の文字領域座標に基づいて、ナンバープレートの一連番号を含めた各文字を認識するように構成したことを特徴とする車番認識装置。
In the car number recognition system that processes the image captured by the TV camera and recognizes the characters on the license plate,
Plate cutting means for cutting out the license plate region from the image;
Serial number extraction means for extracting the serial number of the license plate from the cut out license plate region;
Using the average height of the character with the extracted serial number, it is determined that the character plate is a large plate when the character height is equal to or greater than a predetermined threshold value, and is determined to be a medium plate when the threshold value is not reached. Plate size determination means to perform,
The horizontal spacing between the two characters of the medium or large plate determined by the plate size determining means of the first and fourth digits of the extracted serial number, and the horizontal pixels of the first and fourth digits Resolution calculating means for calculating horizontal pixel resolution (dimension / pixel) from the number;
When the calculated resolution is equal to or higher than a predetermined value, an image enlarging unit that makes an image near the plate an enlarged image with a predetermined resolution;
An area calculating means for calculating character area coordinates other than the serial number from the serial number extracted from the enlarged image by the serial number extracting means;
A vehicle number recognition apparatus configured to recognize each character including a serial number of a license plate based on the position coordinates of these serial numbers and the character region coordinates other than the serial numbers.
請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記プレート切り出し手段で用いられる閾値を、予め各画像位置に対応する前記テレビカメラからの距離に基づいて自動的に算出する手段が設けられていることを特徴とする車番認識装置。
In the invention according to claim 1 or claim 2,
A vehicle number recognizing device, characterized in that means for automatically calculating a threshold value used in the plate cutout means based on a distance from the television camera corresponding to each image position in advance is provided.
請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記一連番号抽出手段で用いられる閾値と前記プレートサイズ判定手段で用いられる閾値を、それぞれ前記プレート抽出手段で抽出したプレートの画像座標に対応する前記テレビカメラからの距離に基づいて自動的に算出する手段が設けられていることを特徴とする車番認識装置。
In the invention according to claim 1 or claim 2,
The threshold used by the serial number extracting means and the threshold used by the plate size determining means are automatically calculated based on the distance from the television camera corresponding to the image coordinates of the plate extracted by the plate extracting means, respectively. Means for providing a vehicle number is provided.
請求項3又は請求項4に記載の発明において、
前記プレートサイズ判定手段で用いられる閾値を、前記一連番号抽出手段で抽出した一連番号の画像座標に対応する前記テレビカメラからの距離に基づいて自動的に算出する手段が設けられていることを特徴とする車番認識装置。
In the invention according to claim 3 or claim 4,
Means are provided for automatically calculating a threshold used by the plate size determining means based on a distance from the television camera corresponding to the image coordinates of the serial number extracted by the serial number extracting means. Car number recognition device.
JP2003074390A 2003-03-18 2003-03-18 Car number recognition device Expired - Fee Related JP4224328B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003074390A JP4224328B2 (en) 2003-03-18 2003-03-18 Car number recognition device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003074390A JP4224328B2 (en) 2003-03-18 2003-03-18 Car number recognition device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004280713A JP2004280713A (en) 2004-10-07
JP4224328B2 true JP4224328B2 (en) 2009-02-12

Family

ID=33290055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003074390A Expired - Fee Related JP4224328B2 (en) 2003-03-18 2003-03-18 Car number recognition device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4224328B2 (en)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7466858B2 (en) * 2005-04-28 2008-12-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Methods for slide image classification
JP2009301179A (en) * 2008-06-11 2009-12-24 Panasonic Corp Pattern recognition device, pattern recognition method, program, and recording medium
WO2009150783A1 (en) * 2008-06-11 2009-12-17 パナソニック株式会社 Pattern recognition device, pattern recognition method, image-processing device and image-processing method
JP5339581B2 (en) * 2008-07-11 2013-11-13 パナソニック株式会社 Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
JP2011086082A (en) * 2009-10-15 2011-04-28 Hitachi Ltd Vehicle number recognition device and method for adjusting the same
CN102637362B (en) * 2012-04-01 2014-06-18 长安大学 Tunnel vehicle type identification method based on video
JP6177541B2 (en) * 2013-02-25 2017-08-09 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 Character recognition device, character recognition method and program
CN112488108B (en) * 2020-12-11 2024-08-13 广州小鹏自动驾驶科技有限公司 Parking space number identification method and device, electronic equipment and storage medium
CN112801093B (en) * 2021-01-11 2024-06-28 爱泊车科技有限公司 License plate information calibration method and device
CN117291208B (en) * 2023-11-24 2024-01-23 四川数盾科技有限公司 Two-dimensional code extraction method and system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004280713A (en) 2004-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111382704B (en) Vehicle line pressing violation judging method and device based on deep learning and storage medium
US8184859B2 (en) Road marking recognition apparatus and method
US8611662B2 (en) Text detection using multi-layer connected components with histograms
CN113109368B (en) Glass crack detection method, device, equipment and medium
CN107045634B (en) Text positioning method based on maximum stable extremum region and stroke width
JP6226368B2 (en) Vehicle monitoring apparatus and vehicle monitoring method
JP4224328B2 (en) Car number recognition device
CN106951896B (en) License plate image tilt correction method
CN111626225B (en) License plate recognition method, device and equipment for station vehicle and storage medium
CN110378351B (en) Seal identification method and device
JP2903923B2 (en) Car number recognition device
CN113283439A (en) Intelligent counting method, device and system based on image recognition
JPH09311905A (en) Line detecting method and character recognition device
Pan et al. An efficient method for skew correction of license plate
CN110135382B (en) Human body detection method and device
CN110059695B (en) Character segmentation method based on vertical projection and terminal
CN111242051A (en) Vehicle identification optimization method and device and storage medium
JP3244850B2 (en) License plate reader
KR100295360B1 (en) Image Processing Method Using Shading Algorithm
CN113159031B (en) Handwritten text detection method, device and storage medium
JP4244692B2 (en) Character recognition device and character recognition program
CN114166132A (en) Vehicle height snapshot measuring method and device
JP2005250786A (en) Image recognition method
KR102156488B1 (en) Method of detecting car number plate
CN109886120B (en) Zebra crossing detection method and system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4224328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees