JP4219633B2 - 記憶装置システムのデステージ方法、ディスク制御装置、記憶装置システム、及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、記憶装置システムのデステージ方法、ディスク制御装置、記憶装置システム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、計算機のキャッシュメモリの管理方式は、ライトバック方式が採用されることが多い。ライトバック方式はディスク装置へのアクセスの頻度が少なくて済み、ディスクアクセスのペナルティによる計算機の処理性能の低下を防止できるためである。しかし、ライトバック方式でキャッシュメモリを管理する場合には、ディスク装置への書き込みを後回しにするため、キャッシュメモリ上には、通常、ディスク装置に未書き込みのダーティデータが残されている。
【0003】
そのため、計算機をシャットダウンする際には、キャッシュメモリ上に残されているダーティデータをディスク装置へ書き込む処理(デステージ)を行うことが必要である。
デステージは、計算機システム内の各記憶階層において、上位階層から下位階層へ順番に行われなければならない。なぜならば、上位階層のキャッシュメモリにダーティデータが残されているかもしれないからである。従来の技術では、このデステージは、上位階層からの全てのデステージが完了してから、下位階層へのデステージを開始するように行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、計算機の高性能化に伴い、大容量のキャッシュメモリが搭載されるようになったことから、デステージに要する時間が増大した。
これは、例えば、突然の停電時などにデステージを行わなければならない時に特に大きな問題となる。なぜならば、停電に備えて計算機システムに搭載されるバックアップ用のバッテリからの電力の供給時間は有限であるからである。バッテリからの電力が供給される短時間の間にデステージが完了しなかった場合には、キャッシュメモリ上に記憶されていたダーティデータは消失する。このことは、計算機システムの信頼性を大きく損なうことになる。また、データを消失させないようにするためには大容量のバッテリを備えなければならない。このことは、計算機システムのコストアップ要因となるばかりでなく、バッテリを搭載するための大きな占有面積も必要とすることになる。
そこで、本発明はキャッシュメモリのデステージを短時間で行うことを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様は、ライトバック方式で管理される第二のキャッシュメモリを有するクライアント装置の複数と通信可能に接続し、ライトバック方式で管理される第三のキャッシュメモリを有するNASサーバと、ライトバック方式で管理される第一のキャッシュメモリを有し、物理ディスクに対してデータの読み出し及び書き込みを行うディスクコントローラと、を備え、前記物理ディスクの記憶領域を論理ボリュームに分類して管理する記憶装置システムのデステージ方法であって、前記NASサーバが、前記クライアント装置が前記記憶装置システムから読み出したデータがいずれの前記論理ボリュームに属するデータであるのかを管理し、前記第二のキャッシュメモリのフラッシュ処理により前記クライアント装置から送信されてくる前記第二のキャッシュメモリのダーティデータを受信して、これを前記第三のキャッシュメモリに格納し、ある前記論理ボリュームについて全ての前記クライアント装置からフラッシュ完了通知を受信した場合に、前記第三のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについて前記ディスクコントローラの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始し、前記ディスクコントローラが、前記ある論理ボリュームについての前記転送が完了した場合に、前記第一のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータの前記物理ディスクへの書き込みを開始することを特徴とする。
【0006】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、実施例の欄、及び図面により明らかにされる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本明細書の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
本発明の一態様は、ディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置と、前記ディスク制御装置に接続され、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の情報処理装置とを備える記憶装置システムのデステージ方法であって、前記ディスク制御装置による前記情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記情報処理装置が、前記第二のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置への書き込み予定のデータを、前記第一のキャッシュメモリへ転送する第一のステップと、前記ディスク制御装置が、前記ディスク装置に記憶されるデータを複数の管理グループに分類して管理し、前記第二のキャッシュメモリ上に残存していた、ある一の前記管理グループに所属する、前記ディスク装置への書き込み予定のデータが前記第一のキャッシュメモリ上に出揃った場合に、その管理グループに属する、前記第一のキャッシュメモリ上に残存する、書き込み予定のデータのディスク装置への書き込みを開始する第二のステップとを備えることを特徴とする。
【0008】
このような態様により、上位階層の全てのキャッシュメモリに記憶されていたデータの転送が終了するのを待つ必要がなくなり、ある管理グループに属するデータが出揃ったならば、当該データのデステージを開始することができる。これにより、キャッシュメモリのデステージを、短時間で行うことができる。
【0009】
また、本発明の一態様は、前記一の管理グループは、前記ディスク装置が提供する記憶領域に構成される複数の論理的な記憶領域である論理ボリュームの少なくとも一つと対応付けられて設定されていることを特徴とする。
このような態様により、ある論理ボリュームに属するデータが出揃ったならば、当該データのデステージを開始することができる。
【0010】
また、本発明の一態様は、前記第二のステップにおいて、ある論理ボリュームを使用している前記全ての情報処理装置から、前記第一のステップにおける転送が完了した旨の通知があった場合、その論理ボリュームについてのデステージを開始することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の一態様は、ディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置であって、前記ディスク制御装置に、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の情報処理装置と接続する第一の手段と、前記ディスク制御装置による前記情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記ディスク制御装置が、前記第二のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置への書き込み予定のデータを、前記情報処理装置から受信し、前記第一のキャッシュメモリへ格納する第二の手段と、前記ディスク装置に記憶されるデータを複数の管理グループに分類して管理すると共に、前記第二のキャッシュメモリ上に残存していた、ある一の前記管理グループに所属する、前記ディスク装置への書き込み予定のデータが前記第一のキャッシュメモリ上に出揃った場合に、その管理グループに属する、前記第一のキャッシュメモリ上に残存する、書き込み予定のデータのディスク装置への書き込みを開始する第三の手段とを備えることを特徴とするディスク制御装置に関する。
【0012】
また、本発明の一態様は、ディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置と、前記ディスク制御装置に接続され、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の情報処理装置とを備える記憶装置システムであって、前記情報処理装置に、前記情報処理装置から読み出したデータを一時的に格納する第三のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の外部情報処理装置と接続する第一の手段と、前記ディスク制御装置による前記外部情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記情報処理装置が、前記第三のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置への書き込み予定のデータを、前記外部情報処理装置から受信し、前記第二のキャッシュメモリへ格納する第二の手段と、前記情報処理装置が、前記第二のキャッシュメモリ上に残存する、書き込み予定のデータの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始する第三の手段と、前記ディスク制御装置が、前記ディスク装置に記憶されるデータを複数の管理グループに分類して管理し、前記第二のキャッシュメモリ上に残存していた、ある一の前記管理グループに所属する、前記ディスク装置への書き込み予定のデータが前記第一のキャッシュメモリ上に出揃った場合に、その管理グループに属する、前記第一のキャッシュメモリ上に残存する、書き込み予定のデータのディスク装置への書き込みを開始する第四の手段とを備えることを特徴とする記憶装置システムに関する。
【0013】
また、本発明の一態様は、前記記憶装置システムが備えるディスク制御装置と情報処理装置は、同一の筐体内に収容されていることを特徴とする記憶装置システムに関する。
【0014】
また、本発明の一態様は、データを複数の管理グループに分類して管理するディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置に接続され、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える情報処理装置に、前記ディスク制御装置による前記情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記第二のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置への書き込み予定のデータを、前記第一のキャッシュメモリへ転送する第一のステップと、前記書き込み予定のデータの転送が完了した旨の通知を行う第二のステップとを実行させるためのプログラムに関する。
【0015】
また、本発明の一態様は、ディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置に、前記ディスク制御装置に接続される、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の情報処理装置から、前記ディスク制御装置による前記情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記第二のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置への書き込み予定のデータを受信し、前記第一のキャッシュメモリへ格納する第一のステップと、前記ディスク装置に記憶されるデータを複数の管理グループに分類して管理すると共に、前記第二のキャッシュメモリ上に残存していた、ある一の前記管理グループに所属する、前記ディスク装置への書き込み予定のデータが前記第一のキャッシュメモリ上に出揃った場合に、その管理グループに属する、前記第一のキャッシュメモリ上に残存する、書き込み予定のデータのディスク装置への書き込みを開始する第二のステップとを実行させるためのプログラムに関する。
【0016】
また、本発明の一態様は、ディスク装置、及び前記ディスク装置への入出力データを一時的に格納する第一のキャッシュメモリを備え、データの記憶手段として機能するディスク制御装置と、前記ディスク制御装置に接続され、前記ディスク制御装置から読み出したデータを一時的に格納する第二のキャッシュメモリを備える、少なくとも1台以上の情報処理装置とを備える記憶装置システムのデステージ方法であって、前記ディスク制御装置による前記情報処理装置に対する前記記憶手段としての機能の中断に際し、前記情報処理装置が、前記第二のキャッシュメモリに格納されている、ディスク装置に未反映のデータを、前記第一のキャッシュメモリへ転送する第一のステップと、前記ディスク制御装置が、前記ディスク装置に記憶されるデータを複数のグループに区分けして、当該グループ内のディスク装置への未反映のデータ全ての前記第一のキャッシュメモリへの転送が完了した場合に、そのグループに属する、前記第一のキャッシュメモリ上に残存する、ディスク装置に未反映のデータの前記ディスク装置への書き込みを開始する第二のステップとを備えることを特徴とする。
【0017】
【実施例】
<第一の実施例>
第1の実施例に係る計算機システムのブロック図を図1に示す。
3台のクライアント計算機100がLAN(Local Area Network)500に接続されている。各クライアント計算機100は、LAN500を介して相互に情報の通信を行うことが可能である。また、LAN500には、記憶装置システム400が接続されている。各クライアント計算機100はLAN500を介して記憶装置システム400にアクセスし、データの読み出し及び書き込みを行う。一旦、記憶装置システム400から読み出されたデータは、キャッシュメモリ(以下、「キャッシュ」と記す)103上に記憶される。キャッシュ103は、ライトバック方式で管理されている。そのため、クライアント計算機100上で処理され、記憶装置システム400に書き込まれるべき、書き込み予定のデータは、キャッシュ103からリプレースされるまでの間、キャッシュ103上にダーティデータとして残される。
【0018】
なお、第1の実施例においては3台のクライアント計算機100がLAN500に接続される形態を示したが、クライアント計算機100の台数は任意である。また、LAN500は、例えばインターネットとすることもできるし、企業内の専用LANとすることもできる。SAN(Storage Area Network)とすることも可能である。
【0019】
記憶装置システム400は、NAS(Network Attached Storage)サーバ201とディスクアレイ装置300を備えている。NASサーバ201は、LAN500などのネットワークに接続されたクライアント計算機100間でファイルの共用を実現するためのサーバである。内部には2台のNASエンジン200を備えている。2台のNASエンジン200のうち、1台はバックアップ用である。
【0020】
NASエンジン200は、ディスクアレイ装置300とネットワーク202で接続されている。NASエンジン200は、ディスクアレイ装置300から読み出したデータを一時的に格納するためのキャッシュ203を備えている。また、メモリ204には、ファイルサービスを提供するための制御プログラム205、フラッシュ可能テーブル600が記憶されている。キャッシュ203は、ライトバック方式で管理されている。クライアント計算機100からデータの読み出し要求を受けた場合、要求されたデータがキャッシュ203上に存在すれば、NASエンジン200は、ディスクアレイ装置300にアクセスすることなく、キャッシュ203上のデータをクライアント計算機100に送信する。また、クライアント計算機100からデータの書き込み要求を受けた場合にも、ディスクアレイ装置300にアクセスすることなく、キャッシュ203上に書き込みを行う。
【0021】
ディスクアレイ装置300は、NASエンジン200からのデータの入出力要求を受けて、データの読み出し及び書き込みを行う。データの入出力は、ポート310を通して行われる。ディスクコントローラ301は、キャッシュ304、共有メモリ305、及び制御デバイス303を有している。キャッシュ304は、データが物理的に記録されている物理ディスク308、312から読み出されたデータを一時的に記憶する。キャッシュ304は、ライトバック方式で管理されている。共有メモリ305には、制御プログラム306、及びホストフラッシュ済みLUNテーブル800が記憶されている。制御デバイス303は、NASエンジン200からの指示を受けて、共有メモリ305上のホストフラッシュ済みLUNテーブル800の更新を行う。
【0022】
物理ディスク308、312には、データが記憶されている。第1の実施例においては、複数の物理ディスク308、312を一つの単位としてRAID(Redundant Array of Independent Disks)を構成している。また、物理ディスク308、312は、記憶領域を所定の管理グループに分類されて管理されている。第1の実施例においては、物理ディスク308、312は、32台の論理ボリューム(LU)309、313に分類されて管理されている。
【0023】
また、物理ディスク308、312毎に、表示灯311、314が備えられており、物理ディスク308、312へのアクセスの際に点灯する。
【0024】
なお、管理グループとしては、論理ボリューム以外とすることも可能である。例えば、RAIDのグループを管理グループとすることもできる。また、各管理グループのサイズは等しいものである必要はない。さらに、管理グループの単位は、第1の実施例のようにあらかじめ論理ボリュームである、と決めておくこともできるし、後から変更できるようにすることも可能である。例えば、ディスクアレイ装置300に管理用コンピュータを接続し、その管理用コンピュータから、ディスクアレイ装置の設定ファイルを変更するようにすることで、管理グループの単位を変更できるようにすることが可能である。
【0025】
また、NASサーバ201とディスクアレイ装置300は、同一の筐体に格納された一体型で構成することもできるし、別筐体で構成することもできる。また、NASサーバ201とディスクアレイ装置300を接続するネットワーク202は、SANの構成を採り、複数のディスクアレイ装置が接続される構成とすることもできる。通信インタフェースとしては、例えばファイバチャネルとすることもできるし、SCSI(Small Computer Systems Interface)とすることも可能である。
【0026】
次に、第1の実施例に係るフラッシュ可能テーブルを図2に示す。
フラッシュ可能テーブル600は、NASエンジン200のメモリ204上に記憶される。上述の通り、NASサーバ201は、LAN500などのネットワークに接続されたクライアント計算機100間でファイルの共用を実現するためのサーバである。そのため、NASエンジン200は、各クライアント計算機100が記憶装置システム400から読み出したデータが、どの論理ボリューム309、313に属するデータであるかを、フラッシュ可能テーブル600により管理している。そして、詳細は後述するが、NASエンジン200がキャッシュ203のフラッシュを行う際には、フラッシュ可能テーブル600が参照される。
【0027】
図2において、”−”は、クライアント計算機100に読み出されていないことを示す。クライアント計算機100にあるデータが読み出されると、そのデータの属する論理ボリューム(LU)の欄に”×”を記載する。クライアント計算機100から、キャッシュ103のフラッシュが完了したとの通知を受けると、NASエンジン200は、当該クライアント計算機100の”×”を”○”に変更する。従って、”○”が記載された欄は、クライアント計算機100に読み出され、かつ、クライアント計算機100上のキャッシュ103にはダーティデータが存在しないことを示す。”×”は、クライアント計算機100に読み出され、かつ、クライアント計算機100上のキャッシュ103には、まだダーティデータが存在することを示す。
【0028】
従って、ある論理ボリューム(LU)の欄に、どのクライアント100に対しても”×”が存在しない場合には、当該LUのデータについては、上位階層の全てのキャッシュに記憶されていたデータが出揃ったことを示す。例えば、図2においては、LU0が該当する。しかし、クライアント計算機Bからのフラッシュがまだ完了していないので、LU1、LU30、LU31のデータについては、上位階層の全てのキャッシュに記憶されていたデータはまだ出揃っていないことを示す。LU2は、どのクライアント計算機にも利用されていない。
【0029】
次に、第1の実施例に係るホストフラッシュ済みLUNテーブルを図3に示す。
ホストフラッシュ済みLUNテーブル800は、ディスクコントローラ301の共有メモリ305上に記憶される。NASエンジン200が、フラッシュ可能テーブル600を参照して、あるフラッシュ可能な論理ボリュームに属するデータをキャッシュ203からフラッシュすると、当該データはディスクコントローラ301のキャッシュ304に格納される。ホストフラッシュ済みLUNテーブル800は、NASエンジン200がフラッシュを行った、上記論理ボリュームの番号をディスクコントローラ301に通知するために用いられる。ディスクコントローラ301は、ホストフラッシュ済みLUNテーブル800を参照して、キャッシュ304上の、上記通知のあった論理ボリュームに属するデータについては、物理ディスク309、312へのデステージが可能であると判断して、書き込みを開始する。
【0030】
ホストフラッシュ済みLUNテーブル800には、論理ボリューム毎に”1”または”0”が書き込まれる。”1”が書き込まれた論理ボリュームは、NASエンジン200のキャッシュ203のフラッシュが完了していることを示す。”0”が書き込まれた論理ボリュームは、NASエンジン200のキャッシュ203のフラッシュが完了していないことを示す。
【0031】
次に、第1の実施例に係るシステムにおけるキャッシュのフラッシュ処理の流れについて説明する。クライアント計算機100のキャッシュ103に記憶されているデータは、NASエンジン200のキャッシュ203、及びディスクコントローラ301のキャッシュ304に転送された後、物理ディスク308、312に書き込まれる。
【0032】
まず、クライアント計算機100におけるキャッシュデータのフラッシュ処理を示すフローチャートを図4に示す。
クライアント計算機100は、例えばシャットダウンを行う場合には、OS(Operating System)がキャッシュ103上に記憶されているダーティデータのフラッシュ処理を開始する(S4000)。ダーティデータは、LAN500を介してNASエンジン200のキャッシュ203に転送される。全てのダーティデータのフラッシュ処理が終了したら(S4001)、クライアント計算機100は、NASエンジン200に対して終了通知を送信して終了する(S4002)。
【0033】
なお、クライアント計算機100のフラッシュ処理は、クライアント計算機100のシャットダウンの際に行われるだけでなく、例えば、記憶装置システム400に記憶されているデータのバックアップをとる際に行われるようにすることも可能である。また、記憶装置システム400をシャットダウンする際に行われるようにすることも可能である。この場合、クライアント計算機100のフラッシュ処理は、記憶装置システム400からの要求を受けて、開始される。
【0034】
次に、第1の実施例に係るNASエンジンにおけるキャッシュデータのフラッシュ処理を示すフローチャートを図5に示す。
まず、NASエンジン200は、クライアント計算機100から受信したデータをキャッシュに格納する(S5000、S5001)。続いて、クライアント計算機100がS4002にて送信したフラッシュ完了通知を受信したら、フラッシュ可能テーブルを更新する(S5002)。更新は、フラッシュ可能テーブル600の当該クライアント計算機の行に存在する”×”を”○”に変更することにより行う。例えば、図2のクライアント計算機Bからフラッシュ完了通知を受けた場合には、クライアント計算機Bの行のうち、LU1、LU30、LU31の欄に存在する”×”を”○”に変更する。
【0035】
上記更新の結果、ある論理ボリュームのデータについて、全てのクライアント計算機のフラッシュが完了したことが判明した場合、すなわち図2において、”×”のない論理ボリュームがあった場合、当該論理ボリュームのデータの、キャッシュ203からディスクコントローラ301のキャッシュ304への転送を開始する(S5003、S5004)。なお、S5002においてフラッシュ可能テーブル600を更新したが、フラッシュ可能な論理ボリュームがない場合には、S5000に戻って、別のクライアント計算機100からのデータを受信する。
【0036】
ディスクコントローラ301のキャッシュ304への転送が完了した場合には(S5005)、ディスクコントローラの制御デバイス303へ、完了通知を行う(S5006)。全論理ボリュームのデータについて、ディスクコントローラ301のキャッシュ304へのフラッシュが完了したら、処理を終了する(S5007)。
【0037】
続いて、第1の実施例に係るディスクアレイコントローラ301によるキャッシュデータのデステージ処理を示すフローチャートを図6に示す。
まず、ディスクアレイコントローラ301の制御デバイス303は、NASエンジン200からのデータ転送の完了通知を待っている(S6000)。完了通知を受けると、共有メモリ305上に作成されている、ホストフラッシュ済みLUNテーブル800の、当該論理ボリューム番号の位置に”1”を記録する(S6001)。
【0038】
一方、ディスクアレイコントローラ301は、NASエンジン200から送信されるデータをキャッシュに格納する(S6002、S6003)。ホストフラッシュ済みLUNテーブル800を参照して、”1”が記録された論理ボリュームがあった場合には(S6004)、当該論理ボリュームに属するデータの物理ディスク308、312への書き込みを開始する(S6005)。全論理ボリュームのデータについて、物理ディスク308、312へのデステージが完了するまで、処理を繰り返す(S6007)。
【0039】
物理ディスク308、312は、上述の通り、論理ボリュームに分類されて管理されているので、S6005にて物理ディスク308、312への書き込みが行われている間、当該論理ボリュームを構成する物理ディスク308、312に設けられた表示灯311、314が点灯する。例えば、図1において、論理ボリューム2(LU2)への書き込みが行われる場合には、当該論理ボリュームを構成する複数の物理ディスク308の表示灯311がそれぞれ同時に点灯する。
【0040】
以上説明した第1の実施例のようにしてキャッシュのフラッシュを行うことにより、上位階層の全てのキャッシュに記憶されていたデータが揃うのを待つ必要がなくなり、ある論理ボリュームに属するデータのみが出揃ったならば、当該データのデステージを開始することができる。これにより、キャッシュメモリのデステージを、従来に比べて短時間で行うことができるようになった。
【0041】
<第2の実施例>
続いて、第2の実施例に係る計算機システムのブロック図を図7に示す。
第1の実施例と同様、3台のクライアント計算機100がLAN500に接続されている。各クライアント計算機100は、LAN500を介して相互に情報の通信を行うことが可能である。また、LAN500には、ディスクアレイ装置900が接続されている。各クライアント計算機100はLAN500を介してディスクアレイ装置900にアクセスし、データの読み出し及び書き込みを行う。一旦、ディスクアレイ装置900から読み出されたデータは、キャッシュ103上に記憶される。キャッシュ103は、第1の実施例に係るキャッシュ103と同様、ライトバック方式で管理されている。そのため、クライアント計算機100上で処理され、ディスクアレイ装置900に書き込まれるべき、書き込み予定のデータは、キャッシュ103からリプレースされるまでの間、キャッシュ103上にダーティデータとして残される。
【0042】
なお、第2の実施例においても、第1の実施例と同様クライアント計算機100の台数は任意である。また、LAN500も、例えばインターネットとすることもできるし、企業内の専用LANとすることもできる。SANとすることも可能である。
【0043】
ディスクアレイ装置900は、パッケージ901を備えている。パッケージ901は、クライアント計算機100との間で通信を行い、クライアント計算機100から要求のあったデータを提供する機能を備える。パッケージ901は、2台備えられているが、1台はバックアップ用である。
パッケージ901は、CPU902、通信IC904、及び通信メモリ905を備えている。
【0044】
CPU902は、内部にキャッシュ903を備え、パッケージ901の制御を行う。通信IC904は、ネットワーク908上に設けられるキャッシュ909のデータの通信を制御する。通信メモリ905は、CPU902及び通信IC904の双方からアクセス可能であり、制御プログラム905、フラッシュ可能テーブル600、ホストフラッシュ済みLUNテーブル800が記憶されている。
【0045】
パッケージ901が接続されているネットワーク908には、キャッシュ909及び物理ディスク910、913が接続されている。キャッシュ909には、パッケージ901が物理ディスク910、913から読み出したデータが一時的に格納される。キャッシュ909は、ライトバック方式で管理されている。
【0046】
物理ディスク910、913には、データが記憶されている。第2の実施例においては、複数の物理ディスク910、913を一つの単位としてRAIDを構成している。また、物理ディスク910、913は、記憶領域を所定の管理グループに分類されて管理されている。第2の実施例においては、物理ディスク910、913は、32台の論理ボリューム(LU)911、914に分類されて管理されている。
【0047】
また、物理ディスク910、913毎に、表示灯912、915が備えられており、物理ディスク910、913へのアクセスの際に点灯する。
【0048】
なお、第1の実施例と同様、管理グループとしては、論理ボリューム以外とすることも可能である。例えば、RAIDのグループを管理グループとすることもできる。また、各管理グループのサイズは等しいものである必要はない。さらに、管理グループの単位は、第2の実施例のようにあらかじめ論理ボリュームである、と決めておくこともできるし、後から変更できるようにすることも可能である。例えば、ディスクアレイ装置に管理用コンピュータを接続し、その管理用コンピュータから、ディスクアレイ装置の設定ファイルを変更するようにすることで、管理グループの単位を変更できるようにすることが可能である。
【0049】
次に第2の実施例に係る通信メモリ905上のホストフラッシュ済みLUNテーブルへ800のアクセスを示すブロック図を図8に示す。
CPU902は、クライアント計算機100のキャッシュ103から転送されてくるデータをキャッシュ903に格納しつつ、キャッシュ909へフラッシュ可能な論理ボリュームに属するデータが出揃うのを、フラッシュ可能テーブル600により監視している。ある論理ボリュームに属するデータのフラッシュが可能であることが判明すると、CPU902は、当該論理ボリュームに属するデータをキャッシュ909に転送する。転送が完了後、CPU902は、通信メモリ905上のホストフラッシュ済みLUNテーブル800の当該論理ボリュームの位置に”1”を書き込む。
【0050】
一方、通信IC904は、通信メモリ905上のホストフラッシュ済みLUNテーブル800を常時監視しており、CPU902により”1”が書き込まれたのを認識すると、キャッシュ909に書き込まれた、当該論理ボリュームに属するデータの、物理ディスク910、913への書き込みを開始する。書き込みが完了すると、ホストフラッシュ済みLUNテーブル800の当該論理ボリュームの位置を”0”に戻す。
【0051】
このようにすることにより、CPU902と通信IC904が連携して、キャシュ909上のデータを物理ディスク910、913に書き込むことが可能となる。
【0052】
次に、第2の実施例に係るシステムにおけるキャッシュのフラッシュ処理の流れについて説明する。クライアント計算機100のキャッシュ103に記憶されているデータは、CPU902のキャッシュ903、及びネットワーク908上のキャッシュ909に転送された後、物理ディスク910、913に書き込まれる。
クライアント計算機におけるキャッシュデータのフラッシュ処理については、第1の実施例におけるフラッシュ処理と同一である(図4参照)。
【0053】
図9に、CPU902が行うフラッシュ処理を示すフローチャートを示す。 まず、CPU902は、クライアント計算機100から受信したデータをキャッシュ903に格納する(S9000、S9001)。続いて、クライアント計算機100がS4002にて送信したフラッシュ完了通知を受信したら、フラッシュ可能テーブル600を更新する(S9002)。更新は、第1の実施例における更新と同様である。
【0054】
上記更新の結果、ある論理ボリュームのデータについて、全てのクライアント計算機100のフラッシュが完了したことが判明した場合、当該論理ボリュームのデータの、キャッシュ903からネットワーク908上のキャッシュ90への転送を開始する(S9003、S9004)。なお、S9002において、フラッシュ可能テーブルを更新したが、フラッシュ可能な論理ボリュームがない場合には、S9000に戻って、別のクライアント計算機100からのデータを受信する。
【0055】
ある論理ボリュームに属するデータの、キャッシュ909への転送が完了した場合には(S9005)、通信メモリ905のホストフラッシュ済みLUNテーブル800の当該論理ボリュームの位置に”1”を書き込む(S9006)。全論理ボリュームのデータについて、ネットワーク908上のキャッシュ909へのフラッシュが完了したら、処理を終了する(S9007)。
【0056】
続いて、第2の実施例に係るディスクアレイ装置の通信IC904が行うデステージ処理を示すフローチャートを図10に示す。
まず、通信IC904は、通信メモリ905上に作成されている、ホストフラッシュ済みLUNテーブル800を参照して、ある論理ボリューム番号の位置に”1”が記録されていないかを確認する(S10000)。ホストフラッシュ済みLUNテーブル800に、”1”が記録された論理ボリュームがある場合には(S10001)、当該論理ボリュームに属するデータの物理ディスク910、913へのデステージを開始する(S10002)。全論理ボリュームのデータについて、物理ディスク910、913へのデステージが完了するまで、処理を繰り返す(S10004)。
【0057】
物理ディスク910、913は、上述の通り、論理ボリュームに分類されて管理されているので、S6005にて物理ディスク910、913への書き込みが行われている間、当該論理ボリュームを構成する物理ディスク910、913に設けられた表示灯911、914が点灯する。例えば、図7において、論理ボリューム2(LU2)への書き込みが行われる場合には、当該論理ボリュームを構成する複数の物理ディスク910の表示灯911がそれぞれ同時に点灯する。
【0058】
以上のような第2の実施例のような構成においても、キャッシュのフラッシュを行う場合に、上位階層の全てのキャッシュに記憶されていたデータが揃うのを待つ必要がなくなり、ある論理ボリュームに属するデータのみが出揃ったならば、当該データのデステージを開始することができる。これにより、キャッシュメモリのデステージを、従来に比べて短時間で行うことができるようになった。
【0059】
以上、本実施の形態に係る実施例について説明したが、本願発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
【0060】
【発明の効果】
キャッシュメモリのデステージを短時間で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る計算機システムのブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態に係るフラッシュ可能テーブルである。
【図3】 第1の実施の形態に係るホストフラッシュ済みLUNテーブルである。
【図4】 第1の実施の形態に係るクライアント計算機におけるキャッシュデータのフラッシュ処理を示すフローチャートである。
【図5】 第1の実施の形態に係るNASサーバにおけるキャッシュデータのフラッシュ処理を示すフローチャートである。
【図6】 第1の実施の形態に係るディスクアレイ装置におけるキャッシュデータのデステージ処理を示すフローチャートである。
【図7】 第2の実施の形態に係る計算機システムのブロック図である。
【図8】 第2の実施の形態に係る共有メモリ上のホストフラッシュ済みLUNテーブルへのアクセスを示すブロック図である。
【図9】 第2の実施の形態に係るディスクアレイ装置のCPUが行うフラッシュ処理を示すフローチャートである。
【図10】 第2の実施の形態に係るディスクアレイ装置の通信ICが行うデステージ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 クライアント
103 キャッシュ
200 NASエンジン
201 NASサーバ
202 ネットワーク
203 キャッシュ
204 メモリ
205 制御プログラム
300 ディスクアレイ装置
301 ディスクコントローラ
303 制御デバイス
304 キャッシュ
305 共有メモリ
306 制御プログラム
308 物理ディスクA
309 論理ボリュームA
310 ポート
311 表示灯A
312 物理ディスクB
313 論理ボリュームB
314 表示灯B
400 記憶装置システム
500 LAN
600 フラッシュ可能テーブル
601 クライアント名
602 論理ボリューム番号
800 ホストフラッシュ済みLUNテーブル
900 ディスクアレイ装置
901 パッケージ
902 CPU
903 キャッシュ
904 通信IC
905 通信メモリ
906 制御プログラム
907 OS
908 ネットワーク
909 キャッシュ
910 物理ディスクA
911 論理ボリュームA
912 表示灯A
913 物理ディスクB
914 論理ボリュームB
915 表示灯B
Claims (6)
- ライトバック方式で管理される第二のキャッシュメモリを有するクライアント装置の複数と通信可能に接続し、
ライトバック方式で管理される第三のキャッシュメモリを有するNASサーバと、
ライトバック方式で管理される第一のキャッシュメモリを有し、物理ディスクに対してデータの読み出し及び書き込みを行うディスクコントローラと、
を備え、
前記物理ディスクの記憶領域を論理ボリュームに分類して管理する記憶装置システムのデステージ方法であって、
前記NASサーバが、
前記クライアント装置が前記記憶装置システムから読み出したデータがいずれの前記論理ボリュームに属するデータであるのかを管理し、
前記第二のキャッシュメモリのフラッシュ処理により前記クライアント装置から送信されてくる前記第二のキャッシュメモリのダーティデータを受信して、これを前記第三のキャッシュメモリに格納し、
ある前記論理ボリュームについて全ての前記クライアント装置からフラッシュ完了通知を受信した場合に、前記第三のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについて前記ディスクコントローラの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始し、
前記ディスクコントローラが、
前記ある論理ボリュームについての前記転送が完了した場合に、前記第一のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータの前記物理ディスクへの書き込みを開始すること
を特徴とする記憶装置システムのデステージ方法。 - 請求項1に記載の記憶装置システムのデステージ方法であって、
前記ディスクコントローラは、前記各論理ボリュームについて前記ダーティデータについての前記第一のキャッシュメモリへの前記転送が完了したか否かを管理するテーブルを記憶し、前記テーブルを参照することにより前記論理ボリュームについての前記転送が完了したか否かを判断することを特徴とする記憶装置システムのデステージ方法。 - ライトバック方式で管理される第二のキャッシュメモリを有するクライアント装置の複数と通信可能に接続し、
CPU、メモリ、通信IC、及びライトバック方式で管理される第三のキャッシュメモリを有するパッケージと、
前記パッケージと通信可能に接続され、物理ディスクに書き込まれるデータが格納される、ライトバック方式で管理される第一のキャッシュメモリと、
を備え、
前記物理ディスクの記憶領域を論理ボリュームに分類して管理する記憶装置システムのデステージ方法であって、
前記パッケージが、
前記クライアント装置が前記記憶装置システムから読み出したデータがいずれの前記論理ボリュームに属するデータであるのかを管理し、
前記第二のキャッシュメモリのフラッシュ処理により前記クライアント装置から送信されてくる前記第二のキャッシュメモリのダーティデータを受信して、これを前記第三のキャッシュメモリに格納し、
ある前記論理ボリュームについて全ての前記クライアント装置からフラッシュ完了通知を受信した場合に、前記第三のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについて前記ディスクコントローラの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始し、
前記ある論理ボリュームについての前記転送が完了した場合に、前記第一のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについての前記 物理ディスクへの書き込みを開始すること
を特徴とする記憶装置システムのデステージ方法。 - 請求項3に記載の記憶装置システムのデステージ方法であって、
前記パッケージは、前記各論理ボリュームについて前記ダーティデータについての前記第一のキャッシュメモリへの前記転送が完了したか否かを管理するテーブルを記憶し、前記テーブルを参照することにより前記論理ボリュームについての前記転送が完了したか否かを判断することを特徴とする記憶装置システムのデステージ方法。 - ライトバック方式で管理される第二のキャッシュメモリを有するクライアント装置の複数と通信可能に接続し、
ライトバック方式で管理される第三のキャッシュメモリを有するNASサーバと、
ライトバック方式で管理される第一のキャッシュメモリを有し、物理ディスクに対してデータの読み出し及び書き込みを行うディスクコントローラと、
を備え、
前記物理ディスクの記憶領域を論理ボリュームに分類して管理する記憶装置システムであって、
前記NASサーバが、
前記クライアント装置が前記記憶装置システムから読み出したデータがいずれの前記論理ボリュームに属するデータであるのかを管理する手段と、
前記第二のキャッシュメモリのフラッシュ処理により前記クライアント装置から送信されてくる前記第二のキャッシュメモリのダーティデータを受信して、これを前記第三のキャッシュメモリに格納する手段と、
ある前記論理ボリュームについて全ての前記クライアント装置からフラッシュ完了通知を受信した場合に、前記第三のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについて前記ディスクコントローラの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始する手段と、を有し、
前記ディスクコントローラが、
前記ある論理ボリュームについての前記転送が完了した場合に、前記第一のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについての前記物理ディスクへの書き込みを開始する手段を有すること
を特徴とする記憶装置システム。 - ライトバック方式で管理される第二のキャッシュメモリを有するクライアント装置の複数と通信可能に接続し、
CPU、メモリ、通信IC、及びライトバック方式で管理される第三のキャッシュメモリを有するパッケージと、
前記パッケージと通信可能に接続され、物理ディスクに書き込まれるデータが格納される、ライトバック方式で管理される第一のキャッシュメモリと、
を備え、
前記物理ディスクの記憶領域を論理ボリュームに分類して管理する記憶装置システムであって、
前記パッケージが、
前記クライアント装置が前記記憶装置システムから読み出したデータがいずれの前記論理ボリュームに属するデータであるのかを管理する手段と、
前記第二のキャッシュメモリのフラッシュ処理により前記クライアント装置から送信されてくる前記第二のキャッシュメモリのダーティデータを受信して、これを前記第三のキャッシュメモリに格納する手段と、
ある前記論理ボリュームについて全ての前記クライアント装置からフラッシュ完了通知を受信した場合に、前記第三のキャッシュメモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについて前記ディスクコントローラの前記第一のキャッシュメモリへの転送を開始、
前記ある論理ボリュームについての前記転送が完了した場合に、前記第一のキャッシュ メモリに格納されている当該論理ボリュームに属する前記ダーティデータについての前記物理ディスクへの書き込みを開始する手段と、を有すること
を特徴とする記憶装置システム。
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