JP4219210B2 - Advanced ground improvement pile and its construction method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、先端地盤改良杭およびその施工方法に関し、特に杭先端支持力の増大を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
PHC杭などの既製杭をプレボーリング工法などの埋込み工法によって地中に埋設した場合、埋設後の既製杭は、そのままでは杭先端が支持層に載置されているにすぎないため支持力はきわめて小さい。このため「根固め」を行って支持力の増大が図られている。
【0003】
この場合の根固めとしては、杭先端の支持層中にセメントミルクを注入することにより杭の先端と支持層とを一体化させる方法が行われている。
【0004】
杭先端の根固め部(余掘り部)については、根固めの主な目的が杭からの荷重を支持層にスムーズに伝えることにあること等から、一般に根固めの深さ(長さ)は杭の最大径の2倍程度と浅く(短く)施工されているため、従来、根固め部の周面摩擦力は杭の支持力として特に考えられていなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−64275
【特許文献2】
特開2002−201638
【特許文献3】
特開平1−250523
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、杭の設計に際し、杭の支持力が杭先端支持力と周面摩擦力とからなっているため、支持力をとるために強固な支持層に必要以上に杭を根入れさせていた。
【0007】
また、例えば図3(a)に図示するように、支持層20に不陸があるような場合で、高い支持層20aの場所においては、既製杭21の杭長を短くせざるを得ず、その分、杭の周面摩擦力が小さくなってしまうという問題があった。
【0008】
一方、低い支持層20bの場所においては、例えば図3(b)に図示するように、既製杭21の杭長を支持層20まで長くする必要があり、その分、コストが嵩むという問題があった。
【0009】
また、例えば図4(a),(b)に図示するように、途中までを既製杭21で施工し、残る支持層20までをソイルセメント柱22で施工するソイルセメント合成杭も知られている(特許文献1,2参照)。
【0010】
しかし、いずれの例においても、ソイルセメント柱22の一部または全長が支持層20より上の比較的軟弱な地層23に形成されているため、周囲からの拘束力が小さく、このため地震時の過大な変形による力によってソイルセメント柱22が破壊する恐れがあった。
【0011】
本願発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、特に杭先端地盤の支持力を大きくすることができ、しかも杭先端支持力を自由に設定することができる先端地盤改良杭およびその施工方法を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の先端地盤改良杭は高い支持層と低い支持層とからなる不陸地盤に施工された先端地盤改良杭であって、前記支持層に形成された余掘り部に杭体とみなせる程度の強度を有して形成されたソイルセメント柱またはモルタル柱と、当該ソイルセメント柱またはモルタル柱より上方の地層内に形成された既製杭とから構成され、前記既製杭は前記低い支持層までの深さより長く形成され、高い支持層側の既製杭と低い支持層側の既製杭は同等の長さに形成され、前記高い支持層側の既製杭の先端と低い支持層側の既製杭の先端は前記支持層の余掘り部に形成されたソイルセメント柱またはモルタル柱内に設置され、かつ前記ソイルセメント柱またはモルタル柱の長さおよび/または径を変更することにより高い支持層側の杭の支持力と低い支持層側の杭の支持力を同等にしてあることを特徴とするものである。
【0014】
請求項2記載の先端地盤改良杭の施工方法は、高い支持層と低い支持層からなる不陸地盤に施工される先端地盤改良杭の施工方法であって、前記支持層に余掘り部を形成し、当該余掘り部にソイルセメント柱またはモルタル柱を、当該ソイルセメント柱またはモルタル柱より上方の地層内に既製杭をそれぞれ施工し、当該既製杭の先端は前記余掘り部のソイルセメント柱またはモルタル柱内に設置し、かつ前記ソイルセメント柱またはモルタル柱の長さおよび/または径を変更することにより高い支持層側の杭の支持力と低い支持層側の杭の支持力を同等に設定することを特徴とするものである。
【0015】
本願発明は、杭先端以深の支持層内に形成されたソイルセメント柱またはモルタル柱の周面摩擦力を杭の支持力とみなし、これを杭の支持力として加算することで実際の杭長以上に杭の支持力を大きくとれるようにしたものである。
この場合、ソイルセメント柱またはモルタル柱の径を掘削径以上、長さ(深さ)を既製杭の先端からその最大径の少なくとも3倍以上とすることにより、ソイルセメント柱またはモルタル柱の周面摩擦力を既製杭の支持力とみなして既製杭の先端支持力に加算することができる。また、必要に応じてソイルセメント柱またはモルタル柱の径と長さ(深さ)を調節することで、支持力を任意に設定することができる。
【0016】
また特に、ソイルセメント柱またはモルタル柱を形成するセメントミルクには、原則としてソイルセメント柱またはモルタル柱を杭体とみなせる程度の強度に形成できるセメントミルクが使用されているが、ソイルセメント柱またはモルタル柱を杭体とみなせる程度の強度に形成することが可能であれば、既製杭周面部のソイルセメントに使用されたセメントミルクと同じでよい。
【0017】
また、ソイルセメント柱またはモルタル柱は良好な支持層内に形成されていることで、周囲の支持層による拘束効果により十分な強度を得ることができ、また杭先端には曲げがかからないので、ソイルセメント柱またはモルタル柱を鉄筋などで補強する必要もない。
一般に、ここにいう支持層としては、平均N値が30〜40程度の地層を想定することができる。また、既製杭としては、コンクリート杭や鋼管杭などを用いることができる。
【0018】
なお、ここにいう支持層は、上部荷重との関係から相対的に決まる地層をいい、少なくとも上部構造物を安定して支持し得る地層を想定している。したがって、たとえN値が小さくても上部構造物を安定的に支持できる地層であれば、その地層はここにいう支持層である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1(a),(b)は、本願発明の先端地盤改良杭およびその施工方法の一例を示し、先端地盤改良杭(以下「杭」という)1は、杭先端以深の良好な支持層2内に形成されたソイルセメント柱またはモルタル柱(以下「ソイルセメント柱」という)3と、それより上方の地層4内に既製杭として埋設された節杭5とから連続かつ一体的に形成されている。
【0023】
ソイルセメント柱3は、支持層2が砂層か礫層の良好な支持層の場合で、径が杭1の外径(掘削径)以上、深さが節杭5の先端からその最大径の3倍以上にそれぞれ形成されている。
【0024】
なお、ソイルセメント柱3は杭先端以深の支持層2を余掘りし、この余掘りした部分にセメントミルクを注入して形成されている。
【0025】
この場合のセメントミルクには、原則としてソイルセメント柱3を杭体とみなせる程度の強度に形成できるセメントミルクが使用されているが、ソイルセメント柱3を杭体とみなせる程度の強度に形成することが可能であれば、節杭5周面部のソイルセメント5aに使用されたセメントミルクと同じでよい。
【0026】
節杭5は、セメントミルクを注入してソイルセメント5aを形成しながらソイルセメント5a内に埋設され、節杭5の先端5bはソイルセメント柱3の上端部に節杭5の径程度かそれ以上根入れされていることで、ソイルセメント柱3と節杭5との連続かつ一体化が図られている。
【0027】
なお、図1(b)は、ソイルセメント柱3が拡径されている例を示したもので、特に余掘りが十分にできない場合に、拡径することで必要な周面摩擦力を確保することができる。
【0028】
このような構成において、次に本願発明の杭の支持力について検討すると、通常のこの種の杭の先端支持力をRp1 とした場合、本願発明の杭の先端支持力はRp2 は、
Rp2 =Rp1 +ΔRf となる。
ここで、ΔRf は増加摩擦力(ソイルセメント柱の周面摩擦力)である。
【0029】
また、ソイルセメント柱(余掘り部)3の摩擦力について(長期支持力の場合)について検討すると、
平均N値が50の良好な地盤に既成杭として最大径D=600の節杭5をφ700の掘削径で埋設し、ソイルセメント柱(余掘り部)3の径は掘削径φ700、その深さは節杭5の径の5倍の3000mmとした場合を想定する。
【0030】
ソイルセメント柱(余掘り部)3の強度は杭体とみなせる程度なので、摩擦力は掘削径で評価できる。
【0031】
仮に、周面摩擦力度をfs =(30+5Ns )/3[kN/m2 ]の節杭5の砂層に対応する認定式から算出する場合を考える。ただし、Ns はソイルセメント柱(余掘り部)3の周囲地盤の平均N値とする。
【0032】
fs =(30+5×50)/3
=93.3[kN/m2 ]
より、掘削径がφ700mm、深さLが3000mmのソイルセメント柱(余掘り部)3の摩擦力Rfは、
Rf=fs ×φ×(L−D)
=93.3×0.7π×(3.0−0.6)
=492[kN]
となる。つまり、同径、同長の杭より支持力が492[kN]増加する。
【0033】
また、掘削径がφ700mmの単位長さ辺りの増加摩擦力△Rfは、
△Rf=93.3×0.7π×1.0
=205[kN/m]
となる。これを利用すれば、節杭5の杭長にかかわらずソイルセメント柱(余掘り部)3の長さ(深さ)を調節することで容易に支持力を設定することができる。
【0034】
同様に、既成杭として最大径がφ600mmの直杭をφ700mmの掘削径で埋設した場合は、仮に周面摩擦力度をfs =10/3Ns の告示式から算出すれば、支持力設定が容易に行える。
【0035】
次に、不陸の対処法について説明すると、良好な支持層に不陸のある場合を想定する。
【0036】
従来の施工法では、図3(a)に図示するように、高い支持層20aの場所においては、既製杭21の杭長を短くせざるを得ず、支持力(周面摩擦力)が小さくなってしまうが、本願発明では、図2(a)に図示するように、高い支持層2aの場所においては、節杭5の杭長が短くても、ソイルセメント柱(余掘り部)3を長く(深く)することにより同等の支持力が得られる。
【0037】
同様に、従来の施工法では、図3(b)に図示するように、低い支持層20bの場所においては、既製杭21の杭長を長くするしかないが、本発明では図2(b)に図示するように、低い支持層2bの場所においては、節杭5の杭長をそのままにしてソイルセメント柱(余掘り部)3を長く(深く)することで、同じ杭長でも同等以上の支持力が得られる。
【0038】
【発明の効果】
本願発明は以上説明した通りであり、特に既製杭の先端以深の支持層内に形成されたソイルセメント柱が、その周面摩擦力を前記既製杭の支持力とみなせるように形成されているので、既製杭の長さが一定であっても実際の杭長以上に杭の支持力を大きくとることができる。
【0039】
また、ソイルセメント柱の径と長さ(余掘り部の深さ)を調節することにより、杭の先端支持力を自由に設定することができる。
【0040】
また、ソイルセメント柱は、杭先端以深の良好な支持層内に形成されていることで、良好な支持層の拘束効果により十分な強度を確保することができ、地震時の過大な変形による力にも十分耐え得る強度を備えている。
【0041】
また、支持層に不陸がある場合でも、ソイルセメント柱(余掘り部)の長さと径を調節することにより、同等の強度を得ることができる。
【0042】
また、既製杭のソイルセメント柱(余掘り部)への根入れ(飲込み)を調節することにより、杭頭を揃えることも簡単に行うことができるため、不陸のある支持層に対しても杭長を変更せずに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は先端地盤改良杭の一例を示す縦断面図である。
【図2】(a),(b)は先端地盤改良杭の施工例を示す縦断面図である。
【図3】(a),(b)は従来の既製杭の施工例を示す縦断面図である。
【図4】(a),(b)は従来の既製杭の施工例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 杭(先端地盤改良杭)
2 支持層
3 ソイルセメント柱(ソイルセメント柱またはモルタル柱)
4 支持層より上の地層
5 節杭(既製杭)
5a ソイルセメント[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tip ground improved pile and a construction method thereof, and particularly enables an increase in pile tip supporting force.
[0002]
[Prior art]
When a prefabricated pile such as a PHC pile is embedded in the ground by an embedding method such as a pre-boring method, the prefabricated pile after embedding is simply mounted on the support layer as it is. small. For this reason, "rooting" is performed to increase the supporting force.
[0003]
In this case, a method of integrating the tip of the pile and the support layer by injecting cement milk into the support layer at the tip of the pile is performed.
[0004]
As for the root consolidation part (overexcavation part) of the pile tip, the main purpose of root consolidation is to smoothly transmit the load from the pile to the support layer. Since the construction is shallow (short) about twice the maximum diameter of the pile, conventionally, the peripheral frictional force of the rooting portion has not been particularly considered as a support force of the pile.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-64275 A
[Patent Document 2]
JP2002-201638
[Patent Document 3]
JP-A-1-250523
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, when designing a pile, the pile support force is composed of a pile tip support force and a peripheral surface friction force. Therefore, in order to obtain the support force, the pile is deeply embedded in a strong support layer.
[0007]
Further, for example, as illustrated in FIG. 3A, in the case where the
[0008]
On the other hand, in the place of the
[0009]
For example, as shown in FIGS. 4 (a) and 4 (b), a soil cement synthetic pile in which up to the middle is constructed with the ready-made
[0010]
However, in any example, part or the entire length of the
[0011]
The invention of the present application was made to solve the above problems, and in particular, the tip ground improved pile capable of increasing the support force of the pile tip ground, and capable of freely setting the pile tip support force, and its The object is to provide a construction method.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The tip ground improvement pile according to
[0014]
The construction method of the tip ground improvement pile according to
[0015]
The present invention regards the peripheral frictional force of the soil cement column or mortar column formed in the support layer deeper than the tip of the pile as the support force of the pile, and adds this as the support force of the pile to add more than the actual pile length. In addition, the bearing capacity of the pile can be greatly increased.
In this case, by setting the diameter of the soil cement column or mortar column to be equal to or greater than the excavated diameter and the length (depth) to be at least three times the maximum diameter from the tip of the ready-made pile, the peripheral surface of the soil cement column or mortar column The frictional force can be regarded as the support force of the ready-made pile and added to the tip support force of the ready-made pile. Further, the supporting force can be arbitrarily set by adjusting the diameter and length (depth) of the soil cement column or the mortar column as necessary.
[0016]
In particular, cement milk that forms soil cement columns or mortar columns, in principle, cement milk that can form soil cement columns or mortar columns as strong as piles is used, but soil cement columns or mortar columns are used. As long as it is possible to form the column with a strength that can be regarded as a pile body, it may be the same as the cement milk used for the soil cement of the pre-made pile peripheral surface portion.
[0017]
In addition, since the soil cement column or mortar column is formed in a good support layer, sufficient strength can be obtained due to the restraining effect of the surrounding support layer, and the tip of the pile is not bent. There is no need to reinforce the cement or mortar columns with reinforcing bars.
In general, as the support layer referred to here, a formation having an average N value of about 30 to 40 can be assumed. Moreover, a concrete pile, a steel pipe pile, etc. can be used as a ready-made pile.
[0018]
In addition, the support layer here refers to a formation relatively determined from the relationship with the upper load, and assumes a formation capable of stably supporting at least the upper structure. Therefore, if the formation can stably support the superstructure even if the N value is small, the formation is the support layer referred to here.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 (a) and 1 (b) show an example of a tip ground improved pile and its construction method according to the present invention. A tip ground improved pile (hereinafter referred to as “pile”) 1 is a
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
In this case, cement milk that can be formed to have a strength sufficient to allow the
[0026]
The
[0027]
In addition, FIG.1 (b) shows the example by which the
[0028]
In such a configuration, when examining the support force of the pile of the present invention next, when the tip support force of a normal pile of this type is Rp 1 , the tip support force of the pile of the present invention is Rp 2 ,
Rp 2 = Rp 1 + ΔR f .
Here, ΔR f is an increased frictional force (a peripheral frictional force of the soil cement column).
[0029]
In addition, when considering the frictional force of the soil cement column (overexcavated part) 3 (in the case of long-term support),
On the good ground with an average N value of 50, the
[0030]
Since the strength of the soil cement column (overexcavated portion) 3 can be regarded as a pile body, the frictional force can be evaluated by the excavation diameter.
[0031]
Suppose that the peripheral frictional force is calculated from the authorization formula corresponding to the sand layer of the
[0032]
f s = (30 + 5 × 50) / 3
= 93.3 [kN / m 2 ]
From the above, the frictional force Rf of the soil cement column (excess dug portion) 3 having an excavation diameter of φ700 mm and a depth L of 3000 mm is:
Rf = f s × φ × (LD)
= 93.3 × 0.7π × (3.0−0.6)
= 492 [kN]
It becomes. That is, the supporting force is increased by 492 [kN] from the pile having the same diameter and the same length.
[0033]
Further, the increased frictional force ΔRf per unit length of the excavation diameter of φ700 mm is
ΔRf = 93.3 × 0.7π × 1.0
= 205 [kN / m]
It becomes. If this is utilized, a supporting force can be easily set by adjusting the length (depth) of the soil cement pillar (excavated part) 3 irrespective of the pile length of the
[0034]
Similarly, if a straight pile with a maximum diameter of φ600 mm is embedded as an existing pile with an excavation diameter of φ700 mm, the bearing force can be set easily if the peripheral frictional force is calculated from the notification formula of f s = 10/3 N s. Can be done.
[0035]
Next, a method for dealing with unevenness will be described. It is assumed that there is unevenness in a good support layer.
[0036]
In the conventional construction method, as shown in FIG. 3A, in the place of the
[0037]
Similarly, in the conventional construction method, as shown in FIG. 3B, the pile length of the ready-made
[0038]
【The invention's effect】
The present invention is as described above, and in particular, the soil cement column formed in the support layer deeper than the tip of the ready-made pile is formed so that the peripheral friction force can be regarded as the support force of the ready-made pile. Even if the length of the ready-made pile is constant, the bearing capacity of the pile can be increased more than the actual pile length.
[0039]
Moreover, the front-end | tip support force of a pile can be freely set by adjusting the diameter and length (depth of a surplus digging part) of a soil cement pillar.
[0040]
In addition, the soil cement pillar is formed in a good support layer deeper than the pile tip, so that sufficient strength can be secured by the restraining effect of the good support layer, and the force caused by excessive deformation during an earthquake. It has enough strength to withstand.
[0041]
Even when the support layer is uneven, it is possible to obtain the same strength by adjusting the length and diameter of the soil cement column (overexcavated portion).
[0042]
In addition, by adjusting the penetration (swallowing) of the ready-made piles into the soil cement pillar (overexcavated part), it is also possible to easily align the pile heads. Can cope without changing the pile length.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are longitudinal sectional views showing an example of a tip ground improvement pile. FIG.
FIGS. 2A and 2B are longitudinal sectional views showing a construction example of a tip ground improvement pile. FIG.
FIGS. 3A and 3B are longitudinal sectional views showing an example of construction of a conventional ready-made pile.
FIGS. 4A and 4B are longitudinal sectional views showing an example of construction of a conventional ready-made pile.
[Explanation of symbols]
1 pile (tip ground improvement pile)
2
4 The stratum above the
5a soil cement
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