JP4214194B2 - 変形可能なダイアフラムを有する電磁気機械 - Google Patents

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Description

本発明は、変形可能なダイアフラムを有する電磁気機械に関する。
電磁気モータにより駆動される変形可能なダイアフラムを有する機械は公知である。前記電磁気モータは電磁フラックス(少なくとも1つの運動部分(moving part)に作用する)を通すように構成された静止部分を有し、磁気フラックスの交番的変化(alternating variation)に対応して、前記運動部分はリニアな交代的運動を行う。
一例ではあるが、米国特許第6 361 284で説明されている機械は、ダイアフラムを2つの固定プレートの間に設け、電磁モータの動作の下で振動する。モータの運動部分は前記ダイアフラムの端部に硬直的に(rigidly)連結されて、前記運動部分の交番運動(alternating motion)により、ダイアフラムはその面に垂直に振動する。
この機械は、強い音響パワーを持つものではないがノイズを発生し、例えば養魚池(aquarium)又は冷蔵庫のような、頻繁に又は連続的に運転される機械を有する設備において問題であることは従来から知られている。
このノイズの一部はモータの運動部分が、交番運動の間に、空気のパルスを駆動し、コヒーレントな音響波を生成することに起因する。
更に、運動部分は静止部分に対して無視できない慣性(inertia)を呈する。このため運動部分の交互動作は静止部分を振動させ、別のノイズの源になる。
本発明の目的は、特に静音動作をする、変形可能なダイアフラムを有する電磁モータを提案することである。
この目的のために本発明は、変形可能なダイアフラムを有する電磁機械であって、前記機械は、少なくとも1つの静止部分であって、この静止部分は少なくとも1つの運動部分と相互作用を行う磁気フラックスのチャネリングに適合したものであり、前記運動部分は、運動部分の交番的変位と静止部分の交番的磁気フラックス変化が対応するように、前記運動部分は磁気的に極性化された領域を有するものであって、前記運動部分は、運動部分の交番的変位はダイアフラムの変形に対応するように、ダイアフラムの端部に連結しており、前記機械は、静止部分と運動部分は運動部分に対し回転変位を与えるように構成されることを特徴とする機械を提供する。
このように運動部分が交番的回転運動している間、運動部分を取り巻く空気は交番的な切断により運動状態にされるが、コヒーレントな音響波を発生しない。
なお、前記機械は、ダイアフラムの運動と変形が生成する以外の、交番的なリニア振動の影響を受けない。ダイアフラムの運動と変形が生成する振動は振幅が小さく、従って、ほとんどノイズを発しない。
本発明の機械は実質的に従来の機械よりノイズを出さない。
好ましくは、運動部分は実質的に円形円筒形状(circularly cylindrical shape)であり、実質的に幾何学的軸の周りを回転するように制限される。
従って、運動部分は、運動部分の壁の直近における切断以外の、空気の変位を起こさない。このタイプの運動部分により機械の動作は特に静音化される。
具体的な実施例において、前記又は各静止部分は、少なくとも1つのコイル(磁気フラックスの磁気路を形成するコアがその中を貫通する)を有するものであって、前記磁気路は、コアの活性化壁の対の間の1つ又は複数の空間で中断され
前記又は各運動部分は、2つの平行面により決められる本体を有し、前記平行面の間には磁気的に極性化された領域が、2つの隣接する領域が反対極性を持つように、円周方向に配置され、延在し、前記運動部分は、前記運動部分の活性化された部分がコアの活性化壁に対して延長するように、コアの空間に配置される。
コアの活性化壁が前記運動部分の中心部分に対し延長し、前記活性化壁のエリアが前記運動部分の磁気的に極性化した領域のエリアより小さいと有利である。
特別な構成において、ダイアフラムの端部が運動部分の縁部のノッチに噛み合って構成される。変形例において、連結部品はダイアフラムの端部と運動部分の間に延在する。
ダイアフラムは円形又はチューブ状であり、電磁機械は、対になって直径の反対位置に配置され、反対方向に回転する、複数の運動部分を有する。
本発明の有利なアスペクトにおいては、運動部分はダイアフラムの交番的な慣性力を相殺するように配置されたアンバランスを提供する。
ダイアフラムが運動部分により駆動されるときに進行波の運動をダイアフラムに伝えるように、ダイアフラムが2つの堅いプレートお間に延在すると有利である。
本発明は図面と以下の説明を参照してより良く理解できる。
図1及び図2を参照すると、本発明の実施例のポンプは変形可能な円形状ダイアフラム1を有している。この例ではこのダイアフラムはエラストマー(elastomer)から形成されており、図2の断面図に示されるように、2つの固定板2、3の間でその板に垂直方向に振動するように制限される。ダイアフラム1の振動は、同ダイアフラム1の周辺に設けられている入り口(inlets)を通って流体を吸い込むように動作することは公知である。流体は、図2の矢印に従って、ダイアフラムの振動により、1つのプレートの中央開口に向かって移動する。
この例では、ポンプは振動ダイアフラムタイプである。米国特許番号6 361 284で知られているように、複数プレートはダイアフラムから反射した波を消すような形状である。消えない波は中央開口から周辺に向かって伝播する。ダイアフラムは伝播波と共に振動し、ダイアフラムの振動エネルギーを機械エネルギーな形で流体に移転し、前記流体の中央開口部に向う運動をもたらす。
ダイアフラム1は電磁モータによりその面に垂直に振動するように制限されている。
前記電磁モータは、次のものを有している。
・静止部分、即ちコイル6とコア7(強磁性物質で、好ましくは薄層スタックで構成される)を有するステータ。前記コア7は複数ブランチ8から構成されており、1つのブランチがコイル6を貫通している。各ブランチは、面9で終端する2つの端部を有しており、隣接のブランチの端部の類似した面に平行して延長している。面9は、1対の、コア7の活性化壁(activated wall)9を形成し、壁の間にコア7の空間を定める。
・運動部分、即ち円形円筒形状のロータ10。このロータは2つの平行面13の間に延在する磁気的に極性化した領域(magnetically polarized regions)を有し、コア7の2つの活性化壁の間に存在する空間に配置される。留意すべきは、前記空間は所定の角度で規則的に配置され、ロータ10は2つずつ直径上で対向している。図2から明らかなように、ロータ10の円周部にはノッチ12があり、このノッチはダイアフラム1の端部5と噛合っている。
コイル6に交流(AC)電力が供給されると、交番磁場(alternating magnetic field)が生成される。この磁場はコア7のブランチ8に移動し、ロータ10を通過する。図3ないし7を参照して以下説明するように、これにより各軸11(実質的にそれらの幾何学的軸と一致する)の周りに、ロータ10は同期した交番回転運動(synchronous alternating rotary motion)を行う。
直径の反対位置に位置するロータ(rotors)10は互に反対方向に回転し、ロータ10のノッチ12に噛合うダイアフラム1の端部5の部分は同時に(simultaneously)、同期して(synchronously )上下される(raised and lowed)。このように、ダイアフラム1の端部5はダイアフラム1の面に垂直方向に振動するように制限される。これによりその面に垂直な方向にそれを振動させる。
このようにダイアフラム1の振動は運動部分(ロータ10)により生成される。前記運動部分は円形円筒形状で、回転運動のみを行う。よって、コヒーレントな音響波を生成する空気のパルス状変位(pulsed displacement)を引き起こすものではない。
更に、直径上で対向してロータ(rotors)10の回転により、前記ロータの回転が生成した慣性力が対になって、自然に無効にする。これにより潜在的な振動源、即ちノイズ源が除かれる。
更に、ノッチ12の存在により、ロータの重心がノッチと反対の方向に小さくズレる。ロータ10が実質的に幾何学的な軸の周りを回転するのであるから、このズレはアンバランスを引き起こし、このアンバランスがダイアフラム1の振動により生成される慣性力(inertial force)をバランスさせる質量(mass)を形成する。この自然なバランシングはポンプの振動(即ちノイズ)を減少させるのに役立つ。
図3ないし7を参照して以下に、ポンプの電磁モータの動作原理を説明する。
図3は電磁モータの一部である。このモータはコア7の2つの活性化壁9の間の空間に設けられたロータ10を有する。ロータの10の平行面13とコア7の活性化壁9との間には小さなエアギャップがある。
ロータ10は金属で構成されている。ロータ10には金属処理が行われ、4つの磁化されたセクタが与えられる(磁化方向は各ロータ10の1つの面から他の面に向かっている)。図4から理解されることであるが、隣接する2つのセクタはN及びS(それぞれ北及び南)と呼ぶ反対極性であるように配置される。4つのセクタは磁気的に極性化された領域を形成し、ロータ10を4つの、等しいエリアを持つ部分に分割する。前記セクタはロータ10の幾何学的な軸11を中心とする。
コイル6に電力が供給されていないとき、ロータ10は図4に示される位置を取る。図において、北セクタN、南セクタSは活性化壁9に対し同一のエリアを示す。このエリアを視覚的に更に明確に表すと、活性化壁に対し各セクタNが表わすエリアを鎖線で表わし、活性化壁に対し各セクタSが表わすエリアをドットで表わす。
この位置は安定した平衡位置であり、コア7の隣接ブランチ8におけるロータ1の磁化セクタが誘起する磁気フラックスの最大クロージャに対応する。ロータ10がこの位置から回転するときには、磁気的戻り力(magnetic return force)はロータ10に作用を及ぼし、前記平衡位置にそれを押し戻す。
前記戻り力はロータ10のリニアな移動(特に垂直方向の移動)に対して作用を及ぼす。このため、ロータは自然と平衡位置に空中浮遊状態(leviation)で保持され、支持ピン又はスプリングを使用する必要はない。従って、モータを簡素化でき、静音動作をもたらす。
この安定性は第1に、コア7の活性化壁9の非円形状(non-circular shape)に基づく。第2に、前記活性化壁の大きさに基づく。各壁はロータ10の面に対するエリアを有している。そのエリアは磁気的に極性化された領域の合計エリアより小さい。この安定性は活性化壁がロータの10の面(faces)の中央領域に対して延びていることに基づく。
コア7のコイル16が生成する磁気フラックスは平衡状態を変更し、幾何学的軸11を中心にしてロータ10を回転させる。その方向は、活性化壁9に対しセクタN又はSのそれらにより提供されるエリアを増大させる方向である。その極性化はコイル6が生成する磁気フラックスと同一の方向に行われる。
コイル6により生成される磁場の影響の下でロータ10は回転する。図5と6はロータ10の回転位置を示す。図5において、ロータ10は第1の方向に回転し、活性化壁9に対するセクタSのエリアが増大する(セクタNのエリアは減少する)ことが示されている。図6において、ロータ10は第2の方向に回転し、活性化壁9に対するセクタNのエリアが増大する(セクタSのエリアは減少する)ことが示されている。
実際には、ロータ10は軸中心に振動する。それはコイル6が生成する磁場の強さとポンプの運動部分の慣性との比に依存する。
図7はロータの変形例10′である。このロータは棒磁石のセグメント14が中に埋め込まれたレジンの円形円筒形状ブロック(circularly cylindrical block)から構成される。前記セグメント14は円周方向に磁化方向が交番的になるように配置される。各セグメント14は磁気的に極性化された領域を形成する。このタイプのロータの動作は図3ないし6に関して説明したものと同様である。図7に示される位置は平衡位置であり、活性化壁9に対しセグメントNが提供するエリアは、活性化壁9に対しセグメントSが提供するエリアと等しい。
図8及び9に示す本発明の第2実施例において、円形振動ダイアフラム1は、プレート2と3の間に制限されているが、その端部5はフレキシブル・メタル・ブレード25により2つのロータに接続している。このメタルブレード25はダイアフラムの端部5から延びて、ロータ20の円周と接するものであり、ネジ又は接着剤等の手段でロータ20に固定される。
ロータ20は電磁気モータの部分を形成する。このモータはコイル16と2つのブランチ18(1つはコイル16を貫通している)から構成されるコア17を有する。ブランチ18は活性化壁19で終端し、ロータ20はこれらブランチ間に配置されている。このモータの動作は図3ないし7に関して説明したものと全体的に同様である。
コイル16に交流電力を供給しロータ20を駆動する。ロータの交番回転運動により、同期的交番牽引/圧縮力をブレード25に生じせしめる。これによりダイアフラム1の端部5はその面に垂直な方向に振動する。
ロータ20は互に反対方向に回転し、ロータ20の回転の慣性効果(inertial effects)は自然にキャンセルされる。
ダイアフラムの変位と振動が生成する慣性力に対向するために、ロータ20にアンバランスな状態を提供することは可能である。本発明の特別の実施例において、磁気的に分極化された領域を重心からズレた軸の周囲に分布させ、各ロータの回転軸をその重心からズラすことは可能である。図8から分かるように、磁化されたセクションNとSは、正確に言えば対称ではなく、点C(ロータ20の重心からズレたところにある)から延在している。図におけるこのズレは誇張して描かれている。
重心はロータ20の回転中心からズレている。これにより、ダイアフラム1の慣性力(inertial forces)に対向するような非平衡状態が生成される。
別の変形した実施例において、図8のポンプは2ロータのモータを持たず、図10で示されるような、各々が単一ロータを持つ2つのモータを有する。ロータ20′の各々はコア17′及びコイル16′に関連する。コア17′はそれぞれ対応するコイル16′を貫通する単一ブランチにより構成されており、フォークの形状で延在し、端部において相互に向き合う活性化壁19′を提供する。
コイル16′は、ロータ20′が互に同期して反対方向に回転するように電気的に接続される。
変形例において、上記単一ロータモータは図11で示される種類の単一ロータモータで置換することができる。図11の単一ロータモータはコイル26とコア27から構成される静止部分と協働するロータ30を有している。当該コアは2つのブランチ28(その内の1つはコイル26を貫通している)を有している。各ブランチ28は一般的にU字形で、その端部はコアの活性化壁29となる。
図12から分かるように、ロータ30は2つの反対方向に磁化されたセクタ(N,Sという)を有している。図12に示すように、平衡位置において、セクタNがコア27の活性化壁29に対し提供するエリアは、セクタSがコア27の活性化壁29に対し提供するエリアと等しい。
コイル26に電力が供給されると、コア27のブランチ28はコイル26が生成した磁気フラックスを搬送し、所定ブランチの2つの端部に反対極性を与える。こうして、ロータ30は各端部に対し対応する極性を持つセクタを提供するように回転する。図13と14はコイル26が生成する磁場の影響下で回転するときに、ロータ30が取る角度位置を示す。
図15に示される変形例では、ロータ30′は円形円筒形状のレジンのブロックを有し、このブロックには6つの棒磁石セグメント31が埋め込まれている。前記棒磁石セグメント31は、隣りが反対極性になるように円環上に配置される。
ロータは、自然に図15に示すような、コアに対するセグメントSのエリアがコアに対するセグメントNのエリアに等しくなるような平衡位置をとる。
本発明は、非平面のダイアフラムを有するポンプに適用可能である。例えば、図16に示すチューブ状のダイアフラム41である。ロータ40はダイアフラム41の端部45の近くに、ノッチ52で前記端部を受け入れるように配置される。図示しないが、ダイアフラム41は引張り手段(tensioning means)で引張られる。ポンプは、ダイアフラムの内部に延在する(extend)内部プレート及びダイアフラムの回りに延在する外部プレートを有する。これらプレートは図示しない。
ロータ40は対になって反対方向に回転するように構成される。ロータ40の同期的交番回転運動(synchronized alternating rotary motion)はダイアフラム41の端部45の交番的な変形をもたらす。ダイアフラム41に加わるテンションはそれを伝播媒体に変形し、端部45の交番的変形により生成される波が前記端部からダイアフラム41の自由端に向かって伝播することを可能にする。
図17に示すように本発明は同様に長方形ダイアフラムを有するポンプに適用することができる。
ダイアフラム51の複数端部の1つ55はロータ60のノッチに挿入される。ロータ60はコイル56を貫通するコア58から構成される静止部分と協働するものである。ロータ60の交番的回転運動はダイアフラム51の端部55に伝わち、ダイアフラムは振動する。このため、プレート52と53の間でダイアフラムは波打つ。図示しないが、ダイアフラム51は引張り手段により引張られる。
本発明は上記の特定の実施例に限定されるものではなく、むしろ反対に特許請求の範囲に基づく発明の範囲の全ての変形をカバーする。
特に、磁気的に極性化されたコアにおける領域のフラックスを閉ざす(closing the flux of the regions)ことで、ロータが自然に平衡位置に戻るように説明したが、ピボットピン又はセンターリング・バネを介して機械的にコアに結合するロータを設けることが可能である。
運動部分が正確に円形であるロータとして説明したが、運動部分はどのような形状を取ることができる。この時、運動部分の交番的回転運動(音響波を引き起こす)が生成するパルス動作を最小にするように留意しなければならない。
図面は、電磁モータと組み合わされて、ポンプとして動作するダイアフラムを有する機械を表わしているが、本発明は、前記機械(ダイアフラムが流体の不自然な通過により振動する)の逆動作(inverse operation)をカバーすることは明らかである。ダイアフラムの振動がロータの交番的振動をもたらし、さらにロータの振動がコイルに交流を生成する。
運動部分が磁気的に極性化された領域(磁化されたセクタ又は磁化された棒磁石のセグメントにより構成される)を有すると上記に説明したが、各領域(磁気的に極性化された領域)は導線コイルで厳密に均等的に置換され得る。その軸は運動部分の面に対して垂直に延びて、コイルには直流がロータリコンタクト又はフレキシブルワイアを介して供給される。
静止部分の機能と運動部分の機能を逆にすることができることは明らかである。例えば、コアを永久磁石で置換し、交流が供給される運動部分にコイルを設けることができる。
第1の実施例における円形ダイアフラムポンプの原理を示すダイアグラムである。 図1のポンプのラインII−IIで切断した断面図である。 図1の電磁モータロータの1つを示す部分図である。 図3のロータが平衡位置にあることを表わす正面図である。 図4と類似の図で、第1の方向に回転しているロータを表わす。 図5と類似の図で、第2の方向に回転しているロータを表わす。 図4と類似の図で、本発明の変形例を表わす。 本発明の第2の実施例における円形のダイアフラムポンプの原理を示すダイアフラムである。 図8のポンプの下面図で、図8のポンプの電磁モータを表わす。 図9と類似の図で、図8のポンプのモータの変形例を表わす。 本発明の別の実施例における電磁モータの原理を示すダイアフラムである。 図11のロータが平衡位置にあることを表わす正面図である。 図12と類似の図で、第1の方向に回転しているロータを表わす。 図13と類似の図で、第2の方向に回転しているロータを表わす。 図12と類似の図で、ロータの変形例を表わす。 本発明のチューブ状ダイアフラムポンプの原理を示すダイアフラムである。ポンプのプレートの1つが省略されている。 本発明の方形状ダイアフラムポンプの原理を示すダイアフラムである。

Claims (9)

  1. 変形可能なダイアフラム(1;41;51)を有する電磁機械であって、前記機械は、
    少なくとも1つの静止部分(6,7;16,17;16′、17′;26,27;26′、27′;56,57)であって、この静止部分は少なくとも1つの運動部分(10;20;20′;30;60)と相互作用を行う磁気フラックスのチャネリングに適合したものであり、前記運動部分は、運動部分の交番的変位と静止部分の交番磁気フラックス変化が対応するように、前記運動部分は磁気的に極性化(N,S)された領域を有するものであって、
    前記運動部分は、運動部分の交番的変位はダイアフラム(1)の変形に対応するように、ダイアフラムの端部(5;45;55)に連結しており、
    前記機械は、静止部分と運動部分は運動部分に対し回転変位を与えるように構成されることを特徴とする機械。
  2. 前記1つ又は複数の運動部分(10;20;20′;30;60)は実質的に円形円筒形状であり、実質的に幾何学的軸の周りを回転するように制限されることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  3. 前記又は各静止部分は、少なくとも1つの、磁気フラックスの磁気路を形成するコア(7;17;17′;57)が中を貫通するコイル(6;16;16′;56)を有するものであって、
    前記磁気路は、コアの活性化壁(9;19;19′;59)の対の間の1つ又は複数の空間で中断され
    前記又は各運動部分は、2つの平行面(13)により決められる本体を有し、前記平行面の間には磁気的に極性化された領域(N,S)が2つの隣接する領域は反対極性を持つように円周方向に配置され、延在し、
    前記運動部分(10;20;20′;30;60)は、前記運動部分の活性化された部分がコアの活性化壁に対して延長するようにコアの空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  4. コア(7;17;17′;57)の活性化壁(9;19;19′;59)が前記運動部分(10;20;20′;30;60)の中心部分に対し延長すること、及び前記活性化壁のエリアが前記運動部分の磁気的に極性化した領域のエリアより小さいことを特徴とする請求項3に記載の機械。
  5. 前記ダイアフラムの端部(5;45;55)は前記運動部分の縁部のノッチ(12)に噛合っていることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  6. 連結部品(15)はダイアフラムの端部と運動部分(20)の間に延在することを特徴とする請求項1に記載の機械。
  7. ダイアフラム(1,41)は円形又はチューブ状であり、電磁機械は、対になって直径の反対位置に配置され、反対方向に回転する、複数の運動部分(10、40)を有することを特徴とする請求項1に記載の機械。
  8. 運動部分(20)はダイアフラム(1)の交番的な慣性力を相殺するように配置されたアンバランスを提供することを特徴とする請求項1に記載の機械。
  9. ダイアフラムが運動部分(10)により駆動されるときに進行波の運動をダイアフラムに伝えるように、ダイアフラム(1)が2つの堅いプレート(2,3)の間に延在することを特徴とする請求項1に記載の機械。
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