JP4212417B2 - Support legs - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地面に対して被支持体を持ち上げる支持脚の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば車輪の交換時等に地面に対して機体を持ち上げたり、あるいは荷役時等に地面に対して機体を支持する支持脚を機体に搭載するものがある(特許文献1参照)。
【0003】
従来、この種の支持脚は、機体から下方に伸び出して接地する昇降ジャッキと、この昇降ジャッキの基端部を機体に回動可能に連結する支持軸と、この支持軸を中心に昇降ジャッキを回動させる揚降アクチュエータとを備える。昇降ジャッキはこの揚降アクチュエータによって機体内に収まる格納位置と機体から下方に伸び出す展開位置との間で自動的に駆動されるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2918128号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の支持脚にあっては、昇降ジャッキが展開位置にて地面に対して機体を持ち上げて支持したリフト状態で、機体に水平方向の揺れが生じた場合、機体と昇降ジャッキの間に介在する揚降アクチュエータに過度の応力が生じる可能性があり、この応力を低減する必要があった。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、揚降アクチュエータに過度の応力が生じないようにした支持脚を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、被支持体から下方に伸び出して接地する昇降ジャッキと、この昇降ジャッキの基端部を被支持体に回動可能に連結するジャッキ支持軸と、このジャッキ支持軸を中心に昇降ジャッキを回動させて被支持体側に格納する揚降アクチュエータとを備える支持脚に適用する。
【0008】
そして、揚降アクチュエータの昇降ジャッキに対する連結部に動揺吸収機構を介装し、昇降ジャッキから受ける力をこの動揺吸収機構で吸収することで、この力を揚降アクチュエータに伝達しない構成とし、動揺吸収機構は昇降ジャッキに固定される本体と、本体内を挿通し、先端部分が前記揚降アクチュエータに連結される連結棒と、本体の軸方向に対して連結棒を中立位置に保持する弾性体とを備え、被支持体が動揺するのに伴って昇降ジャッキが変位すると、この変位によって生じた力が本体を変位させるとともに、弾性体によってこの変位を吸収する構成としたことを特徴とするものとした。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、連結棒は本体を挿通する挿通部と、本体から突出し揚降アクチュエータに連結される突出部とを有し、この突出部が挿通部に対して昇降ジャッキ側に近づくように曲折したことを特徴とするものとした。
【0011】
【発明の作用および効果】
第1の発明によると、動揺吸収機構は被支持体が水平方向に動揺するのに伴って昇降ジャッキに対する揚降アクチュエータの変位を吸収することにより、揚降アクチュエータに過度の応力が生じることがなく、十分な強度が確保される。
【0012】
揚降アクチュエータが昇降ジャッキをジャッキ支持軸まわりに回動させる格納、展開作動時に、揚降アクチュエータの動きが動揺吸収機構を介して昇降ジャッキに伝えられ、この格納、展開作動を支障なく行うことができる。
【0013】
そして、動揺吸収機構は弾性体を用いて連結棒を中立位置に付勢するため、構造の簡素化が図られる。
【0014】
第2の発明によると、連結棒が昇降ジャッキ側に曲折している分だけ、揚降アクチュエータが昇降ジャッキに付与する力のモーメントを増大させて、昇降ジャッキの展開、格納をより少ない力で行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、この発明に系る支持脚1が航空機に用いられた場合の例を示したものである。同図によれば、機体5の後方に設けられた貨物搬送用の扉(ランプ)30の前方に、昇降ジャッキ2および動揺吸収機構10等からなる支持脚1が備え付けられている。この支持脚1は、例えば車輪の交換時等に地面に対して機体5を持ち上げたり、あるいは荷役時等に機体5の揺れや移動を防止して、機体5を安定的に支持するものである。
【0017】
なお、航空機の場合、支持脚1は機体5の下部に左右対で設けられるのが一般的であるが、必ずしも対である必要はなく、また、支持脚1の取付位置も機体5の後部に限定されるものではない。
【0018】
図2は、支持脚1の側面図である。支持脚1は機体5などの被支持体(以下、単に機体という)の下方から伸び出して接地する昇降ジャッキ2と、この昇降ジャッキ2の基端部を機体5に回動可能に連結するジャッキ支持軸3と、このジャッキ支持軸3を中心に昇降ジャッキ2を回動させて機体5内に格納する揚降アクチュエータ4とを備える。
【0019】
昇降ジャッキ2は筒状のシリンダチューブ21と、このシリンダチューブ21の先端から油圧力等によって突出するシリンダロッド22を有する。シリンダチューブ21の基端部はジャッキ支持軸3を介して機体5に回動可能に連結される。シリンダロッド22の先端部に接地プレート6がピン7を介して回動可能に連結される。なお、昇降ジャッキ2は作動流体等が給排されることによって伸縮作動するが、例えば、油圧による場合は、図示しない油圧装置によって駆動される。
【0020】
昇降ジャッキ2は図2に示す最収縮状態から伸張作動すると、やがて接地プレート6が地面につき、機体5が持ち上げられる。
【0021】
揚降アクチュエータ4はシリンダチューブ41と、このシリンダチューブ41の先端から油圧力等によって突出するシリンダロッド42を有する。シリンダチューブ41の基端部がピン43を介して機体5に回動可能に連結される。シリンダロッド42の先端部が動揺吸収機構10を介して昇降ジャッキ2に連結される。揚降アクチュエータ4も昇降ジャッキ2の場合と同じく、作動流体等が給排されることによって伸縮作動するが、例えば油圧による場合は図示しない油圧装置によって駆動される。
【0022】
図2は昇降ジャッキ2が機体5から下方に伸び出す展開位置にある状態を示しており、この展開状態で揚降アクチュエータ4は最伸張している。
【0023】
この展開状態から昇降ジャッキ2または揚降アクチュエータ4が図6の(1)(2)(3)(4)の順に示すように収縮作動することにより、昇降ジャッキ2がジャッキ支持軸3を中心に回動して引き込まれ、機体5内の格納位置に保持される。なお、図6の(2)に矢印で示すように昇降ジャッキ2が収縮作動するのに伴って接地プレート6がシリンダロッド22を介してシリンダロッド2の軸周りに回動して所定位置に保持される。そして、図6の(3)に矢印で示すように接地プレート6が自重によってピン7を介して回動して畳まれる。
【0024】
また、図6の(4)(3)(2)(1)の順に作動することによって格納状態から展開状態へと切り換えられる。
【0025】
そして本発明の要旨とするところであるが、機体5に対して昇降ジャッキ2が展開している場合において、機体5に水平方向等の動揺が発生すると、この動揺によって機体5に発生した力が昇降ジャッキ2に伝達される。そして通常は昇降ジャッキ2に伝達された力は、昇降ジャッキ2に間接的に取り付けられた揚降アクチュエータ4にも伝達される。しかしながらこの発明では、昇降ジャッキ2から揚降アクチュエータ4へと伝えられようとする力を昇降ジャッキ2と揚降アクチュエータ4間に取り付けられた動揺吸収機構10によって吸収する構成とした。これにより、機体5から昇降ジャッキ2へと伝えられた力が揚降アクチュエータ4に伝達しないようにしたものである。
【0026】
図3に示すように、動揺吸収機構10は昇降ジャッキ2のシリンダチューブ21に固定される本体11と、本体11内を挿通し、揚降アクチュエータ4のシリンダロッド42の先端部にピン44を介して回動可能に連結される連結棒12と、本体11の軸方向に対して連結棒12を中立位置に保持する弾性体とを備える。本実施形態では、弾性体として連結棒12を中立位置に付勢するスプリング13を介装した例を示しているが、弾性体はスプリングに限定されるものではなく、ゴム、スポンジ、液体等であってもよい。また、本実施の形態では、本体11は複数のボルトを介して昇降ジャッキ2のシリンダチューブ21に締結されているが、これに限るものではなく、例えば、溶接によって取り付けてもよいし、シリンダチューブと一体形成してもよい。
【0027】
筒状の本体11はその内側に円柱面状のガイド壁18を有する。本体11の内部であって、連結棒12とガイド壁18の間には本体11の軸方向に摺動可能な上ガイドチューブ15及び下ガイドチューブ16が設けられている。
【0028】
上ガイドチューブ15は、ガイド壁18の上端から内側に環状に突出する段部17によって上方への移動が規制され下ガイドチューブは、ガイド壁18の下側から内側に突出するストッパリング19によって下方への移動が規制される。
【0029】
そして、上下ガイドチューブ15、16間には、連結棒12を挿通するコイル状のスプリング13が圧縮された状態で介装されている。下ガイドチューブ16はスプリング13の外側に延びる筒状の規制部24を有し、この規制部24が上ガイドチューブ15の下端に当接することにより、スプリング13がそれ以上圧縮されることを規制するようになっている。
【0030】
連結棒12は本体11を貫通する棒状の軸であって、本体11内に挿通している挿通部28と本体11から突出した突出部29とを有する。突出部29の上端(先端)部には穴27が形成され、この穴27に挿通するピン44を介して揚降アクチュエータ4のシリンダロッド42が回転可能に連結される。連結棒12の途中にはつば部25が環状に突出し、このつば部25が上ガイドチューブ15の上端に当接する。また、連結棒12の下端部にはナット26が螺合し、このナット26が下ガイドチューブ16の下端に当接する。つまり、連結棒12はこのつば部25とナット26の間に上下ガイドチューブ15、16及びスプリング13を扶持している。
【0031】
以上のように構成されて、次に作用について説明する。図4は昇降ジャッキ2が機体5に対して展開した状態において、機体5の揺れに伴って昇降ジャッキ2等に作用する力が昇降ジャッキ2や動揺吸収機構10をどのように動かすかについて表したものである。なお、昇降ジャッキ2は便宜上収縮した状態を示しているが、実際には伸張しており、接地プレート6を地面につけている。
【0032】
図4の(b)は、昇降ジャッキ2が略垂直に延びて機体5に動揺がない静止状態を示している。この静止状態から機体5に水方向の揺れが生じて、昇降ジャッキ2に例えば力F1が働いた場合、図4の(a)に示すように、昇降ジャッキ2は図面左方向に傾斜しようとする。これに伴い動揺吸収機構10にも横方向からの力が作用するが、動揺機構10は連結棒12を介して揚降アクチュエータ4に固定支持されているため、横方向(図面左右方向)への動きは規制される。しかしながら、動揺吸収機構10の本体11は連結棒12に対して縦方向(図面上下方向)に可動することができるため、昇降ジャッキ2から受けた横方向の力は動揺吸収機構10の本体11を縦方向に動かす力に変換される。したがって、図4の(a)の例で言えば、図面左方向に向って力F1が働いた場合、その力は動揺吸収機構10に作用するが、動揺吸収機構10は横方向の動きが規制され、縦方向の動きのみ許容されているため、受けた力は動揺吸収機構10の本体11を下方向に動かすように作用する。そしてさらに、動揺吸収機構11の内部にはスプリング13が内蔵されていて、このスプリング13が動揺吸収機構10が受けた力を吸収するようになっている。よって、昇降ジャッキ2から受けた力がこの動揺吸収機構10によって吸収されて、揚降アクチュエータ4には殆ど伝達しないようになる。
【0033】
動揺吸収機構10の動きを具体的に表したものが図5の(a)である。前述の如く動揺吸収機構10の本体11は連結棒12に対して縦方向へ可動することができるが、横方向への動きは規制される。このため、昇降ジャッキ2側から動揺吸収機構10に向って力が作用すると、この力は動揺吸収機構10の本体11を下方向に押し下げる働きをする。動揺吸収機構10の本体11が下方向に動くと、本体11の段部17に当接した上ガイドチューブ15も本体11の動きに伴って同じく下方向に移動する。一方、本体11が下方向に移動しても、連結棒12は揚降アクチュエータ4によって固定支持されていることから、その位置に留まって移動せず、同じくナット26に当接した下ガイドチューブ16も移動せずにその位置に保持される。したがって、上ガイドチューブ15が下降すると、上ガイドチューブ15と下ガイドチューブ16間の距離が縮まって、スプリング13が圧縮される。
【0034】
次に、昇降ジャッキ2に力F2が働いた場合、図4の(b)に示すように、昇降ジャッキ2は図面右方向に傾斜しようとする。これに伴い動揺吸収機構10にも昇降ジャッキ2側に引っ張られる力が作用するが、動揺吸収機構10の本体11は縦方向のみの可動しか許容されていないため、昇降ジャッキ2側に引っ張られる横方向の力は動揺吸収機構10の本体11を縦方向に動かす力に変換される。したがって、図4の(b)の例で言えば、図面右方向に向って力F2が働いた場合、その力によって動揺吸収機構10の本体11が上方向に動かされる。そしてさらに、動揺吸収機構11の内部にはスプリング13が内蔵されていて、このスプリング13が動揺吸収機構10が受けた力を吸収するようになっているから、この力が揚降アクチュエータ4に殆ど伝達しなくなる。
【0035】
図5の(b)に示すように、動揺吸収機構10に昇降ジャッキ2側に引っ張られる力が作用すると、この力は動揺吸収機構10の本体11を上方向に押し上げる働きをする。動揺吸収機構10の本体11が上方向に動くと、本体11のストッパリング19に当接した下ガイドチューブ15も本体11の動きに伴って上方向に移動する。一方、本体11が上方向に移動しても、連結棒12は移動しないため、つば部25に当接した上ガイドチューブ15は移動しない。したがって、下ガイドチューブ16が上昇し、下ガイドチューブ16と上ガイドチューブ15間の距離が縮まって、スプリング13が圧縮される。
【0036】
こうして支持脚1は、動揺吸収機構10が機体5の前後方向の動きを吸収することによって、揚降アクチュエータ4に過度の応力が生じることがなく、十分な強度が確保される。
【0037】
本実施の形態では、昇降ジャッキ2が機体5に対して略垂に延びた展開状態において、動揺吸収機構10及び揚降アクチュエータ4も略垂直に延びるよう構成される。これにより、動揺吸収機構10及び陽降アクチュエータ4を取り付けるための横方向のスペースを大きく必要とせず、限られたスペースの中で、コンパクトに収めることができる。また、機体5が水平方向に動揺するのに伴って昇降ジャッキ2が倒れる動きに対して動揺吸収機構10が追従するストロークを小さくすることができ、動揺吸収機構10の小型化が図れる。したがって、スペースの制限を考慮しなくてよい場合などは、必ずしも動揺吸収機構10や揚降アクチュエータ4を昇降ジャッキと略垂直に設置する必要はない。
【0038】
なお、動揺吸収機構10は単一のスプリング13を用いて連結棒12を中立位置に付勢するため、構造の簡素化が図られているが、動揺吸収機構10はこれに限らず、複数のスプリングを用いて連結棒を中立位置に付勢する構造としても良い。
【0039】
次に図7、図8、図9に示す他の実施形態について説明する。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を付す。
【0040】
図7、図8に示すように、この実施形態では、連結棒12の突出部29が挿通部28に対して昇降ジャッキ2側に近づくように曲折して形成されている。連結棒12の突出部29を曲折させた理由は、連結棒12の突出部を真直ぐに形成した場合に比べて、より少ない力で昇降ジャッキ2を展開、格納させるためである。すなわち、連結棒12の突出部29が真直ぐ延びている場合と、曲折している場合とのモーメント力を比較すると、曲折している場合の方がモーメント力が大きくなって、揚降アクチュエータ4はより少ない力で昇降ジャッキ2を展開、格納させることができるようになる。
【0041】
図9に示すように、連結棒12の突出部29が真直ぐ伸びている場合に揚降アクチュエータ4の推力fが昇降ジャッキ2に作用する点をb1、連結棒12の突出部29が曲折している場合に揚降アクチュエータ4の推力fが昇降ジャッキ2に作用する点をb2とし、さらに、ジャッキ支持軸3の中心点をaとすると、この支点aから作用点(力点)b1またはb2までの距離はそれぞれL1、L2となる。ここで両者のモーメント力を比較すると、前者の場合(連結棒12が真直ぐの場合)のモーメント力M1はL1×f、後者の場合(連結棒12が曲折している場合)のモーメント力M2はL2×fとなって、しかも図からも明らかなように、L1よりL2の方が大きいから、後者、すなわち連結棒12が曲折している場合の方がモーメント力が大きくなる。
【0042】
以上のように、支点から力点までの距離を大きくとって、モーメントを増大させることで、揚降アクチュエータ4はより少ない力で昇降ジャッキ2を展開、格納させることができるようになる。
【0043】
したがって、昇降アクチュエータ4に接触しない範囲でさらに曲折させたり、連結棒12の突出部29をより短く形成することで同様の効果を得ることができる。
【0044】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す機体の側面図。
【図2】同じく支持脚の側面図。
【図3】同じく動揺吸収機構の断面図。
【図4】同じく支持脚の動きを示す側面図。
【図5】同じく動揺吸収機構の動きを示す側面図。
【図6】同じく支持脚が格納される動きを示す側面図。
【図7】他の実施の形態を示す支持脚の側面図。
【図8】同じく動揺吸収機構の断面図。
【図9】同じく揚降アクチュエータが昇降ジャッキに付与するモーメントを示す図。
【符号の説明】
1 支持脚
2 昇降ジャッキ
3 ジャッキ支持軸
4 揚降アクチュエータ
5 機体(被支持体)
6 接地プレート
10 動揺吸収機構
11 本体
12 連結棒
13 スプリング
24 規制部
28 挿通部
29 突出部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a support leg that lifts a supported body with respect to the ground.
[0002]
[Prior art]
For example, there is one that lifts the airframe with respect to the ground when exchanging wheels or mounts support legs that support the airframe with respect to the ground during cargo handling (see Patent Document 1).
[0003]
Conventionally, this type of support leg includes an elevating jack that extends downward from the fuselage and comes into contact with the ground, a support shaft that pivotally connects the base end of the elevating jack to the fuselage, and an elevating jack around the support shaft. And a lifting / lowering actuator for rotating. The lifting jack is automatically driven by the lifting / lowering actuator between a retracted position where the lifting / lowering actuator is accommodated in the body and a deployed position extending downward from the body.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2918128
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional support leg, when a horizontal swing occurs in the aircraft in a lift state where the aircraft is lifted and supported with respect to the ground at the unfolded position, the aircraft and the elevator jack Excessive stress may occur in the lifting / lowering actuator interposed between the two, and it is necessary to reduce this stress.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a support leg in which excessive stress is not generated in the lifting / lowering actuator.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a lifting jack that extends downward from a supported body and contacts the ground, a jack supporting shaft that rotatably connects a base end portion of the lifting jack to the supported body, and the jack supporting shaft as a center. This is applied to a support leg provided with a lifting / lowering actuator that rotates the lifting / lowering jack and stores it on the supported body side.
[0008]
And, a vibration absorbing mechanism is installed at the connecting part of the lifting / lowering actuator to the lifting / lowering jack, and the force received from the lifting / lowering jack is absorbed by this vibration absorbing mechanism, so that this force is not transmitted to the lifting / lowering actuator, and the vibration absorption The mechanism includes a main body fixed to the lifting jack, a connecting rod inserted through the main body and having a tip portion connected to the lifting actuator, and an elastic body that holds the connecting rod in a neutral position with respect to the axial direction of the main body. And when the lifting jack is displaced as the supported body is shaken, the force generated by the displacement displaces the main body, and the elastic body absorbs the displacement. did.
[0010]
According to a second invention, in the first invention, the connecting rod has an insertion part for inserting the main body, and a protrusion part protruding from the main body and connected to the lifting / lowering actuator, and the protrusion part moves up and down with respect to the insertion part. It is characterized by being bent so as to approach the jack side.
[0011]
Operation and effect of the invention
According to the first invention, the vibration absorbing mechanism absorbs the displacement of the lifting / lowering actuator relative to the lifting / lowering jack as the supported body swings in the horizontal direction, so that excessive stress is not generated in the lifting / lowering actuator. Sufficient strength is ensured.
[0012]
When the lifting / lowering actuator rotates and moves the lifting / lowering jack around the jack support shaft, the movement of the lifting / lowering actuator is transmitted to the lifting / lowering jack via the vibration absorbing mechanism, and the storing and unfolding operation can be performed without any trouble. it can.
[0013]
And since a vibration absorption mechanism urges | biases a connecting rod to a neutral position using an elastic body, simplification of a structure is achieved.
[0014]
According to the second aspect of the present invention, the lifting / lowering jack is deployed and stored with less force by increasing the moment of the force applied by the lifting / lowering actuator to the lifting jack by the amount the connecting rod is bent toward the lifting jack. be able to.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0016]
FIG. 1 shows an example in which a
[0017]
In the case of an aircraft, the
[0018]
FIG. 2 is a side view of the
[0019]
The
[0020]
When the
[0021]
The lifting / lowering
[0022]
FIG. 2 shows a state where the lifting / lowering
[0023]
When the lifting
[0024]
Further, the storage state is switched to the unfolded state by operating in the order of (4), (3), (2), and (1) in FIG.
[0025]
As the gist of the present invention, when the lifting / lowering
[0026]
As shown in FIG. 3, the
[0027]
The cylindrical
[0028]
The
[0029]
And between the upper and
[0030]
The connecting
[0031]
Next, the operation will be described. FIG. 4 shows how the force acting on the lifting
[0032]
FIG. 4B shows a stationary state in which the lifting
[0033]
FIG. 5 (a) specifically shows the movement of the
[0034]
Next, when the force F2 is applied to the lifting
[0035]
As shown in FIG. 5B, when a force that is pulled toward the lifting
[0036]
Thus, the
[0037]
In the present embodiment, the
[0038]
The
[0039]
Next, another embodiment shown in FIGS. 7, 8, and 9 will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same structure part as the said embodiment.
[0040]
As shown in FIGS. 7 and 8, in this embodiment, the protruding
[0041]
As shown in FIG. 9, when the
[0042]
As described above, by increasing the distance from the fulcrum to the force point and increasing the moment, the lifting / lowering
[0043]
Therefore, the same effect can be obtained by further bending in a range not contacting the elevating
[0044]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an airframe showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the support leg.
FIG. 3 is a sectional view of the vibration absorbing mechanism.
FIG. 4 is a side view showing the movement of the support leg.
FIG. 5 is a side view showing the movement of the vibration absorbing mechanism.
FIG. 6 is a side view showing the movement in which the support leg is retracted.
FIG. 7 is a side view of a support leg showing another embodiment.
FIG. 8 is a sectional view of the vibration absorbing mechanism.
FIG. 9 is a view showing the moment that the lifting actuator similarly applies to the lifting jack.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
6 Grounding
Claims (2)
前記揚降アクチュエータの前記昇降ジャッキに対する連結部に動揺吸収機構を介装し、
前記昇降ジャッキから受ける力をこの動揺吸収機構で吸収することで、前記力を前記揚降アクチュエータに伝達しない構成とし、
前記動揺吸収機構は前記昇降ジャッキに固定される本体と、
前記本体内を挿通し、先端部分が前記揚降アクチュエータに連結される連結棒と、
前記本体の軸方向に対して前記連結棒を中立位置に保持する弾性体とを備え、
前記被支持体が動揺するのに伴って前記昇降ジャッキが変位すると、この変位によって生じた力が前記本体を変位させるとともに、前記弾性体によってこの変位を吸収する構成としたことを特徴とする支持脚。A lifting jack, and the jack support shaft for pivotally connecting the proximal end portion of the lift jack to be support the lift jack around this jack support shaft of times grounded out extending from the support downwards In a support leg comprising a lifting and lowering actuator that is moved and stored on the supported body side,
A vibration absorbing mechanism is interposed in the connecting part of the lifting / lowering actuator to the lifting jack,
By absorbing the force applied from the lifting jack at the upset absorbing mechanism, and configured not to transmit the force to the Agefu actuator,
The vibration absorbing mechanism has a main body fixed to the lifting jack,
A connecting rod that is inserted through the body and has a tip connected to the lifting actuator;
An elastic body that holds the connecting rod in a neutral position with respect to the axial direction of the main body,
When the lifting jack is displaced as the supported body is shaken, the force generated by the displacement displaces the main body, and the elastic body absorbs the displacement. leg.
この突出部が挿通部に対して前記昇降ジャッキ側に近づくように曲折したことを特徴とする請求項1記載の支持脚。 The connecting rod has an insertion portion that passes through the main body, and a protruding portion that protrudes from the main body and is connected to the lifting / lowering actuator,
The support leg according to claim 1, wherein the protruding portion is bent so as to approach the lifting jack side with respect to the insertion portion .
Priority Applications (1)
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