JP4211175B2 - Garbage disposal equipment - Google Patents

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JP4211175B2
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一雅 六嶋
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弘泰 川西
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    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミ処理装置に関し、具体的には、微生物の力を利用して生ゴミの分解処理を行う生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から微生物を利用して有機物及び水分を含有する生ゴミを環境に影響を与えない程度に分解処理(発酵)することが行われており、この処理を行う生ゴミ処理装置が知られている。
【0003】
この生ゴミ処理装置は、生ゴミ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ゴミ処理材として充填してあり、生ゴミ処理槽に設けた投入口から生ゴミを生ゴミ処理槽内に投入し、生ゴミ処理材に生息する微生物の働きで生ゴミを発酵させて分解処理するようになっていたものであった。
【0004】
具体的には、生ゴミ処理槽内に撹拌手段である撹拌羽根が撹拌軸に取り付けられており、同撹拌羽根をモータにて回転駆動して同生ゴミ処理槽内に充填した生ゴミ処理材を撹拌することにより同生ゴミ処理槽内に投入した生ゴミが分解処理されるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような生ゴミ処理装置においては、バイオチップと称する木質細片を生ゴミ処理材として使用することで、撹拌を重ねるうちに、生ゴミ処理材が細かくなっていき、その結果、生ゴミ処理槽内の密度が高くなるものであった。そして、このような状態で撹拌を続けていくと、攪拌の際のトルクが大きくなって、さらには、モータロックの状態を招くものであった。
【0006】
本発明は、叙述の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、攪拌の際のトルクを低減させることができる生ゴミ処理装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る生ゴミ処理装置は、生ゴミ処理槽(1)内に設けた撹拌羽根(2b)を回転駆動して同生ゴミ処理槽(1)内に充填した生ゴミ処理材(3)を撹拌することにより、前記生ゴミ処理材に生息する微生物の働きによって、同生ゴミ処理槽(1)内に投入した生ゴミが分解処理される生ゴミ処理装置であって、上記生ゴミ処理材(3)が、上記生ゴミ処理槽(1)内のような好気状態で自身が好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で自身が嫌気性分解をする担持体であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に係る図面に基いて詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を正面から見た断面図である。図2は、図1を側面から見た断面図である。
【0010】
本発明の生ゴミ処理装置は、図1および図2に示すごとく、生ゴミ処理槽(1)内に設けた撹拌羽根(2b)を回転駆動して同生ゴミ処理槽(1)内に充填した生ゴミ処理材(3)を撹拌することにより同生ゴミ処理槽(1)内に投入した生ゴミが分解処理される生ゴミ処理装置であって、上記生ゴミ処理材(3)が、上記生ゴミ処理槽(1)内のような好気状態で好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で嫌気性分解をする担持体である。
【0011】
本発明の実施の形態に係る生ゴミ処理装置は、図1および図2に示すごとく、上方が開口したケース(16)に上方が開口した生ゴミ処理槽(1)が内装してあり、この生ゴミ処理槽(1)内には撹拌手段(2)が回転自在に内装してあるものである。このケース(16)は、底部の底板(16a)やその他にも背部の背板、両側に取り付けた側カバー、前面の上部に取り付けた前上カバー、前面の下部に取り付けた前下カバーなどで形成されているものである。
【0012】
また、上記生ゴミ処理槽(1)の底部には、例えば、点検口を設けてあり、この点検口を着脱自在な点検口カバーにて覆ってあるものである。そして、この点検口カバーを外すことで定期的に全量の生ゴミ処理材(3)を交換できるようになっているものである。
【0013】
図1および図2に示すごとく、上記ケース(16)の底板(16a)の下面にはベース(17)を装着してあり、ベース(17)の下端を設置できるようになっているものである。このケース(16)の上面開口には開閉自在な蓋(18)を装着しているものである。
【0014】
上記撹拌手段(2)は、図1に示すごとく、中空パイプ状をした撹拌軸(2a)に同撹拌軸(2a)の軸方向に対して略直交する方向に突出する撹拌羽根(2b)を設けて構成してあり、該撹拌軸(2a)が生ゴミ処理槽(1)や処理材排出槽(5)の側壁(20)に設けた軸受部(21)に回転自在に軸支しているものである。少なくとも撹拌軸(2a)の一端部は、生ゴミ処理槽(1)や処理材排出槽(5)の側壁(20)より外側に突出しており、撹拌軸(2a)の外側への突出部分にスプロケット(22)を設けているものである。
【0015】
そして、図1に示すごとく、上記撹拌羽根(2b)は、本実施形態の場合、3枚であり、撹拌軸(2a)の長手方向の略中央と両端部に位置しており、また、撹拌羽根(2b)の突出方向は周方向に略120°位相がずれているものである。ケース(16)の底板(16a)にはモータ(23)が取り付けてあり、モータ(23)の出力軸に設けたスプロケットと上記撹拌手段(2)に設けたスプロケット(22)とにチェーンが掛け回してあって、モータ(23)を正転することで撹拌手段(2)を正転し、モータ(23)を逆転することで撹拌手段(2)を逆転し、このような撹拌手段(2)の回転により、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)を撹拌し、生ゴミ処理槽(1)内の各部に満遍なく空気を供給すると共に、生ゴミ処理槽(1)内に充填した生ゴミ処理材(3)中に投入された生ゴミを均等に分散混合するようになっているものである。撹拌手段(2)の回転の制御は制御部により制御されるが、この制御部は、例えば、ケース(16)の上部に設けているものである。
【0016】
上記生ゴミ処理槽(1)の下部の外面部には、例えば、面ヒータを取着してあり、生ゴミ処理槽(1)に装填した生ゴミ処理材(3)の温度が低い場合に面ヒータにより加熱されるようになっているものである。この面ヒータも上記制御部で制御されるようになっているものである。
【0017】
また、同生ゴミ処理槽(1)内には微生物が生息した生ゴミ処理材(3)が充填されており、本発明では、この生ゴミ処理材(3)が、上記生ゴミ処理槽(1)内のような好気状態で好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で嫌気性分解をする担持体である。
【0018】
このような担持体としては、生ゴミ処理槽(1)内のような好気状態で好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で嫌気性分解をするものであれば、種類について、特に問われるものではないが、一例を挙げると、セルロース系のものやウレタン系のもの、ポリエチレン系のものなどが採用されるものである。具体的には、充填密度が高くて耐久性に優れるビスコパールが特に好ましいものである。このビスコパールは、パルプを溶解してビスコースにして、造粒し、上記ビスコパールとしたものであり、実施例として、挙げると、レンコン株製の商品名バイオボール(品番 AZ−4200−D)が採用されるものである。
【0019】
なお、上記ビスコパールは、通常のセルロースと違うものであり、具体的には、同セルロースが、発泡倍率の高低にかかわらず、比重としては0.03〜0.05g/mlである一方、ビスコパールは、比重としては0.07〜0.10g/mlであり、通常のセルロースよりもビスコパールは比重が高いものである。また、上記ビスコパールは、粒子の集合体であり、セルロースは繊維の集まりである。そして、通常のセルロースの繊維は、分解、あるいは、外力によって破壊された場合、結びつきがなくなるために、ばらばらになりやすく、性能が保持することができないが、ビスコパールは、摩耗などで全体の径としては、小さくなっていくが、家庭用などの生ゴミ処理槽(1)の負荷では3ヶ月に一度補充する程度の長寿命となり、セルロースに比べても充分に性能を高く維持することができるものである。
【0020】
このような担持体により、生ゴミ処理槽(1)内では好気状態であるために、攪拌により分解されることがなくなり、同担持体としては、寿命がきて交換されるまでの間、分解なく、確実に役割を果たすことができるとともに、オーバーフローなどにより排出された場合、生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で嫌気性分解をする同担持体が混在していることで、土中などに埋めて堆肥として使用することができるものである。
【0021】
特に、上記担持体が、セルロース系の発泡体であると、このセルロース系の発泡体にて微生物が生息しやすく、生ゴミ処理材(3)としてより一層適切なものである上に、同生ゴミ処理材(3)として使用した後、不要になっても、仕分けする手間なく、可燃物として燃やすことができるだけでなく、そのまま土中などに埋めてより一層確実に堆肥として使用することができるものであり、好ましいものである。発泡体としては、一例を挙げると、スポンジなどが採用できるものである。なお、上記ビスコパールの場合であっても、若干スポンジ状にするなどの方法をとることによって、上述したような効果が得られることは言うまでもないことである。
【0022】
さらに、上記セルロース系の発泡体が、活性炭を封入したものであると、この活性炭を封入したセルロース系の発泡体にて生ゴミの臭いを抑えるために活性炭を別途投入することが不要となる上に、生ゴミを生ゴミ処理材(3)と撹拌混合する際などに、同活性炭の細かな粒子が舞うこともなくなり、生ゴミ処理槽(1)の内外が舞い散った活性炭で汚れるようなことを排除することもできるものである。
【0023】
仮に、生ゴミの臭いを抑えるという目的で、上記セルロース系の発泡体と上記活性炭とをそれぞれ別々のものにすると、投入に手間がかかるばかりでなく、攪拌混合するにしても、2倍の手間がかかり、活性炭の細かな粒子が舞うために、生ゴミ処理槽(1)の内外が舞い散った活性炭で汚れるようなことも多くなるものである。
【0024】
なお、上記セルロース系の発泡体と上記活性炭との配合比は、生ゴミの臭いをなくすためには、活性炭の比率を多くすることが好ましいものであるが、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の長寿命化および圧密防止(いわゆる、団子化防止)には、セルロース系の発泡体の比率を多くすることが好ましく、このセルロース系の発泡体と上記活性炭との配合比は、必要に応じて、自由自在に設定することができるものである。
【0025】
そして、上記生ゴミ処理槽(1)内には含水率センサーが配設されており、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の含水率を測定できるようになっているものである。この含水率センサーで測定した含水率により、制御部にてファン(24)や面ヒータや撹拌手段(2)の運転制御ができるようになっているものである。
【0026】
また、上記ファン(24)を回転駆動すると、図1に示すごとく、ケース(16)の底部から吸気された外気が吸気経路(25)、生ゴミ処理槽(1)の上部の吸気口を介して生ゴミ処理槽(1)内に吸気され、生ゴミ処理槽(1)内から排気口(26)、排気経路(27)を介して外部に排気されるようになっているものである。
【0027】
上記のような生ゴミ処理装置において、生ゴミ処理槽(1)内に生ゴミが投入されると、撹拌手段(2)が回転して生ゴミを生ゴミ処理材(3)と撹拌混合させる。すると、生ゴミ処理材(3)に生息する微生物の働きにより生ゴミが分解処理されるものである。そして、ファン(24)を運転して生ゴミ処理槽(1)内に於ける生ゴミ処理により発生する湿気やガス等の排気は排気経路(27)を経て外部に排気され、同時にファン(24)を運転して排気することで、吸気経路(25)を経て吸気口から生ゴミ処理槽(1)内に外気が供給され、これにより新鮮な酸素が生ゴミ処理材(3)に供給されるようになって微生物の働きを活性化するものである。これにより生ゴミの分解処理が、漸次行われるようになっているものである。
【0028】
また、本実施形態の場合、一次槽としての生ゴミ処理槽(1)の側方に生ゴミ処理槽(1)と隣接するように二次槽としての処理材排出槽(5)を一体に設けてあり、生ゴミ処理槽(1)と処理材排出槽(5)との間の仕切り板(4)の上部には生ゴミ処理槽(1)から処理材排出槽(5)に生ゴミ処理材(3)をオーバーフローさせる複数の開口部(6)を設けてある。
【0029】
上記処理材排出槽(5)は、撹拌手段(2)を挟んで上方及び下方の位置で開口しており、下方の開口は排出開口(7)となっているものである。処理材排出槽(5)は、本実施形態の場合、直方体箱状になっており、撹拌手段(2)より若干下方の位置で排出開口(7)として開口しているものである。
【0030】
図1および図2に示すごとく、上記処理材排出槽(5)の下方部には三次槽としての受け槽(8)が着脱自在に装着されるようになっているものである。この受け槽(8)は、例えば、本実施形態の場合、柔軟な袋状物(8a)にて形成されており、袋状物(8a)の上端の開口縁には、矩形状の開口部分(10)を設けているものである。
【0031】
特に、本実施形態の生ゴミ処理装置では、図2に示すごとく、上記受け槽(8)の開口部分(10)が、同受け槽(8)の上面の略中央に位置しているものである。
【0032】
このような生ゴミ処理装置であると、受け槽(8)内に生ゴミ処理材(3)が中央部分からその周囲に向かって堆積するように溜まり、より一層密に同受け槽(8)内に生ゴミ処理材(3)を充填することができるものである。
【0033】
なお、上記受け槽(8)の開口部分(10)としては、その周縁(15)が、例えば、硬質板で形成されているものであり、このような硬質板にて同開口部分(10)が常に確保されているものである。
【0034】
このとき、例えば、周縁(15)が硬質板で形成されている開口部分(10)と袋状物(8a)とを脱着自在に結合している場合であると、硬質板だけを再利用するようにして袋状物(8a)ごと生ゴミ処理材(3)を投棄し得るようにできるものである。
【0035】
さらに、上記受け槽(8)の内面が、樹脂コーティングを施されたものであると、樹脂によるコーティングで、受け槽(8)内から外へ臭気が漏れたり、同受け槽(8)内から外へ水分がしみ出したりすることが、確実に防止されるものであり、使用者にとって衛生的で快適なものとすることができるものである。
【0036】
特に、上記樹脂コーティングが、ポリエチレンコーティングであると、ポリエチレンによるコーティングで、受け槽(8)内から外へ臭気が漏れたり、同受け槽(8)内から外へ水分がしみ出したりすることが、より一層確実に防止されるものであり、使用者にとってより一層衛生的で快適なものとすることができるものである。
【0037】
本実施形態では、さらに、図1および図2に示すごとく、上記受け槽(8)と上記処理材排出槽(5)とを連通する弾性体のダクト(9)を設けているものである。通常、このダクト(9)は、弾性体でなくても良いものであり、本発明においては特に制限されるものではないが、この弾性体のダクト(9)によって、受け槽(8)を取り替えなどのために外しても、その後、ダクト(9)の先端を受け槽(8)の開口部分(10)に向かって容易に動かすことができて、しかも、受け槽(8)の開口部分(10)にダクト(9)の先端が簡単に嵌まるとともに、弾性体であるために、開口部分(10)との間に隙間を作らないので、受け槽(8)の装着が非常に簡単なものとなる。その結果として、装着の際に、処理材排出槽(5)の下部の排出開口(7)と受け槽(8)とがうまく連通して、処理材排出槽(5)から排出された生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)で受けきれないといったことがなくなるものである。
【0038】
そして、図2に示すごとく、上記ダクト(9)の上端部には、突出片(12)が設けられていて、この突出片(12)が、例えば、上記処理材排出槽(5)の排出開口(7)に無理嵌めされて固定されるものである。
【0039】
なお、上記ダクト(9)としては、弾性体の場合であっても、特に材質は限定されるものではないが、一例を挙げると、ゴム(11)にて形成されているものである。
【0040】
上記のように処理材排出槽(5)や受け槽(8)を設けると、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の嵩が増えても、生ゴミ処理材(3)の量が所定量を越えると、開口部(6)からオーバーフローして処理材排出槽(5)に排出され、処理材排出槽(5)を介して受け槽(8)に受けられるものである。このように生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の嵩が増えても、オーバーフローして排出されるために生ゴミ処理槽(1)内で生ゴミ処理材(3)の撹拌などがスムーズに行われ、生ゴミ処理が効率よく行われるものである。
【0041】
また、オーバーフローした生ゴミ処理材(3)は、処理材排出槽(5)を介して受け槽(8)に受けられるが、このとき通気管などを介して、通気されて受け槽(8)内の生ゴミ処理材(3)が効果的に乾燥させられるものである。受け槽(8)に多くの生ゴミ処理材(3)が溜まると、例えば、前下カバーを取り外し、次いで、受け槽(8)が取り外され、受け槽(8)内に入った生ゴミ処理材(3)が投棄されるものである。
【0042】
さらに、本実施形態の生ゴミ処理装置は、図1に示すごとく、上記処理材排出槽(5)内に同処理材排出槽(5)へオーバーフローした上記生ゴミ処理材(3)を攪拌する撹拌刃(14)が設けられているものである。この撹拌刃(14)と上記撹拌羽根(2b)とを上記仕切り板(4)を隔てて相対向して配置するとともに、同位相で回転するようになしているものである。これは、撹拌刃(14)と撹拌羽根(2b)との突出方向が、互いに同位相となっているものであれば良いものである。
【0043】
具体的には、本実施形態の場合、図1に示すごとく、生ゴミ処理槽(1)に隣接するように生ゴミ処理槽(1)の高さと略同じ高さの処理材排出槽(5)を一体に設けているものである。また、撹拌手段(2)の撹拌軸(2a)は、処理材排出槽(5)内にも挿通してあり、同処理材排出槽(5)内で撹拌刃(14)を上記撹拌羽根(2b)と互いに同位相となるように撹拌軸(2a)に突設されているものである。
【0044】
このとき、処理材排出槽(5)に排出された生ゴミ処理材(3)は、撹拌刃(14)で撹拌されてから受け槽(8)に受けられるものである。そして、この撹拌刃(14)により、分解または破砕されずにオーバーフローした生ゴミ処理材(3)を処理材排出槽(5)においても破砕できるとともにさらに細かくなり、ごろごろした生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)により一層確実に入らないようにすることができるものである。
【0045】
なお、上述において、上記撹拌羽根(2b)としては、複数枚であれば、本発明の実施形態のごとく、3枚であってもかまわないし、2枚でも良いし、あるいは、4枚以上の場合であってもかまわないものである。
【0046】
さらに、図1に示すごとく、上記撹拌羽根(2b)と上記撹拌刃(14)とが、上記仕切り板(4)からそれぞれ略等距離隔てて配置されたものであると、生ゴミ処理材(3)が生ゴミ処理槽(1)側と処理材排出槽(5)側との両側から同時に仕切り板(4)の同一部分に互いに逆方向で、かつ、略同一の大きさの力がかかるために、この力が相殺されてほとんどゼロとなり、同仕切り板(4)を押しつけたとしても、結果として、仕切り板(4)が薄い板状のものであっても変形がより一層確実に起こり難いものとなる。すなわち、仕切り板(4)の変形をより一層確実に低減させることができるものである。
【0047】
なお、本発明における生ゴミ処理装置は、図1および図2に示す上述のような処理材排出槽(5)や受け槽(8)を有したオーバーフロータイプのものに限られるものではなく、例えば、生ゴミ処理槽(1)のみで生ゴミ処理装置が形成されたようなものであってもかまわないものである。
【0048】
本発明の生ゴミ処理装置によると、図1および図2に示すごとく、生ゴミ処理槽(1)内に設けた撹拌羽根(2b)を回転駆動して同生ゴミ処理槽(1)内に充填した生ゴミ処理材(3)を撹拌することにより同生ゴミ処理槽(1)内に投入した生ゴミが分解処理される生ゴミ処理装置であって、上記生ゴミ処理材(3)が、上記生ゴミ処理槽(1)内のような好気状態で好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽(1)外で土中のような嫌気状態で嫌気性分解をする担持体であるので、生ゴミ処理槽(1)内に設けた撹拌羽根(2b)を回転駆動して生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)が撹拌されるとともに、生ゴミ処理槽(1)内に投入した生ゴミが分解処理できるものであり、好気性分解をせず、かつ、嫌気性分解をする担持体の生ゴミ処理材(3)にて生ゴミ処理槽(1)内では攪拌により分解されることがなくなり、生ゴミ処理材(3)が細かくなることはなく、その結果、生ゴミ処理槽(1)内の密度が高くなることもないものである。そして、この生ゴミ処理材(3)は、土中などのような嫌気性でのみ分解されるので、不要になって土中などに埋めて堆肥として使用することができるものである。
【0049】
すなわち、本発明は、攪拌の際のトルクを低減させることができるものである。
【0050】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る生ゴミ処理装置によると、生ゴミ処理槽(1)内に設けた撹拌羽根(2b)を回転駆動して生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)が撹拌されるとともに、生ゴミ処理槽(1)内に投入した生ゴミが分解処理できるものであり、好気性分解をせず、かつ、嫌気性分解をする担持体の生ゴミ処理材(3)にて生ゴミ処理槽(1)内では攪拌により分解されることがなくなり、生ゴミ処理材(3)が細かくなることはなく、その結果、生ゴミ処理槽(1)内の密度が高くなることもないものである。そして、この生ゴミ処理材(3)は、土中などのような嫌気性でのみ分解されるので、不要になって土中などに埋めて堆肥として使用することができるものである。
【0051】
すなわち、本発明は、攪拌の際のトルクを低減させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を正面から見た断面図
【図2】図1を側面から見た断面図
【符号の説明】
1 生ゴミ処理槽
2b 撹拌羽根
3 生ゴミ処理材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a garbage disposal apparatus, and more particularly, to a garbage disposal apparatus that decomposes garbage using the power of microorganisms.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, it has been carried out to decompose (fermentation) garbage containing organic matter and moisture using microorganisms to such an extent that it does not affect the environment. .
[0003]
This garbage disposal apparatus is filled with wood chips called biochips as garbage disposal material in the garbage disposal tank, and the garbage is fed into the garbage disposal tank from the input port provided in the garbage disposal tank. The garbage was fermented and decomposed by the action of microorganisms that inhabit the garbage treatment material.
[0004]
Specifically, an agitation blade, which is a stirring means, is attached to the agitation shaft in the garbage disposal tank, and the garbage disposal material filled in the garbage disposal tank by rotating the agitation blade with a motor. The raw garbage thrown into the same garbage disposal tank is decomposed by stirring.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a garbage processing apparatus, by using a wood chip called a biochip as a garbage processing material, the garbage processing material becomes finer as stirring continues. The density in the waste treatment tank was high. And if stirring is continued in such a state, the torque at the time of stirring will become large, and also the state of a motor lock will be caused.
[0006]
The present invention has been made in view of the description, and an object of the present invention is to provide a garbage disposal apparatus capable of reducing torque during stirring.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A garbage disposal apparatus according to claim 1 of the present invention is a garbage disposal method in which a stirring blade (2b) provided in a garbage disposal tank (1) is rotationally driven to fill the garbage disposal tank (1). A garbage disposal device in which the garbage introduced into the garbage disposal tank (1) is decomposed by the action of microorganisms that inhabit the garbage disposal material by stirring the material (3), the garbage treating material (3) is itself under aerobic conditions such as the raw refuse treatment tank (1) inside the without the aerobic decomposition, and the garbage treatment tank (1) outside the soil It is characterized by being a carrier that itself undergoes anaerobic decomposition in such an anaerobic state.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on the drawings according to the embodiment.
[0009]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a garbage disposal apparatus according to an embodiment of the present invention as seen from the front. FIG. 2 is a cross-sectional view of FIG. 1 viewed from the side.
[0010]
As shown in FIGS. 1 and 2, the garbage processing apparatus of the present invention fills the garbage processing tank (1) by rotationally driving the stirring blade (2 b) provided in the garbage processing tank (1). The raw garbage processing material (3) is a raw garbage processing apparatus in which the raw garbage thrown into the raw garbage processing tank (1) is decomposed by stirring the raw garbage processing material (3). A carrier that does not undergo aerobic decomposition in an aerobic state as in the above-mentioned garbage disposal tank (1) and that performs anaerobic decomposition in an anaerobic state such as in the soil outside the garbage disposal tank (1). It is.
[0011]
As shown in FIGS. 1 and 2, the garbage processing apparatus according to the embodiment of the present invention includes a case (16) having an upper opening and a garbage processing tank (1) having an upper opening. A stirring means (2) is rotatably mounted in the garbage disposal tank (1). This case (16) includes a bottom plate (16a) at the bottom, a back plate at the back, side covers attached to both sides, a front upper cover attached to the upper front, a front lower cover attached to the lower front, and the like. Is formed.
[0012]
Moreover, for example, an inspection port is provided at the bottom of the garbage disposal tank (1), and this inspection port is covered with a removable inspection port cover. Then, by removing this inspection port cover, the entire amount of garbage processing material (3) can be exchanged periodically.
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, a base (17) is attached to the lower surface of the bottom plate (16a) of the case (16) so that the lower end of the base (17) can be installed. . An openable / closable lid (18) is attached to the upper surface opening of the case (16).
[0014]
As shown in FIG. 1, the stirring means (2) has a stirring pipe (2b) protruding in a direction substantially perpendicular to the axial direction of the stirring shaft (2a) on the stirring shaft (2a) having a hollow pipe shape. The stirring shaft (2a) is rotatably supported by a bearing portion (21) provided on the side wall (20) of the garbage disposal tank (1) or the treatment material discharge tank (5). It is what. At least one end portion of the stirring shaft (2a) protrudes outward from the side wall (20) of the garbage processing tank (1) and the processing material discharge tank (5), and the protruding portion to the outside of the stirring shaft (2a). A sprocket (22) is provided.
[0015]
And as shown in FIG. 1, the said stirring blade (2b) is three sheets in this embodiment, and is located in the approximate center and both ends of the longitudinal direction of the stirring shaft (2a). The protruding direction of the blade (2b) is a phase shifted by approximately 120 ° in the circumferential direction. A motor (23) is attached to the bottom plate (16a) of the case (16), and a chain is hung on a sprocket provided on the output shaft of the motor (23) and a sprocket (22) provided on the stirring means (2). The stirring means (2) is rotated forward by rotating the motor (23) forward, the stirring means (2) is rotated reversely by rotating the motor (23), and the stirring means (2 ), The garbage processing material (3) in the garbage processing tank (1) is agitated, and air is uniformly supplied to each part in the garbage processing tank (1), and the garbage processing tank (1). The garbage put into the garbage processing material (3) filled therein is uniformly dispersed and mixed. The control of the rotation of the stirring means (2) is controlled by the control unit, and this control unit is provided, for example, at the upper part of the case (16).
[0016]
For example, a surface heater is attached to the outer surface of the lower part of the garbage disposal tank (1), and the temperature of the garbage disposal material (3) loaded in the garbage disposal tank (1) is low. It is heated by a surface heater. This surface heater is also controlled by the control unit.
[0017]
Moreover, the garbage disposal tank (1) is filled with the garbage disposal material (3) inhabited by microorganisms. In the present invention, this garbage disposal material (3) is the above garbage disposal tank ( 1) A carrier that does not undergo aerobic decomposition in an aerobic state as in the interior, and that performs anaerobic decomposition in an anaerobic state as in the soil outside the same garbage disposal tank (1).
[0018]
Such a carrier does not undergo aerobic decomposition in an aerobic state as in the garbage disposal tank (1) and is in an anaerobic state such as in the soil outside the garbage disposal tank (1). The type is not particularly limited as long as it can be anaerobically decomposed. For example, cellulose type, urethane type, polyethylene type and the like are adopted. Specifically, viscopearl having a high packing density and excellent durability is particularly preferable. This bisco pearl is obtained by dissolving pulp into viscose and granulating it to form the above bisco pearl. As an example, a product name Bioball (product number AZ-4200-D, manufactured by lotus root) ) Is adopted.
[0019]
The viscopearl is different from ordinary cellulose. Specifically, the cellulose has a specific gravity of 0.03 to 0.05 g / ml regardless of the foaming ratio, whereas visco Pearl has a specific gravity of 0.07 to 0.10 g / ml, and viscopearl has a higher specific gravity than normal cellulose. The biscopal is an aggregate of particles, and the cellulose is a collection of fibers. And when normal cellulose fiber breaks down due to decomposition or external force, it loses its connection, so it tends to break apart and cannot maintain its performance. However, it will become smaller, but it will have a long life to be replenished once every three months under the load of household garbage disposal tank (1), and can maintain sufficiently high performance compared to cellulose. Is.
[0020]
Such a carrier is in an aerobic state in the garbage disposal tank (1), so it is not decomposed by stirring, and the carrier is decomposed until the end of its life and replacement. It is possible to play a role without fail, and when it is discharged due to an overflow or the like, the same carrier that undergoes anaerobic decomposition in an anaerobic state like soil is mixed outside the garbage disposal tank (1). Therefore, it can be buried in the soil and used as compost.
[0021]
In particular, if the carrier is a cellulosic foam, microorganisms are liable to live in the cellulosic foam, which is more suitable as a garbage disposal material (3). Even if it becomes unnecessary after using it as a waste disposal material (3), it can be burned as a combustible material without the need for sorting, and it can be buried in the soil as it is and used as compost more reliably. Is preferable. As an example of the foam, a sponge or the like can be used. Needless to say, even in the case of the above-mentioned viscopearl, the effect as described above can be obtained by taking a method such as making it slightly sponge-like.
[0022]
Furthermore, if the cellulose-based foam encapsulates activated carbon, it is not necessary to separately add activated carbon in order to suppress the smell of garbage in the cellulose-based foam encapsulating the activated carbon. In addition, when mixing garbage with the garbage treatment material (3), fine particles of the activated carbon will not flutter, and the inside and outside of the garbage treatment tank (1) will be contaminated with scattered activated carbon. It can also be excluded.
[0023]
If the cellulosic foam and the activated carbon are made different for the purpose of suppressing the smell of garbage, not only will it take time to charge, but it will also take twice as much work even if stirring and mixing. As the fine particles of activated carbon fly, the inside and outside of the garbage disposal tank (1) are often contaminated with scattered activated carbon.
[0024]
The mixing ratio of the cellulosic foam and the activated carbon is preferably to increase the ratio of activated carbon in order to eliminate the smell of garbage, but in the garbage treatment tank (1). In order to prolong the life of the garbage treatment material (3) and prevent compaction (so-called dumpling prevention), it is preferable to increase the ratio of the cellulosic foam. The blend of the cellulosic foam and the activated carbon is preferable. The ratio can be freely set as required.
[0025]
And the moisture content sensor is arrange | positioned in the said garbage disposal tank (1), and it can measure the moisture content of the garbage disposal material (3) in a garbage disposal tank (1). Is. The operation of the fan (24), the surface heater, and the stirring means (2) can be controlled by the control unit based on the moisture content measured by the moisture content sensor.
[0026]
When the fan (24) is driven to rotate, as shown in FIG. 1, the outside air sucked from the bottom of the case (16) passes through the intake passage (25) and the intake port at the top of the garbage disposal tank (1). Then, the air is sucked into the garbage processing tank (1) and exhausted from the garbage processing tank (1) to the outside through the exhaust port (26) and the exhaust path (27).
[0027]
In the garbage processing apparatus as described above, when the garbage is put into the garbage processing tank (1), the stirring means (2) rotates to mix the garbage with the garbage processing material (3). . Then, garbage is decomposed by the action of microorganisms that inhabit the garbage treatment material (3). Then, the fan (24) is operated and the exhaust of moisture, gas, etc. generated by the garbage processing in the garbage processing tank (1) is exhausted to the outside through the exhaust path (27), and at the same time, the fan (24 ) Is exhausted through the intake path (25), and outside air is supplied from the intake port into the garbage disposal tank (1), whereby fresh oxygen is supplied to the garbage disposal material (3). It activates the function of microorganisms. Thereby, the decomposition process of the garbage is gradually performed.
[0028]
In the case of this embodiment, the processing material discharge tank (5) as a secondary tank is integrated with the garbage processing tank (1) on the side of the garbage processing tank (1) as a primary tank. The garbage is disposed in the upper part of the partition plate (4) between the garbage disposal tank (1) and the treatment material discharge tank (5) from the garbage treatment tank (1) to the treatment material discharge tank (5). A plurality of openings (6) for overflowing the treatment material (3) are provided.
[0029]
The said processing material discharge tank (5) is opened in the upper and lower positions on both sides of the stirring means (2), and the lower opening is a discharge opening (7). In the case of this embodiment, the treatment material discharge tank (5) has a rectangular parallelepiped box shape, and is opened as a discharge opening (7) at a position slightly below the stirring means (2).
[0030]
As shown in FIGS. 1 and 2, a receiving tank (8) as a tertiary tank is detachably attached to a lower portion of the processing material discharge tank (5). For example, in the case of the present embodiment, the receiving tank (8) is formed of a flexible bag-like object (8a), and a rectangular opening portion is provided at the opening edge of the upper end of the bag-like object (8a). (10) is provided.
[0031]
In particular, in the garbage processing apparatus of the present embodiment, as shown in FIG. 2, the opening (10) of the receiving tank (8) is located at the approximate center of the upper surface of the receiving tank (8). is there.
[0032]
In such a garbage disposal apparatus, the garbage disposal material (3) accumulates in the receiving tank (8) so as to accumulate from the central portion toward the periphery thereof, and the receiving tank (8) is more densely packed. The garbage processing material (3) can be filled inside.
[0033]
In addition, as the opening part (10) of the said receiving tank (8), the periphery (15) is formed with the hard board, for example, and the opening part (10) with such a hard board. Is always secured.
[0034]
At this time, for example, in the case where the opening (10) whose peripheral edge (15) is formed of a hard plate and the bag (8a) are detachably coupled, only the hard plate is reused. Thus, the garbage processing material (3) can be dumped together with the bag-like material (8a).
[0035]
Furthermore, if the inner surface of the receiving tank (8) is resin-coated, odor leaks from the receiving tank (8) to the outside due to coating with resin, or from the receiving tank (8). The exudation of moisture to the outside is surely prevented, and can be made hygienic and comfortable for the user.
[0036]
In particular, when the resin coating is a polyethylene coating, odor may leak from the inside of the receiving tank (8) to the outside or moisture may ooze out from the inside of the receiving tank (8). Therefore, it can be prevented more reliably and can be made more hygienic and comfortable for the user.
[0037]
In this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, an elastic duct (9) that communicates the receiving tank (8) and the processing material discharge tank (5) is further provided. Usually, the duct (9) may not be an elastic body and is not particularly limited in the present invention, but the receiving tank (8) is replaced by the duct (9) of the elastic body. The tip of the duct (9) can be easily moved toward the opening (10) of the receiving tub (8), and the opening of the receiving tub (8) ( 10) The end of the duct (9) can be easily fitted in 10), and since it is an elastic body, no gap is formed between the opening (10), so the receiving tank (8) is very easy to install. It will be a thing. As a result, when installed, the waste opening (7) at the bottom of the treatment material discharge tank (5) and the receiving tank (8) communicate well, and the garbage discharged from the treatment material discharge tank (5). The treatment material (3) cannot be received by the receiving tank (8).
[0038]
And as shown in FIG. 2, the upper end part of the said duct (9) is provided with the protrusion piece (12), and this protrusion piece (12) is discharge | emission of the said processing material discharge tank (5), for example. It is forcibly fitted and fixed in the opening (7).
[0039]
The duct (9) is not particularly limited even if it is an elastic body. However, for example, the duct (9) is made of rubber (11).
[0040]
When the processing material discharge tank (5) and the receiving tank (8) are provided as described above, even if the bulk of the garbage processing material (3) in the garbage processing tank (1) increases, the garbage processing material (3 ) Exceeds the predetermined amount, it overflows from the opening (6) and is discharged to the treatment material discharge tank (5) and is received by the receiving tank (8) through the treatment material discharge tank (5). is there. Thus, even if the bulk of the garbage processing material (3) in the garbage processing tank (1) increases, it overflows and is discharged, so that the garbage processing material (3) in the garbage processing tank (1) is discharged. The agitation is performed smoothly, and the garbage treatment is performed efficiently.
[0041]
Further, the overflowing garbage processing material (3) is received by the receiving tank (8) through the processing material discharge tank (5). At this time, it is ventilated through the vent pipe and the receiving tank (8). The garbage processing material (3) inside is effectively dried. When a large amount of garbage processing material (3) accumulates in the receiving tank (8), for example, the front lower cover is removed, and then the receiving tank (8) is removed, and the garbage processing that has entered the receiving tank (8). The material (3) is dumped.
[0042]
Furthermore, the garbage processing apparatus of this embodiment stirs the said garbage processing material (3) which overflowed into the said processing material discharge tank (5) in the said processing material discharge tank (5), as shown in FIG. A stirring blade (14) is provided. The stirring blade (14) and the stirring blade (2b) are arranged opposite to each other with the partition plate (4) therebetween, and are rotated in the same phase. This is sufficient if the protruding directions of the stirring blade (14) and the stirring blade (2b) are in phase with each other.
[0043]
Specifically, in the case of the present embodiment, as shown in FIG. 1, a treatment material discharge tank (5 having a height substantially the same as the height of the garbage treatment tank (1) so as to be adjacent to the garbage treatment tank (1). ). The stirring shaft (2a) of the stirring means (2) is also inserted into the treatment material discharge tank (5), and the stirring blade (14) is inserted into the treatment blade (5) in the treatment material discharge tank (5). 2b) and projecting on the stirring shaft (2a) so as to be in phase with each other.
[0044]
At this time, the garbage processing material (3) discharged to the processing material discharge tank (5) is received by the receiving tank (8) after being stirred by the stirring blade (14). And, by this stirring blade (14), the garbage processing material (3) overflowed without being decomposed or crushed can be crushed also in the processing material discharge tank (5), and further becomes finer and the raw garbage processing material (3 ) Can be more reliably prevented from entering the receiving tank (8).
[0045]
In the above description, as the stirring blade (2b), as long as there are a plurality of the stirring blades (2b), as in the embodiment of the present invention, the number may be three, or two, or four or more. It doesn't matter.
[0046]
Furthermore, as shown in FIG. 1, when the agitation blade (2b) and the agitation blade (14) are arranged at substantially equal distances from the partition plate (4), 3) A force of approximately the same magnitude is applied to the same part of the partition plate (4) from both sides of the garbage processing tank (1) side and the processing material discharge tank (5) side at the same time. Therefore, even if this force is offset and becomes almost zero and the partition plate (4) is pressed, as a result, even if the partition plate (4) is a thin plate, the deformation occurs more reliably. It will be difficult. That is, the deformation of the partition plate (4) can be more reliably reduced.
[0047]
In addition, the garbage processing apparatus in this invention is not restricted to the overflow type thing which has the above-mentioned processing material discharge tank (5) and receiving tank (8) shown in FIG.1 and FIG.2, for example, A garbage disposal apparatus may be formed only by the garbage disposal tank (1).
[0048]
According to the garbage processing apparatus of this invention, as shown in FIG.1 and FIG.2, the stirring blade (2b) provided in the garbage processing tank (1) is rotationally driven, and it is in the said garbage processing tank (1). A garbage disposal apparatus in which the garbage disposed in the garbage disposal tank (1) is decomposed by agitating the filled garbage disposal material (3), the garbage disposal material (3) being The carrier that does not undergo aerobic decomposition in an aerobic state as in the above-mentioned garbage disposal tank (1), and that performs anaerobic decomposition in an anaerobic state in the soil outside the garbage disposal tank (1) Therefore, the agitation blade (2b) provided in the garbage disposal tank (1) is rotationally driven to agitate the garbage disposal material (3) in the garbage disposal tank (1) and the garbage. The garbage that has been put into the treatment tank (1) can be decomposed, and does not undergo aerobic decomposition and carries anaerobic decomposition. The garbage disposal material (3) is not decomposed by stirring in the garbage disposal tank (1), and the garbage disposal material (3) does not become fine. As a result, the garbage disposal tank ( The density in 1) does not increase. And since this garbage disposal material (3) decomposes | disassembles only by anaerobic conditions, such as in the soil, it becomes unnecessary and can be buried in the soil etc. and used as compost.
[0049]
That is, the present invention can reduce the torque during stirring.
[0050]
【The invention's effect】
According to the garbage processing apparatus according to claim 1 of the present invention, the agitation blade (2b) provided in the garbage processing tank (1) is rotationally driven so that the garbage processing material in the garbage processing tank (1) ( 3) is agitated, and the garbage put into the garbage disposal tank (1) can be decomposed, and does not undergo aerobic decomposition and does not undergo anaerobic decomposition, and the garbage treatment material of the carrier. In (3), the garbage disposal tank (1) is not decomposed by stirring, and the garbage disposal material (3) is not made finer. As a result, the density in the garbage disposal tank (1) Will not increase. And since this garbage disposal material (3) decomposes | disassembles only by anaerobic conditions, such as in the soil, it becomes unnecessary and can be buried in the soil etc. and used as compost.
[0051]
That is, the present invention can reduce the torque during stirring.
[Brief description of the drawings]
Cross section view of the garbage disposal apparatus according to an embodiment cross-sectional view as viewed from the front [FIG. 1. FIG from the side of the present invention; FIG EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
1 Garbage disposal tank 2b Agitation blade 3 Garbage disposal material

Claims (1)

生ゴミ処理槽内に設けた撹拌羽根を回転駆動して同生ゴミ処理槽内に充填した生ゴミ処理材を撹拌することにより、前記生ゴミ処理材に生息する微生物の働きによって、同生ゴミ処理槽内に投入した生ゴミが分解処理される生ゴミ処理装置であって、上記生ゴミ処理材が、上記生ゴミ処理槽内のような好気状態で自身が好気性分解をせず、かつ、同生ゴミ処理槽外で土中のような嫌気状態で自身が嫌気性分解をする担持体であることを特徴とする生ゴミ処理装置。By stirring the garbage disposal material the stirring blade provided in the garbage treatment tank and rotated and filled in the garbage treatment tank, by the action of microorganisms inhabiting the raw waste material, the garbage It is a garbage processing apparatus in which the garbage thrown into the treatment tank is decomposed, and the garbage treatment material itself does not undergo aerobic decomposition in an aerobic state as in the garbage treatment tank, And the garbage disposal apparatus characterized by being a support body which anaerobically decomposes itself in the anaerobic state like the soil outside the garbage disposal tank.
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