JP4208736B2 - 外部記録媒体の認証方式 - Google Patents

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Description

本発明は、マスター側の電子装置から着脱可能な外部記録媒体をスレーブ側の電子装置において認証する認証方式に関する。
ハードディスクの大容量化および低コスト化に伴い、パーソナルコンピュータを初めとするテレビやオーディオ・ビデオ(AV)機器においてハードディスクが利用されている。ハードディスク搭載のAV機器は、多くの音楽や映像データ等を記憶させることができ、かつ、記憶されたデータを編集することができるという利点を有する。
こうしたハードディスクは、外部記憶装置としても利用されている。例えば、特許文献1では、パーソナルコンピュータにおいて利用者が作業を中断するとき、外部記憶装置にハイバネーションファイルを退避し、利用者が作業を開始するとき、入力したパスワードと外部記憶装置のパスワードとが一致するとき、ハイバネーションファイルによって作業中断直前の状況を復旧し、不一致のとき通常の立ち上げを行う技術が開示されている。
また、オーディオシステムにおいて、着脱可能なポータブルハードディスクが実用化されている。ポータブルハードディスクは、オーディオシステムから取り外し可能であり、パーソナルコンピュータ等の他の電子装置に接続し、そこから音楽ファイルや映像ファイルを取り込み、再びポータブルハードディスクをオーディオシステムに接続することで、音楽ファイルや映像ファイルを再生可能としている。
特開2002−6978号
しかしながら、従来のポータブルハードディスクを搭載するオーディオシステムには次のような課題がある。図10は、ポータブルハードディスクの認証方式を説明する図である。オーディオシステムは、動作の中枢を担うコントロールユニット(C/U)100と、着脱可能なハードディスク(HD)110とを備えている。また、パーソナルコンピュータ(PC)120には、ハードディスク110を認証したり、ハードディスクを編集するための専用のソフトウエアが搭載されている。コントロールユニット100から取り外されたハードディスク110がPC120に接続されると、PC120においてハードディスク110の認証が行われる。認証が行われると、PCからハードディスク110へのアクセスが可能となり、音楽ファイルのコピー等の編集を行うことができる。
PC120によって認証されたハードディスク110を、他のPC130において使用するには、音楽ファイルの無断コピーや転用を防止するため、ハードディスク110の再認証が必要となる。しかし、現状の認証方式では、ハードディスク110の認証を解除もしくはリセットする機能が備えられておらず、PC130において再認証を実行する場合には、ハードディスク110の収録内容がすべて消去されてしまう。つまり、現状の認証方式では、ハードディスクが1台のパーソナルコンピュータによって認証されてしまうと、これ以外のパーソナルコンピュータにおいて認証を受けることができなかった。このため、ユーザがパーソナルコンピュータを買い換えた場合、あるいは、ユーザが複数のパーソナルコンピュータを所持する場合には、認証を受けたハードディスクを実質的に使用することができず、ユーザにとって非常に不便、不都合であった。
本発明は、上記した従来の認証方式の課題を解決し、着脱可能な外部記録媒体を必要に応じて複数の電子装置に対して使用することができる利便性の高い外部記録装置の認証システムを提供することを目的とする。
本発明に係る、マスター側の電子装置から着脱可能な外部記録媒体をスレーブ側の電子装置において認証する認証システムは、以下の構成を有する。外部記録媒体がスレーブ側の電子装置に接続されたとき、スレーブ側の電子装置は、当該外部記録媒体の認証を行う認証手段を有し、スレーブ側の電子装置によって認証された外部記録媒体がマスター側の電子装置に接続されたとき、マスター側の電子装置は、当該外部記録媒体の認証を解除するための解除手段を有する。
さらに本発明に係る、マスター側の電子装置から着脱可能な外部記録媒体をスレーブ側の電子装置において認証する方法は、以下のステップを有する。スレーブ側の電子装置に外部記録媒体が接続されたとき、外部記録媒体の固有データに基づき外部記録媒体の認証を行うステップと、認証された外部記録媒体がマスター側の電子装置に接続されたとき、当該認証の解除を行うステップとを有する。
さらに本発明に係る、着脱可能な外部記録媒体の認証を行う機能を備えた電子装置は、外部記録媒体が接続されたとき、外部記録媒体に含まれる認証判別データを参照し、外部記録媒体が認証済みであるか否かを検出する認証検出手段と、外部記録媒体が認証済みであると検出されたとき、外部記録媒体が当該電子装置によって認証されたものであるか否かを判定する判定手段と、外部記録媒体が当該電子装置によって認証されたものでないと判定された場合、外部記録媒体へのアクセスを禁止し、認証されたものであると判定された場合、外部記録媒体へのアクセスを許可する制御手段とを有する。
さらに本発明に係る、着脱可能な外部記録媒体を備えた電子装置は、他の電子装置によって認証された外部記録媒体が接続されたとき、当該外部記録媒体の使用が認められるか否かを識別する識別手段と、外部記録媒体の使用が認められると識別された場合、認証を解除すべき旨の入力に応答して外部記録媒体の認証を解除する認証解除手段とを有する。
本発明によれば、スレーブ側の電子装置において一旦認証を受けた外部記録装置であっても、マスター側の電子装置において認証を解除できるようにしたので、外部記録装置を必要に応じて複数のスレーブ側の電子装置において使用することができる。このため、ユーザが複数の電子装置を所有しているときや、電子装置を買い替えたときであっても、外部記録装置の正当な使用が可能になるので、従来の認証方式と比べ、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明に係る着脱可能な外部記録装置の認証方式は、好ましくは、カーオーディオシステムにおいて実施され、外部記録装置としてハードディスクが用いられる。以下、図面を参照して詳細な実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係るハードディスク搭載のカーオーディオシステムの構成を示すブロック図である。オーディオシステム1は、本システムに対して着脱可能なハードディスク(HD)10、ユーザからの命令等を入力する入力部12、CD−ROMやDVD等のディスクに対してデータの読み書きを行うための光学ピックアップ14、ハードディスク10や光学ピックアップ14から読み出されたオーディオデータの出力を行うオーディオ出力部16、ハードディスク10や光学ピックアップから読み出されたビデオデータの出力を行うビデオ出力部18、オーディオシステムの動作を制御するためのプログラムを格納するプログラムメモリ20、データを一時的に保持するデータメモリ22、プログラムメモリ20のプログラムに従い各部を制御するCPU24、各部を接続するバス26とを含んで構成される。
オーディオ出力部16は、読み出されたディジタルオーディオデータのデコード等を行い、スピーカを介して音声出力を行う。ビデオ出力部18は、読み出されたディジタルビデオデータのデコード等を行い、ディスプレイを介して映像出力を行う。
本実施例のオーディオシステム1において、ハードディスク10は、光学ピックアップ12から読み出されたオーディオデータやビデオデータを記憶することが可能であるとともに、さらには、ハードディスク10をパーソナルコンピュータ等の他の電子装置に接続し、そこからオーディオデータやビデオデータを取り込むことが可能である。しかしながら、ハードディスク10を不特定多数の電子装置に対して何ら制限のない環境下で使用を認めると、音楽ファイルや映像ファイルが無断でコピーされるといった著作権保護の観点から望ましくない事態が生じるおそれがある。このため、ハードディスク10を他の電子装置において使用する場合には一定の認証システムが必要となる。
図2は、第1の実施例におけるハードディスクの認証システムの概要を説明する図である。ハードディスク10は、マスター側の電子装置30と一対一の関係にあり、認証を受けた場合を除き、マスター側の電子装置30以外においてハードディスク10を使用することはできない。
スレーブ側の電子装置40は、マスター側の電子装置30から取り外されたハードディスク10が接続されたとき、当該ハードディスク10を認証し、それを使用する。スレーブ側の電子装置40によって与えることができるハードディスクの認証は1つであり、言い換えれば、1台のハードディスク10に認証を与えた後は、他のハードディスクに対して認証を与えることはできない。ハードディスクが未認証のとき、あるいはハードディスクを認証することができないとき、ハードディスクの一切の使用が禁止される。すなわち、ハードディスク10の内容の閲覧や編集等の処理を行うことができない。スレーブ側の電子装置40には、ハードディスクを認証するためのソフトウエアが予めインストールされ、当該ソフトウエアにより認証が実行される。
スレーブ側の電子装置40によって与えられた認証は、マスター側の電子装置30によってのみ解除することができる。このような関係から、電子装置をマスターとスレーブで区別している。認証が解除された場合、ハードディスク10は、他のスレーブ側の電子装置40nにより認証を受けることが可能となる。
マスター側の電子装置30をオーディオシステム1、スレーブ側の電子装置40をパーソナルコンピュータ(PC)としたときの認証方式を説明する。図3は、PCにおける認証動作を示す機能ブロック図である。PCの認証機能は、ハードディスク10が認証を既に受けているのか否か(認証の有無)を検出する認証検出部42、ハードディスクの認証に必要なデータを保持する認証データ保持部44、認証検出部42からの検出データと認証データ保持部46からの認証データとを比較する比較部46、比較結果に基づき読み書き(R/W)制御部50と認証データ保持部44とを制御する認証制御部48、ハードディスク10をアクセスしデータの読み書きを行う読み書き制御部50を含んでいる。
次にハードディスクの認証動作を図4のフローチャートを参照して説明する。PCにハードディスク10が接続されると(ステップS101)、認証検出部42は、ハードディスク10が認証済みであるか否かを検出する(ステップS102)。好ましくは、ハードディスク10には、図5(a)に示すように、認証の有無を判別するための認証判別データ10a(例えば「1」が認証済み、「0」が未認証)と、ハードディスクに固有のデータ(例えば、シリアル番号)10bとが記憶されており、認証検出部42はこれらのデータの読取りを行う。
次に、比較部46は、認証検出部42から得られた検出結果に基づきハードディスク10が認証済みである場合には(ステップS103)、その検出された固有データ10bと認証データ保持部44に保持された認証データとを比較する(ステップS104)。認証データ保持部44は、図5(b)に示すように、認証を許可したか否かを判別する認証許可データ44aと、それに対応する固有データ44bを保持している。認証許可データが「1」のとき、PCにおいて既に1台のハードディスクに対して認証が許可されており、「0」のとき、PCにおいて未だハードディスクの認証が許可されていないことを示す。認証が許可されている場合には、許可したハードディスクの固有データ(例えば、シリアル番号)が記憶されている。
認証制御部48は、ハードディスクのシリアル番号と認証データ保持部のシリアル番号とが一致することを示す信号を受け取ったとき、接続されたハードディスク10が当該PCにより認証したハードディスクであると判定する(ステップS106)。そして、認証制御部48から読み書き制御部50に対してハードディスク10へのアクセスの許可を示す信号が出力される(ステップS107)。シリアル番号が不一致であることを示す信号を受け取った場合には、接続されたハードディスクが当該PCの認証外のハードディスクであると判定し(ステップS108)、読み書き制御部50に対してハードディスク10へのアクセスを禁止するアクセス禁止信号を出力する(ステップS109)。
一方、ハードディスク10が未認証である場合には、比較部46から認証制御部48に対してシリアル番号(固有データ10b)が出力される(ステップS110)。認証制御部48は、シリアルデータを受け取ったとき、接続されたハードディスクを強制的に認証すべき1台目のハードディスクであると判定し(ステップS111)、認証データ保持部44の認証データを、認証無し「0」から認証有り「1」に書き換えるとともに、そのシリアル番号を書き込む(ステップS112)。さらに、認証制御部48は、読み書き制御部50を介してハードディスク10に対して、認証判別データ10aを、認証無し「0」から認証有り「1」に書き換える(ステップS113)。これによって、ハードディスク10に対する認証が与えられたことになる。
図6はオーディオシステム(マスター側電子装置)における認証解除を行うための機能ブロック図である。認証解除機能は、ハードディスク10の識別を行うハードディスク識別部52、認証解除を示す入力をユーザから受け取る解除入力部54、ハードディスク識別部52からの識別データおよび解除入力に基づき認証の解除を設定する認証解除制御部56、認証解除制御部56からの指示に従いハードディスク10への読み書きを制御する読み書き制御部58を有する。
次に、ハードディスクの認証解除動作を図7のフローチャートを参照して説明する。オーディオシステムにハードディスク10が接続されると(ステップS201)、ハードディスク識別部52は、ハードディスク10の識別を行う(ステップS202)。好ましくは、ハードディスクに固有のデータであるシリアル番号を読取ることでハードディスクの識別を行う。
ユーザがハードディスク10の認証の解除を望むとき、ユーザ入力部12を介して認証解除の指示が入力され、これが解除入力部54に受け取られる(ステップS203)。解除設定部56は、ハードディスク識別部52からのシリアル番号が予め登録されたシリアル番号に一致するか否かを比較し(ステップS204)、一致する場合には、解除入力部54からの認証解除の指示を有効と判定し(ステップS205)、読み書き制御部58を介して認証判別データ10aを認証有り「1」から認証無し「0」に書き換える(ステップS206)。
シリアル番号が一致しない場合には、ハードディスク10は当該オーディオシステムにおいて使用可能なハードディスクではないので、認証解除の指示は無効であると判定し(ステップS207)、解除制御部56から読み書き制御部58を介しての認証判別データの書き換えは行われない(ステップS208)。
認証解除されたハードディスク10を新たにPCに接続すると、認証検出部42によって認証判別データが認証無しであることの検出が行われ、比較部46からハードディスク10のシリアル番号が出力される。このため、PCにおいて認証すべき1台目のハードディスクと判定され、認証データ保持部44の固有データ44bにハードディスク10のシリアル番号が書き換えられる。
このように本実施例によれば、一旦認証を受けたハードディスクの認証をマスター側のオーディオシステムにおいて解除する機能を設けたので、ハードディスクを他のPCに接続して利用することが可能となる。このため、ユーザがPCを買い替えたり、複数のPCを所有している場合であっても、ハードディスクの認証を適宜行うことができ、利便性の向上を図ることができる。
次に、第2の実施例による認証方式ついて説明する。第1の実施例では、認証のためにハードディスクの固有データを用いたが、第2の実施例では、PCの固有データを認証に用いる。PCの固有データは、例えば、PCのシリアル番号である。
ハードディスク10がPCに接続されたとき、認証判別データに基づき認証無し(「0」のとき)を検出した場合、認証制御部48によりPCのシリアル番号を認証データ保持部44の固有データ44bとハードディスク10の固有データ10bに書き込む。一方、認証有り(「1」のとき)を検出した場合、ハードディスク10に記憶されたPCのシリアル番号と認証データ保持部44のPCのシリアル番号とが一致するか否かを比較し、一致した場合にのみハードディスク10へのアクセスを許可するようにする。シリアル番号が一致しないときは、認証外のハードディスクであると判定し、一切のアクセスを禁止するようにしてもよい。
次に、第3の実施例による認証方式を図8に示す。第3の実施例では、ハードディスク10がPC60に接続されとき、ハードディスク10にPCのシリアル番号が書き込まれていない場合には、ハードディスク10を未認証のハードディスクであると判定し、これに当該PC60のシリアル番号を書き込み、ハードディスク10を認証する。PC60以外のシリアル番号が書き込まれたハードディスク12が接続された場合には、ハードディスク12を認証外と判定する。
一方、認証を解除する場合には、オーディオシステム1において、ハードディスク10に記憶されたPCのシリアル番号を消去することで認証の解除を行う。オーディオシステム1とハードディスク10との一義的な関係は、ハードディスク10のシリアル番号を用いる。このように、ハードディスク10に認証のためのデータを付与するだけで、認証および認証の解除を行うようにしてもよい。但し、本実施例の場合、PC60からのシリアル番号の書き込みがあれば、複数のハードディスクの認証が可能となるので、PC60において、シリアル番号を認証する回数等に制限を設けるようにしてもよい。
第4の実施例による認証方式を図9に示す。第4の実施例では、ハードディスク10がPC70に接続されたとき、ハードディスク10にパスワードが書き込まれていない場合、当該ハードディスク10を未認証のハードディスクであると判定し、これにパスワードを書き込み、ハードディスク10を認証する。PC70に対して異なるパスワードが書き込まれたハードディスク12が接続された場合には、ハードディスク12を認証外と判定する。認証を解除する場合には、オーディオシステム1において、ハードディスク10に記憶されたパスワードを消去することで認証の解除を行う。オーディオシステム1とハードディスク10との一義的な関係は、ハードディスク10のシリアル番号を用いることができる。この場合にも、PC70においてパスワードを付与する回数を制限することで、認証されるハードディスクの数を限定することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例では、着脱可能な記録媒体としてハードディスクを例に用いたが、これ以外にも、書き換え可能な記録媒体であれば半導体メモリや磁気記録媒体等であってもよい。
さらに上記実施例では、マスター側の電子装置としてオーディオシステム、スレーブ側の電子装置としてPCを例にしたが、これに限定されるものではなく、外部記録媒体を接続しこれを使用し得る電子装置であればよい。また、本明細書で用いる装置は、限定的に解釈されるものではなく、複数の装置が接続されたシステム等を含む広い概念である。
本発明に係る外部記録装置の認証方式は、ハードディスク等の記録装置を着脱可能な電子装置、例えば、パーソナルコンピュータ、オーディオまたはビデオシステム、ナビゲーションシステム、家電システム等において利用することができる。
本発明の実施例に係るオーディオシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る認証方式の概要を説明する図である。 PC(スレーブ側の電子装置)における認証機能を示すブロック図である。 第1の実施例におけるハードディスクの認証動作を説明するフローチャートである。 図5(a)はハードディスクに記憶される認証判別データ、図5(b)は認証データ保持部の内容を説明する図である。 オーディオシステム(マスター側の電子装置)における認証解除機能を示すブロック図である。 第1の実施例におけるハードディスクの認証解除の動作を説明するフローチャートである。 第3の実施例による認証方式を説明する図である。 第4の実施例による認証方式を説明する図である。 従来の認証方式を説明する図である。
符号の説明
1:オーディオシステム 10:ハードディスク
30:マスター側の電子装置 40:スレーブ側の電子装置
42:認証検出部 44:認証データ保持部
46:比較部 48:認証制御部
50:読み書き制御部 52:HD識別部
54:解除入力部 56:解除設定部
58:読み書き制御部

Claims (11)

  1. マスター側の電子装置から着脱可能な外部記録媒体をスレーブ側の電子装置において認証する認証システムであって、
    外部記録媒体は、認証済みか否かを判別する認証判別データおよび当該外部記録媒体の固有データとを有し、
    外部記録媒体がスレーブ側の電子装置に接続されたとき、スレーブ側の電子装置は、当該外部記録媒体の認証を行う認証手段を有し、スレーブ側の電子装置は、単一の外部記録媒体のみを認証可能であり、
    スレーブ側の電子装置によって認証された外部記録媒体がマスター側の電子装置に接続されたとき、マスター側の電子装置は、当該外部記録媒体の認証を解除するための解除手段を有し、
    前記認証手段は、前記認証判別データに基づき外部記録媒体が認証済みか否かを検出する認証検出部と、
    外部記録媒体に認証を既に与えたか否かを示す認証許可データおよび認証済みの場合には当該外部記録媒体の固有データを保持する認証データ保持部と、
    前記認証検出部により検出された固有データと前記認証データ保持部に保持された固有データとを比較する比較部と、
    認証検出部により外部記録媒体が認証済みであることが検出されたとき、前記比較部により固有データが一致した場合には、外部記録媒体が当該スレーブ側の電子装置によって認証されたものであると判定し、一致しない場合には外部記録媒体が当該スレーブ側の電子装置によって認証されたものでないと判定し、認証されたものと判定された場合に外部記録媒体へのアクセスを許可する認証制御部とを有し、
    前記認証制御部はさらに、前記認証検出部により外部記録媒体が未認証であることが検出されたとき、前記認証判別データを認証済みに書き換え、かつ前記認証データ保持部の認証許可データを認証済みに書き換えるとともに外部記録媒体の固有データを書き込み、外部記録媒体を認証する、
    外部記録媒体の認証システム。
  2. 前記解除手段は、前記認証判別データを未認証に書き換えることで外部記録媒体の認証を解除行う、請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記解除手段は、前記固有データに基づき認証を解除すべきか否かを判定する、請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記固有データは、外部記録媒体のシリアル番号である、請求項1に記載の認証システム。
  5. 前記マスター側の電子装置は、車載用オーディオ装置であり、前記スレーブ側の電子装置は、パーソナルコンピュータである、請求項1ないし4いずれか1つに記載の認証システム。
  6. マスター側の電子装置から着脱可能な外部記録媒体をスレーブ側の電子装置において認証する方法であって、外部記録媒体は、認証済みか否かを判別する認証判別データおよび当該外部記録媒体の固有データとを有し、スレーブ側の電子装置は、外部記録媒体に認証を既に与えたか否かを示す認証許可データおよび認証済みの場合には当該外部記録媒体の固有データを保持しており、スレーブ側の電子装置は、単一の外部記録媒体のみを認証可能である、前記認証方法は、
    スレーブ側の電子装置に外部記録媒体が接続されたとき、外部記録媒体に保持されている認証済みか否かを判別する認証判別データに基づき外部記録媒体が認証済みか否かを検出し、
    外部記録媒体が認証済みであることが検出されたとき、外部記録媒体に保持された前記固有データと前記スレーブ側の電子装置に保持された固有データとを比較し、両固有データが一致したとき外部記録媒体がスレーブ側の電子装置によって認証されたものであると判定し、両固有データが一致しないとき外部記録媒体が当該スレーブ側の電子装置によって認証されたものでないと判定し、
    認証されたものと判定された場合に外部記録媒体へのアクセスを許可し、
    外部記録媒体が未認証であることが検出されたとき、前記認証判別データを認証済みに書き換え、かつスレーブ側の電子装置の認証許可データを認証済みに書き換えるとともに外部記録媒体の固有データを書き込み、外部記録媒体を認証し、
    認証された外部記録媒体がマスター側の電子装置に接続されたとき、解除入力に応答して前記認証判別データを未認証にすることで外部記録媒体の認証を解除する、認証方法。
  7. 前記固有データは、外部記録媒体のシリアル番号である、請求項6に記載の認証方法。
  8. 前記マスター側の電子装置は、車載用オーディオ装置であり、前記スレーブ側の電子装置は、パーソナルコンピュータである、請求項6または7記載の認証方法。
  9. マスター側の電子装置によってのみ認証の解除が可能な外部記録媒体を着脱可能であり、当該外部記録媒体の認証を行う機能を備えた電子装置であって、
    電子装置は、単一の外部記録媒体のみを認証可能であり、
    外部記録媒体が認証済みか否かを判別する認証判別データおよび当該外部記録媒体の固有データを保持する外部記録媒体が接続されたとき、前記認証判別データを参照し、外部記録媒体が認証済みであるか否かを検出する認証検出手段と、
    外部記録媒体に認証を既に与えたか否かを示す認証許可データおよび認証済みの場合には当該外部記録媒体の固有データを保持する認証データ保持手段と、
    外部記録媒体が認証済みであると検出されたとき、外部記録媒体に保持された固有データと前記認証データ保持手段によって保持された固有データとを比較して外部記録媒体が当該電子装置によって認証されたものであるか否かを判定する判定手段と、
    両固有データが一致し外部記録媒体が当該電子装置によって認証されたものであると判定された場合、外部記録媒体へのアクセスを許可し、両固有データが一致せずに認証されたものでないと判定された場合、外部記録媒体へのアクセスを禁止する制御手段とを有し、
    さらに前記制御手段は、前記認証検出手段により外部記録媒体が未認証であることが検出されたとき、前記認証判別データを認証済みに書き換え、かつ前記認証データ保持手段の前記認証許可データを認証済みに書き換えるとともに外部記録媒体の固有データを書込み、外部記録媒体を認証する、
    電子装置。
  10. 前記固有データは、外部記録媒体のシリアル番号である、請求項9に記載の電子装置。
  11. 前記電子装置は、車載用オーディオ装置である、請求項9または10に記載の電子装置。
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