JP4206175B2

JP4206175B2 - Beverage dispenser

Info

Publication number: JP4206175B2
Application number: JP21965199A
Authority: JP
Inventors: 猶太天野; 文誉斉藤
Original assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Current assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date: 1999-08-03
Filing date: 1999-08-03
Publication date: 2009-01-07
Anticipated expiration: 2019-08-03
Also published as: JP2001043439A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、混合容器内に供給された粉末原料と飲用液とを撹拌混合して飲料を生成するタイプの飲料ディスペンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の飲料ディスペンサとしては、粉末茶を用いた給茶機が知られている。このタイプの給茶機は、混合容器内に湯（または冷水）と粉末茶とを供給し、混合容器内に装備した撹拌羽根で混合することによりお茶（または冷茶）を生成して、底部の注出口から注出するようになっている。
ここで、混合容器内は適宜に洗浄する必要があり、特に撹拌羽根には粉末茶が付着しやすいので取り外して洗浄することが望ましい。そのため従来では、混合容器が、容器本体に対してその前壁を構成する前面カバーが取り外し可能に設けられた構造となっていて、洗浄時には前面カバーを外して撹拌羽根が外部に外せるようになっていた。
なお、このような構造の混合容器は、例えば実開昭６２−１０５５８４号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものでは、容器本体の前壁の全域に当たる大きな前面カバーを着脱せねばならないので、係止部分が多い等で着脱が結構面倒であった。またシールする場合は、前面カバーの裏面の周縁に切った溝にパッキンを嵌めて、これを容器本体の開口縁に押し付ける構造を取る必要があり、シールする部分が広範囲となることに加えて、パッキンを全域にわたって良好に密着させることが難しいために水洩れが生じやすいという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決すべく完成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、混合容器内に供給された粉末原料と飲用液とを混合して飲料を生成し、この混合容器の底壁に下向きに設けられた注出口から注出するようにした飲料ディスペンサにおいて、前記混合容器は前記底壁が正面半円形に凹み形成され、この混合容器内の底部には、撹拌羽根が水平軸回りの回転可能にかつ前方からの抜き差し可能に装備されるとともに、前記混合容器の前面における前記撹拌羽根の前方に対応する位置には、前記底壁を構成する半円よりも一回り大きな円筒形をなして前記撹拌羽根を挿通可能な出入口が形成され、この出入口に、同出入口にほぼ緊密に嵌合する円形のキャップが着脱可能に嵌着されて、このキャップの周面に前記出入口の内周に密着するシールリングが装着されており、かつ前記底壁には、前記出入口の下部側の周壁の内周面と面一に溝底を有する正面円弧形をなす挿入溝が前面に開口して形成されて、この挿入溝に前記注出口が開口され、前記挿入溝には、フィルタが設けられた正面円弧形をなすフィルタホルダが、前面からの抜き差し可能に装着されている構成としたところに特徴を有する。
【０００５】
【発明の作用及び効果】
撹拌羽根の取り付けと取り外しとは、出入口のキャップを外して行われる。混合容器の前面に、撹拌羽根の着脱専用の比較的小さな出入口を形成して、そこにキャップを着脱する構造としたから、キャップ自体の着脱操作が簡単にできる。また、シールする部分は出入口の周面といった少ない領域で済み、しかも円周面同士の間にシールリングを介在させてシールを取ることができるから、水漏れを簡単にかつより確実に防止することができる。また、フィルタホルダも挿入溝に沿って外部に取り出すことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を給茶機に適用した一実施形態について添付図面に基づいて説明する。
まず、図１により給茶機本体１１の全体構造を説明する。この給茶機本体１１は縦長の矩形箱状に形成され、その前面には揺動開閉可能な扉１２が設けられている。また前面の下部には、お茶（または冷茶）を受けるコップＡを載置するための載置部１３が、前方に開口して設けられている。
【０００７】
給茶機本体１１内の上部位置には、粉末茶Ｔが貯留されるキャニスタ１４等が設けられ、中段位置には、詳しくは後記する混合容器１５が設けられている。キャニスタ１４は前面側が下方に行くほど窄まる形状であり、その前面の下端部には前方に突出する放出口１６が設けられている。この放出口１６は、先端が鉤形となって下面に開口しており、先端側の上面側も開口されている。また、この放出口１６の先端の上面開口部の上方には、湿気を除去するためのヒータ１７が配設されている。
放出口１６内には、定量放出装置であるスクリュ装置１８が設けられており、貯留されている粉末茶Ｔを定量ずつ放出できるようになっている。この放出口１６から放出された粉末茶Ｔは、上下方向に延びる角筒状のシュータ１９を通して上記の混合容器１５内に落下するようになっている。
【０００８】
給茶機本体１１の後面側には給液管２１が設けられており、この給液管２１の先端部が混合容器１５に接続され、バルブ２２を介して湯（または冷水）を供給するようになっている。これらのキャニスタ１４、シュータ１９、混合容器１５及び給液管２１等は、図２及び図３に示すように、給茶機本体１１内に横方向に並んで２組が設けられており、それぞれ種類の異なるお茶を生成できるようになっている。
【０００９】
続いて、混合容器１５について詳細に説明する。この混合容器１５は例えば合成樹脂材から形成され、図５にも示すように、全体としてやや縦長で、上端部が後方に向けて張り出した上面開放の箱状をなしており、その上面開口には、蓋２４が着脱可能に被着されている。
そして、上記したシュータ１９の下端部が、蓋２４の手前側に開口された接続口２５Ａに嵌合されているとともに、給液管２１の先端部が、蓋２４の奥側に開口された接続口２５Ｂに嵌合されている。なお、混合容器１５の張り出した部分の底面の途中位置には、蒸気抜きパイプを兼用するオーバフローパイプ２６が設けられ、その下方への突出端がダクト２７と接続されている（図１参照）。
【００１０】
混合容器１５の底壁１５Ａは、正面から見て半円形状に湾曲して形成されている。ただし、底壁１５Ａにおける幅方向の中央部では、図３の右側に示すように、一段下がった段付き状に形成され、この下がった部分によりフィルタホルダ４２の挿入溝２８が形成されている。
この混合容器１５の底部の奥壁における上記した半円の中心からは、支持軸３０が前方に向けて水平に突設され、この支持軸３０に、インペラ３１が前方から抜き差し可能にかつ回転可能に支持されるようになっている。このインペラ３１は、磁石３２を埋設した円盤３３の前面に２枚の羽根３４を１８０度間隔で設けた形状であって、図１に示すように、混合容器１５の背面に設けられたモータ３６の回転力がマグネットカップリング３７を介して伝達され、支持軸３０回りに回転駆動されるようになっている。
【００１１】
混合容器１５の一段下がった底壁１５Ａ（挿入溝２８）には、注出口３９が下方に突出して形成されている。注出口３９の下端には注出ホース４０が接続され、コップＡの載置位置の直上に導かれている。また、上記した挿入溝２８には、フィルタホルダ４２が前面側からの抜き差し可能に装着されている。フィルタホルダ４２は、図６に示すように、挿入溝２８と対応した正面円弧形に形成され、その上面には方形状の凹部４３が形成され、さらにその凹部４３の中心部に、注出口３９と整合した円形孔４４が開口されている。凹部４３には、例えばステンレス網からなる方形状のフィルタ４５が着脱可能に敷かれている。
したがって、フィルタホルダ４２を挿入溝２８に装着すると、注出口３９の上面がフィルタ４５で覆われることになる。
【００１２】
さて、混合容器１５の前面の下端部には、インペラ３１を出し入れ可能な出入口５０が形成されている。この出入口５０は詳細には、上記の底壁１５Ａを構成する半円よりも一回り大きな円筒形に形成されている。なお、挿入溝２８の形成された部分では、出入口５０の周壁の奥側に延びた円弧形の部分が底壁１５Ａを構成していることになる。
上記の出入口５０にはキャップ６０が着脱可能に装着されている。
【００１３】
このキャップ６０は、図５，図６等に示すように、出入口５０の内側にほぼ緊密に嵌合する円筒部６１の内側の端面に密閉板６２が張られるとともに、外側の周縁にフランジ６３が全周にわたって設けられた形状に形成されている。キャップ６０の円筒部６１の外周面には、シールリング６５が嵌着可能な装着溝６４が全周にわたって形成されている。この装着溝６４の内側（図５の右側）の側壁の一定長さの領域には、図７に詳細に示すように切欠溝６６が形成されている。なお、装着溝６４の側壁や切欠溝６６の角の部分には、シールリング６５に傷を付けないように丸みが付けられている。
【００１４】
キャップ６０の外側の面には、径方向を向いた板状の摘み６７が突設されているとともに、密閉板６２の中心には、上記した支持軸３０と同心に対向してインペラ３１を押さえる押さえ軸６９が突設されている。
また、上記したフランジ６３の外周縁には、図６に示すように、上記の摘み６７の両端と対応した位置に、一対の係止爪７０がさらに突設されている。各係止爪７０の時計回り方向の前端面は、先下がりの傾斜面７１とされている。
【００１５】
一方、上記した出入口５０は、図７に示すように、上半周で突出端面５１の幅が広く形成されている。この出入口５０の中心を挟んだ左右両側には、一対の係止部５２がさらに手前側並びに外側に張り出し形成されている。各係止部５２の内面には、上記した突出端面５１から連なる円弧形の係止溝５３が形成されている。各係止溝５３は、正面から見た時計回り方向の後端側が開口して導入口５４となっており、時計回り方向の前端側が行き止まり状となってストッパ壁５５となっている。上記の導入口５４の天井面は、ガイド用に開口端側に向けて先拡がりとなった傾斜面５４Ａとなっている。
また、出入口５０の突出端面５１の上半分の領域における外周側には、さらに手前側に突出した突壁５７が形成されている。この突壁５７は、図７の左側の端部については、係止部５２と連なっているが、右側の端部では、係止部５２との間に所定の隙間５８が開けられている。また、突壁５７の右側の端部では、反時計回り方向に上り勾配となった脱外用のガイド面５９が形成されている。
【００１６】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
混合容器１５では、フィルタ４５を敷いたフィルタホルダ４２が挿入溝２８に差し込まれる。それとともに、インペラ３１が出入口５０を通して挿入され、支持軸３０に差し込まれる。続いて、出入口５０にキャップ６０が取り付けられる。その場合は、まず装着溝６４にシールリング６５を嵌着したのち、摘み６７を摘んで、一方の係止爪７０が、突壁５７のガイド面５９と隣り合う係止部５２の間の隙間５８に位置するような姿勢として、キャップ６０を出入口５０に向けて嵌め込む。
キャップ６０の円筒部６１は、シールリング６５を弾縮させつつ、フランジ６３が出入口５０の突出端面５１に突き当たるまで押し込まれ、一方の係止爪７０は、突壁５７のガイド面５９と係止部５２との間において突出端面５１の幅広部分に当たり、他方の係止爪７０は、もう一方の係止部５２の時計回り方向の手前側で、突出端面５１から外方へ突出した状態となる。
【００１７】
続いて、キャップ６０を正面から見た時計回り方向に回動させると、係止爪７０が導入口５４から係止部５２の係止溝５３内に回り込む。このとき、係止爪７０の回動方向の先端には傾斜面７１が形成されているとともに、導入口５４も開口端側が広げられているから、係止爪７０の係止溝５３への導入はスムーズに行われる。係止爪７０の先端が係止溝５３の奥のストッパ壁５５に当たったところで回動操作が停止され、キャップ６０が出入口５０に対して抜け止め状態で取り付けられる。このとき、キャップ６０の円筒部６１の外周に嵌着されたシールリング６５が出入口５０の内周面の全周にわたって弾縮して密着されることで、水密状にシールされる。また、キャップ６０の内面に突設された押さえ軸６９がインペラ３１の前面の中心を押さえ、支持軸３０とともにインペラ３１を前後から挟んだ状態で支持する。
【００１８】
このような状態で注出スイッチをオン操作すると、キャニスタ１４に設けられたスクリュ装置１８が所定時間だけ駆動され、放出口１６から所定量の粉末茶Ｔが放出され、シュータ１９を通って落下して混合容器１５に供給される。それとともにバルブ２２が所定時間だけ開放され、所定量の湯（あるいは冷水）が給液管２１から供給される。また、モータ３６が起動されることによりインペラ３１が回転駆動され、混合容器１５内に供給された湯と粉末茶Ｔとが撹拌混合され、湯に粉末茶Ｔが溶解してお茶が生成される。この生成されたお茶は、溶け切らない粉末茶Ｔや異物などがフィルタ４５により漉されて取り除かれた状態で、円形孔４４を通って注出口３９から注出され、注出ホース４０を通って載置部１３に載せられたコップＡに注がれる。
【００１９】
上記ような注出動作が繰り返し行われると、混合容器１５の内面は溶け残った粉末茶Ｔや茶渋、水垢などにより次第に汚れ、特にインペラ３１が汚れやすく、また粉末茶Ｔの溶け残りや水垢などによりフィルタ４５も次第に目詰まりしてくる。そこで、混合容器１５内の洗浄を行う。その場合は扉１２を開け、まずシュータ１９を取り外す。次に、図６にも示すように、蓋２４を傾けながら外し、注出ホース４０も外す。
【００２０】
続いて、摘み６７を摘んでキャップ６０を正面から見た反時計回り方向に回動すると、係止爪７０は係止溝５３から抜け出る。さらに同方向に回動すると、一方の係止爪７０が突壁５７のガイド面５９で案内されつつ突壁５７の突出端に乗り上げ、これに伴いキャップ６０の円筒部６１が出入口５０から手前に自動的に引き出される。したがってキャップ６０はスムーズに出入口５０から外される。そうしたら、出入口５０から手を入れてインペラ３１を支持軸３０から抜き取り、外部においてインペラ３１を水洗い等により洗浄すればよい。
また、フィルタホルダ４２も挿入溝２８に沿って外部に取り出せるので、そうしたら、フィルタ４５をフィルタホルダ４２から外して、フィルタ４５を洗浄したりあるいは交換を行う。フィルタホルダ４２を外すことで注出口３９も露出されるから、出入口５０を利用して注出口３９を入念に洗浄することができる。
【００２１】
なお、シールリング６５の交換を行う場合は、装着溝６４の切欠溝６６から指を入れ、シールリング６５を掬うようにして広げながら簡単に外すことができる。洗浄が完了したら、上記の取り外しの場合と逆の手順によって、フィルタ４５並びにフィルタホルダ４２、インペラ３１を装着し、さらにはキャップ６０等を装着すればよい。
【００２２】
以上説明したように本実施形態によれば、混合容器１５の前面にインペラ３１の抜き差し専用の比較的小さな出入口５０を形成して、そこにキャップ６０を着脱する構造としたから、インペラ３１を前面側から簡単に抜き差しできるとともに、キャップ６０自体の着脱操作が簡単にできる。また、キャップ６０の円筒部６１に嵌着したシールリング６５を出入口５０の内周面に密着させるのであるから、高いシール性を得ることができる。シールリング６５は、キャップ６０の装着溝６４に嵌められて支持されているから、キャップ６０を外した際に、シールリング６５が不用意に外れて紛失することがない。一方、装着溝６４には切欠溝６６が切られているから、指等を差し入れることでシールリング６５の交換等は簡単に行える。
【００２３】
キャップ６０の取付構造は、係止爪７０を利用したいわゆるバヨネット方式を採用したから、ねじ込み式のものと比較すると、入り組んだ構造が少なくでき、茶滓等が溜まりにくく衛生的である。係止爪７０を係止する係止部５２を１８０度間隔で２箇所設けたから、簡単な構造でしかも強固な係止力を得ることができる。
また係止爪７０の先端と係止溝５３の導入口５４とにガイド用の傾斜面７１，５４Ａを設けたから、係止爪７０が係止溝５３内にスムーズに導かれる。一方、キャップ６０を取り外し方向に所定角度回動させると、係止爪７０が突壁５７に乗り上げてキャップ６０の円筒部６１が自動的に出入口５０から抜け出てくるから、取り外し作業もスムーズに行うことができる。
【００２４】
＜他の実施形態＞
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
（１）本発明は給茶機に限らず、原料粉末を飲用液に溶解して飲料を得るタイプの飲料ディスペンサ全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る給茶機本体の縦断面図
【図２】混合容器の配設部分の一部切欠平面図
【図３】その正面図
【図４】その側面図
【図５】混合容器の分解断面図
【図６】その分解斜視図
【図７】キャップの装着構造を詳細に示す部分拡大斜視図
【符号の説明】
１５…混合容器１９…シュータ２１…給液管３０…支持軸３１…インペラ（撹拌羽根）３９…注出口５０…出入口５１…突出端面５２…係止部５３…係止溝６０…キャップ６３…フランジ６５…シールリング６７…摘み７０…係止爪Ｔ…粉末茶[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a beverage dispenser of a type that produces a beverage by stirring and mixing a powder raw material and a drinking liquid supplied in a mixing container.
[0002]
[Prior art]
A tea dispenser using powdered tea is known as this type of beverage dispenser. This type of tea supply machine supplies hot water (or cold water) and powdered tea into a mixing container and mixes with a stirring blade equipped in the mixing container to produce tea (or cold tea). It is designed to pour out from the spout.
Here, it is necessary to clean the inside of the mixing container appropriately. In particular, it is desirable to remove and wash the powdered tea since powdered tea easily adheres to the stirring blade. Therefore, conventionally, the mixing container has a structure in which the front cover that constitutes the front wall of the container main body is detachable, and the front blade can be removed and the stirring blade can be removed outside during cleaning. It was.
A mixing container having such a structure is described, for example, in Japanese Utility Model Publication No. 62-105584.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional apparatus, since a large front cover that corresponds to the entire front wall of the container body has to be attached / detached, the attachment / detachment is quite troublesome due to many locking portions. In addition, when sealing, it is necessary to take a structure in which packing is fitted in a groove cut in the peripheral edge of the back surface of the front cover and pressed against the opening edge of the container body. There was a problem that water leakage was likely to occur because it was difficult to make the packing adhere well over the entire area.
The present invention has been completed to solve the above-described problems.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a beverage dispenser in which a powder raw material and a drinking liquid supplied in a mixing container are mixed to produce a beverage, and the beverage is dispensed from a spout provided downward on the bottom wall of the mixing container. The mixing container has a bottom semi-circular concave bottom wall , and a stirring blade is provided at the bottom of the mixing container so as to be rotatable about a horizontal axis and removable from the front. the position corresponding to the front of the stirring blade in the front of the container, said bottom wall forms a large cylindrical slightly larger than a semicircle which constitutes the output capable inserting the stirring blade inlet is formed on the entrance , and a circular cap that substantially closely fitted is fitted detachably in the doorway, the seal ring into close contact with the inner circumference of the entrance to the circumferential surface of this cap and is mounted, and the said bottom wall Is the doorway An insertion groove having a front arc shape having a groove bottom flush with the inner peripheral surface of the lower peripheral wall is formed on the front surface, and the spout is opened in the insertion groove. The filter holder having a front circular arc shape provided with a filter is characterized in that it is configured to be detachable from the front surface .
[0005]
[Action and effect of the invention]
The attachment and removal of the stirring blade is performed by removing the cap at the entrance / exit. Since a relatively small entrance / exit dedicated to the attachment / detachment of the stirring blade is formed on the front surface of the mixing container and the cap is attached / detached there, the attaching / detaching operation of the cap itself can be easily performed. In addition, the area to be sealed is a small area such as the peripheral surface of the entrance / exit, and a seal ring can be interposed between the peripheral surfaces, so that water leakage can be easily and more reliably prevented. Can do. The filter holder can also be taken out along the insertion groove.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a tea machine will be described with reference to the accompanying drawings.
First, the whole structure of the tea machine main body 11 will be described with reference to FIG. The tea machine main body 11 is formed in a vertically long rectangular box shape, and a door 12 that can swing open and close is provided on the front surface thereof. Moreover, the mounting part 13 for mounting the cup A which receives tea (or cold tea) is provided in the lower part of the front surface by opening ahead.
[0007]
A canister 14 in which powdered tea T is stored is provided at an upper position in the tea machine main body 11, and a mixing container 15 described later in detail is provided at a middle position. The canister 14 has a shape that becomes narrower as the front side goes downward, and a discharge port 16 that protrudes forward is provided at a lower end portion of the front side. The discharge port 16 has a bowl-shaped tip and opens on the bottom surface, and the top surface on the tip side is also opened. Further, a heater 17 for removing moisture is disposed above the upper surface opening at the tip of the discharge port 16.
In the discharge port 16, a screw device 18 which is a fixed amount discharge device is provided so that the stored powdered tea T can be discharged quantitatively. The powdered tea T discharged from the discharge port 16 falls into the mixing container 15 through a rectangular tube-like shooter 19 extending in the vertical direction.
[0008]
A liquid supply pipe 21 is provided on the rear side of the tea machine main body 11, and the tip of the liquid supply pipe 21 is connected to the mixing container 15 so that hot water (or cold water) is supplied through the valve 22. It has become. The canister 14, the shooter 19, the mixing container 15, the liquid supply pipe 21 and the like are provided in two sets side by side in the tea machine main body 11, as shown in FIGS. Different types of tea can be produced.
[0009]
Next, the mixing container 15 will be described in detail. The mixing container 15 is formed of, for example, a synthetic resin material, and as shown in FIG. 5, as a whole, the mixing container 15 is slightly vertically long and has a box shape with an open top surface with an upper end projecting rearward. The lid 24 is detachably attached.
The lower end portion of the above shooter 19 is fitted into the connection port 25A opened on the front side of the lid 24, and the tip end portion of the liquid supply pipe 21 is opened on the back side of the lid 24. It is fitted to the mouth 25B. An overflow pipe 26 that also serves as a steam release pipe is provided in the middle of the bottom surface of the overhanging portion of the mixing container 15, and a projecting end thereof is connected to the duct 27 (see FIG. 1).
[0010]
The bottom wall 15A of the mixing container 15 is formed to be curved in a semicircular shape when viewed from the front. However, at the center in the width direction of the bottom wall 15A, as shown on the right side of FIG. 3, it is formed in a stepped shape that is lowered by one step, and the insertion groove 28 of the filter holder 42 is formed by this lowered portion.
From the center of the semicircle described above on the back wall of the bottom of the mixing container 15, a support shaft 30 is projected horizontally toward the front, and an impeller 31 can be inserted into and removed from the support shaft 30 and rotated from the front. Has come to be supported. The impeller 31 has a shape in which two blades 34 are provided at an interval of 180 degrees on the front surface of a disk 33 in which a magnet 32 is embedded, and a motor 36 provided on the back surface of the mixing container 15 as shown in FIG. Is transmitted through the magnet coupling 37 and is driven to rotate around the support shaft 30.
[0011]
A spout 39 is formed on the bottom wall 15 </ b> A (insertion groove 28) that is lowered by one step so as to protrude downward. A pouring hose 40 is connected to the lower end of the pouring port 39 and is led directly above the placement position of the cup A. In addition, a filter holder 42 is attached to the insertion groove 28 so as to be removable from the front side. As shown in FIG. 6, the filter holder 42 is formed in a front circular arc shape corresponding to the insertion groove 28, a rectangular recess 43 is formed on the upper surface thereof, and a spout is formed at the center of the recess 43. A circular hole 44 aligned with 39 is opened. In the recess 43, a rectangular filter 45 made of, for example, a stainless net is detachably laid.
Therefore, when the filter holder 42 is mounted in the insertion groove 28, the upper surface of the spout 39 is covered with the filter 45.
[0012]
An inlet / outlet port 50 through which the impeller 31 can be taken in and out is formed at the lower end of the front surface of the mixing container 15. Specifically, the entrance / exit 50 is formed in a cylindrical shape that is slightly larger than a semicircle constituting the bottom wall 15A. In the portion where the insertion groove 28 is formed, an arc-shaped portion extending to the back side of the peripheral wall of the entrance 50 forms the bottom wall 15A.
A cap 60 is detachably attached to the entrance 50.
[0013]
As shown in FIGS. 5 and 6, the cap 60 has a sealing plate 62 stretched on the inner end face of the cylindrical portion 61 that fits almost tightly inside the entrance / exit 50, and a flange 63 on the outer periphery. It is formed in a shape provided over the entire circumference. On the outer peripheral surface of the cylindrical portion 61 of the cap 60, a mounting groove 64 into which the seal ring 65 can be fitted is formed over the entire circumference. As shown in detail in FIG. 7, a notch groove 66 is formed in a region of a certain length on the side wall on the inner side (right side in FIG. 5) of the mounting groove 64. The side wall of the mounting groove 64 and the corner portion of the notch groove 66 are rounded so as not to damage the seal ring 65.
[0014]
A plate-like knob 67 facing in the radial direction protrudes from the outer surface of the cap 60 and holds the impeller 31 concentrically with the support shaft 30 at the center of the sealing plate 62. A holding shaft 69 is projected.
Further, as shown in FIG. 6, a pair of locking claws 70 are further provided on the outer peripheral edge of the flange 63 at positions corresponding to both ends of the knob 67. The front end surface of each locking claw 70 in the clockwise direction is an inclined surface 71 that is first lowered.
[0015]
On the other hand, as shown in FIG. 7, the aforementioned entrance / exit 50 is formed such that the width of the protruding end face 51 is wide in the upper half circumference. On both the left and right sides of the center of the entrance / exit 50, a pair of locking portions 52 are formed so as to project further toward the front side and the outside. An arc-shaped locking groove 53 that continues from the protruding end surface 51 is formed on the inner surface of each locking portion 52. Each locking groove 53 is open at the rear end side in the clockwise direction when viewed from the front to form an introduction port 54, and forms a stopper wall 55 at the front end side in the clockwise direction as a dead end. The ceiling surface of the introduction port 54 is an inclined surface 54A that is widened toward the opening end side for guide.
Further, a protruding wall 57 protruding further toward the front is formed on the outer peripheral side in the upper half region of the protruding end face 51 of the doorway 50. The protruding wall 57 is connected to the locking portion 52 at the left end in FIG. 7, but a predetermined gap 58 is opened between the protruding wall 57 and the locking portion 52 at the right end. Further, a removal guide surface 59 is formed at the right end of the protruding wall 57 and has an upward slope in the counterclockwise direction.
[0016]
This embodiment has the structure as described above, and the operation thereof will be described subsequently.
In the mixing container 15, the filter holder 42 on which the filter 45 is laid is inserted into the insertion groove 28. At the same time, the impeller 31 is inserted through the entrance 50 and inserted into the support shaft 30. Subsequently, the cap 60 is attached to the entrance 50. In that case, after first fitting the seal ring 65 into the mounting groove 64, the knob 67 is picked, and the gap between the one locking claw 70 and the locking portion 52 adjacent to the guide surface 59 of the protruding wall 57. The cap 60 is fitted toward the entrance / exit 50 so as to be positioned at 58.
The cylindrical portion 61 of the cap 60 is pushed in until the flange 63 abuts against the protruding end surface 51 of the entrance / exit 50 while elastically compressing the seal ring 65, and one locking claw 70 is locked with the guide surface 59 of the protruding wall 57. The other locking claw 70 is in a state of protruding outward from the protruding end surface 51 on the front side in the clockwise direction of the other locking portion 52 between the portion 52 and the wide end portion of the protruding end surface 51. .
[0017]
Subsequently, when the cap 60 is rotated in the clockwise direction as viewed from the front, the locking claw 70 turns from the introduction port 54 into the locking groove 53 of the locking portion 52. At this time, since the inclined surface 71 is formed at the tip of the locking claw 70 in the rotation direction, and the opening 54 is also widened on the opening end side, the locking claw 70 is introduced into the locking groove 53. Is done smoothly. When the tip of the locking claw 70 hits the stopper wall 55 at the back of the locking groove 53, the rotation operation is stopped, and the cap 60 is attached to the doorway 50 in a state of being prevented from coming off. At this time, the seal ring 65 fitted to the outer periphery of the cylindrical portion 61 of the cap 60 is elastically sealed over the entire circumference of the inner peripheral surface of the doorway 50, so that it is sealed in a watertight manner. Further, a pressing shaft 69 protruding from the inner surface of the cap 60 presses the center of the front surface of the impeller 31 and supports the impeller 31 together with the support shaft 30 from the front and rear.
[0018]
When the dispensing switch is turned on in this state, the screw device 18 provided in the canister 14 is driven for a predetermined time, and a predetermined amount of powdered tea T is discharged from the discharge port 16 and falls through the shooter 19. And supplied to the mixing container 15. At the same time, the valve 22 is opened for a predetermined time, and a predetermined amount of hot water (or cold water) is supplied from the liquid supply pipe 21. Moreover, the impeller 31 is rotationally driven by starting the motor 36, the hot water supplied into the mixing container 15 and the powdered tea T are stirred and mixed, and the powdered tea T is dissolved in the hot water to produce tea. . The produced tea is poured from the spout 39 through the circular hole 44 in a state in which the powder tea T or the foreign matter that does not completely melt is crushed and removed by the filter 45, and passes through the spout hose 40. It is poured into the cup A placed on the placing portion 13.
[0019]
When the above-described pouring operation is repeated, the inner surface of the mixing container 15 is gradually soiled by the undissolved powdered tea T, tea astringent, water stains, etc., especially the impeller 31 is easily soiled, and the undissolved powdered tea T and the water stains. As a result, the filter 45 gradually becomes clogged. Therefore, the inside of the mixing container 15 is cleaned. In that case, the door 12 is opened and the shooter 19 is first removed. Next, as shown in FIG. 6, the lid 24 is removed while being inclined, and the dispensing hose 40 is also removed.
[0020]
Subsequently, when the knob 67 is picked and the cap 60 is rotated counterclockwise as viewed from the front, the locking claw 70 comes out of the locking groove 53. When further rotating in the same direction, one locking claw 70 rides on the projecting end of the projecting wall 57 while being guided by the guide surface 59 of the projecting wall 57, and accordingly, the cylindrical portion 61 of the cap 60 moves forward from the doorway 50. It is automatically pulled out. Accordingly, the cap 60 is smoothly removed from the doorway 50. If it does so, a hand may be put in from the entrance / exit 50, the impeller 31 may be extracted from the support shaft 30, and the impeller 31 should just be washed with water etc. outside.
Moreover, since the filter holder 42 can also be taken out along the insertion groove 28, the filter 45 is removed from the filter holder 42 and the filter 45 is cleaned or replaced. Since the spout 39 is also exposed by removing the filter holder 42, the spout 39 can be thoroughly cleaned using the entrance 50.
[0021]
In addition, when exchanging the seal ring 65, a finger can be inserted from the notch groove 66 of the mounting groove 64, and the seal ring 65 can be easily removed while being spread. When the cleaning is completed, the filter 45, the filter holder 42, and the impeller 31 may be attached, and the cap 60 and the like may be attached according to the reverse procedure of the above removal.
[0022]
As described above, according to the present embodiment, since the relatively small entrance / exit 50 dedicated to the insertion / extraction of the impeller 31 is formed on the front surface of the mixing container 15 and the cap 60 is attached / detached thereto, the impeller 31 is mounted on the front surface. It can be easily inserted and removed from the side, and the cap 60 itself can be easily attached and detached. Further, since the seal ring 65 fitted to the cylindrical portion 61 of the cap 60 is brought into close contact with the inner peripheral surface of the entrance / exit 50, high sealing performance can be obtained. Since the seal ring 65 is fitted and supported in the mounting groove 64 of the cap 60, the seal ring 65 is not accidentally detached and lost when the cap 60 is removed. On the other hand, since the notch groove 66 is cut in the mounting groove 64, the seal ring 65 can be easily replaced by inserting a finger or the like.
[0023]
Since the so-called bayonet method using the locking claw 70 is adopted as the mounting structure of the cap 60, the complicated structure can be reduced compared with the screw-in type, and the teacups and the like are less likely to collect and are hygienic. Since two locking portions 52 for locking the locking claws 70 are provided at intervals of 180 degrees, a strong locking force can be obtained with a simple structure.
In addition, since the guide inclined surfaces 71 and 54A are provided at the tip of the locking claw 70 and the introduction port 54 of the locking groove 53, the locking claw 70 is smoothly guided into the locking groove 53. On the other hand, when the cap 60 is rotated by a predetermined angle in the removal direction, the locking claw 70 rides on the protruding wall 57 and the cylindrical portion 61 of the cap 60 automatically comes out of the entrance / exit 50, so that the removal operation is performed smoothly. be able to.
[0024]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, other than the following, within the scope not departing from the gist. Various modifications can be made.
(1) The present invention is not limited to tea machines, and can be widely applied to all types of beverage dispensers in which raw material powder is dissolved in a drinking liquid to obtain a beverage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a tea machine body according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a partially cutaway plan view of an arrangement portion of a mixing container. FIG. 3 is a front view thereof. FIG. 5 is an exploded cross-sectional view of the mixing container. FIG. 6 is an exploded perspective view of the mixing container. FIG. 7 is a partially enlarged perspective view showing the cap mounting structure in detail.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 15 ... Mixing container 19 ... Shooter 21 ... Supply pipe 30 ... Support shaft 31 ... Impeller (stirring blade) 39 ... Outlet 50 ... Outlet / inlet 51 ... Projection end surface 52 ... Locking part 53 ... Locking groove 60 ... Cap 63 ... Flange 65 ... Seal ring 67 ... Pick 70 ... Locking claw T ... Powdered tea

Claims

In the beverage dispenser that mixes the powder raw material supplied in the mixing container and the drinking liquid to produce a beverage, and pours out from the spout provided downward on the bottom wall of the mixing container,
The mixing container has the bottom wall formed in a concave shape in a front semicircular shape, and a stirring blade is provided at the bottom of the mixing container so as to be rotatable about a horizontal axis and detachable from the front. of a position corresponding to the front of the stirring blade in the front, said bottom wall forms a large cylindrical slightly larger than a semicircle which constitutes the output capable inserting the stirring blade inlet is formed, and this doorway, and a circular cap that substantially closely fitted is fitted detachably in the doorway, and the seal ring into close contact with the inner circumference of the entrance to the circumferential surface of this cap is mounted,
The bottom wall is formed with a front circular arc-shaped insertion groove having a groove bottom flush with the inner peripheral surface of the lower peripheral wall of the doorway, and the insertion groove is formed in the insertion groove. A beverage dispenser , wherein an outlet is opened, and a filter holder having a front arc shape provided with a filter is mounted in the insertion groove so as to be removable from the front surface .

A flange facing the protruding end face of the entrance is provided on the periphery of the outer surface of the cap, and a pair of locking claws are provided at an interval of 180 degrees on the outer periphery of the flange. On the protruding end surface, locking portions that are locked to the respective locking claws are provided with an interval of 180 degrees,
Each of the locking portions is formed with a locking groove into which the locking claw can enter as the cap rotates in one direction around the center. 2. The rear end side serves as an introduction port for guiding the locking claw to the locking groove, and a stopper wall for abutting the locking claw is formed on the front end side. Beverage dispenser.

The front end of the locking claw and the introduction port in the locking groove of the locking part are provided with inclined surfaces for abutting each other and guiding the locking claw into the introduction port. The beverage dispenser according to claim 2, characterized in that:

A protruding wall is formed on the protruding end face of the doorway for allowing the cap to rotate after the cap is rotated in the removal direction and the locking claw is removed from the locking portion. 4. A beverage dispenser according to claim 2 or claim 3 characterized by the above.

The mounting groove for the seal ring is formed on the peripheral surface of the cap, and a notch groove is formed on the inner side wall of the mounting groove. The beverage dispenser described in 1.